JP3093540U - 光ディスク再生装置 - Google Patents
光ディスク再生装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスクの記録情報を再生中に再生を中断
し、その光ディスクを光ディスク装置から取り出した
後、再びその光ディスクの記録情報を再生する場合レジ
ューム再生も行うことができる光ディスク再生装置を提
供する。 【解決手段】 再生が中断され光ディスク1が光ディス
ク再生装置20から取り出された後、光ディスクが光デ
ィスク再生装置20にセットされリモコン13によりレ
ジューム再生の指示がなされたとき、その光ディスクを
再生開始して読み出されたディスク固有識別情報とRA
M9に記憶されたディスク固有識別情報とが比較され、
両者が一致したとき、前記セットされた光ディスクが前
記再生中断した光ディスク1であると判断され、RAM
9に記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点
の記録位置から光ディスク1の記録情報が再生開始され
る。
し、その光ディスクを光ディスク装置から取り出した
後、再びその光ディスクの記録情報を再生する場合レジ
ューム再生も行うことができる光ディスク再生装置を提
供する。 【解決手段】 再生が中断され光ディスク1が光ディス
ク再生装置20から取り出された後、光ディスクが光デ
ィスク再生装置20にセットされリモコン13によりレ
ジューム再生の指示がなされたとき、その光ディスクを
再生開始して読み出されたディスク固有識別情報とRA
M9に記憶されたディスク固有識別情報とが比較され、
両者が一致したとき、前記セットされた光ディスクが前
記再生中断した光ディスク1であると判断され、RAM
9に記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点
の記録位置から光ディスク1の記録情報が再生開始され
る。
Description
【0001】
本考案は、光ディスクの記録情報を再生する光ディスク再生装置に関し、特に
再生途中で中断した場合、再度再生を開始すると、中断時点の記録位置から光デ
ィスクの記録情報を再生できるようにするレジューム機能を備えた光ディスク再
生装置に関する。
【0002】
従来から光ディスク再生装置では、光ディスクの記録情報を再生中に、ユーザ
が一時的に再生を中断した後、再び、その光ディスクに対して再生動作を行った
場合、再生を中断した時点の記録位置から引き続き記録情報を再生することがで
きるレジューム機能を有している。即ち、このレジューム機能は、光ディスクが
光ディスク再生装置のトレイにセットされ記録情報が再生されているとき、この
再生を途中で中断した場合、この中断時点の記録位置をレジューム情報としてメ
モリに記憶しておき、再び再生を行うと、そのレジューム情報をメモリから読み
出し、そのレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置を検出し、この記
録位置から記録情報を再生する機能である。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の光ディスク再生装置は、上記のようなレジューム
機能を有すると共に、電源遮断直前に装填されていたディスク(光ディスク)と
電源再投入後に装填されているディスクとの異同を判定することにより、ディス
クを交換した場合にレジューム機能を停止させるようにしている。
【0004】
また、特許文献2に記載の情報再生方法及び再生装置は、録画されたプログラ
ム(タイトル)毎に、最後に再生を停止した時の状態を保持し、次回そのタイト
ルの再生が実行された場合に、前記保持した状態を復帰して再生を開始させるよ
うにしたレジューム機能を有している。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−263929号公報(段落0041)
【特許文献2】
特開2002−112201号公報(段落0014)
【0006】
ところで、光ディスクの記録情報を再生中に再生を中断して、他の光ディスク
の記録情報を再生したい場合などに、再生を中断した光ディスクを光ディスク再
生装置のトレイから取り出し、これに替わり他の光ディスクをトレイにセットし
て再生し、この再生が終えた後、再び、前記中断した光ディスクをレジューム再
生したい場合がある。また、再生中断した光ディスクを光ディスク再生装置から
単に取り出して別の場所に一時的に置いておき、再び、その光ディスクをレジュ
ーム再生したい場合がある。
【0007】
しかしながら、特許文献1の従来技術では、光ディスクを交換した場合にレジ
ューム機能を停止させるようにしているので、交換する前の光ディスクの記録情
報を再び再生してもレジューム再生することができない。また、特許文献2の従
来技術においては、光ディスクの記録情報を再生中に再生を中断し、その光ディ
スクを光ディスク再生装置から取り出した後、再び、その光ディスクをレジュー
ム再生したい場合については対策がなされていない。
【0008】
本考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、光ディスクの記
録情報を再生中に再生を中断し、その光ディスクを光ディスク再生装置から取り
出した後、再びその光ディスクの記録情報を再生する場合、レジューム再生も行
うことができる光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、当該光ディスクの記録情報を再
生した際に読み出されたディスク固有識別情報をメモリに記憶させる制御を行う
識別情報制御手段と、当該光ディスクの記録情報を再生中に、入力手段により前
記再生を中断する指示が入力されて該再生が中断されたとき、この中断時点の光
ディスク上の記録位置をレジューム情報として前記メモリに記憶させる制御を行
うレジューム情報制御手段と、前記再生が中断され、そのまま当該光ディスクが
装置に再生可能な状態にセットされている場合に、前記入力手段により当該光デ
ィスクに対するレジューム再生の指示がなされたとき、前記メモリに記憶された
レジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当該光ディスクの記録情
報を再生開始する制御を行う第1のレジューム再生制御手段と、前記再生が中断
され当該光ディスクが装置から取り出された後、光ディスクが装置に再生可能な
状態にセットされ、前記入力手段によりレジューム再生の指示がなされたとき、
その光ディスクを再生開始して読み出されたディスク固有識別情報と前記メモリ
に記憶されたディスク固有識別情報とを比較し両者が一致したとき、前記セット
された光ディスクが前記再生中断した当該光ディスクであると判断し、前記メモ
リに記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当該光デ
ィスクの記録情報を再生開始する制御を行う第2のレジューム再生制御手段と、
前記レジューム再生をするか否かのレジューム選択画面を表示手段に表示させ、
前記入力手段により前記レジューム選択画面を選択可能にする表示制御手段とを
有した制御部を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置を提供する。
【0010】
この構成の光ディスク再生装置において、当該光ディスクの記録情報が再生さ
れると、その記録情報に含まれるディスク固有識別情報がメモリに記憶されるの
で、当該光ディスクを再生中断して光ディスク再生装置から取り出した後、再び
当該光ディスクを光ディスク再生装置にセットした場合に、前記メモリに記憶さ
れたディスク固有識別情報により当該光ディスクが前記再生中断して取り出した
光ディスクであることが検出できる。
【0011】
また、前記光ディスクの記録情報を再生中に、入力手段により再生を中断する
指示が入力されて該再生が中断されたとき、この中断時点の光ディスク上の記録
位置がレジューム情報として前記メモリに記憶される。前記再生が中断され、そ
のまま当該光ディスクが装置に再生可能な状態にセットされている場合に、前記
入力手段により当該光ディスクに対するレジューム再生の指示がなされたとき、
前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から
当該光ディスクの記録情報が再生開始される。
【0012】
したがって、当該光ディスクの再生が中断され、そのまま当該光ディスクが光
ディスク再生装置に再生可能な状態にセットされている場合においては、前記メ
モリに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスクに対するレジューム
再生が可能になる。
【0013】
また、前記再生が中断され当該光ディスクが装置から取り出された後、当該光
ディスクが装置に再生可能な状態にセットされ、前記入力手段によりレジューム
再生の指示がなされたとき、当該光ディスクを再生開始して読み出されたディス
ク固有識別情報と前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報とが比較され、
両者が一致したとき、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて前記中
断時点の記録位置から当該光ディスクの記録情報が再生開始される。
【0014】
したがって、当該光ディスクの再生が中断され、当該光ディスクが光ディスク
再生装置から取り出され、当該光ディスクが再びその光ディスク再生装置にセッ
トされた場合においては、前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報により
当該光ディスクが前記再生中断して取り出した光ディスクであることが検出でき
て、そして、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスク
に対するレジューム再生が可能になる。
【0015】
また、前記レジューム再生をするか否かのレジューム選択画面は表示手段に表
示され、前記入力手段により前記レジューム選択画面が選択可能になるので、ユ
ーザが前記入力手段を操作して前記レジューム選択画面を選択し、レジューム再
生を行うか、それとも最初から再生(通常再生)を行うかの選択を行うことがで
きる。
【0016】
請求項2の考案は、当該光ディスクの記録情報を再生した際に読み出されたデ
ィスク固有識別情報をメモリに記憶させ、当該光ディスクの記録情報を再生中に
該再生が中断されたとき、この中断時点の光ディスク上の記録位置をレジューム
情報として前記メモリに記憶させ、後程、レジューム再生の指示がなされたとき
装置にセットされている光ディスクを再生開始して読み出されたディスク固有識
別情報と前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報とを比較し、両者が一致
したとき、前記セットされている光ディスクが前記再生中断した当該光ディスク
であると判断し、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時
点の記録位置から当該光ディスクの記録情報を再生開始する制御を行う制御部を
備えたことを特徴とする光ディスク再生装置を提供する。
【0017】
この構成の光ディスク再生装置において、当該光ディスクの記録情報が再生さ
れると、その記録情報に含まれるディスク固有識別情報がメモリに記憶されるの
で、当該光ディスクを再生中断して光ディスク再生装置から取り出した後、再び
当該光ディスクを光ディスク再生装置にセットした場合に、前記メモリに記憶さ
れたディスク固有識別情報により当該光ディスクが前記再生中断して取り出した
光ディスクであることが検出できる。
【0018】
また、当該光ディスクの記録情報を再生中に該再生が中断されたとき、この中
断時点の光ディスク上の記録位置がレジューム情報として前記メモリに記憶され
る。前記再生が中断され、そのまま当該光ディスクが装置に再生可能な状態にセ
ットされている場合に、前記入力手段により当該光ディスクに対するレジューム
再生の指示がなされたとき、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて
前記中断時点の記録位置から当該光ディスクの記録情報が再生開始される。
【0019】
したがって、当該光ディスクの再生が中断され、そのまま当該光ディスクが光
ディスク再生装置に再生可能な状態に設定されている場合においては、前記メモ
リに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスクに対するレジューム再
生が可能になる。
【0020】
また、再生が中断され当該光ディスクが装置から取り出された後、光ディスク
が装置に再生可能な状態にセットされ、前記入力手段によりレジューム再生の指
示がなされたとき、当該光ディスクを再生開始して読み出されたディスク固有識
別情報と前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報とが比較され、両者が一
致したとき、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の
記録位置から当該光ディスクの記録情報が再生開始される。
【0021】
したがって、当該光ディスクの再生が中断され、当該光ディスクが光ディスク
再生装置から取り出され、当該光ディスクが再びその光ディスク再生装置にセッ
トされた場合においては、前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報により
当該光ディスクが前記再生中断して取り出した光ディスクであることが検出でき
て、そして、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスク
に対するレジューム再生が可能になる。
【0022】
請求項3の考案の光ディスク再生装置における制御部は、当該光ディスクの記
録情報を再生した際に読み出されたディスク固有識別情報をメモリに記憶させる
制御を行う識別情報制御手段と、当該光ディスクの記録情報を再生中に、入力手
段により前記再生を中断する指示が入力されて該再生が中断されたとき、この中
断時点の光ディスク上の記録位置をレジューム情報として前記メモリに記憶させ
る制御を行うレジューム情報制御手段と、前記再生が中断され、そのまま当該光
ディスクが装置に再生可能な状態にセットされている場合に、前記入力手段によ
り当該光ディスクに対するレジューム再生の指示がなされたとき、前記メモリに
記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当該光ディス
クの記録情報を再生開始する制御を行う第1のレジューム再生制御手段と、前記
再生が中断され、当該光ディスクが装置から取り出された後、光ディスクが装置
に再生可能な状態にセットされ、前記入力手段によりレジューム再生の指示がな
されたとき、その光ディスクを再生開始して読み出されたディスク固有識別情報
と前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報とを比較し、両者が一致したと
き、前記セットされた光ディスクが前記再生中断した当該光ディスクであると判
断し、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位
置から当該光ディスクの記録情報を再生開始する制御を行う第2のレジューム再
生制御手段とを有している。
【0023】
このような構成の制御部を備えることにより、当該光ディスクの再生が中断さ
れ、そのまま当該光ディスクが光ディスク再生装置に再生可能な状態にセットさ
れている場合においては、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて当
該光ディスクに対するレジューム再生が可能になり、また、当該光ディスクの再
生が中断され、当該光ディスクが光ディスク再生装置から取り出され、当該光デ
ィスクが再びその光ディスク再生装置にセットされた場合においては、前記メモ
リに記憶されたディスク固有識別情報により当該光ディスクが前記再生中断して
取り出した光ディスクであることが検出でき、そして、前記メモリに記憶された
レジューム情報に基づいて、当該光ディスクに対するレジューム再生が可能にな
る。
【0024】
請求項4の考案の光ディスク再生装置における制御部は、レジューム再生をす
るか否かのレジューム選択画面を表示手段に表示させ、前記入力手段により前記
レジューム選択画面を選択可能にする表示制御手段を有しているので、ユーザが
前記入力手段を操作して前記レジューム選択画面を選択し、レジューム再生を行
うか、それとも最初から再生(通常再生)を行うかの選択を行うことができる。
【0025】
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施形態について説明する。図1は本
考案の一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。図
1において、光ディスク再生装置20は、CD(compact disk)やDVD(digi
tal versatile disk)等の記録媒体である光ディスク1、この光ディスク1に記
録されている映像音声信号を光学的に読み取るための光ピックアップ手段(図示
せず)のフォーカスとトラッキングとを制御すると共に光ディスク1の回転を制
御するサーボ制御回路4、光ピックアップ手段によって読み取られた光ディスク
1のアナログの映像音声信号を増幅したあと基準クロックに基づいて同期検出し
AD変換(アナログ/デジタル変換)してデジタルの映像音声信号を出力する同
期検出/AD変換回路2、この同期検出/AD変換回路2からのデジタルの映像
音声信号を復調してデータの誤りを訂正する復調/誤り訂正回路3、復調/誤り
訂正回路3からのデジタルの映像音声信号のうち、画像に関係するビデオ信号と
サブピクチャ信号を処理するビデオ信号処理回路5、および音声に関係するオー
ディオ信号を処理するオーディオ処理回路6を備えている。
【0026】
また、光ディスク再生装置20は、システムを制御するための制御プログラム
を記憶するROM(read only memory)8、各種制御情報などを記憶するRAM
(random access memory)9、本実施形態の特徴とするレジューム機能を実現す
るための制御プログラムを記憶するEEPROM(electrically erasable prog
rammable read only memory)などの不揮発性メモリ10、光ディスク1の再生
中のタイトル番号やチャプタ番号などの映像ブロック番号、再生時間などの各種
情報を表示する表示部11、リモコン(リモートコントロール)装置13のキー
操作による指令信号を受信するリモコン受信部12、およびシステム全体を制御
すると共に本実施形態の特徴とするレジューム機能を実現するための制御を行う
制御部としてのCPU7を備えている。
【0027】
このCPU7は、当該光ディスク1の記録情報(映像音声信号)を再生した際
に読み出されたディスク固有識別情報(例えばタイトル)をRAM9に記憶させ
る制御を行う識別情報制御手段と、当該光ディスク1の記録情報を再生中に、リ
モコン13により前記再生を中断する指示が入力されて該再生が中断されたとき
、この中断時点の光ディスク上の記録位置をレジューム情報としてRAM9に記
憶させる制御を行うレジューム情報制御手段と、前記再生が中断され、そのまま
当該光ディスク1が光ディスク再生装置20に再生可能な状態にセットされてい
る場合に、リモコン13により当該光ディスク1に対するレジューム再生の指示
がなされたとき、RAM9に記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点
の記録位置から当該光ディスク1の記録情報を再生開始する制御を行う第1のレ
ジューム再生制御手段とを有している。
【0028】
また、このCPU7は、前記再生が中断され、当該光ディスク1が光ディスク
再生装置20から取り出された後、光ディスクが光ディスク再生装置20に再生
可能な状態にセットされ、リモコン13によりレジューム再生の指示がなされた
とき、その光ディスクを再生開始して読み出されたディスク固有識別情報とRA
M9に記憶されたディスク固有識別情報とを比較し、両者が一致したとき、前記
セットされた光ディスクが前記再生中断した当該光ディスク1であると判断し、
RAM9に記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当
該光ディスク1の記録情報を再生開始する制御を行う第2のレジューム再生制御
手段を有している。なお、前記ディスク固有識別情報およびレジューム情報を不
揮発性メモリに記憶させれば、光ディスク再生装置20が電源オフしても、前記
ディスク固有識別情報およびレジューム情報は保持されるので、電源オン後に、
同じ光ディスクを再生する場合はレジューム再生が可能になる。
【0029】
また、このCPU7は、前記レジューム再生をするか否かのレジューム選択画
面をモニタ装置30に表示させ、リモコン13により前記レジューム選択画面を
選択可能にする表示制御手段を有している。なお、前記レジューム選択画面は光
ディスク再生装置20内の表示部11に表示させても良い。
【0030】
次に、この光ディスク再生装置20の動作について説明する。光ディスク再生
装置20が再生動作を行うと、光ディスク1がサーボ制御回路4の制御に従って
回転し、光ディスク1に記録されている映像音声信号が図示しない光ピックアッ
プ手段によって光学的に読み取られる。この読み取られた映像音声信号は、同期
検出/AD変換回路2に与えられ増幅され、基準クロックに基づいて同期検出さ
れてアナログ信号からデジタル信号に変換される。このデジタル信号に変換され
た映像音声信号は、復調/誤り訂正回路3に与えられて復調され、光ピックアッ
プ手段によって読み取られた映像音声信号のデータの誤りが訂正される。
【0031】
この誤り訂正されたデジタルの映像音声信号は、デジタルのビデオ信号とサブ
ピクチャ信号とオーディオ信号とに分離され、画像系の信号であるビデオ信号お
よびサブピクチャ信号はビデオ信号処理回路5に与えられ、音声系のオーディオ
信号はオーディオ信号処理回路6に与えられる。ビデオ信号処理回路5に与えら
れたデジタルのビデオ信号およびサブピクチャ信号は、復号化された後、再編成
されて所定の信号方式に従ったビデオ信号(例えばNTSC方式のビデオ信号)
に符号化され、この後、アナログのビデオ信号に変換され、モニタ装置30のビ
デオ入力端子に入力される。これにより、モニタ装置30の画面に映像を表示さ
せることができる。また、オーディオ信号処理回路6に与えられたデジタルのオ
ーディオ信号は、復号化された後、アナログのオーディオ信号に変換され、モニ
タ装置30の音声入力端子に入力される。これにより、モニタ装置30は、スピ
ーカやヘッドホーンなどから音声を発生させることができる。
【0032】
一方、復調/誤り訂正回路3で誤り訂正された映像音声信号の内、システムを
制御するための制御信号と、ビデオ信号処理回路5およびオーディオ信号処理回
路6によって再生された制御信号および情報信号とがCPU7に与えられ、これ
により、CPU7は光ディスク再生装置20のシステム全体を制御する。また、
CPU7は、リモコン装置13から送出された指令信号を、リモコン受信部12
を介して受信して、サーボ制御回路4、ビデオ信号処理回路5、およびオーディ
オ信号処理回路6に各制御信号を送出し、光ディスク再生装置20のシステム全
体を制御する。
【0033】
図2および図3は本実施形態の光ディスク再生装置20においてレジューム機
能の動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに基づい
て光ディスク再生装置20のレジューム機能の動作について説明する。
【0034】
ユーザが光ディスク1を光ディスク再生装置20の図示しないトレイにセット
し、リモコン13を操作して再生を開始させる(ステップS1)。再生が開始す
ると、光ディスク1から読み出された記録情報(映像音声信号)が前述した同期
検出/AD変換回路2、復調/誤り訂正回路3、ビデオ信号処理回路5およびオ
ーディオ信号処理回路6の動作により、映像がモニタ装置30に表示され、また
音声がスピーカから出力される。また、再生が開始すると、光ディスク1の記録
情報の中に含まれるタイトルが読み出され、このタイトルをディスク固有識別情
報としRAM9に記憶する(ステップS2)。
【0035】
再生を中断せずに、そのまま最後まで再生をしたときは、レジューム機能は働
かずに再生を終了するが(ステップS3,S8,S9)、ここで、再生途中でユ
ーザがリモコン11を操作して再生を中断したときは(ステップS3)、この中
断時点の光ディスク1上の記録位置をレジューム情報としてRAM9に記憶する
(ステップS4)。
【0036】
そして、この光ディスク1はトレイにセットされたままの状態のとき、ユーザ
がこの光ディスク1をレジューム再生したいため、モニタ装置30に表示された
レジューム再生をするか通常再生するかの選択画面のうち、リモコン13を操作
してレジューム再生の選択画面を選択すると、レジューム再生の指示がなされ(
ステップS6)、RAM9に記憶された前記レジューム情報に基づいて光ディス
ク1の記録情報を前記中断時点の記録位置から再生開始する(ステップS7)。
なお、レジューム再生しないときは(ステップS6)、光ディスク1の記録情報
は最初から再生される。
【0037】
一方、光ディスク1の再生が中断した後、この光ディスク1をトレイから取り
出した後、同じ光ディスク1または他の光ディスク(光ディスク1aとする)を
トレイにセットし(ステップS5,S10)、再生する場合、前回のレジューム
情報がRAM9に有るか否かを判定し(ステップS11)、レジューム情報が無
場合は通常再生を開始し(ステップS18)、レジューム情報が有る場合は、レ
ジューム再生するか否かを判定する(ステップS12)。
【0038】
この場合、モニタ装置30にレジューム再生をするか通常再生するかの選択画
面が表示され、ユーザはリモコン13を操作してレジューム再生の選択画面を選
択すると、新規セットの光ディスクの記録情報が最初から再生され、この記録情
報に含まれるタイトルを読み出して、このタイトルを新規セットの光ディスクの
ディスク固有識別情報とし、このディスク固有識別情報とRAM9に前回記憶さ
れたディスク固有識別情報とを比較し(ステップS13,S15)、両ディスク
固有識別情報が異なれば、前回とは異なる光ディスク1aがトレイにセットされ
ていることになり、この光ディスク1aに対して通常再生を開始するが(ステッ
プS18)、両ディスク固有識別情報が同じであれば、前回と同じ光ディスク1
がトレイにセットされており、この光ディスク1に対して、RAM9に記憶され
たレジューム情報に基づいてレジューム再生を開始する(ステップS15)。
【0039】
そして、この光ディスク1を最後まで再生し終わると、本処理は終了する(ス
テップS16,S17)。また、このレジューム再生中に中断があれば、ステッ
プS16からステップS3の処理に戻り、それ以降は前述したような同様な処理
を行う。
【0040】
このように本実施形態の光ディスク再生装置20によれば、当該光ディスク1
の記録情報が再生されると、その記録情報に含まれるディスク固有識別情報がR
AM9に記憶されるので、当該光ディスク1を再生中断して光ディスク再生装置
20から取り出した後、再び当該光ディスク1を光ディスク再生装置20にセッ
トした場合に、RAM9に記憶されたディスク固有識別情報により当該光ディス
ク1が前記再生中断して取り出した光ディスクであることが検出できる。
【0041】
また、当該光ディスク1の記録情報を再生中に、リモコン13により再生を中
断する指示が入力されて該再生が中断されたとき、この中断時点の光ディスク上
の記録位置がレジューム情報としてRAM9に記憶される。再生が中断され、そ
のまま当該光ディスク1が光ディスク装置20に再生可能な状態にセットされて
いる場合に、リモコン13により当該光ディスク1に対するレジューム再生の指
示がなされたとき、RAM9に記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時
点の記録位置から当該光ディスク1の記録情報が再生開始される。
【0042】
したがって、当該光ディスク1の再生が中断され、そのまま当該光ディスク1
が光ディスク再生装置20に再生可能な状態にセットされている場合においては
RAM9に記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスク1に対するレジ
ューム再生が可能になる。
【0043】
また、前記再生が中断され当該光ディスク1が光ディスク再生装置20から取
り出された後、当該光ディスク1が光ディスク再生装置20に再生可能な状態に
セットされ、リモコン13によりレジューム再生の指示がなされたとき、当該光
ディスク1を再生開始して読み出されたディスク固有識別情報とRAM9に記憶
されたディスク固有識別情報とが比較され、両者が一致したとき、前記セットさ
れた光ディスクが前記再生中断した当該光ディスク1であると判断し、RAM9
に記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当該光ディ
スク1の記録情報が再生開始される。
【0044】
したがって、当該光ディスク1の再生が中断され、当該光ディスク1が光ディ
スク再生装置20から取り出され、当該光ディスク1が再びその光ディスク再生
装置20にセットされた場合においては、RAM9に記憶されたディスク固有識
別情報により当該光ディスク1が前記再生中断して取り出した光ディスクである
ことが検出でき、そして、RAM9に記憶されたレジューム情報に基づいて当該
光ディスク1に対するレジューム再生が可能になる。
【0045】
また、前記レジューム再生をするか否かのレジューム選択画面はモニタ装置3
0に表示され、リモコン13により前記レジューム選択画面が選択可能になるの
で、ユーザがリモコン13を操作して前記レジューム選択画面を選択し、レジュ
ーム再生を行うか、それとも最初から再生(通常再生)を行うかの選択を行うこ
とができる。
【0046】
以上のように請求項1の考案によれば、当該光ディスクの記録情報を再生した
際に読み出されたディスク固有識別情報をメモリに記憶させる制御を行う識別情
報制御手段と、当該光ディスクの記録情報を再生中に、入力手段により前記再生
を中断する指示が入力されて該再生が中断されたとき、この中断時点の光ディス
ク上の記録位置をレジューム情報として前記メモリに記憶させる制御を行うレジ
ューム情報制御手段と、前記再生が中断され、そのまま当該光ディスクが装置に
再生可能な状態にセットされている場合に、前記入力手段により当該光ディスク
に対するレジューム再生の指示がなされたとき、前記メモリに記憶されたレジュ
ーム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当該光ディスクの記録情報を再
生開始する制御を行う第1のレジューム再生制御手段と、前記再生が中断され当
該光ディスクが装置から取り出された後、光ディスクが装置に再生可能な状態に
セットされ、前記入力手段によりレジューム再生の指示がなされたとき、その光
ディスクを再生開始して読み出されたディスク固有識別情報と前記メモリに記憶
されたディスク固有識別情報とを比較し、両者が一致したとき、前記セットされ
た光ディスクが前記再生中断した当該光ディスクであると判断し、前記メモリに
記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当該光ディス
クの記録情報を再生開始する制御を行う第2のレジューム再生制御手段と、前記
レジューム再生をするか否かのレジューム選択画面を表示手段に表示させ、前記
入力手段により前記レジューム選択画面を選択可能にする表示制御手段とを有し
た制御部を備えている。
【0047】
したがって、当該光ディスクの再生が中断され、そのまま当該光ディスクが光
ディスク再生装置に再生可能な状態にセットされている場合においては前記メモ
リに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスクに対するレジューム再
生が可能になる。
【0048】
また、当該光ディスクの再生が中断され、当該光ディスクが光ディスク再生装
置から取り出され、当該光ディスクが再びその光ディスク再生装置にセットされ
た場合においては、前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報により当該光
ディスクが前記再生中断して取り出した光ディスクであることが検出でき、そし
て、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスクに対する
レジューム再生が可能になる。
【0049】
また、前記レジューム再生をするか否かのレジューム選択画面は表示手段に表
示され、前記入力手段により前記レジューム選択画面が選択可能になるので、ユ
ーザが前記入力手段を操作して前記レジューム選択画面を選択し、レジューム再
生を行うか、それとも最初から再生(通常再生)を行うかの選択を行うことがで
きる。
【0050】
請求項2の考案によれば、当該光ディスクの記録情報を再生した際に読み出さ
れたディスク固有識別情報をメモリに記憶させ、当該光ディスクの記録情報を再
生中に該再生が中断されたとき、この中断時点の光ディスク上の記録位置をレジ
ューム情報として前記メモリに記憶させ、後程、レジューム再生の指示がなされ
たとき装置にセットされている光ディスクを再生開始して読み出されたディスク
固有識別情報と前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報とを比較し、両者
が一致したとき、前記セットされている光ディスクが前記再生中断した当該光デ
ィスクであると判断し、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて前記
中断時点の記録位置から当該光ディスクの記録情報を再生開始する制御を行う制
御部を備えたので、当該光ディスクの再生が中断され、そのまま当該光ディスク
が光ディスク再生装置に再生可能な状態に設定されている場合においては、前記
メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスクに対するレジュー
ム再生が可能になる。
【0051】
また、当該光ディスクの再生が中断され、当該光ディスクが光ディスク再生装
置から取り出され、当該光ディスクが再びその光ディスク再生装置にセットされ
た場合においては、前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報により当該光
ディスクが前記再生中断して取り出した光ディスクであることが検出でき、そし
て、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスクに対する
レジューム再生が可能になる。
【0052】
請求項3の考案によれば、前記制御部は、当該光ディスクの記録情報を再生し
た際に読み出されたディスク固有識別情報をメモリに記憶させる制御を行う識別
情報制御手段と、当該光ディスクの記録情報を再生中に、入力手段により前記再
生を中断する指示が入力されて該再生が中断されたとき、この中断時点の光ディ
スク上の記録位置をレジューム情報として前記メモリに記憶させる制御を行うレ
ジューム情報制御手段と、前記再生が中断され、そのまま当該光ディスクが装置
に再生可能な状態にセットされている場合に、前記入力手段により当該光ディス
クに対するレジューム再生の指示がなされたとき、前記メモリに記憶されたレジ
ューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当該光ディスクの記録情報を
再生開始する制御を行う第1のレジューム再生制御手段と、前記再生が中断され
当該光ディスクが装置から取り出された後、光ディスクが装置に再生可能な状態
にセットされ、前記入力手段によりレジューム再生の指示がなされたとき、その
光ディスクを再生開始して読み出されたディスク固有識別情報と前記メモリに記
憶されたディスク固有識別情報とを比較し、両者が一致したとき、前記セットさ
れた光ディスクが前記再生中断した当該光ディスクであると判断し、前記メモリ
に記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当該光ディ
スクの記録情報を再生開始する制御を行う第2のレジューム再生制御手段とを有
しているので、当該光ディスクの再生が中断され、そのまま当該光ディスクが光
ディスク再生装置に再生可能な状態にセットされている場合においては、前記メ
モリに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光ディスクに対するレジューム
再生が可能になり、また、当該光ディスクの再生が中断され、当該光ディスクが
光ディスク再生装置から取り出され、当該光ディスクが再びその光ディスク再生
装置にセットされた場合においては、前記メモリに記憶されたディスク固有識別
情報により当該光ディスクが前記再生中断して取り出した光ディスクであること
が検出でき、そして、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて当該光
ディスクに対するレジューム再生が可能になる。
【0053】
請求項4の考案によれば、レジューム再生をするか否かのレジューム選択画面
を表示手段に表示させ、前記入力手段により前記レジューム選択画面を選択可能
にする表示制御手段を有しているので、ユーザが前記入力手段を操作して前記レ
ジューム選択画面を選択し、レジューム再生を行うか、それとも最初から再生(
通常再生)を行うかの選択を行うことができる。
【図1】 本考案の一実施形態に係る光ディスク再生装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本考案の一実施形態に係る光ディスク再生装
置におけるレジューム機能の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
置におけるレジューム機能の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】 図2に示すフローチャートの続きを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 光ディスク
7 CPU(制御部)
9 RAM(メモリ)
11 表示部(表示手段)
13 リモコン装置(入力手段)
20 光ディスク装置
30 モニタ装置(表示手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体である光ディスクに記録された
情報を再生する光ディスク再生装置において、当該光デ
ィスクの記録情報を再生した際に読み出されたディスク
固有識別情報をメモリに記憶させる制御を行う識別情報
制御手段と、当該光ディスクの記録情報を再生中に、入
力手段により前記再生を中断する指示が入力されて該再
生が中断されたとき、この中断時点の光ディスク上の記
録位置をレジューム情報として前記メモリに記憶させる
制御を行うレジューム情報制御手段と、前記再生が中断
され、そのまま当該光ディスクが装置に再生可能な状態
にセットされている場合に、前記入力手段により当該光
ディスクに対するレジューム再生の指示がなされたと
き、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて
前記中断時点の記録位置から当該光ディスクの記録情報
を再生開始する制御を行う第1のレジューム再生制御手
段と、前記再生が中断され当該光ディスクが装置から取
り出された後、光ディスクが装置に再生可能な状態にセ
ットされ、前記入力手段によりレジューム再生の指示が
なされたとき、その光ディスクを再生開始して読み出さ
れたディスク固有識別情報と前記メモリに記憶されたデ
ィスク固有識別情報とを比較し、両者が一致したとき、
前記セットされた光ディスクが前記再生中断した当該光
ディスクであると判断し、前記メモリに記憶されたレジ
ューム情報に基づいて前記中断時点の記録位置から当該
光ディスクの記録情報を再生開始する制御を行う第2の
レジューム再生制御手段と、前記レジューム再生をする
か否かのレジューム選択画面を表示手段に表示させ、前
記入力手段により前記レジューム選択画面を選択可能に
する表示制御手段とを有した制御部を備えたことを特徴
とする光ディスク再生装置。 - 【請求項2】 記録媒体である光ディスクに記録された
情報を再生する光ディスク再生装置において、当該光デ
ィスクの記録情報を再生した際に読み出されたディスク
固有識別情報をメモリに記憶させ、当該光ディスクの記
録情報を再生中に、該再生が中断されたとき、この中断
時点の光ディスク上の記録位置をレジューム情報として
前記メモリに記憶させ、後程、レジューム再生の指示が
なされたとき、装置にセットされている光ディスクを再
生開始して読み出されたディスク固有識別情報と前記メ
モリに記憶されたディスク固有識別情報とを比較し、両
者が一致したとき、前記セットされている光ディスクが
前記再生中断した当該光ディスクであると判断し、前記
メモリに記憶されたレジューム情報に基づいて前記中断
時点の記録位置から当該光ディスクの記録情報を再生開
始する制御を行う制御部を備えたことを特徴とする光デ
ィスク再生装置。 - 【請求項3】 前記制御部は、光ディスクの記録情報を
再生した際に読み出されたディスク固有識別情報をメモ
リに記憶させる制御を行う識別情報制御手段と、当該光
ディスクの記録情報を再生中に、入力手段により前記再
生を中断する指示が入力されて該再生が中断されたと
き、この中断時点の光ディスク上の記録位置をレジュー
ム情報として前記メモリに記憶させる制御を行うレジュ
ーム情報制御手段と、前記再生が中断され、そのまま当
該光ディスクが装置に再生可能な状態にセットされてい
る場合に、前記入力手段により当該光ディスクに対する
レジューム再生の指示がなされたとき、前記メモリに記
憶されたレジューム情報に基づいて前記中断時点の記録
位置から当該光ディスクの記録情報を再生開始する制御
を行う第1のレジューム再生制御手段と、前記再生が中
断され、当該光ディスクが装置から取り出された後、光
ディスクが装置に再生可能な状態にセットされ前記入力
手段によりレジューム再生の指示がなされたとき、その
光ディスクを再生開始して読み出されたディスク固有識
別情報と前記メモリに記憶されたディスク固有識別情報
とを比較し、両者が一致したとき、前記セットされた光
ディスクが前記再生中断した当該光ディスクであると判
断し、前記メモリに記憶されたレジューム情報に基づい
て前記中断時点の記録位置から当該光ディスクの記録情
報を再生開始する制御を行う第2のレジューム再生制御
手段とを有したことを特徴とする請求項2に記載の光デ
ィスク再生装置。 - 【請求項4】 前記制御部は、レジューム再生をするか
否かのレジューム選択画面を表示手段に表示させ、前記
入力手段により前記レジューム選択画面を選択可能にす
る表示制御手段を有したことを特徴とする請求項3に記
載の光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006628U JP3093540U (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | 光ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006628U JP3093540U (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | 光ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3093540U true JP3093540U (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=43247562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002006628U Expired - Fee Related JP3093540U (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | 光ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3093540U (ja) |
-
2002
- 2002-10-21 JP JP2002006628U patent/JP3093540U/ja not_active Expired - Fee Related
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