JP3467262B2 - エンタテインメント装置及び受信装置 - Google Patents

エンタテインメント装置及び受信装置

Info

Publication number
JP3467262B2
JP3467262B2 JP2001330041A JP2001330041A JP3467262B2 JP 3467262 B2 JP3467262 B2 JP 3467262B2 JP 2001330041 A JP2001330041 A JP 2001330041A JP 2001330041 A JP2001330041 A JP 2001330041A JP 3467262 B2 JP3467262 B2 JP 3467262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
information processing
information
receiving unit
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001330041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002209282A (ja
Inventor
政則 星野
幸治 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Computer Entertainment Inc
Priority to JP2001330041A priority Critical patent/JP3467262B2/ja
Priority to AU2002212729A priority patent/AU2002212729A1/en
Priority to EP01981025A priority patent/EP1335271A4/en
Priority to PCT/JP2001/009775 priority patent/WO2002039243A1/ja
Priority to TW090127999A priority patent/TW595130B/zh
Priority to US10/039,478 priority patent/US6761635B2/en
Publication of JP2002209282A publication Critical patent/JP2002209282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3467262B2 publication Critical patent/JP3467262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/08Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
    • G06F3/0231Cordless keyboards

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCD−RO
M,DVD−ROM,半導体メモリ等の記憶媒体に記憶
されているゲームプログラムに基づいてビデオゲームを
実行するゲーム実行機能、及び映画等の映像情報が記憶
されている記憶媒体からこの映像情報を再生する映像再
生機能を少なくとも有する情報処理機器に適用して好適
なエンタテインメント装置及び受信装置に関し、特に無
線コントローラを用いて上記情報処理機器の操作を可能
としたエンタテインメント装置及び受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、ビデオゲームの高度化及
び複雑化に伴い大量のゲームプログラムを必要とし、ま
た、記憶媒体として半導体メモリを用いるよりも安価に
製産することができることから、ビデオゲームのゲーム
プログラムはCD−ROMやDVD−ROM等の光ディ
スクに記憶されて配布されるようになっている。
【0003】ビデオゲーム機では、このような光ディス
クからゲームプログラムを読み出し、ゲーム画面やキャ
ラクタ等をモニタ装置に表示すると共に、ゲームの効果
音等をスピーカ装置を介して発音制御する。そして、ユ
ーザによるコントローラの操作に応じて上記モニタ装置
上のキャラクタ等を移動表示制御する。
【0004】これにより、例えばRPG(ロールプレイ
ングゲーム),AVG(アドベンチャーゲーム)或いは
SLG(シミュレーションゲーム)等の様々なビデオゲ
ームを楽しむことができる。
【0005】ここで、ビデオゲーム用のCD−ROMや
DVD−ROM等の光ディスクに記録されている映像
は、主にMPEG2等の高能率圧縮符号化技術により圧
縮符号化処理されて記憶されている。このため、ビデオ
ゲーム機には、MPEGデコーダが設けられており、こ
のMPEGデコーダにより、圧縮符号化されている映像
をデコードして再生するようになっている。
【0006】一方、映画用のDVDにも、やはりMPE
G2等の高能率圧縮符号化技術により圧縮符号化処理さ
れた映像が記憶されている。このため、本件出願人が提
供するビデオゲーム機は、MPEGデコーダによりビデ
オゲームの映像の他、映画の映像等も再生可能となって
いる。
【0007】このような本件出願人が提供するビデオゲ
ーム機は、単にビデオゲームを行うのみならず、音楽C
DやDVD等の各種デジタルコンテンツを再生すること
ができるうえ、インターネット等の通信回線網を介して
デジタルコンテンツの送受信を行うことができる等、将
来的にも様々な用途に対応可能であることからエンタテ
インメント装置として広く普及している。
【0008】しかし、従来のエンタテインメント装置
は、ビデオゲームのゲームプログラム以外のデータが記
憶された光ディスクである音楽CDやDVD等の再生操
作も、エンタテインメント装置本体と有線的に接続され
たコントローラを用いて行うようになっていた。
【0009】具体的には、このコントローラには、○印
が刻印された○ボタン,×印が刻印された×ボタン,△
印が刻印された△ボタン,□印が刻印された□ボタン等
がゲーム操作用に設けられているのであるが、映画のD
VDの再生時となると、このゲーム操作用の各ボタン
が、例えばメニュー選択決定ボタン、選択取り消し/再
生停止ボタン,メニュー表示ボタン、タイトル表示ボタ
ン等のように割り当てられ、ユーザは、この各ボタンを
用いてエンタテインメント装置本体を再生操作するよう
になっていた。このため、従来のエンタテインメント装
置には、以下の問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】まず、コントローラ
は、エンタテインメント装置本体に対して例えば2.5
m程度のケーブルを介して有線的に接続されている。こ
のケーブルの長さは、エンタテインメント装置本体に近
接して設けられるモニタ装置から、ある程度離れてビデ
オゲームを行うことができ、また、収納にも困らない程
度の長さとなるように考慮された長さである。
【0011】このため、コントローラのケーブルの長さ
は、ビデオゲームを行うには適した長さなのであるが、
エンタテインメント装置でDVDに記録された映画の鑑
賞等を行う場合には、通常、このケーブルの長さ以上離
れた位置で映画の鑑賞等を行うこととなるため、コント
ローラが手元から離れて位置することとなり、エンタテ
インメント装置本体を操作することが困難となる問題が
あった。
【0012】なお、ケーブルの長さを例えば3m或いは
4m等のように長くすればよいのであるが、ケーブルが
あまり長いと、その収納に困り、また、ビデオゲームを
行うときにかえって邪魔になってしまう。
【0013】次に、今日においてはビデオテープレコー
ダ装置やCDプレーヤ装置等の再生機器が広く普及して
おり、これらはリモートコントローラで操作されること
が多く、また、どのリモートコントローラも同じような
キー配列を有している。このため、大多数のユーザは、
このリモートコントローラのキー配列に対応する操作に
慣れ親しんでいるのが現状である。
【0014】しかし、このリモートコントローラのキー
配列と、ビデオゲーム用に作製されたエンタテインメン
ト装置のコントローラのキー配列とは全く異なるもので
ある。このため、エンタテインメント装置のコントロー
ラを用いて、DVD等の再生操作を行おうとしても、リ
モートコントローラのキー配列とは異なるキー配列のキ
ー操作を強いられることとなるため、エンタテインメン
ト装置の操作が困難となる問題があった。
【0015】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、有線コントローラで操作される機器を、無線コ
ントローラで操作可能とするエンタテインメント装置及
び受信装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエンタテイ
ンメント装置は、上述の課題を解決するための手段とし
て、種別判別手段と、情報処理モード設定手段と、受信
ユニットと、情報処理手段を有する。上記種別判別手段
は、情報処理の対象となる情報が記憶された記憶媒体の
該情報の種別を判別する。上記情報処理モード設定手段
は、上記種別判別手段による上記種別の判別結果に基づ
いて、複数の情報処理モードの中から、上記記憶媒体に
記憶されている情報の種別に対応する情報処理モードを
選択して設定する。すなわち、当該エンタテインメント
装置は、上記情報の種別にそれぞれ対応する複数の情報
処理モードを有しているのであるが、上記種別判別手段
から上記情報の種別がビデオゲームであることを示す判
別結果が得られた場合には、上記情報処理モード設定手
段は、上記複数の情報処理モードの中からビデオゲーム
の情報処理を行う情報処理モードを選択して設定する。
また、上記種別判別手段から上記情報の種別が鑑賞用コ
ンテンツであることを示す判別結果が得られた場合に
は、上記情報処理モード設定手段は、上記複数の情報処
理モードの中から鑑賞用コンテンツの情報処理を行う情
報処理モードを選択して設定する。上記受信ユニット
は、受信手段とコマンド処理手段とを有する。この受信
ユニットは、無線コントローラから送信されるコマンド
を上記受信手段で受信する。そして、上記情報処理モー
ド設定手段により、上記ビデオゲームの情報処理モード
が設定された場合は、上記コマンド処理手段により、上
記受信手段で受信された無線コントローラからのコマン
ドを、有線コントローラから出力されるコマンドと同じ
信号形態のコマンドに変換して出力する。また、上記情
報処理モード設定手段により、上記鑑賞用コンテンツの
情報処理モードが設定された場合は、上記コマンド処理
手段により、上記受信手段で受信された信号形態でコマ
ンドを出力する。上記情報処理手段は、上記処理モード
設定手段により設定された処理モードで動作し、上記受
信ユニットからのコマンドに対応して、上記記憶媒体に
記憶されている情報の処理を行う。本発明に係るエンタ
テインメント装置は、このような各手段により、記憶媒
体に記憶されている情報の種別に対応して、当該エンタ
テインメント装置が適用される機器を無線コントローラ
で遠隔操作可能とする。次に、本発明に係る受信装置
は、上述の課題を解決するための手段として、受信手段
と、コマンド処理手段とを有する。上記受信手段は、無
線コントローラから送信されるコマンドを受信する。当
該受信装置が設けられる情報処理機器は、情報処理の対
象となる情報が記憶された記憶媒体の該情報の種別に基
づいて、複数の情報処理モードの中から、上記記憶媒体
に記憶されている情報の種別に対応する情報処理モード
を選択して設定するようになっており、この設定した情
報処理モードにおいて、上記受信手段で受信したコマン
ドに対応する情報処理を行うようになっている。上記コ
マンド処理手段は、このような情報処理機器により、上
記記憶媒体に記憶されている情報の種別がビデオゲーム
の情報処理モードが設定された場合、上記受信手段で受
信された無線コントローラからのコマンドを、有線コン
トローラから出力されるコマンドと同じ信号形態のコマ
ンドに変換して上記情報処理機器に供給する。また、上
記情報処理機器により、上記記憶媒体に記憶されている
情報の種別が鑑賞用コンテンツの情報処理モードが設定
された場合、上記受信手段で受信された信号形態でコマ
ンドを上記情報処理機器に供給する。本発明に係る受信
装置は、このような各手段により、記憶媒体に記憶され
ている情報の種別に対応して、上記情報処理機器を無線
コントローラで遠隔操作可能とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、DVD−ROMやCD
−ROM等の光ディスクに記録されているゲームプログ
ラムに基づいてビデオゲームを実行するゲーム実行機
能、及び上記光ディスクに記録されている映画等の映像
情報を再生する映像再生機能を有するエンタテインメン
ト装置に適用することができる。
【0018】[実施の形態の外観構成]まず、図1にこ
の実施の形態となるエンタテインメント装置の外観を示
す斜視図を示す。この図1からわかるように、この実施
の形態のエンタテインメント装置は、ビデオゲームの実
行や映画の再生等を行う装置本体1と、装置本体1に接
続されたコントローラ20と、装置本体1に接続される
受光ユニット30と、この受光ユニット30に対して映
像再生に関するコマンドを赤外線送信(RF信号を送信
するようにしてもよい。)するリモートコントローラ4
0(リモコン)とを有している。
【0019】(装置本体の構成)装置本体1は、USB
対応機器(USB:Universal Serial Bus)が接続され
る2つのUSB接続端子2A,2Bと、テレビゲームの
アプリケーシヨンプログラムや映画等のマルチメディア
データが記録されたCD―ROMやDVD―ROM等の
光ディスクが装着されるトレイ型のディスク装着部3
と、ゲームをリセットするためのリセットボタン4と、
例えば最大400Mbpsのデータ転送速度に対応可能
なIEEE1394接続端子5と、ディスク装着部3の
トレイの出し入れを操作するためのトレイ操作ボタン6
と、コントローラ接続部7A,7Bと、メモリカード装
着部8A,8Bとを有している。
【0020】なお、図示はしていないが、装置本体1の
背面には電源スイッチや、この装置本体1をモニタ装置
やオーデイオ装置に接続するためのAV端子等が設けら
れている。
【0021】コントローラ接続部7A、7Bには、2つ
のコントローラ20を接続することができ、2人のユー
ザが各種ゲームを行うことができるようになっている。
後に説明するが、この実施の形態のエンタテインメント
装置では、このコントローラ接続部7A或いはコントロ
ーラ接続部7Bに対して、リモコン40からの各種コマ
ンドを受光する受光ユニット30を接続するようになっ
ている。
【0022】また、メモリカード装着部8A、8Bに
は、ゲームデータのセーブ(記憶)及び読み出しを行う
セーブ用のメモリカードや、DVDの再生を行うドライ
バプログラムが記憶されたDVDドライバメモリカード
等を装着するようになっている。
【0023】(コントローラの構成)コントローラ20
は、所定長のケーブル10及びコネクタ11を介して装
置本体1のコントローラ接続部7A或いは7Bに接続さ
れている。このコントローラ20は、2つの把持部20
R,20Lを有しており、ユーザは、この各把持部20
R,20Lを左右の手で把持することでコントローラ2
0を保持するようになっている。
【0024】また、このコントローラ20には、各把持
部20R,20Lを左右の手で把持した状態において、
例えば各親指で操作可能な位置に、第1,第2の操作部
21,22と、アナログ操作部23R,23Lとがそれ
ぞれ設けられている。
【0025】第1の操作部21は、例えばキャラクタの
進む方向の指示等を行うための操作部となっており、上
方向を指示するための上方向指示ボタン21a、下方向
を指示するための下方向指示ボタン21b、右方向を指
示するための右方向指示ボタン21c、左方向を指示す
るための左方向指示ボタン21dがそれぞれ設けられて
いる。
【0026】なお、このコントローラ20は、上下左右
の方向指示のみならず、斜め方向の方向指示もできるよ
うになっており、例えば上方向指示ボタン21a及び右
方向指示ボタン21cを同時に押圧操作すると、右斜め
上方向の方向指示を行えるようになっている。同様に、
例えば下方向指示ボタン21b及び左方向指示ボタン2
1dを同時に押圧操作すると、左斜め下方向の方向指示
を行えるようになっている。
【0027】第2の操作部22には、△形状の刻印が設
けられ、例えばメニューの表示指定等を行うための△ボ
タン22aと、×形状の刻印が設けられ、例えば選択し
た項目の取り消し等を指定するための×ボタン22b
と、○形状の刻印が設けられ、例えば選択した項目の決
定等を指定するための○ボタン22cと、□形状の刻印
が設けられ、例えば目次等の表示/非表示を指定するた
めの□ボタン22dとがそれぞれ設けられている。
【0028】アナログ操作部23R,23Lは、非傾倒
操作時には起立した状態(傾きのない状態)でそのポジ
ションが保持されるようになっている(基準ポジショ
ン)。また、傾倒操作時には、アナログ操作部23R,
23Lを所定角度分傾けながら回転操作する歳差運動的
な操作が可能となっている。コントローラ20は、この
ようにアナログ操作部23R或いはアナログ操作部23
Lが傾倒操作されると、上記基準ポジションに対する傾
き量と傾き方向に応じたXY座標上の座標値を検出し、
この座標値を操作出力として、コントローラ接続部7A
或いは7Bを介して装置本体1に供給するようになって
いる。
【0029】また、このコントローラ20には、ゲーム
開始の指定等を行うためのスタートボタン24と、所定
の項目の選択等を行うためのセレクトボタン25と、ア
ナログモード及びデジタルモードを選択するためのモー
ド選択スイッチ26とを有している。このモード選択ス
イッチ26によりアナログモードが選択された場合に
は、発光ダイオード27(LED)が発光制御され、ア
ナログ操作部23R,23Lが動作状態となり、デジタ
ルモードが選択された場合には、発光ダイオード27が
消光制御され、アナログ操作部23R,23Lが非動作
状態となる。
【0030】また、このコントローラ20には、各把持
部20R,20Lを左右の手で把持した状態において、
例えば各手の人差し指(或いは中指)で操作可能な位置
に、右ボタン28及び左ボタン29が設けられている。
この各ボタン28,29は、それぞれコントローラ20
の厚さ方向に並設された第1,第2の右ボタン28R
1,28R2、及び第1,第2の左ボタン29L1,2
9L2を有している。
【0031】このようなコントローラ20の各ボタン
は、例えばDVDに記録された映画を再生する際にはそ
の再生操作に対応する割り当てがなされており、例えば
第2の操作部22の△ボタン22aはDVDのメニュー
表示を指示する際に操作するボタン、×ボタン22bは
選択したメニューの取り消し或いは再生停止を指示する
際に操作するボタン、○ボタン22cは選択したメニュ
ー項目の決定を指示する際に操作するボタン、□ボタン
22dはタイトルの表示を指示する際に操作するボタン
となっている。
【0032】また、スタートボタン24は映画等の再生
及び一時停止を指示する際に操作するボタン、セレクト
ボタン25は操作パネルの表示を指示する際に操作する
ボタン、右ボタン28の第1の右ボタン28R1は次の
チャプタの表示を指示する際に操作するボタン、第2の
右ボタン28R2は早戻しサーチを指示する際に操作す
るボタン、左ボタン29の第1の左ボタン29L1は、
前のチャプタの表示を指示する際に操作するボタン、第
2の左ボタン28L2は早送りサーチを指示する際に操
作するボタンとなっている。
【0033】さらに、アナログ操作部23Rはステレ
オ,アナログ,サラウンド等の音声の切り替えを指示す
る際に操作するボタン、アナログ操作部23Lは例えば
日本語等の母国語と英語等の他国語の字幕の切り替えを
指示する際に操作するボタンとなっている。
【0034】このようにこの実施の形態のエンタテイン
メント装置は、コントローラ20を操作することで、例
えばDVDに記録された映画等の再生を行うことも可能
なのであるが、以下に説明する受光ユニット30及びリ
モコン40を用いることで、DVDに記録された映画等
の再生の遠隔操作が可能となっている。
【0035】(受光ユニットの外観構成)図2〜図4に
受光ユニット30の一部を切り欠いた正面図,断面図及
び背面図をそれぞれ示す。この図2〜図4からわかるよ
うに受光ユニット30は、筐体となっているユニット本
体31と、このユニット本体31内に収納された基板3
2と、この基板32に接続されユニット本体31外にそ
の一部が突出するように設けられた接続端子板33とを
有している。
【0036】基板32には、この受光ユニット30の送
受信動作を制御するマイクロコンピュータ34(マイコ
ン)と、動作の基準クロックを発生する発振子35と、
リモコン40からのコマンドを受光する受光素子36
(受光部)と、所定の電源電圧を発生するレギュレータ
37と、リセット動作を行うためのリセットIC38
(主に図4参照)と、リモコン40から送信され受光素
子36で受信されたデータを一時的に記憶し、装置本体
1のシステムクロックの読み出しタイミングでこの記憶
したデータを装置本体1側に送信するバッファメモリ3
9等が設けられている。
【0037】また、この基板32には、主に図3に示す
ように端子33aが接続されており、この端子33aを
介して装置本体1にこの受光ユニット30が接続される
ようになっている。
【0038】なお、この受光ユニット30に対して発光
ダイオード(LED)等の発光手段を設け、リモコン4
0からのコマンドを受光した際に点灯或いは点滅させる
ようにしてもよい。
【0039】また、この例においては、受光ユニット3
0をコントローラ接続部7A或いは7Bに装着すること
として説明を進めるが、この受光ユニット30は、メモ
リカード装着部8A、8B,USB接続端子2A,2B
或いはIEEE1394接続端子5に接続するようにし
てもよい。
【0040】また、受光ユニット30は装置本体1に対
して外付けされるものとして説明を進めるが、これは、
受光ユニット30を装置本体1に予め内蔵したかたちで
設けるようにしてもよい。
【0041】(リモコンの外観構成)図5及び図6にリ
モコン40の外観を示す。このうち、図5に示すタイプ
のリモコン40は、DVDの再生操作を行う各ボタンが
設けられているDVD操作部41と、ゲームを行うため
の各ボタンが設けられているゲームコントローラ部42
とを有する「フルタイプ」のリモコンである。これに対
して図6に示すタイプのリモコン40は、上記ゲームコ
ントローラ部42のみが設けられた「コントローラタイ
プ」のリモコンである。
【0042】まず、図5に示す「フルタイプ」のリモコ
ン40のDVD操作部41には、DVD音声を切り替え
る際に操作するオーディオボタン51、プログラム再生
をするときに操作するプログラムボタン52、DVDの
表示映像のアングルを切り替えるときに操作するアング
ルボタン53、リピート再生をするときに操作するリピ
ートボタン54、DVDの字幕を切り替える際に操作す
るサブタイトルボタン55、選択した数字を取り消す際
に操作するクリアボタン56、画像を見ながら場面のス
ロー再生を行うときに操作するスローボタン57、画像
を見ながら所望の場面を探すときに操作するスキャンボ
タン58、前の場面に戻したり、次の場面に進めるとき
に操作するプレビュー/ネクストボタン59、再生する
ときに操作するプレイボタン60が設けられている。
【0043】また、このDVD操作部41には、タイト
ルメニューを表示する際に操作するタイトルボタン6
1、コントロールメニュー画面を表示する際に操作する
ディスプレイボタン62、シャッフル再生を指定する際
に操作するシャッフルボタン63、画面に表示されてい
る項目を選択する際に操作する数字ボタン64、画面に
再生時間等を表示させる際に操作するタイムボタン6
5、所望の場面のみ繰り返し再生する際に操作するA−
Bボタン66、再生の一時停止を指定する際に操作する
一時停止ボタン67、再生を停止する際に操作する停止
ボタン68、DVDメニューを表示する際に操作するD
VDメニューボタン69、一つ前の選択画面に戻る際に
操作するリターンボタン70が設けられている。
【0044】なお、画面に表示されている項目を決定す
る際に操作するエンターボタン71は、ゲームコントロ
ーラ部42側に設けられている。
【0045】これに対して、ゲームコントローラ部42
には、前述のコントローラ20と同じボタンが設けられ
ている。このため、この図5に示すゲームコントローラ
部42の各ボタンには、理解を容易とするために、前述
のコントローラ20の各ボタンと同じ符号を付してい
る。
【0046】具体的には、このゲームコントローラ部4
2には、上方向を指示するための上方向指示ボタン21
a、下方向を指示するための下方向指示ボタン21b、
右方向を指示するための右方向指示ボタン21c、左方
向を指示するための左方向指示ボタン21dがそれぞれ
円状に配置されている。
【0047】また、このゲームコントローラ部42に
は、メニューの表示指定等を行うための△ボタン22
a、選択した項目の取り消し等を指定するための×ボタ
ン22b、選択した項目の決定等を指定するための○ボ
タン22c、目次等の表示/非表示を指定するための□
ボタン22d、アナログ操作部23R,23L、ゲーム
開始の指定等を行うためのスタートボタン24、所定の
項目の選択等を行うためのセレクトボタン26、第1,
第2の右ボタン28R1,28R2、及び第1,第2の
左ボタン29L1,29L2が設けられている。
【0048】ユーザは、装置本体1でDVDの再生を行
う際に、上記DVD操作部41の各ボタン51〜71を
操作し、装置本体1でゲームを行う際に上記ゲームコン
トローラ部42の各ボタンを操作するようになってい
る。
【0049】次に、図6に示す「コントローラタイプ」
のリモコン40は、上記フルタイプのリモコン40のゲ
ームコントローラ部42と同様に上方向を指示するため
の上方向指示ボタン21a、下方向を指示するための下
方向指示ボタン21b、右方向を指示するための右方向
指示ボタン21c、左方向を指示するための左方向指示
ボタン21dがそれぞれ円状に配置されている。
【0050】また、このゲームコントローラ部42に
は、メニューの表示指定等を行うための△ボタン22
a、選択した項目の取り消し等を指定するための×ボタ
ン22b、選択した項目の決定等を指定するための○ボ
タン22c、目次等の表示/非表示を指定するための□
ボタン22d、アナログ操作部23R,23L、ゲーム
開始の指定等を行うためのスタートボタン24、所定の
項目の選択等を行うためのセレクトボタン26、第1,
第2の右ボタン28R1,28R2、及び第1,第2の
左ボタン29L1,29L2が設けられている。
【0051】このようなコントローラタイプのリモコン
40の各ボタンは、DVDを再生する際には、例えば第
2の操作部22の△ボタン22aはDVDのメニュー表
示を指示する際に操作するボタン、×ボタン22bは選
択したメニューの取り消し或いは再生停止を指示する際
に操作するボタン、○ボタン22cは選択したメニュー
項目の決定を指示する際に操作するボタン、□ボタン2
2dはタイトルの表示を指示する際に操作するボタンに
それぞれ割り当てられている。
【0052】また、スタートボタン24は映画等の再生
及び一時停止を指示する際に操作するボタン、セレクト
ボタン25は操作パネルの表示を指示する際に操作する
ボタン、右ボタン28の第1の右ボタン28R1は次の
チャプタの表示を指示する際に操作するボタン、第2の
右ボタン28R2は早戻しサーチを指示する際に操作す
るボタン、左ボタン29の第1の左ボタン29L1は、
前のチャプタの表示を指示する際に操作するボタン、第
2の左ボタン28L2は早送りサーチを指示する際に操
作するボタンにそれぞれ割り当てられている。
【0053】さらに、アナログ操作部23Rはステレ
オ,アナログ,サラウンド等の音声の切り替えを指示す
る際に操作するボタン、アナログ操作部23Lは例えば
日本語等の母国語と英語等の他国語の字幕の切り替えを
指示する際に操作するボタンにそれぞれ割り当てられて
いる。
【0054】(装置本体の電気的構成)次に、図7は装
置本体1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
この図7からわかるように装置本体1は、CPU100
と、グラフィックプロセツサ110(GPU)と、I/
Oプロセッサ(IOP)120と、CD−ROMやDV
D−ROM等の光ディスクの再生制御を行う光ディスク
制御部130と、サウンド再生処理プロセッサ140
(SPU)と、CPU100やIOP120が実行する
オペレーティングシステムプログラムが格納されたMA
SK−ROM150と、CPU100のワークエリアや
光ディスクから読み出されたデータを一時的に格納する
バッフアとして機能するRAM160とを有している。
【0055】また、この装置本体1は、光ディスク制御
部130のRFアンプ131を介して供給されるCD或
いはDVDからの再生出力に例えば誤り訂正処理(CI
RC処理)等を施して再生するCD/DVDDSP17
0と、光ディスク制御部130のスピンドルモータの回
転制御、光ピックアップのフォーカス/トラッキング制
御、ディスクトレーのローディング制御等を行うドライ
バ180及びメカコントローラ190と、例えば通信カ
ードや外付けのハードディスク等を接続するためのカー
ド型コネクタ200とを有している。
【0056】これらの各部は、主にバスライン202,
203等を介してそれぞれ相互に接続されている。
【0057】CPU100は、MASK−ROM150
に記録されているオペレーティングシステムプログラム
を実行することにより、装置本体1の全体を制御するよ
うになっている。
【0058】このMASK−ROM150には、コント
ローラ接続部7A,7Bと、メモリカード装着部8A,
8B、及びカード型コネクタ200に接続されるコント
ローラ20,受光ユニット30,リモコン40,メモリ
カード75等のデバイスIDも記憶されている。後に説
明するがIOP120は、このMASK−ROM150
に記憶されているデバイスIDに基づいて、コントロー
ラ20,受光ユニット30,リモコン40等のデバイス
と通信を行い、USB接続端子2A,2B、IEEE1
394接続端子5、コントローラ接続部7A,7Bと、
メモリカード装着部8A,8B、及びカード型コネクタ
200に接続されたデバイスを認識するようになってい
る。
【0059】IOP120は、コントローラ20からの
信号やゲームの設定等を記憶するメモリカード75から
のデータ等の入出力を制御すると共に、上記受光ユニッ
ト30で受光されたリモコン40の操作コマンドの入出
力を制御するようになっている。
【0060】GPU110は、CPU100からの描画
指示に従って描画を行い、描画された画像を図示しない
フレームバッファに格納する。また、GPU110は、
座標変換等の処理を行うジオメトリトランスファエンジ
ンとしての機能を有している。
【0061】具体的には、このジオメトリトランスファ
エンジンとして機能するGPU110は、例えば光デイ
スクに記録されているゲーム等のアプリケーションプロ
グラムがいわゆる3Dグラフィックを利用する場合に、
三角形状のポリゴンの集合で仮想的な3次元オブジエク
トを構成する。そして、この3次元オブジェクトを仮想
的なカメラ装置で撮影することにより得られる画像を生
成するための諸計算、すなわち、レンダリングを行う場
合における透視変換処理(3次元オブジェクトを構成す
る各ポリゴンの頂点を仮想的なカメラスクリーン上に投
影した場合における座標値の計算)等を行う。
【0062】GPU110は、CPU100からの描画
指示に従って、必要に応じてジオメトリトランスファエ
ンジンを利用しながら、フレームバッファに対して3次
元オブジェクトのレンダリングを行い画像を作成する。
そして、この作成した画像に対応するビデオ信号(vi
sual out)を出力するようになっている。
【0063】一方、SPU140は、適応予測符号化さ
れた音声データを再生するADPCM復号機能と、サウ
ンドバッファ141に記憶されている波形データを再生
することで、効果音等のオーディオ信号を再生して出力
する再生機能と、サウンドバッファ141に記憶されて
いる波形データを変調させて再生する変調機能等を備え
ている。
【0064】このような機能を備えることによって、こ
のSPU140は、CPU100からの指示によりサウ
ンドバッファ141に記憶されている波形データに基づ
き楽音,効果音等のオーディオ信号を発生する、いわゆ
るサンプリング音源として使用することができるように
なっている。
【0065】このような装置本体1では、電源が投入さ
れると、CPU100及びIOP120が、MASK−
ROM150からCPU100用のオペレーティングシ
ステムプログラム及びIOP120用のオペレーティン
グシステムプログラムをそれぞれ読み出し、このオペレ
ーティングシステムプログラムに基づいてCPU100
及びIOP120が動作する。これにより、CPU10
0により装置本体1の各部が統括的に制御され、また、
IOP120によりコントローラ20,メモリカード7
5、及び受光ユニット30等との間の信号の入出力が制
御されることとなる。
【0066】また、CPU100は、オペレーティング
システムプログラムに基づいて、動作確認等の初期化処
理を行った後、光ディスク制御部130を制御し、光デ
ィスクに記録されているビデオゲーム等のアプリケーシ
ョンプログラムを実行し、或いは光ディスクに記録され
ている映画等の再生を行う。
【0067】このビデオゲームのゲームプログラムを実
行する場合、CPU100は、IOP120を介してコ
ントローラ20或いはリモコン40から受け付けたユー
ザの指示に従ってGPU110やSPU140を制御
し、ゲーム画像の表示や効果音,楽音の発生を制御す
る。
【0068】また、映画等の再生を行う場合も同様であ
り、CPU100は、IOP120を介してコントロー
ラ20或いはリモコン40から受け付けたユーザからの
指示(コマンド)に従ってGPU110やSPU140
を制御し、光ディスクから再生された映画の映像の表示
や効果音や音楽等の発生を制御する。
【0069】[実施の形態の動作] (DVDドライバ)まず、この実施の形態のエンタテイ
ンメント装置でDVDの再生を行おうとした場合、DV
Dドライバのソフトウェアが必要となる。このDVDド
ライバは、各映画ディスクや音楽ディスク内に映画情報
や音楽情報と共に記憶されており、ユーザにより映画等
のDVDが装置本体1に装着されると、IOP120
が、このDVDに記憶されているDVDドライバを読み
出し、これを図7に示すRAM160(或いはメモリカ
ード75でもよい。)に記憶制御する。そして、DVD
の再生時となった際に、IOP120が、上記RAM1
60(或いはメモリカード75)に記憶されているDV
Dドライバに基づいてDVDの再生制御を行う。
【0070】DVDドライバは、今後、規格の変更等に
より変遷する可能性があるが、この実施の形態のエンタ
テインメント装置は、映画や音楽の情報と共にDVDド
ライバをDVDに記憶しておき、このDVDに記憶され
ているDVDドライバを再生して用いるようになってい
るため、今後におけるDVDの規格変更等に柔軟に対応
することができ、常に新規なDVDドライバでDVDに
記憶された映像や音声等の再生を行うことを可能とする
ことができる。
【0071】なお、DVDドライバは、CD−ROMや
メモリカード75等の記憶媒体に記憶してユーザに配布
するようにしてもよい。
【0072】また、DVDドライバは、図7に点線のブ
ロックで示すように例えば半導体メモリ等で形成された
DVDプレイヤーROM201(DVD Player
ROM)に記憶させ、装置本体1内に予め設けておく
ようにしてもよい。
【0073】DVDドライバをCD−ROMやメモリカ
ード75のかたちでユーザに配布すると、記憶媒体のコ
ストが問題となるのであるが、このように半導体メモリ
等で予め装置本体1内に設けておくことにより、DVD
ドライバを配布するための記憶媒体に要する費用を節約
することができる。
【0074】(受光ユニットの接続箇所)次に、この実
施の形態のエンタテインメント装置では、受光ユニット
30及びリモコン40を用いて装置本体1を遠隔操作し
てDVDの再生を行うことができるようになっている。
【0075】この受光ユニット30及びリモコン40を
用いて装置本体1を遠隔操作してDVDの再生を行う場
合、ユーザは、まず、受光ユニット30を装置本体1の
コントローラ接続部7A或いは7Bに装着する。
【0076】この受光ユニット30は、コントローラ接
続部7A或いは7B以外に、USB接続端子2A,2
B、IEEE1394接続端子5、或いはメモリカード
装着部8A,8B等の他のインターフェースに装着する
ようにしてもよいのであるが、このようにコントローラ
接続部7A或いは7Bに装着することにより、受光ユニ
ット30を装置本体1内のゲーム制御用のラインに対し
て直接的に接続することができる。
【0077】このため、リモコン40でゲーム操作がな
された場合、受光ユニット30で受信されたゲーム操作
コマンドを特別なラインや回路を介すことなく直接的に
装置本体1内に取り込んでデータ処理することができ
る。従って、受光ユニット30で受信されたゲーム操作
コマンド用の特別なラインや回路を不要とすることがで
きる分、このエンタテインメント装置のローコスト化を
図ることができる。
【0078】(デバイスID)次に、このエンタテイン
メント装置の装置本体1のインターフェースには、上述
のようにコントローラ20,受光ユニット30,メモリ
カード75等の様々なデバイスが装着可能となっている
のであるが、装置本体1側でこれら各デバイスに対応し
た動作を行うためには、装着されているデバイスを装置
本体1側で認識する必要がある。
【0079】このため、各デバイスには、それぞれ各デ
バイスの種類毎に固有のデバイスIDが付されている。
この各デバイスIDは、装置本体1内のMASK−RO
M150内に全て記憶されている。装置本体1内のIO
P120は、メイン電源の投入時等にこのMASK−R
OM150に記憶されているデバイスIDを読み出し、
各インターフェースに装着されている各デバイスと通信
を行うことで、各インターフェースに装着されているデ
バイスを特定して認識するようになっている。
【0080】具体的には、IOP120は、メイン電源
の投入時に、MASK−ROM150に記憶されている
各デバイスIDを読み出し、これら各デバイスIDを、
各インターフェースに装着されている各デバイスに対し
て順次送信する。
【0081】各デバイスは、このIOP120から送信
されるデバイスIDと、自己に割り当てられているデバ
イスIDとを順次比較し、両者が一致したタイミング
で、この両者が一致したことを示す一致データをIOP
120に返信する。
【0082】デバイス側から一致データが返信されると
いうことは、その一致データが返信されるに至ったデバ
イスIDが、装置本体1に接続されているデバイスのデ
バイスIDであることを示す。
【0083】このため、IOP120は、上記一致デー
タが返信されるデバイスIDに基づいて、各インターフ
ェースに装着されているデバイスを特定して認識する。
【0084】上記受光ユニット30の場合も同じであ
り、装置本体1に装着された際には、マイコン34が、
IOP120からの問い掛けに対して自己に割り当てら
れたデバイスIDである当該受光ユニット30のデバイ
スIDをIOP120に返信する。これにより、装置本
体1側で受光ユニット30の装着が認識されることとな
る。
【0085】(記憶媒体に記憶されたデバイスID)こ
こで、このように各デバイスのデバイスIDは、装置本
体1内のMASK−ROM150内に予め記憶されてい
るのであるが、装置の販売後に、拡張性を図るために様
々な新デバイスが開発され販売されることは多々あるこ
とである。そして、このような新デバイスの中には、エ
ンタテインメント装置の販売開始以前に開発されていな
いものもあるため、当然のことながらこの新デバイスの
デバイスIDは、MASK−ROM150内に記憶させ
ることはできない。
【0086】このため、この実施の形態のエンタテイン
メント装置の場合、新デバイスのデバイスIDを、当該
エンタテインメント装置の発売後に発売される例えば新
しいビデオゲーム,映画,音楽等のCD−ROM,DV
D−ROMやメモリカード75等の記憶媒体の中に記録
しておく。
【0087】具体的には、この実施の形態の例でいえ
ば、受光ユニット30及びリモコン40がこの新デバイ
スに相当する。このため、装置本体1のIOP120
は、例えばDVDの再生時に、受光ユニット30及びリ
モコン40のデバイスIDをこのDVDから取得して上
述のデバイス認識動作を行う。これにより、当該エンタ
テインメント装置を、今後開発及び発売される様々な新
デバイスに対応可能とすることができる。
【0088】[無線通信動作]この実施の形態のエンタ
テインメント装置では、主に、1.リモコン40を用い
てビデオゲームの操作を行う「コントローラエミュレー
ションモード」、2.リモコン40を用いてDVD−R
OM等に記憶された映画等の再生を行う「DVD操作モ
ード」、3.リモコン40以外の他のリモコンからのコ
マンドを圧縮することなくそのまま取り込んで解析する
「第1の解析モード」、及び4.リモコン40以外の他
のリモコンからのコマンドを圧縮して取り込んで解析す
る「第2の解析モード」を有している。
【0089】このエンタテインメント装置は、装着され
た光ディスクがビデオゲーム用のDVDであった場合
「コントローラエミュレーションモード」となり、装着
された光ディスクが映画用や音楽用等の映像用のDVD
であった場合「DVD操作モード」となる。
【0090】また、「第1の解析モード」、或いは「第
2の解析モード」は、プレーヤが任意で選択するように
なっている。エンタテインメント装置は、このプレーヤ
により選択されたモードで動作するようになっている。
【0091】なお、この「第1の解析モード」、或いは
「第2の解析モード」は、例えば受信するコマンドのデ
ータ長等に応じてエンタテインメント装置側で自動的に
いずれかのモードを選択するようにしてもよい。
【0092】(コントローラエミュレーションモード)
まず、このエンタテインメント装置は、装着された光デ
ィスクがビデオゲーム用のDVDであると判別した場
合、「コントローラエミュレーションモード」で動作す
る。エンタテインメント装置は、この「コントローラエ
ミュレーションモード」となると、受光ユニット30の
バッファメモリ39に記憶されたコマンドを、リモコン
40のゲームコントローラ部42の各ボタンが操作され
たコマンドとして取り込んで処理するようになってい
る。
【0093】図8のタイムアローに、この「コントロー
ラエミュレーションモード」時におけるリモコン40と
受光ユニット30との間のコマンドの送受信及び情報処
理の流れを示す。
【0094】この図8において、リモコン40を用いて
装置本体1のゲーム操作が行われる場合は、ユーザによ
りゲームコントローラ部42が操作され、この操作に応
じたコマンドが任意のタイミングで受光ユニット30に
送信される。
【0095】このリモコン40から受光ユニット30に
対して送信されるコマンドは、この例においては、例え
ば赤外線信号(他の光信号或いはRF信号でもよい。)
のかたちでSIRCSフォーマット(SIRCS:Serial Inf
rared Remote Control System)に従って送信されるよ
うになっている。
【0096】このSIRCSフォーマットの規格におい
ては、赤外線信号のビット長として、例えば12ビッ
ト,15ビット及び20ビットのビット長が規定されて
いるのであるが、この受光ユニット30はこれら全ての
ビット長の赤外線信号を受信可能となっている。
【0097】例えば、リモコン40から受光ユニット3
0に対して送信される赤外線信号が、20ビットのビッ
ト長の赤外線信号として送信されるとした場合、最初の
13ビットがカテゴリーコード(その赤外線信号を送信
しているデバイスのデバイスID)、続く7ビットがボ
タンコード(ゲームコントローラ部42の各ボタンに割
り当てられたコード)とされ送信されるようになってい
る。
【0098】受光ユニット30のマイコン34は、この
ようなリモコン40からの赤外線信号(SIRCS信
号)に対してリアルタイムに波形整形処理を施してパル
ス情報を形成し、このパルス情報を所定周波数のサンプ
リングクロックでサンプリングすることでデジタル化す
る。そして、マイコン34は、このデジタル化されたS
IRCS信号を、ライン接続されているコントローラ2
0からのコマンド信号と同じ信号形態のデジタルコント
ローラ信号に変換し、これを受光ユニット30に設けら
れているバッファメモリ39(図2参照)に一旦記憶す
る。
【0099】(デジタルコントローラ信号の取り込み動
作)次に、図9のタイムアローに、このようにバッファ
メモリ39に記憶されたデジタルコントローラ信号を装
置本体1内に取り込む際の取り込み動作の流れを示す。
【0100】この実施の形態のエンタテインメント装置
の場合、装置本体1側のIOP120は、例えば1垂直
同期期間毎(Vsync)等のように、一定時間置きに受光
ユニット30のマイコン34に対して通信要求を行うよ
うになっている。
【0101】図9のステップS1は、このIOP120
側から受光ユニット30のマイコン34に対して行われ
る通信要求を示している。受光ユニット30のマイコン
34は、この通信要求を受信すると、以下に説明するI
OP120との間の通信に備えて通信準備を行う。
【0102】次に、ステップS2において、IOP12
0は、MASK−ROM150或いはDVDやメモリカ
ード75等の記憶媒体内から読み出した、受光ユニット
30やリモコン40等の各デバイスのデバイスIDを受
光ユニット30のマイコン34に順次送信する。
【0103】受光ユニット30のマイコン34は、この
順次送信されるデバイスIDと、このリモコン40のデ
バイスIDとを順次比較し、ステップS3において両者
が一致したタイミングで受光ユニット30のデバイスI
DをIOP120に返信する。
【0104】次に、IOP120は、受光ユニット30
のデバイスIDが返信されると、この返信されたデバイ
スIDと、上記MASK−ROM150或いはDVDや
メモリカード75等の記憶媒体内から読み出された受光
ユニット30のデバイスIDとを比較し、両者の一致を
確認した際にステップS4において承認データ(AC
K)を受光ユニット30のマイコン34に送信する。
【0105】受光ユニット30のマイコン34は、承認
データ(ACK)を受信すると、ステップS5におい
て、バッファメモリ39に記憶されているデジタルコン
トローラ信号(リモコン40のゲームコントローラ部4
2のボタン操作に対応するボタンデータ。この場合はボ
タンデータ#0)をIOP120に送信する。IOP1
20は、このボタンデータを受信すると、図1を用いて
説明したコントローラ20の第1の操作部21、或いは
第2の操作部22の操作信号として装置本体1内に取り
込む。
【0106】次に、IOP120は、上記ステップS1
において通信要求をなしたタイミングから例えば1垂直
同期期間(Vsync=1/60sec)等の一定時間が経
過したか否かを監視しており、この一定時間が経過して
いない場合は、ステップS6に示すようにダミーデータ
を受光ユニット30のマイコン34に送信する。
【0107】受光ユニット30のマイコン34は、この
ダミーデータを受信すると、ステップS7に示すよう
に、上記ボタンデータ#0の次にバッファメモリ39に
記憶されているデジタルコントローラ信号(この場合は
ボタンデータ#1)をIOP120に送信する。IOP
120は、このボタンデータを受信すると、前述のよう
にコントローラ20の第1の操作部21、或いは第2の
操作部22の操作信号として装置本体1内に取り込む。
【0108】なお、この例の場合、受光ユニット30の
マイコン34は、IOP120から送信されるダミーデ
ータをトリガとしてバッファメモリ39に記憶されてい
るデジタルコントローラ信号を装置本体1側に送信する
ようになっているが、これは、通信プロトコルの一例で
あると理解されたい。
【0109】次に、このようなボタンデータの送受信
は、例えば1垂直同期期間(Vsync)等の一定時間が経
過するまでの間行われるのであるが、IOP120は、
上記通信要求を発行したタイミングから一定時間が経過
したことを検出すると、ステップS8に示すように通信
ラインクローズ要求信号を受光ユニット30のマイコン
34に供給する。受光ユニット30のマイコン34は、
この通信ラインクローズ要求信号を受信すると、IOP
120との間の通信ラインをクローズする。これによ
り、受光ユニット30のマイコン34と装置本体1のI
OP120との間の一通信行程が終了する。
【0110】このように、この実施の形態のエンタテイ
ンメント装置は、装着された光ディスクがビデオゲーム
用のDVDであると判別した場合、「コントローラエミ
ュレーションモード」で動作し、バッファメモリ39に
記憶されたリモコン40からのコマンドを、例えば1垂
直同期期間毎(Vsync)等の一定時間毎にゲームコント
ローラ部42のボタンデータとして取り込む。CPU1
00は、この取り込まれたボタンデータに基づいて、例
えばビデオゲームのキャラクタの表示制御等を行う。こ
れにより、ユーザは、リモコン40のゲームコントロー
ラ部42を操作して装置本体1で実行されるビデオゲー
ム等を遠隔操作することができる。
【0111】(DVD操作モード)次に、このエンタテ
インメント装置は、装着された光ディスクが例えば映画
や音楽等の映像用のDVDであると判別した場合、「D
VD操作モード」で動作する。エンタテインメント装置
は、この「DVD操作モード」となると、受光ユニット
30のバッファメモリ39に記憶されたコマンドを、リ
モコン40のDVD操作部41の各ボタンが操作された
コマンドとして取り込んで処理するようになっている。
【0112】図10のタイムアローに、「DVD操作モ
ード」時におけるリモコン40と受光ユニット30との
間のコマンドの送受信及び情報処理の流れを示す。
【0113】この図10において、リモコン40を用い
て装置本体1に装着されたDVD−ROMに記憶されて
いる映画等の再生操作が行われる場合は、ユーザにより
DVD操作部41が操作され、この操作に応じたコマン
ドが任意のタイミングで受光ユニット30に送信され
る。
【0114】このようなリモコン40からのDVD再生
操作時のコマンド(SIRCS信号)は、受光ユニット
30により受信される。受光ユニット30のマイコン3
4は、この赤外線信号(SIRCS信号)に対してリア
ルタイムに波形整形処理を施してパルス情報を形成し、
このパルス情報を所定周波数のサンプリングクロックで
サンプリングすることでデジタル化する。そして、マイ
コン34は、このデジタル化されたSIRCS信号を、
DVD操作信号として受光ユニット30に設けられてい
るバッファメモリ39に一旦記憶する。
【0115】(DVD操作信号の取り込み動作)次に、
図11のタイムアローに、このようにバッファメモリ3
9に記憶されたDVD操作信号を装置本体1内に取り込
む際の取り込み動作の流れを示す。
【0116】まず、この図11のステップS11は、I
OP120から受光ユニット30のマイコン34に対し
て例えば1垂直同期期間毎(Vsync)等の一定時間置き
に発行される通信要求を示している。受光ユニット30
のマイコン34は、この通信要求を受信すると、以下に
説明するIOP120との間の通信に備えて通信準備を
行う。
【0117】次に、ステップS12において、IOP1
20は、MASK−ROM150或いはDVDやメモリ
カード75等の記憶媒体内から読み出した、受光ユニッ
ト30やリモコン40等の各デバイスのデバイスIDを
受光ユニット30のマイコン34に順次送信する。
【0118】受光ユニット30のマイコン34は、この
順次送信されるデバイスIDと、この受光ユニット30
のデバイスIDとを順次比較し、ステップS13におい
て両者が一致したタイミングで受光ユニット30のデバ
イスIDをIOP120に返信する。
【0119】次に、IOP120は、受光ユニット30
のデバイスIDが返信されると、この返信されたデバイ
スIDと、上記MASK−ROM150或いはDVDや
メモリカード75等の記憶媒体内から読み出された受光
ユニット30のデバイスIDとを比較し、両者の一致を
確認した際にステップS14において承認データ(AC
K)を受光ユニット30のマイコン34に送信する。
【0120】受光ユニット30のマイコン34は、承認
データ(ACK)を受信すると、ステップS15におい
て、バッファメモリ39に記憶されているDVD操作信
号のビット長を検出し、このビット長を示すデータをI
OP120に送信する。
【0121】IOP120は、このビット長を示すデー
タを受信すると、これをCPU100に供給すると共
に、ステップS16において、所定のダミーデータを受
光ユニット30のマイコン34に送信する。
【0122】CPU100は、IOP120からビット
長を示すデータを受信することで、これから受光ユニッ
ト30との間の通信で取り込まれるDVD操作信号のビ
ット長を認識し、実際にDVD操作信号が装置本体1内
に取り込まれた際に、この認識したビット長に対応して
DVD操作信号の信号処理を行う。
【0123】次に、受光ユニット30のマイコン34
は、IOP120からダミーデータを受信すると、ステ
ップS17において、バッファメモリ39に記憶されて
いるDVD操作信号(リモコン40のDVD操作部41
のボタン操作に対応するSIRCSデータ。この場合は
SIRCSデータ#0)をIOP120に送信する。
【0124】IOP120は、この「DVD操作モー
ド」時においては、このSIRCSデータをDVD操作
信号として取り込み、これをCPU100に供給する。
【0125】次に、IOP120は、上記ステップS1
1において通信要求をなしたタイミングから例えば1垂
直同期期間(Vsync=1/60sec)等の一定時間が
経過したか否かを監視しており、この一定時間が経過す
るまでの間、ステップS17〜ステップS23に示すよ
うに受光ユニット30のバッファメモリから読み出され
るSIRCSデータ(DVD操作信号)の取り込みを行
う。
【0126】そして、この一通信期間となる一定時間が
経過したタイミングでステップS24に示すように通信
ラインクローズ要求信号を受光ユニット30のマイコン
34に供給する。受光ユニット30のマイコン34は、
この通信ラインクローズ要求信号を受信すると、IOP
120との間の通信ラインをクローズする。これによ
り、受光ユニット30のマイコン34と装置本体1のI
OP120との間の一通信行程が終了する。
【0127】このように、この実施の形態のエンタテイ
ンメント装置の場合、装着されたDVDが映像用のDV
Dであった場合、リモコン40からのコマンドをDVD
操作信号として取り込み、CPU100が、この取り込
まれたDVD操作信号に基づいてDVDの再生動作を制
御する。これにより、ユーザは、リモコン40のDVD
操作部41を操作して装置本体1におけるDVDの再生
動作等を遠隔操作することができる。
【0128】(コマンドの連続性の保持)次に、ビデオ
ゲーム中に、例えば上方向指示ボタン21aを連続操作
した場合、ゲーム画面は連続的かつスムーズに上方向に
スクロールされるはずである。DVD再生時も同様であ
り、例えばスキャンボタン58を連続操作した場合、表
示画面は連続的かつスムーズに早送り或いは早戻しされ
るはずである。
【0129】しかし、このようなリモコン40の連続操
作時において、例えば連続的に受光ユニット30で受信
されるはずのコマンドの一部が欠損して受信される場合
等のように、リモコン40と受光ユニット30との間で
通信不良が生じた場合、連続操作したにも拘わらず、装
置本体1側で断続的なスクロール制御や断続的な早送り
制御或いは早戻し制御等がなされる不都合を生ずる。
【0130】このため、この実施の形態のエンタテイン
メント装置では、受光ユニット30で受信された所定数
のコマンド同士を比較し、いくつかのコマンドが一致し
た場合に、この一致が見られたコマンドを所定時間分連
続的にバッファメモリ39から装置本体1に供給するこ
とにより、バッファメモリ39から読み出されるコマン
ドの同一性を保持し、装置本体1側で行われるスクロー
ル制御や早送り或いは早戻し制御等の連続性を保持する
ようになっている。
【0131】なお、装置本体1側では、受光ユニット3
0のバッファメモリ39に記憶されたコマンドを一定時
間毎に断続的に取り込むようになっているが、このバッ
ファメモリ39からのコマンドの取り込みは、例えば垂
直同期期間(水平同期期間でもよい)等の表示画像の連
続性を保持可能な間に行うようになっている。このた
め、装置本体1内でコマンドが断続的に処理されること
となっても、表示画像の連続性に悪影響を与えることは
ない。
【0132】具体的には、まず、この実施の形態のエン
タテインメント装置の場合、リモコン40から受光ユニ
ット30に送信されるSIRCS信号であるコマンド
は、リモコン40の各操作ボタンを1回操作する毎に例
えば3つの同じコマンドが連続的に送信されるようにな
っている。
【0133】図12は、この場合におけるマイコン34
の機能ブロック図なのであるが、この図12からわかる
ように、マイコン34は、受光ユニット30の受光素子
36で受信された各コマンドに対して1つのコマンドの
データ長分の遅延処理を施す遅延処理部81と、受光素
子36で受信された各コマンドに対して2つのコマンド
のデータ長分の遅延処理を施す遅延処理部82,83と
を機能的に有している。
【0134】また、マイコン34は、受光素子36から
そのまま供給されるコマンドと、上記遅延処理部81に
より1つのコマンドのデータ長分の遅延処理が施された
コマンドと、上記遅延処理部82,83により2つのコ
マンドのデータ長分の遅延処理が施されたコマンドとを
それぞれ比較し、このうち、2つ以上のコマンドが一致
した場合は受信成功のコマンドとしてそのコマンドを出
力し、2つ以上のコマンドが一致しなかった場合は受信
失敗としてダミーコマンドを出力する一致検出部84と
を機能的に有している。
【0135】また、マイコン34は、一致検出部84か
らの受信成功のコマンド、或いは受信失敗のダミーコマ
ンドに対して1つのコマンドのデータ長分の遅延処理を
施す遅延処理部85と、受信成功のコマンド或いは受信
失敗のダミーコマンドに対して2つのコマンドのデータ
長分の遅延処理を施す遅延処理部86,87とを機能的
に有している。
【0136】また、マイコン34は、一致検出部84か
らそのまま供給される受信成功のコマンド或いは受信失
敗のダミーコマンドと、上記遅延処理部81により1つ
のコマンドのデータ長分の遅延処理が施された受信成功
のコマンド或いは受信失敗のダミーコマンドと、上記遅
延処理部82,83により2つのコマンドのデータ長分
の遅延処理が施された受信成功のコマンド或いは受信失
敗のダミーコマンドとをそれぞれ比較し、このうち、2
つ以上の受信成功のコマンドが一致した場合はこの一致
検出出力を出力すると共に、受信成功のコマンドをバッ
ファメモリ39に供給する一致検出部88とを機能的に
有している。
【0137】また、このマイコン34は、一致検出部8
8から一致検出出力が供給されたタイミングで垂直同期
信号(Vsync)のカウントを開始し、例えば8垂直
同期期間の間、バッファメモリ39から同じコマンドが
出力されるようにバッファメモリ39から出力されるコ
マンドを制御すると共に、上記8垂直同期期間の間に、
一致検出部88から一致検出出力が供給されなかった場
合は、バッファメモリ39に記憶されているコマンドを
クリア処理するバッファフラッシュ処理を行う出力制御
部89を機能的に有している。
【0138】この図12において、リモコン40のボタ
ン操作がなされると、このリモコン40から、例えば3
つの同じコマンドが連続的に送信され受光ユニット30
により受信される。これら3つのコマンドは、そのまま
一致検出部84に供給され、また、遅延処理部81によ
り1つのコマンドのデータ長分の遅延処理が施されて一
致検出部84に供給され、また、遅延処理部82,83
により2つのコマンドのデータ長分の遅延処理が施され
て一致検出部84に供給される。
【0139】一致検出部84は、リモコン40の1回の
ボタン操作で送信される3つのコマンドを比較し、この
うち、2つ以上のコマンドの一致を検出した場合に、そ
のコマンドを受信成功のコマンドとして出力し、2つ以
上のコマンドの一致が検出されなかった場合は、受信失
敗としてダミーコマンドを出力する。
【0140】この受信成功のコマンド、或いはダミーコ
マンドは、そのまま一致検出部88に供給され、また、
遅延処理部85により1つのコマンドのデータ長分の遅
延処理が施されて一致検出部88に供給され、また、遅
延処理部86,87により2つのコマンドのデータ長分
の遅延処理が施されて一致検出部88に供給される。
【0141】一致検出部84は、これら3つのコマンド
(受信成功のコマンド或いはダミーコマンド)を比較
し、このうち、2つ以上のコマンドの一致を検出した場
合に、一致したコマンドをバッファメモリ39に供給す
ると共に、2つ以上のコマンドの一致を示す一致検出出
力を出力制御部89に供給する。
【0142】図13(a)に、一致検出部88に供給さ
れるコマンドの一例を、同図(b)にこのコマンドに対
して一致検出部88から一致検出出力が出力されるタイ
ミングを示す。この図13(a)に示す各コマンドA1
〜A3は、それぞれ受信成功のコマンドを示しているの
であるが、図13(b)に示すように、この例の場合、
一致検出部88からは、コマンドA1とコマンドA2と
の一致が検出されたタイミングで一致検出出力が出力さ
れ、また、コマンドA1とコマンドA3、或いはコマン
ドA2とコマンドA3との一致が検出されたタイミング
で一致検出出力が出力される。
【0143】このような一致検出出力が供給される出力
制御部89には、入力端子90を介して図13(c)に
示すような垂直同期信号(Vsync)が供給されてお
り、一致検出出力が供給されたタイミングで、この垂直
同期信号のカウントを開始し、図13(d)に示すよう
に、例えば8垂直同期期間の間、バッファメモリ39か
ら一致検出のなされたコマンドが連続的に出力されるよ
うにバッファメモリ39を制御する。また、出力制御部
89は、上記8垂直同期期間の間に、再度、一致検出出
力が供給された場合は、この一致検出出力が供給された
タイミングで8垂直同期期間の再カウントを開始すると
共に、この一致検出がなされたコマンドが連続的に出力
されるようにバッファメモリ39を制御する。また、出
力制御部89は、上記8垂直同期期間の間に、一致検出
出力が供給されなかった場合は、記憶されているコマン
ドをクリア処理するようにバッファメモリ39を制御す
る。
【0144】換言すれば、この例の場合、一度、コマン
ドの一致が検出されると、その一致検出がなされたコマ
ンドが出力され続ける期間が8垂直同期期間の間、保証
されており、この8垂直同期期間の間に、再びコマンド
の一致が検出された場合は、その一致検出がなされたタ
イミングから再度、上記8垂直同期期間の間、一致検出
がなされたコマンドを連続的に出力する動作を繰り返し
実行する。そして、上記8垂直同期期間の間に、一致検
出出力が供給されなかった場合は、記憶されているコマ
ンドをクリア処理するようにバッファメモリ39を制御
する。
【0145】図14に、このような動作の模式図を示
す。この図14中、「P」は垂直同期期間毎に受光ユニ
ット30のバッファメモリ39から装置本体1がコマン
ドを取り込むタイミングを示し、「R」はユーザがリモ
コン40の所望のボタンを操作したタイミング(ボタン
メイク状態)を示している。
【0146】この例の場合、ユーザにより計4回、リモ
コン40の所望のボタンのボタン操作がなされ、第1回
目,第2回目及び第4回目のボタン操作時に送信された
コマンドは受光ユニット30により良好に受信され(1
回のボタン操作で送信される3つのコマンドのうち、2
つ以上のコマンドの一致が検出された場合=受信成
功)、第3回目のボタン操作時に送信されたコマンドに
通信不良が生じた場合(1回のボタン操作で送信される
3つのコマンドのうち、2つ以上のコマンドの一致が検
出されなかった場合=受信失敗)を示している。
【0147】この例を用いて出力制御部89の動作を説
明すると、出力制御部89は、受信成功した第1回目の
ボタン操作に対応するコマンドと、受信成功した第2回
目のボタン操作に対応するコマンドの一致を検出する
と、垂直同期信号のカウントを開始すると共に、この一
致を検出したコマンドを確定コマンド(確定1−2)と
して8垂直同期期間の間、連続的に出力するようにバッ
ファメモリ39を出力制御する。
【0148】この確定コマンド(確定1−2)は、図1
4中「1−2保持期間(8V)」として示すように8垂
直同期期間の間、バッファメモリ39から連続的に出力
されるのであるが、この「1−2保持期間(8V)」の
間に、他の確定コマンドが発生した場合、出力制御部8
9は、この他の確定コマンドが発生したタイミングから
新たに垂直同期信号のカウントを開始すると共に、バッ
ファメモリ39から連続的に出力される確定コマンドを
この他の確定コマンドに変更する。
【0149】すなわち、前述のように一致検出部88
は、3つのコマンドのうち2つのコマンドの一致を検出
するようになっているため、この例の場合、上記確定コ
マンド(確定1−2)が形成された後に、第2回目のボ
タン操作時に送信されたコマンドと第3回目のボタン操
作時に送信されたコマンドとを比較し、また、第2回目
のボタン操作時に送信されたコマンドと第4回目のボタ
ン操作時に送信されたコマンドとを比較する。この各コ
マンドのうち、第3回目のボタン操作時に送信されたコ
マンドは、受信失敗によるダミーコマンドであるため、
第2回目のボタン操作時に送信されたコマンドと第4回
目のボタン操作時に送信されたコマンドとが比較された
際に、一致検出部88から出力制御部89に対して一致
検出出力が供給されることとなる。
【0150】出力制御部89は、この第2回目のボタン
操作時に送信されたコマンドと第4回目のボタン操作時
に送信されたコマンドとの一致検出出力が供給されたタ
イミングで、この一致を検出したコマンドを確定コマン
ド(確定2−4)として8垂直同期期間の間、連続的に
出力するようにバッファメモリ39を出力制御する。
【0151】これにより、図14に示すように、例えば
最初の保持期間のうち6垂直同期期間目まで確定コマン
ド(確定1−2)がバッファメモリ39から出力され
(図14には1−2,1−2,1−2,1−2,1−
2,1−2として図示)、この最初の保持期間の7垂直
同期期間目から8垂直同期期間の間、確定コマンド(確
定2−4)がバッファメモリ39から出力されることと
なる(図14には2−4,2−4,2−4,2−4,2
−4,2−4,2−4として図示)。
【0152】そして、ユーザによりリモコン40のボタ
ンが操作されることなく(ボタンリリース状態)8垂直
同期期間が経過すると、出力制御部89は、バッファメ
モリ39に記憶されているコマンドをクリア処理(バッ
ファフラッシュ)するようにバッファメモリ39を制御
する(図14には00として図示)。
【0153】このように、受光ユニット30により受信
された例えば3つのコマンドのうち、2つのコマンドの
一致が検出された場合に、その一致が検出されたコマン
ドを所定期間分、連続してバッファメモリ39から出力
することにより、リモコン40と受光ユニット30との
間に通信不良が発生した場合でも、この通信不良により
欠落したコマンドを補うことができ、コマンドの連続性
を保持することができる。このため、この連続性が保持
されたコマンドに基づいて、装置本体1側で行われるス
クロール制御や早送り或いは早戻し制御等の連続性を保
持することができる。
【0154】(他のリモコンの空間伝送フォーマットの
解析動作)次に、以上の説明は、この実施の形態のエン
タテインメント装置専用のリモコン40を用いることを
前提として説明をしたが、このエンタテインメント装置
は、このリモコン40に適用されているSIRCSフォ
ーマット以外の空間伝送フォーマットのリモコン(他の
リモコン)にも対応可能となっている。
【0155】このエンタテインメント装置は、SIRC
Sフォーマット以外の空間伝送フォーマットのコマンド
をそのまま全て取り込んで解析して用いる「第1の解析
モード」と、SIRCSフォーマット以外の空間伝送フ
ォーマットのコマンドを間引いて取り込み、これを解析
して用いる「第2の解析モード」とを有している。
【0156】この「第1の解析モード」、及び「第2の
解析モード」は、プレーヤが任意で選択するようになっ
ている。エンタテインメント装置は、このプレーヤによ
り選択されたモードで動作するようになっている。
【0157】なお、この「第1の解析モード」、或いは
「第2の解析モード」は、例えば受信するコマンドのデ
ータ長等に応じてエンタテインメント装置側で自動的に
いずれかのモードを選択するようにしてもよい。
【0158】(第1の解析モード)まず、図15は、こ
の第1の解析モード時における他のリモコンと受光ユニ
ット30のマイコン34との間のコマンドの送受信及び
信号処理を示すタイムアローである。
【0159】この図15において、ユーザにより他のリ
モコンのボタン操作がなされると、このボタン操作のタ
イミングで他のリモコンから受光ユニット30に対し
て、ボタン操作に対応する赤外線信号が送信される。
【0160】受光ユニット30は、この受信された赤外
線信号に対してリアルタイムに波形整形処理を施してこ
の赤外線信号に対応するパルス情報を形成する。そし
て、この場合、プレーヤにより、SIRCSフォーマッ
ト以外の空間伝送フォーマットのコマンドをそのまま全
て取り込んで解析して用いる「第1の解析モード」が選
択されているため、このパルス情報に対して間引き処理
を施すことなく(パルス情報を圧縮することなく)、全
てのパルス情報をバッファメモリ39に記憶すると共に
(バッファリング処理)、そのパルス情報のデータ長の
計算、及び他のリモコンに適用されている空間伝送フォ
ーマットの解析を行う。
【0161】具体的には、この例の場合、受光ユニット
30の例えばROM等に、複数の他のリモコンに対応す
る空間伝送フォーマット情報が記憶されている。このた
め、受光ユニット30のマイコン34は、まず、リモコ
ンから受信したコマンドの例えばヘッダ情報等に基づい
て、そのコマンドの空間伝送フォーマットがSIRCS
フォーマットであるか否かを判別し、次に、SIRCS
フォーマットではなかった場合に、上記ROMに記憶さ
れている複数の空間伝送フォーマット情報に基づいて、
この他のリモコンから送信されたコマンドの空間伝送フ
ォーマットを検出する。
【0162】そして、この他のリモコンの空間伝送フォ
ーマットのコマンドを、装置本体1側で取り扱い可能な
フォーマットである、例えばSIRCSフォーマットの
コマンドに変換し(フォーマット変換処理)、これを再
度、バッファメモリ39に記憶制御する。このバッファ
メモリ39に記憶されたコマンドは、以下に説明するよ
うに間欠的に装置本体1内に取り込まれることとなる。
【0163】なお、この説明では、バッファメモリ39
に記憶されたコマンドの空間伝送フォーマットを検出
し、この検出結果に応じてフォーマット変換処理を施し
たコマンドを再度、バッファメモリ39に記憶制御する
こととしたが、これは、バッファメモリ39に記憶され
る前にコマンドの空間伝送フォーマットを検出し、この
検出結果に応じてフォーマット変換処理を施してバッフ
ァメモリ39に記憶制御してもよい。
【0164】また、一例として、受光ユニット30のマ
イコン34側で他のリモコンからのコマンドに対してフ
ォーマット変換処理を施すこととするが、このフォーマ
ット変換処理は、装置本体1側で施すようにしてもよ
い。
【0165】次に、このようにフォーマット変換処理が
施されて受光ユニット30のバッファメモリ39に記憶
された他のリモコンからのコマンドが装置本体1に取り
込まれるまでの流れを図16のタイムアローを用いて説
明する。
【0166】まず、この図16に示すタイムアローのス
テップS31は、装置本体1のIOP120から受光ユ
ニット30のマイコン34に対して、例えば1垂直同期
期間毎(Vsync)等の一定時間置きに発行される通信要
求を示している。受光ユニット30のマイコン34は、
この通信要求を受信すると、以下に説明するIOP12
0との間の通信に備えて通信準備を行う。
【0167】次に、ステップS32において、IOP1
20は、MASK−ROM150或いはDVDやメモリ
カード75等の記憶媒体内から読み出した、受光ユニッ
ト30やリモコン40等の各デバイスのデバイスIDを
受光ユニット30のマイコン34に順次送信する。
【0168】受光ユニット30のマイコン34は、この
順次送信されるデバイスIDと、この受光ユニット30
のデバイスIDとを順次比較し、ステップS33におい
て両者が一致したタイミングで受光ユニット30のデバ
イスIDをIOP120に返信する。
【0169】次に、IOP120は、受光ユニット30
のデバイスIDが返信されると、この返信されたデバイ
スIDと、上記MASK−ROM150或いはDVDや
メモリカード75等の記憶媒体内から読み出された受光
ユニット30のデバイスIDとを比較し、両者の一致を
確認した際にステップS34において承認データ(AC
K)を受光ユニット30のマイコン34に送信する。
【0170】受光ユニット30のマイコン34は、承認
データ(ACK)を受信すると、ステップS35におい
て、バッファメモリ39に記憶されている他のリモコン
からのコマンドのビット長を検出し、このビット長を示
すデータをIOP120に送信する。
【0171】IOP120は、このビット長を示すデー
タを受信すると、これをCPU100に供給すると共
に、ステップS36において、所定のダミーデータを受
光ユニット30のマイコン34に送信する。
【0172】CPU100は、IOP120からビット
長を示すデータを受信することで、これから受光ユニッ
ト30との間の通信で取り込まれる他のリモコンのコマ
ンドのビット長を認識し、実際に他のリモコンからのコ
マンド(フォーマット変換処理されたコマンド)が装置
本体1内に取り込まれた際に、この認識したビット長に
対応して装置本体1或いは装置本体1に接続されている
周辺機器の制御を行う。
【0173】なお、あくまでも一例なのであるが、この
通信プロトコルの場合、受光ユニット30のマイコン3
4は、IOP120から送信されるダミーデータをトリ
ガとしてバッファメモリ39に記憶されているコマンド
を装置本体1側に送信するようになっている。
【0174】次に、受光ユニット30のマイコン34
は、IOP120からダミーデータを受信すると、ステ
ップS37において、バッファメモリ39に記憶されて
いる他のリモコンからのコマンド(この場合は、図16
にパルス情報#0として図示。)をIOP120に送信
する。
【0175】IOP120は、このバッファメモリ39
から読み出されたコマンドを、SIRCSフォーマット
以外の空間伝送フォーマットのコマンドをそのまま全て
取り込んで解析して用いる「第1の解析モード」におけ
るコマンドとして受信し、これをCPU100に供給す
る。
【0176】CPU100は、このコマンドが供給され
ると、先に認識しているビット長に基づいて該コマンド
のデータ処理を行い、このコマンドで指示される制御を
行う。これにより、装置本体1及びその周辺機器等の動
作が他のリモコンにより遠隔操作されることとなる。
【0177】次に、IOP120は、上記ステップS3
1において通信要求をなしたタイミングから例えば1垂
直同期期間(Vsync=1/60sec)等の一定時間が
経過したか否かを監視しており、この一定時間が経過す
るまでの間、ステップS37〜ステップS43に示すよ
うに受光ユニット30のバッファメモリ39から読み出
される他のリモコンからのコマンドの取り込みを行う。
【0178】そして、この一通信期間となる一定時間が
経過したタイミングでステップS44に示すように通信
ラインクローズ要求信号を受光ユニット30のマイコン
34に供給する。受光ユニット30のマイコン34は、
この通信ラインクローズ要求信号を受信すると、IOP
120との間の通信ラインをクローズする。これによ
り、受光ユニット30のマイコン34と装置本体1のI
OP120との間の一通信行程が終了する。
【0179】このように、この実施の形態のエンタテイ
ンメント装置の場合、他のリモコンからのコマンドを間
引きすることなく(圧縮することなく)全て取り込み、
この他のリモコンからのコマンドのフォーマットを、装
置本体1側で取り扱い可能なフォーマットに変換処理し
て受光ユニット30のバッファメモリ39に記憶する。
そして、装置本体1のIOP120が、このバッファメ
モリ39に対して、所定時間毎にアクセスして、バッフ
ァメモリ39に記憶されているコマンドを取り込み、C
PU100が、この取り込んだコマンドに基づいて装置
本体1或いは周辺機器の動作制御を行う。これにより、
他のリモコンを用いて装置本体1を遠隔操作することを
可能とすることができる。
【0180】(第2の解析モード)次に、SIRCSフ
ォーマット以外の空間伝送フォーマットのコマンドを間
引いて取り込み、これを解析して用いる「第2の解析モ
ード」の説明をする。
【0181】図17は、この第2の解析モード時におけ
る他のリモコンと受光ユニット30のマイコン34との
間のコマンドの送受信及び信号処理を示すタイムアロー
である。
【0182】この図17において、ユーザにより他のリ
モコンのボタン操作がなされると、このボタン操作のタ
イミングで他のリモコンから受光ユニット30に対し
て、ボタン操作に対応する赤外線信号が送信される。
【0183】受光ユニット30は、この受信された赤外
線信号に対してリアルタイムに波形整形処理を施してこ
の赤外線信号に対応するパルス情報を形成する。そし
て、この場合、プレーヤにより、SIRCSフォーマッ
ト以外の空間伝送フォーマットのコマンドを間引いて取
り込んで解析して用いる「第2の解析モード」が選択さ
れているため、このパルス情報を、例えば垂直同期信号
や装置本体1のシステムクロック等の所定のクロックを
用いて間引き処理(=圧縮処理)を施し、間欠的にバッ
ファメモリ39に記憶する。
【0184】図18(a)〜(c)に、この間引き処理
に対応するタイムチャートを示す。この図18(a)
は、この例の場合に間引き処理で用いているクロックで
ある垂直同期信号を示し、図18(c)は、受光ユニッ
ト30で受信された他のマイコンからのコマンドであ
り、図18(b)は、垂直同期信号(図18(a))に
より間引き処理されてバッファメモリ39に記憶される
他のマイコンからのコマンドを示している。
【0185】この図18(a)〜(c)からわかるよう
に、受光ユニット30のマイコン34は、他のマイコン
からのコマンドを受信すると、まず、このコマンドを垂
直同期信号の立ち上がりエッジのタイミングでラッチす
る。
【0186】次に、マイコン34は、ラッチしたコマン
ドのレベルがローレベルであった場合は、このローレベ
ルを次のコマンドの立ち上がりエッジまでの間、保持す
る。これに対して、垂直同期信号の立ち上がりエッジの
タイミングでラッチしたコマンドのレベルがハイレベル
であった場合、マイコン34は、このハイレベルを垂直
同期信号の立ち下がりエッジまでの間、保持する。
【0187】これにより、図18(b)に示すように受
信したコマンドの信号形態を大幅に崩すことなく、該コ
マンドを、装置本体1の信号処理タイミングに対応させ
たかたちで間引き処理することができる。
【0188】次に、マイコン34は、このように間引き
処理が施され受光ユニット30のバッファメモリ39に
記憶された他のリモコンからのコマンドのデータ長の計
算、及び他のリモコンに適用されている空間伝送フォー
マットの解析を行う。
【0189】具体的には、この例の場合、受光ユニット
30の例えばROM等に、複数の他のリモコンに対応す
る空間伝送フォーマット情報が記憶されている。このた
め、受光ユニット30のマイコン34は、まず、バッフ
ァメモリ39に記憶されたコマンドの例えばヘッダ情報
等に基づいて、そのコマンドの空間伝送フォーマットが
SIRCSフォーマットであるか否かを判別し、次に、
SIRCSフォーマットではなかった場合に、上記RO
Mに記憶されている複数の空間伝送フォーマット情報に
基づいて、この他のリモコンから送信されたコマンドの
空間伝送フォーマットを検出する。
【0190】そして、この他のリモコンの空間伝送フォ
ーマットのコマンドを、装置本体1側で取り扱い可能な
フォーマットである、例えばSIRCSフォーマットの
コマンドに変換し(フォーマット変換処理)、これを再
度、バッファメモリ39に記憶制御する。このバッファ
メモリ39に記憶されたコマンドは、以下に説明するよ
うに間欠的に装置本体1内に取り込まれることとなる。
【0191】なお、この説明では、間引き処理してバッ
ファメモリ39に記憶されたコマンドに対してフォーマ
ット変換処理を施し、これを再度バッファメモリ39に
記憶制御することとしたが、これは、バッファメモリ3
9に記憶される前に、他のリモコンからのコマンドに対
して間引き処理及びフォーマット変換処理を施し、これ
をバッファメモリ39に記憶制御するようにしてもよ
い。
【0192】また、一例として、受光ユニット30のマ
イコン34側で他のリモコンからのコマンドに対してフ
ォーマット変換処理を施すこととしたが、このフォーマ
ット変換処理は、装置本体1側で施すようにしてもよ
い。
【0193】次に、このようにフォーマット変換処理が
施されて受光ユニット30のバッファメモリ39に記憶
された他のリモコンからのコマンドが装置本体1に取り
込まれるまでの流れを図19のタイムアローを用いて説
明する。
【0194】まず、この図19に示すタイムアローのス
テップS51は、装置本体1のIOP120から受光ユ
ニット30のマイコン34に対して、例えば1垂直同期
期間毎(Vsync)等の一定時間置きに発行される通信要
求を示している。受光ユニット30のマイコン34は、
この通信要求を受信すると、以下に説明するIOP12
0との間の通信に備えて通信準備を行う。
【0195】次に、ステップS52において、IOP1
20は、MASK−ROM150或いはDVDやメモリ
カード75等の記憶媒体内から読み出した、受光ユニッ
ト30やリモコン40等の各デバイスのデバイスIDを
受光ユニット30のマイコン34に順次送信する。
【0196】次に、受光ユニット30のマイコン34
は、装置本体1側から順次送信されるデバイスIDと、
当該受光ユニット30のデバイスIDとを順次比較し、
ステップS53において両者が一致したタイミングで受
光ユニット30のデバイスIDをIOP120に返信す
る。
【0197】次に、IOP120は、受光ユニット30
のデバイスIDが返信されると、この返信されたデバイ
スIDと、上記MASK−ROM150或いはDVDや
メモリカード75等の記憶媒体内から読み出された受光
ユニット30のデバイスIDとを比較し、両者の一致を
確認した際にステップS54において承認データ(AC
K)を受光ユニット30のマイコン34に送信する。
【0198】受光ユニット30のマイコン34は、承認
データ(ACK)を受信すると、ステップS55におい
て、バッファメモリ39に記憶されている他のリモコン
からのコマンドのビット長を検出し、このビット長を示
すデータをIOP120に送信する。
【0199】IOP120は、このビット長を示すデー
タを受信すると、これをCPU100に供給すると共
に、ステップS56において、所定のダミーデータを受
光ユニット30のマイコン34に送信する。
【0200】CPU100は、IOP120からビット
長を示すデータを受信することで、これから受光ユニッ
ト30との間の通信で取り込まれる他のリモコンのコマ
ンドのビット長を認識し、実際に他のリモコンからのコ
マンド(フォーマット変換処理されたコマンド)が装置
本体1内に取り込まれた際に、この認識したビット長に
対応して装置本体1或いは装置本体1に接続されている
周辺機器の制御を行う。
【0201】なお、あくまでも一例なのであるが、この
通信プロトコルの場合、受光ユニット30のマイコン3
4は、IOP120から送信されるダミーデータをトリ
ガとしてバッファメモリ39に記憶されているコマンド
を装置本体1側に送信するようになっている。
【0202】次に、受光ユニット30のマイコン34
は、IOP120からダミーデータを受信すると、ステ
ップS57において、バッファメモリ39に記憶されて
いる他のリモコンからのコマンド(この場合は、図19
にパルス情報#0として図示。)をIOP120に送信
する。
【0203】IOP120は、このバッファメモリ39
から読み出されたコマンドを、当該第2の解析モードに
おけるコマンドとして取り込み、これをCPU100に
供給する。CPU100は、このコマンドが供給される
と、先に認識しているビット長に基づいて該コマンドの
データ処理を行い、このコマンドで指示される制御を行
う。これにより、装置本体1及びその周辺機器等の動作
が他のリモコンにより遠隔操作されることとなる。
【0204】次に、IOP120は、上記ステップS3
1において通信要求をなしたタイミングから例えば1垂
直同期期間(Vsync=1/60sec)等の一定時間が
経過したか否かを監視しており、この一定時間が経過す
るまでの間、ステップS57〜ステップS63に示すよ
うに受光ユニット30のバッファメモリ39から読み出
される他のリモコンからのコマンドの取り込みを行う。
【0205】そして、この一通信期間となる一定時間が
経過したタイミングでステップS64に示すように通信
ラインクローズ要求信号を受光ユニット30のマイコン
34に供給する。受光ユニット30のマイコン34は、
この通信ラインクローズ要求信号を受信すると、IOP
120との間の通信ラインをクローズする。これによ
り、受光ユニット30のマイコン34と装置本体1のI
OP120との間の一通信行程が終了する。
【0206】このように、この実施の形態のエンタテイ
ンメント装置の場合、他のリモコンからのコマンドを、
例えば装置本体1で使用している垂直同期信号等のクロ
ックに基づいて適宜、間引き処理すると共に、この間引
き処理した他のリモコンからのコマンドのフォーマット
を、装置本体1側で取り扱い可能なフォーマットに変換
処理して受光ユニット30のバッファメモリ39に記憶
する。そして、装置本体1のIOP120が、このバッ
ファメモリ39に対して、所定時間毎にアクセスして、
バッファメモリ39に記憶されているコマンドを取り込
み、CPU100が、この取り込んだコマンドに基づい
て装置本体1或いは周辺機器の動作制御を行う。これに
より、他のリモコンを用いて装置本体1を遠隔操作する
ことを可能とすることができる。
【0207】[実施の形態の効果]以上の説明から明ら
かなように、この実施の形態のエンタテインメント装置
は、装置本体1に対して受光ユニット30を装着するこ
とで、装置本体1専用のリモコン40や他のリモコンに
より装置本体1や周辺機器等を遠隔操作することができ
る。
【0208】なお、上述の実施の形態では、受光ユニッ
ト30及びリモコン40によりDVDを再生操作するも
のとして説明をしたが、これは、受光ユニット30を用
いて音楽CDの再生操作やエアコンディショナ装置(エ
アコン装置)等の他の機器を遠隔操作するようにしても
よい。
【0209】この場合、リモコンとしては、ユーザが自
宅等で使い慣れているCDプレーヤ装置やエアコン装置
のリモコンを用いることができ、装置本体1側では、上
述の空間伝送フォーマットの解析を行いながらCDプレ
ーヤ装置やエアコン装置を制御することとなる。
【0210】すなわち、この実施の形態のエンタテイン
メント装置に受光ユニット30を装着し、装置本体1で
ユーザが使用するリモコンの各コマンドを読み込むこと
により、この実施の形態のエンタテインメント装置に装
着された記憶媒体の再生操作(及び記録操作)は勿論の
こと、このエンタテインメント装置に対して外部接続さ
れたあらゆる電子機器の操作が可能となるものと理解さ
れたい。
【0211】最後に、本発明は一例として説明した上述
の実施の形態に限定されることはない。このため、上述
の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想
を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更
が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
【0212】
【発明の効果】本発明は、記憶媒体に記憶されている情
報の種別に対応して、本発明が適用される機器を、無線
コントローラを用いて遠隔操作可能とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のエンタテインメント装置
の外観を示す斜視図である。
【図2】受光ユニットの一部を切り欠いた正面図であ
る。
【図3】受光ユニットの断面図である。
【図4】受光ユニットの一部を切り欠いた背面図であ
る。
【図5】実施の形態のエンタテインメント装置のDVD
の再生操作を行うフルタイプのリモコンの正面図であ
る。
【図6】実施の形態のエンタテインメント装置のDVD
の再生操作を行うコントローラタイプのリモコンの正面
図である。
【図7】実施の形態のエンタテインメント装置のブロッ
ク図である。
【図8】コントローラエミュレーションモード時におけ
る、リモコンと受光ユニットとの間のコマンド送受信及
び信号処理の流れを示すタイムアローである。
【図9】コントローラエミュレーションモード時におけ
る、受光ユニットと装置本体間のコマンドの送受信の流
れを示すタイムアローである。
【図10】SIRCSモード時における、リモコンと受
光ユニットとの間のコマンド送受信及び信号処理の流れ
を示すタイムアローである。
【図11】SIRCSモード時における、受光ユニット
と装置本体間のコマンドの送受信の流れを示すタイムア
ローである。
【図12】リモコンからのコマンドを受信した際に受光
ユニットのマイコンが行うコマンドの補正動作に対応す
る機能ブロック図である。
【図13】リモコンからのコマンドを受信した際に受光
ユニットのマイコンが行うコマンドの補正動作を説明す
るためのタイムチャートである。
【図14】リモコンからのコマンドを受信した際に受光
ユニットのマイコンが行うコマンドの補正動作を説明す
るための模式図である。
【図15】第1の解析モード時における、リモコンと受
光ユニットとの間のコマンドの送受信及び信号処理の流
れを示すタイムアローである。
【図16】第1の解析モード時における、受光ユニット
と装置本体との間のコマンドの送受信及び信号処理の流
れを示すタイムアローである。
【図17】第2の解析モード時における、リモコンと受
光ユニットとの間のコマンドの送受信及び信号処理の流
れを示すタイムアローである。
【図18】第2の解析モード時における、コマンドの間
引き処理(圧縮処理)を説明するためのタイムチャート
である。
【図19】第2の解析モード時における、受光ユニット
と装置本体との間のコマンドの送受信及び信号処理の流
れを示すタイムアローである。
【符号の説明】
1…装置本体、30…受光ユニット、34…マイクロコ
ンピュータ、36…受光素子、39…バッファメモリ、
40…リモートコントローラ、41…DVD操作部、4
2…ゲームコントローラ部、100…CPU、110…
グラフィックプロセッサ、120…I/Oプロセッサ、
130…光ディスク制御部、140…サウンド再生処理
プロセッサ、170…CD/DVDDSP、150…M
ASK−ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 A63F 13/02 A63F 13/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理の対象となる情報が記憶された
    記憶媒体の該情報の種別を判別する種別判別手段と、 上記種別判別手段による上記種別の判別結果に基づい
    て、複数の情報処理モードの中から、上記記憶媒体に記
    憶されている情報の種別に対応する情報処理モードを選
    択して設定する情報処理モード設定手段であって、上記
    種別判別手段から上記情報の種別がビデオゲームである
    ことを示す判別結果が得られた場合、上記複数の情報処
    理モードの中からビデオゲームの情報処理を行う情報処
    理モードを選択して設定し、上記種別判別手段から上記
    情報の種別が鑑賞用コンテンツであることを示す判別結
    果が得られた場合、上記複数の情報処理モードの中から
    鑑賞用コンテンツの情報処理を行う情報処理モードを選
    択して設定する情報処理モード設定手段と、 無線コントローラから送信されるコマンドを受信する受
    信手段と、上記情報処理モード設定手段により、ビデオ
    ゲームの情報処理を行う情報処理モードが設定された場
    合、上記受信手段で受信された無線コントローラからの
    コマンドを、有線コントローラから出力されるコマンド
    と同じ信号形態のコマンドに変換して出力し、上記情報
    処理モード設定手段により、鑑賞用コンテンツの情報処
    理を行う情報処理モードが設定された場合、上記受信手
    段で受信された信号形態でコマンドを出力するコマンド
    処理手段とを備えた受信ユニットと、 上記処理モード設定手段により設定された処理モードで
    動作し、上記受信ユニットからのコマンドに対応して、
    上記記憶媒体に記憶されている情報の処理を行う情報処
    理手段とを有するエンタテインメント装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンタテインメント装置
    であって、 上記受信ユニットは、 上記コマンド処理手段で処理された、上記無線コントロ
    ーラの1回の送信操作で複数個送信される同じ制御内容
    のコマンドのうち、少なくとも2つのコマンドの一致を
    検出する第1の一致検出手段と、 上記第1の一致検出手段で少なくとも2つの一致が検出
    されたコマンドを受信成功コマンドとし、また、上記第
    1の一致検出手段で少なくとも2つの一致が検出されな
    かったコマンドを受信失敗コマンドとして保持する保持
    手段と、 上記保持手段で保持される受信成功コマンド及び受信失
    敗コマンドのうち、少なくとも2つの受信成功コマンド
    の一致を順次検出する第2の一致検出手段と、 上記第2の一致検出手段により、少なくとも2つの受信
    成功コマンドの一致が検出された際に、その受信成功コ
    マンドに対応する上記同じ制御内容を示すコマンドを、
    所定時間分連続して、上記情報処理手段に出力する出力
    手段とを有することを特徴とするエンタテインメント装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のエンタテイ
    ンメント装置であって、 上記情報処理手段に対して電気的に接続された外部接続
    端子を有し、 上記受信ユニットは、上記外部接続端子に電気的な接続
    を図るための接続端子を有し、この接続端子を介して、
    外付けのかたちで上記外部接続端子に接続されることを
    特徴とするエンタテインメント装置。
  4. 【請求項4】 無線コントローラから送信されるコマン
    ドを受信する受信手段と、 情報処理の対象となる情報が記憶された記憶媒体の該情
    報の種別に基づいて、複数の情報処理モードの中から、
    上記記憶媒体に記憶されている情報の種別に対応する情
    報処理モードを選択して設定し、この設定した情報処理
    モードにおいて、上記コマンドに対応する情報処理を行
    う情報処理機器により、上記情報の種別がビデオゲーム
    の情報処理モードが設定された場合、上記受信手段で受
    信された無線コントローラからのコマンドを、有線コン
    トローラから出力されるコマンドと同じ信号形態のコマ
    ンドに変換して上記情報処理機器に供給し、上記情報処
    理機器により、上記情報の種別が鑑賞用コンテンツの情
    報処理モードが設定された場合、上記受信手段で受信さ
    れた信号形態でコマンドを上記情報処理機器に供給する
    コマンド処理手段とを有する受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の受信装置であって、 上記コマンド処理手段で処理された、上記無線コントロ
    ーラの1回の送信操作で複数個送信される同じ制御内容
    のコマンドのうち、少なくとも2つのコマンドの一致を
    検出する第1の一致検出手段と、 上記第1の一致検出手段で少なくとも2つの一致が検出
    されたコマンドを受信成功コマンドとし、また、上記第
    1の一致検出手段で少なくとも2つの一致が検出されな
    かったコマンドを受信失敗コマンドとして保持する保持
    手段と、 上記保持手段で保持される受信成功コマンド及び受信失
    敗コマンドのうち、少なくとも2つの受信成功コマンド
    の一致を順次検出する第2の一致検出手段と、 上記第2の一致検出手段により、少なくとも2つの受信
    成功コマンドの一致が検出された際に、その受信成功コ
    マンドに対応する上記同じ制御内容を示すコマンドを、
    所定時間分連続して、上記情報処理機器に出力する出力
    手段とを有することを特徴とする受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5記載の受信装置で
    あって、 上記情報処理機器の外部接続端子に対して、電気的な接
    続を図るための接続端子を有し、 当該受信装置は、上記接続端子及び上記外部接続端子を
    介して、上記情報処理機器に対して外付けのかたちで接
    続されることを特徴とする受信装置。
JP2001330041A 2000-11-10 2001-10-26 エンタテインメント装置及び受信装置 Expired - Lifetime JP3467262B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001330041A JP3467262B2 (ja) 2000-11-10 2001-10-26 エンタテインメント装置及び受信装置
AU2002212729A AU2002212729A1 (en) 2000-11-10 2001-11-08 Remote control signal receiving device
EP01981025A EP1335271A4 (en) 2000-11-10 2001-11-08 REMOTE CONTROL SIGNAL RECEIVER
PCT/JP2001/009775 WO2002039243A1 (fr) 2000-11-10 2001-11-08 Dispositif recepteur de signal de telecommande
TW090127999A TW595130B (en) 2000-11-10 2001-11-09 Remote-control signal receiver
US10/039,478 US6761635B2 (en) 2000-11-10 2001-11-09 Remote-control signal receiver

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000344536 2000-11-10
JP2000-344536 2000-11-10
JP2001330041A JP3467262B2 (ja) 2000-11-10 2001-10-26 エンタテインメント装置及び受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002209282A JP2002209282A (ja) 2002-07-26
JP3467262B2 true JP3467262B2 (ja) 2003-11-17

Family

ID=26603803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001330041A Expired - Lifetime JP3467262B2 (ja) 2000-11-10 2001-10-26 エンタテインメント装置及び受信装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6761635B2 (ja)
EP (1) EP1335271A4 (ja)
JP (1) JP3467262B2 (ja)
AU (1) AU2002212729A1 (ja)
TW (1) TW595130B (ja)
WO (1) WO2002039243A1 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6565441B1 (en) * 2000-04-07 2003-05-20 Arista Enterprises Inc. Dedicated wireless digital video disc (DVD) controller for video game consoles
KR100833229B1 (ko) * 2002-03-16 2008-05-28 삼성전자주식회사 다층구조 포커싱 방법 및 그 장치
DE60334293D1 (de) * 2002-05-14 2010-11-04 Screenlife Llc Dvd spiel
US20050137018A1 (en) * 2002-06-05 2005-06-23 Microsoft Corporation DVD-enabling dongle for a console-based gaming system
US20030228911A1 (en) * 2002-06-05 2003-12-11 Dernis Mitchell S. DVD-enabling code server and loader for a console-based gaming system
US20040091234A1 (en) * 2002-11-07 2004-05-13 Delorme Alexandre P.V. System and method of facilitating appliance behavior modification
US20040185934A1 (en) * 2003-03-21 2004-09-23 Vision Electronics Co., Ltd. Game cotroller with an alarm clock
US20040171346A1 (en) * 2003-04-14 2004-09-02 Ten Ventures Inc. Method of Adding Wireless Remote Control to Audio Playback Devices Equipped for Wired Remote Control
KR100473281B1 (ko) * 2003-09-04 2005-03-09 김종욱 멀티미디어 비디오 게임기의 인터페이스 장치
JP2005197951A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Sony Corp 電子機器
US7753788B2 (en) 2004-01-30 2010-07-13 Microsoft Corporation Game controller that converts between wireless operation and wired operation
JP4225418B2 (ja) 2004-02-05 2009-02-18 ソニー株式会社 複合装置
US8117651B2 (en) 2004-04-27 2012-02-14 Apple Inc. Method and system for authenticating an accessory
US7441062B2 (en) 2004-04-27 2008-10-21 Apple Inc. Connector interface system for enabling data communication with a multi-communication device
US7526588B1 (en) 2004-04-27 2009-04-28 Apple Inc. Communication between an accessory and a media player using a protocol with multiple lingoes
US7529870B1 (en) 2004-04-27 2009-05-05 Apple Inc. Communication between an accessory and a media player with multiple lingoes
US7529872B1 (en) 2004-04-27 2009-05-05 Apple Inc. Communication between an accessory and a media player using a protocol with multiple lingoes
US7441058B1 (en) 2006-09-11 2008-10-21 Apple Inc. Method and system for controlling an accessory having a tuner
US7826318B2 (en) 2004-04-27 2010-11-02 Apple Inc. Method and system for allowing a media player to transfer digital audio to an accessory
US7797471B2 (en) * 2004-04-27 2010-09-14 Apple Inc. Method and system for transferring album artwork between a media player and an accessory
US7673083B2 (en) 2004-04-27 2010-03-02 Apple Inc. Method and system for controlling video selection and playback in a portable media player
US7634605B2 (en) * 2004-04-27 2009-12-15 Apple Inc. Method and system for transferring stored data between a media player and an accessory
US7895378B2 (en) * 2004-04-27 2011-02-22 Apple Inc. Method and system for allowing a media player to transfer digital audio to an accessory
JP4671648B2 (ja) * 2004-09-17 2011-04-20 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 中継器、エンタテインメント装置、通信システム、通信方法、及びプログラム
US7823214B2 (en) 2005-01-07 2010-10-26 Apple Inc. Accessory authentication for electronic devices
US20060172788A1 (en) * 2005-01-31 2006-08-03 Screenlife, Llc Response time-based scoring on DVD players
US20060205507A1 (en) * 2005-03-14 2006-09-14 P5 International Limited, Of Hong Kong Video game system having dual-function wireless game controller
JP4702738B2 (ja) * 2005-03-16 2011-06-15 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント ゲームシステム
JP4788191B2 (ja) * 2005-05-10 2011-10-05 ソニー株式会社 オーディオビジュアルデータ再生方法及びオーディオビジュアルデータ再生装置
US20070039027A1 (en) * 2005-07-22 2007-02-15 Sony Corporation RF based display control system
US20070127320A1 (en) * 2005-09-22 2007-06-07 Screenlife, Llc Device for educational entertainment
US8006019B2 (en) 2006-05-22 2011-08-23 Apple, Inc. Method and system for transferring stored data between a media player and an accessory
JP2007324928A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Quixun Co Ltd Id付き受光器
EP2049210A4 (en) * 2006-06-09 2010-09-08 Mattel Inc INTERACTIVE DVD PLAY SYSTEM
US7415563B1 (en) 2006-06-27 2008-08-19 Apple Inc. Method and system for allowing a media player to determine if it supports the capabilities of an accessory
JP5051822B2 (ja) * 2006-08-02 2012-10-17 任天堂株式会社 汎用遠隔制御機能を備えたゲーム装置
US7558894B1 (en) 2006-09-11 2009-07-07 Apple Inc. Method and system for controlling power provided to an accessory
US20080090564A1 (en) * 2006-10-15 2008-04-17 Hamid Najafi Wireless phone module and method
US8077263B2 (en) * 2006-10-23 2011-12-13 Sony Corporation Decoding multiple remote control code sets
US20080098357A1 (en) * 2006-10-23 2008-04-24 Candelore Brant L Phantom information commands
US7892095B2 (en) * 2007-02-13 2011-02-22 Screenlife, Llc Displaying information to a selected player in a multi-player game on a commonly viewed display device
US8438589B2 (en) 2007-03-28 2013-05-07 Sony Corporation Obtaining metadata program information during channel changes
US8060681B2 (en) * 2007-11-27 2011-11-15 Microsoft Corporation Interface protocol and API for a wireless transceiver
US8047966B2 (en) 2008-02-29 2011-11-01 Apple Inc. Interfacing portable media devices and sports equipment
US8238811B2 (en) 2008-09-08 2012-08-07 Apple Inc. Cross-transport authentication
US8208853B2 (en) 2008-09-08 2012-06-26 Apple Inc. Accessory device authentication
JP2013207776A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Sony Corp 遠隔操作装置、情報処理装置、情報処理システム、および遠隔操作方法
JP6203515B2 (ja) * 2013-03-29 2017-09-27 株式会社メガチップス 画像処理装置
US10182816B2 (en) 2015-02-27 2019-01-22 Ethicon Llc Charging system that enables emergency resolutions for charging a battery

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3919690A (en) * 1975-02-27 1975-11-11 Gte Sylvania Inc Digital receiving apparatus
US4111421A (en) 1976-12-09 1978-09-05 The Magnavox Company Optical linked remote control video game apparatus
JPS6170637A (ja) * 1984-09-11 1986-04-11 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 多数決によるエラ−検出訂正方法
JPH08110827A (ja) * 1994-10-07 1996-04-30 Opt:Kk ワイヤレスゲーム機器の通信システム
US5900867A (en) * 1995-07-17 1999-05-04 Gateway 2000, Inc. Self identifying remote control device having a television receiver for use in a computer
JP3233571B2 (ja) * 1996-04-30 2001-11-26 アルプス電気株式会社 信号処理システム
TW338816B (en) * 1996-08-09 1998-08-21 Sony Co Ltd Input aparatus
US6097520A (en) * 1997-06-30 2000-08-01 Microsoft Corporation Remote control receiver and method of operation
JPH1153090A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Nec Home Electron Ltd 情報処理装置および情報処理装置の操作方法
US6280327B1 (en) * 1998-06-05 2001-08-28 Arista Interactive Llc Wireless game control units
DE19833292A1 (de) * 1998-07-24 2000-01-27 Dornier Medtech Holding Int Gmbh Verfahren zur kontaktlosen Übertragung von Daten und Vorrichtung zur Durchführung desselben
US6264559B1 (en) * 1999-10-05 2001-07-24 Mediaone Group, Inc. Interactive television system and remote control unit
US6565441B1 (en) * 2000-04-07 2003-05-20 Arista Enterprises Inc. Dedicated wireless digital video disc (DVD) controller for video game consoles
US6565440B2 (en) * 2000-04-07 2003-05-20 Arista Enterprises Inc. Dedicated wireless digital video disc (dvd) controller for video game consoles

Also Published As

Publication number Publication date
US6761635B2 (en) 2004-07-13
TW595130B (en) 2004-06-21
WO2002039243A1 (fr) 2002-05-16
EP1335271A1 (en) 2003-08-13
EP1335271A4 (en) 2010-02-17
US20020151362A1 (en) 2002-10-17
JP2002209282A (ja) 2002-07-26
AU2002212729A1 (en) 2002-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3467262B2 (ja) エンタテインメント装置及び受信装置
JP3461816B2 (ja) 情報分岐制御方法、通知信号生成方法、プログラム実行装置、処理プログラムが記録された記録媒体、及び処理プログラム
JP6034551B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラム、および画像表示方法
US20120226981A1 (en) Controlling electronic devices in a multimedia system through a natural user interface
JP4260814B2 (ja) ゲーム装置およびゲームプログラム
EP0889649B1 (en) Control system and method, reproducing apparatus, output apparatus, and transmission medium
KR101137646B1 (ko) 일체형 카메라를 구비하는 컨트롤러 및 인터랙티브 응용프로그램과 인터페이스 하는 방법
US20040155791A1 (en) Remote control device for use with a personal computer (PC) and multiple A/V devices and method of use
WO2002067547A1 (fr) Procede d'echange d'information entre des dispositifs de communication pouvant mettre en oeuvre une communication radio
US20080219639A1 (en) Video player, video playback method, and control target apparatus
JP2002258842A (ja) 音声制御装置、音声制御方法、音声制御プログラム、音声制御プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、音声制御プログラムを実行するプログラム実行装置
JP2002334349A (ja) 仮想空間制御プログラム、仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体、プログラム実行装置、仮想空間制御方法
JP2002210246A (ja) 情報分岐制御方法、プログラム実行装置、コンピュータに実行させるための情報分岐制御プログラム、及びコンピュータに実行させるための情報分岐制御プログラムを記録した記録媒体
JP3987296B2 (ja) 情報処理方法、情報処理プログラムを情報処理装置に実行させる媒体、プログラム実行装置、情報処理プログラム
JP5702585B2 (ja) 入力判定プログラム、情報処理装置、システム及び情報処理方法
JP2011066609A (ja) 再生制御装置、再生制御方法およびプログラム
JP5551899B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラム
JP2002359660A (ja) データ通信装置及び方法、データ通信システム、データ通信プログラムを記録した記録媒体、データ通信プログラム
JP3098896U (ja) 遠隔操作装置
JP5255824B2 (ja) 映像再生制御プログラム、映像再生制御装置、映像再生制御システムおよび映像再生制御方法
JP2005309001A (ja) カラオケ用マイク付きリモコンおよびカラオケシステム
JP5074944B2 (ja) 遠隔制御機能を備えた表示制御装置および表示制御プログラム
JP5302516B2 (ja) 音再生プログラム、音再生装置、音再生システムおよび音再生方法
JP2008307409A (ja) 情報処理装置および情報処理プログラム
WO2020075593A1 (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびコンテンツファイルの生成方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3467262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term