JP4969355B2 - 遊技データ表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通常状態よりもリプレイ役の入賞確率を高めたリプレイ高確率状態を発生させるスロットマシンの遊技データを表示する遊技データ表示装置に関する。
従来より、スロットマシンの遊技データを表示する遊技データ表示装置が知られている。遊技データ表示装置としては、スロットマシンとは別体として構成されたものや、スロットマシンに組み込まれて一体化されたもの等、様々な形態のものがある。遊技データ表示装置は、例えば、遊技場が開店してからの累計のゲーム数や、特別状態であるボーナスゲームの発生回数や、前回のボーナスゲームが終了してから消化したゲーム数等、スロットマシンの遊技に関する各種の遊技データを表示するように構成されている。
上記のような遊技データ表示装置と組み合わせるスロットマシンとしては、所定のRT開始条件の成立に応じてリプレイ役の入賞確率が高く設定されたリプレイ高確率状態(RT状態)を発生するスロットマシンが知られている。RT状態が発生すると、投入する遊技媒体数に対して払い出される遊技媒体数の比率である期待値(払出率)が高くなり、遊技者側に有利となる。このようなRT状態は、所定のRT終了条件が成立した場合に終了し、RT状態よりもリプレイ役の入賞確率が低く、有利度合いが低い通常状態(リプレイ低確率状態)に復帰する。
RT状態を発生させるスロットマシンとしては、特定図柄であるRT終了図柄の停止表示がRT終了条件として設定されたスロットマシンが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このスロットマシンでは、RT終了図柄が停止表示可能な状態を表すRT終了フラグが設定され、RT終了フラグが成立したゲームにおいてRT終了図柄が停止表示されるとRT状態が終了する。一方、RT終了フラグが未成立のゲームでは、RT終了図柄が停止表示される可能性がゼロであり、RT状態が終了するおそれがない。したがって、このようなスロットマシンでは、RT終了フラグが成立したゲームでRT終了図柄の停止表示を回避するように遊技できれば、RT状態を延命させて継続させることが可能である。
しかしながら、上記のようなスロットマシンに対して従来の遊技データ表示装置を組み合わせた場合、次のような問題が生じるおそれがある。すなわち、上記のごとくRT終了図柄の停止表示がRT状態の終了条件として設定されたスロットマシンでは、RT状態の継続度合いが遊技戦略を考える上での重要な要素となり得る一方、従来の遊技データ表示装置によっては遊技者にニーズに適切に対応できていないおそれがある。
特開2006−288565号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、RT終了図柄の停止表示に応じてRT状態が終了するように構成されたスロットマシンと組み合わせる遊技データ表示装置であって、遊技者のニーズに合致した有用な遊技データを提示し得る遊技データ表示装置を提供しようとするものである。
本発明は、ゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
ゲームの開始に応じて複数種類の図柄を入賞ライン上で所定の序列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
ゲームの開始に応じて少なくともリプレイ役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための抽選を実行する内部抽選手段と、
上記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
該停止操作手段の操作に応じて、上記内部当選役に対応する図柄を予め定められた引込範囲内で入賞ライン上に引き込んで停止表示させる表示制御手段と、
上記リプレイ役が内部当選役として決定される確率を通常状態よりも高めたRT状態を所定のRT開始条件の成立に応じて発生させるRT発生手段と、
予め定められたRT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示され得る状態を表すRT終了フラグを成立させるか否かを決定するためのRT終了抽選を上記RT状態の発生中に実行するRT終了抽選手段と、
上記RT終了フラグが成立したゲームであるRT終了フラグ成立ゲームにおいて上記RT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されることを条件として上記RT状態を終了させ通常状態に復帰させるRT終了手段と、
上記RT終了フラグ成立ゲームのうちの少なくとも一部のゲームにおいて、上記RT終了フラグが成立した旨を遊技者に報知する報知手段と、を備えたスロットマシンの遊技データを表示するための遊技データ表示装置であって、
上記RT終了フラグ成立ゲームのうち、上記RT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されなかったために上記RT状態の終了が回避されたゲーム数をRT延命回数として集計するRT延命回数計数手段と、
上記RT延命回数を表示するRT延命回数表示手段と、
上記報知手段による報知が行われなかったRT終了フラグ成立ゲームのうち、入賞ラインに沿う上記RT終了図柄の停止表示が回避されたことにより上記RT状態の終了が回避されたゲーム数である自力延命回数を集計する自力延命回数集計手段と、
上記自力延命回数を表示する自力延命回数表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技データ表示装置にある(請求項1)。
本発明の遊技データ表示装置は、上記RT状態を発生可能であって、かつ、その終了条件としてRT終了図柄の停止表示が設定されたスロットマシンに組み合わせる表示装置である。このスロットマシンでは、上記RT終了フラグの成立を前提として上記RT終了図柄が停止表示され得る。したがって、上記RT終了フラグが成立しなければ上記RT終了図柄が停止表示されるおそれが生じない。また、上記RT終了フラグが成立しても上記RT終了図柄の停止表示を回避できれば、上記RT状態を延命させて継続させることが可能である。
本発明の遊技データ表示装置は、上記RT終了フラグが成立したが上記RT状態の終了が回避され延命されたゲーム数である上記RT延命回数を集計する上記RT延命回数計数手段を備えている。さらに、上記遊技データ表示装置は、上記RT延命回数計数手段が集計した上記RT延命回数を表示する上記RT延命回数表示手段を備えている。このスロットマシンによれば、スロットマシンの遊技者は、上記RT延命回数に基づいて上記RT状態が継続する傾向を把握した上で、遊技戦略を立てることが可能になる。
以上のように、本発明の遊技データ表示装置は、RT終了図柄の停止表示に応じてRT状態が終了するように構成されたスロットマシンの遊技者に対し、遊技に有用な遊技データを提供し得る優れた特性の装置である。
本発明のスロットマシン用の遊技データ表示装置としては、上記スロットマシンに併設される台ランプ等の台毎表示装置や、複数の上記スロットマシンに対応して遊技場内に設置される情報表示端末等のほか、スロットマシン本体に組み込まれたもの等、様々な態様のものを採用することができる。
また、上記スロットマシンとしては、メダルやコインを遊技媒体とした狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)などであっても良い。
また、上記RT延命回数としては、時間的に連続する1回のRT状態における延命回数であっても良く、当日の営業開始後に発生したRT状態において実施された延命回数の累計であっても良い。
また、上記スロットマシンは、上記RT終了フラグ成立ゲームのうちの少なくとも一部のゲームにおいて、上記RT終了フラグが成立した旨を遊技者に報知する報知手段を備えており、
上記報知手段による報知が行われなかったRT終了フラグ成立ゲームのうち、入賞ラインに沿う上記RT終了図柄の停止表示が回避されたことにより上記RT状態の終了が回避されたゲーム数である自力延命回数を集計する自力延命回数集計手段と、
上記自力延命回数を表示する自力延命回数表示手段と、を備えている
この場合には、上記自力延命回数を把握することにより、遊技者が自分の運の強さの度合いを確認できるようになる。上記自力延命回数が多ければ、上記RT終了フラグが潜在的に成立したゲームを上手くかわしながら上記RT状態を何度も延命できたことになる。一方、上記自力延命回数が少なければ、上記RT終了フラグが潜在的に成立したゲームを上手くかわすことができれば、もっと有利に遊技できることを認識し得る。
なお、上記RT終了フラグが成立した旨の報知方法としては、例えば、RT状態が終了する可能性がある旨の表示等により直接的にRT終了フラグが成立した旨を報知する方法や、上記RT終了図柄を表示等することにより間接的にRT終了フラグが成立した旨を報知する方法等、様々な方法を採用することができる。
また、上記スロットマシンにおいては、上記内部抽選手段が上記RT終了抽選手段を兼用しており、該RT終了抽選手段としての上記内部抽選手段は、上記複数種類の役のうち予め定められた役であるRT終了役が内部当選役として決定されたときに上記RT終了フラグを成立させるように構成されており、
上記RT終了手段は、上記RT終了役が入賞するための役図柄の組合せであるRT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されたときに上記RT状態を終了させるように構成されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、上記RT終了役の入賞を回避することにより、上記RT状態を長く継続させることができる。
また、上記スロットマシンにおいては、上記内部抽選手段が上記RT終了抽選手段を兼用しており、該RT終了抽選手段としての上記内部抽選手段は、上記複数種類の役のうち予め定められた役である複数のRT終了役のいずれかが内部当選役として決定されたときに上記RT終了フラグを成立させるように構成され、上記RT終了手段は、上記RT終了役が入賞するための役図柄の組合せであるRT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されたときに上記RT状態を終了させるように構成されており、
上記報知手段は、内部当選役として決定された上記RT終了役の種類を特定可能な状態で上記RT終了フラグの成立を報知するように構成されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、内部当選役として決定された上記RT終了役の種類の報知により間接的に上記RT終了フラグの成立を報知できる。上記RT終了役の種類の報知によれば、複数の上記RT終了役のうちのいずれが内部当選して上記RT終了フラグが成立したかを認識できるようになる。遊技者にあっては、報知された上記RT終了役の入賞を回避できるように目押しすることで、確実性高くRT状態を延命できるようになる。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、通常状態よりもリプレイ役の入賞確率を高めたRT状態(リプレイ高確率状態、リプレイタイム)を発生するスロットマシンの遊技データを表示する遊技データ表示装置に関する例である。この内容について、図1〜図8を用いて説明する。
本例の遊技データ表示装置1を適用するスロットマシン5は、ゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段(以下、スタートレバー62という。)と、ゲームの開始に応じて複数種類の図柄を所定の序列に従って入賞ライン上で変動表示する図柄変動表示手段52(以下、リール52という。)と、ゲームの開始に応じて少なくともリプレイ役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための抽選を実行する内部抽選手段72と、リール52による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段61(以下、ストップボタン61という。)と、ストップボタン61の操作に応じて、内部当選役に対応する図柄を予め定められた引込範囲内で入賞ライン上に引き込んで停止表示させる表示制御手段75と、リプレイ役が内部当選役として決定される確率を通常状態よりも高めたRT状態を所定のRT開始条件の成立に応じて発生させるRT発生手段73と、予め定められたRT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示され得る状態を表すRT終了フラグを成立させるか否かを決定するためのRT終了抽選をRT状態の発生中に実行するRT終了抽選手段72(本例では、内部抽選手段が兼用。)と、RT終了フラグが成立したゲームであるRT終了フラグ成立ゲームにおいて上記RT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されることを条件として上記RT状態を終了させ通常状態へ復帰させるRT終了手段74と、を備えたスロットマシンである。
そして、本例の遊技データ表示装置1は、上記のようなスロットマシン5の遊技データを表示するための装置である。この遊技データ表示装置1は、RT終了フラグ成立ゲームのうち、RT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されなかったために上記RT状態の終了が回避されたゲーム数をRT延命回数として集計するRT延命回数計数手段11と、RT延命回数を表示するRT延命回数表示手段12と、を備えている。
以下に、この内容について詳しく説明する。
本例の遊技データ表示装置1は、図1及び図2に示すごとく、スロットマシン5本体に組み込まれ、一体化されたものである。そこで、以下の説明では、スロットマシン5本体の構成、及びこのスロットマシン5に組み込まれた遊技データ表示装置1の構成を並行して説明していく。
本例のスロットマシン5では、図1〜図3に示すごとく、BIG1ボーナス、BIG2ボーナス、REGボーナス、第1〜第3の1枚役(同図中、1枚役1〜3として示す。)等の小役、リプレイ役を含む9種類の役が設定されている。同図では、左列にそれぞれの役の名称を、中列にそれぞれの図柄の組合せである役図柄を、右列に賞品として払い出すメダル払出枚数を示してある。スロットマシン5では、後述する内部抽選手段72により内部当選した役が内部当選役になる。そして、この内部当選役を構成する図柄の組合せが役図柄である。さらに、入賞ラインに沿って役図柄が並んだとき、その役が入賞役となる。なお、本例のスロットマシン5では、RT終了図柄として、第1〜第3の1枚役の図柄の組合せである役図柄が設定されている。
次に、本例のスロットマシン5の遊技性について説明する。このスロットマシン5では、BIG1(BIG2)ボーナスゲームの終了に応じて、上記RT状態(リプレイ高確率状態、リプレイタイム)に移行すると共に、RT終了フラグの成立下でRT終了図柄が停止表示されたときにRT状態を終了して通常状態に復帰するという遊技性を備えている。RT状態は、遊技媒体であるメダルの投入数に対する払出数の比率である期待値(払出率)が100%を超える、遊技者にとって有利な遊技状態となっている。
本例のスロットマシン5では、RT状態の開始条件(RT開始条件)としてBIG1(BIG2)ボーナスゲームの終了が設定されている。RT状態の終了条件(RT終了条件)としては、RT終了図柄であるいずれかの1枚役の役図柄が入賞ラインに沿って停止表示されたこと、すなわち、RT終了役として設定された3種類の1枚役の入賞が設定されている。
ここで、本例のスロットマシン5では、後述する内部抽選手段72による各役の内部当選に応じて役毎の内部当選フラグが成立した場合にのみ、1枚役を含めた各役が入賞可能な状態となる。本例のスロットマシン5では、1枚役が入賞するための前提として、1枚役の内部当選フラグが成立していることが必要である。つまり、本例のスロットマシン5では、1枚役の内部当選フラグ(1枚役フラグ)がRT終了フラグとして設定され、1枚役の役図柄(図3参照。)がRT終了図柄として設定されている。
なお、第1〜第3の1枚役の役図柄では、図3に示すごとく、左リール52Lの図柄のみが規定されている一方、中リール52C及び右リール52Rについては任意の図柄となっている。各1枚役の左リール52Lの図柄としては、番号の若い方から順番に、チェリーの実が4つ連なった図柄(以下、「4粒チェリー」という。)、チェリーの実が3つ連なった図柄(以下、「3粒チェリー」という。)、チェリーの実が2つ連なった図柄(以下、「2粒チェリー」という。)が設定されている。
さらに、本例のスロットマシン5では、RT終了フラグである1枚役フラグが成立したRT終了フラグ成立ゲームのうちの少なくとも一部において、RT終了フラグが成立した旨が報知され得る。本例では、内部当選した1枚役の種類を特定可能な状態でRT終了フラグの成立が報知される。遊技者は、RT終了フラグの成立が報知された場合には、特定された1枚役の役図柄(RT終了図柄)が停止表示されないように狙って停止操作(目押し)することでRT状態の終了を回避して延命させることが可能である。
次に、本例のスロットマシン5は、図2に示すごとく外観的な構成を有している。スロットマシン5では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓51を設けた前面枠体50によって形成されている。前面枠体50は、図柄表示窓51の鉛直方向上側に、液晶表示部10、データ表示ボタン19及び左右一対のスピーカ57が配置され、図柄表示窓51の右側に、払出数表示部551及びクレジット表示部552が配設されている。また、図柄表示窓51の鉛直方向下側に、スロットマシン5の基部をなすベース部500が形成されている。なお、本例の上記遊技データ表示装置1は、液晶表示部10及びデータ表示ボタン19を含めて構成された装置である。
ベース部500は、図2に示すごとく、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓51に対して、遊技者に向けて相対的に張り出すように形成された部分である。ベース部500は、図柄表示窓51に隣り合う上端部にテーブル状の操作面54を有し、下端部にメダルを払い出すメダル受け皿55を有し、操作面54とメダル受け皿55との間に操作パネル53を有している。
操作面54には、図2に示すごとく、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを賭けるためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、遊技に賭けるメダルを投入するメダル投入口630とが配設されている。操作パネル53には、リール52の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61とが配置されている。
ベットボタン64は、図1及び図2に示すごとく、遊技賭け数としてマックスベット数である3ベットを指定するためのボタンである。ベットボタン64は、操作に応じて遊技賭け数3を表す3ベット信号を発生する。ただし、残りのクレジットが2又は1である場合には、2ベット信号又は1ベット信号を発生し、クレジットがゼロの場合は、ベット信号を発生しない。
なお、遊技(ゲーム)毎に3枚のメダルを賭ける、いわゆる3ベット専用機である本例のスロットマシン5に代えて、遊技者の好みにより遊技賭け数を選択的に設定可能なタイプのスロットマシンであっても良い。この場合には、上記ベットボタン64としては、3ベット信号を発生するマックスベットボタンのほか、シングルベット信号を発生するシングルベットボタンを設けるのが良い。
スタートレバー62は、図1及び図2に示すごとく、リール52の制御信号である変動開始信号を遊技者が操作したタイミングで発生するように構成してある。3ベット専用機であるスロットマシン5では、メダルを直接投入するか、上記ベットボタン64を操作することにより3枚のメダルが賭けられたとき、スタートレバー62が有効な状態に設定される。
ストップボタン61は、リール52の制御信号である変動停止信号を遊技者が操作したタイミングで発生する操作ボタンである。本例のストップボタン61は、左リール52Lに対応する左ストップボタン61L、中リール52Cに対応する中ストップボタン61C、右リール52Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
図柄表示窓51は、図2に示すごとく、3行3列の2次元マトリクス状に配置された9個の図柄520を表示する表示窓である。前面枠体50における図柄表示窓51に当たる部分は、遊技者側から図柄520が見えるように透明な樹脂プレートにより形成されている。上記2次元マトリクス状の9個の図柄520に対しては、入賞の対象となる図柄の並び方向である入賞ライン511〜515が設定されている。入賞ラインとしては、水平方向3本の入賞ライン511〜513と、対角方向2本の入賞ライン514、515とがある。
リール52は、図1、図2及び図4に示すごとく、左リール52Lと、中リール52Cと、右リール52Rとよりなる。各リール52L、C、Rは、略円柱状をなし、その外周面に略一定の間隔を設けて9種類21個の図柄520を配置した回転式リールである。各リール52L、C、Rは、その回転方向における1カ所の基準位置に基準位置片(図示略)を有している。この基準位置片は、後述する基準位置検知部636が検知する被検知片である。なお、リール52としては、本例の回転式リールに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式リールを採用することもできる。
左リール52Lは、図1、図2及び図4に示すごとく、図柄表示窓51に表示する3行×3列の2次元マトリクスにおける左端の一列をなす。右リール52Rは、2次元マトリクスにおける右端の一列をなす。中リール52Cは、2次元マトリクスにおける中央の一列をなしている。本例では、図4に示すごとく、各リール52L、C、R毎に、7種類の図柄520の配置序列を変更してある。なお、左リール52Lでは、第1〜第3の1枚役の図柄の組合せに対応する図柄である「4粒チェリー」、「3粒チェリー」及び「2粒チェリー」がそれぞれ1図柄ずつ等間隔で配置されている。
上記払出数表示部551は、図2に示すごとく、入賞に応じて払い出す遊技媒体(メダル)の数である払出メダル枚数をデジタル表示するための表示部である。
上記クレジット表示部552は、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダル枚数をデジタル表示するための表示部である。
上記液晶表示部10は、図1及び図2に示すごとく、液晶ディスプレイよりなる。液晶表示部10は、通常の演出画面(図示略)、データ表示画面120、140(図6(A)、(B)参照。)及び報知画面150(図5参照。)等を介して各種の遊技データを表示するほか、遊技を演出する様々な演出画面を表示する。なお、データ表示画面120、140、及び報知画面150の具体的な構成については後述する。
上記データ表示ボタン19は、図1及び図2に示すごとく、液晶表示部10の表示を切り替えるための操作ボタンである。このデータ表示ボタン19は、押し込み操作に応じて表示切替信号を1回ずつ出力する。例えば、通常状態における液晶表示部10の表示画面は、表示切替信号の発生に応じて、通常の演出画面、データ表示画面120及びデータ表示画面140の間で順次、切り替えられる。
次に、本例のスロットマシン5は、図1に示すごとく、機械的な構成を備えている。
スロットマシン5の全体動作を制御する制御基板58、及びこの制御基板58に電気的に接続された各部について、図1及び図2を用いて説明する。制御基板58に対しては、上記の構成のほか、遊技媒体として投入されたメダルを検知する投入メダル検知部631と、リール52を回転駆動するリール駆動部521と、リール52の回転位置を検知する基準位置検知部636と、メダルを払い出すメダル払出部634と、上記払出数表示部551及び上記クレジット数表示部552等を含む各種表示部635と、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定する設定値操作部68と、スピーカ57を制御する音声出力部632とを電気的に接続してある。
投入メダル検知部631は、図1及び図2に示すごとく、メダル投入口630からメダルが投入されるごとに、インサート信号を出力するように構成されている。3回のインサート信号が上記3ベット信号に相当している。
リール駆動部521は、図1に示すごとく、ステップ単位で制御し得るステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール52を回転駆動する駆動源である。ステッピングモータは、制御基板58から制御パルスを取り込む毎に、1ステップずつ回転する。
基準位置検知部636は、図1及び図2に示すごとく、各リール52L、C、Rの上記基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力するように構成された検知部である。
メダル払出部634は、制御基板58の制御により所定枚数のメダルをメダル受け皿55に払い出すように構成されている。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役の当選確率を6段階に規定した設定値を変更するための操作部である。
上記制御基板58は、図1及び図2に示すごとく、CPU581と、メモリ手段であるROM583、RAM584と、入出力インターフェースとしてのI/O部582とを有している。CPU581は、ROM583から読み込みしたソフトウェアプログラムを実行することにより、各種の機能を実現するように構成してある。
ROM583は、内部抽選手段72が内部当選役の抽選に用いる図示しない当選乱数テーブル、及びリール52の停止制御に用いる図示しない停止テーブルを記憶している。当選乱数テーブルは、各役が当選するための当選乱数を規定したデータテーブルである。この当選乱数テーブルは、設定値毎、RT状態や通常状態といった遊技状態毎に用意されている。スロットマシン5では、設定値毎に内部当選役の抽選に適用する当選乱数テーブルを切り換えることで、少なくともいずれかの役の内部当選確率を設定値に応じて変動させている。また、スロットマシン5では、通常状態とRT状態とで当選乱数テーブルを切り換えることで、リプレイ役の入賞確率の高低差を生じさせている。
上記停止テーブルは、リール52L、C、Rに配列された図柄毎に引込図柄数(スベリコマ数)を規定したデータテーブルである。各引込図柄数は、ストップボタン61が操作された瞬間に、対応する図柄が入賞ライン512上に位置した場合にリール52を停止させるまでに変動させる図柄数を表している。
CPU581は、図1に示すごとく、遊技データ表示装置1の機能を除くスロットマシン5の基本機能として、乱数を抽出する乱数抽出手段78、入賞役を判定する入賞役判定手段79、リール52を制御する表示制御手段75、内部当選役を抽選する内部抽選手段72、RT終了フラグを抽選により成立させるRT終了抽選手段72、RT開始条件であるBIG1(BIG2)ボーナスゲームの終了に応じてRT状態を発生させるRT発生手段73、RT終了役である1枚役の入賞に応じてRT状態を終了させるRT終了手段74、及び内部当選フラグを制御するフラグ制御手段71の各機能を実現する。なお、詳しくは後述するが、本例では、内部抽選手段72がRT終了抽選手段を兼用している。
さらに、CPU581は、図1に示すごとく、遊技データ表示装置1の機能として、上記のごとく、上記RT延命回数等を集計するRT延命回数計数手段11、RT延命回数等を表示するRT延命回数表示手段12、後述する自力延命回数等を計数する自力延命回数集計手段13、自力延命回数等を表示する自力延命回数表示手段14、RT終了フラグである1枚役フラグの成立を遊技者に報知する報知手段15、及びスロットマシン5の各種の遊技データを集計する遊技データ集計手段16の各機能を実現する。
まず、スロットマシン5の基本機能を構成する上記各手段について説明する。
上記乱数抽出手段78は、図1及び図2に示すごとく、CPU581の内部演算により乱数を抽出する手段である。本例の乱数抽出手段78は、スタートレバー62による変動開始信号をトリガー信号として乱数を抽出し、内部抽選手段72に入力する。
上記内部抽選手段72は、図1〜図3に示すごとく、乱数抽出手段78が抽出した乱数に基づいて上記当選乱数テーブルを参照して内部当選役を決定し、その内部当選役に対応するフラグをオン状態に設定する手段である。本例の内部抽選手段72が抽選する内部当選役は、図3に示すごとく、BIG1ボーナス、BIG2ボーナス、REGボーナス、15枚役「太陽」、10枚役「りんご」、第1の1枚役「4粒チェリー」、第2の1枚役「3粒チェリー」、第3の1枚役「2粒チェリー」、リプレイ役の9種類である。なお、本例のスロットマシン5では、内部抽選手段72が成立させる1枚役の内部当選フラグである1枚役フラグが、上記RT終了フラグとなっている。つまり、本例のスロットマシン5では、内部抽選手段72がRT終了フラグを抽選により成立させるRT終了抽選手段を兼用している。
上記フラグ制御手段71は、図1に示すごとく、上記内部抽選手段72が成立させた内部当選フラグ、及びRT状態等の遊技状態の制御フラグである遊技状態フラグを制御する手段である。遊技状態フラグとしては、RT状態に対応するRTフラグ、及びBIG1(BIG2)ボーナスゲームに対応するBIG1(BIG2)ボーナスゲームフラグ等がある。
フラグ制御手段71は、図1に示すごとく、上記1枚役フラグ(RT終了フラグ)を含めて小役及びリプレイ役の内部当選フラグについては、入賞したか否かに関わらず次のゲームを開始するまでにオフ状態に切り換える。一方、ボーナスフラグについては、入賞するまで次のゲームに持ち越し、ボーナス役入賞に応じてオフ状態に切り換える。このようなフラグ制御手段71の制御により、1枚役を含む小役及びリプレイ役については、内部当選したゲームで入賞しなかった場合は、いわゆる取りこぼしとなる。一方、ボーナス役は、一度内部当選すれば入賞するまでボーナス確定状態が維持される。したがって、本例のスロットマシン5では、RT終了フラグである1枚役フラグが成立しても、そのゲームでRT終了図柄である1枚役の役図柄の停止表示が回避されて入賞しなければ、次のゲームまでにRT終了フラグ(1枚役フラグ)を消滅させることができる。
フラグ制御手段71は、BIG1(BIG2)ボーナス役の入賞に応じてBIG1(BIG2)ボーナスゲームフラグをオン状態に設定すると共に、ボーナスゲーム中のメダルの払出数が規定枚数に到達したときにBIG1(BIG2)ボーナスゲームフラグをオフ状態に切り替える。さらに、フラグ制御手段71は、BIG1(BIG2)ボーナスゲームの終了に応じてRTフラグをオン状態に設定すると共に、第1〜第3の1枚役のいずれかの入賞に応じてRTフラグをオフ状態に切り替える。本例のスロットマシン5では、BIG1(BIG2)ボーナスゲームフラグがオン状態のときにBIG1(BIG2)ボーナスゲームが発生し、RTフラグがオン状態のときにRT状態が発生する。
上記表示制御手段75は、図1及び図2に示すごとく、リール駆動部521を介してリール52L、C、Rの図柄変動を制御する手段である。表示制御手段75は、上記変動開始信号に応じてリール52の図柄変動を開始すると共に、上記変動停止信号あるいは上記自動停止信号に応じてリール52の図柄変動を停止させる。表示制御手段75は、リール駆動部521に制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させる。表示制御手段75は、リール駆動部521に入力した制御パルス数、すなわち、ステッピングモータが回転したステップ数をカウントする。特に、本例では、上記基準位置片の検知信号を取り込むごとに上記ステップ数をゼロリセットすることで、直近の検知信号の後に生じた上記ステップ数をカウントしている。
上記表示制御手段75は、図1、図2及び図4に示すごとく、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実施するように構成してある。表示制御手段75では、上記ステップ数に基づいて各リール52L、C、Rが現在表示しているビタ図柄(入賞ライン上に位置する図柄。)を計算可能である。表示制御手段75は、上記変動停止信号を取り込み時のステップ数に基づいて、入賞ライン511〜515上に瞬間的に位置する図柄520であるビタ図柄を計算する。そして、ROM583に格納された上記停止テーブルを参照してビタ図柄に対して規定された引込図柄数を取得し、当該引込図柄数分の図柄を変動させた後、リール21を停止させる。このような表示制御手段75の制御によれば、上記所定の引込範囲内に内部当選フラグに対応する図柄があればその図柄が入賞ライン上に引き込まれて停止し、それ以外の場合にはハズレ図柄が入賞ライン上に引き込まれて停止する。
なお、本例のスロットマシン5では、図1、図2及び図4に示すごとく、上記所定の引込範囲として4図柄分に相当する範囲が設定されている。また、上記のごとく、図柄表示窓51では、各リールについて連続する3図柄が表示されている。したがって、本例のスロットマシン5では、内部当選フラグに対応する特定の図柄が停止表示されるためには、リール52の図柄配列中、当該特定の図柄が最後尾に位置する7図柄分の範囲でストップボタン61が操作される必要がある。
例えば、図1、図2及び図4に示すごとく、第1の1枚役の1枚役フラグが成立したゲームにおいて、左リール52Lの図柄番号18の「4粒チェリー」が図柄表示窓51に停止表示されるためには、「4粒チェリー」が最後尾に位置する7図柄分の範囲でストップボタン61が操作されることが必要となる。逆説すれば、第1の1枚役の1枚役フラグが成立しても「4粒チェリー」が最後尾に位置する7図柄分の範囲(下段の入賞ライン513に位置する図柄が図柄番号12〜18である範囲。)を外してストップボタン61を操作できれば、左リール52Lの図柄番号18の「4粒チェリー」が図柄表示窓51に停止表示されるのを回避できる。
なお、上記のごとく、1枚役の役図柄では、左リール52Lの図柄のみが規定され、他のリールの図柄は任意である。それ故、各1枚役が入賞する確率は、左リール52Lで「4粒チェリー」、「3粒チェリー」あるいは「2粒チェリー」が停止表示される確率となる。したがって、RT終了フラグである1枚役フラグが成立した状態で、対応する1枚役が入賞する確率は、(7図柄)/(21図柄)=1/3となる。一方、1枚役が入賞しない確率は、(14図柄)/(21図柄)=2/3となる。さらに、本例の左リール52Lでは、「4粒チェリー」、「3粒チェリー」及び「2粒チェリー」の各図柄が等間隔の3箇所に配置されている。それ故、本例の左リール52Lでは、「4粒チェリー」、「3粒チェリー」及び「2粒チェリー」のいずれの図柄も図柄表示窓51内に引き込まれて停止表示される可能性がないようなストップボタン61の操作タイミングが存在しない。
したがって、いずれかの1枚役の内部当選フラグが成立したゲームでその1枚役が入賞する確率は3分の1であり、入賞するか否かは完全に運任せということになる。ただし、後述するように内部当選フラグが成立した1枚役の種類が報知されるゲームでは、その1枚役が入賞し得ない範囲(その1枚役を引き込めない範囲)を目押しすることで確実性高く入賞を回避することが可能である。
上記入賞役判定手段79は、図1及び図2に示すごとく、停止状態のリール52に対応するステッピングモータ(リール駆動部521)について、表示制御手段75がカウントした上記ステップ数を取り込む。入賞役判定手段79は、このステップ数を基にして入賞ライン511〜515上に停止した図柄520の種類を求め、その図柄520の組み合わせについて入賞役が成立するか否かを判定する。
次に、遊技データ表示装置1の機能として、CPU581が実現する各手段について説明する。CPU581は、図1及び図2を用いて上記したごとく、遊技データ表示装置1の機能として、上記RT延命回数等を集計するRT延命回数計数手段11、RT延命回数等を表示するRT延命回数表示手段12、後述する自力延命回数を計数する自力延命回数集計手段13、自力延命回数等を表示する自力延命回数表示手段14、RT終了フラグである1枚役フラグが成立した旨を遊技者に報知する報知手段15、及び各種の遊技データを集計する遊技データ集計手段16の各機能を実現する。
まず、上記遊技データ集計手段16は、図1に示すごとく、スロットマシン5の遊技に関する各種の遊技データを集計する手段である。遊技データ集計手段16が集計する遊技データとしては、RT状態に突入した回数を示すRT突入回数、時間的に連続する1回のRT状態において実施されたゲーム数であるRTゲーム数、当日の営業開始後のRTゲーム数の累計を示す累計G数、RT状態1回当たりのゲーム数を示す平均G数、及びRT状態でのBIG1あるいはBIG2の内部当選回数を示すBIG成立回数等がある。
RT突入回数は、RTフラグがオン状態に切り換えられた回数を積算して集計される。本例のスロットマシン5では、BIG1ゲームあるいはBIG2ゲームの終了後にRTフラグがオン状態に設定されるため、タイムラグを考慮しなければRT突入回数はBIG1あるいはBIG2の入賞回数と一致した数となる。RTゲーム数は、RT状態における有効なスタートレバー62の操作回数、すなわち変動開始信号の発生回数を積算して集計される。累計G数は、当日の営業開始後に発生した各RT状態におけるRTゲーム数の累計である。平均G数は、上記累計G数を上記RT突入回数で除算して算出される。BIG成立回数は、RTフラグがオン状態であるときにBIG1あるいはBIG2の内部当選フラグがオン状態に設定された回数をカウントすることにより算出される。
上記RT延命回数計数手段11は、図1に示すごとく、RT延命回数等の遊技データを計数する手段である。RT延命回数計数手段11が計数する遊技データとしては、1回のRT状態において発生した上記RT終了フラグ成立ゲーム(RT終了フラグである1枚役フラグが成立したゲーム)のうちRT状態の終了が回避され延命されたゲーム数であるRT延命回数、当日のRT延命回数の累計である累計RT延命回数、RT状態1回当たりの延命回数の平均を示す平均延命回数、RT状態が初めて延命された後、RT状態が終了するまでに実施されたゲーム数である延命ゲーム数の累計を示す累計延命G数、RT状態1回当たりの延命ゲーム数の平均を示す平均延命G数等がある。
RT延命回数は、RT状態の発生中である旨を表すRTフラグの成立中にRT終了フラグである1枚役フラグが成立したRT終了フラグ成立ゲームのうち、1枚役の入賞が回避されRT状態が延命されたゲーム数を積算して集計される。平均延命回数は、累計延命回数をRT突入回数で除算して算出される。累計延命G数は、RT状態が延命されてから実施されたゲーム数を積算して集計される。平均延命G数は、累計延命G数をRT突入回数で除算して算出される。
報知手段15は、図1及び図5に示すごとく、RT状態下で3種類の1枚役のうちのいずれかの1枚役の内部当選フラグ(RT終了フラグ)が成立したときに、その1枚役の種類を示す情報を報知する手段である。報知手段15は、RT状態で第1〜第3の1枚役のいずれかが内部当選したRT終了フラグ成立ゲームのうち、報知抽選に当選した一部のゲームで報知を実施する。本例の報知手段15は、液晶表示部10に表示する報知画面150(図6参照。)を介して、内部当選フラグが成立した1枚役の種類を報知する。なお、本例の報知手段15は、RT終了フラグである1枚役フラグを報知した際、報知信号を出力するように構成されている。
報知画面150は、図5に示すごとく、上記RTゲーム数を表示する表示欄151と、成立した1枚役フラグ(RT終了フラグ)に対応する役図柄(RT終了図柄)を表示する図柄表示欄152と、RT延命回数を表示する表示欄153とよりなる。表示欄151は、「REPLAY TIME 37」と表示することで、RT状態が開始されてから集計された上記RTゲーム数が37ゲームであることを示している。図柄表示欄152は、「4粒チェリー」の図柄を表示することで、第1の1枚役が内部当選していることを示している。表示欄153は、星印の内側に「5」を表示することで発生中のRT状態における上記RT延命回数が5回であることを示している。
上記自力延命回数計数手段13は、図1に示すごとく、RT終了フラグが成立した旨の報知(本例では、内部当選フラグが成立した1枚役の種類の報知)なしでRT状態を延命できた自力延命回数等を集計する手段である。自力延命回数計数手段13が計数する遊技データとしては、RT終了フラグである1枚役フラグの成立を報知した回数を示す延命ナビ回数、RT状態1回当たりの延命ナビ回数の平均を示す平均ナビ回数、RT終了フラグである1枚役フラグの成立を報知したゲームのうち、入賞が回避されRT状態が延命された回数であるナビ時成功回数、上記累計RT延命回数に対する自力延命回数の割合を示す自力延命率、RT終了フラグの未報知ゲームに対して延命できた割合を表す自力成功率等がある。
延命ナビ回数は、RT状態下で報知手段15が出力した報知信号の出力回数を積算して集計される。平均ナビ回数は、延命ナビ回数をRT突入回数で除算して算出される。ナビ時成功回数は、報知信号が受信されたゲームのうち、1枚役の入賞が回避されRT状態が延命されたゲーム数を積算して集計される。自力延命回数は、RT終了フラグ(1枚役フラグ)の成立が報知されなかったRT終了フラグ成立ゲームのうち、1枚役の入賞が回避されRT状態が延命されたゲーム数を積算して集計される。自力延命率は、自力延命回数を累計延命回数で除算して算出される。自力成功率は、RT終了フラグが成立したゲームであるRT終了フラグ成立ゲームの累積ゲーム数から上記延命ナビ回数を差し引いた回数により、自力延命回数を除算して算出される。
上記RT延命回数表示手段12は、図1及び図6(A)に示すごとく、データ表示画面120を介してRT延命回数等の遊技データを表示する手段である。RT延命回数表示手段12が表示するデータ表示画面120は、図6(A)に示すごとく、遊技データの種別を示すデータ種別表示欄121と、各遊技データを示す遊技データ表示欄122とを組み合わせたものである。
データ種別表示欄121は、図6(A)に示すごとく、RT延命回数等の遊技データの表示画面であることを表す「REPLAY TIME データ1」を表示する欄である。遊技データ表示欄122は、上記RT突入回数を表示する表示欄122A、上記累計G数を表示する表示欄122B、上記平均G数を表示する表示欄122C、RT状態においてBIGが内部当選した回数を表示する表示欄122D、上記累計延命回数を表示する表示欄122E、上記平均延命回数を表示する表示欄122F、上記累計延命G数を表示する表示欄122G、及び上記平均延命G数を表示する表示欄122Hを組み合わせてなる。
上記自力延命回数表示手段14は、図1及び図6(B)に示すごとく、データ表示画面140を介して自力延命回数等の遊技データを表示する手段である。自力延命回数表示手段14が表示するデータ表示画面140は、図6(B)に示すごとく、遊技データの種別を示すデータ種別表示欄141と、各遊技データを示す遊技データ表示欄142とを組み合わせたものである。
データ種別表示欄141は、図6(B)に示すごとく、自力延命回数等の遊技データであることを表す「REPLAY TIME データ2」を表示する欄である。遊技データ表示欄142は、上記延命ナビ回数を表示する表示欄142A、上記平均ナビ回数を表示する表示欄142B、上記ナビ時成功回数を表示する表示欄142C、上記自力延命回数を表示する表示欄142D、上記自力延命率を表示する表示欄142E、及び自力成功率を表示する表示欄142Fを組み合わせてなる。
次に、上記のように構成した本例の遊技データ表示装置1の動作について、図7及び図8のフロー図を用いて説明する。図7は、RT状態の開始処理及び終了処理の流れを示すフロー図である。図8は、RT状態下でRT終了フラグの成立を報知する処理(本例では内部当選した1枚役の種類を報知する処理)の流れを示すフロー図である。
図7を利用して、RT状態の開始処理及び終了処理の流れを説明する。ここでは、まず、ステップS101のごとく、ゲームが終了したか否かが判断される。ゲームが終了した場合には、ステップS102のごとくRTフラグがオン状態であるか否かが判断される。RTフラグがオフ状態である場合には、ステップS103のごとくBIG1(BIG2)ボーナスゲームが終了したか否かが判断される。BIG1(BIG2)ボーナスゲームが終了した場合には、ステップS104のごとくRTフラグがオン状態に設定される。一方、RTフラグがオン状態である場合(ステップS102)には、ステップS113のごとくいずれかの1枚役が入賞したか否かが判断される。いずれかの1枚役が入賞した場合には、ステップS114のごとくRTフラグがオフ状態にリセットされる。
次に、図8を利用して、RT状態においてRT終了フラグが成立した旨を報知する処理の流れを説明する。本例では、内部当選した1枚役の種類を特定可能な状態でRT終了フラグが成立した旨の報知を行っている。ここでは、まず、ステップS201のごとく、いずれかの1枚役の内部当選に応じて、RT終了フラグである1枚役フラグが成立したか否かが判断される。いずれかの1枚役が内部当選し、RT終了フラグ(1枚役フラグ)が成立した場合には、ステップS202のごとく報知抽選が実施される。報知抽選で当選した場合(ステップS203)には、ステップS204のごとく内部当選した1枚役の役図柄、すなわちRT終了図柄が液晶表示部10に表示され、RT終了フラグの成立が報知される。
以上のように、本例のスロットマシン5に組み込んだ遊技データ表示装置1は、RT終了図柄(本例では、1枚役の図柄の組合せ)の停止表示に応じてRT状態が終了するように構成されたスロットマシンの遊技者に対し、遊技戦略を立てるに当たって有用な遊技データを提供し得る優れた遊技データ表示装置である。
なお、本例では、上記のごとく、BIG1(BIG2)ボーナスゲームの終了に応じてRT状態を発生させるスロットマシンを対象としている。RT状態に移行する時点としては、本例に代えて、ボーナスの内部当選時や入賞時、特定小役の内部当選時や入賞時や入賞の取りこぼし時、あるいは規定ゲーム数を消化した時等を設定することも良い。
さらになお、本例では、スロットマシン5に組み込まれた遊技データ表示装置を例示したが、これに代えて、スロットマシンとは別体の遊技データ表示装置であっても良い。
本例では、「2粒チェリー」、「3粒チェリー」等、1枚役の図柄を液晶表示部10に表示することでRT終了フラグの成立を報知したが、RT終了フラグの報知方法は本例に限定されない。1枚役の図柄を表示する以外の方法、例えば、第1の1枚役等、役の名称等によりRT終了フラグを報知することもでき、あるいは音声により報知することも可能である。要するに、遊技者がRT終了図柄を認識できれば、どのような報知態様に置き換えても良い。
さらに、本例では、報知抽選に当選しなかった場合は、RT終了フラグが成立した旨を一切、報知しなかったが、これに代えて、1枚役の種類を特定不可能な状態でRT終了フラグが成立した旨のみを報知することもできる。この場合には、遊技者が内部当選フラグに対応する1枚役の種類を特定することはできないが、いずれかの1枚役が内部当選したことを認識し得るため、遊技の緊張感を高め興趣を向上させることができる。また、RT終了フラグが成立した旨の報知は、RT状態の終了を予兆する演出となり得る。
さらになお、内部当選した1枚役の種類を特定不可能な状態で、RT終了フラグが成立した旨のみを報知する場合、例えば、第1の1枚役をRT終了役から除外して第2及び第3の1枚役をRT終了役として設定することも良い。そうすれば、左リール52Lにおいて、2種類のRT終了役に対応するRT終了図柄がいずれも停止表示され得ないようなストップボタン61Lの操作タイミングを発生させることができる。遊技者にあっては、内部当選した1枚役の種類を特定できない状態でRT終了フラグの成立が報知された場合、ストップボタン61Lを上手く目押し操作することで、RT状態の終了を回避して延命させることが可能になる。
なお、本例では、RT終了役である1枚役が内部当選する毎に報知抽選を実行し、当選に応じてRT終了図柄の種類を報知しているが、RT状態の開始時に予め報知する上限回数を設定しておき、その上限回数の範囲内でRT終了図柄の報知を実施することも良い。
またなお、RT終了図柄としては、どのような図柄を設定しても良い。本例では、左リール52Lの停止図柄のみが規定されていると共に他のリールの停止図柄が任意という図柄の組合せがRT終了図柄として設定されている。これに代えて、2基あるいは3基のリールの停止図柄が規定されたRT終了図柄であっても良い。この場合、2基あるいは3基のリールの停止図柄としては、同じ種類の図柄であっても良いし、異なる種類の図柄であっても良い。
さらに、RT終了フラグの成立が報知されたにも関わらずRT状態の終了を回避することができなかった回数を延命失敗回数として集計する延命失敗回数計数手段と、その延命失敗回数を表示する延命失敗回数表示手段とを設けることも良い。
実施例1における、スロットマシンの構成を示すブロック図。 実施例1における、スロットマシンを示す正面図。 実施例1における、スロットマシンの役、役図柄、払出メダル数を示す説明図。 実施例1における、各リールにおける図柄の配列を示す正面図。 実施例1における、報知画面を示す正面図。 実施例1における、データ表示画面を示す正面図。 実施例1における、RT開始・終了処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、RT中報知処理の流れを示すフロー図。
符号の説明
1 遊技データ表示装置
10 液晶表示部
11 RT延命回数計数手段
12 RT延命回数表示手段
120 データ表示画面
13 自力延命回数計数手段
14 自力延命回数表示手段
140 データ表示画面
15 報知手段
150 報知画面
16 遊技データ集計手段
19 データ表示ボタン
5 スロットマシン
52 リール
520 図柄
61 ストップボタン
62 スタートレバー
71 フラグ制御手段
72 内部抽選手段(RT終了抽選手段)
73 RT発生手段
74 RT終了手段
75 表示制御手段
78 乱数抽出手段
79 入賞役判定手段

Claims (3)

  1. ゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    ゲームの開始に応じて複数種類の図柄を入賞ライン上で所定の序列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    ゲームの開始に応じて少なくともリプレイ役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための抽選を実行する内部抽選手段と、
    上記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    該停止操作手段の操作に応じて、上記内部当選役に対応する図柄を予め定められた引込範囲内で入賞ライン上に引き込んで停止表示させる表示制御手段と、
    上記リプレイ役が内部当選役として決定される確率を通常状態よりも高めたRT状態を所定のRT開始条件の成立に応じて発生させるRT発生手段と、
    予め定められたRT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示され得る状態を表すRT終了フラグを成立させるか否かを決定するためのRT終了抽選を上記RT状態の発生中に実行するRT終了抽選手段と、
    上記RT終了フラグが成立したゲームであるRT終了フラグ成立ゲームにおいて上記RT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されることを条件として上記RT状態を終了させ通常状態に復帰させるRT終了手段と、
    上記RT終了フラグ成立ゲームのうちの少なくとも一部のゲームにおいて、上記RT終了フラグが成立した旨を遊技者に報知する報知手段と、を備えたスロットマシンの遊技データを表示するための遊技データ表示装置であって、
    上記RT終了フラグ成立ゲームのうち、上記RT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されなかったために上記RT状態の終了が回避されたゲーム数をRT延命回数として集計するRT延命回数計数手段と、
    上記RT延命回数を表示するRT延命回数表示手段と、
    上記報知手段による報知が行われなかったRT終了フラグ成立ゲームのうち、入賞ラインに沿う上記RT終了図柄の停止表示が回避されたことにより上記RT状態の終了が回避されたゲーム数である自力延命回数を集計する自力延命回数集計手段と、
    上記自力延命回数を表示する自力延命回数表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技データ表示装置。
  2. 請求項において、上記スロットマシンにおいては、上記内部抽選手段が上記RT終了抽選手段を兼用しており、該RT終了抽選手段としての上記内部抽選手段は、上記複数種類の役のうち予め定められた役であるRT終了役が内部当選役として決定されたときに上記RT終了フラグを成立させるように構成されており、
    上記RT終了手段は、上記RT終了役が入賞するための役図柄の組合せであるRT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されたときに上記RT状態を終了させるように構成されていることを特徴とする遊技データ表示装置。
  3. 請求項において、上記スロットマシンにおいては、上記内部抽選手段が上記RT終了抽選手段を兼用しており、該RT終了抽選手段としての上記内部抽選手段は、上記複数種類の役のうち予め定められた役である複数のRT終了役のいずれかが内部当選役として決定されたときに上記RT終了フラグを成立させるように構成され、上記RT終了手段は、上記RT終了役が入賞するための役図柄の組合せであるRT終了図柄が入賞ラインに沿って停止表示されたときに上記RT状態を終了させるように構成されており、
    上記報知手段は、内部当選役として決定された上記RT終了役の種類を特定可能な状態で上記RT終了フラグの成立を報知するように構成されていることを特徴とする遊技データ表示装置。
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