JP4075068B2 - 映像音声記録装置 - Google Patents

映像音声記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4075068B2
JP4075068B2 JP2004142586A JP2004142586A JP4075068B2 JP 4075068 B2 JP4075068 B2 JP 4075068B2 JP 2004142586 A JP2004142586 A JP 2004142586A JP 2004142586 A JP2004142586 A JP 2004142586A JP 4075068 B2 JP4075068 B2 JP 4075068B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
pck
video
value
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004142586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005327345A (ja
Inventor
英昭 炭谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2004142586A priority Critical patent/JP4075068B2/ja
Priority to US11/126,398 priority patent/US7689101B2/en
Publication of JP2005327345A publication Critical patent/JP2005327345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4075068B2 publication Critical patent/JP4075068B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/8205Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only involving the multiplexing of an additional signal and the colour video signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

本発明は、記録時におけるバッファメモリのオーバーフローを事前に回避するようにした映像音声記録装置に係り、特に、DVD(Digital Video Disc)ビデオフォーマットまたはDVD−VRフォーマットに従って記録を行うDVDレコーダに関する。
一般にDVDレコーダは、映像音声情報を入力する入力手段と、入力された映像音声情報をデジタル信号に変換して一旦エンコードバッファに書き込むとともに、書き込んだ映像音声情報を順次読み出して出力するA/Vエンコーダと、このA/Vエンコーダから出力された映像音声情報を光ディスクに書き込み可能な形式に変換して光ディスクに書き込む信号処理を行うATAPIコントローラ及び信号処理プロセッサと、これら各手段を制御して光ディスクへの情報の記録を制御する制御手段であるMCUとを備えている。
このような構成のDVDレコーダでは、情報の記録時にエンコードバッファがオーバーフローすると、システム自体が停止してしまうといった不具合を生じることになる。そのため、従来よりエンコードバッファのオーバーフローを回避して、システムの破綻を事前に防止するための様々な工夫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、バッファのオーバーフロー時に、ビデオオブジェクト(VOB)単位でディスクへの記録を終了するようにした映像音声記録装置が記載されている。
特開2001−251588号公報
このように、バッファのオーバーフロー時に、ビデオオブジェクト(VOB)単位でディスクへの記録を終了することで、バッファのオーバーフローは回避され、システムの破綻も事前に防止することが可能である。
一方、例えばDVD−VIDEO規格では、光ディスクへの情報の記録時、リアルタイムデータの再生単位であるCellを1個のVOB(Video Object)で構成し、1個のVOBを複数個のVOBU(Video Object Unit)で構成しているが、このCellの数は255個までと規定されている。
従って、バッファのオーバーフロー時にVOBを終端させる処理が繰り返されると、制御情報が制限されることで長時間記録が実現できなくなる可能性があるといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、長時間記録を維持しつつ、バッファオーバーフローによるシステムの不整合を事前に回避することのできる映像音声記録装置を提供することにある。
本発明の映像音声記録装置は、映像音声情報を入力する入力手段と、入力された映像音声情報をデジタル信号に変換して一旦バッファ手段に書き込むとともに、書き込んだ映像音声情報を順次読み出して出力する映像音声符号化手段と、この映像音声符号化手段から出力された映像音声情報を記録媒体に書き込み可能な形式に変換して前記記録媒体に書き込む信号処理手段と、これら各手段を制御して前記記録媒体への情報の記録を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記バッファ手段の書き込みアドレスと読み出しアドレスとを監視し、その差分が予め設定された閾値よりも小さくなった場合に前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とすることをひとつの特徴としている。
この場合、前記閾値として、情報の書き込みを停止させるための停止用閾値と、情報の書き込みを再び開始させるための開始用閾値とを用意し、前記制御手段は、前記差分が前記停止用閾値よりも小さくなった場合に前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とし、前記差分が前記開始用閾値よりも大きくなった場合に情報の書き込みを再び開始するように構成することが可能である。このような構成とすると、記録媒体に記録される映像や音声は若干途切れるものの、システム的な不整合は発生せず、システムの破綻を事前に防止することができる。
また、上記構成に加え、情報の書き込みレートを減少させる減少用閾値をさらに備えていてもよい。この場合、前記制御手段は、前記差分が前記減少用閾値よりも小さくなった場合には前記バッファ手段への書き込みレートを減少させて書き込みを継続するとともに、この状態において前記差分が前記停止用閾値よりも小さくなった場合に前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とする。このように、書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差分が停止用閾値より小さくなる前に、書き込みレートを減少させることで、バッファ手段への情報の書き込み停止を事前に回避することが可能となる。これにより、記録される映像や音声が途切れるといった不具合も回避することが可能となる。
また、本発明の映像音声記録装置は、映像音声情報を入力する入力手段と、入力された映像音声情報をデジタル信号に変換して一旦バッファ手段に書き込むとともに、書き込んだ映像音声情報を順次読み出して出力する映像音声符号化手段と、この映像音声符号化手段から出力された映像音声情報を光ディスクに書き込み可能な形式に変換して前記光ディスクに書き込む信号処理手段と、これら各手段を制御して前記光ディスクへの情報の記録を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、記録モードに従って前記バッファ手段に書き込む制御情報のバッファ値と、バッファ手段内で処理する制御情報のバッファ値とを監視し、その位置差分が予め設定された規定値よりも小さくなった場合に前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とすることをひとつの特徴としている。ここで、前記制御情報のバッファ値は、記録モードがDVDビデオモードであるときにはNV_PCKのバッファ値であり、記録モードがDVD−VRモードであるときにはRDI_PCKのバッファ値である。
この場合、前記規定値として、情報の書き込みを停止させるための停止用規定値と、情報の書き込みを再び開始させるための開始用規定値とを用意し、前記制御手段は、前記位置差分が前記停止用規定値よりも小さくなった場合に前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とし、前記位置差分が前記開始用規定値よりも大きくなった場合に情報の書き込みを再び開始するように構成することが可能である。このような構成とすると、記録媒体に記録される映像や音声は若干途切れるものの、システム的な不整合は発生せず、システムの破綻を事前に防止することができる。
また、上記構成に加え、情報の書き込みレートを減少させる減少用規定値をさらに備えていてもよい。この場合、前記制御手段は、前記位置差分が前記減少用規定値よりも小さくなった場合には前記バッファ手段への書き込みレートを減少させて書き込みを継続するとともに、この状態において前記位置差分が前記停止用規定値よりも小さくなった場合に前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とする。このように、バッファ手段に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とバッファ手段内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分が前記停止用規定値よりも小さくなる前に、書き込みレートを減少させることで、バッファ手段への情報の書き込み停止を事前に回避することが可能となる。これにより、記録される映像や音声が途切れるといった不具合も回避することが可能となる。
さらに、本発明の映像音声記録装置は、映像音声情報を入力する入力手段と、入力された映像音声情報をデジタル信号に変換して一旦バッファ手段に書き込むとともに、書き込んだ映像音声情報を順次読み出して出力する映像音声符号化手段と、この映像音声符号化手段から出力された映像音声情報を光ディスクに書き込み可能な形式に変換して前記光ディスクに書き込む信号処理手段と、これら各手段を制御して前記光ディスクへの情報の記録を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記バッファ手段の書き込みアドレスと読み出しアドレスとを監視するとともに、記録モードに従って前記バッファ手段に書き込む制御情報のバッファ値とバッファ手段内で処理する制御情報のバッファ値とを監視し、前記書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差分が予め設定された閾値よりも小さくなった場合、または前記バッファ手段に書き込む制御情報のバッファ値とバッファ手段内で処理する制御情報のバッファ値との位置差が規定値よりも小さくなった場合の少なくともいずれか一方の条件を満たした場合に、前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とすることを特徴とする。ここで、前記制御情報のバッファ値は、記録モードがDVDビデオモードであるときにはNV_PCKのバッファ値であり、記録モードがDVD−VRモードであるときにはRDI_PCKのバッファ値である。
この場合、前記閾値として、情報の書き込みを停止させるための停止用閾値と、情報の書き込みを再び開始させるための開始用閾値とを用意し、前記規定値として、情報の書き込みを停止させるための停止用規定値と、情報の書き込みを再び開始させるための開始用規定値とを用意する。そして、前記制御手段は、前記バッファ手段の書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差分が予め設定された減少用閾値よりも小さくなった場合、または前記バッファ手段の書き込みアドレスと読み出しアドレスとの位置差分が予め設定された減少用規定値よりも小さくなった場合には前記バッファ手段への書き込みレートを減少させて書き込みを継続する。また、この状態において、前記書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差分が停止用閾値よりも小さくなった場合、または前記バッファ手段に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とバッファ手段内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分が停止用規定値よりも小さくなった場合の少なくともいずれか一方の条件を満たした場合に、前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とする。この後、バッファ手段からの情報の読み出しを継続して記録媒体(光ディスク)への書き込みを継続した結果、前記差分が開始用閾値よりも大きくなった場合及び前記位置差分が開始用規定値よりも大きくなった場合に、バッファ手段への情報の書き込みを再び開始するように構成することが可能である。
このように、前記バッファ手段の書き込みアドレスと読み出しアドレス、及び記録モードに従って前記バッファ手段に書き込む制御情報のバッファ値とバッファ手段内で処理する制御情報のバッファ値の両方を監視し、それぞれの差分に基づいてバッファ手段への情報の書き込み制御を行うことにより、バッファオーバーフローの発生をより確実に回避することができる。
本発明の映像音声記録装置によれば、長時間記録を維持しつつ、バッファオーバーフローを確実に回避することができるので、バッファオーバーフローによるシステムの不整合、すなわちシステムの破綻といった事態の発生を未然に防止することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、発明の映像音声記録装置に係わるDVDレコーダの回路ブロック図である。
ディスクモータ2によって回転駆動される光ディスク1から情報を検出するピックアップ3の出力は、RFアンプ4を介して、ATAPIコントローラ5及び信号処理プロセッサ12に導かれている。また、信号処理プロセッサ12には、RFアンプ4によって増幅され、DVD規格に従ってデコードされたデータ(ここではMPEG(Motion Picture Expent Group)により圧縮されている)を一旦格納するトラックバッファRAM(SDRAM等)7aが接続されている。これらRFアンプ4及び信号処理プロセッサ12は、フロントエンドMCU8によって制御される。
サーボ処理回路6は、フロントエンドMCU8から信号処理プロセッサ12を経由して送受信されるコマンドや制御データに従って、ピックアップ3に対するフォーカシングサーボやトラッキングサーボのサーボ制御を行うとともに、ピックアップ3全体を光ディスク1の半径方向に移動させるためのスレッドモータ9の制御や、光ディスク1を装■する図示しないトレイを駆動するトレイモータ10の制御を行う。
また、信号処理プロセッサ12は、バッファRAM7bが接続されたATAPIコントローラ5を介してA/V(Audio / Video)デコーダ11に接続されており、A/Vデコーダ11の出力は、ビデオ出力端子13a,13bを有するビデオエンコーダ13と、オーディオ出力端子14aを有するD/Aコンバータ14とに接続されている。A/Vデコーダ11は、トラックバッファRAM7aから読み出されたMPEGにより圧縮されているデータを伸長する。また、A/Vデコーダ11には、伸長したデジタルのデータを数画面分格納するためのA/VデコードRAM(SDRAM等)15が接続されている。
また、ビデオ入力端子18a,18bを有するビデオデコーダ18の出力、及びオーディオ入力端子19aを有するA/Vコンバータ16の出力は、TBC/FS(Time Base Corrector/Frame Synchronize)回路17を介してA/Vエンコーダ16に接続されており、A/Vエンコーダ16の出力がATAPIコントローラ55を介して信号処理プロセッサ12に接続されている。また、ビデオデコーダ18及びA/Dコンバータ19には、アンテナ端子21aを有するチューナ回路21の各出力が導かれている。A/Vエンコーダ16は、A/VエンコードRAM20に格納されているデータをMPEGにより圧縮してATAPIコントローラ5に出力する。
また、ATAPIコントローラ5、A/Vデコーダ11及びA/Vエンコーダ16は、バックエンドMCU22に接続されており、バックエンドMCU22には、ワークRAM23とフラッシュメモリ24とが接続されている。
また、バックエンドMCU22には、LCD等からなるフロントパネル26の表示制御を行うフロントパネルコントローラ25が接続されており、フロントパネルコントローラ25には、キー入力部27の出力が導かれている。また、フロントパネルコントローラ25には、リモコン28からの送信信号を受信する受信部(図示省略)が設けられている。
ここで、上記構成のDVDレコーダにおける記録時の動作について、簡単に説明する。ただし、ここではDVD−VIDEO規格に従った記録モード時の動作について説明する。また、ビデオ入力端子18a,18b及びオーディオ入力端子19aからビデオ(映像)信号及びオーディオ(音声等)信号が入力された場合について説明する。
ビデオ入力端子18a,18bから入力されたアナログのビデオ信号は、ビデオデコーダ18でアナログ信号からデジタル信号に変換され、TBC/FS回路17に入力される。同様に、オーディオ入力端子19aから入力されたアナログのオーディオ信号は、A/Dコンバータ19でアナログ信号からデジタル信号に変換され、TBC/FS回路17に入力される。TBC/FS回路17では、これら入力信号の時間軸補正やフレーム同期などの処理を行ってA/Vエンコーダ16に転送する。A/Vエンコーダ16では、ビデオデータのMPEGによるデータ圧縮、オーディオデータの圧縮、NV_PCKの付加などのストリームを生成する。ストリームデータは、A/VエンコードRAM20に一旦書き込まれて蓄えられた後、再び読み出されてATAPIコントローラ5に順次転送される。ATAPIコントローラ5では、転送されてきたビデオデータをバッファRAM7bに順次蓄える。このとき、バックエンドMCU22でNV_PCKの必要情報を付加する。この後、バックエンドMCU22による書き込み指示を待つ。
バッファRAM7bに蓄えられたデータは、バックエンドMCU22による書き込み指示を受け取ったフロントエンドMCU8が、バッファRAM7bに蓄えられたデータを読み出し、ATAPIコントローラ5を経由して信号処理プロセッサ12のバッファRAM7aに一旦蓄えた後、サーボ回路6やピックアップ3を制御して、光ディスク1にデータの記録を行う。
なお、上記の記録動作は、DVD−VIDEO規格に従った記録動作であるが、DVD−VR規格に従った記録動作の場合には、上記のNV_PCKがRID_PCKとなる。
次に、上記構成のDVDレコーダにおいて、記録モード時におけるバッファオーバーフローの回避動作の各種実施例について説明する。
[実施例1]
本実施例1の回避動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
記録動作時、バックエンドMCU22は、A/VエンコードRAM20のライトアドレスとリードアドレス、及びA/VエンコードRAM20に書き込む制御情報であるNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値を常に監視する(ステップS11)。
そして、ライトアドレスとリードアドレスの差分と、予め設定された停止用閾値とを比較するとともに(ステップS12)、A/VエンコードRAM20に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分と、予め設定された停止用規定値とを比較する(ステップS13)。ここで、停止用閾値の具体例としては、例えば2VOBUや3VOBU等、VOBU単位で任意に設定すればよい。停止用規定値については、具体的な数値は省略するが同様の考え方で設定すればよい。
その結果、ライトアドレスとリードアドレスの差分が停止用閾値よりも小さくなった場合(ステップS12でYesと判断された場合)、またはA/VエンコードRAM20に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分が停止用規定値よりも小さくなった場合(ステップS13でYesと判断された場合)には、A/VエンコードRAM20への情報(ビデオ信号及びオーディオ信号の圧縮データ)の書き込み(ライト)のみを一旦停止状態とし(ステップS14)、A/VエンコードRAM20からの情報の読み出し(リード)のみを継続して、光ディスク1への情報の書き込みを継続する。
このようにA/VエンコードRAM20からの情報の読み出しのみを継続し、A/VエンコードRAM20への情報の書き込みを停止している状態において、バックエンドMCU22は、A/VエンコードRAM20のライトアドレスとリードアドレスの差分と、予め設定された開始用閾値とを比較するとともに(ステップS15)、A/VエンコードRAM20に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分と、予め設定された開始用規定値とを比較する(ステップS16)。ここで、開始用閾値の具体例としては、例えば4VOBUや5VOBU等、任意に設定すればよい。開始用規定値についても同様である。
その結果、ライトアドレスとリードアドレスの差分が開始用閾値よりも大きくなった場合(ステップS15でYesと判断された場合)、及びA/VエンコードRAM20に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分が開始用規定値よりも大きくなった場合(ステップS16でYesと判断された場合)には、A/VエンコードRAM20の書き込み可能領域が十分に確保され、オーバーフローを起こさないと判断して、A/VエンコードRAM20への情報(ビデオ信号及びオーディオ信号の圧縮データ)の書き込み(ライト)を再び開始する(ステップS17)。これにより、通常通りの記録モードが再び開始されることになる。
なお、上記実施例1では、バックエンドMCU22は、A/VエンコードRAM20のライトアドレスとリードアドレス、及びA/VエンコードRAM20に書き込む制御情報であるNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値の両方を常に監視(ステップS11〜ステップS13)しているが、いずれか一方のみの監視(すなわち、ステップS12のみの監視、またはステップS13のみの監視)によって上記制御を行うことも可能である。
また、上記実施例1では、閾値及び規定値をそれぞれ停止用と開始用の2段階としてヒステリシスを持たせているが、記録停止時間を少なくするためには、必ずしもヒステリシスを持たせる必要はない。例えば、停止用の閾値及び規定値のみで上記バッファオーバーフローの回避動作を行ってもよい。この場合、判定基準が停止用の閾値や規定値だけでは頻繁に記録の停止が起こると判断した場合には、その時点で上記の開始用の閾値や規定値を合わせて用いるようにしてもよい。
[実施例2]
本実施例2は、上記実施例1の回避動作に、減少用閾値及び減少用規定値という新たな概念をさらに導入した実施例である。以下、図3に示すフローチャートを参照して本実施例2のオーバーフロー回避動作を説明する。ただし、ここでは上記実施例2と相違する部分についてのみ説明する。
記録動作時、バックエンドMCU22は、A/VエンコードRAM20のライトアドレスとリードアドレス、及びA/VエンコードRAM20に書き込む制御情報であるNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値を常に監視する(ステップS21)。
そして、ライトアドレスとリードアドレスの差分と、予め設定された減少用閾値とを比較するとともに(ステップS22)、A/VエンコードRAM20に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分と、予め設定された減少用規定値とを比較する(ステップS23)。ここで、減少用閾値の具体例としては、例えば9VOBU(Video Object Unit)や10VOBU等、VOBU単位で任意に設定すればよい。減少用規定値についても同様の考え方で設定すればよい。
その結果、ライトアドレスとリードアドレスの差分が減少用閾値よりも小さくなった場合(ステップS22でYesと判断された場合)、またはA/VエンコードRAM20に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分が減少用規定値よりも小さくなった場合(ステップS23でYesと判断された場合)には、バックエンドMCU22は、A/VエンコードRAM20への情報の書き込みレートを減少させて書き込みを継続する(ステップS24)。この後、バックエンドMCU22は、図2に示すステップS12へと処理を進め、ステップS12以降の処理を実行する。
このように、本実施例2では、ライトアドレスとリードアドレスとの差分が停止用閾値より小さくなる前に、情報の書き込みレートを減少させることで、A/VエンコードRAM20への情報の書き込みが停止されることを事前に回避することが可能となる。
なお、図3のフローチャートには示していないが、ステップS24で書き込みレートを減少させた結果、ライトアドレスとリードアドレスの差分が減少用閾値よりも再び大きくなった場合、及びA/VエンコードRAM20に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とA/VエンコードRAM20内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分が減少用規定値よりも再び大きくなった場合には、バックエンドMCU22は、減少させた書き込みレートを元のレートに戻して書き込みを継続する。
本発明の映像音声記録装置に係わるDVDレコーダの回路ブロック図である。 本実施形態のDVDレコーダにおいて、記録モード時におけるバッファオーバーフローの回避動作の実施例1の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態のDVDレコーダにおいて、記録モード時におけるバッファオーバーフローの回避動作の実施例2の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク
3 ピックアップ
4 RFアンプ
5 ATAPIコントローラ
6 サーボ処理回路
7a トラックバッファRAM
7b バッファRAM
8 フロントエンドMCU
11 A/Vデコーダ
12 信号処理プロセッサ
13 ビデオエンコーダ
14 D/Aコンバータ
15 A/VデコードRAM
16 A/Vエンコーダ
17 TBC/FS回路
18 ビデオデコーダ
19 A/Dコンバータ
20 A/VエンコードRAM
21 チューナ回路
22 バックエンドMCU
23 ワークRAM
24 フラッシュメモリ

Claims (2)

  1. 映像音声情報を入力する入力手段と、入力された映像音声情報をデジタル情報に変換して一旦バッファ手段に書き込むとともに、書き込んだ映像音声情報を順次読み出して出力する映像音声符号化手段と、この映像音声符号化手段から出力された映像音声情報を光ディスクに書き込み可能な形式に変換して前記光ディスクに書き込む信号処理手段と、これら各手段を制御して前記光ディスクへの情報の記録を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記バッファ手段の書き込みアドレスと読み出しアドレスとを監視するとともに、DVDビデオモードまたはDVD−VRモードの各種記録モードに従って前記バッファ手段に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とバッファ手段内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とを監視し、前記書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差分が予め設定された減少用閾値よりも小さくなった場合または前記バッファ手段に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とバッファ手段内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分が予め設定された減少用規定値よりも小さくなった場合には前記バッファ手段への書き込みレートを減少させて書き込みを継続するとともに、この状態において前記書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差分が予め設定された停止用閾値よりも小さくなった場合、または前記バッファ手段に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とバッファ手段内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分が予め設定された停止用規定値よりも小さくなった場合の少なくともいずれか一方の条件を満たした場合に、前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とし、前記差分が予め設定された開始用閾値よりも大きくなった場合及び前記位置差分が予め設定された開始用規定値よりも大きくなった場合に、前記バッファ手段への情報の書き込みを再び開始することを特徴とする映像音声記録装置。
  2. (※原請求項9+10※)
    映像音声情報を入力する入力手段と、入力された映像音声情報をデジタル情報に変換して一旦バッファ手段に書き込むとともに、書き込んだ映像音声情報を順次読み出して出力する映像音声符号化手段と、この映像音声符号化手段から出力された映像音声情報を光ディスクに書き込み可能な形式に変換して前記光ディスクに書き込む信号処理手段と、これら各手段を制御して前記光ディスクへの情報の記録を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記バッファ手段の書き込みアドレスと読み出しアドレスとを監視するとともに、DVDビデオモードまたはDVD−VRモードの各種記録モードに従って前記バッファ手段に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とバッファ手段内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とを監視し、前記書き込みアドレスと読み出しアドレスとの差分が予め設定された停止用閾値よりも小さくなった場合、または前記バッファ手段に書き込むNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値とバッファ手段内で処理するNV_PCKまたはRDI_PCKのバッファ値との位置差分が予め設定された停止用規定値よりも小さくなった場合の少なくともいずれか一方の条件を満たした場合に、前記バッファ手段への情報の書き込みのみを一旦停止状態とし、前記差分が予め設定された開始用閾値よりも大きくなった場合及び前記位置差分が予め設定された開始用規定値よりも大きくなった場合に、前記バッファ手段への情報の書き込みを再び開始することを特徴とする映像音声記録装置。
JP2004142586A 2004-05-12 2004-05-12 映像音声記録装置 Expired - Fee Related JP4075068B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004142586A JP4075068B2 (ja) 2004-05-12 2004-05-12 映像音声記録装置
US11/126,398 US7689101B2 (en) 2004-05-12 2005-05-11 Video audio recording system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004142586A JP4075068B2 (ja) 2004-05-12 2004-05-12 映像音声記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005327345A JP2005327345A (ja) 2005-11-24
JP4075068B2 true JP4075068B2 (ja) 2008-04-16

Family

ID=35309491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004142586A Expired - Fee Related JP4075068B2 (ja) 2004-05-12 2004-05-12 映像音声記録装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7689101B2 (ja)
JP (1) JP4075068B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5434892A (en) * 1994-09-16 1995-07-18 Intel Corporation Throttling circuit for a data transfer system
US5732286A (en) * 1995-08-10 1998-03-24 Cirrus Logic, Inc. FIFO based receive packet throttle for receiving long strings of short data packets
TW305043B (ja) * 1995-09-29 1997-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JP2001135017A (ja) 1999-11-02 2001-05-18 Nec Corp データ記憶装置及びデータ記憶装置用インタフェース装置
JP3799941B2 (ja) 2000-03-07 2006-07-19 株式会社日立製作所 映像音声記録装置
EP1195767A1 (en) * 2000-09-27 2002-04-10 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Method and apparatus for evaluating for the purpose of decoding a bitstream having a data structure fulfilling the requirements of two different data structure standards, and storage medium containing such bitstream
JP3773805B2 (ja) * 2001-04-27 2006-05-10 Necエレクトロニクス株式会社 データストリーム生成方法とそのための装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20050254789A1 (en) 2005-11-17
JP2005327345A (ja) 2005-11-24
US7689101B2 (en) 2010-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3675465B2 (ja) 符号化制御装置および符号化システム
JP4075068B2 (ja) 映像音声記録装置
JP2006202353A (ja) Mpeg2トランスポート・ストリームの管理情報の補正機能を有する再生装置
US6411774B1 (en) Apparatus and method of reproducing audio/video signal from recording medium with reduced or eliminated initial delay
JP4140546B2 (ja) 光ディスクレコーダ
US7257742B2 (en) Disk reproducing apparatus
JP2006179137A (ja) 光ディスク装置
JP2007080347A (ja) 光ディスク再生装置
JP4214489B2 (ja) ディスク再生装置
JP2005072799A (ja) 記録装置と記録方法
JP3126030U (ja) 複合型記録再生装置
JP5018178B2 (ja) 記録再生装置、編集記録方法
JP4280702B2 (ja) 記録装置及びその制御方法
JP3093977U (ja) 情報再生装置
JP4569662B2 (ja) 情報記録装置及び情報記録方法
JP3584984B2 (ja) ディスク再生装置及び記録媒体再生装置
KR100729067B1 (ko) 고용량 영상 및 음성 기록 시스템과 이의 기록 데이터 복구방법
KR100738798B1 (ko) 광디스크 재생 장치 및 이를 이용한 영상 출력 방법
EP1791129A2 (en) Optical disk reproducing device
JPH11224464A (ja) 情報記録装置
JPH10322660A (ja) 信号記録装置
JP2008159098A (ja) 多層光ディスク再生装置
JP2005025833A (ja) 記録再生装置および記録再生方法
JP2007157263A (ja) 記録再生装置及びつなぎ記録方法
JP2006066028A (ja) 光ディスク記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees