JP3126030U - 複合型記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DVDローダーの読み出し性能が低い場合でも、JPEGファイルやMPEG4ファイルなどのレジューム再生を早めることができる複合型記録再生装置を提供する。
【解決手段】DVDに記録されているファイルがJPEGやMPEG4のファイルであるか否かが判定される。前記ファイルがJPEGやMPEG4のファイルであると判定され、再生中に、停止操作が検知されると、再生再開時に必要なデータブロックがDVDから読み出されてバッファデータとしてHDに書き込まれる。この後、レジューム再生させるため、再生再開要求が受け付けられると、DVDに対する要求アドレスがHDに対する要求アドレスに変換される。HDに前記変換された要求アドレスが有ると判定されたとき、HD内の前記要求アドレスに対応するバッファデータが読み出される。再生再開時には、HDから読み出されたバッファデータがデコードされる。
【選択図】図4

Description

本考案は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置とを備えた複合型記録再生装置に関し、特に、光ディスクに記録されたJPEGファイルやMPEG4ファイルなどの再生開始の処理やレジューム再生の処理に関する。
近年、光ディスクとしてDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)が普及してきている。このようなDVDには、静止画圧縮を行うJPEGや動画圧縮を行うMPEG2などによる画像データ圧縮技術やオーディオデータ圧縮技術の採用により、様々な種類のデータが混在して記録されていると共に、各種の機能を実現するための制御データ(ナビゲーションパック情報等)が記録されている。また、従来から知られている光ディスクであるCD(コンパクト・ディスク)においては、圧縮されたオーディオデータと共にJPEGによる静止画データも記録されている場合もある。
DVDに例えば映画を記録する場合、通常はビデオデータとオーディオデータが記録されるが、それ以外に複数の言語の字幕データを記録しておくことにより、ユーザが選択した言語の字幕を表示することが可能になる。また、映画監督や出演者のプロフィールなどの静止画データも記録させておくことにより、ユーザの操作によって、それらのプロフィールなどを表示することが可能になる。更に、DVDの再生動作を一時停止して、その後、再び再生動作をさせた場合、停止位置から再び再生を開始させる所謂レジューム機能が光ディスク再生装置に備えられている。
このようなレジューム機能を有する光ディスク再生装置においては、光ディスクの情報を再生している時に再生が停止すると、再生停止位置のアドレス情報がメモリに記憶され、その後、再び再生が開始されると、前記メモリに記憶されているアドレス情報に基づいて前記再生が停止された箇所から再生を開始する。即ち、このような光ディスク再生装置では、前回再生停止した箇所を自動的に探し、続きから再生できるようになっている。
特開平8−249862号公報 特開平2−122488号公報
ところで、従来の光ディスク再生装置において、JPEGやMPEG4で光ディスクに記録された静止画ファイルや動画ファイルのデータを再生しているときに、レジューム停止した後、停止した箇所から再び再生させるレジューム再生を行う際、JPEGファイルやMPEG4ファイルのデータ構造上の問題で、再生再開時には、予測を行わずに圧縮を行うフレーム内符号化画像であるIピクチャが存在する時点まで遡った分までのデータブロックが必要となる。
したがって、従来の光ディスク再生装置では、JPEGやMPEG4で光ディスクに記録された静止画ファイルや動画ファイルのデータを再生しているときに、レジューム停止した後、停止した箇所から再び再生させるレジューム再生を行う際には、Iピクチャが存在する時点まで戻ってデータを読み出してデコード処理し再生を再開するようになっているので、特に、DVDローダーの読み出し性能が低い場合、ユーザが再生キーを押下してから、レジューム再生が開始するまでに時間が多くかかり、ユーザにとっては使い勝手が劣るという課題があった。特に、再生対象がMPEG4ファイルは、1秒当りのデータ量が大きい場合があるが、この場合、DVDローダーの読み出しが遅いと間に合わなくなる。これによって、従来の光ディスク再生装置では、再生映像が飛び飛びの映像になったりするようなエラーが発生するという課題もあった。
なお、特許文献1の従来技術は、上位装置からのリードコマンドで記憶媒体の所定のアドレスからアドレス情報およびデータを読み出しバッファに格納すると共に、次回操作時にリードコマンドで指示されるアドレス情報に対応するデータがバッファにあるときは、前記格納されているデータを上位位置に転送することにより、上位装置からのリードコマンドに対して迅速に応答し、媒体ローディング後の媒体アクセスの高速化を図ることができるようにしているが、この従来技術は、光ディスク再生装置においてレジューム再生を早める処理に関しては開示されていない。
特許文献2の従来技術は、ディスクがロードされたときに、ピックアップを所定の位置に移動させて、アドレス部分のデータを読み出し、このデータを記憶手段に記憶させ、この後、ホストシステムからデータの読み出し命令が発行されたときに、記憶手段に記憶されたデータを転送するように制御するようにしているが、この従来技術も、光ディスク再生装置においてレジューム再生を早める処理に関しては開示されていない。
本考案は、上記のような課題を解決するためになされたもので、DVDローダーの読み出し性能が低い場合でも、JPEGファイルやMPEG4ファイルなどのレジューム再生を早めることができる複合型記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の考案は、挿入された光ディスクに記録されているファイルがJPEGファイル/MPEG4ファイルであるか否かを判定するファイル判定手段と、前記ファイルがJPEGファイル/MPEG4ファイルであると判定された後、JPEGファイル/MPEG4ファイルのデータが再生されている時に停止操作を検知すると、再生再開時に必要なデータブロックを前記光ディスクから読み出してバッファデータとして前記ハードディスクに書き込ませるバッファデータ書き込み手段と、再生再開要求を受け付けたときに、前記光ディスクに対する要求アドレスを前記ハードディスクに対する要求アドレスに変換する要求アドレス変換手段と、前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する要求アドレス有無判定手段と、前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有ると判定されたときに、前記ハードディスク内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出すバッファデータ読み出し手段と、前記光ディスクからの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダに与えてデコードさせる代わりに、前記ハードディスクから読み出されたバッファデータを前記デコーダに与えてデコードさせるデコード制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする複合型記録再生装置を提供する。
この構成において、ファイル判定手段は、光ディスクに記録されているファイルがJPEGやMPEG4のファイルであるか否かを判定する。光ディスクに記録されているファイルがJPEGやMPEG4のファイルであると判定され、再生中に、バッファデータ書き込み手段は、停止操作を検知すると、再生再開時に必要なデータブロックを光ディスクから読み出してバッファデータとしてハードディスクに書き込ませる。この後、前記停止操作によりレジューム停止した状態から、再び続きのデータを光ディスクより再生させるため、要求アドレス変換手段は、再生再開要求を受け付けたときに、光ディスクに対する要求アドレスをハードディスクに対する要求アドレスに変換する。
次に、要求アドレス有無判定手段は、ハードディスクに前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する。ハードディスクに前記変換された要求アドレスが有ると判定されたとき、バッファデータ読み出し手段は、ハードディスク装置を再生動作させ、ハードディスク内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出す。そして、デコード制御手段は、光ディスクからの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダに与えてデコードさせる代わりに、ハードディスクから読み出されたバッファデータをデコーダに与えてデコードさせる。
この構成によれば、JPEGファイル/MPEG4ファイルの再生中にレジューム停止した後、再生再開時に必要となるデータブロックに対する読み出し要求があると、光ディスクの記録領域をアクセスせずに、ハードディスクの記録領域をアクセスして前記データブロックのバッファデータを読み出す。これにより、光ディスクに記録されたデータブロックの代わりに、ハードディスクに記録されたバッファデータが速く読み出されることになり、再生再開の待ち時間短縮や高ビットレートのファイル再生における転送が間に合わないなどのエラーを回避することができる。
請求項2の考案は、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置とを備えた複合型記録再生装置において、挿入された光ディスクに記録されているファイルが所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルであるか否かを判定するファイル判定手段と、前記ファイルが所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルであると判定された後、所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルのデータが再生されている時に停止操作を検知すると、再生再開時に必要なデータブロックを前記光ディスクから読み出してバッファデータとして前記ハードディスクに書き込ませるバッファデータ書き込み手段と、再生再開要求を受け付けたときに、前記光ディスクに対する要求アドレスを前記ハードディスクに対する要求アドレスに変換する要求アドレス変換手段と、前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する要求アドレス有無判定手段と、前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有ると判定されたときに、前記ハードディスク内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出すバッファデータ読み出し手段と、前記光ディスクからの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダに与えてデコードさせる代わりに、前記ハードディスクから読み出されたバッファデータを前記デコーダに与えてデコードさせるデコード制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする複合型記録再生装置を提供する。
この構成において、ファイル判定手段は、光ディスクに記録されているファイルがJPEGやMPEG4のファイルであるか否かを判定する。光ディスクに記録されているファイルが所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルであると判定され、再生中に、バッファデータ書き込み手段は、停止操作を検知すると、再生再開時に必要なデータブロックを光ディスクから読み出してバッファデータとしてハードディスクに書き込ませる。この後、前記停止操作によりレジューム停止した状態から、再び続きのデータを光ディスクより再生させるため、要求アドレス変換手段は、再生再開要求を受け付けたときに、光ディスクに対する要求アドレスをハードディスクに対する要求アドレスに変換する。
次に、要求アドレス有無判定手段は、ハードディスクに前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する。ハードディスクに前記変換された要求アドレスが有ると判定されたとき、バッファデータ読み出し手段は、ハードディスク装置を再生動作させ、ハードディスク内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出す。そして、デコード制御手段は、光ディスクからの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダに与えてデコードさせる代わりに、ハードディスクから読み出されたバッファデータをデコーダに与えてデコードさせる。
この構成によれば、所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルの再生中にレジューム停止した後、再生再開時に必要となるデータブロックに対する読み出し要求があると、光ディスクの記録領域をアクセスせずに、ハードディスクの記録領域をアクセスして前記データブロックのバッファデータを読み出す。これにより、光ディスクに記録されたデータブロックの代わりに、ハードディスクに記録されたバッファデータが速く読み出されることになり、再生再開の待ち時間短縮や高ビットレートのファイル再生における転送が間に合わないなどのエラーを回避することができる。
請求項3の考案では、請求項2の考案において、所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルとは、JPEGファイル/MPEG4ファイルのようにDVDビデオ規格のファイルとは異なる静止画ファイル/動画ファイルであるので、JPEGファイル/MPEG4ファイルなどに対するレジューム再生をも早めることが可能になる。
以上のように本考案によれば、挿入された光ディスクに記録されているファイルがJPEGファイル/MPEG4ファイルであるか否かを判定するファイル判定手段と、前記ファイルがJPEGファイル/MPEG4ファイルであると判定された後、JPEGファイル/MPEG4ファイルのデータが再生されている時に停止操作を検知すると、再生再開時に必要なデータブロックを前記光ディスクから読み出してバッファデータとして前記ハードディスクに書き込ませるバッファデータ書き込み手段と、再生再開要求を受け付けたときに、前記光ディスクに対する要求アドレスをハードディスクに対する要求アドレスに変換する要求アドレス変換手段と、前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する要求アドレス有無判定手段と、前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有ると判定されたときに、前記ハードディスク内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出すバッファデータ読み出し手段と、前記光ディスクからの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダに与えてデコードさせる代わりに、前記ハードディスクから読み出されたバッファデータを前記デコーダに与えてデコードさせるデコード制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたので、JPEGファイル/MPEG4ファイルの再生中にレジューム停止した後、再生再開時に必要となるデータブロックに対する読み出し要求があると、光ディスクの記録領域をアクセスせずに、ハードディスクの記録領域をアクセスして前記データブロックのバッファデータを読み出す。これにより、光ディスクに記録されたデータブロックの代わりに、ハードディスクに記録されたバッファデータが速く読み出されることになり、再生再開の待ち時間短縮や高ビットレートのファイル再生における転送が間に合わないなどのエラーを回避することができる。
また、本考案によれば、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置とを備えた複合型記録再生装置において、挿入された光ディスクに記録されているファイルが所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルであるか否かを判定するファイル判定手段と、前記ファイルが所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルであると判定された後、所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルのデータが再生されている時に停止操作を検知すると、再生再開時に必要なデータブロックを前記光ディスクから読み出してバッファデータとして前記ハードディスクに書き込ませるバッファデータ書き込み手段と、再生再開要求を受け付けたときに、前記光ディスクに対する要求アドレスを前記ハードディスクに対する要求アドレスに変換する要求アドレス変換手段と、前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する要求アドレス有無判定手段と、前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有ると判定されたときに、前記ハードディスク内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出すバッファデータ読み出し手段と、前記光ディスクからの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダに与えてデコードさせる代わりに、前記ハードディスクから読み出されたバッファデータを前記デコーダに与えてデコードさせるデコード制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたので、所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルの再生中にレジューム停止した後、再生再開時に必要となるデータブロックに対する読み出し要求があると、光ディスクの記録領域をアクセスせずに、ハードディスクの記録領域をアクセスして前記データブロックのバッファデータを読み出す。これにより、光ディスクに記録されたデータブロックの代わりに、ハードディスクに記録されたバッファデータが速く読み出されることになり、再生再開の待ち時間短縮や高ビットレートのファイル再生における転送が間に合わないなどのエラーを回避することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施の形態について説明する。図1は本考案の一実施形態に係る複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。
この複合型記録再生装置1は、光ディスクとしてのDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)13に対して情報の記録/再生を行うDVDレコーダである光ディスク装置2と、HD(ハードディスク)14に対して情報の記録/再生を行うHDD(ハードディスクドライブ)であるハードディスク装置3と、図示しないアンテナからのテレビ放送信号を受信し、所望のチャンネルのテレビ放送信号を選択して映像音声信号として出力するチューナ4と、光ディスク装置2またはハードディスク装置3またはチューナ4から出力された映像音声信号を復号するデコーダ5と、チューナ4が受信可能な放送チャンネルを記憶すると共にシステムコントローラ10の動作に必要なプログラムなどを記憶するフラッシュROM6と、デコーダ5で復号された映像信号をモニタ装置(テレビ受信機など)12で表示可能な映像信号に変換する映像出力部7と、デコーダ5で復号された音声信号をモニタ装置12で出力可能な音声信号に変換する音声出力部8と、リモコン11から送信された赤外光の各種の指令信号を受信し、受信した赤外光の指令信号を電気信号の指令信号に変換し、この指令信号をシステムコントローラ10に入力するリモコン受信部9と、装置全体を制御する前記システムコントローラ10とを備えている。
システムコントローラ10は、本実施形態の特徴として、挿入されたDVD13に記録されているファイルがJPEGファイル/MPEG4ファイルであるか否かを判定するファイル判定手段と、前記ファイルがJPEGファイル/MPEG4ファイルであると判定された後、JPEGファイル/MPEG4ファイルのデータが再生されている時に停止操作を検知すると、再生再開時に必要なデータブロックをDVD13から読み出してバッファデータとしてHD14に書き込ませるバッファデータ書き込み手段と、再生再開要求を受け付けたときに、DVD13に対する要求アドレスをHD14に対する要求アドレスに変換する要求アドレス変換手段と、HD14内に前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する要求アドレス有無判定手段と、HD14内に前記変換された要求アドレスが有ると判定されたときに、HD14内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出すバッファデータ読み出し手段と、DVD13からの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダ5に与えてデコードさせる代わりに、HD14から読み出されたバッファデータをデコーダ5に与えてデコードさせるデコード制御手段とを有する。
図2は本実施形態においてDVDに記録されているJPEGファイル/MPEG4ファイルのデータを再生している際中にレジューム停止した時にハードディスクに保存されるデータの状態を説明するための図である。
図2において、21はDVD13(図1参照)の記録領域の一部を示し、この記録領域21において23は、レジューム停止された後、再生再開時に必要となるデータブロックを示している。22はHD14(図1参照)の記録領域の一部を示し、この記録領域22において24は、レジューム停止された後、再生再開時に必要となるデータブロックがDVD13から読み出されて保存されているバッファデータを示している。図2において、時点tでレジューム停止しても、再生再開時に必要となるデータブロック23は、予測を行わずに圧縮を行うフレーム内符号化画像であるIピクチャが存在する時点Tまで遡った分までのデータになる。
図3は本実施形態においてDVDに記録されているJPEGファイル/MPEG4ファイルのデータを再生している際中にレジューム停止した後に再び再生が開始した時にハードディスクに保存されるデータを読み出す状態を説明するための図である。
図3において、21はDVD13(図1参照)の記録領域の一部を示し、この記録領域21において23は、レジューム停止された後、再生再開時に必要となるデータブロックを示している。22はHD14(図1参照)の記録領域の一部を示し、この記録領域22において24は、レジューム停止された後、再生再開時に必要となるデータブロックがDVD13から読み出されて保存されているバッファデータを示している。図3において、レジューム停止した後、再生再開時に必要となるデータブロック23に対する読み出し要求があると、DVD13の記録領域21をアクセスせずに、HD14の記録領域22をアクセスしてバッファデータ24を読み出す。これにより、データブロック23の代わりにバッファデータ24が速く読み出されることになり、再生再開の待ち時間短縮や高ビットレートのファイル再生における転送が間に合わないなどのエラーを回避することができる。
図4は本実施形態においてDVDに対する再生開始処理とレジューム停止処理と再生再開時の処理とを説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図3を参照してDVDに対する再生開始処理とレジューム停止処理と再生再開時の処理とについて説明する。
先ず、DVD13が装置に挿入されると、システムコントローラ22は、光ディスク1の挿入を検知し(ステップS1)、DVD13を少し回転させると共に図示しない光ピックアップを駆動させ、DVD13の管理領域からディスク管理情報を読み出す処理である所謂マウント処理を行って(ステップS2)、システムコントローラ22のファイル判定手段は、DVD13に記録されているファイルがJPEGやMPEG4のファイルであるか否かを判定する(ステップS3)。
DVD13に記録されているファイルがJPEGやMPEG4のファイルでないと判定された場合は、システムコントローラ10は、JPEGやMPEG4のファイルでないファイル(MPEG2などのファイル)に対して通常通りの処理を実行させるが(ステップS4)、DVD13に記録されているファイルがJPEGやMPEG4のファイルであると判定された場合において、この後、リモコン11の再生キー(または図示しない本体操作部の再生キー)が押下されると、システムコントローラ10は、再生キーが押下されたことを検知し(ステップS5)、これにより、光ディスク装置2を再生動作させ、DVD13に対する再生を開始させる(ステップS6)。
そして、再生中に、リモコン11の停止キー(または図示しない本体操作部の停止キー)が押下されると、システムコントローラ10は、停止キーが押下されたことを検知し(ステップS7)、これにより、光ディスク装置2を停止動作させ、DVD13に対する再生を停止させる(ステップS8)。この再生の停止は、JPEGファイル/MPEG4ファイルのデータ再生のレジューム停止となる。なお、停止キーの代わりに一時停止キーが押下された場合も、同様にレジューム停止される。
また、システムコントローラ10のバッファデータ書き込み手段は、JPEGファイル/MPEG4ファイルのデータが再生されている時に停止操作を検知すると(ステップS7)、光ディスク装置2を再生動作させると共にハードディスク装置3を記録動作させ、再生再開時に必要なデータブロックをDVD13から読み出してバッファデータとしてHD14に書き込ませる(ステップS9)。
この後、前記レジューム停止した状態から、再び続きのデータをDVD13より再生させるため、ユーザによって再生キーが押下されると、システムコントローラ10は、再生キーが押下されたことを検知し(ステップS10)、再生再開要求を受け付けたときに(ステップS11)、システムコントローラ10の要求アドレス変換手段は、DVD13に対する要求アドレス(レジューム再生させるデータが記録されているDVD13上のアドレス)をHD14に対する要求アドレス(レジューム再生させるバッファデータが記録されているHD14上のアドレス)に変換する(ステップS12)。
次に、システムコントローラ10の要求アドレス有無判定手段は、HD14内に前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する(ステップS13)。この例の場合は、ステップS9において、バッファデータがHD14に書き込まれており、そのバッファデータが書き込まれているアドレスが要求アドレスに相当するので、HD14内に前記変換された要求アドレスが有ると判定される。次に、システムコントローラ10のバッファデータ読み出し手段は、ハードディスク装置3を再生動作させ、HD14内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出す(ステップS14)。そして、システムコントローラ10のデコード制御手段は、DVD13からの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダ5に与えてデコードさせる代わりに、HD14から読み出されたバッファデータをデコーダ5に与えてデコードを開始させる(ステップS15)。
以上説明したように、所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルの再生中にレジューム停止した後、レジューム停止した後、再生再開時に必要となる例えば、データブロック23(図3参照)に対する読み出し要求があると、DVD13の記録領域21(図3参照)をアクセスせずに、HD14の記録領域22(図3参照)をアクセスしてバッファデータ24を読み出す。これにより、データブロック23の代わりにバッファデータ24が速く読み出されることになり、再生再開の待ち時間短縮や高ビットレートのファイル再生における転送が間に合わないなどのエラーを回避することができる。
即ち、本実施形態の複合型記録再生装置では、DVD13に対して低価格などを目的とした低速なローディングを行うDVDローダーを有する光ディスク装置2を使用し、JPEGファイルやMPEG4ファイル(DivXファイル、XviDファイル)などDVD−VIDEO規格のファイルとは異なる静止画再生や動画再生を行う場合に、レジューム停止した後、ユーザが操作を行っていない期間に、HDD(ハードディスクドライブ)であるハードディスク装置3のHD(ハードディスク)14にCD/DVDメディア上のアドレスとデータを予めバッファする。そして、次回操作(レジューム再生操作)において、CD/DVDメディアからのデータの読み出し要求があり、バッファ済みのアドレスのデータがHD14に有る場合は、そのバッファ済みのアドレスのデータをデコーダ5に転送することで、早くデコード処理が完了し、レジューム再生を早める。DVD13に比べHD14の方がデータの転送速度が速いことを利用することで、再生再開の待ち時間短縮や高ビットレートのファイル再生における転送が間に合わないなどのエラーを回避することができる。
本考案は、DVDレコーダとハードディスクレコーダとを備えた複合型記録再生装置におけるレジューム再生機能に利用することが可能である。
本考案の一実施形態に係る複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態においてDVDに記録されているJPEGファイル/MPEG4ファイルのデータを再生している際中にレジューム停止した時にハードディスクに保存されるデータの状態を説明するための図である。 前記実施形態においてDVDに記録されているJPEGファイル/MPEG4ファイルのデータを再生している際中にレジューム停止した後に再び再生が開始した時にハードディスクに保存されるデータを読み出す状態を説明するための図である。 前記実施形態においてDVDに対する再生開始処理とレジューム停止処理と再生再開時の処理とを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
2 光ディスク装置
3 ハードディスク装置
5 デコーダ
10 システムコントローラ(ファイル判定手段、バッファデータ書き込み手段、要求アドレス変換手段、要求アドレス有無判定手段、バッファデータ読み出し手段、デコード制御手段)
13 DVD(光ディスク)
14 HD(ハードディスク)

Claims (3)

  1. 光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置とを備えた複合型記録再生装置において、
    挿入された光ディスクに記録されているファイルがJPEGファイル/MPEG4ファイルであるか否かを判定するファイル判定手段と、
    前記ファイルがJPEGファイル/MPEG4ファイルであると判定された後、JPEGファイル/MPEG4ファイルのデータが再生されている時に停止操作を検知すると、再生再開時に必要なデータブロックを前記光ディスクから読み出してバッファデータとして前記ハードディスクに書き込ませるバッファデータ書き込み手段と、
    再生再開要求を受け付けたときに、前記光ディスクに対する要求アドレスを前記ハードディスクに対する要求アドレスに変換する要求アドレス変換手段と、
    前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する要求アドレス有無判定手段と、
    前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有ると判定されたときに、前記ハードディスク内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出すバッファデータ読み出し手段と、
    前記光ディスクからの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダに与えてデコードさせる代わりに、前記ハードディスクから読み出されたバッファデータを前記デコーダに与えてデコードさせるデコード制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする複合型記録再生装置。
  2. 光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置とを備えた複合型記録再生装置において、
    挿入された光ディスクに記録されているファイルが所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルであるか否かを判定するファイル判定手段と、
    前記ファイルが所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルであると判定された後、所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルのデータが再生されている時に停止操作を検知すると、再生再開時に必要なデータブロックを前記光ディスクから読み出してバッファデータとして前記ハードディスクに書き込ませるバッファデータ書き込み手段と、
    再生再開要求を受け付けたときに、前記光ディスクに対する要求アドレスを前記ハードディスクに対する要求アドレスに変換する要求アドレス変換手段と、
    前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有るか否かを判定する要求アドレス有無判定手段と、
    前記ハードディスク内に前記変換された要求アドレスが有ると判定されたときに、前記ハードディスク内の前記要求アドレスに対応するバッファデータを読み出すバッファデータ読み出し手段と、
    前記光ディスクからの再生再開時に必要なデータブロックをデコーダに与えてデコードさせる代わりに、前記ハードディスクから読み出されたバッファデータを前記デコーダに与えてデコードさせるデコード制御手段と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする複合型記録再生装置。
  3. 所定の圧縮方式で圧縮された静止画ファイル/動画ファイルとは、JPEGファイル/MPEG4ファイルのようにDVDビデオ規格のファイルとは異なる静止画ファイル/動画ファイルであることを特徴とする請求項2に記載の複合型記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190014110A (ko) 2014-05-30 2019-02-11 쇼와 덴코 가부시키가이샤 탄소재료, 그 제조 방법 및 그 용도

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