JP5021027B2 - メディアプレーヤがデジタル音声をアクセサリへ転送できるようにするための方法及びシステム - Google Patents

Description

本発明は、一般に、電気的装置に係り、より詳細には、アクセサリ装置と通信するメディアプレーヤのような電気的装置に係る。

関連出願への相互参照：適用なし。

メディアプレーヤは、そのメディアプレーヤで再生又は表示することのできる音声トラック、ビデオ及び写真のようなメディア資産を記憶する。メディアプレーヤの一例は、カリフォルニア州クーパチノのアップル社から入手できるアイポッド（ｉＰｏｄ^TM）メディアプレーヤである。多くの場合、メディアプレーヤは、ユーザがメディア資産を管理できるように働くホストコンピュータからそのメディア資産を取得する。例えば、ホストコンピュータは、メディアマネージメントアプリケーションを実行して、メディア資産を管理することができる。メディアマネージメントアプリケーションの一例は、アップル社によって製造されたアイチューン（ｉＴｕｎｅｓ(登録商標)）、バージョン６．０である。

メディアプレーヤは、典型的に、メディアプレーヤへインターフェイスするのに使用できる１つ以上のコネクタ又はポートを備えている。例えば、コネクタ又はポートは、メディアプレーヤをホストコンピュータに結合し、ドッキングシステムに挿入し、又はアクセサリ装置を受け入れることができる。今日、メディアプレーヤに相互接続することのできる多数の異なる形式のアクセサリ装置がある。例えば、リモートコントローラをコネクタ又はポートに接続して、ユーザがメディアプレーヤを遠隔制御できるようにする。別の例として、自動車にコネクタを設け、このコネクタにメディアプレーヤを挿入して、自動車のメディアシステムがメディアプレーヤと対話できるようにし、これにより、自動車の中においてメディアプレーヤでメディアコンテンツを再生できるようにする。

ＵＳＢスピーカのような多数のアクセサリがデジタル音声を受信することができる。従って、メディアプレーヤは、これら形式のアクセサリにデジタル音声を供給できることが望まれる。これまで、メディアプレーヤからアクセサリへ供給されるのは、アナログ音声信号だけであった。

従って、メディアプレーヤの製造者がデジタル音声トラックを関連アクセサリへ供給できるようにする改良された技術が要望される。本発明は、このような要望に向けられる。

メディアプレーヤがデジタル音声をアクセサリへ転送できるようにするための方法及びシステムが開示される。この方法及びシステムは、再生コマンドをメディアプレーヤへ送信するステップと、メディアプレーヤに関する情報を返送するステップと、メディアプレーヤに関する情報に基づいてアクセサリへデジタル音声を供給するステップと、を備えている。

本発明によるシステム及び方法では、複数のコマンドでメディアプレーヤがアクセサリにデジタル音声を転送することができる。これらのコマンドは、サポートされるサンプルレートのリストをアクセサリから収集し、そしてメディアプレーヤの情報をアクセサリに通知するようにメディアプレーヤによって使用される。

本発明によるドッキングコネクタを示す図である。 本発明によるドッキングコネクタを示す図である。 本発明によるリモートコネクタの前方・上面図である。 図２Ａのリモートコネクタに使用できるプラグを示す図である。 図２Ａのリモートコネクタに挿入される図２Ｂのプラグを示す図である。 ドッキングコネクタのコネクタピン指定を示す。 リモートコネクタのコネクタピン指定を示す。 ドッキングコネクタの典型的なファイアワイヤコネクタインターフェイスを示す図である。 アクセサリ電源の参照概略図である。 ドッキングコネクタに対してアクセサリを検出しそして識別するシステムの参照概略図である。 リモートコネクタに接続できるエレクトレットマイクロホンの参照概略図である。 異なるアクセサリに結合されるメディアプレーヤを示す図である。 コンピュータに結合されるメディアプレーヤを示す図である。 車又はホームステレオシステムに結合されるメディアプレーヤを示す図である。 他のアクセサリとワイヤレス通信するドングルに結合されたメディアプレーヤを示す図である。 スピーカシステムに結合されたメディアプレーヤを示す図である。 メディアプレーヤがアクセサリにデジタル音声をどのように供給するか示すフローチャートである。 メディアプレーヤのサポートされるサンプルレートの例をリストしたテーブルである。

本発明は、一般に、電気的装置に係り、より詳細には、アクセサリ装置と通信するメディアプレーヤのような電気的装置に係る。以下の説明は、当業者が本発明を利用できるようにするように表現され、そして特許出願及びその要件に関して設けられたものである。当業者であれば、ここに述べる好ましい実施形態、一般的原理、及び特徴の種々の変更が容易に明らかであろう。従って、本発明は、ここに示す実施形態に限定されるものではなく、ここに述べる原理及び特徴と一貫した最も広い範囲に一致するものである。

本発明によるシステム及び方法において、複数のコマンドでメディアプレーヤがアクセサリへデジタル音声を転送することができる。この方法及びシステムは、再生コマンドをメディアプレーヤへ送信するステップと、メディアプレーヤに関する情報を返送するステップと、メディアプレーヤに関する情報に基づいてアクセサリへデジタル音声を供給するステップと、を備えている。メディアプレーヤは、サポートされたサンプルレートでデジタル音声を転送するために、サンプルレート変換を内部で遂行することができる。複数のコマンドを様々な環境で使用することができる。１つのこのような環境は、以下に詳細に述べるコネクタインターフェイスシステム環境内である。

コネクタインターフェイスシステムの概略
本発明によるコネクタインターフェイスシステムの特徴を詳細に説明するために、添付図面を参照して以下に説明する。

ドッキングコネクタ
図１Ａ及び１Ｂは、本発明によるドッキングコネクタ１００を示す。先ず、図１Ａを参照すれば、キーイング特徴１０２は、特注長さ１０４のものである。更に、１組のキーがコネクタの底部においてある長さだけ分離され、そして別の組のキーがコネクタの頂部において別の長さだけ分離された特定のキー構成が使用される。このキー構成の使用は、非準拠のコネクタがプラグインされて装置に潜在的な危険を生じさせるのを防止する。電力用のコネクタは、電力用のファイアワイヤ又はＵＳＢ仕様を使用している。コネクタは、この機構を実施するために最初にメークし／最後にブレークする接点を含んでいる。図１Ｂは、最初にメークし／最後にブレークする接点２０２を示すと共に、最初にメークし／最後にブレークする適当な接点を設けることに関連した接地ピン及び電源ピンも示している。この例では、接地ピン２０４は、電源ピン２０６より長い。それ故、接地ピン２０４は、電源ピン２０６の前にドッキングアクセサリにおけるその相手ピンに接触する。それ故、装置の電子回路の内部の電気的ダメージが最小にされる。

更に、本発明によるコネクタインターフェイスシステムは、以下に詳細に検討するように、ＵＳＢ及びファイアワイヤの両インターフェイスを同じドッキングコネクタ整列体の一部分として使用し、これにより、異なる形式のインターフェイスと設計上良く適合したものにする。

リモートコネクタ
コネクタインターフェイスシステムは、音声を出力し、音声を入力し、Ｉ／Ｏシリアルプロトコルを与え、そしてビデオ出力を与えるための能力を備えたリモートコネクタも備えている。図２Ａは、本発明によるリモートコネクタ２００の前方・上面図である。明らかなように、リモートコネクタ２００は、リモート装置のための頂部ヘッドホンリセプタクル２０２及び第２のリセプタクル２０４を含む。図２Ｂは、リモートコネクタに使用されるプラグ３００を示す。このプラグ３００は、リモートコネクタを経て特徴を与えることができるようにする。図２Ｃは、リモートコネクタ２００に挿入されたプラグ３００を示す。これまで、これら全ての特徴がリモートコネクタにおいて実施されているのではない。それ故、標準的なヘッドホンケーブルは、プラグインできるが、特殊なリモートコントロールケーブル、マイクロホンケーブル及びビデオケーブルをリモートコネクタと共に使用することもできる。

コネクタインターフェイスシステムの特徴を詳細に説明するために、本発明によるドッキングコネクタ、リモートコネクタ、及びコマンドセットについての機能の説明を、以下から見出されたい。

ドッキング及びリモートコネクタの仕様
アップル社によるアイポッド（ｉＰｏｄ^TM）装置のようなメディアプレーヤのためのドッキングコネクタ及びリモートコネクタの両方に対するコネクタピン指定の一例として、図３Ａ及び３Ｂを参照する。図３Ａは、ドッキングコネクタに対するコネクタピン指定を示す。図３Ｂは、リモートコネクタに対するコネクタピン指定を示す。

ドッキングコネクタの仕様
図４Ａは、ドッキングコネクタの典型的なファイアワイヤコネクタインターフェイスを示す。幾つかの例示的な仕様は、次の通りである。

ファイアワイヤ電源：８Ｖ−３０Ｖ ＤＣ入力、１０Ｗ最大。ファイアワイヤは、ＩＥＥＥ１３９４Ａ仕様（４００Ｍｂ／ｓ）に対して設計することができる。

ＵＳＢインターフェイス
メディアプレーヤは、ＵＳＢ装置動作の２つの構成又はモード、即ち大量記憶及びメディアプレーヤＵＳＢインターフェイス（ＭＰＵＩ）を与える。ＭＰＵＩは、ＵＳＢヒューマンインターフェイスデバイス（ＨＩＤ）インターフェイスを搬送メカニズムとして使用し、以下に詳細に述べるメディアプレーヤアクセサリプロトコル（ＭＰＡＰ）を使用してメディアプレーヤを制御できるようにする。

アクセサリ３．３Ｖ電源
図４Ｂは、アクセサリ電源を示す。メディアプレーヤアクセサリ電源ピンは、ドッキングコネクタ及びリモートコネクタ（もし存在すれば）を経て、例えば、３．０Ｖから３．３Ｖ±５％（２．８５Ｖから３．４６５Ｖ）の電圧を供給する。最大電流は、ドッキングコネクタとリモートコネクタとの間で分担される。

デフォールトにより、メディアプレーヤは、５ｍＡのような特定の電流を供給する。アクティブな装置使用中に高電源（例えば、１００ｍＡまで）をターンオンするには適切なソフトウェアアクセサリ検出が要求される。装置がインアクティブであるときには、電源の所定量、例えば、５ｍＡ電流より低い消費でなければならない。

メディアプレーヤのブートストラッププロセス中には、例えば、約２秒の周期中、アクセサリ電源がスイッチオフされる。これは、アクセサリが既知の状態にあってそれを適切に検出できるよう確保するために行われる。全てのアクセサリは、メディアプレーヤがブートストラッププロセス及びオフ状態からオン状態へのアクセサリ電源の移行を完了した後にそれら自身を再識別するという役割を果たす。

アクセサリ電源は、デジタルＧＮＤピンを通して接地される。

図４Ｃは、ドッキングコネクタのためのアクセサリを検出しそして識別するシステムの参照概略図である。このシステムは、ドッキングコネクタに何がプラグインされたか装置が決定できるようにする接地抵抗器を含む。メディアプレーヤ内の「アクセサリ識別」には内部プルアップが存在する。２つのピン（アクセサリ識別及びアクセサリ検出）が使用される。

図４Ｄは、リモートコネクタ内のエレクトレットマイクロホンの参照概略図である。

シリアルプロトコル通信
ａ）装置（Ｒｘ及びＴｘ）と通信するのに使用される２本のピン
ｂ）入力及び出力（ＯＶ＝低、３．３Ｖ＝高）

上述したように、メディアプレーヤは、種々のアクセサリに接続される。図５Ａ−５Ｅは、異なるアクセサリに結合されたメディアプレーヤ５００を示す。図５Ａは、ドッキングステーション５０２に結合されたメディアプレーヤ５００'を示す。図５Ｂは、コンピュータ５０４に結合されたメディアプレーヤ５００”を示す。図５Ｃは、車又はホームステレオシステム５０６に結合されたメディアプレーヤ５００’を示す。図５Ｄは、他の装置とワイヤレス通信するドングル５０８に結合されたメディアプレーヤ５００””を示す。図５Ｅは、スピーカシステム５１０に結合されたメディアプレーヤ５００’を示す。明らかなように、アクセサリが意味するものは、ドッキングステーション、チャージャー、カーステレオ、マイクロホン、ホームステレオ、コンピュータ、スピーカ、及び他のアクセサリとワイヤレス通信するアクセサリを含むが、これらに限定されない。

上述したように、このコネクタインターフェイスシステムは、メディアプレーヤからその関連アクセサリへのデジタル音声の転送を許すためのコマンドセットと共に使用できる。ＵＳＢ環境では、転送は、デジタル音声をアクセサリへストリーミングすることにより遂行される。当業者であれば、上述したコネクタインターフェイスシステムは、コマンドセットと共に使用できるが、本発明の精神及び範囲内で種々の他のコネクタ又はシステムを使用できることが理解されよう。デジタル音声コマンドセットの利用を詳細に説明するために、添付図面を参照して以下に述べる。

コマンドセットは、メディアプレーヤがデジタル音声をアクセサリへ転送できるようにする。これらのコマンドは、サポートされるサンプルレートのリストをアクセサリから収集し、そして現在サンプルレート、音声チェック（例えば、音量又は音声エネルギー正規化）値、及びトラック音量調整値のようなメディアプレーヤの情報をアクセサリに通知するようにメディアプレーヤによって使用される。メディアプレーヤは、サンプルレートの変換を内部で遂行して、サポートされたサンプルレートでデジタル音声を転送することができる。

デジタル音声に対する典型的なトランザクション
通常の環境のもとで、メディアプレーヤと、ＵＳＢ音声を経てデジタル音声を要求しているアクセサリは、次のステップを遂行する。

１．ユーザは、ＵＳＢケーブルへのコネクタインターフェイスシステム１００を使用してメディアプレーヤをアクセサリに接続する。

２．メディアプレーヤは、例えば、大量記憶及びＵＳＢ音声のような複数のコンフィギュレーションをアクセサリに与える。

３．アクセサリは、ＵＳＢ標準要求を使用してＵＳＢ音声コンフィギュレーションを選択する。

アクセサリは、デジタル音声がイネーブルされる前にメディアプレーヤで認証を行ってもよい。アクセサリが、デジタル音声信号をサポートするものとして識別すると、認証を与えることができ、そしてメディアプレーヤは、プロセスが成功したかのように直ちに進めることができる。認証プロセスが失敗すると、メディアプレーヤのデジタル音声は、直ちにディスエイブルすることができる。

図６は、メディアプレーヤがデジタル音声信号をアクセサリに与えるプロセスを示すフローチャートである。第１に、ステップ６０２を経て、認証がバックグランドで行われ、成功となる。次いで、ステップ６０４を経て、アクセサリが、デジタル音声をストリーミングするためにデジタル音声ストリーミングインターフェイスを選択する。次いで、ステップ６０６を経て、再生コマンドがメディアプレーヤへ送信される。次いで、ステップ６０８を経て、メディアプレーヤは、サンプルレート、音声トラックの正規化及びトラック音量調整をアクセサリへ送信する。メディアプレーヤは、ステップ６０９を経て、選択された音声ストリーミングインターフェイスを通してデジタル音声をアクセサリへ転送する。その後に、ステップ６１０を経て、次のトラックが選択され、そしてステップ６０６、６０８及び６０９が繰り返される。

このプロセスを詳細に説明するために、添付情報を参照して以下に述べる。以下に示すステップは、コネクタインターフェイスシステム１００のＵＳＢインターフェイスを経てメディアプレーヤによりデジタル音声をイネーブル及びディスエイブルすることを示す。

１．メディアプレーヤをアクセサリに接続する。

２．ＵＳＢ音声インターフェイスを有するメディアプレーヤコンフィギュレーションを選択する。

３．サポートされたコマンドを識別し、そしてアクセサリを認証する。メディアプレーヤは、アクセサリから、それがサポートするサンプルレートのリストを要求する。サンプルレートは、メディアプレーヤがサポートするサンプルレートのリスト（例えば、図７にリストされたような）から取り出されねばならない。

４．アクセサリによってサポートされたサンプルレートのリストを要求するコマンドに首尾良く応答する。サンプルレートのリストから取り出されたトラックに対してアクセサリに送られたサンプルレートがメディアプレーヤに返送される。アクセサリが現在音声トラックのサンプルレートをサポートする場合には、そのレートを現在サンプルレートとして送信することができる。アクセサリがそのサンプルレートをサポートしない場合には、メディアプレーヤが、音声データを、サポートされるサンプルレートにリアルタイムでサンプリングし直し、そしてこの新たにサポートされたサンプルレートを現在サンプルレートとして送信する。

５．メディアプレーヤにおいて適当なストリーミングインターフェイスをイネーブルする。

６．メディアプレーヤがデジタル音声を供給できるようにするモードに入る。

７．メディアプレーヤを再生状態に入れる。

８．アクセサリは、サンプルレート、音声のエネルギーの正規化及びトラック音量調整をメディアプレーヤから受け取る。

９．前記ステップ８のメディアプレーヤ情報を使用してアクセサリを構成する。

１０．メディアプレーヤから選択されたデジタルインターフェイスを通してアクセサリへデジタル音声を転送する

一実施形態では、メディアプレーヤとアクセサリとの間のＵＳＢ接続が失われたときにデジタル音声がディスエイブルされる。又、アクセサリは、メディアプレーヤにおいてゼロ帯域巾ＵＳＢ音声ストリーミングインターフェイスを選択することによりデジタル音声をディスエイブルすることもできる。

アクセサリがデジタル音声をディスエイブルした後にそれを再イネーブルするために、ステップ５−１０が繰り返される。

デジタル音声がイネーブルされる前、又は正しいデジタルサンプルレートがネゴシエーションされる前に、アクセサリがデジタル音声データを要求する場合には、メディアプレーヤは、ゼロで埋められたパケットを返送する。又、メディアプレーヤは、認証に失敗した場合にも、ゼロで埋められたパケットを返送する。

本発明による方法及びシステムは、メディアプレーヤがアクセサリにデジタル音声を供給できるようにする複数のコマンドを与える。このようにする際に、アクセサリは、メディアプレーヤからのデジタル音声メディアを再生することができる。

本発明は、図示された実施形態に基づいて説明したが、当業者であれば、本発明の精神及び範囲内でそれら実施形態を変更できることが容易に明らかであろう。例えば、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、プログラムインストラクションを含むコンピュータ読み取り可能なメディア、又はその組合せを使用して実施することもできる。本発明に従って書かれるソフトウェアは、メモリ又はＣＤ−ＲＯＭのようなコンピュータ読み取り可能なメディアの形態で記憶されるか、又はネットワークを経て送信され、プロセッサによって実行される。その結果、コンピュータ読み取り可能なメディアは、例えば、ネットワークを経て送信できるコンピュータ読み取り可能な信号を含むように意図される。又、本発明は、ワイヤードＵＳＢストリーミング環境について開示したが、本発明の精神及び範囲内でいかなるワイヤード又はワイヤレス環境においても使用できることを理解されたい。従って、特許請求の範囲及び精神から逸脱せずに当業者により多数の変更がなされ得る。

Claims (26)

1. メディアプレーヤからアクセサリへデジタル音声データを転送する方法であって、
   前記アクセサリが、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートのリストを要求する前記メディアプレーヤからのコマンドを受信するステップと、
   前記アクセサリが、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートのリストを前記メディアプレーヤへ送信するステップと、
   前記アクセサリが、第１トラック用の第１のサンプルレートを含むトラック情報を前記メディアプレーヤから受信するステップであって、前記第１のサンプルレートが、前記メディアプレーヤによって選択されたものであり、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リスト上の前記サンプルレートの１つであるようなステップと、
   前記アクセサリが、前記第１のサンプルレートに基づいて前記アクセサリのデジタル音声ストリーミングインターフェイスを構成するステップと、
   前記アクセサリが、前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスを介して前記第１のサンプルレートで前記メディアプレーヤから前記第１トラックのデジタル音声サンプルを受信するステップと、
   を備えた方法。
2. サポートされるサンプルレートの前記リストを要求する前記メディアプレーヤからのコマンドを受信するステップの前に、前記メディアプレーヤに前記アクセサリを認証させるステップを更に備えた、請求項１に記載の方法。
3. 前記メディアプレーヤから受信する前記トラック情報は、トラック音量調整値をさらに含む、請求項１に記載の方法。
4. デジタル音声データの第２トラック用の第２のサンプルレートを含む追加のトラック情報を前記メディアプレーヤから受信するステップであって、前記第２のサンプルレートが、前記メディアプレーヤによって選択され、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リスト上の前記サンプルレートの１つであるようなステップと、
   前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスを介して前記第２のサンプルレートで前記メディアプレーヤから前記第２トラックを受信するステップと、
   を更に備えた、請求項１に記載の方法。
5. 前記第２のサンプルレートが前記第１のサンプルレートと異なる場合、前記第２のサンプルレートに基づいて前記アクセサリのデジタル音声ストリーミングインターフェイスを再構成するステップを更に備えた、請求項４に記載の方法。
6. 前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リストの送信を求める前記メディアプレーヤからの要求を受信するステップであって、前記リストの送信は、前記要求の受信に応答して実行されるようなステップを更に備えた、請求項１に記載の方法。
7. メディアプレーヤからアクセサリへデジタル音声データを転送する方法であって、
   前記メディアプレーヤが、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートのリストを前記アクセサリに要求するステップと、
   前記メディアプレーヤが、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リストを前記アクセサリから受信するステップと、
   前記メディアプレーヤが、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リストから、デジタル音声データの第１トラックの再生に使用される第１のサンプルレートを選択するステップと、
   前記メディアプレーヤが、前記第１のサンプルレートを含むトラック情報を前記アクセサリへ送信するステップと、
   前記メディアプレーヤが、前記第１のサンプルレートに基づいて前記アクセサリによって構成されたデジタル音声ストリーミングインターフェイスを介して前記第１のサンプルレートで前記アクセサリへ前記第１トラックのデジタル音声サンプルを送信するステップと、
   を備えた方法。
8. 前記アクセサリが認証されたものであるか否かを確認する認証動作を実行するステップと、
   前記アクセサリが認証されたものでない場合、前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスを停止するステップと、
   を更に備えた、請求項７に記載の方法。
9. 前記メディアプレーヤによって送信される前記トラック情報は、トラック音量調整値を更に含む、請求項７に記載の方法。
10. 前記アクセサリが前記メディアプレーヤから非接続となった場合、前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスを停止するステップを更に備えた、請求項７に記載の方法。
11. 前記メディアプレーヤに前記第１トラックが保存されるとともに保存されたサンプルレートを確認するステップを更に備え、
    前記第１のサンプルレートを選択するステップは
    前記保存されたサンプルレートが、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リスト上の前記サンプルレートの１つと一致する場合、前記保存されたサンプルレートを前記第１のサンプルレートとして選択し、
    前記保存されたサンプルレートが、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リスト上の前記サンプルレートのいずれとも一致しない場合、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リスト上の前記サンプルレートの１つを前記第１のサンプルレートとして選択する、請求項７に記載の方法。
12. 前記アクセサリへ前記第１トラックを送信するステップは、
    前記第１のサンプルレートが、前記メディアプレーヤに前記第１トラックが保存されるとともに保存されたサンプルレートと一致しない場合、デジタル音声データの前記第１トラックを前記第１のサンプルレートに変換するステップを含み、
    デジタル音声データの前記変換された第１トラックが前記アクセサリへ送信される、請求項７に記載の方法。
13. 前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リストから、デジタル音声データの第２トラックの再生に使用される第２のサンプルレートを選択するステップと、
    前記第２のサンプルレートを含む追加のトラック情報を前記アクセサリへ送信するステップと、
    デジタル音声ストリーミングインターフェイスを介して前記第２のサンプルレートで前記アクセサリへ前記第２トラックを送信するステップと、
    を更に備えた、請求項７に記載の方法。
14. 前記アクセサリへ前記第２トラックを送信するステップは、
    前記第２のサンプルレートが、前記メディアプレーヤに前記第２トラックが保存されるとともに保存されたサンプルレートと一致しない場合、デジタル音声データの前記第２トラックを前記第２のサンプルレートに変換するステップを含み、
    デジタル音声データの前記変換された第２トラックが前記アクセサリへ送信される、請求項１３に記載の方法。
15. メディアプレーヤとともに使用されるアクセサリであって、
    デジタル音声データのトラックのデジタル音声サンプルを前記メディアプレーヤから受信するように構成されたデジタル音声ストリーミングインターフェイスと、
    前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスを介して受信されたデジタル音声データのトラックを再生するように構成された再生ユニットと、
    複数のコマンドを使用して前記メディアプレーヤと通信するように構成されたコマンドインターフェイスと、を備え、
    前記複数のコマンドは、
    前記アクセサリが前記メディアプレーヤから受信可能な第１のコマンドであって、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リストを要求する第１のコマンドと、
    前記アクセサリが前記メディアプレーヤへ送信可能な第２のコマンドであって、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートのリストを前記メディアプレーヤに供給する第２のコマンドと、
    前記アクセサリが前記メディアプレーヤから受信可能な第３のコマンドであって、デジタル音声データのトラック用のトラック情報を前記アクセサリに供給する第３のコマンドと、を含み、
    前記トラック情報は前記トラック用のサンプルレートを含み、前記トラック用のサンプルレートは、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リストから前記メディアプレーヤによって選択される、アクセサリ。
16. 前記第２のコマンドによって供給される前記トラック情報は、トラック音量調整値を更に含む、請求項１５に記載のアクセサリ。
17. 前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスは無線インターフェイスを含む、請求項１５に記載のアクセサリ。
18. 前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスは、複数の信号コンタクトを有するコネクタを含む、請求項１５に記載のアクセサリ。
19. 前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスは、ユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ）音声インターフェイスを含む、請求項１５に記載のアクセサリ。
20. アクセサリとともに使用されるメディアプレーヤであって、
    デジタル音声データのトラックのデジタル音声サンプルを前記アクセサリへ送信するように構成されたデジタル音声ストリーミングインターフェイスと、
    デジタル音声データの複数のトラックを保存するように構成された記憶デバイスと、
    デジタル音声データの前記保存されたトラックの１つ用のサンプルレートを選択し、前記選択されたサンプルレートで、前記保存されたトラックの１つを前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスへ伝送するように構成された再生エンジンと、
    複数のコマンドを使用して前記アクセサリと通信するように構成されたコマンドインターフェイスと、を備え、
    前記複数のコマンドは、
    前記メディアプレーヤが前記アクセサリへ送信可能な第１のコマンドであって、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リストを要求する第１のコマンドと、
    前記メディアプレーヤが前記アクセサリから受信可能な第２のコマンドであって、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートのリストを前記メディアプレーヤに供給する第２のコマンドと、
    前記メディアプレーヤが前記アクセサリへ送信可能な第３のコマンドであって、前記アクセサリへ送信されるデジタル音声データのトラック用のトラック情報を前記アクセサリに供給する第３のコマンドと、を含み、
    前記トラック情報は、前記トラック用に前記再生エンジンによって選択されたサンプルレートを含み、
    前記選択されたサンプルレートは、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リスト上の前記サンプルレートの１つである、メディアプレーヤ。
21. 前記第２のコマンドによって供給される前記トラック情報は、トラック音量調整パラメータを更に含む、請求項２０に記載のメディアプレーヤ。
22. 前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスは無線インターフェイスを含む、請求項２０に記載のメディアプレーヤ。
23. 前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスは、複数の信号コンタクトを有するコネクタを含む、請求項２０に記載のメディアプレーヤ。
24. 前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスは、ユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ）音声インターフェイスを含む、請求項２０に記載のメディアプレーヤ。
25. 前記再生エンジンは、前記メディアプレーヤに前記第１トラックが保存されるとともに保存されたサンプルレートを確認するように構成され、
    前記再生エンジンは、更に、
    前記保存されたサンプルレートが、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リスト上の前記サンプルレートの１つと一致する場合、前記保存されたサンプルレートが前記第１のサンプルレートとして選択され、
    前記保存されたサンプルレートが、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リスト上の前記サンプルレートのいずれとも一致しない場合、前記アクセサリによってサポートされるサンプルレートの前記リスト上の前記サンプルレートの１つが前記第１のサンプルレートとして選択されるように構成されている、請求項２０に記載のメディアプレーヤ。
26. 前記再生エンジンは、更に、
    前記保存されたトラックが前記選択されたサンプルレートと異なるサンプルレートを有する場合、前記再生エンジンが、前記選択されたサンプルレートに前記トラックを変換し、前記選択されたサンプルレートで前記変換されたトラックを前記デジタル音声ストリーミングインターフェイスへ伝送するように構成されている、請求項２０に記載のメディアプレーヤ。

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