JP4447669B2 - 映像表示装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、リアルタイムで供給される映像が絶えず記録される記録媒体を有し、この記録媒体から再生された、リアルタイム映像と時差のある再生映像を明示的に表示する映像表示装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送を楽しんでいる最中に、突然、電話の呼出しが鳴ったり、来客があり、放送番組を見逃してしまうことが良くある。テレビジョン放送番組を見逃してしまうと、再放送される番組を除いて、その番組は二度と見ることはできない。短期間のうちに再放送される番組はまれであり、ニュース番組やスポーツ番組は、殆どの場合には、再放送されていない。したがって、多くの場合、テレビジョン放送番組を見逃してしまうと、その番組は二度と見ることはできないことになる。
【0003】
また、映画やドラマの名場面、重要人物のインタビュー、スポーツ番組のハイライトシーン等、放送番組を見ていて、保存しておきたい場面が突然に始まる場合がある。このような場合、直ちにVTRをセットしても、その場面に間に合わず、その場面を録画できないようなことが良くある。
【0004】
そこで、本願発明者は、放送番組を見ている最中に、その番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機を提案している。このようなテレビジョン受像機では、突然の電話の呼出しや来客があっても、その番組を遡って再生することができ、番組を見逃すことがなくなる。また、その番組を簡単に保存しておくことができ、記録しておきたい番組が突然始まっても対処できる。
【0005】
また、本願発明者は、このように番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機における記録媒体として、ハードディスクドライブを用いることを提案している。従来、ビデオ信号を記録する記録媒体としては、磁気テープが広く用いられている。ところが、磁気テープはアクセス速度が遅く、このようなテレビジョン受像機に用いられる記録媒体として用いるのは困難である。また、半導体メモリを用いることが考えられるが、大容量の半導体メモリは非常に高価であると共に、半導体メモリでは、電源が落とされると保存しておいた番組が消えてしまい、番組を長く保存しておくような場合に不向きである。これに対して、ハードディスクドライブは、大容量で、アクセス速度も十分に速い。
【0006】
このような、番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機では、受信されたテレビジョン放送電波に基づくビデオ信号がディジタル映像音声信号に変換され、所定の方法で圧縮符号化されハードディスクドライブに対して記録される。ビデオデータの圧縮符号化には、例えばモーションJPEGが用いられる。一方、音声信号についても、所定の方法でディジタルデータとされ圧縮符号化され記録される。
【0007】
図12は、この従来技術による、番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機の動作の一例を示す。図12Aに示されるようなテレビジョン放送がチューナで受信される。以降、チューナで受信されるこのテレビジョン放送をリアルタイム放送と称し、ハードディスクドライブから再生されるテレビジョン放送による映像と区別する。受信された信号は、上述のような処理を施され、リアルタイムで常時ハードディスクドライブに対して書き込まれ記録される。
【0008】
ここで、ユーザがリアルタイム放送を視聴中に、見逃した場面があり、所定の方法、例えばリモートコマンダからの指示により、この見逃した場面の再生を行う場合について考える。例えば、図12において、区間a2 が終了した時点Aでユーザからテレビジョン受像機に対して、見逃した場面の再生の指示が出される。すると、テレビジョン受像機では、指示が出された時点Aから、予め設定される時間t0 だけ遡って、区間a0 〜区間a2 の圧縮データがハードディスクドライブから読み出される。読み出された圧縮データは、順次、圧縮伸長処理など所定の処理を介して、時点Aから開始される再生映像音声信号とされる(図12B)。なお、この再生映像音声信号の開始されるタイミングは、実際には、信号処理の関係上、多少の遅れを伴う。
【0009】
こうして得られた再生映像音声信号は、映像信号についてはテレビジョン受像機の映像モニタに、また、音声信号についてはスピーカによって再生される。これらハードディスクドライブから読み出された区間a0 〜区間a2 の再生映像音声信号は、図12Cに示されるように、時点Aから再生され、この例では、リアルタイム放送の区間a3 〜区間a5 と置き替えられて再生される。区間a0 〜区間a2 の再生が終了すると、モニタ映像およびスピーカ音声は、リアルタイム放送によるものに戻る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来技術による、番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機では、現在より遡り、ハードディスクドライブから再生され映像モニタに対して映出された映像に対して、そのことを示す何ら特別な表示がなされていなかった。そのため、ユーザは、現在視聴している映像が実際に現在放送されている映像なのか、あるいは、過去にハードディスクドライブに記録され、実際の放送よりも遅れた映像なのかを、容易に認識することができないという問題点があった。
【0011】
したがって、この発明の目的は、番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機に用いて好適な、現在表示されている映像が実際の放送よりも遅れた映像であることが明示的に表示されるような映像表示装置および方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決するために、受信される番組を絶えず記録する記録媒体と、記録媒体への記録と記録媒体からの再生とを並行して行うように制御する記録媒体制御手段と、再生による映像が表示されている間、該再生による映像が表示されていることを通知し、該再生による映像が記録媒体へ記録された時刻を示す表示と、移動して見えるように常に変化することで現在時刻の変化を示す表示とを組み合わせて表示させる通知手段とを有し、記録媒体制御手段は、記録媒体からの再生を、記録時の速度に対して高速に再生するように制御し、該再生による映像が受信される映像に追いついたら、該再生による映像の全画面表示から該受信される映像の全画面表示に切り換えるようにしたことを特徴とする映像表示装置である。
【0013】
また、この発明は、上述した課題を解決するために、受信される番組を絶えず記録する記録媒体と、記録媒体への記録と記録媒体からの再生とを並行して行うように制御する記録媒体制御手段と、受信される番組による映像を静止させて表示する静止映像表示手段と、静止による映像が表示されている間、該静止による映像が表示されていることを通知し、該静止による映像が記録媒体へ記録された時刻を示す表示と、移動して見えるように常に変化することで現在時刻の変化を示す表示とを組み合わせて表示させる通知手段とを有し、記録媒体制御手段は、記録媒体からの再生を、静止させた場面から記録時の速度に対して高速に再生するように制御し、該再生による映像が受信される映像に追いついたら、該再生による映像の全画面表示から該受信される映像の全画面表示に切り換えるようにしたを有することを特徴とする映像表示装置である。
【0014】
また、この発明は、上述した課題を解決するために、受信される番組を絶えず記録媒体に記録するステップと、記録媒体への記録と記録媒体からの再生とを並行して行うように制御する制御のステップと、再生による映像が表示されている間、該再生による映像が表示されていることを通知し、該再生による映像が記録媒体へ記録された時刻を示す表示と、移動して見えるように常に変化することで現在時刻の変化を示す表示とを組み合わせて表示させるステップとを有し、制御のステップは、記録媒体からの再生を、記録時の速度に対して高速に再生するように制御し、該再生による映像が受信される映像に追いついたら、該再生による映像の全画面表示から該受信される映像の全画面表示に切り換えるようにしたことを特徴とする映像表示方法である。
【0015】
この発明は、上述した課題を解決するために、受信される番組を絶えず記録媒体に記録するステップと、記録媒体への記録と記録媒体からの再生とを並行して行うように制御する制御のステップと、番組による映像を静止させて表示するステップと、静止による映像が表示されている間、該静止による映像が表示されていることを通知し、該静止による映像が記録媒体へ記録された時刻を示す表示と、移動して見えるように常に変化することで現在時刻の変化を示す表示とを組み合わせて表示させるステップとを有し、制御のステップは、記録媒体からの再生を、静止させた場面から記録時の速度に対して高速に再生するように制御し、該再生による映像が受信される映像に追いついたら、該再生による映像の全画面表示から該受信される映像の全画面表示に切り換えるようにしたことを特徴とする映像表示方法である。
【0016】
上述したように、この発明は、記録媒体から再生された映像、あるいは静止映像が表示されている際に、その旨通知するようにされているため、ユーザは、現在映出されている映像が受信されたテレビジョン放送によるものかどうかを容易に知ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態を示すものである。図1において、1はこの発明が適用されたテレビジョン受像機であり、2はこのテレビジョン受像機1を操作するためのリモートコマンダである。画面3に対して映像が映出される。テレビジョン受像機1にはハードディスクドライブ部4が内蔵されている。テレビジョン受像機1で受信中の番組は、常にこのハードディクス部4に記録されている。このようなハードディスクドライブ部4が備えられたテレビジョン受像機では、見逃したシーンや再度見たいシーンを遡って再生したり、所望の番組を記録再生したりというようなことが可能になる。
【0018】
図2は、このようなテレビジョン受像機1を操作するためのリモートコマンダ2の構成の一例を示すものである。リモートコマンダ2には、テレビジョン受像機1の基本的な設定を行なうための各種のキー、すなわち、テレビジョン受像機1の電源のオン/オフするための電源スイッチ11、チャンネル設定を行なうためのチャンネルキー12、12、12、・・・、チャンネルアップ/ダウンキー13A及び13B、音量アップ/ダウンキー14A及び14B、入力ソース切り換えスイッチ15が配設される。
【0019】
更に、この発明が適用されたテレビジョン受像機1を操作するためのリモートコマンダ2には、テレビジョン受像機1のハードディスクドライブ部4を制御するための各種のキーとして、番組ポーズキー16、ブックマーク記録キー17、区間リピートキー18、キャンセルキー19、逆転スキップ再生キー20、逆転高速送りキー21、2倍速キー22、正転高速送りキー23、正転スキップキー24、オーバービュー検索キー25、矢印キー26A、26B、決定キー27が配設される。
【0020】
番組ポーズキー16が押されると、受信中の画面がその場で停止され、静止画として表示される。その間、テレビジョン受像機1のハードディスクドライブ部4に、その番組が記録される。番組ポーズキー16が再び押されると、静止画となっている所の場面から、ハードディスクドライブ部4に記録されている番組が再生される。
【0021】
ブックマーク記録キー17が押されると、このとき放送されている番組をテレビジョン受像機1のハードディスクドライブ部4に保存させることができる。
【0022】
区間リピートキー18により、リピート再生が設定される。区間リピートキー18が最初に押されると、リピートの開始位置が設定され、区間リピートキー18が次に押されると、リピートの終了位置が設定される。
【0023】
キャンセルキー19は、設定された動作や機能をキャンセルさせる際に押される。
【0024】
逆転スキップ再生キー20、逆転高速送りキー21、2倍速キー22、正転高速送りキー23、正転スキップキー24は、変速再生を行うためのキーである。ハードディスクドライブ部4に記録されている番組を再生中に、2倍速キー22が押されると、2倍速で番組が再生される。再び押すことで、通常速度での再生に戻される。正転高速送りキー23が押されている間、さらに高速の再生がなされる。正転スキップキー24が押されると、再生映像がスキップされる。また、逆転高速送りキー21が押されている間、高速に逆転再生が行われる。逆転スキップ再生キー20が押されると、再生映像が逆転方向にスキップされる。
【0025】
オーバービュー検索キー25、矢印キー26A、26B、決定キー27は、番組検索に用いられる。オーバービュー検索キー25が押されると、テレビジョン受像機1の画面3が、中央の画面と、周囲の複数の小画面とに分割される。周囲の小画面には、ハードディスクドライブに記録されている画面の中から、所定時間毎の画面が表示される。矢印キー26A及び26Bの操作により、複数の画面の中から、所望の画面が選択され、見たい場面が検索されると、決定キー27が押される。決定キー27が押されると、選択された画面から再生が開始される。
【0026】
図3は、この発明が適用されたテレビジョン受像機1の構成の一例を示すものである。図3において、アンテナ51で受信された受信信号は、チューナ回路52に供給される。チューナ回路52には、システムコントローラ50からチャンネル設定信号が供給される。チューナ回路52で、このチャンネル設定信号に基づいて、所望の受信チャンネルの信号が選択され、この信号が中間周波数信号に変換される。
【0027】
チューナ回路52の出力が映像中間周波数回路53に供給される。映像中間周波数回路53で、チューナ回路52からの中間周波数信号が増幅され、この信号がビデオ検波される。これにより、例えばNTSC方式のコンポジットビデオ信号が得られる。このビデオ信号がビデオソース切り替えスイッチ55の一方の入力端子55Aに供給される。また、中間周波数回路53の出力の例えば4.5MHzのビート成分から音声信号が検波される。この出力が音声復調回路62に供給される。
【0028】
ビデオソース切り替えスイッチ55の他方の入力端子55Bには、外部ビデオ入力端子56からのビデオ信号が供給される。ビデオソース切り替えスイッチ55には、システムコントローラ50からセレクト信号が供給される。ビデオソース切り替えスイッチ55により、受信されたテレビジョン放送に基づくビデオ信号と、外部ビデオ入力端子56からのビデオ信号とが切り替えられる。
【0029】
ビデオソース切り替えスイッチ55の出力がビデオ信号処理回路57に供給される。ビデオ信号処理回路57により、NTSC方式のコンポジットビデオ信号から輝度信号Yとクロマ信号Cとが分離され、更に、クロマ信号Cから色差信号U、Vが復調され、コンポーネントビデオ信号Y、U、Vが形成される。このコンポーネントビデオ信号Y、U、Vは、スイッチ回路58の端子58Aに供給されると共に、A/Dコンバータ71に供給される。スイッチ回路58の他方の入力端子58Bには、D/Aコンバータ85の出力が供給される。
【0030】
スイッチ回路58は、受信しているテレビジョン放送又は外部ビデオ入力端子56からのビデオ信号に基づく画面と、ハードディスクドライブ80(ハードディスクドライブ部4に対応する)からの再生画面とを切り替えるためのものである。スイッチ回路58は、記録/再生コントローラ77により制御される。すなわち、記録/再生コントローラ77からの制御信号がシステムコントローラ50を介してスイッチ回路58に対して供給される。受信しているテレビジョン放送又は外部ビデオ入力端子56からのビデオ信号に基づく画面を映出する場合には、スイッチ回路58が端子58A側に切り替えられる。ハードディスクドライブ80からの再生画面を映出する場合には、スイッチ回路58が端子58B側に切り替えられる。
【0031】
スイッチ回路58の出力が映像出力回路59に供給される。映像出力回路59は、スイッチ回路58からのコンポーネットビデオ信号Y,U,Vから、3原色信号R,G,Bを形成するマトリクス回路と、この3原色信号R,G,Bをドライブしてカラー受像管61に供給するための映像増幅回路とを有する。映像出力回路59で、スイッチ回路58からのコンポーネットビデオ信号Y,U,Vが3原色信号R,G,Bに変換され、カラー受像管61に供給される。
【0032】
また、中間周波数回路53の出力の例えば4.5MHzのビート成分から検波れた音声信号は、音声復調回路62に供給される。音声復調回路62で、オーディオ信号が復調される。このオーディオ信号がオーディオソース切り替えスイッチ63の入力端子63Aに供給される。
【0033】
オーディオソース切り替えスイッチ63の他方の端子63Bには、外部オーディオ入力端子64からのオーディオ信号が供給される。オーディオソース切り替えスイッチ63により、受信されたテレビジョン放送に基づくオーディオ信号と、外部オーディオ入力端子64からのオーディオ信号とが選択される。
【0034】
オーディオソース切り替えスイッチ63の出力は、スイッチ回路65の端子65Aに供給されると共に、A/Dコンバータ75に供給される。スイッチ回路65の他方の入力端子65Bには、D/Aコンバータ87の出力が供給される。
【0035】
スイッチ回路65は、受信しているテレビジョン放送又は外部オーディオ入力端子64からのオーディオ信号と、ハードディスクドライブ80から再生されたオーディオ信号との切り替えを行なうものである。スイッチ回路65は、記録/再生コントローラ77により制御される。すなわち、記録/再生コントローラ77からの制御信号がシステムコントローラ50を介してスイッチ回路65に対して供給される。受信しているテレビジョン放送又は外部オーディオ入力端子64からのオーディオ信号を出力する場合には、スイッチ回路65が端子65A側に切り替えられる。ハードディスクドライブ80からのオーディオ信号を出力する場合には、スイッチ回路65が端子65B側に切り替えられる。
【0036】
スイッチ回路65の出力がオーディオアンプ66に供給される。オーディオアンプ66で、スイッチ回路65からのオーディオ信号が増幅される。このオーディオ信号がスピーカ67に供給される。
【0037】
ビデオ信号処理回路57からのコンポーネントビデオ信号Y,U,Vは、A/Dコンバータ71に供給される。A/Dコンバータ71で、ビデオ信号処理回路57からのコンポーネントビデオ信号がディジタル化される。A/Dコンバータ71の出力がフィールドメモリ72に供給される。この実施の一形態においては、ビデオデータは、間引き率が1/4で間引きされる。したがって、フィールドメモリ72には、4フィールド毎にビデオデータが書き込まれる。
【0038】
フィールドメモリ72の出力が画像圧縮回路73に供給される。画像圧縮回路73で、このコンポーネントビデオ信号が圧縮される。画像の圧縮方式としては、例えば、モーションJPEGが用いられる。画像圧縮回路73で圧縮されたビデオデータは、例えばFIFO(First In,First Out)からなるバッファメモリ74に一時的に書き込まれる。
【0039】
オーディオソース切り替え回路63からのオーディオ信号は、A/Dコンバータ75に供給される。A/Dコンバータ75で、オーディオソース切り替え回路63からのオーディオ信号がディジタル化される。A/Dコンバータ75の出力が音声圧縮回路76に供給される。音声圧縮回路76で、オーディオ信号が圧縮される。音声の圧縮方式としては、例えば、ノンリニアPCMが用いられる。音声圧縮回路76で圧縮されたオーディオ信号は、例えばFIFO(First In,First Out)からなるバッファメモリ95に一時的に書き込まれる。
【0040】
記録/再生コントローラ77の制御に基づき、バッファメモリ74および95からビデオデータおよびオーディオデータが読み出される。読み出されたこれらのデータは、バス78を介してハードディスクドライブ80に対して書き込まれる。
【0041】
このハードディスクドライブ80に対するデータの書き込みは、間引きされた1フィールド分のビデオデータと、このビデオデータを先頭とする、連続した4フィールド分に対応するオーディオデータとが組み合わされてなる1組のデータを単位としてなされる。連続した4フィールド分のオーディオデータが先頭に格納され、その後ろに、対応するビデオデータが1フィールド分格納される。ハードディスクドライブ80のアドレスに対して、この1組とされたデータがそれぞれ時系列的に連続して配置される。
【0042】
ハードディスクドライブ80に記録されているビデオデータおよびオーディオデータは、記録/再生コントローラ77の制御の基に、再生される。この再生は、オーディオデータおよびビデオデータとからなる組を単位として、書き込まれた順に、先ずオーディオデータが読み出され、次にビデオデータが読み出される。
【0043】
なお、この実施の一形態においては、ハードディスクドライブ80に対するデータの書き込みおよび読み出しは、並行して行われる。これは、書き込みおよび読み出しを、時分割処理することによってなされる。すなわち、ビデオデータの間引き率が1/4であるこの例では、4フィールドが経過する毎に、その間の4フィールド分のオーディオデータおよび1フィールド分のビデオデータが書き込まれる。書き込みが終了し次の書き込みが開始される間は、間隔tが存在する。読み出しは、データの書き込みが終了し、次の書き込みが開始されるまでの間になされる。書き込みから読み出し、および読み出しから書き込みまでの間は、ハードディスクドライブ80のシーク時間ならびに回転待ち時間を考慮した間隔t’が設けられる。
【0044】
また、読み出しの際に、読み出しデータのアドレスを上述のデータ単位で以て適宜制御することで、段階的な変速再生が可能とされる。すなわち、データを連続的に読み出せば1倍速(通常速度)での再生となり、1つ置きに読み出せば2倍速再生される。同様に、2つ置きに読み出すことで、3倍速再生とされる。
【0045】
ハードディスクドライブ80から読み出され再生されたオーディオデータは、バス78を介して、例えばFIFOからなるバッファメモリ96に一時的に書き込まれる。同様に、ハードディスクドライブ80から読み出され再生されたビデオデータは、バス78を介して、例えばFIFOからなるバッファメモリ81に一時的に書き込まれる。
【0046】
記録/再生コントローラ77の制御に基づき、バッファメモリ81からビデオデータが読み出される。ビデオデータは、間引き率1/4で間引きされているため、4フィールドの間、バッファメモリ81から同じデータが繰り返し読み出される。読み出されたビデオデータは、画像伸長回路82に供給される。画像伸長回路82で、例えばモーションJPEGで圧縮されていたビデオデータから、コンポーネントビデオデータY,U,Vが形成される。画像伸長回路82の出力が、マルチ画面を形成するための画像処理回路83、フィールドメモリ84を介して、D/Aコンバータ85に供給される。D/Aコンバータ85で、ディジタルビデオ信号がアナログビデオ信号に変換される。このD/Aコンバータ85の出力がスイッチ回路58の端子58Bに供給される。
【0047】
また、記録/再生コントローラ77の制御に基づき、バッファメモリ96からオーディオデータが読み出される。読み出されたオーディオデータは、音声伸長回路86に供給される。音声伸長回路86の出力がD/Aコンバータ87に供給される。D/Aコンバータ87によりディジタルオーディオ信号がアナログオーディオ信号に変換される。このD/Aコンバータ87の出力がスイッチ回路65の端子65Bに供給される。
【0048】
システムコントローラ50は、テレビジョン受像機1の全体の制御を行なっている。システムコントローラ50と、記録/再生処理コントローラ77とは、双方向に接続される。なお、バス78に対して、記録/再生コントローラ77のワーク用としてRAM79が接続される。
【0049】
システムコントローラ50には、受光部92を介して、リモートコマンダ2から入力が与えられる。このリモートコマンダ2からの入力に基づいて、各種の動作が設定される。システムコントローラ50の出力が表示発生回路94に供給される。表示発生回路94からは、各種の動作設定状態を示す表示信号が発生される。この表示発生回路94の出力が映像出力回路59に供給され、各種の動作状態が画面上に表示される。
【0050】
次に、この発明による、ハードディスクドライブ80からのデータの再生動作について説明する。図4は、リアルタイム放送を視聴中に、ユーザの要求に応じて映像を遡り、任意の場面からビデオデータおよびオーディオデータを再生して視聴する例である。当初、スイッチ回路58および65では、それぞれ端子58Aおよび65Aが選択され、画面3(テレビ受像管61)に対して図4Aに示される、リアルタイム放送による映像が区間a0 ,a1 ,・・・と映出され、スピーカ67からリアルタイム放送に基づく音声が再生される。
【0051】
例えばユーザが時点Aで、区間a1 の先頭に遡り映像を再生させたいとする。時点Aでリモートコマンダ2の逆転高速送りキー21が押される。このコマンドは、受光部92で受光され、システムコントローラ50を介して記録/再生コントローラ77に供給される。記録/再生コントローラ77でハードディスクドライブ80の読み出しが制御され、高速での逆転再生がなされる(図4B)。それと共に、システムコントローラ50の制御に基づき、スイッチ回路58および65で端子58Bおよび65Bがそれぞれ選択される。画面3に映出される映像は、リアルタイム放送による映像からハードディスクドライブ80から再生された映像に切り替えられる(図4Cの時点A)。
【0052】
ユーザは、画面3に逆転で高速に再生され映出された映像を見て、希望する場面が現れた時点B(この例では、区間a1 の先頭)で逆転高速送りキー21を離す。すると、その旨システムコントローラ50を介して記録/再生コントローラ77に伝えられ、ハードディスクドライブ80から通常速度でのデータの読み出しがなされる。区間a1 からの通常速度で再生された映像が画面3に映出される。
【0053】
ユーザは、希望した区間a1 の再生が終了すると、例えば時点Cで、リアルタイム放送による映像に戻るために、例えばリモートコマンダ2のキャンセルキー19を押す。このキャンセルキー19によるコマンドがシステムコントローラ50に供給され、スイッチ回路5および65において端子58Aおよび65Aがそれぞれ選択される。これにより、画面3に映出される映像が、ハードディスクドライブ80から再生された映像からリアルタイム放送による映像へと切り替えられる。画面3には、リアルタイム放送による区間a4 からの映像が映出される。また、それと共に、記録/再生コントローラ77に対して、ハードディスクドライブ80からのデータの読み出しを中止するように指示が出される。
【0054】
図5は、逆転再生を行う場合のディスクアクセスの例について概略的に示す。映像信号および音声信号が図5Aおよび図5Bに示されるように供給される。なお、この図では、区間r0 ,r1 ,・・・、区間s0 ,s1 ,・・・などは、フィールド単位で表されている。入力された映像信号および音声信号は、リアルタイムで圧縮符号化などの処理を施されそれぞれビデオデータおよびオーディオデータとされ、ハードディスクドライブ80に書き込まれる。上述したように、書き込みは、4フィールド毎になされる。4フィールド中の最初の1フィールドのビデオデータと、4フィールド分のオーディオデータとが1組とされ書き込まれ記録される(図5C)。
【0055】
時点Aで逆転高速送りキー21が押される。時点Aは、このようにフィールド単位で見た場合、例えばハードディスクドライブ80に対してデータが書き込まれる点から次のデータが書き込まれるまでの4フィールド間の任意の点である。キー21が押された後の最初の書き込み(オーディオデータs24〜s27,ビデオデータr24)が終了すると、所定の間隔t’をおいて読み出しが開始される。先ず、直前に書き込まれたデータ、すなわち、オーディオデータs24〜s27,ビデオデータr24が読み出される(図5D)。読み出されたデータは、読み出しが終了した直後のフィールドに同期されて再生される(図5E,図5F)。
【0056】
以下、逆転高速送りキー21が離されるまで、時系列的に逆方向に向かい、所定の間隔でデータが飛び越されて読み出しがなされる。この例では、2つのデータが飛び越され、3倍速度で逆転再生される。
【0057】
時点Bで逆転高速送りキー21が離される。時点Bは、例えばハードディスクドライブ80からデータが読み出される点から次の読み出しがなされるまでの4フィールド間の任意の点である。キー21が離された時点Bの次の読み出しは、逆転高速送りに基づく読み出しが持続される。この読み出しを開始点として、1倍速再生が開始される。以下、キャンセルキー19が押されるまで、順次データの読み出しがなされる。
【0058】
このようにハードディスクドライブ80に対するアクセスを制御することによって、図5Gに示されるように、リアルタイム放送による映像に続けて、高速逆転による映像が映出され、さらに、高速逆転によってサーチされた場面から1倍速再生が開始される。後述する、他の再生方法においても、この制御に倣ってハードディスクドライブ80の書き込みおよび読み出しが制御される。
【0059】
図6は、上述の図4に示される例と同様にしてリアルタイム放送を視聴中に、ユーザの要求に応じて映像を遡り、任意の場面からビデオデータおよびオーディオデータを再生した後に、早送りサーチ(高速正転再生)または1倍速を越える速度での再生を行い、再生映像をリアルタイム放送による映像に追い付かせる例である。再生映像がリアルタイム放送による映像に追い付いたら、映像出力を、ハードディスクドライブ80からの再生映像から、リアルタイム放送による映像へと切り替える。
【0060】
この場合、上述と同様にして高速逆転再生および1倍速再生がなされた後に、時点Cで例えば高速正転再生キー23が押される。すると、システムコントローラ50を介して記録/再生コントローラ77に対して高速正転再生を行うように指示が出される。記録/再生コントローラ77の制御に基づき、ハードディスクドライブ80において、高速再生が行われる。
【0061】
区間a1 に続けて、区間a2 ,a3 ,・・・と連続的に高速再生される(図6B)。そして、再生映像がリアルタイム放送による映像に追い付くと、スイッチ回路58および65が、端子58Bおよび端子65Bから端子58Aおよび端子65Aへと切り替えられる。この例では、区間a5 の高速再生が終了した時点Dで映像が追い付き、区間a6 でリアルタイム放送による映像に切り替えられる。再生映像がリアルタイム放送による映像に追い付いたかどうかは、例えば書き込みのアドレスと読み出しのアドレスとが近接しているかどうか、あるいは同一であるかどうかで判断することが可能である。
【0062】
図7は、リアルタイム放送による映像を再生中に映像を一時停止(ポーズ)させ静止画像を表示させ、ポーズが解除された際に、ポーズ映像に後続する映像を続けて再生するようにした例である。時点Aでリモートコマンダ2の番組ポーズキー16が押されると、スイッチ回路58において端子58Bが選択されると共に、ポーズの指定がなされたときにフィールドメモリ84に書き込まれているビデオデータが繰り返し読み出される。また、ポーズの場合には、システムコントローラ50によりオーディオアンプ66が制御され、消音される。
【0063】
再び番組ポーズキー16が押されると、ポーズ状態が解除される(時点B)。ポーズ状態が解除されると、ポーズが指定された時点Aに後続するデータがハードディスクドライブ80から順次読み出され再生される。
【0064】
なお、ポーズ映像の表示は、時点Aの直前にハードディスクドライブ80に書き込まれたデータを読み出すことで行ってもよい。読み出されたビデオデータは、画像伸長回路82および画面処理回路83を介してフィールドメモリ84に書き込まれる。そして、ポーズ期間tの間、フィールドに同期され、フィールドメモリ84に書き込まれたこのビデオデータが繰り返し読み出され、再生される。
【0065】
図8は、ポーズが解除された後、早送りサーチまたは1倍速を越える速度での再生を行い、再生映像をリアルタイム放送による映像に追い付かせる例である。この例では、ポーズが解除された後に、上述の図6を用いて説明した例に倣い、高速正転再生あるいは1倍を越える速度での再生を行い、リアルタイム放送による映像に再生映像が追い付いたら、映像出力を、ハードディスクドライブ80からの再生映像から、リアルタイム放送による映像へと切り替える。
【0066】
次に、この実施の一形態による、画面3の表示について説明する。上述したような、ハードディスクドライブ80からの再生映像を画面3に対して映出させる際に、その旨を何らかの方法によって通知しないと、ユーザは、それと知らずに延々とハードディスクドライブ80からの再生映像を見続けるおそれがある。ここでは、その通知を画面3に対する表示で以て行う。なお、以下に説明する画面3に対する表示は、システムコントローラ50の制御に基づき表示発生回路94で発生され、映像出力回路59でスイッチ回路58の出力と合成されるものである。
【0067】
図9は、画面3の全体に再生映像が映出される場合の例である。図9Aは、再生映像が映出された画面3の所定の位置に、リアルタイム放送による映像と再生映像との時間差Δtを、時間差表示100として文字キャラクタによって表示させた例である。時間差Δtは、例えばハードディスクドライブ80から読み出されるデータのアドレスから求めることができる。
【0068】
図9Bは、図9Aにおいて文字キャラクタによって表示された時間差Δtを、アイコン101および102によって表現した例である。アイコン101は、現在時刻を表しており、固定的に表示される。アイコン102は、画面3に現在表示されている再生映像がハードディスクドライブ80に書き込まれた時刻を表している。すなわち、アイコン101とアイコン102との間隔が時間差Δtとなる。したがって、高速逆転再生が行われている場合やポーズ状態のときには、この間隔は、どんどん広くなる。逆に、高速正転再生や1倍速を越える速度で再生が行われている場合には、この間隔が近づく方向にアイコン102が移動する。1倍速再生の場合には、間隔は変化しない。
【0069】
なお、表示103は、時刻の変化を示し、右から左へと移動しているように常に表示が変化する。これは、アイコン101と組み合わせて用いることで、時刻が刻々と変化する様子が表現される。また、アイコン101および102は、図に示されるような単なる記号ではなく、それぞれ意味を持たせたデザインとすると、より好ましい。
【0070】
図9Cは、画面3の最外周に、現在再生映像が映出されていることを示す枠104が表示される例である。なお、図9A〜図9Cで示した各表示は、リアルタイム放送による映像を表示しているときには、表示されない。また、これら図9A〜図9Cにそれぞれ示される表示は、互いに組み合わせることも可能である。
【0071】
図10は、ツインピクチャ方式による表示の例である。このツインピクチャ方式では、図10Aに示されるように、画面3が主画面3Aと副画面3Bとに分割され、それぞれ異なる映像が表示される。この例では、主画面3Aにリアルタイム放送による映像が映出され、副画面3Bに再生映像が表示される。
【0072】
図10B,図10C,図10Dは、上述の図9A,図9B,図9Cにそれぞれ対応するものである。すなわち、図10Bでは、副画面3Bに時間差表示100'が表示される。また、図10Cに示される例では、副画面3Bに現在時刻を表すアイコン101と再生映像のハードディスクドライブ80に対する書き込み時刻を表すアイコン102とが表示され、さらに時刻の変化を示す表示103が表示される。図10Dでは、副画面3Bの最外周に、再生映像が表示されていることを示す枠104が表示される。
【0073】
図11は、PIP(ピクチャ・イン・ピクチャ)方式による表示の例である。このPIP方式では、画面3に対して、親画面3Dの中に親画面3Dよりサイズの小さな子画面3Cが配置される。この例では、親画面3Dに対して再生映像が表示され、子画面3Cに対してリアルタイム放送による映像が表示される。なお、この表示は逆にすることも可能である。図11B,図11C,図11Dは、上述の図9A,図9B,図9Cにそれぞれ対応し、このPIP方式による表示でも、上述と同様に、再生映像が表示される親画面3Dに対して、表示された画面が再生映像であることを示す表示がなされる。
【0074】
なお、これらツインピクチャ方式や、PIP方式による表示は、ハードディスクドライブ80から読み出され再生されたビデオデータと、フィールドメモリ72から読み出されたビデオデータとを、画面処理回路83およびフィールドメモリ84によって合成することによって得られる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、リアルタイム放送によるオーディオデータおよびビデオデータが常にハードディスクドライブに対して記録されており、記録されたデータを様々な方法で再生することができるようにされている。そのため、リアルタイム放送による番組を見ていて、見逃した場面があったような場合でも、ユーザの見たい任意の場面まで遡って、見逃した場面を見直すことができる効果がある。
【0076】
同様に、リアルタイム放送による番組をポーズさせ、例えば別の用事を済ませた後に、ポーズを解除しポーズさせた場面に後続する場面を視聴することができるという効果がある。
【0077】
さらに、この発明によれば、リアルタイム放送による映像、すなわち現在放送されている映像と、ハードディスクドライブから再生された映像との区別を容易に認識できる効果がある。
【0078】
また、この発明が適用されたテレビジョン受像機を用いることにより、時間に拘束されずにテレビジョン放送を楽しむことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す略線図である。
【図2】テレビジョン受像機を操作するためのリモートコマンダの構成の一例を示す略線図である。
【図3】この発明が適用されたテレビジョン受像機の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】任意の場面からビデオデータおよびオーディオデータを再生して視聴する例を示す略線図である。
【図5】逆転再生を行う場合のディスクアクセスの例について概略的に示す図である。
【図6】再生映像をリアルタイム放送による映像に追い付かせる例を示す略線図である。
【図7】リアルタイム放送による映像をポーズさせ、ポーズ解除後にポーズ映像に後続する映像を続けて再生するようにした例を示す略線図である。
【図8】ポーズが解除された後、再生映像をリアルタイム放送による映像に追い付かせる例を示す略線図である。
【図9】画面の全体に再生映像が映出される場合の、再生映像であることを通知する例を示す略線図である。
【図10】ツインピクチャ方式を用いた場合の、再生映像であることを通知する例を示す略線図である。
【図11】PIP方式を用いた場合の、再生映像であることを通知する例を示す略線図である。
【図12】従来技術による、番組を絶えず記録媒体に記録するようなテレビジョン受像機の動作の一例を示す略線図である。
【符号の説明】
1・・・テレビジョン受像機、2・・・リモートコマンダ、3・・・画面、4・・・ハードディスクドライブ部、16・・・番組ポーズキー、19・・・キャンセルキー、21・・・高速逆転再生キー、23・・・高速正転再生キー、50・・・システムコントローラ、58,65・・・スイッチ回路、74,81,95,96・・・バッファメモリ、77・・・記録/再生コントローラ、80・・・ハードディスクドライブ

Claims (8)

  1. 受信される番組を絶えず記録する記録媒体と、
    上記記録媒体への上記記録と上記記録媒体からの再生とを並行して行うように制御する記録媒体制御手段と、
    上記再生による映像が表示されている間、該再生による映像が表示されていることを通知し、該再生による映像が上記記録媒体へ記録された時刻を示す表示と、移動して見えるように常に変化することで現在時刻の変化を示す表示とを組み合わせて表示させる通知手段と
    を有し、
    上記記録媒体制御手段は、上記記録媒体からの再生を、記録時の速度に対して高速に再生するように制御し、
    該再生による映像が上記受信される映像に追いついたら、該再生による映像の全画面表示から該受信される映像の全画面表示に切り換えるようにした
    ことを特徴とする映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の映像表示装置において、
    上記通知手段による上記通知は、上記受信されるテレビジョン放送と上記再生による映像との時間差の表示であることを特徴とする映像表示装置。
  3. 請求項2に記載の映像表示装置において、
    上記時間差の表示は、アイコンによってなされることを特徴とする映像表示装置。
  4. 受信される番組を絶えず記録する記録媒体と、
    上記記録媒体への上記記録と上記記録媒体からの再生とを並行して行うように制御する記録媒体制御手段と、
    上記受信される番組による映像を静止させて表示する静止映像表示手段と、
    上記静止による映像が表示されている間、該静止による映像が表示されていることを通知し、該静止による映像が上記記録媒体へ記録された時刻を示す表示と、移動して見えるように常に変化することで現在時刻の変化を示す表示とを組み合わせて表示させる通知手段と
    を有し、
    上記記録媒体制御手段は、上記記録媒体からの再生を、上記静止させた場面から記録時の速度に対して高速に再生するように制御し、
    該再生による映像が上記受信される映像に追いついたら、該再生による映像の全画面表示から該受信される映像の全画面表示に切り換えるようにした
    を有することを特徴とする映像表示装置。
  5. 請求項4に記載の映像表示装置において、
    上記通知手段による上記通知は、上記受信されるテレビジョン放送と上記静止による映像との時間差の表示であることを特徴とする映像表示装置。
  6. 請求項5に記載の映像表示装置において、
    上記時間差の表示は、アイコンによってなされることを特徴とする映像表示装置。
  7. 受信される番組を絶えず記録媒体に記録するステップと、
    上記記録媒体への上記記録と上記記録媒体からの再生とを並行して行うように制御する制御のステップと、
    上記再生による映像が表示されている間、該再生による映像が表示されていることを通知し、該再生による映像が上記記録媒体へ記録された時刻を示す表示と、移動して見えるように常に変化することで現在時刻の変化を示す表示とを組み合わせて表示させるステップと
    を有し、
    上記制御のステップは、上記記録媒体からの再生を、記録時の速度に対して高速に再生するように制御し、
    該再生による映像が上記受信される映像に追いついたら、該再生による映像の全画面表示から該受信される映像の全画面表示に切り換えるようにした
    ことを特徴とする映像表示方法。
  8. 受信される番組を絶えず記録媒体に記録するステップと、
    上記記録媒体への上記記録と上記記録媒体からの再生とを並行して行うように制御する制御のステップと、
    上記番組による映像を静止させて表示するステップと、
    上記静止による映像が表示されている間、該静止による映像が表示されていることを通知し、該静止による映像が上記記録媒体へ記録された時刻を示す表示と、移動して見えるように常に変化することで現在時刻の変化を示す表示とを組み合わせて表示させるステップと
    を有し、
    上記制御のステップは、上記記録媒体からの再生を、上記静止させた場面から記録時の速度に対して高速に再生するように制御し、
    該再生による映像が上記受信される映像に追いついたら、該再生による映像の全画面表示から該受信される映像の全画面表示に切り換えるようにした
    ことを特徴とする映像表示方法。
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