JP2010212939A - 信号受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】間欠的な送受信を行なう無線通信システムにおいて、送信側、受信側双方のタイマーに誤差があるため、時間が経過すると、受信側が受信待ちをしている区間から、送信側の送信タイミングがずれ、再送処理が必要となる。
【解決手段】送信側で次回送信するタイミングを示す情報を送信データに含め、受信側は予定された送信タイミングに該当する受信待ち区間の待ち時間を延長するようにしたことにより、送信側の送信タイミングを生成するタイマーの誤差を考慮した信号受信装置を提供することが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、所定の周期毎に送信される通信データを所定時間、間欠的に受信を行なう信号受信装置であって、当該通信データの送信を行なう送信装置が有する通信データの送信処理間隔を決定するタイマー若しくは、信号受信装置が有する通信処理間隔を決定するタイマーに誤差がある場合においても、通信データの再送処理を発生させずに通信データの受信を行なう信号受信装置に関するものである。
従来、双方向通信システムにおいて、周期的な間隔で、所定の時間幅、送信動作をすることができる送信装置と、この送信装置が送信動作を行なう周期の整数分の一倍の周期で間欠的に受信処理を行なう受信装置とを用い、送信装置からの通信データが送信される可能性のあるときだけ受信回路の電源をオンにすることで、効率のよい低消費電力の待ち受け受信動作を行なう方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3629077号公報
間欠的な動作を行なう双方向通信システムでは、送信側と受信側とがそれぞれ電源オン状態で通信を行なう必要がある。
上記の特許文献1に記載される無線通信システムでは、受信処理を開始した後、その信号の送信時間が長い場合、送信情報に期間延長情報を付加し、受信側の電源オン状態を通常よりも長く延長する動作を行なう。
しかし、特許文献1記載の方法では、送信側の送信タイミングを生成するタイマーの誤差によって、受信側が電源オフ状態に送信側から信号が送信された場合、受信側において正常に受信動作が完了せず、送信側から再送動作を行なう必要があり、消費電力が増加してしまう課題がある。
本発明は、このような課題に対し、送信側の送信タイミングを生成するタイマーの誤差を考慮した信号受信装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、例えば送信装置の送信タイミングを制御するタイマーに誤差があっても、受信装置で信号を受信する確率を上げることができ、再送処理の頻度が低下するため、送信装置の消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態における双方向通信システムについて、図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態においては、外部機器から送信される通信データを受信する受信手段と、前記受信手段を、所定周期毎に所定時間、前記通信データの受信が可能な受信待機状態に設定する制御手段と、を備える信号受信装置であって、前記制御手段は、受信した通信データを基に、前記外部機器が次に通信データを送信する送信タイミングを取得し、当該送信タイミングに応じて、前記所定時間の変更を行なうことを特徴とする構成である。
上記の構成により、例えば外部機器の送信タイミングを制御するタイマーに誤差があっても、信号受信装置で信号を受信する確率を上げることができ、再送処理の頻度が低下するため、通信データを送信する外部機器の消費電力を低減することができる。ここで、送信タイミングとは、外部機器が通信データの送信を行なうタイミングを示す情報であればよい。具体的には、外部機器から通信データを送信する実際の時間情報、通信データを送信してから次に送信するまでの時間情報等を用いることが可能である。
また、前記送信タイミングは、前記外部機器が送信する送信データに含まれる情報であることを特徴とする構成にしても構わない。
上記の構成により、信号受信装置側で外部機器が通信データを送信する送信タイミングを生成する必要がないため、信号受信装置における処理量を低減することが可能となる。
また、上記信号受信装置は、前記受信手段で通信データを受信した受信時刻を蓄積する受信時刻蓄積手段を備え、前記制御手段は、複数の前記受信時刻を基に前記外部機器が前記通信データを送信する送信周期を前記送信タイミングとして取得することを特徴とする構成にしても構わない。
上記の構成により、受信した通信データに送信タイミングを含まなくても、次回に信号の送信を行なう送信タイミングを取得することが出来る。
また、前記送信タイミングは、前記所定周期の整数倍で表現された情報であって、前記制御手段は、前記所定周期の整数倍後の時刻に対応する前記所定時間の変更を行なうことを特徴とする構成にしても構わない。
また、前記送信タイミングは、前記外部機器が前記通信データの送信を行なう送信周期を示す時間情報であって、前記制御手段は、前記通信データを受信した時刻から前記時間情報後に対応する前記所定時間の変更を行なうことを特徴とする構成にしても構わない。
前記時刻情報は、前記外部機器が前記通信データの送信を行なう送信周期であって、前記制御手段は、前記通信データを受信した時刻から前記送信周期後に対応する前記所定時間の変更を行なうことを特徴とする構成にしても構わない。
前記制御手段は、前記所定時間幅以外の時間については前記受信手段に受信動作を行なわせないよう制御を行なうことを特徴とする構成にしても構わない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の送信装置と、受信装置とから構成される双方向通信システムの模式図である。本発明の実施の形態1において、双方向通信システムは、送信装置100と、受信装置200とから構成される。
送信装置100は、例えばテレビ等を操作するリモコン等で実現され、通信媒体300を介して受信装置200に通信データの送信、さらに受信装置200から送信される通信データの受信が可能な構成となっている。
また、受信装置200は、例えば映像信号を表示するテレビ等で実現され、通信媒体300を介して送信装置100から送信される通信データの受信、さらに送信装置100への通信データの送信が可能な構成となっている。なお、送信装置100と、受信装置200は、所定のプロトコルを用いて通信を行なう。なお、通信において使用される通信プロトコルは、IEEE802.11、IEEE802.15.1等、どのような無線通信プロトコルを使用しても構わない。
図2は本実施の形態1における送信装置100の概要を説明するための模式図である。送信装置100は、ボタン101、タイマー部102、送信制御部103、送信回路104、アンテナ105、電源制御部106、受信回路107、受信制御部108、ブザー109とから構成される。
ボタン101は、送信装置100に設けられたチャンネルボタン、再生ボタン等の操作キーであり、ユーザの押圧操作を受け付けることが可能である。ボタン101は、ユーザによる押圧操作を検知した場合、押圧操作された操作キーに対応した信号の生成を行ない、生成された情報を送信制御部103へ出力する。なお、操作キーに対応した信号は、単純な信号のONとOFFの情報でも構わない。また、記憶メモリ(図示せず。)などに蓄積された操作コードや、複数の制御用コマンドの組み合わせでも構わない。さらに、操作キーに関する情報のデータ処理結果を利用しても構わない。なお、ボタン101は押圧操作できる機構に限定されるものではなく、例えばタッチパネル上に表示されるアイコン等で表現されても構わない。
タイマー部102は、例えば100ms、200ms等の固定値で示される周期でトリガ信号を発生し、送信制御部103に出力する。
送信制御部103は、ボタン101より入力される操作キーに対応した信号から送信信号を生成して送信回路104に出力する。また送信制御部103は、タイマー部102が発生させるトリガ信号に同期して周期的に送信信号を生成し、送信回路104へ出力する。なお、ボタン101からの入力がない場合においても、操作キーが押圧操作されていないことを示す送信信号をタイマー部102が発生させるトリガ信号に同期して生成し、送信回路104に入力する。さらに送信制御部103は、送信回路104へ信号を出力する際、同時に電源制御部106に対して電源供給の要求を行なう。これにより、受信装置200から送信される、当該送信装置100が送信した信号に対する応答を受信回路107において受信することが可能となる。送信制御部103が生成する送信信号に関しては、後で説明を行なう。
送信回路104は、送信制御部103によって制御され、送信制御部103から送信信号が入力された場合、アンテナ105を介して送信信号の送信を行なう。送信回路104が用いる通信媒体は、送信信号を伝送可能なものであればよく、例えばIEEE802.11に策定される通信規格に基づく電波や、IEEE802.15.1に策定される通信規格に基づくBluetooth等の通信媒体を利用しても構わない。
アンテナ105は、他の装置と双方向で無線通信を行なう場合に必要なデバイスであり、送信回路104から受信装置200に対して送信信号の出力を行なう。またアンテナ105は、受信装置200からの信号を受信回路107に入力する。アンテナ105は単一のアンテナでも構わないし、送信用と受信用と別々のアンテナを組み合わせたものでも構わない。通信媒体としては、例えばIEEE802.11に策定される通信規格に基づく電波や、IEEE802.15.1に策定される通信規格に基づくBluetooth等の通信媒体を利用しても構わない。
電源制御部106は、送信制御部103より電源供給の要求を受けると、受信回路107に対して電源の供給を開始し、一定時間経過すると電源の供給を停止する。電源制御部106は、一定期間電源を供給することができればよく、充放電を繰り返すコンデンサー等によって実現しても構わないし、タイマーに同期したリレースイッチで構成されても構わない。
受信回路107は、電源制御部106より電源を供給されており、間欠的に受信待ち処理を行なう。また、電源供給時間内にアンテナ105より信号を受信した場合に、受信制御部108に受信した信号を出力することができる。受信回路107は受信装置200より信号を受信できればよく、送信回路104と同じ通信路を用いても構わないし、異なる通信路を用いても構わない。なお、受信回路107は間欠的に受信動作を行なうため、当該受信回路107に電力を供給しないスリープ期間が存在する。そのため、受信動作に費やされる消費電力を抑制することが可能となり、低消費電力化を実現可能となる。
受信制御部108は、電源制御部106より電源を供給されており、タイマー部102が発生させる周期的なトリガ信号に応じて処理を開始する。受信制御部108は、受信回路107より受信装置200から送信された信号が入力される。さらに、入力された信号に要求コマンドがあるか否かを判定し、要求コマンドがある場合はその要求コマンドを実行する。例えば、要求コマンドがブザー109を鳴らすコマンドである場合、ブザー109に信号を出力する。
ブザー109は、受信制御部108より信号が入力されると音が発生するデバイスである。ブザー109は、音が発生するデバイスに限らず、LEDなどの光を発生するデバイスでも構わない。
ここで、送信制御部103が生成する送信信号について説明する。図3は、送信信号の構成を示す図である。送信信号は、複数の送信データパケット301で構成される。さらに、送信データパケット301は、IDコード302、送信データ303、次回送信タイミング情報304、エラーチェックコード305から構成される。
IDコード302は、送信装置100を一意に特定するIDであり、例えばMACアドレスなどが格納される。
送信データ303は、例えばユーザが選択したボタン101を特定する情報が符号化されて格納される。ユーザがボタン101を選択していない場合、ボタン101が押されていないことを示す情報を符号化して格納する。
次回送信タイミング情報304は、送信装置100が次回データを送信するまでの時間T1を、受信装置200のタイマー部207の周期で表した整数値を格納する。例えば、タイマー部207で設定されている周期が100msである場合、T1は、200ms、300ms、400ms等の整数値となる。なお、T1は通常設計時に決定される値や、動的に変更する値等、当該通信信号の次に送信するまでの時間を表す値であればどのような値でも構わない。
エラーチェックコード305は、IDコード302、送信データ303、次回送信タイミング情報304に誤りが発生したかどうかを検出するための符号である。
図4は本実施の形態1における受信装置200の概要を説明するための模式図である。受信装置200は、送信制御部201、送信回路202、アンテナ203、電源制御部204、受信回路205、受信制御部206、タイマー部207、タイミング変更制御部208、ボタン209、チューナ210、ディスプレイ211とから構成される。
送信制御部201は、受信制御部206から送信データ及び、IDコードが入力された場合若しくは、ボタン209から操作キーに対応した信号が入力された場合、入力された信号に応じて送信信号を生成し、送信回路202に出力する。なお、送信制御部201は受信制御部206から入力される送信データに応じて送信信号を生成する場合、当該送信データと共に入力されるIDコードを含んだ送信信号を生成する。
送信回路202は、送信制御部201から入力される送信信号を、アンテナ203を介して送信する。なお、送信信号にIDコードを含む場合、当該IDコードに応じて送信先を選択する。なお、送信回路202が送信する際に用いる通信媒体は、送信信号を伝送可能な通信媒体であればよく、例えばIEEE802.11に策定される通信規格に基づく電波や、IEEE802.15.1に策定される通信規格に基づくBluetooth等の通信媒体を利用しても構わない。
アンテナ203は、一般的な双方向無線通信を行なう場合に必要なデバイスであり、送信回路202から送信装置100に対する送信信号の出力を行なう。また、送信装置100からの信号を受信し、受信回路205に入力する。アンテナ203は単一のアンテナでも構わないし、送信用と受信用と別々のアンテナを組み合わせたものでも構わない。通信媒体としては、例えばIEEE802.11に策定される通信規格に基づく電波や、IEEE802.15.1に策定される通信規格に基づくBluetooth等の通信媒体を利用しても構わない。
電源制御部204は、タイミング変更制御部208から制御信号を受けると、当該制御信号に応じて受信回路205に対して電源の供給を開始又は、停止を行なう。
受信回路205は、電源制御部204より電源が供給されている場合、受信待ち処理を行なう。また、電源供給時間内にアンテナ203より、送信装置100から図5(b)に示すような周期T2で送信される送信信号を受信した場合に、受信した送信信号を受信制御部206に出力することができる。受信回路205は送信装置100より信号を受信できればよく、送信回路202と同じ通信媒体で受信しても構わないし、異なる通信媒体を用いても構わない。
受信制御部206は、受信回路205で受信した送信装置100からの送信信号が入力される。そして、受信制御部206は、送信信号に含まれる次回送信タイミング情報304を取得し、タイミング変更制御部208に出力する。また、受信制御部206は送信信号に含まれる送信データ303を取得し、当該送信データ303に規定される内容に応じてチューナ210又は、送信制御部201に送信データを出力する。なお、送信制御部201に出力を行なう場合、IDコード302も同時に出力する。
タイマー部207は、固定値の一定周期でトリガ信号を発生する。タイマー部207がタイミング変更制御部208を介して周期的に電源制御部204を制御することで、受信回路205が処理待ちを行なう期間と処理待ちを行なわずにスリープしている期間とを交互に繰り返す。
タイミング変更制御部208は、受信制御部206から入力される次回送信タイミング情報304に応じて、タイマー部207から入力されるトリガ信号波形の加工を行ない、加工された制御信号を電源制御部204に出力する。具体的な動作については後述する。
ボタン209は、受信装置に設けられた操作キーであり、ユーザが操作を行なったのを検知した場合、操作キーに対応した信号の生成を行ない、生成された情報を送信制御部201へ出力する。なお、操作キーに対応した信号は、単純な信号のONとOFFの情報でも構わないし、記憶メモリなどに蓄積された操作コードや、複数の制御用コマンドの組み合わせでも構わないし、操作キーに関する情報のデータ処理結果を利用しても構わない。
チューナ210は、選局されている放送などの映像等をディスプレイ211に対して出力する。また、チューナ210は、受信制御部206から要求コマンドを受け取ると、要求コマンドの処理を行なう。チューナ210は、選局されている放送波やケーブルテレビなどの放送、DVDレコーダなどの外部入力を制御するものでもよい。
次に、タイミング変更制御部208の具体的な動作について図面を参照しながら説明する。
図5は、送信装置100と、受信装置200の動作タイミングを説明するための図である。例えば、図5(a)に示すように、タイマー部207から周期T2でトリガ信号が入力される場合、当該周期T2を基に第1のデューティ比D1で表現される矩形波を有する制御信号を電源制御部204に出力する。なお、D1は図5(a)のように受信時間幅がT3である場合、(式1)で表現される値である。
(式1) D1=T3/T2
なお、受信制御部206から次回送信タイミング情報が入力される場合は、当該次回送信タイミング情報を基に、制御信号が有する矩形波の一部を変更する構成となる。例えば、図6に示すように、デューティ比D1で表現される矩形波のうち、次回の送信信号の予想受信時刻に対応する矩形波の受信時間幅を拡大する構成でも構わないし、図7に示すように当該予想受信時刻に対応する矩形波以外の矩形波の受信時間幅を縮小若しくは、受信時間幅自体を設けない構成にしても構わない。また、次回送信タイミング情報がない場合は、タイマー部207から入力されるトリガ信号を加工せず、そのまま出力する構成にしても構わない。
次に、周期T1と、周期T2についてタイマー部102及び、タイマー部207自体に誤差が発生する場合について図面を参照しながら説明する。
図8は、周期T1と、周期T2について誤差がある場合と、誤差が無い場合の動作を説明するための図である。
図8(a)及び、図8(b)に示すように周期T1と、周期T2に誤差がない場合、b(1)の次に送信装置100から送信されるb(2)についても、必ずa(n)(nは整数値)の区間で送信されるため、受信装置200は必ず送信装置100からの信号を受信することができる。
しかし、実際には周期T1と周期T2の間には誤差がある。例えば、図8(c)及び、図8(d)に示すように、送信装置100のタイマー部102の周期が理想的な値T1よりも短いT’1の場合、b’(1)を受信装置200が受信できても、次に送信装置100から送信されるb’(2)に示すようにタイマー部102が出力する電源オンの状態の区間からはずれ、受信装置200が受信できない場合がある。このように送信装置100のタイマー部102と、受信装置200のタイマー部207との間に誤差がある場合、受信装置200はタイミング変更制御部208で電源オン状態の区間の補正を行ない、送信装置100からの信号を受信する。具体的には、図8(d)に示すように誤差が無い場合の受信時間幅に所定の時間幅を加える構成にしても良い。図8(d)の場合、所定時間幅の開始時にdt1を追加し、終了時にdt2を追加する構成となっている。
以下、本発明の実施の形態1における双方向通信システムにおいて使用される送信装置100と受信装置200の具体的動作について図面を用いて説明する。
図9は、送信装置100と、受信装置200における動作内容を示すフローチャートである。
まず、受信装置200が起動すると、タイミング変更制御部208は、内部に有するカウンタ値を0に初期化する(ステップ401)。そして、ステップ402に移行なする。
次に、タイミング変更制御部208は、受信制御部206から出力される、送信装置100からの信号の有無を監視する(ステップ402)。信号が無い場合は、引き続き信号の有無を監視する。信号を受信した場合は、ステップ403に移行する。
信号を受信すると、タイミング変更制御部208は、送信装置100が送信した送信データに含まれる次回送信タイミング情報304の値をタイミング変更制御部208内のカウンタに設定する(ステップ403)。
次にタイミング変更制御部208は、カウンタ値が0か否かを判定する(ステップ404)。
タイミング変更制御部208は、カウンタ値が0でなければ、タイマー部207から入力されるトリガ信号に応じてカウンタ値を減算し(ステップ405)、ステップ404に戻る。カウンタ値の減算に関しては、図5に示すb(1)において受信した送信信号を基に、次回送信タイミング情報304が「5」と設定された場合、受信時間幅a(1)が終了した時点で、カウンタが1減算され、カウンタの値は4になる。以下、この動作を繰り返し、受信時間幅a(5)の区間の終了タイミングでカウンタの値が0になる。
次に、カウンタが0になると、タイミング変更制御部208内のタイマーが時間計測を開始し、タイマー部207の周期から一定の値を減じたタイミングでタイミング変更制御部208の出力を電源オン状態に遷移し、タイマー部207のトリガ幅T3に一定の値を加えた時間だけ出力の電源オン状態を維持する(ステップS406)。例えば、図8(d)のa’(5)でカウンタがゼロになると、タイミング変更制御部208内のタイマーが時間計測を開始する。例えば、図8(d)中のdt1をT2から減じたタイミングでタイミング変更制御部208の出力が電源オン状態に遷移する。つまり通常の動作よりもdt1分、時間的に早く電源オン状態に遷移することになる。さらに、T2にdt1とdt2(dt2も固定値)を加えた時間だけ、タイミング変更制御部208の出力状態が電源オン状態に固定される。つまり、通常の動作よりもdt2分、電源オン状態が延長することになる。
次に、受信装置200は、図8のa’(6)に示す、拡大された電源オン区間において送信装置100からの信号を受信する(ステップ407)。受信しない場合は、ステップ402に戻る。
そして、受信装置200は、送信装置100からの信号を受信した場合、受信回路205からタイマー部207にタイマーをリセットする通知が発行され、送信装置100から信号を受信したタイミングを起点として、タイマー部207は再度T2の周期で動作を開始する(ステップ408)。
上記動作により、送信装置100のタイマー部102と、受信装置200のタイマー部207との間に誤差があっても、受信装置200はデータを受信することができ、送信装置100の再送動作の頻度を低減することができる。
なお、送信データに次回送信タイミング情報304が含まれていない場合、送信データを受信する受信時刻及び、送信データを受信してから、次回受信するまでに待機状態となった受信待ち状態の回数をカウントすることで、次回送信タイミングを生成する構成にしても構わない。その場合、送信データに次回送信タイミングを含めなくてもいいため、従来の通信プロトコルを用いて通信することが可能となる効果を奏する。
本発明の再送回避方法は、受信装置が、次回送信装置からの信号を受信するタイミングにおいて信号受信可能な期間を動的に変更することにより、送信装置で再送処理を行なう頻度が低下し、送信処理の失敗をなくすることが可能となる。これにより、再送処理に必要な消費電力を節約することができる。そのため、低消費電力が要求される、乾電池で駆動されるテレビのリモコン等での無線通信が可能となる。
双方向通信システムの模式図 送信装置の構成図 送信装置が送信する信号の構成を示す図 受信装置の構成図 受信装置および送信装置の動作タイミングを示すタイミングチャート 受信装置および送信装置の動作タイミングを示すタイミングチャート 受信装置および送信装置の動作タイミングを示すタイミングチャート 受信装置および送信装置の動作タイミングを示すタイミングチャート 受信装置および送信装置の動作を示すフローチャート
100 送信装置
101 ボタン
102 タイマー部
103 送信制御部
104 送信回路
105 アンテナ
106 電源制御部
107 受信回路
108 受信制御部
109 ブザー
200 受信装置
201 送信制御部
202 送信回路
203 アンテナ
204 電源制御部
205 受信回路
206 受信制御部
207 タイマー部
208 タイミング変更制御部
300 通信媒体
301 送信データパケット
302 IDコード
303 送信データ
304 次回送信タイミング情報
305 エラーチェックコード

Claims (7)

  1. 外部機器から送信される通信データを受信する受信手段と、
    前記受信手段を、所定周期毎に所定時間、前記通信データの受信が可能な受信待機状態に設定する制御手段と、を備える信号受信装置であって、
    前記制御手段は、受信した通信データを基に、前記外部機器が次に通信データを送信する送信タイミングを取得し、当該送信タイミングに応じて、前記所定時間の変更を行なう、
    信号受信装置。
  2. 前記送信タイミングは、前記外部機器が送信する送信データに含まれる情報であることを特徴とする請求項1に記載の信号受信装置。
  3. 前記信号受信装置はさらに、前記受信手段で通信データを受信した受信時刻を蓄積する受信時刻蓄積手段を備え、
    前記制御手段は、複数の前記受信時刻を基に前記外部機器が前記通信データを送信する送信周期を前記送信タイミングとして取得することを特徴とする、
    請求項1に記載の信号受信装置。
  4. 前記送信タイミングは、前記所定周期の整数倍で表現された情報であって、
    前記制御手段は、前記所定周期の整数倍後の時刻に対応する前記所定時間の変更を行なうことを特徴とする請求項1から請求項3に記載の信号受信装置。
  5. 前記送信タイミングは、前記外部機器が前記通信データの送信を行なう送信周期を示す時間情報であって、
    前記制御手段は、前記通信データを受信した時刻から前記時間情報後に対応する前記所定時間の変更を行なうことを特徴とする請求項1から請求項3に記載の信号受信装置。
  6. 前記制御手段は、前記時刻情報に対応する前記受信待機状態以外の待機状態における前記所定時間を縮小することを特徴とする請求項1から請求項5に記載の信号受信装置。
  7. 前記制御手段は、前記所定時間幅以外の時間については前記受信手段に受信動作を行なわせないよう制御を行なうことを特徴とする請求項1から請求項6に記載の信号受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015065572A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 Toto株式会社 無線通信システム
JP2015184002A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 カシオ計算機株式会社 電子機器システム、端末機器、及び電子機器システムの制御方法、制御プログラム
JP2017063269A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 Necネットワーク・センサ株式会社 通信システム、主局装置、従局装置及び通信方法

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