JP4979166B2 - 紙幣搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技台に対応して設けられた遊技媒体貸出し装置に、遊技媒体と交換するために投入された紙幣を回収するために搬送する紙幣搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ店などの遊技店では、パチンコ台やスロットマシンなどの遊技台を横方向に直線状に配置して遊技島を形成しているのが一般的である。図14には、遊技台2を複数台配列した遊技島1の例が示されている。図14において、遊技台2はスロットマシンとして例示されている。遊技台2の間には、遊技台2の2台に1台の割合で、遊技媒体貸出機3が配設されている。図示するスロットマシンに対応する遊技媒体は、メダルであるので、この貸出機3はメダル貸出機である。遊技台がパチンコ台であれば、遊技媒体貸出機は、パチンコ玉貸出機となる。遊技島1には、さらに各遊技台の上方に設けられた呼び出しランプなどの遊技島設備品5およびその上方にストック箱などを置いておく玉箱収納部6が設けられている。
【0003】
上記した遊技島1は、図示しない柱部材と水平部材により構築された支持枠体内に、上述した各遊技台2及び遊技媒体貸出機3を組み込むと共に、各遊技台2の上方に上記遊技島設備品5及びストック箱等を置いておく玉箱収納部6を配置することにより、組み立てられる。
【0004】
一般的に遊技島に設置された遊技媒体貸出機3は、投入した紙幣を紙幣識別した後、内部の収納装置付紙幣識別装置に収納するように構成されており、遊技媒体貸出機3に投入された紙幣で満杯になった時は、遊技店の店員が遊技媒体貸出機3の前面扉を開いて内方側の収納装置付紙幣識別装置に収納された満杯になった紙幣を手作業にて回収する必要があった。
【0005】
これに対して、紙幣の手作業による回収を排除するために昨今は、各遊技媒体貸出機3の遊技島の内部の背面側に、紙幣搬送装置を備えた遊技島が、例えば実開平4−90389号公報に開示されている。
【0006】
この遊技島においては、図15及び図16に示すように、遊技媒体の貸出のために投入された紙幣が、各遊技媒体貸出機3の上方に設けられた紙幣投入口3aから紙幣識別装置3bを介して紙幣を起立姿勢で搬送する紙幣搬送装置4により、遊技島1の端部に設けた島管理装置内に搬送し、内方側の紙幣収納装置にて、整列・収納されるようになっている。
【0007】
このような構成の遊技島1によれば、各遊技台2に、遊技媒体貸出機3が設けられていることにより、遊技者は、遊技台2に隣接した遊技媒体貸出機3の紙幣投入口3aから紙幣を投入することにより、遊技媒体の貸出を受けることができるようになっている。また、店員は従来のように各遊技媒体貸出機3の内方側の収納装置付紙幣識別装置に収納された紙幣をわざわざ回収する手作業がなくなる。
【0008】
また、特開平6−139435号には、図17に示すような構成の紙幣搬送装置が開示されている。すなわち、投入された紙幣をベタ姿勢で搬送する紙幣搬送装置7が遊技島の各遊技台2の上方外部に取り付けられ、前述した呼び出しランプ5及びストック箱等を置いておく玉箱収納部6の上方で、前方に張り出すように配設されており、下方に向かって開口した紙幣投入口7aから紙幣識別装置7bを介して搬送される紙幣を、遊技島の端部に設けられた島管理装置に搬送し、内方側の紙幣収納装置にて、ベタ姿勢の紙幣を整列・収納されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述の公報に示された紙幣搬送装置を既存の遊技島に後付けで設置しようとすると、各遊技台および遊技媒体貸出機の上部を改築する必要があり、大きなコストと時間を要するという問題があった。
【0010】
また、遊技島の全体の横方向の長さ、各遊技台の配列ピッチなどは、その遊技店のレイアウト、遊技台の種類などにより様々であり、個々の遊技島に合わせて、紙幣搬送装置を製作する必要があり、手間がかかるという問題があった。
【0011】
また、紙幣の搬送過程において発生した詰まりに迅速に対応できることが望まれていた。
【0012】
本発明は、前述の問題点を考慮してなされたものであり、遊技島の大がかりな改築等を行う必要がなく、また、寸法や仕様において、様々な変更例がある遊技台および遊技島に対応して、容易に取り付け作業が行え、また紙幣詰まりなどのメンテナンス作業についても容易となる紙幣搬送装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、本発明にかかる紙幣搬送装置は、本発明の主要部である遊技台に対応して設けられた紙幣搬送ユニットから構成される。紙幣搬送ユニットは、紙幣が搬送される搬送路を覆い、開閉可能な搬送ユニットカバーと、前記搬送ユニットカバーとは別体であり、紙幣が投入される投入部を覆い、開閉可能な投入部カバーとを有している。搬送路および投入部について双方を開閉可能としたことで、搬送路、投入部のいずれの部分に詰まった紙幣も容易に取り出すことができる。
【0014】
さらに、前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーが閉状態であるときには、隣接する前記紙幣搬送ユニットにそれぞれ属する前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーとの一部が、正面から見て重なるようにすることができる。これにより隣接する紙幣搬送ユニット同士の隙間が目立たなくなる。
【0015】
さらに、前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーの重なりの幅は、調整可能とすることができる。この調整代によって、各紙幣搬送ユニットの設置のピッチ、すなわち遊技台の配列のピッチが異なる遊技島の設置についても、対応が可能となる。
【0016】
さらに、前記投入部カバーに、その内部に紙幣搬送に関する駆動部と、紙幣を投入する投入口と、前記投入された紙幣の識別装置とを有する前記投入部とを、当該投入部カバーと一体に設けることができる。
【0017】
さらに、前記投入部カバーと前記搬送ユニットカバーの一方は、他方の上から被さるように閉じるように、そして、少なくとも前記一方のカバーに施錠装置を設けることができる。
【0018】
また、前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーの双方に施錠装置を設けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)を、図面に従って説明する。図1は、本発明にかかる紙幣搬送装置が適用される遊技島10の概略構成を示す図である。遊技島10は、複数の遊技台12を横方向に配列して構成される。図示する遊技台12はスロットマシンとして示されているが、他の種類、例えばパチンコ台であってもよい。また、店内のレイアウトにより遊技台12を図の背面側に、図示する遊技台と背中合わせとなるように配列することも可能である。各遊技台12の間には、遊技媒体貸出機14が配置される。また、各遊技台12の上方の前面側には紙幣搬送ユニット16が配置され、各紙幣搬送ユニット16が横方向に連なって紙幣搬送装置18を構成している。紙幣搬送ユニット16が配置されたさらに上方には、ストック箱を置いておく玉箱収納部20が設けられている。
【0020】
紙幣搬送ユニット16は、紙幣を投入する投入部22と、投入された紙幣を搬送する搬送部24を含む。投入部22に投入された紙幣は、同じ紙幣搬送ユニット16に属する搬送部24に送られ、さらに、この搬送部24によって図中左隣の紙幣搬送ユニット16に送られる。搬送される紙幣は、遊技島10の端(図中左端)の紙幣搬送ユニット16においては、遊技島10の端に設けられた島管理装置26に送られ、ここに揃えて収容される。このとき、回収した紙幣の枚数を数え、売り上げカウントされる。また、搬送部24には、遊技島に関する設備品である遊技島設備品28が設けられている。この遊技島設備品28は、図において、呼出しランプとして示している。
【0021】
投入部22に紙幣が投入されると、これに対応した数の遊技媒体が遊技媒体貸出機14の払出し口30から払出される。遊技媒体は、遊技台12の種類によって異なり、スロットマシンであればメダルであり、パチンコ台であればパチンコ玉である。
【0022】
図2および図3は、紙幣搬送ユニット16の構成を示す図であり、図2は紙幣搬送ユニット16を上方より見た状態を示し、図3は図2中、Cで示す部分を正面より見た状態を示している。図示する紙幣搬送ユニット16は2個であるが、実際には横方向に多数が連なって配列される。紙幣搬送ユニット16の投入部22と搬送部24の各々には、内部構造を正面から覆い隠すためのカバー、すなわち投入部カバー32と搬送ユニットカバー34が備えられ、これらのカバー32,34は、それぞれ開閉可能となっている。
【0023】
投入部カバー32には、紙幣を投入する投入口と、投入された紙幣の識別を行う識別装置と、紙幣搬送に関する駆動を行う駆動部とが、その内部に一体に設けられている。この構成の詳細については後述する。搬送ユニットカバー34は閉じた状態で紙幣が搬送される経路である搬送路36を覆う。搬送ユニットカバーの前面には遊技島設備品28が一体に、または後付により設けられている。搬送路36の構成の詳細については後述する。
【0024】
投入部カバー32と搬送ユニットカバー34は、図示するように、隣接する紙幣搬送ユニット16に属するもの同士が向かいあって、開放するように構成されている。すなわち、図中右側の紙幣搬送ユニット16aの搬送ユニットカバー34は右端部を軸として開く左開きであり、左側の紙幣搬送ユニット16bの投入部カバー32は左端部を軸として開く右開きとなっており、双方互いに開放する側に向き合っている。もちろん、右側の紙幣搬送ユニット16aの投入部カバーも右側に、左側の紙幣搬送ユニット16bの投入部カバーも左側に開放するようになっている。
【0025】
二つのカバー32,34は、閉じたときにそれらの一部が重なるようになっている。閉じる際には、まず搬送ユニットカバー34を閉じ、その上に被せるようにして投入部カバー32を閉じる。投入部カバー32を閉じた後、このカバーに設けた施錠装置38により施錠を行う。投入部カバー32が搬送ユニットカバー34に被さるように閉じているので、投入部カバー32を施錠することにより搬送ユニットカバー34も開放できないようになる。
【0026】
図4は、搬送部24の、搬送方向に直交する面における断面図である。紙幣搬送ユニットのほぼ全長にわたって搬送ベルト40が巻き渡されている。搬送ベルト40は、後述する図5などによりわかりやすく示されいてる。さらに、詳述すれば、搬送ベルト40は、後述する駆動装置によって駆動される駆動ローラ(図6等参照)と、従動ローラ44(図6等参照)に巻き渡されている。これらのローラの間には、所定個数の支持ローラ46が配置されている。図示するように、支持ローラ46は、略たる形に形状を有し、ベース48に回動自在に支持されている。搬送ユニットカバー34の裏面の、支持ローラ46の両端よりやや外側には、2本の前側ガイドレール50が、搬送ユニットカバー34と一体に設けられている。さらに、その外側において、ベース48より後側ガイドレール52が、これもベース48と一体に設けられている。紙幣55は、図示されるように、搬送ベルト40および後側ガイドレール52と、前側ガイドレール50とに挟持され、搬送される。つまり、搬送ユニットカバー34を閉じた状態で、前後のガイドレール50,52および搬送ベルト40により搬送路36が形成される。
【0027】
図5から図9は、紙幣搬送ユニット16の連結に関する説明図である。二つの紙幣搬送ユニット16a,16bの一方を遊技台12の上方の所定位置に固定する。以下の説明では、左側のユニット16bを先に固定した場合について説明するが、順番は、これに限定されるものではない。また、必要に応じて右側の紙幣搬送ユニット16aの構成部材には添え字aを、左側の紙幣搬送ユニット16bの構成部材には添え字bを付して説明する。
【0028】
まず、図5および図6に示すように、左側ユニット16bを遊技台に対し固定した状態で、当該ユニット16bの投入部カバー32bを開放する。この開放によって、左側のユニット16bのベース48bの右端が露出する。また、同様に、搬送路36bの構成要素である後側ガイドレール52bの右端も露出する。一方、右側のユニット16aの搬送ユニットカバー34aも開放状態となっている。前記のように正面側に露出した左側のユニットのベース48bに、図7および図8のように、右側のユニット16aのベース48aの左端を挿入し、遊技台の位置に合わせて、ベース48aを固定する。図9は、この状態を裏面より見た状態を示す図である。このとき、ベース48a,48bは、お互いの左右方向位置のずれを許容するように構成されており、これによって、遊技台の配列ピッチの変化を吸収し、様々な配列ピッチに対応することができるように構成されている。すなわち、図9によく示されるように、ベース48bの端部のコの字形の内側に挿入されるベース48aの端部は、コの字への挿入量が調整できるようになっている。例えば、遊技台の配列ピッチがより小さいときは、図9に示すより、より奥まで挿入して対応するようになっている。
【0029】
右側のユニット16aを、そのベース48aを遊技台に対し固定することによって取り付けた後、まず搬送ユニットカバー34aを閉じ、その後で投入部カバー32bを閉じる。前述のように投入部カバー32bには施錠装置38が設けられており、これにより施錠を行ない、搬送ユニットカバー34aおよび投入部カバー32bをロックする。
【0030】
以上の紙幣搬送ユニット16の連結作業を繰り返して、遊技島の一方の面の紙幣搬送装置を完成させる。
【0031】
図10および図11には、投入部22のより詳しい構成が示されている。特に、図11は、投入部22の構成を示すために、主にベース48を省略して、投入部22を背面から見た状態を示している。紙幣と投入する投入口54が投入部カバー32の正面に設けられている。投入口54に続いて、搬送路36に紙幣を導く導入路56が設けられている。導入路56の途中には、紙幣識別装置58が配置され、投入された紙幣の種別または正規の紙幣であるかを識別する。紙幣が正規のものであり、種別が識別された場合、この識別装置58は、紙幣の投入および種別示す信号を遊技媒体貸出機14に送出する。遊技媒体貸出機14においては、前記信号に基づき紙幣の額に応じた遊技媒体を払い出す。
【0032】
前述した搬送ベルト40を駆動する駆動機構60が投入部22に設けられている。駆動機構60は、駆動モータ62と、この駆動モータ62の駆動力を前述の駆動ローラ42に伝達するギア列64を含む。搬送ベルト40は駆動ローラ42に駆動され、当該搬送ベルト40と前後のガイドレール50,52により紙幣を挟持し、搬送する。
【0033】
以上のように、本実施形態においては、投入部カバー32と搬送ユニットカバー34の双方を開閉可能とすることにより、投入部22内部、搬送部24内部の詰まりなどに容易に対応することができる。また、二つのカバー32,34が閉じたときに重なるように構成したことにより、正面から見たときに、隣接する紙幣搬送ユニット16間に隙間を生じない。また、二つのカバー32,34の重なりの幅を調整可能とすることにより、紙幣搬送ユニット16の配列ピッチ、すなわち遊技台12の配列ピッチが異なる場合についても、これを許容することができる。また、閉じられた搬送ユニットカバー34の一部に、上から被さるように投入部カバー32を閉じ、投入部カバー32のみ施錠することにより、搬送ユニットカバー34も同時に開けることができなくなり、施錠、解錠の手数が簡略である。
【0034】
図12および図13は、本発明にかかる他の実施形態の概略構成を示す図である。紙幣搬送装置を構成する紙幣搬送ユニット116は、前述の実施形態と同様に、紙幣を投入する投入部を覆う投入部カバー132と、搬送路を覆う搬送ユニットカバー134とを有し、双方が開閉可能となっている。前述の実施形態と異なるのは、搬送ユニットカバー134の開閉の向きであり、他の構成については前述と同様であり説明は省略する。搬送ユニットカバー134は、その下端付近を軸として、手前に倒れるようにして開く。カバーを閉じる際には、まず搬送ユニットカバー134を閉じ、その一部に上から被さるように投入部カバー132を閉じる。
【0035】
この構成においても、二つのカバー132,134が閉じたときに、その一部が重なるようになっており、またその重なり代も調整可能となっている。さらに、投入部カバー132のみに設けた施錠装置により、二つのカバー132,134の双方の施錠を行うことができる。
【0036】
以上の実施形態においては、投入部カバー32,132にのみ施錠装置を設けたが、投入部カバー32,132を先に閉じ、その上から搬送ユニットカバー34,134を被せるようにして閉じる構成とした場合には、逆に搬送ユニットカバー34,134に施錠装置を設ける。また、双方のカバーに施錠装置を設けることも可能である。特に、二つのカバー32,34またはカバー132,134が独立して開閉する場合には、施錠装置は双方に設けることが好ましい。
【0037】
【発明の効果】
本発明の主要部である遊技台に対応して設けられた紙幣搬送ユニットは、紙幣が搬送される搬送路を覆い、開閉可能な搬送ユニットカバーと、紙幣が投入される投入部を覆い、開閉可能な投入部カバーとを有している。これにより、搬送路および投入部について双方を開閉可能となり、搬送路、投入部のいずれの部分に詰まった紙幣も容易に取り出すことができる。
【0038】
さらに、前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーが閉状態であるときには、隣接する前記紙幣搬送ユニットにそれぞれ属する前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーとの一部が、正面から見て重なるようにすることができる。これにより隣接する紙幣搬送ユニット同士の隙間が目立たなくなる。
【0039】
さらに、前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーの重なりの幅は、調整可能とすることができる。この調整代によって、各紙幣搬送ユニットの設置のピッチ、すなわち遊技台の配列のピッチが異なる遊技島の設置についても、対応が可能となる。
【0040】
さらに、前記投入部カバーに、その内部に紙幣搬送に関する駆動部と、紙幣を投入する投入口と、前記投入された紙幣の識別装置とを有する前記投入部とを、当該投入部カバーと一体に設けることができ、簡易な構造となる。また、投入部の裏側に紙幣の搬送路がある場合、投入部全体を開けることにより、ここの搬送路を露出することができ、保守が容易となる。
【0041】
さらに、前記投入部カバーと前記搬送ユニットカバーの一方は、他方の上から被さるように閉じるように、そして、少なくとも前記一方のカバーに施錠装置を設けることができる。前記一方のカバーに設けた施錠装置により二つのカバー双方の施錠を行うことができ、施錠操作が簡単となる。
【0042】
また、前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーの双方に施錠装置を設けることができる。これにより、より確実に施錠を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技島の概略構成を示す図である。
【図2】 本実施形態にかかる紙幣搬送装置を構成する紙幣搬送ユニットの開閉動作説明図である。
【図3】 図2のC部詳細図である。
【図4】 搬送部の断面図である。
【図5】 紙幣搬送ユニットの連結作業の説明図である。
【図6】 図5のA部詳細図である。
【図7】 紙幣搬送ユニットの連結作業の説明図である。
【図8】 図7のB部詳細図である。
【図9】 図7を裏側より見た状態を示す図である。
【図10】 投入部の詳細構成を示す図である。
【図11】 投入部を裏側より見た状態を示す図である。
【図12】 他の実施形態を示す図である。
【図13】 図12の他の実施形態の側面図である。
【図14】 従来の遊技島の概略構成を示す図である。
【図15】 従来の紙幣搬送装置および遊技媒体貸出機の例を示す図である。
【図16】 図15の装置の側面図である。
【図17】 従来の紙幣搬送装置の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
10 遊技島、12 遊技台、14 遊技媒体貸出機、16 紙幣搬送ユニット、18 紙幣搬送装置、22 投入部、24 搬送部、32 投入部カバー、34 搬送ユニットカバー、36 搬送路、38 施錠装置、40 搬送ベルト、48 ベース、50 前側ガイドレール、52 後側ガイドレール、54 投入口、58 紙幣識別装置、60 駆動機構。
Claims (4)
- 横方向に配列された遊技台の上方の前面側に、遊技台配列方向に沿って設けられた搬送路に沿って紙幣を搬送する紙幣搬送装置を構成し、前記個々の遊技台に対応して設けられた紙幣搬送ユニットであって、
前記搬送路の一部の前面側に配置され、紙幣が投入される投入部と、
前記搬送路の一部を覆い、開閉可能な搬送ユニットカバーと、
搬送ユニットカバーと別体であり、前記投入部を覆い、開閉可能な投入部カバーと、
を有し、
前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーにより当該紙幣搬送ユニットの前面側が覆われ、
前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーとが閉状態にあるとき、隣接する前記紙幣搬送ユニットにそれぞれ属する前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーの一部が、正面から見て重なるようになり、前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーの重なりの幅は調整可能である、
紙幣搬送ユニット。 - 横方向に配列された遊技台の上方の前面側に、遊技台配列方向に沿って設けられた搬送路に沿って紙幣を搬送する紙幣搬送装置を構成し、前記個々の遊技台に対応して設けられた紙幣搬送ユニットであって、
前記搬送路を覆い、開閉可能な搬送ユニットカバーと、
紙幣が投入される投入部を覆い、開閉可能な投入部カバーと、
を有し、
前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーとが閉状態にあるとき、隣接する前記紙幣搬送ユニットにそれぞれ属する前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーの一部が、正面から見て重なるようになり、前記搬送ユニットカバーと前記投入部カバーの重なりの幅は調整可能である、
紙幣搬送ユニット。 - 請求項1または2に記載の紙幣搬送ユニットであって、前記投入部カバーには、その内部に、前記紙幣搬送に関する駆動部と、紙幣を投入する投入口と、前記投入された紙幣の識別装置とを有する前記投入部が、当該投入カバーと一体に設けられている、紙幣搬送ユニット。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の紙幣搬送ユニットであって、前記投入部カバーと前記搬送ユニットカバーの一方は、他方の上から被さるように閉じ、少なくとも前記一方のカバーには、施錠装置が設けられている、紙幣搬送ユニット。
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