JP5624665B1 - 録音録画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録し損ないが無く且つ固定型記録媒体と可搬型記録媒体とに分けて同時記録することのできる録音録画装置を提供する。【解決手段】カメラからの画像を記録する固定型録画媒体機構の準備状態と、該画像を少なくとも一つの可搬型録画媒体にそれぞれ記録する少なくとも一つの可搬型録画媒体機構の準備状態と、該可搬型録画媒体機構に挿入される該可搬型録画媒体の準備状態と、該カメラの準備状態と、該マイクの準備状態とが、いずれも正常と自動判定されたとき、該画像と該音声とを共に該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に同時記録させる。【選択図】図1

Description

本発明は、録音録画装置に関し、特にカメラからの画像とマイクからの音声を記録する録音録画装置に関するものである。
近年、取調室などにおいては可視化が叫ばれており、カメラからの画像とマイクからの音声とを記録してその後の証拠書類に供されるようにする録音録画装置が求められている。
このような録音録画装置としては、既存の録画装置と、マイクとを組み合わせたものがあるが、これは、手動で行っていたため担当者の操作が複雑であり、且つ記録し損ないがあった。
一方、録音録画のし損ないを防止するためには、画像・音声を重複して記録する必要があるが、これに関連した従来的技術としては、下記の技術文献が挙げられる。
同時に複数の独立映像情報を容易に保存することが可能で、新たな独立映像情報の保存を継続しつつ効率的な保存又は再生が可能な同時録画再生方法及び同時録画再生装置であって;デジタル化され互いに独立した複数の独立映像情報を少なくとも1つの一時記憶手段に蓄積し、一時記憶手段に蓄積された独立映像情報や外部から入力された独立映像情報を互いに同期させて合成処理して少なくとも1つの合成映像情報を生成した後、合成映像情報を直接又は圧縮等の書込処理を施して主記憶手段に保存すると共に、主記憶手段から合成映像情報を直接又は伸張等の読出処理を施して読み出した後、読み出した合成映像情報から少なくとも1つの独立映像情報を抽出・処理して再生するもの(例えば特許文献1参照。)。
複数コンテンツの同時録画を適宜実現しつつも、コピーワンスコンテンツの著作権保護を行なうコピー制限コンテンツの同時録画の処理方法およびその映像機器であって;同時録画機能を持つ1台のデジタルビデオレコーダにより1以上のコンテンツを1以上の記録媒体(HDD/光ディスク)に同時録画する際に、1以上のコンテンツにコピー制限があるか否かを検査し;1以上のコンテンツのいずれにもコピー制限がない場合(コピーフリー)は、1以上のコンテンツの同時録画を実行するが、1以上のコンテンツにコピーワンスの制限がある場合は、そのコピーワンスコンテンツが(内容の同一性を問わず)2以上同時録画されることを禁止するもの(例えば特許文献2参照。)。
ブルーレイディスク(BD)を含む3種類の記録媒体を同時的に作動可能にして、多様な記録形態を実現するデータ処理装置であって;録画装置には、筐体の前面に開閉可能なパネル部を設け、パネル部の開放により露出する筐体面に形成した開口BD用の第1トレイとDVD用の第2トレイを引き出す構成を設け;筐体の内部にはハードディスク装置を取り付けて、BD、DVD、及びハードディスク装置の間でダビング処理を可能にすると共に、録画装置は各種放送を受信するチューナ部を内蔵し、受信した放送番組をBD、DVD、又はハードディスク装置に録画でき、さらにIEEE1394端子部を設けて外部の装置との間でもデータの送受を可能にするもの(例えば特許文献3参照。)。
デジタルチューナーを複数搭載し、コンテンツの同時録画を可能とするDVD/HDDビデオレコーダではコンテンツ移動時の保険としてコピーワンスの同一コンテンツを同時録画する方法であって;実際に同一のコンテンツを複数録画する事は電力量や処理負荷、またDVD等の光ディスクやHDD等の記録媒体の容量、消耗を考慮すると非効率的であることを考慮して、録画対象である複数のコンテンツの内の少なくとも2つ以上のコンテンツにコピーワンスの制限があり、更にこれらが同一である場合は、コンテンツの録画は1つのみ行い、コピー回数を倍増させることにより同時録画と同様の結果をもたらすコピー回数制限コンテンツの同時録画の処理方法、及び該方法を実行する映像機器(例えば特許文献4参照。)。
ハードディスクの記録情報を複数種の記録媒体にダビングし、何れかの記録媒体へのダビング時に記録ミスが生じたとき、他の記録媒体から再びダビングし直すことにより、記録すべき情報に欠落が生じることのない記録再生複合装置であって;光ディスク、ハードディスクおよびテープの3種の記録媒体に対応して映像・音声情報を記録/再生する記録媒体ドライブ部と、映像・音声情報を各記録媒体に応じたデータに変換するデータ変換部と、記録、再生およびダビングに関した指令を発する入力手段と、この指令内容を表示する表示手段と、指令に応じた制御を行い、ダビングの方向を示す指令に続き前記同時ダビングまたは優先するダビング先の選択指令に応じたダビングモードに移行し、ハードディスクの情報をダビング先の記録媒体に合わせてデータ変換部によりデータ変換させて、ダビングさせるもの(例えば特許文献5参照。)。
特開2003−9052 特開2005−354225 特開2006−139833 特開2008−234771 特開2009−110575
以上の特許文献1〜5は、複数の画像を複数の記憶媒体にダビングなどにより重複記録をするものであり、一つの画像を複数の記録媒体に「同時に」重複記録するものではない。
従って、このような特許文献1〜5を上記の取調室等での録音録画装置に適用しようとしても、記録媒体に同時重複記録することはできず、取調室等において要請されている「できるだけ証拠の改竄を許す工程を無くすこと」に対応していない。
また、この場合の画像は、ハードディスクドライブ(以下、HDD)だけでなく、DVD又はブルーレイディスク(以下、DVD/BDと称する。)などの可搬型記録媒体へ同時記録して持ち運びできるようにする必要があるという要求に対しても対応することができなかった。
従って本発明は、記録し損ないが無く且つ固定型記録媒体と可搬型記録媒体とに分けて同時記録することのできる録音録画装置を提供することを目的とする。
[1]上記の課題を解決するため、本発明に係る録音録画装置は、カメラからの画像とマイクからの音声とを記録する録音録画装置であって、該画像を記録する固定型録画媒体のための固定型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第1手段と、該画像を少なくとも一つの可搬型録画媒体にそれぞれ記録させる少なくとも一つの可搬型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第2手段と、該可搬型録画媒体機構に挿入される該可搬型録画媒体の準備状態を自動判定する第3手段と、該カメラの準備状態を自動判定する第4手段と、該マイクの準備状態を自動判定する第5手段と、該第1手段乃至第5手段の各々における自動判定結果が正常状態を示すとき、該画像と該音声とを共に該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に同時記録させる第6手段と、を備え、該第6手段は、該同時記録を、パケット毎に、該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に対して交互に行わせることを特徴とする。
[2]ここで、上記[1]において、該第1手段乃至第6手段は、同一プリント基板上に設けることができる。
[3]また、本発明では、カメラからの画像とマイクからの音声とを記録する録音録画装置であって、該画像を記録する固定型録画媒体のための固定型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第1手段と、該画像を少なくとも一つの可搬型録画媒体にそれぞれ記録させる少なくとも一つの可搬型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第2手段と、該可搬型録画媒体機構に挿入される該可搬型録画媒体の準備状態を自動判定する第3手段と、該カメラの準備状態を自動判定する第4手段と、該マイクの準備状態を自動判定する第5手段と、該第1手段乃至第5手段の各々における自動判定結果が正常状態を示すとき、該画像と該音声とを共に該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に同時記録させる第6手段と、を備え、該固定型録画媒体機構はハードディスクドライブ(HDD)であり、該第1手段は、該HDDのコマンド応答、書込モード、及び空き容量から、該HDDの準備状態が、正常状態か、要注意状態か、異常状態かを判定することを特徴とした録音録画装置が提供される。
[4]また、上記[3]において、該第1手段は、該コマンド応答に異常があれば該異常状態と判定し、該コマンド応答に異常が無く且つ該ディスクが上書きモードか又は該上書きモードでなくても該空き容量が所定時間分あれば該正常状態と判定し、該上書きモードでなく且つ該空き容量が所定時間以下であれば、該要注意状態と判定することができる。
[5]また、上記[1]において、該可搬型録画媒体はDVD又はブルーレイディスクであり、該可搬型録画媒体機構がそのドライブであり、該第2手段は、該ドライブのコマンド応答から、該ドライブの準備状態が、正常状態か異常状態かを判定することができる。
[6]また、上記[1]において、該第3手段は、記録すべき該ディスクが1枚であり、そのドライブに挿入されていると判定したときには該正常状態と判定することができる。
[7]また、上記[1]において、該第3手段は、該少なくとも1枚のディスクがそのドライブに挿入されていないとき異常状態と判定して、該ディスクの挿入を促すメッセージを外部の表示手段に表示させることができる。
[8]また、上記[7]において、該第3手段は、記録すべき該ディスクが複数枚であり各ドライブに挿入されており且つ挿入されたディスクの種類が他のディスクの種類と一致していれば該正常状態と判定し、そうでないときは該異常状態として一致する種類のディスクの挿入を促すメッセージを該表示手段に表示させることができる。
[9]また、本発明では、カメラからの画像とマイクからの音声とを記録する録音録画装置であって、該画像を記録する固定型録画媒体のための固定型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第1手段と、該画像を少なくとも一つの可搬型録画媒体にそれぞれ記録させる少なくとも一つの可搬型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第2手段と、該可搬型録画媒体機構に挿入される該可搬型録画媒体の準備状態を自動判定する第3手段と、該カメラの準備状態を自動判定する第4手段と、該マイクの準備状態を自動判定する第5手段と、該第1手段乃至第5手段の各々における自動判定結果が正常状態を示すとき、該画像と該音声とを共に該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に同時記録させる第6手段と、を備え、該第4手段は、該カメラの接続状態から正常状態又は異常状態と判定し、該正常状態と判定したとき該カメラの画角調整画面を外部の表示手段に表示させ、該異常状態と判定したときは該カメラの接続確認を促すメッセージを該表示手段に表示させることを特徴とする録音録画装置が提供される。
[10]また、上記[1]において、該第5手段は、該マイクの接続状態から正常状態又は異常状態と判定し、該異常状態と判定したときは該マイクの接続確認を促すメッセージを外部の表示手段に表示させることができる。
[11]また、上記[1]において、該第6手段は、該固定型録画媒体と可搬型録画媒体への同時記録が終了したときファイナライズ処理を行うことができる。
[12]また、本発明では、カメラからの画像とマイクからの音声とを記録する録音録画装置であって、該画像を記録する固定型録画媒体のための固定型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第1手段と、該画像を少なくとも一つの可搬型録画媒体にそれぞれ記録させる少なくとも一つの可搬型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第2手段と、該可搬型録画媒体機構に挿入される該可搬型録画媒体の準備状態を自動判定する第3手段と、該カメラの準備状態を自動判定する第4手段と、該マイクの準備状態を自動判定する第5手段と、該第1手段乃至第5手段の各々における自動判定結果が正常状態を示すとき、該画像と該音声とを共に該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に同時記録させる第6手段と、を備え、該第6手段は、該第2手段が該可搬型録画媒体機構の準備状態を正常と判定したとき、該第3手段での自動判定を実行せずに該第4及び第5手段の自動判定を実行してディスクを用いないテスト録画を行わせることを特徴とする録音録画装置が提供される。
[13]また、上記[1]において、該第6手段は、記録した項目を一覧表にしたライブラリ管理画面を外部の表示手段に表示させるとともに、各記録項目毎に、画像復旧、削除、再生、又はディスクへのコピーを実行させることができる。
[14]さらに、上記[1]において、該第6手段は、該同時記録を操作者が開始させるための手段を含むことができる。
本発明に係る録音録画装置を含むシステム全体の構成を示したブロック図である。 本発明に係る録音録画装置のデータ制御部で実行される制御動作全体を示すフローチャート図である。 本発明に係る録音録画装置のメインメニュー画面を示した図である。 図2に示したフローチャートにおけるサブルーチン「録画ナビ」のフローチャート図である。 図4の処理で表示される「録画ナビ」の初期画面を示した図である。 図4に示したフローチャートにおけるサブルーチン「HDDチェック」のフローチャート図である。 図6の処理で表示される録画ナビ画面(HDDチェック1)を示した図である。 図6の処理で表示される録画ナビ画面(HDDチェック2)を示した図である。 図6の処理で表示される録画ナビ画面(HDDチェック3)を示した図である。 図4に示したフローチャートにおけるサブルーチン「DVD/BDドライブチェック」のフローチャート図である。 図10の処理で表示される「録画ナビ画面(DVD/BDドライブチェック)」を示した図である。 図4に示したフローチャートにおけるサブルーチン「挿入されたディスク判定処理」のフローチャート図である。 図12の判定処理で表示される録画ナビ画面(挿入ディスク判定1)を示した図である。 図12の判定処理で表示される録画ナビ画面(挿入ディスク判定2)を示した図である。 図12におけるサブルーチン「DVD系ディスク判定処理」又は「BD系ディスク判定処理」のフローチャート図である。 図15の判定処理で表示される録画ナビ画面(DVD/BD系判定1)を示した図である。 図15の判定処理で表示される録画ナビ画面(DVD/BD系判定2)を示した図である。 図4に示したフローチャートにおけるサブルーチン「カメラの接続確認・画角調整」のフローチャート図である。 図18の判定処理で表示される録画ナビ画面(カメラの接続・画角調整1)を示した図である。 図18の判定処理で表示される録画ナビ画面(カメラの接続・画角調整2)を示した図である。 図18の判定処理で表示される録画ナビ画面(カメラの接続・画角調整3)を示した図である。 図18の判定処理で表示される録画ナビ画面(カメラの接続・画角調整4)を示した図である。 図4に示したフローチャートにおけるサブルーチン「マイクの接続確認」のフローチャート図である。 図23の判定処理で表示される録画ナビ画面(マイク接続確認1)を示した図である。 図23の判定処理で表示される録画ナビ画面(マイク接続確認2)を示した図である。 図23の判定処理で表示される録画ナビ画面(録画中)を示した図である。 図23の判定処理で表示される録画ナビ画面(録画停止、DVDファイナライズ中)を示した図である。 図2に示したフローチャートにおけるサブルーチン「テスト録画」のフローチャート図である。 図28の判定処理で表示されるテスト録画画面(初期画面)を示した図である。 図28の判定処理で表示されるテスト録画画面(ディスクなし録画)を示した図である。 図28の判定処理で表示されるテスト録画画面(録画中)を示した図である。 図28の判定処理で表示されるテスト録画再生画面を示した図である。 図2に示したフローチャートにおけるサブルーチン「カメラ設定」のフローチャート図である。 図2に示したフローチャートにおけるサブルーチン「ライブラリ管理」のフローチャート図である。 図34の判定処理で表示されるライブラリメニュー管理画面を示した図である。 図34の判定処理で表示されるライブラリ再生画面を示した図である。 図34の判定処理で表示されるライブラリ画面(ディスクにコピー)を示した図である。 図2に示したフローチャートにおけるサブルーチン「時刻設定」のフローチャート図である。 図2に示したフローチャートにおけるサブルーチン「機器設定」のフローチャート図である。 図2に示したフローチャートにおけるサブルーチン「録画ディスク再生確認」のフローチャート図である。
以下、本発明に係る録音録画装置を、上記各図に示された実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る録音録画装置を備えた可視化装置の全体構成例を示した図であり、2台のカメラ1a及び1b(以下、符号「1」で総称することがある。)と1台のマイク2を備え、これらは録音録画装置3に接続されている。なお、カメラ1a及び1bが設けられているのは後述するように別の角度の画像が必要なためであるが、1台でも構わない。
この録音録画装置3は、カメラ1に接続されアナログ信号をディジタル信号に変換するなどの動作を行う画像キャプチャ部31と、HDD32と、DVD/BD33a1及び33b1がそれぞれ挿入されるDVD/BDドライブ33a及び33b(以下、符号「33」で総称することがある。)と、画像キャプチャ部31、マイク2、HDD32、及びDVD/BDドライブ33に接続されたデータ制御部34と、データ制御部34とパソコン4とを繋ぐLAN制御部35とで構成されている。
なお、DVD/BDドライブ33として2台用いられているのは、例えば警察側の証拠資料と検察側の証拠資料として別々に必要なためであるが、1台でも構わない。また、2台以上でも構わない。
以下、データ制御部34の動作を図中のフローチャートと表示画面を参照して説明する。
図2は、データ制御部34に格納され実行されるメインプログラムの全体フローを示しており、まず図3に示すメインメニュー画面が表示される(ステップS1)。このメインメニュー画面は、「録画ナビ」、「テスト録画」、「カメラ設定」、「ライブラリ管理」、「時刻設定」、「機器設定」、「録画ディスク再生確認」、及び「システム終了」の各アイコンが表示されている。
したがって、ユーザは、これら8つのアイコンがクリックされたか否かを図2のステップS2〜S9によってそれぞれ判定し、「録画ナビ」アイコンがクリックされた場合(1)には図4に進み、「テスト録画」アイコンがクリックされた場合(2)には図28に進み、「カメラ設定」アイコンがクリックされた場合(3)には図33に進み、「ライブラリ管理」アイコンがクリックされた場合(4)には図34に進み、「時刻設定」アイコンがクリックされた場合(5)には図38に進み、「機器設定」アイコンがクリックされた場合(6)には図39に進み、「録画ディスク再生確認」アイコンがクリックされた場合(7)には図40に進み、そして「システム終了」アイコンがクリックされたときにはこのフローを終了することとなる。
1.録画ナビ(図4〜図27)
まず、ステップS2において「録画ナビ」アイコンがクリックされたときの動作を図4〜図27を参照して以下に説明する。
まず、録画ナビ画面の初期画面が表示される(ステップS2a)。この画面はパソコン4上に表示される(以下同様)。ここでは、図5に示す通り、「HDD」アイコン、「DVD/BD」アイコン、「カメラ」アイコン、及び「マイク」アイコンがそれぞれ赤色表示され、メッセージは未だ何も表示されない。これらはいずれも準備状態の良否を点検するためのものである。
なお、右側に示す「ディスク初期化」アイコン、「画角再調整」アイコン、及び「録画開始」アイコンはそれぞれ灰色表示され、「メニューに戻る」アイコンは青色に表示される。また、マイクに関しての音量レベルバーは音量のレベルにより左から右へバーが動作し、左端が最小値、右端が最大値として示されるものであるが、この初期画面等では表示されないため点線で示してある。
・HDDチェック(図6)
次に、サブルーチン「HDDチェック」を実行する(ステップS2b)。これは、図6のフローチャートに示すように、HDD32からのコマンド応答に異常が無いか否かを判定し(ステップS2b1)、応答に異常があるときには図7の画面に示すようにHDD32の異常を「HDDに異常が発生しました。」というメッセージで表示し、HDDアイコンを赤色表示のままにする(ステップS2b6)。
ステップS2b1においてHDDコマンド応答に異常が無いと判定されたときには、HDD32が上書きモードになっているか否かを判定し(ステップS2b2)、上書きモードになっていない場合には、さらにHDD32の空き容量が30時間以下か否かを判定し(ステップS2b3)、30時間以下である場合には、図8に示すようにHDDアイコンを、要注意状態として黄色表示する(ステップS2b4)と共に「HDDの空き容量が少なくなってきています。」のメッセージを表示する。
ステップS2b2において上書きモードであることが分かった場合、又はステップS2b3においてHDD32の空き容量が30時間を超えていることが分かった場合には、図9に示すようにHDDアイコンを青色表示する(ステップS2b5)と共に「HDDに十分な空き容量があります。」又は「上書きモードに設定されています。」というメッセージを表示して、このHDDチェックのルーチンを終了し、図4のステップS2cに進む。
・DVD/BDチェック(図10)
ステップS2cのサブルーチンにおいては、DVD/BDのドライブチェックを行う。これは図10のフローチャートに示すようにまずDVD/BDドライブ33a及び33bからのコマンド応答に異常が無いか否かを判定し(ステップS2c1)、異常がある場合には、図11に示すように異常がある一方の例えばDVD/BDドライブ33aについて、「ドライブ1が認識できません。故障の可能性があります。」というメッセージを表示し、DVD/BDアイコンを赤色表示のままにする(ステップS2c2)。ドライブ33a及び33bの双方に異常が無い場合にはこのルーチンを出て図4のステップS2dに進む。
なお、ドライブ故障が有る場合には、ユーザがそのドライブの障害を取り除くことによって再度このステップS2c1においてドライブ故障があるか否かが判定され、「異常無し」としてこのルーチンを出ることになる。
・挿入されたディスク判定処理(図12)
ステップS2dのサブルーチンにおいては、図12に示すようにDVD/BDドライブ33に挿入されたディスク(メディア)に対する判定処理を行う。
すなわち、まず、録音録画装置3は、この実施例では、2つのDVD/BDドライブ33aと33bとを備えているので、1枚目のディスクが挿入されているか否かをドライブ応答コマンドから判定する(ステップS2d1)。この結果、1枚目のディスクが挿入されていないとき、すなわちまだどのドライブにもディスクが挿入されていないときには、図13に示すように「ドライブにディスクを入れてトレイを閉めてください。」及び好ましくは「DVDは2時間、BDは10時間録画できます。」などのメッセージを表示すると共に、DVD/BDアイコンを赤色表示のままにする(ステップS2d2)。
これを見た操作者が1枚目のディスクを挿入すると、ステップS2d1を経由して、今度はステップS2d3において、挿入されたディスクの種類がチェックされる。その結果、DVD系のディスク及びBD系のディスクのいずれでもない場合には、図14に示すように、「非対応のディスクです。」或いは「挿入されたディスクは書込済のものです。」を表示すると共に、DVD/BDアイコンを赤色表示のままにし、ディスクを排出する(ステップS2d4)。
このメッセージを見た操作者は対応するディスク又は書込がされていないディスクを挿入することになるので、上記のステップS2d1を経由してステップS2d3において、今度は、挿入されたディスクの種類がDVD系かBD系かに分けてステップS2d5、S2d6の判定処理サブルーチンが実行されることになる。
・DVD系ディスク判定処理(図15)
すなわち、挿入されたディスクがDVD系の場合には、図15に示すDVD系ディスク判定処理が実行される(ステップS2d5)。なお、DVD系とBD系は同じルーチンを辿るので図15のフローチャートは、DVD系とBD系に共通なものとなっている。
まずステップS2d5アにおいて、DVDアイコンが黄色に表示されると共に、右上の「1枚作成」アイコンが青色表示される(図16)。そして、さらにこのディスクの種類が判定される(ステップS2d5イ)。
この判定の結果、DVD-Rの場合には、図16に示すように、「ドライブ1にDVD-Rディスクが挿入されています。(DVD-Rは約2時間録画できます。)」が表示され、これを見た操作者は2枚目のディスクを挿入することになるが、まだ2枚目のディスクが挿入されていない場合には、ステップS2d5ウからステップS2d5エに進み、上記の「1枚作成」アイコンがクリックされているか否かが判定され、クリックされていない場合、すなわち記録ディスクを2枚作成する場合にはステップS2d5ウに戻るが、「1枚作成」アイコンがクリックされている場合には1枚しか作成しないので、図17の録画ナビ画面に示すように、「1枚作成」アイコンを灰色表示に戻して(ステップS2d5オ)、このルーチンを出る。
一方、ステップS2d5ウにおいて2枚目ディスクが挿入されていることが判った場合、すなわちディスクを2枚作成する場合には、ステップS2d5ウからステップS2d5カに進み、挿入された2枚目のディスクがDVD-Rか否かを判定し、DVD-Rでない場合には、ステップS2d5イで判明した1枚目のディスクと種類(DVD-R)が異なってしまうので、図14に示すように、「同じ種類のディスクを入れてください。」のメッセージが表示されると共に、DVDアイコンを赤色表示のままにして(ステップS2d5キ)、図12のステップS2d1に戻る。
一方、ステップS2d5カにおいて、挿入された2枚目のディスクの種類がDVD-Rであることが分かったときには、図17に示すようにDVDアイコンを青色表示して(ステップS2d5ク)、このディスク判定処理を出る。
一方、ステップS2d5イにおいて、1枚目のディスクの種類がDVD-RWであることが分かった場合には、図16に示すように、「ドライブ1にDVD-RWディスクが挿入されています。」というメッセージが表示され、ステップS2d5ケに進む。
そして、ステップS2d5ケ〜S2d5セは、図15の左側に示すステップS2d5ウ〜S2d5クにそれぞれ対応しており、DVD-Rか、DVD-RWかの違いがあるだけで、その他は同様の処理が行われることになる。
・「BD系ディスク判定処理」(図15)
このようにして、図12に示すステップS2d5のサブルーチン「DVD系ディスク判定処理」が図15に示す通り実行された後、ディスク判定処理は終了するが、他方、ステップS2d3において挿入されたディスクの種類がBD系であることが分かった場合には、やはり図15に示す「BD系ディスク判定処理」のサブルーチンが実行される(ステップS2d6)。
すなわち、図15においては、DVD-R又はDVD-RWのディスクが辿ったルートと同様に、BD-R又はBD-REの場合も、ステップS2d5アからステップS2d5イを経由して、ステップS2d5ウ〜S2d5ク(BD-Rの場合)及びステップS2d5ケ〜S2d5セ(BD-REの場合)を同様にして辿り、ディスク判定処理が全て終了することとなる。
・カメラの接続確認・画角調整(図18)
このようにして、図12に示す「挿入されたディスク判定処理」のサブルーチン(ステップS2d)が実行された後、図4に戻り、ステップS2eに示す「カメラの接続確認・画角調整」のサブルーチン(図18)が実行される。
すなわち、図17に示す録画ナビ画面において、操作者が「メニューに戻る」アイコンをクリックしたか否かが判定され(ステップS2e1)、クリックされた場合には、図2に示すステップS1のメインメニュー画面表示に戻るが、クリックされていない場合には、ステップS2e2に進んで2台のカメラ1a及び1bが接続状態にあるか否かが判定される。
この結果、2台のカメラ1a、1bが正常に接続されていないことが、そのコマンド応答から分かったときには、図19に示す録画ナビ画面(カメラの接続確認・画角調整1)において、「カメラが接続されていません。接続を確認してください。」というカメラの接続確認を促すメッセージが表示されると共に、カメラアイコンを赤色表示のままにする(ステップS2e3)。
この状態で操作者が2台のカメラ1a、1bを共に正常に接続するとステップS2e2において2台のカメラ1a、1bが正常に接続されたことが分かるので、ステップS2e4に進む。ここでは、図20に示す録画ナビ画面(カメラの接続確認・画角調整2)が表示される。そしてその中で、「カメラ画角の調整・確認を行ってください。5秒後に調整画面に切り替わります。」というメッセージが示され、5秒間経過後に図21に示す録画ナビ画面(カメラの接続確認・画角調整3)がパソコン4に表示されることとなる。表示画面には、メッセージが表示される。
そして、カメラ1aによる画面1及びカメラ1bによる画面2を操作者が見ながらカメラの画角調整確認を行った後は、図21の右下に示す「戻る」アイコンをクリックして(ステップS2e5)、図22に示す録画ナビ画面に戻り、「カメラ」アイコンが青色表示され、「カメラの画角確認済みです。」のメッセージが表示されて(ステップS2e6)、「カメラの接続確認・画角調整」のサブルーチンが終了する。
・マイク接続確認(図23〜図25)
このようにして、図4に示すサブルーチン「カメラの接続確認・画角調整」(ステップS2e)が実行された後、ステップS2fにおいて、「マイクの接続確認」のサブルーチン(図23)が実行される。
すなわち、図23に示すように、ステップS2f1において、「メニューに戻る」アイコンが図22の録画ナビ画面においてクリックされたか否かが判定され、クリックされている場合には図2に示すステップS1のメインメニュー画面表示に戻るが、クリックされていない場合には、マイク接続がなされているか否かがその応答コマンドにより判定され(ステップS2f2)、マイク接続がされていないときには図24に示すように、「マイク」アイコンは赤色表示されたままである(同時にマイク接続確認のメッセージを表示する:ステップS2f4)が、マイク接続が正常に行われたことが分かった場合には、ステップS2f3において、図25に示す如く「マイク」アイコンを青色表示すると共に、実線で示す如く、マイクの音量レベルバーが表示される。
このようにして「マイク接続確認」のサブルーチンが実行されることで、図4において、「HDDチェック」、「DVD/BDドライブチェック」、「挿入されたディスク判定処理」、「カメラの接続確認・画角調整」、及び「マイクの接続確認」の各サブルーチンが実行されたことになり、これにより、HDD及びDVD/BDドライブが正常に動作しており、DVD/BDドライブに挿入されたディスクが正しいものであり、カメラの接続確認並びに画角調整がなされ、そしてマイクの接続が正常であることが確認されたことを示している。
・録画開始(図25〜26)
そこで、データ制御部34は、図4に示すステップS2gに進んで、HDDとDVD/BDの同時録画(録音も含む。以上及び以下同様)を開始させる。このとき、録画ナビ画面は、図25に示すように「録画開始」アイコンが青色表示されることになる。そして、操作者が「録画開始」アイコンをクリックしたとき、ステップS2hに示すように、録画中になり、図26に示す録画ナビ画面(録画中)が表示される。
なお、この場合の同時録画は、一例として、HDDとDVD/BDディスクとの間でパケットを単位として交互に録音録画するものである。
・ファイナライズ(図27)
この後、図26に示す「録画停止」アイコンがクリックされると(ステップS2i)、ステップS2jに進んで、図27に示す如く、「DVD/BDのファイナライズ」が実行される。そして、図2に示すステップS1に戻る。
2.テスト録画(図28〜図32)
ステップS1では、図3に示すメインメニュー画面が表示されるので、今度は操作者は「テスト録画」アイコンをクリックしたとすると(ステップS3)、これを示す図28のフローチャートに進み、ここでは、図4に示した録画ナビのフローチャートと比べて、ステップS2aの代わりにステップS3aが用いられると共に、ステップS3b、ステップS3c、ステップS3d及びステップS3eが用いられている点が異なっている。
すなわち、ステップS3aにおいては、図29に示すテスト録画画面の初期画面が表示され、ここでは、「HDD」、「DVD/BD」、「カメラ」、「マイク」、及び「再生」の各アイコンが赤色表示される。この後、ステップS2b及びS2cにおいては、図4と同様のルーチンが実行され、その後、ステップS3bにおいて図29の右上の「ディスクなし録画」アイコンがクリックされているか否かが判定される。
このときは図30に示すように「HDD」アイコン及び「ディスクなし録画」アイコンのみが青色表示されており、「ディスクなし録画」アイコンがクリックされていないときには、図4と同様にステップS2d〜S2iが実行されるが、「ディスクなし録画」アイコンがクリックされているときには、ステップS2dがスキップされてステップS2eに進むことになるので、ステップS2hにおける同時録音録画中の画面は図31に示すものが表示される。
そしてこの場合のテスト録画としては、予め1分間録画が設定されており(ステップS3c)、1分間の録画が経過したときには、再びステップS3dにおいて「ディスクなし録画」アイコンがクリックされているか否かがチェックされ、「ディスクなし録画」アイコンがクリックされているときには、ステップS2jのファイナライズ処理をせずにステップS3eにおいて録画した画像を再生することになる。このテスト録画再生画面は図32に示されている。
このようにして「テスト録画」サブルーチンが終了し、図2におけるステップS1に戻る。
操作者は、メインメニュー画面(図3)における「カメラ設定」アイコンをクリックすると、ステップS4から図33に示すフローチャートに進む。
3.カメラ設定(図33)
図2の「カメラ設定」のアイコンがクリックされたときには、図33に進み、ステップS4aに示すように、図21に示すカメラの画角調整画面を表示してカメラの画角調整を行い、「戻る」アイコンをクリックすることにより(ステップS4b)、この「カメラ設定」のサブルーチンを終了して、図2におけるステップS1のメインメニュー画面に戻る。
4.ライブラリ管理(図34〜図37)
図3のメインメニュー画面において、操作者が「ライブラリ管理」アイコンをクリックすると、図2のステップS5から図34のフローチャートに進む。
図34のライブラリ管理フローにおいては、まずパスワードの確認が行われた後(ステップS5a)、図35に示すライブラリ管理メニュー画面が表示される(ステップS5b)。
そして、「メニューに戻る」アイコンをクリックするのでなければ、ステップS5cからステップS5dに進み、図35の画面中で、確認するための年月日を指定し、さらにライブラリ管理メニュー管理画面中で、ステップS5eに示すように確認するライブラリ項目(例えば図35の網掛けした項目)を指定(ダブルクリック)する。
すなわち、この指定により図36のライブラリ再生画面(静止画面)が表示されるので、操作者は、この中のまず「画像復旧」アイコンをクリックすると(ステップS5f)、画像復旧動作が実行される(ステップS5g)。
なお、「画像復旧」アイコンは正常動作時は灰色表示であるが、例えば録画中に電源断などの障害が発生した場合、「画像復旧」アイコンが青色表示されるようになっており、画像復旧されると、「再生」アイコンと「ディスクにコピー」アイコンが青色表示され、クリック可能になる。
次に、「削除」アイコンがクリックされれば(ステップS5h)、画面上に「削除しますか?」のメッセージが表示されるので(ステップS5i)、「キャンセル」をクリックすればステップS5hに戻るが、削除する場合には、「削除」をクリックすることにより、指定したライブラリ項目を削除することができる(ステップS5j)。そして、ステップS5bに戻る。
ステップS5hの「削除」アイコンがクリックされていない場合には、「再生」アイコンがクリックされているかチェックされ(ステップS5k)、クリックされているときにはライブラリ再生動作が実行され(ステップS5l)、図36に示す画面が表示される。ステップS5kにおいて、「再生」アイコンがクリックされていない場合には、ステップS5mにおいて、「ディスクにコピー」アイコンがクリックされているか否かを判定し、クリックされているときにはステップS5nに進む。
この後、ステップS5n〜S5sが実行されるが、これらのステップは図12におけるステップS2d1〜S2d6にそれぞれ対応するものであるので、ここでは説明を省略する。
この後、ステップS5tにおいて、図37における画面中の「コピー開始」アイコンがクリックされたか否かが判定され、クリックされている場合には、コピー処理が実行される(ステップS5u)。そして、コピーが終了すると、図2のステップS1におけるメインメニュー画面に戻る。
5.時刻設定(図38)
この後、操作者は図3に示すメインメニュー画面を見て、「時刻設定」アイコンをクリックすると、図2のステップS6から図38のフローチャートに進み、まずステップS6aにおいて、年月日、時分秒の設定画面(図示せず)を表示し、「メニューに戻る」アイコンがクリックされていなければ(ステップS6b)、年月日、時分秒を入力し(ステップS6c)、さらに「日時の設定」アイコンがクリックされているか否かを判定し(ステップS6d)、クリックされているときには、年月日、時分秒を設定し(ステップS6f)、クリックされていないときには、「メニューに戻る」アイコンをクリックすることにより(ステップS6e)、図2のステップS1に戻る。
6.機器設定(図39)
図2において、メインメニュー画面が表示された状態で、操作者が今度は「機器設定」アイコンをクリックすると(ステップS7)、図39のフローチャートに進む。ここでは、まずパスワード確認が行われ(ステップS7a)、「パスワード」アイコンがクリックされていれば(ステップS7b)、「パスワード変更処理」が実行され(ステップS7c)、「パスワード」アイコンがクリックされていなければ「装置識別番号」アイコンがクリックされているか否かを判定し(ステップS7d)、クリックされていれば「装置識別番号変更処理」を実行し(ステップS7e)、「装置識別番号」アイコンがクリックされていなければ、「スキップ設定」アイコンがクリックされているか否かを判定し(ステップS7f)、クリックされていれば「スキップ時間」を変更し(ステップS7g)、「スキップ設定」アイコンがクリックされていなければ「録画音量調整」アイコンがクリックされているか否かを判定し(ステップS7h)、クリックされていれば、「録画録音調整処理」アイコンを実行し(ステップS7i)、「録画音量調整」アイコンがクリックされていなければ、「DVD/BD録画設定」アイコンがクリックされているか否かを判定し(ステップS7j)、クリックされていれば「DVD/BD録画時間設定処理」を変更し(ステップS7k)、最後に「メニューに戻る」アイコンをクリックすることにより(ステップS7l)、図2に示すステップS1に戻る。
7.録画ディスク再生確認(図40)
図3に示すメインメニュー画面が再び表示されると、操作者は今度は「録画ディスク再生確認」アイコンをクリックしたとすると、図2のステップS8から図40に進んで、録画ディスク再生確認処理が実行される。ここでは、まずディスク再生ソフトを起動し(ステップS8a)、次に記録されたディスクがパソコン4に挿入されているか否かを判定し(ステップS8b)、挿入していなければ、ディスク再生ソフトを終了するか否かを判定し(ステップS8c)、終了していなければステップS8bに戻り、記録されたディスクがパソコン4に挿入されていればディスク再生を実行し(ステップS8d)、記録ディスク再生が終了すれば(ステップS8e)、この「録画ディスク再生確認」を終了して図2に示すステップS1に戻る。
そして、最後に「システム終了」アイコンがクリックされれば、図2のステップS9から全処理が終了することとなる。
1, 1a, 1b カメラ
2 マイク
3 録音録画装置
4 パソコン
31 画像キャプチャ部
32 HDD
33,33a, 33b DVD/BDドライブ
33a1, 33b1 DVD/BD
34 データ制御部
35 LAN制御部
図中、同一符号は同一又は相当分を示す。

Claims (14)

  1. カメラからの画像とマイクからの音声とを記録する録音録画装置であって、
    該画像を記録する固定型録画媒体のための固定型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第1手段と、
    該画像を少なくとも一つの可搬型録画媒体にそれぞれ記録させる少なくとも一つの可搬型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第2手段と、
    該可搬型録画媒体機構に挿入される該可搬型録画媒体の準備状態を自動判定する第3手段と、
    該カメラの準備状態を自動判定する第4手段と、
    該マイクの準備状態を自動判定する第5手段と、
    該第1手段乃至第5手段の各々における自動判定結果が正常状態を示すとき、該画像と該音声とを共に該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に同時記録させる第6手段と、
    を備え、
    該第6手段は、該同時記録を、パケット毎に、該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に対して交互に行わせることを特徴とする録音録画装置。
  2. 請求項1において、
    該第1手段乃至第6手段は、同一プリント基板上に設けられていることを特徴とする録音録画装置。
  3. カメラからの画像とマイクからの音声とを記録する録音録画装置であって、
    該画像を記録する固定型録画媒体のための固定型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第1手段と、
    該画像を少なくとも一つの可搬型録画媒体にそれぞれ記録させる少なくとも一つの可搬型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第2手段と、
    該可搬型録画媒体機構に挿入される該可搬型録画媒体の準備状態を自動判定する第3手段と、
    該カメラの準備状態を自動判定する第4手段と、
    該マイクの準備状態を自動判定する第5手段と、
    該第1手段乃至第5手段の各々における自動判定結果が正常状態を示すとき、該画像と該音声とを共に該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に同時記録させる第6手段と、
    を備え、
    該固定型録画媒体機構はハードディスクのためのハードディスクドライブ(HDD)であり、該第1手段は、該HDDのコマンド応答、書込モード、及び空き容量から、該HDDの準備状態が、正常状態か、要注意状態か、異常状態かを判定することを特徴とする録音録画装置。
  4. 請求項3において、
    該第1手段は、該コマンド応答に異常があれば該異常状態と判定し、該コマンド応答に異常が無く且つ該ハードディスクが上書きモードか又は該上書きモードでなくても該空き容量が所定時間分あれば該正常状態と判定し、該上書きモードでなく且つ該空き容量が所定時間以下であれば、該要注意状態と判定することを特徴とする録音録画装置。
  5. 請求項1において、
    該可搬型録画媒体はDVD又はブルーレイディスクであり、該可搬型録画媒体機構がそのドライブであり、該第2手段は、該ドライブのコマンド応答から、該ドライブの準備状態が、正常状態か異常状態かを判定することを特徴とする録音録画装置。
  6. 請求項1において、
    該可搬型録画媒体はDVD又はブルーレイディスクであり、該可搬型録画媒体機構がそのドライブであり、該第3手段は、該DVD又はブルーレイディスクが1枚であり、ドライブに挿入されていると判定したときには該正常状態と判定することを特徴とする録音録画装置。
  7. 請求項1において、
    該可搬型録画媒体はDVD又はブルーレイディスクであり、該可搬型録画媒体機構がそのドライブであり、該第3手段は、該DVD又はブルーレイディスクの少なくとも1枚ドライブに挿入されていないとき異常状態と判定して、該ディスクの挿入を促すメッセージを外部の表示手段に表示させることを特徴とする録音録画装置。
  8. 請求項7において、
    該第3手段は、記録すべき該ディスクが複数枚であり各ドライブに挿入されており且つ挿入されたディスクの種類が他のディスクの種類と一致していれば該正常状態と判定し、そうでないときは該異常状態として一致する種類のディスクの挿入を促すメッセージを該表示手段に表示させることを特徴とする録音録画装置。
  9. カメラからの画像とマイクからの音声とを記録する録音録画装置であって、
    該画像を記録する固定型録画媒体のための固定型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第1手段と、
    該画像を少なくとも一つの可搬型録画媒体にそれぞれ記録させる少なくとも一つの可搬型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第2手段と、
    該可搬型録画媒体機構に挿入される該可搬型録画媒体の準備状態を自動判定する第3手段と、
    該カメラの準備状態を自動判定する第4手段と、
    該マイクの準備状態を自動判定する第5手段と、
    該第1手段乃至第5手段の各々における自動判定結果が正常状態を示すとき、該画像と該音声とを共に該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に同時記録させる第6手段と、
    を備え、
    該第4手段は、該カメラの接続状態から正常状態又は異常状態と判定し、該正常状態と判定したとき該カメラの画角調整画面を外部の表示手段に表示させ、該異常状態と判定したときは該カメラの接続確認を促すメッセージを該表示手段に表示させることを特徴とする録音録画装置。
  10. 請求項1において、
    該第5手段は、該マイクの接続状態から正常状態又は異常状態と判定し、該異常状態と判定したときは該マイクの接続確認を促すメッセージを外部の表示手段に表示させることを特徴とする録音録画装置。
  11. 請求項1において、
    該第6手段は、該固定型録画媒体と可搬型録画媒体への同時記録が終了したときファイナライズ処理を行うことを特徴とする録音録画装置。
  12. カメラからの画像とマイクからの音声とを記録する録音録画装置であって、
    該画像を記録する固定型録画媒体のための固定型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第1手段と、
    該画像を少なくとも一つの可搬型録画媒体にそれぞれ記録させる少なくとも一つの可搬型録画媒体機構の準備状態を自動判定する第2手段と、
    該可搬型録画媒体機構に挿入される該可搬型録画媒体の準備状態を自動判定する第3手段と、
    該カメラの準備状態を自動判定する第4手段と、
    該マイクの準備状態を自動判定する第5手段と、
    該第1手段乃至第5手段の各々における自動判定結果が正常状態を示すとき、該画像と該音声とを共に該固定型録画媒体と該可搬型録画媒体に同時記録させる第6手段と、
    を備え、
    該第6手段は、該第2手段が該可搬型録画媒体機構の準備状態を正常と判定したとき、該第3手段での自動判定を実行せずに該第4及び第5手段の自動判定を実行してディスクを用いないテスト録画を行わせることを特徴とする録音録画装置。
  13. 請求項1において、
    該第6手段は、記録した項目を一覧表にしたライブラリ管理画面を外部の表示手段に表示させるとともに、各記録項目毎に、画像復旧、削除、再生、又はディスクへのコピーを実行させることを特徴とする録音録画装置。
  14. 請求項1において、
    該第6手段は、該同時記録を操作者が開始させるための手段を含むことを特徴とする録音録画装置。
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