JP3104416B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP3104416B2
JP3104416B2 JP19497392A JP19497392A JP3104416B2 JP 3104416 B2 JP3104416 B2 JP 3104416B2 JP 19497392 A JP19497392 A JP 19497392A JP 19497392 A JP19497392 A JP 19497392A JP 3104416 B2 JP3104416 B2 JP 3104416B2
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弘幸 武倉
武雄 村山
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、カラー静止画
符号化方式としてのJPEG(Joint Photographic Exp
ert Group)規格で圧縮されたデジタルビデオ信号とAD
PCM(Adaptive Differential PCM ,適応予測差分符
号化)方式で圧縮されたデジタルオーディオ信号とを光
磁気ディスクあるいはハードディスク等のディスク装
置、半導体メモリに連続同期して記録/再生できるビデ
オディスクレコーダに係わる情報記録再生装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、JPEG規格で圧縮されたデジタ
ルビデオ信号とADPCM方式で圧縮されたデジタルオ
ーディオ信号とを、光ディスクあるいはハードディスク
等のディスク装置、半導体メモリに連続同期して記録
し、これらに記録されたデータを再生してJPEG規格
で伸張したデジタルビデオ信号とADPCM方式で伸張
されたデジタルオーディオ信号とを連続同期して再生す
るビデオディスクレコーダは存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、多数の映像シー
ンが音声と共に連続記録されてある長尺のビデオテープ
をマスタVTRで再生しつつ、必要とする映像シーンを
モニタを見ながら適宜取り出し、不必要な部分を取り去
って必要とする映像シーンだけを繋ぎ合わせた記録動作
をスレーブVTRで行う等のビデオ編集の際、マスタV
TRに装填されたビデオテープを何度も巻き戻し、早送
り再生を繰り返し行わなければならず、これには長時間
の作業時間が必要であった。
【0004】また、例えば、ビデオカメラとVTRを用
いてスポーツ選手のフォームを矯正する際、選手はビデ
オカメラで撮影した自身のフォームを繰り返し見てその
フォームを矯正するのであるが、フォームを直す度にV
TRで録画しこれを巻き戻して再生する必要があるた
め、フォームを直した後、瞬時にその映像をモニタでき
ない欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は下記の構成になる情報記録再生装置を
提供する。
【0006】入力画像信号を画像フレーム単位でデータ
圧縮した圧縮データを出力するデータ圧縮手段と、前記
データ圧縮手段から出力される前記圧縮データを所定数
の画像フレームの集合である画像フレームグループ単位
で記録し、かつ画像フレームグループ単位で既記録され
ている前記圧縮データを所定のデータ転送量を用いて、
正方向又は逆方向の再生圧縮データとして出力するデー
タ記録再生手段と、前記データ記録再生手段から出力さ
れる前記再生圧縮データをデータ圧縮時とは相補的にデ
ータ伸張した出力画像信号として出力するデータ伸張手
段とを備えた情報記録再生装置において、前記データ圧
縮手段から出力される前記圧縮データを前記データ記録
再生手段に記録する際に、前記所定のデータ転送量に対
する画像フレーム毎の前記圧縮データのデータ量の差分
データ量を差分データ情報として記録する差分データ情
報記録手段と、画像の再生スタンバイが指示された際に
は、スタンバイが指示された画像からの正方向再生に係
る第1画像フレームグループ全体に亘る前記再生圧縮デ
ータが前記データ記録再生手段から前記データ伸張手段
へ出力されるのに先立ち、当該第1画像フレームグルー
プ全体に亘る前記差分データ情報に係る差分データ量の
第1バッファリングデータと、スタンバイが指示された
画像からの逆方向再生に係る第2画像フレームグループ
全体に亘る前記再生圧縮データが前記データ記録再生手
段から前記データ伸張手段へ出力されるのに先立ち、当
該第2画像フレームグループ全体に亘る前記差分データ
情報に係る差分データ量の第2バッファリングデータと
を、前記データ記録再生手段からそれぞれ読み出して順
次一時記録するバッファ手段と、前記第1バッファリン
グデータが前記バッファ手段に一時記録された後に、前
記スタンバイが指示された画像から正方向再生が指示さ
れると、前記バッファ手段から前記データ伸張手段に対
して先頭アドレスから前記第1バッファリングデータの
出力を開始すると同時に、前記データ記録再生手段から
前記バッファ手段に対して前記第1バッファリングデー
タの終了直後のアドレスから当該第1画像フレームグル
ープ全体に亘る前記再生圧縮データの出力を開始するよ
うに、前記バッファ手段及び前記データ記録再生手段の
各動作を制御し、また、前記スタンバイが指示された画
像から逆方向再生が指示されると、前記バッファ手段か
ら前記データ伸張手段に対して先頭アドレスから前記第
2バッファリングデータの出力を開始すると同時に、前
記データ記録再生手段から前記バッファ手段に対して前
記第2バッファリングデータの終了直後のアドレスから
当該第2画像フレームグループ全体に亘る前記再生圧縮
データの出力を開始するように、前記バッファ手段及び
前記データ記録再生手段の各動作を制御する制御手段と
を有することにより、正方向再生が指示された画像に係
る前記第1画像フレームグループの前記出力画像信号、
又は、逆方向再生が指示された画像に係る前記第2画像
フレームグループの前記出力画像信号をそれぞれ中断す
ることなく再生することを特徴とする情報記録再生装
置。
【0007】
【実施例】以下、本発明になる情報記録再生装置を、図
1〜図15に沿って説明する。
【0008】図1は本発明になる情報記録再生装置の一
実施例である動画像レコーダのシステムブロック構成
図、図2は2つの圧縮伸張器の圧縮動作を説明する図、
図3は記録データ転送プロセス動作開始のタイムチャー
ト、図4は記録データ転送プロセス動作終了のタイムチ
ャート、図5は再生データ転送プロセス動作開始のタイ
ムチャート、図6は再生データ転送プロセス動作終了の
タイムチャート、図7は動画像レコーダの操作パネルを
説明する図、図8は先読み管理テーブルを説明する図、
図9はフレームグループ番号1におけるフレーム番号1
〜30の再生開始フレームを示す図、図10はフレーム
グループ番号Gnum におけるフレーム番号Gsto 〜Glt
o の再生開始フレームを説明する図、図11はフレーム
グループ番号Glastにおけるフレーム番号GstN 〜Glt
N の再生開始フレームを説明する図、図12は逆方向の
先読みデータをバツファリングした状態を説明する図、
図13は既にバツファリングされた逆方向の先読みデー
タに続いて正方向の先読みデータをバツファリングした
状態を説明する図、図14は既にバツファリングされた
逆方向の先読みデータに続いてバツファリングした正方
向の先読みデータがトータルバッファ量を越えた状態を
説明する図、図15はトータルバッファ量を越えること
なく正方向の先読みデータのバツファリングを行うよう
逆方向の先読みデータの一部を削除した状態を説明する
図である。本発明になる情報記録再生装置の構成に係る
データ圧縮伸張手段は圧縮伸張器2d1,2d2、一時
記憶手段は例えばCPU5bに内蔵される図示せぬバッ
ファメモリ、制御手段はCPU5bであり、また双方向
とは正方向、逆方向を指す。
【0009】本発明になる情報記録再生装置は次の基本
的な考え方に基づいて構成される。即ち、JPEG規格
に準拠した画像圧縮伸張プロセッサ(後述する圧縮伸張
器2d1,2d2)を用いて動画像の圧縮を行った場
合、被写体に応じて圧縮率が変化してしまう(例えば、
黒っぽい被写体の場合は圧縮率が大となり、白っぽい被
写体の場合には圧縮率が小となる)。このデータを外部
記憶装置(後述する例えば光磁気ディスクドライバ6
a、ハードディスクドライバ6b等)にて記録した場
合、再生時には被写体に応じた圧縮率のバラつきによる
データ転送量の変化が生じてしまう(例えば、黒っぽい
被写体の場合は圧縮率が大であるから再生時のデータ転
送量は大となり、また、白っぽい被写体の場合には圧縮
率が小であるから再生時のデータ転送量は小となる)。
【0010】このため、被写体の情報量の変化に応じて
発生する圧縮率のバラつきにより生じるこのデータ転送
量の変化を吸収し、常時一定のデータ転送量にして再生
するすることが必要である。これにより、再生の際、再
生されるデータをある程度先読みしてバッファリング
(一時記憶)しておくことが考えられるが、先読みして
バッファリングするデータ量はどの程度必要であるかは
一概に決められない。バッファリングするデータ量が少
ないと途中でデータが足りなくなって再生できなくなっ
てしまい、また、バッファリングするデータをバッファ
の容量分全てを読み込んでから再生開始するようにする
と、再生開始の指示を受けてから再生画が出るまでに、
4〜6秒かかってしまう虞れがある。
【0011】そこで、本発明になる情報記録再生装置は
先読みしておくべきデータ量と再生開始時点との均衡を
保つために(常時、瞬時再生可能なバッファリングデー
タ量を確保するために)、先読みしておくべきデータか
ら構成される後述する先読み管理テーブルを用いたもの
である(CPU5bの内部メモリに格納される)。具体
的には、後述する30のフレームデータを1単位(以下
「フレームグループと呼ぶ」)として、上記した外部記
憶装置から再生されるデータをバッファリングしておく
バッファメモリ(例えば、2〜2.5Mbyte程度の
容量のバッファメモリ、CPU5bに内蔵のバッファメ
モリなど)を用い、後述するパネル部4の「CHAPT
ER 「0」〜「9」」テン・キー422でチャプタ・
ナンバの指定を行い、「CHAPTER 「SARC
H」」キ−424を押釦すると、再生指定動作に先立っ
て外部記憶装置が再生状態になり、直ちにここに指定チ
ャプタに係わるデータがフレームグループ単位で先読み
データバッファリングされ、この後行われる再生指定動
作(「REV SCAN」スイッチ414、「FWDS
CAN」スイッチ415、「REV PLAY」スイッ
チ416、「FWDPLAY」スイッチ417、「RE
V SLOW」スイッチ418、「FWDSLOW」ス
イッチ419、「REV STILL STEP」スイ
ッチ420、「FWD STILL STEP」スイッ
チ421のいずれかのスイッチを選択した場合)に同期
して瞬時再生開始できるよう構成したものである。
【0012】ところで、本装置で取り扱うデータには、
上記したフレームデータ、このフレームデータを管理す
るフレーム管理データ、フレーム管理データをさらに管
理するチャプタ管理データ等の録再に係わるデータ、そ
して、後述するメディア部6の種別等を示すデータがあ
る。
【0013】フレームグループを構成する上記したフレ
ームデータは録画再生する画像・音声データを映像フレ
ーム単位で扱うため構成されたものであり、ヘッダ部、
音声部、画像部から構成される。1フレーム当り、約
8.2kbyte(ハードディスクドライバ6b,半導
体メモリ6c使用の場合)〜約16.6kbyte(光
磁気ディスクドライバ6a使用の場合)の大きさを持
つ。
【0014】上記したフレーム管理データはフレームデ
ータ単位でこれを管理する。そして、これを集合したも
のがフレームデータ管理テーブルである。フレームデー
タ管理テーブルは、フレームデータの状態、大きさ、格
納場所、順序等を管理する。フレームデータ管理テーブ
ルは、(1)後述するメディア部6を構成する光磁気デ
ィスクドライバ6a,ハードディスクドライバ6b,半
導体メモリ6cの各メディア上での管理データ、(2)
バッファメモリ上での管理データに分類される。
【0015】「メディア上での管理データ」の内容を次
に示す。 ・フレームスタートブロックアドレス(セクタ単位)…
…………… 4byte ・フレーム番号………………………………………………
…………… 4byte ・フレームステータス(消去済み,録画済み,スキッ
プ,未使用,エラー,ミュート)…………………………
…………… 2byte ・フレームサイズ(byte単位,Fsize)……………
…………… 4byte 合計 14byte 「バッファメモリ上での管理データ」の内容を次に示
す。 ・フレームスタートメモリアドレス………………………
…………… 4byte ・フレーム番号………………………………………………
…………… 4byte ・フレームサイズ(byte単位,Fsize)……………
…………… 4byte ・フレームステータス(データレディ,データフリー,
スキップ,書き込み中,読み出し中,データ使用済,エ
ラー,ミュート,終了フラグ)……………………………
…… 2byte 合計 14byte 上記したチャプタ管理データは、再生開始フレームと再
生終了フレームとを1組にして登録したものであり、録
画の度にデータ更新される。チャプタ管理データはチャ
プタ管理テーブルにより管理される。 「チャプタ管理テーブル」の内容を次に示す。 ・再生開始フレーム番号(Fst)…………………………
…………… 4byte ・再生終了フレーム番号(Flast)………………………
…………… 4byte ・チャプタステータス(消去済み,録画済み,スキッ
プ,未使用,エラー,書き込み中,読み出し中,)……
…………… 2byte 合計 10byte 前述した先読み管理テーブルは予め読み込んでおくべき
データ量と再生開始時点を決定するためのものである。
【0016】「先読み管理テーブル」の内容を次に示
す。 ・フレームグループ内の先頭フレーム番号(Gst0,Gst
N =Gst) 4byte ・フレームグループ内の最終フレーム番号(Glt0,Glt
N =Glt) 4byte ・フレームグループ内のフレーム合計サイズ(Gsize)
…………… 4byte ・順方向の秒当り平均読み込みデータ量(Gspeed)……
…………… 4byte ・逆方向の秒当り平均読み込みデータ量…………………
…………… 4byte ・「Gsize−Gspeed =Gsub 」順方向累計値(Gfsu
m) ………… 4byte ・「Gsize−(逆方向の秒当り平均読み込みデータ
量)」逆方向累計値………… 4byte 合計 28byte 上記した先読み管理テーブルに係わる各フレームグルー
プ内におけるフレーム数に応じた分(30分の1にな
る)並べたものが先読み管理データである。この先読み
管理データは図9〜図11にそれぞれ示すように構成さ
れており、再生動作を行う際には必ず参照され、録画さ
れる毎に更新される。
【0017】上記した先読み管理テーブルの作成(更
新)タイミングは、本装置の立ち上がり時(電源オフ状
態からオン状態にする時)、メディア部6(光磁気ディ
スクドライバ6aに切り替わる場合)交換時、本装置の
録画終了時のいずれかの場合に再計算、更新される。
【0018】次に、バッファメモリにバッファリングす
るデータバッファ量の算出方法について説明する。例え
ば、本装置の立ち上がり時から再生開始時点迄にバッフ
ァメモリに読み込んでおくデータ量は、次のようにして
算出する(ここでは通常再生時について考える)。 ・Fst :再生開始フレーム番号 ・Gnum :Fstが属するフレームグループ番号 ・Gsto :Fstが属するフレームグループ内の先頭フレ
ーム番号 ・Glto :Fstが属するフレームグループ内の終了フレ
ーム番号 ・Flast:再生終了フレーム番号 ・Glast:Flastが属するフレームグループ番号 ・GstN :Flastが属するフレームグループ内の先頭フ
レーム番号 ・GltN :Flastが属するフレームグループ内の最終フ
レーム番号 ・Gsize(m):フレームグループ内のフレーム合計サ
イズ ・Gspeed(m):フレームグループ内の順方向の秒当り
平均データ転送量 ・Gsub (m):Gsize(m)−Gspeed(m) ・Gfsum(m):Gsub (m)の順方向累計値 ・Fsize(m):各フレームサイズ ・m;正数 とした時に、再生開始時点迄に読み込んでおくべきデー
タ量を、次のように決定する。
【0019】まず、再生開始フレームが属するフレーム
グループにおける、Gsub (m)の順方向累計値Gfsum
(m)を算出する(図8,図10に図示)。この算出結
果であるBseg1は、
【0020】
【数1】 となる。
【0021】次に、再生終了フレームが属するフレーム
グループにおける、Gsub (m)の順方向累計値Gfsum
(m)を算出する(図8,図11に図示)。この算出結
果であるBseg2は、
【0022】
【数2】 となる。
【0023】従って、
【0024】
【数3】
【0025】
【数4】 となる。
【0026】こうして、再生開始フレームが属するフレ
ームグループから再生終了フレームが属するフレームグ
ループに至る各フレームグループにおけるフレームの順
方向累計値Gfsum(m)の総和を求める。この算出結果
であるBmax は、
【0027】
【数5】 である。
【0028】ここで、Bmax <Bmin の時、
【0029】
【数6】 Bsize>Bmax ≧Bmin の時、
【0030】
【数7】 Bmax >Bsize の時は、再生不可となる。但し、Bmi
n ;バッファしておくべき最小サイズBsize;バッファ
の最大容量Bpre ;読み込んでおくべきデータサイズと
する。
【0031】また、逆転再生時も、上記した内容に沿っ
た方法となる。
【0032】こうして、上述した方法により、後述する
パネル部4からのスイッチ入力(再生指示)をしてから
再生画が表示されるまでの時間を可能な限り短縮するこ
とができる。
【0033】さて、上述したのは被写体に応じてデータ
圧縮率が変動する記録圧縮データによるデータ転送量の
変化を吸収することについて、一方向(正転方向(FW
D)、あるいは逆転方向(REV)の再生動作)のみの
場合について述べたものであるが、一方向再生中に再生
方向を切換えて他方向再生を行う場合についても考慮す
る必要がある。
【0034】即ち、正転方向再生中に逆転方向再生指示
が出された場合(例えば、「FWDPLAY」スイッチ
417が押釦(選択)されている状態で、「REV P
LAY」スイッチ415が押釦され直された場合)、あ
るいは、逆方向再生動作中に正方向再生指示が出された
場合(例えば、「REV PLAY」スイッチ415が
押釦されている状態で、「FWD PLAY」スイッチ
417が押釦され直された場合)において、次の
(1),(2)のように、データバッファリングを行う
ことによって即時再生が可能となる。(1) STOP
状態から正転方向再生指示を受けた場合(「STOP」
スイッチ413が押釦されている状態であって、「FW
D PLAY」スイッチ417が次に押釦された場
合)、または、STOP状態から逆転再生指示を受けた
場合(「STOP」スイッチ413が押釦されている状
態であって、「REV PLAY」スイッチ415が次
に押釦された場合)、前述した先読みデータバッファリ
ングの手法を用いて、正転または逆転方向の先読みデー
タ量を算出し、必要最小限のデータをバッファして再生
を開始する。(2) 上記(1)の再生方向指示が正転
方向であった場合、突然に、逆転再生指示を出されるこ
とも考えられるので、逆転再生の再生画が出力されるま
での間の繋ぎ画像を出しておく必要があるため、正転方
向再生し終ったデータはあるデータ量及びある時間、メ
モリに一時記憶して残しておく。
【0035】上記したのは再生開始の指示を受けてか
ら、再生画像が出力されるまでを最短(即時)にするた
め、必要最小限のデータ(先読みデータ)を読み込んで
いたが、先読みできる時間に余裕がある場合には、次に
説明するように、できるだけ先読みデータを読み込んで
おくようにする。
【0036】即ち、スタンバイ状態、スチル状態、ステ
ップ状態の場合について説明する。この場合、正転ある
いは逆転再生指示をまだ受けていない。 ・スタンバイ状態…「STOP」スイッチ413が押釦
され、「CHAPTER「0」〜「9」」テン ・キー422を押釦してチャプタ・ナンバを選択し、こ
の後、「SARCH」キー424を押釦してチャプタ ・ナンバの頭出しを行い、そして、「SARCH」キー
424内のLEDが点灯した状態を指す。 ・スチル状態…正転再生中(「FWD SCAN」スイ
ッチ415、「FWDPLAY」スイッチ417、「F
WD SLOW」スイッチ419のいずれかが選択され
ている状態)の時、「FWD STILL STEP」
スイッチ421が1回押釦され、正方向のコマ送り(静
止画)モードになる状態、あるいは、逆転再生中(「R
EV SCAN」スイッチ414、「REV PLA
Y」スイッチ416、「REV SLOW」スイッチ4
18のいずれかが選択されている状態)の時、「REV
STILL STEP」スイッチ420が1回押釦さ
れ、逆方向のコマ送り(静止画)モードになる状態のい
ずれかを指す。 ・ステップ状態…上記したスチル状態において、「FW
D STILL STEP」スイッチ421を押釦する
たびに1フレームづつ正方向へコマ送り再生を行う状
態、あるいは、「REV STILL STEP」スイ
ッチ420を押釦するたびに1フレームづつ逆方向へコ
マ送り再生を行う状態のいずれかを指す。
【0037】さて、STOP状態から特定のチャプタを
選択して頭出しし、これをスタンバイ状態にした場合、
前述した先読みデータバッファリングの手法に基づい
て、(1)まず、逆転方向の先読みデータ量を算出しバ
ッファリングを行い(図12に図示するバッファリング
されたデータaa。データaaは特定のチャプタ・ナン
バを頭出しして逆転再生指示を受けた場合に必要な先読
みデータ量)、(2)次に、正転方向の先読みデータ量
を算出しバッファリングを行う(図13に図示するバッ
ファリングされたデータbb1。データbb1はチャプ
タ#1を頭出しして正転再生指示を受けた場合に必要な
先読みデータ量)。
【0038】このように、正方向の先読みデータ量及び
逆方向の先読みデータ量をそれぞれ計算し、バッファメ
モリに予めバッファしておけば、正方向、逆方向のいず
れかの指示を受けても、即時再生可能である。
【0039】ところで、上記したのは正方向の先読みデ
ータ量と逆方向の先読みデータ量とを合算したデータ量
がバッファメモリのトータルバッファ量を越えない場合
であるが、次に、この合算値がトータルバッファ量を越
えた場合について説明する。(1)まず、逆転方向の先
読みデータ量を算出しバッファリングを行い(図12に
図示するバッファリングされたデータaa。)、(2)
次に、正転方向の先読みデータ量を算出し、正方向の先
読みデータ量bb2が残りのバッファ容量cc以上にな
ると(図14に図示する状態)、この正方向の先読みデ
ータ量bb2を全てバッファリングできるよう、逆転方
向の先読みデータ量aaの一部のデータaa2を捨てた
新たな逆転方向の先読みデータ量aa1を形成する。こ
れによって、正方向の先読みデータ量bb2と逆転方向
の先読みデータ量aa1とを加算したものがバッファメ
モリのトータルバッファ量とすることができる(図15
に図示する状態)。上記した(2)の状態で逆方向指示
があった場合、逆方向再生に必要な先読みデータ量aa
の内、捨てられたデータaa1のみ再度バッファリング
される。
【0040】こうして、正方向及び逆方向の先読みデー
タ量を計算し、予めバッファメモリにバッファしておけ
ば、正方向、逆方向のいずれかの指示を受けても、即時
再生可能である。
【0041】なお、上記したデータバッファリングによ
るバッファ用メモリはリング状に管理(例えば、書き込
み動作、読み出し動作が相補的に行われる2つのメモリ
を備え、一方のメモリにデータを書き込んでいる時、他
方のメモリは直前に書き込んだデータを保持し、次のタ
イミングで、一方のメモリは直前に書き込んだデータを
保持し、他方のメモリはデータを読み出すように管理)
することにより、これが可能となる。また、上記したの
は、STOP状態から特定のチャプタ・ナンバの頭出し
を行い、スタンバイ状態における正方向及び逆方向の先
読みデータのバッファリングについて説明したが、これ
と同様に、スチル状態、ステップ状態の各指示が出た場
合についても、正方向及び逆方向の先読みデータのバッ
ファリングを行い、即時再生が可能であることは勿論で
ある。
【0042】本発明になる情報記録再生装置を下記する
ように、動画像レコーダを例として説明する。
【0043】動画像レコーダ1は、図1に示すように、
ビデオ処理部2、オーディオ処理部3、パネル部4、制
御部5、メディア6、データバスライン7から構成され
る。
【0044】上記したビデオ処理部2はデコーダ2a、
A/D変換器2b、フレームメモリ2c1,2c2、圧
縮伸張器(圧縮伸張部)2d1,2d2、バスインター
フェース2e、FIFO2f、D/A変換器2g、エン
コーダ2hから構成される。上記したオーディオ処理部
3はフィルタ3a,3g、A/D変換器3b、ADPC
Mエンコード/デコーダ3c、バスインターフェース3
d、FIFO3e、D/A変換器3fから構成される。
上記した制御部5はPIO5a、CPU5b、SCSI
インターフェース5cから構成される。上記したメディ
ア6は標準装備される光磁気ディスクドライバ6a、拡
張用メディアとしてのハードディスクドライバ6b、半
導体メモリ6cから構成される。VMEバス規格である
データバスライン7は上記したビデオ処理部2、オーデ
ィオ処理部3、制御部5、半導体メモリ6c間に相互接
続される。
【0045】ここで、本発明構成のデータ圧縮伸張手段
は圧縮伸張器2d1,2d2に対応する。
【0046】(1) まず、記録動作について説明す
る。
【0047】外部(例えばビデオカメラ、VTR等)か
ら、NTSC放送方式のコンポジットビデオ信号(コン
ポジット入力)、または輝度・色信号に分離されたY/
Cコンポーネント信号(Y/C入力)が上記したビデオ
処理部2内のデコーダ2aに連続して入力される。デコ
ーダ2aはこれら供給されたビデオ信号を色差電圧変換
(YUV変換)して得たYUV信号を次段のA/D変換
器2bに対して出力する。A/D変換器2bはこのYU
V信号をA/D変換して得たデジタル信号(YUVデジ
タルデータ)を図示せぬデータ分配器を介して、フレー
ムメモリ2c1またはフレームメモリ2c2に対し、1
フレーム期間毎(1/30秒毎)に順次交互に連続して
供給する。フレームメモリ2c1はここにストアした1
フレーム分のYUVデジタルデータを、JPEG規格で
入出力データを圧縮伸張する圧縮伸張器2d1に供給す
る。圧縮伸張器2d1はパネル部4からのキースイッチ
入力(「RECORD MODE」スイッチ409a〜
409cを択一することにより発生する切換信号)に応
じて、制御部5内のCPU5bから供給される圧縮率制
御信号により設定された圧縮率で上記した1フレーム分
のYUVデジタルデータを圧縮して得た記録圧縮データ
をバスインターフェース2eに対して出力する。
【0048】同様に、フレームメモリ2c2はここにス
トアした1フレーム分のYUVデジタルデータを上記し
た圧縮伸張器2d1と同一構成の圧縮伸張器2d2に供
給する。圧縮伸張器2d2は圧縮伸張器2d1と同一の
圧縮率で1フレーム分のYUVデジタルデータを圧縮し
て得た記録圧縮データを双方向であるバスインターフェ
ース2eに対して出力する。
【0049】後述する図2に示すように、圧縮伸張器2
d1,2d2は1フレーム走査期間毎に交互に圧縮動作
を行う。バスインターフェース2eは圧縮伸張器2d
1,2d2から交互に供給される記録圧縮データを双方
向であるFIFO2fを介してデータバスライン7上に
出力する。
【0050】制御部5のPIO5aを介してCPU5b
に取り込むパネル部4からのスイッチ入力(「REMO
TE」スイッチ402をローカル状態に切り換えておく
ことにより発生する、光磁気ディスクドライバ6aを選
択する旨のメディア選択信号)に応じて、CPU5bは
上記したビデオ処理部2からデータバスライン7上に転
送された圧縮データを光磁気ディスクドライバ6aへ転
送記録する動作を開始する。
【0051】即ち、CPU5bはデータバスライン7上
の上記した圧縮データを一旦その内部メモリへ取り込ん
だ後、順次ここからこの圧縮データをSCSIインター
フェース5cに対して読み出す。SCSIインターフェ
ース5cはこの圧縮データをSCSI規格の信号フォー
マットに変換した後、SCSIデータラインを介して光
磁気ディスクドライバ6aに供給する。光磁気ディスク
ドライバ6aはSCSI規格の信号フォーマットに変換
されている圧縮データを光磁気ディスクドライバ6a自
体の信号フォーマットに変換して、そこに装填されてい
る追記録可能な光磁気ディスクに順次記録する。
【0052】こうして、上記したビデオ信号は連続して
デジタルビデオ信号に変換されデータ圧縮された後、光
磁気ディスクに記録される。
【0053】上記したのはメディア6として光磁気ディ
スクドライバ6aのみ選択しこれを用いたことについて
説明したが、この他、メディア6を拡張するために、図
示するように、上記したSCSIインターフェース5c
にハードディスクドライバ6bをさらに接続して光磁気
ディスクドライバ6aとハードディスクドライバ6bと
を用いて圧縮データをそれぞれ同時にまた適宜分割して
記録(コピー)可能なことは勿論である。
【0054】また、光磁気ディスクドライバ6aとハー
ドディスクドライバ6bとを単独に用いるか、同時に使
用するかは、パネル部4からのスイッチ入力(「REM
OTE」スイッチ402をリモート状態に切り換えてお
き、さらに拡張用メディアを特定する操作を行うことに
より発生する、「ハードディスクドライバ6bを選択す
る旨のメディア選択信号」、「光磁気ディスクドライバ
6a+ハードディスクドライバ6bを選択する旨のメデ
ィア選択信号」)に応じてCPU5bがこれらのメディ
ア6を指定することによって行われる。
【0055】さらに、これに加えて制御部5を介するこ
となくデータバスライン7に直接接続される半導体メモ
リ6cを用いてさらにメディア6を拡張することができ
る。
【0056】さらにまた、パネル部4からのスイッチ入
力(「半導体メモリ6cを選択する旨のメディア選択信
号」、「半導体メモリ6c+光磁気ディスクドライバ6
aを選択する旨のメディア選択信号」、「半導体メモリ
6c+ハードディスクドライバ6bを選択する旨のメデ
ィア選択信号」、「半導体メモリ6c+光磁気ディスク
ドライバ6a+ハードディスクドライバ6bを選択する
旨のメディア選択信号」)に応じてCPU5bがこれら
のメディア6を指定することによって行われる。 とこ
ろで、上記した外部からのビデオ信号に同期した例えば
2チャンネルステレオ・オーディオ信号(L,Rチャン
ネルの音声信号)が上記したオーディオ処理部3内のフ
ィルタ3aに連続して入力される。フィルタ3aはA/
D変換の前処理であるオーディオ信号の高域ノイズ成分
を除去し帯域制限されたオーディオ信号を次段のA/D
変換器3bに対して出力する。A/D変換器3bは帯域
制限されたオーディオ信号をA/D変換して得たデジタ
ルオーディオ信号(片チャンネル当り16ビットのデジ
タルオーディオデータ)をADPCMエンコード/デコ
ーダ3cに連続して供給する。ADPCMエンコード/
デコーダ3cはA/D変換器3bからの上記したデジタ
ルオーディオデータをADPCM方式でエンコードし、
片チャンネル当り4ビットに変換して得た圧縮オーディ
オデータ(記録圧縮データ)をバスインターフェース3
dに対して出力する。バスインターフェース3dはこの
圧縮データを双方向のFIFO3eを介してデータバス
ライン7上に出力する。
【0057】上記したように、「光磁気ディスクドライ
バ6aを選択する旨のメディア選択信号」が指定されて
いるので、CPU5bはオーディオ処理部3からデータ
バスライン7上に転送された圧縮オーディオデータを光
磁気ディスクドライバ6aへ圧縮ビデオデータと共に転
送記録する動作を開始する。
【0058】即ち、CPU5bはデータバスライン7上
の圧縮オーディオデータを一旦その内部メモリの圧縮ビ
デオデータを格納する部分とは別の部分に取り込んだ
後、順次ここからこの圧縮データをSCSIインターフ
ェース5cに対して読み出す。SCSIインターフェー
ス5cはこの圧縮オーディオデータデータをSCSI規
格の信号フォーマットに変換した後、SCSIデータラ
インを介して光磁気ディスクドライバ6aに供給する。
光磁気ディスクドライバ6aはSCSI規格の信号フォ
ーマットに変換されている圧縮データを光磁気ディスク
ドライバ6a自体の信号フォーマットに変換して圧縮ビ
デオデータと関連して光磁気ディスクに順次記録する。
【0059】こうして、上記した2チャンネルステレオ
・オーディオ信号は連続してデジタルオーディオ信号に
変換されデータ圧縮された後、圧縮ビデオデータと共に
光磁気ディスクに記録される。
【0060】また、前述したのと同様に、圧縮された圧
縮ビデオデータに同期して、光磁気ディスクドライバ6
a、ハードディスクドライバ6b、半導体メモリ6cに
必要に応じてこれと分割あるいは同時記録可能であるこ
とは言うまでもない。
【0061】(2) つぎに、再生動作について説明す
る。
【0062】パネル部4からのスイッチ入力(「REV
SCAN」スイッチ414、「FWD SCAN」ス
イッチ415、「REV PLAY」スイッチ416、
「FWD PLAY」スイッチ417、「REV SL
OW」スイッチ418、「FWD SLOW」スイッチ
419、「REV STILL STEP」スイッチ4
20、「FWD STILL STEP」スイッチ42
1によりそれぞれ選択された「再生選択信号」)に基づ
いて制御部5内のCPU5bは光磁気ディスクドライバ
6aに対してその再生動作を開始する旨の再生開始制御
信号を出力する。
【0063】このスイッチ操作に応じて光磁気ディスク
ドライバ6aは再生動作を開始し、光磁気ディスクに記
録されている圧縮ビデオデータ、圧縮オーディオデータ
を上記したスイッチ特有の再生指定動作に応じて連続再
生する。
【0064】こうして、前記記録圧縮データを再生した
再生圧縮データは光磁気ディスクドライバ6a自体の信
号フォーマットから一旦SCSI規格の信号フォーマッ
トに変換された後、SCSIラインを介してSCSIイ
ンターフェース5cに供給され、ここで、動画像レコー
ダ1の信号フォーマットに再変換された後、CPU5b
内部のメモリのそれぞれの部分に取り込まれる。
【0065】この後、CPU5bのデータ読出開始制御
によって、メモリからデータバスライン7上に読み出さ
れた圧縮データはこのデータ内に包含されるプリアンブ
ルデータ(ビデオ、オーディオ識別データ)によって、
圧縮ビデオデータはビデオ処理部2内のFIFO2fを
介してバスインターフェース2eに取り込まれ、また、
圧縮オーディオデータはオーディオ処理部3内のFIF
O3eを介してバスインターフェース3dに取り込まれ
る。
【0066】ビデオ処理部2内のバスインターフェース
2eは圧縮伸張器2d1,2d2に対してデータバスラ
イン7上から得られた上記の圧縮データを同時に供給す
る。圧縮伸張器2d1はCPU5bから伸張開始制御信
号が供給されている期間、同時に供給される伸張率制御
信号によって設定された伸張率で圧縮データを伸張して
得た1フレーム分のYUVデジタルデータをフレームメ
モリ2c1に対して出力する。ここで行われるデータ伸
張動作は前述したデータ圧縮動作と相補的であることは
勿論である。圧縮伸張器2d2は圧縮伸張器2d1と同
一伸張率で圧縮データを伸張して得た1フレーム分のY
UVデジタルデータをフレームメモリ2c2に対して出
力する。圧縮伸張器2d1,2d2は1フレーム走査期
間毎に交互に伸張動作を行う。
【0067】フレームメモリ2c1,2c2はそれぞれ
にストアした1フレーム分のYUVデジタルデータをD
/A変換器2gに交互に供給する。D/A変換器2gは
このYUVデジタルデータをD/A変換して得たYUV
信号をエンコーダ2hに対して出力する。エンコーダ2
hはYUV逆変換して得たコンポジットビデオ信号とY
/C信号を出力する。
【0068】こうして、NTSC放送方式のコンポジッ
トビデオ信号、Y/C信号は連続して再生可能となる。
【0069】さて、上記したように、CPU5bのデー
タ読出制御によってデータバスライン7上に読み出され
た圧縮オーディオデータはオーディオ処理部3内のFI
FO3eを介してバスインターフェース3dに取り込ま
れる。
【0070】オーディオ処理部3内のバスインターフェ
ース3dはADPCMエンコード/デコーダ3cに対し
てデータバスライン7上から得られた上記の圧縮データ
を供給する。ADPCMエンコード/デコーダ3cはC
PU5bからデコード動作開始制御信号が供給されてい
る期間、4ビットの圧縮オーディオデータを16ビット
のデジタルオーディオデータにデコードする。ここで行
われるデコード動作は前述したエンコード動作と相補的
であることは勿論である。
【0071】ADPCMエンコード/デコーダ3cは1
6ビットのデジタルオーディオデータをD/A変換器3
fに供給する。D/A変換器3fはこのデジタルオーデ
ィオデータをD/A変換して得た2チャンネルステレオ
・オーディオ信号をフィルタ3gに対して出力する。フ
ィルタ3gは先のD/A変換時に発生する高域のノイズ
成分を除去して得た2チャンネルステレオ・オーディオ
信号を出力する。
【0072】このように、データ圧縮されて記録された
コンポジットビデオ信号、Y/C信号及びデータ圧縮さ
れた2チャンネルステレオ・オーディオ信号は同期して
連続再生することができる。
【0073】また、ここでは詳述しないが、光磁気ディ
スクドライバ6a、ハードディスクドライバ6b、半導
体メモリ6cに必要に応じて分割あるいは同時記録され
ている圧縮ビデオデータと圧縮オーディオデータとを上
記したのと同様に再生することができることは勿論であ
る。
【0074】ここで、上記した圧縮伸張器2d1,2d
2は1フレーム期間毎に交互に切り換え動作を行うこと
について説明する。
【0075】JPEG規格のアルゴリズムによりカラー
静止画像を1つの圧縮伸張器で同レベルのパラメータ
(以下Qファクタと記す)にてデータ圧縮しても、画像
の絵柄によって順次生成される圧縮データの容量にかな
りの差が生じてしまう。
【0076】このため、順次連続して生成される圧縮デ
ータ量に差が生じないようにQファクタの予測を行い、
定数であるQテーブルを設定して圧縮時のQファクタの
適応制御を行っている。
【0077】しかし、一旦圧縮をした圧縮データに対
し、再度Qファクタを変えて圧縮処理することは処理時
間の長時間化を招くので無理である。
【0078】そこで、Qファクタの制御は、次の1フレ
ーム期間におけるQファクタをその直前の1フレーム期
間にて決定する方法で行うことにした。ところで、圧縮
伸張器へのQテーブルの書き込みは直前の1フレーム期
間内に終了している必要があるので、圧縮すべき画像デ
ータを取り込み圧縮処理を行い、さらにQテーブルを書
き替えるには時間の余裕がない。
【0079】以上のことから、圧縮伸張器2d1,2d
2を2個使用し、1フレーム走査期間毎に交互に切り換
え動作することにした。
【0080】第1の圧縮伸張器2d1は、図2(A)に
示すように、n番目の1フレーム期間内に圧縮処理し、
この圧縮率変更の必要があれば、(n+1)番目の1フ
レーム期間内にQテーブル書替を行った後、(n+2)
番目の1フレーム期間内に圧縮処理を行い、圧縮処理、
Qテーブル書替を1フレーム期間単位で交互に行う。
【0081】第2の圧縮伸張器2d2は、同図(B)に
示すように、n番目の1フレーム期間内にQテーブル書
替を行い、(n+1)番目の1フレーム期間内に圧縮処
理を行った後、(n+2)番目の1フレーム期間内にQ
テーブル書替を行い、Qテーブル書替、圧縮処理を1フ
レーム期間単位で交互に行う。同図(C)は垂直同期信
号波形を示す。
【0082】このように、圧縮伸張器2d1,2d2
は、同一1フレーム期間内において圧縮処理、Qテーブ
ル書替動作を相補的に行う。同様に、圧縮伸張器2d
1,2d2は、同一1フレーム期間内において伸張処
理、Qテーブル書替動作を相補的に行うことは勿論であ
る。
【0083】こうして、複数の圧縮伸張器2d1,2d
2を用いることにより、リアルタイムの動画像圧縮記
録、及び、圧縮パラメータであるQファクタを可変に制
御して圧縮率を一定に保つよう制御することが可能とな
る。
【0084】また、複数の圧縮伸張器2d1,2d2を
1フレーム走査期間毎に切り換えて用いているので、1
フレーム走査期間の動画像を連続して圧縮記録(伸張再
生)する動画像記録(再生)モード(例えば、1フレー
ム当たりの最大処理画素数512×480)、あるい
は、1フィールド走査期間の動画像を連続して圧縮記録
(伸張再生)する動画像記録(再生)モード(例えば、
1フィールド当たりの最大処理画素数512×240)
のどちらのモードでも対応できる。
【0085】さらに、ここでは、1フレーム走査期間毎
に圧縮伸張器2d1,2d2を切り換えているが、例え
ば、圧縮伸張器2d1は処理すべき各カラー静止画像の
上半分の圧縮記録(伸張再生)に、圧縮伸張器2d2は
その下半分の圧縮記録(伸張再生)にそれぞれ用いるこ
とも容易に行うことができる。
【0086】さらにまた、上記した圧縮伸張器2d1,
2d2と同一構成の多数の圧縮伸張器を並列使用して、
処理すべき各カラー静止画像を複数のブロックに分割し
ての並列処理が可能となるので、HDTVへの対応も可
能となる。例えば、第1の圧縮伸張器は処理すべき各カ
ラー静止画像を横に4等分したときの画像最上部分の圧
縮記録(伸張再生)に、第2の圧縮伸張器はその下の部
分の圧縮記録(伸張再生)に、第3の圧縮伸張器はさら
にその下の部分の圧縮記録(伸張再生)に、そして、第
4の圧縮伸張器は画像最下部分の圧縮記録(伸張再生)
にそれぞれ用いる構成であれば良い。
【0087】図3は記録データ転送プロセス動作開始の
タイムチャートである。
【0088】「REC」スイッチ412を押釦すると、
これによりCPU5bは記録データ転送開始を受け付け
(REC受け付け)、ビデオ処理部2、オーディオ処理
部3に対して下記の動作を行う旨の各種の制御信号を出
力する。
【0089】即ち、REC受け付けがあった直後の垂直
同期信号(V信号)(同図(A)に図示)の立ち下がり
t1に同期して、フレームメモリ2c1はA/D変換器
2bから出力される最初の1フレーム分のデジタルデー
タの取り込みを開始する(同図(B)に図示の「FM取
り込み」)。
【0090】これと同時に、ADPCMエンコード/デ
コーダ3cはA/D変換器3bから出力される最初の1
フレーム分のデジタルオーディオデータのデータ圧縮を
開始する(同図(D)に図示の「録音」)。この後、フ
レームメモリ2c1に取り込まれたデータは次のV信号
の立ち下がりt2に同期して圧縮伸張器2d1に読み出
され(同図(B)に図示の「FM読み出し」)、これを
受けて圧縮伸張器2d1はデータの圧縮処理を順次開始
し(同図(B)に図示の「COMP」)、データ圧縮終
了後、バスインターフェース2e,FIFO2f,デー
タバスライン7を介してCPU5bに直ちに転送される
(同図(E)に図示の「V」)。
【0091】また、V信号の立ち下がりt1に同期して
開始されたデジタルオーディオデータのデータ圧縮はV
信号の立ち下がりt2に同期して終了し、バスインター
フェース3d,FIFO3e,データバスライン7を介
してCPU5bに直ちに転送される(同図(E)に図示
の「A」)。CPU5bはこうして転送された圧縮ビデ
オデータ及び圧縮オーディオデータをその内部メモリ
(例えばデュアルポートRAM)に格納する。
【0092】こうして、記録動作開始後、最初の1フレ
ーム分の圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデータは
CPU5bの内部メモリに格納される(同図(E)に図
示の「最初の1フレーム書き込み終了」)。
【0093】さて、フレームメモリ2c2は、V信号の
立ち下がりt2に同期してA/D変換器2bから出力さ
れる次の1フレーム分のデジタルデータの取り込みを開
始する(同図(C)に図示の「FM取り込み」)。ま
た、これと同時に、ADPCMエンコード/デコーダ3
cはA/D変換器3bから出力される次の1フレーム分
のデジタルオーディオデータのデータ圧縮を開始する
(同図(D)に図示の「録音」)。
【0094】この後、フレームメモリ2c2に取り込ま
れたデータは次のV信号の立ち下がりt3に同期して圧
縮伸張器2d2に読み出され(同図(C)に図示の「F
M読み出し」)、これを受けて圧縮伸張器2d2はデー
タの圧縮処理を順次開始し(同図(C)に図示の「CO
MP」)、データ圧縮終了後、CPU5bに直ちに転送
される(同図(E)に図示の「V」)。
【0095】また、V信号の立ち下がりt2に同期して
開始されたデジタルオーディオデータのデータ圧縮はV
信号の立ち下がりt3に同期して終了し、上記した最初
の1フレーム分の圧縮データのCPU5bへの転送終了
に同期してCPU5bに直ちに転送される(同図(E)
に図示の「A」)。CPU5bは転送された圧縮ビデオ
データ及び圧縮オーディオデータをその内部メモリに格
納する。
【0096】こうして、最初の1フレームに続く次の1
フレーム分の圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオデー
タがCPU5bの内部メモリに格納される(同図(E)
に図示の「次の1フレーム書き込み終了」)。
【0097】上述したように、記録動作開始後、1フレ
ーム期間毎に上記した記録動作が交互に繰り返して行わ
れる。
【0098】図4は記録データ転送プロセス動作終了の
タイムチャートである。
【0099】上記した記録データの転送が行われている
状態で「STOP」スイッチ413を押釦すると、これ
によりCPU5bは記録データ転送終了を受け付け(R
ECSTOP受け付け)、ビデオ処理部2、オーディオ
処理部3に対して下記の動作を行う旨の各種の制御信号
を出力する。
【0100】即ち、REC STOP受け付けがあった
直後のV信号(同図(A)に図示)の立ち下がりt9に
同期して、フレームメモリ2c1はV信号の立ち下がり
t8に同期してA/D変換器2bから既に取り込んでお
いた(同図(B)に図示の「FM取り込み」)最終の1
フレーム分のデジタルデータを圧縮伸張器2d1に出力
する(同図(B)に図示の「FM読み出し」)。
【0101】これ以降、フレームメモリ2c1,2c2
は不動作となる。また、ADPCMエンコード/デコー
ダ3cはV信号の立ち下がりt8に同期して圧縮が開始
されV信号の立ち下がりt9に同期して圧縮が終了した
(同図(D)に図示の「録音」)圧縮オーディオデータ
を、圧縮伸張器2d2からCPU5bへの圧縮ビデオデ
ータ転送終了(同図(E)に図示の「V」)に同期し
て、CPU5bへ転送する(同図(E)に図示の
「A」)。圧縮伸張器2d1はフレームメモリ2c1か
ら読み出されたデータの圧縮処理を順次開始し(同図
(B)に図示の「COMP」)、データ圧縮終了後、こ
の圧縮ビデオデータをCPU5bに転送する。これ以
降、圧縮伸張器2d1,2d2は不動作となる。CPU
5bは転送された圧縮ビデオデータ及び圧縮オーディオ
データを内部メモリに格納する。
【0102】こうして、記録動作が途中で停止されて
も、最終の1フレーム分の圧縮ビデオデータ及び圧縮オ
ーディオデータがCPU5bの内部メモリに格納される
まで記録動作は継続する(同図(E)に図示の「最終フ
レーム書き込み終了」)。
【0103】図5は再生データ転送プロセス動作開始の
タイムチャートである。
【0104】例えば、「FWD PLAY」スイッチ4
17を押釦すると、これによりCPU5bは再生データ
転送開始を受け付け(PLAY受け付け)、ビデオ処理
部2、オーディオ処理部3に対して下記の動作を行う旨
の各種の制御信号を出力する。 即ち、PLAY受け付
けがあった直後のV信号の立ち下がりt10に同期し
て、CPU5bの内部メモリ、データバス7,FIFO
2f,バスインターフェース2eを介して再生圧縮ビデ
オデータ(同図(E)に図示の「V」)は圧縮伸張器2
d1に供給される(同図(B)に図示の「圧デ」)。
【0105】これを受けて圧縮伸張器2d1はV信号の
立ち下がりt11に同期して圧縮ビデオデータの伸張処
理を順次開始し(同図(B)に図示の「DECOM
P」)、伸張されたデジタルビデオデータをフレームメ
モリ2c1に書き込む(同図(B)に図示の「FM書き
込み」)。
【0106】この後、V信号の立ち下がりt12に同期
してフレームメモリ2c1に書き込まれたデジタルビデ
オデータに対応するフレーム・ナンバを1フレーム期
間、「FRAME COUNTER」4bにて表示する
(同図(B)に図示の「FM表示」)。これと同時に、
フレームメモリ2c1に書き込まれたデジタルデータは
D/A変換器2g、エンコーダ2hを介して、コンポジ
ットビデオ信号あるいはY/C信号として出力される。
【0107】また、CPU5bの内部メモリ、データバ
ス7,FIFO2f,バスインターフェース2eを介し
て圧縮オーディオデータ(同図(E)に図示の「A」)
は、V信号の立ち下がりt11に同期してADPCMエ
ンコード/デコーダ3cに供給され、ここで圧縮オーデ
ィオデータのデータが伸張された後、V信号の立ち下が
りt12に同期してD/A変換器2g、エンコーダ2h
を介して、2チャンネルステレオ・オーディオ信号が出
力される(同図(D)に図示の「再生(音)」)。
【0108】こうして、「FWD PLAY」スイッチ
417を押釦すると、最初の1フレーム分のコンポジッ
トビデオ信号あるいはY/C信号、2チャンネルステレ
オ・オーディオ信号が同期して出力される。
【0109】さて、圧縮伸張器2d2はV信号の立ち下
がりt12に同期して圧縮ビデオデータの伸張処理を順
次開始し(同図(C)に図示の「DECOMP」)、伸
張されたデジタルビデオデータをフレームメモリ2c2
に書き込む(同図(C)に図示の「FM書き込み」)。
【0110】この後、V信号の立ち下がりt13に同期
してフレームメモリ2c2に書き込まれたデジタルビデ
オデータに対応するフレーム・ナンバを1フレーム期
間、「FRAME COUNTER」4bにて表示する
(同図(C)に図示の「FM表示」)。これと同時に、
フレームメモリ2c2に書き込まれたデジタルデータは
D/A変換器2g、エンコーダ2hを介して、コンポジ
ットビデオ信号あるいはY/C信号として出力される。
【0111】また、CPU5bの内部メモリから供給さ
れる圧縮オーディオデータ(同図(E)に図示の
「A」)は、V信号の立ち下がりt12に同期してAD
PCMエンコード/デコーダ3cに供給され、ここで圧
縮オーディオデータのデータが伸張された後、V信号の
立ち下がりt13に同期してD/A変換器2g、エンコ
ーダ2hを介して、2チャンネルステレオ・オーディオ
信号が出力される(同図(D)に図示の「再生
(音)」)。
【0112】こうして、最初の1フレームに続く次の1
フレーム分のコンポジットビデオ信号あるいはY/C信
号、2チャンネルステレオ・オーディオ信号は同期して
出力される。
【0113】上述したように、「FWD PLAY」ス
イッチ417の押釦後、1フレーム期間毎に上記した再
生動作が交互に繰り返して行われる。
【0114】ここでは、「FWD PLAY」スイッチ
417の押釦動作による再生データ転送開始について説
明したが、これに限らず、「REV SCAN」スイッ
チ414、「FWD SCAN」スイッチ415、「R
EV PLAY」スイッチ416、「REV SLO
W」スイッチ418、「FWD SLOW」スイッチ4
19、「REV STILL STEP」スイッチ42
0、「FWD STILL STEP」スイッチ421
をそれぞれ押釦動作した場合でも、各スイッチの指定に
応じた再生データの転送を行えることは勿論である。
【0115】図6は再生データ転送プロセス動作終了の
タイムチャートである。
【0116】上記した再生データの転送が行われている
状態で「STOP」スイッチ413を押釦すると、これ
によりCPU5bは再生データ転送終了を受け付け(S
TOP受け付け)、ビデオ処理部2、オーディオ処理部
3に対して下記の動作を行う旨の各種の制御信号を出力
する。
【0117】即ち、STOP受け付けがあった直後のV
信号(同図(A)に図示)の立ち下がりt17に同期し
て、圧縮伸張器2d1に既に供給されている再生圧縮ビ
デオデータ(同図(B)に図示の「圧デ」)の伸張処理
を順次開始し(同図(B)に図示の「DECOM
P」)、伸張されたデジタルビデオデータをフレームメ
モリ2c1に書き込む(同図(B)に図示の「FM書き
込み」)。
【0118】この後、V信号の立ち下がりt18に同期
してフレームメモリ2c1に書き込まれたデジタルビデ
オデータに対応するフレーム・ナンバを1フレーム期
間、「FRAME COUNTER」4bにて表示する
(同図(B)に図示の「FM表示」)。
【0119】これ以降、フレームメモリ2c1,2c2
は不動作となる。これと同時に、フレームメモリ2c1
に書き込まれたデジタルデータはD/A変換器2g、エ
ンコーダ2hを介して、コンポジットビデオ信号あるい
はY/C信号として出力される。これ以降、圧縮伸張器
2d1,2d2は不動作となる。
【0120】また、圧縮オーディオデータ(同図(E)
に図示の「A」)は、V信号の立ち下がりt17に同期
してADPCMエンコード/デコーダ3cに供給され、
ここで圧縮オーディオデータのデータが伸張された後、
V信号の立ち下がりt18に同期してD/A変換器2
g、エンコーダ2hを介して、2チャンネルステレオ・
オーディオ信号が出力される(同図(D)に図示の「再
生(音)」)。これ以降、ADPCMエンコード/デコ
ーダ3cは不動作となる。
【0121】こうして、「STOP」スイッチ413を
押釦すると、最終の1フレーム分のコンポジットビデオ
信号あるいはY/C信号、2チャンネルステレオ・オー
ディオ信号が同期して出力されるまで再生動作を継続す
る。
【0122】上述したように、再生データ転送途中に停
止状態となっても、最終フレームのコンポジットビデオ
信号あるいはY/C信号、2チャンネルステレオ・オー
ディオ信号を完全に再生することができる。
【0123】上記した動画像レコーダ1の記録再生動作
をコントロール操作するのは図7に示すパネル部4から
の入力操作である。
【0124】同図に示すように、フロントパネル4aに
設けられた「POWER」スイッチ401は、これを押
釦すると動画像レコーダ1の電源が入り、スイッチ内の
LEDは点灯する。もう一度押釦すると動画像レコーダ
1の電源は切れ、スイッチ内のLEDは消灯する。
【0125】「REMOTE」スイッチ402は、RE
MOTE/LOCALを切り換える。ローカル状態の時
(スイッチ内のLEDは消灯状態)、動画像レコーダ1
のフロントパネル4aからの入力操作が有効となる。ま
た、リモート状態の時(同LEDは点灯状態)、通信モ
ジュールRS232Cによる動画像レコーダ1外からの
遠隔操作が可能となり、後述する各種スイッチの入力操
作によって、例えば、通信モジュールRS232Cを介
して動画像レコーダ1と外部の光磁気ディスクドライ
バ、ハードディスクドライバ、半導体メモリ等の拡張さ
れたメディアとのデータの授受が可能となる。
【0126】「EJECT」スイッチ403は、これを
押釦すると例えば前述した光磁気ディスクドライバ6a
内に格納されているディスクをイジェクトすることがで
きる。
【0127】「FORMAT」スイッチ404は、これ
を一度押釦するとフォーマット開始レディ状態となって
スイッチ内のLEDは点滅状態となり、もう一度押釦す
ると、物理フォーマット及び論理フォーマットを実行す
る。フォーマット開始レディ状態でこれ以外のスイッチ
を押釦すると、スイッチ内のLEDは点滅状態から消灯
状態になり、フォーマット開始レディ状態は解除され
る。
【0128】「DISPLAY」スイッチ405は、こ
れを押釦するとスイッチ内のLEDが点灯状態となり、
9桁の「FRAME COUNTER」4b、及び3桁
の「CHAPTER」4cの各ナンバを動画像レコーダ
1に接続された図示せぬモニタ上にそれぞれ表示するこ
とができる。「FRAME COUNTER」4bはビ
デオ画像に付されたフレーム・ナンバを、分(M),秒
(S),フレーム(F)で順次連続して表示する。ま
た、「CHAPTER」4cは「CHAPTER「0」
〜「9」」テン・キー422で指定されたチャプタ・ナ
ンバを表示する。
【0129】「CH1/CH2 INPUT レベ
ル」」ボリウム406a,406bは、動画像レコーダ
1に供給される前述した2チャンネルステレオ・オーデ
ィオ信号のL,R各チャンネルの記録レベルをそれぞれ
調整する。
【0130】「PEAK/LEVEL INDICAT
OR」406c,406dは、ボリウム406a,40
6bで調整したL,R各チャンネルのピークレベルをそ
れぞれ表示する。
【0131】「HEAD PHONE OUT」端子4
07は、ここにヘッドフォンを接続して記録再生時のオ
ーディオ信号をモニタするために用いられる。「HEA
DPHONE LEVEL」ボリウム408は、端子4
07の出力レベルを調整する。
【0132】「RECORD MODE」スイッチ40
9a,409b,409cは、録画時の画質モードを選
択するものであり、「HIGH」スイッチ409aは前
述した圧縮ビデオ信号の圧縮率が一番低く、「LOW」
スイッチ409cはその圧縮率が一番高く、「NOR
M」スイッチ409cは標準的な圧縮率である。択一さ
れた各スイッチ409a〜409cは内部のLEDを点
灯状態にする。
【0133】「ERASE」スイッチ410は、前もっ
て「CHAPTER 「0」〜「9」」テン・キー42
2のいずれかを押釦指定しておき、この後これを押釦す
ると、イレース・レディ状態になってスイッチ410内
のLEDは点滅状態になる。この状態で先に押釦指定さ
れた以外のテン・キー422を押釦指定し直すと、イレ
ース・レディ状態は解除され、LEDは点滅状態から消
灯状態になる。イレース・レディ状態において、「ER
ASE」スイッチ410をもう一度押釦すると、先にテ
ン・キー422で指定したチャプタ・ナンバーに対応す
る圧縮データの消去が可能となる(前述した光磁気ディ
スクにはチャプタ毎に圧縮データが分割記録されてい
る)。
【0134】チャプタ・ナンバがクリアの時(「CHA
PTER 「C」」クリア・キー423を押釦して、
「CHAPTER」4cの各ナンバ表示がブランクとな
っている時)、「ERASE」スイッチ410を2度押
釦すると光磁気ディスクの全面消去が行なわれる。
【0135】「C−REC(CHAPTER−RE
C)」スイッチ411は、上記した「ERASE」スイ
ッチ410により消去されたチャプタ・ナンバーに圧縮
データを記録するためのスイッチである。消去されたチ
ャプタ・ナンバーの圧縮データ時間よりも長い時間の圧
縮データを記録する際、自動的に次のチャプタの手前で
その記録は停止される。記録時はスイッチ411内のL
EDは点灯し、指定されたチャプタ・ナンバーへの記録
途中の場合にはこのスイッチ411はロック状態とな
る。
【0136】「REC」スイッチ412は、入力ビデオ
信号(入力画像)を記録するスイッチであり、記録中、
スイッチ412内のLEDは点灯状態である。このキー
スイッチでの記録は最後のチャプタの後に追加記録され
る。
【0137】「STOP」スイッチ413は、動作を停
止するスイッチである。停止状態のモニタ出力は入力画
像がある場合はそれをそのまま出力するEE出力とし、
ない場合はグレー画とする。
【0138】「REV SCAN」スイッチ414は、
「REV PLAY」スイッチ416あるいは「REV
SLOW」スイッチ418、「REV STILL
STEP」スイッチ420の動作中に、押釦するとスイ
ッチ内のLEDが点灯し、その時点から4倍速で逆転再
生を行う。ストップ状態からこのスイッチを押釦した場
合は、指定されたチャプタの最後から4倍速で逆転再生
を行う。
【0139】「FWD SCAN」スイッチ415は、
「FWD PLAY」スイッチ417あるいは「FWD
SLOW」スイッチ419、「FWD STILL
STEP」スイッチ421の動作中に、押釦するとスイ
ッチ内のLEDが点灯し、その時点から4倍速で再生を
行う。ストップ状態からこのスイッチを押釦した場合
は、指定されたチャプタの開始から4倍速で再生を行
う。
【0140】「REV PLAY」スイッチ416は、
「REV SCAN」スイッチ414あるいは「REV
SLOW」スイッチ418、「REV STILL
STEP」スイッチ420の動作中に、押釦するとスイ
ッチ内のLEDが点灯し、その時点から標準速度で逆転
再生を行う。ストップ状態からこのスイッチを押釦した
場合は、指定されたチャプタの最後から標準速度で逆転
再生を行う。
【0141】「FWD PLAY」スイッチ417は、
「FWD SCAN」スイッチ415あるいは「FWD
SLOW」スイッチ419、「FWD STILL
STEP」スイッチ421の動作中に、押釦するとスイ
ッチ内のLEDが点灯し、その時点から標準速度で再生
を行う。ストップ状態からこのスイッチを押釦した場合
は、指定されたチャプタの開始から標準速度で再生を行
う。
【0142】「REV SLOW」スイッチ418は、
「REV SCAN」スイッチ414あるいは「REV
PLAY」スイッチ416、「REV STILL
STEP」スイッチ420の動作中に、押釦するとスイ
ッチ内のLEDが点灯し、その時点から逆転方向のスロ
ー再生を行う。ストップ状態からこのスイッチを押釦し
た場合は、指定されたチャプタの最後から逆転方向のス
ロー再生を行う。
【0143】「FWD SLOW」スイッチ419は、
「FWD SCAN」スイッチ415あるいは「FWD
PLAY」スイッチ417、「FWD STILL
STEP」スイッチ421の動作中に、押釦するとスイ
ッチ内のLEDが点灯し、その時点から正方向のスロー
再生を行う。ストップ状態からこのスイッチを押釦した
場合は、指定されたチャプタの開始から正方向のスロー
再生を行う。
【0144】「REV STILL STEP」スイッ
チ420は、「REV SCAN」スイッチ414ある
いは「REV PLAY」スイッチ416、「REV
SLOW」スイッチ418の動作中に、押釦するとスイ
ッチ内のLEDが点灯し、その時点から逆転方向のコマ
送り(静止)モードになる。スイッチを押釦するたびに
1フレームづつ逆方向へコマ送り再生を行う。ストップ
状態からこのスイッチを押釦した場合は、指定されたチ
ャプタの最後から逆転方向のコマ送りモードになる。
【0145】「FWD STILL STEP」スイッ
チ421は、「FWD SCAN」スイッチ415ある
いは「FWD PLAY」スイッチ417、「FWD
SLOW」スイッチ419の動作中に、押釦するとスイ
ッチ内のLEDが点灯し、その時点から正方向のコマ送
り(静止)モードになる。スイッチを押釦するたびに1
フレームづつ正方向へコマ送り再生を行う。ストップ状
態からこのスイッチを押釦した場合は、指定されたチャ
プタの開始から正方向のコマ送りモードになる。
【0146】「CHAPTER 「0」〜「9」」テン
・キー422はチャプタ・ナンバを指定するときに用い
られる。「CHAPTER 「C」」クリア・キー42
3はこれを押釦することにより、テン・キー422で指
定したチャプタ・ナンバをクリアにすることができる。
これを押釦した時、「CHAPTER」4cの各ナンバ
表示はブランクとなる。「CHAPTER 「SARC
H」」キー424は指定したチャプタ・ナンバの頭出し
を行う。サーチが終了してスタンバイ状態になると、ス
イッチ内のLEDが点灯する。
【0147】上記したように、パネル部4からの各種の
入力操作によって、動画像レコーダ1の記録再生動作を
コントロールすることができる。
【0148】上述した構成を有する動作レコーダ1は、
例えば、ビデオ動作分析、スポーツリプレイ、セキュリ
ティ等の分野に応用することができる。
【0149】
【発明の効果】上記したように、本発明になる情報記録
再生装置は、デジタルビデオ信号をJPEG規格により
データ圧縮して得た記録圧縮データを出力し、前記記録
圧縮データを再生した再生圧縮データをJPEG規格に
よりデータ伸張して得た前記デジタルビデオ信号を出力
するデータ圧縮伸張手段と、前記デジタルビデオ信号に
係る被写体に応じてデータ圧縮率が変動する前記記録圧
縮データによるデータ転送量の変化を吸収するように前
記再生圧縮データを一時記憶する一時記憶手段と、双方
向の各再生指示に即時対応した再生動作を行うよう前記
一時記憶手段の記憶容量を制御する制御手段とを備えた
から、圧縮せずにデータを転送する従来の情報記録再生
装置と比較して、極めて小なる転送レートの記録媒体に
大量の圧縮データを記録できるから、例えば、本発明装
置をビデオ編集機に適用した場合、多数の映像シーンが
音声と共に連続記録されてあるビデオテープをマスタV
TRで再生しこれを本発明装置に供給してデータ圧縮し
低転送レートで一旦記録し、編集時、データ圧縮された
データを低転送レートで読み出して、必要とする映像シ
ーンだけを再生方向の正方向あるいは反転方向、再生速
度も任意に設定してこれを再生可能であるから、必要と
する映像シーンを短時間に繋ぎ合わせることができ、ま
た、繋ぎ合わせた映像シーンを再びデータ圧縮して記録
可能であると共に、本発明装置の再生側に接続されたス
レーブVTRにこの連続した映像シーンを供給してダビ
ングすることにより、極めて簡便に短時間にビデオ編集
を行うことができ、また、ビデオカメラと本発明装置を
組み合せてスポーツ選手のフォームを矯正する矯正装置
として用いた場合、ビデオカメラで撮影したフォームを
瞬時にモニタし、あるいは必要に応じて、ステール、ス
ロー、逆転、早送り等の特殊再生動作がモニタ可能であ
るから、矯正装置として極めて好適であり、さらに、J
PEG規格に準拠した動画像の圧縮を行った場合、被写
体に応じて圧縮率が変化してしまい(例えば、黒っぽい
被写体の場合は圧縮率が大となり、白っぽい被写体の場
合には圧縮率が小となる)、この再生時には被写体に応
じた圧縮率のバラつきによるデータ転送量の変化が生じ
てしまう(例えば、黒っぽい被写体の場合は圧縮率が大
であるから再生時のデータ転送量は大となり、また、白
っぽい被写体の場合には圧縮率が小であるから再生時の
データ転送量は小となる)データ転送量の変化を吸収で
きるから、例えば、再生開始の指示を受けてから再生画
が出るまでの待ち時間を被写体の如何に係わらず常時最
小にでき、特に、双方向(正方向、逆方向)の再生指示
に即時対応した再生画を得ることができるため、操作追
従性が極めて良好な記録再生装置を提供できる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる情報記録再生装置の一実施例であ
る動画像レコーダのシステムブロック構成図である。
【図2】2つの圧縮伸張器の圧縮動作を説明する図であ
る。
【図3】記録データ転送プロセス動作開始のタイムチャ
ートである。
【図4】記録データ転送プロセス動作終了のタイムチャ
ートである。
【図5】再生データ転送プロセス動作開始のタイムチャ
ートである。
【図6】再生データ転送プロセス動作終了のタイムチャ
ートである。
【図7】動画像レコーダの操作パネルを説明する図であ
る。
【図8】先読み管理テーブルを説明する図である。
【図9】フレームグループ番号1におけるフレーム番号
1〜30の再生開始フレームを示す図である。
【図10】フレームグループ番号Gnum におけるフレー
ム番号Gsto 〜Glto の再生開始フレームを説明する図
である。
【図11】フレームグループ番号Glastにおけるフレー
ム番号GstN 〜GltN の再生開始フレームを説明する図
である。
【図12】逆方向の先読みデータをバツファリングした
状態を説明する図である。
【図13】既にバツファリングされた逆方向の先読みデ
ータに続いて正方向の先読みデータをバツファリングし
た状態を説明する図である。
【図14】既にバツファリングされた逆方向の先読みデ
ータに続いてバツファリングした正方向の先読みデータ
がトータルバッファ量を越えた状態を説明する図であ
る。
【図15】トータルバッファ量を越えることなく正方向
の先読みデータのバツファリングを行うよう逆方向の先
読みデータの一部を削除した状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 動画像レコーダ 2 ビデオ処理部 3 オーディオ処理部 4 パネル部 5 制御部 6 メディア 2d1,2d2 圧縮伸張器(データ圧縮伸張手段) 3c ADPCMデコード/エンコーダ 6a 光磁気ディスクドライバ 6b ハードディスクドライバ 6c 半導体メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−343576(JP,A) 特開 平5−308616(JP,A) 特開 平5−308612(JP,A) 特開 平5−284456(JP,A) 特開 平5−284455(JP,A) 特開 平5−284454(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/10 - 20/12 H04N 1/41 - 1/419 H04N 7/24 - 7/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像信号を画像フレーム単位でデータ
    圧縮した圧縮データを出力するデータ圧縮手段と、 前記データ圧縮手段から出力される前記圧縮データを所
    定数の画像フレームの集合である画像フレームグループ
    単位で記録し、かつ画像フレームグループ単位で既記録
    されている前記圧縮データを所定のデータ転送量を用い
    て、正方向又は逆方向の再生圧縮データとして出力する
    データ記録再生手段と、 前記データ記録再生手段から出力される前記再生圧縮デ
    ータをデータ圧縮時とは相補的にデータ伸張した出力画
    像信号として出力するデータ伸張手段とを備えた情報記
    録再生装置において、 前記データ圧縮手段から出力される前記圧縮データを前
    記データ記録再生手段に記録する際に、前記所定のデー
    タ転送量に対する画像フレーム毎の前記圧縮データのデ
    ータ量の差分データ量を差分データ情報として記録する
    差分データ情報記録手段と、 画像の再生スタンバイが指示された際には、 スタンバイが指示された画像からの正方向再生に係る第
    1画像フレームグループ全体に亘る前記再生圧縮データ
    が前記データ記録再生手段から前記データ伸張手段へ出
    力されるのに先立ち、当該第1画像フレームグループ全
    体に亘る前記差分データ情報に係る差分データ量の第1
    バッファリングデータと、 スタンバイが指示された画像からの逆方向再生に係る第
    2画像フレームグループ全体に亘る前記再生圧縮データ
    が前記データ記録再生手段から前記データ伸張手段へ出
    力されるのに先立ち、当該第2画像フレームグループ全
    体に亘る前記差分データ情報に係る差分データ量の第2
    バッファリングデータとを、前記データ記録再生手段か
    らそれぞれ読み出して順次一時記録するバッファ手段
    と、 前記第1バッファリングデータが前記バッファ手段に一
    時記録された後に、前記スタンバイが指示された画像か
    ら正方向再生が指示されると、前記バッファ手段から前
    記データ伸張手段に対して先頭アドレスから前記第1バ
    ッファリングデータの出力を開始すると同時に、前記デ
    ータ記録再生手段から前記バッファ手 段に対して前記第
    1バッファリングデータの終了直後のアドレスから当該
    第1画像フレームグループ全体に亘る前記再生圧縮デー
    タの出力を開始するように、前記バッファ手段及び前記
    データ記録再生手段の各動作を制御し、また、前記スタ
    ンバイが指示された画像から逆方向再生が指示される
    と、前記バッファ手段から前記データ伸張手段に対して
    先頭アドレスから前記第2バッファリングデータの出力
    を開始すると同時に、前記データ記録再生手段から前記
    バッファ手段に対して前記第2バッファリングデータの
    終了直後のアドレスから当該第2画像フレームグループ
    全体に亘る前記再生圧縮データの出力を開始するよう
    に、前記バッファ手段及び前記データ記録再生手段の各
    動作を制御する制御手段とを有することにより、 正方向再生が指示された画像に係る前記第1画像フレー
    ムグループの前記出力画像信号、又は、逆方向再生が指
    示された画像に係る前記第2画像フレームグループの前
    記出力画像信号をそれぞれ中断することなく再生する
    とを特徴とする情報記録再生装置。
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