JP4353970B2 - 異物検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙幣処理装置における異物を検出する装置、特に現金自動取引装置の紙幣入出口内に紙幣と共に投入された異物を検出する装置に関するものである。
紙幣の入出金処理装置や入金専用機などの、利用者の入金動作により紙幣を処理する装置では、入金紙幣を投入する入金口に誤って硬貨やクリップなどの異物が混入した場合、混入した異物が紙幣とともに装置内へ取り込まれて紙幣のジャムや機器の故障といったトラブルが発生する。
このような異物混入に伴うトラブルを防止するために、特許文献1が開示する「紙葉取扱装置における投入口異物検知装置」は、磁気的変化を検出するコイルを設けて、混入した硬貨やクリップなどの異物に起因して生じるインピーダンスの変化に基づいて異物の有無を検出している。
また、特許文献2が開示する「紙幣処理機」は、紙幣を取り込み装置に押し付ける押圧板を有するビルプレスが緩衝手段を介して電動モータにより駆動される構造と、電動モータ側の位置とビルプレス側の位置の検出手段を有し、該構造により異物によって押圧板の移動が途中で停止させられても電動モータは回転を継続し、これにより発生する位置データのずれを検出するという手段により異物を検出している。
特開平7−76993号公報 特開2003−281602号公報
特許文献1が開示する「紙葉取扱装置における投入口異物検知装置」は、コイルの磁気的変化により異物を検出するものであるから、非磁性体の異物を検出することができないという問題があることに加えて、磁性体の異物の場合でも、検出されるためには異物をコイルに十分に近づける必要があり、検出性能を確保する上での構造上の問題があった。
特許文献2が開示する「紙幣処理機」は、磁性体の異物だけでなく非磁性体の異物でも検出することが可能であるが、混入した異物が非常に薄くて異物による押圧板の停止がない場合には検出ができないという問題があるし、また、押圧板に作用する負荷が大量の紙幣により大きくなる場合には、異物がないのに異物検出の操作をするという誤検出となるという問題があった。
本発明の目的は、利用者の入金動作を必要とする現金自動取引装置、紙幣処理装置、その他の装置の紙幣処理部などにおいて、紙幣入出口内に混入した異物による紙幣のジャムや機器の故障といったトラブルを防止するために混入した異物を速やかに検出する装置を提供することである。
上記目的を達成する手段として、本発明の異物検出装置は、処理すべき紙幣を投入する空間を構成する部材であって、該紙幣を押圧して挟むように互いに対向して配置された少なくとも一対の第1及び第2の部材と、該第1の部材の該空間に面した少なくとも一部に配置される導体材料からなる第1の電極部材と、該第2の部材の該空間に面した少なくとも一部に配置される導体材料からなる第2の電極部材と、該第2の電極手段を接地する接地手段と、該第1の電極手段に電圧を印加する電圧印加手段と、該第1及び第2の電極部材によって構成される仮想コンデンサの静電容量によって発生する電圧を測定する測定手段と、該仮想コンデンサの静電容量の変化に応じて該測定手段からの変化した出力電圧と予め定められた基準信号との差に基づいて、異物の有無を判断する判断手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の異物検出装置は、処理すべき紙幣を投入する空間を構成する部材であって、該紙幣を押圧して挟むように互いに対向して配置された少なくとも一対の第1及び第2の部材と、該第1及び該第2の部材の両者の該空間に面した一部に配置される導体材料からなる第1の電極部材と、該第1及び該第2の部材の両者の該空間に面した一部に配置される導体材料からなる第2の電極部材と、該第2の電極手段を接地する接地手段と、該第1の電極手段に電圧を印加する電圧印加手段と、該第1及び第2の電極部材によって構成される仮想コンデンサの静電容量によって発生する電圧を測定する測定手段と、該仮想コンデンサの静電容量の変化に応じて該測定手段からの変化した出力電圧と予め定められた基準信号との差に基づいて、異物の有無を判断する判断手段を有することを特徴とするものである。
更に、本発明の異物検出装置は、該第1の部材と該第2の部材の間の距離を算出する距離算出手段と、該距離算出手段により求められた距離と該距離に対応した該測定手段で検出した電圧とを記憶して基準信号とする記憶手段を有することを特徴とするものである。
更に、本発明の異物検出装置は、前記電圧印加手段が、高周波数の正弦波を発生する発信回路を含むものであることを特徴とするものです。
加えて、本発明の異物検出装置は、前記した処理すべき紙幣を投入する空間が紙幣処理装置における紙幣を投入する空間であることを特徴とする紙幣処理装置用のものである。
本発明は、かかる構成により、現金自動取引装置、紙幣処理装置、その他の装置の紙幣処理部などにおいて、紙幣入出口内に硬貨やクリップなどの異物が紙幣と共に混入した場合でも、紙幣の繰り出し動作を開始する前に異物の存在を高精度に検出することができる。その結果、紙幣処理動作を停止すること、利用者へ警報を出して異物の除去作業を要請することなどの対策を可能とするので、異物により発生する紙幣のジャム、装置の損傷や故障などのトラブルを防止し、もって装置の高い信頼性を実現するなどの効果を奏するものである。
以下に、本発明における実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明が適用される金融機関の店舗に設置される現金自動取引装置の一例である。図1に示されているように、現金自動取引装置90は、紙幣を処理する紙幣取扱い手段91、硬貨を処理する硬貨取扱い手段92、利用客に対して操作案内や取引項目を表示したり利用客が取引に必要な情報を入力したりする表示操作部93、通帳記帳の処理を行うための通帳取扱い手段94、利用客の取引媒体であるキャッシュカードの情報の読み取りや取引明細票の発行処理などを行うカード伝票取扱い手段95、取引項目を表示する案内表示部96、及び各取引手段の制御を行う制御部97を備えるものである。
図2は、上記の紙幣取扱い手段91の一実施例の概略構成を示した側面図である。図2において、紙幣入出金機構2は、紙幣1を積載するガイド、紙幣1を繰り出すローラ類、及び紙幣を集積するローラ類などから構成され、利用客によって投入された紙幣1を一枚ずつに分離して入金動作を行うと共に出金動作の際には紙幣を出金する。紙幣入出金機構2については後で詳細に記述する。
紙幣入出金機構2により分離された紙幣1は、搬送路3により下流側の機構に搬送され、鑑別器4により紙幣の真偽、正損、金種、搬送状態などについて判別や検出が行なわれる。入金された紙幣を一時的に集積し放出する一時集積機構5は、主にドラムとテープから構成され、テープをドラムに巻き取りながら紙幣の集積を行い、逆にテープを巻戻しながら紙幣を放出する。還流ボックス6は、鑑別器4により出金に適すると判断された紙幣を金種ごとに収納する着脱可能な金庫である。リジェクトボックス7は、鑑別器4により出金に適さないと判断された紙幣を収納する着脱可能な金庫である。
次に、本発明の一実施例である現金自動取引装置の一部をなす紙幣入出金機構2を、図3を用いて説明する。
紙幣入出金機構2は、ピックアップローラ22、フィードローラ23、及びゲートローラ24からなる紙幣繰り出し手段と、前板25、押板26、および分離ガイド27、28からなる紙幣押圧手段と、羽根車29と集積ガイド30からなる紙幣集積手段から構成される。
紙幣押圧手段の押板26は、図4では手前側の一端部しか図示されていないが、その両端部がそれぞれ連結部31を介して駆動用のタイミングベルト32に取り付けられている。タイミングベルト32は、モータ33によって駆動されるが、その軌道は連結部に設けられたガイドローラとレールガイド(共に図4では図示されていない。)に案内されるので、定められた軌道に沿って動くものである。モータ33はモータの駆動制御部34により駆動制御され、その回転量はエンコーダ35で検出される。エンコーダ35によって検出された回転量のデータは演算部36に送付される。
前板25の表面には、図3、図5に示すように3枚の銅箔のアンテナ37と、これを保護するためのカバー38が設けられている。アンテナ37は、信号線39を介して異物を検出するための検出回路40に接続されている。
押板26は、その一部又は全てが導体の材料で構成されており、その導体部分は、信号線41を介して接地されている。
その他の構成要素として、投入された紙幣の有無を検出する紙幣有無センサ42、分離された紙幣の先端および後端を検出する分離センサ43、紙幣入出口のシャッター44を開閉する機構が設けられている。
次に、紙幣入出金機構2の入金動作について説明する。
利用客により紙幣1が紙幣入出口内の空間に投入されるとシャッター44を閉める。その後、押板26が投入された紙幣1をピックアップローラ22へ押し付けるように駆動される。ピックアップローラ22への押し付け圧力が図示されない検出手段によって検出され所定の値となると、駆動制御部34に停止信号が送り、モータ33を停止させる結果、押板26は停止する。その後、異物の検出回路40によって投入された紙幣1の中に硬貨45やクリップなどの異物が混入していないかどうかの判断動作を制御部46が行なう。
異物が混入していない場合には、ピックアップローラ22、フィードローラ23が図示されない駆動源によって駆動されるので、紙幣はゲートローラ24により1枚ずつに分離して繰り出される。投入された紙幣1に硬貨やクリップなどの異物が混入している場合、異物混入の信号が制御部46へ伝達され、制御部46は、押板26を戻すための制御信号を発生してモータ33を反転駆動し、押板26を所定の初期位置に戻す。その後シャッター44が開放されると共に、表示操作部93に異物の混入とその排除を依頼するための案内情報を表示すると共に、図示されない音声手段によって利用客に対しその旨を知らせるアナウンスを行う。
次に検出回路40の詳細について説明する。
検出回路40は、図6に示すように、上記のアンテナ37に高周波数の正弦波を印加する発振回路401、アンテナ37と後段の信号処理回路との接続を順次切り替える切替えスイッチ402、アンテナ37と発振回路401の間に接続されるものであって信号の直流成分を除去するコンデンサ403、発振回路401とアンテナ37の間に接続される抵抗器404と、所定の周波数以上の信号のみ通過させる信号処理回路の1つであるハイパスフィルタ405、信号の絶対値化と整流を行う信号処理回路の1つである全波検出回路406、ゲイン調整とオフセット調整を行う信号処理回路の1つである(信号調整用の)積分回路407、アナログ信号をデジタル信号に変換する信号処理回路の1つであるA/D変換器408、切替えスイッチ402へのチャンネル選択信号送信やA/D変換器408からの出力信号の受信と該出力信号を基にして、異物の有無を判断する判断手段としてのCPU409とからなる。
本実施例ではアンテナ37としては銅箔を用いたが、導体であればその他ITO(インジウム錫酸化物)、NESA(酸化錫)といった透明な材料を用いてもよい。
また、本実施例では、高周波数の正弦波を発生する発振回路401は、抵抗器404とコンデンサ403を介して銅箔37に接続されているが、コンデンサ403は省略することが可能である。
切替えスイッチ402は、本実施例のように検出素子として複数のアンテナがある場合、CPU409からの制御信号により、複数のアンテナと、ハイパスフィルタ405、全波検出回路406、積分回路407、A/D変換器408と連なる後段の信号処理回路との切替え動作を行なって、後段の信号処理回路に2つ以上のアンテナを接続しないようにしている。これにより、ハイパスフィルタ405、全波検出回路406、積分回路407、A/D変換器408から構成される後段の信号処理回路を一つにすることができるので、部品点数の減少、近接位置入力装置の小型化、低コスト化を図ることができる。切替えスイッチ402は、例えばアナログスイッチであるが、同様の効果が得られるものであれば他のものであっても構わない。
なお、アンテナ37をコンデンサ403から離れた場所に設置する場合には、外部ノイズの影響をなくすため両者をシールド線で接続することが望ましい。
低周波数のノイズを除去するために設置しているハイパスフィルタ405は、その入力側を切替えスイッチ402に接続し、その出力側を全波検出回路406に接続する。本発明の実施例では、発振回路401の発振周波数近傍の信号を全波検出回路406に送ればよいので、低周波数のノイズをハイパスフィルタ405で除去するようにしている。
全波検出回路406は、その入力側をハイパスフィルタ405に接続し、その出力側を積分回路407に接続する。ハイパスフィルタ405からの信号は、プラスレンジとマイナスレンジに振動している正弦波である。A/D変換器408に信号を入力するために、全波検出回路406においてマイナスレンジの信号をプラスレンジに絶対値変換する。また、全波検出回路406において信号の整流も行う。
積分回路407は、その入力側を全波検出回路406に接続し、その出力側をA/D変換器408に接続したものであり、全波検出回路406からの信号のオフセット調整とゲイン調整を行う。オフセット調整とゲイン調整は、紙幣入出口内の仮想コンデンサの感度を調整するものであり、検出感度が大きくなるように設定する。
A/D変換器408は、その入力側を積分回路407に接続し、その出力側をCPU409に接続したものであり、積分回路407からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。
CPU409は、切替えスイッチ402とA/D変換器408に接続したものであり、切替スイッチ402にアンテナ37の選択信号を送信し、かつ、A/D変換器408からの信号を基にして異物を検出するための演算処理を行う。
次に異物の検出原理について、図7に示す回路を用いて説明する。図7は1つのアンテナ37の検出回路を示す概略図であるが、他のアンテナの検出回路も同じ構成のものである。なお、図7では切替えスイッチ402と後段の回路の記載は割愛した。
図7において、Vは発振回路401によって印加される正弦波の交流電圧を、Voutは図示しない切替えスイッチ402に接続される出力信号電圧を、C1はコンデンサ403の静電容量を、R1は抵抗器404の抵抗を示す。また、押板26は前記のとおり接地されているので、紙幣の入金口内の押板26と前板25に設けられたアンテナ37は、その間に仮想的なコンデンサを形成するので、C2はこの仮想的なコンデンサの静電容量を、更にC3はアンテナ37の浮遊容量を示す。図8は、図7が示す1つのアンテナ37を有する回路の等価回路を示す。
投入された紙幣の枚数により押板26が停止する位置は変化するので、上記の仮想的なコンデンサの静電容量C2は変化し、アンテナ37に交流電圧を印加すると、図8の回路の出力電圧Voutは、図9に示すように変化する。すなわち、図3が示す構成とコンデンサの基本式から容易にわかるように、本実施例においては、押板26と前板25の間の距離が長い場合(紙幣入出口に投入された紙幣の枚数が多い場合に相当)には、コンデンサ電極の間が長くなるため仮想的なコンデンサの静電容量C2は小さく、逆に押板26と前板25の間の距離が短い場合(紙幣入出口に投入された紙幣の枚数が少ない場合に相当)には静電容量C2は大きくなる。したがって、押板26と前板25間との距離の違い(紙幣入出口に投入された紙幣の枚数の違いに相当)によって紙幣入出口内の静電容量C2の変化により出力信号Voutに差が生じる。
本実施例では、押板26と前板25との間の距離の違いによって生じる上記の出力信号Voutは、押板26を駆動するモータの回転量を検出するエンコーダ35からの回転量信号と関連付けられるので、前板25と押板26との間の距離に対応した出力信号を基準信号としてキャリブレーションすることとなる。
キャリブレーションの動作について説明すると、予め決定された所定の時間間隔で、制御部46が押板26を前板25の方向へ動かす紙幣分離動作時の動きを行うと共に、この際の回転量信号と出力電圧Voutを検出して制御部46内のメモリ内部に記憶し、これを次のキャリブレーションの動作までの基準信号とする。この基準信号と比較することにより、実際の紙幣分離動作の際に検出される出力電圧との差について、投入された紙幣の枚数によるものか、それとも異物が混入したことにより発生したものかを区別することができる。
なお、紙幣入出口内に紙幣がない場合の出力信号と紙幣が実際に存在する場合の出力電圧には若干の差があるが、通常の紙幣の場合であれば、その差は小さいので、紙幣入出口内に紙幣がない場合の出力信号を基準信号としてもよい。仮に、上記の差が大きくなる場合には、予め紙幣を投入したときの出力電圧を測定して補正係数を定め、キャリブレーション時に検出された出力信号にこれを乗じた値を基準信号とすることにより対処すればよい。
次に紙幣入出口内に投入された紙幣に硬貨やクリップなどの異物が混入した場合について説明する。この場合の仮想コンデンサC2の等価回路を図10に示す。図10に示すように、紙幣入出口内の空間部に形成される仮想コンデンサ容量C2は、その内部に異物が存在すると変化してC2Bとなり、このため出力電圧も変化してVoutBとなり、異物がない場合の出力電圧Voutとは異なる値をとる。
例えば、紙幣入出口内の空間に紙幣を50枚投入した場合、予めメモリに記憶された基準信号の紙幣50枚分に相当する距離における電圧をV50とすると、実際に測定された出力電圧は、紙幣内に異物が混入していた時にはV50Bとなる。この測定出力電圧V50Bと基準信号V50を比較し、その差dV50が所定の値以上となる場合、異物ありと判断するのである。制御部46は、紙幣入出口内の空間に紙幣を投入する度に、上記の動作を実行する。
投入された紙幣の中に異物が混入している場合でも、異物がどの位置に存在するかによって電圧の差は変化する。図11において、横軸は紙幣の枚数、縦軸は出力信号(出力電圧)と基準信号(基準電圧)の差を示すものであり、本実施例においてコイン等の異物が混入した場合の該差の傾向を示す。図11に示されているように、紙幣の枚数が多くなると出力信号と基準信号の差は小さくなるが、前板25に近い位置に異物があればあるほど基準信号との差は大きく、また、押板26に近い位置に異物があれば基準信号との差は小さくなる。いずれの場合においても基準信号との差が、あらゆる動作状態において外乱によるノイズに基づく電圧差よりはるかに大きい場合は問題がないが、ノイズによる電圧差と異物存在による電圧差が近い場合には検出性能が低下するという問題が発生する。
図12は、上記問題に対処した一実施例である。本実施例では前板25と押板26の両方に検出回路40に繋がれたアンテナA51と、そのまま接地されるアンテナB52を設けている。このような構成では、検出信号は図3に示された前板25側のアンテナによる信号と押板26側に設けたアンテナの信号を足し合わせた信号となるため、異物の存在による電圧差をほぼ倍にすることができる。これにより異物の検出を確実に可能としている。
なお、本実施例では設けたアンテナの数が複数の例をしめしたが、この数は検出対象物のサイズや材質などにより適正化されるものであって特に限定されるものではなく設計事項である。アンテナ数が1でもかまわない。また、図3において押板は全て導体の材料であるとしたが、前板25と対向する面に導体の面が設けられた構成のものでもよいことはもちろんである。
本発明の一実施例である金融機関の店舗に設置される現金自動取引装置を示す。 図1が示す現金自動取引装置の側面を示す。 図1が示す現金自動取引装置の一部をなす紙幣入出金機構を示す。 図1が示す現金自動取引装置の押板の駆動系の概略図を示す。 図1が示す現金自動取引装置の前板の構造の概略図を示す。 図1が示す現金自動取引装置の異物検出回路を示す。 図1が示す現金自動取引装置の1つのアンテナの検出回路の概略図である。 図7が示す1つのアンテナの検出回路の等価回路を示す。 図7、図8が示す回路の出力電圧の変化を示す。 異物が混入した場合の仮想コンデンサの等価回路を示す。 異物が混入した場合の図7、図8が示す回路の出力信号(出力電圧)と基準信号(基準電圧)の差(電圧差)の傾向を示す。 本発明のアンテナについての他の実施例を示す。
符号の説明
1…紙幣、2…紙幣入出金機構、25…前板、26…押板、33…モータ、35…エンコーダ、36…演算部、37…アンテナ、40…検出回路、46…制御部、51…アンテナA、52…アンテナB、90…現金自動取引装置、93…表示操作部。

Claims (5)

  1. 処理すべき紙幣を投入する空間を構成する部材であって、該紙幣を押圧して挟むように互いに対向して配置された少なくとも一対の第1及び第2の部材と、
    該第1の部材の一部に、該空間に投入された紙幣が存在する高さ方向と幅方向の寸法範囲内で配置される導体材料からなる第1の電極部材と、
    該第2の部材の一部に配置される導体材料からなる第2の電極部材と、
    該第2の電極手段を接地する接地手段と、
    該第1の電極手段に電圧を印加する電圧印加手段と、
    該第1及び第2の電極部材によって構成される仮想コンデンサの静電容量によって発生する電圧を測定する測定手段と、
    該仮想コンデンサの静電容量の変化に応じて該測定手段からの変化した出力電圧と予め定められた基準信号との差に基づいて、異物の有無を判断する判断手段を有することを特徴とする異物検出装置。
  2. 処理すべき紙幣を投入する空間を構成する部材であって、該紙幣を押圧して挟むように互いに対向して配置された少なくとも一対の第1及び第2の部材と、
    該第1の部材の一部に、該空間に投入された紙幣が存在する高さ方向と幅方向の寸法範囲内で配置される導体材料からなる第1の電極部材と、
    該第2の部材の一部に配置される導体材料からなる第2の電極部材と、
    該第2の電極手段を接地する接地手段と、
    該第1の電極手段に電圧を印加する電圧印加手段と、
    該第1及び第2の電極部材によって構成される仮想コンデンサの静電容量によって発生する電圧を測定する測定手段と、
    該第1の部材と該第2の部材の間の距離を算出する距離算出手段と、
    該距離算出手段により求められた距離と、該距離に対応した該測定手段で検出した電圧とを記憶して基準信号とする記憶手段を有し、
    該仮想コンデンサの静電容量の変化に応じて該測定手段からの変化した出力電圧と予め定められた基準信号との差に基づいて、異物の有無を判断する判断手段を有することを特徴とする異物検出装置。
  3. 処理すべき紙幣を投入する空間を構成する部材であって、該紙幣を押圧して挟むように互いに対向して配置された少なくとも一対の第1及び第2の部材と、
    該第1の部材の一部に配置される導体材料からなる第1と第2の電極部材と、
    該第2の部材の一部に配置される導体材料からなる第1と第2の電極部材と、
    該第2の電極手段を接地する接地手段と、
    該第1の電極手段に電圧を印加する電圧印加手段と、
    該第1及び第2の電極部材によって構成される仮想コンデンサの静電容量によって発生する電圧を測定する測定手段と、
    該仮想コンデンサの静電容量の変化に応じて該測定手段からの変化した出力電圧と予め定められた基準信号との差に基づいて、異物の有無を判断する判断手段を有することを特徴とする異物検出装置。
  4. 処理すべき紙幣を投入する空間を構成する部材であって、該紙幣を押圧して挟むように互いに対向して配置された少なくとも一対の第1及び第2の部材と、
    該第1の部材の一部に配置される導体材料からなる第1の電極部材と、
    該第2の部材の一部に配置される導体材料からなる第2の電極部材と、
    該第2の電極手段を接地する接地手段と、
    該第1の電極手段に電圧を印加する電圧印加手段と、
    該第1及び第2の電極部材によって構成される仮想コンデンサの静電容量によって発生する電圧を測定する測定手段と、
    該第1の部材と該第2の部材の間の距離を算出する距離算出手段と、
    該距離算出手段により求められた距離と、該距離に対応した該測定手段で検出した電圧とを記憶して基準信号とする記憶手段を有し、
    該仮想コンデンサの静電容量の変化に応じて該測定手段からの変化した出力電圧と予め定められた基準信号との差に基づいて、異物の有無を判断する判断手段を有することを特徴とする異物検出装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか項に記載された異物検出装置において、前記した処理すべき紙幣を投入する空間が紙幣処理装置における紙幣を投入する空間であることを特徴とする紙幣処理装置用の異物検出装置。
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