JP2994147B2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JP2994147B2
JP2994147B2 JP19820792A JP19820792A JP2994147B2 JP 2994147 B2 JP2994147 B2 JP 2994147B2 JP 19820792 A JP19820792 A JP 19820792A JP 19820792 A JP19820792 A JP 19820792A JP 2994147 B2 JP2994147 B2 JP 2994147B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2回線の外線を使用す
るコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話機は、送受話器の移動範
囲を狭める接続コードが無いため、その使い勝手の良さ
から広く普及している。このコードレス電話機は、1台
の親機と1台の子機とを組み合わせた構成、若しくは1
台の親機と複数台の子機とを組み合わせた構成があり、
これらの構成の何れにおいても外線は親機に接続されて
いる。そして外線に対しては、親機の側若しくは子機の
側の何れの側においても発呼と着呼とが可能となってい
る。また親機と子機との間における内線通話が可能な構
成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、店舗と住居
とが同一建物内にあり、店舗と住居とのそれぞれにおい
て電話機の使用頻度が高い場合には、店舗と住居とのそ
れぞれに外線を接続して使用する必要がある。そして、
各外線に対して子機の使用を可能とするためには上記構
成のコードレス電話機が2組必要となる。
【0004】しかしながら上記構成のコードレス電話機
における子機は、それぞれに対応する親機が決まってい
て、異なる親機に対しては対応できない。そのため住居
内において店舗用の外線をも併せて使用しようとする場
合には、住居内に、店舗用の親機に対応する子機と住居
用の親機に対応する子機との2つの子機を設置しなけれ
ばならないといった問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであり、その目的は、2回線の外線のそれぞれに
親機を接続するとき、一方の親機に対応する子機を用い
て他方の親機に接続された外線を使用することのできる
コードレス電話機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のコードレス電話機は、2回線の外線のうち、一
方の外線を第1の外線とし、他方の外線を第2の外線と
するとき、第1の外線が接続された第1の親機と、この
第1の親機に無線接続される第1の子機と、第2の外線
が接続された第2の親機と、この第2の親機に無線接続
される第2の子機とからなるコードレス電話機であっ
て、前記第1の親機には、前記第1の子機との無線接続
を行う第1の親機通信部が設けられ、前記第2の親機に
は、前記第1の親機通信部との無線接続を行う親機間
信部と、この親機間通信部が接続されると共に前記第2
の子機との無線接続を行う第2の親機通信部とが設けら
れ、前記第2の子機が第1の外線を使用するときには、
前記第2の親機通信部に前記親機間通信部が接続される
と共に、前記親機間通信部と前記第1の親機通信部とが
無線接続されることにより、前記第1の親機と前記第2
の親機との無線回線を使用して、前記第2の子機を前記
第1の親機に接続されている第1の外線に接続する
【0007】
【作用】第2の子機は第2の親機通信部に接続され、第
2の親機通信部は親機間通信部に接続され、親機間通信
部は第1の親機通信部に接続される。つまり、第1の親
機と第2の親機との無線回線(第1の親機通信部と親機
間通信部との無線接続)を使用して、第2の子機が第1
の親機に接続される。また第1の親機通信部には第1の
外線が接続されていることから、以上の接続により、第
2の子機は第1の外線に接続される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1は、本発明のコードレス電話機の一実
施例の概略を示す説明図である。
【0010】図において、第1の外線1が接続された第
1の親機3には、この親機に無線接続される子機とし
て、第1の子機5aおよび第1の子機5bの2台の子機
が設けられており、第2の外線2が接続された第2の親
機4には、この親機に無線接続される子機として、第2
の子機6aおよび第2の子機6bの2台の子機が設けら
れている。
【0011】また第2の親機4は第1の親機3と無線接
続される構成となっていて、第2の親機4は、第1の親
機3に対する子機としての動作を行うと共に、第2の子
機6a、6bに対しては親機として動作する構成となっ
ている。
【0012】図2は、本発明に係る第1の親機3の一実
施例の電気的構成を示すブロック線図である。
【0013】第1の子機5a,5bおよび第2の親機4
との無線接続のための電波を送受信するアンテナ12
は、送信信号と受信信号との分離を行う送信受信分離部
13に接続されており、アンテナ12によって受信され
た高周波信号は、送信受信分離部13を介して受信回路
23に与えられている。
【0014】そして受信回路23によって受信され、検
波された音声信号は、音声信号の切り換えを行うスイッ
チの信号切換部17に送出されており、受信回路23に
よってその取り出しが行われる制御信号は、制御信号の
検出を行う制御信号検出部24に導かれている。
【0015】また信号切換部17からの音声信号と制御
信号送出部25からの制御信号とが導かれた送信回路2
6からの高周波信号は、送信受信分離部13を介してア
ンテナ12に導かれている。そして制御信号送出部25
には、親機としての主要動作の制御を行う制御部14の
出力が与えられており、制御信号検出部24によって検
出された制御信号は制御部14に送出されている。
【0016】また制御部14には、親機の識別を示すI
Dコードおよび子機の識別用のIDコード等が格納され
たメモリであるID−ROM15の出力が導かれてお
り、呼び出し用のベル音を発生するベル部16には制御
部14からの出力が導入されている。
【0017】信号切換部17には、送受話のためのハン
ドセット18が双方向に接続されると共に、送話信号と
受話信号との分離を行うスピーチ回路19が双方向に接
続されている。また第1の外線1は、外線とのインタフ
ェースとなる電話回線接続部21を介して、着呼の検
出、ダイヤリングおよびフック検出を行う着信検出ダイ
ヤルフック部20に接続され、この着信検出ダイヤルフ
ック部20はスピーチ回路19に双方向に接続されてい
る。
【0018】なお上記構成において、第1の子機5a,
5bおよび第2の親機4との無線接続を行う第1の親機
通信部11は、受信回路23、制御信号検出部24、制
御信号送出部25、送信回路26の4つのブロックによ
る構成となっている。
【0019】図3は、本発明に係る第2の親機4の一実
施例の電気的構成を示すブロック線図である。
【0020】第2の親機4の構成は、図2に示す第1の
親機3の構成に、受信回路44と送信回路49とを追加
した構成となっているので、その構成の詳細については
説明を省略し、ここでは第1の親機3と第2の親機4と
の各ブロックの対応関係のみを示すものとする。
【0021】つまりアンテナ31はアンテナ12に対応
し、送信受信分離部34は送信受信分離部13に、受信
回路45は受信回路23に、制御信号検出部46は制御
信号検出部24に、制御信号送出部47は制御信号送出
部25に、送信回路48は送信回路26に対応してして
いる。
【0022】また制御部35は制御部14に、ID−R
OM36はID−ROM15に、ベル部37はベル部1
6に、信号切換部38は信号切換部17に、ハンドセッ
ト39はハンドセット18に、スピーチ回路40はスピ
ーチ回路19に、着信検出ダイヤルフック部41は着信
検出ダイヤルフック部20に、電話回線接続部42は電
話回線接続部21にそれぞれ対応している。
【0023】ただし、上記の互いに対応する各ブロック
の内部の構成の詳細は、第1の親機3としての動作と第
2の親機4としての動作との差異に対応して、異なる部
分がある。例えばID−ROMについては、15では第
1の親機3として必要とするIDコードが格納された構
成となっており、36では第2の親機4として必要とす
るIDコードが格納された構成となっていて、そのデー
タ構成には差異がある。また電話回線接続部42に接続
される外線は第2の外線2となっている。
【0024】また第1の親機3とは対応関係にないブロ
ックである受信回路44および送信回路49について
は、受信回路44は受信回路45と同一構成となってお
り、送信回路49は送信回路48と同一構成となってい
る。
【0025】なお図3に示す構成において、第2の子機
6a,6bとの無線接続を行う第2の親機通信部32
は、受信回路45、制御信号検出部46、制御信号送出
部47、送信回路48の4つのブロックによる構成とな
っており、第1の親機3との無線接続を行う親機間通信
部33は、受信回路44、制御信号検出部46、制御信
号送出部47、送信回路49の4つのブロックによる構
成となっている。そして制御信号検出部46および制御
信号送出部47は、第2の親機通信部32と親機間通信
部33との双方に共に使用される構成となっている。
【0026】図1に示す4台の子機5a,5b,6a,
6bは、その構成が同一となっていて、その一実施例の
電気的構成を図4に示している。
【0027】同図に示す構成は、図2に示す第1の親機
3の構成から、電話回線接続部21、着信検出ダイヤル
フック部20、スピーチ回路19を取り去ると共に、信
号切換部17を取り去った構成となっている。そのため
図4に示す構成では、受信回路63の出力はハンドセッ
ト70に直接に導かれ、送信回路66にはハンドセット
70の出力が直接に導かれた構成となっている。
【0028】図5は、第1の親機3の動作を示すフロー
チャート、図6は第2の親機4の動作を示すフローチャ
ートである。必要に応じて同図を参照しつつ、以下に本
発明の一実施例の動作について説明する。
【0029】なお全ての子機5a,5b,6a,6b
は、その構成および動作が従来技術のものと同一である
ため、以下における子機5a,5b,6a,6bの説明
においては、その詳細な動作説明を省略し、本発明にお
いて必要となる範囲内の説明に留めることとする。
【0030】いま、第1の親機3に接続された第1の外
線1に着信があると、この着信は着信検出ダイヤルフッ
ク部20によって検出されることから、制御部14はベ
ル部16を用いて、着信を示すベル音を発生させる(ス
テップS11)。また制御部14は、制御信号送出部2
5と送信回路26とを用いることによって、第1の子機
5a,5bと第2の親機4(第1の親機3に対する子機
となっている)とに、着信のあることを知らせる(ステ
ップS12)。
【0031】そのため第2の親機4は、着信を知らせる
電波を受信回路44によって受信すると共に制御信号検
出部46によってIDコードを取り出す。そして取り出
されたIDコードとID−ROM36内に格納されたI
Dコードとを比較することによって、送信元が第1の親
機3であるかどうか判定する(ステップS31)。
【0032】この判定により送信元が第1の親機3であ
ることが示されるため、制御部35はベル部37を用い
てベル音を鳴らす(ステップS32)と共に、制御信号
送出部47、送信回路48を用いて、第2の子機6a,
6bに着信のあったことを知らせる(ステップS3
3)。
【0033】つまり第1の外線1に着信があった場合に
は、第1の親機3、第1の子機5a,5b、第2の親機
4、および第2の子機6a,6bの全てにおいてベル音
が鳴ることとなる。
【0034】この呼び出しに対応する動作としては、第
1の親機3のハンドセット18による対応、第1の子機
5aまたは5bによる対応、第2の親機4のハンドセッ
ト39による対応、および第2の子機6aまたは6bに
よる対応がある。
【0035】いま第1の親機3のハンドセット18によ
って対応が行われたとすると、制御部14は、信号切換
部17の制御を行うことによって、第1の外線1をハン
ドセット18に接続し(ステップS21)、第2の親機
4と第1の子機5a,5bの呼び出しの停止を行う(ス
テップS24)。またベル部16の動作を停止させ(ス
テップS25)、通話の開始となる(ステップS2
6)。
【0036】また上記呼び出しにおいて、第1の子機5
aまたは5bの対応があった場合(第1の子機5aが対
応したとする)、制御部14は、信号切換部17の制御
を行うことによって第1の子機5aを第1の外線1に接
続し(ステップS22、S23)、以下ステップS2
4,S25,S26の動作(その他の子機の呼び出しの
停止とベル音の停止と通話の開始)を行う。
【0037】なお上記したハンドセット18による対応
時の動作、および第1の子機5aまたは5bの対応時の
動作は従来技術と同一である。
【0038】また上記の呼び出しにおいて、第2の親機
4のハンドセット39による対応があった場合(ステッ
プS34)、ハンドセット39を、信号切換部38、
機間通信部33を介して第1の親機3に接続する(ステ
ップS40)。また第2の子機6a,6bの呼び出しの
停止を行い(ステップS41)、ベル部37の動作を停
止させる(ステップS42)。
【0039】またこのとき第1の親機3の側では、ステ
ップS22〜26の動作となることから、第2の親機4
が第1の親機3に対する子機として動作し、ハンドセッ
ト39を用いた第1の外線1による通話の開始となる
(ステップS43)。
【0040】また上記の呼び出しにおいて、第2の子機
6aまたは6bのいずれかによる対応(第2の子機6a
が対応したとする)があった場合(ステップS35)、
第2の親機4は、第2の親機通信部32を用いることに
よって第2の子機6aとの間の無線接続を行う(ステッ
プS39)。また信号切換部38の制御を行うことによ
り、第2の親機通信部32に親機間通信部33を接続す
る(具体的には、受信回路44の出力を送信回路48に
接続し、受信回路45の出力を送信回路49に接続す
る)。
【0041】つまり第2の親機通信部32、親機間通信
部33、第1の親機通信部11を介することにより、第
2の子機6aが第1の外線1に接続される。すなわち、
第1の親機3と第2の親機4との無線回線を使用するこ
とにより、第2の親機4に対応する第2の子機6aを用
いて、第1の親機3に接続された第1の外線1を使用す
る。この接続の動作は、第2の親機4の側においてはス
テップS40により示され、第1の親機3の側において
はステップS22,S23により示されている。
【0042】またこのとき第2の親機4は、対応しなか
った第2の子機6bの呼び出しの停止(ステップS4
1)を行うと共にベル部37の動作の停止(ステップS
42)を行う。そして後、第2の子機6aにより、第1
の外線1に対する通話の開始となる(第2の親機4の側
ではステップS43、第1の親機3の側ではステップS
26により示す)。
【0043】以上で第1の外線1に着信があった場合の
動作説明を終了する。また第2の外線2に着信があった
場合には、第2の親機4が親機として動作し、第2の子
機6a,6bのみが子機として動作することになるので
あるが、この動作は従来技術と同一となるため、動作説
明を省略する(第2の外線2に着信があった場合、第1
の親機3と第1の子機5a,5bとは関与しない)。
【0044】以上で外線に着信があった場合の動作説明
を終了し、次に、発呼時の動作について説明する。
【0045】いま第1の子機5aまたは5bから発呼が
あり(ここでは第1の子機5aからの発呼であるとす
る)、その内容が内線要求であった場合、第1の親機3
は、ステップS18の動作からステップS11の動作に
移ることとなる。そしてステップS13におけるハンド
セット18による対応動作となる。このときの動作はス
テップS21となり、次いでステップS25,S26と
なる(ステップS12,S14,S16,S22〜S2
4の動作は行われない)。
【0046】またステップS18における第1の子機5
aからの要求が外線であった場合には、動作はステップ
S19に移り、第1の子機5aが第1の外線1に接続さ
れ(ステップS19)、通話の開始となる(ステップS
20)。
【0047】次に第2の子機6aまたは6bからの発呼
(ここでは第2の子機6aが発呼したとする)があった
場合の動作について説明する。
【0048】その発呼が外線接続の要求である場合、第
2の子機6aと無線接続された第2の親機4の動作は、
ステップS31,S44,S45により示される動作と
なることから、第2の子機6aは、第2の親機通信部3
2、信号切換部38、スピーチ回路40、着信検出ダイ
ヤルフック部41、電話回線接続部42を介して第2の
外線2に接続される。そして通話の開始となる(ステッ
プS46)。
【0049】また第2の子機6aからの発呼が第2の親
機4との内線通話の要求である場合には、第2の親機4
は、ステップS44からステップS47、ステップS5
2へとその動作を移し、第2の子機6aとの間における
内線通話を行う(ステップS52)。
【0050】また第2の子機6aからの内線要求が第2
の親機4との内線通話でない場合、第2の親機4の動作
はステップS47からステップS48に移る。つまり第
2の親機4は、親機間通信部33を用いて第1の親機3
に内線要求の呼び出しを行う。
【0051】そのため第1の親機3の側では、第2の親
機4も子機として扱い、動作をステップS18からステ
ップS11へと移し、ハンドセット18による対応の待
機となる(ステップS13)。この後に続く動作につい
ては、第1の子機5aからの内線要求の場合と同様とな
るため、その説明を省略する。
【0052】一方、第2の親機4の側では、第1の親機
3が対応したときには、親機間通信部33を第2の親機
通信部32に接続することによって、第2の子機6aを
第1の親機3に無線接続させ、第1の親機3と第2の子
機6aとの間において通話を行わせる(ステップS3
4)。
【0053】つまり第2の子機6aは、第1の親機3の
ハンドセット18と内線通話を行うわけである。
【0054】以上で動作説明を終了し、以下に捕捉的な
説明を行う。
【0055】上記したあらゆる場合の呼び出しの動作に
おいては、呼び出された側の対応を待つため、ループ動
作((ステップS13〜S15のループ、ステップS3
4〜S36のループ、ステップS49、S50のルー
プ)が行われているが、このループ動作においては、呼
び出しに対する対応以前に呼び出し側が切った場合、そ
の後に続く動作は、呼び出しを停止する動作となってい
る(ステップS16とS17、ステップS37とS3
8、ステップS51)。
【0056】なお本発明は上記実施例に限定されず、子
機の数については、第1の子機、第2の子機ともそれぞ
れ2台とした場合について説明したが、その他の任意の
台数の子機を設けた構成とすることが可能である。
【0057】また本発明をアナログ方式のコードレス電
話機に適用した場合について説明したが、デジタルコー
ドレス電話機の場合にも同様に適用することが可能であ
り、この場合には、第2の親機通信部32と親機間通信
部33との双方を1つの通信部で共用し、この通信部
に、第2の親機通信部32の機能と親機間通信部33の
機能とを時分割で行わせる構成(TDMA方式)とする
ことも併せて可能である。
【0058】また第1の親機3の側に、受信回路と送信
回路とを追加(この追加したブロックを第の親機
信部とする)すると共に、この第の親機通信部を用
いて第2の親機4の親機間通信部と無線接続を行い、第
1の親機通信部11、第の親機通信部、第2の親機
4の親機間通信部を介することによって、第1の子機5
aまたは5bを第2の外線2に接続する機能を付加した
構成とすることが可能である。
【0059】
【発明の効果】本発明に係るコードレス電話機は、第1
の親機には、第1の外線が接続されかつ第1の子機との
無線接続を行う第1の親機通信部を設け、第2の親機に
は、第1の親機通信部との無線接続を行う親機間通信部
および親機間通信部または第2の外線が接続されかつ第
2の子機との無線接続を行う第2の親機通信部を設ける
ことにより、第2の子機が第1の外線を使用するときに
は、第2の親機通信部に親機間通信部が接続されると共
に、親機間通信部と第1の親機通信部とが無線接続され
ことにより、第1の親機と第2の親機との無線回線を
使用して、第2の子機を第1の親機に接続されている第
1の外線に接続しているので、一方の親機に対応する子
機を用いて他方の親機に接続された外線を使用すること
が可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話機の一実施例の概略を
示す説明図である。
【図2】本発明の第1の親機の一実施例の電気的構成を
示すブロック線図である。
【図3】本発明の第2の親機の一実施例の電気的構成を
示すブロック線図である。
【図4】本発明の子機(第1の子機および第2の子機)
の一実施例の電気的構成を示すブロック線図である。
【図5】第1の親機の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】第2の親機の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 第1の外線 2 第2の外線 3 第1の親機 4 第2の親機 5a,5b 第1の子機 6a,6b 第2の子機 11 第1の親機通信部 32 第2の親機通信部 33 親機間通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/00 H04M 1/72 H04Q 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2回線の外線のうち、一方の外線を第1
    の外線とし、他方の外線を第2の外線とするとき、第1
    の外線が接続された第1の親機と、この第1の親機に無
    線接続される第1の子機と、第2の外線が接続された第
    2の親機と、この第2の親機に無線接続される第2の子
    機とからなるコードレス電話機であって、 前記第1の親機には、前記第1の子機との無線接続を行
    う第1の親機通信部が設けられ、 前記第2の親機には、前記第1の親機通信部との無線接
    続を行う親機間通信部と、この親機間通信部が接続され
    ると共に前記第2の子機との無線接続を行う第2の親機
    通信部とが設けられ、 前記第2の子機が第1の外線を使用するときには、前記
    第2の親機通信部に前記親機間通信部が接続されると共
    に、前記親機間通信部と前記第1の親機通信部とが無線
    接続されることにより、前記第1の親機と前記第2の親
    機との無線回線を使用して、前記第2の子機を前記第1
    の親機に接続されている第1の外線に接続することを特
    徴とするコードレス電話機。
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