JPH10188077A - 紙幣入出金機 - Google Patents
紙幣入出金機Info
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- JPH10188077A JPH10188077A JP8347681A JP34768196A JPH10188077A JP H10188077 A JPH10188077 A JP H10188077A JP 8347681 A JP8347681 A JP 8347681A JP 34768196 A JP34768196 A JP 34768196A JP H10188077 A JPH10188077 A JP H10188077A
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Abstract
段と紙幣結束手段とを同一機体内に組込むことを可能と
する。 【解決手段】 ばら紙幣を受入れて識別し、入金処理し
て収納する入金手段と、出金指令に基づいて収納ばら紙
幣の出金処理を行う出金手段とを備えた紙幣入出金機に
おいて、機体2の上部域2Aに結束用紙幣集積部7およ
び集積された紙幣の結束手段9を配設し、前記入金手段
および出金手段を機体の下部域2Bに配設してなり、前
記入金手段または出金手段の紙幣搬送系を前記結束用紙
幣集積部7に接続したことを特徴とする。
Description
り、特に紙幣を所定枚数毎に結束する結束機能を備えた
紙幣入手金機に関する。
する機能を有する紙幣入出金機として、例えば特開平3
−34088号公報に示されるものが従来から知られて
いる。
入出金処理に用する紙幣収納庫を含む入出金部に隣接し
て紙幣の結束部が配設される構造となっている。
は、紙幣の入出金部に隣接して紙幣の結束部が配設され
るものであるため、必然的に紙幣の入出金部を構成する
に必要な物理的スペースと、紙幣の結束部を構成するに
必要な物理的スペースとが機体の奥行き方向である水平
方向の内部にそれぞれ占めることになり、その結果、機
体の奥行き方向の寸法が大きくなり、奥行き寸法の狭い
場所への設置が困難になるという問題があった。
向のスペースを大きく必要とすることなく紙幣の入出金
手段と紙幣の結束手段とを同一機体内に組込むことを可
能とし、設置スペースの削減を図ることを課題とするも
ので、ばら紙幣を受入れて識別し、入金処理して収納す
る入金手段と、出金指令に基づいて収納ばら紙幣の出金
処理を行う出金手段とを備えた紙幣入出金機において、
機体の上部域に結束用紙幣集積部および集積された紙幣
の結束手段を配設し、前記入金手段および出金手段を機
体の下部域に配設してなり、前記入金手段または出金手
段の紙幣搬送系を前記結束用紙幣集積部に接続したこと
にある。
うにし、前記結束手段により結束された紙幣束を前記放
出口へ搬送する搬送手段を設けて結束後に放出させるよ
うにすることができる。
を収納する紙幣束収納部を設け、紙幣を束状態で収納し
ておくようにすることができる。そしてこの収納部に紙
幣束放出手段を付設して該収納部から紙幣束を放出口へ
投出するようにしてもよい。
形態を参照して説明する。図1は本発明を適用する紙幣
入出金機1の外観を示し、図2はその略示断面を示すも
ので、図2において機体2は上部域2Aと下部域2Bと
からなっており、下部域2Bの前部側には入金口3、出
金口4、入金リジェクト口5が配設され、上部域には紙
幣束排出口6、結束用紙幣集積部7、一括または金種別
の紙幣束収納庫8、紙幣結束部9がそれぞれ配設されて
おり、前記集積部7から送入される所定枚数の紙幣をテ
ープにより結束し、結束後の紙幣束Pは前記紙幣束放出
口6または紙幣束収納部8へ搬送手段により搬送される
ようになっている。
に続いて紙幣の搬送系が設けられている。この搬送系中
には、紙幣の金種、真偽、正損等を識別する識別部10
が設けられており、その下流側に一時保留部11への搬
送路12と、この搬送路12(入金方向)と出金方向
(出金または結束)との分岐部13、出金方向において
表裏反転部14を経て出金口4および結束紙幣用集積部
7方向への分岐部15、出金口4と結束用紙幣集積部7
との各搬送路16,17への分岐部18が設けられてい
る。また前記入金口3から識別部10に至る間の途中部
には入金リジェクト口5への合流部19,20がそれぞ
れ設けられており、前記搬送路12は一時保留部11へ
の送入路21に連なっている。この送入路21と前記搬
送路12の識別部10より上流側とは搬送路22,23
で連なっている。
部24が設けられている。この収納部24には、5千円
紙幣収納庫25、万円紙幣収納庫26、千円紙幣収納庫
27、出金リジェクト紙幣収納庫28、損券収納庫29
が設けられ、上記出金リジェクト紙幣収納庫28を除く
他の収納庫25,26,27,29の直上位置に一時保
留紙幣を貯留しておく保留室30,30…が設けられて
おり、上記出金リジェクト紙幣収納庫28へは搬送路2
1から直接分岐して送入するようになされている。他の
収納庫へは前記搬送路21から送入搬送路31,31…
を通じて送入され、繰出しは繰出し搬送路32,32…
を通じて行われる。前記結束紙幣用集積部7の開口部に
はシャッタ33が設けられている。図1において34は
操作部を示す。
ない通常の繰込み手段により紙幣が1枚ずつ繰込まれ、
その繰込まれた紙幣は識別部10において金種、真偽、
正損等が識別され、正券紙幣は分岐部13から搬送路1
2、送入搬送路21,31…を通じ前記識別された金種
に対応する収納庫25〜27のいずれかの一時保留室3
0へ送入され、収納確認指令により各収納庫25〜27
へ収納される。
えば千円紙幣収納庫27が規定収納量に近づいていると
すると、千円紙幣収納庫27に一旦受入れたのち再び繰
出して識別部10、分岐部13、表裏反転部14を経由
し、分岐部15,18、搬送路17を経て結束用紙幣集
積部7へ送られて集積され、所定枚数に至ったとき紙幣
結束部9へ送られ、テープによる結束が行われる。結束
された紙幣束Pは、取出す必要がある場合は紙幣束排出
口6へ、収納しておく場合は紙幣束収納部8の対応金種
収納部へ送られる。上記において千円紙幣が結束用紙幣
集積部7へ送られる間は入金口3に残る混合紙幣はその
まま待ちの状態におかれる。
Pを収納庫8に収納または収納庫8からの取出しを行わ
せるため、図2の矢印Aで示す部位に設けられる紙幣束
収納投出装置の一例を示している。
実施形態では上部が開放された箱状の収納庫8内に2箇
所の紙幣束収納部8A,8Bを有する場合を示してい
る。
端側から他端側にかけて延びる一対の載置板61,61
が設けられている。これら載置板61,61は、その基
部61a,61aがガイドロッド42に嵌合されて図3
に示す最接近位置から矢印方向に離反し得るよう載置板
開閉手段を構成しており、載置板61,61の最大離反
時には載置板61,61間の距離が紙幣束Pの長手方向
の長さより大きく開くようになされている。
は、例えば前記ガイドロッド42に反対ネジを刻設して
これに載置板41,41の基部41a,41aを螺合す
るようにし、このガイドロッド42を回動させることに
より載置板41,41が離接する方向に移動させるよう
にするなど、適宜な慣用手段を採用することができる。
また載置板41,41の他端は図示しないガイドにより
開閉移動がスムーズに行われるようになされる。
1,41が紙幣束Pの両端部下面を支持する位置(図3
の状態)におかれるとき、その載置板41,41間の間
隔内に進入して載置板41,41上の紙幣束Pの側面に
当接し得る押圧部43aを有し、図3に移動手段として
象徴的に示すガイドロッド44にそって載置板41,4
1の基端位置から他端位置近くまでの間にわたって移動
可能とされている。
ッド44にそって無端状のベルトを配し、このベルトに
押出し部材43を固定して、ベルトの回動により押出し
部材43を移動させるようにするなど、適宜な手段を採
用することができる。
は、図3に2点鎖線図示位置P1に適宜な手段により供
給され、紙幣束Pの長手方向両端は図示しないガイドに
より載置板41,41の外方へ移動しないようになされ
ている。
た紙幣束Pを収納庫8の収納部8Aに収納する場合は、
押出し部材43が前進してその押圧部43aにより紙幣
束Pが押され、図3に実線で示す位置へ移動したとき載
置板41,41が開いてその間から紙幣束Pが収納部8
A内に落下収納される。他方の収納部8Bに収納する場
合には、その直上位置に紙幣束Pが至ったとき載置板4
1,41が開き、その箇所に落下収納される。
部材43を載置板41,41の未端近くまで前進させる
ことにより矢印イのように収納庫8へは収納せずに機外
への排出口6へ投出することができる。
を2箇所とした場合について示したが、仕様に応じ1箇
所あるいは3箇所以上とすることは任意である。
Pを機外へ投出する機能を付加した実施形態を示すもの
である。
束P,Pを収納するように区分され、各収納部8A,8
B内には紙幣束Pを載置した状態で昇降駆動されるステ
ージ45,45が設置されている。
施形態と同様に一対ずつの載置板41A,41Aおよび
41B,41Bがそれぞれ設けられ、図4の位置から矢
印方向に離反し得るようになっている。
出部であり、その上端面46aは前記載置板41A,4
1Bの上面と略同一高さ位置とされている。またP1は
結束部9から収納または投出のために送り込まれる紙幣
束の位置を示す。
場合は、その上部の載置板41A,41A上へ紙幣束P
を押出し部材43により押送したとき該載置板41A,
41Aが離反することにより収納部8A内へ落入収納さ
れる。
載置板41A,41Aは近接した状態のままにおかれ、
その上を紙幣束Pを滑らせて上記収納部8B上の載置板
41B,41B上まで押送し、そのとき載置板41B,
41Bを離反させることにより紙幣束Pが収納部8B内
へ落入収納される。
束Pを投出させる場合は次のようにして行われる。まず
収納部8A内の紙幣束Pを投出させる場合は、その収納
部8Aの載置板41A,41Aは離反させておき、図5
のようにその収納部8Aのステージ45を上昇させ、他
方の収納部8Bの載置板41B,41Bは閉じた状態に
おく。次いで押出し部材43が矢印方向に前進し、その
押圧部43aで最上位の紙幣束Pを押し出し、隣位の載
置板41B,41B上を滑らせて機外への投出部46へ
矢印ロの経路を経て投出される。
Pを投出させる場合は、その収納部8Bの載置板41
B,41Bを離反させ、図6のようにその収納部8Bの
ステージ45を上昇させ、押出し部材43を矢印方向に
前進してその押圧部43aで最上位の紙幣束Pを投出部
46へ矢印ハのように投出する。
体の上部域に紙幣の結束部を配置したので、結束部を構
成するために要するスペースが機体の上方位置に集約し
て構成することができ、これにより機体に紙幣の結束部
を付設しても機体の奥行き寸法が増大せず、機体の設置
時におけるスペースの削減を図ることができる。また結
束後紙幣束を投出させるようにしても、その紙幣束放出
口を機体の紙幣入出金部の上方位置に位置するので、身
体を屈めずとも紙幣束の取出しができる利点がある。
斜視図。
の一例を示す斜視図。
Claims (4)
- 【請求項1】ばら紙幣を受入れて識別し、入金処理して
収納する入金手段と、出金指令に基づいて収納ばら紙幣
の出金処理を行う出金手段とを備えた紙幣入出金機にお
いて、機体の上部域に結束用紙幣集積部および集積され
た紙幣の結束手段を配設し、前記入金手段および出金手
段を機体の下部域に配設してなり、前記入金手段または
出金手段の紙幣搬送系を前記結束用紙幣集積部に接続し
たことを特徴とする紙幣入出金機。 - 【請求項2】前記結束手段により結束された紙幣束を機
体の上部域に形成された放出口へ搬送する搬送手段を有
する請求項1記載の紙幣入出金機。 - 【請求項3】前記結束手段により結束された紙幣束を収
納する紙幣束収納部を有し、紙幣を束状態で収納するよ
うにした請求項1または2記載の紙幣入出金機。 - 【請求項4】前記紙幣束収納部は紙幣束投出手段を有
し、紙幣束を前記投出手段により直接または投出手段に
より投出されたのち搬送手段により前記放出口へ放出す
るようにされている請求項3記載の紙幣入出金機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34768196A JP3685895B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 紙幣入出金機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34768196A JP3685895B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 紙幣入出金機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10188077A true JPH10188077A (ja) | 1998-07-21 |
JP3685895B2 JP3685895B2 (ja) | 2005-08-24 |
Family
ID=18391859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34768196A Expired - Fee Related JP3685895B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 紙幣入出金機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3685895B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2184721A1 (en) | 2008-11-06 | 2010-05-12 | Glory Ltd. | Banknote handling apparatus |
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JPH08318907A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-12-03 | Laurel Bank Mach Co Ltd | 紙葉類結束機 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34768196A patent/JP3685895B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3685895B2 (ja) | 2005-08-24 |
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