JPH06134845A - 射出延伸吹込成形装置 - Google Patents

射出延伸吹込成形装置

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JPH06134845A
JPH06134845A JP4314154A JP31415492A JPH06134845A JP H06134845 A JPH06134845 A JP H06134845A JP 4314154 A JP4314154 A JP 4314154A JP 31415492 A JP31415492 A JP 31415492A JP H06134845 A JPH06134845 A JP H06134845A
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JP
Japan
Prior art keywords
lip
station
injection molding
injection
transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP4314154A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Takada
実 高田
Koichi Sato
晃一 佐藤
Kazuyuki Yokobayashi
和幸 横林
Shuichi Ogiwara
修一 荻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei ASB Machine Co Ltd
Original Assignee
Nissei ASB Machine Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/044,707 priority patent/US5468443A/en
Priority to EP93106151A priority patent/EP0566995B1/en
Priority to DE69311953T priority patent/DE69311953T2/de
Priority to CN93103341A priority patent/CN1036904C/zh
Publication of JPH06134845A publication Critical patent/JPH06134845A/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 射出成形サイクルタイムTを成形サイクルと
して成形個数を2倍にでき、しかも成形品の品質を均一
にし、かつ、成形品の搬送時間マージンを大きくして成
形品の搬送を容易にできる射出延伸吹込成形装置を提供
する。 【構成】 成形品のリップ部を保持する複数のリップ型
を支持して搬送する複数枚のリップ板は、第1〜第4の
搬送ライン40〜44に沿って同時に2列で搬送され
る。第1の搬送ライン40には2つの射出成形ステーシ
ョン10a,10b、取出ステーション16が配置さ
れ、第2の搬送ライン42に温調ステーション12、ブ
ロー成形ステーション14が設けられる。2つの射出成
形ステーション10a,10bにはリップ板が交互に搬
入され、射出成形開始タイミングをほぼ(射出成形サイ
クル時間T/2)だけずらして前記プリフォームの射出
成形を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくともプリフォー
ム(パリソン)射出成形工程、ブロー成形工程及び成形
品取出工程を1ステージにて連続的に実施する射出延伸
吹込成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
のブロー成形装置としては、特公昭53-22096に開示され
ているように、回転円盤の4か所にて、リップ型を開閉
可能に支持するリップ板を支持し、回転円盤の間欠駆動
によりプリフォーム又はボトルを4ステーションに搬送
していた。
【0003】この種の1ステージのブロー成形装置で
は、最も処理時間を要する射出成形ステーションでの射
出成形サイクルタイムT毎に間欠回転駆動を行なう必要
がある。この装置の成形サイクルタイムを射出成形サイ
クルタイムTより速めることは不可能であり、比較的処
理時間の速いブロー型の稼動率が悪かった。。
【0004】そこで、ブロー型の稼動を高めるために、
一つのブロー成形ステーションに対して2つの射出成形
ステーションを設け、各ステーション間にてリップ板を
直線搬送するタイプのブロー成形装置が提案されている
(特開平3-159726)。
【0005】この公報に開示された装置は、外形が長方
形の一方の長手辺に沿って射出成形ステーション、温調
ステーション、ブロー成形ステーション及びエジェクト
ステーションを配置し、他方の長手辺に沿ってリップ板
を戻し搬送するための戻し搬送ラインを有している。そ
して、2列のラインにてそれぞれ射出成形及び温調され
たプリフォームを、1列に整列させた後にブロー成形ス
テーションに搬入させることで、ブロー型の稼動効率を
高めることができる。
【0006】しかし、上記装置によっても、2つの射出
成形ステーションでの射出成形タイミングを考慮しない
と、2つの射出成形ステーションにてそれぞれ射出成形
され、その射出成形時の熱を保有したプリフォームを、
等しい条件にて一つのブロー成形ステーションに搬入す
ることができない。
【0007】そこで、本出願人は特願平4-131559にてブ
ロー型の稼動率を高め、かつ、成形される中空容器の品
質を均一にできる方法を提案し、今回、その装置発明を
完成するに至った。
【0008】本発明の目的とするところは、1つのブロ
ー成形ステーションに対して2つの射出成形ステーショ
ンを設けることでブロー型の稼動率を高めて時間あたり
の成形個数を増大でき、しかも、繰り返し成形される中
空容器の品質の均一にでき、さらに、最少限の個数のリ
ップ板を用いて効率の良い搬送を実現できる射出延伸吹
込成形装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、中空容器およ
びそれを成形するためのプリフォームのリップ部を保持
する複数のリップ型を支持して搬送する複数枚のリップ
板と、前記リップ板が交互に搬入され、射出成形開始タ
イミングをほぼ(射出成形サイクル時間T/2)だけず
らして前記プリフォームの射出成形を行なう2つの射出
成形ステーションと、射出成形時の熱を保有する前記プ
リフォームを支持した前記リップ板が、2つの前記射出
成形ステーションより交互に搬入され、(T/2)内に
前記プリフォームから中空容器をブロー成形するブロー
成形ステーションと、前記中空容器を支持した前記リッ
プ板が前記ブロー成形ステーションより搬入され、前記
中空容器を前記リップ型より取出駆動する取出ステーシ
ョンと、を少なくとも有し、前記取出ステーションは、
2つの前記射出成形ステーションと隣接する領域であっ
て、2つの前記射出成形ステーションの中間位置に配置
されたことを特徴とする。
【0010】
【作用】2つの射出成形ステーションでは、射出成形開
始タイミングが、射出成形サイクルタイムTのほぼ半分
の時間T/2の時間だけずれている。その後段の1つの
ブロー成形ステーションではブロー成形サイクルタイム
がT/2以下に設定されている。従って、一方の射出成
形ステーションにて成形されたプリフオームを用いたブ
ロー成形工程は、他方の射出成形ステーションでの射出
成形工程が終了する以前に終了している。従って、2つ
の射出成形ステーションより時間差をもって搬出される
プリフォームを等しい条件にてブロー成形ステーション
に搬入でき、ブロー成形された中空の容器の品質を均一
にできる。
【0011】さらに、本発明では2つの射出成形ステー
ションと隣接する領域であって、両ステーションの中間
位置に取出ステーションを配置している。このため、ブ
ロー成形ステーションから2つの射出成形ステーション
までの距離を等しくかつ最短とでき、ブロー成形後のリ
ップ板を取出し、および射出成形ステーションに搬送す
る際の搬送時間マージンが増え、設定された成形サイク
ル内でのリップ板の搬送が容易となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用した一実施例について、
図面を参照して具体的に説明する。
【0013】まず、実施例装置の全体構成の概略につい
て、図1を参照して説明する。同図は、成形装置の平面
図を示しており、ベッド8上には、リップ板搬送経路に
沿って、射出成形ステーション10,温調ステーション
12,ブロー成形ステーション14,取出ステーション
16がそれぞれ配置されている。そして射出成形ステー
ション10のみが二つ設けられ、第1,第2の射出成形
ステーション10a,10bにてそれぞれプリフォーム
の射出成形を行っている。また、取出ステーション16
は、第1,第2の射出成形ステーション10a,10b
に隣接する領域であって、かつ、二つの第1,第2の射
出成形ステーション10a,10bの中間位置に配置さ
れている。
【0014】図2は各ステーション10〜16に搬送さ
れるリップ板20を示しており、図3はそのリップ板2
0の搬送手順を示している。図2において、リップ板2
0は開閉可能な一対の分割板20a,20bからなり、
その長手方向に沿って等間隔にて例えば8つのリップ型
取付穴22を有している。このリップ板20の長手方向
両端側には溝24が形成され、この溝24内に第1の位
置決め穴26が設けられている。溝24はリップ板20
の搬送駆動に使用するものであり、第1の位置決め穴2
6は射出成形ステーション10a,10bにてリップ板
20を位置決めするためのものである。また、このリッ
プ板20には第2の位置決め穴28が設けられ、この穴
28はブロー成形ステーション14においてリップ板2
0を位置決めするためのものである。
【0015】図3に示すように、各ステーション10〜
16には、それぞれ同時に2枚のリップ板20が搬送さ
れるようになっている。したがって、第1,第2の射出
成形ステーション10a,10bでは、それぞれ16個
のプリフォームを同時に射出成形可能である。同様に他
のステーション12,14,16においても、16個の
プリフォームまたはボトルに対するプロセス工程を実施
している。2枚のリップ板20,20の搬送手順は図3
に示す通りであり、第1〜第4の搬送ライン40〜46
にてリップ板20の搬送ループを形成している。第1の
搬送ライン40には、第1,第2の射出成形ステーショ
ン10a,10bと、取出ステーション16とが存在す
る。この第1の搬送ライン40では、取出ステーション
16にてエジェクト動作を終了した後、搬送工程Xおよ
び搬送工程MまたはNを行い、リップ板20を第1,第
2の射出成形ステーション10a,10bに交互に搬入
するようにしている。第2の搬送ライン42には、温調
ステーション12およびブロー成形ステーション14が
存在する。第3の搬送ライン44は、第1の搬送ライン
40より第2の搬送ライン42にリップ板20を供給搬
送するものであり、第4の搬送ライン46は、第2の搬
送ライン42より、第1の搬送ライン40にリップ板2
0を戻し搬送するものである。
【0016】また、図3において、P1からP7は、リ
ップ板20の一時停止位置または待機位置を示してい
る。また、本実施例では停止位置P1またはP2から停
止位置P3に向けてリップ板20を搬送する搬送工程
C,Lにおいて、2枚のリップ板20,20のピッチ
を、狭ピッチから広ピッチに可変している。逆に、停止
位置P4からP5に向けてリップ板20を搬送する搬送
工程Gにおいては、2枚のリップ板20,20のピッチ
を広ピッチから狭ピッチに可変している。ブロー成形ス
テーション14においては、射出成形されるプリフォー
ムよりも直径の大きなボトルをブロー成形することか
ら、型開きストロークを比較的大きくとる必要があり、
このため2枚のリップ板20,20のピッチを比較的広
く設定しなければならないからである。換言すれば、本
実施例では、第1,第2の射出成形ステーション10
a,10bでの2枚のリップ板20,20のピッチを狭
くでき、この結果タイバースパンを短くすることで、リ
ップ板20を保持するリップ可動板110(後述する)
の撓み変形を防止することができる。さらに、タイバー
スパンが短くなることで装置の小型化が図れる。
【0017】次に、リップ板20の搬送手順について、
図4のタイミングチャートをも参照して説明する。本実
施例では、ステーション10a,10b,12,14,
16の総数5に対して、2枚のリップ板20,20を1
組とした時、6組のリップ板20を配置している。図4
中の1〜6は、この6組のリップ板をそれぞれ示したも
のである。図4から明らかなように、第1,第2の射出
成形ステーション10a,10bでは、時間差をもって
プリフォームの射出成形を行っている。そして、射出成
形ステーションにリップ板20が搬入されてから搬出さ
れるまでの射出成形サイクルタイムをTとした時、第
1,第2の射出成形ステーション10a,10bにてプ
リフォームの射出成形を開始するタイミングにほぼT/
2の時間差が設定されている。また、温調ステーション
12及びブロー成形ステーション14での処理時間はT
/2以内に設定されている。さらに、取出ステーション
16での処理時間は、周知のようにリップ板20を開閉
駆動してボトルをリップ型より取出すだけであるので短
時間で済む。
【0018】次に、図4中の各タイミングt1〜t5で
の動作状態について図5(A)〜(E)を参照して説明
する。
【0019】タイミングt1での状態は同図(A)に示
す通りであり、第1,第2の射出成形ステーション10
a,10bにはそれぞれ第1,第6のリップ板1,6が
停止され、それぞれの射出成形動作が初期段階,終期段
階となっている。このとき、取出ステーション16では
第2のリップ板2に対するボトルのエジェクト動作が終
了している。さらに、ブロー成形ステーション14,温
調ステーション12及び停止位置P3に停止していた第
3〜第5のリップ板3,4,5は、搬送工程Dの実施中
である。
【0020】次にタイミングt2での状態は図5に示す
通りであり、第1の射出成形ステーション10aでは第
1のリップ板1を用いた射出成形動作が終期段階であ
り、第2の射出成形ステーション10bでは第6のリッ
プ板6を用いた射出成形動作が終了し、停止位置P2に
向けての搬送工程Bが実施されている。t1のときに取
出ステーション16に存在していた第2のリップ板2
は、t2に達する前にX搬送工程が実施されて、第2の
射出成形ステーション10bと対向する停止位置P7に
到達しており、上述のB工程と同時にM工程が実施され
て、第2の射出成形ステーション10bに搬入されるこ
とになる。第4,第5のリップ板4,5はそれぞれブロ
ー成形ステーション14,温調ステーション12にて処
理が続行されており、第3のリップ板3は、停止位置P
4からP5に向かう搬送工程Gが既に実施されており、
停止位置P5から取出ステーション16に向けての搬送
工程Hが実施されることになる。
【0021】タイミングt3の動作状態を示す図5
(C)は、図5(A)とほぼ同じ状態を示している。異
なる点は、第1の射出成形ステーション10aでの射出
成形動作が終期段階であり、第2の射出成形ステーショ
ン10bでの射出成形 作が初期段階であることであ
る。なお、第2の射出成形ステーション10bより停止
位置P2に搬出された第6のリップ板6は、t3の時間
に達する前に停止位置P3に向けての搬送工程Lが実施
されており、t3の時間では、第4,第5のリップ板
4,5と同時に搬送工程Dが実施されている。なお、第
6のリップ板6の搬送工程Lは、図1に示す第1の移送
ユニット200を用いて行っている。この移送ユニット
200は、次回に第1の射出成形ステーション10aよ
り停止位置P1に向けて搬出されるリップ板を受け入れ
る必要があるため、t3及びt4の時間の間に第1の移
送ユニット200の戻し搬送工程C′が実施されること
になる。同様に、停止位置P4,P5間の搬送工程Gも
図1に示す第2の移送ユニット250を用いており、こ
の戻し搬送工程G′がt2及びt3の間に実施されてい
る。
【0022】t4での動作状態を示す第5図(D)は、
同図(B)と同様の状態を示している。異なる点は、停
止位置P6に存在していた第1のリップ板3を第1の射
出成形ステーション10aに搬入し、同時にこのステー
ション10aに存在していた第1のリップ板1を停止位
置P1に向けて搬出していることである。この後のタイ
ミングt5において同図(E)の動作状態が実現される
が、この状態はリップ板の対応符号が異なる点を除けば
同図(A)と全く同じ状態である。したがって、以降こ
れらの手順にしたがって、各動作を繰り返すことで、各
リップ板1〜6を用いた一連の成形サイクルが進行する
ことになる。
【0023】上記実施例において、取出ステーション1
6を第1,第2の射出成形ステーション10a,10b
と隣接する領域であって、2つの射出成形ステーション
10a,10bの中間に位置させた理由は、以下の通り
である。まず、上記の配置により、ブロー成形ステーシ
ョン14でのブロー成形動作後ただちに、そのステーシ
ョン14に存在していたリップ板を停止位置P4に搬出
できる点である。すなわち、停止位置P4にてリップ板
を受け取る第2の移送ユニット250は、搬送工程G後
に搬送工程Hをただちに実施して保持していたリップ板
を取出ステーション16に搬出でき、その後ただちに戻
し工程G′を実施することで、ブロー成形ステーション
14の前段にて待機させることができる。もしこの取出
ステーション16を停止位置P4またはP5に配置した
とすれば、第2の移送ユニット250を位置P4,P5
間で往復搬送するのに要する時間に、エジェクト時間が
加算されることになり、ブロー成形動作直後にネック板
20をその次工程に搬送するのに待機時間を要してしま
うことになる。また、上記のレイアウトは、第1,第2
の射出成形ステーション10a,10bにて射出成形動
作が終了直後に、次のリップ板20を各ステーション1
0a、10bに即座に搬入することができる。すなわ
ち、上記のレイアウトによれば、ブロー成形ステーショ
ン14から、第1,第2の射出成形ステーション10
a,10bに至る距離がそれぞれ等しくなり、かつ最短
の距離となるからである。
【0024】このように、本実施例によれば2つの射出
成形ステーション10a,10bにて射出成形サイクル
時間Tの半分の時間差T/2の時間をもってそれぞれプ
リフォームの射出成形を行い、その後各射出成形ステー
ション10a,10bにて成形されたプリフォームを等
しい条件にて後段のステーションに搬送することができ
る。したがって、最終成形品であるボトルの品質が均一
化され、かつ、ブロー成形ステーション14でのブロー
型の稼動効率を2倍に高めることができる。
【0025】次に図1に示す各ステーションおよび搬送
駆動部について図6以降をも参照に加えて説明する。
【0026】第1,第2の射出成形ステーション10
a,10b ベッド8上には、各ステーション10a,10bに対応
して2つの射出装置102が配置されている。そして、
各ステーション10a,10bには、4本のタイバー1
00にて囲まれた領域に、図6に示すように射出装置1
02とノズルタッチするホットランナーブロックを備え
た射出キャビティ型104が配置されている。この射出
キャビティ型104の上方には昇降可能な上部型締め板
106が設けられ、この上部型締め板106に射出コア
型108が支持されている。また、各ステーション10
a,10bにてリップ板20が搬入される高さ位置に、
それぞれリップ可動板110が昇降可能に配置されてい
る。このリップ可動板110は、リップ板20の短手方
向両端側にて断面コ字状のガイドレール(図示せず)を
備えており、、停止位置P6またはP7よりその長手方
向を搬送方向として搬送されるリップ板20を受入可能
である。また、各射出成形ステーション10a,10b
は、リップ板20の第1の位置決め穴26に挿入される
ピンを有しており、このピンを用いた位置決め終了後
に、上部型締め板106およびリップ可動板110を下
降駆動して型締めを行いプリフォーム30の射出成形が
可能である。
【0027】温調ステーション12 この温調ステーション12も同様に、リップ板20が搬
入される高さ位置にガイドレール(図示せず)を備えて
いる。このガイドレールは固定であり、図8に示すよう
にその上方に温調コア120が配置され、その下方に温
調ポット124が配置されている。温調コア120は温
調コア用シリンダ122によって、温調ポット124は
温調ポット用シリンダ126によってそれぞれ昇降可能
である。そして、温調コア120を下降駆動し、温調ポ
ット124を上昇駆動することで、この温調ステーショ
ン12に搬入されたプリフォーム30に対する延伸適温
のための温調動作が可能となっている。
【0028】ブロー成形ステーション14 このブローステーション14も同様にリップ板20を受
け入れるためのガイドレール(図示せず)を有し、温調
ステーション12およびブロー成形ステーション14で
はそれぞれリップ板20の端面同士が接触する位置にて
リップ板20を保持している。このリップ板20の下方
には、図8に示すようにブローキャビティ130aを備
えた一対の割型(一方は図示せず)で構成されるブロー
キャビティ型130と、その型締めユニット132と、
底型シリンダ134などが配置されている。一方、ネッ
ク板20の上方には、ブローコア型136を昇降駆動す
るブローコアユニット138と、延伸ロッド140を昇
降駆動するためのロッド用シリンダ142などが配置さ
れている。このブロー成形ステーション14において
は、ブローキャビティ型130、底型(図示せず)、ブ
ローコア型136および延伸ロッド140を型締めした
後、延伸ロッド縦軸駆動すると共に、プリフォーム30
内部にブローエアを導入することで、プリフォーム30
を二軸延伸吹込成形してボトル32を成形している。な
お、ブロー成形ステーション14においては、リップ板
20の第2の位置決め穴28に挿通される位置決め用ロ
ッドを有している。
【0029】取出ステーション16 この取出ステーション16には、図9に示すように枠体
150が配置され、この枠体150の上端側に4つのガ
イドレール152a〜152dが配置されている。この
枠体150は、駆動プーリ154および従動プーリ15
6に掛け渡されたベルト158と連結されており、駆動
プーリ154の駆動により図9の矢印X方向に移動可能
である。図9に示す状態では、第1,第2のガイドレー
ル152a,152bにて支持されたリップ板20が取
出ステーション14に配置され、残りの二つのリップ板
20は停止位置P7に配置される。枠体150を図9の
左方向に駆動することで、第3,第4のガイドレール1
52c,152dにて保持されたリップ板20が取出ス
テーション14に配置され、残りの二つのリップ板20
は停止位置P6に配置されることになる。枠体150の
下方の領域であって、取出ステーション14と対向する
領域には2つの排出シュータ160a,160bが設け
られ、ネック板20より離脱されたボトル32をベルト
コンベア162上に排出可能である。一方、取出ステー
ション16の上方領域には、図7に示すようにエジェク
トシリンダ166によって駆動されるエジェクトロッド
164が設けられ、かつ、リップ板20のエジェクト用
の切欠部29に向けて下降駆動される楔状のエジェクト
カム168が設けられている。なお、第1〜第4のガイ
ドレール152a〜152dは、それぞれ枠体150に
開閉可能に支持されており、エジェクトロッド164お
よびエジェクトカム168の駆動により一対の分割板2
0a〜20bからなるリップ板20を、ガイドレールと
共に開放駆動することが可能である。
【0030】本実施例では、エジェクトロッド164の
駆動時に、肉抜きにより曲げ剛性の弱いリップ板20の
変形を防止するために、図10に示すようなガイドレー
ルの開閉機構を有している。すなわち、図10に示すよ
うに、リップ板開閉用シリンダ170によって駆動され
る第1のラック172が設けられ、この第1のラック1
72には第1のピニオンギア174が噛合している。こ
の第1のピニオンギア174と同軸で固着された第2の
ピニオンギア176が設けられ、この第2のピニオンギ
ア176は、各ガイドレール152の下面に形成した第
2のラック178と噛合している。この結果、リップ板
開閉用シリンダ170を、エジェクトロッド174の駆
動と同期して駆動することで、第1,第2のラック17
2,178および第1,第2のピニオンギア174,1
76を介してガイドレール152の開放駆動が行われ、
エジェクト駆動時におけるリップ板20への負荷を軽減
することができる。
【0031】搬送工程N,Mをを実行する装置 この装置は図1及び図6に示すように、第1の押動ユニ
ット180及び第1のクッションユニット190で構成
される。第1の押動ユニット180はシリンダ182に
より駆動されるロッド184の先端に押動片186を有
している。この押動片186は、リニアガイドに沿って
搬送案内され、停止位置P6またはP7に存在するリッ
プ板20の一端側を押圧し、第1,第2の射出成形ステ
ーション10a,10bに存在するリップ板20を共
に、先方に押動するものである。この押動片186は、
図11に拡大して示すように、リップ板20の溝24に
挿入される板圧の押圧プレート186aを有している。
この押圧プレート186aは、リップ板20が取出ステ
ーション16に存在する際に、そのリップ板20の溝2
4と対向する位置にて待機している。そして、このリッ
プ板20が図3の図示矢印X方向に駆動された際に、押
圧プレート186aがリップ板20の溝24に挿入され
るようになっている。その後、シリンダ182の駆動に
より、ロッド184が伸長し、その先端の押動片186
及び押圧プレート186aにより、停止位置P6又はP
7に存在していたリップ板20が押圧駆動されることに
なる。
【0032】一方、第1の押動ユニット180により、
搬送工程N又はMが実施されるリップ板20の先方に
は、図6に示す第1のクッションユニット190が設け
られている。この第1のクッションユニット190は、
図3の搬送工程C,C′,L,L′を実行する第1の移
送ユニット200に設けられている。図1に示すよう
に、搬送工程M又はNの搬送先端側の位置と対向する位
置に、第1のクッションユニット190が設けられ、こ
の詳細が図14に示されている。同図に示すように、第
1のクッションユニット190はシリンダ192によっ
て駆動される進退プレート192aを有し、この進退プ
レート192aに保持部材196を介して引き込みプレ
ート194が設けられている。引き込みプレート194
は、保持部材196によって常時同図の矢印方向に移動
付勢されている。さらにこの第1のクッションユニット
190は、リップ板20の搬送先端面と対向する位置に
ショックアブソーバ198を有している。シリンダ19
2はショートストローク例えば5mm程度の駆動が可能
であり、引き込みプレート194はリップ板20が搬送
停止位置に達する5mm手前の位置にて待機している。
そして、リップ板20が送られて来ると、引き込みプレ
ート194が溝24に嵌入されることになる。このと
き、引き込みプレート194は、リップ板20の搬送先
端側のテーパ面21に沿って案内されやすいテーパ状の
先端を有し、かつ保持部材196により例えばスプリン
グなどを介して常時下方に移動付勢されることで、上記
嵌入動作を容易に実現できる。引き込みプレート194
が溝24に嵌入されたらただちに、シリンダ192が後
退駆動することで、リップ板20の停止時の緩衝を行う
ことができる。なお、この緩衝作用は、ショックアブソ
ーバ198によっても確保される。
【0033】搬送工程C,C′,L,L′を実行する装
置 上記の搬送工程は、図1,図12および図13に示す第
1の移送ユニット200によって実現される。この第1
の移送ユニット200はリニアガイド202に沿って往
復駆動が可能である。
【0034】この第1の移送ユニット200は、図12
および図13に詳図するように、図3の停止位置P1,
P2においてリップ板20を受け入れるための2つのガ
イドレール206および208を有する。そして、この
ガイドレール206,208を搬送駆動するためのねじ
軸204がリニアガイド202に沿って設けられてい
る。このねじ軸204は、サーボモータ210によって
駆動され、一方のガイドレール206にはねじ軸204
と螺合するボールナット部212が固定されている。他
方のガイドレール208はねじ軸204によって直接駆
動されず、リニアガイド202に案内される被案内部2
14を有している。
【0035】上述したように、停止位置P1,P2から
停止位置P3にリップ板20を搬送する途中において、
2枚のリップ板20,20のピッチが可変である。この
ために、2つのガイドレール206,208のピッチ可
変のための2本のねじ軸216が設けられ、一方のガイ
ドレール206はねじ軸216のための軸受部218を
有し、他方のガイドレール208はねじ軸216に螺合
するボールナット部219を有している。従って、停止
位置P1またはP2にて2つのガイドレール206,2
08に2枚のリップ板20,20を受け入れた後、サー
ボモータ210の駆動により停止位置P3に向けて搬送
駆動する過程において、サーボモータ213によりピッ
チ可変用のねじ軸216,216を駆動することで、2
つのリップ板20,20のピッチを狭ピッチから広ピッ
チに可変できる。さらに、その戻し搬送工程C′,L′
時にねじ軸216を逆回転させれば、上記ピッチを広ピ
ッチから狭ピッチに変換できる。
【0036】搬送工程Dを実行する装置 搬送工程Dを実行する装置として、図8,図15に示す
ように、第2の押動ユニット220および第2のクッシ
ョンユニット240が設けられている。第2の押動ユニ
ット220は、シリンダ222の駆動によって押動片2
24を前進駆動させるものである。この押動片224
は、停止位置P3に存在するリップ板20の搬送後端部
を押圧し、この停止位置P3,温調ステーション12お
よびブロー成形ステーション14に存在する計6枚のリ
ップ板20を先方に搬送駆動するものである。この押動
片224の駆動機構として、図15に示すように、シリ
ンダ222のロッド222aによって進退駆動されるラ
ック226が設けられている。このラック226はピニ
オンギア228と噛合しており、さらにこのピニオンギ
ア228と同軸で固着された第1のプーリ230aが設
けられている。この第1のプーリ230aとの間にベル
ト232が掛け渡される第2のプーリ230bは、同軸
にて第3のプーリ230cと一体に回転可能に支持され
ている。また、この第3のプーリ230cと、ほぼ押動
片224のストローク分だけ離れた位置に第4のプーリ
230dが配置されている。そして、押動片224は、
第3,第4のプーリ230c,230dの間に掛け渡さ
れたベルト234に固定されている。
【0037】第2のクッションユニット240は、図3
に示す待機位置P4に配置されている。この第2のクッ
ションユニット240は、第1のクッションユニット1
90における引き込みプレート194およびショックア
ブソーバ198を有するクッションブロック242を有
している。ただし、この第2のクッションユニット24
0は、第1のクッションユニット190のようなショー
トストローク駆動ではなく、リップ板20の長手方向長
さに相当するストローク駆動が可能である。このため
に、ロッドレスシリンダ242によって駆動されるアー
ム246が設けられ、このアーム246にクッションブ
ロック242が固定されている。
【0038】図3の搬送工程Dを実施する際には、第2
の押動ユニット220の駆動により、停止位置P3に存
在するリップ板20の搬送後端部を押動する。このと
き、第2のクッションユニット240は、ブロー成形ス
テーション14の出口付近に待機しており、ブロー成形
ステーション14に存在したリップ板20が突出駆動さ
れた際に、クッションブロック242の引込プレート1
94がリップ板20の溝24に係合し、この状態にてロ
ッドレスシリンダ242をシリンダ222よりも少し遅
く駆動して、搬送先端側のリップ板20を引込駆動する
ことになる。このような搬送前後方向にて各駆動を行う
ことで、長手方向にて3枚連接されたリップ板20を安
定して搬送することができ、かつ、第2のクッションユ
ニット240のオーバドライブにより、ブロー成形ステ
ーション14に位置するリップ板20の搬送先端面よ
り、停止位置P4に位置するリップ板20の搬送先端面
を僅かな距離だけ引き離すことが可能となる。
【0039】搬送工程G,G´を実行する装置 この搬送工程は、上述したように第2の移送ユニット2
50を、リニアガイド252に沿って搬送することで達
成している。この第2の移送ユニット250は、図1、
図8および図16に示すように、第1の移送ユニット2
00と同様に、サーボモータ260によって回転駆動さ
れるねじ軸254により、2つのガイドレール256,
258を搬送駆動するものである。そして、一方のガイ
ドレール256には、ねじ軸254と螺合するボールナ
ット部262が設けられ、両ガイドレール256,25
8には、リニアガイド252に案内される被案内部26
4が形成されている。第2の移送ユニット250でのピ
ッチ可変駆動は、第1の移送ユニット200と異なり、
2つのガイドレール256,258には2本のガイド軸
266が掛け渡され、各ガイドレール256,258間
に前記ガイド軸266に挿通された形で、圧縮コイルス
プリング268が配置されている。この圧縮コイルスプ
リング268により、ガイドレール256,258によ
って保持される2枚のリップ板20,20のピッチは常
時は広ピッチに設定されることになる。また、第2の移
送ユニット250の搬送両端側には、ショックアブソー
バ270,272が配置されている。そして、図3に示
す搬送工程Gを実施する際には、搬送先端側のガイドレ
ール258がショックアブソーバ272に到達後も、さ
らに他方のガイドレール256の駆動を実施すること
で、図16の鎖線で示すような狭ピッチ状態が設定され
ることになる。
【0040】搬送工程Hを実行する装置 搬送工程Hの実行は、図7に示す第3の押動ユニット2
80および第3のクッションユニット290とで行われ
る。第3の押動ユニット280は、停止位置P5に存在
するリップ板20の搬送後端部を、ロッドレスシリンダ
282により駆動される押動片284に押圧駆動するも
のである。第3のクッションユニット290は、第1の
クッションユニット190と同様であり、図示では省略
しているが、引込プレート194およびショックアブソ
ーバ198を有する。この第3のクッションユニット2
90は、取出ステーション16に搬入されてきたリップ
板20が停止位置に到達する前の、例えば5mm手前に
てクッション作用を実現するものである。
【0041】搬送工程Xを実行する装置 この搬送工程Xは、上述したように、取出ステーション
16における枠体150をエジェクト動作終了後に停止
位置P6またはP7に向けて交互に搬送駆動することで
実現される。
【0042】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。例えば、上記実施例では、各ステーション
10a,10b,12,14,16に向けて、同時に2
つのリップ板20を搬送駆動するものとしたが、1つの
リップ板20のみを搬送駆動するものであってもよい。
また、図3に示す各搬送工程を実行する装置としては、
上述した搬送駆動方式は一例であり、他の種々の駆動方
式を採用することが可能である。さらに、本発明装置で
は、必ずしも温調ステーション12を配置する必要はな
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも射出成形ステーション,ブロー成形ステーシ
ョンおよび取出ステーションにリップ板を循環搬送し、
射出開始タイミングをほぼ(射出成形サイクル時間T/
2)だけずらして射出成形を行う2つの射出成形ステー
ションの搬送方向前段の領域であって、かつ、2つの射
出成形ステーションの中間位置に取出ステーションを配
置することで、ブロー成形ステーションから搬出された
リップ板を2つの射出成形ステーションに搬入するまで
の時間を等しくかつ最短とすることで、ロスタイムを生
ずることなく各ステーションにリップ板を搬送でき、射
出成形サイクル時間Tを成形サイクルとして確保しなが
ら、スループットを2倍に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例装置の概略平面図で
ある。
【図2】(A),(B)は、それぞれ図1の装置にて循
環搬送されるリップ板の平面図および正面図である。
【図3】図1に示す装置でのリップ板の搬送手順を説明
するための概略説明図である。
【図4】図1に示す装置でのリップ板の搬送タイミング
チャートである。
【図5】(A)〜(E)は、図4に示す各タイミングt
1〜t5での動作状態を説明するための概略説明図であ
る。
【図6】図1のP−P断面図である。
【図7】図1のQ−Q断面図である。
【図8】図1のR−R断面図である。
【図9】図1中の取出ステーションの概略説明図であ
る。
【図10】リップ板の開閉駆動機構を示す概略説明図で
ある。
【図11】図3の搬送工程NまたはMを実施する第1の
押動ユニットの詳細説明図である。
【図12】図3の搬送工程C,C′,L,L′を実行す
る第1の移送ユニットの概略説明図である。
【図13】図12に示す第1の移送ユニットのピッチ可
変機構を説明するための概略説明図である。
【図14】第1の移送ユニットに設けられた第1のクッ
ションユニットの拡大説明図である。
【図15】図3に示す搬送工程Dを実行する第2の押動
ユニットの拡大説明図である。
【図16】図3に示す搬送工程G,G′を実行する第2
の移送ユニットを説明するための概略説明するための概
略説明図である。
【符号の説明】
10a 第1の射出成形ステーション 10b 第2の射出成形ステーション 12 温調ステーション 14 ブロー成形ステーション 16 取出ステーション 20 リップ板 24 溝 30 プリフォーム 32 ボトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻原 修一 長野県小諸市甲4586番地3 日精エー・エ ス・ビー機械株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空容器およびそれを成形するためのプ
    リフォームのリップ部を保持する複数のリップ型を支持
    して搬送する複数枚のリップ板と、 前記リップ板が交互に搬入され、射出成形開始タイミン
    グをほぼ(射出成形サイクル時間T/2)だけずらして
    前記プリフォームの射出成形を行なう2つの射出成形ス
    テーションと、 射出成形時の熱を保有する前記プリフォームを支持した
    前記リップ板が、2つの前記射出成形ステーションより
    交互に搬入され、(T/2)内に前記プリフォームから
    中空容器をブロー成形するブロー成形ステーションと、 前記中空容器を支持した前記リップ板が前記ブロー成形
    ステーションより搬入され、前記中空容器を前記リップ
    型より取出駆動する取出ステーションと、 を少なくとも有し、 前記取出ステーションは、2つの前記射出成形ステーシ
    ョンと隣接する領域であって、2つの前記射出成形ステ
    ーションの中間位置に配置されたことを特徴とする射出
    延伸吹込成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 2つの前記射出成形ステーションのいずれか一方と対向
    する位置と、取出ステーションの位置とで、それぞれ前
    記リップ板を停止させかつ搬入出可能に支持する2組の
    ガイドレールと、 この2組のガイドレールの一つが2つの前記射出成形ス
    テーションのそれぞれと交互に対向するように、2組の
    前記ガイドレールを前記リップ板の搬送方向と直交する
    方向に駆動する駆動手段と、を設けたことを特徴とする
    射出延伸吹込成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 2つの前記射出成形ステーション及び取出ステーション
    が存在する第1の搬送ラインと、 少なくとも前記ブロー成形ステーションが存在する第2
    の搬送ラインと、 前記第1の搬送ラインより第2の搬送ラインに向けて前
    記リップ板を供給搬送する第3の搬送ラインと、 前記第2の搬送ラインより第1の搬送ラインに向けて前
    記リップ板を戻し搬送する第4の搬送ラインと、で前記
    リップ板の搬送ループが形成され、かつ、 前記第3の搬送ラインに沿って往復駆動可能であり、前
    記第1の搬送ラインより受け取った前記リップ板を前記
    第2の搬送ラインに受渡す第1の移送ユニットと、 前記第4の搬送ラインに沿って往復駆動可能であり、前
    記第2の搬送ラインより受け取った前記リップ板を前記
    第1の搬送ラインに受渡す第2の移送ユニットと、 をさらに有することを特徴とする射出延伸吹込成形装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記搬送ループに沿って2枚の前記リップ板を並列にて
    同時に搬送する構成とし、かつ、 前記第1の移送ユニットは、前記第3の搬送ラインに沿
    って搬送される2枚の前記リップ板の配列ピッチを狭ピ
    ッチより広ピッチに変換するものであり、 前記第2の移送ユニットは、前記第4の搬送ラインに沿
    って搬送される2枚の前記リップ板の配列ピッチを広ピ
    ッチより狭ピッチに変換することを特徴とする射出延伸
    吹込成形装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4において、 前記第1,第2の搬送ラインには、同一線上にて複数枚
    の前記リップ板を、その端面同士を接触させて同時に搬
    送駆動する搬送駆動手段が設けられ、 この搬送駆動手段は、搬送後端側の前記リップ板の後端
    部を押動する押動手段と、搬送先端側の前記リップ板の
    先端部を引き込み駆動する引込駆動手段とを有すること
    を特徴とする射出延伸吹込成形装置。
JP4314154A 1992-04-24 1992-10-28 射出延伸吹込成形装置 Pending JPH06134845A (ja)

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US08/044,707 US5468443A (en) 1992-04-24 1993-04-12 Method and apparatus of injection stretch blow molding
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