JP5018178B2 - 記録再生装置、編集記録方法 - Google Patents
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Description
またこれらの記録再生装置において、特に業務用機器では、主たる映像データとして高解像度の映像データ(以下、本線映像データ)の記録再生を行うともに、低解像度の副映像データ(以下、プロキシ映像データ)を記録再生するものも知られている。
プロキシ映像データは、例えば本線映像データの内容の確認や編集作業のガイドなどとして用いられる。
例えば上記のように本線映像データとプロキシ映像データを記録するディスクレコーダにおいては、本線映像データについては1フレーム単位で記録用のエンコードを行うが、プロキシ映像データは、例えば10フレームなどの所定フレーム数を単位として記録用のエンコードを行うものがある。
既に知られているようにインサート編集では、記録媒体に記録された、時間的に連続して再生される映像データの一部を、他の映像データに差し替えるような編集記録が行われる。
即ちインサート編集は、既に記録された映像データにおける或る映像ポイントを編集開始点(in点)、或る映像ポイントを編集終了点(out点)とし、この編集開始点から編集終了点までの映像データを、入力される映像データに書き換えるような編集記録動作である。
すると、上記のようにエンコーダ及びデコーダとして機能する1つのDSPを用いることを考えると、編集開始点となったタイミングで、当該DSPをデコードモードからエンコードモードに切り換えなければならない。
ところがDSPにおいてデコードモードからエンコードモードへの切換に要する時間の都合上(例えばDSPのモード切換には少なくとも数フレーム分の時間がかかる)、エンコード開始が間に合わないということが発生する。この場合、編集開始点となった映像ポイントから、プロキシ映像データも書き換えるということができないこととなる。
すると、例えばDSPが編集開始点とされたフレームのタイミングからエンコード可能とされていたとしても、適切なエンコードができないことになる。インサート編集では編集開始点の前後も連続した映像データとされるため、編集開始点の前後でも正しくエンコード単位の整合がとれていなければならないためである。編集終了点についても事情は同じである。
また上記記録媒体には、高解像度の主映像データ(例えば本線映像データ)と低解像度の副映像データ(例えばプロキシ映像データ)とが記録され、上記エンコード/デコード手段は、上記副映像データのエンコード処理及びデコード処理を行う。
また第2の要点は、編集開始点、編集終了点にかかわらず、上記エンコード単位の先頭フレームのタイミングで上記エンコード/デコード手段に上記エンコード処理を開始させ、また上記エンコード単位の終端フレームまでのエンコード処理を行ったタイミングで上記エンコード/デコード手段に上記エンコード処理を終了させることにある。
さらに第3の要点は、エンコード処理したエンコード単位の映像データを一時記憶手段に記憶するようにし、編集開始点を含むエンコード単位の映像データから、編集終了点を含むエンコード単位の映像データまでの範囲が記録媒体に記録される対象とされ、編集開始点を含むエンコード単位より前のエンコード単位の映像データ、及び編集終了点を含むエンコード単位の映像データより後のエンコード単位の映像データは破棄されるようにすることにある。
またエンコード単位の先頭フレームのタイミングで上記エンコード/デコード手段に上記エンコード処理を開始させ、また上記エンコード単位の終端フレームまでのエンコード処理を行ったタイミングで上記エンコード/デコード手段に上記エンコード処理を終了させることで、複数フレームをエンコード単位として記録するシステムにおいて、編集開始点の前後、編集終了点の前後のエンコード単位の整合を取ることができる。つまり編集開始点、編集終了点がエンコード単位の切れ目と一致していなくても、エンコード単位の整合が崩れることはない。
また、編集開始点を含むエンコード単位の映像データから、編集終了点を含むエンコード単位の映像データまでの範囲が記録媒体に記録される対象とされることで、記録媒体に編集記録された映像データは、編集開始点、編集終了点を境に書き換えられた映像内容が正しく反映されたものとすることができる。
そして以上のことから、1つのDSP等によるエンコード/デコード手段を備え、かつ複数フレームがエンコード単位とされる記録再生装置において、インサート編集等の編集記録を適切に実行できるという効果がある。
図1は、ディスクレコーダ1の構成例を示している。
編集指示装置20は、オペレータの操作や、編集開始点、編集終了点の設定などに応じて、これらのコマンドを発行する。
本例の場合、光ディスク90には映像データとして、高解像度の本線映像データと、低解像度のプロキシ映像データが記録されるものとしている。記録再生ヘッド部2は、これらの映像データについての書込/読出を実行する。
この記録再生用メモリ3には、本線映像メモリエリア3aとプロキシ映像メモリエリア3bが用意される。
再生時には、記録再生ヘッド部2により光ディスク90から読み出された情報として、本線映像の読出データが本線映像メモリエリア3aに一時的に格納され、またプロキシ映像の読出データがプロキシ映像メモリエリア3bに格納される。これら一時的に格納された読出データは、所定のタイミングで読み出されて記録再生処理部4に供給される。
また記録時には、記録再生処理部4から供給される本線映像データとしての書込データが本線映像メモリエリア3aに一時的に格納され、またプロキシ用一時バッファ7から供給されるプロキシ映像データとしての書込データがプロキシ映像メモリエリア3bに格納される。これら一時的に格納された書込データは、所定のタイミングで読み出されて記録再生ヘッド部2に供給され、光ディスク90へ記録される。
映像入力部8からの映像信号を光ディスク90に記録する際には、記録再生処理部4は、映像入力部8から入力された映像信号Vinを1フレーム単位で所定の記録用のデジタルデータに変換して本線映像データとしての書込データを生成し、記録再生用メモリ3(本線映像メモリエリア3a)に供給する処理を行う。
また光ディスク90に対する再生時には、記録再生処理部4は、光ディスク90から読み出され記録再生用メモリ3を介して供給された読出データを、本線映像データとしての再生映像信号(本線映像信号VH)に変換する処理を行う。再生された本線映像信号VHは、本線映像出力部10から例えばモニタ装置等へ供給される。
映像入力部8からの映像信号Vinを光ディスク90に記録する際には、プロキシ処理DSP6は記録再生処理部4から供給される映像データに対してエンコード処理を行い、プロキシ映像データVLencを生成する。エンコード処理により生成されたプロキシ映像データVLencは、プロキシ用一時バッファ7を介して記録再生用メモリ3(プロキシ映像メモリエリア3b)に供給される。
また光ディスク90に対する再生時には、プロキシ処理DSP6は、光ディスク90から読み出され記録再生用メモリ3及び記録再生処理部4を介して供給されたプロキシ映像データの読出データについてデコード処理を行ってプロキシ映像としての再生映像信号(プロキシ映像信号VLdec)を生成する。再生されたプロキシ映像信号VLdecはプロキシ映像出力部9から例えばモニタ装置等へ供給される。
本例ではプロキシ処理DSP6においては、例えば映像信号の10フレームを1つのGOP(Group of Pictures)として扱い、このGOP単位でエンコード処理を行う。プロキシ映像データVLencは、GOP単位でエンコードされたデータであるため、プロキシ映像データVLencを直接記録再生用メモリ3のプロキシ映像メモリエリア3bに記憶させていき、これが光ディスク90に書き込まれていくと不都合が生ずることがある。即ちGOPの途中でプロキシ映像データVLenc生成(エンコード処理)が終了されたり開始されたりした場合に、光ディスク90上のプロキシ映像データを破壊することも生ずる。このようなことを防ぐために、プロキシ用一時バッファ7は、GOPが確定するまではプロキシ映像データVLencを一時的に格納し、GOPが確定してから、そのプロキシ映像データVLencを記録再生用メモリ3のプロキシ映像メモリエリア3bにコピーするという動作を行うことにしている。
特に制御部は、編集記録動作に関しては、次のような制御を行う。
まず編集中の再生時はプロキシ処理DSP6をエンコードモードに切り替える制御を行う。
また編集中の再生時は記録再生処理部4が、記録再生用メモリ3のデータ(つまり光ディスク90からの読出データ)を入力して処理するように指示する。この場合、処理対象の映像信号は本線映像出力部10とプロキシ処理DSP6に供給させる。
また編集中の記録時は、記録再生処理部4が映像入力部8からの入力映像信号Vinを処理するように指示する。この場合入力映像信号Vinから生成した本線映像データを記録再生用メモリ3に供給させるとともにプロキシ処理DSP6に供給させる。
まず図2で、インサート編集記録の際の制御シーケンスを述べ、その後、図3以降で制御シーケンスに基づいて実行される動作を説明していく。
次に編集指示装置20は制御部5に対して、時点t1でプレイ開始要求を発行する。制御部5はプレイ開始要求に応じて、ディスクレコーダ1の本体動作として再生を開始させる。
またこのプレイ開始要求があると、制御部5はプロキシ処理DSP6に対してストップ要求を発行する。プロキシ処理DSP6は、通常はデコードモードとされており、このストップ要求とは、デコードモードを終了させ、エンコードモードに切り換える準備の指示である。プロキシ処理DSP6は、ストップ要求に応じてデコードモードを終了し、ストップ状態(モード切換待機状態)に入る。
また制御部は、記録再生処理部4に対して、出力元のデータとして、記録再生用メモリ3のデータを選択するように指示する。つまり記録再生処理部4に対して、光ディスク90からの読出データを処理対象とする状態への切り換えを指示する。
以上により、光ディスク90からの再生が行われ、記録再生処理部4で読出データが処理されて、再生された本線映像信号VHが得られ、これがモニタ装置等に供給されることになる。
プロキシ処理DSP6はエンコード要求に応じてエンコードモードを開始する。これによって記録再生処理部4から供給される映像信号(つまり光ディスク90から読み出された映像信号)からプロキシ映像データVLencを生成する動作が開始される。
なお、この段階では、生成されてプロキシ用一時バッファ7に格納されたプロキシ映像データVLencは、破棄されるものとなる。
またこのとき、記録動作を実行するため、記録再生処理部4に対しては、出力元のデータを映像入力部8からの入力映像信号Vinとするように指示する。つまり記録再生処理部4に対して、光ディスク90への書込のために入力映像信号Vinから本線映像データとしての書込データを生成する処理状態への切り換えを指示する。この場合、生成された本線映像データとしての書込データは、記録再生用メモリ3の本線映像メモリエリア3aに供給され、記録再生ヘッド部2により光ディスク90に書き込まれていく。
また、記録再生処理部4は入力映像信号Vinをプロキシ処理DSP6に供給する。つまりこの時点で、プロキシ処理DSP6が処理する映像信号が、光ディスク90から再生された映像信号から入力映像信号Vinに切り換えられる。これによりプロキシ処理DSP6では引き続いて入力映像信号Vinについてエンコード処理を行うものとなり、入力映像信号Vinに応じた映像内容のプロキシ映像データVLencを生成する。生成されてプロキシ用一時バッファ7に格納されたプロキシ映像データVLencは、GOP確定に応じて記録再生用メモリ3のプロキシ映像メモリエリア3bに記憶され、記録再生ヘッド部2により光ディスク90に書き込まれていく。
またこのとき、再生動作に切り換えることに応じて、記録再生処理部4に対しては、出力元のデータを記録再生用メモリ3からのデータとするように指示する。つまり記録再生処理部4に対して、光ディスク90からの読出データを処理対象とする状態への切り換えを指示する。
この時点で、プロキシ処理DSP6に供給される映像信号は、入力映像信号Vinから、光ディスク90から再生された映像信号に切り換えられる。プロキシ処理DSP6は引き続きエンコード処理を続行する。生成されてプロキシ用一時バッファ7に格納されたプロキシ映像データVLencについては、編集終了点を含むGOPのプロキシ映像データVLencは記録再生用メモリ3のプロキシ映像メモリエリア3bに記憶され、記録再生ヘッド部2により光ディスク90に書き込まれるが、以降のGOP単位のプロキシ映像データVLencは破棄されるものとなる。
そして時点t5で編集指示装置20から制御部5にエディット終了要求が発行されることで、一連のインサート編集記録としての動作が終了される。
図3はインサート編集記録を実行する期間の各部の状態を示しており、また図4、図5,図6、図7は、各時点でのデータの流れを示したものである。
本体動作の「PLAY」「REC」は、それぞれディスクレコーダ1が再生中、記録中であることを示している。
記録再生処理部4については、「再生映像処理」とは、ディスク90からの読出データを処理対象としている状態を示し、「入力映像処理」とは、入力映像信号Vinを処理対象としている状態を示している。
プロキシ処理DSP6についての「DEC」はデコードモード、「ENC」はエンコードモード、「STOP」はモード切換の為の停止期間を示している。
プロキシ用一時バッファ7については、蓄積されたプロキシ映像データVLencの扱いを示しており、「破棄」は蓄積されたGOP単位のプロキシ映像データVLencを破棄すること、また「採用」は蓄積されたGOP単位のプロキシ映像データVLencを光ディスク90に記録するデータとして採用することを示している。
時点t0〜t5は、図2で述べたように編集指示装置20からコマンドが発行されるタイミングとしている。
プレイ開始要求に応じて、制御部5はディスクレコーダ1の本体動作として再生を開始させるが、このときプロキシ処理DSP6に対してはストップ要求を行い、プロキシ処理DSP6はストップ状態となる。また制御部5は記録再生処理部4に対して再生映像処理を指示する。即ち上述のように記録再生処理部4は、光ディスク90から読み出されて記録再生用メモリ3に記憶された読出データを処理対象とする。
例えば再生を開始し、プロキシ処理DSP6をストップ状態とした後、最初に到達するGOPの先頭フレームのタイミングでプロキシ処理DSP6にエンコード処理を開始させる。
このように一連のインサート編集記録動作における再生中にエンコード処理が開始された際のデータの流れを図4に示す。図示のように、光ディスク2に対する再生が行われ、本線映像データが読み出される。光ディスク2から読み出された本線映像データは、本線映像メモリエリア3aを介して記録再生処理部4に供給される。そして記録再生処理部4で処理されて本線映像信号として本線映像出力部10から出力される。また記録再生処理部4からの本線映像信号はプロキシ処理DSP6にも供給される。プロキシ処理DSP6ではエンコード処理が行われるため、プロキシ映像データVLencがプロキシ用一時バッファ7に蓄積される。但しこの期間のプロキシ映像データVLencは、編集開始点からの記録の準備中の再生データについてのプロキシ映像データであり、ディスク90上で書き換えるデータではないため、GOP単位でプロキシ用一時バッファ7に蓄積された後、破棄されることになる。
図3でいえば、GOP3,GOP4について、プロキシ処理DSP6のエンコード処理でプロキシ映像データVLencが得られるが、これらが破棄されることになる。
この場合、GOP5の途中からが、映像入力部8からの映像信号による映像データに光ディスク90上で書き換えられていくことになる。
ここで、GOP5の先頭フレームから編集開始点までのデータの流れは図5のようになり、編集開始点以降は、図6のようになる。
まず、GOP5の先頭フレームから編集開始点までの期間は、引き続き再生中であるため、図5のように光ディスク90からの再生信号として、記録再生処理部4から本線映像信号VHが出力されている。この間、再生された本線映像信号に基づいてプロキシ処理DSP6でエンコード処理が行われているが、GOP5が完結するまでは、そのエンコードされたプロキシ映像データVLencはプロキシ用一時バッファ7に保存された状態となる。
この場合、プロキシ処理DSP6には入力映像信号Vinが供給されることになり、プロキシ処理DSP6は入力映像信号Vinについてプロキシ映像データVLencを生成するエンコード処理を行い、プロキシ映像データVLencをプロキシ用一時バッファ7に書き込む。
そしてプロキシ用一時バッファ7においてGOP5についてのプロキシ映像データVLencが完結した時点で、そのGOP5のプロキシ映像データVLencが記録再生用メモリ3にコピーされ、光ディスク90に書き込まれる。
以降、GOP6,GOP7,GOP8,GOP9の期間は、図6の状態が継続され、それぞれ入力映像信号Vinについてのプロキシ映像データが10フレーム単位で生成されて、光ディスク90に書き込まれていく。
ここで、GOP10の先頭フレームから編集終了点までのデータの流れは、引き続き図6のようになっており、編集終了点からGOP10の最終フレームまでは、図7のようになる。
編集終了点に至ると、再生動作に切り換えられるため、図7のように記録再生処理部4は光ディスク90からされた本線映像データを処理対象とする状態に切り換えられる。そして再生された本線映像信号VHがモニタ装置等に出力される。
この場合プロキシ処理DSP6には、再生された本線映像信号が供給され、これに対してエンコード処理を行ってプロキシ映像データVLencを生成し、プロキシ用一時バッファ7に書き込んでいく。そしてGOP10の最終フレームについてまでプロキシ映像データVLencがプロキシ用一時バッファ7に書き込まれた段階で、GOP10に関するプロキシ映像データVLencが記録再生用メモリ3にコピーされ、光ディスク90に書き込まれる。
そして時点t4のプレイ終了要求に応じて再生動作が終了される。このとき、或るGOP(この例ではGOP12)の終端フレームまでのエンコードが行われたタイミングで、プロキシ処理DSP6にストップ要求が与えられ、プロキシ処理DSP6はエンコードモードを終了する。その後、時点t5のエディット終了要求に応じて一連のインサート編集記録の動作が完了される。
同様にGOP10は編集終了点を含むが、このGOP10についてのプロキシ映像データVLencは、編集終了点までの入力映像と編集終了点以降の再生映像が反映された映像データとなるため、編集終了点を境界に内容が差し替えられた本線映像データとの間の整合もとれたものとなる。
さらに言えば、編集開始点以前にエンコードモードとしておき、これらGOP3,GOP10に関してもプロキシ映像データの光ディスク90上での書き換えを行うということは、編集開始点、編集終了点がGOPの途中となっていても問題無いという状況を生み出すことになる。
また本線映像データは1フレーム単位の処理としたが、本線映像データが複数フレームで記録用のエンコードを行う場合、その本線映像データのエンコード処理に関して本発明を採用することもできる。
もちろん、主映像データと副映像データを記録再生する記録再生装置に限らず、主映像データのみを記録再生する記録再生装置でも本発明は適用できる。
Claims (3)
- 記録媒体に対して映像データの書込及び読出を行う記録再生手段と、
上記記録媒体に書き込む映像データを生成するエンコード処理と、上記記録媒体から読み出された映像データのデコード処理とを選択的に実行するとともに、上記エンコード処理では、複数フレームである所定フレーム数をエンコード単位として処理を行うエンコード/デコード手段と、
上記記録媒体に記録された映像データについて、編集開始点までの再生を実行させた後、編集開始点から入力映像データに書き換える編集記録を行う際に、上記編集開始点に至るまでの再生実行期間に、上記エンコード単位の先頭フレームのタイミングで上記エンコード/デコード手段に上記エンコード処理を開始させるように制御する制御手段と、
上記エンコード/デコード手段でのエンコード処理された映像データを一時記憶する一時記憶手段と、
を備え、
上記再生実行期間において上記一時記憶手段に記憶される、上記編集開始点を含まないエンコード単位の映像データについては破棄され、
上記編集開始点を含むエンコード単位以降のエンコード単位の映像データは、上記一時記憶手段から上記記録再生手段に供給されて上記記録媒体に記録される
記録再生装置。 - 上記記録媒体には、高解像度の主映像データと低解像度の副映像データとが記録され、
上記エンコード/デコード手段は、上記副映像データのエンコード処理及びデコード処理を行う請求項1に記載の記録再生装置。 - 記録媒体に対して映像データの書込及び読出を行う記録再生手段と、上記記録媒体に書き込む映像データを生成するエンコード処理と上記記録媒体から読み出された映像データのデコード処理とを選択的に実行するとともに上記エンコード処理では複数フレームである所定フレーム数をエンコード単位として処理を行うエンコード/デコード手段と、上記エンコード/デコード手段でのエンコード処理された映像データを一時記憶する一時記憶手段とを備えた記録再生装置において、上記記録媒体に記録された映像データについて編集開始点以降を入力映像データに書き換える編集記録方法として、
上記記録媒体に対して、上記編集開始点より前の映像ポイントからの再生を開始し、
再生実行期間に、上記エンコード単位の先頭フレームのタイミングで上記エンコード/デコード手段に上記エンコード処理を開始させ、
上記編集開始点を含むエンコード単位以降の、各エンコード単位の映像データを、上記記録再生手段に供給して上記記録媒体に記録させるとともに、
上記再生実行期間において上記一時記憶手段に記憶される、上記編集開始点を含まないエンコード単位の映像データについては破棄し、
上記編集開始点を含むエンコード単位以降のエンコード単位の映像データは、上記一時記憶手段から上記記録再生手段に供給されて上記記録媒体に記録させる
編集記録方法。
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