JP2005175778A - 遠隔制御信号の受信装置及び受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 データの伝達が保証されない経路において、データ損失による誤動作を最小限に抑えることができ、データ転送量を削減することで他の通信の邪魔をせず、帯域の狭い通信路を用いることができる遠隔制御信号の受信装置及び受信方法を提供する。
【解決手段】 リモートコマンダによる連続押しにより、リモートコマンダから一定の周期で連続的に送信されるキーダウン信号とリモートコマンダの押し下げを終了したときにリモートコマンダから送信されるキーアップ信号とを検出する機能を制御対象機器に備えさせ、キーダウン信号を検出後、所定の有効時間内にキーダウン信号が連続して検出された場合、連続押しが継続されていると判断し、連続押し中にキーアップ信号を検出した場合またはキーダウン信号の検出後、所定の有効時間内にキーダウン信号が連続して検出されなかった場合、連続押しが終了したと判断する。
【選択図】 図4


Description

この発明は、遠隔制御信号の受信装置及び受信方法に関し、特に、リモートコマンダのボタンを押し続けることで送信される連続的な制御信号を受信する遠隔制御信号の受信装置及び受信方法に関する。
テレビジョン受像機、衛星放送チューナ、VTR(Video Tape Recorder)やDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ等のAV(Audio Visual)機器の操作に、リモートコマンダ、所謂リモートコントローラが使われている。また、このようなAV機器ばかりでなく、エアコンや照明器具等の電子機器の操作に、リモートコントローラが使われている。現在普及している多くのリモートコントローラは、赤外線等を利用した一方向通信を行うものであり、信号伝達が保証されていない経路を通信に使用している。
従来のリモートコントローラでは、その操作面に複数のキーが配設されている。リモートコントローラの操作面に配設された複数のキーの中から所望のコマンドに対応するキーが押されると、そのキーのコマンドに対応する赤外線等による遠隔制御信号がリモートコントローラから出力される。このリモートコントローラからの遠隔制御信号が操作対象機器の受信部で受信され、受信された遠隔制御信号に応じて、操作対象機器の動作が設定される。
リモートコントローラに配設されているキーの中には、押し続けることで操作性を向上させるものがある。例えば、VTRにおける、早送り/巻き戻しキーは、再生中に押し続けることで、段階的な速さでの早送り/巻き戻しを可能とし、音量調節キーやチャンネルの前後移動キーは、押し続けることで所望の状態になるまで何回もキーを押す必要がなくなる。これら以外にもキーの押し続けは、様々なことに利用されている。
上述したように、リモートコントローラによる遠隔制御信号の通信には、信号伝達が保証されていない経路が用いられるため、このようなキーの押し続けは、キーを押し下げている間、一定間隔でキーダウン状態を意味する信号、所謂キーダウン信号を送り続けることにより、操作対象機器に対してキーを連続的に押し下げているということを伝えている。また、キーダウン信号の送信を停止することで操作対象機器に対してキーの押し下げが終了したことを伝えている。
下記特許文献1には、このように連続して繰り返し同じコード(遠隔制御信号)が送られた場合であって、外来ノイズによりある程度リモートコントローラからの信号が破損されたときでも、リモートコントローラからの信号を受け付けることができるようにしたリモコン装置が記載されている。
特開2001−197578号公報
しかしながら、上述した従来の遠隔制御信号の受信には、以下のような問題点があった。キーの押し下げ、押し上げの際の応答時間は、キーダウン信号のリピート間隔に依存することになる。したがって、キーダウン信号のリピート間隔が例えば「Xミリ秒」であるとすると、最悪の場合、ユーザがキーを上げてから「Xミリ秒」のタイムラグが発生する。このため、リピート間隔は操作感を損ねない程度に短い時間間隔でリモートコントローラから送信する必要があった。しかしながら、リピート間隔を短くすると、通信データ量が増加してしまう。したがって、通信経路によってはこのリピート信号が負担となり、その他の通信の妨げとなる可能性があるという問題点があった。
そこで、遠隔制御信号のリピート送信による通信量の増加を防止するため、キーダウン信号とキーアップ信号のみを送る方式、すなわち、キーを押し下げたときとキーを上げたときのみ遠隔制御信号を送る方式が考えられる。しかしながら、この場合、通信トラブルなどによりキーを上げたことを伝えるキーアップ信号が失われた場合、受信側ではいつキーが上げられたかを解釈することができなくなってしまうという問題点がある。
したがって、この発明の目的は、データの伝達が保証されない経路において、データ損失による誤動作を最小限に抑えることができ、データ転送量を削減することで他の通信の邪魔をせず、帯域の狭い通信路を用いることができる遠隔制御信号の受信装置及び受信方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、遠隔制御装置から送信される遠隔制御信号を受信する受信手段と、遠隔制御装置による遠隔操作の指示中に遠隔制御装置から一定の周期で送信される第1の信号と、遠隔操作の指示終了時に遠隔制御装置から送信される第2の信号とを遠隔制御信号から検出する検出手段とを有し、第1の信号を検出後、所定の有効時間内に第1の信号が検出された場合、遠隔操作の指示が継続されていると判断し、遠隔操作の指示の継続中に第2の信号を検出した場合、または第1の信号の検出後、所定の有効時間内に第1の信号が連続して検出されなかった場合に、遠隔操作の指示が終了したと判断することを特徴とする遠隔制御信号の受信装置である。
また、請求項6に係る発明は、遠隔制御装置から送信される遠隔制御信号を受信する受信ステップと、遠隔制御装置による遠隔操作の指示中に遠隔制御装置から一定の周期で送信される第1の信号と、遠隔操作の指示終了時に遠隔制御装置から送信される第2の信号とを遠隔制御信号から検出する検出ステップとを有し、第1の信号を検出後、所定の有効時間内に第1の信号が検出された場合、遠隔操作の指示が継続されていると判断し、遠隔操作の指示の継続中に第2の信号を検出した場合、または第1の信号の検出後、所定の有効時間内に第1の信号が連続して検出されなかった場合に、遠隔操作の指示が終了したと判断することを特徴とする遠隔制御信号の受信方法である。
この発明では、遠隔制御装置から送信される遠隔制御信号を受信し、受信した遠隔制御信号から遠隔制御装置による遠隔操作の指示中に遠隔制御装置から一定の周期で送信される第1の信号と、遠隔操作の指示終了時に遠隔制御装置から送信される第2の信号とを検出することで、第1の信号を検出後、所定の有効時間内に第1の信号が検出された場合、遠隔操作の指示が継続されていると判断し、遠隔操作の指示の継続中に第2の信号を検出した場合、または第1の信号の検出後、所定の有効時間内に第1の信号が連続して検出されなかった場合に、遠隔操作の指示が終了したと判断するため、第2の信号が検出できなかった場合でも、遠隔操作の指示の終了を判断することができる。また、一定の周期で送信される第1の信号の周期と所定の有効時間とを長くしデータ転送量を削減した場合であっても、第2の信号の検出によって即時に遠隔操作の指示の終了を判断することができる。
したがって、この発明によれば、データの伝達が保証されない経路において、データ損失による誤動作を最小限に抑えることができる。また、データ転送量を削減することにより他の通信を邪魔しない、帯域の狭い通信路を用いることができるという効果を奏する。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、一実施形態による遠隔制御システムの構成の一例を示す。参照符号1は、遠隔制御装置のリモートコマンダ(以下、適宜、リモコンと称する)であり、参照符号2は、リモコン1による制御対象機器のVTRである。遠隔制御信号の通信に関しては、リモコン1が送信装置であり、VTR2が受信装置である。
リモコン1とVTR2とは、データの伝達が完全に保証されない経路により接続可能とされている。この遠隔制御システムでは、データの伝達が完全に保証されない経路による接続の一例として、Bluetoothによる双方向無線通信を適用している。すなわち、リモコン1とVTR2は、共にBluetoothの通信プロトコルに準拠してデータ通信を行う機能を有している。以下の説明におけるリモコン1とVTR2との通信は、Bluetoothの通信プロトコルに準拠して行われる。
Bluetoothは、2.4GHzの周波数帯域を利用し、近距離、低消費電力、中程度の通信速度で無線通信を行うことを特徴とする。Bluetoothは、省電力化・小型化・低コスト化を図ることができる無線通信技術であり、リモコン1やVTR2などの電子機器への搭載は容易である。
リモコン1は、操作面上に電源キー11、巻き戻しキー12、早送りキー13等の各種コマンドキーが配設された構造とされている。リモコン1は、コマンドキーが押されると、押されたキーに対応する遠隔制御信号をBluetoothの送信部からVTR2に対して送信する。
リモコン1による遠隔操作の指示は、コマンドキーの押し下げで行われ、リモコン1による遠隔操作の指示の終了は、コマンドキーの押し上げで行われる。例えば、電源キー11を押すことで、電源オン/オフ用の電波が遠隔制御信号として送信される。この通信は一方向通信であり、リモコン1は、送信先が実際に遠隔制御信号を受け取ったかどうかの確認は行わない。
リモコン1に配設されたキーには、押し続けることで操作性を向上させるものがある。例えば、リモコン1の巻き戻しキー12は、テープを巻き戻すためのキーであり、キーを押し続けることによって段階的に巻き戻し速度を速くすることができる。また、リモコン1の早送りキー13は、テープを早送りするためのキーであり、キーを押し続けることによって段階的に早送り速度を速くすることができる。以下、このようにキーを押し続ける行為を「連続押し」と称する。
一実施形態による遠隔制御システムでは、この「連続押し」の状態であるか否かを判別可能とするための遠隔制御信号として、第1の信号であるキーダウン信号と第2の信号であるキーアップ信号とを用いる。
キーダウン信号は、キーダウン状態、すなわちリモコン1による遠隔操作の指示中であることを意味する信号であり、キーアップ信号は、キーダウン状態からキーアップ状態にされたこと、すなわちリモコン1による遠隔操作の指示が終了したことを意味する信号である。キーダウン信号は、「連続押し」が行われていることを意味する所定のコードであり、キーアップ信号は、「連続押し」が終了したことを意味するキーアップ信号とは異なる所定のコードである。キーダウン信号として、押されたキーに対応する遠隔制御信号そのものをVTR2に対して送信しても良いし、通信データ量削減の為に簡略化された「連続押し」を意味する信号のみをVTR2に対して送信しても良い。
リモコン1は、キーが押された瞬間から、一定の周期でキーダウン信号を送信する。このキーダウン信号の送信周期は、通信環境に応じて予め設定されるものであり、従来のリモートコマンダよりも長い時間、例えば1.0秒に設定されている。したがって、「連続押し」の際のリモコン1からの通信データ量は、従来のリモートコマンダよりも少ない。リモコン1は、キーが押された状態からキーが上げられた瞬間に、キーアップ信号をVTR2に対して送信する。
VTR2は、Bluetoothの受信部でリモコン1からの遠隔制御信号を受信すると、受信された遠隔制御信号に応じた機器動作に設定する。例えば、スタンバイ状態において、電源オン/オフ用の電波を遠隔制御信号として受信した場合には、VTR2は、本体の電源をオンとする。
VTR2は、受信した遠隔制御信号からキーダウン信号とキーアップ信号とを検出する検出機能と、キーダウン信号を検出してからの経過時間を計測する計時機能とを有している。VTR2では、一定の期間が連続押し有効時間と定められている。VTR2は、計時機能を利用して、キーダウン信号を受信してから所定の有効時間内に引き続き連続してキーダウン信号が入力されるか否かを検出する。この有効時間は、任意に設定できるものであり、キーダウン信号をより確実に受信するために、上述した「連続押し」の際にリモコン1から連続して送信されるキーダウン信号の送信周期よりも若干長い時間、例えば1.1秒に設定されている。
ここで、連続押し有効時間について、図2を参照して説明する。図2に示す横軸は時間軸であり、網掛けの範囲はキーダウン信号の連続押し有効時間を示している。VTR2は、キーダウン信号を検出後、リモコン1からのキー信号が検出されない限り、区間Aの間はキーダウン信号が有効であると判断する。すなわち、VTR2は、この有効時間内においてはリモコン1から一切制御用の信号が検出されなくても「連続押し」が行われている、すなわちキーが押し続けられていると解釈する。VTR2は、区間A内においてリモコン1からのキー信号が検出されなければ、有効時間の終了をもって「連続押し」が終了したとみなす。
すなわち、VTR2は、キーダウン信号を検出後、所定の有効時間内にキーダウン信号が連続して検出された場合、リモコン1による遠隔操作の指示が継続されていると判断して「連続押し」に対応する処理を行うように動作を制御し、所定の有効時間内にキーダウン信号が連続して検出されなかった場合に、リモコン1による遠隔操作の指示が終了したと判断して「連続押し」に対応する処理を終了するように動作を制御する。
次に、連続押し有効時間内にキーアップ信号を検出した場合について、図3を参照して説明する。図3に示す横軸は時間軸であり、網掛けの範囲はキーダウン信号の連続押し有効時間を示している。図3に示す例では、VTR2が有効時間内においてキーアップ信号を検出している。この場合、区間B、すなわちキーダウン信号を検出してからキーアップ信号を検出するまでを「連続押し」の状態と判断し、区間B以降、すなわちキーアップ信号の検出後の有効時間は、破棄して「連続押し」の状態が解除されたと判断する。すなわち、VTR2は、有効時間内にキーアップ信号を検出した場合には、残りの有効時間を破棄し、直ちに「連続押し」の状態が終了したと判断する。
したがって、VTR2は、「連続押し」の状態、すなわちリモコン1による遠隔操作の指示の継続中において、キーアップ信号が検出された場合、即座にリモコン1による遠隔操作の指示が終了したと判断して「連続押し」に対応する処理を終了するように動作を制御する。
上述したように、リモコン1は、「連続押し」の際に、一定周期で繰り返しキーダウン信号を送信する。したがって、より長い時間継続して「連続押し」が行われる場合は、連続押し有効時間内に、リモコン1から再度「連続押し」によるキーダウン信号が送信されることになる。VTR2は、連続押し有効時間内に再度連続押しキーダウン信号を検出した場合、新たに連続押し有効時間を設定し直し、「連続押し」の時間を延長する。
ここで、長時間継続して「連続押し」が行われる場合について、図4を参照して説明する。図4Aに示すタイミングチャートは、ユーザによるリモコン1のキー操作を示す。ハイレベル状態がリモコン1のキー操作が行われていない状態であり、ローレベル状態がユーザによってリモコン1のキー操作が行われている状態である。
また、図4Bに示すタイミングチャートは、VTR2の「連続押し」の状態であるか否かの解釈を示す。ハイレベル状態が「連続押し」の状態ではないとの判断であり、ローレベル状態が「連続押し」の状態であるとの判断である。また、矢印D(1)〜矢印D(4)は、キーダウン信号のタイミングを示し、矢印Uは、キーアップ信号のタイミングを示す。さらに、網掛けの範囲はキーダウン信号の連続押し有効時間を示している。
まず、VTR2は、ユーザのキー操作による最初のキーダウン信号を矢印D(1)のタイミングで検出し、「連続押し」の状態が開始されたと判断する。次いで、連続押し有効時間T1内に2番目のキーダウン信号を矢印D(2)のタイミングで検出する。このとき、VTR2は、有効時間を設定し直す。すなわち、新たに有効時間T2を設定し、矢印D(2)のタイミングから再度、時間を計り直す。矢印D(3)および矢印D(4)のタイミングにおいても、同様の処理が行われる。このように、連続押し有効時間内でのリモコン1からの連続押しキーダウン信号の検出を繰り返すことにより、「連続押し」の動作を実現している。
VTR2は、矢印D(4)のタイミングで設定し直された有効時間T4内の矢印Uのタイミングにおいて、キーアップ信号を検出する。このとき、VTR2は、上述したように、残りのキーダウン信号の有効時間を破棄して、即座に「連続押し」の状態が終了したと判断する。すなわち、VTR2は、キーダウン信号を最初に検出した矢印D(1)のタイミングからキーアップ信号を検出した矢印Uのタイミングまでを、連続押しの期間として判断する。
ここで、リモコン1の早送りキー13を連続押しすることでVTR2を制御し、希望の場面を探し出すという状況を想定して、リモコン1に配設されているキーの連続押しによるVTR2の動作について詳しく説明する。なお、リモコン1の早送りキー13は、連続押しの状態では、段階的に早送り速度が速くなるものとする。
図5は、連続押しによる動作の一例を示すフローチャートである。「連続押し」の状態を検出する前は、キーダウン信号の検出待ち状態とされている(ステップS1)。この状態において、キーダウン信号が検出されたか否かが判定される(ステップS2)。ステップS2において、キーダウン信号が検出されていない場合には、ステップS1に戻り、再びキーダウン信号の検出待ち状態とされる。
VTR2がキーダウン信号の検出待ち状態であるときに、リモコン1の早送りキー13が押され、リモコン1からキーダウン信号が送信されたとする。それにより、ステップS2において、キーダウン信号が検出されたと判定され、有効時間の設定および計測を行い連続押し処理を開始する(ステップS3)。VTR2は、連続押し処理の開始に伴い、早送りを行う。
次に、キーダウン信号の有効時間内にキー信号が検出されたか否かが判定される(ステップS4)。ユーザがリモコン1の早送りキー13を押し続けており、ステップS4において、有効時間内にキーダウン信号が引き続き検出された場合、「連続押し」の状態が継続していると判断し、ステップS3に処理が戻され、再び有効時間の設定および計測が行われる。VTR2は、連続押し処理の延長に伴い、早送りの速度を段階的に速くする。
ユーザがリモコン1の早送りキー13を押すのを止め、ステップS4において、有効時間内にキーアップ信号が検出されたと判定された場合、連続押し処理を終了する(ステップS5)。また、通信トラブルなどにより、ステップS4において、キー信号が一切検出されないまま有効時間が経過した場合には、途中でキー信号がロストしたと判断し、自動的にキーの押し下げが終了したと解釈して、連続押し処理を終了する(ステップS5)。このとき、VTR2は、リモコン1に対して結果を返さない。
VTR2は、連続押し処理の終了に伴い、早送りの速度を元の状態に戻す。連続押し処理の終了後は、処理がステップS1に戻され、再びキーダウン信号の検出待ち状態とされる。
以上説明したように、この発明の一実施形態によれば、VTR2がキーアップ信号を検出した際に、即時「連続押し」が解除されたと判断することにより、連続押しによるキー操作とそれに対応する処理とのタイムラグを少なくすることができる。これにより、「連続押し」の際にリモコン1から送信される連続したキーダウン信号の周期を長く設定しても違和感無くVTR2を操作することができる。したがって、「連続押し」の際の通信データ量を削減することができる。これにより、Bluetoothで使用されるような帯域の狭いIPネットワーク上を通信に使用しても、他の通信に負担をかけずに済む。
また、キーアップ信号が消失した場合であっても、連続したキーダウン信号の検出がされなくなったことで、「連続押し」が解除されたと判断することができる。よって、データ損失の影響を最小限に抑えて、リモコン1のキーが連続的に押されていることをVTR2が判断することができる。
この発明は、上述したこの発明の実施形態に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述した一実施形態では、リモコン1の連続押しについての説明に、早送りキー13を用いたが、「連続押し」の機能に対応したキーは、これに限らず、チャンネル移動キー、音量調節キーなど、リモコン1によって遠隔操作の指示を継続して行いたい他のコマンドキーに適用することができる。
また、上述した一実施形態では、リモコン1とVTR2をそれぞれ遠隔制御装置と制御対象機器の一例として説明したが、これに限らず、例えば、遠隔制御装置は、キーボードなどのコンピュータへの入力機器、ゲーム機のコントローラ、携帯電話機などの入力機器に適用することができる。また、制御対象機器は、これら遠隔制御装置によって制御可能な、テレビジョン受像機やオーディオ機器等のAV機器、コンピュータやゲーム機などの電子機器、照明器具やエアコンなどの家電製品、集中ドアロックといった車のリモコン制御装置など、遠隔操作を行うことに適した様々な電気製品に適用することができる。
また、上述した一実施形態では、遠隔制御信号の通信にBluetoothを利用するとしたが、これに限らず、ワイヤレスLAN(IEEE802.11b)や赤外線通信など他の無線通信プロトコルを利用しても良い。さらには、有線であっても、データの伝達が保証されない経路を用いる場合に適用すると好適である。
この発明の一実施形態による遠隔制御システムの一例の構成を示す略線図である。 キーダウン信号の有効時間を説明するための略線図である。 キーアップ信号を検出した場合について説明するための略線図である。 長い時間における連続押し期間の解釈について説明する為の略線図である。 連続押しの際の動作の一例の流れを示す略線図である。
符号の説明
1・・・リモートコマンダ、2・・・VTR、11・・・電源キー、12・・・巻き戻しキー、13・・・早送りキー

Claims (6)

  1. 遠隔制御装置から送信される遠隔制御信号を受信する受信手段と、
    上記遠隔制御装置による遠隔操作の指示中に上記遠隔制御装置から一定の周期で送信される第1の信号と、上記遠隔操作の指示終了時に上記遠隔制御装置から送信される第2の信号とを上記遠隔制御信号から検出する検出手段とを有し、
    上記第1の信号を検出後、所定の有効時間内に上記第1の信号が検出された場合、上記遠隔操作の指示が継続されていると判断し、
    上記遠隔操作の指示の継続中に上記第2の信号を検出した場合、または上記第1の信号の検出後、上記所定の有効時間内に上記第1の信号が連続して検出されなかった場合に、上記遠隔操作の指示が終了したと判断する
    ことを特徴とする遠隔制御信号の受信装置。
  2. 請求項1に記載の遠隔制御信号の受信装置において、
    上記遠隔制御装置との通信が無線通信プロトコルに準拠していることを特徴とする遠隔制御信号の受信装置。
  3. 請求項1に記載の遠隔制御信号の受信装置において、
    上記遠隔制御装置がリモートコマンダであることを特徴とする遠隔制御信号の受信装置。
  4. 請求項1に記載の遠隔制御信号の受信装置において、
    上記遠隔制御装置による遠隔操作の指示を上記遠隔制御装置に配設されたコマンドキーの押し下げで行い、上記遠隔制御装置による遠隔操作の指示の終了を上記コマンドキーの押し上げで行うことを特徴とする遠隔制御信号の受信装置。
  5. 請求項1に記載の遠隔制御信号の受信装置において、
    上記第1の信号および上記第2の信号は、それぞれ異なる所定のコードであることを特徴とする遠隔制御信号の受信装置。
  6. 遠隔制御装置から送信される遠隔制御信号を受信する受信ステップと、
    上記遠隔制御装置による遠隔操作の指示中に上記遠隔制御装置から一定の周期で送信される第1の信号と、上記遠隔操作の指示終了時に上記遠隔制御装置から送信される第2の信号とを上記遠隔制御信号から検出する検出ステップとを有し、
    上記第1の信号を検出後、所定の有効時間内に上記第1の信号が検出された場合、上記遠隔操作の指示が継続されていると判断し、
    上記遠隔操作の指示の継続中に上記第2の信号を検出した場合、または上記第1の信号の検出後、上記所定の有効時間内に上記第1の信号が連続して検出されなかった場合に、上記遠隔操作の指示が終了したと判断する
    ことを特徴とする遠隔制御信号の受信方法。
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