JPH10243344A - 映像記録再生装置 - Google Patents

映像記録再生装置

Info

Publication number
JPH10243344A
JPH10243344A JP9038902A JP3890297A JPH10243344A JP H10243344 A JPH10243344 A JP H10243344A JP 9038902 A JP9038902 A JP 9038902A JP 3890297 A JP3890297 A JP 3890297A JP H10243344 A JPH10243344 A JP H10243344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
circuit
recompression
recording
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9038902A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Itou
賢道 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9038902A priority Critical patent/JPH10243344A/ja
Publication of JPH10243344A publication Critical patent/JPH10243344A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな映像記録に対応できるようにする。 【解決手段】 カメラ部10による映像は、A/D変換
器12及びビデオ信号処理回路14を介して映像圧縮回
路16に印加され、データ圧縮される。回路16の出力
は、データ合成回路34により圧縮音声データ及びID
データ合成され、固体メモリ36に書き込まれる。固体
メモリ36の空き容量が新たな記録に足りないとき、記
録映像を読み出して、映像伸長回路44で伸長し、帰還
路64を介してビデオ信号処理回路14に転送する。ビ
デオ信号処理回路14はその信号を映像圧縮回路16に
転送する。システム制御回路26は、前の圧縮率より高
い圧縮率、又は、新たな記録に必要な空き容量を確保で
きる圧縮率を映像圧縮回路16に設定する。映像圧縮回
路16により再圧縮された映像は、回路34を会して固
体メモリ36に書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像や音声等を記
録媒体に記録又は再生する映像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動画像及び音声を記録するシステ
ムとしては、記録媒体として磁気テープを使用するアナ
ログ又はディジタル式の映像テープレコーダ(VTR)
が広く用いられている。この種のVTRは、回転ドラム
上に巻き付けられた磁気テープ上に、ドラムに設けられ
た回転ヘッドによりヘリカルスキャン記録方式でトラッ
クを形成して、映像信号と音声信号を記録/再生する。
【0003】ディジタルVTRに代表されるように、映
像信号(及び音声信号)をディジタル記録する装置も実
用化されている。動画像の情報量を少なくするため、高
能率符号化が利用される。高能率符号化方式には、画像
データの空間的相関性又は時間的相関性を利用して冗長
度を少なくする方法があり、両者を併用したものとして
MPEG(Moving Picture Exper
ts Group)方式がよく知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】VTRの記録媒体であ
る磁気テープは、本質的にシーケンシャル・アクセス媒
体であるので、磁気テープ上に記録した所望のシーンを
再生するには、その記憶位置まで磁気テープを搬送する
必要があり、時間がかかる。また、記録動作と再生動作
を同時に行なうことは不可能である。さらに、一度記録
した映像データ又は音声データ等を圧縮率を変えて再記
録したい場合には、別の磁気テープに圧縮率を変えてダ
ビングするか、又は読み出したデータを別の記録媒体に
一時記録する必要があり、手間のかかる作業となる。
【0005】記録媒体として磁気ディスクを使用する映
像・カメラ及び映像記録再生装置も製品化されている
る。磁気ディスクは、ランダム・アクセス可能であり、
この点で磁気テープよりは優れているが、やはり記録動
作と再生動作を並行して同時に行なうことは不可能であ
るので、記録済みの映像データなどを圧縮率を変えて再
記録したい場合には、別に記録媒体を用意する必要があ
る。
【0006】また、半導体メモリ(固体メモリ)は、磁
気テープや磁気ディスクに比べ、記録容量が格段に少な
いものの、アクセス速度が非常に高速である、小型化し
やすい、可動部分が無く機械的衝撃に強い、消費電力が
少ない、ランダム・アクセスが容易である、といった種
々の利点がある。固体メモリ素子の集積度の向上も相ま
って、映像情報の記録媒体として固体メモリが注目され
ている。ディジタル・スチル・カメラでは、既に実用化
されている。しかし、記録容量が極めて少ないことか
ら、空き容量を頻繁に確認しなければならず、撮影した
い時間と空き容量の関係を予め確認又は予想して撮影を
行なわなければならない。
【0007】本発明は、別に記録媒体を用意しなくて
も、記録情報をより高い圧縮率で再記録できる映像記録
再生装置を提示することを目的とする。
【0008】本発明はまた、必要時に記録媒体の空き容
量を容易に確保できる映像記録再生装置を提示すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る映像記録再
生装置は、撮像手段と、当該撮像手段から出力される映
像情報をデータ圧縮する圧縮手段と、当該圧縮手段によ
り圧縮された映像情報を記録媒体に記録する記録手段、
当該記録媒体から読み出された圧縮映像情報を伸長する
伸長手段と、当該記録媒体に記録される所定の映像情報
を読み出し当該伸長手段で伸長してから当該圧縮手段に
供給し、より高い圧縮率で再圧縮して当該記録媒体に記
録させる再圧縮制御手段とからなることを特徴とする。
【0010】再圧縮制御手段により、記録済みの映像情
報をより高い圧縮率で再圧縮して記録媒体に記録し直す
ので、記録媒体の空き容量を容易に増やすことができ
る。
【0011】記録媒体が固体記憶素子からなることによ
り、書き込みと読み出しを高速に行なえ、再圧縮に要す
る時間も短いものになる。
【0012】再圧縮の際の圧縮率を任意に設定自在とす
ることで、画質と空き容量を容易に調整又は選択でき
る。
【0013】再圧縮をユーザの指定又は自動起動とする
ことで、ユーザの希望に沿った操作性のよいものにでき
る。。
【0014】空き容量を時間単位で指定可能とすること
で、空き容量が直感的に分かりやすいものになる。
【0015】記録する映像を動画としたときに、1カッ
トの単位時間nに対して、ユーザが撮影すべきカット数
を指示入力する手段と、指示入力されたカット数から再
圧縮の際の圧縮率を算出する圧縮率算出手段とをもうけ
ることで、新たに記録したいカット数を記録できる空き
容量を確保できることになり、空き容量から記録できる
カット数を逆算するといった手間が無くなり、ユーザに
とって分かりやすくなる。
【0016】異なる圧縮率の画質サンプルを表示するサ
ンプル表示手段と、当該表示手段により表示される画質
サンプルを選択する選択手段とを設け、当該表示手段に
より表示される1つの画質サンプルを選択することで再
圧縮の際の圧縮率を指定するようにすることで、再圧縮
の圧縮率の程度を、画質との関係で直感的に認識できる
ようになる。
【0017】再圧縮後の当該記録媒体の空き容量を再圧
縮前に表示することにより、ユーザは、再圧縮の圧縮率
が妥当かどうかを予め確認できる。
【0018】再圧縮後の当該記録媒体の空き容量を、所
定の圧縮率で圧縮した映像の記録可能時間として表示す
ることにより、ユーザが空き容量の程度を直感的に認識
できる。
【0019】再圧縮後の当該記録媒体の空き容量を、所
定の圧縮率で圧縮した映像の、所定単位時間毎の動画カ
ット数として表示することにより、ユーザが通常の撮影
でよく使用する単位で空き容量を認識できる。
【0020】再圧縮の対象とする映像情報を指定可能と
することで、画質を確保したい映像や画質が悪くてもい
い映像を自在に選択できるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10は撮影光学系並びに撮像素子及びそ
の周辺回路からなるカメラ部、12はカメラ部10のア
ナログ出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換
器、14はA/D変換器12の出力データを映像信号処
理する映像信号処理回路、16は映像信号処理回路14
の出力映像データをデータ圧縮する映像圧縮回路であ
る。また、18は音声入力手段としてのマイク、20は
マイク18のアナログ出力信号をディジタル信号に変換
するA/D変換器、22はA/D変換器20から出力さ
れる音声データを処理する音声信号処理回路、24は音
声信号処理回路22の出力をデータ圧縮する音声圧縮回
路である。マイク18をステレオマイクとすることで、
ステレオ音声入力できることは周知であり、そのための
回路20〜24の構成も公知のものを使用できる。
【0023】26は全体を制御するシステム制御回路、
28はシステム制御回路26に使用者が種々の指示を入
力する操作装置、30はシステム制御回路26からの制
御信号に従いアドレス情報を生成するアドレス情報生成
回路、32はシステム制御回路26の制御下に映像圧縮
回路16、音声圧縮回路ID及び発生回路の出力に従い
所定の情報からなるID情報を発生するID発生回路、
34は映像圧縮回路16からの圧縮映像データ、音声圧
縮回路24からの圧縮音声データ及びID発生回路32
からのID情報を合成又は多重化するデータ合成回路で
ある。アドレス情報生成回路30及びID発生回路32
の詳細は、後述する。
【0024】36はデータ合成回路34の出力データを
記録する記録媒体である固体メモリであり、増設可能な
構成又は、ICメモリ・カードのように交換可能な構成
になっているものとする。38は固体メモリ38の読み
書きを制御するメモリ制御回路、40は、固体メモリ3
6内のデータ格納状態及び空き容量等を検出するメモリ
検出回路である。
【0025】42は固体メモリ36から読み出されたデ
ータから圧縮映像データ、圧縮音声データ及びID情報
を分離するデータ分配回路、44はデータ分配回路42
からの圧縮映像データを伸長する映像伸長回路、46は
データ分配回路42からの圧縮音声データを伸長する音
声伸長回路、48はデータ分配回路42からのID情報
を復元するID再生回路である。
【0026】50はID再生回路48の出力から表示情
報を生成する表示情報生成回路、52は、映像伸長回路
44から出力される復元映像情報及び音声伸長回路46
から出力される復元音声情報から出力すべき情報を選択
するデータ選択回路、54はデータ選択回路52により
選択された音声データをアナログ信号に変換するA/D
変換器、56はA/D変換器54の出力を外部のスピー
カ(図示せず。)に出力する音声出力端子である。58
は表示情報生成回路50により生成された表示情報を、
データ選択回路52により選択された映像情報に加算又
は重畳する加算器、60は加算器58の出力をアナログ
信号に変換するD/A変換器、62はD/A変換器60
から出力される映像信号を映像表示する映像表示装置
(例えば、電子ビュー・ファインダ)である。
【0027】本実施例では、映像伸長回路44により復
元された映像データを映像信号処理回路14に帰還する
帰還路64が設けられている。
【0028】まず、記録動作を説明する。なお、システ
ム制御回路26は、操作装置28からの記録/再生/検
索/指定等の指示に従い、各部を制御する。
【0029】カメラ部10は光学像を電気信号に変換
し、所定形式のアナログ・映像信号を出力する。A/D
変換器12はカメラ部10の出力をディジタル信号に変
換し、その出力波、映像信号処理回路14でγ補正及び
色バランス補正などの所定の処理を施され、映像圧縮回
路16によりデータ圧縮される。システム制御回路26
は、予め記憶された設定値又は操作装置28からの入力
に従い、映像圧縮回路16における圧縮率を制御する。
【0030】マイク18から出力される音声信号は、A
/D変換器20によりディジタル化され、音声信号処理
回路22は、A/D変換器20の出力に各種雑音除去及
びダイナミックレンジの制限等の処理を施し、音声圧縮
回路24は音声信号処理回路22の出力を、例えば、帯
域分割符号化及び変換符号化などの周知の音声符号化方
式に従いデータ圧縮する。
【0031】システム制御回路26は、メモリ制御回路
38から固体メモリ36のデータ格納に関する現在の情
報を知ることができ、メモリ検出回路40により、固体
メモリ40の利用状況及び空き容量等を知ることができ
る。システム制御回路26は、アドレス情報生成回路3
0にタイムコードの情報と、メモリ制御回路38からの
書き込みアドレスに関する情報を伝達する。タイムコー
ドには2種類あり、その第1は、記録媒体又は映像プロ
グラムの冒頭からの経過時間及びカメラ撮影の累積時間
等の相対時間情報であり、第2は記録又はカメラ撮影時
の年月日時分秒フレームの時刻情報である。アドレス情
報生成回路30は、システム制御回路26からのこれら
の情報を所定形式でID発生回路32に供給する。
【0032】ID発生回路32は、システム制御回路2
6の制御下で、映像圧縮回路16からの画質情報と映像
データ長情報、音声圧縮回路24からの音質情報と音声
データ長情報、アドレス発生回路30からのアドレス情
報から9種類の基本情報からなるID情報を一定時間間
隔で発生する。ID情報は固定長であり、トリガON/
OFF、SMPTEに準じたタイムコード、記録時間と
のトレードオフで選択された画質モード及び音質モー
ド、映像データ及び音声データのそれぞれの先頭番地、
並びに、一度記録したデータを消去する場合に、物理的
なデリート処理の前に復帰可能な論理的消去状態にして
通常の再生を禁止する削除済みフラグ(記録時には、当
然、オフである。)からなる。
【0033】データ合成回路34は、映像圧縮回路16
からの圧縮映像データ、音声圧縮回路24からの圧縮音
声データ及びID発生回路32からのID情報を合成
し、その合成データは固体メモリ36に印加され、メモ
リ制御回路38の制御下に固体メモリ36に書き込まれ
る。
【0034】つぎに、再生動作を説明する。操作装置2
8により記録情報の再生が指示されると、システム制御
回路26は、メモリ制御回路38により固体メモリ36
から指定の情報を読み出させる。IDデータ、圧縮映像
データ及び圧縮音声データはシリアルに固体メモリ36
から読み出され、データ分配回路42により、それぞれ
ID再生回路48、映像伸長回路44及び音声伸長回路
46に印加される。
【0035】ID再生回路48は、データ分配回路42
からのIDデータを再生処理し、モニタのための情報を
表示情報生成回路50に印加する。表示情報生成回路5
0はID再生回路48からの情報を表示する映像信号を
生成し、加算器58に印加する。
【0036】映像伸長回路44は、データ分配回路42
からの圧縮映像データを記録時とは逆の処理により伸長
し、復元された映像データは、データ選択回路52を介
して加算器58に印加されると共に、再圧縮のために、
帰還路64を介して映像信号処理回路14に印加され
る。再圧縮処理の詳細は、後述する。
【0037】加算器58はデータ選択回路52からの再
生映像データに表示情報生成回路50からの表示情報映
像データを重畳(加算)する。D/A変換器60は加算
器58の出力データをアナログ信号に変換し、映像表示
装置62に印加する。これにより、再生映像と、IDデ
ータから選択された表示情報が映像表示装置62の画面
上に表示される。
【0038】また、音声伸長回路46は、データ分配回
路42からの圧縮音声データを記録時とは逆の処理によ
り伸長する。ここで復元された音声データは、データ選
択回路52を介してD/A変換器54に印加され、ここ
でアナログ信号に変換されて音声出力端子56から外部
(のスピーカ)に供給される。
【0039】なお、再生映像と再生音声は、一緒に固体
メモリ36から読み出されるID信号により再生信号処
理に要する遅延時間等による時間ずれを補正して出力さ
れる。具体的には、データ選択回路52が、表示情報生
成回路50からの制御情報に基づき、再生映像データと
再生音声データの出力タイミングを調整する。
【0040】図2を参照して、固体メモリ36に記憶さ
れるデータの構成を説明する。図2は、固体メモリ36
のデータ格納例を示す。音声信号はステレオ入力である
としている。図2で、横軸は時間を示す。
【0041】ID発生回路32は、所定の一定時間(T
o)毎にID信号を生成し、それが、固体メモリ36
の、データ量に応じた適当なアドレスに書き込まれる。
本実施例では、映像及び音声共に可変長符号化されてい
るので、一定期間の映像及び音声であっても、そのデー
タ量は一定ではない。IDデータの後、内容に応じたデ
ータ量の音声データと映像データが格納される。この結
果、IDは一定時間(To)毎に発生されるが、固体メ
モリ36上の格納位置は、等間隔にはならない。IDデ
ータは、固定長であり、先に説明したように、9種類の
基本情報からなる。音声データは、L,R各チャンネル
の初期化情報(リセット・データ)と圧縮音声データか
らなる。映像データは、例えばフレーム内符号化等によ
る初期化画面(映像リセット・データ)と、各種の圧縮
方式により可変長符号化された圧縮映像データとからな
る。このように、各IDデータ毎に映像データと音声デ
ータが一組としてデータ・ブロックを構成している。
【0042】図3は、固体メモリ36に記録されている
映像情報を再圧縮して固体メモリ36に書き込む構成部
分の概略構成ブロック図を示す。図1と同じ構成要素に
は同じ符号を付してある。音声信号は映像信号に比べる
と、情報量が圧倒的に少ないので、再圧縮するしないに
関わらず、固体メモリ36のデータ記録量にはあまり影
響しないので、その処理系は、省略してある。また、中
間の処理系で特に説明を要しないものについても、省略
してある。固体メモリ36上で圧縮映像データを再配置
するのに伴い、圧縮音声データも再配置する必要がある
が、それはメモリ制御回路38による固体メモリ36上
でのデータ移動で済む。
【0043】映像信号処理回路14内のスイッチ70
は、カメラ部10による撮影映像信号(a接点)又は映
像伸長回路44の出力(b接点)を選択する。いうまで
もなく、スイッチ70は、撮影映像を記録する時にはa
接点に接続し、再圧縮の時にはb接点に接続する。スイ
ッチ70により選択された映像データは、DCT回路7
2により離散コサイン変換され、量子化回路74により
量子化される。可変長符号化回路76は量子化回路72
の出力をハフマン符号化方式などにより可変長符号化す
る。圧縮率設定回路78が、システム制御回路26から
の指示に従い、圧縮率を決定する量子化回路72の量子
化ステップ数などを設定する。DCT回路72、量子化
回路、可変長符号化回路76及び圧縮率設定回路78か
らなる部分が、映像圧縮回路16に相当する。
【0044】可変長符号化回路76の出力は、データ合
成回路34を介して固体メモリ36に印加され、固体メ
モリ36に書き込まれる。システム制御回路26はメモ
リ制御回路38により記録データとデータの書き込みア
ドレスを管理する。
【0045】固体メモリ36に記録済みの映像情報を再
圧縮する場合、システム制御回路26はメモリ検出回路
40により、固体メモリ36の空き容量を検出し、スイ
ッチ70をb接点に接続する。システム制御回路26は
また、データ選択回路52内のスイッチ80を制御し、
再圧縮する記録映像を映像表示装置62に表示する場合
には、スイッチ80をオンにし、表示しない場合には、
スイッチ80をオフにする。固体メモリ36から読み出
された圧縮映像データは映像伸長回路44により伸長
(復元)され、スイッチ70(のb接点)を介してDC
T回路72に印加される。復元された映像データは、先
の場合と同様に、DCT回路72、量子化回路74及び
可変長符号化回路76によりデータ圧縮される。その
際、システム制御回路26は圧縮率設定回路78を制御
して、より高い圧縮率を設定する。
【0046】また、ユーザが、再圧縮の圧縮率に関して
操作装置28により時間単位で入力又は設定していると
きには、システム制御回路26は、所定の圧縮率で符号
化した場合に指示された時間になるデータ量を求め、そ
の求めたデータ量を圧縮率設定回路78に出力して、圧
縮率を設定させる。ショートムービーのカット数で指示
入力されている場合、システム制御回路26は、カット
数に相当するデータ量を、所定の圧縮率で符号化を行な
う条件の下で既知の、1カット当たりの単位容量から算
出し、その算出結果に対応する圧縮率を圧縮率設定回路
30を設定させる。
【0047】目標圧縮率は、所定の数値、又はユーザの
指示によって与えられた情報から決定される。例えば、
目標圧縮率は、固体メモリ36の空き容量(記録可能容
量)と再圧縮によって生まれる空き容量の和が、ユーザ
の希望する記録容量以上となるような圧縮率である。固
体メモリ36の空き容量は、メモリ検出回路40により
検出され、システム制御回路26を介して圧縮率設定回
路78に伝達される。量子化回路74は圧縮率設定回路
78からの目標圧縮率に応じて、この目標圧縮率を達成
するのに適したパラメータSの初期値Soを発生する。
そして、異なる量子化条件の量子化(即ち、データ圧
縮)を同時的又は逐次的に実行することにより最適なパ
ラメータSの値が決定され、そのパラメータSで量子化
されたDCT係数を可変長符号化回路76で可変長符号
化したデータが再圧縮映像データとして固体メモリ36
に書き込まれる。
【0048】次に、ユーザが記録したい動画(ショート
ムービー)のカットを記録するのに必要な記録容量が、
その時点での固体メモリ36の空き容量を越える場合
の、記録済み映像データの再圧縮処理の手順を説明す
る。図4は、そのフローチャートを示す。
【0049】ショートムービーのカット数による指定方
法は、一般ユーザが日常的に撮影する映像映像がショー
トムービーの連続記録ということもあり、用途に応じて
有効的に使え、またユーザが判断しやすいという利点が
ある。例えば、所定の単位時間n(例えば、n=30
秒)で区切られたショートムービーのカットを基本とす
る。
【0050】ユーザは、記録したいショートムービーの
カット数を指示入力する(S1)。システム制御回路2
6は、指示入力されたカット数に対応する記録容量を計
算し(S2)、メモリ検出回路40の出力から固体メモ
リ36の空き容量(記録可能容量)を検出し(S3)。
空き容量とユーザの希望する記録容量とを比較し(S
4)、空き容量が、ユーザの希望する記録容量を満たし
ているときには(S4)、再圧縮モードに入らず、待機
状態になる。
【0051】空き容量がユーザの希望する記録容量以下
のときには(S4)、再圧縮モードに入り、再圧縮の圧
縮率を設定する(S5)。先に説明したように、圧縮率
設定回路78がシステム制御回路26からの情報に基づ
いて再圧縮の圧縮率を設定する。ステップS5と並行
に、固体メモリ36から映像データが読み出され(S
6)、先に説明したようにDCT回路72、量子化回路
74及び可変長符号化回路76により再圧縮される(S
7)。再圧縮された映像データは固体メモリ36の所定
エリアに書き込まれる。
【0052】実際の数値で説明する。例えば、ショート
ムービーの単位時間nが30秒(n=30)であるとき
に、ユーザが2カット(60秒)の映像を撮ろうと希望
しているとする。固体メモリ36の空き容量が、所定の
圧縮率で圧縮される前の未圧縮状態の映像情報量に換算
して時間で表わすと20秒しか記録できないものである
場合、本実施例では、更に40秒の未圧縮映像データを
記録できるように、固体メモリ36の記録済み映像情報
を再圧縮する。圧縮率設定回路78は、再圧縮により、
40秒の未圧縮映像情報を所定の圧縮率で符号化した場
合に相当する空きを確保できるように、再圧縮の圧縮率
を決定する。
【0053】このようにして、本実施例では、記録容量
不足によって撮りたい映像を撮り逃がすことがなくな
り、より充実した映像記録を行なえるようになる。
【0054】図4に示すフローチャートでは、ユーザの
カット数指示入力によって、一連の動作が始まっている
が、指示入力は、カット数のみならず、記録時間でもよ
く、更には、直接、新たに確保すべき記録容量を入力す
るようにしてもよいことはいうまでもない。ユーザの特
別の操作を待たずに、一定の条件成就により自動的に再
圧縮動作を起動するようにしてもよい。
【0055】図5は、図1に示す実施例を変更した実施
例の概略構成ブロック図を示す。図1と同じ構成要素に
は同じ符号を付してある。図5に示す実施例では、圧縮
率の程度の違いを示すため、圧縮率の程度によって画質
に差が現われている複数個の映像画質サンプルと、ユー
ザが指示入力した圧縮率に対して新たに確保される記録
可能容量(空き容量)と、ユーザの指示入力に対するレ
スポンスとしての、記録可能な時間(又は動画のカット
数)を映像表示装置62の画面上に表示するようにし
た。表示情報生成回路50に代わる表示情報生成回路8
2と、システム制御回路26に代わるシステム制御回路
84により、これらの機能が実現される。表示情報生成
回路82には、同一の画像を異なる圧縮率で圧縮伸長し
た画質サンプル画像を画質表示用に予め格納しておく。
【0056】図5に示す変更実施例の特徴的な動作、具
体的には、ユーザの圧縮率の入力に対して、再圧縮によ
り固体メモリ36内に新たに確保される空き容量を表示
し、ユーザの指示に応じて記録済み映像を再圧縮する処
理を説明する。図6は、そのフローチャートを示す。
【0057】まず、ユーザが画質レベルを指定する(S
11)。表示情報生成回路82に内蔵される複数の画質
サンプル画像を出力させ、映像表示装置62に表示さ
せ、ユーザにどの画質レベルを採用するかを指定させ
る。システム制御回路84は、指定された画質レベルに
対応する圧縮率を映像圧縮回路16に設定する。勿論、
画質レベルの指定は、直接、数値で入力しても良い。
【0058】システム制御回路84は、S11で指定さ
れた画質レベルに応じた圧縮率で記録済み映像データを
再圧縮したとき、再圧縮後のデータ量を計算し(S1
2)、再圧縮後に記録可能な容量を算出し(S13)、
その記録可能容量を所定圧縮率における記録可能時間に
変換する(S14)。更に、記録可能時間を、ショート
ムービーのカット数に変換し(S15)、得られたカッ
ト数を映像表示装置62の画面上に表示する。勿論、空
き容量及び記録可能時間の何れか又は両方を同時に又は
選択的に表示しても良い。システム制御回路84は、こ
れらの表示のための情報を表示情報生成回路82から出
力させる。
【0059】表示されたカット数、空き容量又は記録可
能時間などが、ユーザの希望に満たないものである場合
には(S17)、S11に戻って、再度、ユーザに画質
レベルを指定させる。
【0060】表示されたカット数が満足できるものであ
る場合(S17)、システム制御回路84は、ユーザの
指定する画質レベルに応じた圧縮率を映像圧縮回路16
に設定する(S18)。S18と並行に、固体メモリ3
6から映像データが読み出され(S19)、映像伸長回
路44により伸長されて、帰還路64を介してビデオ信
号処理回路14に供給される。映像伸長回路44により
伸長された映像データは、図3を参照して説明したのと
同様に、指定の圧縮率で映像圧縮回路16により再圧縮
され(S20)、固体メモリ36に書き込まれる(S2
1)。
【0061】図5及び図6では、ユーザが、表示される
画質サンプル画像を見て画質、即ち再圧縮の圧縮率を指
定しているが、再圧縮の圧縮率を数値で直接入力しても
良いことは、明らかである。映像表示装置62の画面上
に画質レベル又は圧縮率を示すメータを表示し、それを
参考に操作装置28から入力指示したり、映像表示装置
62の画面上にタッチパネルを設け、その操作で入力指
示しても良い。
【0062】図5に示す実施例で、映像音声データと共
に記録するIDデータには、再圧縮を許すか否かを示す
フラグ(再圧縮フラグ)を設けて、状況により自動的
に、又は、ユーザの指示に応じて、再圧縮を許可されて
いる映像データを再圧縮するようにしてもよい。システ
ム制御回路84は、再圧縮フラグにより再圧縮を許可さ
れている映像データのみを再圧縮処理の対象とする。再
圧縮を許す再圧縮フラグは、記録時に、ユーザの指示に
従ってセットされるが、記録後にも変更できる。
【0063】図7は、撮影時のフローチャートを示す。
本実施例では、映像撮影の各カットを記録し終った時
点、すなわち撮影を停止した時点で、記録した映像を再
圧縮の対象とするか否かを設定するようにしている。
【0064】映像及び音声の記録を開始し(S21)、
ユーザの命令又は自動でその記録を終了する(S2
2)。記録終了に基づき、映像表示装置62の画面上、
又はファインダ上に「今記録した映像を再圧縮の対象と
しますか?」といったメッセージを表示する(S2
3)。例えば、システム制御回路84が表示情報生成回
路82に指示して、このようなメッセージの映像情報を
発生させ、映像表示装置62の画面上に表示させる。
【0065】ユーザは、このメッセージに対し、再圧縮
の対象とするか否かを判断し、操作部装置28からその
旨を入力する(S24)。再圧縮を許可された場合、シ
ステム制御回路84はID発生回路32に再圧縮を許可
する再圧縮フラグを発生させ、直前に記録された情報の
IDデータの再圧縮フラグを更新する。
【0066】図8は、再圧縮のフローチャートを示す。
メモリ制御回路38により固体メモリ36に記録されて
いる全情報のIDデータを順に検索し(S31)、各I
Dデータ内の再圧縮フラグを確認する(S32)。セッ
トされた再圧縮フラグが一つも無ければ、再圧縮を実行
せずに待機する。セットされた再圧縮フラグが一つでも
あれば(S32)、セットされた再圧縮フラグを有する
IDデータが付加された映像データ、即ち、再圧縮を許
可されている映像データのデータ量をメモリ検出回路4
0により検出し(S33)、更に、固体メモリ36の空
き容量をメモリ検出回路40により検出する(S3
4)。
【0067】記録済み映像データを再圧縮する際の圧縮
率を、現在記録されている映像データの圧縮率以上の値
となるように設定する。例えば、ユーザに指定さるが、
自動算出するようにしてもよい。ユーザによる指定で
は、ユーザが数値又は程度を直接入力する方法と、幾つ
かの候補から選択する方法がある。
【0068】設定された再圧縮率と、再圧縮対象のデー
タ量から再圧縮により新たに確保できる空き容量を算出
し、既にある空き容量と加算して、この結果を元に記録
可能時間の推測値を表示する。これは例えば、所定の圧
縮率で映像を新たに記録する場合に、所定の圧縮率で映
像データを新たに記録する場合に所定単位時間の動画
(ショートムービー)で撮影できるカット数又は撮影時
間になる。一般ユーザが日常的に撮影する映像映像がシ
ョートムービーの連続記録であることから、カット数表
示は、時に非常に分かりやすいものとなる。
【0069】記録可能時間の表示に対して、ユーザが了
承しなければ(S37)、再圧縮率の設定(S35)以
降を繰り返し、ユーザが了承すれば(S37)、再圧縮
してよい映像データを固体メモリ36から読み出し(S
38)、S35で設定された再圧縮率で再圧縮し(S3
9)、固体メモリ36に再記録する(S40)。
【0070】図8は、任意の時点で、再圧縮の対象とす
る映像データを選定し、再圧縮を実行するフローチャー
トを示す。
【0071】固体メモリ36に記録されている任意の映
像を指定する(S51)。例えば、固体メモリ36に記
録されている各映像のID情報(例えば、撮影日時やタ
イムコードなど)の一覧表示又は順次的な表示から、所
望の映像を指定する。指定された映像を再生し(S5
2)、ユーザの指示又は一定時間の再生若しくは映像デ
ータの終端で再生を停止する(S53)。
【0072】再生停止後、再圧縮の対象とするかどうか
をユーザに確認するメッセージを表示する。即ち、シス
テム制御回路84は表示情報生成回路82に、再圧縮の
対象とするかどうかをユーザに確認するメッセージを含
む表示情報を生成させる。このメッセージに対し、ユー
ザは、再圧縮の対象とするかどうかを指定する(S5
5)。
【0073】再圧縮の対象とする場合(S55)、その
映像のIDデータの再圧縮フラグを再圧縮可能にセット
する(S56)。システム制御回路84は、再圧縮フラ
グ以外については前の内容と同じであり、再圧縮フラグ
が再圧縮可能にセットされたIDデータをID発生回路
32から発生させる。
【0074】その他の映像についても再圧縮を検討する
場合には(S57)、S51以降を繰り返し、そうしな
い場合には、S60に進む。S60以降は、図8のS3
3以降と実質的に同じである。また、S55で再圧縮し
ないと選択した場合、その他の映像も検討するときには
(S58)、S51以降を繰り返し、検討をやめるとき
(S58)、メモリ制御回路38により固体メモリ36
に記録されている情報のIDを読み出して再圧縮の対象
とする映像があるかどうかを調べ(S59)、あるとき
にはS60に進み、無ければ(S59)、待機状態にな
る。
【0075】セットされた再圧縮フラグを有するIDデ
ータが付加された映像データ、即ち、再圧縮を許可され
ている映像データのデータ量をメモリ検出回路40によ
り検出し(S60)、記録済み映像データを再圧縮する
際の圧縮率を、現在記録されている映像データの圧縮率
以上の値となるように設定する(S61)。設定された
再圧縮率と、再圧縮対象のデータ量から再圧縮により新
たに確保できる空き容量を算出し、既にある空き容量と
加算して、この結果を元に記録可能時間の推測値を表示
する(S62)。記録可能時間の表示に対して、ユーザ
が了承しなければ(S63)、再圧縮率の設定(S6
1)以降を繰り返し、ユーザが了承すれば(S63)、
再圧縮してよい映像データを固体メモリ36から読み出
し(S64)、S61で設定された再圧縮率で再圧縮し
(S65)、固体メモリ36に再記録する(S66)。
【0076】再圧縮フラグの代わりに再圧縮を禁止する
再圧縮禁止フラグを使用してもよい。また、いうまでも
ないが、映像圧縮方法は、DCTを用いる方法に限ら
ず、例えば、フラクタル符号化などを用いる方法であっ
ても良い。
【0077】動画を例に説明したが、勿論、静止画につ
いても、その記録形態はベースバンドから高圧縮率まで
多様であり、本発明を適用できることは明らかである。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、記録済み情報をより高い圧縮率で
圧縮して記録し直すので、空き容量の確保が容易にな
り、撮りたい映像を記録容量不足の問題からとり逃すこ
とがなくなる。これにより、撮影における機能性及び満
足度の向上を図れる。
【0079】また、本発明では、ユーザが再圧縮に対し
所望の圧縮率を設定できるので、、画質を重視するか記
録容量を重視するかという選択が可能になり、撮影条件
の選択の余地が広がる。ユーザが設定した圧縮率に対し
て、記録可能時間又は動画カット数で空き容量を表示す
ることにより、撮影の機能性や操作性が向上する。
【0080】所望の映像のみを再圧縮の対象とすること
が可能となり、必要度の高い映像を高画質のままとする
一方で、必要度の低い映像を再圧縮することで記録媒体
を有効利用できる。必要度の低い映像も、すべて消去す
る前にデータ量を減らした状態で記録しておくことがで
きるようになり、より多くの映像を記録できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 固体メモリ36におけるデータ格納構造を示
す模式図である。
【図3】 本実施例の再圧縮処理を示す概略構成ブロッ
ク図である。
【図4】 本実施例の再圧縮処理のフローチャートであ
る。
【図5】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図6】 図5に示す実施例の動作フローチャートであ
る。
【図7】 再圧縮フラグを含むIDデータに対する、記
録時のフローチャートである。
【図8】 再圧縮フラグをセットされた映像のみを再圧
縮するフローチャートである。
【図9】 再圧縮の対象を任意の時点で選択できる動作
のフローチャートである。
【符号の説明】
10:カメラ部 12:A/D変換器 14:映像信号処理回路 16:映像圧縮回路 18:マイク 20:A/D変換器 22:音声信号処理回路 24:音声圧縮回路 26:システム制御回路 28:操作装置 30:アドレス情報生成回路 32:ID発生回路 34:データ合成回路 36:固体メモリ 38:メモリ制御回路 40:メモリ検出回路 42:データ分配回路 44:映像伸長回路 46:音声伸長回路 48:ID再生回路 50:表示情報生成回路 52:データ選択回路 54:A/D変換器 56:音声出力端子 58:加算器 60:D/A変換器 62:映像表示装置 64:帰還路 70:スイッチ 72:DCT回路 74:量子化回路 76:可変長符号化回路 78:圧縮率設定回路 80:スイッチ 82:表示情報生成回路 84:システム制御回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、当該撮像手段から出力され
    る映像情報をデータ圧縮する圧縮手段と、当該圧縮手段
    により圧縮された映像情報を記録媒体に記録する記録手
    段、当該記録媒体から読み出された圧縮映像情報を伸長
    する伸長手段と、当該記録媒体に記録される所定の映像
    情報を読み出し当該伸長手段で伸長してから当該圧縮手
    段に供給し、より高い圧縮率で再圧縮して当該記録媒体
    に記録させる再圧縮制御手段とからなることを特徴とす
    る映像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 当該記録媒体が固体記憶素子からなる請
    求項1に記載の映像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 再圧縮の際の圧縮率が任意に設定自在で
    ある請求項1に記載の映像記録再生装置。
  4. 【請求項4】 更に、ユーザが当該再圧縮を当該再圧縮
    制御手段に指令する指示手段を具備する請求項3に記載
    の映像記録再生装置。
  5. 【請求項5】 当該再圧縮制御手段は、当該記録媒体の
    空き容量がユーザの望む容量に足りないとき、自動的
    に、再圧縮処理を実行する請求項1に記載の映像記録再
    生装置。
  6. 【請求項6】 当該ユーザの望む容量が、時間単位で設
    定自在である請求項5に記載の映像記録再生装置。
  7. 【請求項7】 更に、記録する映像を動画としたとき
    に、1カットの単位時間nに対して、ユーザが撮影すべ
    きカット数を指示入力する手段と、指示入力されたカッ
    ト数から再圧縮の際の圧縮率を算出する圧縮率算出手段
    とを具備する請求項1に記載の映像記録再生装置。
  8. 【請求項8】 更に、異なる圧縮率の画質サンプルを表
    示するサンプル表示手段と、当該表示手段により表示さ
    れる画質サンプルを選択する選択手段とを具備し、当該
    表示手段により表示される1つの画質サンプルを選択す
    ることで再圧縮の際の圧縮率を指定する請求項1に記載
    の映像記録再生装置。
  9. 【請求項9】 当該再圧縮による当該記録媒体の空き容
    量を表示する手段を具備する請求項1乃至8の何れか1
    項に記載の映像記録再生装置。
  10. 【請求項10】 更に、再圧縮後の当該記録媒体の空き
    容量を再圧縮前に表示する手段を具備する請求項1乃至
    9の何れか1項に記載の映像記録再生装置。
  11. 【請求項11】 再圧縮後の当該記録媒体の空き容量
    を、所定の圧縮率で圧縮した映像の記録可能時間として
    表示する請求項9又は10に記載の映像記録再生装置。
  12. 【請求項12】 請再圧縮後の当該記録媒体の空き容量
    を、所定の圧縮率で圧縮した映像の、所定単位時間毎の
    動画カット数として表示する請求項9又は10に記載の
    映像記録再生装置。
  13. 【請求項13】 更に、再圧縮の対象とする映像情報を
    指定する指定手段を具備する請求項1に記載の映像記録
    再生装置。
  14. 【請求項14】 当該記録媒体に記録される各映像情報
    が、再圧縮の可否を示す再圧縮制御情報を具備し、当該
    再圧縮制御手段は、当該再圧縮制御情報をもとに再圧縮
    の対象を選定する請求項1に記載の映像記録再生装置。
JP9038902A 1997-02-24 1997-02-24 映像記録再生装置 Withdrawn JPH10243344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9038902A JPH10243344A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 映像記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9038902A JPH10243344A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 映像記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10243344A true JPH10243344A (ja) 1998-09-11

Family

ID=12538135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9038902A Withdrawn JPH10243344A (ja) 1997-02-24 1997-02-24 映像記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10243344A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176926A (ja) * 2008-04-10 2008-07-31 Hitachi Ltd 映像音声記録装置
JP2011250265A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Funai Electric Co Ltd 記録再生装置
US8429699B2 (en) 1999-12-14 2013-04-23 Arturo A. Rodriguez Systems and methods for resource-adaptive processing of scaled video and graphics
US8843960B2 (en) 1998-09-17 2014-09-23 United Video Properties, Inc. Electronic program guide with digital storage
US9021538B2 (en) 1998-07-14 2015-04-28 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US9055341B2 (en) 1996-03-15 2015-06-09 Henry C. Yuen Combination of recorded program index and EPG
US9071872B2 (en) 2003-01-30 2015-06-30 Rovi Guides, Inc. Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders
US9125169B2 (en) 2011-12-23 2015-09-01 Rovi Guides, Inc. Methods and systems for performing actions based on location-based rules
US9191716B2 (en) 2000-04-10 2015-11-17 Rovi Guides, Inc. Interactive media guide with media guidance interface
US9294799B2 (en) 2000-10-11 2016-03-22 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for providing storage of data on servers in an on-demand media delivery system
US9998750B2 (en) 2013-03-15 2018-06-12 Cisco Technology, Inc. Systems and methods for guided conversion of video from a first to a second compression format
US10063934B2 (en) 2008-11-25 2018-08-28 Rovi Technologies Corporation Reducing unicast session duration with restart TV

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9055341B2 (en) 1996-03-15 2015-06-09 Henry C. Yuen Combination of recorded program index and EPG
US9118948B2 (en) 1998-07-14 2015-08-25 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US9021538B2 (en) 1998-07-14 2015-04-28 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US10075746B2 (en) 1998-07-14 2018-09-11 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive television guide with server recording
US10027998B2 (en) 1998-07-14 2018-07-17 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for multi-tuner recording
US9154843B2 (en) 1998-07-14 2015-10-06 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US9055319B2 (en) 1998-07-14 2015-06-09 Rovi Guides, Inc. Interactive guide with recording
US9232254B2 (en) 1998-07-14 2016-01-05 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive television guide with server recording
US9226006B2 (en) 1998-07-14 2015-12-29 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US9055318B2 (en) 1998-07-14 2015-06-09 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server storage
US9363553B2 (en) 1998-09-17 2016-06-07 Rovi Guides, Inc. Electronic program guide with digital storage
US9237371B2 (en) 1998-09-17 2016-01-12 Rovi Guides, Inc. Electronic program guide with digital storage
US8898721B2 (en) 1998-09-17 2014-11-25 United Video Properties, Inc. Electronic program guide with digital storage
US8843960B2 (en) 1998-09-17 2014-09-23 United Video Properties, Inc. Electronic program guide with digital storage
US9100686B2 (en) 1998-09-17 2015-08-04 Rovi Guides, Inc. Electronic program guide with digital storage
US9106947B2 (en) 1998-09-17 2015-08-11 Rovi Guides, Inc. Electronic program guide with digital storage
US8429699B2 (en) 1999-12-14 2013-04-23 Arturo A. Rodriguez Systems and methods for resource-adaptive processing of scaled video and graphics
US9191716B2 (en) 2000-04-10 2015-11-17 Rovi Guides, Inc. Interactive media guide with media guidance interface
US9294799B2 (en) 2000-10-11 2016-03-22 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for providing storage of data on servers in an on-demand media delivery system
US9071872B2 (en) 2003-01-30 2015-06-30 Rovi Guides, Inc. Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders
US9369741B2 (en) 2003-01-30 2016-06-14 Rovi Guides, Inc. Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders
JP2008176926A (ja) * 2008-04-10 2008-07-31 Hitachi Ltd 映像音声記録装置
US10063934B2 (en) 2008-11-25 2018-08-28 Rovi Technologies Corporation Reducing unicast session duration with restart TV
JP2011250265A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Funai Electric Co Ltd 記録再生装置
US9125169B2 (en) 2011-12-23 2015-09-01 Rovi Guides, Inc. Methods and systems for performing actions based on location-based rules
US9998750B2 (en) 2013-03-15 2018-06-12 Cisco Technology, Inc. Systems and methods for guided conversion of video from a first to a second compression format

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10243344A (ja) 映像記録再生装置
JP3478515B2 (ja) データを記録再生する装置および方法
US7084908B2 (en) Image signal recording apparatus with controlled recording of main, preceding and succeeding moving image signals
US6968119B1 (en) Electronic camera with compression
US7639920B2 (en) Recorder
JPH11215458A (ja) 画像記録装置及び方法、画像再生装置及び方法、画像記録再生装置及び方法、並びに記録媒体
JP3302405B2 (ja) 記録再生装置
JP2005303336A (ja) 映像信号記録装置および映像信号再生装置
US5790556A (en) Method and apparatus for video signal processing
JP4058154B2 (ja) ビデオ記録再生装置およびビデオ記録再生方法
JP3769358B2 (ja) 映像切換録画再生装置
JP3104416B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2001211414A (ja) 撮像装置及び記録装置
JP3453444B2 (ja) 記録装置
JP3441795B2 (ja) 再生装置
JP4772742B2 (ja) 画像再生装置、画像再生方法及びプログラム記録媒体
JP3789346B2 (ja) 動画像記録再生装置
JP3389526B2 (ja) 録画装置
JP3840125B2 (ja) 画像処理装置
JP3599369B2 (ja) 記録装置
JP3507473B2 (ja) 記録再生装置
JP3640605B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP3104415B2 (ja) 情報記録再生装置
JP3714363B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP2004201341A (ja) 記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511