JP2000127232A - プリフォーム取出装置 - Google Patents

プリフォーム取出装置

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JP2000127232A
JP2000127232A JP31835198A JP31835198A JP2000127232A JP 2000127232 A JP2000127232 A JP 2000127232A JP 31835198 A JP31835198 A JP 31835198A JP 31835198 A JP31835198 A JP 31835198A JP 2000127232 A JP2000127232 A JP 2000127232A
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JP
Japan
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injection molding
take
preform
pitch
plates
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Withdrawn
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JP31835198A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sakurai
篤志 桜井
Akira Machida
昭 町田
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Nissei ASB Machine Co Ltd
Original Assignee
Nissei ASB Machine Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プリフォームを射出成形装置からより短時間
で取り出すことができ、しかも、取出しのハイサイクル
化に伴う衝撃を防止して耐用性を向上させることのでき
るプリフォーム取出装置を提供する。 【解決手段】 射出成形装置42から複数列のプリフォ
ーム36を受け取る複数の取出板106a〜106b
と、取出板106a〜106bの両端をガイドして取出
板106a〜106bを射出成形装置42に対して進退
可能にする取出レール134と、取出板106a〜10
6b間のピッチを変換してプリフォーム36の列間のピ
ッチ変換を行う列ピッチ変換機構と、取出板106a〜
106bを射出成形装置42からのプリフォーム36の
受取位置と射出成形装置42外の取出位置との間で進退
駆動する進退駆動手段121とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリフォーム取出
装置に関し、特に、射出成形装置で射出成形したプリフ
ォームを射出成形装置外に取り出すプリフォーム取出装
置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】本出願人
は、プリフォーム取出装置を有する射出ブロー成形装置
として、特願平9−91451号及び特願平9−116
299号を先に提案している。
【0003】この射出ブロー成形装置は、射出成形ステ
ーション、第1受渡部と、冷却ステーションと、加熱ス
テーションと、第2受渡部と、複数のブロー成形ステー
ションとを搬送方向に沿って直線状に配置している。
【0004】射出成形ステーションでは、射出成形装置
によってプリフォームの搬送方向に対し直交する方向に
わたる1列複数個のプリフォームをプリフォームの搬送
方向に複数列同時に射出成形するようにしている。
【0005】第1受渡部では、プリフォーム取出装置で
射出成形装置で射出成形された複数列のプリフォームを
列方向にわたる複数の取出板により正立状態で受け取
り、この取出板のピッチを変換することで、プリフォー
ムの搬送方向における列間ピッチを狭める列ピッチ変換
を行って射出成形装置外へ取出すようにしている。
【0006】その後、プリフォーム受渡装置の反転機構
で行ピッチ変換及び反転を行って倒立状態で次工程に受
け渡すようにしている。
【0007】また、プリフォーム取出装置では、取出板
の受取位置と取出位置間の進退駆動及び列間ピッチの変
換駆動を長尺のエアシリンダを用いて行うようにすると
共に、取出板間のピッチをストッパロッドの当接で規制
するようにしている。
【0008】このプリフォーム取出装置は、エアシリン
ダによって高速で取出板を進退動させ、同時成形個数の
プリフォームを列ピッチ変換を行いながら一度に取り出
すことができ、プリフォームの取り出しに要する時間を
短縮してハイサイクル化を図った画期的なものである。
【0009】そして、その後も更なる成形効率の向上を
目指してハイサイクル化が望まれている。
【0010】本発明の目的は、プリフォームを射出成形
装置からより短時間で取り出すことができ、しかも、取
出しのハイサイクル化に伴う衝撃を防止して耐用性を向
上させることのできるプリフォーム取出装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
プリフォームの取出方向と直交する方向にわたる1列複
数個のプリフォームを前記プリフォームの取出方向に複
数列同時に射出成形する射出成形装置から、前記複数列
のプリフォームを受け取って前記射出成形装置外へ取り
出すプリフォーム取出装置であって、前記射出成形装置
から前記複数列のプリフォームを受け取る複数の取出板
と、前記取出板の両端をガイドして前記取出板を前記射
出成形装置に対して進退可能にする取出レールと、前記
取出板間のピッチを変換してプリフォームの列間のピッ
チ変換を行う列ピッチ変換機構と、前記取出板を前記射
出成形装置からのプリフォームの受取位置と前記射出成
形装置外の取出位置との間で進退駆動する進退駆動手段
とを有し、前記進退駆動手段は、前記受取位置から取出
位置にわたって設けられ、前記取出板に連結されたボー
ルねじと、前記ボールねじを回転駆動させるサーボモー
タとを有し、前記サーボモータは、前記射出成形装置の
射出成形中に、前記取出板を前進させて前記射出成形装
置直前の待機位置で停止させ、前記射出成形装置の型開
後に射出成形装置へと前進させることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、取出板の進退駆動手段と
して取出板に連結されたボールねじと、ボールねじを回
転駆動するサーボモータとを用い、射出成形装置の射出
成形中に、取出板を前進させて射出成形装置直前の待機
位置で停止させ、射出成形装置の型開後に射出成形装置
へと前進させることにより、型開後に取出板は、待機位
置から受取位置まで侵入するだけでプリフォームの受け
取りができ、それだけプリフォームの受け取りのために
要する時間を短縮してハイサイクル化を実現することが
できる。
【0013】また、射出成形中に取出板を待機位置まで
前進させているので、型開後の前進動作はそれほどの距
離がなく、衝撃も少ない状態とすることができ、耐用性
向上を図ることができる。
【0014】本発明においては、ボールねじは、先端の
取出板に連結されると共に、各取出板は前記列ピッチ変
換機構により連結され、前記列ピッチ変換機構は前記受
取位置で各取出板間のピッチを広く、前記取出位置で各
取出板間のピッチを狭くするようにするとよい。
【0015】このような構成とすることで、射出成形時
の列ピッチを狭めた状態でプリフォームを取り出し、狭
いピッチで次工程に渡すことで、省スペース化を図るこ
とができる。
【0016】また、前記取出板は、前記待機位置で停止
した状態で、各取出板間のピッチが広くされていること
が好ましい。
【0017】このようにすることで、待機位置まではス
ピードを落として前進させて、衝撃が生じないように列
ピッチを変換することができ、しかも、待機位置から受
取位置までは既にピッチが変換されているので、スピー
ドを上げてハイサイクル化を図っても衝撃が生じ難い状
態とすることができる。
【0018】請求項4記載の発明は、プリフォームの取
出方向と直交する方向にわたる1列複数個のプリフォー
ムを前記プリフォームの取出方向に複数列同時に射出成
形する射出成形装置から、前記複数列のプリフォームを
受け取って前記射出成形装置外へ取り出すプリフォーム
取出装置であって、前記射出成形装置から前記複数列の
プリフォームを受け取る複数の取出板と、前記取出板の
両端をガイドして前記取出板を前記射出成形装置に対し
て進退可能にする取出レールと、前記取出板間のピッチ
を変換してプリフォームの列間のピッチ変換を行う列ピ
ッチ変換機構と、前記取出板を前記射出成形装置からの
プリフォームの受取位置と前記射出成形装置外の取出位
置との間で進退駆動する進退駆動手段とを有し、前記進
退駆動手段は、前記受取位置から取出位置にわたって設
けられ、先端の前記取出板に連結されたボールねじと、
前記ボールねじを回転駆動させるサーボモータとを有
し、前記列ピッチ変換機構は、前記各取出板を連結し、
前記受取位置で各取出板間のピッチを広く、前記取出位
置で各取出板間のピッチを狭くする平行リンク機構を有
することを特徴とする。
【0019】本発明によれば、取出板の進退駆動手段と
して先端の取出板に連結されたボールねじと、ボールね
じを回転駆動するサーボモータとを用いることにより、
高速化を図ってハイサイクル化を実現することができ、
しかも、サーボモータは駆動途中で、スピードを上げた
り落としたりすることができるため、衝撃を緩和させる
ことができる。
【0020】また、列ピッチ変換機構に、平行リンク機
構を用いることで、ハイサイクル化に伴う列ピッチ変換
機構の衝撃破壊を防止して耐用性を向上させることがで
きる。
【0021】さらに、列ピッチ変換により、省スペース
化をも図ることができる。
【0022】また、本発明においては、前記平行リンク
機構は、前記各取出板の側面に中央を回転可能に取り付
けられた平行な一対の第1のリンクと、隣接する前記一
対の第1のリンクの上端部または下端部同士を連結する
第2のリンクとを有し、少なくとも両端位置の一対の前
記第1のリンク同士は、前記取出板間のピッチが最も広
くなった際に当接可能にされていることが好ましい。
【0023】このようにすることで、取出板の進退駆動
手段としてボールねじと、サーボモータとを用いること
により、高速化を図ってハイサイクル化を実現すること
ができ、しかも、サーボモータは駆動途中で、スピード
を上げたり落としたりすることができるため、衝撃を緩
和させることができる。
【0024】また、列ピッチ変換機構に、各取出板の側
面に中央を回転可能に取り付けられた平行な一対の第1
のリンクと、隣接する前記一対の第1のリンクの上端部
または下端部同士を連結する第2のリンクとを有する平
行リンク機構を用い、少なくとも両端位置の一対の前記
第1のリンク同士を、前記取出板間のピッチが最も広く
なった際に当接可能にすることで、ハイサイクル化に伴
う列ピッチ変換機構の衝撃破壊を防止して耐用性を向上
させると共に、各取付板間のピッチを正確に規制するこ
とができる。
【0025】さらに、列ピッチ変換により、省スペース
化をも図ることができる。
【0026】この場合、一対の前記第1のリンクには、
前記取出板間のピッチの広がりすぎを防止する第1のス
トッパが設けられていることを特徴とする。
【0027】このようにすることで、各取付板間のピッ
チをより一層正確に規制することができる。
【0028】また、各取出板間のピッチを広げる際に後
端の取出板に当接して前記取出板間のピッチの狭まりを
防止する第2のストッパを設けるようにするとよい。
【0029】このようにすることで、各取付板が先端側
によるのを防止して、各取付板間のピッチをより一層正
確に規制することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1〜図7は、本発明の一実施の形態に係
るプリフォーム取出装置を用いた射出ブロー成形装置の
一部を示す図である。
【0032】この射出ブロー成形装置は、射出成形ステ
ーションと、第1受渡部と、冷却ステーションと、加熱
ステーションと、第2受渡部と、ブロー成形ステーショ
ンとがプリフォームの搬送方向に沿って直線状に配設さ
れた状態となっており、図1は、その射出成形ステーシ
ョン22、第1受渡部24及び冷却ステーション26の
一部の構成を示す側面図、図2はその正面図、図3はそ
の平面図である。
【0033】射出成形ステーション22は、射出装置4
0と接続された射出成形装置42を有し、プリフォーム
36の搬送方向Aと直交する方向Bにわたる1列8個の
プリフォーム36をプリフォーム36の搬送方向Aに4
列同時に射出成形するようになっている。
【0034】射出成形装置42は、図1及び図2に示す
ように、ベッド44に固定された下部型締め板46と、
この下部型締め板46に対し図示せぬ型締めシリンダに
より4本のタイバー48を介し昇降可能にされた上部型
締め板50と、この上部型締め板50上に配置された図
示せぬ各種シリンダ(ストリッパプレート昇降シリン
ダ、離型シリンダ等)と、これら下部型締め板46及び
上部型締め板50の間に設けられた射出成形金型装置5
2とを有する。
【0035】射出成形金型装置52は、上部型締め板5
0をベッド44内に設けられた図示せぬ型締め駆動シリ
ンダの駆動により、タイバー48を介し下降させること
で、図示せぬ射出キャビティ型上に図示せぬネック型固
定板、ストリッパプレート66、射出コア型固定板58
及び射出コア型押さえ板60を重ね合わせ、射出キャビ
ティ型と射出コア型56とネックキャビティ型62とを
型閉し得るようになっている。
【0036】そして、射出装置40から図示せぬホット
ランナーを介し射出キャビティ型のキャビティ内に樹脂
を射出することで、プリフォーム36の搬送方向Aと直
交する方向Bにわたる1列8個のプリフォーム36を4
列同時に射出成形するようになっている。
【0037】このプリフォーム36は、成形しようとす
る容器の大きさに応じてその長さが適宜変更され、射出
キャビティ型と、上部型締め板50のストロークが、プ
リフォーム36の長さに応じて適宜変更されるようにな
っており、図1及び図2の波線で示す位置が上部型締め
板50の最大ストローク時の高さとなっている。
【0038】また、射出成形したプリフォーム36を所
定時間冷却した後、図示せぬ型締め駆動シリンダによ
り、上部型締め板50を上昇させて、射出キャビティ型
からプリフォーム36を離型させ、射出コア型固定板5
8に対しストリッパプレート66を若干下降させること
で、射出コア型56に対しネックキャビティ型62がプ
リフォーム36のネック部を保持した状態でプリフォー
ム36を離型させるようにしている。
【0039】さらに、ストリッパプレート66を下降さ
せることで、図示せぬネックキャビティ型開カムによっ
て、ネックキャビティ型62を型開し、その位置でプリ
フォーム36のネック部がネックキャビティ型62から
開放されて落下し取り出されるようになっている。
【0040】第1受渡部24は、図1〜図3に示すよう
に、射出成形ステーション22から複数列の正立状態の
プリフォーム36を受け取って取出し、冷却ステーショ
ン26に倒立状態で受け渡すもので、その取り出しのた
めのプリフォーム取出装置100と、受け渡しのための
プリフォーム受渡装置102とを備える。
【0041】プリフォーム取出装置100は、プリフォ
ーム36の搬送方向(取出方向)Aと直交する方向Bに
伸びる4枚の取出板106a、106b、106c、1
06dと、取出板106a、106b、106c、10
6dの進退案内を行う取出レール134と、取出板10
6a、106b、106c、106dを進退させる進退
駆動手段121と、これら取出板106a、106b、
106c、106dでそれぞれ1列毎に取り出したプリ
フォーム36の列間ピッチを狭める列ピッチ変換機構1
08とを備える。
【0042】取出板106a、106b、106c、1
06dは、それぞれ射出成形ステーション22における
1列のプリフォーム36間の間隔に対応した間隔でプリ
フォーム36の一部を収容保持可能な8個の筒状の載置
部材112を有している。
【0043】載置部材112は、ネックキャビティ型6
2の下降によりプリフォーム36の一部を収容できる程
度の高さを有しており、射出成形ステーション22から
の退避時にはプリフォーム受取装置102がプリフォー
ム36のネック部付近を容易にかつ確実に保持できるよ
うに、ネック部付近を露出させ、かつプリフォーム36
が傾いたりネック部の位置が変わったりしないように底
部と胴部の少なくとも一部で支えるように構成されてい
る。
【0044】また、戴置部材112は、好ましくはプリ
フォーム36の胴径とほぼ同じ内径を有する筒状が良
い。
【0045】そして、プリフォーム36がネックキャビ
ティ型62から開放されて落下されると、各載置部材1
12内に同時に収容されるようになっている。
【0046】また、この載置部材112は、変更される
プリフォーム36の長さに応じて適宜長さの異なるもの
に交換可能にされている。
【0047】すなわち、載置部材112に支持されるプ
リフォーム36の下端位置はプリフォーム36の長さに
かかわらず、基準面となる射出キャビティ型の上面位置
に対応させ、プリフォーム36が長くなるにしたがって
取出板106a、106b、106c、106dからの
載置部材112の高さが高くなるようになっている。
【0048】取出レール134は、タイバー48間の下
部型締め板46に固定配置された取出レール支持板13
2に支持されて、射出キャビティ型の両脇で、タイバー
48との間に配置され、射出成形ステーション22から
第1受渡部24に延びている。
【0049】そして、取出板106a、106b、10
6c、106dの両端上下部がそれぞれ取出レール13
4に係合して、進退時のガイドにされている。
【0050】進退駆動手段121は、取出板106a、
106b、106c、106dをプリフォーム36の受
取位置と射出成形装置42外の取出位置との間で進退駆
動するもので、上下の取出レール134間で受取位置か
ら取出位置にわたって設けられた一対のボールねじ12
2と、このボールねじ122を回転駆動させるサーボモ
ータ124とを有している。
【0051】各ボールねじ122は、先端の取出板10
6aと連結されると共に、基端にはプーリ126aが設
けられている。
【0052】サーボモータ124は、射出成形ステーシ
ョン22と冷却ステーション26との間に設けられた支
持台130に取り付けられ、図2に示すように、出力軸
に設けられたプーリ126bがボールねじ122のプー
リ126aとベルト128を介して連結されている。
【0053】列ピッチ変換機構108は、各取出板10
6a、106b、106c、106dを連結する平行リ
ンク機構160を有している。
【0054】この平行リンク機構160は、図4に示す
ように、各取出板106a、106b、106c、10
6dの両側面に中央を回転可能に取り付けられたそれぞ
れ一対の第1のリンク162と、隣接する一対の第1の
リンク162の上端部または下端部同士を交互に連結す
る第2のリンク164とを有している。
【0055】このように、各取出板106a、106
b、106c、106dを平行リンク機構160にて連
結することで、先端の取出板106aを進退駆動手段1
21により進退駆動させれば、全ての取出板106a、
106b、106c、106dが進退動することとな
り、しかも、取出位置で取出板106a、106b、1
06c、106d間のピッチを狭く、受取位置で取出板
106a、106b、106c、106d間のピッチを
広くすることができることとなる。
【0056】また、進退駆動手段121にサーボモータ
124及びボールねじ122を用いているため、高速で
取出板106a、106b、106c、106dを進退
動させることができ、ハイサイクル化に寄与することが
でき、成形効率を向上させることができる。
【0057】さらに、列ピッチ変換機構108に平行リ
ンク機構160を用いることで、列ピッチ変換時の列ピ
ッチ変換機構108への衝撃を減少させることができる
こととなる。
【0058】この際、サーボモータ124により、取出
位置から受取位置直前まで取出板106a、106b、
106c、106dを高速で移動させ、そこから速度を
落とすようにすることで、より一層衝撃を少なくして、
衝撃破壊を防止することも可能である。
【0059】あるいは、サーボモータ124により、射
出成形装置42の射出成形中に、取出板106a、10
6b、106c、106dを前進させて、射出成形装置
42直前の待機位置で停止させ、射出成形装置42の型
開後に受取位置へと移動させるようにすることで、型開
後の移動ストロークを短くして、衝撃緩和及びハイサイ
クル化を図ることも可能である。
【0060】この場合、待機位置で停止した状態で、取
出板106a、106b、106c、106d間のピッ
チを広げた状態としておけば、待機位置から受取位置ま
で高速で移動させることができ、より一層のハイサイク
ル化が可能で、しかも、衝撃もほとんど生じない状態に
することができる。
【0061】また、先端及び後端位置の一対の第1のリ
ンク162同士は、取出板106a、106b、106
c、106d間のピッチが最も広がった際に互いに当接
可能にされ、各取付板106a、106b、106c、
106d間のピッチを正確に規制できるようにしてい
る。
【0062】さらに、先端及び後端位置の第1のリンク
162には、第1のストッパとしてショックアブソーバ
166が設けられ、当接時の衝撃緩和と、各取付板10
6a、106b、106c、106d間のピッチをより
正確に規制できるようにしている。
【0063】また、取出レール支持板132上には、各
取出板106a、106b、106c、106d間のピ
ッチを広げる際に、後端の取出板106dに当接して後
端の取出板106dが先端側によるのを防止する第2の
ストッパとしてのショックアブソーバ168が設けら
れ、これにより各取付板106a、106b、106
c、106d間のピッチが狭まるのを防止するようにし
ている。
【0064】なお、この際図示せぬが、ショックアブソ
ーバ168のばねで、後端の取出板106dを後方に付
勢するようにしている。
【0065】プリフォーム受渡装置102は、プリフォ
ーム取出装置100のプリフォーム36を保持して受け
取る保持部材140と、保持部材140の行ピッチ変換
を行う行ピッチ変換機構146と、保持部材140をプ
リフォーム取出装置100側から冷却ステーション26
へと反転させる反転機構104と、保持部材140を昇
降させる昇降機構170とを有している。
【0066】保持部材140は、列ピッチ変換されて取
出位置にある取出板106a、106b、106c、1
06d上のプリフォーム36を同時に保持するもので、
図2に示すように、プリフォーム36に対応して1列8
個で4列設けられている。
【0067】各保持部材140は、対向位置にプリフォ
ーム36を保持する切り欠きのある2枚一組のプリフォ
ーム保持板114からなり、搬送方向Aにおける4個の
プリフォーム保持板114の開閉ロッド(図示せず)に
支持されている。
【0068】また、一組のプリフォーム保持板114
が、それぞれ開閉ロッドの保持部材140間に設けられ
たスプリング(図示せず)によって閉じる方向に付勢さ
れている。
【0069】そして、保持部材開閉シリンダ118によ
り開閉ロッドの端部を押し付けることによって、4個の
保持部材140が同時に開放され、押しつけ力を解除す
ると閉じるようになっている。
【0070】また、この保持部材140は、昇降機構1
70により、プリフォーム36の長さに応じて変化する
プリフォーム36の保持位置Cの高さに対応して高さ可
変にされている。
【0071】行ピッチ変換機構146は、図3に示すよ
うに、各サイドブロック172は、複数の連結板152
で連結されており、その連結板152に掛け渡された複
数のガイドレール154に沿って搬送方向Aに沿う4個
一組の保持部材140を一体に搬送方向と直交する方向
Bに移動可能にしている。
【0072】4個一組の保持部材140は、中央から4
組ずつ左右2組に分けられ、各組の隣接する4個一組の
保持部材140同士が所定のピッチで位置決め可能に図
示せぬガイドロッドによって連結されている。
【0073】そして、左右各組に設けられたロッドレス
シリンダからなる行ピッチ変換シリンダ155によって
左右端位置の4個一組の保持部材140を外側に移動さ
せることで、ガイドロッド154により所定ピッチ、即
ち冷却ステーション26における搬送ピッチに行ピッチ
変換を行い(図2の右半分に行ピッチ変換時の状態を示
している。)、内側に移動させることで左右端側の4個
一組の保持部材140がそれぞれ内側の保持部材140
を押しつけて当接状態とし得るようになっている(図2
の左半分に当接状態を示している。)。なお、内側の4
個一組の保持部材140は、行ピッチ変換時に図示せぬ
ストッパと当接して位置決め可能となっている。また、
この行ピッチ変換動作及び戻り動作は、反転機構104
の反転動作及び戻り動作の途中で行われるようになって
いる。
【0074】このように、プリフォーム取出装置100
において列ピッチ変換機構108により射出成形時のプ
リフォーム36の列ピッチを狭めて取り出し、プリフォ
ーム受渡装置102において列ピッチを狭めたまま行ピ
ッチを冷却ステーション26の搬送ピッチに変換して倒
立状態で受け渡すことにより、冷却ステーション26で
の搬送方向におけるピッチを短くして効率よく搬送する
ことができる。
【0075】反転機構104は、駆動手段としての反転
用モータ142により支持台130上で正逆回転可能に
された回転駆動部材としての反転軸144と、この反転
軸144の両端部付近に一体に設けられて回転可能にさ
れた被回転部材としての回転フレーム136とを有し、
この回転フレーム136に昇降機構170が設けられて
いる。
【0076】昇降機構170は、図1、2、3、5に示
すように、スライド部材としてのスライドプレート17
4と、サイドブロック172と、第1の昇降駆動部材と
しての第1の昇降シリンダ176と、第2の昇降駆動部
材としての第2の昇降シリンダ178とをそれぞれ回転
フレーム136に有している。
【0077】各スライドプレート174は、図1、2に
示すように、スライドプレート174の装置内側に第1
の昇降シリンダ176と、第2の昇降シリンダ178
と、スペーサ188を有し、外側にリニアガイド182
を有している。
【0078】このリニアガイド182は、各回転フレー
ム136に設けたリニアガイドレール180と係合し
て、スライドプレート174を回転フレーム136に対
し昇降可能にしている。
【0079】各サイドブロック172は、各回転フレー
ム136に設けた昇降ガイドロッド156に沿って昇降
可能にされている。
【0080】各第1の昇降シリンダ176のシリンダロ
ッド184は、サイドブロック172に接続されてお
り、シリンダロッド184の駆動により、サイドブロッ
ク172をスライドプレート174に対して接離(昇
降)可能にしている。
【0081】各第2の昇降シリンダ178のシリンダロ
ッド186は、シリンダロッド184とは反対側に延び
て、回転フレーム136の下端に接続されている。
【0082】このシリンダロッド186の駆動により、
回転フレーム136に対して、スライドプレート174
を昇降可能とし、結果として、サイドブロック172も
昇降可能としている。
【0083】また、スライドプレート174に交換可能
に設けられたスペーサ188は、その上側の長さで第1
の昇降シリンダ176のストロークを規定し、下側の長
さで第2の昇降シリンダ178のストロークを規定して
いる。
【0084】より詳細には、スペーサ188の上端は、
サイドブロック172に設けられたショックアブソーバ
190に当接することで、スライドプレート174に対
するサイドブロック172の近接限を設定する。
【0085】スペーサ188の下端は、回転フレーム1
36の下端に設けられたショックアブソーバ191に当
接することで、回転フレーム136に対するスライドプ
レート174の下降限を設定する。
【0086】したがって、このスペーサ188を長さの
違う別のスペーサと交換することによって、第1及び第
2の昇降シリンダ176、178のストロークを自在に
調節することができる。
【0087】このプリフォーム受渡装置102の動作
を、図1を用いて説明する。
【0088】保持部材140の初期位置は、抜取位置D
である。なお、以上及び以下において、昇降や上下の動
きは、この抜取位置Dを基準にして定義する。
【0089】このとき、第2の昇降シリンダ178は、
シリンダロッド186を縮め、回転フレーム136の下
端のショックアブソーバ191にスペーサ188の下端
を当接させている。
【0090】また、第1の昇降シリンダ176は、その
シリンダロッド184を伸ばし、サイドブロック172
を上昇させている。
【0091】この状態から、まず第1に、プリフォーム
取出装置100がプリフォーム36を射出成形ステーシ
ョン22から受取位置に取り出すと、第1の昇降シリン
ダ176がそのシリンダロッド184を縮め、サイドブ
ロック172のショックアブソーバ190をスペーサ1
88に当接させ、保持部材140を保持位置Cに下降さ
せる。
【0092】ここで、保持部材140が、プリフォーム
取出装置100に載置されたプリフォーム36のネック
部を保持する。
【0093】第2に、保持部材140がプリフォーム3
6を保持した状態で、第1の昇降シリンダ176を駆動
させて、抜取位置Dに上昇させる。
【0094】この時点で、プリフォーム取出装置100
の取出板106a〜106dは、射出成形ステーション
22に向けて前進して待機することができる。
【0095】第3に、反転用モータ142により回転フ
レーム136が回転を開始し、第1の昇降シリンダ17
6がそのシリンダロッド184を縮めると同時に、第2
の昇降シリンダ178がそのシリンダロッド186を伸
ばす。
【0096】したがって、回転が完了した時点で、サイ
ドブロック172のショックアブソーバ190はスペー
サ188に当接し、第2の昇降シリンダ178がそのシ
リンダロッド186を伸ばしきった状態で、保持部材1
40が受渡待機位置Eに配置される。
【0097】さらに、このままプリフォーム36を支持
していない搬送部材206が受渡数量揃うのを待つ。
【0098】第4に、第1の昇降シリンダ176がその
シリンダロッド184を伸ばし、プリフォーム36を搬
送部材206に受け渡す(受渡位置F)。
【0099】第5に、第1の昇降シリンダ176がその
シリンダロッド184を縮め、反転用モータ142によ
って回転を開始した後、第1の昇降シリンダ176がそ
のシリンダロッド184を伸ばすと同時に、第2の昇降
シリンダ178がそのシリンダロッド186を縮め、初
期位置である抜取位置Dに保持部材140を配置して、
一連の動作が完了する。
【0100】この動作説明で明らかなように、第1の昇
降シリンダ176のストロークは、プリフォーム36の
抜取動作(C−D)と、受渡動作(E−F)のストロー
クである。
【0101】このストロークは、プリフォーム36を抜
き出すのに十分な、あるいは受け渡すのに十分な長さで
あればよく、したがって、プリフォーム36の長さによ
って可変とすることで、常に最短のストロークに設定す
ることができ、ハイサイクル化を図ることができる。
【0102】なお、図5は、保持部材140が受渡位置
Fにある状態で、この位置で第1及び第2の昇降シリン
ダ176、178は、どの長さのプリフォーム36であ
っても、シリンダロッド184、186が伸びきった状
態となる。
【0103】次に、プリフォームが装置規格における最
大長である場合を図6を参照して説明する。
【0104】最大長のプリフォーム36aの場合には、
図示しない射出キャビティ型の上面と、取出板106に
載置されたプリフォーム36aのネック部の高さが変わ
ってくるので、保持位置C1は装置規格上、最も高い位
置になる。
【0105】さらに、第1の昇降シリンダ176のスト
ロークは、最大長のプリフォーム36aに対応して、第
1の昇降シリンダ176の最大ストロークL1である。
【0106】したがって、抜取位置D1では、第1の昇
降シリンダ176のシリンダロッド184も第2の昇降
シリンダ178のシリンダロッド186も完全に伸びき
った状態、つまり、図5の状態にある。
【0107】ただし、この場合、保持位置C1におい
て、第2の昇降シリンダ178のシリンダロッド186
を縮める動作は必要ないので、スペーサ188の下端
は、常時回転フレーム136の下端にあるショックアブ
ソーバ191に当接している。
【0108】つまり、スペーサ188は、上方に短く、
下方に長く突出したものを用いている。
【0109】したがって、最大長のプリフォーム36a
の場合、昇降機構170の成形中の動作は、第1の昇降
シリンダ176をその最大ストロークL1で保持位置C
1と抜取位置D1との間および受渡待機位置E1と受渡
位置Fとの間を駆動するだけである。
【0110】次に、最小長のプリフォーム36bの場合
について、図7を参照して説明する。
【0111】最小長のプリフォーム36bは、最大長の
プリフォーム36aよりも短くなるので、図示しない射
出キャビティ型の上面も取出板106a〜106dに載
置されたプリフォーム36bのネック部の高さも低くな
り、保持位置C2は、保持位置C1よりもかなり下方に
なる。
【0112】この保持位置C2では、第2の昇降シリン
ダ178のシリンダロッド186を最も縮めた状態とな
るよう、スペーサ188の下端は設定されている。
【0113】そして、第1の昇降シリンダ176のスト
ロークL2も短いストロークにあわせてきわめて短く設
定されるよう、スペーサ188の上端が設定されてい
る。
【0114】つまり、スペーサ188は、上方に長く突
出し、下方に短く突出したものを用いている。
【0115】この状態で、保持位置C2と抜取位置D2
との間及び受渡待機位置E2と受渡位置Fとの間をスト
ロークL3で駆動されることとなる。
【0116】なお、図7で、仮想の状態を示したL3
が、第2の昇降シリンダ178の最大ストロークとな
る。
【0117】前述の説明から明らかなように、第2昇降
シリンダ178のストロークは、保持位置Cの高さと、
プリフォーム36の長さによって可変の第1昇降シリン
ダ176のストローク変化量にしたがって設定する。
【0118】このように、プリフォーム36a、36b
の長さに合わせて、保持位置C1、C2及び抜取位置D
1、D2を変化させることで、プリフォーム36bのよ
うに長さが短い場合には、上部型締め板50のストロー
クを短くして、ハイサイクル化を図ることが可能とな
る。
【0119】また、同時成形個数のプリフォームを同時
に受渡し、しかも、反転動作時に行ピッチ変換や昇降動
作を同時に行わせることで、受渡し時間を短縮して成形
サイクルを短縮することができる。
【0120】本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の実施
の形態に変更可能である。
【0121】例えば、前記実施の形態においては、射出
成形ステーションで1列8個のプリフォームを4列同時
に射出成形するようにしているが、1列の個数および同
時成形個数は適宜変更しうるものである。
【0122】また、列ピッチ変換機構に平行リンク機構
を用いているが、サーボモータによって十分に列ピッチ
変換機構の衝撃破壊を防止できる場合には、平行リンク
機構以外の機構を用いることもできる。
【0123】さらに、前記実施の形態では、射出ブロー
成形装置の射出成形ステーションにおける射出成形装置
のみを射出成形装置としたが、プリフォーム取出装置及
びプリフォーム受渡装置を含めて射出成形装置とするこ
とも可能である。
【0124】また、本実施の形態においては、縦型の射
出型締め機構を用いているが、横型の射出型締め機構を
用いることも可能であり、その場合には、各昇降機構
は、昇降ではなく、進退駆動されることとなる。
【0125】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る射出ブロー成形装
置の一部を示す側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1及び図2の平面図である。
【図4】図1の列ピッチ変換機構の拡大図である。
【図5】図1の昇降機構の拡大図である。
【図6】最大長のプリフォームの受け渡し動作状態を示
す説明図である。
【図7】最小長のプリフォームの受け渡し動作状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
42 射出成形装置 100 プリフォーム取出装置 102 プリフォーム受渡装置 104 反転機構 106a、106b、106c、106d 取出板 108 列ピッチ変換機構 110 反転アーム 112 載置部材 121 進退駆動手段 122 ボールねじ 124 サーボモータ 134 取出レール 136 回転フレーム 140 保持部材 142 反転用モータ 144 反転軸 146 行ピッチ変換機構 160 平行リンク機構 162 第1のリンク 164 第2のリンク 166、168 ショックアブソーバ 170 昇降機構 174 スライドプレート 176 第1の昇降シリンダ 178 第2の昇降シリンダ 188 スペーサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリフォームの取出方向と直交する方向
    にわたる1列複数個のプリフォームを前記プリフォーム
    の取出方向に複数列同時に射出成形する射出成形装置か
    ら、前記複数列のプリフォームを受け取って前記射出成
    形装置外へ取り出すプリフォーム取出装置であって、 前記射出成形装置から前記複数列のプリフォームを受け
    取る複数の取出板と、 前記取出板の両端をガイドして前記取出板を前記射出成
    形装置に対して進退可能にする取出レールと、 前記取出板間のピッチを変換してプリフォームの列間の
    ピッチ変換を行う列ピッチ変換機構と、 前記取出板を前記射出成形装置からのプリフォームの受
    取位置と前記射出成形装置外の取出位置との間で進退駆
    動する進退駆動手段とを有し、 前記進退駆動手段は、前記受取位置から取出位置にわた
    って設けられ、前記取出板に連結されたボールねじと、
    前記ボールねじを回転駆動させるサーボモータとを有
    し、 前記サーボモータは、前記射出成形装置の射出成形中
    に、前記取出板を前進させて前記射出成形装置直前の待
    機位置で停止させ、前記射出成形装置の型開後に射出成
    形装置へと前進させることを特徴とするプリフォーム取
    出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ボールねじは、先端の取出板に連結されると共に、
    各取出板は前記列ピッチ変換機構により連結され、前記
    列ピッチ変換機構は前記受取位置で各取出板間のピッチ
    を広く、前記取出位置で各取出板間のピッチを狭くする
    ことを特徴とするプリフォーム取出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記取出板は、前記待機位置で停止した状態で、各取出
    板間のピッチが広くされていることを特徴とするプリフ
    ォーム取出装置。
  4. 【請求項4】 プリフォームの取出方向と直交する方向
    にわたる1列複数個のプリフォームを前記プリフォーム
    の取出方向に複数列同時に射出成形する射出成形装置か
    ら、前記複数列のプリフォームを受け取って前記射出成
    形装置外へ取り出すプリフォーム取出装置であって、 前記射出成形装置から前記複数列のプリフォームを受け
    取る複数の取出板と、 前記取出板の両端をガイドして前記取出板を前記射出成
    形装置に対して進退可能にする取出レールと、 前記取出板間のピッチを変換してプリフォームの列間の
    ピッチ変換を行う列ピッチ変換機構と、 前記取出板を前記射出成形装置からのプリフォームの受
    取位置と前記射出成形装置外の取出位置との間で進退駆
    動する進退駆動手段とを有し、 前記進退駆動手段は、前記受取位置から取出位置にわた
    って設けられ、先端の前記取出板に連結されたボールね
    じと、前記ボールねじを回転駆動させるサーボモータと
    を有し、 前記列ピッチ変換機構は、前記各取出板を連結し、前記
    受取位置で各取出板間のピッチを広く、前記取出位置で
    各取出板間のピッチを狭くする平行リンク機構を有する
    ことを特徴とするプリフォーム取出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記平行リンク機構は、前記各取出板の側面に中央を回
    転可能に取り付けられた平行な一対の第1のリンクと、
    隣接する前記一対の第1のリンクの上端部または下端部
    同士を連結する第2のリンクとを有し、 少なくとも両端位置の一対の前記第1のリンク同士は、
    前記取出板間のピッチが最も広くなった際に当接可能に
    されていることを特徴とするプリフォーム取出装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 一対の前記第1のリンクには、前記取出板間のピッチの
    広がりすぎを防止する第1のストッパが設けられている
    ことを特徴とするプリフォーム取出装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記各取出板間のピッチを広げる際に後端の取出板に当
    接して前記取出板間のピッチの狭まりを防止する第2の
    ストッパを有することを特徴とするプリフォーム取出装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201064A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Toyo Seikan Kaisha Ltd プリフォームの整列搬送装置およびその整列搬送方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201064A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Toyo Seikan Kaisha Ltd プリフォームの整列搬送装置およびその整列搬送方法

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