JP2008159098A - 多層光ディスク再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 多層光ディスク再生装置において、物理フォーマットの異なる複数の記録層を切り替えるとき、切り替え後の再生開始に要する時間を短縮する。
【解決手段】 多層光ディスク再生装置において、物理フォーマットの異なる複数の記録層を有する多層光ディスクからコンテンツ情報及びデータ構造情報を読み出す情報読み出し部と、情報読み出し部が読み出したコンテンツ情報及びデータ構造情報を記憶する記憶部と、記憶したデータ構造情報に基づいて情報読み出し部が多層光ディスクから読み出すコンテンツ情報を再生する再生部と、多層光ディスクが有する物理フォーマットの異なる複数の記録層毎のサーボ調整値を検出して記憶し、記録層が切り替えられたとき、切り替え後の記録層のサーボ調整値を記憶部から読み出して使用し、切り替え後の記録層の再生を再開させる制御部を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 多層光ディスク再生装置において、物理フォーマットの異なる複数の記録層を有する多層光ディスクからコンテンツ情報及びデータ構造情報を読み出す情報読み出し部と、情報読み出し部が読み出したコンテンツ情報及びデータ構造情報を記憶する記憶部と、記憶したデータ構造情報に基づいて情報読み出し部が多層光ディスクから読み出すコンテンツ情報を再生する再生部と、多層光ディスクが有する物理フォーマットの異なる複数の記録層毎のサーボ調整値を検出して記憶し、記録層が切り替えられたとき、切り替え後の記録層のサーボ調整値を記憶部から読み出して使用し、切り替え後の記録層の再生を再開させる制御部を備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、多層光ディスク再生装置に関する。
従来、物理フォーマットの同じ複数の記録層を有する多層記録媒体に対して、各記録層のサーボ調整値を記憶部に記憶し、記録層の切り替え時に、前回使用したサーボ調整値を使用して再生を再開させ、記録層の切り替えに要する時間を短縮する多層記録媒体再生装置があった(特許文献1参照)。
特許文献1の多層記録媒体再生装置では、物理フォーマットの異なる複数の記録層を有する多層光ディスクを再生する機能を備えていない。物理フォーマットの異なる複数の記録層を有する多層光ディスクを再生する場合、それぞれの記録層では、異なる波長のレーザ光によるデータ読み出しが必要となるため、記録層の切り替え時には、レーザ光の切り替えが必須である。再生中に記録層を切り替える場合、多層光ディスクを一旦停止させレーザ光を切り替え、あらためてサーボ調整を行い、データ読み出しを行うために時間を要していた。
本発明の目的は、多層光ディスク再生装置において、物理フォーマットの異なる複数の記録層を有する多層光ディスクに対し、記録層の切り替えを複数回行う場合、切り替え後の再生開始までに、切り替え毎に一旦多層光ディスクを停止させレーザ光を切り替え再生を再開させることによってかかっていた時間を短縮することにある。
本発明の請求項1に記載の多層光ディスク再生装置は、物理フォーマットの異なる複数の記録層を有する多層光ディスクから該多層光ディスクに記録されたオーディオ情報又はビデオ情報等のコンテンツ情報、及びボリューム構造情報又はファイル構造情報等のデータ構造情報を読み出す情報読み出し部と、前記情報読み出し部が読み出したコンテンツ情報及びデータ構造情報を半導体メモリに記憶する記憶部と、前記記憶部により半導体メモリに記憶されたデータ構造情報に基づいて前記情報読み出し部が多層光ディスクから読み出したコンテンツ情報を再生する再生部と、前記多層光ディスクが有する物理フォーマットの異なる複数の記録層毎のサーボ調整値を検出して前記半導体メモリに記憶し、記録層が切り替えられたとき、切り替え後の記録層のサーボ調整値を前記半導体メモリから読み出して使用し、切り替え後の記録層の再生を再開させる制御部を備えたものである。
本発明の多層光ディスク再生装置によれば、物理フォーマットの異なる複数の記録層を有する多層光ディスクに対し、記録層の切り替え毎に多層光ディスクを停止させサーボ調整を行う動作を不要とし、記録層切り替え後、レーザ光を切り替え再生再開するまでにかかる時間を短縮することができる。
図1は、本発明の多層光ディスク再生装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
多層光ディスク1は、物理フォーマットの異なる複数の記録層を有し、オーディオ情報又はビデオ情報等のコンテンツ情報、及びボリューム構造情報又はファイル構造情報等のデータ構造情報が記録されている。スピンドルモータ2は、多層光ディスク1を回転駆動する。光ピックアップ3は、記録層の物理フォーマットに応じたレーザ光に切り替える機能を備え、多層光ディスク1の記録層毎に記録されたデータ構造情報信号及びコンテンツ情報信号を読み出す。RFアンプ4は、光ピックアップ3が読み出した情報信号を増幅する。スライドモータ5は、光ピックアップ3を、多層光ディスク1の半径方向(矢印A)に往復水平駆動する。
多層光ディスク1は、物理フォーマットの異なる複数の記録層を有し、オーディオ情報又はビデオ情報等のコンテンツ情報、及びボリューム構造情報又はファイル構造情報等のデータ構造情報が記録されている。スピンドルモータ2は、多層光ディスク1を回転駆動する。光ピックアップ3は、記録層の物理フォーマットに応じたレーザ光に切り替える機能を備え、多層光ディスク1の記録層毎に記録されたデータ構造情報信号及びコンテンツ情報信号を読み出す。RFアンプ4は、光ピックアップ3が読み出した情報信号を増幅する。スライドモータ5は、光ピックアップ3を、多層光ディスク1の半径方向(矢印A)に往復水平駆動する。
サーボプロセッサ6は、RFアンプ3が増幅した情報信号を用いて、光ピックアップ3を多層光ディスク1に記録された情報信号のピット列に追従させるように、光ピックアップ3及びスライドモータ5を制御する。半導体メモリ7は、サーボプロセッサ6に入力されたコンテンツ情報信号を一旦バッファする。サーボプロセッサ6は、半導体メモリ7にバッファしたコンテンツ情報信号をデコーダ8に出力する。デコーダ8は、入力されたコンテンツ情報信号を復調する。半導体メモリ9は、デコーダ8が復調したコンテンツ情報信号をバッファする。
デコーダ8は、半導体メモリ9にバッファしたコンテンツ情報信号を読み出し、読み出したコンテンツ情報信号が圧縮された情報信号であれば伸張処理し、オーディオ情報信号とビデオ情報信号に分離して、オーディオ情報信号をDAコンバータ(D/A)10に出力し、ビデオ情報信号をDAコンバータ(D/A)12に出力する。ここで、ビデオ情報信号は、輝度信号Y、色差信号(R−Y,B−Y)、及び同期信号として出力される。D/A10は、オーディオ情報信号をディジタル信号からアナログ信号に変換する。出力端子11は、D/A10がアナログ信号に変換したオーディオ情報信号を、出力端子11に接続された機器に出力する。
D/A12は、ビデオ情報信号の輝度信号Y、色差信号(R−Y,B−Y)、及び同期信号をディジタル信号からアナログ信号に変換する。OSD(On Screen Display)13は、D/A12から入力されたビデオ情報信号にディスプレイ情報を付加する。ビデオコンバータ14は、OSD13から入力されたビデオ情報信号から、NTSC又はPALのコンポジット・ビデオ信号、Sビデオ信号(Y信号、C信号)等を生成する。出力端子15は、ビデオコンバータ14が出力するビデオ情報信号を、出力端子15に接続された機器に出力する。
システムコントロール部16は、マイクロコンピュータ等を用いて構成され、サーボプロセッサ6、デコーダ8、OSD13を制御する。システムコントロール部16には、データを表示する表示部17、データ等の入力キーを備えた操作部18が接続される。システムコンロール部16には、キーボードなどを接続するための外部インタフェース部、各種データを記憶し読み出すための外部記憶装置を接続することもできる。
図2は、本実施例の多層光ディスク再生装置の一実施例の初期立上げ処理を示すフローチャートである。
多層光ディスク再生装置に光ディスクがセットされると(S1)、システムコントロール部16は、サーボプロセッサ6を介して光ピックアップ3をセットされた光ディスクに対してサーボ調整を行い光ピックアップ3に光ディスクからデータ構造情報を読み取らせ、当該データ構造情報によって、セットされた光ディスクが多層光ディスクであるか否かを判別する(S2)。多層光ディスクでない場合(S2でNO)、サーボプロセッサ6は多層光ディスクでない場合のサーボ調整を行い(S9)、終了する。
多層光ディスク再生装置に光ディスクがセットされると(S1)、システムコントロール部16は、サーボプロセッサ6を介して光ピックアップ3をセットされた光ディスクに対してサーボ調整を行い光ピックアップ3に光ディスクからデータ構造情報を読み取らせ、当該データ構造情報によって、セットされた光ディスクが多層光ディスクであるか否かを判別する(S2)。多層光ディスクでない場合(S2でNO)、サーボプロセッサ6は多層光ディスクでない場合のサーボ調整を行い(S9)、終了する。
多層光ディスクである場合(S2でYES)、システムコントロール部16は、各記録層の物理フォーマットが同一であるか否かを判別する(S3)。各記録層の物理フォーマットが同一である場合(S3でYES)、サーボプロセッサ6は多層光ディスクである場合のサーボ調整を行い(S9)、終了する。各記録層の物理フォーマットが異なる場合(S3でNO)、記録層番号n=1として(S4)、サーボプロセッサ6は、記録層n(ここでは記録層1)のサーボ調整を行い(S5)、サーボ調整値を半導体メモリ7に記憶する(S6)。
次の記録層があれば(S7でYES)、記録層番号n=n+1として(S8)、S5に戻り、次の記録層nのサーボ調整を行い、サーボ調整値を半導体メモリ7に記憶する(S6)。全ての記録層のサーボ調整を行い、次の記録層がない場合(S7でNO)、終了する。
図3は、本実施例の多層光ディスク再生装置の一実施例の記録層切り替え処理を示すフローチャートである。
ユーザーが操作部18によって記録層の切り替え操作を行った場合(S11でYES)、システムコントロール部16は、切り替え前と切り替え後とで記録層の物理フォーマットが同一であるか否かを判別する(S12)。物理フォーマットが同一である場合(S12でYES)、サーボ調整値を変更せず切り替え後の立上げを行い、再生を再開する(S16)。この切り替え時に、もしフォーカスエラーが生じた場合には、あらためて、フォーカスサーボの調整を行う。
ユーザーが操作部18によって記録層の切り替え操作を行った場合(S11でYES)、システムコントロール部16は、切り替え前と切り替え後とで記録層の物理フォーマットが同一であるか否かを判別する(S12)。物理フォーマットが同一である場合(S12でYES)、サーボ調整値を変更せず切り替え後の立上げを行い、再生を再開する(S16)。この切り替え時に、もしフォーカスエラーが生じた場合には、あらためて、フォーカスサーボの調整を行う。
物理フォーマットが異なる場合(S12でNO)、切り替え後の記録層のサーボ調整値を半導体メモリ7から読み出し(S13)、サーボプロセッサ6は、一旦サーボをOFFし、スピンドルモータ2の回転を停止させずに、光ピックアップ3のレーザ光を切り替えて(S14)、半導体メモリ7から読み出したサーボ調整値を使用して、切り替え後の記録層のサーボ投入動作を行い、再生を再開する(S15)。
本実施例の多層光ディスク再生装置は、物理フォーマットの異なる複数の記録層を有する多層光ディスクの記録層を切り替えて再生するとき、レーザ光の切り替え及びサーボ調整に要する時間を短縮することができる。
1 多層光ディスク
2 スピンドルモータ
3 光ピックアップ
4 RFアンプ
5 スライドモータ
6 サーボプロセッサ
7,9 半導体メモリ
8 デコーダ
10,12 DAコンバータ(D/A)
11,15 出力端子
13 OSD
14 ビデオコンバータ
16 システムコントロール部
17 表示部
18 操作部
2 スピンドルモータ
3 光ピックアップ
4 RFアンプ
5 スライドモータ
6 サーボプロセッサ
7,9 半導体メモリ
8 デコーダ
10,12 DAコンバータ(D/A)
11,15 出力端子
13 OSD
14 ビデオコンバータ
16 システムコントロール部
17 表示部
18 操作部
Claims (1)
- 物理フォーマットの異なる複数の記録層を有する多層光ディスクから該多層光ディスクに記録されたオーディオ情報又はビデオ情報等のコンテンツ情報、及びボリューム構造情報又はファイル構造情報等のデータ構造情報を読み出す情報読み出し部と、前記情報読み出し部が読み出したコンテンツ情報及びデータ構造情報を半導体メモリに記憶する記憶部と、前記記憶部により半導体メモリに記憶されたデータ構造情報に基づいて前記情報読み出し部が多層光ディスクから読み出したコンテンツ情報を再生する再生部と、前記多層光ディスクが有する物理フォーマットの異なる複数の記録層毎のサーボ調整値を検出して前記半導体メモリに記憶し、記録層が切り替えられたとき、切り替え後の記録層のサーボ調整値を前記半導体メモリから読み出して使用し、切り替え後の記録層の再生を再開させる制御部を備えたことを特徴とする多層光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006343683A JP2008159098A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 多層光ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006343683A JP2008159098A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 多層光ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008159098A true JP2008159098A (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=39659863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006343683A Pending JP2008159098A (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 多層光ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008159098A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010176730A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Sharp Corp | 光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、光ディスク再生プログラム、および記録媒体 |
-
2006
- 2006-12-21 JP JP2006343683A patent/JP2008159098A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010176730A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Sharp Corp | 光ディスク再生装置、光ディスク再生方法、光ディスク再生プログラム、および記録媒体 |
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