JP5012852B2 - 排出装置および原稿搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排出トレイにシートを排出する排出装置と、当該排出装置を備えた原稿搬送装置に関する。
一般に、原稿や画像が形成された用紙などのシートを排出トレイ上に排出する排出装置として、排出トレイ上に先に排出されたシートの下に後のシートを潜り込ませるように排出する潜り込み排紙を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−238252号公報
ところで、潜り込み排紙を行う排出装置では、排出トレイ上のシートの枚数が増えるにつれて摩擦抵抗が高まるので、後のシートは先に排出されたシートの下に潜り込みにくくなり、しわが発生したり、場合によっては詰まったりするおそれがあった。
特に、重いシートや表面が粗いシートなどは、摩擦抵抗が増大しやすいので、後のシートはより早い段階で潜り込みにくくなり、しわなどが発生しやすくなる。さらに、後のシートが早い段階で潜り込みにくくなることで、排出トレイに排出可能なシートの枚数が減ってしまうことがある。
また、後のシートが潜り込みにくくなるという問題は、潜り込み排紙を行う排出装置に特有のものであり、排出トレイ上に先に排出されたシートの上に後のシートを積層させるように排出する積層排紙を行う排出装置では問題とはならない。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、状況に応じて潜り込み排紙を良好にすることができる排出機構および原稿搬送装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の排出装置は、排出トレイ上に先に排出されたシートの下に後のシートを潜り込ませるように排出することが可能な排出装置であって、前記排出トレイに設けられ、回転駆動することで先に排出されたシートの下に排出された後のシートをシートの排出方向に向かって搬送する補助搬送ローラと、前記補助搬送ローラと前記排出トレイ上のシートとを接触状態または非接触状態に切り替える切替機構とを備え、前記補助搬送ローラは、少なくとも一部が前記排出トレイから突出するように配置され、前記切替機構は、前記補助搬送ローラより前記排出トレイから突出して前記排出トレイ上のシートの一部を押し上げることで前記補助搬送ローラと前記排出トレイ上のシートとを非接触状態とする突出位置と、突出位置から下方に退避して前記補助搬送ローラと前記排出トレイ上のシートとを接触状態とする退避位置との間で移動可能な切替部材を有することを特徴とする。
このように構成された排出装置によれば、補助搬送ローラにより、後のシートの潜り込みを補助することができるので、後のシートを良好に潜り込ませることができる。また、切替機構によって補助搬送ローラを接触状態と非接触状態との間で切り替えることができるので、状況に応じて、具体的には、シートの種類(重さや表面の粗さなど)の違いや排出モードの違い、排出トレイに排出されたシートの枚数などに応じて、必要なときに補助搬送ローラを機能させて後のシートを良好に潜り込ませることができる。
また、本発明の原稿搬送装置は、前記した排出装置を備えたことを特徴とする。このように構成された原稿搬送装置によっても、状況に応じて後のシートを良好に潜り込ませることができる。
本発明の排出装置によれば、後のシートの潜り込みを補助する補助搬送ローラと、補助搬送ローラを接触状態と非接触状態との間で切り替える切替機構とを備えるので、状況に応じて潜り込み排紙を良好にすることができる。
本発明の実施形態に係る排出装置を備えた原稿搬送装置の斜視図である。 原稿読取装置の構成を示す図である。 フラップが下方に位置した状態を示す図(a)と、フラップが上方に位置した状態を示す図(b)である。 補助搬送ローラの駆動機構を示す図であり、遊星ギヤが伝達ギヤから離間した状態を示す図(a)と、遊星ギヤが伝達ギヤに歯合した状態を示す図(b)である。 積層モード時の動作を説明するための図(a),(b)である。 潜込モード時の動作を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本実施形態に係る排出装置を備えた原稿搬送装置1の概略構成について簡単に説明した後、排出装置の詳細な構成について説明する。
なお、以下の説明において、「搬送方向」とはシートの一例としての原稿が供給トレイ10から排出トレイ100に向けて搬送される方向(図2の太い実線参照)であり、「排出方向」とは原稿が原稿搬送部30(排出ローラ200)から排出トレイ100に排出される方向である。また、搬送方向・排出方向における上流および下流をそれぞれ単に「上流」および「下流」といい、原稿の搬送方向・排出方向に直交する方向(原稿の幅方向)を「幅方向」という。
<原稿搬送装置の概略構成>
図1に示すように、原稿搬送装置1は、原稿を載置する供給トレイ10と、原稿が排出される排出トレイ100と、原稿を供給トレイ10から排出トレイ100に向けて搬送する原稿搬送部30とを主に備えている。
図2に示すように、原稿搬送装置1の下方には、公知のフラットベッドスキャナ2が設けられており、原稿搬送装置1とフラットベッドスキャナ2とによって原稿読取装置(符号省略)が構成されている。原稿搬送装置1は、フラットベッドスキャナ2に対して開閉可能に構成されている。
フラットベッドスキャナ2は、原稿搬送装置1を開いたときに原稿を静置するプラテンガラス2G(原稿台)と、イメージセンサ2S(読取装置)とを主に備えている。このフラットベッドスキャナ2は、イメージセンサ2Sによって、プラテンガラス2Gに静置された原稿を走査しながら読み取ることができるとともに、原稿搬送装置1により読取位置Rに搬送された原稿を読み取ることができる。
原稿搬送部30には、原稿を供給トレイ10から排出トレイ100に案内する略U形状の搬送経路31(太い実線参照)と、原稿をスイッチバックさせるための略Y形状の反転経路32(太い破線参照)とが形成されている。
搬送経路31には、上流から下流に向けて順に、吸入ローラ41、吸入ニップ片42、分離ローラ43、分離ニップ片44、第1搬送ローラ45、第2搬送ローラ47および排出ローラ200が設けられている。第1搬送ローラ45と第2搬送ローラ47との間にはプラテンガラス2Gを介してイメージセンサ2Sと対向する読取位置Rがあり、第2搬送ローラ47の下流では反転経路32が分岐して延びている。搬送経路31と反転経路32が分岐する部分には、上下に揺動することで原稿を搬送経路31と反転経路32とに振り分けるフラップ状の第1ガイド部材61が設けられている。
反転経路32は、搬送経路31と分岐する部分から外部(図2の右方向)に向かって延びる第1経路32Aと、第1経路32Aから分岐して搬送経路31(第1搬送ローラ45の上流)に合流する第2経路32Bとから構成されている。第1経路32Aには、第3搬送ローラ51と、反転ローラの一例としてのスイッチバックローラ(以下、SBローラという。)53とが設けられている。
SBローラ53は、原稿の表裏を反転する(スイッチバックする)ための公知のローラであり、原稿を反転経路32から排出する方向(正方向)または原稿を反転経路32に引き戻す方向(逆方向)に回転駆動する。具体的に、SBローラ53は、公知の制御によって、正方向に回転して第1経路32Aと第2経路32Bとが分岐する部分を原稿の後端が通り過ぎるまで原稿の一部を外部に向けて排出し、一時的に停止した後、逆方向に回転して原稿を引き戻し、第2経路32Bに搬送する。
なお、第1経路32Aと第2経路32Bとの切り替えは、第1経路32Aと第2経路32Bとが分岐する部分に設けられた上下に揺動するフラップ状の第2ガイド部材62によって行われる。
<排出装置の詳細構成>
本実施形態の排出装置(符号省略)は、排出トレイ100と、搬送経路31を搬送されてくる原稿を排出トレイ100に排出する排出ローラ200と、補助搬送ローラ300と、切替機構(符号省略)とから主に構成されている。詳細については後述するが、排出装置は、排出トレイ100上に先に排出された原稿の下に後の原稿を潜り込ませるように排出することが可能となっている。
[排出トレイの構成]
排出トレイ100は、供給トレイ10の上方に配置され、固定トレイ110と、固定トレイ110の上流側に配置されたフラップ120とを主に備えている。
固定トレイ110は、原稿搬送装置1の外枠を構成する本体フレーム1Aに固定されることで、通常は原稿搬送部30に対して変位しないように構成されている。
フラップ120は、下流側に設けられた揺動軸121(揺動中心)を中心として、上流端部122が上下に揺動可能となるように、本体フレーム1Aに支持されている。このフラップ120の上流端は、下方に屈曲しており、屈曲する部分には上方に向けて突出する突出部123が形成されている。
このようなフラップ120は、本体フレーム1Aに設けられたカム410によって上下に揺動する。カム410は、フラップ120の上流側付近に設けられており、フラップ120の下方で幅方向に延びる押上バー411と、本体フレーム1Aに正逆回転可能に軸支された一対の軸部412と、押上バー411の両端と各軸部412を連結する一対の連結部413とから主に構成されている。
このようなカム410は、軸部412が回転することで、フラップ120を、図3(a)に示す下方に位置した状態と、図3(b)に示す上方に位置した状態との間で揺動させる。これにより、原稿搬送装置1における原稿の排出モードを、排出トレイ100上に先に排出された原稿の上に後の原稿を積層させるように排出する積層モード(図5(b)参照)と、排出トレイ100上に先に排出された原稿の下に後の原稿を潜り込ませるように排出する潜込モード(図6参照)とに切り替えることができる。積層モードおよび潜込モードのときの動作については後述する。
図3(b)に示すように、排出トレイ100は、潜込モードのときに、フラップ120の上面が略水平方向に延び、フラップ120の下流側に配置された固定トレイ110の上面が下流側に向かうにつれて斜め上方へ傾斜するように延びている。一方、図3(a)に示すように、積層モードのときは、フラップ120の上面と固定トレイ110の上面とが、下流側に向かうにつれて斜め上方へ傾斜する1つの傾斜面を形成している。
[補助搬送ローラの構成]
図2に示すように、補助搬送ローラ300は、排出トレイ100のうち、固定トレイ110の上流端部に設けられ、一部(上部)が排出トレイ100(固定トレイ110)の上面から突出するように配置されている。
この補助搬送ローラ300は、図示時計回り方向(図6参照)に回転駆動することで先に排出された原稿の下に排出された後の原稿を排出方向に向かって搬送する。より正確に述べると、補助搬送ローラ300は、後の原稿を排出方向に向かって補助的に搬送するローラであり、排出ローラ200によって排出(搬送)されてくる後の原稿の潜り込みを補助する。
この補助搬送ローラ300のローラ表面は、補助搬送ローラ300の回転駆動だけでは排出トレイ100上にすでに排出された原稿を搬送する(移動させる)ことができない程度の摩擦係数となっている。これにより、排出トレイ100上にすでに排出された原稿の排出トレイ100からの落下を抑制することができる。
また、回転駆動時の補助搬送ローラ300の周速は、排出ローラ200による原稿の排出速度(排出ローラの周速)以下に設定されている。これにより、補助搬送ローラ300による原稿の搬送速度は、排出ローラ200による原稿の排出速度と同じまたは遅くなるので、先に排出された原稿の落下を抑制することができる。
補足すると、後の原稿が排出されているとき、先に排出された原稿は後の原稿との摩擦で移動しやすくなっているため、補助搬送ローラ300による搬送速度が排出ローラ200による排出速度より速いと、先に排出された原稿が移動して排出トレイ100からの落下する可能性がある。そこで、本実施形態のように、補助搬送ローラ300による搬送速度を排出ローラ200による排出速度と同じまたは遅くすることで、先に排出された原稿の落下を抑制することができる。
次に、補助搬送ローラ300の駆動機構の構成について説明する。
図4(a),(b)に示すように、補助搬送ローラ300は、SBローラ53と連動して回転駆動可能に構成されている。具体的に、補助搬送ローラ300の駆動機構は、駆動源の一例としての1つのモータ310と、ギヤ列320とから主に構成されている。
モータ310は、本体フレーム1A内の適宜な位置に設けられた正逆回転可能な公知のモータであり、吸入ローラ41、分離ローラ43、各搬送ローラ45,47,51、排出ローラ200、SBローラ53および補助搬送ローラ300に駆動力を付与する。
ギヤ列320は、本体フレーム1A内において、補助搬送ローラ300の側方付近(図1参照)に設けられ、モータ310の駆動力をSBローラ53および補助搬送ローラ300に伝達可能に構成されている。このギヤ列320は、反転ローラギヤの一例としてのSBローラギヤ321と、中間ギヤ322と、サンギヤ323と、遊星ギヤ324と、伝達ギヤ325とを備えている。
SBローラギヤ321は、一対のSBローラ53の上側のローラと一体に回転するギヤであり、モータ310から直接または他のギヤなどを介して間接的に入力された駆動力をSBローラ53に伝達する。
中間ギヤ322は、SBローラギヤ321およびサンギヤ323と歯合しており、SBローラギヤ321から伝達された駆動力をサンギヤ323に伝達する。
サンギヤ323および遊星ギヤ324は、各回転軸が板状の連結部材326に形成された穴に回転可能に挿入されて、連結した状態で互いに歯合している。連結されたサンギヤ323および遊星ギヤ324は、サンギヤ323の回転軸を中心として、遊星ギヤ324が伝達ギヤ325に近接(歯合)する位置と伝達ギヤ325から離間する位置との間で揺動可能となっている。
伝達ギヤ325は、補助搬送ローラ300と一体に回転するギヤであり、遊星ギヤ324から駆動力が入力されたときに、当該駆動力を補助搬送ローラ300に伝達可能となっている。
このような駆動機構は、図4(b)に示すように、正逆回転可能なモータ310が一の方向に回転して、SBローラ53(SBローラギヤ321)を逆方向(原稿を引き戻す方向)に回転させるときには、サンギヤ323が図示時計回り方向に回転することで、遊星ギヤ324が伝達ギヤに歯合して駆動力を伝達ギヤ325に伝達する。これにより、補助搬送ローラ300が回転駆動する。
一方、図4(a)に示すように、モータ310が、前記した一の方向とは逆の他の方向に回転して、SBローラ53(SBローラギヤ321)を正方向(原稿を排出する方向)に回転させるときには、サンギヤ323が図示反時計回り方向に回転することで、遊星ギヤ324が伝達ギヤから離間する。これにより、伝達ギヤ325に駆動力が伝達されないので、補助搬送ローラ300は停止する。
[切替機構の構成]
図3(a),(b)に示すように、本実施形態の切替機構は、フラップ120と、フラップ120を揺動させるカム410と、切替部材の一例としての一対のローラガード430とから主に構成されている。
詳細については後述するが、切替機構は、補助搬送ローラ300と排出トレイ100上の原稿Mを、図3(b)に示す接触状態、または、図3(a)に示す非接触状態に切り替えるように構成されている。さらに述べると、切替機構は、フラップ120の揺動に連動して動作し、フラップ120が上方に位置する潜込モードのときに接触状態に切り替え、フラップ120が下方に位置する積層モードのときに非接触状態に切り替えるように構成されている。
一対のローラガード430は、側面視略弧状に形成されており、幅方向において補助搬送ローラ300を挟むように配置されて固定トレイ110の上流端部に設けられている(図1も参照)。このローラガード430は、上流側に設けられた揺動軸431(揺動中心)を中心として揺動可能に支持されている。
具体的に、ローラガード430は、図3(a)に示す、補助搬送ローラ300より排出トレイ100(固定トレイ110)の上面から突出して排出トレイ100上の原稿Mの一部を押し上げることで補助搬送ローラ300と排出トレイ100上の原稿Mとを非接触状態とする突出位置と、図3(b)に示す、突出位置から下方に退避して補助搬送ローラ300と排出トレイ100上の原稿Mとを接触状態とする退避位置との間で揺動可能となっている。
ローラガード430の上流端部には、フラップ120の下流端部124に当接する当接部432が設けられている。この当接部432は、フラップ120の上下の揺動、詳細には、図3(a)に示すように、上方に位置したフラップ120の下方への揺動に応じて、フラップ120(下流端部124)に押し動かされて退避位置から突出位置に揺動する。このとき、当接部432は、フラップ120の下流端部124に当接した状態で支持されることで突出位置に規制される。
ローラガード430が突出位置に規制された状態において、フラップ120の揺動軸121から上流側の原稿Mが載る部位(突出部123)までの水平方向における距離L1は、ローラガード430の揺動軸431から排出トレイ100上の原稿Mの荷重を受ける部位(荷重受け部433)までの水平方向における距離L2より長くなっている。また、当接部432と下流端部124とが当接する部位からの各揺動軸121,431までの高さ(鉛直方向における距離)の差は、距離L1と距離L2との差と比較して十分小さくなっている。
これにより、排出トレイ100に排出された原稿Mの荷重が、荷重受け部433にかかった場合、距離L1が距離L2より長いので、てこの原理によってローラガード430が退避位置に押し下げられることが抑制される。その結果、非接触状態のときに補助搬送ローラ300と原稿Mとが接触することを抑制することができる。
一方、図3(b)に示すように、下方に位置したフラップ120が上方へ揺動すると、フラップ120(下流端部124)は当接部432から離間して規制を解除する。ローラガード430は、揺動軸431より下流側の方が重いので、その重さによって突出位置から退避位置に揺動する。
<原稿搬送装置の動作>
次に、以上のように構成された原稿搬送装置1の各排出モードのときの動作について説明する。
[積層モード時の動作]
図3(a)に示すように、原稿搬送装置1は、フラップ120が下方に位置する積層モードのとき、原稿M(M1,M2)の両面読取搬送を実行する。このとき、ローラガード430は突出位置にあり、第1ガイド部材61は上方に、第2ガイド部材62は下方に、それぞれ揺動している。
図5(a)に示すように、積層モード(両面読取搬送)時には、原稿M2(M1)は、表の読取面P3(P1)を下向きにし、裏の読取面P4(P2)を上向きにして供給トレイ10上にセットされる。
搬送が開始されると、供給トレイ10上の原稿M2は、分離ローラ43により搬送経路31に搬送され、第1搬送ローラ45によって読取位置Rに搬送されてイメージセンサ2Sにより表側の読取面P3が読み取られる。その後、原稿M2は、第2搬送ローラ47および第1ガイド部材61により反転経路32(第1経路32A)に搬送される。
反転経路32(第1経路32A)に搬送された原稿M2は、第3搬送ローラ51および正方向に回転するSBローラ53により外部に向けて排出されていく。このときは、図4(a)に示すように、遊星ギヤ324が伝達ギヤから離間して伝達ギヤ325に駆動力を伝達していないので、補助搬送ローラ300は停止している。
これによれば、排出トレイ100上にすでに排出されている原稿M1に折り目がついていたり、カールしていたりすることで、仮に原稿M1の一部が突出位置にある一対のローラガード430の間に入り込んで補助搬送ローラ300と接触していたとしても、原稿M1が搬送されて排出トレイ100から落下することを抑制することができる。
原稿M2のほぼ全部がSBローラ53から排出されると、公知の制御によりSBローラ53が一時的に停止する。このとき、第1ガイド部材61が下方に、第2ガイド部材62が上方に揺動する。また、原稿M2は、表の読取面P3が上向きに、裏の読取面P4が下向きになる。
その後、図3(b)に示すように、SBローラ53が逆方向に回転することで、原稿M2は、反転経路32(第1経路32A)に引き戻され、第2経路32Bに搬送される。そして、原稿M2は、第2経路32Bから搬送経路31に搬送され、第1搬送ローラ45によって読取位置Rに搬送されてイメージセンサ2Sにより裏側の読取面P4が読み取られる。
読取面P4が読み取られた原稿M2は、排出ローラ200により排出トレイ100に排出される。積層モード時は、フラップ120の突出部123が排出ローラ200のニップ位置より下方に位置しているので、原稿M2は、排出トレイ100上に先に排出された原稿M1の上に積層するように排出される。
このとき、ローラガード430は突出位置にあるので、補助搬送ローラ300と排出トレイ100上の原稿M(M1,M2)とは非接触状態となっている。これにより、補助搬送ローラ300が回転駆動していても(図4(b)参照)、原稿Mの搬送が抑制されるので、原稿Mが排出トレイ100から落下することを抑制することができる。
なお、原稿M2は、表の読取面P3を下向きに、裏の読取面P4を上向きにして原稿M1の上に排出される。同様に原稿M1も、表の読取面P1を下向きに、裏の読取面P2を上向きにして排出されているので、積層モードにより、原稿のページ順を、下から順に、P1、P2、P3、P4と整列させた状態とすることができる。この順番は、原稿M1,M2を供給トレイ10に載置したときのページ順と同じである。
[潜込モード時の動作]
図3(b)に示すように、原稿搬送装置1は、フラップ120が上方に位置する潜込モードのとき、原稿M(M1,M2)の片面読取搬送を実行する。このとき、ローラガード430は退避位置にあり、第1ガイド部材61は下方に揺動している。なお、積層モードのとき(少なくとも原稿搬送中)は、図4(b)に示すように、モータ310が常時、前記した一の方向に回転するように制御されるので、遊星ギヤ324が伝達ギヤ325に歯合して駆動力を伝達ギヤ325に伝達し、補助搬送ローラ300を常時回転駆動させる。
図6に示すように、積層モード(片面読取搬送)時には、原稿M2(M1)は、読取面P2(P1)を下向きにして供給トレイ10上にセットされる。
搬送が開始されると、供給トレイ10上の原稿M2は、分離ローラ43により搬送経路31に搬送され、第1搬送ローラ45によって読取位置Rに搬送されてイメージセンサ2Sにより読取面P2が読み取られる。
読取面P2が読み取られた原稿M2は、排出ローラ200により排出トレイ100に排出される。潜込モード時は、フラップ120の突出部123(原稿M1の後端)が排出ローラ200のニップ位置より上方に位置しているので、原稿M2は、排出トレイ100上に先に排出された原稿M1の下に潜り込むように排出される。
このとき、ローラガード430は退避位置にあるので、補助搬送ローラ300と排出トレイ100上の原稿M(M1,M2)とは接触可能な状態となっている。これにより、排出されてくる原稿M2は、補助搬送ローラ300により補助的に搬送され、先に排出された原稿M1の下に良好に潜り込むことができる。
ここで、本実施形態では、フラップ120が水平方向に延び、固定トレイ110が上方へ傾斜して延びるとともに、補助搬送ローラ300が固定トレイ110の上流端部に設けられているので、排出されてくる原稿M2の先端は補助搬送ローラ300に向かって移動することとなる。これにより、原稿M2と補助搬送ローラ300とを確実に接触させることができるので、補助搬送ローラ300の作用を確実に得ることができる。
なお、原稿M2は、読取面P2を上向きにして原稿M1の下に排出される。同様に原稿M1も、読取面P1を上向きにして排出されているので、潜込モードにより、原稿のページ順を、上から順に、P1、P2と整列させた状態とすることができる。この順番は、原稿M1,M2を供給トレイ10に載置したときのページ順と同じである。
以上説明したように、本実施形態の排出装置を備えた原稿搬送装置1によれば、補助搬送ローラ300により、後の原稿M2の潜り込みを補助することができるので、後の原稿M2を良好に潜り込ませることができる。また、切替機構(フラップ120、カム410およびローラガード430)によって補助搬送ローラ300を接触状態と非接触状態との間で切り替えることができるので、状況(排出モードの違い)に応じて、補助搬送ローラ300を機能させて後の原稿M2を良好に潜り込ませることができる。
本実施形態では、切替機構が突出位置と退避位置との間で揺動して進退することで、補助搬送ローラ300と排出トレイ100上の原稿とを接触状態または非接触状態に切り替えるローラガード430を有するので、補助搬送ローラ300の位置を固定することができる。これにより、補助搬送ローラ300の位置が変化する構成と比較して、補助搬送ローラ300の駆動機構を簡易な構成とすることができる。
特に、本実施形態では、切替機構(ローラガード430)がフラップ120の揺動に連動して動作し、突出位置と退避位置との間で揺動して非接触状態と接触状態を切り替えるように構成されているので、ローラガード430を揺動させるための機構を別に設ける必要がない。これにより、原稿搬送装置1をより簡易な構成とすることができるとともに、コストダウンを図ることができる。
本実施形態では、1つのモータ310で補助搬送ローラ300およびSBローラ53に駆動力を付与し、モータ310の回転方向に応じて補助搬送ローラ300を駆動させたり、停止させたりすることが可能な構成としたので、必要なときに補助搬送ローラ300を機能させることができる。また、このような構成を採用することで、補助搬送ローラ300を回転駆動させるためのモータを別に設ける必要がないので、コストダウンおよび省スペース化(小型化)を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、排出トレイ100に1つの補助搬送ローラ300が設けられた構成(図1参照)を例示したが、本発明はこれに限定されず、補助搬送ローラが複数設けられていてもよい。補助搬送ローラを複数設ける場合、補助搬送ローラを、例えば、幅方向に並べて配置してもよいし、排出方向に並べて配置してもよい。
前記実施形態では、ローラガード430(切替部材)が突出位置と退避位置との間で揺動可能に構成された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、切替部材が突出位置と退避位置との間で上下にスライド移動可能に構成されていてもよい。
前記実施形態では、ローラガード430(切替部材)が、フラップ120の下方への揺動に応じてフラップ120に押し動かされて退避位置から突出位置に揺動し、フラップ120の上方への揺動に応じて揺動軸431より下流側の重さで突出位置から退避位置に揺動するように構成した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、切替部材を常時突出位置に付勢するバネを設け、フラップの上方への揺動に応じてフラップに押し動かされて突出位置から退避位置に揺動し、フラップの下方への揺動に応じてバネの付勢力で退避位置から突出位置に揺動するように構成してもよい。また、切替部材の当接部とフラップとを常時当接するように配置し、フラップの上下の揺動に応じてフラップに押し動かされて当接状態(当接面積や当接位置など)が変化することで、突出位置と退避位置との間で揺動するように構成してもよい。
前記実施形態では、後の原稿と補助搬送ローラ300とを確実に接触させるため、潜込モードのときに、フラップ120が水平方向に延び、固定トレイ110が上方へ傾斜して延びるように、フラップ120と固定トレイ110を配置し、補助搬送ローラ300を固定トレイ110の上流端部に設けた構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、潜込モードのときに、フラップが下流側に向かうにつれて斜め上方へ傾斜するように延び、固定トレイがフラップより大きな傾斜角度で下流側に向かうにつれて斜め上方へ傾斜するように延びるように、フラップと固定トレイを配置し、補助搬送ローラを固定トレイの上流端部に設けてもよい。
前記実施形態では、排出モードの違いに応じて、補助搬送ローラ300と排出トレイ100上の原稿(シート)とを接触状態または非接触状態に切り替える構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シートの種類の違いや排出トレイに排出されたシートの枚数などに応じて切り替えてもよい。具体的には、ユーザがシートの種類(重いシートなど)を選択したときに切り替えるように構成したり、排出トレイに排出されたシートの枚数が所定枚数を超えたときに切り替えるように構成したりしてもよい。
前記実施形態では、排出モードを切り替えるため、上流端部が上下に揺動することで潜込モードと積層モードとを切り替えるフラップを有する構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、上下にスライド移動することで排出モードを切り替えるフラップを採用してもよい。また、排出トレイの位置は固定とし、排出ローラが上下に移動することで排出モードを切り替える構成を採用してもよい。
前記実施形態では、本発明を排出モードを切替可能な原稿搬送装置1に適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、潜込モード(潜込排紙)のみを行う原稿搬送装置や排出装置に適用してもよい。
前記実施形態では、切替機構がカム410と、フラップ120と、ローラガード430(切替部材)とから構成された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、手動で切替部材を突出位置と退避位置との間で移動させる機構を採用してもよい。また、補助搬送ローラ自身を接触状態の位置と非接触状態の位置との間で移動させる機構を採用してもよい。
前記実施形態では、本発明の排出装置を、排出トレイ100が供給トレイ10の上方に配置された、いわゆる下給紙・上排紙の原稿搬送装置1に適用した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、排出トレイが供給トレイの下方に配置された、いわゆる上給紙・下排紙の原稿搬送装置に適用してもよいし、プリンタや複写機などの画像形成装置の用紙を排出する部分に適用してもよい。
前記実施形態では、反転ローラとしてSBローラ53を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、原稿搬送装置の排出ローラや、画像形成装置において用紙を排出する排出ローラなどであってもよい。
前記実施形態では、記録シートとして、片面または両面に絵や文字などが印刷された原稿を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、本発明の排出装置が画像形成装置に適用された場合には未使用(白紙)の用紙やOHPシートなどであってもよい。
前記実施形態では、補助搬送ローラ300の駆動機構は、モータ310(駆動源)が一の方向に回転してSBローラ53(反転ローラ)を原稿を引き戻す方向に回転させるときに補助搬送ローラ300を回転駆動させ、モータ310が他の方向に回転してSBローラ53を原稿を排出する方向に回転させるときに補助搬送ローラ300を停止させる構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本発明を両面印字が可能なプリンタに適用した場合などにおいて、駆動源が一の方向に回転して排出ローラ(反転ローラ)をシートを排出する方向に回転させるときには、シートを良好に潜り込ませるため、補助搬送ローラ300を回転駆動させ、駆動源が他の方向に回転して排出ローラをシートを引き戻す方向に回転させるときには、シートの移動を防ぐため、補助搬送ローラ300を停止させる構成としてもよい。
1 原稿搬送装置
53 SBローラ
100 排出トレイ
110 固定トレイ
120 フラップ
121 揺動軸
122 上流端部
123 突出部
124 下流端部
200 排出ローラ
300 補助搬送ローラ
310 モータ
320 ギヤ列
321 SBローラギヤ
323 サンギヤ
324 遊星ギヤ
325 伝達ギヤ
326 連結部材
410 カム
430 ローラガード
431 揺動軸
432 当接部
433 荷重受け部
L1 距離
L2 距離
M 原稿

Claims (7)

  1. 排出トレイ上に先に排出されたシートの下に後のシートを潜り込ませるように排出することが可能な排出装置であって、
    前記排出トレイに設けられ、回転駆動することで先に排出されたシートの下に排出された後のシートをシートの排出方向に向かって搬送する補助搬送ローラと、
    前記補助搬送ローラと前記排出トレイ上のシートとを接触状態または非接触状態に切り替える切替機構とを備え
    前記補助搬送ローラは、少なくとも一部が前記排出トレイから突出するように配置され、
    前記切替機構は、前記補助搬送ローラより前記排出トレイから突出して前記排出トレイ上のシートの一部を押し上げることで前記補助搬送ローラと前記排出トレイ上のシートとを非接触状態とする突出位置と、突出位置から下方に退避して前記補助搬送ローラと前記排出トレイ上のシートとを接触状態とする退避位置との間で移動可能な切替部材を有することを特徴とする排出装置。
  2. 前記排出トレイは、排出方向上流端部が上下に揺動することで、排出トレイ上に先に排出されたシートの下に後のシートを潜り込ませるように排出する潜込モードと、排出トレイ上に先に排出されたシートの上に後のシートを積層させるように排出する積層モードとに切り替えるフラップを有し、
    前記切替機構は、前記フラップの揺動に連動して動作し、潜込モードのときに接触状態に切り替え、積層モードのときに非接触状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の排出装置。
  3. 記切替部材は、前記フラップに当接する当接部を有し、前記フラップの上下の揺動に応じて前記フラップに押し動かされて突出位置と退避位置との間で揺動するように構成されたことを特徴とする請求項に記載の排出装置。
  4. 前記フラップは、排出方向下流側に揺動中心を有するとともに、前記切替部材は、排出方向上流側に揺動中心を有し、
    前記フラップの揺動中心から排出方向上流側のシートが載る部位までの水平方向における距離は、前記切替部材の揺動中心から突出位置において前記排出トレイ上のシートの荷重を受ける部位までの水平方向における距離より長いことを特徴とする請求項に記載の排出装置。
  5. 前記排出トレイは、前記フラップと、前記フラップの排出方向下流側に配置された固定トレイとを有し、
    前記フラップは、潜込モードのときに、水平方向または排出方向下流側に向かうにつれて斜め上方へ傾斜するように延びるとともに、
    前記固定トレイは、少なくとも潜込モードのときの前記フラップより大きな傾斜角度で排出方向下流側に向かうにつれて斜め上方へ傾斜するように延び、
    前記補助搬送ローラは、前記固定トレイの排出方向上流端部に設けられたことを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の排出装置。
  6. 搬送されてくるシートを前記排出トレイに排出する排出ローラを備え、
    前記補助搬送ローラの周速は、前記排出ローラによるシートの排出速度以下に設定されたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の排出装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の排出装置を備えたことを特徴とする原稿搬送装置。
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