JP6303921B2 - 媒体取引装置 - Google Patents

媒体取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6303921B2
JP6303921B2 JP2014170529A JP2014170529A JP6303921B2 JP 6303921 B2 JP6303921 B2 JP 6303921B2 JP 2014170529 A JP2014170529 A JP 2014170529A JP 2014170529 A JP2014170529 A JP 2014170529A JP 6303921 B2 JP6303921 B2 JP 6303921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
processor
medium
processing machine
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014170529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016045773A5 (ja
JP2016045773A (ja
Inventor
裕太 飯塚
裕太 飯塚
高田 敦
敦 高田
直人 近藤
直人 近藤
太田 裕二
裕二 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2014170529A priority Critical patent/JP6303921B2/ja
Priority to US15/329,245 priority patent/US10297099B2/en
Priority to CN201580038959.7A priority patent/CN106537469B/zh
Priority to PCT/JP2015/065937 priority patent/WO2016031333A1/ja
Publication of JP2016045773A publication Critical patent/JP2016045773A/ja
Publication of JP2016045773A5 publication Critical patent/JP2016045773A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6303921B2 publication Critical patent/JP6303921B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/10Mechanical details
    • G07D11/14Inlet or outlet ports
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/20Controlling or monitoring the operation of devices; Data handling
    • G07D11/22Means for sensing or detection
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/40Device architecture, e.g. modular construction
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/003Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using security elements
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は媒体取引装置に関し、例えば紙幣等の媒体を投入して所望の取引を行う現金自動取引装置(ATM:Automatic Teller Machine)等に適用して好適なものである。
従来、金融機関や店舗等で使用される現金自動取引装置等においては、顧客との取引内容に応じて、例えば顧客に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また顧客へ現金を出金する。現金自動取引装置としては、例えば顧客との間で紙幣の授受を行う入出金部と、投入された紙幣の金種及び真偽を鑑別すると共に紙幣の記番号を識別する鑑別部と、投入された紙幣を一時的に保留する一時保留部と、紙幣を搬送する搬送部と、金種毎に紙幣を格納するリサイクル庫とを有するものがある。
この現金自動取引装置においては、入出金部において、現金自動取引装置を形成する装置筐体に穿設された装置入出金口を開閉する装置シャッタと、装置筐体内部に配された紙幣処理機を形成する処理機筐体に穿設された処理機入出金口を開閉する処理機シャッタとの2枚のシャッタを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
そのような現金自動取引装置には、装置シャッタよりも装置筐体の内側に設けられた、利用者の指等の異物を検知する装置異物検知センサと、処理機シャッタよりも処理機筐体の内側に設けられた、利用者の指等の異物を検知する処理機異物検知センサとの2つの異物検知センサを有するものがある。
特開2003−67808号公報
このような現金自動取引装置においては、入出金部の構成をより簡素化することが望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、構成を簡素化し得る媒体取引装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の媒体取引装置においては、紙葉状の媒体に関する操作を受け付ける接客部と、当該媒体を入出させる装置入出口と、当該装置入出口を開閉する装置シャッタとが設けられた装置筐体と、装置筐体の内部に設けられ、装置入出口に対向して配され媒体を入出させる処理機入出口と、当該処理機入出口を開閉する処理機シャッタとを備え、媒体に関する処理を行う媒体処理機と、媒体処理機の内部に設けられ装置シャッタ及び処理機シャッタの開閉により装置入出口及び処理機入出口を介して外部に対し開放又は遮断される媒体収容部と、装置筐体の内部における媒体処理機の外部に設けられ接客部を制御する接客制御部と、媒体処理機の内部に設けられ媒体処理機を制御する処理機制御部と、処理機シャッタよりも媒体処理機の内側に設けられ、媒体収容部における異物の有無を検出する異物検知センサとを設け、接客制御部又は処理機制御部の何れか一方が、異物検知センサの検知結果を取得すると共に装置シャッタ及び処理機シャッタを制御するようにした。
この媒体取引装置は、装置シャッタ及び処理機シャッタそれぞれに異物検知センサを設けることなく、接客制御部又は処理機制御部の何れか一方で異物検知センサの検知結果を取得し装置シャッタ及び処理機シャッタを制御できる。
本発明によれば、装置シャッタ及び処理機シャッタそれぞれに異物検知センサを設けることなく、接客制御部又は処理機制御部の何れか一方で異物検知センサの検知結果を取得し装置シャッタ及び処理機シャッタを制御できる。かくして本発明は、構成を簡素化し得る媒体取引装置を実現できる。
現金自動取引装置の構成を示す斜視図である。 紙幣処理機の構成を示す左側面図である。 第1の実施の形態によるフロントパネル閉鎖状態の現金自動取引装置の構成を示す左側面図である。 第1の実施の形態によるフロントパネル開放状態の現金自動取引装置の構成を示す左側面図である。 入出金部の構成(1)を示す左側面図である。 入出金部の構成(2)を示し、図5における矢視断面図である。 第2の実施の形態によるフロントパネル閉鎖状態の現金自動取引装置の構成を示す左側面図である。 第2の実施の形態によるフロントパネル開放状態の現金自動取引装置の構成を示す左側面図である。 第3の実施の形態によるフロントパネル閉鎖状態の現金自動取引装置の構成を示す左側面図である。 第3の実施の形態によるフロントパネル開放状態の現金自動取引装置の構成を示す左側面図である。 他の実施の形態による現金自動取引装置の構成を示す左側面図である。 他の実施の形態による入出金部の構成(1)を示す断面図である。 他の実施の形態による入出金部の構成(2)を示す断面図である。 従来の現金自動取引装置の構成を示す左側面図である。 従来の入出金部の構成を示す左側面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.現金自動取引装置の構成]
図1に外観を示すように、現金自動取引装置1は、箱状の装置筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関等に設置され、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行う。装置筐体2は、前側上部であり顧客が対峙した状態で紙幣の投入やタッチパネルによる操作等をしやすい箇所に、図3に示すように所定の厚みを有し側面視で略L字形状のフロントパネル4が設けられている。
フロントパネル4は、上端部に設けられた接客部支点としてのフロントパネル支点4A(図3)を軸に回動することにより開閉可能に構成されている。このフロントパネル4は、装置筐体2に対しフロントパネル支点4Aを軸として、後述する処理機シャッタ40に対し装置シャッタ12が離接するよう回動する。すなわち装置筐体2は、顧客との間で現金に関する取引を行う取引動作時には、図3に示すようにフロントパネル4を閉塞することによりフロントパネル閉鎖状態とし、内部の各種機構を保護する。一方、装置筐体2は、金融機関の係員や保守員等が内部の各種機構の保守作業等を行う作業時において、必要に応じて図4に示すようにフロントパネル4を開放することによりフロントパネル開放状態とし、内部の各部に対する作業を容易に行わせ得る。
フロントパネル4には接客部6が設けられており、接客部6は、カード入出口7、装置入出金口8、操作表示部9、テンキー10及びレシート発行口11が設けられており、顧客との間で現金や通帳等を直接やり取りすると共に、取引に関する情報の通知や操作指示の受付を行う。カード入出口7は、キャッシュカード等の各種カードが挿入又は排出される部分である。カード入出口7の奥側には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部(図示せず)が設けられている。装置入出金口8は、顧客が入金する紙幣が投入される際及び顧客へ出金する紙幣が排出される際に当該紙幣が通過する開口である。また装置入出金口8は、フロントパネル4に設けられた装置シャッタ12(図3)を駆動することにより開放又は閉塞する。
操作表示部9は、取引に際して操作画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、取引の種類の選択、暗証番号や取引金額等を入力するタッチパネルとが一体化されている。テンキー10は、「0」〜「9」の数字等の入力を受け付ける物理的なキーであり、暗証番号や取引金額等の入力操作時に用いられる。レシート発行口11は、取引処理の終了時に取引内容等を印字したレシートを発行する部分である。因みにレシート発行口11の奥側には、レシートに取引内容等を印字するレシート処理部(図示せず)が設けられている。
図3に示すように、フロントパネル4における装置シャッタ12の後方には、当該装置シャッタ12を駆動する装置シャッタモータ14が設けられている。また装置シャッタ12の近傍には、当該装置シャッタ12の位置を検出する図示しない装置シャッタ位置検出センサが設けられている。この装置シャッタ位置検出センサは、装置シャッタ12の位置を検出し、その検出結果を後述する処理機制御部20に通知する。
装置筐体2内には、後述する接客制御部18と処理機制御部20とに配線ケーブルで接続され現金自動取引装置1全体を統括制御する統括制御部16や、装置筐体2内部の下側に設けられ紙幣に関する種々の処理を行う紙幣処理機22等が設けられている。統括制御部16は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部(図示せず)から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。接客制御部18は、所定の接客制御部基板に搭載され、装置筐体2内部であって紙幣処理機22の外側に配され、接客部6を制御する。
以下では、現金自動取引装置1のうち利用者が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙した利用者から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
[1−2.紙幣処理機の内部構成]
紙幣処理機22は、図2に示すように、箱状の処理機筐体24を中心に構成されており、当該処理機筐体24の内部には、所定の接客制御部基板に搭載され、処理機筐体24内部の各部(入出金部26、搬送部28、鑑別部30、一時保留部32、リサイクル庫34、リジェクト庫36及び取忘れ庫38)を制御する処理機制御部20が設けられている。
処理機制御部20は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部50から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。
処理機筐体24は、装置筐体2の前面に設けられた図示しない前面扉が開放された状態において保守員が例えば前方へ向かってスライドさせて装置筐体2の外部へ引き出し可能に構成されている。図3に示すように、処理機筐体24に設けられた処理機シャッタ40の後方には、当該処理機シャッタ40を駆動する処理機シャッタモータ42が設けられている。また処理機シャッタ40の近傍には、当該処理機シャッタ40の位置を検出する図示しない処理機シャッタ位置検出センサが設けられている。この処理機シャッタ位置検出センサは、処理機シャッタ40の位置を検出し、その検出結果を処理機制御部20に通知する。
処理機制御部20は、処理機シャッタモータ42及び処理機シャッタ位置検出センサ(図示せず)に入出金機シャッタモータ配線としての配線ケーブル44が、利用者の指等を検知する手検知センサ60に異物検知センサ配線としての配線ケーブル45がそれぞれ接続されており、当該処理機シャッタ位置検出センサから処理機シャッタ40の検出結果を取得すると共に、処理機シャッタモータ42を駆動することにより処理機シャッタ40を開閉させる。また処理機制御部20からは、プラチェーン46を介し、処理機筐体24の内部から装置筐体2内部へ装置配線としての配線ケーブル48が引き回され、統括制御部16及び接客制御部18を介さずにフロントパネル支点4A近傍及び操作表示部9の側方を通過し処理機シャッタモータ42と処理機シャッタ位置検出センサ(図示せず)とに接続されている。処理機制御部20は、装置シャッタ位置検出センサから装置シャッタ12の検出結果を取得すると共に、装置シャッタモータ14を駆動することにより装置シャッタ12を開閉させる。
現金自動取引装置1は、フロントパネル閉鎖状態とフロントパネル開放状態との何れにおいても位置が殆ど移動しないフロントパネル支点4A近傍を通過するように配線ケーブル48を設けるため、フロントパネル閉鎖状態からフロントパネル開放状態に移行した際にも配線ケーブル48が装置筐体2の外部に大きく露出してしまったり、配線ケーブル48に大きな負荷を掛けてしまったりすることを防止できる。
紙幣処理機22の内部には、上側に入出金部26、紙幣の金種や真偽を判定する鑑別部30及び入金紙幣等を一時的に保留する一時保留部32等が設けられている。
入出金部26は、顧客から投入された紙幣を1枚ずつ分離し搬送部28へ繰り出す。また入出金部26は、当該入出金部26内部において、搬送部28へ繰り出す紙幣が存在するか否かを検出する図示しない紙幣検知センサが設けられている。
搬送部28は、図示しないローラやベルト等により、図中太線で示す搬送路に沿って長方形の紙幣を短手方向に搬送する。搬送部28は、鑑別部30を前後方向に挿通させるように紙幣を搬送し、当該鑑別部30の後側と一時保留部32及び入出金部26とをそれぞれ接続している。また搬送部28は、鑑別部30の前側と入出金部26、リサイクル庫34、リジェクト庫36及び取忘れ庫38とを接続している。搬送部28の分岐点には、セレクタ(図示せず)が設けられており、処理機制御部20の制御に基づき回動することにより、紙幣の搬送先を切り替える。
鑑別部30は、その内部で紙幣を搬送しながら、光学素子や磁気検出素子等を用いて当該紙幣の金種及び真偽、並びに損傷の程度等(正損)を鑑別し、その鑑別結果を処理機制御部20へ通知する。これに応じて処理機制御部20は、取得した鑑別結果及び識別結果に基づいて紙幣の搬送先を決定する。
一時保留部32は、入金時に顧客が入出金部26へ投入した紙幣を一時的に保留し、鑑別部30で入金可能と鑑別された入金可能紙幣を入金が確定するまで一時的に保留する。一方、入金不可と鑑別された入金リジェクト紙幣は入出金部26へ排出される。また一時保留部32は、出金時において鑑別部30で出金不可能と鑑別された出金リジェクト紙幣を、出金可能な紙幣が出金されるまで一時的に保留し、その後当該出金リジェクト紙幣をリジェクト庫36へ排出する。
また紙幣処理機22の内部には、下側に金種別のリサイクル庫34と、鑑別部30において破損した紙幣(いわゆる損券)と鑑別された紙幣、偽造券と判別された紙幣及び5千券や2千券等の還流されない金種の紙幣を格納するリジェクト庫36と、取引時に顧客が入出金部26から取り忘れた紙幣を回収して格納する取忘れ庫38とが設けられている。リサイクル庫34は、収納排出機構により、搬送部28から搬送されてきた紙幣を取り込んで収納すると共に、収納されている紙幣を排出して搬送部28へ供給する。
かかる構成において現金自動取引装置1は、鑑別部30による紙幣の鑑別結果及び識別結果等をもとに統括制御部16及び処理機制御部20が各部を制御して、紙幣の入金処理及び出金処理等を行う。
すなわち現金自動取引装置1は、入金取引時、顧客により操作表示部9を介して入金取引が選択され、さらに入出金部26に紙幣が投入されると、投入された紙幣を入出金部26から1枚ずつ鑑別部30に搬送する。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部30の鑑別結果及び識別結果に基づき入金可能と判定された入金可能紙幣については一時保留部32に搬送して一時的に収納する。一方で現金自動取引装置1は、入金に適さないと判定された入金リジェクト紙幣については入出金部26へ戻して、装置シャッタ12及び処理機シャッタ40を開くことで顧客に返却する。その後顧客により入金金額が確定されると、現金自動取引装置1は、一時保留部32に収納している紙幣を鑑別部30に搬送して鑑別結果及び記番号の識別結果を得る。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部30の鑑別結果及び識別結果に基づき収納可能と判定された紙幣については、その金種に応じて各リサイクル庫34へ搬送して保管する。一方で現金自動取引装置1は、収納に適さないと判定された紙幣については、リジェクト庫36へ搬送する。
一方出金取引時、現金自動取引装置1は、顧客により操作表示部9を介して出金取引が選択され出金金額が入力されると、要求金額に応じて必要な金種毎の紙幣枚数を認識し、この金種毎の紙幣枚数に応じて各リサイクル庫34から紙幣を繰り出して鑑別部30に搬送して鑑別結果及び記番号の識別結果を得る。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部30の鑑別結果及び識別結果に基づき出金可能と判定された出金可能紙幣については入出金部26に搬送する。一方で現金自動取引装置1は、出金に適さないと判定された出金リジェクト紙幣については一時保留部32に搬送して一時的に収納する。そして要求金額分の紙幣が入出金部26へ集積されると、現金自動取引装置1は、装置シャッタ12及び処理機シャッタ40を開ける。これにより入出金部26内に集積されている紙幣の受け取りが可能な状態となり、顧客がこの紙幣を受け取る。その後現金自動取引装置1は、一時保留部32に収納している出金リジェクト紙幣をリジェクト庫36へと搬送して保管する。
[1−3.入出金部の構成]
図5及び図6に示すように、入出金部26は主に、装置入出金口枠52、装置シャッタ12、処理機シャッタ40、処理機入出金口枠53及び紙幣収容部54により構成されている。
フロントパネル4において装置入出金口8を囲む枠である装置入出金口枠52は、所定の厚みを有しほぼ水平方向に伸びる板状でなり、紙幣処理機22の内部構造を外部から視認できないよう構成されている。装置入出金口枠52には、平面視において長方形状の装置入出金口8が穿設されている。装置入出金口8の下部には、断面略コ字形状でなる紙幣収容部54が設けられている。
処理機筐体24における、装置入出金口8と対向する位置には、平面視において長方形状の処理機入出金口56が穿設されている。この装置入出金口8と処理機入出金口56とにより、紙幣収容部54を外部と連通させる入出金口58が形成されている。処理機筐体24において処理機入出金口56を囲む枠である処理機入出金口枠53は、所定の厚みを有しほぼ水平方向に伸びる板状に構成されている。現金自動取引装置1の外部と紙幣収容部54との間には、処理機筐体24に設けられた処理機シャッタ40と、フロントパネル4に設けられ処理機シャッタ40の上側に位置する装置シャッタ12とが、いわゆる2重シャッタとなって設けられている。装置シャッタ12及び処理機シャッタ40は所定の厚みを有する金属板が板金加工された形状を有し、前後方向に移動することにより、紙幣収容部54を現金自動取引装置1の外部に対し開放又は閉塞させる。
図6に示すように、装置シャッタ12は、前後左右方向に伸びる平板形状の装置シャッタ板部12Aの上面から、前端から後端まで前後方向に沿って装置入出金口枠52に向かって突設された装置シャッタ上側突起部12USが、左右方向に所定間隔を空けて複数本設けられている。これにより隣り合う装置シャッタ上側突起部12US同士の間には、当該装置シャッタ上側突起部12USの高さよりも低い装置シャッタ上側溝部12UCが形成されている。また装置シャッタ12は、装置シャッタ上側突起部12USと左右方向の位置がずれ装置シャッタ上側溝部12UCと一致する箇所における装置シャッタ板部12Aの下面から、前端から後端まで前後方向に沿って装置シャッタ12に向かって突設された装置シャッタ下側突起部12DSが、左右方向に所定間隔を空けて複数本設けられている。これにより隣り合う装置シャッタ下側突起部12DS同士の間には、当該装置シャッタ下側突起部12DSの高さよりも低い装置シャッタ下側溝部12DCが形成されている。
装置入出金口枠52は、前後左右方向に伸びる平板形状の装置入出金口枠板部52Aにおける、装置シャッタ12の装置シャッタ上側突起部12USと対向する箇所において、前端から後端まで前後方向に沿って上方へ装置入出金口枠溝部52Cが凹設されている。
装置入出金口枠52と装置シャッタ12とは、装置入出金口枠溝部52Cに装置シャッタ上側突起部12USが入り込むことにより非接触状態で噛み合い、いわゆる入れ子構造が幅方向(左右方向)に亘って形成されている。これにより装置シャッタ12は、装置入出金口枠52に接触することなく前後方向に移動すると共に、装置シャッタ12と装置入出金口枠52との間に紙幣が侵入することを防止している。
処理機シャッタ40は、前後左右方向に伸びる平板形状の処理機シャッタ板部40Aの上面における、装置シャッタ12の装置シャッタ下側溝部12DCと対向する箇所において、前端から後端まで前後方向に沿って装置シャッタ12に向かって処理機シャッタ上側突起部40USが突設されている。これにより隣り合う処理機シャッタ上側突起部40US同士の間には、当該処理機シャッタ上側突起部40USの高さよりも低い処理機シャッタ上側溝部40UCが形成されている。また処理機シャッタ40は、処理機シャッタ上側突起部40USと左右方向の位置がずれ処理機シャッタ上側溝部40UCと一致する箇所における処理機シャッタ板部40Aの下面から、前端から後端まで前後方向に沿って処理機入出金口枠53に向かって突設された処理機シャッタ下側突起部40DSが、左右方向に所定間隔を空けて複数本設けられている。
処理機入出金口枠53は、前後左右方向に伸びる平板形状の処理機入出金口枠板部53Aにおける、処理機シャッタ40の処理機シャッタ下側突起部40DSと対向する箇所において、前端から後端まで前後方向に沿って下方へ処理機入出金口枠溝部53Cが凹設されている。
処理機入出金口枠53と処理機シャッタ40とは、処理機入出金口枠溝部53Cに処理機シャッタ下側突起部40DSが入り込むことにより非接触状態で噛み合い、いわゆる入れ子構造が幅方向に亘って形成されている。これにより処理機シャッタ40は、処理機入出金口枠53に接触することなく前後方向に移動すると共に、処理機シャッタ40と処理機入出金口枠53との間に紙幣が侵入することを防止している。
装置シャッタ12と処理機シャッタ40とは、装置シャッタ下側溝部12DCに処理機シャッタ上側突起部40USが、処理機シャッタ上側溝部40UCに装置シャッタ下側突起部12DSが入り込むことにより非接触状態で噛み合い、いわゆる入れ子構造が幅方向に亘って形成されている。これにより装置シャッタ12と処理機シャッタ40とは、互いに接触することなく前後方向に移動すると共に、装置シャッタ12と処理機シャッタ40との間に紙幣が侵入することを防止している。
処理機筐体24には、光軸が処理機シャッタ40の下側近傍に位置するよう、異物検知センサとしての手検知センサ60が設けられている。この手検知センサ60は、光軸が物体等で遮られたか否かにより利用者の指等の異物を検知し、その検知結果を処理機制御部20に通知する。このように手検知センサ60は、装置シャッタ12及び処理機シャッタ40の下側(すなわち装置シャッタ12及び処理機シャッタ40よりも処理機筐体24の内側)に設けられることにより、利用者により外部から光軸が故意に遮られないようになっている。
[1−4.効果]
図14に示すように従来の現金自動取引装置701は、光軸を故意に遮られないように手挟みを検知するセンサをシャッタの内側(利用者から離隔する側)に設ける必要があり、且つ、装置シャッタ712がフロントパネル704と共に可動するために装置手検知センサ61は装置シャッタ712近傍に配されることが望ましいため、フロントパネル704における装置シャッタ712の下に装置手検知センサ61を、処理機シャッタ740の下に処理機手検知センサ62を設けていた。
これに対し現金自動取引装置1は、従来の現金自動取引装置701と比べて、装置シャッタ712と処理機シャッタ740との間に設けられていた装置手検知センサ61を省略するようにした。これにより現金自動取引装置1は、部品点数を削減し構成を簡素化することができる。
また現金自動取引装置1は、処理機筐体24の内部に設けられた処理機制御部20により、当該処理機筐体24に設けられた手検知センサ60からの検出結果を取得し、当該処理機筐体24に設けられた処理機シャッタ40と、当該処理機筐体24の外部であるフロントパネル4に設けられた装置シャッタ12との両方を制御するようにした。
図14に示すように従来の現金自動取引装置701においては、接客制御部18と処理機制御部20とで互いに独立して入出金部726を制御していた。すなわち従来の現金自動取引装置701は、装置筐体2の内部であり処理機筐体24の外部に設けられた接客制御部18により、フロントパネル4に設けられた装置手検知センサ61からの検出結果を取得して当該フロントパネル4に設けられた装置シャッタ712を制御し、処理機筐体24の内部に設けられた処理機制御部20により、当該処理機筐体24に設けられた処理機手検知センサからの検出結果を取得して当該処理機筐体24に設けられた処理機シャッタ740を制御していた。このため従来の現金自動取引装置701は、処理機手検知センサ62に加えて装置手検知センサ61を設ける必要があり、この手検知センサ61を配置するために装置シャッタ712と処理機シャッタ740との間に図6に示すセンサ用空間SPを設けていた。しかしながらこの場合、このセンサ用空間SPに紙幣BLが残留して、次の取引を行う顧客に現金が渡ってしまい、現金違算が発生する可能性があった。
これに対し本実施の形態による現金自動取引装置1は、1つのみの手検知センサ60を処理機シャッタ40の内側に設けるようにした。これにより現金自動取引装置1は、装置シャッタ12と処理機シャッタ40との間にセンサ用空間SPを形成する必要をなくすことができ、紙幣が装置シャッタ12と処理機シャッタ40との間に残留しにくくすることができる。
さらに現金自動取引装置1は、装置シャッタ12と処理機シャッタ40とを入れ子構造にするようにした。これにより現金自動取引装置1は、装置シャッタ12と処理機シャッタ40との間に紙幣をより一層残留しにくくすることができる。
また、従来の現金自動取引装置701においては、接客制御部18と処理機制御部20とは互いに独立して動作しており、統括制御部16を介して互いにデータをやりとりしていた。このため従来の現金自動取引装置701は、互いの手検知センサ(手検知センサ61及び手検知センサ62)の状態をリアルタイムに把握することが困難であった。このため従来の現金自動取引装置701は、装置シャッタ712には装置手検知センサ61を、処理機シャッタ740には処理機手検知センサ62をそれぞれ設け、接客制御部18と処理機制御部20とにより互いに独立してそれぞれ制御していた。
これに対し現金自動取引装置1は、手検知センサ60を1つのみ設け、従来接客制御部18が行っていた装置シャッタ712の制御を処理機制御部20に移譲するようにした。これにより現金自動取引装置1は、処理機制御部20のみで、装置シャッタ12及び処理機シャッタ40の両方を制御することができ、処理機制御部20と接客制御部18との間でシャッタの制御に関するデータをやりとりする必要もなく、制御をシンプルにすることができる。
以上の構成によれば現金自動取引装置1は、紙葉状の媒体である紙幣に関する操作を受け付ける接客部6と、当該紙幣を入出させる装置入出口としての装置入出金口8と、当該装置入出金口8を開閉する装置シャッタ12とが設けられた装置筐体2と、装置筐体2の内部に設けられ、装置入出金口8に対向して配され紙幣を入出させる処理機入出口としての処理機入出金口56と、当該処理機入出金口56を開閉する処理機シャッタ40とを備え、紙幣に関する処理を行う媒体処理機としての紙幣処理機22と、紙幣処理機22の内部に設けられ装置シャッタ12及び処理機シャッタ40の開閉により装置入出金口8及び処理機入出金口56を介して外部に対し開放又は遮断される紙幣収容部54と、装置筐体2の内部における紙幣処理機22の外部に設けられ接客部6を制御する接客制御部18と、紙幣処理機22の内部に設けられ紙幣処理機22を制御する処理機制御部20と、処理機シャッタ40よりも紙幣処理機22の内側に設けられ、紙幣収容部54における異物の有無を検出する手検知センサ60とを設け、接客制御部18又は処理機制御部20の何れか一方が、手検知センサ60の検知結果を取得すると共に装置シャッタ12及び処理機シャッタ40を制御するようにした。
これにより現金自動取引装置1は、装置シャッタ12及び処理機シャッタ40それぞれに手検知センサ60を設けることなく、接客制御部18又は処理機制御部20の何れか一方で手検知センサ60の検知結果を取得し装置シャッタ12及び処理機シャッタ40を制御できる。
[2.第2の実施の形態]
[2−1.現金自動取引装置及び紙幣処理機の構成]
図1及び図7に示すように、第2の実施の形態による現金自動取引装置101は、第1の実施の形態による現金自動取引装置1と比べて、配線ケーブル48が省略され、配線ケーブル64及びジャック68並びに配線ケーブル66及びプラグ70が追加されているものの、それ以外は同様に構成されている。
処理機制御部20からは、処理機筐体24の内部から装置筐体2内部における装置シャッタ12の後方における操作表示部9の下方へ配線ケーブル64が引き回され、当該配線ケーブル64の先端にはジャック68が接続されている。装置シャッタモータ14及び装置シャッタ位置検出センサ(図示せず)からは後方に向かって配線ケーブル66が引き回され、当該配線ケーブル66の先端にはジャック68と着脱可能なプラグ70が接続されている。図7に示すフロントパネル閉鎖状態においては、ジャック68とプラグ70とが嵌合し配線ケーブル64と配線ケーブル66とが導通することにより、処理機制御部20は、装置シャッタ位置検出センサから装置シャッタ12の検出結果を取得すると共に、装置シャッタモータ14を駆動することにより装置シャッタ12を開閉させる。一方図8に示すフロントパネル開放状態においては、プラグ70がジャック68から離隔して外れることにより、配線ケーブル64と配線ケーブル66とが絶縁される。
第1の実施の形態による現金自動取引装置1は、配線ケーブル48が処理機制御部20から装置筐体2内部へ引き回されフロントパネル支点4A近傍を通過して装置シャッタモータ14及び装置シャッタ位置検出センサに接続されているため、配線ケーブルの引き回しが長くなってしまい、ノイズ等が乗り、通信品質が確保できない可能性があった。
これに対し現金自動取引装置101は、配線ケーブル64を、フロントパネル支点4A近傍は通過させずに処理機制御部20から装置シャッタモータ14に向かって這わせ、フロントパネル閉鎖状態においてジャック68とプラグ70を嵌合させ配線ケーブル64と配線ケーブル66とを導通させるようにした。これにより現金自動取引装置101は、配線ケーブルを引き回す長さを現金自動取引装置1よりも短くすることができ、通信品質を保ち、処理機制御部20で装置シャッタ12を確実に制御することができる。
またフロントパネル開放状態においては、装置シャッタ12を開閉することはないため、プラグ70がジャック68から外れて処理機制御部20では装置シャッタ12を制御できなくなったとしても、実用上は問題がない。
その他第2の実施の形態による現金自動取引装置101は、第1の実施の形態による現金自動取引装置1とほぼ同等の作用効果を奏する。
[3.第3の実施の形態]
[3−1.現金自動取引装置及び紙幣処理機の構成]
図1及び図9に示すように、第3の実施の形態による現金自動取引装置201は、第1の実施の形態による現金自動取引装置1と比べて、配線ケーブル48が省略され、処理機通信機72及び装置通信機74が追加されているものの、それ以外は同様に構成されている。
処理機制御部20には、電波により無線通信を行う処理機通信機72が接続されている。装置シャッタモータ14及び装置シャッタ位置検出センサ(図示せず)には、電波により処理機通信機72と無線通信を行う装置通信機74が接続されている。フロントパネル閉鎖状態においては、処理機制御部20は、装置シャッタ位置検出センサから装置シャッタ12の検出結果を無線通信で取得すると共に、装置シャッタモータ14を駆動する制御命令を無線通信で送信することにより装置シャッタ12を開閉させる。
第1の実施の形態による現金自動取引装置1は、配線ケーブル48が処理機制御部20から装置筐体2内部へ引き回されフロントパネル支点4A近傍を通過して装置シャッタモータ14及び装置シャッタ位置検出センサに接続されているため、配線ケーブルの引き回しが長くなってしまい、ノイズ等が乗り、通信品質が確保できない可能性があった。
これに対し現金自動取引装置201は、処理機制御部20から装置シャッタモータ14及び装置シャッタ位置検出センサまで引き回される配線ケーブル48を省略し、無線通信により処理機制御部20が装置シャッタモータ14を制御するようにした。これにより現金自動取引装置201は、処理機制御部20から装置シャッタモータ14及び装置シャッタ位置検出センサまで引き回される配線ケーブル48をなくすことができ、通信品質を保ち、処理機制御部20で装置シャッタ12を確実に制御することができる。
また図10に示すフロントパネル開放状態においては、装置シャッタ12を開閉することはないため、フロントパネル閉鎖状態よりも装置通信機74が処理機通信機72から離隔し、仮に処理機通信機72の電波を装置通信機74が受信できなかったとしても、実用上は問題がない。また、そのようにフロントパネル開放状態では処理機通信機72と装置通信機74とが無線通信する必要がないため、電波を発信させないようにすることにより、処理機通信機72から発信した電波が現金自動取引装置201内の各種機構や他の装置等に干渉したり、影響したりする可能性を低くできる。
その他第3の実施の形態による現金自動取引装置201は、第1の実施の形態による現金自動取引装置1とほぼ同等の作用効果を奏する。
[4.他の実施の形態]
なお上述した第1の実施の形態においては、装置シャッタ12と処理機シャッタ40とをいわゆる入れ子構造とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、装置シャッタ12と処理機シャッタ40とは入れ子構造としなくても良い。また装置シャッタ12に装置シャッタ上側突起部12US及び装置シャッタ下側突起部12DSを形成せず、処理機シャッタ40に処理機シャッタ上側突起部40US及び処理機シャッタ下側突起部40DSを形成しないようにしても良い。この場合、処理機シャッタと装置シャッタとは、互いに接触しない程度に可能な限り近接している方が、処理機シャッタと装置シャッタとの間に紙幣が混入する可能性を低減できる。第2及び第3の実施の形態においても同様である。
また上述した第2の実施の形態においては、処理機筐体24の内部から装置筐体2内部における装置シャッタ12の後方における操作表示部9の下方へ配線ケーブル64を引き回す場合について述べた。本発明はこれに限らず、配線ケーブル64を操作表示部9の左右何れかの側方や装置シャッタ12の前側等へ引き回しても良く、要は配線ケーブル64が可能な限りフロントパネル支点4A近傍よりも下側を通過し、引き回す距離が可能な限り短くなれば良い。
さらに上述した第2の実施の形態においては、配線ケーブル64にジャック68を接続し、配線ケーブル66に当該ジャック68と嵌合するプラグ70を接続する場合について述べた。本発明はこれに限らず、配線ケーブル64と配線ケーブル66とを電気に接続可能し、且つ容易に脱着可能なコネクタ等の種々の配線接続部材を用いても良い。
さらに上述した第3の実施の形態においては、電波により処理機通信機72と装置通信機74とで無線通信を行う場合について述べた。本発明はこれに限らず、光や音等の搬送波等、種々の無線通信技術を用いて無線通信を行っても良い。
さらに上述した実施の形態においては、処理機制御部20により装置シャッタ12及び処理機シャッタ40を制御する場合について述べた。本発明はこれに限らず、図11に示す現金自動取引装置301のように、装置筐体2の内部の接客制御部18からフロントパネル支点4A近傍を通過して操作表示部9の側方を通過し装置シャッタモータ14と装置シャッタ位置検出センサ(図示せず)とに配線ケーブル78を引き回すと共に、統括制御部16を介さずに処理機筐体24内部へ配線ケーブル76を引き回し、処理機制御部20を介さずに処理機シャッタモータ42と処理機シャッタ位置検出センサとに接続することにより、接客制御部18で装置シャッタ12及び処理機シャッタ40を制御しても良い。但し、手検知センサ60は処理機シャッタ40の下方に設けられているため、処理機制御部20により装置シャッタ12及び処理機シャッタ40を制御する方が、処理機シャッタ40を制御する際の配線ケーブルの引き回しを短く構成することができる。また、現金自動取引装置301においても、現金自動取引装置101のように、接客制御部18から、先端にジャックが接続された配線ケーブルを処理機シャッタモータ42に向かって引き回し、処理機シャッタモータ42から、先端にプラグが接続された配線ケーブルを引き回し、シャッタ閉鎖状態において当該ジャックとプラグとが嵌合するようにしても良い。さらに現金自動取引装置301においても、現金自動取引装置201のように、接客制御部18に接続された装置通信機と、処理機シャッタモータ42及び処理機シャッタ位置検出センサに接続された処理機通信機とで無線通信を行っても良い。
さらに上述した実施の形態においては、光軸が処理機シャッタ40の下側近傍に位置するよう、手検知センサ60を設ける場合について述べた。本発明はこれに限らず、図12に示す入出金部426のように、光軸が処理機シャッタ440の移動軌跡と被る位置に手検知センサ60を設けるようにしても良い。
図12に示すように、装置シャッタ412は、装置シャッタ下側突起部412DSの高さが装置シャッタ下側突起部12DS(図6)よりも長くなっている。また処理機入出金口枠453は、処理機入出金口枠溝部453Cの左右方向の幅が処理機入出金口枠溝部53Cよりも広がっており、隣り合う処理機入出金口枠溝部453C同士の間には、当該処理機入出金口枠溝部453C同士よりも処理機シャッタ440に向かって突出する処理機入出金口枠突起部453Sが形成されている。
処理機シャッタ440は、S字形状の断面が左右方向に連続した形状となっている。また処理機シャッタ440は、装置シャッタ412の装置シャッタ下側溝部412DCと対向する箇所において、前端から後端まで前後方向に沿って装置シャッタ412に向かって突出する断面コ字形状の処理機シャッタ上側凸部440USが形成されている。これにより隣り合う処理機シャッタ上側凸部440US同士の間には、当該処理機シャッタ上側凸部440USよりも装置シャッタ412から離隔する処理機シャッタ上側凹部440UCが形成されている。また処理機シャッタ440は、処理機入出金口枠453の処理機入出金口枠溝部453Cと対向する箇所において、前端から後端まで前後方向に沿って処理機入出金口枠453に向かって突出する断面コ字形状の処理機シャッタ下側凸部440DSが形成されている。これにより隣り合う処理機シャッタ下側凸部440DS同士の間には、当該処理機シャッタ下側凸部440DSよりも処理機入出金口枠453から離隔する処理機シャッタ下側凹部440DCが形成されている。
手検知センサ60は、光軸が処理機シャッタ440の処理機シャッタ下側凹部440DCの内側であり且つ処理機入出金口枠突起部453Sの上側に位置するよう設けられている。
ここで、第1の実施の形態による入出金部26は、従来の入出金部726のように装置シャッタ712と処理機シャッタ740との間に手検知センサが設けられていた場合と比べて、装置シャッタ12と手検知センサ60との間に処理機シャッタ40が存在するため、装置シャッタ712から装置手検知センサ61までの距離よりも、装置シャッタ12から手検知センサ60までの距離の方が遠くなる。このため、例えば装置シャッタ12の移動軌跡上に利用者の指が存在した場合であっても手検知センサ60の光軸までは指が到達していない場合、手検知センサ60は利用者の指を検知できないため、現金自動取引装置1は、閉鎖しようとする装置シャッタ12を止めることができない可能性ある。
これに対し入出金部426は、処理機シャッタ440の上端部(処理機シャッタ上側凸部440USの上面)と下端部(処理機シャッタ下側凸部440DSの下面)の間に手検知センサ60の光軸が位置するようにした。これにより入出金部426は、予め設定された処理機入出金口枠453と装置入出金口枠52との距離を変化させることなく、処理機入出金口枠453及び処理機シャッタ440の入れ子構造と、処理機シャッタ440及び装置シャッタ412の入れ子構造を維持しながら、入出金部26と比べて手検知センサ60の光軸を装置シャッタ412に近接させることができるため、装置シャッタ412の移動軌跡上に利用者の指が存在するものの手検知センサ60までは当該指が到達していないという状態を発生しにくくすることができ、安全性をより向上させることができる。
また手検知センサ60の光軸は処理機シャッタ40の移動軌跡と被る位置に配置するようにしたため、入出金部426は、処理機シャッタ440の移動軌跡上に利用者の指が存在するものの手検知センサ60までは当該指が到達していないという状態を発生しにくくすることができ、安全性をより向上させることができる。
また装置シャッタ512及び処理機シャッタ540は、図13に示すものでも良い。装置シャッタ512は、前後左右方向に伸びる平板形状の装置シャッタ板部512Aの上面から、前端から後端まで前後方向に沿って装置入出金口枠52に向かって突設された装置シャッタ上側突起部512USが、左右方向に所定間隔を空けて複数本設けられている。これにより隣り合う装置シャッタ上側突起部512US同士の間には、当該装置シャッタ上側突起部512USの高さよりも低い装置シャッタ上側溝部512UCが形成されている。また装置シャッタ512は、装置シャッタ上側突起部512USと左右方向の位置が一致する箇所における装置シャッタ板部512Aの下面から、前端から後端まで前後方向に沿って処理機シャッタ540に向かって突設された装置シャッタ下側突起部512DSが、左右方向に所定間隔を空けて複数本設けられている。これにより隣り合う装置シャッタ下側突起部512DS同士の間には、当該装置シャッタ下側突起部512DSの高さよりも低い装置シャッタ下側溝部512DCが形成されている。
処理機シャッタ540は、前後左右方向に伸びる平板形状の処理機シャッタ板部540Aの上面における、装置シャッタ512の装置シャッタ下側溝部512DCと対向する箇所において、前端から後端まで前後方向に沿って装置シャッタ512に向かって処理機シャッタ上側突起部540USが突設されている。これにより隣り合う処理機シャッタ上側突起部540US同士の間には、当該処理機シャッタ上側突起部540USの高さよりも低い処理機シャッタ上側溝部540UCが形成されている。また処理機シャッタ540は、処理機シャッタ上側突起部540USと左右方向の位置が一致する箇所における処理機シャッタ板部540Aの下面から、前端から後端まで前後方向に沿って処理機入出金口枠53に向かって突設された処理機シャッタ下側突起部540DSが、左右方向に所定間隔を空けて複数本設けられている。
装置シャッタ512と処理機シャッタ540とは、装置シャッタ下側溝部512DCに処理機シャッタ上側突起部540USが、処理機シャッタ上側溝部540UCに装置シャッタ下側突起部512DSが入り込むことにより非接触状態で噛み合い、いわゆる入れ子構造が幅方向に亘って形成されている。
さらに上述した実施の形態においては、処理機シャッタ40の下側に手検知センサ60を配置する場合について述べた。本発明はこれに限らず、装置シャッタ12と処理機シャッタ40との間に手検知センサ60の光軸が位置していても良い。要は、処理機シャッタ40の下側か、装置シャッタ12と処理機シャッタ40との間かの何れかに1個の手検知センサ60を設ければ良い。
さらに上述した実施の形態においては、1本の光軸を有する1個の手検知センサ60を設ける場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば左右方向に平行となる位置に3本の光軸を有する1組の手検知センサ60を設けても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、装置筐体2の上端部近傍に設けられたフロントパネル支点4Aを軸として装置筐体2に対しフロントパネル4を回動可能に形成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、フロントパネル4の下端部、右端部や左端部等、種々の箇所に設けられた支点を軸にフロントパネルを回動させるようにしても良い。その場合も、軸の近傍に配線ケーブル48を這わせれば良い。また、装置筐体2に対し、フロントパネルをスライドさせる等、種々の動作により開閉させるようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、紙幣処理機22は、紙幣に関する処理を行う入出金部26、搬送部28、鑑別部30、一時保留部32、リサイクル庫34、リジェクト庫36及び取忘れ庫38等の各種機構が処理機筐体24により囲まれて構成され、装置筐体2に収まる場合について述べた。本発明はこれに限らず、紙幣処理機は、処理機筐体を有さず、入出金部26、搬送部28、鑑別部30、一時保留部32、リサイクル庫34、リジェクト庫36及び取忘れ庫38等のユニットが装置筐体2内部に収まる構成であっても良い。その場合、処理機シャッタは入出金部26に設けるようにすれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、現金を取引する現金自動取引装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば商品券や金券、入場券等のような薄い紙状の媒体を処理する種々の装置に本発明を適用しても良い。また、例えば紙幣を入出する紙幣処理機や紙幣を所定枚数毎に施封する施封小束支払機等、紙幣や硬貨の取引に関する種々の処理を行う複数種類の装置の組み合わせにより構成された現金処理装置に本発明を適用してもよい。
さらに上述した実施の形態においては、装置筐体としての装置筐体2と、媒体処理機としての紙幣処理機22と、媒体収容部としての紙幣収容部54と、接客制御部としての接客制御部18と、処理機制御部としての処理機制御部20と、異物検知センサとしての手検知センサ60とによって、媒体取引装置としての現金自動取引装置1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる装置筐体と、処理機筐体と、媒体収容部と、接客制御部と、処理機制御部と、異物検知センサとによって、媒体取引装置を構成しても良い。
本発明は、2枚のシャッタを開閉し媒体を入出金する種々の装置でも利用できる。
1、101、201、301、701……現金自動取引装置、2……装置筐体、4、704……フロントパネル、4A……フロントパネル支点、6……接客部、7……カード入出口、8……装置入出金口、9……操作表示部、10……テンキー、11……レシート発行口、12、112、412、512、712……装置シャッタ、12A、412A、512A……装置シャッタ板部、12US、412US、512US……装置シャッタ上側突起部、12DS、412DS、512DS……装置シャッタ下側突起部、12UC、412UC、512UC……装置シャッタ上側溝部、12DC、412DC、512DC……装置シャッタ下側溝部、14……装置シャッタモータ、16……統括制御部、18……接客制御部、20……処理機制御部、22……紙幣処理機、24……処理機筐体、26、426、726……入出金部、28……搬送部、30……鑑別部、32……一時保留部、34……リサイクル庫、36……リジェクト庫、38……取忘れ庫、40、140、440、540、740……処理機シャッタ、40A、540A……処理機シャッタ板部、40US、540US……処理機シャッタ上側突起部、40DS、540DS……処理機シャッタ下側突起部、40UC、540UC……処理機シャッタ上側溝部、440US……処理機シャッタ上側凸部、440UC……処理機シャッタ上側凹部、440DS……処理機シャッタ下側凸部、440DC……処理機シャッタ下側凹部、42……処理機シャッタモータ、44、45、48、64、66、76、78……配線ケーブル、46……プラチェーン、50……記憶部、52……装置入出金口枠、52A……装置入出金口枠板部、52C……装置入出金口枠溝部、53、453……処理機入出金口枠、53A、453A……処理機入出金口枠板部53C、453C……処理機入出金口枠溝部、453S……処理機入出金口枠突起部、54……紙幣収容部、56……処理機入出金口、58……入出金口、60……手検知センサ、61……装置手検知センサ、62……処理機手検知センサ、68……ジャック、70……プラグ、72……処理機通信機、74……装置通信機。

Claims (13)

  1. 紙葉状の媒体に関する操作を受け付ける接客部と、当該媒体を入出させる装置入出口と、当該装置入出口を開閉する装置シャッタとが設けられた装置筐体と、
    前記装置筐体の内部に設けられ、前記装置入出口に対向して配され前記媒体を入出させる処理機入出口と、当該処理機入出口を開閉する処理機シャッタとを備え、前記媒体に関する処理を行う媒体処理機と、
    前記媒体処理機の内部に設けられ前記装置シャッタ及び前記処理機シャッタの開閉により前記装置入出口及び前記処理機入出口を介して外部に対し開放又は遮断される媒体収容部と、
    前記装置筐体の内部における前記媒体処理機の外部に設けられ前記接客部を制御する接客制御部と、
    前記媒体処理機の内部に設けられ前記媒体処理機を制御する処理機制御部と、
    前記処理機シャッタよりも前記媒体処理機の内側に設けられ、前記媒体収容部における異物の有無を検出する異物検知センサと
    を有し、
    前記接客制御部又は前記処理機制御部の何れか一方が、前記異物検知センサの検知結果を取得すると共に前記装置シャッタ及び前記処理機シャッタを制御する
    媒体取引装置。
  2. 前記接客部は、前記装置筐体に対し接客部支点を軸として前記処理機シャッタに対し前記装置シャッタが離接するよう回動可能に形成される
    請求項1に記載の媒体取引装置。
  3. 前記処理機制御部が、前記異物検知センサの検知結果を取得すると共に前記装置シャッタ及び前記処理機シャッタを制御する
    請求項2に記載の媒体取引装置。
  4. 前記媒体処理機は、前記装置筐体の内部における下側に設けられ、
    前記接客部支点は、前記装置筐体における上端部近傍に設けられる
    請求項3に記載の媒体取引装置。
  5. 前記処理機制御部から、前記処理機シャッタを駆動する処理機シャッタモータに接続される入出金機シャッタモータ配線を有する
    請求項4に記載の媒体取引装置。
  6. 前記処理機制御部から前記異物検知センサに接続される異物検知センサ配線を有する
    請求項5に記載の媒体取引装置。
  7. 前記処理機制御部から、前記接客部支点近傍を通過し、前記装置シャッタを駆動する装置シャッタモータに接続される装置配線を有する
    請求項6に記載の媒体取引装置。
  8. 前記処理機制御部と、前記装置シャッタを駆動する装置シャッタモータとは、前記処理機シャッタと前記装置シャッタとが近接する状態である前記接客部の閉鎖状態において互いに着脱可能な配線接続部材が嵌合することにより導通し、一方、前記処理機シャッタと前記装置シャッタとが離隔する状態である前記接客部の開放状態において前記配線接続部材が外れることにより絶縁される
    請求項6に記載の媒体取引装置。
  9. 前記処理機制御部と、前記装置シャッタを駆動する装置シャッタモータとは、無線通信により接続される
    請求項6に記載の媒体取引装置。
  10. 前記装置シャッタと前記処理機シャッタとは、互いに非接触で噛み合うよう対向する
    請求項1に記載の媒体取引装置。
  11. 前記処理機シャッタの上端部から下端部までの間に前記異物検知センサの光軸が位置する
    請求項10に記載の媒体取引装置。
  12. 前記処理機シャッタの下端部よりも前記媒体処理機の内側に前記異物検知センサの光軸が位置する
    請求項10に記載の媒体取引装置。
  13. 前記異物検知センサは、利用者の手の有無を検出する手検知センサである
    請求項1に記載の媒体取引装置。
JP2014170529A 2014-08-25 2014-08-25 媒体取引装置 Active JP6303921B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170529A JP6303921B2 (ja) 2014-08-25 2014-08-25 媒体取引装置
US15/329,245 US10297099B2 (en) 2014-08-25 2015-06-02 Media transaction device
CN201580038959.7A CN106537469B (zh) 2014-08-25 2015-06-02 介质交易装置
PCT/JP2015/065937 WO2016031333A1 (ja) 2014-08-25 2015-06-02 媒体取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170529A JP6303921B2 (ja) 2014-08-25 2014-08-25 媒体取引装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016045773A JP2016045773A (ja) 2016-04-04
JP2016045773A5 JP2016045773A5 (ja) 2017-05-25
JP6303921B2 true JP6303921B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=55399238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014170529A Active JP6303921B2 (ja) 2014-08-25 2014-08-25 媒体取引装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10297099B2 (ja)
JP (1) JP6303921B2 (ja)
CN (1) CN106537469B (ja)
WO (1) WO2016031333A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107680251B (zh) * 2017-10-17 2021-05-18 深圳怡化电脑股份有限公司 纸类介质检测设备和闸门装置的控制方法
US10726655B2 (en) * 2018-04-27 2020-07-28 Ncr Corporation Shutter assembly for a self-service terminal
JP7322587B2 (ja) * 2019-08-16 2023-08-08 沖電気工業株式会社 媒体取引装置
CN113496566B (zh) * 2020-03-19 2023-09-15 光荣株式会社 货币处理系统

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5259576A (en) * 1992-05-18 1993-11-09 Howard D U External sliding aircraft door
JP2003067808A (ja) 2001-08-27 2003-03-07 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
JP3996831B2 (ja) * 2002-09-27 2007-10-24 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 媒体取扱装置
US7856401B2 (en) * 2003-07-11 2010-12-21 Ncr Corporation Self-service terminal
JP4353970B2 (ja) * 2006-08-08 2009-10-28 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 異物検出装置
US7810715B2 (en) * 2008-01-31 2010-10-12 Ncr Corporation Self-service terminal
JP5471366B2 (ja) * 2009-11-30 2014-04-16 沖電気工業株式会社 媒体処理装置
JP5454155B2 (ja) * 2010-01-13 2014-03-26 沖電気工業株式会社 シャッタ構造および自動取引装置
JP5780925B2 (ja) * 2011-01-21 2015-09-16 レシップ株式会社 運賃箱
JP5779433B2 (ja) * 2011-07-15 2015-09-16 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣取扱装置及びそれを用いた紙幣入金方法
JP5349569B2 (ja) * 2011-11-24 2013-11-20 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣入出金装置および紙幣入出金装置制御方法
US8960406B2 (en) * 2012-10-01 2015-02-24 Jcm American Corporation Bezel assembly comprising image recognition for use with an automated transaction device
JP5859945B2 (ja) * 2012-10-26 2016-02-16 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣取扱装置および紙幣検出方法
JP5971119B2 (ja) * 2012-12-28 2016-08-17 沖電気工業株式会社 シャッタ装置及び媒体取引装置
JP2014029736A (ja) * 2013-11-13 2014-02-13 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
US10319171B2 (en) * 2014-03-28 2019-06-11 Ncr Corporation Media escape prevention for self-service terminal
JP2016099677A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 グローリー株式会社 紙幣処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016031333A1 (ja) 2016-03-03
US20170221293A1 (en) 2017-08-03
CN106537469B (zh) 2019-06-21
JP2016045773A (ja) 2016-04-04
US10297099B2 (en) 2019-05-21
CN106537469A (zh) 2017-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101413893B1 (ko) 지폐 입출금기
JP5500190B2 (ja) 媒体取引装置
JP6369196B2 (ja) 媒体処理装置及び媒体取引装置
JP2012256271A (ja) 媒体処理装置
JP2013202290A (ja) 引出装置及び媒体取引装置
JP6303921B2 (ja) 媒体取引装置
JP2010123091A (ja) 自動取引装置及び自動取引装置の制御方法
JP5553134B2 (ja) 媒体取引装置
JP6413688B2 (ja) 自動取引装置
WO2014065305A1 (ja) 紙幣取扱装置および紙幣検出方法
WO2014155644A1 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
JP2015060456A (ja) 媒体搬送装置及び媒体取引装置
JP5789562B2 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
JP6927820B2 (ja) 紙幣処理システムおよび収納庫
JP6737014B2 (ja) 媒体収納庫及び媒体処理装置
JP6237911B2 (ja) 媒体搬送識別装置及び媒体取引装置
WO2021033409A1 (ja) 媒体取引装置
JP2013200790A (ja) 媒体処理装置
JP2014191447A (ja) 媒体収納装置及び媒体取引装置
JP6863186B2 (ja) 媒体処理装置及び自動取引装置
CN108510642B (zh) 现金自动交易装置
JP2018032265A (ja) 媒体処理装置及び媒体取引装置
JP6623830B2 (ja) 小束処理装置
JP2016099811A (ja) 帯電防止機構及び媒体取引装置
CN105741409B (zh) 介质交易装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170406

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6303921

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150