JP2013207776A - 遠隔操作装置、情報処理装置、情報処理システム、および遠隔操作方法 - Google Patents

遠隔操作装置、情報処理装置、情報処理システム、および遠隔操作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】下位互換性を保ちつつ、ユーザが入力した操作に関するアナログ値を、情報処理装置本体に伝える遠隔操作装置、情報処理装置、情報処理システム、および遠隔操作方法を提供する。
【解決手段】ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部と、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換する変換部と、前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する赤外線通信部とを具備する。
【選択図】図6

Description

本技術は、テレビジョン受像機を操作するリモートコントローラに関する。
従来から、テレビジョン受像機やビデオ機器などを操作するユーザは、リモートコントローラを用いて操作を行ってきた。ユーザが行いたい操作には、機能のオン・オフのみを行う操作に加えて、ビデオの早送り/巻き戻しや、画面のスクロールなどのように、処理速度を可変とすることが望ましい機能に関するものがあった。
例えば、特許文献1では、ユーザが巻き戻しボタンを軽く押すと、Level1またはLevel2のデジタル信号が出力され、ビデオ再生録画機では、定常速巻き戻し操作が行われる。また、中程度の力で巻き戻しボタンを押すと、Level3のデジタル信号により倍速巻き戻し、さらに力を入れて押すとLevel4のデジタル信号により4倍速巻き戻し、8倍巻き戻し操作を1つの操作ボタンで多段階の操作を行うことができる技術が開示されている。
特開2001−320786号公報
特許文献1に開示されたビデオ再生録画機では、リモートコントロール装置からビデオ再生録画機へ送信されるコードとして、予め「定常速巻き戻し操作」、「倍速巻き戻し操作」、「4倍速巻き戻し操作」、および「8倍巻き戻し操作」に対応するコードを決めておかなければならなかった。さらに、「定常速巻き戻し操作」および「倍速巻き戻し操作」しか定義されていないビデオ再生録画機に対しては、「4倍速巻き戻し操作」および「8倍巻き戻し操作」が指示されているにもかかわらず動作しない(巻き戻しの停止)状態となり、下位互換性が無かった。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、下位互換性を保ちつつ、ユーザが入力した操作に関するアナログ値を、情報処理装置本体に伝える遠隔操作装置、情報処理装置、情報処理システム、および遠隔操作方法を提供することにある。
(1)本技術に係る遠隔操作装置は、上記の課題を解決するために、ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部と、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換する変換部と、前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する赤外線通信部とを具備する。
当該構成において、遠隔操作装置とは一般的にリモートコントローラと呼ばれるものであり、ユーザが、そのリモートコントローラ上に配置された操作部を操作すると、情報処理装置を動作させる命令と、その命令に対するアナログ量とがリモートコントローラに与えられる。このようにして入力された命令およびアナログ量は、変換部により赤外線通信用のビット列に変換される。そして、赤外線通信部を介して操作対象である情報処理装置に送信される。本技術では、従来技術と異なり、送信前に、命令とアナログ量の組み合わせを、別の命令に置き換えることをせず、アナログ量そのものまたはアナログ量を16段階程度に量子化したものを送信する。それ故、アナログ量を受信した情報処理装置側では、受信したアナログ量にきめ細かに対応した処理を行うことができるという効果がある。また、命令とアナログ量をそれぞれ送信するので、命令にのみ対応し、アナログ量には対応していない従来の情報処理装置においても、命令の実行はできるので、下位互換性を実現することができるという効果がある。
(2)また、本技術に係る遠隔操作装置では、上記の課題を解決するために、前記変換部は、前記命令を第1のビット長を有するビット列に変換し、前記アナログ量を、前記第1のビット長と異なる第2のビット長を有するビット列に変換する構成でもよい。
当該構成によれば、遠隔操作装置からの信号を受信する情報処理装置では、信号の中身となる命令(コード)の解釈を行わなくても、受信した信号のビット長をみるだけで、その信号が命令を含んだものか、アナログ量を含んだものか判断する事ができるという効果がある。第一のビット長であれば、命令である可能性が高く、第二のビット長であればアナログ量である可能性が高く、それ以外のビット長であれば、ノイズであると判断される。また、命令のみに対応した従来の情報処理装置では、第二のビット長のアナログ量が来た場合、信号の解釈のより早い段階において、ビット長をみただけでノイズと判断できるので、簡単に下位互換性が実現できるという効果がある。
(3)また、本技術に係る遠隔操作装置では、上記の課題を解決するために、前記第2のビット長を有するビット列は、前記アナログ量を表す第1のビット列と、該第1のビット列の補数となる第2のビット列とを含んでいてもよい。
当該構成によれば、アナログ量の送信に用いる信号のうち、第1のビット列部分または第2のビット列部分にエラーが発生した場合、第1のビット列部分と第2のビット列部分の間において補数の関係が無くなり整合性が取れなくなるので、容易にエラーチェックができるという効果がある。
(4)本技術に係る遠隔操作装置では、上記の課題を解決するために、前記赤外線通信用のビット列は、複数の前記第1のビット長を有するビット列と、この後に続く少なくとも1個の前記第2のビット長を有するビット列とを含んでもよい。
当該構成によれば、例えば、所定の赤外線通信プロトコルでは、同じ命令の信号を3個送信する規則となっている場合、4個目にアナログ量の信号を1個送信することができる。この構成にすると、命令の信号のみに対応し、アナログ量の信号に対応していない従来の情報処理装置では、規則通り3個の同じ命令を受信するので、その命令を受信することができ、かつアナログ量の信号は、1個しかないので、簡単にノイズとして処理することができるという効果がある。
(5)本技術に係る遠隔操作装置では、上記の課題を解決するために、キーが押し続けられていると判断された場合に、押し圧有効キーであるか否かの判断を行う制御部をさらに具備してもよい。
当該構成によれば、制御部が、押し続けられているキーが押し圧有効キーであることを確認してからアナログ量の送信処理を開始するので、押し続けられているキーが押し圧有効キーではない場合に無駄な処理を防止することができるという効果がある。
(6)本技術に係る情報処理装置では、上記課題を解決するために、ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部を有し、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換し、当該変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する遠隔操作装置より送信された赤外線信号を受信する赤外線受信部と、前記受信された赤外線信号から前記ビット列を復元し、前記ユーザより入力された前記命令および前記アナログ量を判定し、当該命令を前記アナログ量を用いて実行する制御部とを具備する。
(7)本技術に係る情報処理システムは、上記課題を解決するために、ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部と、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換する変換部と、前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する赤外線通信部とを具備する遠隔操作装置と、当該遠隔操作装置より送信された赤外線信号を受信する赤外線受信部と、前記受信された赤外線信号から前記ビット列を復元し、前記ユーザより入力された前記命令および前記アナログ量を判定し、当該命令を前記アナログ量を用いて実行する制御部とを具備する情報処理装置とを具備する。
(8)本技術に係る遠隔操作方法は、上記課題を解決するために、操作部が、ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付け、変換部が、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換し、赤外線通信部が、前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する。
以上のように、本技術によれば、下位互換性を保ちつつ、ユーザが入力した操作に関するアナログ値を、情報処理装置本体に伝えることができるとともに、情報処理装置において遠隔操作装置からの命令と同時にアナログ量の情報を取得して処理を実行することができる。
SIRCSプロトコルにおけるフレームを説明する図である。 本実施の形態に係る加重フレームWの送信タイミングを示す図である。 従来技術および本実施の形態をジョグダイアルJDに適用する例を示す図である。 本実施の形態に係るリモートコントローラの外観図である。 本実施の形態に係るリモートコントローラの構成を示すブロック図である。 図4は操作対象機器のハードウェア構成を示すブロック図である。 従来技術のリモートコントローラの送信フローを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るリモートコントローラの送信フローを示すフローチャートである。 操作対象機器側の受信フロー(一般処理)を示すフローチャートである。 操作対象機器側の受信フロー(加重フレーム処理)を示すフローチャートである。 操作対象機器側の受信フロー(加重フレームのアナログ値を相対値として処理)を示すフローチャートである。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第一の実施の形態>
[本技術のポイント]
本技術は、リモートコントローラから本体へ送信するデータに、リモートコントローラのキーの押し圧などのアナログ値を入れるための工夫である。アナログ値をとるものとしては、例えばジョグダイアルなどがある。また、カーソルを動かすキーは、一回押すだけのこともあれば、押し続けることもある。押し続ける場合に、ユーザは、カーソルをゆっくり動かしたり速く動かしたりして、その速度の調整をしたい。アナログ値を入れられれば、その調整が可能となる。最も端的な可変圧対応のリモートコントローラの使い方は、キーの押し圧に応じてカーソルの移動速度を可変にする事である。
例えば、ビデオ機器において、早送りボタンを軽く押せば少し早送りされ、早送りボタンを強く押せば早送りの速度がさらに速くなるような使い方も考えられる。
本技術のポイントの一つは、リモートコントローラにある、上下左右などのカーソルキーが押されたときや、ジョグダイアルが回されたときに送信されるコードに下位互換性を持たせることである。すなわち、従来の、可変速が有効ではない機器に対してもきちんと動作し、可変速が有効な機器に対しては可変速の指定ができるということである。なお、その他のポイントとしては、汎用性があること(原理的に、全ての従来コードに加重フレームを付加できること)や、データを重畳してもリモートコントローラの効きが悪くならないことや、加重フレームの受信側が、簡単な受信アルゴリズムにより受信できることが挙げられる。
[下位互換性の無いコード体系を使用した場合の例(機器の不動作)]
これまでは、赤外線により加重データを送る場合、軽い押し圧ならAというフォーマットのコードが送信され、もう少し強く押すと、コードが変わって、もっと速い速度に対応したコードBが一定の期間送信されるのが一般的であった。すなわち、コードそのものに、一倍速により早送りするコード、二倍速のコード、三倍速のコードという定義を行って、押し圧によりコードを選択することは行われていた。しかしこの場合、例えば二倍速のコードBが定義されていない機器に対してこのコード体系が使われた場合、一倍速の早送りのコードAを受信している時には正しく動作するが、二倍速のコードBが受信された時点において、この機器は停止してしまう。
[データの乗せ方]
元々、SIRCS(SONY(登録商標) IR Control System)プロトコルでは、図1(a)に示すように、IR(赤外線)信号として、スタートビットに続き0や1のビットが来て、それが繰り返されて1フレームが構成される。各フレームの送信は、45msの周期により繰り返される。1つのフレームでは、20ビット程度のデータを送信可能であり、従来は、ビット数として、12ビット、15ビット、20ビットを使用している。スタートビット、0、および1の各ビットには、40kHzのキャリア(発光と発光なしとを繰り返す)がのっている。
なお、赤外線通信に用いる赤外光は、他の光や静電妨害に弱く信号にノイズが乗りやすいので、1のビットが0のビットとして読み間違えられる可能性がある。そこで、SIRCSでは、2回一致というアルゴリズムを使っている。このアルゴリズムでは、送信側は同じ内容のフレームを3回以上送り、受信側は、あるコードが1回来た時に、もう一回同じコードが来なければ、そのコードが有効であるとしない。
なお、最近では、フォーマットによっては、1フレームの中にパリティを含んでいるものがあり、その場合は、1フレームを読むだけでエラーチェックができる。しかし従来の方法では、1フレームのデータ中にパリティを含んでおらず、必ずビット数をチェックし、二回連続して同じ0および1の連続したフレームが来ているかをチェックするというデコード方法をとっている。
本実施の形態の加重フレームを1フレームだけ追加する場合、上記の2回一致というエラーチェック方法が使えない。その場合、そのままでは、このフレームはエラーのチェックができない、化けやすいデータとなってしまう。そこで、加重フレーム内のフォーマットとしては、他のフレームと同じように、「カテゴリ」のビット部分と「データ」のビット部分とに分けることはしていない。定義される10ビットのうち、最初の2ビットをフォーマットの指定に使い、次の4ビットをアナログデータに使い、最後の4ビットをアナログデータの補数とし、データとデータの補数との整合性を見ることにより、エラーを防いでいる。
すなわち、本実施の形態に係るリモートコントローラでは、アナログ量の送信に用いるフレーム(信号)には、該アナログ量を表す第1のビット列と、該ビット列の補数となる第2のビット列とを含んでいる。
従来のフレームは、12ビット、15ビット、または20ビットなので、加重フレームを10ビットとすることにより、ビット長の違いから従来のフレームとは区別がつく。そして加重フレームに対応していない機器では、10ビットのフレームは定義されていないので、この加重フレームは、単なるノイズとして無視され、下位互換性を保つことができる。
すなわち、本実施の形態に係るリモートコントローラでは、マイクロコントローラ(変換部)は、コード(命令)を第1のビット長を有するビット列(従来のフレーム)に変換し、アナログ量を、第1のビット長と異なる第2のビット長を有するビット列(加重フレーム)に変換し、送信する。
また、加重フレームは、従来のフレームが3フレーム分送信された後に、1フレームだけ送信されるので、2回一致のチェックの観点からも、加重フレームに対応していない機器では、この加重フレームは、単なるノイズとして無視されるので、下位互換性を保つことができる。
すなわち、本実施の形態に係るリモートコントローラ(赤外線通信部)では、赤外線通信用のビット列は、複数の前記第1のビット長を有するビット列(従来のフレーム)と、この後に続く少なくとも1個の前記第2のビット長を有するビット列(加重フレーム)とを含む。
なお、加重フレームには「カテゴリ」に相当する部分が無いが、これは、加重フレームを、現在受信中のコードに対する修飾データという扱いにするためである。すなわち、加重フレーム1つだけでは何の意味も無く、今受信中のコードがある場合に限り、この加重フレームの10ビットのデータが有効になるということである。逆に言えば、加重フレームは、現在定義されているすべての「カテゴリ」および「データ」の全てに対して有効な使い方ができるという事である。加重フレームを使う為に、新たに「カテゴリ」や「データ」を定義する必要は無い。この点が、本技術の一番の特徴である。
SIRCSでは、キーの瞬間的な押し下げでも、必ず3フレーム連続してコマンドを送信するので、加重フレームは、それに続く4つめのフレームとして送信される。これは、SIRCSでは、2回一致というルールがあるためであり、他のプロトコルにおいて加重フレームを用いる際には、そのプロトコルに対応した形にすればよい。
基本的に、加重フレームは、従来使用していないビット長を用いるものであり、また、現在受信中のコードに対する修飾データという位置づけである。1フレームだけでエラーチェックができる構造であればよく、押し圧などのアナログ修飾データのみが入るフォーマットを、リモコン体系毎に考えればよい。
[加重フレームの構成]
加重フレームは、スタートビットに続く10ビットのフレームとして構成される。スタートビットに続く2ビットが加重フレームのフォーマットを表し、続く4ビットがアナログデータを表し、最後の4ビットがアナログデータの補数を表している。加重フレームのフォーマットを示す2ビットについては、現在、「00」を、アナログデータ部分が加重データを表すものとして定義している。例えば、現在は未定義の「01」、「10」、「11」のうち、「01」をジョグダイアルの回転スピードのデータを表すものとして定義することも考えられる。
なお、アナログデータの個所は4ビットあるので、16段階の値を表すことができる。それゆえ、従来のように、数段階のレベルを表すコードを定義する場合に比べ、よりリニアなアナログ値の表現ができる。
[加重フレームの送信タイミング]
図1(b)において、リモートコントローラから、加重フレームWを送信するタイミングを示す。加重フレームWは、従来のフレームJを3フレーム送信した後に、1フレーム挿入して送信される。従来のフレームJおよび加重フレームWの送信周期は45msなので、加重フレームWは、4フレームごと、すなわち180msごとにアナログデータ(キーの押し圧やダイアルの回転量など)を含んで送信される。
[キャンセルタイマ]
SIRCSでは、1フレームが45ms以内に送信される。2フレーム連続して受信したか否かを判断する為には、100msのタイマを設け、このタイマの時間内に、フレームが読めない場合に、フレームの受信が無くなったと認識することにしている。信号が2フレーム目で読めた時には、タイマをリセットする。このタイマリセット動作を信号が読めている間は繰り返すことにより、フレームが連続していることを判断する。1フレームだけ読めないフレームが入っても、リモートコントローラの仕組みとして、動作をやめてしまうことは無い。
[応用例(ジョグダイアル)]
図2において、押し圧以外のアナログ量を利用する例として、ジョグダイアルJDの例を示す。上側が従来の例である。最初に従来の例を説明する。
左側は、ユーザがジョグダイアルJDをゆっくり回している場合であり、回す度に、回されていることを示すコードが、3フレームずつ送信される。その右側は、ユーザがジョグダイアルJDをやや速く回転させた場合を示し、この場合は、送信されるコードが、低速回転を表すコードに置き換わり、そのコードが連続送信される。そして、ユーザがさらに早くジョグダイアルJDを回転させる場合が右端の状態であり、この場合、高速回転を表すコードが連続送信される。
回転スピードを指定する段階は、3段階程度であり、あまりリニアに回転スピードを指定することはできない。また、コード自体も、0.5秒から1秒に一度程度しか変更する事ができなかった。
図の下側が、本実施の形態の状態を表すものである。左側は、従来技術と同じであり、ユーザがジョグダイアルJDをゆっくり回している場合を表し、回す度に、回されていることを示すコードが、3フレームずつ送信される。その右側は、ユーザがジョグダイアルJDをやや速く回転させた場合を示す。この場合、ジョグダイアルJDの回転を表すコードが3フレーム送信されたあとに、回転スピード(回転量)を表すアナログデータが加重フレームWとして1フレーム送信される。ユーザがさらに早くジョグダイアルJDを回転させる右端の状態でも、3フレーム送信されるコードは、ジョグダイアルJDの回転を表すコードのまま変わらず、続いて1フレーム送信される回転スピードを表すアナログデータにおいて、回転スピードを表す値がより速い値へと置き換わるだけである。
回転スピードを指定する段階は、16段階であり、よりリニアに回転スピードを指定することができる。また、アナログデータは、180msに一回送信されるので、リモートコントローラは、より正確に、ジョグダイアルJDの操作状況を送信することができる。
なお、回転スピードとしては、前回アナログデータが送信されてから、今回送信されるまでの期間(180ms)に、ジョグダイアルJDが何クリック分だけ回されたかを用いることができる。この期間に16クリックあるとすれば、相当速く回転させていることになる。
[リモートコントローラ10のブロック図]
本実施の形態に係るリモートコントローラ(遠隔操作装置)は、ユーザからのコード(命令)の入力、およびコード(命令)に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能なキー(操作部)と、キー(操作部)にて入力されたコード(命令)およびアナログ量を赤外線通信用のビット列に変換するマイクロコントローラ(変換部、制御部)と、変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する赤外線発光部(赤外線通信部)とを具備する。
図3(a)において、本実施の形態に係るリモートコントローラ10の外観を示す。リモートコントローラ10には、ユーザがキーを操作する際の押し圧を検知する事が出来る押し圧有効キー20(操作部)と、通常のオン・オフのみを検知する通常オン・オフキー30と、赤外線発光部40(送信部)とが備わっている。
図3(b)において、リモートコントローラ10のブロック図を示す。通常オン/オフのキーマトリクス31は、通常のリモートコントローラが備えているものと同じである。押し圧有効キー20に対しては、押し圧検出キー21が配置される。押し圧検出キー21には、ユーザがキーを押す圧力によって抵抗値が変化するデバイスを用いればよい。この図では、押し圧検出キー21が4つあるが、これは、それぞれが、図3(a)の押し圧有効キー20である上下左右のカーソルキーに対応しているからである。
押し圧検出キー21は、マイクロコントローラ50のA/D入力に接続されている。マイクロコントローラ50は、押し圧検出キー21が押された際、加重フレームWのフォーマットを整えた後に、マイクロコントローラ50に接続された赤外線発光部40を用いて加重フレームWを送信する。
なお、本実施の形態に係るリモートコントローラ(遠隔操作装置)は、本実施の形態に係るテレビジョン受像機(情報処理装置)と組み合わせて、テレビジョン受像機システム(情報処理システム)としての使用が想定されている。すなわち、本実施の形態に係るテレビジョン受像機システム(情報処理システム)は、ユーザからのコード(命令)の入力、およびコード(命令)に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能なキー(操作部)と、キー(操作部)にて入力されたコード(命令)およびアナログ量を赤外線通信用のビット列に変換するマイクロコントローラ(変換部)と、変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する赤外線発光部(赤外線通信部)とを具備するリモートコントローラ(遠隔操作装置)と、ユーザからのコード(命令)の入力、およびコード(命令)に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能なキー(操作部)を有し、キー(操作部)にて入力されたコード(命令)およびアナログ量を赤外線通信用のビット列に変換し、当該変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信するリモートコントローラ(遠隔操作装置)より送信された赤外線信号を受信する受光部およびメインコントローラ(赤外線受信部)と、受信された赤外線信号からビット列を復元し、ユーザより入力されたコード(命令)およびアナログ量を判定し、当該コード(命令)をアナログ量を用いて実行するメインコントローラ(制御部)とを具備するテレビジョン受像機(情報処理装置)とを具備する。
ただし、上述の通り、加重フレームに対応していない従来のテレビジョン受像機に対しても、そのテレビジョン受像機が従来のフレームに対応していれば、下位互換性があるので、利用することができる。
[操作対象機器のハードウェア構成]
図4は操作対象機器100のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態では、操作対象機器100をテレビジョン受像機としたが、本技術において操作対象機器の種類はテレビジョン受像機に限らない。例えば、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、録画装置、再生装置などであってもよい。
操作対象機器100は、メインコントローラ101(CPU102およびメモリ103により構成)、バス120、ストレージ104、受光部70、ネットワークI/F106を有する。操作対象機器100は、また、アンテナ109、チューナ110、デスクランブラ111、デマルチプレクサ112、Audioデコーダ113、Videoデコーダ114、音声処理回路115、スピーカ116、GUI重畳器117、映像処理回路118、ディスプレイ119を有している。
この操作対象機器100では、CPU102が、バス120を介して接続されたメモリ103又はストレージ104に記憶されているプログラムに従って各種処理を実行する。またCPU102は、受光部70を介してリモートコントローラ10より入力される赤外線信号をコマンドとして受け取る。CPU102は、このコマンドに応じて各部の動作を制御する。
受光部70は、リモートコントローラ10との間で赤外線による片方向の信号の通信を行う。
アンテナ109は、デジタル放送信号などを受信してチューナ110に入力する。
チューナ110は、デジタル放送信号から所定のチャンネル(例えばリモートコントローラ10を介してユーザによって指定されたチャンネル)の放送信号を抽出する。チューナ110は、この抽出した放送信号に対して復調処理を施して得た所定のチャンネルのトランスポートストリームをデスクランブラ111に出力する。
デスクランブラ111は、所定の解除キーを用いて、チューナ110から入力されたトランスポートストリームのスクランブルを解除する。デスクランブラ111は、このスクランブル解除済のトランスポートストリームをデマルチプレクサ112に出力する。
デマルチプレクサ112は、デスクランブラ111から入力されたスクランブル解除済のトランスポートストリームからオーディオデータとビデオデータとを分離する。デマルチプレクサ112は、分離したオーディオデータをAudioデコーダ113に出力し、分離したビデオデータをVideoデコーダ114に出力する。
Audioデコーダ113は、デマルチプレクサ112から入力されたオーディオデータをデコードし、得られた電気信号を、音声処理回路115に出力する。
音声処理回路115は、Audioデコーダ113から入力された電気信号に対してD/A(Digital/Analog)変換、増幅処理などを施し、得られた音声信号をスピーカ116に出力する。
Videoデコーダ114は、デマルチプレクサ112から入力されたビデオデータをデコードし、得られた映像データを、GUI(Graphical User Interface)重畳器217に出力する。
GUI重畳器117は、Videoデコーダ114から入力された映像データに対して、OSD(On Screen Display)などのグラフィックデータを重畳して、映像処理回路118に出力する。
映像処理回路118は、GUI重畳器117から入力された映像データに対して、所定の画像処理、D/A(Digital/Analog)変換などを施し、得られた映像信号をディスプレイ119に出力する。
また、CPU102は、リモートコントローラ10の操作に応じて、上述したと同様に、デジタル放送を受信し、所定のチャンネルのトランスポートストリームを得て、これを番組の映像電気信号として、ストレージ104に記憶することができる。
本実施の形態に係るテレビジョン受像機(情報処理装置)は、ユーザからのコード(命令)の入力、およびコード(命令)に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能なキー(操作部)を有し、キー(操作部)にて入力されたコード(命令)およびアナログ量を赤外線通信用のビット列に変換し、当該変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信するリモートコントローラ(遠隔操作装置)より送信された赤外線信号を受信する受光部およびメインコントローラ(赤外線受信部)と、受信された赤外線信号からビット列を復元し、ユーザより入力されたコード(命令)およびアナログ量を判定し、当該コード(命令)をアナログ量を用いて実行するメインコントローラ(制御部)とを具備する。
この図に表される範囲では、本実施の形態に対応した特徴は表れていない。単に、受光部70が加重フレームWを受信し、メインコントローラ101が、加重フレームWに対応した処理を行うだけである。加重フレームWに対応した処理としては、まず、加重フレームWを適切に受信する事が挙げられる。そして、次に、受信した加重フレームWに含まれるアナログデータに対応した処理、すなわち画面のスクロールを可変速により行ったり、動画の再生速度を可変速としたりすることなどが挙げられる。
メインコントローラ101における加重フレームW対応の処理フローは、後述する。
[リモートコントローラ10における送信フロー(従来例)]
図5において、リモートコントローラ10からコードを送信する際の処理フローのうち、従来のものの例を示す。
最初に、リモートコントローラ10が、キー・オン割り込みの検知を行う。(ステップ101、以下S101と表す。)
リモートコントローラ10は通常、スタンバイ状態にあり、何かキーが押されると割り込みがかかり、マイクロコントローラ50がスタンバイ状態から通常動作に復帰する。そこで、最初にキー・オン割り込みを判断する。キー・オン割り込みがあった場合、マイクロコントローラ50は、次のS102へ進み、割り込みが無い場合は、スタートの処理に戻る。
S101において、キー・オン割り込みがあったと判断された場合、マイクロコントローラ50がスリープ状態から復帰(マイクロコントローラ50の立ち上げ)する。(S102)
S102においてマイクロコントローラ50が立ち上がった場合、または、S106においてフレーム送信タイミングであると判断された場合、次に、マイクロコントローラ50は押されたキーに対応するコードの送信を行う。(S103)
このステップでは、立ち上がったマイクロコントローラ50が、どのキーが押されているかを、キースキャンすることにより検出し、押されたキーに対応するコードを、フレームJに格納して、赤外線発光部40から送信する。
次に、マイクロコントローラ50はフレームJの送信を、3フレーム分だけ送信したかを判断する。(S104)
SIRCSプロトコルでは、同じコードのフレームJを3回送信するので、まだフレームJの送信が3回行われていない場合、マイクロコントローラ50は、S106の処理へ進み、再度同じフレームJの送信を行う。もし、3フレームの送信が完了している場合、マイクロコントローラ50は、S105の処理に進む。
S104において、3フレーム送信済みであると判断された場合、次に、マイクロコントローラ50はキーが押し続けられているか判断する。(S105)
3フレーム送信した後に、まだキーが押し続けられている場合、マイクロコントローラ50は、S106の処理へ進み更にもう1フレームの送信を行う。キーが押し続けられていない場合、マイクロコントローラ50は、S107の処理へ進み、スタンバイ状態に入る。
S104において、まだ3フレーム送信していないと判断された場合、また、S105において、キーが押し続けられていると判断された場合、そして、S106において、フレーム送信タイミングではないと判断された場合、次に、マイクロコントローラ50はフレーム送信タイミングであるか否かの判断を行う。(S106)
フレームJの送信タイミングは45msごとであるので、タイマにより、前のフレームの送信を開始してから45ms経過するまで、マイクロコントローラ50は、次のフレームの送信を待つ。なお、45msを計時するためには、タイマを用いてもよいし、各ソフトウェア処理の実行経路ごとに費やす時間の目安から判断してタイマの代用としてもよい。
S105において、キーが押し続けられていないと判断された場合、マイクロコントローラ50は、スタンバイ状態に入る。(S107)
[リモートコントローラ10における送信フロー(本技術)]
本実施の形態に係るリモートコントローラにおける送信フローは、簡潔に表現するならば、キー(操作部)が、ユーザからのコード(命令)の入力、およびコード(命令)に対するアナログ量の入力を受け付け、マイクロコントローラ(変換部)が、キー(操作部)にて入力されたコード(命令)およびアナログ量を赤外線通信用のビット列に変換し、マイクロコントローラおよび赤外線発光部(赤外線通信部)が、前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信するという事である。
図6において、リモートコントローラ10からコードを送信する際のフローのうち、本実施の形態のものの例を示す。なお、S101からS107までは、従来技術の説明と同じであり、キーを押すと対応したコードを含むフレームJが3フレーム送信されることは変わらない。また、3フレーム送信後にキーが押され続けていない場合は、マイクロコントローラ50がスタンバイ状態に移行する点も従来と同じである。そこで、これらの点については、説明を省略する。
S105において、キーが押し続けられていると判断された場合に、次に、マイクロコントローラ50は、押されているキーが押し圧有効キー20であるか否かの判断を行う。(S201)
押し圧有効キー20でなければ、マイクロコントローラ50は、S106の処理に戻り、押し圧有効キー20であれば、マイクロコントローラ50は、S202の処理に進む。押し圧有効キー20の例としては、上下左右にカーソルを動かすためのカーソルキーやジョグダイアルなどが挙げられる。
S201において、押されているキーが押し圧有効キー20であると判断された場合、次に、マイクロコントローラ50は、押されているキーに対応したコードが既に3フレーム分、連続して送信されているか、すなわち4フレーム目(4N番目)の送信であるか否かを判断する。(S202)
既に3フレーム分だけ連続して送信したかを判断するのは、加重フレームWを送信するタイミングを必ず4フレーム目にしなければならないからである。同じ押し圧有効キー20が連続して押される場合、加重フレームWは、4フレーム目、8フレーム目、12フレーム目というように、4N番目に挿入される。
まだ押されているキーに対応したコードが3フレーム分送信されていない場合、マイクロコントローラ50は、S106の処理に戻り、押されているキーに対応したコードを含んだフレームJの送信を行う。3フレーム分送信済みの場合、マイクロコントローラ50は、S203の処理へ進む。
S202において、押されているキーのコードが3フレーム分連続して送信されたと判断された場合、次に、マイクロコントローラ50は、該当するキーに対して、押し圧の測定を行う。(S203)
押し圧の測定は、S203の処理が開始されてから測定してもよいし、予め定期的に測定した値の平均値(コード送信中の平均値)をここでの測定値としてもよい。また、ジョグダイアルの場合、ダイアルを回転させることにより発生するクリックの数を別途カウントし、そのカウント値をここでの測定値として用いることも考えられる。
S203の処理に続いて、または、S204においてフレーム送信タイミングではないと判断された場合、次に、マイクロコントローラ50はフレーム送信タイミングであるか否かの判断を行う。(S204)
フレーム送信タイミングではないと判断された場合、マイクロコントローラ50はS204の処理に戻り、送信タイミングを待つ。フレーム送信タイミングであると判断された場合、マイクロコントローラ50は、S205の処理に進む。
S204において、フレーム送信タイミングであると判断された場合、マイクロコントローラ50は、加重フレームW(押し圧データ)の送信を行う。(S205)
加重フレームWの送信を行った後、マイクロコントローラ50は、S106の処理に戻り、押されたキーに対応するコードの送信を行う。
[操作対象機器100における受信フロー(一般処理の例)]
図7において、リモートコントローラ10から送信されたフレームJを処理する、操作対象機器100本体側における、受信処理フローのうち、加重フレームWを除いた一般処理に関する部分を示す。
最初に、メインコントローラ101は、受光部70から1フレーム分の受信を行う。(S301)
ここでいう1フレーム分の受信の意味は、スタートビットの受信から、0および1のビットが所定の数だけ来たかの確認などSIRCSの定義に沿っているか、また、コード内の「カテゴリ」が自装置のものであるかを判断するところまでを含んだものである。
1フレーム分の受信がされていない場合、メインコントローラ101は、S308の処理に進む。1フレーム分の受信が行われた場合、メインコントローラ101は、S302の処理に進む。
S301において、1フレーム分の受信が行われたと判断された場合、次に、メインコントローラ101は、現在のフレームの受信時点からみて、1フレーム前の受信が100ms以内であったか否かの判断を行う。(S302)
ここで用いる100msという時間は、キャンセルタイマが働くまでの100msのことであり、現在のフレームの受信が、1フレーム前の受信から100msを超えて行われている場合は、それらのフレームは連続したフレームとは見做されないことを表す。連続して受信したフレームではないと判断された場合、メインコントローラ101は、現在受信したフレームが新しいコード受信の1フレーム目であると判断し、S303の処理に進む。また、連続して受信されたフレーム、すなわち2フレーム目以降であると判断された場合、メインコントローラ101は、S304の処理に進む。
S302において、連続して受信されたフレームではない、すなわち1フレーム目であると判断された場合、メインコントローラ101は、現在受信したフレーム内のコードを、受信中のコードとして保持し、スタートの処理に戻る。(S303)
これはSIRCSにおける、フレームの2回一致を保証するための処理のうち、前段の処理である。
S302において、連続して受信されたフレーム、すなわち2フレーム目以降であると判断された場合、メインコントローラ101は、現在受信したコードを保持されているコードと比較する。(S304)
これはSIRCSにおける、フレームの2回一致を保証するための処理のうち、後段の処理である。受信したコードと保持されているコードとが一致している場合、メインコントローラ101は、2回一致の条件が成立したと判断しS305の処理に進む。コードが一致していない場合、メインコントローラ101は、S303の処理に進む。
S304において、現在受信したコードが保持されているコードと一致した場合、次に、メインコントローラ101は、「リモコン受信中」フラグが立っているか否かを判断する。(S305)
「リモコン受信中」フラグは、2フレーム目の受信後、格納されているコードを処理した後に立てられるフラグであり、3フレーム目以降の受信時における、格納されたコードの処理を省略するためのものである。
「リモコン受信中」フラグが立っている場合、メインコントローラ101は、3フレーム目以降であると判断し、何も処理せず、スタートの処理に戻る。「リモコン受信中」フラグが立っていない場合、メインコントローラ101は、S306の処理に進む。
S305において、「リモコン受信中」フラグが立っていないと判断された場合、次に、メインコントローラ101は、受信したコードに対応した処理を行う。(S306)
次に、メインコントローラ101は、「リモコン受信中」フラグを立ててセットし、スタートの処理へ戻る。(S307)
「リモコン受信中」フラグは、リモートコントローラ10からのフレームの受信が順調に進み、同じコードの受信が2回続けて行われ、2回一致の条件が成立した場合に立てられるフラグである。同じコードの2フレーム目の受信において立てられる。
S301において、1フレーム分の受信がされていないと判断された場合、次に、メインコントローラ101は、一連のフレームの受信が終了したか否かの判断を行う。(S308)
一連のフレームの受信が終了したか否かの判断は、現時点から100ms前までの期間にフレームの受信が無かったか否かにより行う。100ms前までにフレームの受信があった場合、メインコントローラ101は、一連のフレームの送信は続いていると判断し、スタートの処理へ戻る。100ms前までにフレームの受信が無かった場合、メインコントローラ101は、一連のフレームの受信が終了したと判断し、S309の処理へ進む。
S308において、一連のフレームの受信が終了したと判断された場合、次に、メインコントローラ101は、「加重対象コード受信中」フラグのクリア(キャンセル)を行う。(S309)
なお、図7に示すフローチャートでは、「加重対象コード受信中」フラグを立てる処理は図示されていないが、受信終了処理の一環として念のため行う。
次に、メインコントローラ101は、「リモコン受信中」フラグをクリア(キャンセル)する。(S310)
次に、メインコントローラ101は、一連のフレーム受信に対する受信終了処理を行い、スタートの処理へ戻る。(S311)
[操作対象機器100における受信フロー(加重フレーム処理の例)]
図8において、リモートコントローラ10から送信されたフレームを処理する、操作対象機器100本体側における、受信処理フローのうち、加重フレーム処理に関する部分を追加したフローを示す。なお、上述した一般処理のフローと重なる部分の説明は簡潔に行う。
最初に、メインコントローラ101は、受光部70から1フレーム分の受信を行う。(S301)
S301において、1フレーム分の受信が行われたと判断された場合、次に、メインコントローラ101は、現在のフレームの受信時点からみて、1フレーム前の受信が100ms以内であったか否かの判断を行う。(S302)
S302において、連続して受信されたフレームではない、すなわち1フレーム目であると判断された場合、メインコントローラ101は、現在受信したフレーム内のコードを、受信中のコードとして保持し、スタートの処理に戻る。(S303)
次に、メインコントローラ101は、「加重対象コード受信中」フラグのクリア(キャンセル)を行った後、スタートの処理へ戻る。(S320)
「加重対象コード受信中」フラグは、後述するS323の処理において立てられるフラグである。加重フレームにより修飾されうるコードが受信されている際に立てるフラグである。
S302において、連続して受信されたフレーム、すなわち2フレーム目以降であると判断された場合、次に、メインコントローラ101は、現在受信したフレームが加重フレームWであるか否かの判断を行う。(S321)
加重フレームWではないと判断された場合、メインコントローラ101は、S304の処理へ進み、通常のフレームJのうち、2フレーム目および3フレーム目の受信処理を行う。加重フレームWであると判断された場合、メインコントローラ101は、S324の処理へ進み、加重フレームWの処理を行う。
S321において、現在受信中のフレームが加重フレームWではないと判断された場合、次に、メインコントローラ101は、現在受信したコードを保持されているコードと比較する。(S304)
S304において、現在受信したコードが保持されているコードと一致した場合、次に、メインコントローラ101は、「リモコン受信中」フラグが立っているか否かを判断する。(S305)
S305において、「リモコン受信中」フラグが立っていないと判断された場合、次に、メインコントローラ101は、受信したコードに対応した処理を行う。(S306)
次に、メインコントローラ101は、「リモコン受信中」フラグを立ててセットする。(S307)
次に、メインコントローラ101は、現在受信したコードが、加重対象コードであるか否かの判断を行う。(S322)
加重対象コードとは、上下左右のカーソルキーの押下げやジョグダイアルの回転を表すコードのように、加重フレームWの追加があり得るコードである。どのコードが加重対象コードであるかは、予め定められている必要がある。現在受信したコードが、加重対象コードではない場合、メインコントローラ101は、スタートの処理へ戻る。現在受信したコードが加重対象コードである場合、メインコントローラ101は、S323の処理へ進む。
S322において、現在受信したコードが加重対象コードであると判断された場合、次に、メインコントローラ101は、「加重対象コード受信中」フラグをセットした後、スタートの処理へ戻る。(S323)
S321において、現在受信中のフレームが加重フレームWであると判断された場合、次に、メインコントローラ101は、「加重対象コード受信中」フラグが立っているか否かを判断する。(S324)
この判断を行う理由は、加重フレームWは、加重対象コードを修飾するフレームなので、加重対象コードを受信した後に加重フレームWが受信された場合でないと意味がないからである。「加重対象コード受信中」フラグが立っていない場合、直前に受信したコードは、加重対象コードではなく、現在受信した加重フレームWを処理することに意味はないので、メインコントローラ101は、加重フレームWの処理は行わず、スタートの処理へ戻る。「加重対象コード受信中」フラグが立っている場合、メインコントローラ101は、S325の処理へ進み、加重フレームWの処理を続ける。
S324において、「加重対象コード受信中」フラグが立っていると判断された場合、次に、メインコントローラ101は、加重フレームW中のデータ4ビットおよびデータの補数4ビットの整合性が取れているか否かの判断を行う。(S325)
整合性が取れていない場合、加重フレームWのデータにはエラーが発生していると考えられるので、メインコントローラ101は、加重フレームWの処理は行わず、スタートの処理へ戻る。整合性が取れている場合、メインコントローラ101は、S326の処理へと進む。
S325において、加重フレームWのデータとデータの補数との整合性が取れていると判断された場合、次に、メインコントローラ101は、受信した加重対象コードと、加重フレームW内のデータとに応じた処理を行った後、スタートの処理へ戻る。(S326)
S301において、1フレーム分の受信がされていないと判断された場合、次に、メインコントローラ101は、一連のフレームの受信が終了したか否かの判断を行う。(S308)
S308において、一連のフレームの受信が終了したと判断された場合、次に、メインコントローラ101は、「加重対象コード受信中」フラグのクリア(キャンセル)を行う。(S309)
次に、メインコントローラ101は、「リモコン受信中」フラグをクリア(キャンセル)する。(S310)
次に、メインコントローラ101は、一連のフレーム受信に対する受信終了処理を行い、スタートの処理へ戻る。(S311)
[操作対象機器100における受信フロー(加重値相対変化処理付き)]
図9において、リモートコントローラ10から送信されたフレームを処理する、操作対象機器100本体側における、受信処理フローのうち、加重値の相対変化を処理する加重フレーム処理を追加したフローを示す。なお、以下では、上述の、加重値の相対変化の処理を考慮しない加重フレームの処理と同様の部分の説明は省略する。
S325において、加重フレームWのデータとデータの補数との整合性が取れていると判断された場合、次に、メインコントローラ101は、受信した加重フレームW内のデータが、最初の加重値データであるか否かを判断する。(S331)
最初の加重値データであるか否かは、基準値が記憶されているか否かにより判断する構成でもよいし、フラグを立てて判断する構成でもよいし、タイマにより判断する構成でもよい。なお、これらの構成の場合、基準値やフラグ、タイマのクリアを、加重値データの処理が終わった後に行う必要がある。最初の加重値データであると判断された場合、メインコントローラ101は、S332の処理へ進み、最初の加重値データではないと判断された場合、メインコントローラ101は、S333の処理へ進む。
S331において、最初の加重値データであると判断された場合は、次に、メインコントローラ101は、加重フレームWに含まれる加重値データを、初期加重値、すなわち「基準値」として記憶した後、スタートの処理へ戻る。(S332)
S331において、最初の加重値データではないと判断された場合は、次に、メインコントローラ101は、現在受信した加重値データと「基準値」との差分を求め(相対化)、「基準値」に対する増減による加重処理を行った後、スタートの処理へ戻る。(S323)
[想定される応用例]
加重フレームWを用いる応用例としては、リモートコントローラが想定される。カーソルキーは、可変速カーソルであり、上下左右の4方向カーソルキーの押し圧によりスクロールスピードが可変となるものである。カーソルキーには、押し圧をアナログ検出できるデバイス(信越ポリマー社製Q-point(登録商標)など)を用いる。カーソルキーの単押しでは、ユーザは、通常通りの1ステップ操作が可能である。ユーザがカーソルキーを押し続けると、押し圧の程度により16段階程度の可変速スクロールができるものである。
キーに対応したコードとしては、通常のカーソルのコードを用いる。通常のカーソルのコードを含んだフレームJの次に、押し圧データを含んだ加重フレームWを挿入して送信することになる。このリモートコントローラを用いて、加重フレームWに対応していない従来機器へ信号を送信した場合は、従来通り定速スクロールが行われる。(加重フレームWはノイズとして破棄される。)
なお、多重フレームWを受信し利用するためには、受信側のSIRCS受信アルゴリズムの修正が必要である。
その他、考えられる応用例として、可変速FF(早送り)/REW(巻き戻し)など、キーを連続的に押すことにより操作する機器に対応したキーが挙げられる。
[本技術に係る他の構成]
なお、本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部と、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換する変換部と、前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する赤外線通信部とを具備する遠隔操作装置。
(2)前記(1)に記載の遠隔操作装置であって、前記変換部は、前記命令を第1のビット長を有するビット列に変換し、前記アナログ量を、前記第1のビット長と異なる第2のビット長を有するビット列に変換する遠隔操作装置。
(3)前記(1)または(2)に記載の遠隔操作装置であって、前記第2のビット長を有するビット列は、前記アナログ量を表す第1のビット列と、該第1のビット列の補数となる第2のビット列とを含む遠隔操作装置。
(4)前記(1)から(3)のうちいずれか1つに記載の遠隔操作装置であって、前記赤外線通信用のビット列は、複数の前記第1のビット長を有するビット列と、この後に続く少なくとも1個の前記第2のビット長を有するビット列とを含む遠隔操作装置。
(5)前記(1)から(4)のうちいずれか1つに記載の遠隔操作装置であって、キーが押し続けられていると判断された場合に、押し圧有効キーであるか否かの判断を行う制御部をさらに具備した情報処理装置。
(6)ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部を有し、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換し、当該変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する遠隔操作装置より送信された赤外線信号を受信する赤外線受信部と、前記受信された赤外線信号から前記ビット列を復元し、前記ユーザより入力された前記命令および前記アナログ量を判定し、当該命令を前記アナログ量を用いて実行する制御部とを具備する情報処理装置。
(6)ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部と、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換する変換部と、前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する赤外線通信部とを具備する遠隔操作装置と、当該遠隔操作装置より送信された赤外線信号を受信する赤外線受信部と、前記受信された赤外線信号から前記ビット列を復元し、前記ユーザより入力された前記命令および前記アナログ量を判定し、当該命令を前記アナログ量を用いて実行する制御部とを具備する情報処理装置とを具備する情報処理システム。
(8)操作部が、ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付け、変換部が、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換し、赤外線通信部が、前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する遠隔操作方法。
J…従来フレーム
W…加重フレーム
JD…ジョグダイアル
10…リモートコントローラ
20…押し圧有効キー
50…マイクロコントローラ
100…操作対象機器
101…メインコントローラ

Claims (8)

  1. ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部と、
    前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換する変換部と、
    前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する赤外線通信部と
    を具備する遠隔操作装置。
  2. 請求項1に記載の遠隔操作装置であって、
    前記変換部は、前記命令を第1のビット長を有するビット列に変換し、前記アナログ量を、前記第1のビット長と異なる第2のビット長を有するビット列に変換する
    遠隔操作装置。
  3. 請求項2に記載の遠隔操作装置であって、
    前記第2のビット長を有するビット列は、前記アナログ量を表す第1のビット列と、該第1のビット列の補数となる第2のビット列とを含む
    遠隔操作装置。
  4. 請求項3に記載の遠隔操作装置であって、
    前記赤外線通信用のビット列は、複数の前記第1のビット長を有するビット列と、この後に続く少なくとも1個の前記第2のビット長を有するビット列とを含む
    遠隔操作装置。
  5. 請求項4に記載の遠隔操作装置であって、
    キーが押し続けられていると判断された場合に、押し圧有効キーであるか否かの判断を行う制御部をさらに具備した遠隔操作装置。
  6. ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部を有し、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換し、当該変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する遠隔操作装置より送信された赤外線信号を受信する赤外線受信部と、
    前記受信された赤外線信号から前記ビット列を復元し、前記ユーザより入力された前記命令および前記アナログ量を判定し、当該命令を前記アナログ量を用いて実行する制御部と
    を具備する情報処理装置。
  7. ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付けることが可能な操作部と、
    前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換する変換部と、
    前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する赤外線通信部と
    を具備する遠隔操作装置と、
    当該遠隔操作装置より送信された赤外線信号を受信する赤外線受信部と、
    前記受信された赤外線信号から前記ビット列を復元し、前記ユーザより入力された前記命令および前記アナログ量を判定し、当該命令を前記アナログ量を用いて実行する制御部と
    を具備する情報処理装置と
    を具備する情報処理システム。
  8. 操作部が、ユーザからの命令の入力、および前記命令に対するアナログ量の入力を受け付け、
    変換部が、前記操作部にて入力された前記命令および前記アナログ量を赤外線通信用のビット列に変換し、
    赤外線通信部が、前記変換されたビット列をもとに赤外線信号を送信する
    遠隔操作方法。
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