JP4472954B2 - 遊技島における紙幣収納装置 - Google Patents
遊技島における紙幣収納装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4472954B2 JP4472954B2 JP2003288323A JP2003288323A JP4472954B2 JP 4472954 B2 JP4472954 B2 JP 4472954B2 JP 2003288323 A JP2003288323 A JP 2003288323A JP 2003288323 A JP2003288323 A JP 2003288323A JP 4472954 B2 JP4472954 B2 JP 4472954B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- banknote
- standby
- unit
- banknotes
- transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 95
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 38
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 42
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 16
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 7
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009418 renovation Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
この紙幣搬送装置を説明すると、両側の横方向に配列された遊技台の上部近傍の前面側に、例えばユニット形態として遊技台の配列方向に延びる搬送路に沿って紙幣を起立姿勢で搬送する紙幣搬送部を有した紙幣搬送ユニットが備えられ、該紙幣搬送ユニットは、個々の遊技台に対応し、接続するように設けられている。このため、各紙幣搬送ユニットに設けた紙幣投入口に遊技客が紙幣を投入すると、各紙幣搬送ユニットを搬送していき島端の紙幣収納装置を備えた島管理装置にて回収するように成っている。上記紙幣搬送装置によれば、両側の横方向に配列された遊技台の上部近傍に設けることから、島端には紙幣収納装置を備えた島管理装置も両側に二箇所備える必要がある。
他方の特許文献2においては、一箇所の紙幣収納装置にて収納整列させるように構成しているが、終端付近にて紙幣の姿勢を変換しなくてはならず、この姿勢変換にて連続して紙幣が搬送されてくると、紙幣詰まりが頻繁に発生し易くトラブルの要因となっていた。トラブルになってしまうと、店員はその都度、紙幣詰まりの修復作業を行わなければならず、面倒で厄介な作業となっていた。特に、変換部位における修復作業は、作業し難く時間が掛かっていた。その修復している間は他の店員が手作業にて紙幣の回収を行う必要があった。
紙幣搬送装置は、遊技島の両側の遊技台面の両面に設けられ、
島管理装置は、遊技島の一方の島端に設けられると共に、内部に遊技台面の両面の紙幣搬送装置から搬送される紙幣の搬送方向が直交方向に転向されて収納する紙幣収納装置が設けられており、
紙幣収納装置は、搬送されてきた紙幣を取り込む第一取込口及び第二取込口が左右に備え、第一取込口から取り込まれた紙幣を第一待機部に搬送する第一搬送駆動部と第二取込口から取り込まれた紙幣を第二待機部に搬送する第二搬送駆動部と、第一搬送駆動部にて取込んだ紙幣を一時待機させる第一待機部と、第二搬送駆動部にて取込んだ紙幣を一時待機させる第二待機部と、待機部にある紙幣を押し出す紙幣押出機構と、紙幣押出機構によって押し出された紙幣を収納する共有紙幣収納部と、から構成され、
第一待機部と第二待機部を紙幣収納装置内の前後方向の重ね合わせた位置に設け、両待機部の待機紙幣を同時に紙幣押出機構により共有紙幣収納部に収納するよう構成したことによって達成される。
以下に説明する実施形態の紙幣搬送装置は、ユニット形態から成る紙幣搬送ユニットを複数台連接した構成による説明としたが、この紙幣搬送装置の構成に限定されるものでなく、例えば一本の搬送ベルトを遊技島の長さに掛け渡し、紙幣を挟持して搬送する構成の紙幣搬送装置でも良く、他の構成の紙幣搬送装置にて紙幣を紙幣収納装置に回収するようにしても良い。
ここでは、遊技台2がスロットマシンなので、遊技媒体貸出機3はメダル貸出機が配列されたスロットマシン設置遊技島1となる。また、図示しないが遊技台がパチンコ台の場合、遊技媒体貸出機はパチンコ玉貸出機が配列されたパチンコ台設置遊技島となる。
以下の説明においては、スロットマシン(以下、遊技台2という)、メダル貸出機(以下、貸出機3という)、を配列した両面島のスロットマシン設置島1とし、以下、図2において両側(両面島)に配列した紙幣搬送装置10から紙幣収納装置20に収納する説明においては、向かって右側に配列した側の紙幣搬送装置を一方側10Rと称し、向かって左側に配列した側の紙幣搬送装置を他方側10Lと称して説明する。向かって右側に関連する構成は、一方側としてRの符号が付き、向かって左側に関連する構成は、他方側としてLの符号が付けられている。
尚、上記においては背中合わせに2列で複数の遊技台を設置した両面島として説明したが、遊技台一列を横方向に配列した片面島のスロットマシン設置遊技島(所謂、壁島やパチンコ台併設島)にも適用することが出来る。また、従来は、この片面島のスロットマシン設置遊技島の場合は、右側の片面島用の紙幣収納装置、左側の片面島用の紙幣収納装置と各々仕様(収納する向き)を替えて設置していたが、本発明の紙幣収納装置を取り付けることによって、何れ側の片面島用でも共有して取付けることも出来る。尚、使用しない片側の方はカバーで塞いでいる(不図示)。
図1又は図2に示すように、紙幣収納装置20は遊技島1の終端の妻板の上方寄りに取り付けられた島管理装置16内に備えられている。そして、遊技島1(1R、1L)の横方向に配列され遊技台2の上方近傍の両側に配列された紙幣搬送装置10(10R、10L)にて搬送してくる紙幣を順次整列収納するように構成されている。
上記島管理装置16内には、上記した紙幣収納装置20と島の運転状況やトラブルや売上げ集計する等の操作部を有した制御部16aとが設けられ、この遊技島1における運営管理を行うよう矩形した本体ケース内に収められている。さらに、上記した島管理装置16の両側には、終端の紙幣搬送装置10と接続する屈曲した迂回搬送部15(15R、15L)が設けられ、両側に配列された紙幣搬送装置10R、10Lの終端と接続されている。よって、両側に配列された紙幣搬送装置10R、10Lにて搬送してきた紙幣はこの迂回搬送部15R、15Lを経由して後述する紙幣収納装置20の第一取込口22R、第二取込口22Lに取込まれる。
また、第一取込口22Rから取り込んだ紙幣を第一待機部28Rに導くように延設した第一通路30Rと、第二取込口22Lから取り込んだ紙幣を第二待機部28Lに導くように延設した第二通路30Lと、第一通路30R及び第二通路30Lとの間に凸片状と成した中央突片33の区分け部材32とを、上下面の位置に対向するように設け、第一取込口22Rから取り込んだ紙幣を第一待機部28Rに、第二取込口22Lから取り込んだ紙幣を第二待機部28Lにそれぞれ導く際、上記した区分け部材32によって前後の位置に一時待機させるようにしている。
また、中央に設けた凸片状と成した中央突片33と、該中央突片33の両側の凸片状と成した側壁突片34とを設けることによって、一時待機している紙幣の上下端縁を保持するようにしている。よって、一時待機している長手姿勢の紙幣が倒れることなく維持され、後続から取り込まれる紙幣によって紙幣詰まりすることがない。
紙幣取込口22は、それぞれ迂回搬送部15の終端と接続されていて、両側に配列した紙幣搬送装置10から搬送されてきた紙幣は迂回搬送部15を経由して取り込むように縦型に開口されている。尚、接続部位のみ少し幅広に形成されており、受け渡す際の紙幣詰まりを防止している。そして、紙幣搬送装置10(10R、1oL)から搬送されてきた紙幣は迂回搬送部15(15R、15L)にて搬送された紙幣は紙幣取込口22(第一取込口22R、第二取込口22L)から受け入れられて、後述する連接した両側の搬送駆動部23(第一搬送駆動部23R、第二搬送駆動部23L)にて搬送され、一時待機部28(第一待機部28R、第二待機部28L)へと送り込まれていく。
つまり、一方側1Rから搬送してきた紙幣は第一取込口22Rに取り込まれ、後述する第一通路30Rから第一待機部28Rに導かれて長手姿勢で一時待機し、他方側1Lから搬送してきた紙幣は第二取込口22Lに取込まれ、第二通路30Lから第二待機部28Lに導かれて長手姿勢で一時待機している。このように第一待機部28R及び第二待機部28Lに別々のスペースに区別して待機させることが出来るため、紙幣が同時に進入してきても衝突することがない。
収納本体ケース20cは、図8又は図9に示すように基盤20eの上には両端(第一取込口22R及び第二取込口22L)付近から折曲した起立側壁を有し、その起立側壁の両側を延設して略長方形に形成した共有紙幣収納部40が形成されている。この共有紙幣収納部40の前側に第一待機部28R及び第二待機部28Lが設けられている。
また、基盤20eに折曲した起立側壁の上方には、該起立側壁と同じ長さを有した上蓋20fが被せ長方形状(駆動本体ケース20d)に密閉と成すように覆っている(図3及び図4参照)。この上蓋20fの裏面にも第一待機部28R及第二待機部28Lが同じ位置となるように設けられている。つまり、上記した第一待機部28R及び第二待機部28Lは、下面の基盤20eの端縁側と、上面の上蓋20fの端縁側に対向するように設けられている。このように上下面に設けた第一待機部28R及び第二待機部28Lの中央突片33と側壁突片34によって、長手姿勢の紙幣の上端側の一部部分と下端側の一部部分を保持することで、長手姿勢の紙幣を倒れることなく一時待機させておき、この長手姿勢を維持させた紙幣の中央部位(空間部位)を紙幣押出し機構35によって押出すことが出来るのである。
下面の基盤20eに設けた第一待機部28Rは、一方側1Rの片側に開口された第一取込口22Rと湾曲通路とを経由して設けられた第一通路30Rとして形成されている。該湾曲通路と第一通路30Rは連接された長辺の長さを有した側壁突片34にて通路と成している。
また、下面の基盤20eに設けた第二待機部28Lは、他方側1Lの片側に開口された第二取込口22Lと湾曲通路とを経由して設けられた第二通路30Lとして形成されている。該湾曲通路と第二通路30Lは連接された長辺の長さを有した側壁突片34にて通路と成している。この下面の第一待機部28R(第一通路30R)及び第二待機部28L(第二通路30L)の間には、傾斜状の中央突片33と成した区分け部材32が設けられている。
さらに、上記した第一待機部28Rは、第一取込口22Rから湾曲通路を経由して搬送する第一待機部28Rの入口側が幅広く、奥に(第二取込口22L)向かって先細と成るように形成されている。第二待機部28Lにおいても同様に、第二取込口22Lから湾曲通路を経由して搬送する第二待機部28Lの入口側が幅広く、奥に(第一取込口22R)向かって先細と成るように形成されている。このように形成することによって、第一取込口22R及び第二取込口22Lから取込まれてきた紙幣の先端と、既に待機している紙幣の終端とが衝突して紙幣詰まりしないようにしている。
そして、一方側1Rから搬送してきた紙幣は第一取込口22Rに取込まれ、第一通路30Rと成した通路から第一待機部28Rに導かれて長手姿勢で一時待機する。他方側1Lから搬送してきた紙幣は第二取込口22Lに取込まれ、第二通路30Lと成した通路から第二待機部28Lに導かれて長手姿勢で一時待機する。
図5は、紙幣収納装置の概略構成を示す外観平面図であり、図6は、紙幣収納装置の搬送駆動部の構成を示す平面図である。
図5又は図11に示すように、紙幣押出機構35は収納本体ケース20cの基盤20eの略中央に設けられている。そして、第一待機部28R及び第二待機部28Lに待機した長手姿勢の紙幣を後述する第一検知部26、第二検知部27にて検知し、押出し制御に基づいて共有紙幣収納部40へと順次、押し出すように成している。
紙幣押出機構35は、駆動モータ35aとスタック板35bと押出機構36とから大略構成されている。スタック板35bは、長手姿勢の紙幣よりやや大きめの長方形に形成され、裏側には上、下に取付け部と湾曲長孔36bを有したクランク部材35cが設けられている。上記裏側に設けた上、下の取付け部にクロス状に成した収縮部材36aが上下に取付けられている。駆動モータ35aの回転軸の先端がクランク部材35cに設けた湾曲長孔36bに軸支されている。よって、駆動モータ35aが駆動すると、回転する回転軸の先端が湾曲長孔36b間を移動することにより、スタック板35bが前後方向(収縮動作)に移動する。このときクロス状に成した収縮部材36aにて均等に押出すように作用させている。
図5又は図6に示すように共有紙幣収納部40は、収納本体部20bの上面側の収納本体ケース20cの略中央付近に設けられ、上述した第一待機部28R及び第二待機部28Lに待機した紙幣を紙幣押出機構35によって押し出された紙幣を整列収納させるものである。
該整列収納部40aは、基盤20eに折曲した起立側壁を延設して略長方形に形成されている。また、上面が開口され、下面の中央に後述するスタック保持板41aのスライド機構41がスライド動作するようにスライド通路41bが形成されている。上記した整列収納部40aに起立姿勢の紙幣が多数枚(例えば、800枚)収納することが出来るようにしている。上記したスタック板35bと、スタック保持板41aとが対向した同じ姿勢に設けられている。
スライド機構41は、スライド軸41cを挿通したスライド通路41bにスタック保持板41aを有したスライド保持部41dが、スライド(前後動作)するように成している。
スタック保持板41aは、長手姿勢の紙幣よりやや大きめの長方形に形成され起立してスライド保持部41dに保持されている。このスライド保持部41dにスライド軸41cが挿通され、このスライド保持部41dによって水平方向に保持したままスライドする。スライド保持部41dには両端に回動ローラ41eを軸支しているため転動する際、スムーズにスライド通路41bを横振れすることがなくスライドする。また、スライド保持部41dの一端と側壁の他端とを挿通したスライド軸41cに弾性材41f(コイルバネ)が設けられ、この弾性材41fの引張力は押出し機構側に付勢されている。
営業前は、スライド通路41bのスライド保持部41dのスタック保持板41aは、弾性材41fの引張力によって上述した第一待機部28R及び第二待機部28L側寄りに位置している。そして、営業していくと次第の両側の紙幣搬送装置10にて搬送された紙幣が取込まれ、第一待機部28R及び第二待機部28Lに待機した紙幣は紙幣押出機構35によって押し出されて順次整列収納されていく。整列する収納枚数が次第に増えていくとスライド保持部41dのスタック保持板41aが弾性材41fの引張力に反して次第に後退していくが、常時、弾性材41fの引張力は押出機構側に付勢されているため、紙幣がバラけることなく整列して収納することができる。尚、図示しないが整列収納部40aの端部寄りに満杯状態を検知する満杯検知部が設けられていて、この満杯検知部にて検知すると満杯に近い状態である旨が島管理装置16の制御部16aに出力(満杯トラブル信号)され、外部報知するようにしている。
尚、搬送駆動部23の構造についての説明は、両側共に同じ構成(共通)なので、一方側1Rである第一取込口22R側のみ説明とし、他方側1Lの第二取込口22L側の説明は省略する。
図6図と、図11又は図12に示すように搬送駆動部23は、収納本体部20bの上面側の収納本体ケース20cの両側付近に設けられ、上述した両側の迂回搬送部15(15R、15L)に連接した第一取込口22R及び第二取込口22Lから受け入れた紙幣を内部の第一待機部28R及び第二待機部28Lに導くために送り出すためのものである。
外側駆動部24は、上面側に回転ローラ24iを設けた回転軸24fと、伝達ローラ24hを設けた回転軸24gとが軸支され、回転ローラ24iと伝達ローラ24hとに回動ベルト24jが巻回されている。回転軸24fは、上方に回転ローラ24iを、下方に伝達歯車24eを基盤20eに挿通して設けられている。回転軸24gは、上方に伝達ローラ24hを、下方に駆動歯車24dを基盤20eに挿通して設けられ、下方の駆動歯車24dと伝達歯車24eとが噛み合う位置に軸支されている。この駆動歯車24dと駆動モータ24aの回転軸に設けた歯車24bとが伝達ベルト24cにて巻回されている。
内側駆動部25は、上述した外側駆動部24の上面に軸支された回転ローラ24iと伝達ローラ24hと同じ高さに各々プーリー状のローラに形成したもので、テンションを付与させるためのものである。この回転ローラ24i及び伝達ローラ24hに巻回した回動ベルト24jと、各々プーリー状の補助ローラ25bとは紙幣が一枚通過できる隙間弱と成している。尚、伝達ローラ24hを軸支した回転軸24gと、該回転軸24gに対峙した位置の補助ローラ25bを軸支した二本の回転軸25c、25dの上端は上蓋20fに設けたベアリングに各々軸支されている。上記した補助ローラ25bのうち、内側寄りの補助ローラ25bの上部には多数枚の羽根25eが設けられていて補助ローラ25bの回動に伴って回転する。この回転する羽根25eの先端によって一時待機した紙幣の終端を当接させることで終端の長さを揃えることが出来る。
搬送駆動部23Rには、二個の検知部26、27が設けられていて、この二個の検知部26、27の検知に基づいて、上述した紙幣押出機構35が動作するように構成されている。
尚、ここでの搬送駆動部23Rの駆動モータ24aは、第一取込口22R側の付近に検知部を設け、この検知部にて検知した時、駆動モータ24aが駆動する間欠動作する駆動制御としているが、常時駆動する駆動制御としても良い。
上述した搬送駆動部23(第一搬送駆動部23R及び第二搬送駆動部23L)は、両側に駆動モータ24aを設けて両側の駆動機構を駆動するよう成したが、ここでは一個の駆動モータ24aによって駆動するような構造にした。尚、上述した駆動機構の構成と同じものは説明を省略する。
両側の紙幣搬送装置10R、10Lにて搬送されてきた紙幣を取込む第一取込口22R及び第二取込口22Lと、該第一取込口22R及び第二取込口22Lに連接して紙幣を内部に搬送する両側の第一搬送駆動部23R及び第二搬送駆動部23Lとが備えられ、一方側1Rの第一搬送駆動部23Rの駆動源を、他方側1Lの第二搬送駆動部23Lに伝達駆動ベルト24Cを介して伝達させて、他方側1Lの第二搬送駆動部23Lを駆動させる構造としている。
図13に示すように収納本体ケース20cの下面側に、一方側1Rの駆動モータ24aの駆動歯車24dと、他方側1Lの駆動歯車24dとが一本の伝達駆動ベルト24Cで巻回させることで、一方側1Rの駆動モータ24aの駆動源を他方側1Lへと伝達し、他方側1Lの第二搬送駆動部23Lが駆動することになる。よって、駆動モータ24aが一個でも両側の搬送駆動部23を駆動させることが出来る。
ここでも両側共に同じ構成(共通)なので、一方側1Rである第一取込口22R側に設けた二個の第一検知部26、第二検知部27のみ説明とし、他方側1Lの第二取込口22L側に設けた第一検知部26、第二検知部27の説明は省略する。
第一検知部26は、紙幣が進入してきたことを検知するように第一取込口22Rから第一待機部28Rへ通じる第一通路30Rの第一搬送駆動部23R(投入口付近)に設けられている。
第二検知部27は、第一検知部26から少し間隔をおいた伝達ローラ24hの上部に取付けられている。この間隔は、紙幣の通過するに足りる長さの分としている。また、第二検知部27は、紙幣の通過を検知すると共に、この通過する数を検知して売上げ出力している。この第一取込口22Rに設けた検知によって、一方側1Rの遊技島1Rに連接した紙幣搬送装置10Rにて搬送されてくる紙幣の枚数を売上げとしてカウントし、各貸出機3の売上げ出力と合っているか、掌握することが出来る。また、遊技島1R、1Lに配列した各貸出機3の売上げを配列毎に掌握することも出来る。
上記した二個の検知部(第一検知部26、第二検知部27)の検知に基づいて、第一待機部28Rに待機した紙幣を紙幣押出機構35にて押出して共有紙幣収納部40へと紙幣詰まりすることなく押出している。ここでの二個の第一検知部26、第二検知部27は、片を有したアクチェータ式による検知としたが、透過型センサ等でも良く、種類に限定するものでない。
第一検知部26にて迂回搬送部15Rから搬送され、第一取込口22R付近にて紙幣の先端を検知し、搬送されてきたことを検知すると共にこの第一検知部26の検知にて、後続から紙幣が搬送されてくるか検知している。
第一検知部26(一個目)を紙幣が通過し、その紙幣が第二検知部27(二個目)を通過した時、一個目の第一検知部26を再検知した時、後続の紙幣にて一個目の第一検知部26が、また検知すると紙幣押出機構35は押し出し動作せず、取込まれた紙幣は第一待機部28Rに待機したままでいる。つまり、一個目の第一検知部26と二個目の第二検知部27が検知している時は、既に取り込まれた紙幣の背面側に次々と起立姿勢にて重なって複数枚が待機状態でいる。そして、一個目の第一検知部26にて検知しない時(後続の紙幣が来ないと判断した)、第一待機部28Rに待機した複数枚の紙幣を紙幣押出機構35が動作することにより、整列収納部40aの共有紙幣収納部40へと押し出すことが出来る。
また、第二取込口22Lから取り込まれ、第二待機部28Lのみに待機している紙幣を紙幣押出機構35にて押し出す動作(タイミング)についても、同様なので説明は省略する。
押し出す動作については、上述したタイミングにて押し出すようにしているが、先ず、第一取込口22Rに設けた一個目の第一検知部26にて検知していないと判断し、さらに第二取込口22Lに設けた一個目の第一検知部26にて検知していないと判断した時に、両側の紙幣を同時に紙幣押出機構35にて整列収納部40aに押し出して収納するようにしている。つまり、両側に設けた一個目の第一検知部26が検知していないと判断した時のみ動作し、何れか側の一個目の第一検知部26が検知すると、動作は行わず、第一待機部28R及び第二待機部28Lに取込まれた紙幣の背面側に次々と起立姿勢にて重なり合い複数枚が待機状態でいる。
以上に説明した紙幣収納装置20の各構成の動作は、島管理装置16内に設けた制御部16aにて動作制御するように成している。
10 紙幣搬送装置(一方側列10R 他方側列10L)
20 紙幣収納装置
22 紙幣取込口(第一取込口22R、第二取込口22L)
23 搬送駆動部(第一搬送駆動部23R 第二搬送駆動部23L)
26 第一検知部
27 第二検知部
28 一時待機部(第一待機部28R 第二待機部28L)
30 導入通路(第一通路30R 第二通路30L)
32 区分け部材
33 中央突片
35 紙幣押出機構
40 共有紙幣収納部
40a 整列収納部
40C 伝達駆動ベルト
Claims (1)
- 遊技台を一面に複数台並べるとともに遊技台間に遊技媒体貸出機を設置し、横方向に配列された遊技台の上方近傍に延在する取付板に紙幣を遊技台配列方向に搬送を行う紙幣搬送装置を設置し、該紙幣搬送装置の終端に搬送されてきた紙幣を整列収納する紙幣収納装置を備えた遊技島における島管理装置であって、
紙幣搬送装置は、遊技島の両側の遊技台面の両面に設けられ、
島管理装置は、遊技島の一方の島端に設けられると共に、内部に遊技台面の両面の紙幣搬送装置から搬送される紙幣の搬送方向が直交方向に転向されて収納する紙幣収納装置が設けられており、
紙幣収納装置は、
搬送されてきた紙幣を取り込む第一取込口及び第二取込口が左右に備え、
第一取込口から取り込まれた紙幣を第一待機部に搬送する第一搬送駆動部と
第二取込口から取り込まれた紙幣を第二待機部に搬送する第二搬送駆動部と、
第一搬送駆動部にて取込んだ紙幣を一時待機させる第一待機部と、
第二搬送駆動部にて取込んだ紙幣を一時待機させる第二待機部と、
待機部にある紙幣を押し出す紙幣押出機構と、
紙幣押出機構によって押し出された紙幣を収納する共有紙幣収納部と、から構成され、
第一待機部と第二待機部を紙幣収納装置内の前後方向の重ね合わせた位置に設け、
両待機部の待機紙幣を同時に紙幣押出機構により共有紙幣収納部に収納する
ことを特徴とする、遊技島における紙幣収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003288323A JP4472954B2 (ja) | 2003-08-07 | 2003-08-07 | 遊技島における紙幣収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003288323A JP4472954B2 (ja) | 2003-08-07 | 2003-08-07 | 遊技島における紙幣収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005052504A JP2005052504A (ja) | 2005-03-03 |
JP4472954B2 true JP4472954B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=34367005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003288323A Expired - Fee Related JP4472954B2 (ja) | 2003-08-07 | 2003-08-07 | 遊技島における紙幣収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4472954B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107430795A (zh) * | 2015-04-23 | 2017-12-01 | 富士通先端科技株式会社 | 纸张厚度检测传感器及纸币鉴别单元 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110580764A (zh) * | 2019-09-20 | 2019-12-17 | 中国工商银行股份有限公司 | 多钞口的金融自助终端 |
-
2003
- 2003-08-07 JP JP2003288323A patent/JP4472954B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107430795A (zh) * | 2015-04-23 | 2017-12-01 | 富士通先端科技株式会社 | 纸张厚度检测传感器及纸币鉴别单元 |
CN107430795B (zh) * | 2015-04-23 | 2019-11-05 | 富士通先端科技株式会社 | 纸张厚度检测传感器及纸币鉴别单元 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005052504A (ja) | 2005-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20140077439A (ko) | 지폐류 입출금장치 | |
JP2007280299A (ja) | 紙葉類処理装置 | |
KR20140084535A (ko) | 지폐류 입출금장치 | |
JP2008013303A (ja) | 媒体処理装置 | |
JP4472954B2 (ja) | 遊技島における紙幣収納装置 | |
JP2016173633A (ja) | 硬貨分岐機構および硬貨処理装置 | |
JP2000177935A (ja) | 紙幣処理機 | |
KR20140081145A (ko) | 지폐류 입출금장치 | |
JP3751519B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP2017174082A (ja) | 自動釣銭入出金機 | |
JP4979166B2 (ja) | 紙幣搬送装置 | |
JPH05186126A (ja) | 紙葉類の収納装置 | |
JPH10188077A (ja) | 紙幣入出金機 | |
JPH04278693A (ja) | 紙葉類の姿勢変換装置及び搬送処理装置 | |
JP2560500Y2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP4342777B2 (ja) | 紙幣搬送装置 | |
JP3454591B2 (ja) | 紙幣収納装置 | |
JP4383764B2 (ja) | 硬貨収納投出ユニットおよび装置、ならびに硬貨釣銭機 | |
JP3259983B2 (ja) | 紙幣の搬送、収納装置 | |
JPH07311869A (ja) | 紙幣の搬送装置 | |
JP2000293730A (ja) | 金銭処理装置 | |
JP2584573Y2 (ja) | 紙葉類収納装置 | |
JP2021020747A (ja) | 紙葉類振分機構及び紙葉類処理装置 | |
JP2022073533A (ja) | 金庫ユニット | |
JP2003192146A (ja) | 紙葉類収納繰り出し装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090819 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090825 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091020 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20091023 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100209 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100304 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4472954 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |