JP2004016430A - 遊技島装置 - Google Patents

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Saburo Tatetsuki
立附 三郎
Kazuhiko Takano
高野 和彦
Hiroaki Mannen
萬年 浩昭
Kazuo Kameda
亀田 一夫
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Abstract

【課題】収納機の合理的な配置によって店内稼働効率を向上し得るようにした遊技島装置を提供する。
【解決手段】遊技島装置500は複数の副搬送路Sから入れ込まれた薄片100を主搬送路面Mで搬送して収納機110に収納する。第1には、主搬送路Mの終端部分Meの搬送路をL字形に屈曲させて収納機110に貯留された薄片100の取出操作箇所110Xを遊戯機Bの正面Bxと同一側に配置する。第2には、遊技機Bの列の列端の遊技機Bの背面側に収納機110を配置して収納機110に貯留された薄片100の取出操作箇所110Xを列端の遊技機Bを開いた位置に配置する。収納機110の取出操作箇所110Xが遊戯機Bの正面Bx側になるため、外箱50の下流側端板51の外側に通路を設けなくてもよく、また、全長Lzの両側に店内の壁部P1・P2がある場所にも配置できるなどにより、店内における遊技機Bの配置数が増加して、店内稼働効率を向上できる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数台の遊技機と、それに用いる遊技用球体や遊技用メダルなどの遊技用媒体を貸付ける対価として入れ込まれた紙幣などを搬送するための薄片搬送装置を設けた遊技島装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機、スロットマシン、パチンコ遊技機にスロットマシン機能を設けたパチンコ・スロット遊技機などの遊技機Bを、図7のように、複数台配置して、1つのブロック状に構成したものを遊技島装置500といい、この遊技島装置500は、パチンコ店、スロットマシン店などの遊技店の内部において、あたかも複数の「島」を配置したように見えるので、通称を「島」とも呼ばれている。
【0003】
なお、以下の図において、同一符号で示す部分は、いずれかの図において説明する同一符号の部分と同一の機能をもつ部分である。また、図中の太い線の部分は、その部分の端面または断面を略して画いた部分である。さらに、この発明において、部材とは、各構成部分を構成している構成材であって、単一または複数の構成要素によって構成した構成材をいうものである。
【0004】
そして、図7の遊技島装置500の構成(以下、第1従来技術という)ように、遊技用媒体、すなわち、遊技用の球体やメダルなどの貸付対価として入れ込まれた紙幣、伝票、カード類などの薄片100を搬送するための薄片搬送装置300を遊技島装置500に組み付けた構成が周知である。
【0005】
図7において、遊技島装置500には、複数台の遊技機Bを前列側と後列側とに分けて配置するとともに、遊技機B間の所要箇所に、遊技用媒体(図示せず)を貸付けるための貸付機(装置全体は図示せず)Cに入れ込まれた薄片100を主搬送路Mに搬送するための貸付機Cに設けられた副搬送路Sにより搬送して後記の合流搬送部分2に入れ込んで主搬送路Mに合流させることにより主搬送路Mの下流側に搬送するための薄片搬送装置300を組み付けて構成してある。なお、この発明において、上流側または下流側とは主搬送路Mにおける薄片100の流れの上流側または下流側をいう。
【0006】
さらに、詳しくは、図7のように、遊技機Bを一連の列にして並べるとともに、前列側の遊技機Bと後列側の遊技機Bとの間の空間部分、すなわち、前側側の遊技機Bの背面側であり、かつ、後列側の遊技機Bの背面側に当たる空間部分には、薄片搬送装置300の主搬送部分4と合流搬送部分2とを連続させて構成した主搬送路Mを配置するとともに、貸付機Cの副搬送路Sから入れ込まれた薄片100を合流搬送部分2で主搬送路Mに合流させて、主搬送路部分4で主搬送路Mの方向に搬送しており、主搬送路Mの終端に設けた収納機110に薄片100を収納している。
【0007】
ここで、図7の構成では、遊技機Bの列を前列側と後列側との両側に配置しているが、遊技機B前列側または後列側のうちの片側のみに配置した構成(以下、第2従来技術という)も周知である。そして、図7のように、遊技機Bを両側に配置したものを「両側島」、上記のように、片側のみに配置したものを「片側島」と言っている。なお、前列・後列・前側・後側・内側・外側・縦方向・横方向など位置または方向を示す記載は、図の構成上における配置をいうものであって、遊技店内における実際の配置をいうものではない。
【0008】
収納機110を、遊技島装置500の外箱50の下流側に設けた端板51に固定するとともに、端板51から外側に張り出した収納機110の外側を錠52a付きの開閉蓋52Aを設けた小さい覆箱52で覆ってある。
【0009】
そして、図示していないが、遊技島装置500には、この他に、対価として入れ込まれた硬貨を搬送する搬送部分や、遊技媒体を搬送する搬送部分などが設けてある。
【0010】
薄片搬送装置300における主搬送路Mの全長は、配置場所や組付対象となる遊技島装置500などの配置構成によって、種々に異なるため、主搬送路Mの終端部分、すなわち、主搬送路Mを収納機110の収納搬送路Kに接続する主搬送路Mの部分には、図7・図8のように、主搬送部分4を短い長さにして構成した補間用の主搬送部分Eを配置した〔末端補間型〕の構成(以下、第3従来技術という)になる場合と、図9のように、合流搬送部分2を配置した〔末端合流型〕の構成(以下、第4従来技術という)になる場合と、図10のように、主搬送部分4を配置した〔末端主搬送型〕の構成(以下、第5従来技術という)になる場合とがある。
【0011】
さらに、図8〜図10の構成においても、図7のように、貸付機Cと合流搬送部分2との間に、副搬送路Sの一部を構成する案内導管8を設ける構成と、案内導管8を設けない構成とがある。
【0012】
そして、薄片100、例えば、紙幣を副搬送路S・主搬送路M・収納搬送路Kに沿って搬送するための貸付機C・合流搬送部分2・主搬送部分4・収納機110における具体的な搬送構成は、例えば、上記の第1従来技術の構成、すなわち、図7の〔末端補間型〕の構成の場合には、図11のように構成してある。
【0013】
図11の構成(以下、第6従来技術という)において、貸付機Cの副搬送路Sにおける搬送構成は、薄片100の取込側と送出側とに対向して配置したプーリC1a・C1b・C2a・C2bに掛け渡したベルトC3a・C3bのように、対向して配置した同一速度で送行する2つの無端状のベルトの間に薄片100を挟み込んで搬送する機構(以下、対向ベルト搬送機構という)C3によって構成してある。
【0014】
そして、プーリC1a・C1bまたはプーリC2a・C2bを、適宜の伝動機構(図示せず)、例えば、歯車機構を介して、貸付機Cに配置した駆動モータC4で駆動することにより副搬送路Sにおける薄片100の搬送を行っている。
【0015】
さらに、薄片100の取込側と送出側とには、薄片100の取込と送出とを所要の方向に対する搬送を所定の方向に安定して行い得るように搬送路を中心に対向して配置した案内片C11・C12を設けてある。
【0016】
貸付機Cの副搬送路Sの送出側と、この送出側に対向する後記の合流搬送部分2の取込側との間の距離が長かったり、距離が変化したりする場合には、この間の搬送を橋渡しするために、内径を薄片100、例えば、紙幣を案内しながら通過させられる大きさにした案内導管8を貸付機Cと合流搬送部分2との間に配置している。
【0017】
主搬送部分4における搬送構成も、同様に、上流側と下流側とに対向して配置したプーリ44a・44b・46a・46bに掛け渡したベルト45A・45Bによる対向ベルト搬送機構45によって構成してある。
【0018】
そして、プーリ44a・44bまたはプーリ46a・46bを、適宜の伝動機構、例えば、歯車機構を介して、後記の合流搬送部分2に配置した駆動モータ26で駆動することにより当該部分の主搬送路Mにおける薄片100の搬送を行っている。
【0019】
合流搬送部分2における搬送構成は、主搬送路Mに沿って搬送を行う部分と、副搬送路Sからの薄片100、例えば、案内導管8を介して送り込まれた薄片100を主搬送路Mに合流させる搬送を行う部分とで構成してあり、主搬送路Mに沿って搬送を行う部分は、薄片100の取込用として上流側に位置付けて主搬送路M上に対向して配置した対向ローラ21a・21bにより、上流側の主搬送部分4から入れ込まれる薄片100を取り込んで下流側に搬送するように構成してある。
【0020】
そして、対向ローラ21a・21bのうちの一方を他方に弾力的に押圧することにより、薄片100を確実に搬送できるようにしている。この押圧は、例えば、ばね(図示せず)を一方のローラの軸に設けて他方のローラの軸側に押し付けるように構成してある。
【0021】
副搬送路Sからの薄片100を主搬送路Mに合流させる搬送を行う部分は、主搬送路Mを中心にして、前側と後側とに対称的に配置してあり、薄片100の取込用として貸付機C側に位置付けて副搬送路S上に対向して配置した対向ローラ22a・22bにより、貸付機Cから入れ込まれる薄片100を取り込むとともに、対向ローラ22a・22bで取り込まれた薄片100を主搬送路Mに送り込むための送込ローラ23とで構成してある。
【0022】
そして、対向ローラ22a・22bを、上記の対向ローラ21a・21bと同様に、一方を他方に弾力的に押圧するように構成するとともに、送込ローラ23を外周に薄片100を掻き込む形状、例えば、周囲に複数の突起部分(図示せず)を設けた羽根車状の形状に形成することにより薄片100の外面を摩擦力で掻き込んで、主搬送路M側に送出するように構成してある。
【0023】
また、対向ローラ21・21bと、対向ローラ22a・22bと、送込ローラ23とを、適宜の伝動機構(図示せず)、例えば、歯車機構を介して、合流搬送部分2に配置した駆動モータ26で駆動することにより、合流搬送部分2における薄片100の搬送を行うとともに、同様の伝動機構(図示せず)を介して、送込ローラ23とプーリ44a・44bとを連動し、または、対向ローラ21a・21bとプーリ46a・46bを連動することによって主搬送部分4における薄片100の搬送を行っている。
【0024】
さらに、上流側からの薄片100の取込側と、副搬送路S側からの薄片100を取込側と、上流側からの薄片100と副搬送路S側からの薄片100の送出側とには、薄片100の取込と送出とを所要の方向に案内するように対向して配置した案内片24・25を設けてある。
【0025】
なお、貸付機C・主搬送部分4・合流搬送部分2は、薄片100の通路にならない箇所には、それぞれ、保護覆CA・4A・2Aを施すことにより、遊技媒体などの入り込みなどによる故障を防止するように保護している。
【0026】
また、上記の送込ローラ23の部分を対向ローラ22a・22bと同様の構成にするとともに、ローラの外径を大きくするように変更した構成(以下、第7従来技術という)も周知である。
【0027】
さらに、主搬送部分4のプーリ44a・44bを上流側の合流搬送部分2の歯車機構と連動させるとともにプーリ46a・46bを下流が合流搬送部分2の歯車機構と連動させることにより、1つの合流搬送部分2のみに配置した駆動モータ26により全体の合流搬送部分2と主搬送部分4とを駆動する構成(以下、第8従来技術という)が周知である。
【0028】
そして、同様の連動構成と複数個目ごとの合流搬送部分2のみに駆動モータ26を配置して複数の合流搬送部分2と主搬送部分4とをブロック状に区分して搬送駆動する構成(以下、第9従来技術という)も周知である。
【0029】
収納機110の収納搬送路Kにおける搬送構成は、主搬送路Mの終端M1から収納搬送路Kの始端K1に送り込まれる薄片100を取り込むための対向ローラ111a・111bと、取り込まれた薄片100を貯留部分112に送り込むための対向ローラ113a・113bと、さらに、後続の貯留部分(図示せず)を設けた場合には、その貯留部分に送り込むための送込用ローラを兼ねる対向ローラ115a・115bとで構成してある。
【0030】
これらの各対向ローラは、上記の対向ローラ21a・21bと同様に一方を他方に押圧するように構成するとともに、適宜の動機構(図示せず)を介して、収納機110に配置した駆動モータ117で駆動することにより、収納搬送路Kにおける薄片100の搬送を行っている。なお、対向ローラ113a・113bの一方のローラ113bと、対向ローラ115a・115bの一方のローラ115bとの間にはベルト120を掛け渡して、後記の押込動作時における薄片100の姿勢を整える役目をさせている。
【0031】
そして、対向ローラ111a・111bで取り込まれた薄片100の種別、例えば、薄片100が紙幣の場合には、1000円札・5000円札・10000円札などの種別を検出部分118で検出して得られる検出信号を制御部分(図示せず)に与えることにより、収納された種別と枚数の表示データを得るほか、後続の貯留部分を設けているときは、その貯留部分に転送するか否かなどの制御を行わせている。
【0032】
薄片100を貯留部分112に貯蓄する動作は、制御部分の制御動作により、薄片100が貯留部分112の箇所に位置づけられたときに、電動アクチェータ116Aと、Xバーリンク機構116Bに連結された押板116Cとで構成した押込機構116を駆動して、押板116Cで薄片100を貯留部分112側に移行させことにより、薄片100を貯留部分112に貯留している。
【0033】
貯留部分112は、移行されてきた薄片100をばね112Cで押される押板112Dと収納搬送路K側に配置した止板112Eとの間に挟み込んで保持することにより、薄片100を水平方向に重ねて整頓しながら貯留する。
【0034】
貯蓄部分112の上側の位置には、例えば、図7の〔下流側側面〕ように、上記の制御部分と上記の判別によって得られた薄片100の種別ごとの枚数、判別し得なかった薄片100の枚数などを表示する表示部分とを一体にした制御表示部分110Aを配置してあり、その表示内容を覆箱52に設けた覗き窓52bから見ることができるように構成してある。
【0035】
収納機110の外周を覆った保護覆121は取付部分121Aと取付ねじ110dとによって下流側端板51に固定してあり、また、覆箱52の開閉蓋52Aの内側に対向する箇所に、内蓋110bを設けてあって、薄片100を管理する担当者は、覗き窓52bから上記の表示内容を見るとともに、必要に応じて、錠52aを、鍵(図示せず)で開操作して開閉蓋52Aを開いた後に、錠110yを同様に操作して内蓋110bを開き、貯留部分112に貯蓄されている薄片100を取り出している。
【0036】
なお、内部の機構部分・制御部分の点検などを行う担当の作業員は錠52aの開閉を行うための鍵のみを所持し、薄片100を取り出す担当の作業員は錠52a・錠110yの両方の開閉を行うための鍵を所持するようにしている。
【0037】
つまり、内蓋110bの錠110yとを開けて薄片100を取り出す操作を行う箇所が、貯留されている薄片100の取出操作箇所110Xを構成していることになる。
【0038】
図10において、各案内片と、ローラ・プーリ・ベルトなどとが重なって画かれている部分は、高さ方向、すなわち、図の紙面に対して垂直な方向において、各案内片と、ローラ・プーリ・ベルトなどとの配置高さを異ならせて配置することにより、当該部分での搬送と案内との両機能が行えるように構成してある。なお、以下の図においても、同様である。
【0039】
また、収納機110を、例えば、図12のように、薄片100の姿勢を紙面が水平になるように転向させた後に貯留する構成(以下、第10従来技術という)が周知である。
【0040】
図11の構成では、複数の収納機110を垂直方向に重ねてあり、紙面を垂直方向にした姿勢で搬送されてきた薄片100をその姿勢のまま水平面内にいて直角方向に向きを変える案内導管8Bを通った後に、垂直方向に向きを変える案内導管113Dを通って、各収納機110に対する共通路8Cを入るように案内される。
【0041】
共通路8Cは、終端路8C1が上段の収納機110、途中の転向路8C2が中段の収納分110、転向路8C3が下段の収納機110の各取込口になっていて、各転向路8C2・8C3の分岐箇所に設けた各転向切換板(図示せず)を電動アクチェータ8D1・8D2で動作させることにより、共通路8Cを通る薄片100を目的とする収納機の取込口に案内する。
【0042】
各収納機110は、図10の収納機110を薄片100の紙面が水平方向になるように向きを変えて配置したものであり、薄片100は終端路8C1・分岐路8C2・分岐路8C3の箇所で、紙面を水平方向にするように転向され後に取り込まれる。
【0043】
薄片100を貯留する収納機110の選択は、共通通8Cの入口に配置した検出部分118と適宜の箇所に配置した制御部分(図示せず)によって、電動アクチェータ8D1・8D2を適宜に選択動作させており、薄片100の種類別に異なる収納機110に貯留する場合と、所定の収納機110における薄片100の貯留が所定量に達したときに、次順の収納機110に貯留する場合とがある。
【0044】
そして、各貯留部分110には、図11の収納機110と同様の内蓋110bと錠110yとを設けてある。つまり、この構成では、図12の各内蓋110bの各錠110yを開けて貯留された薄片100を取り出す箇所が取出装置箇所110Xになっている。
【0045】
なお、内蓋110b・錠110yを各収納機110ごとに設けずに、図12に鎖線で示したように、複数の収納機110に対して1つの内蓋110bと1つの錠110yとを設ける構成も周知である。この構成でも、同様に、内蓋110bの錠110yを開けて貯留された薄片100を取り出す箇所が取出装置箇所110Xになっている。
【0046】
また、転向用の案内導管113Dは、例えば、図13のように、取込口側には対向ローラ113E・113Fを、また、送出側には対向ローラ113G・113Hを配置するとともに、適宜の連動機構を介して電動機で駆動することにより薄片100を搬送しながら案内しおり、案内導管8B・共通路8Cにも同様に、搬送を行うための対向ローラを設けてある。
【0047】
そして、図11の収納機110と図12の収納機110とを組み合わせて構成したものを収納機として設ける構成(以下、第11従来技術という)も周知である。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】
上記の第1従来技術〜第11従来技術による薄片搬送装置300を組み付けた遊技島装置500では、収納機110に貯留された薄片100の取出操作箇所110Xが遊技島装置500の外箱50の下流側側面、つまり、端板51の外側に配置してあるため、図7のように、薄片100の取出操作を行う作業担当者が取出操作箇所110Xを操作するための通路80を設けておく必要がある。
【0049】
したがって、図7のように、遊技島装置500の全長Lzに通路80の幅Lxを加えた長さ(Lz+Lx)以上の大きさの配置場所が必要になるので、店内の配置場所によって遊戯機Bの配置数を制限されることになる。
【0050】
しかし、店内面積当たりの稼働率は配置された遊技機Bの数によって定まるので、たとえ1台でも遊技機Bの配置数を増加させたいが、上記のように制限されるは好ましくないものとされながらも、やむを得ないものとされてきたという不都合がある。
このため、こうした不都合のない装置の提供が望まれている課題がある。
【0051】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記のような
遊技機に用いる遊技用媒体を貸付けるための貸付機に入れ込まれた薄片を上記の遊技機の列の背面側に配置した主搬送路に合流する合流搬送部分と、上記の合流搬送部分から入れ込まれる上記の薄片を上記の主搬送路に沿って搬送する主搬送部分とを設けるとともに、上記の主搬送路の終端部分から入れ込まれる上記の薄片を貯留する収納収納機を設けた遊技島装置において、
【0052】
上記主搬送路の終端部分の搬送路をL字形に屈曲させるとともに、上記の収納機に貯留された上記の薄片の取出操作箇所を上記の遊技機の正面と同一側に配置する薄片取出箇所配置手段
を設ける第1の構成と、
【0053】
上記の第1の構成における遊技島装置と同様の遊技島装置において、
上記の遊技機の列の列端に配置された上記の遊技機の背面側に上記の収納機を配置するとともに、上記の収納機に貯留された上記の薄片の取出操作箇所を上記の列端の上記の遊技機を開いた位置に配置する薄片取出箇所配置手段
を設ける第2の構成と、
【0054】
上記の第1の構成・第2の構成において、
上記の遊技機の列を上記の主搬送路の前側または後側のみに配置した第3の構成と、
上記の第1の構成・第2の構成において、
上記の遊技機の列を上記の主搬送路の前側と後側との両側に配置した第4の構成と、
上記の第2の構成において、
上記の遊技機の列を上記の主搬送路の前側または後側のみ側のみ、もしくは、前側と後側との両側に配置するとともに、上記の取出操作箇所の錠開閉を上記の前側または上記の後側のいずれか一方のみから行う鍵操作箇所を設けた第5の構成と、
【0055】
上記の第2の構成において、
上記の遊技機の列を上記の主搬送路の前側と後側との両側に配置するとともに、上記の取出操作箇所の錠開閉を上記の前側と上記の後側との両方から行う鍵操作箇所を設けた第6の構成と
により上記の課題を解決したものである。
【0056】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態として、この発明を上記の各従来技術の構成に適用した実施例を説明する。
【0057】
【実施例】
〔第1実施例〕
以下、図1により第1実施例を説明する。この第1実施例の構成が上記の第11従来技術・第6従来技術による構成と異なる箇所は、主搬送路Mの終端部分Meの主搬送路を、図1のように、L字形に屈曲させて形成するとともに、収納機110の貯留部分112に貯留された薄片100、例えば、紙幣の取出操作箇所110Xを、図1のように、遊戯機Bの正面Bxと同一側に配置するように変更して構成した箇所である。
【0058】
つまり、この第1実施例の構成は、概括的には、第1には、
遊技機Bに用いる遊技用媒体(図示せず)、例えば、遊技用球体や遊技用メダルなどを貸付けるための貸付機Cに入れ込まれた薄片100、例えば、紙幣を上記の遊技機Bの列の背面側に配置した主搬送路Mに合流する合流搬送部分2と、上記の合流搬送部分2から入れ込まれる上記の薄片100を上記の主搬送路Mに沿って搬送する主搬送部分4とを設けるとともに、上記の主搬送路Mの終端部分M1から入れ込まれる上記の薄片100を、例えば、貯留部分112に貯留する収納機110を設けた遊技島装置500において、
【0059】
上記の主搬送路Mの終端部分Meの搬送路をL字形に屈曲させるとともに、上記の収納機110に貯留された上記の薄片100の取出操作箇所110Xを上記の遊戯機Bの正面Bxと同一側に配置する薄片取出箇所配置手段
を設けた上記の第1の構成を構成しているものである。
【0060】
また、第2には、上記の第1の構成において、
上記の遊技機Bの列を上記の主搬送路Mの前側と後側との両側に配置した上記の第4の構成を構成しているものである。
【0061】
そして、具体的には、図7における主搬送路Mの終端部分Meに配置した補間用の主搬送部分Eに代えて、例えば、図1のように、L字形に屈曲した屈曲搬送路Mxをもつ屈曲主搬送部分4Xを配置することにより、収納機110の取出操作箇所110Xを遊技機Bの正面Bxと同一側に配置できるようにしたものである。
【0062】
図1において、屈曲主搬送部分4xは、主搬送部分4の対向ベルト搬送機構45の途中箇所にL字形に屈曲した屈曲搬送路Mxを設けるとともに、その屈曲搬送路Mxの屈曲箇所において、対向ベルト搬送機構45の対向ベルト部分42には、屈曲の内側に位置する箇所(以下、屈曲内側箇所という)に案内用ローラ45Rを配置し、対向ベルト搬送機構45の外側の復側ベルト部分45A1の内側屈曲箇所には案内用ローラ45Sを配置し、対向ベルト搬送機構45の内側の復側ベルト部分45B1の内側屈曲箇所には案内用ローラ45Tを配置することによって、対向ベルト搬送機構45が薄片100を屈曲搬送路Mxに沿って、円滑に搬送し得るように構成したものである。
【0063】
ここで、L字形の屈曲は、図1では、屈曲角度θxが90°程度の直角方向に屈曲させているが、配置場所の状況によって、斜めに屈曲することを含むものである。
【0064】
なお、図示していないが、屈曲主搬送部分4Xには、薄片100を取り込む箇所、すなわち、プーリ44a・44bの対向箇所と、薄片100が屈曲する屈曲搬送路Mxの案内用ローラ45Rの箇所と、薄片100を送出する箇所、すなわち、プーリ46a・46bの対向箇所とに、それぞれ、薄片100の両面を屈曲搬送路Mxに沿って案内するための案内片を、図11の構成と同様に、対向させて配置してある。
【0065】
そして、こうした配置によれば、収納機110の覆箱52は、外箱50の端板51の内側に収納機110を囲むように形成するとともに、開閉蓋52Aを遊技機Bの正面と同一側に配置することができるので、収納機110の貯留部分112に貯留された薄片100の取出操作箇所110Xは、必然的に、図1のように、遊技機Bの正面Bxと同一側に配置されることになる。
【0066】
また、収納機110の貯留部分112を、例えば、図1に鎖線で示したように、貯留部分112の上流側の位置に支点112xを設けて、貯留部分112の下流側を開くように構成することによって、薄片100の取出操作を容易にすることができる。
【0067】
さらに、貯留部分112をカセット112Xにして構成するとともに、支点112xの部分を、ばね材または合成樹脂材など弾性部材の形成することにより、弾性部材を変形させて支点112xを外して、貯留部分112のカセット112Xを覆箱52から出して薄片100を取り出した後に、カセット112Xを元の状態に戻すように構成することにより、薄片100の取出操作を、さらに、容易にすることができる。
【0068】
なお、収納機110を、図12の第10従来技術による収納機110の構成と同様の構成、または、図1の収納機110と、図12の第10従来技術による収納機110の構成とを組み合わせた第11従来儀の構成にして、収納機110における薄片100の貯留量を増加させるように構成できることは言うまでもない。
【0069】
そして、収納機110の幅L11は、例えば、約60mm程度に構成できるので、覆箱52の幅L12は、その2倍の約120mm程度に構成できることになるほか、収納機110の取出操作箇所110Xが遊技機Bの正面Bxと同一側にあるので、図7の従来技術の構成のように、取出操作のための通路80を設ける必要がなくなるわけである。
【0070】
したがって、この第1実施例の構成によれば、遊技島装置500の全長Lzを従来技術のものに比べて小さくできるほか、図1のように、配置場所の壁部P1・P2を遊技島装置500の上流側の側面と下流側の側面とに接して配置させたり、壁部P1に接して配置させ遊技島装置500の上流側の側面にのみに通路を設けたりすることができるため、店内における配置場所の選択が容易になるとともに、遊技機Bの配置数を増加させて配置できるので、店内配置における稼働率を向上させることができる。
【0071】
〔第2実施例〕
以下、図2により第2実施例を説明する。この第2実施例の構成が上記の第1実施例の構成と異なる箇所は、遊技機Bの列を片側、例えば、図2のように、前側のみ設けるように変更して構成した箇所である。
【0072】
つまり、この第2実施例の構成は、概括的には、第1には、上記の第1実施例と同様に、上記の第1の構成を構成しているものであり、第2には、上記の第1の構成において、
上記の遊技機Bの列を上記の主搬送路Mの前側または後側のみに配置した上記の第3の構成を構成していることになるものである。
【0073】
そして、この第2実施例の構成によれば、図2のように、上記の第1実施例での壁部P1・P2に加えて、遊技島装置500の奥側にも壁部P3があるような隅部分の場所にも、遊技機Bの配置数を低減せずに配置できるので、店内における配置場所の選択が容易になるとともに、店内配置における稼働率を向上させることができる。
【0074】
〔第3実施例〕
以下、図3〜図5により第3実施例を説明する。この第3実施例の構成が上記の第11従来技術・第6従来技術による構成と異なる箇所は次の箇所である。
【0075】
第1には、図3の〔定常動作状態〕のように、遊技機Bの列の列端に配置された遊技機B(Be)の背面側に収納機110を配置するように変更した箇所である。
第2には、収納機110の貯留部分112に貯留された薄片100、例えば、紙幣を取り出す取出操作箇所110Xを、図3の〔取出操作状態〕のように、遊技機Bの列の列端に配置された遊技機B(Be)を開いた位置に配置するように変更した箇所である。
【0076】
第3には、図4のように、取出操作箇所110Xの錠開閉、すなわち、錠の開閉を上記の前側と上記の後側との両方から行うようにした内蓋110bの錠110yを錠開閉を行うための鍵操作箇所110y5、例えば、前側に設けた錠10yと後側に設けた錠110yとの回転軸部分110y1を連結棒110y2で連結しておき、前側の錠110yと後側の錠110yとのいずれか一方で錠を開く操作を行えば、内蓋110bを開けることができ、同様にして、いずれか一方で錠を閉じる操作を行えば内蓋100bを錠閉じ状態にできるようにした鍵操作箇所110y5を設けて構成した箇所である。
【0077】
第4には、図3・図4の構成において、取出操作箇所110Xの錠開閉、すなわち、錠の開閉を前側または後側のいずれか一方のみ、例えば、貯留部分112が配置された側、すなわち、図3・図4の場合は前側のみから行うように、変更して構成した箇所である。
【0078】
つまり、この第3実施例の構成は、概括的には、第1には、上記の第1実施例で述べた遊技島装置500と同様の遊技島装置500において、
上記の遊技機Bの列の列端に配置された上記の遊技機B(Be)の背面側に上記の収納機110を配置するとともに、上記の収納機110に貯留された上記の薄片100の取出操作箇所110Xを上記の列端の上記の遊技機B(Be)を開いた位置に配置する薄片取出箇所配置手段
を設けた上記の第2の構成を構成しているものである。
【0079】
また、第2には、上記の第2の構成において、
上記の遊技機Bの列を上記の主搬送路Mの前側と後側との両側に配置した上記の第4の構成を構成しているものである。
【0080】
さらに、第3には、上記の第2の構成において、
上記の遊技機の列を上記の主搬送路の前側と後側との両側に配置するとともに、上記の取出操作箇所の錠開閉を上記の前側または上記の後側のいずれか一方のみから行う鍵操作箇所を設けた上記の第5の構成を構成しているものである。
【0081】
そして、第4には、上記の第2の構成において、
上記の遊技機Bの列を上記の主搬送路Mの前側と後側との両側に配置するとともに、上記の取出操作箇所110Xの錠開閉を上記の前側と上記の後側との両方から行う鍵操作箇所110y5を設けた上記の第6の構成を構成していることになるものである。
【0082】
そして、具体的には、遊技機Bを、例えば、遊技機Bの上流側の前隅に設けた支点Baを中心にして、図3の〔取出操作状態〕のように、手前側に開くとともに、下流側の前隅に錠Byを設けて錠開閉できるように構成してあり、取出操作を行うときには、錠Byを開けて、遊技機Bを図3の〔取出操作状態〕に開くようにしてある。
【0083】
遊技機Bを図3の〔取出操作状態〕に開くと、遊技機Bの背面側、つまり、前側の遊技機B、後側の遊技機Bのいずれにに対して背面側に、取出操作箇所110Xが配置されていることになり、遊技機Bの前列側、後列側の両側から鍵操作箇所110y5を操作して収納機110の取出操作箇所110Xの錠開閉を行うことができる状態になる。
【0084】
なお、図3・図4の構成では、上流側の収納機110に後続させて、収納機110から検出部分118を除去した収納機110を配置することにより、収納機110における薄片100の貯留量を増加させるようにしているが、図5のように、上流側の収納機110のみに変更して構成してもよい。
【0085】
さらに、図3・図4の構成では、上流側の収納機110と下流側の収納機110とに各個別に内蓋110bと鍵操作箇所110y5を設けているが、これらの内蓋110bを連続した1個の内蓋110bにして形成するとともに、下流側の鍵操作箇所110y5のみを設けるように変更して構成してもよい。
【0086】
また、図12の第10従来技術による構成の収納機110を設けるように変更して構成してもよく、さらに、図12の第10従来技術による構成の収納機110を、例えば、図6のように、各内蓋110bと各錠110yとを両方の側面側に設けるとともに、各錠110yを図4の鍵操作箇所110y5と同様に構成したものを設けるように変更して構成してもよく、そして、この構成の場合には、図6に鎖線で示したように、各内蓋110bを連続した1個の内蓋110bにして形成するとともに、1箇所、例えば、最上側の箇所のみに、図4の鍵操作箇所110y5と同様の錠開開を行う構成を設けるように変更して構成することもできる。
【0087】
また、遊技機Bの開閉に用いる支点Baを下流側の前隅に、錠Byを上流側の前隅に配置するように変更してもよく、さらに、後列側の遊技機Bには上記の支点Ba・錠Byを設けずに、前列側からのみ取出操作を行うように変更してもよいことは言うまでもない。なお、上記の第5の構成にする場合には、図5の構成において、取出操作箇所110Xの錠開閉、すなわち、錠の開閉を前側または後側のいずれか一方のみ、例えば、貯留部分112が配置された側、すなわち、図5の場合は前側のみから行うように、変更して構成すればよい。
【0088】
したがって、この第3実施例の構成によれば、上記の第1実施例の構成における収納機110・覆箱52を遊技機Bと同列に配置した場合よりも、遊技島装置500の全長Lzを収納機110の外箱52の幅L12の分まで無くした短い長さ小さくできるほか、図3・図5のように、配置場所の壁部P1・P2を遊技島装置500の上流側の側面と下流側の側面とに接して配置させたり、壁部P1に接して配置させ遊技島装置500の上流側の側面にのみに通路を設けたりすることができるため、店内における配置場所の選択が容易になるとともに、遊技機Bの配置数を増加させて配置できるので、店内配置における稼働率を向上させることができる。
【0089】
〔第4実施例〕
以下、図2・図3・図5により第4実施例を説明する。この第4実施例の構成が上記の第3実施例の構成と異なる箇所は、図示していないが、図3・図5の構成による遊技島装置500の構成において、図2の構成による遊技島装置500の構成と同様に遊技機Bの列を片側、例えば、図2の構成と同様に、前側のみに設けるように変更するとともに、鍵操作箇所110y5を操作して収納機110の取出操作箇所110Xの錠開閉を行う構成も、その片側のみに設けるように変更して構成した箇所である。
【0090】
つまり、この第4実施例の構成は、概括的には、第1には、上記の第3実施例と同様に、上記の第2の構成を構成しているものであり、また、第2には、上記の第2の構成において、
上記の遊技機Bの列を上記の主搬送路Mの前側または後側のみに配置した上記の第3の構成を構成していることになるものである。
【0091】
さらに、第3には、上記の第2の構成において、
上記の遊技機Bの列を上記の主搬送路Mの前側または後側のみに配置するとともに、上記の取出操作箇所110Xの錠開閉を上記の前側または上記の後側のいずれか一方のみから行える鍵操作箇所、例えば、錠110yを操作する箇所を設けた上記の第5の構成を構成していることになるものである。
【0092】
そして、この第4実施例の構成によれば、図2の第2実施例の構成と同様に、上記の第3実施例での壁部P1・P2に加えて、遊技島装置500の奥側にも壁部P3があるような隅部分の場所にも配置できるため、店内における配置場所の選択が容易になるとともに、遊技機Bの配置数を増加させて配置できるので、店内配置における稼働率を向上させることができることになるものである。
【0093】
〔変形実施〕
この発明は次のように変形して実施することを含むものである。
(1)図1の第1実施例における外箱50の下流側の空き場所50Xにも、遊技機B・貸付機Cのいずれか一方または両方を配置して構成する。
(2)第1実施例・第2実施例・上記(1)における屈曲主搬送部分4Xに代えて、合流搬送部分2を設けるように変更して構成する。
【0094】
そして、上流側に配置した主搬送部分4の下流側の端部、すなわち、薄片100の送出部分を合流搬送部分2の副搬送路Sを接続する箇所に接続するとともに、合流搬送部分2の下流側の主搬送部分4を接続する箇所を、そのまま、収納機110の取込部分に接続するか、または、その間に、短い補間用の主搬送部分を介在させてL字形の搬送路を構成するように変更して構成する。
【0095】
(3)第1実施例・第2実施例・上記(1)(2)の構成において、屈曲主搬送部分4Xの屈曲搬送路Mxの屈曲方向を逆勝手、すなわち、主搬送路Mに対して右方向に屈曲させるように変更して構成する。
【0096】
(4)第1実施例・第2実施例・上記(1)〜(3)の構成において、取出操作箇所110Xの開閉蓋52の上流側と、これに隣接する遊技機Bの正面の下流側との間に仕切130を設けて構成する。
【0097】
この仕切130は、隣接する遊技機Bを使用している遊技客に対して、貯留されている薄片100を盗取するなどの悪意で錠52a・110yの操作をしずらくすることと、悪意でなくとも、何かのはずみで、取出操作箇所110Xの開閉蓋52に手をやった場合に、そうした悪意の操作と誤解されないようにする役目をするものである。
【0098】
仕切130は、取出操作箇所110Xの前に怪しい人物がいるか否かを店内の監視員が監視し易いように、透明の部材、例えば、透明の合成樹脂材・ガラス材による仕切、または、格子状の仕切などにして構成する。
【0099】
(5)第1実施例〜第4実施例・上記(1)〜(4)の構成を、上記の図8の〔末端合流型〕の第4従来技術の構成、同図の〔末端補間型〕の第5従来技術の構成、上記の第7従来技術・第8従来技術・第9従来技術の構成、または、これらの従来技術の構成を適宜に組み合わせた構成に適用して構成する。
【0100】
(6)第1実施例〜第4実施例・上記(1)〜(5)の構成における貯留部分112・押込機構116の配置を収納搬送路Kに対して逆勝手、すなわち、収納搬送路Kに対して、左右が入れ代わるように変更して構成する。
【0101】
(7)第1実施例〜第4実施例・上記(1)〜(6)の構成において、図7の〔下流側側面〕により説明した制御表示部分110Aと覗き窓52bに相当する部分を、図7の〔ロ−ロ縦断側面〕における外箱50の上方の枠部分53であって、取出操作箇所110Xの上方に相当する位置に配置して構成する。
【0102】
(8)上記(8)の構成において、取出操作箇所110Xが前側または後側のみに配置されている場合に、その配置されている側のみに、上記の制御表示部分110Aと覗き窓52bに相当する部分を配置して構成する。
【0103】
【発明の効果】
この発明によれば、以上のように、収納機を遊技機の列と同列に配置して収納機に貯留されている薄片、例えば、紙幣の取出操作箇所を遊技機の正面と同一側に配置しているので、遊技島装置の全長を短くするとともに、遊技島装置の収納機側の通路を不要にすることができる。
【0104】
また、収納機を主搬送路の下流側端に配置された遊技機の背面側に配置するとともに、遊技機を開いた箇所に紙幣の取出操作箇所を配置しているので、同様にして、遊技島装置の全長を短くするとともに、遊技島装置の収納機側の通路を不要にすることができる。
【0105】
このため、店内における遊技島装置の配置場所の選択が容易になるとともに、遊技島装置の遊技機の配置数を増加させて配置できるので、店内配置における稼働率を向上できるなどの特長が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図6はこの発明の実施例を、図7〜図13は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】全体構成横断平面・要部構成内部横断平面図
【図2】全体構成横断平面図
【図3】全体構成横断平面図
【図4】要部構成内部横断平面図
【図5】全体構成横断平面図
【図6】要部構成斜視図
【図7】全体構成横断平面・縦断面・側面図
【図8】全体構成横断平面図
【図9】全体構成横断平面図
【図10】全体構成横断平面図
【図11】要部構成内部横断平面図
【図12】要部構成斜視図
【図13】要部構成斜視図
【符号の説明】
2 合流搬送部分
2A 保護覆
4 主搬送部分
4A 保護覆
8 案内導管
8B 案内導管
8C 共通路
8C1 終端路
8C2 転向路
8C3 転向路
8D1 電動アクチェータ
8D2 電動アクチェータ
21a・21b 対向ローラ
22a・22b 対向ローラ
23 送込ローラ
26 駆動モータ
42 対向ベルト部分
44a・44b・46a・46b プーリ
45 対向ベルト搬送機構
45A・45B ベルト
45A1 外側の復側ベルト
45B1 内側の復側ベルト
45R・45S・45T 案内用ローラ
50 外箱
50X 空き部分
51 端板
52 覆箱
52A 開閉蓋
52a 錠
52b 覗き窓
53 枠部分
80 通路
100 薄片
110 収納機
110A 制御表示部分
110X 取出操作箇所
110b 内蓋
110d 取付ねじ
110y 錠
110y1 回転部分
110y2 連結部分
110y5 鍵操作箇所
111a・113b 対向ローラ
112 貯留部分
112C ばね
112D 押板
112E 止板
112X カセット
112x 支点
113D 案内導管
113E・113F 対向ローラ
113G・113H 対向ローラ
115a・115b 対向ローラ
116 押込機構
116A 電動アクチェータ
116B Xバーリンク機構
116C 押板
117 駆動モータ
118 検出部分
120 ベルト
121 保護覆
121A 取付部分
122 内蓋
130 仕切
300 薄片搬送装置
500 遊技島装置
B 遊技機
B(Be) 列端の遊技機
Ba 支点
Bx 正面
By 錠
C 貸付機
C1a・C1b・C2a・C2b プーリ
C3 対向ベルト搬送機構
C3a・C3b ベルト
C4 駆動モータ
C11・C12 案内片
CA 保護覆
E 補間用主搬送部分
K 収納搬送路
K1 始端
Lx 幅
Lz 全長
M 主搬送路
Me 終端部分
Mx 屈曲搬送路
M1 終端
P1・P23・P3 壁部
S 副搬送路
θx 屈曲角度

Claims (6)

  1. 遊技機に用いる遊技用媒体を貸付けるための貸付機に入れ込まれた薄片を前記遊技機の列の背面側に配置した主搬送路に合流する合流搬送部分と、前記合流搬送部分から入れ込まれる前記薄片を前記主搬送路に沿って搬送する主搬送部分とを設けるとともに、前記主搬送路から入れ込まれる前記薄片を貯留する収納機を設けた遊技島装置であって、
    前記主搬送路の終端部分の搬送路をL字形に屈曲させるとともに、前記収納機に貯留された前記薄片の取出操作箇所を前記遊技機の正面と同一側に配置する薄片取出箇所配置手段
    を具備することを特徴とする遊技島装置。
  2. 遊技機に用いる遊技用媒体を貸付けるための貸付機に入れ込まれた薄片を前記遊技機の列の背面側に配置した主搬送路に合流する合流搬送部分と、前記合流搬送部分から入れ込まれる前記薄片を前記主搬送路に沿って搬送する主搬送部分とを設けるとともに、前記主搬送路の終端部分から入れ込まれる前記薄片を貯留する収納収納機を設けた遊技島装置であって、
    前記遊技機の列の列端に配置された前記遊技機の背面側に前記収納機を配置するとともに、前記収納機に貯留された前記薄片の取出操作箇所を前記列端の前記遊技機を開いた位置に配置する薄片取出箇所配置手段
    を具備することを特徴とする遊技島装置。
  3. 前記遊技機の列を前記主搬送路の前側または後側のみに配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の遊技島装置。
  4. 前記遊技機の列を前記主搬送路の前側と後側との両側に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の遊技島装置。
  5. 前記遊技機の列を前記主搬送路の前側または後側のみ、もしくは、前側と後側との両側に配置するとともに、前記取出操作箇所の錠開閉を前記前側または前記後側のいずれか一方のみから行う鍵操作箇所を設けたことことを特徴とする請求項2記載の遊技島装置。
  6. 前記遊技機の列を前記主搬送路の前側と後側との両側に配置するとともに、前記取出操作箇所の錠開閉を前記前側と前記後側との両側から行う鍵操作箇所を設けたことを特徴とする請求項2記載の遊技島装置。
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