JPH09227011A - 紙葉類の搬送装置および紙幣入出金機 - Google Patents

紙葉類の搬送装置および紙幣入出金機

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JPH09227011A
JPH09227011A JP6192896A JP6192896A JPH09227011A JP H09227011 A JPH09227011 A JP H09227011A JP 6192896 A JP6192896 A JP 6192896A JP 6192896 A JP6192896 A JP 6192896A JP H09227011 A JPH09227011 A JP H09227011A
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bucket
conveyance
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paper sheet
bill
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JP6192896A
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English (en)
Inventor
Shozo Fuwa
正造 不破
Atsushi Mizoguchi
敦士 溝口
Junji Nishiwaki
順次 西脇
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、紙葉類を出入れする各部間の相互
を対設することにより、各部分での搬送機構と繰出し機
構の簡略化を図って搬送路の短縮、装置の小型化および
低コスト化を図った紙葉類の搬送装置および紙幣入出金
機の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、紙葉類を出入れする各出入れ
部分と接続して紙葉類を搬送処理する搬送路を備えた紙
葉類の搬送装置であって、搬送路の出入れ部分に接続し
た紙葉類出入れ用のバケットと、このバケットの紙葉類
受入れ部分に、搬送路から導かれた紙葉類を出入れ許容
して収納する収納部を対設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば紙幣入出
金機に内部構成されるような紙葉類の搬送装置に関し、
さらに詳しくは紙葉類の搬送処理構造を簡略化した紙葉
類の搬送装置および紙幣入出金機に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、紙幣入出金機に内蔵される紙幣処
理装置を例にとって説明する。この紙幣処理装置は、図
14に示すように、入出金口141と連通する内方に鑑
別部142、表裏反転部143、一時保留部144、返
却保留部145、第1〜第3金種別スタッカ146〜1
48、運用カートリッジ149、回収カートリッジ15
0との各部間をループ状に搬送路151で接続して入出
金取引や分配回収処理等を許容している。
【0003】この紙幣の搬送処理に際して、入金処理時
は、図14に太く実線で示すように、入出金口141に
投入された紙幣を鑑別部142に導いて鑑別した後、表
裏反転部143で表裏を揃えて一時保留部144に一時
保留し、このとき鑑別不良紙幣は後段の返却保留部14
5に導いて返却可能に保留し、入金取引確定後に、図1
5に太く実線で示すように、一時保留部144から紙幣
を一枚ずつ繰出して大きく循環搬送させて鑑別対応する
第1〜第3の金種別スタッカ146〜148に振分けて
収納している。またこのとき、流通に不適な損券紙幣が
あれば回収カートリッジ150に回収処理している。
【0004】さらに、出金処理時は、図16に太く実線
で示すように、出金指定された金種のスタッカ147か
ら指定枚数を繰出し、この繰出した紙幣を鑑別部142
で鑑別した後、大きく循環搬送させて入出金口141へ
と搬送して出金している。また、このとき流通に不適な
損券紙幣があれば回収カートリッジ150に回収処理し
ている。
【0005】さらに、紙幣初期セットや補充等の分配処
理時は、図17に太く実線で示すように、運用カートリ
ッジ149から繰出した紙幣をループ状の搬送路151
に導き、この搬送途中の鑑別部142で金種を鑑別して
鑑別対応する金種別のスタッカ146〜148に分配し
て収納している。またこのとき、流通に不適な損券紙幣
があれば回収カートリッジ150に回収している。
【0006】しかし、このように各部間をループ状に接
続する搬送路は各部間の配置関係から搬送距離が長くな
り、またこれに伴って搬送路の屈曲や搬送方向の切換え
が多いため複雑で大きな搬送構造を要し、特に入出金
口、一時保留部、返却保留部等の一時的に紙幣を集積す
る部分には必ず搬送機構と集積機構と繰出し機構を必要
とし、一旦集積した紙幣を再び一枚ずつ繰出し動作する
という複雑な搬送を余儀なくされるため、装置の大型
化、コスト高および紙幣詰り(ジャム)が発生しやすい
問題を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、紙
葉類を出入れする各部間の相互を対設することにより、
各部分での搬送機構と繰出し機構の簡略化を図って搬送
路の短縮、装置の小型化および低コスト化を図った紙葉
類の搬送装置および紙幣入出金機の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
紙葉類を出入れする各出入れ部分と接続して紙葉類を搬
送処理する搬送路を備えた紙葉類の搬送装置であって、
搬送路の出入れ部分に接続した紙葉類出入れ用のバケッ
トと、このバケットの紙葉類受入れ部分に、搬送路から
導かれた紙葉類を出入れ許容して収納する収納部を対設
したことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、収納部を複数個配
設して構成したことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、収納部の紙葉類を
後方から押出して前方のバケットに押出し移送する押出
し手段を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、バケットを傾動さ
せて各紙葉類の出入れ部分と接続対応させる傾動支持手
段を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、収納部を搬送路よ
り分岐して接続したことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、上述の紙葉類の搬
送装置を内部構成した紙幣入出金機であることを特徴と
する。
【0014】
【作用】この発明によれば、紙葉類の搬送処理時に搬送
路から導かれた紙葉類を収納部に受入れて収納処理し、
その後、対設された紙葉類出入れ用のバケットに移し替
えて移送する。
【0015】また、バケットへの移送に際しては、バケ
ットに複数の収納部を接続許容して対設し、その特定の
収納部から紙葉類を移送する。
【0016】同じく、バケットへの移送に際しては、押
出し手段が収納部に収納した紙葉類を後方から押出して
前方のバケットに押出し移送する。
【0017】また、バケットに紙葉類を出入れする際、
傾動支持手段がバケットを傾動させてバケットを各紙葉
類の出入れ部分と接続対応させる。
【0018】また、紙葉類の搬送処理時に搬送路から紙
葉類を特定の収納部に導く際は、搬送路に分岐接続され
た分岐搬送路を介して収納処理する。
【0019】このような紙葉類の搬送装置を内部構成し
た紙幣入出金機で紙幣を搬送処理して取引処理する。
【0020】
【発明の効果】この結果、収納部からバケットに紙葉類
を移し替えるときは、収納部に集積した紙葉類を一枚ず
つ搬送するのではなく、集積完了状態のまま押出して一
括してバケットに移し替え可能な一括移送構造がとれる
ため、搬送距離の短縮、搬送時間の短縮および移送処理
性能の向上が図れる。
【0021】さらに、バケットの向きを変えれば複数の
収納部と接続対応する共用構成のため、この一つのバケ
ットを有効利用して紙葉類を任意方向から受入れて搬送
処理することができる。
【0022】また、同一搬送路上に複数の収納部と一つ
のバケットを同搬送路の一部として配置すれば、装置全
体の小型化および搬送部品点数の削減が図れ、それゆえ
搬送系の簡素化および低コスト化が図れ、さらに搬送路
の屈曲部分や搬送分岐箇所が少なくなるため、ジャムの
抑制効果も同時に高まる。
【0023】また、このような紙葉類の搬送装置を備え
て紙幣入出金機を構成した場合は、確実に紙幣入出金機
の小型化、低コスト化および搬送処理性能の向上を図る
ことができる。
【0024】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は金融機関の係員窓口に設置される紙幣入
出金機11を示し、この紙幣入出金機11は長方体状を
有する装置本体12の上面両側に入出金操作用の係員操
作部13,13を備え、また装置本体12の手前側に傾
斜する傾斜上面に紙幣を出入れ許容する入出金用のバケ
ット14を備えている。
【0025】図2は紙幣入出金機11に内部構成される
紙幣処理装置21を示し、この紙幣処理装置21は上部
の搬送処理群22と下部の収納処理群23とに大別さ
れ、上部の搬送処理群22は凹形状のバケット14と連
通する内方に、紙幣Aを鑑別する鑑別部24と、紙幣を
表裏反転する表裏反転部25と、損券紙幣や取忘れ紙幣
を回収する回収箱26と、紙幣を返却/取込み用に一時
保留する一時保留部27と、鑑別不良紙幣や入金取消し
紙幣を返却用に保留する返却保留部28と、これらを上
部でループ状に接続する上部搬送ラインL1 と、この上
部搬送ラインL1の鑑別部分を共通通路として下部でル
ープ状に接続する下部搬送ラインL2 とを備えて構成し
ている。
【0026】このうち、上部搬送ラインL1 は搬送始端
部をバケット14に設定し、搬送終端部を一時保留部2
7と返却保留部28と両保留部手前の搬送分岐位置Pに
設定して、この上部搬送ラインL1 上で紙幣Aをループ
状に搬送許容している。
【0027】この場合、紙幣を出入れ利用するバケット
14は、起立状態の外部対応位置から傾いた内部対応位
置まで傾動許容して設け、通常はバケット14を起立し
て上方開口部より係員が紙幣を出入れ操作する外部対応
位置にあって、この外部対応位置からバケット14を傾
動させて各々の内部対応位置に対応させる。例えば、入
金取引時にはバケット14を内部対応位置の上部搬送ラ
インL1 と接続対応させて、このバケット14に入金さ
れた紙幣を内部に取込み許容する。この上部搬送ライン
L1 のライン下側を共通ラインとしてループ状の下部搬
送ラインL2 を接続し、この下部搬送ラインL2 のライ
ン下側を収納処理群23に組込んで構成している。
【0028】下部の収納処理群23は、運用カートリッ
ジ29と金種別の第1〜第3スタッカ30〜32とを配
設し、このうち運用カートリッジ29は運用搬送ライン
L3を介して既述した上下部搬送ラインL1 ,L2 に接
続し、また各スタッカ30〜32は下部搬送ラインL2
のライン下側を通過許容させた状態でこの下部搬送ライ
ンL2 に接続している。
【0029】この場合、各スタッカ30〜32は、一側
面に紙幣Aを搬入する搬入口Laを有し、他側面に紙幣
Aを搬出する搬出口Lbを有し、その間を水平方向にス
タッカ通過ラインL4 で横貫接続し、また各スタッカ3
0〜32の搬出口Lb側を隣設するスタッカの搬入口L
a側に接続して紙幣を受渡し可能に連設している。この
ため、連設された各スタッカ30〜32は水平方向に連
続する各スタッカ通過ラインL4 …が接続されて、ここ
に導かれた紙幣を通過許容している。
【0030】また、下部搬送ラインL2 から導かれた紙
幣をスタッカ30〜32に収納する時は、搬入口Laの
分岐位置で紙幣を分岐搬送させて受入れ収納し、逆に紙
幣を放出する時はスタッカの搬出口Lbより紙幣を繰出
して放出処理する。
【0031】ところで、バケット14と各保留部27,
28との接続に際しては、バケット14を傾動したとき
に特定の傾斜角度で各保留部27,28と各々接続対応
する接続対応位置に傾動許容して設けている。
【0032】例えば、図3はバケット14を一時保留部
27に接続対応させた傾動対応状態を示し、この傾動対
応状態では一時保留部27の後方開口部とバケット14
の開口部とを直接対向させて相互を開口対応させて紙幣
をバケット14に受入れ許容する。図4はバケット14
を返却保留部28に接続対応させた傾動対応状態を示
し、この傾動対応状態では同様に、返却保留部28の後
方開口部とバケット14の開口部とを直接対向させて相
互を開口対応させて紙幣をバケット14に受入れ許容す
る。
【0033】このような開口対応状態で各保留部27,
28側からバケット14側に紙幣を一括移送可能に設け
たものであって、この場合、各保留部27,28とバケ
ット14は全体的に接続部分をへ字形の中高状態に傾斜
設定して設け、これにより各保留部27,28での集積
状態の安定化とバケット受入れ時での安定集積を図って
いる。
【0034】図5はバケット傾動機構51を示し、この
バケット傾動機構51はパルスモータを用いたバケット
駆動モータM1 の主軸に駆動ギャ52を取付け、この駆
動ギャ52に噛合する中間ギャ53介してバケット14
に一体に取付けられた従動ギャ54と噛合させることに
より、バケット駆動モータM1 からの回転伝達力をバケ
ット14に伝達して、バケット14を定められた多段階
の接続対応角度に傾動支持する。
【0035】また、この傾斜開口対応状態から後述する
押出し機構を駆動して集積紙幣A…をバケット14側に
一括移送する。
【0036】図6は上述の集積紙幣を一括移送する押出
し機構61を示し、この押出し機構61は保留部27,
28毎に同構造を有して配設されるため、下側の一時保
留部27を例にとって説明すると、この一時保留部27
の傾斜角度に沿って配設した底板27aの下方に押出し
駆動モータM2 によって回転駆動する一括移送ベルト6
2を配設し、さらにこの一括移送ベルト62の上面に押
圧板63を立設してこの一括移送ベルト62をバケット
14側に駆動することにより、押圧板63がバケット1
4側への移動過程で一時保留部27に集積している全保
留紙幣A…を押出してバケット14側に一括移送する。
【0037】このように、各保留部27,28に押出し
機構61を備えて全保留紙幣A…をバケット14側に即
座に受渡すことができるため、この間の紙幣の移動処理
には一枚毎の搬送動作ではなく多数枚を一括移送して、
搬送長さの短縮および搬送時間の短縮を図っている。
【0038】次に、この紙幣処理装置21の搬送処理動
作を図7〜図9の搬送説明図を参照して説明する。図7
は入金取引時の搬送処理動作を示し、今、外部から入金
紙幣A…をバケット14に投入すると、この投入された
入金紙幣A…の投入完了後にバケット傾動機構51によ
りバケット14は、図8に示すように、傾動して内部の
上部搬送ラインL1 と接続対応し、入金紙幣A…はこの
バケット14から上部搬送ラインL1 を介して鑑別部2
4へと導かれ、ここで紙幣Aの真偽、金種、表裏、損券
度合い等が鑑別され、有効であれば表裏反転部25で表
裏が揃えられた後、一時保留部27に導かれて一時保留
される。
【0039】このとき、入金取引に不適な不良紙幣があ
れば、返却保留部28に導いて保留し、その保留紙幣の
返却時は、図4に示したように、バケット14をバケッ
ト傾動機構51により傾動させて返却保留部28に接続
対応させた後、図6に示した押出し機構61を駆動して
全返却紙幣A…をバケット14に一括して返却する。ま
た、入金取消し時の場合も同様に、図3に示したよう
に、バケット14を一時保留部27に接続対応させた
後、押出し機構61を駆動して一時保留した全集積紙幣
A…をバケット14に一括して返却する。
【0040】図9は入金紙幣の収納処理動作を示し、入
金取引が確定すると、一時保留部27に保留した全集積
紙幣A…を押出し機構61によりバケット14に一括移
送した後、このバケット14より上部搬送ラインL1 お
よび下部搬送ラインL2 を介して鑑別対応する金種別の
第1〜第3スタッカ30〜32へと金種別に収納処理す
る。このとき、流通に不適な損券紙幣があれば回収箱2
6に導いて回収処理する。
【0041】このように、保留部からバケットに紙幣を
移送するときは、保留部に集積した紙幣を一枚ずつ搬送
するのではなく、全紙幣を集積完了状態のまま押出して
一括してバケットに移し替える一括移送構造のため、搬
送距離の短縮、搬送時間の短縮および移送性能の向上が
図れ、さらにバケットの傾斜角度を変えて複数の接続部
分と接続する共用構成のため、この一つのバケットを有
効利用して紙幣を任意方向から受入れて出入れ処理する
ことができる。
【0042】図10〜図13は上部搬送ラインL1 に分
岐接続した一時保留部27の分岐接続機構101を示
し、この分岐接続機構101は搬送分岐位置Pに相当す
る鑑別部24の外壁面102と、これに対設した搬送ロ
ーラ103とで挟持搬送面を形成し、この挟持搬送面を
上部搬送ラインL1 の一部に構成しており、この部分に
振分け板104と、この振分け板104によって搬入案
内される位置に対設した羽根車付きの集積ガイドローラ
105とで、図10および図11に示すように、この保
留部手前の搬送分岐位置Pに導かれた紙幣を上部搬送ラ
インL1 から一枚ずつ分岐搬送して一時保留部27側に
取込んで集積する。またこの場合、紙幣Aは横長の搬送
状態で搬送幅方向に複数個配設された各ローラ103,
105…によって一枚ずつ安定して分岐搬送される。
【0043】また、図12および図13に示すように、
振分け板104を、上部搬送ラインL1 より退避させれ
ば、搬送分岐位置Pに導かれた紙幣は上部搬送ラインL
1 上を直進してそのまま後段へと搬送される。さらに、
この分岐接続機構101は、返却保留部28についても
同構造を有して配設されるため、返却保留部28に対し
ても同様に安定して分岐搬送処理する。
【0044】このように、同一搬送ライン上に2つの保
留部と一つのバケットを同搬送ラインの一部として組込
んでいるため、装置全体の小型化および搬送部品点数の
削減が図れ、またこれに伴って搬送系の簡素化および低
コスト化が図れ、さらに搬送路の屈曲部分や搬送分岐箇
所が少なくなるため、ジャムの抑制効果も同時に高ま
る。また、このような紙幣の搬送装置を備えて紙幣入出
金機を構成しているため、紙幣入出金機は小型化、低コ
スト化および搬送処理性能の向上を図ることができる。
【0045】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の紙葉類の搬送装置は、実施例の
紙幣処理装置21に対応し、以下同様に、紙葉類は、紙
幣Aに対応し、搬送路は、上部搬送ラインL1 に対応
し、収納部は、一時保留部27と返却保留部28に対応
し、押出し手段は、押出し機構61に対応し、傾動支持
手段は、バケット傾動機構51に対応するも、この発明
は上述の一実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の紙幣入出金機の外観斜視図。
【図2】この発明の紙幣入出金機に内蔵される紙幣処理
装置を示す内部構成図。
【図3】この発明のバケットと一時保留部との接続対応
状態を示す要部側面図。
【図4】この発明のバケットと返却保留部との接続対応
状態を示す要部側面図。
【図5】この発明のバケット傾動機構を示す側面図。
【図6】この発明の押出し機構を示す要部側面図。
【図7】この発明の入金取引時のバケットへの紙幣投入
状態を示す内部側面図。
【図8】この発明の入金取引時の搬送処理動作を示す搬
送説明図。
【図9】この発明の紙幣収納時の搬送処理動作を示す搬
送説明図。
【図10】この発明の一時保留部側への分岐搬送状態を
示す分岐接続機構の要部側面図。
【図11】この発明の一時保留部側への分岐搬送状態を
示す図10のa−a矢視図。
【図12】この発明の非分岐搬送状態を示す分岐接続機
構の要部側面図。
【図13】この発明の非分岐搬送状態を示す分岐接続機
構の要部平面図。
【図14】従来の紙幣入出金機の紙幣処理装置の入金処
理動作を示す搬送説明図。
【図15】従来の紙幣入出金機の紙幣処理装置の収納処
理動作を示す搬送説明図。
【図16】従来の紙幣入出金機の紙幣処理装置の出金処
理動作を示す搬送説明図。
【図17】従来の紙幣入出金機の紙幣処理装置の分配処
理動作を示す搬送説明図。
【符号の説明】
11…紙幣入出金機 14…バケット 21…紙幣処理装置 27…一時保留部 28…返却保留部 51…バケット傾動機構 61…押出し機構 101…分岐接続機構 A…紙 幣 P…搬送分岐位置 L1 …上部搬送ライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を出入れする各出入れ部分と接続し
    て紙葉類を搬送処理する搬送路を備えた紙葉類の搬送装
    置であって、上記搬送路の出入れ部分に接続した紙葉類
    出入れ用のバケットと、上記バケットの紙葉類受入れ部
    分に、搬送路から導かれた紙葉類を出入れ許容して収納
    する収納部を対設した紙葉類の搬送装置。
  2. 【請求項2】収納部を複数個配設して構成した請求項1
    記載の紙葉類の搬送装置。
  3. 【請求項3】収納部の紙葉類を後方から押出して前方の
    バケットに押出し移送する押出し手段を備えた請求項1
    記載の紙葉類の搬送装置。
  4. 【請求項4】バケットを傾動させて各紙葉類の出入れ部
    分と接続対応させる傾動支持手段を備えた請求項1記載
    の紙葉類の搬送装置。
  5. 【請求項5】収納部を搬送路より分岐して接続した請求
    項1記載の紙葉類の搬送装置。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5記載の紙葉
    類の搬送装置を内部構成した紙幣入出金機。
JP6192896A 1996-02-22 1996-02-22 紙葉類の搬送装置および紙幣入出金機 Pending JPH09227011A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146346A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 還流式紙幣処理装置
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