JPH08238666A - 射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法 - Google Patents

射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法

Info

Publication number
JPH08238666A
JPH08238666A JP7074623A JP7462395A JPH08238666A JP H08238666 A JPH08238666 A JP H08238666A JP 7074623 A JP7074623 A JP 7074623A JP 7462395 A JP7462395 A JP 7462395A JP H08238666 A JPH08238666 A JP H08238666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
molding machine
blow molding
stretch blow
injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7074623A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nishizawa
敏雄 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei ASB Machine Co Ltd
Original Assignee
Nissei ASB Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei ASB Machine Co Ltd filed Critical Nissei ASB Machine Co Ltd
Priority to JP7074623A priority Critical patent/JPH08238666A/ja
Publication of JPH08238666A publication Critical patent/JPH08238666A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/4205Handling means, e.g. transfer, loading or discharging means
    • B29C49/42069Means explicitly adapted for transporting blown article
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2949/00Indexing scheme relating to blow-moulding
    • B29C2949/07Preforms or parisons characterised by their configuration
    • B29C2949/0715Preforms or parisons characterised by their configuration the preform having one end closed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/02Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
    • B29C49/06Injection blow-moulding

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品取出装置を極力小型化し、射出成形から
延伸ブロー成形までを一貫して行う場合の省スペース化
ができるという利点を有効に活用することのできる射出
延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法を提供
する。 【構成】 射出成形部、延伸ブロー成形部を経て成形さ
れた製品30を製品取出部28において取り出すように
している。この製品取出部28では、回転板によって回
転移送された製品30をネック型18から開放し、落下
案内手段44により正立状態で落下させ、この落下され
た製品30を横移動搬送手段46により受け取って正立
状態のまま成形機台10の側方に移動させるようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出延伸ブロー成形機
および射出延伸ブロー成形方法に関し、特に、射出成形
から延伸ブロー成形までを一貫して行う射出延伸ブロー
成形機および射出延伸ブロー成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラスチック製の容器を成形
するブロー成形機が周知であり、中でも、射出成形から
延伸ブロー成形までを一貫して行う射出延伸ブロー成形
機として、例えば、特公昭53−22096号公報およ
び特公平5−32211号公報に示されるような射出延
伸ブロー成形機が知られている。
【0003】特公昭53−22096号公報に示される
射出延伸ブロー成形機は、成形機台上の下部基盤とその
上方の上部基盤とを、周辺部にてタイロッドにより一体
に連結し、その2つの基盤の間にて、回転搬送部材によ
り成形品を搬送し、射出成形部におけるプリフォームの
射出成形、温調部におけるプリフォームの温調、延伸ブ
ロー成形部における製品形状へのブロー成形、製品取出
部における製品の取出などの各操作を順に行えるように
構成することにより、成形機の小型化を図るようにして
いる。
【0004】また、特公平5−32211号公報に示さ
れる射出延伸ブロー成形機は、射出成形部、延伸ブロー
成形部、製品取出部を三方に設け、これら各部に対し回
転搬送部材により成形品を搬送して成形するようにして
いる。
【0005】さらに、これら各射出延伸ブロー成形機に
あっては、射出成形部、温調部および延伸ブロー成形部
における回転搬送部材の下方には、射出成形金型、温調
装置およびブロー成形金型、さらにはそれらの駆動機構
等が設けられるようになっている。
【0006】これに対し、製品取出部においては、射出
成形部、温調部、延伸ブロー成形部等のように成形用の
金型や、温調装置等の必要がないため、回転搬送部材の
下方には、何もない空間状態のままとされ、その空間の
下部位置に製品を成形機外へ排出するためのシュータが
設けられただけの状態となっていた。
【0007】このシュータは、特公昭53−22096
号の場合、製品取出部における製品の配列方向が成形機
台の側面と平行になっており、シュータも製品の配列方
向と同様に成形機台の側面と平行に配設され、そこから
成形機台側面下方部分に連結されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の射出延伸ブ
ロー成形機にあっては、製品取出部にシュータが設けら
れているものの、このシュータは、製品を成形機外へ排
出するだけで、排出後の製品の状態、例えば整列等につ
いては考慮されていない状態となっていた。
【0009】これに対し、近年では、射出延伸ブロー成
形機が大型化して、一サイクルの製品取り数が増大する
傾向にある。
【0010】このように、一サイクルの製品取り数の増
大に伴って、成形後の製品検査等の後工程の効率化が必
要となり、その結果成形後の製品検査等の後工程の自動
ライン化が必要となり、射出延伸ブロー成形機から取り
出された製品を正立状態で製品取出コンベアへ整列移行
させる必要性が生じてきている。
【0011】そのため、従来のように射出延伸ブロー成
形機から単に製品を排出するだけでなく、製品取出装置
を用いて製品を製品取出コンベアに正立状態で整列させ
るという市場要求が生じてきている。
【0012】この市場要求に応えるため、特開平4−1
2822号公報に示されるように、製品取出コンベアと
製品取出装置を射出延伸ブロー成形機の側方へ設置する
ことにより、製品取出装置により製品を製品取出コンベ
ア上に正立状態で整列させるようなものが開発されてい
る。
【0013】しかし、このような射出延伸ブロー成形機
にあっては、製品取出部から製品を取り出して製品取出
コンベア上に正立状態で整列させることができ、製品検
査等の後工程が容易になるという反面、製品取出装置が
非常に大きく、省スペースを実現した前記射出延伸ブロ
ー成形機の利点を有効に生かすことができないものであ
った。
【0014】このように、製品取出装置が大型化してし
まう原因としては、製品を射出延伸ブロー成形機の外へ
排出するという考えから抜けきれず、射出延伸ブロー成
形機の外、すなわち、成形機台の側方に製品取出コンベ
アを設け、更にその製品取出コンベアの外側に製品取出
装置を設置し、この製品取出装置から製品取出コンベア
を越えて製品取出部まで長いアームを伸ばして製品を製
品取出コンベア上に搬送するという構成をとっているこ
とに起因するものである。
【0015】また、射出延伸ブロー成形機は、特公平5
3−32096号公報にも示されるように、成形機台の
幅が射出成形部のタイロッドに支持される基盤、あるい
は回転搬送部材の回転搬送軌跡等によって制限されてお
り、特に製品取出部から成形機台外側面までの距離が比
較的長く、従って製品取出コンベアまでの距離が長くな
るという問題もあった。
【0016】本発明は、前記従来の問題点に着目して成
されたもので、その目的は、製品取出装置を極力小型化
し、射出成形から延伸ブロー成形までを一貫して行う場
合の省スペース化ができるという利点を有効に活用する
ことのできる射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロ
ー成形方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の発明に係る射出延伸ブロー成形機は、成形機
台上に回転可能に支持されプリフォームまたは製品を搬
送する回転搬送部材と、前記成形機台上の回転搬送部材
の回転軌跡に沿って配設された少なくともプリフォーム
成形用の射出成形部、このプリフォームを製品形状に成
形する延伸ブロー成形部および延伸ブロー成形部で成形
された製品を取り出す製品取出部とを備える射出延伸ブ
ロー成形機において、前記製品取出部は製品を取り出す
ための製品搬送手段を備え、前記製品搬送手段は、前記
製品取出部における回転搬送部材に保持された製品の下
方位置に設けられ、前記製品を正立状態で取り出す縦移
動手段と、前記縦移動手段の下端位置に設けられ、前記
取出された製品を正立状態のまま前記成形機台の側方に
移動させる横移動搬送手段と、を備えることを特徴とし
ている。
【0018】第2の発明に係る射出延伸ブロー成形機
は、第1の発明の状態に加え、前記縦移動手段は、製品
を正立状態で落下させて取り出す落下案内手段であるこ
とを特徴としている。
【0019】第3の発明に係る射出延伸ブロー成形機
は、第2の発明の状態に加え、前記製品搬送手段は成形
機台の内部に設けられ、前記製品取出部位置の成形機台
上面には製品の落下孔が設けられ、前記製品取出部位置
の成形機台側面には製品の取出孔が設けられていること
を特徴としている。
【0020】第4の発明に係る射出延伸ブロー成形機
は、第3の発明の状態に加え、前記落下案内手段は、前
記製品取出部における回転搬送部材に保持された製品の
下方位置に固定された貫通した筒部材と、前記筒部材の
上部に昇降可能に設けられ、前記回転搬送部材から保持
状態が解除される際に製品の下部を受け入れて製品の倒
れを防止し、製品を前記筒部材に案内するガイド部材
と、を備えることを特徴としている。
【0021】第5の発明に係る射出延伸ブロー成形機
は、第4の発明の状態に加え、前記横移動搬送手段は、
前記筒部材の下端位置に上端を位置させ、前記筒部材内
を落下した前記製品を受け入れ収納する貫通した筒状の
収納部材と、前記収納部材を摺動板上で前記筒部材の下
端位置から成形機台の側方に移動させるスライド機構
と、を備えることを特徴としている。
【0022】第6の発明に係る射出延伸ブロー成形機
は、第5の発明の状態に加え、前記製品取出部位置の成
形機台側壁に、前記筒状の収納部材の下端から落下した
製品を取り出すための製品取出コンベアが配設されてい
ることを特徴としている。
【0023】第7の発明に係る射出延伸ブロー成形機
は、第6の発明の状態に加え、前記収納部材は、前記成
形機台の側方側に位置する側面に製品の通過を許す開口
部が形成されていることを特徴としている。
【0024】第8の発明に係る射出延伸ブロー成形方法
は、少なくともプリフォームの射出成形工程、プリフォ
ームを製品形状に成形する延伸ブロー成形工程および延
伸ブロー成形工程により成形された製品を取り出す製品
取出工程に、プリフォームまたは製品を回転搬送部材に
設けた搬送保持部材に保持させて回転搬送することで一
サイクルの成形工程を行う射出延伸ブロー成形方法にお
いて、前記製品取出工程は、回転搬送部材によって回転
移送された製品を前記搬送保持部材から開放し、縦移動
手段により正立状態で取出す工程と、前記縦移動手段に
より取出された製品を横移動搬送手段により受け取った
後、製品を正立状態のまま成形機台の側方に移動させる
工程と、を含むことを特徴としている。
【0025】第9の発明に係る射出延伸ブロー成形方法
は、第8の発明の状態に加え、前記横移動搬送手段によ
り製品を成形機台の側方に移動させた後、製品を横移動
搬送手段より成形機台側面に設けた製品取出コンベア上
に落下させて移行させる工程と、前記製品が製品取出コ
ンベア上に移行した後、製品取出コンベアを駆動させて
製品を搬送する工程と、を含むことを特徴としている。
【0026】
【作用】前記構成の第1の発明に係る射出延伸ブロー成
形機にあっては、製品取出部の製品保持位置の下方に設
けた縦移動手段と、縦移動手段の下端位置で製品を成形
機台側方に移動させる横移動搬送手段とからなる製品搬
送手段を製品取出部に設けることにより、製品を正立状
態で成形機外に搬送することができ、成形後における製
品検査等の後工程を製品の整列等の工程を経ることな
く、容易に行うことができる。
【0027】第2の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
あっては、縦移動手段を、製品を落下させて取り出す落
下案内手段とすることにより、製品の取出しのための搬
送手段が成形機の側方に突出することがなく、省スペー
スを実現している。
【0028】さらに、落下案内手段は、製品の自重によ
る落下を行わせるため、複雑な機構を用いる必要がな
く、正立取出しを行うにもかかわらず、装置の簡略化が
できる。
【0029】第3の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
あっては、製品搬送手段を成形機台の内部に設け、成形
機台の外側には上面の落下孔と側面の取出孔が設けられ
るだけであるため、成形機台外側には邪魔な突出物がな
く、簡素な構成とすることができる。
【0030】第4の発明にあっては、落下案内手段を、
筒部材と、筒部材上部に昇降可能に設けられた製品倒れ
防止用のガイド部材とで構成することにより、製品の保
持解除時にガイド部材が製品の倒れを確実に防止して筒
部材に案内し、筒部材が製品を倒すことなく確実に下方
に落下案内することができ、製品の正立搬送をより確実
に行えることとなる。
【0031】第5の発明にあっては、横移動搬送手段
を、落下した製品を収納する収納部材と、この収納部材
を成形機台側方に移動させるスライド機構とで構成する
ことにより、収納部材に製品を正立収納した状態で、ス
ライド機構により確実に製品を成形機台側方にスライド
移動させることができる。
【0032】第6の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
あっては、製品取出部位置の成形機台側壁に収納部材の
下端から落下した製品を取り出すための製品取出コンベ
アを配設することにより、横移動搬送手段によって成形
機台側方に搬送されてきた製品を、複雑な移行のための
手段を用いることなく、自重落下によって正立状態のま
ま製品取出コンベアに移行させることができ、製品成形
後の製品検査等の後工程へ確実に正立状態のまま取り出
すことができる。
【0033】第7の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
あっては、収納部材の成形機台側方側に位置する側面に
製品の通過を許す開口部を形成することにより、収納部
材から製品取出コンベア上に製品が落下移行した状態
で、製品が収納部材内に残っていたとしても、スライド
機構により収納部材を落下案内手段側に移動させること
ができ、収納部材の下端から製品取出コンベア上面まで
の距離を製品の高さよりも短く設定することができ、装
置をよりコンパクトにして、省スペース化を図ることが
できる。
【0034】第8の発明に係る射出延伸ブロー成形方法
にあっては、製品を正立状態で縦移動させた後、製品を
正立状態のまま横移動させるだけで、正立状態のまま製
品を成形機台側方に取り出すことができ、複雑な取出装
置を用いることなく、簡略な構成で正立取出しができ、
その後の製品の検査等の工程を容易に行うことができ
る。
【0035】第9の発明に係る射出延伸ブロー成形方法
にあっては、横移動搬送手段より成形機台側面に設けた
製品取出コンベア上に製品を落下移行させた後、製品取
出コンベアを駆動させて製品を搬送することで、製品取
出コンベア上に製品を移行させる際に製品を転倒させる
ことなく、確実に正立状態のまま移行させることができ
る。
【0036】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0037】図1〜図5は、本発明の一実施例に係る射
出延伸ブロー成形機を示す図である。
【0038】この射出延伸ブロー成形機は、図1に示す
ように、成形機台10上に立設した一対のタイロッド1
2に支持された上部基盤14を備えており、この上部基
盤14の下面側に回転搬送部材としての回転板16が所
定角度(例えば90度)毎に間欠的に回転可能に設けら
れている。
【0039】回転板16の下面に、割型で構成された複
数(本実施例では8個)のネック型18を型開閉可能に
支持する分割板から構成されたネック型支持板20が、
中心から90度の間隔を置いて4箇所に配設され、この
複数のネック型18にネック部が支持された状態で、複
数のプリフォームまたは製品が回転板16の回転に伴っ
て90度間隔毎に間欠駆動し、4箇所の位置で停止でき
るようにされている。
【0040】また、ネック型18に保持されたプリフォ
ームまたは製品が回転板16によって回転させられるそ
の回転搬送軌跡に沿って、その停止位置にそれぞれ射出
成形部22、温調部24、延伸ブロー成形部26および
製品取出部28が配設されるようになっている。
【0041】射出成形部22は、一対のタイロッド12
間に挟まれた位置に配設され、回転板16の下方位置に
は、図示せぬが、射出装置と接続されるホットランナ、
射出キャビティ型および射出下部型締板が配設され、上
部基盤14上方には射出コア型およびそれを昇降させる
射出可動板が設けられ、射出キャビティ型と射出コア型
およびネック型18を型締めしてプリフォームを射出成
形するようになっている。
【0042】なお、射出キャビティ型と射出コア型との
型締め時においては、前記タイロッド12を介して型締
め力が得られるようになっている。このタイロッド12
は、成形機台10の幅ぎりぎりに立設され、成形機台1
0はこのタイロッド12の間隔よりも多少広く設定され
ている。
【0043】温調部24は、射出成形部22で射出成形
されたプリフォームがネック型18により保持された状
態で、回転板16が90度回転して停止する位置に配設
され、射出成形部22で成形されたプリフォームに対し
延伸適温に温度調整するもので、回転板16の下方に位
置する成形機台10上には、温度調整を行うための温調
ポット(図示せず)が配設されるようになっている。
【0044】延伸ブロー成形部26は、温調部24位置
でネック型18に保持されたプリフォームが、回転板1
6の回転により温調部24から90度回転して、搬送停
止される位置で、かつ、射出成形部22の対向位置に配
設されるようになっている。この延伸ブロー成形部26
における回転板16の下方に位置する成形機台10上に
は、図示せぬが、ブローキャビティ型およびその型締装
置が配設され、上部基盤14の上方にはブローコア型を
昇降させるブローコアユニットが配設されるようになっ
ている。そして、ネック型18に保持されたプリフォー
ムを挿入した状態で、ブローキャビティ型とブローコア
型とを型締めし、ブローコア型よりプリフォーム内にブ
ローエアを導入することにより、延伸ブロー成形を行っ
てプリフォームを製品の形状に形成するようにしてい
る。
【0045】製品取出部28は、ネック型18に支持さ
れた製品30(図2参照)が、延伸ブロー成形部26よ
り、回転板16の回転によって90度回転搬送されて停
止する位置で、かつ、温調部24と対向する位置に配設
されるようになっている。この製品取出部28における
上部基盤14上には、ネック型支持板20を開いてネッ
ク型18を開くための型開機構(図示せず)が配設さ
れ、この型開機構によってネック型18から製品30の
ネック部32が開放されるようになっている。なお、回
転板16と成形機台10との間にはネック型18以外の
金型等は存在せず空間状態とされている。
【0046】また、製品取出部28には、図2に示すよ
うに、製品30を取り出すための製品搬送手段34が設
けられ、その製品取出部28対応位置の成形機台10の
側面36には、図1にも示すように、製品取出コンベア
38が配設されるようになっている。
【0047】製品搬送手段34は、成形機台10の内部
に設けられるようになっており、その製品取出部28位
置の成形機台10の上面には製品30の落下孔40が設
けられ、また製品取出部28位置の成形機台10の側面
36における製品取出コンベア38の上部位置には製品
30の取出孔42が設けられている(図2参照)。
【0048】このように、製品搬送手段34を成形機台
10の内部に設けることにより、製品搬送手段34が成
形機台10より突出することがなく、省スペース化が実
現できる。
【0049】また、製品搬送手段34は、製品30を製
品取出部28位置からその位置の成形機台10の側面3
6位置まで、正立状態を維持した状態で搬送するもの
で、製品30を正立状態で落下させて取り出す縦移動手
段である落下案内手段44と、落下された製品30を正
立状態のまま成形機台10の側方に移動させる横移動搬
送手段46とを備えている。
【0050】落下案内手段44は、製品30を落下孔4
0位置から横移動搬送手段46位置まで案内する筒部材
48と、製品30がネック型18から開放される際に製
品30の倒れを防止し、製品30を筒部材48に案内す
るガイド部材50とを備えている。
【0051】筒部材48は、成形機台10上面の落下孔
40部分に取り付け固定される取付プレート52を貫通
して取付プレート52に垂下状態で固定された状態とな
っている。また、この筒部材48は、ネック型18に支
持された8個の製品30の間隔に対応して上下方向に貫
通する製品30の外径よりも多少大きな8個の筒状貫通
部54(図5参照)を一列に形成した状態となってお
り、その上端部には製品30の底部が引っかからないよ
うに外方に開いた曲折部56が形成されている。
【0052】ガイド部材50は、筒部材48を上下方向
において短くした状態とされたもので、製品30の外径
よりも多少大きな8個の筒状貫通部58(図3、図5参
照)を一列に形成した状態となっており、その上端部に
は製品30の底部が引っかからないように外方に開いた
曲折部60が形成されている。
【0053】また、このガイド部材50は、図2、図3
に示すように、昇降手段62を介して取付けプレート5
2上で昇降可能に保持されている。
【0054】そして、製品30がネック型18に保持さ
れた状態で、昇降手段62により上昇駆動されて製品3
0の下部側の胴部を筒状貫通部58内に受け入れて、ネ
ック型18が製品30を開放する際に、製品30の胴部
をガイドして倒れを防止し、製品30を筒部材48の筒
状貫通部54内に案内するとともに、製品30のガイド
完了後は、筒部材48上端位置まで下降退避して、次サ
イクルの製品30の移送の邪魔にならないようにされて
いる。
【0055】横移動搬送手段46は、落下案内手段44
を介して落下移動された製品30を受け入れ収納する収
納部材64と、この収納部材64を成形機台10の側方
に移動させるスライド機構66とを備えている。
【0056】収納部材64は、前記筒部材48から落下
する8個の製品30を受け入れ収納する8個の上下方向
に貫通する貫通収納部68(図4、図5参照)を一列に
備え、その下端を摺動板70上に載置し、その上端が前
記筒部材48の下端に位置される高さになっている。ま
た、この収納部材64の高さは、製品30の高さよりも
高く設定されている。
【0057】スライド機構66は、摺動板70の下方位
置で成形機台10の中心側から側面36にわたって配設
されたロッドレスシリンダ72およびガイドレール74
と、このロッドレスシリンダ72に取り付けられ、ガイ
ドレール74にスライド可能に係合するとともに、摺動
板70に形成したスリット76から摺動板70上に突出
して収納部材64に連結された連結プレート78とを備
え、ロッドレスシリンダ72を駆動させることにより、
収納部材64を筒部材48の下端位置から成形機台10
の側面36の製品取出コンベア38上方までスライドさ
せることにより、製品30を製品取出コンベア38上に
落下させて移行させるようになっている。
【0058】また、収納部材64の成形機台10の側方
側に位置する側面80の下部側に製品30の通過を許す
開口部82が形成され、製品30が収納部材64より製
品取出コンベア38上に落下して移行された状態で、ロ
ッドレスシリンダ72を駆動させて収納部材64を筒部
材48の下端位置まで移動させようとする際に、製品取
出コンベア38上の製品30が開口部82によって収納
部材64と当接することなく収納部材64が移動できる
こととなる。この場合、製品取出コンベア38上に配置
された製品30の上部が収納部材64の開口部82の範
囲内にある場合でも収納部材64の移動ができることと
なり、製品取出コンベア38の上面から収納部材64の
下端までの距離が製品30の高さよりも短く設定できる
ため、それだけ製品取出コンベア38の高さ位置を低く
しなくてすむことになる。さらに、収納部材64の製品
取出コンベア38搬送方向には製品間毎に仕切板69が
設けられ、製品の横倒れを常に防止している。
【0059】製品取出コンベア38は、成形機台10の
側面36の取出孔42よりも下方位置に取り付けられ、
成形機台10の側面36に沿って、製品30を正立状態
のまま搬送し、製品検査等の次工程へと搬送し得るよう
になっている。また、この製品取出コンベア38は、収
納部材64から製品30が落下されて移行する際には駆
動されず、製品30の移行が完了した時点で駆動されて
製品30を搬送することにより、製品30の移行の際に
製品30が倒れることなく正立状態を維持して搬送でき
るようになっている。さらに、製品取出コンベア38に
は、製品30の搬送方向に沿って、製品30の両側をガ
イドして、製品30の倒れを防止するガイドプレート8
4が設けられている。このガイドプレート84は、製品
30を確実にガイドできるように、ガイドプレート84
の位置および角度がアジャスタ86によって調整できる
ようにされている。
【0060】次に、前述の射出延伸ブロー成形機を用い
た射出延伸ブロー成形方法について図6〜図9を参照し
て説明する。
【0061】まず、射出成形部22においてネック型1
8に対し、射出コア型および射出キャビティ型を型締め
し、射出装置より溶融樹脂を型内に射出してプリフォー
ムを成形する。
【0062】次に射出コア型を回転板16より退避さ
せ、射出キャビティ型を型開し、ネック型18によりネ
ック部を保持した状態で回転板16を回転駆動させ、プ
リフォームを温調部24に搬送する。
【0063】温調部24では、プリフォームを温調ポッ
ト内に挿入して、プリフォームを延伸適温に温調する。
【0064】次いで、温調部24において延伸適温に温
調されたプリフォームを温調ポットから取り出し、ネッ
ク型18によりプリフォームを保持したまま回転板16
を回転駆動させ、プリフォームを延伸ブロー成形部26
に搬送する。
【0065】延伸ブロー成形部26では、ブローコアユ
ニットを下降させ、ネック型18に保持されたプリフォ
ームにブローコアを挿入した状態で、ブローキャビティ
型を型締めし、ブローコア型よりプリフォーム内にブロ
ーエアを導入して延伸ブロー成形を行い、プリフォーム
を製品30の形状に成形する。
【0066】そして、ブローキャビティ型およびブロー
コア型を型開し、延伸ブロー成形部26でブロー成形さ
れた製品をネック型18で保持したまま、回転板16を
回転駆動させて製品30を製品取出部28へと搬送す
る。
【0067】製品取出部28においては、図6に示すよ
うに、昇降手段62によってガイド部材50が筒部材4
8の上端に当接した状態になっており、収納部材64は
ロッドレスシリンダ72によって筒部材48の下端位置
に位置決めされた状態となっている。
【0068】この状態で製品30が製品取出部28に搬
送されてくると、図7に示すように、昇降手段62の駆
動により、ガイド部材50が上昇し、ガイド部材50の
上部よりネック型18によってネック部32が保持され
た製品30の胴部を受け入れる。この場合、ガイド部材
50の上端には曲折部60が形成されているため、製品
30の底部は、確実にガイド部材50内に挿入されるこ
ととなる。
【0069】次に、型開機構によりネック型支持盤20
を開いてネック型18を開き、ネック型18から製品3
0のネック部32を開放することで製品30を、図8に
示すように、下方に落下させる。この場合、製品30の
底部がガイド部材50によってガイドされているため、
ネック型18が製品30を開放した際に製品30の倒れ
が防止され、確実に正立状態のままガイド部材50を通
過して筒部材48内へ落下し、この筒部材48に案内さ
れながら筒部材48の下端位置にある収納部材64内へ
と落下し、製品30の底部が摺動板70上に当接した状
態で停止することとなる。筒部材48では、上端に形成
した曲折部56が製品30の底部が引っかからないよう
に案内して確実に筒部材48内へと導くようになってお
り、収納部材64は筒部材48を通過した製品30を正
立状態のまま確実に収納することとなる。また、製品3
0を落下させた後、昇降手段62の駆動により、ガイド
部材50が下降し、次サイクルの製品30の搬送経路か
ら退避する状態となる。
【0070】次いで、収納部材64内に確実に製品30
を正立状態で収納した状態において、図9に示すよう
に、ロッドレスシリンダ72を駆動して、収納部材64
を筒部材48の下端位置から成形機台10の側方へスラ
イドさせ、製品取出コンベア38の上方位置まで移動さ
せる。この場合、製品30は、収納部材64内で、底部
が摺動板70に接触した状態で摺動板70上を移動し、
摺動板70をこえて製品取出コンベア38上に達する
と、製品30の底部を支持するものがなくなるため、製
品30は自重で製品取出コンベア38上に落下して収納
部材64から製品取出コンベア38上に移行することと
なる。
【0071】製品30が製品取出コンベア38上に載置
されると、各種の検出手段等により製品30の載置状態
が検出され、その検出情報に基づいて製品取出コンベア
38が駆動し、製品30を成形機台10の側面36に沿
って搬送し、製品検査等の後工程へと送られることとな
る。この場合、製品30は、製品取出コンベア38上で
ガイドプレート84によりガイドされて倒れることなく
正立状態のまま搬送されることとなり、後工程での製品
検査等が容易に行えることとなる。
【0072】また、製品30を製品取出コンベア38上
に落下させた後、ロッドレスシリンダ72が駆動して収
納部材64を筒部材48の下端位置まで移動させ、次サ
イクルのために待機するようになっている。この場合、
収納部材64が移動する場合、収納部材64の側面80
に形成した開口部82の存在によって製品30の上部が
収納部材64内に位置していたとしても、製品30に当
接することなく収納部材64が移動できることとなる。
【0073】そして、次サイクルの製品30が製品取出
部28に搬送されてくると、前述の動作を繰り返して順
次製品を正立状態のまま、製品取出コンベア38へと搬
送することとなる。
【0074】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。
【0075】たとえば、横移動搬送手段としてスライド
機構を用いたが、この例に限らず、チャック手段やベル
トコンベア等を用いて製品を横移動させるようにするこ
とも可能である。
【0076】また、製品取出コンベアを成形機台の側面
に設けたが、この例に限らず、成形機台の内部に製品取
出コンベアを設けてもよく、この場合、製品取出部の横
に位置する成形機台の側面に取出孔を形成しておけばよ
い。
【0077】さらに、次工程へと搬送する製品取出コン
ベアに変えて、チャック手段等を用いて製品を次工程へ
搬送することも可能である。
【0078】また、前記実施例においては製品搬送手段
を成形機台の内部に設けたが、この例に限らず、成形機
台の上面に設けるようにすることも可能である。
【0079】さらに、縦移動手段として落下案内手段を
示したが、この例に限らず、製品を把持して昇降するよ
うなものを採用することも可能である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に係る
射出延伸ブロー成形機によれば、製品取出部の製品保持
位置の下方に設けた縦移動手段と、縦移動手段の下端位
置で製品を成形機台側方に移動させる横移動搬送手段と
からなる製品搬送手段を製品取出部に設けることによ
り、製品を正立状態で成形機外に搬送することができ、
成形後における製品検査等の後工程を製品の整列等の工
程を経ることなく、容易に行うことができるという効果
がある。
【0081】第2の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
よれば、縦移動手段を、製品を落下させて取り出す落下
案内手段とすることにより、製品の取出しのための搬送
手段が成形機の側方に突出することがなく、省スペース
を実現できるという効果がある。
【0082】さらに、落下案内手段は、製品の自重によ
る落下を行わせるため、複雑な機構を用いる必要がな
く、正立取出しを行うにもかかわらず、装置の簡略化が
できるという効果がある。
【0083】第3の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
よれば、製品搬送手段を成形機台の内部に設け、成形機
台の外側には上面の落下孔と側面の取出孔が設けられる
だけであるため、成形機台外側には邪魔な突出物がな
く、簡素な構成とすることができるという効果がある。
【0084】第4の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
よれば、落下案内手段を、筒部材と、筒部材上部に昇降
可能に設けられた製品倒れ防止用のガイド部材とで構成
することにより、製品の保持解除時にガイド部材が製品
の倒れを確実に防止して筒部材に案内し、筒部材が製品
を倒すことなく確実に下方に落下案内することができ、
製品の正立搬送をより確実に行えるという効果がある。
【0085】第5の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
よれば、横移動搬送手段を、落下した製品を収納する収
納部材と、この収納部材を成形機台側方に移動させるス
ライド機構とで構成することにより、収納部材に製品を
正立収納した状態で、スライド機構により確実に製品を
成形機台側方にスライド移動させることができるという
効果がある。
【0086】第6の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
よれば、製品取出部位置の成形機台側壁に収納部材の下
端から落下した製品を取り出すための製品取出コンベア
を配設することにより、横移動搬送手段によって成形機
台側方に搬送されてきた製品を、複雑な移行のための手
段を用いることなく、自重落下によって正立状態のまま
製品取出コンベアに移行させることができ、製品成形後
の製品検査等の後工程へ確実に正立状態のまま取り出す
ことができるという効果がある。
【0087】第7の発明に係る射出延伸ブロー成形機に
よれば、収納部材の成形機台側方側に位置する側面に製
品の通過を許す開口部を形成することにより、収納部材
から製品取出コンベア上に製品が落下移行した状態で、
製品が収納部材内に残っていたとしても、スライド機構
により収納部材を落下案内手段側に移動させることがで
き、収納部材の下端から製品取出コンベア上面までの距
離を製品の高さよりも短く設定することができ、装置を
よりコンパクトにして、省スペース化を図ることができ
るという効果がある。
【0088】第8の発明に係る射出延伸ブロー成形方法
によれば、製品を正立状態で縦移動させた後、製品を正
立状態のまま横移動させるだけで、正立状態のまま製品
を成形機台側方に取り出すことができ、複雑な取出装置
を用いることなく、簡略な構成で正立取出しができ、そ
の後の製品の検査等の工程を容易に行うことができると
いう効果がある。
【0089】第9の発明に係る射出延伸ブロー成形方法
によれば、横移動搬送手段より成形機台側面に設けた製
品取出コンベア上に製品を落下移行させた後、製品取出
コンベアを駆動させて製品を搬送することで、製品取出
コンベア上に製品を移行させる際に製品を転倒させるこ
となく、確実に正立状態のまま移行させることができる
という効果がある。
【0090】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る射出延伸ブロー成形機
の平面図である。
【図2】図1の射出延伸ブロー成形機の製品取出部位置
における成形機台の縦断面図である。
【図3】図2の成形機台に設けた落下案内手段を示す部
分平面図である。
【図4】図2の横移動搬送手段および製品取出コンベア
の状態を示す平面図である。
【図5】図2および図3のガイド部材、筒部材および収
納部材の状態を示す斜視図である。
【図6】製品が製品取出部に移送されてくる前の状態を
示す図2相応の縦断面図である。
【図7】図6の状態から製品取出部に製品が移送され、
ガイド部材が製品の下部をガイドしている状態を示す縦
断面図である。
【図8】図7の状態から製品を落下させて収納部材内に
収納した状態を示す縦断面図である。
【図9】図8の状態からスライド機構により収納部材を
成形機台側方にスライドさせ、製品取出コンベア上に製
品を移行させる状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 成形機台 16 回転板 18 ネック型 20 ネック型支持板 22 射出成形部 26 延伸ブロー成形部 28 製品取出部 30 製品 32 ネック部 34 製品搬送手段 36 成形機台の側面 38 製品取出コンベア 40 落下孔 42 取出孔 44 落下案内手段 46 横移動搬送手段 48 筒部材 50 ガイド部材 62 昇降手段 64 収納部材 66 スライド機構 70 摺動板 82 開口部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形機台上に回転可能に支持されプリフ
    ォームまたは製品を搬送する回転搬送部材と、前記成形
    機台上の回転搬送部材の回転軌跡に沿って配設された少
    なくともプリフォーム成形用の射出成形部、このプリフ
    ォームを製品形状に成形する延伸ブロー成形部および延
    伸ブロー成形部で成形された製品を取り出す製品取出部
    とを備える射出延伸ブロー成形機において、 前記製品取出部は製品を取り出すための製品搬送手段を
    備え、 前記製品搬送手段は、 前記製品取出部における回転搬送部材に保持された製品
    の下方位置に設けられ、前記製品を正立状態で取り出す
    縦移動手段と、 前記縦移動手段の下端位置に設けられ、前記取出された
    製品を正立状態のまま前記成形機台の側方に移動させる
    横移動搬送手段と、を備えることを特徴とする射出延伸
    ブロー成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記縦移動手段は、製品を正立状態で落下させて取り出
    す落下案内手段であることを特徴とする射出延伸ブロー
    成形機。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記製品搬送手段は成形機台の内部に設けられ、 前記製品取出部位置の成形機台上面には製品の落下孔が
    設けられ、 前記製品取出部位置の成形機台側面には製品の取出孔が
    設けられていることを特徴とする射出延伸ブロー成形
    機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記落下案内手段は、前記製品取出部における回転搬送
    部材に保持された製品の下方位置に固定された貫通した
    筒部材と、 前記筒部材の上部に昇降可能に設けられ、前記回転搬送
    部材から保持状態が解除される際に製品の下部を受け入
    れて製品の倒れを防止し、製品を前記筒部材に案内する
    ガイド部材と、 を備えることを特徴とする射出延伸ブロー成形機。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記横移動搬送手段は、前記筒部材の下端位置に上端を
    位置させ、前記筒部材内を落下した前記製品を受け入れ
    収納する貫通した筒状の収納部材と、 前記収納部材を摺動板上で前記筒部材の下端位置から成
    形機台の側方に移動させるスライド機構と、 を備えることを特徴とする射出延伸ブロー成形機。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記製品取出部位置の成形機台側壁に、前記筒状の収納
    部材の下端から落下した製品を取り出すための製品取出
    コンベアが配設されていることを特徴とする射出延伸ブ
    ロー成形機。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記収納部材は、前記成形機台の側方側に位置する側面
    に製品の通過を許す開口部が形成されていることを特徴
    とする射出延伸ブロー成形機。
  8. 【請求項8】 少なくともプリフォームの射出成形工
    程、プリフォームを製品形状に成形する延伸ブロー成形
    工程および延伸ブロー成形工程により成形された製品を
    取り出す製品取出工程に、プリフォームまたは製品を回
    転搬送部材に設けた搬送保持部材に保持させて回転搬送
    することで一サイクルの成形工程を行う射出延伸ブロー
    成形方法において、 前記製品取出工程は、 回転搬送部材によって回転移送された製品を前記搬送保
    持部材から開放し、縦移動手段により正立状態で取出す
    工程と、 前記縦移動手段により取出された製品を横移動搬送手段
    により受け取った後、製品を正立状態のまま成形機台の
    側方に移動させる工程と、 を含むことを特徴とする射出延伸ブロー成形方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記横移動搬送手段により製品を成形機台の側方に移動
    させた後、製品を横移動搬送手段より成形機台側面に設
    けた製品取出コンベア上に落下させて移行させる工程
    と、 前記製品が製品取出コンベア上に移行した後、製品取出
    コンベアを駆動させて製品を搬送する工程と、 を含むことを特徴とする射出延伸ブロー成形方法。
JP7074623A 1995-03-06 1995-03-06 射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法 Pending JPH08238666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7074623A JPH08238666A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7074623A JPH08238666A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08238666A true JPH08238666A (ja) 1996-09-17

Family

ID=13552508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7074623A Pending JPH08238666A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08238666A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014030639A1 (ja) * 2012-08-20 2016-07-28 日精エー・エス・ビー機械株式会社 ブロー成形機
CN111344129A (zh) * 2017-08-30 2020-06-26 日精Asb机械株式会社 成型品移除装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014030639A1 (ja) * 2012-08-20 2016-07-28 日精エー・エス・ビー機械株式会社 ブロー成形機
CN111344129A (zh) * 2017-08-30 2020-06-26 日精Asb机械株式会社 成型品移除装置
US11597133B2 (en) 2017-08-30 2023-03-07 Nissei Asb Machine Co., Ltd. Molded article extracting device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6976836B2 (en) Biaxial stretch blow molding method and apparatus for wide-mouthed containers
AU630309B2 (en) Pivoting workpiece removal device
KR100696049B1 (ko) 2축 연신 블로우 성형장치
US9446552B2 (en) Blow molding machine
JPH02192923A (ja) 合成樹脂射出成形機から射出成形部材を搬出する装置
EP2470347B1 (en) High-speed takeout system
JP2005138438A (ja) 成形機その他加工機における成形品取出し装置
JP3616484B2 (ja) 把手付き容器の成形装置及び成形方法
JPH08238666A (ja) 射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法
JP3477303B2 (ja) プリフォーム取出し、整列装置
JPH08207130A (ja) 射出延伸ブロー成形機および射出延伸ブロー成形方法
JP3761017B2 (ja) プリフォームの冷却装置及びプリフォームの受け取り冷却方法
JP3510936B2 (ja) 成形装置
JPH0957824A (ja) パリソン搬送装置
JPH03224715A (ja) 2段延伸ブロー成形装置
JP3789014B2 (ja) ネックピースインサート装置を有する成形機及びプリフォームの成形方法
JP2008201064A (ja) プリフォームの整列搬送装置およびその整列搬送方法
US3520021A (en) Apparatus for the continuous manufacture of blow-molded articles
JP3312764B2 (ja) 成形装置
JP3777200B2 (ja) 成形装置および供給装置
JP3760267B2 (ja) プリフォームの集積装置
JP3200178B2 (ja) ネックピースインサート装置を有するブロー成形機
JP3932620B2 (ja) プリフォームの搬送方法及びこの搬送方法に用いるプリフォーム装着部材
JP3442141B2 (ja) 吹き込み成形装置
JP4074409B2 (ja) 射出延伸ブロー成形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041207