JP7158930B2 - 記録装置、記録装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

記録装置、記録装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、記録装置、記録装置の制御方法及びプログラムに関するものである。
動画を撮影して記録するビデオカメラ等の記録装置が知られている。近年では、1フレームの画素数が非常に多い動画を記録する装置も登場している。画素数が多い動画は高精細であるが、そのデータ量が非常に多くなる。そのため、高精細な動画の編集では、画面サイズ(又は画素数)が小さな編集用動画を用いて編集点を決定する方法が採用される。このような編集用動画はプロキシと呼ばれる。また、原動画とプロキシの同時記録だけでなく、原動画を複数の記録媒体に同時に記録する機能を持つ装置も登場している。
また、動画圧縮に使用されるH.264やHEVC等の符号化方式では、一般に、所定数のフレームからなるGOP(Group of Pictures)と呼ばれる単位で符号化が行われる。GOPは例えば15フレームからなり、GOPのうちの少なくとも1つのフレームはIフレーム(フレーム内符号化されたフレーム)であり、残るフレームはフレーム内符号化又はフレーム間予測符号化方式で符号化される。
最近の記録装置は、撮影した動画をメモリカードなどのランダムアクセス可能な記録媒体に記録する。記録装置は、メモリカードへの記録を停止する場合、GOP単位で停止させることが多い。また、原動画とプロキシは、一般的に、それぞれのフレームが1対1で対応する必要があり、原動画とプロキシの総フレーム数は、一致していることが望ましい。特許文献1には、原動画とプロキシを同時記録した場合、原動画とプロキシのそれぞれのGOP長の公倍数で記録を停止させる記録装置が開示されている。
特開2015-186040号公報
しかし、原動画とプロキシでは、使用される動画圧縮方式が異なる場合がある。例えば、原動画はHEVCであり、プロキシはH.264である場合である。この時、原動画とプロキシの1GOP当たりのフレーム数が異なることがある。例えば、原動画の1GOP当たりのフレーム数は64フレームであり、プロキシの1GOP当たりのフレーム数は30フレームである。その場合、それぞれのGOP長の最小公倍数は、960フレームとなり、60fpsで記録する場合、最大16秒間、記録を停止させることができないという状況が発生してしまう。
本発明の目的は、第1の圧縮動画と第2の圧縮動画の記録を適切なタイミングで終了させることができるようにすることである。
本発明の記録装置は、動画を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した第1の動画を第1のフレーム数を圧縮単位として圧縮した第1の圧縮動画と、前記第1の動画に対応する第2の動画を前記第1のフレーム数とは異なる第2のフレーム数を圧縮単位として圧縮した第2の圧縮動画の記録を制御する記録制御手段を有し、前記記録制御手段は、記録停止指示に対応するフレームから前記第1の圧縮動画の圧縮単位のフレームかつ前記第2の圧縮動画の圧縮単位のフレームとなる第1のフレームまでのフレーム数が、第1の閾値よりも小さくなる場合は、前記第1のフレームで前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御し、前記記録停止指示に対応するフレームから前記第1のフレームまでのフレーム数が前記第1の閾値よりも大きくなる場合は、前記第1のフレームより前の前記第1の圧縮動画の圧縮単位となる第2のフレームに基づいて、前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御する。
本発明によれば、第1の圧縮動画と第2の圧縮動画の記録を適切なタイミングで終了させることができる。
記録装置の構成例を示すブロック図である。 カウンタと各動作の対応を示すタイミングチャートである。 メイン動画とプロキシ動画のGOPを示す図である。 記録開始及び記録終了を示すタイミングチャートである。 メイン動画の記録動作を示すフローチャートである。 プロキシ動画の記録動作を示すフローチャートである。 記録開始及び記録終了を示すタイミングチャートである。 メイン動画の記録動作を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る記録装置100の構成例を示すブロック図である。なお、記録装置100は、音声と動画を共に記録するが、そのための音声信号の処理は、本実施形態の特徴的な動作とは関係しないので、説明を省略する。以下、記録装置100の構成を説明する。
レンズユニット101は、撮像素子102の撮像面に被写体光学像を結像する。レンズユニット101は、集光のための固定レンズ群、変倍レンズ群、絞り及び補正レンズ群を有する。補正レンズ群は、変倍レンズ群の動きで移動した結像位置を補正する機能と焦点調節を行う機能とを果たす。
撮像素子102は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等であり、入射光強度を電荷量に変換し、画像信号を生成する。撮像素子102は、60フレーム毎秒で、4K画像(水平4096画素×垂直2160画素)の動画信号を出力する。
カメラ信号処理部103は、撮像素子102が出力する4K画像の動画信号に対して所定の処理を施して、4K画像の動画データを出力する。リサイズ部116は、4K画像の動画データを2K画像(水平2048画素×垂直1080画素)の動画データに変換する。4K画像の画像データが原動画であり、2K画像の動画データがプロキシ動画である。原動画の編集では、画素数が少ないプロキシ動画を用いて編集点を決定する。原動画とプロキシ動画は、同じ動画から生成された解像度が異なる動画である。マイコン108は、リサイズ制御手段であり、リサイズ部116を制御することにより、原動画の解像度を変更することにより、プロキシ動画を生成するように制御する。
圧縮伸長部121は、4K画像の動画データに対して、HEVC等の符号化形式により圧縮伸長する。圧縮伸長部122は、2K画像の動画データに対して、H.264等の符号化方式により圧縮伸長する。
記録再生部104は、圧縮伸長部121により圧縮された動画データを、記録媒体112又は記録媒体113に記録し、記録媒体112又は記録媒体113に記録された圧縮動画データを再生する。本実施形態では、記録媒体112と記録媒体113は、共に、同じ種類のメモリカードである。
記録再生部105は、圧縮伸長部122により圧縮された動画データを記録媒体114に記録し、記録媒体114に記録された圧縮動画データを再生する。記録媒体114は、記録媒体112及び記録媒体113に対して異なる種類のメモリカードであるが、同じでもよい。
記録再生部104は、所定のファイルシステムに従い、記録媒体112及び記録媒体113に記録された動画ファイルを管理する。記録再生部105は、所定のファイルシステムに従い、記録媒体114に記録された動画ファイルを管理する。記録媒体112、記録媒体113及び記録媒体114のファイルシステムとして、例えばexFATを用いる。記録媒体112と記録媒体113の記録容量は、例えば数百ギガバイトから数テラバイトであり、exFATにより規定された上限のファイルサイズよりも小さい。そのため、記録媒体112及び113に記録される動画ファイルのサイズがファイルサイズの上限に達することは無い。しかし、一つの動画ファイルのサイズが大きすぎると、取り扱いが難しくなるので、本実施形態では、記録再生部104は、所定時間、例えば、6時間を上限として、記録媒体112及び記録媒体113上の動画ファイルを分割するようにした。
圧縮伸長部121及び圧縮伸長部122は、動画データの各フレームをフレーム内符号化により圧縮するIntra Frameモードと、Iフレームを含む複数のフレームから構成させるGOPを圧縮単位として圧縮するLongGOPモードとを持つ。本実施形態では、動画ファイルのコンテナ形式としてMXFフォーマットを適用するが、AVCHD又はMP4等のその他のコンテナ形式を適用してもよい。圧縮伸長部121は、LongGOPモードで4K画像の動画データを圧縮する場合、圧縮単位の1GOPを64フレームで構成する。圧縮伸長部122は、LongGOPモードで2K画像の動画データを圧縮する場合、圧縮単位の1GOPを30フレームで構成する。
操作部107は、ユーザの操作に応じた操作信号をマイコン108に出力する。操作部107は、動画記録を指示するスタート/ストップボタン、設定変更を指示するメニューボタン、及びステータスの表示を指示するステータスボタンなどを含む。
マイコン108は、記録装置100の全体を制御する。ROM109は、不揮発性メモリであり、マイコン108が実行するプログラムなどを格納している。RAM110は、マイコン108がワーク領域として使用する揮発性メモリである。DRAM111は、カメラ信号処理部103、リサイズ部116、圧縮伸長部121、圧縮伸長部122、記録再生部104及び記録再生部105の処理対象及び処理結果となる画像データを一時格納する。
具体的には、カメラ信号処理部103は、現像処理した画像データをDRAM111に格納する。リサイズ部116は、DRAM111に格納された現像処理された画像データをリサイズし、リサイズした画像データをDRAM111に格納する。圧縮伸長部121及び圧縮伸長部122は、DRAM111に格納されている一連の画像データを読み出して圧縮し、圧縮画像データをDRAM111に書き戻す。記録再生部104及び記録再生部105は、DRAM111に格納されている圧縮画像データを逐次読み出し、記録媒体112、記録媒体113又は記録媒体114に記録する。
出力部117は、動画データをHDMI(登録商標)信号又はSDI信号などの所定のデジタル形式で外部に出力する。カウンタ回路118は、記録装置100のシステムカウンタである。記録装置100は、カウンタ回路118の出力カウント値に従い動作する。例えば、カメラ信号処理部103が1フレームの画像データを出力する毎に、カウンタ回路118がカウント値を1インクリメントするというように、カメラ信号処理部103とカウンタ回路118は、互いに同期している。
表示制御部119は、表示部120の画像表示を制御する。例えば、表示制御部119は、マイコン108の指示により、各種設定メニュー、タイトル及び時間などの情報を画像データに重畳して表示部120に表示させる。表示部120は、例えば液晶パネルを有し、表示制御部119の制御により画像を表示する。
タイマ115は、記録装置100のシステム時間を管理するリアルタイムクロックであり、本実施形態では、記録開始からの経過時間等を計測するのに使用される。バス106は、記録装置100の上述した各要素間でのデータ及び制御信号の伝送に使用される。
次に、記録装置100における動画記録処理を説明する。記録開始前に、ユーザは、操作部107により、圧縮伸長部121、圧縮伸長部122の圧縮率を含む圧縮モードを設定でき、記録媒体112及び記録媒体113のどちらに原動画を記録するかを設定できる。ユーザは、プロキシ動画の記録の要否も設定できる。
4K画像の動画データを記録する設定では、圧縮伸長部121は、4K画像の動画データを圧縮し、記録再生部104は、記録媒体112及び記録媒体113のうちのユーザが指定する方に圧縮動画データの動画ファイルを記録する。
2K画像の動画データを記録する設定では、リサイズ部116は、カメラ信号処理部103によりDRAM111に書き込まれた4K画像の動画データを2K画像の動画データにリサイズしてDRAM111に書き込む。そして、圧縮伸長部122は、DRAM111の2K画像の動画データを圧縮し、記録再生部105は、圧縮動画データを記録媒体114に記録する。
記録待機状態では、撮像素子102は、レンズユニット101による光学像を画像信号に変換し、カメラ信号処理部103は、撮像素子102の出力画像信号を所定形式の画像データに変換して、DRAM111に書き込む。表示制御部119は、DRAM111から画像データを読み出し、それに対応する画像を表示部120に表示させる。
マイコン108は、操作部107によるユーザの記録開始指示に従い、圧縮伸長部121及び圧縮伸長部122の圧縮動作と、記録再生部104及び記録再生部105の記録動作を開始させる。また、マイコン108は、操作部107によるユーザの記録停止指示に従い、圧縮伸長部121及び圧縮伸長部122の圧縮動作と、記録再生部104及び記録再生部105の記録動作を停止させる。
記録再生部104は、圧縮モードがLongGOPモードの場合、符号化単位であるGOPの単位でファイルをクローズする処理を実行する。記録再生部105は、圧縮モードがLongGOPモードの場合、符号化単位であるGOPの単位でファイルをクローズする処理と、GOP単位でないフレームで記録を停止し、ファイルをクローズする処理を実行することが可能である。
タイマ115は、操作部107による記録開始指示からの経過時間と、記録媒体112、記録媒体113及び記録媒体114上の動画ファイルの時間を計測する。先に説明したように、記録再生部104は、所定時間(ここでは6時間)で記録媒体112及び記録媒体113上の動画ファイルを分割する。そこで、タイマ115は、記録媒体112、記録媒体113及び記録媒体114への動画ファイルの記録開始から所定時間経過した時点で、マイコン108に所定時間の経過を通知する。マイコン108は、この通知に従い、圧縮伸長部121、圧縮伸長部122、記録再生部104及び記録再生部105によるファイル分割処理に要する時間を加味して早めに実行するようにしてもよい。
記録再生部104及び記録再生部105は、圧縮モードがLongGOPモードの場合、符号化単位であるGOPの単位でファイルを分割する処理を実行する。具体的には、記録再生部104及び記録再生部105は、それぞれ、GOPの最後のフレームを記録してからその動画ファイルをクローズし、新しい動画ファイルをオープンして続くGOP以降を記録する。
圧縮伸長部121及び圧縮伸長部122の圧縮機能は、単一の圧縮手段が時分割で動作することで実現してもよい。また、記録再生部104及び記録再生部105の記録機能は、単一の記録手段が時分割で動作することで実現してもよい。圧縮伸長部121及び圧縮伸長部122の圧縮機能と記録再生部104及び記録再生部105の記録機能を統合したものとして圧縮手段を想定できる。
図2は、記録動作時の、カウンタ回路118、カメラ信号処理部103、圧縮伸長部121、リサイズ部116及び圧縮伸長部122の動作を示すタイミングチャートである。ここでは、記録媒体112又は記録媒体113に記録するMXFファイルをメイン動画(原動画)とし、記録媒体114に記録するMXFファイルをプロキシ動画とする。
カウンタ値201は、カウンタ回路118のカウンタ値を示す。フレーム202は、カメラ信号処理部103からDRAM111に書き込まれるフレームを示す。フレーム203は、圧縮伸長部121により圧縮されるメイン動画のフレームを示す。フレーム204は、リサイズ部116によりリサイズされたプロキシ動画のフレームを示す。フレーム205は、圧縮伸長部122により圧縮されるプロキシ動画のフレームを示す。
カメラ信号処理部103は、フレーム202に示すように、カウンタ回路118の出力カウント値201に応じて、撮像素子102の出力画像信号を画像データに変換し、各フレーム202の画像データをDRAM111に書き込む。
フレーム203に示す例では、マイコン108は、記録を開始したいフレーム203のフレーム番号3に先行するフレーム203のフレーム番号2の期間に、圧縮伸長部121及び記録再生部104に処理の開始を指示する。圧縮伸長部121は、フレーム203に示すように、カウンタ回路118のカウント値201のカウントアップに応じて、DRAM111から各フレーム202の画像データを読み出して圧縮符号化し、DRAM111に書き込む。記録再生部104は、メイン動画の圧縮された画像データをDRAM111から読み出し、記録媒体112又は記録媒体113に書き込む。
リサイズ部116は、DRAM111に記憶されているメイン動画のフレーム202をリサイズし、プロキシ動画のフレーム204を生成する。リサイズ部116は、カウンタ回路118のカウント値201のカウントアップに同期して、DRAM111の画像データを読み出し、4Kサイズのメイン動画のフレーム202を2Kサイズのプロキシ動画のフレーム204に変換してDRAM111に書き戻す。
フレーム205に示す例では、マイコン108は、記録を開始したいフレーム205のフレーム番号3に先行するフレーム205のフレーム番号2の期間に、圧縮伸長部122及び記録再生部105に処理の開始を指示する。圧縮伸長部122は、フレーム205に示すように、カウンタ回路118のカウント値201のカウントアップに応じて、DRAM111からプロキシ動画のフレーム204を読み出して圧縮符号化する。記録再生部105は、プロキシ動画の圧縮された画像データをDRAM111から読み出し、記録媒体114に書き込む。
図2に示す例では、プロキシ動画は、メイン動画に比べ、リサイズ部116によるリサイズにより1フレーム遅延しているが、これは例示にすぎない。リサイズ、圧縮又は記録媒体への書き込みが十分に高速な場合には、遅延はより少なくなりうる。
図3は、メイン動画の符号化単位とプロキシ動画の符号化単位を示す図である。GOP301は、メイン動画のGOPであり、例えば64フレームA1~A64からなる。メイン動画は、原動画である。GOP302は、プロキシ動画のGOPであり、例えば30フレームA1~A30からなる。プロキシ動画は、メイン動画のサイズを縮小した編集用の動画である。
図4(a)及び(b)は、メイン動画及びプロキシ動画の記録開始と記録終了を説明するための図である。メイン動画の1GOP301当たりのフレーム数は64フレームであり、プロキシ動画の1GOP302当たりのフレーム数は30フレームである。その場合、メイン動画のGOP301長とプロキシ動画のGOP302長の最小公倍数は、960フレームである。記録装置100は、記録停止時に、メイン動画とプロキシ動画とを同じフレームで記録を停止する。
図4(a)では、メイン動画及びプロキシ動画は、記録開始フレームがフレームA1であり、記録停止の指示タイミングがフレームA900であり、記録終了フレームがフレームA960である。フレーム403は、カメラ信号処理部103からDRAM111に書き込まれるメイン動画のフレームを示す。フレーム404は、書き込まれるメイン動画のフレームを示す。フレーム405は、リサイズ部116によりリサイズされたプロキシ動画のフレームを示す。フレーム406は、書き込まれるプロキシ動画のフレームを示す。
図4(b)では、メイン動画及びプロキシ動画は、記録開始フレームがフレームA1であり、記録停止の指示タイミングがフレームA100であり、記録終了フレームがフレームA128である。フレーム407は、カメラ信号処理部103からDRAM111に書き込まれるメイン動画のフレームを示す。フレーム408は、書き込まれるメイン動画のフレームを示す。フレーム409は、リサイズ部116によりリサイズされたプロキシ動画のフレームを示す。フレーム410は、書き込まれるプロキシ動画のフレームを示す。
ここで、メイン動画は、64フレームを一つのGOP301として圧縮符号化されるので、GOP301を構成する64フレームの整数倍に相当するフレームまでファイルを書き込み、記録を停止することが望ましい。同様に、プロキシ動画は、30フレームを一つのGOP302として圧縮符号化するので、GOP302を構成する30フレームの整数倍に相当するフレームまでファイルを書き込み、記録を停止することが望ましい。したがって、メイン動画のGOP301を構成する64フレームとプロキシ動画のGOP302を構成する30フレームとの公倍数のフレーム位置で記録を停止させることが望ましい。ここで、それらの最小公倍数は、960フレームである。しかし、そのためには、960フレーム周期でしか記録停止できず、60fpsでの記録の場合、最大約16秒記録を停止することができない。そこで、記録装置100は、記録停止指示タイミング直後のフレームから公倍数となるフレーム位置までのフレーム数に応じて、処理を切り替える必要がある。
図5は、記録装置100のメイン動画の処理方法を示すフローチャートである。記録装置100は、メイン動画のための圧縮伸長部121と、プロキシ動画のための圧縮伸長部122と、メイン動画のための記録再生部104と、プロキシ動画のための記録再生部105が並列処理可能である。したがって、記録装置100は、メイン動画の処理とプロキシ動画の処理を並列に実行できる。なお、単一の高速な圧縮手段をメイン動画とプロキシ動画のために時分割で利用しても良い。
ステップS501では、マイコン108は、ユーザが操作部107により記録開始指示を入力すると、メイン動画を取得し、プロキシ動画と同じフレームからメイン動画の記録を開始するように、圧縮伸長部121及び記録再生部104を記録制御する。図2を参照して説明したように、圧縮伸長部121は、カウンタ回路118のカウント値に従い、メイン動画を64フレームのGOP301を圧縮単位として圧縮処理を開始することにより、メイン圧縮動画の生成を開始する。記録再生部104は、記録媒体112又は113(例えば、記録媒体112)へのメイン圧縮動画の記録を開始する。図4(a)及び(b)では、記録装置100は、フレームA1からメイン圧縮動画の記録を開始する。
ステップS502では、マイコン108は、操作部107による記録停止指示の有無を判定する。マイコン108は、操作部107から記録停止指示が入力されるまで待機し、記録停止指示が入力されると、ステップS503に進む。図4(a)の場合、マイコン108は、フレームA900で、記録停止指示を入力する。図4(b)の場合、マイコン108は、フレームA100で、記録停止指示を入力する。
ステップS503では、マイコン108は、記録停止指示タイミング直後のフレームから、次のメイン動画のGOP301とプロキシ動画のGOP302のフレーム数の公倍数となるフレーム(以下、GOP公倍数境界)までのフレーム数Fを算出する。フレーム数Fは、記録停止指示のタイミングに対応するフレームの直後のフレームから、その直後のフレーム以降のフレームであって記録開始フレームからのフレーム数がGOP301及び302のフレーム数の公倍数となるようなフレームまでのフレーム数である。ここで、その直後のフレーム以降のフレームであって記録開始フレームからのフレーム数がGOP301及び302のフレーム数の公倍数となるようなフレームを第1のフレームとする。例えば、図4(a)の場合、記録停止指示タイミング直後のフレームがフレームA901であり、GOP公倍数数境界がフレームA960であり、フレーム数Fが60フレームである。図4(b)の場合、記録停止指示タイミング直後のフレームがフレームA101であり、GOP公倍数数境界がフレームA960であり、フレーム数Fが860フレームである。
ステップS504では、マイコン108は、フレーム数Fと第1の閾値とを比較する。マイコン108は、フレーム数Fが第1の閾値より小さい場合には、ステップS505に進み、フレーム数Fが第1の閾値より小さくない場合には、ステップS506に進む。例えば、第1の閾値は、120フレーム(約2秒分)である。図4(a)の場合、フレーム数Fが60フレームであるので、マイコン108は、ステップS505に進む。図4(b)の場合、フレーム数Fが860フレームであるので、マイコン108は、ステップS506に進む。
ステップS505では、マイコン108は、次のGOP公倍数境界までメイン圧縮動画を記録するように、圧縮伸長部121及び記録再生部104を終了制御し、ステップS507に進む。マイコン108は、メイン圧縮動画の記録開始フレームからのフレーム数がGOP301及び302のフレーム数の公倍数となり、ステップS503の第1のフレームをメイン圧縮動画の記録終了フレームとするように制御する。圧縮伸長部121は、次のGOP公倍数境界まで、メイン動画の圧縮処理を行うことにより、メイン圧縮動画を生成する。記録再生部104は、次のGOP公倍数境界まで、記録媒体112又は113へのメイン圧縮動画の記録を行う。図4(a)の場合、次のGOP公倍数境界は、フレームA960であり、記録装置100は、フレームA1からフレームA960までメイン圧縮動画を記録する。
ステップS506では、マイコン108は、メイン圧縮動画の次のGOP301の境界までメイン圧縮動画を記録するように、圧縮伸長部121及び記録再生部104を終了制御し、ステップS507に進む。圧縮伸長部121は、メイン圧縮動画の次のGOP301の境界まで、メイン動画の圧縮処理を行う。記録再生部104は、メイン圧縮動画の次のGOP301の境界まで、記録媒体112又は113へのメイン圧縮動画の記録を行う。図4(b)の場合、メイン圧縮動画の次のGOP301の境界は、フレームA128であり、記録装置100は、フレームA1からフレームA128までメイン圧縮動画を記録する。メイン圧縮動画の記録フレーム数は、例えば128フレームであり、GOP301のフレーム数(64フレーム)の倍数であり、かつ、GOP301のフレーム数(64フレーム)とGOP302のフレーム数(30フレーム)との公倍数ではない。メイン圧縮動画の記録終了フレームは、記録停止指示のタイミングに対応するフレーム以降のフレームである。
ステップS507では、マイコン108は、メイン動画の圧縮と記録を停止するように、圧縮伸長部121及び記録再生部104を制御する。圧縮伸長部121は、メイン動画の圧縮処理を停止する。記録再生部104は、記録媒体112又は113へのメイン圧縮動画の記録を停止する。ステップS508では、マイコン108は、メイン圧縮動画の動画ファイルをクローズする。
図6は、記録装置100のプロキシ動画の処理方法を示すフローチャートである。ステップS601では、マイコン108は、ユーザが操作部107により記録開始指示を入力すると、プロキシ動画を取得し、メイン動画と同じフレームからプロキシ動画の記録を開始するように、圧縮伸長部122及び記録再生部105を記録制御する。なお、マイコン108は、ステップS601での圧縮伸長部122及び記録再生部105の開始制御と、図5のステップS501での圧縮伸長部121及び記録再生部104の開始制御とを同時に実行する。図2を参照して説明したように、圧縮伸長部122は、カウンタ回路118のカウント値に従い、プロキシ動画を30フレームのGOP302を圧縮単位として圧縮処理を開始することにより、プロキシ圧縮画像の生成を開始する。記録再生部105は、記録媒体114へのプロキシ圧縮動画の記録を開始する。図4(a)及び(b)では、記録装置100は、フレームA1からプロキシ圧縮画像の記録を開始する。
ステップS602では、マイコン108は、操作部107による記録停止指示の有無を判定する。ステップS602の処理は、図5のステップS502の処理と同じである。マイコン108は、操作部107から記録停止指示が入力されるまで待機し、記録停止指示が入力されると、ステップS603に進む。図4(a)の場合、マイコン108は、フレームA900で、記録停止指示を入力する。図4(b)の場合、マイコン108は、フレームA100で、記録停止指示を入力する。
ステップS603では、マイコン108は、記録停止指示タイミング直後のフレームから次のGOP公倍数境界までのフレーム数Fを算出する。例えば、図4(a)の場合、記録停止指示タイミング直後のフレームがフレームA901であり、GOP公倍数数境界がフレームA960であり、フレーム数Fが60フレームである。図4(b)の場合、記録停止指示タイミング直後のフレームがフレームA101であり、GOP公倍数数境界がフレームA960であり、フレーム数Fが860フレームである。
ステップS604では、マイコン108は、フレーム数Fと第1の閾値とを比較する。マイコン108は、フレーム数Fが第1の閾値より小さい場合には、ステップS605に進み、フレーム数Fが第1の閾値より小さくない場合には、ステップS606に進む。例えば、第1の閾値は、120フレーム(約2秒分)である。図4(a)の場合、フレーム数Fが60フレームであるので、マイコン108は、ステップS605に進む。図4(b)の場合、フレーム数Fが860フレームであるので、マイコン108は、ステップS606に進む。
ステップS605では、マイコン108は、次のGOP公倍数境界までプロキシ圧縮動画を記録するように、圧縮伸長部122及び記録再生部105を制御し、ステップS607に進む。圧縮伸長部122は、次のGOP公倍数境界まで、プロキシ動画の圧縮処理を行うことにより、プロキシ圧縮動画を生成する。記録再生部105は、次のGOP公倍数境界まで、記録媒体114へのプロキシ圧縮動画の記録を行う。図4(a)の場合、次のGOP公倍数境界は、フレームA960であり、記録装置100は、フレームA1からフレームA960までプロキシ圧縮動画を記録する。
ステップS606では、マイコン108は、メイン圧縮動画の記録終了フレームと同じフレームまでプロキシ圧縮動画を記録するように、圧縮伸長部122及び記録再生部105を制御し、ステップS607に進む。圧縮伸長部122は、メイン圧縮動画の次のGOP301の境界まで、プロキシ動画の圧縮処理を行うことにより、プロキシ圧縮動画を生成する。記録再生部104は、メイン圧縮動画の次のGOP301の境界まで、記録媒体112又は113へのプロキシ圧縮動画の記録を行う。図4(b)の場合、メイン圧縮動画の次のGOP境界は、フレームA128であり、記録装置100は、フレームA1からフレームA128までプロキシ圧縮動画を記録する。この時、プロキシ圧縮動画のファイルの最後のGOPは、30フレームとならない。プロキシ圧縮動画の記録フレーム数は、例えば128フレームであり、GOP301のフレーム数(64フレーム)の倍数であり、かつ、GOP301のフレーム数(64フレーム)とGOP302のフレーム数(30フレーム)との公倍数ではない。プロキシ圧縮動画の記録終了フレームは、記録停止指示のタイミングに対応するフレーム以降のフレームである。
ステップS607では、マイコン108は、プロキシ動画の圧縮と記録を停止するように、圧縮伸長部122及び記録再生部105を制御する。圧縮伸長部122は、プロキシ動画の圧縮処理を停止する。記録再生部105は、記録媒体114へのプロキシ圧縮動画の記録を停止する。ステップS608では、マイコン108は、プロキシ圧縮動画のファイルをクローズする。
なお、ステップS606では、マイコン108は、プロキシ動画の記録停止フレームがメイン動画の記録停止フレームと同じフレームになるように制御しているが、これに限定されない。マイコン108は、プロキシ動画の記録停止フレームがプロキシ圧縮動画の次のGOP302の境界のフレームと同じフレームになるように制御してもよい。この場合、プロキシ圧縮動画の記録フレーム数は、GOP302のフレーム数(30フレーム)の倍数であり、かつ、GOP301のフレーム数(64フレーム)とGOP302のフレーム数(30フレーム)との公倍数ではない。
ステップS506では、マイコン108は、メイン圧縮動画の記録フレーム数が、GOP301のフレーム数又はGOP302のフレーム数の倍数であり、かつ、GOP301のフレーム数とGOP302のフレーム数との公倍数ではなくなるように、制御する。
ステップS606では、マイコン108は、プロキシ圧縮動画の記録フレーム数が、GOP301のフレーム数又はGOP302のフレーム数の倍数であり、かつ、GOP301のフレーム数とGOP302のフレーム数との公倍数ではなくなるように、制御する。
また、ステップS504及びS604の第1の閾値は、120フレーム(約2秒分)としたが、これに限定されない。第1の閾値は、メイン圧縮動画及びプロキシ圧縮動画の記録フレームレートやビットレート、メイン圧縮動画及びプロキシ圧縮動画を記録する記録媒体の容量/空き容量/ファイルシステム等により、変更してもよい。
ここで、図5のステップS506がない場合、記録装置100は、常に、次のGOP公倍数境界まで、メイン動画及びプロキシ動画の記録を行うことになる。その場合、GOP公倍数境界は、960フレームの倍数であるため、60fpsで記録する場合、最大16秒間、記録を停止させることができないという状況が発生してしまう。本実施形態では、ステップS506を設けることにより、メイン動画とプロキシ動画の1GOP当たりのフレーム数が異なり、それぞれのGOP長の最小公倍数が大きい場合でも、適切なタイミングで記録を停止させることができる。
(第2の実施形態)
図7(a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態によるメイン動画及びプロキシ動画の記録開始と記録終了を説明するための図である。図3のように、メイン動画の1GOP301当たりのフレーム数は64フレームであり、プロキシ動画の1GOP302当たりのフレーム数は30フレームである。その場合、メイン動画のGOP301長とプロキシ動画のGOP302長の最小公倍数は、960フレームである。本実施形態では、記録装置100は、記録停止指示の直前のメイン動画のGOP301とプロキシ動画のGOP302のフレーム数の公倍数となるフレーム(GOP公倍数境界)まで記録する。
図7(a)では、メイン動画及びプロキシ動画は、記録開始フレームがフレームA1であり、記録停止の指示タイミングがフレームA990であり、記録終了フレームがフレームA960である。フレーム703は、カメラ信号処理部103からDRAM111に書き込まれるメイン動画のフレームを示す。フレーム704は、書き込まれるメイン動画のフレームを示す。フレーム705は、リサイズ部116によりリサイズされたプロキシ動画のフレームを示す。フレーム706は、書き込まれるプロキシ動画のフレームを示す。
図7(b)では、メイン動画及びプロキシ動画は、記録開始フレームがフレームA1であり、記録停止の指示タイミングがフレームA1100であり、記録終了フレームがフレームA1152である。フレーム707は、カメラ信号処理部103からDRAM111に書き込まれるメイン動画のフレームを示す。フレーム708は、書き込まれるメイン動画のフレームを示す。フレーム709は、リサイズ部116によりリサイズされたプロキシ動画のフレームを示す。フレーム710は、書き込まれるプロキシ動画のフレームを示す。
図8は、第2の実施形態による記録装置100のメイン動画の処理方法を示すフローチャートである。図8は、図5に対して、ステップS805~S808を追加したものである。記録装置100は、図5と同様に、ステップS501~S508の処理を行う。以下、図8が図5と異なる点を説明する。
ステップS504では、マイコン108は、フレーム数Fが第1の閾値より小さい場合には、ステップS505に進み、フレーム数Fが第1の閾値より小さくない場合には、ステップS805に進む。
ステップS805では、マイコン108は、記録停止指示タイミングの直前のGOP301及び302のフレーム数の公倍数となるフレーム(GOP公倍数境界)から、記録停止指示タイミングのフレームまでのフレーム数F’を算出する。ここで、記録停止指示のタイミングに対応するフレーム以前のフレームであって記録開始フレームからのフレーム数がGOP301及び302のフレーム数と公倍数となるようなフレームを第2のフレームとする。フレーム数F’は、その第2のフレームから、記録停止指示のタイミングに対応するフレームまでのフレーム数である。例えば、図7(a)の場合、記録停止指示タイミングの直前のGOP公倍数境界がフレームA961であり、記録停止指示タイミングのフレームがフレームA990であり、フレーム数F’が30フレームである。図7(b)の場合、記録停止指示タイミングの直前のGOP公倍数境界がフレームA961であり、記録停止指示タイミングのフレームがフレームA1100であり、フレーム数F’が140フレームである。
ステップS806では、マイコン108は、フレーム数F’と第2の閾値とを比較する。マイコン108は、フレーム数F’が第2の閾値より小さい場合には、ステップS807に進み、フレーム数F’が第2の閾値より小さくない場合には、ステップS506に進む。例えば、第2の閾値は、60フレーム(約1秒分)である。図7(a)の場合、フレーム数F’が30フレームであるので、マイコン108は、ステップS807に進む。図7(b)の場合、フレーム数F’が140フレームであるので、マイコン108は、ステップS506に進む。なお、第2の閾値は、メイン圧縮動画及びプロキシ圧縮動画の記録フレームレートやビットレート、メイン圧縮動画及びプロキシ圧縮動画を記録する記録媒体の容量/空き容量/ファイルシステム等により、変更してもよい。
ステップS807では、マイコン108は、メイン動画の圧縮と記録を停止するように、圧縮伸長部121及び記録再生部104を制御し、ステップS808に進む。圧縮伸長部121は、メイン動画の圧縮処理を停止する。記録再生部104は、記録媒体112又は113へのメイン動画の記録を停止する。
ステップS808では、マイコン108は、記録済みのメイン動画のファイルの最後のフレーム数F’分のフレームデータを削除し、ステップS508に進む。図7(a)の場合、マイコン108は、記録済みのメイン動画のファイルにおいて、記録停止指示タイミングの直前のGOP公倍数境界以降の30フレームA961~A990のデータを削除する。メイン動画のファイルは、記録開始フレームがフレームA1であり、記録終了フレームがA960である。
すなわち、マイコン108は、メイン圧縮動画の記録開始フレームからのフレーム数がGOP301及び302のフレーム数の公倍数となり、ステップS805の第2のフレームをメイン圧縮動画の記録終了フレームとするように制御する。具体的には、マイコン108は、メイン圧縮動画の記録開始フレームから記録停止指示のタイミングに対応するフレームまでを記録し、その後、その記録した上記の第2のフレームの直後のフレームから記録停止指示のタイミングに対応するフレームまでを削除する。
ステップS506では、マイコン108は、メイン動画の次のGOP境界までメイン動画を記録するように、圧縮伸長部121及び記録再生部104を制御し、ステップS507に進む。圧縮伸長部121は、メイン動画の次のGOP境界まで、メイン動画の圧縮処理を行う。記録再生部104は、メイン動画の次のGOP境界まで、記録媒体112又は113へのメイン動画の記録を行う。図7(b)の場合、メイン動画の次のGOP境界は、フレームA1152であり、記録装置100は、フレームA1からフレームA1152までメイン動画を記録する。
なお、プロキシ動画の記録動作は、上記の図6の動作と同じであるので、詳細な説明は省略する。プロキシ動画は、メイン動画に対して、記録開始フレームと記録終了フレームが同じである。
本実施形態は、第1の実施形態と同様に、メイン動画とプロキシ動画の1GOP当たりのフレーム数が異なり、それぞれのGOP長の最小公倍数が大きい場合でも、適切なタイミングで記録を停止させることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
100 記録装置、101 レンズユニット、102 撮像素子、103 カメラ信号処理部、104 記録再生部、105 記録再生部、106 バス、107 操作部、108 マイコン、111 DRAM、112 記録媒体、113 記録媒体、114 記録媒体、115 タイマ、116 リサイズ部、117 出力部、118 カウンタ回路、119 表示制御部、120 表示部、121 圧縮伸長部、122 圧縮伸長部

Claims (15)

  1. 動画を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した第1の動画を第1のフレーム数を圧縮単位として圧縮した第1の圧縮動画と、前記第1の動画に対応する第2の動画を前記第1のフレーム数とは異なる第2のフレーム数を圧縮単位として圧縮した第2の圧縮動画の記録を制御する記録制御手段を有し、
    前記記録制御手段は、
    記録停止指示に対応するフレームから前記第1の圧縮動画の圧縮単位のフレームかつ前記第2の圧縮動画の圧縮単位のフレームとなる第1のフレームまでのフレーム数が、第1の閾値よりも小さくなる場合は、前記第1のフレームで前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御し、
    前記記録停止指示に対応するフレームから前記第1のフレームまでのフレーム数が前記第1の閾値よりも大きくなる場合は、前記第1のフレームより前の前記第1の圧縮動画の圧縮単位となる第2のフレームに基づいて、前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御する
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録制御手段は、記録開始指示に対応するフレームから、前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画を記録開始するように制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記第1のフレームは、記録フレーム数が前記第1のフレーム数と前記第2のフレーム数の公倍数となるフレームであり、
    前記第2のフレームは、記録フレーム数が前記第1のフレーム数の倍数となるフレームであることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記第1のフレーム及び前記第2のフレームは、前記記録停止指示に対応するフレーム以降のフレームであることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記記録制御手段は、前記記録停止指示に対応するフレームから前記第1のフレームまでのフレーム数が前記第1の閾値よりも大きい場合は、圧縮単位のフレームでなくても、前記第2のフレームで前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 前記記録制御手段は、前記記録停止指示に対応するフレームから前記第1のフレームまでのフレーム数と前記第1の閾値とを比較し、前記比較の結果に応じて、前記第1のフレームで前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御するか、前記第1のフレームより前の前記第1の圧縮動画の圧縮単位となる第2のフレームに基づいて前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御するかを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  7. 前記記録制御手段は、前記記録停止指示に対応するフレームの前に前記第1の圧縮動画の圧縮単位のフレームかつ前記第2の圧縮動画の圧縮単位のフレームとなる第3のフレームから、前記記録停止指示に対応するフレームまでのフレーム数と第2の閾値とを比較し、前記比較の結果に応じて、前記第1のフレームで前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御するか、前記第1のフレームより前の前記第1の圧縮動画の圧縮単位となる第2のフレームに基づいて前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御するかを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  8. 前記第1の閾値又は前記第2の閾値は、前記第1の圧縮動画及び前記第2の圧縮動画の記録フレームレート又はビットレート、又は、前記第1の圧縮動画及び前記第2の圧縮動画を記録する記録媒体の空き容量又はファイルシステムに応じて決定される値であることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  9. 前記第1の動画と前記第2の動画は、同じ動画から生成された解像度が異なる動画であることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記第1の動画の解像度を変更することにより前記第2の動画を生成するように制御するリサイズ制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 前記記録制御手段は、前記第1の動画の圧縮、前記第1の圧縮動画の記録、前記第2の動画の圧縮、及び前記第2の圧縮動画の記録の開始と終了を制御することを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の記録装置。
  12. 前記記録制御手段は、前記記録停止指示を入力した場合に、前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録フレーム数が、前記第1のフレーム数の倍数であり、かつ、前記第1のフレーム数と前記第2のフレーム数との公倍数ではなくなるように、前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画との記録終了を制御することを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の記録装置。
  13. 前記記録制御手段は、前記記録停止指示を入力した場合に、前記第1の圧縮動画の記録フレーム数が、前記第1のフレーム数の倍数であり、かつ、前記第1のフレーム数と前記第2のフレーム数との公倍数ではなく、前記第2の圧縮動画の記録フレーム数が、前記第2のフレーム数の倍数であり、かつ、前記第1のフレーム数と前記第2のフレーム数との公倍数ではなくなるように、前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画との記録終了を制御することを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の記録装置。
  14. 動画を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した第1の動画を第1のフレーム数を圧縮単位として圧縮した第1の圧縮動画と、前記第1の動画に対応する第2の動画を前記第1のフレーム数とは異なる第2のフレーム数を圧縮単位として圧縮した第2の圧縮動画の記録を制御する記録制御ステップを有し、
    前記記録制御ステップでは、
    記録停止指示に対応するフレームから前記第1の圧縮動画の圧縮単位のフレームかつ前記第2の圧縮動画の圧縮単位のフレームとなる第1のフレームまでのフレーム数が、第1の閾値よりも小さくなる場合は、前記第1のフレームで前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御し、
    前記記録停止指示に対応するフレームから前記第1のフレームまでのフレーム数が前記第1の閾値よりも大きくなる場合は、前記第1のフレームより前の前記第1の圧縮動画の圧縮単位となる第2のフレームに基づいて、前記第1の圧縮動画と前記第2の圧縮動画の記録を終了するように制御する
    ことを特徴とする記録装置の制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1~13のいずれか1項に記載された記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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