JP2007228124A - リモコン信号の受信装置及び受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコンキーの押下時に、キーが多重押下され、また各種ノイズが発生しても、操作対象機器側でのデコードエラーを少なくするとともに、素早いキーの押し替えにも反応できるリモコン信号の受信装置及び受信方法。
【解決手段】リモコン信号の受信装置において、リモコン送信機40から送信されるキーコード信号をリモコン受光部35で受信する。受信したキーコード信号を音量キー等の連続動作するキーによるものと、電源キー等の連続動作しないキーによるものに区別し、受信したキーコード信号を確定する処理を行う処理手段とからなり、処理手段は区別されたキーコード信号の種類毎に異なる処理を行う。これにより、例えば電源キーの連続押下中に一時的に押下が中断された場合にも、OFF→ON、ON→OFFとなるようなことがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコン信号の受信装置及び受信方法に関し、リモコン装置に設けられた各操作ボタンやタッチパネルの操作の実行に伴い各操作ボタンの機能を実行するためのキーコード信号をリモコン信号の受光部で受信する動作に関する。さらに詳しくは、リモコン信号の受光部で受信したキーコード信号を連続動作するキーによるものと連続動作しないキーによるものに区別し、区別されたキーコード信号の種類毎に異なる処理を行ってキーコード信号を確定するようにしたリモコン信号の受信装置及び受信方法に関する。
テレビジョン放送受信装置、DVDプレーヤ、HDDプレーヤ等のAV機器の操作にリモートコントロール装置、いわゆるリモコン装置が使われている。また、AV機器ばかりでなく、エアコンや照明器具等の電子機器の操作にリモコン装置が使われている。現在普及している多くのリモコン装置は、赤外線等を利用した一方向通信を行うものである。
従来のリモコン信号の送信機では、その操作面に複数のキーが配設され、複数のキーの中から所望のコマンドに対応するキー(ボタン)が押されると、そのキーのコマンドに対応する赤外線等によるリモコン信号(遠隔制御信号)が出力される。このリモコン送信機からのリモコン信号が操作対象機器の受信部で受信され、受信されたリモコン信号に応じて、操作対象機器の動作が設定される。
リモコン送信機の操作面に配設されているキーの中には、押下し続けることで操作性を向上させるものがある。例えば、テレビジョン放送受信装置における、音量キーや選局キーは押し続けることで所望の状態になるまで何回もキーを押下する必要がなくなり、また、記録再生装置における早送り/早戻しキーは、再生中に押下し続けることで段階的な速さでの早送り/早戻しが可能となる。
このようなキーの押下し続けは、キーを押下している間、一定間隔でキーの押下状態を意味する信号を送り続けることにより、操作対象機器に対してキーを連続的に押下していることを伝え、また、キーの押下状態を意味する信号の送信を停止することで操作対象機器に対してキーの押下が終了したことを伝えている。しかしながら、赤外線等を利用した一方向通信を行うリモコン装置では、その動作時における種々の外部・内部的要因、例えば照明光源、本体内部ノイズ、通信時のノイズ、キーの多重押し等によって、誤動作をすることがある。
リモコン装置が誤動作をするのを防止するための手段として、例えば特許文献1に開示されたリモコン用制御装置が知られている。このリモコン用制御装置は、リモコン送信機側のチャタリング防止に関するもので、チャタリングによる誤動作を防止するために、連続送信する/しないを送信機側で判断し、受信側でのソフトウェアの負担を軽減するものである。また、特許文献2に開示された遠隔制御信号の受信装置は、キーアップ/キーダウンを受信機側で検出する機能を設け連続動作を決定し、データの転送量を削減することで他の通信の邪魔をせず、帯域の狭い通信路を用いることができるようにしたものである。
特開平11−168779号公報 特開2005−175778号公報
しかしながら、前記したような従来のリモコン装置で行っていたように、連続送信する/しないをリモコン送信機側で判断する場合、リモコン送信機側で正しいキーコード信号を出力したとしても、リモコン受信機側で外来ノイズを受けてしまった場合は正しい動作が期待できない。特に、操作対象機器が液晶テレビの場合は、バックライトというノイズ源を自ら有しているので、受信側でノイズ耐性を強化することが重要となる。さらに、市場において、部屋の照明光源の種類によりノイズを受けて誤動作するような不具合も報告されている。
また、従来のリモコン送信機では、例えばカーソルキーのような連続動作するキーを連続押下している間にノイズ等の影響を受け、カーソルの高速動作が途中で一瞬途切れるといった現象が生じることがある。一方、電源キーのような連続動作しないキーで連続押下が一時的に途切れた場合、キーを1回押しただけなのに2回押したような動作をし、つまり、電源キーを1回押下したと認識しているにもかかわらず、電源がOFF→ON、ON→OFFすることが発生し、見た目にも誤動作が顕著に現れる。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、リモコン装置の動作時に種々の外部的あるいは内部的要因(照明光源、本体内部ノイズ、リモコン通信時のノイズ、リモコンキーの多重押下等)が発生しても、操作対象機器側でのデコードエラーの影響を少なくするとともに、素早いキーの押し替えにも反応できるリモコン信号の受信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の技術手段は、リモコン信号の受信装置において、リモコン送信手段から送信されるキーコード信号を受信する手段と、受信した前記キーコード信号を連続動作するキーによるものと連続動作しないキーによるものに区別する手段と、受信した前記キーコード信号を確定する処理を行う処理手段とからなり、該処理手段は区別された前記キーコード信号の種類毎に異なる処理を行うことを特徴とし、リモコンキーが連続的に入力されたときの受信機側の動作に着眼し、キーの種類によって連続押下中の処理内容を切り分けるものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段のリモコン信号の受信装置において、前記処理手段は、前記連続動作するキーによるキーコード信号を確定した後、異なるキーコード信号を受信したとき、前記異なるキーコード信号を確定することを特徴とし、連続動作するキーに対しては、キーの押下換えに対して敏感に反応するものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段のリモコン信号の受信装置において、前記異なるキーコード信号が定義されたキーコードでないとき、前記連続動作するキーによるキーコード信号を確定することを特徴とする。
第4の技術手段は、第1の技術手段のリモコン信号の受信装置において、前記処理手段は、前記連続動作しないキーによるキーコード信号を確定した後、異なるキーコード信号を複数回連続して受信したとき、前記異なるキーコード信号を確定することを特徴とし、連続動作しないキーに対しては、キーの押下換え判定を厳密にし、耐ノイズ性能を向上させると同時にレスポンスも低下させないものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段のリモコン信号の受信装置において、前記異なるキーコード信号が定義されたキーコード信号でないとき、前記連続動作しないキーによるキーコードを確定することを特徴とする。
第6の技術手段は、リモコン信号の受信方法において、リモコン送信手段から送信されるキーコード信号を受信し、受信した前記キーコード信号を連続動作するキーによるものと連続動作しないキーによるものに区別し、区別された前記キーコード信号の種類毎に異なる処理を行って前記受信したキーコード信号を確定することを特徴とする。
本発明は、リモコン送信手段から送信されるキーコード信号を受信する手段と、受信したキーコード信号を連続動作するキーによるものと連続動作しないキーによるものに区別する手段と、前記受信したキーコード信号を確定する処理を行う処理手段とからなり、該処理手段は区別されたキーコード信号の種類毎に異なる処理を行うので、リモコン送信機の各種キー押下時に外部的あるいは内部的要因(照明光源、本体内部ノイズ、リモコン通信時のノイズ、リモコンキーの多重押下等)が発生しても、操作対象機器側でのデコードエラーの影響を少なくするとともに、素早いキーの押下換えにも反応できるリモコン信号の受信装置を提供することが可能となる。
また、音量キー、カーソルキー等のキーを押下し続けると連続動作するキーについては、処理手段が連続動作するキーによるキーコード信号を確定した後、異なるキーコード信号を受信したとき、直ちに前記異なるキーコード信号を確定するので、素早いキーの押下替えにも反応できるリモコン信号の受信装置を提供することが可能となる。
また、電源キー、メニューキー等の連続動作しないキーについては、連続動作しないキーによるキーコード信号を確定した後、異なるキーコード信号を複数回連続して受信したとき、前記異なるキーコード信号を確定するので、連続動作しないキーの押下中にノイズ等で連続押下が一時的にキャンセルされた状態となっても誤動作が顕著に現れない。
以下、本発明の実施の形態を図1〜3を参照して説明する。
図1は、本発明のリモコン信号の受信装置が適用されるテレビジョン放送受信機の一例を示すブロック図である。
図1に示すテレビジョン放送受信機10は、アナログ放送受信アンテナ11、アナログチューナ部12、アナログ復調部13、AVスイッチ部14、デジタル放送受信アンテナ15、デジタルチューナ部16、デジタル復調部17、分離部(DMUX)18、ビデオデコード/キャプチャ部19、EPG/OSD予約処理部20、オーディオデコード部21、ビデオセレクタ部22、ビデオ出力変換部23、映像出力部24、オーディオセレクタ部25、オーディオ出力変換部26、音声出力部27、選局部28、RAM29、CPU30、ビデオマウスコネクタ31、ビデオマウスマイコン32、不揮発性メモリ33、通信制御部34、リモコン受光部35等から構成されている。また、テレビジョン放送受信機10はリモコン送信機40を備えており、リモコン送信機40から送信されてくる赤外線リモコン信号をリモコン受光部35で受信し、CPU30で解読して所望の操作を行う。
図1において、アナログチューナ部12は、アナログ放送受信アンテナ11で受信したアナログ放送信号を選局し、アナログ復調部13で復調した後、AVスイッチ部14でビデオ信号とオーディオ信号に分離・抽出する。また、デジタルチューナ部16は、デジタル放送受信アンテナ15で受信したデジタル放送信号を選局し、デジタル復調部17で復調する。分離部18は、復調されたデジタル放送データからEPG(Electronic Program Guide)データ、SI(Service Information)データ、CC(Closed captioning)データ、テレテキストデータ、データ放送のデータ等を分離・抽出する。ビデオデコード/キャプチャ部19は、分離されたデジタル放送データのビデオデータをデコードし、ビデオ情報を静止画としてキャプチャする。
選局部28は、アナログチューナ部12及びデジタルチューナ部16におけるアナログ放送及びデジタル放送の選局処理を行う。RAM29は、任意のアドレスを指定して読み書きすることが可能な半導体メモリで、プログラムを展開し実行したり、抽出したEPGデータや、SIデータ、CCデータ、テレテキストデータ、データ放送のデータ等から取得される番組に関する情報(番組情報)を保存したり、インターネットから取得される番組情報を保存する。
CPU(表示制御部)30は、テレビジョン放送受信機10全体の処理を司り、映像出力部の表示制御や、番組の録画予約や視聴予約等の処理を行い、さらには、上記取得した番組情報の表示制御や、通信制御部34の処理等を行う。
EPG/OSD予約処理部20は、RAM29あるいは不揮発性メモリ33に保存された番組情報を表示させるための処理を行う。EPG/OSD予約処理部20は、例えば、BML(Broadcast Markup Language)ブラウザ機能、OSD(On Screen Display)機能、PoutP(Picture out Picture)機能等を備え、これらの機能を利用して番組情報を表示させるための処理を行う。
オーディオデコード部21は、分離部18で分離されたオーディオデータをデコードする。ビデオ出力変換部23は、ビデオ信号と番組情報を合わせてからビデオ出力信号に変換する。映像出力部24は、ビデオ出力変換部23からのビデオ出力信号を表示出力する液晶ディスプレイ等の表示手段である。オーディオ出力変換部26は、デコードされたオーディオ信号をオーディオ出力信号に変換する。音声出力部27は、オーディオ出力変換部26からのオーディオ出力信号を音声出力するスピーカ等の手段である。
ビデオマウスマイコン32は、ビデオマウスコネクタ31に接続される図示しないビデオマウスで送信する信号の制御を行う。不揮発性メモリ33は、プログラムやユーザデータ、EPGデータ、リモコン信号を解読し、各部を操作するためのデータ等が格納されている書換え可能なメモリである。通信制御部34は、電話回線や、LAN、インターネット等のネットワークとの通信制御を行い、EPGデータ等をネットワークを介して取得する。リモコン受光部35は、リモコン送信機40からの操作信号を受信してそのキーコード信号をCPU30に送る。
図2は、図1に示すテレビジョン放送受信機を遠隔操作するリモコン送信機の操作面を示す図である。
図1に示すテレビジョン放送受信機を遠隔操作するリモートコントローラの例として、図2に示すリモコン送信機40は、その操作面に電源キー41、選局キー42、ダイレクト選局キー43、音量キー44、入力切換キー45、メニューキー46、消音キー47等の各種設定キーとともに、上下方向のカーソルキー48u,48d、左右方向のカーソルキー48l,48r、決定キー49、その他図2に示すような各種キーが設けられる。
操作面に配設された複数のキーの中から所望のコマンドに対応するキーが押下されると、そのキーのコマンドに対応する赤外線等による遠隔制御信号(リモコン信号)がリモコン送信機40から出力され、この遠隔制御信号がテレビジョン放送受信機10のリモコン受光部35で受信され、受信された遠隔制御信号に応じて、操作対象機器の動作が設定される。
前記したように、リモコン送信機に配設されているキーの中には、選局キー42、音量キー44、カーソルキー48等のようにキーを押下し続ける間は連続動作するキー(以下、「連続動作キー」と表記する。)と、電源キー41、入力切換キー45、メニューキー46、消音キー47等のようにキーを押下し続けても連続動作しないキー(以下、「非連続動作キー」と表記する。)がある。ここで、連続動作キー、非連続動作キーのいずれにおいても、赤外線等による遠隔制御信号(キーコード信号)はキーを押下している期間中、一定の周期(例えば、128ミリ秒)で連続して送信される。
選局キー42や音量キー44等の連続動作キーによれば、キーを押下し続けることで所望の状態になるまで何回もキーを押下する必要がなくなる。一方、電源キー41等のキーを押下し続けても連続動作をしない非連続動作キーにおいて、連続して押下している間に押下動作が瞬間的に中断された場合、キーを1回押下したのに2回押下したような動作をし、例えば、電源キーを1回押下したと認識している場合であっても、電源がOFF→ONし、さらにON→OFFし、誤動作が顕著に現れる。本発明は、このような誤動作が発生することを操作対象機器側の処理によって防止する。
以下、本発明の実施形態において、リモコン送信機から送信された遠隔制御信号を受信した後、押下されたキーを認識する際の動作について説明する。
本発明の受信装置においては、リモコンキーが連続して押下されることによって(連打ではない)、受信装置にキーコード信号が一定周期で連続的に入力された時の処理を行う際に、キーコード信号を連続動作キーによるものと非連続動作キーによるものとに区別し、操作対象機器側でキーの種類毎に異なる処理を行って、押下されたキーを確定するものである。
テレビジョン放送受信機10を操作するため、リモコン送信機40の操作面に設置された複数のキーの中から所望のコマンドに対応するリモコンキーを押下すると、そのキーに対応した赤外線キーコード信号が生成され、テレビジョン放送受信機10のリモコン受光部35で受光・受信される。受信された赤外線キーコード信号は、不揮発性メモリ33等に保存されているテーブルを参照して、キーコードから押下されたキーを判定する。このとき、キーが連続して押下され、リモコン受光部35が赤外線キーコード信号を連続して受信した際、次のようにして連続押下時判定処理が行われる。
(連続動作キーが押下された場合の処理)
先行して押下されたキー操作(以下、「キー操作A」と表記する。)が連続動作キーに対してなされたものとし、テレビジョン放送受信機10のリモコン受光部35がキー操作Aに伴って発生したキーコード(以下、「キーコードA」と表記する。)を受信すると、不揮発性メモリ33に記憶されたテーブルを参照してキーコードAを確定する。
その後、押下されたキー操作(以下、「キー操作B」と表記する。)に伴って発生したキーコード(以下、「キーコードB」と表記する。)を受信し、そのキーコードBが先に確定しているキーコードAと異なる場合、直ちにキーコードBとして確定する。
ただし、キー操作Aの後に受信したキーコードBが、定義されたキーコードでないときは、最初に確定したキーコードAで連続押下した扱いとする。ここで、「定義されたキーコード」とは、不揮発性メモリ33に記憶され、キーとキーコードを対応付けるためのテーブルに登録されているキーコードを意味し、「定義されていないキーコード」とは、例えば、キーコード中のビットがノイズ等により破壊されたキーコードとか、他社のリモコン送信機から送信されたキーコードとかで、テーブルに登録されていないキーコードを意味する。
(非連続動作キーが押下された場合の処理)
先行するキー操作、すなわちキー操作Aが非連続動作キーに対してなされた場合、連続動作キーに対する処理と同様にしてキーコードAを確定する。
その後、受信装置がキーコードAと異なるキーコードBを受信した場合、直ちにキーコードBを確定せず、キーコードBを複数回連続して検出した場合にキーコードBを確定する。
ただし、キーコードBが定義されたキーコードでない場合、キーコードAを連続して押下した扱いとする。
図3は、本発明のリモコン信号の受信装置がキーコード信号を認識する際の処理を示すフローチャート、図4は、図3の処理から分岐する処理を示すフローチャートである。
前記した、連続動作キーおよび非連続動作キーに対する各処理は、以下のようにして実行することができる。
テレビジョン放送受信機10がリモコン送信機40から送信された赤外線キーコード信号であるキーコードBを受信すると(ステップ1)、そのキーコードBは定義されたキーコード、つまり、不揮発性メモリ33に保存されたテーブルに登録されているキーコードであるか否かをチェックする(ステップ2)。
ステップ2で、キーコードBがテーブルに定義されているキーコードである場合(ステップ2−Y)、前回受信した、例えば128ミリ秒前の周期で受信し、確定しているキーコードAがあるか否かチェックし(ステップ3)、確定しているキーコードAがあれば(ステップ3−Y)、確定しているキーコードAと今回受信したキーコードBとが同じか否かチェックし(ステップ4)、同じであれば(ステップ4−Y)、キーコードAの連続押下を継続し(ステップ5)、確定キーコードを保存し(ステップ6)、処理を終了する。
ステップ1で受信したキーコードBが、定義されているキーコードでない場合(ステップ2−N)、キーコードBを破棄して(ステップ7)、処理を終了する。
また、ステップ3で、前回受信し、確定しているキーコードAがなければ、(ステップ3−N)、キーコードBを確定し(ステップ8)、確定キーコードを保存し(ステップ6)、処理を終了する。
ステップ4で、前回受信し、確定しているキーコードAと今回受信したキーコードBとが同じでない場合(ステップ4−N)、キーコードAは連続動作キーによるものであるか否かチェックする(ステップ9)。キーコードAが連続動作キーによるものである場合(ステップ9−Y)、キーコードBでキーコードを確定し(ステップ10)、確定キーコードを保存し(ステップ6)、処理を終了する。
ステップ9で、キーコードAは連続動作キーによるものでない場合(ステップ9−N)、キーコードBが複数回受信されたか否かを検出するための処理を行うため、後述する仮確定キーコードがあるか否かチェックする(ステップ11)。仮確定キーコードがない場合(ステップ11−N)、今回受信したキーコードBを仮確定キーコードとして保存し(ステップ12)、仮確定カウンタを1にセットした後(ステップ13)、キーコードAで連続押下を継続し(ステップ14)、確定キーコードを保存し(ステップ6)、処理を終了する。
非連続動作キーによるキーコードAを確定した後、キーコードBを受信し、さらに128ミリ秒後の周期で第2回目のキーコードBを受信すると(ステップ1)、第2回目に受信したキーコードBは、ステップ2,3,4,9を経て、仮確定キーコードがあるか否かチェックされ(ステップ11)、この場合仮確定キーコードが保存されているから(ステップ11−Y)、ステップ15へ移行し、キーコードBと仮確定キーコードが同じであるか否かチェックし、同じであると(ステップ15−Y)、仮確定カウンタ値を+1加算し(ステップ16)、仮確定キーコードが所定回(例えば、3回)一致したか否かチェックする(ステップ17)。ステップ17で所定回数が3回である場合、第2回目のキーコードBを受信しても、仮確定キーコードが所定回数に達しないから(ステップ17−N)、キーコードAで連続押下を継続し(ステップ14)、確定キーコードを保存する(ステップ6)。
さらに128ミリ秒後、第3回目のキーコードBを受信すると、同様にして、ステップ17で仮確定キーコードが所定回数(3回)に達したことが検出され(ステップ17−Y)、キーコードBでキーコードを確定し(ステップ18)、仮確定カウンタを0にリセットした後(ステップ19)、確定キーコードを保存し(ステップ6)、処理を終了する。したがって、例えば電源キーを連続して押下中に一時的に(128×3=384ミリ秒)押下動作が中断しても、電源がOFF→ON、ON→OFFとなることはない。
また、ステップ15で、第2回目のキーコードBと前回ステップ12で保存された第1回目の仮確定キーコードが同じでない場合(ステップ15―N)、キーコードBを(第1回目の)仮確定キーコードとして保存し(ステップ20)、仮確定カウンタに1をセットし(ステップ21)、仮確定キーコードが所定回(例えば、3回)一致したか否かチェックする(ステップ17)。
なお、本発明はテレビジョン放送受信機を遠隔操作する実施形態について説明したが、このような実施形態に限定されるものではなく、DVDプレーヤ、HDDプレーヤ等のAV機器、エアコンや照明器具のような電子機器を遠隔操作するリモコン装置に適用可能であって、本発明の技術思想の範囲内において、適宜変更して実施し得るものである。
本発明のリモコン信号の受信装置が適用されるテレビジョン放送受信機の一例を示すブロック図である。 図1に示すテレビジョン放送受信機を遠隔操作するリモコン送信機の操作面を示す図である。 本発明のリモコン信号の受信装置がキーコード信号を認識する際の処理を示すフローチャートである。 図3の処理から分岐する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…テレビジョン放送受信機、11…アナログ放送受信アンテナ、12…アナログチューナ部、13…アナログ復調部、14…AVスイッチ部、15…デジタル放送受信アンテナ、16…デジタルチューナ部、17…デジタル復調部、18…分離部(DMUX)、19…ビデオデコード/キャプチャ部、20…EPG/OSD予約処理部、21…オーディオデコード部、22…ビデオセレクタ部、23…ビデオ出力変換部、24…映像出力部、25…オーディオセレクタ部、26…オーディオ出力変換部、27…音声出力部、28…選局部、29…RAM、30…CPU、31…ビデオマウスコネクタ、32…ビデオマウスマイコン、33…不揮発性メモリ、34…通信制御部、35…リモコン受光部、40…リモコン送信機、41…電源キー、42…選局キー、43…ダイレクト選局キー、44…音量キー、45…入力切換キー、46…メニューキー、47…消音キー、48…カーソルキー、49…決定キー。

Claims (6)

  1. リモコン送信手段から送信されるキーコード信号を受信する手段と、受信した前記キーコード信号を連続動作するキーによるものと連続動作しないキーによるものに区別する手段と、受信した前記キーコード信号を確定する処理を行う処理手段とからなり、該処理手段は区別された前記キーコード信号の種類毎に異なる処理を行うことを特徴とするリモコン信号の受信装置。
  2. 請求項1に記載のリモコン信号の受信装置において、前記処理手段は、前記連続動作するキーによるキーコード信号を確定した後、異なるキーコード信号を受信したとき、前記異なるキーコード信号を確定することを特徴とするリモコン信号の受信装置。
  3. 請求項2に記載のリモコン信号の受信装置において、前記異なるキーコード信号が定義されたキーコードでないとき、前記連続動作するキーによるキーコード信号を確定することを特徴とするリモコン信号の受信装置。
  4. 請求項1に記載のリモコン信号の受信装置において、前記処理手段は、前記連続動作しないキーによるキーコード信号を確定した後、異なるキーコード信号を複数回連続して受信したとき、前記異なるキーコード信号を確定することを特徴とするリモコン信号の受信装置。
  5. 請求項4に記載のリモコン信号の受信装置において、前記異なるキーコード信号が定義されたキーコード信号でないとき、前記連続動作しないキーによるキーコードを確定することを特徴とするリモコン信号の受信装置。
  6. リモコン送信手段から送信されるキーコード信号を受信し、受信した前記キーコード信号を連続動作するキーによるものと連続動作しないキーによるものに区別し、区別された前記キーコード信号の種類毎に異なる処理を行って前記受信したキーコード信号を確定することを特徴とするリモコン信号の受信方法。
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