JP4966658B2 - ハンドフリー電話機構成要素を組み込んだバックミラー・アセンブリ - Google Patents

ハンドフリー電話機構成要素を組み込んだバックミラー・アセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、一般的に、車両用バックミラー・アセンブリに関し、より詳細には、車両内のハンドフリー電話機用途を提供するために1以上の構成要素を組み込んだバックミラー・アセンブリに関する。
携帯用手持ち式携帯電話機は、主にそれらの可搬性のために非常に一般的になっている。しかし、車両内で携帯用手持ち式携帯電話機を使用すると、運転者が両手でハンドルを握り続けずに電話機を握って番号をダイヤルし、電話機を運転者の耳に当てる必要もあるために、注意散漫になり事故の原因になる場合があって危険であるという新たな問題が生じている。その結果、運転中の手持ち式携帯電話機の使用を禁止することによって対応した行政もある。従って、車両内で使用するハンドフリー電話機に対する必要性は著しく増加している。
ハンドフリー電話機は、従来から車両に組み込まれてきたが、それらは、主に運転者が車両設置式電話機に付随するサービスプロバイダと別の携帯電話機サービス契約を結ぶ必要があるためにそれほど一般的になっていない。運転者は、彼らの携帯用手持ち式携帯電話機を削除することによってそのようなサービス契約の数を低減することができるであろうが、殆どの人々は、車両設置式電話機を車両から取り外して他の場所で使用することができないためにそうすることに気が進まないでいる。
本出願人に譲渡された米国公告特許出願番号2002−0032510A1は、「Bluetooth(登録商標)」プロトコルを実施するもののようなオーディオ及びデータ送受信機と共にバックミラー・アセンブリにマイクロホンとスピーカを設置することができるシステムを開示している。この’510公告特許出願は、更に、車両内に置かれて同様な音声/データ送受信機を組み込む携帯用手持ち式携帯電話機と共に使用される時に、そのような手持ち式携帯電話機を車両内に持ち込む車両乗員は、ハンドフリー電話機としてバックミラー・アセンブリ内のマイクロホンとスピーカを使用し、同時に依然として携帯電話機内の携帯送受信機を使用することができ、従って、携帯電話サービスプロバイダとの単一のサービス契約のみを必要とすることを開示している。
車両設置式ハンドフリー電話機システムを用いる場合、通話中に車両の既存のオーディオシステムをスピーカとして使用することが一般的に望ましい。これは、車両内のどこかに追加のスピーカを設ける必要性とコストを解消する。しかし、一部の車両オーディオシステムは、ハンドフリー電話機システムによるスピーカの使用を可能にするであろうオーディオ入力ジャックを含まない。更に、オーディオ入力ジャックを有する標準のラジオを搭載している車両においてさえも、車両の所有者が、そのラジオをそのような入力ジャックを含まないアフターマーケットのラジオと交換する場合があるという可能性が存在する。更に、ハンドフリー電話機システムがアフターマーケットシステムとして売られた場合、車両ラジオ後部のオーディオ入力ジャックにアクセスして適切な配線を這わせることが困難な場合がある。車両ラジオとハンドフリー電話機システムの間でオーディオ及びデータ無線接続を使用することは可能であろうが、現時点ではオーディオ及びデータ無線送受信機を装備していない車両ラジオが多い。これらの理由のために、バックミラー・アセンブリ内に内部スピーカを組み込んで使用することが望ましいであろう。
バックミラー・アセンブリにスピーカを備えることは、いくつかの問題を呈することになる。第1に、スピーカは、相対的に小さいが車両内に存在する典型的な背景ノイズに対して明瞭に聞こえるほど十分に大きな出力をもたらす必要がある。第2に、ハンドフリー・マイクロホンは、スピーカ出力に露出されると過負荷になることになる。スピーカ又はマイクロホンのいずれかを遮断するためにスイッチングが使用される時でさえも、この過負荷は、問題を引き起こす可能性がある。スイッチングは、ハンドフリー電話機では一般的であるが、一般的に望ましくなく、マイクロホンでの運転者の発話レベルに対してスピーカの音が大きくない限り避けることができる。従って、ハンドフリー電話機システムで使用するためのスピーカを組込み、かつ同じくバックミラー・アセンブリ上に配置されたマイクロホンサブアセンブリによって拾われた音と干渉しないような方法でそのようなスピーカを組み込むバックミラー・アセンブリの必要性が存在する。
様々な異なる周囲ノイズ条件の下で作動する通信装置及び音声認識装置のような装置におけるマイクロホン性能を改善することが長い間望まれてきた。ハンドフリー作動をサポートする通信装置は、ユーザによって保持されていない装置のマイクロホンを通じてユーザが通信することを可能にする。ユーザとマイクロホンの間の距離のために、これらのマイクロホンは、ユーザの発話の他に望ましくないノイズを検出することが多い。そのノイズを減衰させるのは困難である。車両用ハンドフリー通信システムは、動的に変動する周囲ノイズが存在するために特に問題である。例えば、2方向ラジオ、携帯電話、及び衛星電話などのような双方向通信システムは、自動車、列車、飛行機、及び船舶のような車両に使用されている。様々な理由に対して、幅広い動的な変動を受ける高いレベルの周囲ノイズが存在している時でさえも、ユーザが話しながら装置を保持する必要がないように、これらのシステムの通信装置がハンドフリーで作動することが好ましい。
双方向通信システムは、オーディオスピーカとマイクロホンを含む。車両通信システムのハンドフリー性能を改善するために、マイクロホンは、一般的に、運転者の頭の近くに装着される。例えば、マイクロホンは、クリップ、接着剤、又は面ファスナテープ(「VELCRO(登録商標)」銘柄ファスナなど)などのようなファスナを使用して、一般的に車両サンバイザー又は天井に取り付けられる。通信システムに関連するオーディオスピーカは、オーディオスピーカからマイクロホンへのフィードバックを最小にするのを助けるためにマイクロホンから離して配置されることが望ましい。例えば、オーディオスピーカは、車両電気システムから通信装置に活性化電力を供給するのに使用される掛けコップ又はタバコライタープラグのような車両補助器具に配置されることが一般的である。従って、通信システムの設計者は、オーディオスピーカの位置を事前に知っているが、マイクロホンの位置は、ユーザがマイクロホンを彼らが選択する位置に配置することができるので未知である。発話している個人に対するマイクロホンの位置は、マイクロホンによって出力された発話信号のレベルを決めることになり、SN比に影響を及ぼす場合がある。オーディオスピーカに対するマイクロホンの位置は、スピーカとマイクロホンの間のフィードバックに影響することになる。従って、オーディオシステムの性能は、ユーザのマイクロホンの設置に依存する。更に、マイクロホンは、一般的に、車両内部の表面に取り付けられた時に美的に心地よくないワイヤを含むことになる。代替的に、ワイヤが内部裏張りの背後に装着される場合、車両内部を解体し、次に、ワイヤを隠すことができるように再び取り付ける必要があり、これは、がたつきが騒々しいか又は車両フレームから緩く垂れ下がる部品をもたらす場合がある。
これらの問題を回避する1つの可能な解決法は、ミラー装着支持体内のマイクロホンを使用する、1990年6月5日にSchofield他に付与された「車両用バックミラー及びアクセサリマウント」という名称の米国特許第4,930,742号に開示されている。マイクロホンをミラー支持体に配置すると、システム設計者に事前に既知のマイクロホン位置を提供し、車両が製造された後にマイクロホンを装着することに付随する問題を回避するが、そのような構成にはいくつかの欠点がある。ミラーは、マイクロホンとマイクロホンに発話する個人との間に配置されるので、ユーザからマイクロホンまでの邪魔されない直接経路が除外される。更に、フロントガラス上のマイクロホンの位置は、マイクロホン設計の柔軟性とマイクロホンの全体的なノイズ特性とに悪影響を及ぼす。
米国特許第5,940,503号、第6,026,162号、第5,566、224号、第5,878,353号、及び第D402,905号は、ミラーのベゼルに装着されたマイクロホンを備えたバックミラー・アセンブリを開示している。しかし、これらの特許のいずれも、複数の方向に向いた音響ポートの使用を開示しておらず、1つよりも多いマイクロホン変換器を使用するマイクロホンサブアセンブリ又はシステムも開示していない。開示されたマイクロホンサブアセンブリは、比較的SN比が高い出力信号を提供するのに十分なノイズ抑制構成要素を組み込まず、方向性感度パターン又はハウジングの前方に向けられた主ローブを有してハウジングの側面から発せられる信号を減衰させるマイクロホンを提供していない。
米国特許第5,732,143号、第5,825,897号、第4,737,976号、第5,835,607号、第5,754,665号、第5,917,921号、第5,546,458号、第5,353,376号、及び第5,212,764号は、車両に使用するための様々なハンドフリー又は音声認識システムを開示している。これらのシステムは、一般的に水平な線形アレイに配置された2以上のマイクロホン変換器を使用する。上述の特許の一部は、車両の運転者のシート又はその近くへのマイクロホンの配置を開示しており、一方、他の特許は、マイクロホンが車両に装着される方法を特に開示していない。これらの特許の一部は、フロントガラス近くの車両天井又はその周りに配置されているマイクロホンを示している。しかし、これらの特許のいずれも、マイクロホンサブアセンブリのバックミラー・アセンブリへの装着に付随する特定の問題に対処していない。
本出願人に譲渡されたPCT公告番号WO01/37519A3、WO02/065735A2、及びWO03/041285A1は、バックミラー・アセンブリに一体化されたマイクロホンサブアセンブリの様々な形態を開示している。マイクロホンサブアセンブリとそれらのバックミラー・アセンブリ内への配置及び一体化の様々な構成は、マイクロホンサブアセンブリのバックミラー・アセンブリ上への装着に付随する様々な異なる問題に対処するものである。一部のこれらの構成は、バックミラー・アセンブリの下部に装着されたマイクロホンサブアセンブリを含み、そこでは、マイクロホンサブアセンブリが、車両前部と後部の両方に移植された1つ又は2つのマイクロホン変換器を含んでいた。他の構成では、マイクロホンサブアセンブリは、ミラーの上部に装着され、1つ又は2つのマイクロホン変換器を含んでいた。マイクロホンサブアセンブリをバックミラー・アセンブリの上に装着する利点は、霜取り装置又は温度調節システムからのノイズが、バックミラー・アセンブリの上部ではそれほど優勢ではないからである。しかし、バックミラー・アセンブリの上部に装着されたマイクロホンサブアセンブリは、フロントガラスの霜取り装置からの直接の層流気流によってより影響されやすい。従って、バックミラー・アセンブリの上部にマイクロホンを使用する実施形態には、空気偏向板又は他の気流防御機構が組み込まれる。上述のPCT出願に開示された様々な構成の更に別のものでは、2つの別々のマイクロホンサブアセンブリは、バックミラー・アセンブリの後部に装着され、ミラーアセンブリの両端に離間される。この構成は、特に、マイクロホンの出力がデジタル信号プロセッサ(DSP)に供給される時にいくつかの利点を提供する。
従来のマイクロホンアレイは、ほぼ同一の特性を有してほぼ同一の条件で作動する2以上のマイクロホンから成る。そのようなアレイは、線形、2軸、又は3軸にさえすることができる。一般的に、線形アレイは、最大の利益費用比率を得るために使用される。線形アレイは、中心線の軸を含む平面内の方向性利点のみを達成することができる。線形アレイは、これらの平面を区別することができないので、運転者に照準を合わせる光線は、中心軸の周りの位置円錐にも照準を合わせる。区別のためには、自然の変換器方向性特性だけが利用可能である。一般的に、後方に面する平面を低減するために、カージオイド応答曲線を有するマイクロホン変換器が使用される。マイクロホンアレイは、望ましい発話位置から来るノイズに対する到着時間アラインメントと得られるノイズ源の非相関の利用とによってそれらのノイズ低減の利点を得る。この仮定は、全ての非相関が時間のふらつきから生じ、ノイズが望ましい発話とは異なる水平角度から入ってくるということである。
従来技術のアレイマイクロホンは、同じ基本的方向性特性の使用に基づいている。これは、多くの場合に、到着時間が調節された時に発話信号を追加することになるような要件である。照準角度の差異は、アレイ照準機能が要求する、軸から出る音に対するこの追加に干渉するであろう。従来技術のアレイでは、マイクロホン変換器は、信号の単純な最大化によって時間アラインメントを達成するために互いに十分近くに配置されるべきである。これは、通過帯域内の最も高周波数の音の波長に対する広い間隔を防止するものである。反対に、波長が減少する時には、有意な大きさの差異を有するために、多くの場合に十分に広い分離が要求される。これら2つの効果の組合せは、音声帯域全体を通して有効なアレイマイクロホン作動を得るために、一般的に2つよりも多い変換器の使用を強いるものである。
水平マイクロホンアレイでは、ノイズの低減と車両内の乗員からの望ましい発話の阻害との間に直接的な妥協点がある。典型的なマイクロホンアレイは、ノイズと同様に乗員からの発話を拒否する。従来技術のマイクロホンアレイは、車両キャビンの反対側からのノイズを拒否することができるが、そうすることで、拒否された側の乗員からの発話も拒否することになる。従来の水平マイクロホンアレイが、バックミラー・アセンブリの上部に沿うか又はバックミラー・アセンブリの下部のいずれかに配置されたとすれば、全てのマイクロホン変換器は、到着時間の差異が存在するまで非相関が存在しないように、同じ基本的条件に露出されるであろう。マイクロホン変換器の間隔が相対的に狭くなければならないので、流れる空気の影響、特に車両霜取り装置からの流れる空気の影響によって生じるノイズの重なりの可能性が大きい。
車両通信システムに関連して音声認識システムを提供することが非常に望ましく、最も好ましくは、そのようなシステムは、ハンドフリー作動を可能にするであろう。音声認識システムで使用される装置のハンドフリー作動は、音声認識装置の精度がユーザの発話を表す電気信号の品質に依存するので、マイクロホンに対する特に困難な応用である。従来のハンドフリー・マイクロホンは、自動車のような制御されていない騒々しい環境では勿論のこと、事務所のような制御された環境におけるそのような用途に必要なマイクロホン性能の整合性と予測可能性を提供することができない。
米国公告特許出願番号2002−0032510A1 米国特許第4,930,742号 米国特許第5,940,503号 米国特許第6,026,162号 米国特許第5,566,224号 米国特許第5,878,353号 米国特許第D402,905号 米国特許第5,732,143号 米国特許第5,825,897号 米国特許第4,737,976号 米国特許第5,835,607号 米国特許第5,754,665号 米国特許第5,917,921号 米国特許第5,546,458号 米国特許第5,353,376号 米国特許第5,212,764号 米国特許第6,550,949号 米国特許第5,448,397号 米国特許第6,431,712号 米国特許第6,587,573号 PCT国際特許公告番号WO01/70538A3 米国特許第6,523,976号 米国特許第6,335,548号 米国特許第6,441,943号 米国特許出願公告番号US2003/0043590A1 米国特許出願公告番号US2002/0110256A1 PCT出願公告番号WO01/37519A2 PCT公告番号WO03/041285A1 米国特許公告番号US2004/0196577A1 米国特許第6,653,831号 米国特許出願公告番号2003/0167121A1 米国特許第5,803,579号 米国特許第6,539,306号 米国特許第6、132,072号 米国特許第6,639,360号 米国特許第5,923,027号 米国特許第5,837,994号 米国特許第6,611,610号 米国特許第6,166,698号 米国特許第6,356,376号 米国特許第6,346,698号 米国特許第5,825,527号 米国特許第5,745,850号 米国特許第6,102,546号 米国特許第D410,607号 米国特許第6,407,468号 米国特許第6,420,800号 米国特許第6,471,362号 米国特許第6,521,916号 米国特許第6,670,207号 米国特許公告番号US2004/0239243A1 米国特許第6,426,568号 米国特許出願公告番号US2002/0024713A1 米国特許第6,313,457号 米国特許第6,359,274号 米国特許第6,379,013号 米国特許第6,402,328号 米国特許出願公告番号US2002/0056806A1 米国特許出願公告番号US2003/0127583A1 米国特許第5,883,605号 米国特許第5,956,012号 米国特許第6,084,700号 米国特許第6,222,177号 米国特許第6,244,716号 米国特許第6,247,819号 米国特許第6,249,369号 米国特許第6,392,783号 米国特許第6,023,229号 米国特許第6,140,933号 PCT公告番号WO2004/076971A2 米国特許第5,990,469号 米国特許第6,008,486号 米国特許第6,130,421号 米国特許第6,130,448号 米国特許第6,255,639号 米国特許第6,049,171号 米国特許第6,403,942号 米国特許第6,281,632号 米国特許第6,291,812号 米国特許第6,469,739号 米国特許第6,465,963号 米国特許第6,429,594号 米国特許第6,587,573号 米国特許第6,621,616号 米国特許第6,653,614号 米国特許公告番号US2003/0107323A1 米国特許公告番号US2004/0008410A1 米国特許公告番号US2004/0021853A1 米国特許公告番号US2004/0143380A1 米国特許第6,313,457号 米国特許第6,681,163号 米国特許第6,617,564号 米国特許第6,262,831号 米国特許第6,215,389号 米国特許第6,696,935号 米国特許第6,861,942号 米国特許第6,279,781号 米国特許第6,396,446号 米国特許出願公告番号US2002/0193946A1 米国特許第6,091,343号 米国特許第6,407,712号 米国特許第6,170.956号 米国特許第6,572,233号 米国特許出願公告番号US2002/0154379A1 米国特許第6,467,919号
本発明の1つの態様によれば、車両のためにバックミラー・アセンブリが提供され、このミラーアセンブリは、上面、下面、及び後面を有する、車両に取り付けるためのミラーハウジングと、前面を有し、ミラーハウジングに配置されたミラーと、ミラーハウジングの上面に配置された第1のマイクロホンサブアセンブリと、ミラーハウジングの下面に配置された第2のマイクロホンサブアセンブリとを含む。
本発明の別の態様によれば、少なくとも2つのチャンバに音響的に分離された内部空間を形成する、車両に取り付けるためのハウジングと、ハウジングの内部空間の少なくとも2つのチャンバの第1のものに配置された第1のスピーカとを含むリアビュー・アセンブリが提供される。リアビュー・アセンブリは、更に、ハウジングの内部空間の上述の少なくとも2つのチャンバの第2のものの内部に少なくとも部分的に配置されたマイクロホンサブアセンブリを含むことができる。リアビュー・アセンブリは、追加的又は代替的に、ハウジングの内部空間の少なくとも2つのチャンバの第3のものに配置された第2のスピーカを含むことができる。
本発明の更に別の実施形態によれば、車両用のリアビュー・アセンブリは、内部空間を形成する、車両に取り付けるためのハウジングと、ハウジングによって支持された、車両背部の光景の後方視界を提供するための装置と、ハウジングの内部空間に配置された第1のスピーカとを含み、容積がVの前部音響チャンバが、この第1のスピーカの前部とハウジングの内面との間に形成され、音響抵抗がrAの少なくとも1つのポートが、前部音響チャンバの前にハウジングを通して設けられ、前部音響チャンバと少なくとも1つのポートは、次式を満足するように構成される:
Figure 0004966658
ここで、
f=共振周波数、
n=ポートの数、
Figure 0004966658
i=ポートiの長さ、
d=ハウジングの壁厚、
p=空気の密度(g/cm3)、
μ=粘性係数=空気に対して1.86x10-4、及び、
c=音速(cm/sec)である。
本発明の別の実施形態によれば、車両用のリアビュー・アセンブリは、内部空間を形成する、車両に取り付けるためのハウジングと、ハウジングによって支持された、車両背後の光景の後方視界を提供するための装置と、ハウジングの内部空間に配置された第1のスピーカとを含み、前部音響チャンバが、第1のスピーカの前部とハウジングの内面との間に形成され、少なくとも1つのポートが、前部音響チャンバの前にハウジングを通して設けられ、少なくとも1つのポートとこの前部音響チャンバは、第1のスピーカが約2,000Hzから4,000Hzの範囲に含まれる共振周波数を示すように構成される。
本発明の別の実施形態によれば、車両リアビュー・アセンブリは、車両運転者の後方の光景の映像を提供する。リアビュー・アセンブリは、車両に取り付けるためのハウジングと、ハウジング内に配置されたディスプレイと、車両に隣接する装置から無線音声及びデータ信号を受信するためのハウジングに付随する音声/データ送受信機と、ハウジングに配置されてディスプレイと音声/データ送受信機とに連結され、車両に隣接する装置への無線接続の存在を指示するためにディスプレイを制御するコントローラとを含む。
本発明の別の実施形態によれば、車両リアビュー・アセンブリは、車両運転者の後方の光景の映像を提供する。リアビュー・アセンブリは、車両に装着するための装着構造体と、同様な音声/データ送受信機を有する携帯装置に対して/から無線音声及びデータ信号を送信及び受信するための、装着構造体に付随する音声/データ送受信機と、音声/データ送受信機に連結されてペアリングモードと作動モードで作動する制御回路とを含み、ペアリングモード中に、制御回路は、音声/データ送受信機がペアリングされる携帯装置の独特な識別コードを検索し、発見し、取得し、作動モード中に、制御回路は、独特な識別コードを含む携帯装置が音声/データ送受信機の範囲内にあるか否かを判断して、音声/データ送受信機を通じて携帯装置とデータを交換し、作動モード中にはまた、制御回路は、音声/データ送受信機とペアリングされていない検出された携帯装置とのある一定のデータの交換を防止する。
本発明の別の実施形態では、車両リアビュー・アセンブリは、車両運転者の後方の光景の映像を提供する。リアビュー・アセンブリは、車両に装着するための装着構造体と、携帯電話に対して/から音声及びデータ信号を送信及び受信するための音声/データ送受信機と、音声/データ送受信機に音声信号を提供するための、装着構造体に付随するハンドフリー・マイクロホンと、音声/データ送受信機から音声信号を受信するための少なくとも1つのハンドフリー・スピーカと、音声/データ送受信機に連結された制御回路とを含み、制御回路は、所定の識別コードを有する携帯電話が音声/データ送受信機の範囲内にあるか否かを判断し、制御回路はまた、ハンドフリー・マイクロホン及びハンドフリー・スピーカを使用するための携帯電話間の優先権を確立するように構成され、制御回路はまた、音声/データ送受信機を通じて携帯電話とデータを交換して、最高の優先権を有する携帯電話にそのマイクロホンを無効にさせ、制御回路はまた、発話がハンドフリー・マイクロホンによって取り上げられ、音声/データ送受信機を通じて最高の優先権を有する携帯電話に送信されることを可能にする。
本発明のこれら及び他の特徴、利点、及び目的は、以下の明細書、特許請求の範囲、及び添付図面を参照することにより、当業者によって更に理解されて認められるであろう。
ここで、本発明の好ましい実施形態を以下に詳細に参照し、その例を添付図面に示す。同じか又は同様の部分を参照するために、図面を通して可能な場合はいつも同じ参照番号が以下で使用される。
上述のように、本発明は、車両通信及び制御システムの構成要素の一部又は全てを組み込んだ車両リアビュー・アセンブリに関する。本明細書で使用される「リアビュー・アセンブリ」は、運転者の後方の光景の映像を提供する構造体である。一般的に実施されると、そのようなリアビュー・アセンブリは、適切に配置されたミラーを含む。リアビュー・アセンブリは、追加的又は代替的に、カメラ又は他のイメージセンサ)によって感知された映像を表示する電子ディスプレイを含むことができる(例えば、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、Frederick T.Bauer他によって1998年9月15日出願の「車両からの後方視界を強化するためのシステム及び構成要素」という名称の本出願人に譲渡され米国特許第6,550,949号を参照されたい)。従って、「リアビュー・アセンブリ」は、ミラー要素を含む必要がない。以下に説明する実施形態において、バックミラー・アセンブリが示されて説明される。しかし、そのような実施形態は、ディスプレイを含んでミラー要素を含まないように修正し得ることが認められるであろう。
当業者には明白なように、本発明のある一定の態様は、オーバーヘッド・コンソール、サンバイザー、A−ピラー・トリムパネル、計器パネルなどのような、リアビュー・アセンブリ以外の車両アクセサリに実施することができる。これらの実施に対して、バックミラー・アセンブリに関連する以下の説明は、例示する目的で、それ以外に本発明の範囲をそのようなリアビュー・アセンブリに制限することなく提供される。
リアビュー・アセンブリの構成
本発明の一実施形態に従って構成された内部バックミラー・アセンブリの実施例は、図1A−1E、2、及び3に示されている。図示のバックミラー・アセンブリ10は、車両フロントガラスに直接装着するために設計されるように示されているが、その代わりに、バックミラー・アセンブリ10は、車両屋根に装着することができる。
一般的に、バックミラー・アセンブリは、例えば、米国特許第5,448,397号に教示されて請求されているような広範な可能な設計を有するミラーハウジング30を含む。バックミラー・アセンブリはまた、ミラーハウジング30に装着されたミラー40と、ミラーハウジング30を車両に取り付ける装着ブラケット35とを含む。装着ブラケットは、一般的に、車両に直接装着される装着脚部36と、装着脚部36とミラーハウジング30の間に延びるミラー柄部38とを含む。装着脚部36とミラー柄部38の構造は、バックミラー・アセンブリ毎に大幅に変えることができる。例えば、ミラー柄部38を装着脚部36にピボット式に装着することができ、又は装着脚部36に固定して取り付けることができる。更に、ミラーハウジング30は、通常、ミラー柄部38にピボット式に取り付けられる。そのようなピボット式取付により、運転者が車両後方をはっきり見ることができるようにミラーの位置を移動させることができるようになる。図2に示すように、ミラーハウジング30は、ボルト37とワッシャ39を使用してミラー柄部38に固定される。しかし、ミラーハウジング30をミラー柄部38に装着するために、あらゆる適切な手段を使用することができることが認められるであろう。同時に、ミラーハウジング30、ミラーブラケット35、及び任意的な装着ハウジング154は、ミラーを車両に固定するための装着構造体を形成する。
開示されたバックミラー・アセンブリはまた、ミラーハウジング30内に収容されるか又は装着脚部36内に収容されたディスプレイ45aと45bのような1以上のディスプレイを含むことができる。図1C−Eに示すように、ミラーハウジング30は、ミラー40と全ての他の構成要素をミラーハウジング30内に固定するように、ミラーケーシング31とミラーケーシング31に装着されたベゼル32とを含むことができる。
図2は、バックミラー・アセンブリ10のミラーハウジング30の例示的な機械的構成を示している。図示のように、ミラーハウジング30内又は上に、ミラー要素40、第1のプリント回路基板110、任意的な第2のプリント回路基板112、第1のRFアンテナ114、任意的な第2のRFアンテナ116、及び第1及び第2のマップランプ118a及び118bのような任意的な単一又は二重マップランプのような構成要素が装着される。マイクロホンサブアセンブリ140aと140bは、ミラーハウジング30の後部、下部、及び/又は上部に装着することができる。好ましくは、第1のマイクロホンサブアセンブリ140aは、ハウジング30の上部に装着され、第2のマイクロホンサブアセンブリ140bは、ハウジング30の下部に装着される。マイクロホンサブアセンブリ140aと140bは、「マイクロホンサブアセンブリ」という表題で以下でより詳細に説明される。バックミラー・アセンブリはまた、第1及び第2のスピーカ400a及び400bを含むことができ、「スピーカ」という表題で以下でより詳細に説明される。
アンテナ114と116は、水平方向に配向されてほぼ線形形状(アンテナがストリップ状アンテナであったなら真であるように)に示されているが、これらのRFアンテナが螺旋アンテナでもよく、又は以下に更に詳しく説明するように、機能を実現するためにあらゆる適切な形態を取ることができることを当業者は認めるであろう。ミラーハウジング用途に特に十分に適合する螺旋アンテナの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている米国特許第6,431,712号に開示されている。また、アンテナ114と116のいずれか1つ又は両方をバックミラー・アセンブリの外部に装着することができる。好ましくは、アンテナ114は、オーディオ及びデータチャンネルの両方を含む無線RF送受信機と連結されて提供される。そのような音声/データ送受信機は、好ましくは、標準化された「Bluetooth(登録商標)」プロトコルを使用してデータを送受信する。
設けられた場合に、アンテナ116は、遠隔のキーレス入力(RKE)、タイヤ圧モニタリング、無線料金所支払い、AM/FMラジオ、携帯電話サービス、テレマティックスシステム、訓練可能車庫扉開閉装置などのためのアンテナとして役立つことができる。
アンテナ114と116は、バックミラー・アセンブリの別の位置に装着することができ、又は車両内のどこにでも装着することができる。例えば、アンテナをGPS又は他の衛星アンテナと共に装着ハウジング154(以下に説明する)内に装着することができる。そのような構成は、本出願人に譲渡された米国特許出願公告番号US2002/0032510A1に開示されている。
ミラー40は、好ましくは、エレクトロクロミックミラーのような電気光学ミラーである。バックミラー・アセンブリ10は、更に、複数のユーザ用押しボタン130、グレアセンサ124、周辺光センサ126、1以上のLEDインジケータ152、及び、カメラ、コンパスセンサ、降雨センサ、スカイライト・センサ、衛星アンテナ、携帯電話アンテナ、及び/又は他の構成要素を装着することができる、ミラーマウントに取り付けられた任意的な装着ハウジング154を含むことができる。従って、ハウジング154は、車両外部光(すなわち、ロービーム・ヘッドランプ、ハイビーム・ヘッドランプ、日中走行用ライト、フォグランプなど)のビームパターンを自動的に制御するためのイメージセンサのアレイを収容するために設けることができる。そのようなサブアセンブリとそれをバックミラー・アセンブリに機械的に取り付けることができる方法のより詳細な説明は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、Joseph S.Stam他により2001年3月5日出願の「外部車両光線を制御するためのシステム」という名称の本出願人に譲渡された米国特許第6,587,573号と、PCT国際特許公告番号WO01/70538A3とに提供されている。
図1Dに最も良く示すように、装着ハウジング154は、車両上部の僅かに前方の空の周辺光のレベルを感知するスカイライト・センサ129のための開口部を含む。更に、撮像される前方の光景からカメラが光線を受けるウインドウ155が設けられる。上に参照された特許明細書でより詳細に説明されるように、装着ハウジング154は、装着ブラケット35の装着脚部36に固定される。
図3は、ミラーハウジング30のケーシング31の詳細な内部シェルを示している。図3に示す図は、ハウジング30の両側面と後部の内部の光景を見るようにケーシングシェルをそれをミラーが通常配置されると考えられる方向から見た時の図を表している。ハウジングは、ミラーハウジング30に様々な構成要素を容易に組立てることができるように構成されるべきである。図3に示すように、ミラーハウジング30は、柄部38のボールがハブ162によって収容される開口162aの中心から半径方向に外側に延びるいくつかの補強リブ164と164aを含む。以下により詳細に説明するように、ミラーケーシング31の内部部分を3以上の音響区域に音響的に分離して区域のうちの2つがスピーカ400a及び400bに対して形成され、第3の区域がマイクロホンサブアセンブリに対して形成されるように内壁163を設けることができる。
以下により詳細に説明するように、ミラーハウジング30の中心部は、実質的に平坦であり、上にマイクロホンサブアセンブリ140aを取り付けることができる平坦な表面301を提供する。表面301の後方のリムは、以下に更に説明するように空気偏向板300を含む。図2と3に最も良く示すように、マイクロホンサブアセンブリ140aを収容するために、開口302は、平面301に設けられる。開口302を取り囲んでいるのは補強リブ303であり、この補強リブは、ミラーハウジング30の構造的な一体性を追加し、マイクロホンサブアセンブリ140aに対して十分な支持を提供し、マイクロホンサブアセンブリ140aを開口302内にスナップ式に配置することができるように、マイクロホンサブアセンブリ140aの下部から延びるタブを収容する。第2のマイクロホンサブアセンブリ140bをハウジングの下部に装着するために、好ましくは、同様の開口がハウジング30に設けられる。
ミラーハウジング30は、好ましくは、そこを通ってコネクタケーブル85に取り付けられたコネクタレセプタクルを着脱することができるように開口(図示しない)を含む。以下に更に説明するように、追加の開口126aがハウジング30内に形成され、光が周辺光センサ126に当たるようになる。
第1の回路基板110の前方に面する表面の押しボタン130に対応する位置に、複数のスイッチ(図示しない)が装着される。押しボタン130は、内側に延びるプランジャを含むことができ、ユーザが押しボタン130を押すと、プランジャは、スイッチ内のアクチュエータに対して押しつける。ディスプレイ45aと45bは、ミラー40の背後から又はベゼル部分のミラー40に隣接した位置から見ることができるように、回路基板110又は関連するドーター回路基板に装着される。
当業者には明白なように、全ての電子回路とマイクロホンサブアセンブリ140a及び140bが適切にミラーケーシング31に取り付けられて適切な電気接続が行われた状態で、ミラー40は、ミラーケーシング31の開口部の上に配置することができ、ベゼル部分32は、ミラーケーシング31の開口部に亘って所定の位置にスナップ式に配置することができる。代替的に、ミラー40とベゼル部分32は、予備組立を行い、次に、ユニットとして所定の位置に一緒にスナップ式に配置することができる。
マップランプ118aは、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第6,523,976号と第6,335,548号に開示するように、好ましくは、白色発光LEDを使用して作られる。それに加えて、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第6,441,943号と米国特許出願公告番号US2003/0043590A1に開示するように、ヒートシンクを設けることができる。
マイクロホンサブアセンブリ
本発明で使用されるマイクロホンサブアセンブリ140aと140bは、バックミラー・アセンブリに装着される場合もあり、又は装着されない場合もある。以下に説明する理由のために、マイクロホンサブアセンブリをバックミラー・アセンブリに装着することが望ましい。マイクロホンサブアセンブリがバックミラー・アセンブリに装着されない場合には、車両天井、オーバーヘッド・コンソール、サンバイザー、A−ピラーシート、ドアパネル、ハンドル、コンソール、又は計器パネルに組み込むか又は取り付けて、有線又は無線信号によってバックミラー・アセンブリ内の構成要素と通信可能に連結することができる。車両が製造された後でマイクロホンが取り付けられ、天井又はサンバイザーに固定される時に、ユーザが固定する場所次第でマイクロホンの位置を変えることができる。そのような変動の可能性は、最適システムの設計を非常に困難にする。発話する個人に対するマイクロホンの位置は、マイクロホンによる発話信号出力のレベルを決め、SN比に影響を及ぼす場合がある。更に、ハンドフリー作動のために使用されるオーディオスピーカに対するマイクロホンの位置は、スピーカとマイクロホンの間のフィードバックへの影響を含むことになる。従って、オーディオシステムの性能は、ユーザがマイクロホンを取り付ける位置の影響を受けやすい。更に、マイクロホンをバックミラーに接続しているワイヤは(もしあれば)、通常は美的に心地よいものではない。代替的に、ワイヤが内部ライニング材の裏側に装着される場合、ワイヤを隠すことができるように車両内部を解体して再取り付けする必要があり、それは、騒々しくガタガタするか又は車両フレームから緩く垂れ下がる部分をもたらす場合がある。
ミラーハウジングに装着されたマイクロホンサブアセンブリは、運転者からの直接の音声だけでなくフロントガラスから反射した音声も受信する。マイクロホンサブアセンブリがミラーハウジングの下部に装着された時は、直接の音声の到達と反射音声の到達の間の時間差は、マイクロホンサブアセンブリがミラーハウジングの上部に装着された時よりも多い場合がある。到着時間が十分に離れている時は、得られる組合せは、出力のない一連の周波数を有する周波数応答を生成する。これらの連続は、プロットされた時に櫛に似ているので「櫛状効果」と呼ばれることが多い。
第1のマイクロホンサブアセンブリ140aをミラーハウジングの上部に装着すると、望ましい通過帯域での櫛状効果を防止する。フロントガラスとミラーハウジング上部の間の距離は、フロントガラスとミラーハウジング下部の間の距離よりも遥かに短いので、反射した音声は、直接の音声に正確に加わり、より大きな音であるが他の点で影響を受けない直接の音声のバージョンを生成し、最終結果は、SN比がより高くなって品質がより良くなる。これらは、車両環境におけるハンドフリー電話通信と音声認識では非常に重要な属性である。
マイクロホンサブアセンブリのミラーハウジングの上部又は背部への装着に伴う問題は、マイクロホンサブアセンブリがフロントガラスに近すぎるという事実に由来する。フロントガラスの霜取り装置が作動する時に、空気の層がフロントガラスに沿って上向きに進む。従って、マイクロホンサブアセンブリがミラーハウジングの背部又は上部に配置された時に、それらは、霜取り装置からの空気がマイクロホンサブアセンブリを超えてミラーハウジングとウインドウの間を通過する時により多くの空気流に露出される。この空気流は、マイクロホンサブアセンブリの上を通過する時に乱流を生成して相当量のノイズを生成する。
この問題を解決するために、マイクロホンサブアセンブリ、例えば、マイクロホンサブアセンブリ140aがバックミラーハウジングの上部に装着された時に,第2のマイクロホンサブアセンブリ140bが、ミラーハウジング30の下部に装着され、マイクロホンの少なくとも1つが確実にこの問題に曝されないようにすることがまず第1である。付加的な対策として、本出願人に譲渡された米国特許出願公告番号US2002/0110256A1、及びPCT出願公告番号WO01/37519A2に開示された偏向板を使用することができる。これら2つの特許文献の開示全体は、本明細書においてその全内容が引用により組み込まれている。この偏向板(図面に300と示されている)は、ミラーハウジング30の後部から上向きに延び、霜取り装置からの空気流をマイクロホンサブアセンブリの上及び/又は横に滑らかに偏向させ、そのために空気流がマイクロホンサブアセンブリ140aの上と横を通過する時に空気流が変換器に影響を及ぼさず、又は乱流を少しも生成しない。空気流は、主としてマイクロホンサブアセンブリ140aの後部に入ると考えられるので、偏向板300は、マイクロホンサブアセンブリの周波数応答に及ぼす影響を最低限にし、空気を向け直すように設計される。これは、自動車環境での高い明瞭性のために重要である。
マイクロホンアセンブリ140aと140bの2つの変換器は、一方の変換器がミラーハウジング30の上部に配置され、他方の変換器が下部に配置されたアレイを形成する。両方とも、それらがより良好に機能するこれらの状況を完全に利用して設計されている。そのような構成は、好ましい条件に対して2つの変換器の一方がほとんどノイズを持たないことになる時に、ある一定の条件を作り出す。
本発明は、バックミラー・アセンブリに対して優秀なマイクロホンを提供する。それは、バックミラー・アセンブリ独特の性質をうまく利用し、車両運転室の困難な環境で良好な音声を取り込むための問題に対処するものである。マイクロホンは、流れる空気、霜取り装置のような音響源、及び得られる応答を歪ませる櫛状効果のような影響からのノイズに対処する必要がある。
本発明は、最適なデジタル信号処理(DSP)条件を支持することにより、マイクロホンの性能を最適化する。DSPは、発話からノイズを除去するために、ノイズと望ましい発話の間の差を利用する。一般的に、望ましい発話は、相関関係を通して強化される。換言すれば、1つのマイクロホンサブアセンブリの出力信号の発話は、他のものの発話に追加される。
ノイズは、非相関の使用によって下げられる。発話信号を追加する同じ条件は、ノイズ信号をほとんど増加させないか又は減少さえさせるものである。典型的なアレイマイクロホンでは、ノイズの主要な非相関は、望ましい発話を相関させるために必要な到着時間又は遅れに由来する。本発明は、ノイズの非相関を得るために別の次元を追加する。これは、著しく異なる条件の個々のマイクロホンを含むことの結果である。ノイズの観点からは、到着時間の差とは関係なく非常に高い程度の非相関が存在する。
どちらのマイクロホンも有意な発話コンテントを持たないと、マイクロホンアレイに対して最大の問題が出現する。本発明は、ほとんど全ての状況で、2つのマイクロホンアセンブリの一方が所定のノイズ条件及び/又は狭い周波数帯域に対して良好なSN比(S/N)を有することになることを保証する。従って、一般的に、DSPが分析するための少なくとも1つのチャンネルに有意な発話が存在することになるが、特定のチャンネルは、周波数又は条件に伴って変化する場合がある。
霜取り装置の空気流を考える。一般的に、上部装着マイクロホンは、霜取り装置の空気流に当たることになり、一方で、下部装着マイクロホンはそうではない。反対に、下部装着マイクロホンは、中心の通気孔からの空気に直接当たり、一方で、上部装着マイクロホンは、ミラー本体で保護される。同様の形態において、車両室内の1つの位置からのHFノイズは、マイクロホンサブアセンブリに効率よく進入し、別のマイクロホンサブアセンブリでは、ミラーハウジングによってブロックされる傾向がある。ミラーハウジング本体がちょうどその中間にあるわけではないので、その差は、左側又は右側装着マイクロホンサブアセンブリが使用された時よりも大きい。
リアビュー・アセンブリがスピーカを使用する場合、過負荷を緩和するために、スピーカは、好ましくは、マイクロホンサブアセンブリから距離を置いて配置されるべきである。水平方向の中心配置は、両方のマイクロホンに2つのスピーカへの最大の平均距離を可能にするものである。
スピーカを取り扱う時の更に別の利点は、音響エコーの相殺がより簡単なことである。エコーの相殺では、スピーカに送られた入力音声信号がマイクロホン信号から差し引かれる。望ましい全ての除去を達成するために、入力信号と結果の信号は、最初に互いに相関され、次に差し引かれるべきである。両方のマイクロホンと両方のスピーカの間の共通の距離は、ただ一度の到着時間オフセットが行われるべきである(スピーカが十分に間隔を空けて配置されている場合)ことを意味する。以下に開示するように、スピーカは、180度の異相で駆動することができる。これによって2つの音響信号が2つの中心マイクロホンの位置でヌルになり、両方が同じ伝達関数を有するものと見なされる。ミラーアセンブリ上でのスピーカの相対的に大きな分離のために、帯域のHF部分は、受け入れ難いラウドネスを引き起こすことなしにこれを利用することができる。
最終的に、天井のような音響反射面に配置されたマイクロホンアセンブリは、櫛状効果を受ける。反射面から到着する音響は、より遅く到着し、直接の音響で強化されるか又はヌルになるかのいずれかである。ヌル部分は、強化部分よりも狭くて深い。下部装着マイクロホンサブアセンブリ140bが反射面からより遠いために、上部装着マイクロホンサブアセンブリ140aよりも低い周波数でヌルが発生する。追加されると、窪みは充填されて応答は改善する。これらの複合的な差異は方向に依存し、発話相関の再調整によってDSPが利用される場合に、ノイズ対発話相関に更なる次元を追加することになる。
上述のように、従来の水平マイクロホンアレイでは、キャビンのノイズを低減することと乗員システムの使用を害することの間に直接の妥協点がある。本発明の垂直アレイは、有利な態様においては、全ての乗員の発話を望ましい発話として受信させてこの妥協点を解消し、一方でノイズの位置に依然として対処することができる。
車両霜取り装置は、音響ノイズと流れる空気のノイズ源の両方を生成する。音響ノイズは、ミラーハウジングのすぐ下、後部、及び中心から検出される。このノイズを低下させるためにアレイ処理を使用するための従来のアレイの場合、アレイは、中心領域のほとんどない仮想ビームを含むビームを運転者のところで形成する必要がある。ノイズ低減の大部分は、固有の変換器方向性特性によってもたらされる。本発明の上部及び下部アレイは、左側(運転者上の)にビームを形成することができ、乗員を仮想ビームの右側になるようにする。霜取り装置は、霜取り装置からの十分なレベルのノイズの削除があるようにかなりの角度だけビームから離して配置される。
霜取り装置の空気は、一般的に下部に影響を及ぼさず、上部偏向板があるので、いずれにせよ下部とは別様に上部に影響を及ぼすことになる。流れる空気のノイズの得られる非相関と、本質的に低い霜取り装置のノイズに伴う1つのチャンネルの存在は、最終出力で流れる空気のノイズがほとんどないことを保証するものである。従来の水平アレイは、全て上部で又は全て下部で全ての変換器を同一の基本条件に露出するので、到着時間の差が存在するまで非相関は存在しない。間隔が相対的に小さくなければならないので、流れる空気の効果が重なる大きな可能性がある。
本発明の構成の態様は、頭部が生物学モデルで使用されるような(この場合、頭部があたかもその側面にあるかのように見える)ミラーハウジング本体の使用である。典型的なミラーハウジング本体は、深さが3.5インチでDSPに対して理想的であり、ミラーハウジング本体は、マイクロホンサブアセンブリが上部、下部、又は後部にある時は、実際にオフセットではなくその間に位置する。ミラー本体は、HFと空気の流れを完全にブロックし、大きなノイズの相関関係の差異をもたらす。
発話の音は、ほとんど時間オフセットなしで到着するが、ノイズは、大幅なオフセットで到着する。発話を時間的に整列させるのはより簡単であり、依然として非常に有効なノイズ非相関が得られる。
本発明の上部及び下部アレイに固有の1つの利点が非相関の程度である。上述の利点は、左及び右の方向性を追加することによって拡張することができる。好ましくは、下部マイクロホンサブアセンブリの変換器の最大感度のローブは、ほぼ左の方向に照準を合わせられ、上部マイクロホンサブアセンブリの変換器の最大感度のローブは、別の方向の同様な角度に照準を合わせられる。従って、垂直方向の到着時間の差異と同様に左右方向の差異が存在することになる。一部のケースでは、その逆(上部変換器のローブが左に向けられる)が優れる場合があるので、両方の状況が望ましいものとして考慮されるべきである。
側面間の態様は、方向の振幅差を使用してDSPを水平角度だけ分離することを可能にする。更に、これは、DSPが前席の乗客の発話から運転者の発話を判断するのに役に立つ。従って、前席の乗客は、望ましい発話又は望ましくない干渉として処理することができる。
下部装着マイクロホン変換器は、下部が最大周波数でより良好に受け取るので、左に最適に向けられる。欠如している運転者の高周波数が問題なので、下部を左に向けることにより、運転者の高周波数は最適に捕捉される。上部装着マイクロホンサブアセンブリの利点が維持され、上部装着サブアセンブリ140aによって受け取られたエネルギは、中間及び高い周波数で支配的になりやすい。
1つの単一マイクロホンサブアセンブリの構成は、上部及び下部サブアセンブリの両方に対して、反転面にそれを配置し、照準方向も反転する作用として使用することができることに注意すべきである。今のところ、好ましい角度は、約45度である。好ましいマイクロホンサブアセンブリの構成は、図4−11に関連して以下に更に説明される。
DSP(デジタル信号処理)を使用して、2つのマイクロホンサブアセンブリ140aと140bによって生成された2つの発話信号の最善のものを自動的に選択することが可能である。これは、狭帯域又は広帯域ベースで行うことができる。2つのマイクロホンサブアセンブリを使用して角度差の外の信号を削除するために、時間と位相の差を使用することもまた可能である。2以上のマイクロホンを使用する通常の方式は、ミラーの上部又は下部に亘る平面内に線形アレイを作ることである。これが複数のマイクロホン間の線に対して直角な平面に集束するビームを作り出す。このビームは左に集束し、ノイズと乗員の発話を削除する。ダッシュボード内の霜取り装置と空調機は音源となることが分っている。HVACの構造に応じて、ミラーハウジング30の上部又は下部でのマイクロホンサブアセンブリは、大きなレベルの空気流を認識するが、上部又は下部のサブアセンブリの両方が同じレベルのノイズを認識することはほとんどない。本発明はまた、ミラーハウジング30の上部でのノイズレベルが下部でのレベルと大幅に異なる場合、互換性のある使用に特に良好に適合する。
マイクロホンサブアセンブリをミラーハウジング30の上部と下部に配置することにより、いくつかの潜在的な恩典が実現される。2つのマイクロホンを使用して形成されたビームは、ここで左と右に向けることができる。ミラーの下のノイズの除去は、全てのノイズがビームの外にあるのでより大きくなる。霜取り装置又は空調機からのノイズは、ミラーハウジング30の上部と下部の2つのマイクロホンの間で異なっている。マイクロホンへの空気流のノイズを削除するためにこの差を使用することができる。
マイクロホンサブアセンブリ140aと140bは、実質的に同一にすることができる。2つのマイクロホンサブアセンブリの一方だけが示されて詳細に説明される。マイクロホンサブアセンブリ140aは、マイクロホンハウジング215、変換器225、及び回路基板226を含む。マイクロホンハウジング215(図4−6)は、ハウジングをほぼ正方形の設置面積、細長い楕円形又は矩形の設置面積、又はマイクロホン設計者が望ましい他の形状にすることができるが、一般的に矩形である。マイクロホンハウジング215は、上の方を向く前部ポート216と下の方を向く後部ポートを含む。ポート216及び218は、マイクロホンハウジングを通る音声通路を提供する。ポート216及び218は、あらゆる適切な開口部の形状又は大きさを含むことができる。図4−11に示されている実施形態では、マイクロホンハウジング215は、マイクロホンハウジング215の前面(すなわち、上の方を向いているハウジングの側面)に設けられた4つの前部ポート216a−216dと、マイクロホンハウジング215の後面(すなわち、下の方を向いているハウジングの側面)に設けられた4つの後部ポート218a−218dを含む。前部と後部は、形状と位置が同様であり、好ましくは対称である。4つのポートがマイクロホンハウジングの前部と後部のそれぞれに示されているが、ポートの数は違っていてもよく(すなわち、マイクロホンハウジング215の前部と後部のそれぞれに3つのポートでもよい)、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている米国特許出願公告番号2002/0110256A1に開示されているスロット状ポートのように、それらのポートをマイクロホンハウジングの上部に追加として提供することができることが認められるであろう。
マイクロホンハウジング215はまた、ミラーハウジング30の後面の開口部(図示しない)に挿入するための弾性装着タブ240を含み、それによってマイクロホンサブアセンブリ140aをミラーハウジング30に固定する。例えば、タブの断面形状は、ミラーハウジング30に挿入するために通常L字形にすることができる。代替的に、タブ240は、ミラーハウジング後面の開口部(図示しない)内に摺って入る細長いスナップコネクタにして、完全に挿入した後でミラーハウジング30の内面に係合させてスナップ式に留めることができる。マイクロホンハウジング215は、一体成形プラスチック、型押し金属、又は他のいずれかの適切な製造品とすることができる。
マイクロホンサブアセンブリ140aと140bで使用される変換器225は、好ましくは実質的に対称である。変換器225は、エレクトレット型、圧電型、又はコンデンサ型変換器のようないずれかの適切な従来型の変換器にすることができる。変換器は、例えば、アメリカ松下(パナソニックとして営業している)か又はPrimoから市販されているようなエレクトレット型の変換器にすることができ、有利な態様においては、単一指向性変換器にすることができる。エレクトレット型変換器が使用される場合、マイクロホンサブアセンブリの寿命を通して変換器特性をより適切に維持するように、変換器を適切に調整することができる。例えば、変換器への組立の前に変換器225のダイアフラムを焼成することができる。
回路基板226は、その表面のエッチングされた1つに導電層を含み、変換器225のリード線に電気接続される。変換器のリード線は、回路基板226の導電層に装着することができる前処理回路に接続することができる。前処理回路は、マイクロホンハウジングの回路基板226に装着することができるが、そのような回路は、デジタル信号プロセッサ(DSP)のような他の回路と同様に代替的にミラーハウジング30の回路基板に装着することができ、更に、エレクトロクロミックミラー40のような電気光学ミラーの場合には、回路は、ミラーの電気構成要素と共通の回路基板110に装着することができ、又は回路とミラーの電気構成要素は、ミラーハウジング内の別々の回路基板に装着することができることは認識されるであろう。更には、そのような処理回路をミラーアセンブリマウント、オーバーヘッド・コンソール、ウインドウ上コンソール、A−ピラー、又は他の位置のような車両内のどこにでも配置することができる。そのような処理及び前処理回路は、本明細書においてその開示内容が引用により組み込まれている米国特許出願公告番号2002−0110256−A1に開示されている。
変換器のリード線と前処理回路又は他の処理回路との電気接続は、好ましくは、エッチングのような従来の手段によって形成された回路基板の導電層内の電線トレースとプリント回路基板の誘電基板を通って延びるバイアとによって行われる。回路基板は、マイクロホンハウジング215上でポストを受け取るための孔を含むことができる。そのようなポストは、本明細書の以下で詳細に説明するように、ポストが回路基板の孔を通してそこに挿入された後で回路基板に熱固定され、回路基板226の接点をマイクロホンハウジング215に固定し、変換器225とポート216及び218との間にマイクロホンサブアセンブリが音響的に絶縁された音声チャンネルを提供することを保証することができる。
マイクロホンサブアセンブリ140aを組み立てるために、変換器225は、まず回路基板226に装着される。以下に詳細に説明するように、好ましくは、音響ダム230(図7−11)が回路基板226とマイクロホンハウジング215の間に挿入される。変換器225、すなわち、回路基板226は、次に、間に音響ダムを使用してマイクロホンハウジング215に固定される。
マイクロホン変換器225は、好ましくは、プリント回路基板226に形成された孔234を通して横向きに装着される。従って、変換器225の一部分は、回路基板226の下面の下方に延び、一部分はまた、回路基板226の上面の上方に延びることになる。変換器を回路基板に対してこの方向と位置に装着すると、いくつかの利点が得られる。第1に、変換器上の電気接点をプリント回路基板上のトレースに直接半田付けすることができる。これは、通常の電線を変換器の接点に接続する必要性を削除し、続いてそれらの電線を回路基板に手作業で接続する。従って、従来の回路基板部品装着装置を使用して変換器を回路基板に装着することができる。
変換器をそのように装着する別の利点は、それらがプリント回路基板の上方と下方に延びると、回路基板の1つの側面が接地平面として役立つ導電層を含むことができることである。そのような接地平面は、バックミラー・アセンブリ内の他の構成要素又は車両内の別の構成要素によって生じることがある電磁妨害(EMI)から変換器を遮蔽することができる。そのようなEMIは、変換器によって配信された信号中にかなりのノイズを生じる可能性がある。好ましい実施形態では、各変換器は、変換器の活性な部分に面する導電性の接地平面を含む回路基板に装着され、一方で、回路構成要素は反対側に装着される。
マイクロホンサブアセンブリ140aは、変換器と回路基板を周囲環境から保護するフロントガラス245を更に含む。フロントガラス245は、好ましくは、疎水性の熱感応性繊維で作られ、ポート216と218に亘ってマイクロホンハウジング215の下部側面と内面に接着して取り付けられる。マイクロホンハウジング215は、好ましくは、回路基板226の周りに緊密に接着され、変換器225のために非透水性容器を提供する。
フロントガラスの多孔性を増大させることによってフロントガラスの音響抵抗を最小にすることが従来のマイクロホンでは一般的であったのに対して、本発明のマイクロホンサブアセンブリは、有利な態様においては、フロントガラスの多孔性を低下させ、依然として良好な耐水性を得るだけでなく、マイクロホンサブアセンブリの音響特性の改善も行って、音響抵抗がより高いフロントガラスを使用する。音響抵抗が高いフロントガラスを使用すると、フロントガラスの霜取り装置からかなりのノイズが生じる場合があるので、マイクロホンサブアセンブリがバックミラー・アセンブリに装着された時に特に有利である。より詳細には、フロントガラス245は、音響抵抗を少なくとも約1音響オーム/cm2まで向上させることができ、好ましくは、少なくとも約2音響オーム/cm2の音響抵抗を有し、より好ましくは、少なくとも約8から9音響オーム/cm2の音響抵抗を有する。更に、以下により詳細に説明するように、フロントガラス245の音響抵抗は変えることができ、同様にマイクロホンサブアセンブリの方向性と空隙率もまた変わる。
別々のハウジングに密封されて独自のフロントガラスを有する2つのマイクロホンサブアセンブリ140a及び140bのマイクロホン変換器225を用いて、変換器の車両アクセサリ上への配置の結果、変換器が受けた全ての効果を補償するようにフロントガラスのポートと音響抵抗を異なるマイクロホンサブアセンブリの変換器に対して別様にすることができる。例えば、1つのマイクロホンサブアセンブリ(すなわち、140a)がミラーハウジング30の傾斜の結果としてフロントガラスのより近くに配置される時は、その極性パターンをマイクロホンサブアセンブリ140bのパターンと僅かに別様にすることができる。従って、適切なマイクロホンハウジングの設計/ポートの構成とフロントガラスの抵抗とを選択することにより、2つのアセンブリの変換器の配置に起因する差の効果は、変換器が望ましい極性パターンと他の特性を呈するようにして補償することができる。フロントガラスが疎水性繊維から成るものとして上述したが、フロントガラスをマイクロホンハウジングのポートと一体に成形することができることが認められるであろう。そのようなアレイは、必要な構成要素をより少なくして製造の段階をより少なくすることにより、マイクロホンサブアセンブリの製造を単純にする。更に、それは、フロントガラスとマイクロホンハウジングの間でより効率的なシールを提供する可能性が大きいと考えられる。
変換器に対する望ましい感度の精度を取得しようとするために、各変換器に接続した利得ステージにレーザトリムタブを追加することができる。変換器は、次に、較正された音源により音響的に励起させることができ、変換器の出力がモニタされる。レーザトリムタブは、次に、利得を正確に設定するためにトリムされ、それによって正確な感度の精度を取得する。
マイクロホンサブアセンブリのミラーハウジング30の上面及び下面への装着により十分な利点を得るために、音響ダム230を使用することができる。これは、好ましくは、マイクロホンサブアセンブリがミラーハウジングの中に後退し、霜取り装置の空気流による直接の空気の衝突から後部ポート218を保護するためである。この構成は、今度は後部ポートに到着する音声に遅れを付加して有効「D」を低下させる。後部から前部に伝わる音は、何らかの付加的な時間がかかって後部ポートに到着する。前部又は後部での到着の差は、ヌルを生成する位相差を形成する。この差は減少し、得られるヌル角度を変える。換言すれば、マイクロホンは、ミラーハウジングの後部に退いた時に正確で明白な方向性特性を有するようにより指向的に作られるべきである。
全ての従来技術は、変換器部分が閉じ込めシェル内で自由であるものと仮定している。換言すれば、音波は、変換器の傍を通過し、変換器は、音波に対して通過波として応答する。「D」拡張の場合、これらの通過波からの利用可能な圧力差の大部分が生じる。これは、外部シェルのポート抵抗の影響のために低下した波の強度を補正するために使用される。
音響ダム230は、「D」拡張のようには機能しないが、むしろ音響エネルギを変換器に有効に注ぎ込む追加の圧力差を形成する。これは、内部空間を音響領域に分割することによって達成される。これは、これらの領域間の外部「D」の差であり、圧力差が増加する原因となる。
例えば、ダム230は、変換器225が、一方の側面が変換器の仮想前部で他方が背部であるダム230内の孔を通って通過するので、特定領域に影響を及ぼす外側グリルの定められた領域を形成する。各領域に供給するポートの中心は、その大きさのマイクロホンのポートのように作用する。換言すれば、これらのポートが平均に対して1インチ離れている場合、マイクロホンは、1インチの有効な外部「D」を有する。仮想照準方向はまた、この領域位置の中心によって決定される。換言すれば、マイクロホンが真っ直ぐに位置合わせされているが、2つの仮想ポートが45度回転されている場合、実際のマイクロホンに対する照準点は、45度回転されることになる。
図7−11に示されている実施形態では、ハウジング215と回路基板226とによって形成された音響チャンバを分割する時に、ダム230は、それが形成する区域を完全には分離しない。これによって圧力が区域間で均等化される。流れる空気は、各区域内で異なる圧力を生成する。これらの区域を接続することにより、この圧力差は小さくなる。音響圧力の差が一貫した外部圧力差の結果であり、流れる空気のノイズがDC現象に近いので、この接続は、音響圧力の差に影響を及ぼさない。開いている音響チャンバ区域に対するダム230の長さは、外部ポート216と218の重み係数を決める。開いている区域232の近辺又は上方のポートは、仮想「D」に対してほとんど影響力を持たず、反対に開口部232から最も遠いものは最も強い影響力を有する。その結果、ダムの幅は、望ましい指向性態様と流れる空気の削除を最適化するように設計を調整するために使用することができる。最良の比率は、50%ダムから90%ダムまでである。
ダムは延び、一般的に、マイクロホンハウジング215の薄い厚さ寸法を音響的にシールする。ダム区域の中心に近いあらゆる間隙が圧力差を交差均等化し、それによって変換器が感知する差を小さくする。従って、図7−9と11に示すように、音響ダム230を受け取って保持し、それによってダムと回路基板の間で音響シールを保証することができるように溝形成部材250を回路基板226上に設ける。同様に、溝252をマイクロホンハウジング215の上部内面に設け、ダム230を使用して音響シールを受け取り、保持し、作り出すことができる。変換器225の周囲近くのダム230の音響シールを強化するために、その間にエポキシを付加することができる。
非常に音響抵抗が高いフロントガラスと組み合わせて、そのようなダム230を提供する一般的な有用性は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、本出願人に譲渡されたPCT公告番号WO03/041285A1により詳細に説明されている。
基本的なダムに対していくつかの有用な変形がある。これらは、単一の外部ハウジング内に1つよりも多い変換器を支持する2つよりも多い区域の形成を含む。これらの区域は、音響的に外部ポートと同じくらい離れているので、単一のハウジングが複数の変換器を保持することができ、大きなニトロ化容積の利点を得ることができ、依然として、音響指向性特性に関する限り、あたかも独自の別のハウジングであるかのように作用する各変換器を有する。音響ダム230は、別の構成要素ではなく、回路基板マイクロホンハウジングの一体化した拡張部とすることができることが認められるであろう。
音響ダムの設計は、従来技術の妥協点から設計者を解放するものである。より大きなハウジングを使用することができ、依然としていくつかのより小さなものとして作用する。変換器は、より高い周波数特性を損ねるダクトを使用せずに外部マイクロホンの照準方向とは異なる内部に向けることができる。
この設計から導出される1つの態様は、従来のマイクロホンが含む程度までには周波数と共に変わらない属性を含む高度に指向性のマイクロホンを作り出す機能である。典型的なマイクロホンの設計では、全ての可能性を通して全方向性から双方向性までの方向性態様を増大させるために、変換器の内部減衰を低下させなければならない。本出願人の従来の「D」拡張器設計は、追加の方向性圧力を付加することによってこの関係を適度に改善した。新しい音響ダムは、減衰係数が非常に高い非常に指向性のマイクロホンを可能にする。換言すれば、音響抵抗が非常に高いので、それは、方向性パラメータを周波数と共に変える他の変数を無力にする。
最後に、ポート区域が照準方向と有効「D」を設定することを可能にすることにより、ポート区域が対称であり、かつ音響ダムが正しい容積の領域を形成することができるので、ダム設計は、あらゆるハウジング様式(非対称の設計でさえも)の使用をサポートする。この場合、その利点は、物理的設計の自由度の形態を取り、従って、より大きくてより複雑な形状のハウジングを使用することができる。
上述のように、本発明のマイクロホンサブアセンブリは、好ましくは、バックミラー・アセンブリハウジングの上部と下部に配置される。それにも関わらず、本発明のマイクロホンサブアセンブリのある一定の態様は、ミラーアセンブリ装着構造体、ミラーハウジングの後部又は側面、並びに天井、サンバイザー、オーバーヘッド・コンソール、A−ピラー、又は天井とミラーアセンブリの間に延びるコンソールのような車両内のいずれかのアクセサリを含むミラーアセンブリの他の位置に装着されたマイクロホンに実施することができる。例えば、上述の音響ダムは、車両用途で使用されるか又は他のいずれかの車両以外の用途で使用されるかに関わらず、様々なマイクロホンサブアセンブリで使用することができる。
図12は、本発明の第2の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリ10aを示している。第2の実施形態のバックミラー・アセンブリ10aは、上部装着マイクロホン140aがミラーケーシング31の上面に後退しているという点で第1の実施形態のものと異なる。
図13は、本発明の第3の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリ10bを示している。第3の実施形態のバックミラー・アセンブリ10bは、下部装着マイクロホン140bがミラーケーシング31の下面の中に後退しているという点で第1の実施形態のものと異なる。
図14は、本発明の第4の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリ10cを示している。第4の実施形態のバックミラー・アセンブリ10cは、上部装着マイクロホン140aがミラーケーシング31の上面の中に後退し、下部装着マイクロホン140bがミラーケーシング31の下面の中に後退しているという点で第1の実施形態のものと異なる。
図15は、本発明の第5の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリ10dを示している。この実施形態は、ミラーハウジング30の上部に装着されたサブアセンブリ140a及び140cと、ミラーハウジング30の下部に装着されたサブアセンブリ140b及び140dとを含む4つのマイクロホンサブアセンブリを含むという点で異なる。そのような構成は、それがマイクロホン変換器の垂直アレイに関係する上述の利点を利用するだけでなく、水平アレイの全ての利点も実現し、それによって三次元オーディオ撮像機能以上を可能にするという点で特に有利である。そのような機能は、接続したDSPがそのような音の音源の位置に基づいてより簡単に望ましい発話を識別し、ノイズをより簡単に識別して除去することを可能にする。
内部スピーカ
上述のように、バックミラーにスピーカを備えることは、いくつかの問題を呈する。スピーカは、非常に小型でなければならず、更に、車両内に存在する典型的な背景ノイズを超えて明確に聞こえるように十分に大きな音声出力を生成すべきである。しかし、許容することができる音量を達成するためには、比較的高い音圧レベルを必要とする。しかし、このような高い音圧は、ミラーハウジングに設けられたいかなるマイクロホンにも悪影響を及ぼす場合がある。特に、そのようなマイクロホンのいずれも、必要なスピーカの出力に露出されると、スピーカ出力から過負荷となり、車両乗員から発話を拾うことができなくなるであろう。また、スピーカがミラーハウジングを振動させる原因になることがあり、それが原因でマイクロホン変換器が振動するので、そのような振動からノイズが発生する。
上の説明から明白なように、ハンドフリー電話機能を提供するバックミラー・アセンブリの構成は、様々な要素から成る。前部には、ミラー面と、スイッチ、ランプセンサ、LED、及びディスプレイ要素のための開口部とがある。後部には、センサ、電気コネクタ、及びミラーアセンブリを車両に固定するミラー装着ブラケット用のより多くの開口部がある。ミラーの第1の機能は、車両後方の視像を提供することであり、前方の視野を制限することではない。その結果、ミラーアセンブリの前部に又はミラー要素を通して大きな開口部を配置することは、これがミラー面を少なくするか又は前方の視野を制限するので非生産的である。後面、上面、又は下面にスピーカを置くことは、ミラーの第1の機能を保護することになる。最良の性能のために、スピーカは、密封されたチャンバ又はポートが制御されたチャンバに置かれるべきである。そのようなチャンバを実現するためには、追加の部品とシールが必要になる。代替の設計は、半密封のチャンバを作り出す戦略的に配置された独立気泡発泡体を使用することである。端部近辺に僅かな音の漏れはあるが、十分に僅かなのでスピーカから良好な性能が得られ、それがミラーハウジング内の多くの開口部からの音を隔離する。
ミラー内の大きさと重量はプレミアムであるから、スピーカは、電話音声の範囲である300から3400Hzの範囲の周波数に亘って有効に理想的に機能すべきである。共振周波数が300から450Hzのスピーカを選択し、十分なバックチャンバを設けることにより、300Hz又はそれ以上の周波数に対して良好な効率を達成することができる。以下に更に説明するように、前部チャンバは、2000と4000Hzの間、好ましくは約3000Hzで共振するように調節され、電話周波数範囲の上限範囲を最適化する。これは、音響ブーストをもたらし、スピーカからの高周波数ノイズを低減する。更に、格子布を追加して埃や塵が入らないようにし、共振を減衰させ、ポートの音響抵抗を増加させることにより滑らかな応答を提供することができる。
図1A−3に示すように、第1の実施形態によれば、2つのスピーカ400aと400bは、ミラーハウジング30のその両端近くの内部に装着され、ミラーハウジング30に設けられた前部ポート402は、スピーカによって生成された音がミラーハウジングを出ることを可能にする。以下に更に説明するように、ポート402の大きさと形状は任意に選択されないが、むしろ、前部音響チャンバ406(図16A及び16B)の大きさ及び形状と協働するように設計され、上述の範囲の共振周波数を提供し、それによって周波数応答を最も有用な周波数で押し上げる。好ましくは、格子布は、ポート402の開口部に亘って密封され、疎水性の材料によって処理されて水分をはじき、水分がスピーカを通って浸透する可能性を低くする。好ましくは、マイクロホンサブアセンブリのフロントガラスのように、格子布の色は、ミラーハウジングの色と色合わせされる。
スピーカ400aと400bは、好ましくは、ノートブックコンピュータで普通に見られる従来型のスピーカである。そのようなスピーカの形状は、ほぼ矩形である。矩形スピーカは、中心軸に関して対称ではなく、従って複雑な共振がより少ないために、矩形スピーカは、円形スピーカよりも望ましい。スピーカは、好ましくは、クラスB増幅器を使用して駆動されるが、クラスDのような他の増幅器も使用することができる。
2つのスピーカを使用することにより、音響出力を有効に倍増することができる。2つのスピーカを使用することにより、1つだけのスピーカが使用される場合よりも小型のスピーカを使用することができるようにもなる。例えば、本明細書に説明した実施形態で使用された矩形スピーカの幅は約30mmである。フロントガラスに面するミラーハウジング30の各端部近くにマイクロホンから均等な距離を置いて2つのスピーカを使用することにより、マイクロホンの位置にダイポールを形成することができる。スピーカ400aと400bは、マイクロホンサブアセンブリの左側の音が右側の音と位相がずれるように、位相をずらして駆動することができる。マイクロホンサブアセンブリ140aと140bが配置される中心ではヌルとなり、そのために内部スピーカを設ける効果が最小化されると考えられる。スピーカは、マイクロホンサブアセンブリからできるだけ遠くに離して配置されることが望ましい。
スピーカ400aと400bは、位相がずれた2つの電気信号によって直接駆動することができる。スピーカの直接電気駆動を使用する利点は、スピーカが位相を外れて駆動される範囲をマイクロホンから得られた信号に対応して動的に調整することができることである。このようにして、ヌルにされた周波数帯域を調整することができる。そのような調節は、ミラーがフロントガラスに対して傾斜し、車両毎に異なる場合があるために望ましいであろう。
一部の状況では、スピーカをマイクロホンサブアセンブリから均等な距離に配置することが望ましくない場合がある。均等な距離は、DSPのためにエコー相殺減算の実行をより簡単にするであろうが、2つのスピーカからの音が十分に位相がずれていない場合は非均等な間隔が要求され、そのような場合は、スピーカからの音が相関しないことを保証することが最善であろう。
また、特に車両キャビン内で音響レベルを増大するように、スピーカを同位相に保つことが望ましいであろう。
2つのスピーカを使用する付加的な利点は、スピーカの1つが故障した時に出力を停止させないで、2つの別々のスピーカを使用する利点を削除するのみであるようにもたらされた冗長性である。
ここで、第1の実施形態の特定の実施例を図1B、2、3、及び図16Aに関連して以下に説明する。図16Aは、図1Bのバックミラー・アセンブリ10の線XVI−XVIに沿った一部分の断面図である。図面に示すように、スピーカ400aと400bがポート402の後のミラーハウジング30の内側の後部壁に装着される。スピーカの前端部と内側の後部壁の間に音響シールを設け、それによって前部スピーカチャンバ406とそれぞれの後部スピーカチャンバ408a及び408bとを形成するように、好ましくは、各スピーカ400aと400bの周囲付近にシール404が設けられる。シール404は、そうでなければスピーカからミラーハウジング30に移されるであろうあらゆる振動を減衰させ、それによってスピーカからマイクロホンサブアセンブリに移される振動を大幅に低減するように、好ましくはエラストマー材料で作られる。更に、同様なエラストマー性シールをマイクロホンサブアセンブリの回路基板とミラーハウジングの間に配置して、マイクロホン変換器が受ける振動の量を更に低減することができる。
図2及び3に最も良く示すように、ミラーハウジング30の内部容積は、少なくとも3つの音響チャンバ(408a、408b、408c、及び408d)に分割され、このチャンバは、内壁163とリブ164aによって互いに音響的に隔離される。これらの隔離された音響チャンバは、スピーカ400aと400bが互いに隔離されるように、マイクロホンサブアセンブリ140aと140bをスピーカ400aと400bから隔離する(少なくともミラーハウジングの内部において)。更に、内壁163は、後部チャンバ408aと408bを音響的に密封し、そのために音は、開口部126aと162aのようなミラーハウジングの様々な開口部を通って逃げることができない。更に、壁163は、付加的な支持を提供してスピーカから振動を減衰させるのに役に立つ。好ましくは、回路基板110は、後部チャンバ408aと408bに亘って音響的に密封される。代替の構成は、スピーカ400aと400bのそれぞれの後部の周りに発泡ゴムか又は何らかの他の音響バリアのいずれかを設けることになる。
図16Bは、後部チャンバ408aと408bに音響的に連結された後部ポート405が設けられた、上述の実施形態に対する僅かな修正を示している。そのようなポートは、スピーカの低音応答を増強するために追加することができる。
図1B、16A、及び16Bに示す実施形態では、各スピーカに対して3つのポートが設けられる。他のポートの構成も可能であることに注意すべきである。図17A、17B、及び17Cは、使用することができる3つの代替のポート構成の実施例を示している。以下に説明するように、ポート402、402a、402b、及び402cは、約2000と4000Hzの間の周波数、好ましくは約3000Hzでスピーカの共振を増大させるように設計されることが望ましい。
図18及び19に示すように、本発明の別の実施形態では、スピーカ400aと400bは、スピーカの前部が下方に向けられ、壁410に形成された開口412を通じて前部音響チャンバ406に開口するように、それぞれの水平内壁410に装着される。前部ポート414は、前部音響チャンバ406に、従ってスピーカの前部に音響的に連結されたベゼル32又はケーシング31の一部分のいずれかを通じて設けられる。このようにして、スピーカ/ミラーアセンブリは、車両後部により直接的に車両乗員に向けて音を発することになる。
スピーカに関する様々な実施形態を一般的に説明したが、実施形態の各々に適用するいくつかの設計上の考察を以下に説明する。
上述のように、前部音響空洞406の大きさと、ポート402の大きさ、形状、及び数とは、約2000と4000Hzの間、好ましくは約3000Hzの周波数で共振を提供するように構成することが有利である。この周波数の範囲の共振周波数を含むことは、通信のために、かつ車両キャビン内で共通に見つかるようなノイズを通過していくために重要である。そのような共振周波数はまた、マイクロホンサブアセンブリ140aと140bにおいて、2つの信号のスピーカからの相関を防止するのに役に立つ。
ポートと前部音響チャンバを構成する方法を判断するために、以下に列挙する式を使用することができる。第1に、望ましい共振周波数f(すなわち、3000Hz)を選択する。次に、一般的に、チャンバ406を満たすのに必要な水の容積を測定することにより、前部音響チャンバの容積Vを測定することができる。測定された容積Vと望ましい共振周波数fを使用して、下の式を使用して容積Vの得られる音響キャパシタンスCA(cm3/秒)を判断することができる。
A=V/pc2
ここで、p=グラム/立方センチメートルでの空気の密度、及び、c=センチメートル/秒での音速である。
外側境界の音響抵抗rAは、ポート402の音響抵抗に等しい。ポート402の音響抵抗は、主として格子布繊維の音響抵抗の関数であり、音響パラメータに関してオームの法則を利用して決定された測定量である。従って、音響抵抗rA=E/Iであり、ここで、Eは格子布繊維に亘る測定圧力であり、Iは測定空気流量である。繊維に亘って圧力Eを測定するために、既知の一定の空気流量Iが繊維に向けられ、一方で、圧力計は、繊維に亘る圧力Eを測定する。音響抵抗rAは、次に、上の式を使用して計算することができる。音響抵抗rA、音響キャパシタンスCA、及び望ましい共振周波数fが分ると、下の式を使用して対応するインピーダンスzAを計算することができると考えられる。
A=rA/(1+jωrAA
ここで、rA=音響オーム(又は、Rayls)による境界の音響抵抗、CA=立方センチメートル/秒による容積の音響キャパシタンス、ω=2πf、及び、f=サイクル/秒による望ましい共振周波数である。
望ましい共振周波数fを得るために必要なインピーダンスzAが分ると、次の式を使用してポートの寸法を判断することができる。しかし、下の式は、スリットに関するものであり、それは、幅
Figure 0004966658
を長さlと等しく設定することによって円形ポートの場合に使用することができる。
Figure 0004966658
ここで、
μ=空気の場合1.86x10−4である粘性係数、
p=グラム/立方センチメートルでの空気の密度、
d=センチメートルでのミラーハウジングの壁厚、
l=センチメートルでの流れの方向に直角なスリットの長さ、
Figure 0004966658
ω=2πf、及び、
f=サイクル/秒での望ましい共振周波数である。
1つよりも多いポートが使用される場合、値zAが最初にポート数(それらの大きさは等しいと仮定する)で割算される場合を除いて、ポートの寸法は、上の式を使用して決めることができる。ポートの大きさが等しくない場合には、ポートの各インピーダンスの合計は、値zAに等しくなければならない。従って、前部音響チャンバと各スピーカに関連する少なくとも1つのポートは、次の式を満足する。
Figure 0004966658
ここで、
f=共振周波数、
n=ポートの数、
Figure 0004966658
i=ポートiの長さ、
d=ハウジングの壁厚、
p=空気の密度(g/cm3)、
μ=粘性係数=空気の場合に1.86x10-4、及び、
c=音速(cm/sec)である。
適切に構成されたポート402と音響チャンバ406の効果を示すために、適切に構成された場合と適切に構成されない場合のグラフが図20に示されている。特に図20は、バックミラーハウジングで実施された2つの異なるスピーカの構成の周波数応答を示している。第1のグラフAは、バックミラーハウジングに装着され、スピーカの前部が完全に開口されるようにスピーカの前のハウジングの全体が取り除かれたスピーカの周波数応答である。第2のグラフBは、バックミラーハウジングに装着され、スピーカの前のハウジングのポートが図1Bのポートと同様であり、3000Hzで共振を増強するように調節されたスピーカの周波数応答である。グラフAとBの比較から明らかなように、ポート402と前部音響チャンバ406とを3000Hzの共振周波数に調整することにより、大きな改善がもたらされる。
使用されるポートが多ければ多いほど、得られる構成のQがより高くなることに注意すべきである。Qは、ポートのインダクタンスと抵抗の組合せに依存する。ポートの抵抗は、ポートの大きさ及び数と、ポートを覆うために使用されるあらゆる布とに依存する。一般的に、ポートの数が多いほど音響抵抗は小さい。
マイクロホンサブアセンブリの特性に対するスピーカの影響力を少なくするための上述の手段に加えて、スピーカの影響力を最小にするために様々な他の技術を使用することができる。より詳細には、マイクロホンサブアセンブリの出力信号は、スピーカに供給される信号も受信するDSP590(又は585)(図21)に供給することができる。スピーカに供給される信号をモニタすることにより、DSP590は、スピーカ出力に対応するある一定の信号特性(例えば、周波数成分)を識別し、それらをエコー相殺アルゴリズムで使用し、それによってそれらをマイクロホンサブアセンブリの出力から減算することができる。
完全二重モードを使用することが好ましいが、信号がスピーカに供給された時にマイクロホンが実質的に無効にされるか又はスイッチが切られる半二重モードを使用するための別の技術がある。
図26Aと26Bは、スピーカ400の装着のための更に別の位置を示している。ここで、スピーカ400は、ミラーマウント36に取り付けられるか又は関連するハウジング154内に装着される。スピーカ400は、ミラーハウジング30内に設けられたスピーカ400aと400bに対する補足としてハウジング154内に取り付けることができ、又はミラーハウジング30内のスピーカに代えて設けることができる。図26Aと26Bに示されている特定的な実施形態では、単一のスピーカ400を後方かつ僅かに下方に面するようにハウジング154内に装着することができる。ハウジング154の壁を通過する音に経路を与えるために、複数の開口部900を設けることができる。スピーカ400は、いずれかの従来のスピーカにすることができる。ウーファ、ツイータ、中域用スピーカ、及びその組合せを含むスピーカのアレイも、同様にハウジング154内に含めることができる。図26Aに数字154’で表された波線は、ハウジング154の内部容積が増加されたようなハウジング154の代替の構造を表している。好ましくは、いずれかのスピーカ400がハウジングに緩衝取付され、又はハウジング154が、ミラーマウント36に緩衝取付される。そのような緩衝取付は、ミラーハウジングとミラー要素に対する装着を通じて移される機械的な振動を低減する。
図27A−27Cは、図26Aと26Bに示す実施形態に対する修正である。図27A−27Cに示す修正実施形態では、2つのスピーカ400aと400bは、ハウジング154内に設けられる。スピーカ400aと400bは、互いに異なる水平角度で後方に向けられるように装着される。スピーカポートとして供するために、任意的な通気口902をハウジング154内に設けることができる。2つのスピーカを使用することにより追加の出力が提供される。スピーカの軸を外側に傾けることにより、ミラーを溢れさせないようにスピーカによって生成された高周波成分を発することができるので、エコー相殺装置のストレスを低減する。更に、スピーカ400aと400bを機械的に位相をずらして駆動することにより、各スピーカによって引き起こされた機械的な振動は、ミラーマウント、ミラーハウジング、及びミラー要素が受ける時に互いに有効に相殺することができる。
図28Aと28Bは、単一のスピーカ400が車両長軸に沿って後方に向けられるようにハウジング154内に設けられた更に別の修正を示している。ハウジング154の反対側に任意的な通気口902を設け、スピーカポートとして供することができる。図26A、26B、28A、及び28Bに示すスピーカ400は、後方にかつ車両フロントガラスから離れて向けられるように示されているが、スピーカによって生成された音がフロントガラスから反射するように、フロントガラスに面してスピーカを装着することが望ましい。図29Aと29Bは、スピーカが車両フロントガラスに向けられるようにハウジング154内に装着されたそのような実施形態を示している。スピーカをフロントガラスに向けることにより、スピーカからの音は、ミラーアセンブリからではなく車両前方から現れるように聞こえる。人は音声の方向を見る傾向あるので、電話の通話に関わっている間は、運転者の傾向がミラーアセンブリではなく車両前方を見ることが望ましい。
スピーカがミラーハウジング30内に装着された実施形態に関して上述した全ての機能は、スピーカをハウジング154内に装着した時にも同様に使用することができることに注意すべきである。
内部スピーカをミラーアセンブリに設けることの付加的な恩典は、車両オーディオシステムから音を生成するためにもスピーカを使用することができることである。例えば、そのようなスピーカは、車両オーディオからのセントラル又はモノラルチャンネル出力として使用することができる。そのようなセントラルチャンネルは、テレビジョン、DVD、及びVCRのような様々なマルチメディア装置の車両への実装の観点から望ましいものである。
本明細書に特定のミラーアセンブリの構成を示すが、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許公告番号US2004/0196577A1に開示するような別の構成を使用することもできる。
図21は、上述のバックミラーサブアセンブリに関連して使用するための電気回路500の第1の実施形態を示している。図示のように、マイクロホンサブアセンブリ140aと140bの変換器は、DSP回路のようなマイクロホンプロセッサ回路580に連結される。マイクロホンプロセッサ回路は、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585に供給される。代替的に、一部又は全てのマイクロホンプロセッサ580は、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585が集積DSP回路を装備している場合には除去することができる。オーディオ回路590は、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585に連結され、そこから受信した音声信号を増幅し、増幅信号をスピーカ400aと400bに供給する。「Bluetooth(登録商標)」送受信機585はまた、1以上のアンテナ114と「Bluetooth(登録商標)」コントローラ588とに連結され、このコントローラは、アンテナ114へのデータ信号の受信に対応して制御機能を実行し、このアンテナは、送受信機585とアンテナ114を通じて伝送される信号を生成する。上述の構成要素を使用して、システムは、可搬式携帯電話800内の「Bluetooth(登録商標)」送受信機585と通信することができるので、携帯電話800の携帯送受信機と、バックミラー・アセンブリのマイクロホン140a及び140bとスピーカ400a及び400bとを使用してハンドフリー電話通信を実行する。この構成は、ミラーアセンブリに含まれる二重の電話機構成要素を最小にする一方で、あらゆる音声認識回路、キーパッド、ディスプレイ、及びGPS回路のような携帯電話に既に含まれた構成要素の使用を最大にするという点で有利である。
ミラーアセンブリに含まれることがある他の回路は、エレクトロクロミックミラー/コンパスシステム520を含み、それは、図22に関連して以下でより詳細に説明される。更に、ミラーアセンブリは、マップランプ118、スイッチ130、及び1以上のディスプレイ制御回路574によって制御される1以上のディスプレイ45を含むことができる。そのような構成要素は、ローカルバス502上で共通の制御装置に連結することができる。制御は、回路520の「Bluetooth(登録商標)」コントローラ588とマイクロプロセッサ520のいずれか又は両方によって実行することができる。
図22に示すように、エレクトロクロミックミラー/コンパスシステム520は、エレクトロクロミックミラー、グレアセンサ124、及び周囲光センサ126、1以上のディスプレイ45、スイッチ130、メモリ527、スカイライト・センサ129、磁気コンパスセンサ回路525、及び全ての上述の構成要素を接続することができるマイクロプロセッサ522を含むことができる。好ましくは、磁気コンパスセンサ回路525は、本出願人に譲渡された「動的に調節可能なバイアス設定を有する磁力計とそれを組み込んだ電子式車両用コンパス」という名称の米国特許第6,653,831号に従って構成され、マイクロプロセッサ522は、本出願人に譲渡された「電子式コンパスシステム」という名称の米国特許出願公告番号2003/0167121A1に開示された方法で車両進行方向を判断するようにプログラムされ、これらの開示全体は、本明細書において引用により組み込まれている。
図23は、本発明の別の実施形態による車両通信及び制御システム600を示している。図23に示すように、システム600は、アンテナコネクタ684を通じてマイクロ波アンテナ650に接続されたGPS(又は、GLONAS又はLORAN)受信機680を含む。アンテナ650とGPS受信機680は、好ましくは、バックミラー・アセンブリ10の装着脚部に装着される。GPS受信機680は、ミラーハウジング30の装着脚部36の間に延びるケーブル685を通じてローカルバス502に連結することができる。ローカルバス502は、好ましくは、ミラーハウジング30内に装着された第1及び第2のプリント回路基板110及び112に設けられた様々な電気構成要素を相互接続する。ケーブル685はまた、ローカルバス502の拡張部と考えることができる。
車両バスインタフェース回路604は、好ましくは、同じプリント回路基板上にGPS受信機680として装着され、ケーブル685を通じてローカルバス502に接続される。車両バスインタフェース604は、次に、ケーブル686を通じて車両バス606に接続され、このケーブルは、装着脚部36から屋根と天井の間か又はオーバーヘッド・コンソール内に設けられたコネクタまで延びる。車両バス606に連結された対応する適合する送受信機があることを条件として、バスインタフェースの代わりにオーディオ及びデータ送受信機585を使用することもまた可能である。好ましくは、いかなるそのようなオーディオ及びデータ送受信機も、「Bluetooth(登録商標)」標準通信プロトコルを利用する「Bluetooth(登録商標)」送受信機である。
マップランプ118とスイッチ130は、両方ともローカルバス502に連結することができる。同様に、ディスプレイ45は、ディスプレイ制御回路574に接続することができ、この制御回路は、次に、ローカルバス502に連結することができる。好ましくは、アセンブリに設けられたいずれのマップランプ118も、ランプサブアセンブリの大きさを最小にし、及び/又はランプからの熱の発散を低減するように発光ダイオード(LED)を使用する。好ましくは、ランプは、本出願人に譲渡された米国特許第5,803,579号、第6,539,306号、第6,335,548号、第6、132,072号、及び第6,639,360号、並びに本出願人に譲渡された米国特許出願公告番号2003/0043590A1のうちのいずれか1つに開示された白色発光LEDを使用して構成される。
以下に更に説明するように、内蔵携帯電話670を回路基板110又は112にプリントし、好ましくは、ミラーハウジング30にも装着される第2のRFアンテナに接続することができる。アンテナ116は、好ましくは、ミラーハウジング30の外面に装着されるが、この携帯電話のアンテナはまた、ミラーアセンブリ10から又は装着脚部内に遠隔に装着することができることを当業者は認めるであろう。しかし、アンテナ116をミラーハウジング30内に装着することにより、本発明の車両通信及び制御システムを単一の内部車両用アクセサリに構成することができるので、遠隔の位置まで追加の配線を這わせる必要性を除外することができ、従って、かなりの材料、製造、及び設置コストを節約することができる。
マイクロ波アンテナ650はまた、携帯アンテナ116、訓練可能車庫扉開閉送信機用RFアンテナ、RKE受信機、及び/又は衛星CDラジオ用アンテナと一体化することができる。
バックミラー・アセンブリ10は、ローカルバス502に連結することができる水分センサ672を更に含むことができる。水分センサ672はまた、好ましくは、フロントガラス上に霧、雨、露、又は雪のような水分の存在を検出するように装着脚部36に装着される。好ましい水分センサは、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第5,923,027号に開示されている。米国特許第5,923,027号に開示されたように、水分センサ672からの出力は、フロントガラスワイパー、及び/又は車両用ウインドウ及びミラー霜取り装置を制御するために分析することができる。水分センサ672は、装着脚部36に装着することが望ましいので、水分センサ672は、ケーブル685を通じてローカルバス502に連結されることになる。
システム100はまた、ヘッドランプコントローラ616(図24)を使用して車両ヘッドランプを制御する目的のために使用されるイメージセンサ635を含むことができる。適切なセンサ及びヘッドランプコントローラは、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第5,837,994号、第6,611,610号、及び第6,587,573号に開示されている。イメージセンサは、車両前部から映像を取得するために低解像度ピクセルセンサを使用して、車両ヘッドランプの輝度を制御するために車両前方の車両存在又は不在を検出する。低解像度ピクセルセンサ635から得られた映像はまた、メモリに保存することができ、車両前方に何があったかという概略の履歴を提供し、その履歴は、事故の原因を明らかにする時に特に有用である。そのような映像が保存されるメモリは、適切なバックアップ用電源が使用できない場合は不揮発性メモリが好ましく、使用することができる場合は揮発性メモリも好ましい。通常作動中は、センサ635からの映像は、光源を識別する処理のために先入れ先出しベースで揮発性メモリに保存される。衝突事故を検出するとすぐに、本発明の制御回路は、その後の検索のために揮発性メモリに保存された映像を不揮発性メモリに転送することができる。映像の感知における使用に加えて、センサ635は、エレクトロクロミックミラー40を制御するための周囲光センサとして使用することができる(図22)。
図23に示すように、本発明の車両通信及び制御システムは、音声合成装置676(又は、予め録音されたメッセージの再生用システム)、音声認識回路678、マイクロホンプロセッサ580、オーディオ及びデータ送受信機585(好ましい実施例である「Bluetooth(登録商標)」送受信機と全体を通して互換的に使用される)、「Bluetooth(登録商標)」制御回路588、及びオーディオ回路590を含むことができる。これらの構成要素のうち、音声認識回路678、「Bluetooth(登録商標)」制御回路588、及び音声合成装置676は、ローカルバス502に連結される。音声合成装置676は、ローカルバス502上で伝送された指令に応答して、合成された音声信号を生成し、この信号は、ライン695上でオーディオ回路590に伝送される。オーディオ回路590は、合成音声を再生することができるようにバックミラー・アセンブリの内側又はその遠隔装置に装着された1以上のスピーカ400aと400bに接続することができる。内部スピーカを使用する本発明の実施形態は、上述の「内部スピーカ」という表題の下で説明している。代替的に又は追加的に、オーディオ回路590は、オーディオシステムにオーディオシステム上で再生中のいずれかの放送又は他の音楽を割込ませて(又は、重ね合わせて)合成音声を生成するように、専用接続を通じて車両オーディオシステムに音声信号を伝送することができる。代替的に、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585を使用して、個別の接続695又は車両バスを経由した接続の必要性を削除するために車両オーディオシステムにRF接続を設けることができる。
マイクロホンプロセッサ580は、好ましくは、マイクロホンサブアセンブリから2つの別々の出力オーディオストリームを提供する。第1のオーディオストリームは、ライン681上で音声認識回路678に供給され、ライン687上で「Bluetooth(登録商標)」送受信機585に供給される第2のオーディオストリームとは別様に処理される。ノイズ低減処理は、マイクロホンによって検出された信号を個人が聞くのにより適するものにするマイクロホンプロセッサ580のデジタル信号プロセッサによって実行されるが、そのようなノイズの低減は、音声認識のために有用な細部を取り除いてしまうことになる。従って、第2のオーディオストリームは、処理信号が音声認識回路678による使用に適さないことから、第1のオーディオストリームとは別様に濾過される。マイクロホンプロセッサ580は、好ましくは、デジタル信号プロセッサ(DSP)を含み、このプロセッサは、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585に包含された一体型DSPにすることができる。
「Bluetooth(登録商標)」送受信機585は、音声信号とデータ信号の両方を送信及び受信することができるように構成される。図示のように、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585は、第1のRFアンテナ114に接続される。「Bluetooth(登録商標)」送受信機585とアンテナ114は、両方ともミラーハウジング30の外部又はその中に装着することができる。アンテナ114と116が恐らくは組み合わせられ、次に携帯電話送信と「Bluetooth(登録商標)」送信の両方に使用することができると考えられることに注意すべきである。
上述のように、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585は、ライン687上のマイクロホンプロセッサ回路580を通じてマイクロホン140aと140bから音声信号を受信することができる。これらの音声信号は、アンテナ114を通じて変調して送信することができる。「Bluetooth(登録商標)」送受信機585はまた、オーディオ回路590と音声認識回路678に連結され、そのようにして「Bluetooth(登録商標)」アンテナ114によって受信された音声信号は、車両オーディオシステム又は専用スピーカ400a及び400bを通じて再生されるか又は音声認識回路678に送信することができ、この回路は、ある一定の音声指令を認識してそれらの指令を指令信号に変換し、この信号は、ローカルバス502上及び任意的に車両バス606上で送信される。「Bluetooth(登録商標)」送受信機585によって別の装置にデータが送信される時に、データは、第1にローカルバス502上で「Bluetooth(登録商標)」コントローラ588に供給され、次に「Bluetooth(登録商標)」送受信機585に供給される。
図21及び23に示すように、バックミラー・アセンブリ10はまた、ローカルバス502に対する接続121を有するエレクトロクロミックミラー/コンパスシステム520を含むことができる。図22に示すように、エレクトロクロミックミラー/コンパスシステム520は、好ましくは、少なくとも内部エレクトロクロミックミラーに、及び任意的に個別の接続により又はローカルバス502と車両バス606を通じて連結することができる外部エレクトロクロミックミラーに連結されたマイクロプロセッサ522を有する。以下により詳細に説明するように、マイクロプロセッサ522は、周囲光センサ126、グレアセンサ126、並びに直接又はローカルバス502又は車両バス606を通じてマイクロプロセッサ522に連結された他の構成要素のいずれかから得られた情報に応答して、エレクトロクロミックミラー40の反射率を変えるようにプログラムすることができる。当業技術で公知のように、周囲光センサ126は、好ましくは、車両前方の光線条件に露出されるようにバックミラー・アセンブリのミラーハウジングの前方位置に装着されるのに対して、グレアセンサ124は、車両背後の車両ヘッドランプからのグレアを感知するように、通常はミラーハウジング30の後方に向いた位置に装着される。マイクロプロセッサ522がエレクトロクロミックミラー520を制御することができる態様のより詳細な説明は、上に参照された米国特許第6,166,698号に提供されている。ミラー40は、好ましくはエレクトロクロミックであるが、ミラー40は、単純なプリズムミラーにすることもできる。代替的に、ミラー40は、後方に面するカメラから映像を提供するための表示装置で置換することができる。
エレクトロクロミックミラー/コンパス回路520はまた、マイクロプロセッサ522に連結されたメモリ装置527を含むことができる。メモリ装置527は、追加メモリの必要性により、マイクロプロセッサ522に外付けするか又は内蔵することができる。図示のメモリ装置527は、システムに必要なものとして揮発性及び不揮発性メモリの両方を表している。
図1A及び図21−23に示すように、バックミラー・アセンブリ10は、マイクロプロセッサ522にユーザの入力情報を提供する複数のユーザ作動式スイッチを含むことができる。そのようなスイッチは、ユーザ作動式スイッチを通じて影響を与えることができる単に数機能を挙げると、マイクロプロセッサ522にディスプレイ45に表示された情報を変えさせ、又はエレクトロクロミックミラー40を不活性化させ、又は電話呼び出しを開始させるか又は応答させることができる。
ディスプレイ45は、ミラーの反射面に配置することができ、又はミラーハウジングのミラーに隣接して装着することができる。代替的に、ミラー45は、反射層の前方にミラーの一部分又は表面全体に亘って装着することができる。反射層の前方に装着するのに適するディスプレイは、有機LEDディスプレイである。ミラーの中でもそのような有機LEDディスプレイの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第6,356,376号に開示されている。
ディスプレイ45は、少なくとも10個の7分割文字表示領域を含み、好ましくは少なくとも16個のそのような文字部分を含む真空蛍光又はバックライト液晶ディスプレイとすることができる。従来技術を使用すると、そのように大きなディスプレイは、42ボルト電源を必要とする。しかし、Robert R.Tunbull他により1999年7月22日出願の「低EMI多重デュアルディスプレイ」という名称の本出願人に譲渡された米国特許第6,346,698号に開示された技術を使用すると、ディスプレイは、12ボルト電源で駆動させることができ、また、実質的により低い電磁干渉を呈することになる。米国特許第6,346,698号の開示全体は、本明細書において引用により組み込まれている。
ディスプレイは、車両進行方向、外気温度、電話番号、ローミング情報、電話及び音声信号の強度情報、ページングメッセージ、制御メニュー及び選択、e−メール、ナビゲーション方向、診断情報、ボイスメール・アイコン、交通量の報告、ニュース、天候、タイヤ圧警告、盲点警告、停止信号/交通信号警告、メンテナンス催促、及びインターネット上で利用可能なあらゆる他の情報を含む様々な情報を提供することができる。更に、ディスプレイは、どのボタンをユーザが押し下げたかに関して、ユーザに対して積極的なフィードバックを提供するために使用することができる。例えば、ユーザが「911」ボタンを押した場合、この結果に対する指示をディスプレイ45に表示することができる。
以下に更に説明するように、ディスプレイは、「Bluetooth(登録商標)」送受信機を装備した可搬式で手持ち式の携帯電話が認識され、ミラーアセンブリ10内の送受信機585と通信中であるという指示を更に提供することができる。ディスプレイはまた、電話番号及び/又は呼び出し者の名前を表示し、呼び出し者のID機能を提供するために使用することができる。
上述のように、ディスプレイがミラー40の反射面に設けられたウインドウを通して見えるように、ディスプレイ45は、ミラー40の後部に装着することができる。ウインドウは、反射面の反射材料を完全に取り除くか又は部分的に取り除くことによって形成することができる。代替的に、ウインドウは、部分的に透過性又は部分的に反射性の領域を反射面に形成することにより設けることができる。ウインドウはまた、いくつかの反射材料のない領域を含むことができる。そのような反射材料のない領域を作り出すことにより、ミラーの反射面を通してディスプレイが見えるようになる。反射材料のない領域は、エッチング(レーザ、化学的又はそれ以外の)、堆積中のマスキング、機械的な掻き落とし又はサンドブラストのようないくつかの技術を使用して反射面に作ることができる。これらの技術は、当業者に公知なので本明細書ではこれ以上説明しない。そのようなディスプレイウインドウを備えたエレクトロクロミックミラーの例は、本明細書においてその開示が引用により組み込まれている、Jeffery Forgette他による本出願人に譲渡された米国特許第5,825,527号に開示されている。
好ましくは、反射面全体は、「ウインドウ」を設ける必要がなくディスプレイがミラー後部のどこにでも配置されてどのような大きさ又は構成にすることもできるように、部分的に反射性かつ部分的に透過性にすることができるであろう。ディスプレイ45はまた、複数の別々のディスプレイで構成することができる。部分的に透過性の反射面を備えたエレクトロクロミックミラーアセンブリの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれている、William L.Tonar他により1999年5月14日出願の「第3の表面金属反射器と表示信号灯を組み込んだエレクトロクロミック・バックミラー」という名称の本出願人に譲渡された米国特許第6,356,376号に開示されている。
以下により詳細に説明するように、車両通信及び制御システム600は、車両内部乗員領域にIR信号を送信するためのIR送信機634を含むことができる。このIR信号は、乗客領域に配置することができる携帯電子装置用に意図されたあらゆるデータ又は他の情報を含むことができる。そのような装置がRF受信機を備えている場合、その目的のために「Bluetooth(登録商標)」送受信機585を使用することができる。
車両通信及び制御システム600はまた、RKE送信機又はタイヤ圧モニタリングセンサのような遠隔に配置された送信機からRF信号などを受信するように意図された受信機を含むことができる。
以下の様々な機能の説明から当業者には明らかになるように、車両通信及び制御システム600は、上に特定されて図23に示す要素の様々な組合せを含むことができるので、上述の各々及び全ての要素を組み込む必要はない。更に、図23に示す要素の各々は、バックミラー・アセンブリ10内に収容することができるが、要素の一部又は全てを別の遠隔の場所に設けることもでき、車両バス106上で又はRF「Bluetooth(登録商標)」伝送を通じて情報を送受信することができる。更に、バックミラー・アセンブリ10に装着することができる様々な構成要素は、装着脚部36又はミラーハウジング30のいずれかに、その間で適切な電気接続を設けて装着することができる。
図24は、一部のシステムと、車両バス606に接続することができ、従ってミラーアセンブリ10に装着された様々な構成要素と電気通信することができる車両内の他の電気装置の例を示している。特に、以下は、車両バス606に連結することができる構成要素のいくつかの例である:ナビゲーションシステム710、外部エレクトロクロミックミラー712、内部照明714、ヘッドランプコントローラ616、タイヤ圧モニタリングシステム718、速度計720、温度調節システム722、時計/ディスプレイ728、エンジン制御システム730、温度センサ732、オーディオシステム734、走行距離計736、車両用フロントガラスワイパーコントローラ738、及び車両に亘って配置することができる様々な他のスイッチ726及び様々な表示装置726。
車両通信及び制御システムに、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585と内蔵電話670を設けることにより、比較的低電力の可搬式携帯電話800を所持する車両内の全ての個人は、「ZONE(登録商標)」電話が作動する方法と同様の方法で「Bluetooth(登録商標)」送受信機585の内部又は範囲内でより高出力の携帯電話670を効率的に使用することができる。例えば、米国特許第5,745,850号を参照されたい。より詳細には、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585は、訓練するか又は個人の携帯電話800から送信された信号を探し、次により高い出力で送信するために受信信号を内蔵電話670に転送するように構成することができる。同様に、入ってくる信号は、内蔵電話670によって受信することができ、「Bluetooth(登録商標)」送受信機585を通じて携帯電話の受話器800に転送される。内蔵電話670は、緊急呼び出しだけのために提供されることがあり、運転者の携帯電話800を通じて全ての携帯電話の呼び出しが行われ、次に、より高い電力レベルで転送する内蔵電話670を通じて転送される。携帯電話サービスプロバイダは、携帯電話の登録状況に関係なくあらゆる9−1−1緊急呼び出しに接続することを要求されるので、車両内のいかなる携帯電話の存在に関係なく緊急呼び出しのために内蔵電話670を使用することができる。そのようなハンドフリーシステムの実施は、車両内での手持ち式電話の使用が違法であるヨーロッパの車両の場合に特に有利である。例えば、ユーザが彼等の車両範囲内に来ると、ユーザの携帯電話800は自動的に無効となり、電話が分断されることなくミラー内に取り付けられたハンドフリー電話が始動する。そのような携帯電話800から内蔵電話670へのスイッチングは、例えば、車両警報が停止していたり、ドアが開いていたり、イグニッションキーが車両イグニッションに挿入されたり、イグニッションが回されたり、車両ギアが入ったり、車両が閾値以上の速度で走行したり、又はそれらのあらゆる組合せを検出した時にも同様に行われる。同様に、これらのイベントのいずれかが内蔵電話670から携帯電話800への自動受け渡しのトリガになることがある。例えば、車両イグニッションがオフにされ、及び/又はドアが開いているという検出が、そのような自動受け渡しのトリガになることがある。代替的に、手動で呼び出し転送をするために、手動作動式呼び出し転送ボタン又は音声作動式指令を使用することができる。そのような手動スイッチは、携帯電話800と内蔵電話670のいずれか又は両方に設けることができる。
そのような呼び出し転送を可能にするために、携帯電話の「Bluetooth(登録商標)」適合送受信機と内蔵電話の一方又は両方に関連し、かつそれによって送信された独特のIDコードは、それぞれの電話が「対になる」ように他方の中に入力されるであろうし、第3者の電話に対する呼び出し機能の制御又は部分的な制御に対して応答又は転送を試みないことになる。
呼び出し機能性全体を内蔵電話670に移転することが通常は望ましいのに対して、移転された呼び出し機能は、一層制約される場合があることが認められるであろう。例えば、携帯電話800のマイクロホンとスピーカの機能を内蔵電話670の機能に移転(複写)することが可能である。このようにして、携帯電話800の送受信機、アンテナ、及びキーパッドは、機能し続けることができ、一方、「Bluetooth(登録商標)」又は同様な通信リンクを通じて伝送された音声を使用して、内蔵電話670のスピーカとマイクロホンのハンドフリー使用が可能となる。更に別の例として、携帯電話800のキーパッド又は他の呼び出し開始機能(再ダイヤル/速度/メモリダイヤル)は機能性を保つことができ、同時に内蔵電話670の送受信機、アンテナ、マイクロホン、及びスピーカが使用される。
可搬式携帯電話800が「Bluetooth(登録商標)」適合であることを条件として、実質的に、内蔵電話670と可搬式携帯電話800の間の対話の全てのレベルが利用可能である。例えば、携帯電話800は、その「Bluetooth(登録商標)」送受信機により、携帯電話800又はヘッドセットから伝送することができる独特の一連番号を含むことができる。携帯電話800又はヘッドセットが「Bluetooth(登録商標)」送受信機585の範囲内で携行されている時は、電話機能のいずれかの部分又は全て、又はマイクロホンとスピーカ機能だけを内蔵電話670に転送することができる。その反対に、内蔵電話670を使用して開始された発話を携帯電話800に転送することができる。例えば、携帯電話800のキーパッドは、内蔵電話670による発話を開始するためか又は別のデータを内蔵電話の送受信機670に入力するために、ユーザが入力するための手段として使用することができる。更に、携帯電話のマイクロホン及び/又はスピーカは、車両内のマイクロホンとスピーカによって実行されるこれらの機能を無効にする一方で、残りの呼び出し処理と呼び出し送信は、携帯電話800によって処理される。更に、可搬式携帯電話は、RKE機能及び/又は車両警告を無効にすること、又はそれ以外に乗る時の照明のために車両内又は車両上の照明を点灯するために使用することができるであろう。これは、運転者の携帯電話に対応する既知の独特の識別番号を有する別の「Bluetooth(登録商標)」送受信機の存在に関して「Bluetooth(登録商標)」送受信機585を連続してモニタすることにより簡単に実行することができる。
上述の実施例、並びに他の機能的な制約をより詳細に更に説明するために、図25を参照する。図25は、バックミラー・アセンブリ10と、ミラーアセンブリが無線接続を共有することができる様々な装置とを示している。車両内に配置することができる他の装置のいくつかは、第1の可搬式携帯電話800a、第2の可搬式携帯電話800b、携帯情報端末(PDA)又はポケットPC802、携帯用ラップトップ又はノートブックコンピュータ804、ヘッドセット806、及びGPSユニット808を含むことができる。ミラー10の回路に無線で接続することができる車両外部の他の装置は、携帯電話タワー810、「WiFi」802.11a、b、g規格を示すような無線アクセスポート812、GPS衛星814、及び「Bluetooth(登録商標)」送受信機を使用する他の遠隔装置816を含む。外部装置は、ガソリンスタンド、ATM、レストランのドライブスルー窓、パーキングエリアなどに設けることができる。ミラー回路に対する無線接続は、赤外線、「Bluetooth(登録商標)」、WiFi、衛星マイクロ波、従来の携帯電話プロトコルのいずれか又はそれらの様々な組合せを経由することができる。ミラーアセンブリ10を使用して又はそれを通じてこれらの組合せの全てを実行することができるようにするために、ミラーアセンブリは、適切な送受信機回路とアンテナを装備できるだけではなく、これらの無線伝送上で適切な制御を構成し、一方でミラーアセンブリ又は車両内の限られたリソースの使用を優先することができる。十分な柔軟性を可能にするために、ミラーは、好ましくは、どの無線装置がミラーアセンブリ及び/又は車両に又はそれらを通じて接続することができるか、及びこれらの装置がどのレベルの対話をミラー/車両と、場合によっては互いに保持することができるかをユーザが設定することを可能にする、使いやすいインタフェースを備えている。以下に更に説明するように、1つよりも多い可搬式携帯電話800aと800bがある時に、ミラーアセンブリは、ハンドフリー・マイクロホン及びスピーカのようなある一定のリソースに対して優先権を設定することができる。
「Bluetooth(登録商標)」装置は、一般的に、通信するための他の「Bluetooth(登録商標)」装置を自動的に常時探すように構成され、以前に「対」にされていた装置とだけ通信を確立するようにミラーアセンブリ内の「Bluetooth(登録商標)」コントローラ588を設定することが好ましい。このようにして、ミラーアセンブリは、車両近くの未知の相手に使用されている「Bluetooth(登録商標)」有効電話又は他の装置との接続を確立しないことになる。しかし、そのような「ペアリング」は、特定の「Bluetooth(登録商標)」電話又は他の装置を認識して識別するためにミラーアセンブリの訓練を必要とする場合がある。すなわち、ユーザインタフェースは、どの装置がミラーアセンブリと「対」になるかを選択するために、範囲内の全ての「Bluetooth(登録商標)」装置の識別を発見して取得し、次に、対になるモードに入るために検索モードに入ることを「Bluetooth(登録商標)」コントローラ588にユーザが命令することが可能なミラーアセンブリ内に(又は車両内のどこにでも)設けることができる。装置が「対」になった状態で、「Bluetooth(登録商標)」コントローラ588は、ディスプレイ45b又は145を通じて又はスピーカ400a及び400b上で再生された合成音声を通じて、「Bluetooth(登録商標)」装置を使用して許容される対話レベルの入力をユーザに更に促すことができる。例えば、対にされた装置が可搬式携帯電話800aの場合、電話800aは、「Bluetooth(登録商標)」コントローラ588にそれ自体を電話として自動的に識別するであろう。電話800aはまた、その独特な「Bluetooth(登録商標)」IDだけでなく、その割り当てられた名前(すなわち、「HOMER_PHONE」)も送信するであろう。更に、電話800aは、音声認識、GPS、メモリダイヤルなどを含むことができるその特徴のリストを送信することができる。「Bluetooth(登録商標)」コントローラは、次に、この割り当てられた名前950をディスプレイ45bに表示させ(図30)、この電話がミラーアセンブリと対にされるべきか否か、及びもしそうであればその容量をユーザに問い合わせることができる。例えば、「Bluetooth(登録商標)」コントローラは、ハンドフリー・マイクロホン及びスピーカとして使用するために、電話800aにどの優先権を割り当てるかを問い合わせることができる。そのような優先権は、ミラーアセンブリが第2の電話800bのような1つよりも多い電話と対にされることが可能な場合に望ましいであろう。両方の電話が使用中の時は、「Bluetooth(登録商標)」コントローラは、どちらの電話をマイクロホンとスピーカに接続するかを知る必要がある。一般的に、最も優先権の高い電話がその車両を最も頻繁に運転する人のものと考えられる。従って、ディスプレイ45bは、それが識別した電話の割り当て優先権952を表示するように構成することができる。「Bluetooth(登録商標)」コントローラはまた、複数の電話が組込リピータ(内蔵電話の送受信機670)を通じて同時に通信することを可能にし、同時に最も優先権の高い電話だけがハンドフリー・マイクロホン及びスピーカを使用することを可能にするように構成することができる。
更に、「Bluetooth(登録商標)」コントローラは、少なくとも一時的に範囲内で検出された対にされた「Bluetooth(登録商標)」コントローラの各々のアイデンティティ(950、954)をディスプレイ45bに表示させ、次に、対にされた「Bluetooth(登録商標)」有効電話又は装置が検出されたか又はされなかったというインジケータを簡単に表示するようにプログラムすることができる。このインジケータは、単に検出された装置のアイデンティティとすることができる。これは、どの装置がミラーアセンブリと通信しているかに関するフィードバックをユーザに提供するものである。「Bluetooth(登録商標)」コントローラは、それがハンドフリー機能及び/又はリピータを使用し、それによって携帯電話がそれらのマイクロホンを無効にし、それが着信であろうと送信であろうとハンドフリー・マイクロホン及びスピーカの使用が許可されている「Bluetooth(登録商標)」コントローラ588からの承認に応答して電話呼び出しを内蔵電話の送受信機670に切り換えるようにそれ自体を制御するという事実を携帯電話800a及び800bに送信するように構成することができる。そのような承認が受け取られない場合には、電話は、依然としてリピータ(もしあれば)を使用することができ、一方でそれ自体のマイクロホンとスピーカを有効にする。
代替的に、「Bluetooth(登録商標)」電話800a及び800bのいずれか1つをミラーアセンブリの単なるマイクロホン及びスピーカとして使用し、一方でそれ自体の送受信機とアンテナを使用し続けることができる。これは、内蔵電話が他の理由でミラーアセンブリ又は車両内に存在しない時にハンドフリーの使用を可能にするであろう。そのような構成では、携帯電話は、ミラー内又はそうでなければ車両内のスピーカで再生するための音声信号を送信するだけということになり、ミラーアセンブリ内の「Bluetooth(登録商標)」送受信機からのあらゆる音声認識指令を含む、ミラー内のマイクロホンによって受信された音声信号を受け取ることになる。内蔵電話の送受信機670を使用する従来の構成では、電話送信全体が内蔵電話の送受信機に受け渡される。電話送信全体が内蔵電話の送受信機670に受け渡される時に携帯電話タワー810と携帯電話サービスプロバイダがその差を識別しないように、内蔵電話の送受信機は、可搬式携帯電話の識別を有する。携帯電話サービスプロバイダがそのように許可すると、ミラーアセンブリに配置された内蔵電話の送受信機は、携帯電話の送受信機が車両内に存在しない時でさえも内蔵電話の送受信機があたかも携帯電話の送受信機であるかのように機能するように、車両所有者によって使用されたそれらの可搬式携帯電話の識別情報を永久に学習して使用するように構成することができる。
ディスプレイ45bはまた、「Bluetooth(登録商標)」機能がオン又はオフであることを指示するインジケータアイコン956を表示するように構成することができる。更に、ディスプレイ45bは、携帯無線信号の強度又は「Bluetooth(登録商標)」信号のいずれかを示すことができる信号強度インジケータ958を表示することができる。更に、識別された装置(950)の1つが「Bluetooth(登録商標)」接続又は携帯電話接続のいずれか又は両方を使用していることを知らせるために、「使用中」インジケータ960を表示することができる。
一部の実施例では、携帯電話のキーパッドは、依然としてダイヤルするために使用することができ、ディスプレイ45bは、依然として様々な情報を表示するために使用することができる。ハンドフリー実施例に対しては、ミラーアセンブリ内の音声認識ユニット又は携帯電話の音声認識機能のいずれかを使用することができる。携帯電話が既に音声認識回路を使用している場合、バックミラー・アセンブリのこの複雑で高価な回路を複製するよりも、単に携帯電話のこの機能を使用することが望ましいであろう。
同様に、携帯電話がGPSアンテナと受信機を装備している場合、バックミラー・アセンブリでそれを実装する必要はない。携帯電話からのGPSデータは、「Bluetooth(登録商標)」のような無線リンクを通じてミラーアセンブリに送信することができ、次に、車両乗員に位置と走行の情報を提供するために使用される。そのような位置と走行の情報は、ディスプレイ45bに表示され、及び/又は、音声合成装置676によって生成された可聴信号で提供される。GPSデータはまた、独立型「Bluetooth(登録商標)」有効GPS受信装置808からミラーアセンブリに直接送信することができる。代替的に、GPSデータは、GPS受信機を含むか、又はそれ以外に独立型GPS受信装置808又はGPS受信機を有する電話800aのような他の装置と通信しているPDA802又はノートブックコンピュータ804からミラーアセンブリに間接的に送信することができる。更に、携帯電話、PDA、又はノートブックコンピュータに保存されている電話番号は、無線リンクを通じてミラーアセンブリ10に直接又は間接に送信することができる。
可搬式携帯電話800aと800bは、「Bluetooth(登録商標)」無線リンクのような有線又は無線リンクを通じて受話器806に接続することができる。受話器806はまた、「Bluetooth(登録商標)」無線リンクを通じてミラーアセンブリ10に連結することができる。
ミラーアセンブリ10は、様々な電話機能を制御するために様々なスイッチを含むことができる。これらのボタンは、ミラー回路によって現在実行されている作動の特定のモードによって機能を変更することができる。例えば、電話呼び出しが進行中の時は、ミラーハウジング上のスイッチのうちの2つは、スピーカの音量を調整するために使用することができる。これらの同じ2つのスイッチは、電話呼び出しが進行していない時には、別の機能のために使用することができる。例えば、これらのスイッチは、ディスプレイ45及び/又はディスプレイ145の情報表示モードを選択するために又はマップランプを点灯するために使用することができる。1つよりも多い電話又は装置が存在することが検出された時にユーザが携帯電話又は他の装置を選択することができるように、ミラーアセンブリ内にスイッチを設けることができる。例えば、両方ともミラーと対にされたが、ハンドフリー・マイクロホン及びスピーカの使用に対して既に確立されたそれぞれの優先権を持たない2つの携帯電話が存在する場合、ユーザは、2つの電話のうちのどちらが優先権を有するかを選択することができる。
マイクロホンによって感知された車両ノイズに応答して、スピーカの音量も自動的に調整することができる。更に、マイクロホン信号が「Bluetooth(登録商標)」無線リンクを通じて送信されることをミラー内のシステムが知っている場合には、それは、「Bluetooth(登録商標)」無線リンク上で発生する固有の信号損失を補正するために、「Bluetooth(登録商標)」送受信機に信号を提供する前にマイクロホン信号の利得を自動的に調整することができる。この自動利得調節機能は、システムが可搬式携帯電話内で音声認識機能を使用し、同時にミラー内のマイクロホンを使用している場合に特に有利である。
ミラーアセンブリ内の「Bluetooth(登録商標)」構成要素の実施を容易にするために、ミラーハウジングは、プラグイン「Bluetooth(登録商標)」送受信機及び/又はWiFi送受信機を収容するためのPCMCIAスロットとインタフェースを含むことができる。
上述の機能に加えて、米国特許第6,166,698号と本出願人に譲渡された米国特許出願公告番号US2002/0032510A1とに開示された機能のいずれも、本発明の車両通信及び制御システムによって実行することもできる。この特許と公告特許出願の開示全体は、本明細書において引用により組み込まれている。
本発明は、リアビュー・アセンブリに付随するスピーカ、マイクロホンサブアセンブリ、及びテレマティックス構成要素として説明されてきた。様々な他の車両用アクセサリ及び構成要素を全体的又は部分的に及び様々な組合せでリアビュー・アセンブリ内に組み込むことができることは当業者によって認められるであろう。そのような車両アクセサリ及び構成要素は、ミラーハウジングの内部又は上部又は前部、ミラーマウント、ミラーマウント又はハウジングに対する取付具、又はバックミラー・アセンブリに付随するコンソール、又は他のハウジング内に装着することができる。更に、全てのそのような車両用アクセサリは、プロセッサ、センサ、電源、通信ライン/チャンネル、ワイヤハーネス及びプラグ、ディスプレイ、スイッチ、アンテナのような構成要素を互いに共有することができる。他の車両用アクセサリ、構成要素、又は特徴は以下に更に説明される。
図1A−1Eに示されるように、リアビュー・アセンブリ10は、ベゼル32とケース31を含む。ベゼルとケースは、反射要素40と情報ディスプレイ45a及び45bに加えて、特徴を組み込むためのミラーハウジングを形成するために組み合わせられる。本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第6,102,546号、第D410,607号、第6,407,468号、第6,420,800号、及び第6,471,362号は、本発明と共に使用することができる様々なベゼル、ケース、及び関連するボタンの構造の例を説明している。
上述のように、リアビュー・アセンブリ10は、第1及び第2の照明アセンブリ118aと118bを含むことができる。本発明と共に使用するための様々な照明アセンブリと照明器は、本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第5,803,579号、第6,335,548号、第6,441,943号、第6,521,916号、第6,670,207号、及び第6,523,976号、並びに本出願人に譲渡された米国特許公告番号US2003/0043590A1及びUS2004/0239243A1に説明されている。各照明アセンブリは、好ましくは、反射器、レンズ、及び照明器(図示しない)を含む。一般的に前部助手席区域を照明するように配置されたものと、第2の一般的に運転席区域を照明するように配置されたものとの2つの照明アセンブリが存在する場合がある。代替的に、両方のシートの区域を照明する1つだけの照明アセンブリがある場合があり、及び/又は、中央コンソール区域、オーバーヘッド・コンソール区域、又はフロントシートの間を照明するもののような付加的な照明アセンブリが存在する場合もある。
上述のように、リアビュー・アセンブリ10は、スイッチ130を含むことができる。本発明と共に使用するのに適するスイッチは、本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第6,407,468号、第6,420,800号、第6,426,568号、及び第6,471,362号、並びに本出願人に譲渡された米国特許出願公告番号US2002/0024713A1に詳細に説明されている。これらのスイッチは、照明アセンブリ、ディスプレイ、ミラー反射率、音声作動式システム、コンパスシステム、電話システム、高速道路料金所インタフェース、遠隔測定システム、ヘッドランプコントローラ、降雨センサ、タイヤ圧モニタリングシステム、ナビゲーションシステム、車線離脱警告システム、適応クルーズコントロールシステムなどを制御するために組み込むことができる。本明細書又は引用により組み込まれた文献内に説明された他のディスプレイ又はシステムのいずれも、関連する車両内のあらゆる場所に組み込むことができ、スイッチを使用して制御することもできる。
ミラーアセンブリ10はまた、第1及び第2のインジケータ152を含むことができる。本発明と共に使用するための様々なインジケータは、本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第5,803,579号、第6,335,548号、第6,441,943号、第6,521,916号、第6,670,207号、及び第6,523,976号、並びに本出願人に譲渡された米国特許公告番号US2003/0043590A1及びUS2004/0239243A1に説明されている。これらのインジケータは、ディスプレイ、ミラー反射率、音声作動式システム、コンパスシステム、電話システム、高速道路料金所インタフェース、遠隔測定システム、ヘッドランプコントローラ、降雨センサ、セキュリティシステムなどのステータスを指示することができる。本明細書又は引用により組み込まれた文献内に説明された他のディスプレイ又はシステムのいずれも、関連する車両内のあらゆる場所に組み込むことができ、インジケータによって示されたステータスを有することができる。
同じく上述のように、リアビュー・アセンブリ10は、更に、それぞれグレアセンサと環境センサとして役立つ第1及び第2の光センサ124と126を含むことができる。本発明で使用するための好ましい光センサは、本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第5,923,027号、第6,313,457号、第6,359,274号、第6,379,013号、及び第6,402,328号、並びに米国特許出願公告番号US2002/0056806A1及びUS2003/0127583A1に詳細に説明されている。グレアセンサ124及び/又は環境センサ126は、自己調光反射性要素の反射率、並びに情報ディスプレイ及び/又はバックライトの輝度を自動的に制御するものである。グレアセンサ124はまた、後続車のヘッドランプを感知するために使用することができ、環境センサは、システムが作動している周囲照明条件を検出するために使用することができる。別の実施形態では、関連する車両のほぼ上方と前方の光レベルを検出するためにスカイセンサ129を配置することができる。スカイセンサ129は、自己調光要素の反射率、被制御車両の外部照明、及び/又は情報ディスプレイの輝度を自動的に制御するために使用することができる。ミラーアセンブリは、車両の温度調節システムを制御するために、車両運転者側と乗員側に向う光のレベルを感知するための日光装荷センサを更に含むことができる。
更に、ミラーアセンブリ10は、ミラーベゼル32に配置された第1、第2、第3、第4、及び第5のオペレータインタフェース130を含むことができる。各オペレータインタフェースは、バックライト情報ディスプレイ「A」、「AB」、「A1」、「C」、及び「12」を含むように示されている。これらのオペレータインタフェースは、例えば、ミラーケース内、アクセサリモジュール、計器盤、オーバーヘッド/コンソール、ダッシュボード、シート、中央コンソールのような関連する車両内のどこにでも組み込むことができることを理解すべきである。適切なスイッチ構成は、本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第6,407,468号、第6,420,800号、第6,426,568号、及び第6,471,362号、並びに本出願人に譲渡された米国特許出願公告番号US2002/0024713A1に詳細に説明されている。これらのオペレータインタフェースは、照明アセンブリ、ディスプレイ、ミラー反射率、音声作動式システム、コンパスシステム、電話システム、高速道路料金所インタフェース、遠隔測定システム、ヘッドランプコントローラ、降雨センサ、タイヤ圧モニタリングシステム、ナビゲーションシステム、車線離脱警告システム、適応クルーズコントロールシステムなどを制御することができる。本明細書又は引用により組み込まれた文献内に説明された他のディスプレイ又はシステムのいずれも、関連車両内のあらゆる場所に組み込むことができ、1つ又は複数のオペレータインタフェースを使用して制御することができる。例えば、ユーザは、所定の情報を表すようにディスプレイをプログラムすることができ、又は、一連の情報をスクロールするようにディスプレイをプログラムすることができ、又は、所定のイベントが起きた時にすぐにある一定の情報を表示するように、関連するセンサ入力を有するある一定の作動機器に関連する設定値を入力することができる。一実施形態では、例えば、エンジン温度が閾値を超えるまで所定のディスプレイを非照明状態にすることができ、ディスプレイは、次に、エンジン温度を表示するように自動的に設定される。別の例では、車両後部に配置された近接センサをコントローラに接続し、バックミラーのディスプレイと組み合わせて運転者に対象物までの距離を指示することができ、表示は、所定の距離に比例する長さのバーとして構成することができる。
これらの付加的な特徴の特定の位置と数が図1A−1Eに示されているが、より少ないか又は多い個々の装置は、関連する車両内のどの位置にでも、また、本明細書に組み込まれた参考文献内に説明されたように組み込むことができることを理解すべきである。
上述のように、フロントガラス又は屋根構造体のいずれかの車両内にミラーアセンブリを装着するためのミラーマウント35が含まれる。降雨センサ、カメラ、ヘッドランプ制御装置、付加的なマイクロプロセッサ、付加的な情報ディスプレイ、コンパスセンサなどのような多くのアクセサリをマウント35内又はマウント35に取り付けられたハウジング154内に組み込むことができることを理解すべきである。これらのシステムは、少なくとも部分的に情報ディスプレイを有する共通の制御装置に一体化することができ、及び/又は情報ディスプレイと構成要素を共有することができる。更に、これらのシステム及び/又はそれによって制御される装置のステータスは、関連する情報ディスプレイに表示することができる。
センサ124及び126のいずれか又は両方からの電気出力信号は、コントローラ(図示しない)に対する入力として使用され、反射性要素40の反射率及び/又はディスプレイ45a及び45bのうちのいずれか1つ又は全ての輝度を制御することができる。本発明と共に使用するための様々な制御回路の詳細は、本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第5,883,605号、第5,956,012号、第6,084,700号、第6,222,177号、第6,244,716号、第6,247,819号、第6,249,369号、第6,392,783号、及び第6,402,328号に説明されている。これらのシステムは、少なくとも部分的に情報ディスプレイを有する共通の制御装置に一体化することができ、及び/又は情報ディスプレイと構成要素を共有することができる。更に、これらのシステム及び/又はそれによって制御される装置のステータスは、関連する情報ディスプレイに表示することができる。
リアビュー・アセンブリはまた、ハウジング30又はマウント35内のいずれかに配置されるコンパスセンサ・モジュールと、隣接するミラーアセンブリ10、又はダッシュボードの下、オーバーヘッド・コンソール、中央コンソール、トランク、エンジン室のような関連する車両のあらゆる場所に配置されるアクセサリモジュール154とを含むことができる。上述のコンパスシステムは、少なくとも部分的に情報ディスプレイを有する共通の制御装置に一体化することができ、及び/又は情報ディスプレイと構成要素を共有することができる。更に、これらのシステム及び/又はそれによって制御される装置のステータスは、関連する情報ディスプレイに表示することができる。適切なコンパスセンサの例は、本明細書においてその開示内容が引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された「動的に調節可能なバイアス設定を有する磁力計とそれを組み込んだコンパス」という名称の米国特許第6,653,831号に開示されている。適切なコンパスシステムは、本明細書においてその開示内容が引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第6,023,229号及び第6,140,933号と、米国特許出願公告番号2003/0167121A1及びPCT公告番号WO2004/076971A2とに開示されている。
コンパスシステムを制御するために使用されるコントローラ(又は複数のコントローラ)は、ミラー反射率、外部光、降雨センサ、コンパス、情報ディスプレイ、フロントガラス・ワイパー、加熱器、霜取り装置、曇り除去装置、空調機、電話システム、ナビゲーションシステム、セキュリティシステム、タイヤ圧モニタリングシステム、車庫扉開閉用送信機、遠隔キーレスエントリ、遠隔測定システム、デジタル信号プロセッサベースの音声作動式システムのような音声認識システム、及び車両速度を少なくとも部分的に制御することができる。コントローラ522(又は複数のコントローラ)は、本明細書又は本明細書に引用により組み込まれた文献内に説明された装置のいずれかに関連するスイッチ及び/又はセンサから信号を受信し、本明細書に説明した又は引用により組み込まれた文献内に説明された他の装置を自動的に操作することができる。コントローラは、少なくとも部分的にミラーアセンブリの外部に配置することができ、又は、車両内のどこにでも第2のコントローラを又は車両全体に亘って追加のコントローラを含むことができる。個別のプロセッサは、直列に、並列に、「Bluetooth(登録商標)」プロトコル又は無線通信を通じて、車両バス上で、CANバス上で、又は他の適切な接続上で通信するように構成することができる。そのような外部接続のために多重ピンコネクタ・インタフェース964を設けることができる。
外部光制御システムは、本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第5,990,469号、第6,008,486号、第6,130,421号、第6,130,448号、第6,255,639号、第6,049,171号、第5,837,994号、第6,403,942号、第6,281,632号、第6,291,812号、第6,469,739号、第6,465,963号、第6,429,594号、第6,587,573号、第6,611,610号、第6,621,616号、第6,379,013号、及び第6,653,614号、並びに米国特許公告番号US2003/0107323A1、US2004/0008410A1、US2004/0021853A1、及びUS2004/0143380A1に説明されており、本発明に従って組み込むことができる。これらのシステムは、少なくとも部分的に情報ディスプレイを有する共通の制御装置に一体化することができ、及び/又は情報ディスプレイと構成要素を共有することができる。更に、これらのシステム及び/又はそれによって制御される装置のステータスは、関連する情報ディスプレイに表示することができる。米国特許第6,587,573号に開示するように、コンパスセンサとイメージセンサアレイ155は、両方ともマウント35に取り付けられたアクセサリハウジング154内に収容することができる。
水分センサとフロントガラス曇り検出システムは、本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第5,923,027号、第6,313,457号、第6,681,163号、及び第6,617,564号に説明されている。これらのシステムは、少なくとも部分的に情報ディスプレイを有する共通の制御装置に一体化することができ、及び/又は情報ディスプレイと構成要素を共有することができる。更に、これらのシステム及び/又はそれによって制御される装置のステータスは、関連する情報ディスプレイに表示することができる。
本明細書においてその開示が全体的に引用により組み込まれている、本出願人に譲渡された米国特許第6,262,831号は、本発明と共に使用するための電源を説明している。これらのシステムは、少なくとも部分的に情報ディスプレイを有する共通の制御装置に一体化することができ、及び/又は情報ディスプレイと構成要素を共有することができる。更に、これらのシステム及び/又はそれによって制御される装置のステータスは、関連する情報ディスプレイに表示することができる。
ミラーアセンブリは、RF信号の受信及び/又は送信のための1以上のアンテナを更に含むことができる。適切な受信、送信、及び/又は処理回路は、ミラーアセンブリに更に含まれるか又はそれに取り付けることができる。そのようなアンテナは、携帯電話システム、「Bluetooth(登録商標)」送信/受信システム、遠隔キーレスエントリ(RKE)システム、訓練可能車庫扉開閉システム、タイヤ圧モニタリングシステム、全地球測位衛星システム、LORANシステムなどのために使用することができる。一部のこれらのシステムは、共通アンテナと、適切な場合には、受信、送信、処理、及び表示用回路とを共有することができる。バックミラー・アセンブリに組み込まれたタイヤ圧モニタリングシステムの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許第6,215,389号、第6,696,935号、第6,431,712号、及び第6,861,942号に開示されている。バックミラー・アセンブリに組み込まれたGPSシステムの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許第6,166,698号、第6,279,781号、第6,396,446号、及び米国特許出願公告番号US2002/0032510A1に開示されている。バックミラー・アセンブリに組み込まれたLORANシステムの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許出願公告番号US2002/0193946A1に開示されている。バックミラー・アセンブリに組み込まれた電話/テレマティックスシステムと「Bluetooth(登録商標)」システムの両方の例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許出願番号US2002/0032510A1に開示されている。バックミラー・アセンブリに組み込まれた訓練可能車庫扉開閉システムとRKEシステムの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれる、米国特許第6,091,343号に開示されている。
ミラーは、更に、ミラーアセンブリまで/から、おそらくは車両まで/から情報を送信/受信するための赤外線(IR)送信機/受信機を含むことができる。そのようなバックミラー・アセンブリの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許第6,407,712号に開示されている。
ミラーアセンブリは、1以上の同じか又は異なる種類のディスプレイを更に含むことができる。異なる種類のディスプレイの例は、真空蛍光、LCD、逆LCD、LED、有機LED、ドットマトリックス、バックライト・インデシアなどを含む。同時にかなりの量の情報を表示するように意図されたディスプレイに対しては、本出願人に譲渡された米国特許第6,346,698号に開示されているディスプレイを使用することができる。その全開示内容は、本明細書において引用により組み込まれている。バックライト・インデシア・パネルディスプレイの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許第6,170.956号、第6,572,233号、及び第6,356,376号に開示されている。バックミラーで使用される様々なディスプレイは、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許第6,356,376号及び米国特許出願公告番号US2002/0154379A1に開示されている。
バックミラー・アセンブリのハウジング内の車両用アクセサリ用の配線は、チャンネルマウントの下の装着ブラケットを通してフロントガラスに沿って這わせることができる(既に装着ブラケットが天井に延びていない場合)。ミラーアセンブリのハウジング内のアクセサリの配線が装着ブラケットを通されたバックミラー・アセンブリの例は、本明細書においてその全開示内容が引用により組み込まれる、本出願人に譲渡された米国特許第6,467,919号に開示されている。
本発明は、バックミラー・アセンブリのハウジング内に配置されたセンサを使用して実施されると説明したが、センサは、装着脚部又はバックミラー・アセンブリの他のどこにでも装着することができると考えられる。更に、本発明の電子コンパスの様々な構成要素のうちのいずれか又は全てを車両内のどこにでも装着することができる。本発明のある一定の実施形態は、陸上の車両(すなわち、自動車、トラック、スポーツ用多目的車(SUV),列車、オートバイ、自転車、原付自転車、スクーター、スノーモービル、オフロード車(ATV)、及び軍用車)のような車両、並びに飛行機、船舶、及び水陸両用車のような他の車両においても新しくかつ有用であることが更に認められるであろう。
本発明は、磁気感知回路からの信号出力が2次元又は3次元座標系において互いに対してプロットされる処理を利用するように説明されているが、アナログ的手法も、信号を別々に処理して分析し、次に別々の分析結果を比較して同様な結果に到達するであろう。
以上の説明は、単に好ましい実施形態の説明と考えられるものである。当業者及び本発明を行うか又は使用する者には、本発明の変更が想起されるであろう。従って、図面に示されて上述した実施形態は、単に例示的であり、均等物の教義を含む特許法の原則に従って解釈される時の特許請求の範囲により規定される本発明の範囲を制限するように意図されていないことは理解されるものとする。
本発明の第1の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリの前部の立面図である。 図1Aのバックミラー・アセンブリの後部の立面図である。 図1Aのバックミラー・アセンブリの側面の立面図である。 図1Aのバックミラー・アセンブリの上部の平面図である。 図1Aのバックミラー・アセンブリの下部の平面図である。 図1Aに示すバックミラー・アセンブリの組立分解斜視図である。 図1Aに示すバックミラー・アセンブリのミラーケーシングの内部の立面図である。 本発明のマイクロホンサブアセンブリの前部の立面図である。 本発明のマイクロホンサブアセンブリの上部の平面図である。 本発明のマイクロホンサブアセンブリの一端の立面図である。 図4に示すマイクロホンサブアセンブリの線VII−VIIに沿った断面図である。 図4に示すマイクロホンサブアセンブリの線VIII−VIIIに沿った断面図である。 図4に示すマイクロホンサブアセンブリの線IX−IXに沿った断面図である。 本発明のマイクロホンサブアセンブリの概略上面図である。 本発明のマイクロホンサブアセンブリの一部分の組立分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリの前部の立面図である。 本発明の第3の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリの前部の立面図である。 本発明の第4の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリの前部の立面図である。 本発明の第5の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリの前部の立面図である。 図1Bに示すバックミラー・アセンブリの一部分の線XVI−XVIに沿った断面図である。 図1Bと図16Aに示すバックミラー・アセンブリの修正バージョンの一部分の断面図である。 図1Bに示すバックミラー・アセンブリの修正バージョンの後部の一部分の切り欠き立面図である。 図1Bに示すバックミラー・アセンブリの修正バージョンの後部の一部分の切り欠き立面図である。 図1Bに示すバックミラー・アセンブリの修正バージョンの後部の一部分の切り欠き立面図である。 図1Bと図16Aに示すバックミラー・アセンブリの別の修正バージョンの一部分の断面図である。 図18に示す構造を組み込んだバックミラー・アセンブリの前部の切り欠き立面図である。 ポートの構成が異なる2つのバックミラー・アセンブリの周波数応答曲線を示すプロットを含む図である。 一実施形態によるバックミラーに付随する回路を示すブロック形式の電気回路図である。 本発明のミラーハウジングに収容することができるエレクトロクロミックミラー/コンパスシステムを示すブロック形式の電気回路図である。 一実施形態によるバックミラーに付随する回路を示すブロック形式の電気回路図である。 車両バス上で図23の回路を連結することができる回路を示すブロック形式の電気回路図である。 バックミラー・アセンブリと又はそれを通じて通信することができる様々な無線装置を示すブロック形式の電気回路図である。 本発明の実施形態に従って構成されたミラーマウント及び取付ハウジングの立面側面図である。 図26Aに示すミラーマウント及び取付ハウジングの立面正面図である。 本発明の別の実施形態に従って構成されたミラーマウント及び取付ハウジングの立面側面図である。 図27Aに示すミラーマウント及び取付ハウジングの立面正面図である。 図27A及び28Bに示すミラーマウント及び取付ハウジングの下部の平面図である。 本発明の別の実施形態に従って構成されたミラーマウント及び取付ハウジングの立面側面図である。 図28Aに示すミラーマウント及び取付ハウジングの立面正面図である。 本発明の別の実施形態に従って構成されたバックミラー・アセンブリの後部の立面図である。 図29Aに示すバックミラー・アセンブリの前部の立面図である。 本発明のリアビュー・アセンブリのディスプレイの拡大切取内部図である。
符号の説明
10 バックミラー・アセンブリ
30 ミラーハウジング
40 ミラー要素
110 第1のプリント回路基板
112 第2のプリント回路基板
140a 第1のマイクロホンサブアセンブリ
140b 第2のマイクロホンサブアセンブリ
400a 第1のスピーカ
400b 第2のスピーカ

Claims (11)

  1. 車両のためのリアビュー・アセンブリ(10)であって、
    車両に取り付けるためのハウジング(30)と、
    前記ハウジングに位置決めされたディスプレイ(45)と、
    車両近傍の第1の通信装置(800b)から第1の無線接続を用いて無線音声及びデータ信号を受信するための、前記ハウジングに付随する音声/データ送受信機(585)と、
    前記ハウジング(30)に位置決めされて前記ディスプレイ(45)及び前記音声/データ送受信機(585)に連結されたコントローラ(588)であって、前記音声/データ送受信機(585)近傍に位置する前記第1の通信装置(800b)と通信する第2の通信装置(810)無線信号強度を表示するように前記ディスプレイ(45)を制御するコントローラ(588)、を備え、
    前記第1の通信装置(800b)と第2の通信装置(810)とは無線電話ネットワークの第2の無線接続を介して通信するようになっている、
    ことを特徴とするアセンブリ。
  2. 前記ディスプレイ(45)は、無線接続が行われる前記第1の通信装置(800b)識別情報を表示するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のリアビュー・アセンブリ。
  3. 前記音声/データ送受信機(585)に音声信号を供給するための、装着構造体に付随するハンドフリー・マイクロホンと、
    前記音声/データ送受信機(585)から音声信号を受け取るための、前記装着構造体に付随する少なくとも1つのハンドフリー・スピーカと、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のリアビュー・アセンブリ。
  4. 前記第1の通信装置(800b)が携帯電話(800)であり、かつ前記コントローラ(588)は、所定の識別コードを有する前記携帯電話が前記音声/データ送受信機の範囲内であるか否かを判断し、該音声/データ送受信機(585)を介して該携帯電話(800)とデータを交換して該携帯電話(800)のマイクロホンを無効にするとともに、
    前記コントローラ(588)は、発話が前記ハンドフリー・マイクロホンによって取り上げられて前記音声/データ送受信機(585)を介して前記携帯電話に送信されることを可能にする、
    ことを特徴とする請求項3に記載のリアビュー・アセンブリ。
  5. 前記コントローラ(588)は、所定の識別コードを有する携帯電話が前記音声/データ送受信機(585)の範囲内であるか否かを判断し、前記コントローラ(588)は、前記携帯電話の間で前記ハンドフリー・マイクロホン及び前記ハンドフリー・スピーカを使用するための優先権を確立するように構成されており、前記コントローラは、前記音声/データ送受信機を通じて前記携帯電話とデータを交換し、優先権が最も高い携帯電話にそのマイクロホンを無効にするとともに、
    前記コントローラ(588)は、発話が前記ハンドフリー・マイクロホンによって取り上げられて前記音声/データ送受信機(585)を介して前記優先権が最も高い携帯電話に送信されることを可能にする、
    ことを特徴とする請求項3に記載のリアビュー・アセンブリ。
  6. 前記ディスプレイ(45)は、前記優先権が最も高い携帯電話の識別情報を表するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のリアビュー・アセンブリ。
  7. 前記ディスプレイ(45)は、前記音声/データ送受信機(585)の範囲内であり所定の識別コードを有する全ての携帯電話の識別情報を表示するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載のリアビュー・アセンブリ。
  8. 前記コントローラ(588)は、ペアリングモードと作動モードで作動し、該ペアリングモード中においては、該コントローラ(588)は、前記音声/データ送受信機がペアとされる装置の固有の識別コードを検索し、発見し、取得するとともに、該作動モード中においては、該コントローラ(588)は、前記固有の識別コードを有する第1の通信装置が該音声/データ送受信機の範囲内にあるか否かを判断して、該音声/データ送受信機を介してデータを該第1の通信装置(800b)と交換するとともに、該作動モード中においては、該コントローラ(588)は、該音声/データ送受信機(585)とペアとされていない検出された第1の通信装置(800b)とのある一定のデータの交換を防止することを特徴とする請求項1に記載のリアビュー・アセンブリ。
  9. 前記ディスプレイ(45)は、前記音声/データ送受信機(585)が対にされた第1の通信装置(800b)識別情報を表示するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載のリアビュー・アセンブリ。
  10. 前記ハウジング(30)は、ミラー要素が配置されたミラーハウジングであることを特徴とする請求項1に記載のリアビュー・アセンブリ。
  11. 前記ハウジング(30)は、少なくとも2つのチャンバに音響的に分離された内部空間を形成し、
    前記ハウジング(30)の前記内部空間の前記少なくとも2つのチャンバのうちの第1のものに配置された第1のスピーカ、
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のリアビュー・アセンブリ。
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