JP5016237B2 - 電動モータおよび電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動モータおよび電動パワーステアリング装置 Download PDF

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本発明は、ブラシレスDCモータ等の電動モータ、および電動モータを駆動源とする電動パワーステアリング装置に関する。
近年、ステアリングホイール(操舵ハンドル)の操舵力を軽減するためのパワーステアリング装置として、従来の油圧式に代えて電動モータの動力を用いる電動パワーステアリング装置が多くの車両に採用されている。電動パワーステアリング装置は、一般に電動モータの回転トルクを減速機構により倍力してラック・ピニオン機構を介してラック軸に付与し、運転者のステアリング操作をアシストするものである。
従来の電動パワーステアリング装置では、駆動源である電動モータの回転軸(出力軸)を回転自在に支持する際に、回転軸の軸方向の変位(移動)を防止するために、電動モータの回転軸の一端側のみを軸受により回転軸の軸方向に不動支持する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−284023号公報(段落番号[0019]、図1)
ところで、電動パワーステアリング装置の電動モータが駆動されると、磁力のアンバランスや回転軸自体のアンバランスにより、回転軸が高速回転する際に、回転軸の径方向に大きな力(遠心力)が発生する。このため、前記特許文献1のように、電動モータの回転軸の一端側のみを軸受により回転軸の軸方向に不動支持する構成では、回転軸の他端側に、この回転軸の回転に伴う前記径方向に作用する大きな力(遠心力)によって振動が生じやすくなる。
電動モータの駆動時に回転軸に振動が発生すると、この振動が回転軸に連結されている減速機構を介して、ステアリング軸からステアリングホイールに伝達されることによって、ステアリング操作時の操舵フィーリングが低下するという不具合が発生する。さらに、回転軸に生じた振動が、モータハウジングと接続された前記減速機構等を収納しているギアハウジングに伝達されて、このギアハウジングから騒音が発生する場合があった。
そこで、本発明は、回転軸の回転時に生じる径方向の力(遠心力)によって回転軸に振動が発生することを確実に防止することができる電動モータおよび電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、回転軸の外周面に固着した回転子の両端側の回転軸を少なくとも一対の転がり軸受によってモータハウジング内にそれぞれ回転自在に支持した電動モータであって、前記転がり軸受は、リング状の内輪および外輪と、この内輪と外輪との間に回転自在に挟持された転動体とを有し、前記少なくとも一対の転がり軸受の前記各内輪を、前記回転軸の外周面に圧入して隙間なく密着させるとともに、前記各外輪を、前記モータハウジング内の軸受取付部に圧入して隙間なく密着し、前記回転軸の両端側にそれぞれ設けた前記各転がり軸受の前記各内輪を、それぞれ対応する前記各外輪に対して前記回転軸の軸方向に沿って遠ざかる方向にオフセットさせ、前記各内輪間の距離よりも前記各外輪間の距離の方が小さく、前記電動モータの先端側の前記転がり軸受を他端側の前記転がり軸受よりも小さい転がり軸受とし、前記回転軸に設けられた磁石の軸方向中心は、前記電動モータの固定子の軸方向中心に対して他端側にオフセットしていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、回転軸の外周面に固着した回転子の両端側の回転軸をそれぞれ回転自在に支持する各転がり軸受の各内輪を、回転軸の外周面に圧入して隙間なく密着させるとともに、各外輪を、モータハウジング内の軸受取付部に圧入して隙間なく密着することにより、回転軸の回転によってその径方向の力が発生しても、回転軸に振動が発生することを防止することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、回転軸の両端側にそれぞれ設けた各転がり軸受の各内輪を、それぞれ対応する各外輪に対して回転軸の軸方向に沿って遠ざかる方向にオフセットさせることにより、回転軸の回転によってその径方向の力が発生しても、その力の一部を逃がして径方向に作用する力を低減させることができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、電動モータの先端側の転がり軸受を他端側の転がり軸受よりも小さい転がり軸受とし、回転軸に設けられた磁石の軸方向中心は、電動モータの固定子の軸方向中心に対して他端側にオフセットしていることにより、回転軸の回転によってその径方向の力が発生しても、その力の一部を逃がして径方向に作用する力を低減させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記各外輪を、リング状の弾性部材を介して前記モータハウジング内の軸受取付部に圧入して隙間なく密着した、
ことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、回転軸の外周面に固着した回転子の両端側の回転軸をそれぞれ回転自在に支持する各転がり軸受の各内輪を、回転軸の外周面に圧入して隙間なく密着させるとともに、各外輪を、弾性部材を介して前記モータハウジング内の軸受取付部に圧入して隙間なく密着したことにより、回転軸の回転によってその径方向の力が発生しても、回転軸に振動が発生することを防止することができる。
また、請求項に記載の発明は、前記転がり軸受の軸方向の移動を規制する変位規制部材を前記モータハウジングに内設したことを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、転がり軸受の軸方向の移動を規制する変位規制部材をモータハウジングに内設したことにより、転がり軸受が軸方向に移動することを変位規制部材によって阻止することができる。
例えば、変位規制部材で転がり軸受の外輪の軸方向の移動を規制した場合には、転がり軸受とハウジングとの圧入締め代を小さくしたときであっても、転がり軸受の外輪と内輪との軸受間の予圧により、外輪が軸方向にスリップして傾き、内輪と外輪との嵌合が強くなったり、弱くなったりする箇所が発生することがなくなり、転がり軸受が変位規制部材によって揺動運動することが抑制される。
また、従来では、スリップ防止のために、圧入の締め代をある程度大きくとらなけばならなかったため、場合によっては軸受のフリクションが増大し、軸受の寿命を短くしたり、トルクリップルが発生する要因にもなっていたが、本願構成では、締め代を小さく設定することができるため、前記した不具合を解消することができる。
また、請求項に記載の発明は、前記モータハウジングは、前記軸受取付部に連設した開口部を有し、前記変位規制部材は、前記開口部に取り付けられた蓋部材からなることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、変位規制部材は、モータハウジングの軸受取付部に形成された開口部を閉塞する蓋部材からなることにより、軸受取付部に容易に取り付けることができる。
また、請求項に記載の発明は、前記モータハウジングは、前記軸受取付部に連設し、ねじ部が形成された開口部を有し、前記変位規制部材は、前記ねじ部に螺合されることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、変位規制部材は、軸受取付部の開口部のねじ部に締結されるため、ハウジングに容易に、かつ、しっかりと取り付けることができる。また、変位規制部材は、開口部のねじ部に螺合されることにより、ねじ部に締め付けるときのねじ込み量を調整すれば、当該変位規制部材の位置を容易に変更することができる。
また、請求項に記載の発明は、電動モータがブラシレスDCモータであることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、電動モータが高速回転可能なブラシレスDCモータであっても、回転軸に振動が発生することを防止することができる。
また、請求項に記載の発明は、電動モータの駆動によりステアリング系に力を作用させる電動パワーステアリング装置において、前記電動モータが請求項1乃至のいずれかに記載の電動モータであることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、電動パワーステアリング装置の電動モータに請求項1乃至のいずれかに記載の電動モータを用いることにより、電動モータの駆動時に回転軸に振動が発生することを防止して、良好な操舵フィーリングを得ることができる。
本発明に係る電動モータによれば、回転軸の回転によってその径方向の力が発生しても、各転がり軸受の各内輪と回転軸の外周面との間、および各外輪と軸受取付部の内周面との間に隙間がないので、回転軸に振動が発生することを確実に防止することができる。
さらに、電動モータは、変位規制部材を設けたことにより、転がり軸受が軸方向に移動することを阻止できるため、外輪と内輪との軸受間の予圧で転がり軸受が揺動運動することを解消することができる。その結果、電動モータは、フリクショントルクの変動(コギングトルク)の増大や、振動の増大を防止することができる。
また、本発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、電動モータの駆動時に回転軸に振動が発生することを防止することができるので、良好な操舵フィーリングを得ることができる。さらに、回転軸に振動が発生することが防止されることにより、モータハウジングと接続された減速機構等を収納しているギアハウジングに異音が発生することが防止される。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置を示す概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール2に連結されたステアリング軸3と、ステアリング軸3に作用する操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ4と、車速を検出する車速センサ5と、減速機構6を介してステアリング軸3に操舵補助力を付与する電動モータ7と、電動モータ7の駆動を制御する駆動制御装置(ECU)8と、ラック・ピニオン機構9を介して連結されたラック軸10とを備えており、ラック軸10の両端(図では、ラック軸10の一方側は不図示)には、タイロッド11等を介して転舵車輪(前輪)12が連結されている。
図2は、前記電動パワーステアリング装置1の電動モータ7および減速機構6を示す概略断面図である。
図2に示す減速機構6は、電動モータ7の回転トルクを倍力させてステアリング軸3に伝達する機能を有しており、減速歯車機構からなる。この減速機構6は、例えば、電動モータ7の回転軸(出力軸)13に連設されて同回転するウォームギア61と、ステアリング軸3に設けたウォームホイール62とを噛合して構成されている。
図2に示すように、ウォームギア61およびウォームホイール62は、第1モータハウジング20aのフランジ部20cに固定されたギアハウジング63に収納されている。
ウォームギア61は、例えば、回転軸13の軸上に配置されたウォームシャフト61aに一体形成されてなり、このウォームシャフト61aの端部に形成されたカップリング部61bと前記回転軸13のカップリング部13aとを連結することによって、回転軸13と同回転するようになっている。
ウォームシャフト61aは、電動モータ7側の一端部が、ボールベアリング等の転がり軸受からなる第3軸受64を介在してギアハウジング63に保持され、他端部が、ボールベアリング等の転がり軸受からなる第4軸受65を介在してギアハウジング63に保持されている。
第3軸受64および第4軸受65は、内輪64a,65aがウォームシャフト61aに一体形成されたストッパ61c,61dにそれぞれ隣接され、外輪64b,65bがギアハウジング63の内壁に装着されている。
第3軸受64の外輪64bは、ギアハウジング63の内壁に嵌合された止め輪等からなる変位規制部材66によって電動モータ7側の軸方向の移動が規制されている。
図1に示すように、電動モータ7は、本実施形態ではブラシレスDCモータを用いており、減速機構6とラック・ピニオン機構9等を収納したギアハウジング63(図2参照)に接続されている(本発明の特徴である電動モータ7の詳細については後記する)。ラック・ピニオン機構9は、ステアリング軸3に連結されているピニオン軸14に設けたピニオン15と、ラック軸10に設けたラック16とを噛合して構成されている。
本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1は、前記のように構成されており、運転者がステアリングホイール2を操舵すると、ステアリング軸3に付与される操舵トルクによりラック・ピニオン機構9を介してラック軸10が直線往復動し、タイロッド11等を介して転舵車輪12が転舵される。
この際、駆動制御装置(ECU)8は、操舵トルクセンサ4から入力される操舵トルク信号と車速センサ5から入力される車速信号とに基づいて、電動モータ7に流す目標電流値を設定し、この目標電流値とモータ電流センサ17から入力されるモータ電流値との偏差が0になるように電流フィードバック制御して電動モータ7を駆動する。これにより、電動モータ7は適切な操舵補助力(アシスト力)を発生し、この操舵補助力が減速機構6を介してステアリング軸3に付与されることにより、運転者のステアリング操作時における操舵力を低減することができる。
《電動モータの構成》
図3は、前記電動パワーステアリング装置1の電動モータ7を示す概略断面図である。
図3に示すように、この電動モータ7は、一体的に連結された2つの第1、第2モータハウジング20a,20b内に、ラジアルボールベアリング等の転がり軸受からなる一対の第1、第2軸受21,22によって両端側を回転自在に支持した前記回転軸13と、この回転軸13の外周面に固着した回転子(ロータ)23と、この回転子23の外周面と対向するようにして第2モータハウジング20bの内周面に固着した複数の固定子(ステータ)24と、回転子23の回転角度を検出するレゾルバ25を備えたブラシレスDCモータであり、駆動制御装置(ECU)8(図1参照)は、レゾルバ25から入力される回転子23の回転角度検出信号に基づいて、各固定子24の巻線(コイル)26に所定順序で電流を流して回転磁界を発生させ、この回転磁界によって回転子23を回転させる。回転子23の回転により回転軸13も一体に回転する。
第1モータハウジング20aのフランジ部20cは、前記減速機構6とラック・ピニオン機構9等を収納したギアハウジング63(図2参照)の開口部に挿入した後に加締固定されている。
第1軸受21は、回転軸13の外周面に隙間なく圧入されたリング状の内輪27と、第1モータハウジング20a内に形成した軸受取付部20dの内周面に隙間なく圧入した外輪28と、内輪27と外輪28との間に回転自在に挟持された転動体29とで構成されている。
また、第2軸受22も同様に、回転軸13の外周面に隙間なく圧入されたリング状の内輪30と、第2モータハウジング20b内に形成した軸受取付部20eの内周面に隙間なく圧入した外輪31と、内輪30と外輪31との間に回転自在に挟持された転動体32とで構成されている。
図3に示すように、第1軸受21の外輪28は、丸い段差状の軸受取付部20dに嵌着されることによって第1モータハウジング20aに装着されている。第2軸受22の外輪31は、丸い窪み状の軸受取付部20eに嵌着されることによって第2モータハウジング20bに装着されている。
また、第1、第2軸受21,22の内輪27,30は、回転軸13の小径部13b,13cにそれぞれ嵌合されて、回転子23側の端部が段差面13d,13eに当接した状態に組み付けられている。
このため、前記第1軸受21は、第1モータハウジング20aの軸受取付部20dと、回転軸13の段差面13dとによって挟持された状態に組み付けられている。一方、前記第2軸受22は、第2モータハウジング20bの軸受取付部20eと、回転軸13の段差面13eとによって挟持された状態に組み付けられている。
このように、電動モータ7の回転軸13を回転自在に支持する第1、第2軸受21,22の各内輪27,30を回転軸13の外周面に隙間なく圧入するとともに、各外輪28,31を各軸受取付部20d,20eの内周面に隙間なく圧入した構成により、回転軸13の回転時にその径方向の力(遠心力)が発生しても、第1、第2軸受21,22の各内輪27,30と回転軸13の外周面、および各外輪28,31と各軸受取付部20d,20eの内周面との間に隙間がないので、回転軸13に振動が発生することを防止することができる。特に、本実施形態のように、電動モータ7がブラシレスDCモータの場合において回転軸13が高速回転可能であっても、回転軸13に振動が発生することを防止することができる。
また、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置1は、前記構成の電動モータ7を備えているので、この電動モータ7の駆動時に回転軸13に振動が発生することが防止されることにより、良好な操舵フィーリングを得ることができ、さらに、減速機構6とラック・ピニオン機構9等を収納したギアハウジング63(図2参照)から騒音が発生することを防止することができる。
〈実施形態2〉
図4は、本発明の実施形態2に係る電動パワーステアリング装置の電動モータを示す概略拡大断面図である。なお、図3に示した実施形態1に係る電動パワーステアリング装置の電動モータと同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態に係る電動モータ7aは、第1、第2軸受21,22の各外輪28,31を、複数(図では2つ)のリング状の弾性部材33a,33b、34a,34bを介して各軸受取付部20d,20eの内周面にそれぞれ圧入した構成である。
なお、各外輪28,31の外周面には、前記リング状の弾性部材33a,33b、34a,34bが嵌る溝が形成されている。各弾性部材33a,33b、34a,34bは、断面が四角形状に形成されている。
電動パワーステアリング装置の他の構成は、図1に示した実施形態1と同様である。
このように、本実施形態では、電動モータ7aの回転軸13を回転自在に支持する第1、第2軸受21,22の各内輪27,30を回転軸13の外周面に圧入して隙間なく密着し、各外輪28,31をリング状の弾性部材33a,33b、34a,34bを介して各軸受取付部20d,20eの内周面に圧入して隙間なく密着した構成により、回転軸13の回転時にその径方向の力(遠心力)が発生しても、第1、第2軸受21,22の各内輪27,30と回転軸13の外周面、および各外輪28,31と各軸受取付部20d,20eの内周面との間に隙間がないので、回転軸13に振動が発生することを防止することができる。
また、回転軸13の回転に伴って第1、第2軸受21,22の温度が上昇した場合に、第1、第2軸受21,22の各外輪28,31と第1、第2モータハウジング20a,20bの材質が異なることによる熱膨張係数の違いによって、例えば第1、第2モータハウジング20a,20bの各軸受取付部20d,20e側が膨張した場合でも、リング状の弾性部材33a,33b、34a,34bの弾性変形によって吸収することができる。よって、各外輪28,31と各軸受取付部20d,20eの内周面との間に隙間が生じることはなく、回転軸13に振動が発生することを防止することができる。
〈実施形態3〉
図5は、本発明の実施形態3に係る電動パワーステアリング装置の電動モータを示す概略拡大断面図である。なお、図4に示した実施形態2に係る電動パワーステアリング装置の電動モータと同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態に係る電動モータ7bは、前記実施形態2に対して、第1軸受21の内輪27と外輪28を、転動体29の軌道中心に対して回転軸13の軸方向にオフセットさせるとともに、第2軸受22の内輪30と外輪31を、転動体29の軌道中心に対して回転軸13の軸方向にオフセットさせて、第1、第2軸受21,22の各内輪27,30を、各外輪28,31に対して回転軸13の軸方向に沿って少し外側に位置するようにさせている。これにより、回転軸13の回転時にその径方向の発生する力(遠心力)の一部は、各内輪27,30の内側から各転動体29,32を介して各外輪28,31の外側に向けて斜め外側方向に作用する。
これにより、回転軸13の回転時にその径方向の力(遠心力)が発生しても、その一部は各外輪28,31の外側周囲に向けて作用することにより、回転軸13が高速回転している場合でも各軸受取付部20d,20eの内周面に作用する力が低減され、回転軸13に振動が発生することをより確実に防止することができる。
〈実施形態4〉
図6は、本発明の実施形態4に係る電動パワーステアリング装置の電動モータを示す概略拡大断面図である。なお、図4に示した実施形態2に係る電動パワーステアリング装置の電動モータと同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態に係る電動モータ7cは、図4に示した実施形態2に対して、第1軸受21の内輪27と外輪28を、転動体29の軌道中心に対して回転軸13の軸方向にオフセットさせるとともに、第2軸受22の内輪30と外輪31を、転動体32の軌道中心に対して回転軸13の軸方向にオフセットさせて、第1、第2軸受21,22の各外輪28,31を、各内輪27,30に対して回転軸13の軸方向に沿って少し外側に位置するようにさせている。これにより、回転軸13の回転時にその径方向の発生する力(遠心力)の一部は、各内輪27,30の外側から各転動体29,32を介して各外輪28,31の内側に向けて斜め外側方向に作用する。
これにより、回転軸13の回転時にその径方向の力(遠心力)が発生しても、その一部は各外輪28,31の内側周囲に向けて作用することにより、回転軸13が高速回転している場合でも各軸受取付部20d,20eの内周面に作用する力が低減され、回転軸13に振動が発生することをより確実に防止することができる。
前記図4〜図6に示した実施形態2〜4に係る構成の電動モータ7a〜7cを備えた電動パワーステアリング装置1においても、実施形態1と同様に電動モータ7a〜7cの駆動時に回転軸13に振動が発生することが防止されることにより、良好な操舵フィーリングを得ることができ、さらに、減速機構6とラック・ピニオン機構9等を収納したギアハウジング63(図2参照)から騒音が発生することを防止することができる。
〈実施形態5〉
図7は、本発明の実施形態5に係る電動パワーステアリング装置の電動モータを示す概略拡大断面図である。図8は、図7の第2軸受の拡大図である。図9は、図8の矢視A−A線方向断面図である。
なお、図3に示した実施形態1に係る電動パワーステアリング装置の電動モータと同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態に係る電動モータ7dは、図3に示した実施形態1の電動モータ7に対して、第2軸受22に配置された転がり軸受の外輪31の軸方向の移動を規制する変位規制部材40を、第2モータハウジング20bの軸受取付部20eに内設したものである。
図8に示すように、変位規制部材40は、外輪31が、丸い窪み状の軸受取付部20eの奥壁20f側(回転軸13の長手方向側)へ移動することを阻止するためのものであって、例えば、止め輪40aからなる。
図9に示すように、止め輪40aは、C字型の軸用止め輪からなり、金属製板ばね材から形成されて、例えば、軸受取付部20eの内壁にばね力によって圧接して固定されている。
これにより、回転軸13の回転時に、第2軸受22が軸方向に移動するスラスト荷重がかかった場合、外輪31は、止め輪40aによって奥壁20f側の軸方向の移動を規制される。このため、第2軸受22と第2モータハウジング20bとの圧入締め代を小さくした場合であっても、外輪31と内輪30との軸受間の予圧により、外輪31が内輪30に対してスリップして傾いたとしても、内輪30と外輪31との嵌合が強くなったり、弱くなったりする箇所が発生して、第2軸受22が揺動運動することが解消される。
〈実施形態6〉
図10は、本発明の実施形態6に係る電動パワーステアリング装置の電動モータを示す概略拡大断面図である。
なお、図3に示した実施形態1および図7に示した実施形態5に係る電動パワーステアリング装置の電動モータと同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態6に係る電動モータ7eは、図7に示した実施形態5の電動モータ7dに対して、軸受取付部20eを、内壁に雌ねじ部(ねじ部)20hを有する円筒状に形成して、開口部20gを蓋部材50で閉塞したものである。
この場合、蓋部材50は、雌ねじ部20hに螺合する雄ねじ部(ねじ部)50aを有して、開口部20gの雌ねじ部20hに着脱自在に設置される。この蓋部材50は、金属または合成樹脂等によって形成されている。
なお、蓋部材50は、軸受取付部20eの開口部20gを閉塞するものであればよく、その取り付け方法は、圧入等であってもよく、特に限定されない。
このように、開口部20gと蓋部材50とを設けたことにより、開口部20gから第2軸受22および変位規制部材40を挿入することができるため、第2軸受22と変位規制部材40の設置が容易となる。また、止め輪40aを嵌合するための環状溝(図示せず)を軸受取付部20eの内壁に容易に形成することが可能となることにより、止め輪40aをその環状溝に嵌合させれば軸受取付部20eにしっかりと固定できるようになる。
〈実施形態7〉
図11は、本発明の実施形態7に係る電動パワーステアリング装置の電動モータを示す概略拡大断面図である。
なお、図3に示した実施形態1および図10に示した実施形態6に係る電動パワーステアリング装置の電動モータと同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図11に示すように、本実施形態7に係る電動モータ7fは、図10に示した実施形態6の電動モータ7eの止め輪40a(変位規制部材40)に対して、第2軸受22の外輪31の軸方向の移動を規制する変位規制部材41を、蓋部材51に設けたものである。
この場合、蓋部材51は、雌ねじ部(ねじ部)20hに螺合する雄ねじ部(ねじ部)51aと、外輪31に先端の押圧部41aが当接した変位規制部材41と、頭部51bと、を一体形成した金属または合成樹脂等によって形成されている。
なお、蓋部材51は、変位規制部材41に雄ねじ部51aを形成するとともに、頭部51bを、雌ねじ部20hを有する弛緩防止用のロックナットとしてもよい。
また、蓋部材51は、外輪31を押圧する押圧部41aを一体形成して、筒状の軸受取付部20eに取り付けられる袋ナット状のものであってもよい。
このように、開口部20g内に変位規制部材41を挿入して取り付けたことにより、第2軸受22と変位規制部材40の設置が容易となるとともに、変位規制部材41の押圧部41aによって外輪31が開口部20gの開口端側に移動することを阻止することができる。
また、変位規制部材41(蓋部材51)の雄ねじ部51aは、開口部20gの雌ねじ部20hに螺合されることにより、雌ねじ部20hに締め付けるときのねじ込み量を調整することができるため、押圧部41aの位置を変位させて調整することが可能である。変位規制部材41は、押圧部41aで第2軸受22の外輪31を押圧する位置を変位させて、外輪31を適宜な位置に配置させることができる。
〈実施形態8〉
図12は、本発明の実施形態8に係る電動パワーステアリング装置の電動モータを示す概略拡大断面図である。
なお、図3に示した実施形態1および図11に示した実施形態7に係る電動パワーステアリング装置の電動モータと同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図12に示すように、本実施形態8に係る電動モータ7gは、図11に示した実施形態7の電動モータ7fの変位規制部材41に対して、変位規制部材42が第2軸受22に当接する押圧部42aを、内輪30に当接するように形成したものである。
この場合、蓋部材52は、雌ねじ部(ねじ部)20hに螺合する雄ねじ部(ねじ部)52aと、内輪30に先端の押圧部42aが当接した変位規制部材42と、頭部52bと、を一体形成した金属または合成樹脂等によって形成されている。
このように、蓋部材52と一体の変位規制部材42が第2軸受22の内輪30に当接して、内輪30が開口部20g側に移動することを阻止するようにしてもよい。
〈実施形態9〉
図13は、本発明の実施形態9に係る電動パワーステアリング装置の電動モータを示す概略拡大断面図である。
なお、図3に示した実施形態1および図10に示した実施形態6に係る電動パワーステアリング装置の電動モータと同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図13に示すように、本実施形態9に係る電動モータ7hは、図10に示した実施形態6の電動モータ7eの変位規制部材40の止め輪40aに対して、第2モータハウジング20bの軸受取付部20eの開口部20g内に環状溝20iを形成し、この環状溝20iに嵌合するテーパサークリップ43aからなる変位規制部材43を設けたものである。
この場合、環状溝20iは、第2軸受22の外輪31の開口部20g側に隣接した箇所に形成される。テーパサークリップ43aは、その環状溝20iに嵌合されて、外輪31が開口部20g側に移動することを阻止するように設置される。
このようにテーパサークリップ43aによって、外輪31が開口部20g側に移動することを阻止してもよい。
〈変形例〉
また、本発明は、ステアリング系のステアリングホイールと転舵車輪とが機械的に切り離されて、電動モータが転舵車輪に対する転舵力のすべてを発生させる構成のもの(ステアバイワイヤ)についても適用可能である。
本発明の実施形態1に係る電動モータを備えた電動パワーステアリング装置を示す概略構成図。 本発明の実施形態1に係る電動モータおよび減速機構を示す概略断面図。 本発明の実施形態1に係る電動モータを示す概略拡大断面図。 本発明の実施形態2に係る電動モータを示す概略拡大断面図。 本発明の実施形態3に係る電動モータを示す概略拡大断面図。 本発明の実施形態4に係る電動モータを示す概略拡大断面図。 本発明の実施形態5に係る電動モータを示す概略拡大断面図。 図7の第2軸受の拡大図。 図8の矢視A−A線方向断面図。 本発明の実施形態6に係る電動モータを示す概略拡大断面図。 本発明の実施形態7に係る電動モータを示す概略拡大断面図。 本発明の実施形態8に係る電動モータを示す概略拡大断面図。 本発明の実施形態9に係る電動モータを示す概略拡大断面図。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
2 ステアリングホイール
3 ステアリング軸
6 減速機構
7,7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7h 電動モータ
8 駆動制御装置
9 ラック・ピニオン機構
10 ラック軸
13 回転軸
20a 第1モータハウジング(モータハウジング)
20b 第2モータハウジング(モータハウジング)
20d,20e 軸受取付部
20g 開口部
20h:雌ねじ部(ねじ部)
21 第1軸受(転がり軸受)
22 第2軸受(転がり軸受)
23 回転子
24 固定子
27,30 内輪
28,31 外輪
29,32 転動体
33a,33b、34a,34b リング状の弾性部材
40,41,42,43,66 変位規制部材
40a 止め輪
43a テーパサークリップ
50,51,52 蓋部材
50a,51a,52a 雄ねじ部(ねじ部)

Claims (7)

  1. 回転軸の外周面に固着した回転子の両端側の回転軸を少なくとも一対の転がり軸受によってモータハウジング内にそれぞれ回転自在に支持した電動モータであって、
    前記転がり軸受は、リング状の内輪および外輪と、この内輪と外輪との間に回転自在に挟持された転動体とを有し、
    前記少なくとも一対の転がり軸受の前記各内輪を、前記回転軸の外周面に圧入して隙間なく密着させるとともに、前記各外輪を、前記モータハウジング内の軸受取付部に圧入して隙間なく密着し、前記回転軸の両端側にそれぞれ設けた前記各転がり軸受の前記各内輪を、それぞれ対応する前記各外輪に対して前記回転軸の軸方向に沿って遠ざかる方向にオフセットさせ、前記各内輪間の距離よりも前記各外輪間の距離の方が小さく、
    前記電動モータの先端側の前記転がり軸受を他端側の前記転がり軸受よりも小さい転がり軸受とし、前記回転軸に設けられた磁石の軸方向中心は、前記電動モータの固定子の軸方向中心に対して他端側にオフセットしている、
    ことを特徴とする電動モータ。
  2. 記各外輪を、リング状の弾性部材を介して前記モータハウジング内の軸受取付部に圧入して隙間なく密着した、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。
  3. 前記転がり軸受の軸方向の移動を規制する変位規制部材を前記モータハウジングに内設した、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電動モータ。
  4. 前記モータハウジングは、前記軸受取付部に連設した開口部を有し、
    前記変位規制部材は、前記開口部に取り付けられた蓋部材からなる、
    ことを特徴とする請求項に記載の電動モータ。
  5. 前記モータハウジングは、前記軸受取付部に連設し、ねじ部が形成された開口部を有し、
    前記変位規制部材は、前記ねじ部に螺合される、
    ことを特徴とする請求項に記載の電動モータ。
  6. 前記電動モータがブラシレスDCモータである、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の電動モータ。
  7. 電動モータの駆動によりステアリング系に力を作用させる電動パワーステアリング装置において、
    前記電動モータが請求項1乃至のいずれかに記載の電動モータである、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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