JPH10322660A - 信号記録装置 - Google Patents

信号記録装置

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JPH10322660A
JPH10322660A JP9131383A JP13138397A JPH10322660A JP H10322660 A JPH10322660 A JP H10322660A JP 9131383 A JP9131383 A JP 9131383A JP 13138397 A JP13138397 A JP 13138397A JP H10322660 A JPH10322660 A JP H10322660A
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JP
Japan
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recording
signal
information signal
circuit
compressed
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JP9131383A
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Takayuki Oishi
隆幸 大石
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録したい時の情報信号から欠損なく記録媒
体に記録することができる信号記録装置の提供を目的と
する。 【解決手段】 カメラ一体型ビデオテープレコーダ1
に、記録開始ボタン11により記録開始操作された時の
映像信号を検出するシステムデータ検出回路12及び変
化点検出回路13と、この検出した映像信号が実際に記
録開始される時間を求め、記録部10が記録開始する時
間に実際に記録開始するように制御するCPU14と、
少なくとも記録開始ボタン11の記録開始操作から記録
部10が実際に記録開始するまでに要する時間分の圧縮
画像信号を記憶する記憶容量を有するメモリ15及びこ
のメモリ15に対して圧縮画像信号の読み出し制御する
メモリ制御回路16からなる遅延出力部17とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル映像信
号等の情報信号を記録媒体に記録する信号記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】信号記録装置は、例えばビデオテープ、
ディスク等の記録媒体に情報信号、例えばディジタル映
像信号又はディジタルオーディオ信号等を記録してい
る。
【0003】映像・音声信号等を記録する例えばカメラ
一体型ビデオテープレコーダは、撮影した映像をビデオ
テープ等に記録している。このカメラ一体型ビデオテー
プレコーダは、ニュース取材等に使用される場合には、
機動性の観点から、例えばバッテリーによって駆動さ
れ、持ち運びが自在とされている。
【0004】例えば、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダは、上記バッテリーの容量及びビデオテープの記録容
量により記録時間の制約を受けることから、一般的な使
い方として、カメラマンが記録しようとする場面になる
まで記録待機状態にしておき、その場面の寸前で記録状
態にされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カメラマン
の予想に反して事態が急変した場合に、その急変した直
後に記録開始ボタンを操作しても、決定的な瞬間の場面
を記録し損ねる場合がある。
【0006】さらに、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダを記録待機状態にしていると、記録開始ボタンによっ
て記録開始操作されてから実際にカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダが記録できる状態になりビデオテープに記
録を開始するまでの間は映像・音声信号が記録できな
い。よって、決定的瞬間に記録開始ボタンを操作するこ
とができたとしても、その決定的瞬間の映像・音声の頭
の部分が欠けて記録されてしまう。
【0007】また、外部に映像・音声信号を蓄える手段
を備えることも考えられるが、機動性が損なわれてしま
い、また、後の編集が面倒になる。
【0008】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであって、記録したい時の情報信号から欠損
なく記録媒体に記録することができる信号記録装置の提
供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号記録装
置は、上述の課題を解決するために、入力された情報信
号を圧縮して圧縮情報信号を出力する信号圧縮手段と、
記録開始操作手段により記録開始操作された時の圧縮情
報信号が記録手段によって記録媒体に実際に記録される
までの時間を検出する検出手段と、検出手段の検出結果
を基に記録手段により記録媒体に実際に記録開始させる
記録制御手段と、信号圧縮手段から出力された圧縮情報
信号が常時書き込まれ、少なくとも記録開始操作手段の
記録開始操作から記録手段が記録媒体に実際に記録開始
するまでに要する時間分の圧縮情報信号を記憶する記憶
容量を有する記憶手段と、記憶手段に対して圧縮情報信
号の書き込み及び読み出し制御する書き込み/読み出し
制御手段とを備える。
【0010】このように構成することで、信号記録装置
は、記録開始操作手段により記録開始操作された時の情
報信号が記録媒体に記録開始する時間を検出手段が検出
して、その検出結果に基づいて記録制御手段が記録手段
を制御して、記録開始操作された時からの情報信号を記
録媒体に記録する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る信号記録装置の実施
の形態について図面を参照して説明する。この実施の形
態は、磁気テープを有してなるビデオテープに情報信
号、例えばディジタル映像信号等の映像信号やディジタ
ルオーディオ信号等の音声信号、を記録するように構成
したカメラ一体型ビデオテープレコーダであって、詳し
くはその信号処理系である。
【0012】このカメラ一体型ビデオテープレコーダ1
は、図1に示すように、情報信号を信号処理する信号処
理回路2と、入力された映像信号を圧縮して圧縮画像信
号を出力する映像信号圧縮処理回路3と、磁気テープに
映像信号を記録するため記録増幅回路9及び磁気ヘッド
Hを有する記録部10と、記録部10に記録を開始させ
るための操作を行う記録開始ボタン11と、記録開始ボ
タン11により記録開始操作された時の映像信号を検出
する映像信号検出部とされるシステムデータ検出回路1
2及び変化点検出回路13と、この映像信号検出部によ
って検出した映像信号が記録部10によって磁気テープ
に実際に記録開始する時間を求め、記録部10が記録開
始する時間に実際に記録開始するように制御するCPU
14と、映像信号圧縮処理回路3から出力された圧縮画
像信号が常時書き込まれ、少なくとも記録開始ボタン1
1の記録開始操作から記録部10が磁気テープに実際に
記録開始するまでに要する時間分、すなわち記録立ち上
がり時間分、の圧縮画像信号を記憶する記憶容量を有す
るメモリ15及びこのメモリ15に対して圧縮画像信号
の書き込み及び読み出し制御する書き込み/読み出し制
御手段とされるメモリ制御回路16からなる遅延出力部
17とを備える。
【0013】また、カメラ一体型ビデオテープレコーダ
1は、遅延出力部17と記録部10との間に、誤り訂正
符号付加する誤り訂正符号付加回路4と、変調処理する
変調回路5と、ロータリトランス7とを備える。
【0014】そして、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ1は、磁気ヘッドHを備えた回転ドラムを回転させる
ための回転モータ6と、回転モータ6の回転数等につい
てのサーボ処理をサーボ回路6とを備える。
【0015】このように構成したカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダ1は、映像信号を信号処理回路2に入力す
る。
【0016】信号処理回路2は、入力した映像信号をデ
ィジタル処理等して出力する。信号処理回路2から出力
されたディジタル信号処理された映像信号は、映像信号
圧縮処理回路3に入力される。
【0017】映像信号圧縮処理回路3は、入力された映
像信号を圧縮符号化し、圧縮画像信号として出力する。
映像信号圧縮処理回路3による映像信号の画像圧縮方式
は、例えばMPEG2方式を採用しており、フレーム内
符号化によるIピクチャー,フレーム間予測符号化であ
って、順方向(前方向)予測によるPピクチャー及び双
方向予測によるBピクチャーによって構成する。
【0018】そして、映像信号圧縮処理回路3は、後述
するように、CPU14によってその画像圧縮方式が切
り換えられる。例えば、記録開始ボタン11が操作され
たときに、フレーム間符号化による画像圧縮を後方向の
みの片側予測から前方向及び後方向の双方向予測に切り
換えられる。このとき、切り換えられた境界のGOP
(Group Of Picture)、例えば操作開始ボタン11が操
作された時のGOP、に対してそのシステムデータにフ
ラグ等を立てる。具体的には、例えば、GOPの予測方
法が上記後方向予測のみか、双方向予測を含むか、を示
すフラグを用いればよい。
【0019】GOPのシステムデータは、例えばMPE
G2の量子化テーブル,GOP機構等圧縮伸長に関する
情報・タイムデータ等の付属データである。なお、映像
信号圧縮処理回路3は、この圧縮符号化によって映像信
号のデータ量を約1/10に圧縮する。
【0020】そして、映像信号圧縮処理回路3は、カメ
ラ本体が記録待機状態においても動作しており、入力さ
れた映像信号を常時圧縮符号化して、システムデータ検
出回路12に出力する。
【0021】システムデータ検出回路12は、入力され
るGOPのシステムデータを検出する。システムデータ
検出回路12によって検出されたGOPのシステムデー
タは、変化点検出回路13に出力される。
【0022】変化点検出回路13は、フラグが立ってい
るか否か、すなわちシステムデータに記録開始ボタン1
1が押された時の圧縮画像信号を含んでいるか否かを検
出する。変化点検出回路13は、その検出結果をCPU
14に出力する。
【0023】CPU14は、各種制御信号によって各回
路等に制御する。例えばCPU14は、映像信号圧縮処
理回路3の画像圧縮方式を切り換え制御することができ
る。
【0024】CPU14は、変化点検出回路13から出
力された検出結果に基づいて、フラグが立っていたGO
P、すなわち記録開始ボタン11が押された時に映像信
号圧縮処理回路4で圧縮符号化されていた圧縮画像信号
を含むGOP、がメモリ制御回路16に入力される時間
を計算する。
【0025】さらに、CPUは14は、メモリ制御回路
16から上記フラグが立っていたGOPが誤り訂正符号
付加回路4に出力されるまで、または誤り符号訂正符号
付加回路4及び変調回路5から出力されるまでの時間を
計算する。
【0026】そして、CPU14は、上記時間の計算結
果を記録媒体への記録に関係する回路を制御する図示し
ないシステムコントローラ及びサーボ処理回路等に出力
する。例えば、システムコントローラ及びサーボ処理回
路等へ上記計算結果を通信又はパルスによって送信す
る。
【0027】上記システムコントローラ及びサーボ処理
回路は、入力された上記計算結果に基づいて、記録に関
する各回路を記録開始時間に記録を開始できるように、
例えば、CPU14からの記録開始制御信号を基に各回
路を制御する。例えば、上記サーボ処理回路は、記録開
始制御信号により記録開始時間に記録を開始できるよう
にサーボ回路8を制御する。
【0028】CPU14が上述のように計算を行う一
方、システムデータ検出回路12からの画像圧縮信号が
遅延出力部17に入力される。遅延出力部17は、上述
したように、メモリ15と、メモリ制御回路16とから
構成される。この遅延出力回路17は、メモリ15のデ
ータエリアに常時書き込んでいる圧縮画像信号を一定時
間遅延して出力するように構成している。そこで、メモ
リ15は、目標とする遅延時間に応じた容量のものを使
用し、また、メモリ制御回路16は、任意の遅延時間に
設定できるようにしている。例えば、メモリ制御回路1
6の遅延時間は、外部からのコマンドによって設定され
る。
【0029】すなわち、遅延出力部17は、常時入力さ
れる圧縮画像信号をメモリ15のデータエリアに書き込
む。そして、遅延出力部17は、メモリ制御回路16が
外部からのコマンドによって遅延時間が設定される。な
お、遅延時間を必要にしないときには、図示しないバイ
パス回路を使用しメモリ制御回路16の消費電力を削減
する。
【0030】それから、一定遅延時間を経た画像圧縮信
号をメモリ制御回路14によってメモリ13から読み出
し、誤り訂正符号付加回路4に出力する。例えばメモリ
制御回路14から誤り訂正符号付加回路4へ外部同期信
号によって同期させて出力する。
【0031】誤り訂正符号付加回路4は、遅延出力部1
5からの圧縮画像信号を誤り訂正符号付加して出力す
る。誤り訂正符号付加回路4から出力された信号は、変
調回路5に入力される。
【0032】変調回路5は、入力された圧縮画像信号を
変調処理して出力する。変調回路5で変調処理された圧
縮画像信号は、図示しない回転ドラム内に備えたロータ
リートランス7に入力される。
【0033】ロータリトランス7は、入力された圧縮画
像信号を記録部10に出力する。記録部10は、上述し
たように、記録増幅回路9及び磁気ヘッドHを有して構
成している。
【0034】記録増幅回路9は、ロータリトランス7か
らの画像圧縮信号を増幅して出力する。記録増幅回路9
で増幅されて出力された圧縮画像信号は、磁気ヘッドH
に入力される。
【0035】磁気ヘッドHは、上記回転ドラムと共に回
転しながら磁気テープへ画像圧縮信号を記録する。回転
モータ6は、上記回転ドラムを回転させるものであっ
て、サーボ回路8によってサーボ処理される。
【0036】上記回転ドラムは、いわゆる記録待機状態
では回転しておらず、記録開始ボタン11の開始操作後
にCPU14等からの開始命令によって回転起動し、記
録立ち上がり時間を要して記録を開始する。
【0037】上記回転ドラム及びサーボ回路8等は、C
PU14からの記録開始制御信号をもとにサーボ処理回
路等によって記録部10が記録開始時間に記録開始でき
るように準備を行い、その時間経過後から磁気テープへ
の記録を開始させる。
【0038】カメラ一体型ビデオテープレコーダ1は、
以上のような回路等の有して構成している。このカメラ
一体型ビデオテープレコーダ1が記録開始ボタン11が
操作された時にその映像信号が記録媒体に記録されるま
で、記録媒体に記録する単位をMPEG2方式のGOP
とした場合について、図2乃至図5を用いて説明する。
【0039】図2は、信号処理回路2へ入力される映像
信号を示すものであって、記録開始ボタン11が押され
た時と、その時の映像信号(A)との関係を示してい
る。例えば、映像信号(A)は、記録開始ボタン11が
押された時に映像信号圧縮処理回路3内の映像信号とす
る。
【0040】そして、映像信号圧縮処理回路3は、記録
開始ボタン11が記録開始のために押された時には、画
像圧縮方式を後方向のみの片側予測から前方向及び後方
向の双方向予測に切り換える。切り換えた結果、図3に
示すように、記録開始ボタン11が押された時の映像信
号(A)を含むGOP(n)及びそれ以前に入力されて
いた映像信号を含むGOP(・・・,n−3,n−2,
n−1)は、フレーム間符号化を後方向予測のみで行っ
た圧縮画像信号を含んで構成され(図3中の斜線部)、
信号記録開始ボタン11が押された直後のGOP(n+
1,n+2,n+3,・・・)は、フレーム間符号化を
双方向予測で行った圧縮画像信号を含んで構成される。
【0041】これらGOPは、システムデータ検出回路
12によってシステムデータが検出される。システムデ
ータ検出回路12によって検出されたシステムデータ
は、変化点検出回路13に入力される。
【0042】変換点検出回路13は、システムデータに
よって後方向予測によるものであるか、双方向予測によ
るものであるかを検出する。変化点検出回路13は、シ
ステムデータのフラグを検出し、フラグが立っていた場
合には、操作開始ボタン11が押された時の映像信号
(A)を含むGOPがシステムデータ検出回路12に入
力された旨をCPU14に出力する。
【0043】CPU14は、双方向予測による最初のG
OP(n+1)の1つ前のGOP(n)が映像信号
(A)を含むので、このGOP(n)が遅延出力部17
によって遅延されて、誤り訂正符号付加回路4に出力さ
れる時間を計算して、さらに上記回転ドラム及びサーボ
回路8等を制御する上記サーボ処理回路やシステムコン
トローラ等に伝える。
【0044】例えば、CPU14は、図4に示すよう
に、記録開始制御信号とされるフレーム単位のカウント
ダウンをサーボ処理回路やシステムコントローラに通信
によって伝える。システムコントローラやサーボ処理回
路は、このカウント値に応じて、記録部10のサーボ回
路8等が記録をするために必要な信号の発生等のイベン
トを開始する。
【0045】CPU14からのカウントダウンに応じて
記録を開始した記録部10は、図5に示すように、記録
開始ボタン11が押された映像信号(A)を含むGOP
(n)から磁気テープに記録する。
【0046】このようにカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ1は、記録開始ボタン11が記録開始操作された時
の映像信号をシステムデータ検出回路12及び変化点検
出回路検出手段13が検出して、この検出結果に基づい
てCPU14によって記録部10を制御することで、記
録開始操作された時からの映像信号を記録媒体とされる
磁気テープに記録することができる。
【0047】よって、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ1は、記録開始ボタン11を押した時からの映像信号
をビデオテープに記録することができ、例えば決定的瞬
間の撮影ミスを防止することができる。
【0048】また、nのGOP内の圧縮画像信号は、後
方向予測によって圧縮符号化しているため、再生時に
は、撮り初めの映像を復号して再生することができる。
【0049】さらに、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ1により上述のようにカウントダウン等して所望の映
像から磁気テープに記録することができるために、編集
が容易になされるようになる。
【0050】そして、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダ1は、映像信号を圧縮して記録しているため、少ない
記憶容量で一定時間の映像信号をメモリ15に記憶する
ことができる。そして、映像信号圧縮処理回路3による
画像圧縮処理と記録部10の記録媒体への記録処理とを
時間的に切り離して遅延出力部17より後段の全ての回
路を停止させることができるため、これにより消費電力
を削減させることができる。
【0051】また、記録開始ボタン11の記録開始操作
された時の映像信号圧縮処理回路3による圧縮方式の切
り換えは、GOP単位で行うことを限定するものでな
く、フレーム単位や複数GOP単位で行うこともでき
る。
【0052】さらに、記録部10による実際の記録開始
は、周期的な信号、例えば同期クロックをカウントする
ことで記録のタイミングを検出して行うこともできる。
【0053】本発明に係る信号記録装置は、例えば、ハ
ードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディ
スク等に情報信号を記録するような装置に適用すること
もできる。
【0054】
【発明の効果】本発明に係る信号記録装置は、情報信号
を圧縮する信号圧縮手段と、記録開始操作手段により記
録開始操作された時の圧縮情報信号が記録手段によって
記録媒体に実際に記録される時間を検出する検出手段
と、検出手段の検出結果を基に記録手段により記録媒体
に実際に記録開始させる記録制御手段と、少なくとも記
録開始操作手段の記録開始操作から記録手段が記録媒体
に実際に記録開始するまでに要する時間分の圧縮情報信
号を記憶する記憶容量を有し、信号圧縮手段から出力さ
れた圧縮情報信号が常時書き込まれる記憶手段と、記憶
手段に対して圧縮情報信号の書き込み及び読み出し制御
する書き込み/読み出し制御手段とを備えることで、記
録開始操作手段により記録開始操作された時の情報信号
が記録媒体に記録開始する時間を検出手段が検出して、
その検出結果に基づいて記録制御手段が記録手段を制御
して、記録開始操作された時からの情報信号を記録媒体
に記録することができる。
【0055】よって、信号記録装置は、記録したい時の
情報信号から欠損なく記録媒体に記録することができ
る。
【0056】また、信号記録装置は、記録したい時の情
報信号から記録媒体に記録することができるため、すな
わち所望の情報信号から記録媒体に磁気テープに記録す
ることができるために、繋ぎ撮り部分のデータの編集が
容易になされるようになる。
【0057】そして、信号記録装置は、情報信号を圧縮
しているため、少ない記憶容量による記憶手段を用い
て、記録したい時の情報信号から欠損なく記録媒体に記
録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態となるカメラ一体型ビデオテープレ
コーダの信号処理部を示す回路構成図である。
【図2】カメラ一体型ビデオテープレコーダの信号処理
回路に入力される映像信号をフレームについて示す図で
ある。
【図3】カメラ一体型ビデオテープレコーダの映像信号
圧縮処理回路において、記録開始ボタンが押される前後
の圧縮の方式をGOPについて示す図である。
【図4】カメラ一体型ビデオテープレコーダのCPUが
カウントダウンによって、記録部に記録開始させる場合
を示す図である。
【図5】上記カメラ一体型ビデオテープレコーダの遅延
出力部によって、記録開始ボタンが押される数秒前の映
像信号を含んだGOPを記録媒体に記録したときを示す
図である。
【符号の説明】
1 カメラ一体型ビデオテープレコーダ、3 映像信号
圧縮処理回路、10記録部、11 記録開始ボタン、1
2 システムデータ検出回路、13 変化点検出回路、
14 CPU、15 メモリ、16 メモリ制御回路、
17 遅延出力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された情報信号を圧縮して圧縮情報
    信号を出力する信号圧縮手段と、 情報信号を記録媒体に記録する記録手段と、 上記記録手段に記録を開始させるための操作を行う記録
    開始操作手段と、 上記記録開始操作手段により記録開始操作された時の上
    記圧縮情報信号が上記記録手段によって上記記録媒体に
    実際に記録されるまでの時間を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果を基に上記記録手段により上記
    記録媒体に実際に記録開始させる記録制御手段と、 上記信号圧縮手段から出力された上記圧縮情報信号が常
    時書き込まれ、少なくとも上記記録開始操作手段の記録
    開始操作から上記記録手段が記録媒体に実際に記録開始
    するまでに要する時間分の上記圧縮情報信号を記憶する
    記憶容量を有する記憶手段と、 上記記憶手段に対して上記圧縮情報信号の書き込み及び
    読み出し制御する書き込み/読み出し制御手段と、 を備え、 上記記録手段は、上記記憶手段から読み出された上記圧
    縮情報信号を上記記録媒体に記録することを特徴とする
    信号記録装置。
  2. 【請求項2】 上記検出手段は、上記記録開始操作手段
    により記録操作された時の上記情報信号を検出する情報
    信号検出部と、情報信号検出部によって検出した情報信
    号が上記記録手段によって上記記録媒体に実際に記録開
    始する時間を求める記録開始時間算出部とから構成する
    ことを特徴とする請求項1記載の信号記録装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段は、上記書き込み/読み出
    し制御手段によって、少なくとも上記記録開始までに要
    する時間だけ遅延されて上記圧縮情報信号が読み出され
    ることを特徴とする請求項1記載の信号記録装置。
  4. 【請求項4】 上記信号圧縮手段は、上記記録開始操作
    手段が操作される前のフレーム間予測符号化においては
    後方向予測により上記情報信号を圧縮符号化して、上記
    信号記録開始操作手段が操作された後のフレーム間予測
    符号化においては双方向予測により上記情報信号を圧縮
    符号化することを特徴とする請求項1記載の信号記録装
    置。
JP9131383A 1997-05-21 1997-05-21 信号記録装置 Withdrawn JPH10322660A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004029958A1 (ja) * 2002-09-30 2004-04-08 Sharp Kabushiki Kaisha 動画像・音声記録装置及び動画像・音声記録方法
WO2009072276A1 (ja) * 2007-12-06 2009-06-11 Panasonic Corporation 画像符号化装置、ビデオカメラ、集積回路及び画像符号化方法
US7693400B2 (en) 2002-11-22 2010-04-06 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus, recording apparatus and recording method

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