JP4990028B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は少なくとも2つの半導体チップを含む半導体集積回路装置に関する。
通常、半導体チップ内に組み込まれているRAM(Random Access Memory)などの回路はMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタで構成されている。MOSトランジスタにはソース−ドレイン間にチャネルが形成されてドレイン電流が流れ始めるときのゲート電圧である閾値電圧がある。一般に閾値電圧は半導体チップの製造プロセスばらつきの影響を受けるため、半導体チップ毎にばらつきがある。例えば1ボルト若しくはそれ以下の低電源電圧で低消費電力の動作を要求されるような半導体チップを動作させようとした場合には、閾値電圧のばらつきの影響を大きく受ける。
半導体チップ内に組み込まれているレギュレータ回路が電源電圧を発生してこれをRAMなどの回路に供給する場合がある。低電源電圧、低消費電力の半導体チップを動作させるために、レギュレータ回路は、閾値電圧が低めにばらついた場合には低い電源電圧をRAMなどの回路に供給して消費電力を低減し、閾値電圧が高めにばらついた場合には高い電源電圧をRAMなどの回路に供給して安定的に動作させていた。
例えば、特許文献1には、第1の可変抵抗と、当該第1の可変抵抗の抵抗値の変更に伴う接地電位の絶対値を調整するための第2の可変抵抗と、プロセスばらつきに伴う基準電圧の絶対値の変化を調整する電圧調整回路とを含む電源回路及びこれを有する半導体集積回路が開示されている。
特開2001−202147号公報
ところで、複数の半導体チップを含むMCP(multi Chip Package)などの半導体集積回路装置が知られている。例えばコストの低減を目的として、従来1つの半導体チップに組み込まれていた複数の回路の内、高機能化が要求される回路を先端プロセスで製造された半導体チップに組み込み、特に高機能化が要求されない回路を世代の古いプロセスで製造された半導体チップに組み込む場合などに、複数の半導体チップを含む半導体集積回路装置が利用される。
一般にレギュレータ回路は複数のRAMの間で共有化されることが多い。この場合、レギュレータ回路は1つの半導体チップのみに組み込まれ、当該1の半導体チップに組み込まれたレギュレータ回路から他の半導体チップに組み込まれているRAMに電源電圧を供給する。上記の如くレギュレータ回路と当該レギュレータ回路から電源電圧を供給されて動作するRAMとが互いに異なる半導体チップに組み込まれた場合には次のような問題が生じる。すなわち、レギュレータ回路が組み込まれた半導体チップの閾値電圧Vt1のばらつきとRAMが組み込まれた半導体チップの閾値電圧Vt2のばらつきとが互いに異なることにより、レギュレータ回路が、閾値電圧Vt2のばらつきに応じた電源電圧をRAMに供給できないという問題が生じる。
例えば、低めにばらついた閾値電圧Vt1を有する半導体チップに組み込まれたレギュレータ回路が、高めにばらついた閾値電圧Vt2を有する半導体チップに組み込まれたRAMに電源電圧を供給した場合には、低電圧の動作マージンが減少してしまう。また、高めにばらついた閾値電圧Vt1を有する半導体チップに組み込まれたレギュレータ回路が、低めにばらついた閾値電圧Vt2を有する半導体チップに組み込まれたRAMに電源電圧を供給した場合には、消費電力が増加してしまう。結果として、半導体チップを低電源電圧、低消費電力で動作させることができなくなってしまう。
特許文献1に開示されている電圧調整回路は、第1の可変抵抗と、当該第1の可変抵抗の抵抗値の変更に伴う接地電位の絶対値を調整するための第2の可変抵抗と、プロセスばらつきに伴う基準電圧の絶対値の変化を調整する電圧調整回路とを同一の半導体チップに組み込んでおり、当該基準電圧に基づく電源電圧を他の半導体チップに組み込まれているRAMなどの回路に供給する場合には上記した如き問題が生じてしまう。
本発明は上記した如き問題点に鑑みてなされたものであって、レギュレータ回路と当該レギュレータ回路から電源電圧を供給されて動作するRAMなどの回路とが互いに異なる半導体チップに組み込まれている場合にも、半導体チップを低電源電圧、低消費電力で動作させることができる半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
本発明による半導体集積回路装置は、少なくとも2つの半導体チップを含む半導体集積回路装置であって、前記半導体チップの一方が、基準電位を生成してこれをリファレンス信号として出力する基準電位発生回路と、電源電圧の供給に応じて機能を発揮する機能回路と、を含み、前記半導体チップの他方が、前記リファレンス信号を受け入れてこれに基づいて前記機能回路に前記電源電圧を供給するレギュレータ回路を含むことを特徴とする。
また、本発明による半導体集積回路装置は、少なくとも2つの半導体チップを含む半導体集積回路装置であって、前記半導体チップの一方が、トリミング信号を生成してこれを出力するトリミング信号発生回路と、電源電圧の供給に応じて機能を発揮する機能回路と、を含み、前記半導体チップの他方が、前記トリミング信号を受け入れてこれに基づいてリファレンス電圧を発生するリファレンス部と、前記リファレンス電圧に基づいて前記機能回路に前記電源電圧を供給する出力部と、を含むことを特徴とする。
以下、本発明に係る実施例について添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明による半導体集積回路装置300を表すブロック図である。
半導体集積回路装置300はマルチチップモジュールであり、半導体チップ100及び200を搭載している。本実施例における半導体チップの個数は2個であるが、本発明にはかかる半導体チップの個数制限は無く、3個以上の半導体チップが搭載されていても良い。
半導体チップ100は、レギュレータ回路110を含んでいる。半導体チップ200は、基準電位発生回路210と、機能回路220とを含んでいる。通常、半導体チップ100はレギュレータ回路110以外にも演算処理回路や内部メモリなどの図示されない多数の機能回路を含む。同様に通常、半導体チップ200も図示されない多数の回路を含んでいる。
レギュレータ回路110は、半導体チップ200に含まれる基準電位発生回路210からのリファレンス信号VREFを受け入れて、これに基づいて半導体チップ200に含まれる機能回路220に電源電圧VOUTを供給する。
基準電位発生回路210は、基準電位を生成してこれをリファレンス信号VREFとして出力し、半導体チップ100に含まれるレギュレータ回路110に供給する。
機能回路220は、例えば半導体により構成されたRAM(Random Access Memory)などの機能回路であり、電源電圧VOUTの供給に応じて機能(RAMであればデータの記憶など)を発揮する回路である。
図2aはレギュレータ回路110を表す回路図である。レギュレータ回路110は、バイアス部111と、出力部112とを含む。
バイアス部111はトランジスタを動作させるためのバイアス電圧を発生する。PMOS11、NMOS13及び抵抗15が、電源電位VCCと接地電位GNDとの間に、直列に接続されている。PMOS11のソースは電源電位VCCに接続され、ゲートとドレインは、共にカレントミラーを構成するPMOS12のゲートに接続されている。PMOS12のソースは電源電位VCCに接続され、ドレインはNMOS14を介して接地電位GNDに接続されている。NMOS14のドレインとゲートは、共にカレントミラーを構成するNMOS13のゲートに接続されている。NMOS13及びNMOS14のソースは接地電位GNDに接続されている。PMOS11のドレインからハイバイアス電位BHが出力され、NMOS14のドレインからローバイアス電位BLが出力される。
出力部112は、基準電位発生回路210からのリファレンス信号VREFを非反転入力端子T1に受け入れて、これに基づいて電源電圧VOUTを出力端子にT2に出力するボルテージフォロワ回路の構成を含んでいる。
PMOS24のソースは電源電位VCCに接続され、PMOS24のゲートとドレインは、共にカレントミラーを構成するPMOS23のゲートに接続されている。PMOS23のソースは電源電位VCCに接続されている。NMOS21のゲートは非反転入力端子T1に接続されている。また、NMOS22のソースは反転入力端子に相当するN4と接続されており、負帰還により、N4の電位がフィードバックされる。NMOS21のドレインはPMOS23のドレインに接続され、NMOS22のドレインはPMOS24のドレインに接続されている。NMOS21及びNMOS22のソースはNMOS25のドレインに接続されている。NMOS25のソースは接地電位GNDに接続され、ゲートはバイアス部111のノードN2と接続されており、ローバイアス電圧BLに応じてソース−ドレイン間を導通させる。
NMOS21のドレインはノードN3を介して出力段のPMOS26のゲートと接続されている。PMOS26はゲートに与えられるノードN3の電圧に応じてソース−ドレイン間を導通させる。同じく出力段のNMOS27のゲートはバイアス部111のノードN2と接続されており、ローバイアス電圧BLに応じてソース−ドレイン間を導通させる。PMOS26のソースは電源電位VCCに接続され、NMOS27のソースは接地電位GNDに接続されている。PMOS26のドレインとNMOS27のドレインとがノードN4を介して互いに接続され、ノードN4の電位が出力端子T2に電源電圧VOUTとして出力される。上記した如きボルテージフォロワ回路の構成により、電源電圧VOUTは非反転入力端子T1に入力されたリファレンス信号VREFの電圧とほぼ同じ電圧となる。
図2bは基準電位発生回路210を表す回路図である。抵抗素子40の一端がPMOS31のドレインに接続され、他端が接地電位GNDに接続されている。PMOS31のソースは電源電位VCCに接続され、ゲートとドレインは、共にカレントミラーを構成するPMOS32のゲートに接続されている。PMOS32のソースは電源電位VCCに接続され、ドレインはノード21に接続されている。基準電位調整部211はノード21と接地電位GNDとの間に接続されている。基準電位調整部211は、各々がダイオード接続されているPMOSトランジスタ33及びNMOSトランジスタ34を直列接続して構成されている。
半導体チップ200の製造プロセスばらつきに応じて、基準電位調整部211に含まれるPMOSトランジスタ33及びNMOSトランジスタ34の閾値電圧も低めあるいは高めの方向にばらつく。閾値電圧が低めにばらついた場合、低い電圧でソース−ドレイン間が導通するため、PMOSトランジスタ33及びNMOSトランジスタ34の抵抗値が小さくなり、ノード21に生成される基準電位が低くなる。反対に閾値電圧が高めにばらついた場合、高い電圧でなければソース−ドレイン間が導通しないため、PMOSトランジスタ33及びNMOSトランジスタ34の抵抗値が大きくなり、ノード21に生成される基準電位が高くなる。リファレンス信号出力端子T21がノード21に接続されており、ノード21における基準電位と等しい電圧値のリファレンス信号VREFを出力する。このように、基準電位発生回路210は、半導体チップ200に含まれるトランジスタの閾値電圧が低めにばらついた場合には低い電圧のリファレンス信号VREFを出力し、反対に閾値電圧が高めにばらついた場合には高い電圧のリファレンス信号VREFを出力する。
再び図1を参照しつつ説明する。レギュレータ回路110は、基準電位発生回路210からのリファレンス信号VREFを受け入れて、これに基づいて半導体チップ200に含まれる機能回路220に電源電圧VOUTを供給する。レギュレータ回路110は次のように電源電圧VOUTを供給することにより、半導体チップ200を低電源電圧、低消費電力で動作させることができる。すなわち、レギュレータ回路110は、半導体チップ200に含まれるトランジスタの閾値電圧が低めにばらついた場合には、低い電源電圧VOUTを機能回路220に供給することで、半導体チップ200の消費電力を低減し、反対に閾値電圧が高めにばらついた場合には、高い電源電圧VOUTを機能回路220に供給することで、機能回路220を安定的に動作させることができる。
基準電位発生回路210及び機能回路220は共に半導体チップ200に含まれているため、両者の閾値電圧は同方向にばらつく。すなわち、機能回路220の閾値電圧が低めにばらつけば基準電位発生回路210の閾値電圧も低めにばらつき、反対に機能回路220の閾値電圧が高めにばらつけば基準電位発生回路210の閾値電圧も高めにばらつく。上述したように、半導体チップ200に含まれるトランジスタの閾値電圧が低めにばらついた場合には、基準電位発生回路210は低い電圧のリファレンス信号VREFを出力し、反対に閾値電圧が高めにばらついた場合には、基準電位発生回路210は高い電圧のリファレンス信号VREFを出力する。このリファレンス信号VREFの調整は基準電位調整部211の如き簡単な構成の回路で実現され、他に特段の調整手段を要しない。また、上記したように、レギュレータ回路110は基準電位発生回路210から受け取ったリファレンス信号VREFの電圧とほぼ同じ電圧の電源電圧VOUTを機能回路220に供給する。そのため、機能回路220の閾値電圧が低めにばらついているときには、レギュレータ回路110は低い電源電圧VOUTを機能回路220に供給し、反対に機能回路220の閾値電圧が高めにばらついているときには、レギュレータ回路110は高い電源電圧VOUTを機能回路220に供給することができる。
上記した如く本実施例によれば、機能回路220と共に半導体チップ200に含まれている基準電位発生回路210が、半導体チップ200に含まれているトランジスタ(機能回路220及び基準電位発生回路210を構成しているトランジスタを含む)の閾値電圧のばらつきに応じた電圧のリファレンス信号を半導体チップ100に含まれているレギュレータ回路110に供給し、レギュレータ回路110は受け取ったリファレンス信号の電圧に応じて電源電圧VOUTを機能回路220に供給する。これにより、レギュレータ回路110は、機能回路220を構成するトランジスタの閾値電圧のばらつきに応じた適当な電源電圧VOUTを機能回路220に供給することができる。そのため、レギュレータ回路110と機能回路220とが互いに異なる半導体チップ100及び200に組み込まれている場合にも、半導体チップ200を低電源電圧、低消費電力で動作させることができる。
図3はトリミング信号発生回路230を含む半導体集積回路装置300を表すブロック図である。半導体チップ100は、レギュレータ回路120を含んでいる。半導体チップ200は、基準電位発生回路210と、トリミング信号発生回路230とを含んでいる。
図4aはリファレンス部121を含むレギュレータ回路120を表す回路図である。レギュレータ回路120はバイアス部111と、出力部112と、リファレンス部121とを含む。バイアス部111及び出力部112は実施例1と同様の構成である。
リファレンス部121は、PMOSトランジスタ35と、可変抵抗素子50とが電源電位VCCと接地電位GNDとの間に直列に接続されてなる。PMOSトランジスタ35のソースは電源電位VCC接続され、ドレインは出力ノードN12に接続され、ゲートはバイアス電圧入力端子T13に接続されている。バイアス電圧入力端子T13はバイアス部111のノードN1と接続されており、PMOSトランジスタ35はハイバイアス電圧BHに応じてソース−ドレイン間を導通させる。可変抵抗素子50は出力ノードN12と接地電位GNDとの間に接続されている。また、出力ノードN12に生成されるリファレンス電圧VREFを出力する出力端子T12が出力ノードN12に接続されている。
図4bは可変抵抗素子50を表す回路図である。可変抵抗素子50は一端が接地電位GNDに接続されている基準用抵抗素子59と、基準用抵抗素子59の他端と出力ノードN12と間に直列に接続されている調整用抵抗素子55〜58と、調整用抵抗素子55、56、57及び58と並列に接続されているNMOSトランジスタ51、52、53及び54とからなる。NMOSトランジスタ51、52、53及び54のゲートはそれぞれトリミング信号入力端子T53、T52、T51及びT50に接続されている。なお、本実施例における可変抵抗素子50に含まれる調整用抵抗素子及びNMOSトランジスタの個数はそれぞれ4つであるが、本発明にかかる個数の制限は無い。
図4cはトリミング信号発生回路230を表す回路図である。
トリミング信号発生回路230はヒューズ回路231〜234を含む。ヒューズ回路231は出力ノードN31と電源電位VCCとの間に接続されているヒューズ91と、出力ノードN31と接地電位GNDとの間に接続されているヒューズ92と、出力ノードN31からトリミング信号TR0を出力する出力端子T31とからなる。ヒューズ回路232〜234も同様の構成である。なお、本実施例におけるヒューズ回路の個数は4つであるが、本発明にかかる個数の制限は無く、可変抵抗素子50の調整用抵抗素子の個数に応じた個数であれば良い。
半導体チップ200の消費電流や動作電源電圧マージンなどの測定と共に閾値電圧を測定したときに、半導体チップ200のトランジスタの閾値電圧が低い方向にばらついていることが判明したとする。この場合には、出力部112が機能回路220に低い電源電圧VOUTを供給することにより、半導体チップ200を低消費電力で動作させることができる。出力部112は、リファレンス部121が低いリファレンス電圧VREFを発生した場合に、低い電源電圧VOUTを機能回路220に供給する。リファレンス部121が発生するリファレンス電圧VREFはトリミング信号発生回路230が出力するトリミング信号T0〜T3で制御できる。
ここで、トリミング信号発生回路230が含むヒューズ回路231〜234のヒューズ91、94、96及び98を切断すれば、トリミング信号発生回路230は、電源電位VCCと同電位のトリミング信号T0、接地電位GNDと同電位のトリミング信号T1、T2及びT3を出力する。トリミング信号T0、T1、T2及びT3は可変抵抗素子50のトリミング信号入力端子T50、T51、T52及びT53にそれぞれ入力される。トリミング信号入力端子T50、T51、T52及びT53はNMOS54、53、52及び51のゲートに接続されている。電位0ボルトのトリミング信号T0がNMOS54のゲートに入力された場合にはNMOS54がオフ状態となり、NMOS54のソース−ドレイン間には電流が流れない。電位VCCのトリミング信号T1、T2及びT3がそれぞれNMOS53、52及び51のゲートに入力された場合にはこれらはオン状態となり、これらのソース−ドレイン間には電流が流れる状態にある。
ここで例えば基準用抵抗素子59及び抵抗素子55〜58の各々の抵抗値が2Ωであるとする。上記したようにNMOS54がオフ状態且つNMOS51〜53がオン状態である場合、可変抵抗素子50の抵抗値は4Ωとなり、基準用抵抗素子59及び抵抗素子55〜58の抵抗値を全て合成した抵抗値10Ωよりも小さい抵抗値とすることができる。このように接地電位GNDとノードN12との間に接続される可変抵抗素子50の抵抗値を小さくすることにより、リファレンス電圧VREFを低くすることができる。リファレンス電圧VREFが低くなったことにより、出力部112は低い電源電圧VOUTを出力する。このように、トリミング信号発生回路230が生成、出力するトリミング信号T0〜T3により、出力部112が機能回路220に供給する電源電圧VOUTを制御できる。更にリファレンス電圧VREFを低くしたい場合には、ヒューズ92、94、96及び98を切断する(ヒューズ91、93、95及び97は切断しない)。この場合、NMOS51〜54の全てがオン状態となり、可変抵抗素子50の抵抗値は2Ωとなり、更にリファレンス電圧VREFを低くすることができる。
上記したのとは反対に半導体チップ200のトランジスタの閾値電圧が高い方向にばらついている場合には、出力部112が機能回路220に高い電源電圧VOUTを供給することにより、半導体チップ200を安定的に動作させることができる。この場合にも同様に、トリミング信号発生回路230が生成、出力するトリミング信号T0〜T3により、出力部112が機能回路220に供給する電源電圧VOUTを制御できる。
トリミング信号発生回路230が含むヒューズ回路231〜234のヒューズ91、93、95及び98を切断すれば、トリミング信号発生回路230は、接地電位GNDと同電位のトリミング信号T0、T1及びT2、電源電位VDDと同電位のトリミング信号T3を出力する。電位0ボルトのトリミング信号T0、T1及びT2がそれぞれNMOS54、53及び52のゲートに入力された場合にはこれらはオフ状態となり、これらのソース−ドレイン間には電流が流れない。電位VCCのトリミング信号T3がNMOS51のゲートに入力された場合にはNMOS51がオン状態となり、NMOS51のソース−ドレイン間には電流が流れる状態にある。
同様に基準用抵抗素子59及び抵抗素子55〜58の各々の抵抗値が2Ωであるとする。上記したようにNMOS52〜54がオフ状態且つNMOS51がオン状態である場合、可変抵抗素子50の抵抗値は8Ωとなり、閾値が低めにばらついたときの可変抵抗素子の抵抗値4Ω若しくは2Ωよりも抵抗値を高めに設定することができる。このように接地電位GNDとノードN12との間に接続される可変抵抗素子50の抵抗値を大きくすることにより、リファレンス電圧VREFを高くすることができる。更にリファレンス電圧VREFを高くしたい場合には、ヒューズ91、93、95及び97を切断する(ヒューズ92、94、96及び98は切断しない)。この場合、NMOS51〜54の全てがオフ状態となり、可変抵抗素子50の抵抗値は10Ωとなり、更にリファレンス電圧VREFを高くすることができる。
上記したように半導体チップ200のトランジスタの閾値電圧が低い方向にばらついた場合には、リファレンス電圧VREFを低くするために、ノードN12と接地電位GNDとの間に接続されている可変抵抗素子50の抵抗値が小さくなるようにヒューズを切断する。反対に半導体チップ200のトランジスタの閾値電圧が高い方向にばらついた場合には、リファレンス電圧VREFを高くするために、ノードN12と接地電位GNDとの間に接続されている可変抵抗素子50の抵抗値が大きくなるようにヒューズを切断する。ヒューズ回路が出力するトリミング信号T0〜T3の電圧値はアナログ信号の如き中間レベルではなく、デジタル信号の如きハイ電圧(電源電位VCC)及びロー電位(0V)であるため、例えばトリミング信号入力端子T50〜T53に隣接しているボンディングワイヤー(図示せず)などから受けるノイズの影響を受け難い。
上記した如く本実施例によれば、機能回路220と共に半導体チップ200に含まれているトリミング信号発生回路230が、半導体チップ200に含まれているトランジスタの閾値電圧のばらつきに応じたトリミング信号T0〜T4を生成してこれを出力し、半導体チップ100に含まれているリファレンス部121がトリミング信号T0〜T4を受け入れてこれに基づいてリファレンス電圧VREFを発生する。同じく半導体チップ100に含まれている出力部112はリファレンス電圧VREFに基づいて機能回路220に電源電圧VOUTを供給し、機能回路220は電源電圧VOUTの供給に応じてその機能を発揮する。これにより、出力部112を含んでいる半導体チップ100のトランジスタの閾値電圧がどのようにばらついていても(低めの方向にばらついても高めの方向にばらついても)、レギュレータ回路110は機能回路220を構成するトランジスタの閾値電圧のばらつきに応じた適当な電源電圧VOUTを機能回路220に供給することができる。
上記した例とは異なり、仮にレギュレータ回路110とトリミング信号発生回路230が共に半導体チップA(図示せず)に含まれ、機能回路220が半導体チップB〜Zの各々(何れも図示せず)に含まれている場合には、次のような問題が生じる。すなわち、半導体チップB〜Zのトランジスタの閾値電圧のばらつき情報を個別に管理し、半導体チップB〜Zの内のいずれを半導体チップAと共に半導体集積回路装置300に搭載するのかを決定する時点において、搭載する半導体チップ(半導体チップB〜Zの内のいずれか)のトランジスタの閾値電圧のばらつき情報に基づいて半導体チップAに含まれているトリミング信号発生回路230のヒューズを切断しなければならないという問題が生じる。このような方法は技術的には可能であるが、半導体集積回路装置300に共に搭載する半導体チップの組み合わせを見据えた上でのばらつき情報管理が必要となり、結果として情報管理の工程が煩雑になり現実的ではない。
これに対して、本実施例の如く半導体チップ200が機能回路220とトリミング信号発生回路230とを共に含んでいる場合には、半導体チップ200のトランジスタの閾値電圧ばらつき情報が得られた時点で、半導体チップ200と共に半導体集積回路装置300に搭載する半導体チップの組み合わせを考慮することなく、当該閾値電圧ばらつき情報に基づいてトリミング信号発生回路230のヒューズを切断することができる。そのため、本実施例の如くすれば、各々が機能回路220を含んでいる複数の半導体チップ(図示せず)のトランジスタの閾値電圧ばらつき情報を個別に管理することなく、ひいては半導体集積回路装置300の製造時間を増大させることなく、レギュレータ回路110と機能回路220とが互いに異なる半導体チップ100及び200に組み込まれている場合にも、半導体チップ200を低電源電圧、低消費電力で動作させることができる。
図5はレギュレータ回路130を含む半導体集積回路装置300を表すブロック図である。半導体チップ100は、レギュレータ回路130を含んでいる。半導体チップ200は、基準電位発生回路210と、トリミング信号発生回路230とを含んでいる。基準電位発生回路210及びトリミング信号発生回路230は実施例2と同様の構成である。
図6aはリファレンス部131を含むレギュレータ回路130を表す回路図である。レギュレータ回路130はバイアス部111と、出力部112と、リファレンス部131とを含む。バイアス部111及び出力部112は実施例1と同様の構成である。
リファレンス部131は、PMOSトランジスタ36と、可変抵抗素子60と、ダイオード接続されたNMOSトランジスタ37とが電源電位VCCと接地電位GNDとの間に直列に接続されてなる。PMOSトランジスタ36のソースは電源電位VCC接続され、ドレインは出力ノードN13に接続され、ゲートはバイアス電圧入力端子T15に接続されている。バイアス電圧入力端子T15はバイアス部111のノードN1と接続されており、PMOSトランジスタ36はハイバイアス電圧BHに応じてソース−ドレイン間を導通させる。可変抵抗素子60の一端は出力ノードN13に接続され、他端はNMOSトランジスタ37のドレインに接続されている。NMOSトランジスタ37のソースは接地電位GNDに接続されている。また、出力ノードN13に生成されるリファレンス電圧VREFを出力する出力端子T14が出力ノードN12に接続されている。
図6bは可変抵抗素子60を表す回路図である。可変抵抗素子60は出力ノードN13とNMOSトランジスタ37のドレインとの間に直列に接続されている調整用抵抗素子65〜68と、調整用抵抗素子65、66、67及び68と並列に接続されているNMOSトランジスタ61、62、63及び64とからなる。NMOSトランジスタ61、62、63及び64のゲートはそれぞれトリミング信号入力端子T63、T62、T61及びT60に接続されている。なお、本実施例における可変抵抗素子60に含まれる調整用抵抗素子及びNMOSトランジスタの個数はそれぞれ4つであるが、本発明にかかる個数の制限は無い。
実施例2と同様にトリミング信号発生回路230が生成、出力するトリミング信号T0〜T3により、出力部112が機能回路220に供給する電源電圧VOUTを制御できる。すなわち、半導体チップ200のトランジスタの閾値電圧が低い方向にばらついた場合には、リファレンス電圧VREFを低くするために、ノードN13と接地電位GNDとの間に接続されている可変抵抗素子60の抵抗値が小さくなるようにヒューズを切断する。反対に半導体チップ200のトランジスタの閾値電圧が高い方向にばらついた場合には、リファレンス電圧VREFを高くするために、ノードN13と接地電位GNDとの間に接続されている可変抵抗素子60の抵抗値が大きくなるようにヒューズを切断する。ヒューズ回路が出力するトリミング信号T0〜T3の電圧値はハイ電圧(電源電位VCC)及びロー電位(0V)であるため、例えばトリミング信号入力端子T60〜T63に隣接しているボンディングワイヤー(図示せず)などから受けるノイズの影響を受け難い。
一般にトランジスタの抵抗値には温度依存性がある。可変抵抗素子60と直列に接続されているNMOSトランジスタ37の抵抗値も半導体チップ100の温度変化に伴って変化する。NMOSトランジスタ37の抵抗値が小さくなればリファレンス電圧が低くなり、反対にNMOSトランジスタ37の抵抗値が大きくなればリファレンス電圧が低くなる。出力部112はリファレンス電圧VREFが低くなれば低い出力電圧VOUTを機能回路220に供給し、反対にリファレンス電圧VREFが高くなれば高い出力電圧VOUTを機能回路220に供給する。半導体チップ100及び半導体チップ200は共に半導体集積回路装置300に搭載されており、通常、半導体チップ100の温度と半導体チップ200の温度とは同方向に変化する。そのため、半導体チップ100の温度変化に応じて出力電圧VOUTを上下させることにより、機能回路220に適当な出力電圧VOUTを供給することができる。
上記した如く本実施例によれば、レギュレータ回路110と機能回路220とが互いに異なる半導体チップ100及び200に組み込まれている場合にも、トリミング信号T0〜T3により閾値電圧のばらつきに応じた出力電圧VOUTを出力部112が機能回路220に供給できるのに加えて、NMOSトランジスタ37により温度変化に応じた出力電圧VOUTを出力部112が機能回路220に供給できる。これにより、半導体チップ200をより最適な条件にて低電源電圧、低消費電力で動作させることができる。
図7はレギュレータ回路140を含む半導体集積回路装置300を表すブロック図である。半導体チップ100は、レギュレータ回路140を含んでいる。半導体チップ200は、基準電位発生回路210と、トリミング信号発生回路230とを含んでいる。基準電位発生回路210及びトリミング信号発生回路230は実施例2と同様の構成である。また、本実施例における機能回路220は低閾値電圧で動作する低閾値トランジスタで構成されている。
図8aはリファレンス部141を含むレギュレータ回路140を表す回路図である。レギュレータ回路140はバイアス部111と、出力部112と、リファレンス部141とを含む。バイアス部111及び出力部112は実施例1と同様の構成である。
リファレンス部141は、PMOSトランジスタ38と、ダイオード接続された低閾値PMOSトランジスタ81と、可変抵抗素子70と、ダイオード接続された低閾値NMOSトランジスタ82とが電源電位VCCと接地電位GNDとの間に直列に接続されてなる。PMOSトランジスタ38のソースは電源電位VCC接続され、ドレインは出力ノードN14に接続され、ゲートはバイアス電圧入力端子T17に接続されている。バイアス電圧入力端子T17はバイアス部111のノードN1と接続されており、PMOSトランジスタ38はハイバイアス電圧BHに応じてソース−ドレイン間を導通させる。可変抵抗素子60の一端は低閾値PMOSトランジスタ81のドレインに接続され、他端は低閾値NMOSトランジスタ82のドレインに接続されている。低閾値PMOSトランジスタ81のソースは出力ノードN14に接続され、低閾値NMOSトランジスタ82のソースは接地電位GNDに接続されている。また、出力ノードN14に生成されるリファレンス電圧VREFを出力する出力端子T16が出力ノードN14に接続されている。
低閾値PMOSトランジスタ81及び低閾値NMOSトランジスタ82は、機能回路220を構成する低閾値トランジスタと同等の閾値電圧を有する低閾値トランジスタであり、これらの閾値電圧は如何なる場合においても、PMOSトランジスタ38などの通常のトランジスタの閾値電圧よりも低くなるように設計されている。これにより、レギュレータ回路140は、低電圧動作のために低閾値のトランジスタで構成されている機能回路220と同様の温度依存性を有することができる。
図8bは可変抵抗素子70を表す回路図である。可変抵抗素子70は、低閾値PMOSトランジスタ81のドレインと低閾値NMOSトランジスタ82のドレインとの間に直列に接続されている調整用抵抗素子75〜78と、調整用抵抗素子75、76、77及び78と並列に接続されているNMOSトランジスタ71、72、73及び74とからなる。NMOSトランジスタ71、72、73及び74のゲートはそれぞれトリミング信号入力端子T73、T72、T71及びT70に接続されている。なお、本実施例における可変抵抗素子70に含まれる調整用抵抗素子及びNMOSトランジスタの個数はそれぞれ4つであるが、本発明にかかる個数の制限は無い。
実施例2と同様にトリミング信号発生回路230が生成、出力するトリミング信号T0〜T3により、出力部112が機能回路220に供給する電源電圧VOUTを制御できる。すなわち、半導体チップ200のトランジスタの閾値電圧が低い方向にばらついた場合には、リファレンス電圧VREFを低くするために、ノードN14と接地電位GNDとの間に接続されている可変抵抗素子70の抵抗値が小さくなるようにヒューズを切断する。反対に半導体チップ200のトランジスタの閾値電圧が高い方向にばらついた場合には、リファレンス電圧VREFを高くするために、ノードN14と接地電位GNDとの間に接続されている可変抵抗素子70の抵抗値が大きくなるようにヒューズを切断する。ヒューズ回路が出力するトリミング信号T0〜T3の電圧値はハイ電圧(電源電位VCC)及びロー電位(0V)であるため、例えばトリミング信号入力端子T70〜T73に隣接しているボンディングワイヤー(図示せず)などから受けるノイズの影響を受け難い。
可変抵抗素子70と直列に接続されている低閾値PMOSトランジスタ81及び低閾値NMOSトランジスタ82の抵抗値は半導体チップ100の温度変化に伴って変化する。低閾値PMOSトランジスタ81及び低閾値NMOSトランジスタ82の抵抗値が小さくなればリファレンス電圧が低くなり、反対に低閾値PMOSトランジスタ81及び低閾値NMOSトランジスタ82の抵抗値が大きくなればリファレンス電圧が低くなる。出力部112はリファレンス電圧VREFが低くなれば低い出力電圧VOUTを機能回路220に供給し、反対にリファレンス電圧VREFが高くなれば高い出力電圧VOUTを機能回路220に供給する。半導体チップ100及び半導体チップ200は共に半導体集積回路装置300に搭載されており、通常、半導体チップ100の温度と半導体チップ200の温度とは同方向に変化する。そのため、半導体チップ100の温度変化に応じて出力電圧VOUTを上下させることにより、機能回路220に適当な出力電圧VOUTを供給することができる。特に、低閾値PMOSトランジスタ81及び低閾値NMOSトランジスタ82は、機能回路220を構成する低閾値トランジスタと同種のトランジスタであり、機能回路220の低閾値トランジスタと同じ温度依存性を有する。そのため、レギュレータ回路110は、温度変化による機能回路220の閾値変化に相当する分だけ出力電圧VOUTの値を上下させて機能回路220に供給することができる。また、PMOSトランジスタである低閾値PMOSトランジスタ81とNMOSトランジスタである低閾値NMOSトランジスタ82とを直列に接続することにより、PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタの両方の温度依存に応じてリファレンス電圧VREFを調整することができる。
上記した如く本実施例によれば、レギュレータ回路110と機能回路220とが互いに異なる半導体チップ100及び200に組み込まれている場合にも、トリミング信号T0〜T3により閾値電圧のばらつきに応じた出力電圧VOUTを出力部112が機能回路220に供給できる。更にレギュレータ回路140が、機能回路220を構成する低閾値トランジスタと同種の低閾値PMOSトランジスタ81及び低閾値NMOSトランジスタ82をリファレンス部141に含むことにより、温度変化による機能回路220の閾値変化に相当する分だけ電圧値を変化させた出力電圧VOUTを出力部112が機能回路220に供給できる。これにより、半導体チップ200をより最適な条件にて低電源電圧、低消費電力で動作させることができる。
半導体集積回路装置を表すブロック図である。 レギュレータ回路を表す回路図である。 基準電位発生回路を表す回路図である。 トリミング信号発生回路を含む半導体集積回路装置を表すブロック図である。 リファレンス部を含むレギュレータ回路を表す回路図である。 可変抵抗素子を表す回路図である。 トリミング信号発生回路を表す回路図である。 別のレギュレータ回路を含む半導体集積回路装置を表すブロック図である。 別のリファレンス部を含むレギュレータ回路を表す回路図である。 別の可変抵抗素子を表す回路図である。 別のレギュレータ回路を含む半導体集積回路装置を表すブロック図である。 別のリファレンス部を含むレギュレータ回路を表す回路図である。 別の可変抵抗素子を表す回路図である。
符号の説明
11〜15、21〜27、31〜38 トランジスタ
40 抵抗素子
50、60、70 可変抵抗素子
51〜54、61〜64、71〜74 調整用トランジスタ
55〜58、65〜68、75〜78 調整用抵抗素子
59 基準用抵抗素子
81 低閾値PMOSトランジスタ
82 低閾値NMOSトランジスタ
91〜98 ヒューズ
100、200 半導体チップ
110、120、130、140 レギュレータ回路
111 バイアス部
112 出力部
121、131、141 リファレンス部
210 基準電位発生回路
211 基準電位調整部
220 機能回路
230 トリミング信号発生回路
231〜234 ヒューズ回路
300 半導体集積回路装置
BH ハイバイアス電圧
BL ローバイアス電圧
GND 接地電位
N1〜N4、N12〜N14、N21、N31〜N34 ノード
T1、T2、T12〜T17、T21、T31〜T34、T50〜T53、T60〜T63、T70〜T73 端子
VCC 電源電位
TRIM トリミング信号
VREF リファレンス信号若しくはリファレンス電圧
VOUT 電源電圧

Claims (14)

  1. 少なくとも2つの半導体チップを含む半導体集積回路装置であって、
    前記半導体チップの一方が、
    基準電位を生成してこれをリファレンス信号として出力する基準電位発生回路と、電源電圧の供給に応じて機能を発揮する機能回路と、を含み、
    前記半導体チップの他方が、
    前記リファレンス信号を受け入れてこれに基づいて前記機能回路に前記電源電圧を供給するレギュレータ回路を含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記レギュレータ回路は、前記リファレンス信号を非反転入力端子に受け入れてこれに基づいて前記電源電圧を出力端子に出力するボルテージフォロワ回路を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記基準電位発生回路は、各々がダイオード接続されているPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタを直列接続してなる基準電位調整部を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  4. 少なくとも2つの半導体チップを含む半導体集積回路装置であって、
    前記半導体チップの一方が、
    トリミング信号を生成してこれを出力するトリミング信号発生回路と、電源電圧の供給に応じて機能を発揮する機能回路と、を含み、
    前記半導体チップの他方が、
    前記トリミング信号を受け入れてこれに基づいてリファレンス電圧を発生するリファレンス部と、前記リファレンス電圧に基づいて前記機能回路に前記電源電圧を供給する出力部と、を含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 前記トリミング信号発生回路は、電源電位と接地電位との間に接続されたヒューズ回路で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記ヒューズ回路は、出力ノードと前記電源電位との間に接続されているヒューズと、前記出力ノードと前記接地電位との間に接続されているヒューズと、前記出力ノードから前記トリミング信号を出力する出力端子とを少なくとも含むことを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記リファレンス部は、ソースが電源電位に接続され且つドレインが出力ノードに接続され且つゲートがバイアス電圧入力端子に接続されているPMOSトランジスタと、前記出力ノードと接地電位との間に接続されている可変抵抗素子と、前記出力ノードから前記リファレンス電圧を出力する出力端子とからなることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記可変抵抗素子は、一端が接地電位に接続されている基準用抵抗素子と、前記基準用抵抗素子の他端と前記出力ノードと間に直列に接続されている複数の調整用抵抗素子と、ドレインが前記調整用抵抗素子の一端に接続され且つソースが前記調整用抵抗素子の他端に接続され且つゲートが前記トリミング信号を受け入れるトリミング信号入力端子に接続されている複数のトランジスタと、からなることを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記リファレンス部は、ダイオード接続され且つドレインが前記可変抵抗素子に接続され且つソースが接地電位に接続されているNMOSトランジスタを有することを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記可変抵抗素子は、前記出力ノードと前記NMOSトランジスタのドレインとの間に直列に接続されている複数の調整用抵抗素子と、ドレインが前記調整用抵抗素子の一端に接続され且つソースが前記調整用抵抗素子の他端に接続され且つゲートが前記トリミング信号を受け入れるトリミング信号入力端子に接続されている複数のトランジスタと、からなることを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路装置。
  11. 前記リファレンス部は、ソースが電源電位に接続され且つドレインが出力ノードに接続され且つゲートがバイアス電圧入力端子に接続されている第1のPMOSトランジスタと、可変抵抗素子と、ダイオード接続され且つソースが前記出力ノードに接続され且つドレインが前記可変抵抗素子の一端に接続されている第2のPMOSトランジスタと、ダイオード接続され且つドレインが前記可変抵抗素子の他端に接続され且つソースが接地電位に接続されているNMOSトランジスタと、前記出力ノードから前記リファレンス電圧を出力する出力端子とからなることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  12. 前記可変抵抗素子は、前記第2のPMOSトランジスタのドレインと前記NMOSトランジスタのドレインとの間に直列に接続されている複数の調整用抵抗素子と、ドレインが前記調整用抵抗素子の一端に接続され且つソースが前記調整用抵抗素子の他端に接続され且つゲートが前記トリミング信号を受け入れるトリミング信号入力端子に接続されている複数のトランジスタと、からなることを特徴とする請求項11に記載の半導体集積回路装置。
  13. 前記出力部は、前記リファレンス電圧を非反転入力端子に受け入れてこれに基づいて前記電源電圧を出力端子に出力するボルテージフォロワ回路を含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  14. 前記機能回路はRAMであることを特徴とする請求項1又は4に記載の半導体集積回路装置。
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