JP2004201341A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004201341A
JP2004201341A JP2004036555A JP2004036555A JP2004201341A JP 2004201341 A JP2004201341 A JP 2004201341A JP 2004036555 A JP2004036555 A JP 2004036555A JP 2004036555 A JP2004036555 A JP 2004036555A JP 2004201341 A JP2004201341 A JP 2004201341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image signal
instruction
moving image
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004036555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3610352B2 (ja
Inventor
Koji Takahashi
宏爾 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004036555A priority Critical patent/JP3610352B2/ja
Publication of JP2004201341A publication Critical patent/JP2004201341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3610352B2 publication Critical patent/JP3610352B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 視聴者が視聴中に中座した場合に、中座した時点からのシーンを、中座から戻ってきた後に引き続き視聴できるようにする。
【解決手段】 情報の書き込みと読み出しとを実質的に同時に実行可能な処理速度を有する情報メモリ手段17を設けるとともに、上記情報メモリ手段17の書き込み用アドレスおよび読み出しアドレスをそれぞれ制御するアドレス制御器25,26を設け、上記情報メモリ手段17に記録する時間と、上記情報メモリ手段17に既に記録されている情報を再生する時間間隔を任意に制御できるようにして、情報を記録している最中であっても上記情報メモリ手段17に記録されている任意の情報にアクセス可能となし、中座中は情報の記録を行いつつポーズ画像を外部のモニタへ出力するとともに、中座から復帰したときには通常の再生状態に直ぐに復帰できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録再生装置に関し、特には画像信号の記録再生に関する。
従来より、家庭用VTRにおいてはタイムシフトという概念の下にテレビジョン信号の記録および再生が行われている。
上記タイムシフトとしては、具体的にはタイマー設定による留守録画や、テレビ視聴を中座するときなどに便利なワンタッチタイマーなどがある。
周知の一般例として、タイマー設定による留守録画の概略を説明する。これは、テレビチューナーとテレビ信号記録再生装置と、これらを制御するためのタイマー手段とからなるVTR装置により、所望の時刻に、所望のテレビ局からの放送番組を受信して録画することであり、これによりある番組が放送される時間とその番組を視聴する時間とをシフト可能とするものである。
しかしながら、上記ワンタッチタイマーを設定するためには、上記テレビジョン信号を記録可能なビデオテープをVTR装置に予め装着しておかないと、急に中座する必要が生じた場合には間に合わないという問題を有していた。
また、視聴を再開するにあたっては、記録している番組がまだ終了していないときには、その番組の途中から視聴を再開するか、或いは番組が終了するまで待つかの何方か一方を選択しなければならなかった。したがって、どちらにしても視聴者にとっては好ましいことではなかった。
更に、現在視聴している場面を再度確認したい場合がある。このような場合、従来のVTRでも対応することができるが、逆転再生を行っている期間のテレビジョン信号を記録することができないので、番組の放送中に逆転再生を行うとその部分を後で視聴ができなくなってしまう不都合があった。
したがって、このような不都合なく逆転再生を行うためには、視聴中の番組録画を完了させてから所望の箇所まで巻き戻して、逆転再生を開始するようにしなければならなかったので、手間や時間が大変にかかるものであった。
本発明は上述の問題点にかんがみ、視聴者が視聴中に中座した場合に、中座した時点からのシーンを、中座から戻ってきた後に引き続き視聴できるようにすることを目的とする。
本発明の記録再生装置は、動画像信号の受信手段と、前記受信手段で受信した前記動画像信号の記録を行いつつ再生動作を同時に実行可能なメモリ手段と、外部モニタへの接続端子を有し、該接続端子を介して再生された動画像信号を該外部モニタへ出力する出力手段と、前記メモリ手段に記録される前記動画像信号の記録及び再生動作を指示するためのマニュアル指示手段と、前記マニュアル指示手段による第1の指示に応じて前記メモリ手段に前記動画像信号の記録を行いながら前記動画像信号の一部である静止画像信号を前記出力手段から出力するよう切り替え、前記マニュアル指示手段による第2の指示に応じて前記メモリ手段に対する前記動画像信号の記録を継続しつつ前記第1の指示に応じて出力された前記静止画像信号に替えて前記メモリ手段に記録された前記動画像信号を再生して前記出力手段から出力するよう切り替える制御手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記制御手段は、前記マニュアル指示手段による第3の指示に応じて前記メモリ手段に対する前記動画像信号の記録を継続しつつ前記メモリ手段に記録された前記動画像信号を変速再生して、その再生画像信号を前記出力手段から出力するよう制御することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、さらに前記メモリ手段により再生された動画像信号の情報量を伸張する伸張手段を備え、前記出力手段は前記伸張手段によって伸張された動画像信号を前記外部モニタに出力することを特徴としている。
本発明によれば、テレビジョン放送等を視聴中に中座する際には、第1の指示を行うことで中座以降のシーンを記録しつつ、かつ視聴していたモニタに視聴ポーズ中であることが容易に識別できるような静止画像を表示させることができる。そして、中座から復帰したならば、第2の指示を行うことで中座した時点からのシーンを引き続き視聴できる。
次に、図1の構成図を用いて本発明の情報記憶再生装置の第1実施例の構成および動作を説明する。
図1に示したように、AVレシーバー11等から与えられるアナログの入力映像信号を映像入力端子12を介して受け入れるとともに、音声信号を音声入力端子14より受け入れる。
これらの入力端子12、14から入力されたアナログの映像信号および音声信号は、A/D変換器13、15によりそれぞれディジタル信号に変換される。そして、その後データを圧縮するための画像圧縮器31、および音声圧縮器30にて各々データ量が削減される。
次いで、合成器16にて映像データと音声データとが合成され、映像および音声の複合データとして所定単位毎にデータブロック化されてバッファメモリ17に一旦書き込まれる。なお、本実施例においては、バッファメモリ17として2ポート以上の複数のポートに同時にアクセスすることが可能なメモリ素子を用いている。
また、ここで用いられるデータ圧縮器は、映像情報ならばDCT等をベースとしたものである。例えば、JPEG推奨の静止画処理を各画面毎に行うものや、MPEG推奨の高度な可変長符号化の他に、シンプルな固定長符号化を用いても良い。例えば、音声情報ならば聴覚特性を考慮した符号化や、エントロピー符号化等の理論に基づく適応変換符号化、および32〜1024の周波数帯域に細分化して各々の帯域で音楽信号を分析する手法の帯域分割符号化等のMPEGにて検討されているものが現在では良好な圧縮特性を示している。
ちなみに、JPEGとMPEGは、画像の国際標準化の検討グループのことであり、JPEGはJoint Photographic Expert Groupの略である。
また、MPEGとは、Moving Picture Expert Groupの略であり、各々静止画と動画像を検討対象としている。
なお、このような画像圧縮に関しては、日経ニューメディア1991年3月4日特別版の1頁〜32頁に詳細が紹介されている。
その後、所定の制御の下に上記したバッファメモリ17より読み出されたデータが分離器18に与えられ、ここで映像信号と音声信号とに再び分離される。そして、これらの信号が画像伸張器33、および音声伸張器32に各々与えられ、圧縮前の情報量にそれぞれ復号される。
この復号されたデータが、D/A変換器19、22によってアナログ信号に変換されることにより、任意の時間遅れを生じた映像信号および音声信号として、出力端子20、23から出力される。この出力信号が、映像モニタ21とスピーカ24へそれぞれ供給されることにより、所望の放送番組の映像と音声とが再現される。
このような所定の制御は、システムコントローラー28を中心として行われるものであり、このシステムコントローラー28に指示された書き込み制御器25と読み出し制御器26とにより、上述したバッファメモリ17や合成器16、および分離器18等の動作が制御される。
テレビジョン放送の視聴を中断するときには、キー入力部29を介してポーズ指示情報を入力する。入力されたポーズ指示情報は、システムコントローラー28へ与えられる。
バッファメモリ17は、ポーズ指示情報が与えられるとAV情報の記録を開始するとともに、書き込み情報の先頭画面に相当する画像情報を繰り返し読み出し、これを静止画として表示する。
そして、テレビジョン放送を再度視聴可能な状態になったときには、キー入力部29からポーズ状態を解除する指示情報を入力する。このポーズ状態の解除指示情報がシステムコントローラー28に与えられると、バッファメモリ17に記録された情報の再生処理が開始される。
バッファメモリ17に記録する動作は、ポーズ指示が行われた時点から継続されており、バッファメモリ17の記憶容量を全て使用してメモリ・フルの状態になったときか、さもなくば視聴を終了する指示がキー入力部29を介してシステムコントローラー28へ与えられたときに、情報記録動作が始めて終了となるように成されている。
次に、タイマー設定に基づいて制御される予約録画処理の実行手順を、図2および図3を用いて順次説明する。
図2は、時刻T0から時刻T6までの時間経過を示し、図3は時刻T1〜時刻T6の各時点のバッファメモリ17の状態を未記録、記録済、再生済と区別して各々示している。
図2において、時刻T0が初期状態である。ここで、時刻T1のタイミングでキー入力部29からポーズ指示がシステムコントローラー28に入力されたとすると、時刻T1から録画が開始される。
このときのバッファメモリ17の状態は、図3のT1に示すようにスタート直後のためにすべて未記録状態(φにて表示)である。
そして、時刻T1から時間t1経過後の時刻T2では、時間t1に相当する部分のメモリ容量が記録済であり、残りは未記録状態φである。この第1実施例の情報記憶再生装置においては、このように録画を継続しつつ、ほぼ上記ポーズ指示情報が入力された時点の静止画面を再生処理している。
次に、時刻T3にてポーズ状態を解除すると、録画済情報の再生を開始する。この再生開始時点のメモリ状態は、例えば図3の時刻T3に示すように、記録済領域と未記録メモリ領域との配分となり、再生領域はまだ存在しない。
次に、時刻T3から時間t2だけ時間が経過した時刻T4では、時間t2だけ再生処理済のメモリ領域が既に発生している。
また、これと同時に時間t2に相当するだけの記録も時刻T3に比べて進行している。なお、この第1実施例においては、2ポート以上の複数のポートに同時にアクセスが可能なメモリ素子を用いているので、このような同時記録再生処理が実現可能となった。
この状態にて同時記録再生処理を継続し、メモリ・フルの状態に達すると録画処理を終了する。この場合、ここまでの再生時間はt3であり、残りの再生可能時間はT3−T1である。録画処理が終了すると、後は再生処理のみが行われることになる。
時刻T6で再生処理終了を指示すると、図中のT6に示すように、未記録部分φと、ポーズ実行期間T3−T1に相当する記録済部分を残している。なお、本実施例においては、再生処理時にデータの消去等は行わないので、この後必要に応じて何度でも再生可能である。
以上述べた再生動作を変更することも可能である。変更した場合には、その再生速度に応じて時刻T3と時刻T6との時間間隔が変化する。この場合、再生(読み出し)アドレスが記録(書き込み)アドレスを追い越さない範囲であれば、再生速度を自由に設定することができる。
一例として、高速再生のモードを有し、この指示をキー入力部29より入力した場合に、これを検知し標準速度に比べて読み出しアドレスのカウントを速く(数番地毎に飛び越し指定)する処理を行うようにしたフローチャートを、図4に紹介する。
なお、図4の動作フローチャートは、システムコントローラー28の制御について示しており、15段階の処理ステップよりなる。以下の説明においては、各処理ステップをS01〜S15と記す。
先ず、S01でキー入力部29を操作して、システムコントローラー28を介してAVレシーバ11からのAV情報(音声情報と映像情報)をスピーカ24とモニタ21とにより再生するように、AV信号経路を設定する。
次に、S02でポーズ指示の入力があるか否かを監視し、ポーズ指示の入力があった場合にはS03〜S07に順次進む。
S03では、読み出し制御器26に対して再生開始アドレスの初期設定を行うとともに、S04では、書き込み制御器25に対して記録開始アドレスの初期設定を行う。
また、S05ではデータ合成器16より供給される情報の記録を開始する。そして、情報記録が開始されると、S06でメモリ17の書き込みアドレスを順次カウントアップして行くとともに、S07で書き込みアドレスを監視し、容量オーバーとなったらS13の処理にジャンプして記録停止する。
次に、S08に進んでポーズOFFか否かを判別し、ポーズOFFの場合はS09に進んで再生アドレスをカウントアップする。
アドレスに余裕がある場合には、次に、S10に進んで早送り指示の有無を判別し、早送り指示が有ればS11で再生アドレスを高速でカウントアップする。また、早送り指示が無いと判定したときには、この早送り再生処理S11をバイパスする。
一方、S08においてポーズ解除指示が無いと判定したときには、再生処理S09〜S11をバイパスしてS12に進む。
S12では、再生終了の指示および記録停止の指示を監視し、これらの指示がある場合はS13に進む。また、再生終了の指示および記録停止の指示が行われていない場合はS06へ戻り、上述した処理を繰り返し行う。
S13では、再生終了の指示、或いは容量オーバーの条件で記録動作を停止する。
次に、S14に進み再生アドレス(Apb)と記録アドレス(Arec )との大小関係を比較する。
この場合、
再生アドレス(Apb)≦記録アドレス(Arec
ならば、記録済領域なのでS08へ戻って再生動作を続行する。
また、
再生アドレス(Apb)>記録アドレス(Arec
の場合は、未記録領域に突入したことを意味するので、S15へ進んで再生動作を停止し、未記録領域に突入するのを防止する。
この第1実施例の情報記憶再生装置は、このようにして情報の記録/再生を行うので、図5の動作概念図に示すように、例えばテレビジョン放送を視聴中に中座するためにTVポーズオンの指示が行われると、動いている画像を一時停止させるフリーズ表示状態となり、TVポーズオンの指示が行われた時点の画面がスチル表示される。また、TVポーズオンの指示が行われた時点からそのテレビジョン放送の記録が開始される。
そして、視聴者が中座から戻ってTVポーズオフの指示が行われると、中座前に視聴していたテレビジョン放送の再生が開始される。しかも、この再生は中座により中断した箇所から行うことができるので、視聴者は中座したにも拘わらずそのテレビジョン放送を一貫して視聴することが可能となる。
次に、本発明の情報記憶再生装置の第2実施例を説明する。この第2実施例においては、キー入力部29から逆転再生指示情報が与えられたときに、以下に述べるように動作する。
すなわち、逆転再生指示情報が与えられると、これがシステムコントローラー28に入力される。
システムコントローラー28は、逆転再生指示情報を受け付けるとテレビジョン信号の記録を継続しつつ、時間軸に対して逆方向の再生処理を開始する。
これは、上述した記録処理のアドレス・カウント・アップとは逆方向に、現在のアドレス値からの減算となる。
このようにして逆転再生にて検索を行い、所望の箇所へ達したならば逆転再生指示に代えて、正転再生指示をキー入力部29からシステムコントローラー28へ入力する。
しかる後、再度テレビジョン信号を視聴可能な状況になった時点で視聴者はポーズ状態の解除指示をキー入力部29からシステムコントローラー28へ入力することにより、再生処理を開始する。
記録処理は、この場合も初期設定から依然として継続されており、メモリの記憶容量を全て使用してメモリ・フルの状態となったときか、さもなくば視聴を終了する指示がキー入力部29よりシステムコントローラー28へ入力されたときに始めて記録終了となる。
次に、この第2実施例における情報記憶再生装置の記録・再生の実行手順を図6および図7に従って順次説明する。
図6は、時刻T0から時刻T6までの時間経過を示し、図7は時刻T1〜時刻T6の各時点のバッファメモリ17の状態を未記録、記録済、再生済と区別して各々示している。
先ず、初期設定のためT1でテレビジョン信号の記録を開始する。この場合も、メモリ初期状態では全て未記録状態(φにて表示)である。
そして、時刻T1から時間t1経過後の時刻T2でレビュー指示がキー入力部29からシステムコントローラー28へ入力されると、この時点から逆転再生が開始される。
時刻T1から時刻T2の時間間隔をt1とすると、時間t1に相当する部分のテレビジョン信号がこの時点で記録されている。このときのバッファメモリ17の状態は、図7のT2に示すように時間t1に相当する部分が記録済であり、残りは未記録状態φである。
また、時間t2経過後の時刻T3では、時間t2に相当する部分のメモリ領域が更に記録済となり、同時に逆方向に時間t2期間相当の領域が再生される。
このように、録画を継続しつつレビュー指示を入力された時点から逆方向に再生処理し、所望の画面検索を実行する。そして、所望の画面が検索できたならばレビュー指示を解除する。
このレビュー指示の解除時点をT3とし、ここから正方向の録画済情報の再生を開始する。この正方向再生の開始時点のバッファメモリ17の状態を、図7のT3に示す。
図7のT3から明らかなように、レビュー開始時点から時間t2期間だけ、記録と再生とを各々逆方向にアドレスを進めているのが記されている。
次に、時刻T3からいくらか時間が経過した時刻T4では、メモリ領域がアドレスの小さい方から順に、記録済領域、再生済領域、記録済領域、未記録領域となっており、メモリ容量にまだ余裕がある状態として例示されている。
一方、時刻T5は時刻T3から時間t3期間だけ経過しており、バッファメモリ17の容量の全てに情報を格納した状態として例示してある。
本実施例ではバッファメモリ17の容量の全てに情報が格納された状態になると、記録動作を終了するように設定してある。また、バッファメモリ17の容量に余裕がある時刻T6に再生動作の終了指示をキー入力部29からシステムコントローラー28へ送ると、録画も同時に終了するように設定してある。
この第2実施例においても、2ポート以上の複数のポートに同時にアクセスが可能なメモリ素子を用いているので、このような同時記録再生処理が実現可能となった。
また、この場合も再生処理時にデータの消去等は行わないので、この後必要に応じて何度でも再生可能である。
以上述べた再生処理は変更することも可能である。変更した場合には、その再生速度に応じて時刻T2と時刻T6との時間間隔が変化する。
この場合、再生(読み出し)アドレスが記録(書き込み)アドレスを追い越さない範囲であれば、再生速度を自由に設定することができる。
一例として、高速再生のモードを有し、この指示をキー入力部29より入力した場合に、これを検知し標準速度に比べて読み出しアドレスのカウントを速く(数番地毎に飛び越し指定)する処理を行うようにしたフローチャートを、図8に紹介する。
なお、図8の動作フローチャートは、システムコントローラー28の制御について示しており、14段階の処理ステップよりなっている。以下の説明においては、各処理ステップをS01〜S14と記す。
先ず、S01でキー入力部29を操作して、システムコントローラー28を介してAVレシーバ11からのAV情報(音声情報と映像情報)をスピーカ24とモニタ21とにより再生するように、AV信号経路を設定する。
次に、S02で読み出し制御器26に対して再生開始アドレスの初期設定を行うとともに、S03で書き込み制御器25に対して記録開始アドレスの初期設定を行う。
また、S04ではデータ合成器16より供給される情報の記録を開始する。そして、情報記録が開始されると、S05でメモリ17の書き込みアドレスを順次カウントアップして行くとともに、S06で書き込みアドレスを監視し、容量オーバーとなったらS13の処理にジャンプして記録停止する。
次に、S07に進んでレビュー指示があるか否かを判別し、レビュー指示がある場合はS08に進んで再生アドレスをカウント・ダウンする。
次に、S09で正方向再生指示が無ければ正方向再生処理をS10をバイパスし、正方向再生指示がある場合には、再生アドレスをカウントアップする。
一方、S07においてレビュー指示が無いと判定したときには、再生処理S08〜S10をバイパスしてS11に進む。
S11では、記録または再生終了の指示を監視し、これらの指示がある場合S12に進む。また、再生終了の指示および記録停止の指示が行われていない場合はS05へ戻り、上述した処理を繰り返し行う。
S12では、再生終了の指示、或いは容量オーバーの条件で記録動作を停止する。
次に、S13に進み再生アドレス(Apb)と記録アドレス(Arec )との大小関係を比較する。
この場合、
再生アドレス(Apb)≦記録アドレス(Arec
ならば、記録済領域なのでS08へ戻って再生動作を続行する。
また、
再生アドレス(Apb)>記録アドレス(Arec
の場合は、未記録領域に突入したことを意味するので、S14へ進んで再生動作を停止し、再生箇所が未記録領域に突入するのを防止する。
この第2実施例の情報記憶再生装置は、このようにして情報の記録/再生を行うので、図9の動作概念図に示すように、例えばテレビジョン放送を視聴中に画面を再度確認するためにレビュー指示を行うと、逆転再生が開始される。
そして、所望の期間だけ逆転再生を視聴した後で再生指示を行うと、逆転再生開始前に視聴していたテレビジョン放送の再生が開始される。しかも、この再生は逆転再生により中断した箇所から行うことが可能なので、視聴者はテレビジョン放送を視聴中に逆転再生を行ったにも拘わらず、そのテレビジョン放送を一貫して視聴することができるものである。
本発明の一実施例を示す情報記憶再生装置の構成図である。 本発明の第1実施例の情報記憶再生装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 第1実施例のメモリの利用状態を示すメモリ領域説明図である。 第1実施例の処理手順を説明するためのフローチャートである。 第1実施例の情報記憶再生装置の動作概念図である。 本発明の第2実施例の情報記憶再生装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 第2実施例のメモリの利用状態を示すメモリ領域説明図である。 第2実施例の処理手順を説明するためのフローチャートである。 第2実施例の情報記憶再生装置の動作概念図である。
符号の説明
10 表示部
11 AVレシーバ
13 A/D変換器
15 A/D変換器
16 合成器
17 バッファメモリ
18 分離器
19 D/A変換器
25 書き込み制御器
26 読み出し制御器
27 タイマー部
28 システムコントローラー
29 キー入力部
30 音声圧縮器
31 画像圧縮器
32 音声伸張器
33 画像伸張器

Claims (3)

  1. 動画像信号の受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記動画像信号の記録を行いつつ再生動作を同時に実行可能なメモリ手段と、
    外部モニタへの接続端子を有し、該接続端子を介して再生された動画像信号を該外部モニタへ出力する出力手段と、
    前記メモリ手段に記録される前記動画像信号の記録及び再生動作を指示するためのマニュアル指示手段と、
    前記マニュアル指示手段による第1の指示に応じて前記メモリ手段に前記動画像信号の記録を行いながら前記動画像信号の一部である静止画像信号を前記出力手段から出力するよう切り替え、前記マニュアル指示手段による第2の指示に応じて前記メモリ手段に対する前記動画像信号の記録を継続しつつ前記第1の指示に応じて出力された前記静止画像信号に替えて前記メモリ手段に記録された前記動画像信号を再生して前記出力手段から出力するよう切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記制御手段は、前記マニュアル指示手段による第3の指示に応じて前記メモリ手段に対する前記動画像信号の記録を継続しつつ前記メモリ手段に記録された前記動画像信号を変速再生して、その再生画像信号を前記出力手段から出力するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記メモリ手段により再生された動画像信号の情報量を伸張する伸張手段を備え、
    前記出力手段は、前記伸張手段によって伸張された動画像信号を前記外部モニタに出力することを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
JP2004036555A 2004-02-13 2004-02-13 記録再生装置 Expired - Fee Related JP3610352B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004036555A JP3610352B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004036555A JP3610352B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 記録再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001376326A Division JP2002218409A (ja) 2001-12-10 2001-12-10 記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004201341A true JP2004201341A (ja) 2004-07-15
JP3610352B2 JP3610352B2 (ja) 2005-01-12

Family

ID=32768190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004036555A Expired - Fee Related JP3610352B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3610352B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295821A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Toshiba Corp 放送受信装置及び放送受信方法
JP2009033766A (ja) * 2008-09-17 2009-02-12 Toshiba Corp 録画装置及び録画方法
CN102457676A (zh) * 2010-10-29 2012-05-16 华晶科技股份有限公司 影像处理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295821A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Toshiba Corp 放送受信装置及び放送受信方法
JP2009033766A (ja) * 2008-09-17 2009-02-12 Toshiba Corp 録画装置及び録画方法
CN102457676A (zh) * 2010-10-29 2012-05-16 华晶科技股份有限公司 影像处理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3610352B2 (ja) 2005-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100776530B1 (ko) 기록 재생 장치 및 기록 재생 방법
US6002832A (en) Apparatus and method for recording and reproducing data
KR100564452B1 (ko) 영상 녹화 및 재생 장치 및 방법
JP4042631B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP3843534B2 (ja) 記録装置及び方法
US20050111838A1 (en) Recording and reproducing apparatus and reproduction processing method
JP3478515B2 (ja) データを記録再生する装置および方法
JP3302405B2 (ja) 記録再生装置
JP3610352B2 (ja) 記録再生装置
JP3249845B2 (ja) 記録再生装置
JPH10304300A (ja) 映像音声信号記録再生装置および方法
JP4447669B2 (ja) 映像表示装置および方法
JP4016149B2 (ja) 画像情報の表示装置及び方法
JP3507473B2 (ja) 記録再生装置
JP2004220679A (ja) 再生装置
KR100564673B1 (ko) 기록재생기능을갖는텔레비전수상기및텔레비전신호의기록재생방법
JPH06105280A (ja) 放送受信記録再生装置
JP2002218409A (ja) 記録再生装置
JP4497169B2 (ja) 画像情報の表示装置
EP1835502B1 (en) Dual storage method and apparatus for streamed AV signal for Time Shift recording function.
JP2004227690A (ja) 再生装置
JP2004015821A (ja) データを記録再生する装置および方法
JP4611332B2 (ja) 映像表示装置および方法
JP4144636B2 (ja) 番組予約装置および方法、並びに記録装置および方法
JP4602201B2 (ja) テレビジョン放送受信装置およびテレビジョン放送受信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071022

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees