JPH06326661A - コードレス電話機のチャンネル切替装置 - Google Patents

コードレス電話機のチャンネル切替装置

Info

Publication number
JPH06326661A
JPH06326661A JP5110726A JP11072693A JPH06326661A JP H06326661 A JPH06326661 A JP H06326661A JP 5110726 A JP5110726 A JP 5110726A JP 11072693 A JP11072693 A JP 11072693A JP H06326661 A JPH06326661 A JP H06326661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
call
unit
switching
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5110726A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Fujisawa
伸晃 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP5110726A priority Critical patent/JPH06326661A/ja
Publication of JPH06326661A publication Critical patent/JPH06326661A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】切り替え操作によって親機と子機とのチャンネ
ルズレが発生した場合、子機の通話チャンネルを元の通
話チャンネルに復帰させる機能を持たせる。 【構成】通話チャンネルとして複数のチャンネルが割り
当てられているコードレス電話機であって、子機Bに、
直前の通話終了時の通話チャンネルを初期通話チャンネ
ルとして記憶するチャンネル記憶部34と、通話チャン
ネルを初期通話チャンネルに戻すためのクリアボタン4
2と、初期通話チャンネルによる通話中に、親機による
チャンネルの切り替えが行われて任意の通話チャンネル
に移行し、その後親機とのチャンネルズレが発生したと
き、クリアボタン42が押されることにより、このクリ
アボタン42の操作信号に基づいて通話チャンネルを初
期通話チャンネルに再び切り替えるチャンネル切替制御
部33とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話チャンネルとして
複数のチャンネルが割り当てられており、通話時にはこ
の複数のチャンネルの中から任意のチャンネルを選択し
て通話を行うコードレス電話機に係り、より詳細には、
チャンネルチェンジ機能により親機と子機とのチャンネ
ルズレが発生した場合に、その状態を抜け出して正常な
通話を再開することのできるコードレス電話機のチャン
ネル切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に使用されているコードレス
電話機は、通話チャンネルとして複数のチャンネル(例
えば、10チャンネル等)が割り当てられている。この
ようなコードレス電話機においては、発信時又は着信時
に、親機は複数のチャンネルの中から決められたチャン
ネルを選択(通常は、直前の通話終了時の通話チャンネ
ルを選択)し、その選択した通話チャンネルを使用して
親機と子機との送受信を行うようになっている。
【0003】ところで、このようなシステムのコードレ
ス電話機が狭い地域内に複数台設置されていると、互い
に隣接したコードレス電話機同士が同一チャンネルで作
動している場合等には、一つのコードレス電話機の送信
電波が他の一つのコードレス電話機により受信される場
合がある。
【0004】そのため、従来のコードレス電話機には、
このような混信が発生した場合やノイズ等による受信不
良が発生した場合、通話チャンネルを別のチャンネルに
移行させるためのチャンネル切替キーが子機に設けられ
ている。すなわち、チャンネル切替キーが押されると、
子機から通話チャンネルの切替要求信号が親機に送信さ
れる。親機では、この切替要求信号を受信すると、別の
通話チャンネルに移行するチャンネル切替モードを実行
する。
【0005】つまり、親機は、予め決められた手順に従
って空チャンネル(例えばNチャンネル)を検索し、現
在通話中の例えばMチャンネルから、この検索したNチ
ャンネルに移行するための空チャンネルデータを子機側
に送信し、その後、自らの通話チャンネルをMチャンネ
ルからNチャンネルに切り替える。
【0006】一方、子機では、親機からの空チャネルデ
ータを受信すると、親機との通話チャンネルを今までの
Mチャンネルから、そのデータに示されるNチャンネル
に切り替えた後、切替完了信号を親機側に送信する。こ
れにより、親機と子機とは、以後Nチャンネルを使用し
て通話を継続することになる。
【0007】このように、従来のコードレス電話機で
は、混信やノイズ等による通話不良が発生した場合に
は、子機からの要求によって通話チャンネルを別のチャ
ンネルに移行できるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような手順で通話チャンネルを移行後、子機から送信
された切替完了信号を何らかの障害により親機側で受信
できなかった場合、親機はチャンネルの切り替えに失敗
したと判断し、その時点で通話チャンネルをNチャンネ
ルから再びMチャンネルに切り替えるようになってい
る。
【0009】このとき、子機ではすでにNチャンネルに
切り替わっており、Nチャンネルで固定となっているこ
とから、この場合に親機と子機とのチャンネルズレが発
生し、親機と子機との通話の継続が不可能になるといっ
た問題があった。そのため、通話を継続したい場合に
は、使用者は子機を親機のクレードルに置くオンフック
操作を行って通話を一旦終了し、その後再び子機を取り
上げて、相手側電話機への発信操作を行うといった煩わ
しい操作を行わなければならなかった。
【0010】本発明は上記課題に鑑みて創案されたもの
で、上記したような切り替え操作によって親機と子機と
のチャンネルズレが発生した場合、子機の通話チャンネ
ルを元の通話チャンネルに復帰させる機能を持たせたコ
ードレス電話機のチャンネル切替装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わるコードレス電話機のチャンネル切替
装置は、電話回線に接続された親機に対して無線回線に
より接続される子機を備えたものであって、通話チャン
ネルとして複数のチャンネルが割り当てられており、通
話時にはこの複数のチャンネルの中から任意のチャンネ
ルを選択して通話を行うコードレス電話機に適用し、前
記子機に、直前の通話終了時の通話チャンネルを初期通
話チャンネルとして記憶するチャンネル記憶部と、任意
の通話チャンネルを前記チャンネル記憶部に記憶された
初期通話チャンネルに戻すためのクリアボタンと、前記
初期通話チャンネルによる通話中に、前記親機によるチ
ャンネルの切り替えが行われて切り替え後の通話チャン
ネルに移行し、その後親機とのチャンネルズレが発生し
たとき、前記クリアボタンが押されることにより、この
クリアボタンの操作信号に基づいて切り替え後の通話チ
ャンネルを前記初期通話チャンネルに再び切り替えるチ
ャンネル切替制御部とを備えた構成とする。
【0012】
【作用】チャンネル記憶部には、直前の通話終了時の通
話チャンネルが初期通話チャンネルとして記憶されるよ
うになっている。つまり、通話が行われるたびに、チャ
ンネル記憶部はその記憶データを、通話終了時の通話チ
ャンネルのデータに書き換えるようになっている。
【0013】そして、このチャンネル記憶部に記憶され
ている通話チャンネルで通話中に、受信不良等が発生し
たために子機のチャンネル切替キーが押されると、従来
と同様の手順に従って親機及び子機が空となっている別
の通話チャンネルに移行する。このとき、子機が別の通
話チャンネルに移行した後も親機との送受信が行えない
場合には、子機の使用者は、その時点で子機に設けられ
たクリアボタンを操作する。
【0014】チャンネル制御部は、このクリアボタンの
操作信号に基づいて、通話チャンネルを、切り替え後の
通話チャンネルから切り替え前の元の通話チャンネルに
再び切り替える。
【0015】このとき親機は、チャンネルの切り替えに
失敗したと判断して、すでに通話チャンネルを元の通話
チャンネルに切り替えている。そのため、子機側の切り
替えにより、親機と子機との通話チャンネルが再び一致
することから、その後の通話を継続することが可能とな
る。
【0016】つまり、本発明のコードレス電話機によれ
ば、通話中親機と子機とのチャンネルズレが発生した場
合、子機を親機のクレードルに置いて通信を一旦終了す
るといった操作を行うことなく、そのようなチャンネル
ズレの状態を抜け出して正常な通話を再開することが可
能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1及び図2は、本発明のチャンネル切
替装置が適用されたコードレス電話機の親機A及び子機
Bの電気的構成を示すブロック図である。本実施例で
は、コードレス電話機の使用可能チャンネルとして、1
チャンネルから10チャンネルまでが割り当てられてい
るものとする。
【0018】親機Aの電気的構成を示す図1において、
電話回線1にはフックスイッチ2を介してスピーチネッ
トワーク回路3が接続されており、スピーチネットワー
ク回路3には、通話回路4を介して無線送受信部5が双
方向性に接続されている。また、無線送受信部5には、
子機Bとの間で電波の送受信を行うアンテナ6が接続さ
れている。
【0019】また、電話回線1には送られてくる呼出信
号を検出する着信検出回路7が接続されており、着信検
出回路7の出力は、親機A全体の動作制御を行う制御回
路10の親機制御部11に接続されている。
【0020】制御回路10は、親機制御部11、データ
送受信制御部12、チャンネル切替制御部13及びチャ
ンネル記憶部14によって構成されており、親機制御部
11と、データ送受信制御部12、チャンネル切替制御
部13及びチャンネル記憶部14とは、それぞれが双方
向性の接続となっている。
【0021】また、データ送受信制御部12と無線送受
信部5とは双方向性の接続となっており、チャンネル切
替制御部13の出力は、無線送受信部5に接続された構
成となっている。
【0022】親機制御部11は、着信又は発呼による回
線接続制御や通話制御等、親機A全体の動作制御を行う
とともに、チャンネル切替モードとなったときには、一
定の手順に従って空いているチャンネルを検索し、その
空チャンネルへの切り替え制御を行うブロックとなって
いる。
【0023】データ送受信制御部12は、無線送受信部
5の受信部により受信された子機Bからの発呼要求信号
やチャンネルの切替要求信号等の各種制御信号を親機制
御部11に与えるとともに、子機Bに対する回線接続信
号やチャンネル切替信号等の各種制御信号を無線送受信
部5の送信部に出力するブロックとなっている。
【0024】チャンネル切替制御部13は、チャンネル
切替モードにより検索された空チャンネルの周波数に無
線送受信部5のキャリア周波数を設定することにより、
通話チャンネルの切り替え制御を行うブロックとなって
いる。チャンネル記憶部14は、直前の通話終了時の通
話チャンネルを初期通話チャンネルとして記憶するブロ
ックであって、通話が行われるたびに、その記憶データ
を通話終了時の通話チャンネルのデータに順次書き換え
て記憶するようになっている。
【0025】なお、上記構成において、親機制御部1
1、データ送受信制御部12及びチャンネル切替制御部
13は、コンピュータ上で動作するソフトウエアを含む
構成となっている。
【0026】一方、子機Bの電気的構成を示す図2にお
いて、親機Aとの間で電波の送受信を行うアンテナ21
が接続された無線送受信部22には、通話回路23が双
方向性に接続されており、通話回路23には、マイク2
4の出力と、スピーカ25の入力とが接続されている。
【0027】また、キー操作部40には、ダイヤルキー
や発呼、停止等の各種機能キーの他、通話中に通話チャ
ンネルを任意の通話チャンネルに切り替えるためのチャ
ンネル切替キー41、切り替えた通話チャンネルを元の
通話チャンネルに切り替えるためのクリアボタン42を
備えており、これらチャンネル切替キー41及びクリア
ボタン42の出力は、子機B全体の動作制御を行う制御
回路30の子機制御部31に接続されている。
【0028】制御回路30は、子機制御部31、データ
送受信制御部32、チャンネル切替制御部33及びチャ
ンネル記憶部34によって構成されており、子機制御部
31と、データ送受信制御部32、チャンネル切替制御
部33及びチャンネル記憶部34とは、それぞれが双方
向性の接続となっている。また、データ送受信制御部3
2と無線送受信部22とは双方向性の接続となってお
り、チャンネル切替制御部33の出力は、無線送受信部
22に接続された構成となっている。
【0029】子機制御部31は、着呼又は発呼による通
話制御等、子機B全体の動作制御を行うとともに、親機
Aからの空チャネルデータを受信すると、自らの通話チ
ャンネルをそのデータに示される通話チャンネルに切り
替える制御を行うブロックとなっている。データ送受信
制御部32は、無線送受信部22の受信部により受信さ
れた親機Aからの空チャネルデータ等の各種制御信号を
子機制御部31に与えるとともに、親機Aに対する通話
チャンネルの切替要求信号等の各種制御信号を無線送受
信部22の送信部に出力するブロックとなっている。
【0030】チャンネル切替制御部33は、親機Aから
の空チャンネルデータにより示された空チャンネルの周
波数に無線送受信部22のキャリア周波数を設定するこ
とにより、通話チャンネルの切り替え制御を行うブロッ
クとなっている。チャンネル記憶部34は、直前の通話
終了時の通話チャンネルを初期通話チャンネルとして記
憶するブロックであって、通話が行われるたびに、その
記憶データを通話終了時の通話チャンネルのデータに順
次書き換えて記憶するようになっている。これにより、
子機Bのチャンネル記憶部34と親機Aのチャンネル記
憶部14とには、常に同じ通話チャンネルのデータが記
憶されることになる。
【0031】なお、上記構成において、子機制御部3
1、データ送受信制御部32及びチャンネル切替制御部
33は、コンピュータ上で動作するソフトウエアを含む
構成となっている。
【0032】次に、上記構成のコードレス電話機の動作
を、図3及び図4に示す親機A及び子機Bのそれぞれの
フローチャートを参照して説明する。親機A及び子機B
の各チャンネル記憶部14,34には、直前の通話終了
時の通話チャンネルが初期通話チャンネルとして記憶さ
れている。本実施例では、例えば1チャンネルが初期通
話チャンネルとして記憶されているものとする。
【0033】この状態において、例えば電話回線1を通
じて呼出信号が送られてくると、この呼出信号は着信検
出回路7によって検出され、着信検出信号が出力され
る。親機制御部11では、この着信検出信号に基づき、
チャンネル切替制御部13によって無線送受信部5の周
波数をチャンネル記憶部14に記憶された周波数(すな
わち、初期通話チャンネルである1チャンネル)に設定
するとともに、データ送受信制御部12によって着信検
出信号を無線送受信部5から子機B側に送信する。ま
た、親機制御部11では、この着信検出信号に基づき、
フックスイッチ2をオフフックして電話回線1への接続
を行う(ステップ51,52)。
【0034】一方、子機Bでは、この着信検出信号を無
線送受信部22により受信し、データ送受信制御部32
を介して子機制御部31に与える。子機制御部31は、
この着信検出信号に基づき、チャンネル切替制御部33
によって無線送受信部22の周波数をチャンネル記憶部
34に記憶された周波数(すなわち、初期通話チャンネ
ルである1チャンネル)に設定する(ステップ71)。
【0035】これにより、親機A及び子機Bが共に1チ
ャンネルに設定されるので、子機Bより親機Aを介して
外線との通話が可能となる(ステップ53,72)。こ
の通話状態において、隣接する他のコードレス電話機が
同一チャンネルで作動したような場合等による混信の発
生や、ノイズ等による受信不良が発生した場合には、子
機Bの使用者は、キー操作部40のチャンネル切替キー
41を押圧操作する。子機制御部31は、このキー操作
信号に基づき、データ送受信制御部32を制御して、無
線送受信部22より親機Aに対して通話チャンネルの切
替要求信号を送信する(ステップ73,74)。
【0036】この送信電波は親機Aの無線送受信部5に
より受信され、データ送受信制御部12を介して親機制
御部11に与えられる(ステップ54)。親機制御部1
1では、この切替要求信号に基づき、別の通話チャンネ
ルに移行するチャンネル切替モードを実行する。
【0037】つまり、親機制御部11は、予め決められ
た手順に従って、例えば10チャンネル側から順に空チ
ャンネルを検索する(ステップ55)。ここで、本実施
例では、10チャンネルが空チャンネルであったとす
る。親機制御部11では、この検索した空チャンネルで
ある10チャンネルを示す空チャンネルデータを子機B
側に送信し(ステップ56)、その後チャンネル切替制
御部13を制御して、自らの通話チャンネルをそれまで
の1チャンネルから10チャンネルに切り替える(ステ
ップ57)。
【0038】この送信電波は子機Bの無線送受信部22
により受信され、データ送受信制御部32を介して子機
制御部31に与えられる。子機制御部31では、この空
チャンネルデータに基づき、チャンネル切替制御部33
を制御して、自らの通話チャンネルをそれまでの1チャ
ンネルからそのデータに示される10チャンネルに切り
替えて固定する(ステップ78)。そして後、切替完了
信号を親機A側に送信する(ステップ79)。なお、子
機Bでは、切替要求信号を送信後、親機Aからの空チャ
ンネルデータを受信するまでの間に、通話が終了し又は
所定時間が経過したときには、その時点で通話終了とな
る(ステップ76,77)。
【0039】この送信電波は親機Aの無線送受信部5に
より受信され、データ送受信制御部12を介して親機制
御部11に与えられる(ステップ58)。親機制御部1
1では、この切替完了信号に基づき、通話チャンネルを
切り替えた10チャンネルに固定する。これにより、親
機A及び子機Bが共に10チャンネルに固定されるか
ら、子機Bによる外線との通話の継続が可能となる(ス
テップ62)。
【0040】ところで、子機Bから送信された切替完了
信号が、何らかの電波障害により親機Aで受信されなか
った場合には、親機Aは所定の手順に従って、一旦切り
替えた通話チャンネル(10チャンネル)を元の1チャ
ンネルに再び切り替えて固定する(ステップ58,5
9,60,61) このとき、子機B側では、すでに10チャンネルに切り
替わっており、10チャンネルで固定となっていること
から、親機Aと子機Bとの間でチャンネルズレが発生し
ていることになる。
【0041】このことは、子機Bの使用者にとっては、
通話チャンネルの切り替え後に通話が継続できないこと
から容易に判断し得るので、その時点で子機Bのキー操
作部40に設けられたクリアボタン42を押圧操作する
(ステップ80)。
【0042】子機制御部31は、このキー操作信号に基
づき、チャンネル切替制御部33を制御して、10チャ
ンネルに切り替えた通話チャンネルを、元の1チャンネ
ルの通話チャンネルに切り替える(ステップ81)。こ
れにより、親機Aと子機Bとの通話チャンネルが再び1
チャンネルで一致することから、この1チャンネルによ
りその後の通話を継続することが可能となる。
【0043】この後、通話が終了すると、親機A及び子
機Bの各チャンネル記憶部14,34には、通話終了時
の通話チャンネルが初期通話チャンネルとして記憶され
る。例えば、10チャンネルに切り替えて通話を継続し
た後、通話終了となったときには、各チャンネル記憶部
14,34には、初期通話チャンネルとして10チャン
ネルが記憶されることになる。また、元の1チャンネル
に復帰した状態で通話を終了した場合には、各チャンネ
ル記憶部14,34には、元の1チャンネルが初期通話
チャンネルとして記憶されることになる。
【0044】以上説明したように、本発明に係わるコー
ドレス電話機のチャンネル切替装置によれば、通話中親
機Aと子機Bとのチャンネルズレが発生した場合でも、
子機Bのクリアボタン42を押圧操作するだけでチャン
ネルズレの状態を抜け出し、正常な通話を再開すること
が可能となるものである。
【0045】なお、上記実施例では、空チャンネルの検
索を10チャンネル側から行うようにしているが、空チ
ャンネルをどのようにして検索してゆくかは任意に設定
可能である。例えば、初期通話チャンネルが1チャンネ
ルである場合、上記実施例とは逆に2チャンネル、3チ
ャンネル・・・といった順番に検索してゆくことが可能
である。また、乱数表等を用いてランダムに検索するこ
とも可能である。さらに、上記実施例では受信不良が発
生した場合に、子機の使用者がキ−操作を行って通話チ
ャンネルの切替を実行させる例を示したが、子機が自身
で受信不良を検知し、自動的にチャンネルを切替えるよ
うに動作するものであってもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明に係わるコードレス電話機のチャ
ンネル切替装置は、通話中親機と子機とのチャンネルズ
レが発生した場合でも、子機のクリアボタンを押圧操作
するだけでチャンネルズレの状態を抜け出して、子機の
通話チャンネルを親機の通話チャンネルに一致させるこ
とができるので、つながっている回線を切断することな
く通話を再開することができる。また、通話を再開させ
るために子機を親機のクレードルに置くといった操作も
不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャンネル切替装置が適用されたコー
ドレス電話機の親機の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のチャンネル切替装置が適用されたコー
ドレス電話機の子機の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明のチャンネル切替装置が適用されたコー
ドレス電話機の親機の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】本発明のチャンネル切替装置が適用されたコー
ドレス電話機の子機の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
A 親機 B 子機 10 制御回路 11 親機制御部 12 データ送受信制御部 13 チャンネル切替制御部 14 チャンネル記憶部 30 制御回路 31 子機制御部 32 データ送受信制御部 33 チャンネル切替制御部 34 チャンネル記憶部 41 チャンネル切替キー 42 クリアボタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された親機に対して無線
    回線により接続される子機を備えたものであって、通話
    チャンネルとして複数のチャンネルが割り当てられてお
    り、通話時にはこの複数のチャンネルの中から任意のチ
    ャンネルを選択して通話を行うコードレス電話機におい
    て、 前記子機に、 直前の通話終了時の通話チャンネルを初期通話チャンネ
    ルとして記憶するチャンネル記憶部と、 任意の通話チャンネルを前記チャンネル記憶部に記憶さ
    れた初期通話チャンネルに戻すためのクリアボタンと、 前記初期通話チャンネルによる通話中に、前記親機によ
    るチャンネルの切り替えが行われて切り替え後の通話チ
    ャンネルに移行し、その後親機とのチャンネルズレが発
    生したとき、前記クリアボタンが押されることにより、
    このクリアボタンの操作信号に基づいて切り替え後の通
    話チャンネルを前記初期通話チャンネルに再び切り替え
    るチャンネル切替制御部とを備えたことを特徴とするコ
    ードレス電話機のチャンネル切替装置。
JP5110726A 1993-05-12 1993-05-12 コードレス電話機のチャンネル切替装置 Pending JPH06326661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110726A JPH06326661A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 コードレス電話機のチャンネル切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110726A JPH06326661A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 コードレス電話機のチャンネル切替装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06326661A true JPH06326661A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14542946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5110726A Pending JPH06326661A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 コードレス電話機のチャンネル切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06326661A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7848229B2 (en) * 2003-05-16 2010-12-07 Siemens Enterprise Communications, Inc. System and method for virtual channel selection in IP telephony systems
US8205876B2 (en) 2009-05-28 2012-06-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet ejector and sheet feeder having the same for inserting later-ejected sheets under earlier-ejected sheets

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7848229B2 (en) * 2003-05-16 2010-12-07 Siemens Enterprise Communications, Inc. System and method for virtual channel selection in IP telephony systems
US8205876B2 (en) 2009-05-28 2012-06-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet ejector and sheet feeder having the same for inserting later-ejected sheets under earlier-ejected sheets

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3025712B2 (ja) コードレス電話の子機間通話方式
US5794152A (en) Cordless telephone
JP3166796B2 (ja) コードレス電話
JPH06326661A (ja) コードレス電話機のチャンネル切替装置
JPH02241235A (ja) 無線電話装置
KR100383593B1 (ko) 무선 통신 단말의 원격제어 방법
JP2752994B2 (ja) 無線電話装置
JPH0884362A (ja) コードレス電話機のチャンネル切替装置
JPH06326660A (ja) コードレス電話機のチャンネル切替装置
JP2918357B2 (ja) コードレス電話機の外線転送方式
KR950012580B1 (ko) 무선전화시스템 및 그의 채널변경방법
JP3250819B2 (ja) 無線通信機
JP2921251B2 (ja) コードレス電話機付ファクシミリ装置
JP3308067B2 (ja) コードレス電話機
JP2696449B2 (ja) コードレス電話装置
JPH0787166A (ja) ディジタルコードレス電話
JP2994147B2 (ja) コードレス電話機
JPH08116573A (ja) コードレス電話方式
JPH0697873A (ja) コードレスボタン電話装置の制御情報伝達方式
JPH10257560A (ja) 無線通信装置
JPH05336036A (ja) コードレス電話機
JPH04264857A (ja) 移動通信システム
JPS63111749A (ja) 無線電話装置
JP2000115355A (ja) コードレス電話機
JPH07321904A (ja) 個別鳴動開始のコードレス電話機