JP5007638B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般には、電子機器に係り、特に、電子機器の表示部に関する。本発明は、例えば、移動式無線通信電話、パーソナルディジタルアシスタンツ、携帯型ゲーム機に好適である。
近年、携帯電話の表示部には大画面化と薄型化が益々要求され、その一方で防塵性と強度も両立しなければならない。図16(a)及び図16(b)は、従来の二種類の表示部1及び1Aの構造を示す概略部分断面図である。図16(a)及び図16(b)において、10及び10Aは樹脂製のフロントケース、12は液晶ディスプレイ(LCD)パネル、14は両面テープ、16はパッキン、17はLCDモジュール、18はホルダである。
フロントケース10及び10Aは図示しない樹脂製のリアケースにネジ止めされる。LCDパネル12は情報を表示する。パッキン16は防塵機能を有する。LCDモジュール17はLCDパネル12を保持する。ホルダ18は、リアケースに取り付けられてLCDモジュール17を保持する樹脂又は板金製である。
その他の従来技術としては、特許文献1乃至4がある。
特開平05−206923号公報 特開2006−84969号公報 特開2002−27056号公報 特開2001−175608号公報
表示部1Aは、フロントケース10Aの保持部11Aがパッキン16の上に張り出していないので、フロントケース10の保持部11がパッキン16の上に張り出している表示部1よりも薄型化を図ることができる。しかし、表示部1及び1Aは、共に、フロントケース10及び10AにLCDパネル12を収納する収納高さH及びHAを確保する必要があり、更なる薄型化には不向きである。また、表示部1及び1Aは、共に、LCDパネル12をLCDモジュール17側の面から両面テープ14で引っ張る構造であり、外部衝撃を受けた時にLCDパネル12が浮き上がり易く強度又は耐衝撃性も弱い。更に、表示部1Aは、LCDパネル12が温度変化時(例えば、温度サイクル試験時)にパッキン16の反力を受けて浮き上がり易いため、強度も防塵性も弱い。かかる強度と防塵性の問題はLCDパネル12を大型にするとより顕著になる。
本発明は、薄型化と強度維持の両立を図ることができる電子機器を提供することを例示的な目的とする。
本発明の一側面としての電子機器は、上面部と前記上面部とは異なる位置に配置された係合部とを有する金属製のフレームと、前記フレームと係合するホルダと、前記フレームと前記ホルダとの間に配置され、前記フレームの上面部により周辺部分を覆われる表示パネルと、フロントケースとリアケースから構成され、前記フレームの上面部と前記表示パネルの表面と前記フロントケースの表面とが略同一面を構成するように、前記フレーム、前記ホルダ及び前記表示パネルを収納する筐体と、を有することを特徴とする。かかる電子機器は、金属製のフレーム及びホルダが係合し、その間に表示パネルを上下から挟み込んで固定しているので、表示パネルの浮き上がりを防止することができる。例えば、表示パネルの下にパッキンなどの防塵部材を設けてもその反力により表示パネルが浮き上がることはない。金属性のフレーム及びホルダは、樹脂よりも強度に優れ、また、樹脂成形で形成可能な最小の厚さよりも薄く形成することができるので薄型化を図ることができる。また、フレームの上面部と表示パネルの表面とフロントケースの表面とを略同一面とすることで、いずれかの部材が突出して外部部材と接触し、破損の原因となることを防止し、薄型化も図ることができる。更に、フロントケースに収納高さH又はHAを確保する必要がないので薄型化を図ることができる。
前記フロントケースやリアケースは、前記フレームの一部と接触して前記フレームが前記フロントケースから外れる方向に移動することを規制する係合部を有してもよい。これにより、外部衝撃でユニットがフロントケースから外れることを防止することができ、耐衝撃性を高めることができる。
前記フロントケースと前記表示パネルの間に前記フレームが位置し、前記フロントケースの一部と前記パネルの一部と前記フレームの一部は同一面を構成してもよい。同一面を構成することによって、いずれかの部材が突出して外部部材と接触し、破損の原因となることを防止し、薄型化も図ることができる。
前記フレームは、前記表示パネルの中央部を露出し、前記表示パネルの周囲を覆い、前記表示パネルは周囲が窪んでいてもよい。これにより、パネルの一部とフレームの一部は同一面を構成することができ、フレームが突出して外部部材と接触することを防止し、薄型化も図ることができる。
前記電子機器は、前記表示パネルと前記ホルダとの間に配置され、前記ホルダに係合し、前記表示パネルを保持するモジュールと、前記表示パネルと前記モジュールの間に配置された防塵部材と、を更に有してもよい。これにより、電子機器の防塵性を高めることができる。表示パネルとモジュールの間に防塵部材を配置しても金属製のフレームとホルダとの間に配置されるので表示パネルが防塵部材の反力で浮き上がることを防止することができる。
前記フロントケースは貫通孔を有し、前記電子機器は、前記フロントケースの前記貫通孔を介して前記フロントケースを前記リアケースに固定する固定部材を更に有してもよい。これにより、外部衝撃でユニットがフロントケースから外れることを防止することができ、耐衝撃性を高めることができる。
前記電子機器はスピーカーを更に有し、前記フレームは、前記レシーバーを取り付ける取付部を有してもよい。フレームにレシーバーを取り付ける機能を持たせて多機能化することによって小型化を図ることができる。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、薄型化と強度維持の両立を図ることができる電子機器を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の電子機器の一例としての携帯電話について説明する。携帯電話は、移動式無線通信装置の一例で、移動式無線通信装置は、本実施例において、携帯電話、PDC(パーソナル・ディジタル・セルラー)、PHS(パーソナル・ハンディホン・システム)、その他の移動通信端末を総称する。
図1は、携帯電話100が展開した状態の正面図である。図2は、図1に示す携帯電話100の左側面図である。図3は、図1に示す携帯電話100の右側面図である。図4は、図1に示す携帯電話100の背面図である。図5は、携帯電話が折り畳まれた状態の平面図である。図6は、図5に示す携帯電話100をA側から見た側面図である。図7は、図5に示す携帯電話100をB側から見た側面図である。図8は、図5に示す携帯電話100の斜視図である。図9は、図8に示す携帯電話100の可動部140を回転した状態の斜視図である。
携帯電話100は、固定部110とアーム120とがヒンジ部130によって折り畳み可能に結合される折り畳み式携帯電話であり、アーム120は固定部110に対して回転可能に構成される。ユーザは、携帯電話100の不使用時に図5に示すようにアーム120を固定部110の上に折り畳み、携帯電話100の使用時に折り畳まれたアーム120を回転することによって、図1乃至図4に示すように、アーム120を固定部110に対して展開することができる。
固定部110は、フロントケースとリアケースとを結合した筐体構造を有し、両ケースは、例えば、ABS樹脂から射出成形によって構成され、ネジによって結合される。固定部110は、マルチキー111a、テンキー111b、各種ボタン111cを有してユーザが通信情報を入力する入力部111、マイク112、スライド式イアホンキャップ113、図示しないバッテリ及びプリント基板、音量ボタン114、ミュージックキー115、マイクロSDスロット116、プッシュトークキー117、アンテナ118、指紋認証部119を含む。これらの部材は、例えば、本出願人によって販売されているF904iによって周知であるので、図示と詳しい説明は省略する。
アーム120は、下側に配置されたケース122と、ケース122を覆うカバー部材124とを有する。ケース122とカバー部材124との間に図示しない電子部品が収納されている。電子部品は、プリント基板、ケーブル、カメラ125、その他の電子部品を含む。プリント基板は、可動部140のディスプレイやスピーカーにケーブルを介して接続される。プリント基板は、LCDユニットに表示される情報、レシーバー150から出力される情報を処理すると共に、図示しないフレキシブルプリント基板(FPC)を介して固定部110のプリント基板と交信する。ケース122は、例えば、ABS樹脂から射出成形によって構成される。カバー部材124は、アルミニウム製のパネル、両面テープ、樹脂ケースの三層構造を有し、樹脂ケースはケース122にネジ止めされる。
ヒンジ部130は、アーム120が固定部110に対して折り畳み及び展開が可能となるように接続する。
可動部140はアーム120に対して、図8及び図9に示すように、回転可能に構成されている。回転機構は、例えば、本出願人によって販売されているF904iによって周知であるので、図示と詳しい説明は省略する。
図10は、可動部140の斜視図である。図11の左図は、可動部140の分解斜視図である。可動部140は、フロントケース142とリアケース144とを結合した筐体141を有し、両ケースは、例えば、ABS樹脂から射出成形によって構成される。両ケースは、後述するように、係合すると共にネジ147によって結合される。
可動部140は、レシーバー150及びLCDユニット160を含む。スピーカー150は通話相手の音声や音(音楽やアラーム)を出力する。図11の左図に示すように、可動部150は筐体141にLCDユニット160を収納する。より詳細には、リアケース144上に基板145、LCDユニット160、フロントケース142、ケースパッド146が取り付けられる。図11の右下図は、図11の左図の丸印で示すLCDユニット160の部分拡大斜視図である。図11の右上図は、図11の左図の丸印で示すリアケース144の部分拡大斜視図である。
フロントケース142は、係合部142aと、係合溝142bと、端部142cと、一対の貫通孔142dと、を有する。本実施例のフロントケース142は、従来のフロントケース10及び10Aと異なり、LCDパネル162を保持していない。このため、フロントケース142に収納高さH又はHAを確保する必要がないので薄型化を図ることができる。
係合部142aは、図12を参照して後述するように、LCDユニット160のLCDフレーム板金170の一部(係合部173)と接触することができる端部である。これにより、係合部142aは、LCDフレーム板金170がフロントケース142から外れる方向(図12における上方向)に移動することを規制する。ここで、図12は、可動部140の部分拡大断面図である。
係合溝142bは、図12に示すように、リアケース144の内側部144aの内壁144aの先端が挿入されて係合される。これによって、フロントケース142とリアケース144は係合する。端部142cは、リアケース144の外側部144bの端部144bに接触する。一対の貫通孔142dの各々にはネジ147が挿入される。
リアケース144は、図12に示すように、内側部144aと外側部144bからなる二層構造を有する。
内側部144aは、リアケース144の内面を規定し、図12に示す内壁144aと、図13に示す鈎部144aとを有する。内壁144aは、外側部144bの端部144bよりも突出し、フロントケース142の係合溝142bに挿入される。この結果、フロントケース142とリアケース144は係合すると共にフロントケース142が図12に示す水平方向に移動することが規制される。鈎部144aは、図11の左図のリアケース144の丸印、図11の右上図、及び、図13に示すように、後述するLCDユニット160のLCDフレーム板金170の係合部174に係合する係合部である。これにより、鈎部144aは、LCDフレーム板金170がフロントケース142から外れる方向(図12における上方向)に移動することを規制する。鈎部144aの数と配置は、後述するLCDフレーム板金170の係合部174の数と配置に対応し、本実施例では、7個設けられ、図11の左図の丸印に対応する位置に設けられる。ここで、図13は、可動部150の部分拡大断面図である。
外側部144bは、リアケース144の外面を規定し、端部144bにおいてフロントケース142の端部142cと接触する。
基板145は、LCDユニット160とリアケース144との間に配置されるプリント基板であり、レシーバー150及びLCDユニット160に接続される。基板145は、アーム120のプリント基板や固定部110のプリント基板に接続される。基板145は、レシーバー150に音データを供給すると共にLCDユニット160に表示されるべき各種情報を供給する。
ケースパッド146はネジ147を覆い、それが露出することを防止する。ケースパッド146がネジ147を隠すことによって、ユーザがネジ147を取り外して可動部140を分解しようとする動機を除去する。
一対のネジ147は、フロントケース142の一対の貫通孔142dを貫通して貫通孔142dを介してフロントケース142をリアケース144に固定する固定部材である。これにより、外部衝撃でフロントケース142とリアケース144が分離してLCDユニット160がフロントケース142から外れることを防止することができ、耐衝撃性を高めることができる。
図14は、LCDユニット160の分解斜視図である。LCDユニット160は、LCDフレーム板金170と、LCDパネル162と、両面テープ166と、パッキン167と、LCDモジュール168と、LCDホルダ板金180と、を有する。
LCDフレーム板金170は、金属製のフレームであり、LCDホルダ板金180と協働してLCDパネル162を上から押さえてその浮き上がりを防止すると共にLCDパネル162が大画面になっても強度を維持する。また、本実施例のLCDフレーム板金170は、筐体141からのLCDユニット160の脱落を防止するために、フロントケース142及びリアケース144と係合する。また、LCDフレーム板金170は、LCDパネル162の中央部163を露出させる。LCDフレーム板金170は、天板部171と、側壁172と、係合部173、174及び175と、取付部176とを有する。
天板部171は中空の矩形形状を有し、図12に示すように、LCDパネル162の表面に平行な水平方向に延びる。天板部171は、LCDパネル162の中央部163を露出し、LCDパネル162の周囲164を覆う。
側壁172は、図12に示すように、天板部171から垂直下向きに折れ曲がる。側壁172の内側にはLCDホルダ板金180の一部が位置する。
係合部173は、フロントケース142の係合部142aに接触可能であり、フロントケース142の係合部142aによって係合部173は、図12に示す上方向、即ち、LCDユニット160がリアケース144から離れる方向に移動することが規制される。係合部173は、図15の左図の丸印で囲む8つの位置に設けられる。ここで、図15の左図は、LCDユニット160の斜視図である。図15の右図は係合部173の拡大斜視図である。図12及び図15の右図に示すように、係合部173は、天板部171と平行に、即ち、LCDパネル162の表面に平行な水平方向に延びている。係合部173と142aによって外部衝撃を受けてもLCDパネル162が筐体141から浮いたり脱落したりすることはなくなる。係合部173は、側壁172の一部を切り取って折り曲げることによって形成される。
係合部174は、リアケース144の鈎部144aと係合し、側壁172の一部を切り取ると共に側壁172の外側に屈曲させることによって形成される。リアケース144の鈎部142aによって係合部174は、図13に示す上方向、即ち、LCDユニット160がリアケース144から離れる方向に移動することが規制される。係合部174は、図11の左図の丸印で囲む7つの位置に設けられる。係合部174と144aによって外部衝撃を受けてもLCDパネル162が筐体141から浮いたり脱落したりすることはなくなる。
係合部175は、図15の右図に示すように、側壁172の係合部173を形成する穴の底面を含む。係合部175は、LCDホルダ板金180の係合部184と係合し、LCDフレーム板金170がLCDホルダ板金180から分離することを防止する。
取付部176は、レシーバー150が取り付けられる部分である。LCDフレーム板金170にレシーバー150を取り付ける機能を持たせて多機能化することによって別部材を設けるよりも小型化を図ることができる。取付部176は天板177aと一対の側板177bとを有する。天板177aは、スピーカー150を露出するための貫通穴177aを有する。各側板177bは、スピーカー150の一部が挿入されて係合される貫通孔177bを有する。
LCDパネル162は、LCDフレーム板金162とLCDホルダ板金168との間に配置され、情報(送信情報、着信情報、アドレス帳情報、入力部111から入力された情報、各種機能情報など)を表示する表示パネルである。LCDパネル162は、中央部163と周囲164とを有し、周囲164が中央部163よりも窪んでいる。LCDパネル162は、中央部163において筐体141から露出する。
本実施例のLCDパネル162は、従来のLCDパネル12と異なり、フロントケース142には支持されていない。このため、フロントケース142に収納高さH又はHAを設ける必要がないので薄型化を図ることができる。また、従来のLCDパネル12はフロントケース10又は10Aの外部に配置され、外部衝撃を受けても破損しないように0.6乃至0.8mm程度の厚さが必要であったが、本実施例では、金属製のLCDフレーム板金170とLCDホルダ板金180の係合によってかかる強度を確保しているので、LCDパネル162の厚さを従来よりも薄く0.3mm程度にすることができる。
本実施例においては、フロントケース142とLCDパネル162の間にLCDフレーム板金170が位置する。また、図12及び図13に示すように、フロントケース142の一部とLCDパネル162の一部(中央部163の表面)とLCDフレーム板金170の一部(天板部171の表面)は略同一面を構成する。同一面を構成することによって、いずれかの部材が突出して外部部材と接触し、破損の原因となることを防止し、薄型化も図ることができる。なお、本出願における「同一面」とは、完全な同一面でなくても同一面から若干(コンマ数ミリ)ずれた状態も許容する趣旨である。
両面テープ166は、LCDパネル162の裏面(LCDモジュール168側の面)の周囲165に一面が貼り付けられ、他の面にはパッキン167が貼り付けられている。パッキン167は、ポロン(ウレタンスポンジ)、ズレン(ウレタンフォーム)などから構成される防塵部材である。パッキン167の両面テープ166と反対側の面はLCDモジュール168に接触する。このように、本実施例はLCDパネル162とLCDモジュール168との間に防塵部材を設けている。これにより、携帯電話100の防塵性を高めることができる。LCDパネル162とLCDモジュール168の間にパッキン167を配置してもLCDフレーム板金170とLCDホルダ板金180との間に配置され、LCDフレーム板金170とLCDホルダ板金180は共に金属性で強固に係合するのでLCDパネル162がパッキン167の反力で浮き上がることを防止することができる。
LCDモジュール168は、LCDフレーム板金170とLCDホルダ板金168との間に配置されたモジュールである。LCDモジュール168は、LCDホルダ板金180に係合する4つの係合部168aを有する。各係合部168aは、LCDホルダ板金180の係合溝183と係合する。LCDモジュール168は、LCDパネル162を保持する板状部材である。
LCDホルダ板金180はLCDモジュール168を支持する板状部材である。LCDホルダ板金180は、LCDフレーム板金170と係合する金属製のホルダである。LCDホルダ板金180は、底板181と、底板181を折り曲げて形成した側壁182とを有する。底板181は、板状であるが凹凸が付けられて剛性を上げている。底板181と側壁182との境界の近傍には係合溝183が4箇所形成される。係合溝183にはLCDモジュール168の係合部168aが挿入される。また、側壁182には係合部184が形成される。係合部184は、側壁182の一部をU字形状に切り取って外側に傾斜することによって形成され、LCDフレーム板金170と係合する。係合部184は、図15の左図に示すように、LCDフレーム板金170の係合部175と対応して8箇所設けられる。図12及び図15の右図は係合部184が係合部175と係合している状態を示している。
このように本実施例の携帯電話140は、金属製のLCDフレーム板金170及びLCDホルダ板金180が係合し、その間にLCDパネル162を上下から挟み込んで固定している。このため、LCDパネル162の浮き上がりを防止することができる。金属製のLCDフレーム板金170及びLCDホルダ板金180は、樹脂よりも強度に優れ、また、樹脂成形で形成可能な最小の厚さよりも薄く形成することができるので薄型化を図ることができる。更に、フロントケース142に収納高さH又はHAを確保する必要がないので薄型化を図ることができる。
動作において、ユーザは使用時にヒンジ部130を利用してアーム120を固定部110に対して展開し、ディスプレイ122を横型で見たいと思えば可動部140をアーム120に対して回転する。この場合、曲げ応力が加わるが可動部140の金属製のLCDフレーム板金170とLCDホルダ板金180とが強固に結合しているので曲げ強度を担保している。また、ユーザは大画面のLCDパネル162を強度を維持した状態で見ることができる。不使用時には、ユーザは図5に示す状態に携帯電話100を折り畳むが、フロントケース142に収納高さH又はHAを確保する必要がないので薄型になり、優れた携帯性を発揮することができる。更に、金属製のLCDフレーム板金170とLCDホルダ板金180とが強固に結合しているのでパッキン167による反力でLCDパネル162が浮き上がることを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で様々な変形及び変更が可能である。例えば、本実施例では、ディスプレイはLCDを使用するが、有機エレクトロルミネッセンス(EL)を使用してもよい。
本発明の一実施例の携帯電話を展開した状態の正面図である。 図1に示す携帯電話の左側面図である。 図1に示す携帯電話の右側面図である。 図1に示す携帯電話の背面図である。 図4に示す携帯電話が折り畳まれた状態の平面図である。 図5に示す携帯電話のA側から見た側面図である。 図5に示す携帯電話のB側から見た側面図である。 図5に示す携帯電話の斜視図である。 図8に示す携帯電話の可動部を回転した状態の斜視図である。 可動部の斜視図である。 図11の左図は可動部の分解斜視図である。図11の右下図は、図11の左図の丸印で示すLCDユニットの部分拡大斜視図である。図11の右上図は、図11の左図の丸印で示すリアケースの部分拡大斜視図である。 図10に示す可動部の部分拡大断面図である。 図10に示す可動部の部分拡大断面図である。 図10に示す可動部のLCDユニットの分解斜視図である。 図15の左図は、図10に示す可動部のLCDユニットの斜視図である。図15の右図は、図15の左図のLCDユニットのLCDフレーム板金の係合部の拡大斜視図である。 図16(a)及び図16(b)は従来の可動部の部分概略断面図である。
符号の説明
100 携帯電話(電子機器)
110 固定部
120 アーム
130 ヒンジ部
140 可動部
141 筐体
142 フロントケース
142a 係合部
142d 貫通孔
144 リアケース
144a 鈎部(係合部)
150 レシーバー
160 LCDユニット(ユニット)
162 LCDパネル(表示パネル)
163 中央部
164 周囲
167 パッキン(防塵部材)
168 LCDモジュール(モジュール)
170 LCDフレーム板金(フレーム)
176 取付部
180 LCDホルダ板金(ホルダ)

Claims (8)

  1. 上面部と前記上面部とは異なる位置に配置された係合部とを有する金属製のフレームと、
    前記フレームと係合するホルダと、
    前記フレームと前記ホルダとの間に配置され、前記フレームの上面部により周辺部分を覆われる表示パネルと、
    フロントケースとリアケースから構成され、前記フレームの上面部と前記表示パネルの表面と前記フロントケースの表面とが略同一面を構成するように、前記フレーム、前記ホルダ及び前記表示パネルを収納する筐体と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記フロントケースは、前記フレームの一部と接触して前記フレームが前記フロントケースから外れる方向に移動することを規制する係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記リアケースは、前記フレームの一部と接触して前記フレームが前記フロントケースから外れる方向に移動することを規制する係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記フロントケースと前記表示パネルの間に前記フレームが位置し、前記フロントケースの一部と前記表示パネルの一部と前記フレームの一部は同一面を構成することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記フレームは、前記表示パネルの中央部を露出し、前記表示パネルの周囲を覆い、前記表示パネルは周囲が窪んでいることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記表示パネルと前記ホルダとの間に配置され、前記ホルダに係合し、前記表示パネルを保持するモジュールと、
    前記表示パネルと前記モジュールの間に配置された防塵部材と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記フロントケースは貫通孔を有し、
    前記電子機器は、前記フロントケースの前記貫通孔を介して前記フロントケースを前記リアケースに固定する固定部材を更に有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記電子機器はレシーバーを更に有し、
    前記フレームは、前記レシーバーを取り付ける取付部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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