JP5000840B2 - 複合糸製造方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、連続する有機熱可塑性フィラメントと混合された連続するガラスフィラメントを含む複合糸を製造する方法と装置に関する。
【0002】
このようなガラスフィラメントと有機熱可塑性フィラメントとを含む複合糸を製造するための方法は、既に公知である。
【0003】
ヨーロッパ特許出願公開第367661号明細書は、連続ガラスフィラメントが引き出されるブッシュを含む第1装置と、加圧された有機熱可塑性樹脂を供給されて連続有機フィラメントを送り出す紡糸ヘッドを含む第2装置を採用した方法を記載している。組み合わされる際に、これら二つのタイプのフィラメントは双方がシートの形、或いは一方がシートで他方が糸の形にすることができる。得られたガラス/熱可塑性複合糸においては、熱可塑性フィラメントがガラスフィラメントを取り囲んで、この糸が固い面に接触した場合に発生する摩擦力からそれらを保護する。しかし、この装置では、これら二つのタイプのフィラメントを完全に均質に混ぜることはできず、この複合糸の断面は各タイプのフィラメントの別々の領域を示す。
【0004】
更に、この複合糸は波型にうねる傾向を有する。したがって、この糸がパッケージの形状に巻かれると、熱可塑性フィラメントの収縮が、パッケージの全周にわたってうねりを生じる。この現象は欠点を有する。即ち、一方ではパッケージを製造するのに太いスリーブを使用して、複合糸によって生じるフレッチングに耐えるようにすることが必要であり、他方では幾何学的特徴が保持されないので、パッケージの巻き戻しが阻害される。
【0005】
ヨーロッパ特許出願公開第505275号明細書は、ヨーロッパ特許出願公開第367661号明細書において述べたのと類似の複合糸を製造する方法を提供し、これは合成繊維産業において普通に使用されている少なくとも一つの紡糸ヘッドを用いている。このようにして、有機フィラメントによって取り囲まれた1本以上のガラス糸から形成される複合糸を得ることができ、この複合糸は有機フィラメントを押し出すのに使用される紡糸ヘッドの構成とは無関係である。
【0006】
この文献は、ガラス糸が導入される開いたセクターを含む円錐又は角錐の形をした領域を部分的或いは全体的に画定する一枚以上のシートとして、有機フィラメントを引き出すことを推奨している。得られた複合糸は前述の糸と同じ欠点(フィラメントが均質に分布しておらず、且つうねる)を有している。
【0007】
ヨーロッパ特許出願公開第599695号明細書は、ブッシュから到来する連続ガラスフィラメントの束又はシートと、紡糸ヘッドから到来する連続熱可塑性フィラメントのシートとを混合する際に、ガラスフィラメントの延伸速度よりも大きい速度で熱可塑性フィラメントをガラスフィラメントの束又はシートに挿入するように構成されたガラス/熱可塑性複合糸の製造を記載している。この方法によれば、この複合糸の形成の際に複合糸がうねらないで長時間にわたって安定であるように熱可塑性フィラメントの収縮を補償するために、熱可塑性フィラメントが過剰に延伸される。
【0008】
ヨーロッパ特許出願公開第616055号明細書は、熱可塑性フィラメントのシートをガラスフィラメントの束或いはシートに混合してガラス/熱可塑性複合糸を製造する別の方法を提供し、熱可塑性フィラメントは収束ポイントの上流側でその転位温度よりも高い温度に加熱され、延伸され、次いで冷却される。
【0009】
特に製造コストを低下させるために、オリフィスの数を800或いは1600或いは2400にまで増加させることによって、工業的ブッシュの製造能力を向上させることが求められている。
【0010】
上に述べられた方法では、前述の条件の下で二つのタイプのフィラメントが均質に分布している複合糸を製造することは困難であろう。その理由は、ブッシュのオリフィスの数が多くなると、熱可塑性フィラメントのシートはもはやガラスフィラメントの束或いはシートの中に通常のように投入されず、熱可塑性フィラメントはガラスフィラメントの束やシートの中心部に優先的に分布する傾向があることが判っているからである。更に、ブッシュの長さが増すと、中心に位置するガラスフィラメントとブッシュの端のガラスフィラメントが走行する距離がもはや同じにはならない。これによって、製造されたフィラメントの直径に偏りが生じる。
【0011】
大きなブッシュ(800より多くのオリフィスを有する)を用いる複合糸内部のガラス及び熱可塑性フィラメントの混合の質によって生じるこの問題は、ブッシュから到来する連続ガラスフィラメントを紡糸ヘッドから到来する連続有機熱可塑性フィラメントに混合することによって形成される複合糸を製造する方法であって、ガラスフィラメントをいくつかのシートに分け、熱可塑性フィラメントをいくつかのシートに分け、そしてガラスフィラメントの各シートに少なくとも一つの熱可塑性フィラメントのシートの比率で熱可塑性フィラメントをガラスフィラメントにそれらが混ざるように投入し、次いでこの混合フィラメントを少なくも一本の複合糸に集束させる方法によって解決される。
【0012】
このように分けることは、これらのフィラメントが均質で均一に分布して、後述する複合糸混合指数と断面によって示されるようなガラスフィラメントと熱可塑性フィラメントとの優れた混合を得るのを可能にする。本発明の好ましい態様によれば、熱可塑性フィラメントの一つのシートがガラスフィラメントの各シートに投入されて組み合わされる。
【0013】
本発明によれば、高い線密度(約3000g/kmの単位長さ当たりの質量)を有する単一のガラス/熱可塑性複合糸、或いは低い線密度の数本の糸を形成することが可能であり、これらは巻取機の同じスピンドルに担持された一本以上のスリーブ上に巻き取ることができる。
【0014】
本発明による方法のもう一つの利点は、中間のフィラメントの組み合わせ及び巻き取り工程を経ることなく、溶融したフィラメントの構成材料から直接に複合糸を得ることが可能である事実にある。この方法は、特に、溶融したガラスの入ったブッシュから形成されたガラスフィラメントのシートと、一つ以上のパッケージを巻き戻して得られた熱可塑性の糸のシートとを組み合わせる国際公開第96/10660号、国際公開第97/10101号及び国際公開第96/40596号各パンフレットに記載されている方法とは区別すべきである。
【0015】
本発明による方法の別の利点は、同じ紡糸ヘッドを使用した異なる性質の熱可塑性フィラメントから複合糸を形成するのを可能にすることである。このやり方によって、特に、紡糸ヘッドの数を増加させなくてもよくなり、したがってブッシュの近傍に大きな空間を用意しなくてもよくなる。
【0016】
本発明は、この方法を実行するための装置も提供する。
本発明によれば、連続熱可塑性フィラメントと混合された連続ガラスフィラメントから形成された複合糸の製造を可能にするために、この装置は、一方では、下面に多数のオリフィス、一般的には少なくとも800のオリフィスを有する、溶融ガラスが供給される少なくとも一つのブッシュを含む設備を含み、このブッシュはコータ及びガラスフィラメントをいくつかの束又はシートに分ける手段と組み合わされており、他方では、溶融された有機熱可塑性樹脂を加圧下で供給される少なくとも一つの紡糸ヘッドを含む設備を含み、この紡糸ヘッドは、熱可塑性フィラメントをいくつかのシートに分ける手段と組み合わされ、且つ延伸装置及びガラスフィラメントと混合する目的でこれらの熱可塑性フィラメントを投入するための手段と組み合わされており、そして最後に、少なくとも一本の複合糸をまとめて巻き取るのを可能にするこれら二つの設備に共通する手段を含む。本発明の状況の範囲内で使用可能な延伸装置は、例えば国際公開第98/01751号パンフレット或いはヨーロッパ特許出願公開第599695号明細書に記載されている、ドラムからなるタイプのものでよく、これはヨーロッパ特許出願公開第616055号明細書に提案されているように加熱手段を含んでもよい。
【0017】
ガラスフィラメントは熱可塑性フィラメントのシートと同じ程度の数のシートに分けられ、結果として熱可塑性フィラメントの各シートが一枚のガラスフィラメントのシートに投入されることが好ましい。特に有利には、一方において熱可塑性フィラメントのシートはすべて同一であり、他方においてガラスフィラメントの束又はシートはすべて同一である。
【0018】
本発明の好ましい態様によれば、ガラスフィラメントを分けるための前記手段は、各シートがコーティングロールによって境界が画定されるように設置され、そして前記手段は二等辺三角形の形状をなし、その中に熱可塑性フィラメントが投入される。このようにして、外側のフィラメントが走行する距離が同じになり、これによってガラスフィラメントの直径のばらつきを減少させることが可能になる。
【0019】
ガラスフィラメントをいくつかのシートに分けるのを可能にするこの手段は、展開コーム或いは溝付きプーリで構成することができ、これらは固定式あるいは可動式であり、この手段は更に巻き取り装置の張力を受ける機能を有する。この構成は二つの利点を有する。即ちフィラメントを分けてシートにするのを可能にし、複合糸を形成する目的のためにガラス及び熱可塑性フィラメントを集めるのも可能にする。このように、一方では前記分けるための手段とコーティングロールとの間の距離を、他方ではこれらの同じ手段間の距離を調節することによって、各シートの所望の幾何学形状を得ることが容易に可能になる。
【0020】
本発明の別の好ましい態様によれば、熱可塑性フィラメントのシートは共通の延伸装置を通過し、各シートは独立した投入装置によってガラスフィラメントと組み合わされる。投入装置の向きによって、熱可塑性の糸をガラスフィラメントのシート中に最適に投入するのが可能になり、それによって優れたフィラメントの混合が行なわれる。
【0021】
熱可塑性フィラメントを投入するための手段は、特にベンチュリシステムからなることができる。この装置は、同一速度で到着するガラスフィラメントと熱可塑性フィラメントとを混合するという利点を有する。したがって、直線状の混合フィラメントを形成することが可能である。
【0022】
一変形においては、ガラスフィラメントが線状であり、熱可塑性フィラメントにうねりがある複合糸を得ることが可能である。多かれ少なかれ嵩高なこのタイプの糸は、特定の布帛用途で望ましいものである。こうするために必要な全ては、熱可塑性フィラメントにガラスフィラメントよりも大きい速度を与えることである。熱可塑性フィラメントの高速は、ドラムロールの回転速度によって延伸装置で設定される。
【0023】
前述の装置は、糸内に均質に分布したガラスフィラメントと熱可塑性フィラメントから構成される複合糸を、直接且つ低コストのために、連続製造するための多数のオリフィスを有するブッシュの使用を可能にする。
【0024】
このような装置はまた、フィラメントを構成する材料から連続的に且つ直接的に、高い線密度(約3000tex 又は g/km )を有する複合糸の巻き取りパッケージを、或いはいくつかの同時に巻き取られた複合糸パッケージを製造する利点を有する。
【0025】
本発明の更なる詳細と特色は、図面により説明される装置の例を読むことによって明らかになろう。
【0026】
図1に示された本発明は、頂部へ直接ガラスを搬送する炉の前面炉床からか、又は例えば重力によって単純に落下するビーズの形の、冷たいガラスの入ったホッパを介して溶融したガラスを供給されるブッシュ1を含む。
【0027】
供給原料が何であっても、ブッシュ1は、通常、プラチナ−ロジウム合金で作られ、ガラスを溶融させ或いはそれを高温に維持するように抵抗加熱によって加熱される。このブッシュ1から、溶融ガラスの多数の流れが流れ出て、一つの装置(図示しない)によってフィラメントの二つの束2aと2bの形に延伸され、この装置はパッケージ5と6を形成することも可能にする。これら束2aと2bは二つの溝付きプーリ3と4によって分かれた状態に保たれる。束2aと2bの経路には、例えば黒鉛で作られたコーティングロール7が設けられ、これはサイズ剤をガラスフィラメントに付着させ、このサイズ剤はこれらのフィラメントが接触する部材でフィラメントが擦られることを防止或いは制限する。このサイズ剤は水性又は非水性(即ち含有水分5%未満)のものでよく、ガラスフィラメントと組み合わされて複合糸9と10を形成する熱可塑性フィラメント8の組成の一部を形成する化合物又はその誘導体を含むことができる。
【0028】
図1は、熱可塑性フィラメント8が押し出される紡糸ヘッド11も模式的に示している。この紡糸ヘッド11には、例えば粒体が供給される押出機(図示しない)から到来する、溶融熱可塑性樹脂が供給され、この熱可塑性樹脂は、延伸と冷却によってフィラメント8を形成するため、紡糸ヘッド11の下方に設置された多数のオリフィスを通じて加圧下で流出する。これらのフィラメントは、紡糸ヘッド11に合わせた形状を有してフィラメントに垂直な空気の層流を発生する状態調節装置12による強制対流によって冷却される。この冷却空気の流量、温度及び湿分含有量は一定に保たれる。次に、フィラメント8は、一方ではそれらをシート14の形に集め、そして他方ではその経路を方向転換させるのを可能にするロール13を通過する。ロール13を通過後、熱可塑性フィラメントのシート14はドラム型延伸装置15の方に向かうが、この延伸装置は本例では6本のドラム16、17、18、19、20、21からなる。
【0029】
これらのドラム16、17、18、19、20、21は異なる速度を有し、シート14の移動方向に加速するようになっている。この例の場合、これらのドラムは対をなして作動する。最初の対を形成するドラム16、17にはヒータ(図示しない)が付随し、これは、例えば、接触によって熱可塑性の糸の温度を均一且つ急速に上昇させることができる電気的システムでよい。温度の上昇は、使用する熱可塑性樹脂の性質に依存する。ドラム16と17は同じ速度で駆動され、熱可塑性フィラメント8を紡糸ヘッド11から引き出すのを可能にする。
【0030】
第2の対のドラム18と19は第1の対よりも高速で駆動される。第1の対のドラム16、17を通過して加熱された熱可塑性フィラメントのシート14は、これら二つのローラ対の速度差に起因する加速を受け、この加速によってシート14のフィラメントの伸長とその構造の改変が行なわれる。
【0031】
最後の対のドラム20と21は先行する対と同じ速度か或いはそれよりも高速で駆動され、例えば水ジャケット型の、冷却装置(図示しない)を含み、これによってシート14のフィラメントの構造を固定することが可能になる。
【0032】
熱可塑性フィラメントのシート14の加熱と冷却は、共に急速且つ均一に行なわれる必要がある。
【0033】
延伸装置15は、前述の三つのゾーン、即ち加熱、延伸、冷却ゾーンに合致する限り、更に多数のドラムを含んでもよい。更に、これらのゾーンのそれぞれは、一つだけのドラムで構成されてもよい。延伸装置は今述べた三つのゾーンからなる一連のグループで構成されてもよい。
【0034】
加熱又は冷却工程に寄与するために、延伸装置15のロール間に固定型の加熱又は冷却装置を挿入し、熱可塑性フィラメントのシート14をその上を滑らせることも可能である。
【0035】
次に、熱可塑性フィラメントのシート14は方向転換ロール22を通過し、そこから二つのシート14aと14bに分割され、次いでこれらのシートは二つの独立したベンチュリシステム23、24を通過する。このシステム23、24は、一方で熱可塑性フィラメントを個別のままに保つのを可能にし、他方でそれらを束2aと2bからのガラスフィラメント中に投入するのを可能にする。装置23と24は圧搾空気の供給によってシート14aと14bに付加的な速度を与えず、それによりガラスフィラメントが乱れる危険性を制限する。
【0036】
熱可塑性フィラメントのシート14a、14bと束2a、2bからのガラスフィラメントとは、コーティングロール7の母線に沿って合体される。
【0037】
混合されたガラス及び熱可塑性フィラメントのシート25aと25bは、次にプーリ3、4を通過し、これらはガラス及び熱可塑性フィラメントが集合して二本の複合糸9と10になるのを可能にし、そしてそれらは、所望の単位長さ当たりの質量を保証するように一定に維持された所定の線速度で作動する巻き取り装置(図示しない)によって直ちに二つのパッケージ5と6の形に巻き取られる。
【0038】
ガラスフィラメントの延伸を可能にするこの線速度は、この事例では、ドラム20と21が熱可塑性フィラメントのシート14に付与するそれと同じである。このようにして、熱可塑性フィラメントは混合の際に同じ速度を有し、複合糸はそれが形成される際にうねりを生じない。
【0039】
本発明の第2の態様を示す図2において、図1の構成要素と同じ構成要素には同じ符号が付されている。
【0040】
ブッシュ1を通って流れ出してくる溶融ガラスの流れは、パッケージ5の形成をも可能にする装置(図示しない)により延伸してガラスフィラメントの二つの束2aと2bにされる。
【0041】
これらの束2aと2bはコーティングロール7を通過し、次いで束を分けてフィラメントを集めるための二つのプーリ3と4を通過して二本の複合糸9と10を形成し、これらの糸は次に集合用構成要素26によって合体されて複合糸27を構成し、パッケージ5の形に巻き取られる。
【0042】
同時に、熱可塑性フィラメントは、二つの別個のオリフィスの組を含む、溶融熱可塑性樹脂が充填された紡糸ヘッド11によって、二本の束8aと8bの形で押し出される。これらの束8aと8bは状態調節装置12によって冷却され、次いでロール13上で二枚のシート14a、14bとして合体され、第2方向転換ロール28の方に向けられ、次いでこの事例では一対のドラム30と31により形成された延伸装置29に向けられる。
【0043】
ドラム30と31は同じ回転速度を有するが、異なる速度で作動してもよい。本例の場合には、ドラム31の速度は、ガラスフィラメントを延伸してパッケージ5を形成する装置の速度よりも大きく、これによって熱可塑性フィラメントをリラックスさせることができる。
【0044】
延伸装置29は一連の加熱又は冷却されるドラムの対からなることができ、それらの間に加熱又は冷却装置を挿入してもよい。
【0045】
リラックスさせた熱可塑性フィラメントのシート14aと14bは二本の配向可能なロール32と33を通過し、次いでベンチュリシステム23と24を通過してから、ガラスフィラメントのシート34aと34b中に個別に投入される。
【0046】
熱可塑性フィラメントのシート14a、14bとガラスフィラメントのシート34a、34bとの合体は、コーティングロール7とプーリ3、4との間で行なわれる。ガラスフィラメントのシート34a、34bの幾何学的形状が正しいものになるようにするのを可能にし且つ二つのタイプのフィラメントを均質に分布させるので、この構成が特に有利である。切り欠きを具えた方向転換器35と36が、フィラメントを、特に縁に沿って、保持するのを確実にし、そして熱可塑性フィラメントのシート14a、14bの投入の際にガラスフィラメントのシート34a、34bが受ける乱れを少なくするのを可能にする。
【0047】
混合されたガラスフィラメントと熱可塑性フィラメントのシート25aと25bは、次にフィラメントを集めて二本の複合糸9と10を形成するのに使用される一対のプーリ3と5を通過する。次に、これらの糸は合体されて複合糸27となり、所望の速度でガラスフィラメントを延伸する装置(図示しない)によって、直ちにパッケージ5の形に巻き取られる。
【0048】
上述のように、本例の場合には、ガラスフィラメントの延伸速度はドラム30の速度よりも低く、それにより熱可塑性フィラメントがロール32と33を通過する前にそれらをリラックスさせることができる。このようにして、その後の熱可塑性フィラメントの収縮はガラスフィラメントをうねらせることがなく、糸がパッケージ5でフレッチングを生じるのを防止する。
【0049】
本発明のいずれの態様によっても、高い充填能力を有する複合糸、即ち線状のガラスフィラメントとうねりのある熱可塑性フィラメントとを含む糸を製造することがやはり可能である。このタイプの複合糸は、比較的厚い布を必要とする特定の布帛用途において有利であることが判っている。
【0050】
このような複合糸を製造するためには、延伸装置15、29、更に正確に言えばドラム18、19、31によって熱可塑性フィラメントのシートに付与される速度を増加させることにより、図1と図2に示された装置を改変することが好ましい。熱可塑性フィラメントをガラスフィラメント中に投入する速度を変えることによって、熱可塑性フィラメントのうねりの大きさを調節することが可能であり、したがって「嵩高」の或いは「嵩高加工」複合糸、即ち比較的大きな容積を有する糸を製造することが可能である。
【0051】
図1及び図2において、熱可塑性フィラメントのシート14a、14bは、それぞれコーティングロール7の母線に沿って及び該ロールを通過後に、ガラスフィラメント中に投入される。しかし、ガラスフィラメントによって形成された束2a、2b中に、即ちガラスフィラメントがコーティングロール7を通過する前に、熱可塑性フィラメントを投入することが可能である。とは言え、この混合方法は、熱可塑性フィラメントがサイズ剤で被覆されていないガラスフィラメント中に投入されるので、実行がより難しい。したがって、この段階では特に脆いガラスフィラメントの破損を防ぐように、投入条件を精密に制御する必要がある。
【0052】
本発明の方法を使用して得られたパッケージは、優れた混合指数を有する複合糸からなる。本発明の状況の範囲内で、「優れた混合指数」とは平均値が12未満の混合指数を意味するものと理解すべきである。混合指数の平均値は次のように測定される。
・所定の長さにわたって複合糸の所定数の断面を得る。
・各断面に網目を入れる。
・こうして画定された各網目について、単位面積当たりのガラスフィラメントと熱可塑性フィラメントとの分布を画像分析型の顕微鏡的方法によって測定する。
・各断面について、全ての網目の単位面積当たりの分布の標準偏差を計算し、これが当の断面の混合指数となる。
・すべての断面について平均混合インデックスの値を計算する。概して、本発明の状況の範囲内で得られたパッケージは、ガラスフィラメントはうねっておらず、熱可塑性フィラメント自体は場合によりうねりがある複合糸からなる。このようにして、巻き戻しか、或いはパッケージの支えとして役立っているスリーブを外した後に内側を通して繰り出すことのいずれかによって、何の問題もなく糸を容易に引き出すことが可能である。
【0053】
図3Aは、図2に示された態様を用いて得られた、直径18.5μmの800本のガラスフィラメントと800本のポリプロピレンフィラメントからなる複合糸(60wt%ガラス/40wt%ポリプロピレン混成糸線密度932tex )の、双眼顕微鏡を用いて観察した断面である。この複合糸は9.86の混合指数を有している。図3Aの断面の模式説明図である図3Bにおいて、ガラスフィラメント37(黒で表されている)とポリプロピレンフィラメント38(白で表されている)はほぼ同じサイズであり、糸の中に均質に分布している。
【0054】
図4Aは、800本のポリプロピレンフィラメントの単一シートを800本のガラスフィラメントの単一シート中に投入して得られた、本発明によらない複合糸の断面である。この糸は15の混合指数を有している。図4Aの断面の模式説明図に相当する図4Bにおいて、ガラスフィラメント37′とポリプロピレンフィラメント38′はあまり良くは混ざっていない。特に、ガラスフィラメント37′とポリプロピレンフィラメント38′のかなりの塊の存在に注目すべきであり、後者は糸の周辺領域に選択的に分布している。
【0055】
上述の本発明による装置に多少の改変を加えることが可能である。先ず、互いに接触すると比較的短い時間で共重合可能な化合物を含む数種類の溶液(水性であってもよく、そうでなくてもよい)からなるサイズ剤を用いることが可能である。この場合、コータは別々のロールを含み、それぞれがサイズ剤溶液の一つをガラスフィラメントの上に付着させる。巻き取り前にガラスフィラメントから水分を除去し、或いは最低限でも水分含有量を目につくだけ減少させる乾燥装置を設けることも可能である。
【0056】
本発明の方法を実施するには、任意の公知のタイプのガラス、例えばAR、R、S又はEガラスを使用することが可能であり、後者が好ましい。
【0057】
同じように、熱可塑性を有する任意の有機材料を使用することが可能であり、好ましい材料はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン6,6及びナイロン12である。
【0058】
本発明を複雑な複合糸、即ち種々の有機熱可塑性樹脂を含む複合糸の製造と連携させることも可能である。そうするためには、一つ以上の紡糸ヘッドから異なる種類のフィラメントを形成し、これらを個別に或いは集合させた後に、ガラスフィラメント中に投入することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の態様による設備全体の模式図である。
【図2】 本発明の第2の態様による設備全体の模式図である。
【図3A】 双眼拡大鏡を用いて観察した、本発明による条件下で得られた複合糸の断面である。
【図3B】 この断面の模式説明図である。
【図4A】 双眼拡大鏡を用いて観察した、本発明によらない条件下で得られた複合糸の断面である。
【図4B】 この断面の模式説明図である。

Claims (13)

  1. ブッシュ(2)から到来する連続ガラスフィラメント(2、34)を少なくとも一つの紡糸ヘッド(11)から到来する有機熱可塑性樹脂の連続フィラメント(8、14)と混合して形成される複合糸(9、10、27)を製造する方法であって、前記ガラスフィラメントをいくつかの束(2a、2b)又はシート(34a、34b)に分け、前記熱可塑性フィラメントをいくつかのシート(14a、14b)に分け、当該熱可塑性フィラメントを前記ガラスフィラメント中に投入して、熱可塑性フィラメントの少なくとも一つのシート(14a、14b)をガラスフィラメントの各束(2a、2b)又はシート(34a、34b)中に投入し、混合したフィラメント(25a、25b)を集めて少なくとも一本の機械的に引き出された複合糸(9、10、27)にすることを特徴とする複合糸の製造方法。
  2. ガラスフィラメントの束(2a、2b)又はシート(34a、34b)の数と等しい数の熱可塑性フィラメントのシート(14a、14b)を作ることを特徴とする請求項1に記載された方法。
  3. ガラスフィラメントを、おのおのが同じ数のガラスフィラメントを有する複数の束(2a、2b)又はシート(34a、34b)に分けることを特徴とする請求項1に記載された方法。
  4. 熱可塑性フィラメントを、おのおのが同じ数の熱可塑性フィラメントを有する複数の束(14a、14b)に分けることを特徴とする請求項1に記載された方法。
  5. 熱可塑性フィラメントのシート(14a、14b)を、ブッシュ(1)の底部とコータ(7)との間でガラスフィラメントの束(2a、2b)中に投入することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載された方法。
  6. 熱可塑性フィラメントのシート(14a、14b)を、コータ(7)の母線に沿ってガラスフィラメント中に投入することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載された方法。
  7. 熱可塑性フィラメントのシート(14a、14b)を、コータ(7)とガラスフィラメントを分けるための手段(3、4)との間でガラスフィラメントのシート(34a、34b)中に投入することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載された方法。
  8. 熱可塑性フィラメントを、ガラスフィラメント(2、34)中に投入する前に、延伸装置(15、29)において引き伸ばすことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載された方法。
  9. 熱可塑性フィラメントを引き伸ばすのを可能にする延伸装置(15、29)の速度が、複合糸(9、10、27)の引き出し速度より大きいか又はそれと等しいことを特徴とする請求項8に記載された方法。
  10. 連続ガラスフィラメント(2、34)を連続有機熱可塑性フィラメント(8、14)と混合することによって形成される複合糸(9、10、27)を製造する装置であり、
    下面に多数のオリフィスが設けられ、コータ(7)と連携している、溶融したガラスを供給される少なくとも一つのブッシュ(1)
    下面に多数のオリフィスが設けられ、速度が可変の延伸装置(15、29)と連携している、溶融した有機熱可塑性樹脂を供給される少なくとも一つの紡糸ヘッドであって、熱可塑性フィラメント(8)の複数の束を押し出す紡糸ヘッド(11)
    前記複数の束が周囲を通過するロールであって、当該複数の束を一緒にして熱可塑性フィラメントの複数のシート(14)にするロール(13)と
    そして前記複合糸(9、10、27)を集めて延伸するのを可能にする、前記ブッシュ(1)と紡糸ヘッド(11)に共通する手段(3、4、26)と、
    を含む製造装置であって、前記ブッシュ(1)がガラスフィラメントをいくつかの束(2a、2b)又はシート(34a、34b)に分けるための手段(3、4)と連携し、前記紡糸ヘッド(11)が熱可塑性フィラメントの少なくとも一つのシート(14a、14b)をガラスフィラメントの各束(2a、2b)又はシート(34a、34b)と混合するための手段(23、24)と連携していることを特徴とする複合糸の製造装置。
  11. 熱可塑性フィラメントをガラスフィラメントと混合するための前記手段がベンチュリ装置(23、24)であることを特徴とする請求項10に記載された装置。
  12. 各ベンチュリ装置(23、24)がガラスフィラメントの前方に設置された方向転換装置(35、36)と連携していることを特徴とする請求項11に記載された装置。
  13. ガラスフィラメント(2、34)を分けるのを可能にする前記手段(3、4)がコータ(7)と複合糸(9、10、27)を機械的に引き出すための装置との間に設けられていることを特徴とする請求項10に記載された装置。
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