JP4958431B2 - 電動機制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機制御装置に係り、具体的には、同期電動機及び負荷が発生する周期的なトルク外乱を抑制する技術に関する。
同期電動機の負荷が発生する周期的なトルク外乱の抑制方法としては、特許文献1に記載された技術が知られている。これによれば、電動機の速度検出値に含まれる脈動分を抽出し、これを打ち消すようにインバータ出力電圧を補正するようにしている。特に、負荷としてのロータリ圧縮機を駆動する電動機の速度変動が、圧縮機の数回転分の平均速度変動より小さい場合は速度変動補償を行わず、平均速度変動より大きい場合に速度変動の一次成分に対応する補償を行うようにしている。これにより、常に速度変動を0とする制御を行う場合に比べて、モータ電流のピーク値を低減することができるとしている。また、電動機制御に関連する従来技術として特許文献2、3が知られている。
特開平10−174488号公報 特開2002−272194号公報 特開平8−19263号公報
特許文献1に記載された制御によれば、周期的なトルク外乱を抑制することは可能であるが、同文献には入力電流を低減してインバータの損失を低減することについては十分に配慮されていない。
本発明は、周期的なトルク外乱に起因する電動機の入力電流を低減することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、負荷に連結された電動機を駆動するインバータと、該インバータをパルス幅変調制御により駆動する制御器とを備えた電動機制御装置において、前記制御器は、前記電動機に流れるモータ電流の実効値と波高値のいずれか一方の電流変動分を抽出し、該電流変動分を抑制する補正信号を生成して前記パルス幅変調制御の電流指令を補正する電流変動補償手段を備えたことを特徴とする。
すなわち、電流変動補償手段によって、モータ電流の実効値と波高値のいずれか一方の電流変動分、つまりモータ電流の基本波以外の周波数成分を有する電流成分を抽出し、電流変動分を抑制するようにパルス幅変調制御の電流指令を補正していることから、例えば、負荷トルク変動に起因するモータ電流の実効値の増大を抑制することができる。その結果、入力電流を低減してインバータの損失を低減することができる。特に、圧縮機の種類、運転圧力条件等により負荷トルクの変動パターンが異なっても、電流変動分を抑制する補正量をリミッタにより調整する必要がないから、容易に入力電流の低減を行うことができる。
また、本発明の電動機制御装置は、前記電動機に流れるモータ電流の実効値と波高値のいずれか一方の電流変動分を検出し、該電流変動分を抑制する第1の補正信号を生成して前記パルス幅変調制御の電流指令を補正する電流変動補償手段と、前記電動機の磁石磁束位置と該制御器内で求めた磁石磁束位置推定値との差である軸誤差推定値の変動分の内の前記電動機の平均機械角速度と同一の周波数成分を負荷トルク変動分として検出し、該負荷トルク変動分を抑制する第2の補正信号を生成して前記パルス幅変調制御の電流指令を補正する振動抑制手段と、前記電流変動補償手段と前記振動抑制手段を切り替える切り替え手段とを備えて構成することができる。
これによれば、電流変動補償手段と振動抑制手段を使い分けて、負荷の運転条件に応じて、適切な入力電流の低減を行うと共に、トルク外乱を適切に抑制できる。例えば、負荷が圧縮機の場合、低回転数の間は振動抑制手段により制御して振動及び騒音を低減し、高回転で低負荷のときは電流変動補償手段に切り替えて低入力運転によりインバータ等の損失を低減することができる。
また、前記電流変動補償手段は、前記補正信号による補正量を制限するリミッタ手段を備えて構成することができる。これにより、検出誤差等による制御の発散を防止することができる。
本発明によれば、周期的なトルク外乱に起因する電動機の入力電流を低減することができる。
以下、図1〜図8を参照して、本発明の電動機制御装置の一実施形態を説明する。本実施形態は、空気調和機の圧縮機を駆動する同期電動機の制御装置であり、永久磁石型同期電動機(以下、PMモータと略す。)により圧縮機を駆動するようにした例である。しかし、本発明が対象とする電動機は、PMモータに限られるものではなく、例えば、巻線型同期電動機、リラクタンスモータなど、他の同期電動機ついても同様に適用することができる。また、圧縮機には、スクロール圧縮機、ロータリ圧縮機、レシプロ圧縮機を用いることができる。
図1は、本実施形態のPMモータの制御装置のブロック構成図である。図示のように、直流電源4と、直流電源4から出力される直流を所望周波数及び電圧を有する交流に変換する三相ブリッジ構成のインバータ3と、インバータ3を制御する制御器2と、制御器3に電動機の回転数指令ωr*を与える回転数指令発生器1とを備えて構成されている。インバータ3は、制御器2から出力されるパルス幅変調波信号(PWM信号)に従って駆動され、PMモータ5に所望周波数及び電圧の交流電圧を印加し、PMモータ5の負荷である圧縮機6を駆動制御するようになっている。また、直流電源4とインバータ3を接続する直流回路に電流検出器7が設けられている。直流電源4は、交流電源41と、交流を整流するダイオードブリッジ42と、直流電源に含まれる脈動分を抑制する平滑コンデンサ43を有して構成されている。
制御器2は、次に説明する機能を備えて構成されている。回転数指令発生器1から入力される回転数指令ωr*は変換ゲイン22に入力される。変換ゲイン22は、入力される回転数指令ωr*をPMモータ5の極数Pを用いて角周波数指令ω1*に変換して積分器23に出力する。積分器23は、入力される電気角周波数指令ω1*を積分してPMモータ5の実際の磁石磁束位置(位相角)θdに相当する磁石磁束位置θdcに変換する。この磁石磁束位置θdcは、後述するように、制御器2の内部で仮定しているPMモータ5の磁石磁束位置である。なお、本明細書において、各記号の添え字の「*」は指令を意味し、「c」は制御器2内における推定値等を意味するものとする。
一方、電流検出器7により検出される直流電流I0は電流再現器8に入力される。電流再現器8は、直流電流I0に基づいてPMモータ5に流れる三相交流電流Iu、Iv、Iwを演算により再現してdq座標変換器9に出力する。dq座標変換器9は、入力される三相交流電流Iuc、Ivc、Iwcを、積分器23から出力される磁石磁束位置θdcに基づいて、d、q各軸上の電流成分Idc、Iqcに座標変換する。変換されたd軸電流成分Idcは、後述する周期Id*発生器10に入力される。また、変換されたq軸電流成分IqcはIq*発生器14に入力される。
Id*発生器13とIq*発生器14からは、それぞれd軸電流指令Id*とq軸電流指令Iq*がそれぞれ電圧指令演算器15に出力される。電圧指令演算器15は、d軸電流指令Id*、q軸電流指令Iq*及び変換ゲイン22から出力される角周波数指令ω1*に基づいて、d軸電圧指令Vdc*とq軸電圧指令Vqc*を演算してdq逆変換器16に出力する。dq逆変換器16は、積分器23から出力される磁石磁束位置θdcに基づいて、d軸電圧指令Vdc*とq軸電圧指令Vqc*を三相交流電圧指令Vu*、Vv*、Vw*に変換してPWMパルス発生器17に出力する。PWMパルス発生器17は、入力される三相交流電圧指令Vu*、Vv*、Vw*に基づいて、インバータ3のスイッチ素子を制御するパルス幅変調信号(PWM信号)を発生させる。これにより、インバータ3は、三相交流電圧指令Vu*、Vv*、Vw*に応じた周波数及び電圧の交流電圧を発生してPMモータ5に供給するようになっている。
また、Δθ推定器18は、PMモータ5の実際の磁石磁束位置θdと、制御器2内部で仮定している磁石磁束位置θdcとの誤差に相当する軸誤差推定値Δθdcを演算して加減算器19に出力する。加減算器19は、軸誤差推定値Δθdcの基準を発生する零発生器20から出力される基準値=0から軸誤差推定値Δθdcを減算して比例補償器21に出力する。比例補償器21は、Δθdcを零に制御するための角周波数の補正値Δω1を演算し、加減算器19を介して角周波数指令ω1*に補正を加えて、磁石磁束位置θdcを生成するようになっている。これによって、磁石磁束位置θdに位相を合わせた磁石磁束位置θdcに基づいて、dq座標変換器9及びdq逆変換器16において座標変換が行われるようになっている。
ΔTm推定器24は、Δθ推定器18によって推定された軸誤差推定値Δθdcに基づいて、PMモータ5のトルク脈動分ΔTmcを演算し、トルク制御発生器25に出力する。トルク制御発生器25は、トルク脈動分ΔTmcに起因する軸誤差Δθを打ち消すように、q軸電流の補正指令IqSIN*を算出して、切り替え器12と加減算器19を介してq軸電流指令Iq*を補正するようになっている。
周期Id*発生器10は、dq座標変換器9により変換されたd軸電流成分Idcの変動分を計算し、その変動分を打ち消すようにd軸電流の補正指令IdSIN*を求め、加減算器19を介して電圧指令演算器15に入力されるd軸電流指令Id*を補正するようになっている。また、周期Iq*発生器11は、dq座標変換器9により変換されたq軸電流成分Iqcの変動分を計算し、その変動分を打ち消すようにq軸電流の補正指令IqSIN*を求め、切り替え器12と加減算器19を介して、電圧指令演算器15に入力されるq軸電流指令Iq*を補正するようになっている。また、切り替え器12は、電圧指令演算器15に入力されるq軸電流指令Iq*を補正する補正値として、トルク制御発生器25と周期Iq*発生器11のいずれを用いるかを切り替えるようになっている。
このように構成される実施形態の詳細構成を、動作とともに説明する。回転数指令発生器1から入力される回転数指令ωr*は、変換ゲイン22においてPMモータ5の角周波数ω1*に変換され、積分器23においてPMモータ5に印加する交流電圧の位相θdcが求められる。一方、電流再現器8は、電流検出器7により検出された直流電流I0に基づいて、PMモータ5に流れる三相交流電流Iuc,Ivc,Iwcを演算により求めて再現する。この再現演算は、例えば、特許文献3等に記載されている公知の方法によることができる。要するに、スイッチング制御される三相ブリッジ接続された各相のスイッチ素子がオンからオフ及びオフからオンに変化するタイミングをPWM信号に基づいて検出し、各相のスイッチ素子のオン・オフ変化タイミングの前後における直流電流I0の差を求め、その差電流を各相の交流電流Iuc,Ivc,Iwcとする。
このようにして再現された三相交流電流Iuc,Ivc,Iwcは、dq座標変換器9において、角周波数ω1cで回転する回転直交座標軸(dq軸)上のd軸電流成分Idcとq軸電流成分Iqcに変換される。q軸電流成分IqcはIq*発生器14で処理されてq軸電流指令Iq*とされる。一方、Id*発生器13は、d軸電流指令Id*を発生させるが、非突極型回転子のPMモータ5では、通常Id*=0である。d軸電流指令Id*とq軸電流指令Iq*が電圧指令演算器15に入力されると、電圧指令演算器15は、変換ゲイン22から入力される角周波数指令ω1*に基づいて、PMモータ5への印加電圧のd軸電圧指令Vdc*とq軸電圧指令Vqc*を演算する。
電圧指令演算器15で求められたd軸電圧指令Vdc*とq軸電圧指令Vqc*は、dq逆変換器16に入力され、積分器13から出力される交流電圧の位相θdcに従って三相交流電圧指令Vu*、Vv*、Vw*に変換される。PWM信号発生器17は、交流量の三相交流電圧指令Vu*、Vv*、Vw*の振幅と極性に応じたパルス幅を有するPWM信号を生成する。このPWM信号の生成は演算等により生成することができるが、概念的には交流電圧指令Vu*、Vv*、Vw*を三角波等の搬送波により変調して生成される。このPWM信号によりインバータ3の三相ブリッジ構成された上下アームの各スイッチ素子がオン・オフ制御され、PMモータ5は三相交流電圧指令Vu*、Vv*、Vw*に応じた電圧により駆動制御される。
Δθ推定器18では、PMモータ5の磁石磁束位置θdと、制御器2内の磁石磁束位置θdcとの誤差Δθdcの演算を行う。ここで、誤差Δθdcは、図2に示すベクトル図によって定義される。PMモータ5内部の実際の磁石磁束Φの位置(位相)をd軸とし、それに直交する軸をq軸とする。これに対し、制御器2内で仮定しているdq軸をdc−qc軸と定義し、両者のずれが軸誤差Δθdcに相当する。したがって、Δθdcを求めることができれば、推定値θdcを修正することにより、PMモータ5の実際の磁石磁束に係るd−q軸と、制御器2内で仮定しているdc−qc軸を一致させることができ、いわゆる磁極位置センサレス制御を実現できる。
具体的に、Δθdcの推定演算は、例えば、図3に示すように、q軸電流指令Iq*とq軸電流成分Iqcの差に比例ゲインK0を乗じて、推定値Δθdcとすることができる。つまり、q軸電流成分Iqcは、負荷変動等によって生ずるθdとθdcのずれに応じて変動するから、q軸電流成分Iqcの変動に基づいて、逆にΔθを推定することができる。ただし、図3の構成では、高精度にΔθdcを求めるのは困難である。精度を向上させるには、例えば、特許文献2に記載されているように、次式(1)によってΔθdcを求めることが好ましい。なお、同式において、RはPMモータ5の巻き線抵抗、Lはインダクタンスであり、非突極型の場合はL=Ld=Lqである。
Δθdc=tan−1(Vdc*−R・Idc−ω1c・L・Iqc)/
(Vqc*−R・Iqc−ω1c・L・Idc) (1)
このようにして求められた軸誤差推定値Δθdcに基づき、これが零になるように零発生器20から出力される基準「0」とΔθdcの差を加減算器19により求め、比例補償器21を介して角周波数ω1*に補正を加えるフィードバック制御を行う。図2のベクトル図に示すように、Δθdcが正の場合、dc−qc軸が、d−q軸よりも進んでいることになる。そこで、角周波数ω1*を補正量Δω1だけ下げることで、Δθdcを減少させることができ、逆に、Δθdcが負の場合は、補正量Δω1だけ角周波数ω1*を上げて、d−q軸とdc−qc軸を一致させる。このように制御することで、PMモータ5の磁極の位置センサを用いることなく、制御器内部の磁石磁束位置θdcを、実際のPMモータ5内の磁石磁束位置θdに一致させることができる。
ΔTm推定器24におけるトルク変動成分ΔTmの推定演算法について、図4を用いて説明する。なお、この推定演算については、特許文献2に記載されている。まず、軸誤差推定値Δθdcとトルク変動成分ΔTmの関係は、図4(a)〜(d)に示す関係になる。図において、符号JはPMモータ5と負荷6のイナーシャ、RはPMモータ5の巻き線抵抗、LはPMモータ5のインダクタンスL、Pは極数、Keは発電定数(磁石磁束)、sは微分演算子、Δωrは機械角における角速度の変動分である。
ここで、モータが角速度ωrで回転している時にトルク変動がΔTmほどおきた場合、その角速度変動分ΔωrはモータのイナーシャJを用いて表すことができ、これを磁極数Pを用いて電気角軸誤差Δθdcに変換することにより図4(a)が成り立つ。これを、逆演算できるように変形すると図4の(d)となり、この式に、s=jωr*を代入することにより、トルク変動ΔTmを抽出できる。したがって、図4(d)に示すように、軸誤差推定値Δθdcを入力とし、トルク変動成分ΔTmを計算し、これをラプラス変換にて解くと求められる。
図5に、図4(d)を具現化したΔTm推定器21の構成を示す。つまり、ΔTm推定器24は、Δθdcを2J/P倍にする比例ゲイン241と、2つの乗算器242からなり、図4(d)の演算を実施する。
トルク制御発生器25は、振動抑制手段であり、図6(1)に示すように単相−dq座標変換器251、一次遅れフィルタ252、積分制御器253、dq−単相逆変換器254、並びに加減算器19、零発生器20から構成される。そして、ΔTm推定器24の出力ΔTmcを、単相−dq座標変換器251にてsin成分ΔTqsとcos成分ΔTdsに分解する。なお、単相−dq座標変換器251の変換式は次式(2)である。
ΔTds=∫ΔTmc×cos(ωr・t)dt
ΔTqs=∫ΔTmc×sin(ωr・t)dt (2)
式(2)はフーリエ級数展開における、基本周波数ωrとしたΔTmc基本波及び高調波成分の抽出にほかならず、ΔTmcに機械角速度ωrの周波数成分が含まれれば、その量に応じて、ΔTds、ΔTqsの平均値が零でない値になり、高調波成分はΔTds及びΔTqsの交流量として現れる。この性質を用いて、平均機械角速度ωrで回転しているモータのトルク変動成分ΔTmcのωrと同一の周波数成分は、上記式(2)の平均値となる。この平均値を抽出するため、一次遅れフィルタ252にて、交流成分を削除する。IATRは1次遅れ時定数であり、この値を調整することによって入力の誤差を補償している。この結果、ΔTds、ΔTqsは、ΔTmcに含まれる脈動分のcos成分、並びにsin成分になる。次に、この各成分を零にするため、基準指令の「零」信号を零発生器17から与え、基準指令との偏差を加減算器16で演算する。これらの偏差に基づき、積分制御器253が積分補償を行い、脈動分を零に制御する。KiATRは比例ゲインであり、この値を変更することで制御の応答性を変更できる。リミッタ部255では積分制御器253が算出した補正電流値に制限をかけ、補正電流値Ids、Iqsを出力する。これにより、検出誤差等による制御の発散を防止することができる。リミッタ部255から出力される補正電流値Ids、Iqsは、dq−単相変換器254によって単相信号に逆変換され、q軸電流成分の補正指令IqSIN*として切り替え器12に出力される。つまり、補正指令IqSIN*は、切り替え器12を介して、電圧指令演算器15に入力されるq軸電流指令Iqc*に加減算器19を介して加算される。dq−単相変換器254における逆変換は、下記式(3)に従って演算される。
IqSIN*=Iqsind+Iqsinq
Iqsind=∫Ids×cos(ωr・t)dt
Iqsinq=∫Iqs×sin(ωr・t)dt (3)
このように、トルク制御発生器25において、トルク脈動分ΔTmcは、式(2)にて座標変換された後は直流量になるため、積分制御器253にて、偏差をなくすことができる。すなわち、このトルク制御発生器25は、外部から見ると、角周波数ωrにおいてゲインが無限大となる補償要素と等価になる。
ところで、圧縮機の入力電力が最小になるのは、モータ電流の波高値が揃った場合に存在することが知られている。また、周期的に変動する負荷トルクを抑制して振動低減を行うために、トルク変動を抑制する補正信号をインバータに付加するとともに、トルク抑制の補正量をリミッタで制限して、交流実効値の低減を行うことが行われている。しかし、圧縮機の負荷トルクの変動パターンは、圧縮機の種類、運転圧力条件等によりそれぞれ異なり、モータ電流の波高値を揃えるための補正量が変化する。そのため、リミッタに常に最適な値を設定することは非常に困難である。
そこで、本実施形態では、周期Id*発生器10と周期Iq*発生器11を設けて、PMモータ5の入力電流を効果的に低減するようにしている。すなわち、図6(2)、(3)に、周期Id*発生器10と周期Iq*発生器11のブロック構成を示す。図からわかるように、ブロックの構成自体は図6(1)に示したトルク制御発生器25と同じである。周期Id*発生器10は、dq座標変換器9から出力されるd軸電流成分Idcを取り込んで、その変動分ΔIdcを単相−dq座標変換器251にてsin成分ΔIddsとcos成分ΔIdqsに分解する。次いで、一次遅れフィルタ252にて交流成分を削除し、sin成分ΔIddsとcos成分ΔIdqsの脈動分を抽出する。そして、これらの脈動分を零にするため、加減算器19により零発生器20から与えられる零との偏差を演算する。これらの偏差に基づき、積分制御器253が積分補償を行い、脈動分を零に制御する。KiIdACRは比例ゲインであり、この値を変更することで制御の応答性を変更できる。リミッタ部255では積分制御器253が算出した補正電流値に制限をかけ、補正電流値Ids、Iqsを出力する。積分制御器253から出力される補正電流値Ids、Iqsは、dq−単相変換器254によって単相信号に逆変換され、d軸電流成分の補正指令IdSIN*として出力される。この補正指令IdSIN*は、電圧指令演算器15に入力されるd軸電流指令Idc*に加減算器19を介して加算される。
周期Iq*発生器11についても同様に、dq座標変換器9から出力されるq軸電流成分Iqcを取り込んで、その変動分ΔIqcをsin成分ΔIqdsとcos成分ΔIqqsに分解する。次いで、それらの脈動分を抽出して、これらの脈動分を零にするため、加減算器19により零発生器20から与えられる零との偏差を求め、積分制御器253によって積分補償を行い、脈動分を零に制御する。KiIqACRは比例ゲインであり、この値を変更することで制御の応答性を変更できる。そして、リミッタ部255は積分制御器253から出力される補正電流値に制限をかけ、補正電流値Ids、Iqsを出力する。リミッタ部255から出力される補正電流値Ids、Iqsは、dq−単相変換器254によって単相信号に逆変換され、q軸電流成分の補正指令IqSIN*として出力される。この補正指令IqSIN*は、切り替え器12を介して、電圧指令演算器15に入力されるq軸電流指令Iqc*に加減算器19を介して加算される。
このように、周期Id*発生器10と周期Iq*発生器11の演算式自体は、トルク制御発生器25で用いるものと同じであり、入力されるものがΔTmcかΔIqc、ΔIdcかの違いのみである。
以上説明したように、本実施形態の周期Id*発生器10と周期Iq*発生器11によれば、d、q軸各軸における各周波数成分の脈動を打ち消すような補正電流指令IdSIN*、IqSIN*を発生させることができる。そして、これらの補正電流指令をd軸電流指令Id*、q軸電流指令Iq*にそれぞれ加え合わせて補正し、インバータ3を駆動する指令電圧Vdc*、Vqc*を調整することにより、モータ電流の波高値を揃えることができる。
次に、切り替え器12の機能について、図7を参照して説明する。図7の縦軸はPMモータ5の平均負荷トルク(N・m)を表し、横軸は圧縮機6の回転数(min−1)を表している。平均負荷トルクは、直流電源4からインバータ3へ供給する直流電流I0から算出した。また、同図に示すように、例えば、回転数N1〜N2,N2〜N3と、平均負荷トルクT1,T2,T3を設定して、領域1、2、3及びヒステリシス領域に分ける。また、回転数N1〜N2の範囲は、平均負荷トルクの全範囲においてトルク制御(ATR)領域として、トルク変動抑制制御をする。また、回転数N2〜N3の範囲は、平均負荷トルクT1までは周期Iq*発生器11を選択して、電流変動抑制領域として電流変動抑制制御を行う。さらに、回転数N2〜N3の範囲で、平均負荷トルクがT2〜T3以上の領域では、トルク制御(ATR)領域として、トルク変動抑制制御をする。また、電流変動抑制領域とトルク制御(ATR)領域との間にヒステリシス領域を設定して、平均負荷トルクの増大又は減少に応じて制御を切り替える平均負荷トルクに差を持たせる。本実施例では、領域1と領域3は共にトルク制御であるが、負荷装置の特性により領域1に電流変動抑制制御を用いたい場合にもこの制御方式で対応できるよう、あえてヒステリシスを用いた。
つまり、図示のように、平均負荷トルクが大きい過負荷時(領域3)、及び低回転時など負荷変動が大きい領域(領域1)では、トルク制御発生器25を選択してトルク制御(ATR)を行う。一方、その他の通常運転領域(領域2)では、周期Iq*発生器11を選択して、入力電流の低減制御を行う。また、領域1と領域2の切り替えに関しては本実施例の制御が周波数制御方式であるため、回転数の誤差が生じにくく、上述したように、トルク制御発生器25と周期Iq*発生器11は、共に積分制御であるから、切り替え時の遷移期間でも安定に制御できる。しかし、電流制御方式に本制御を用いる場合には回転数の読み込み誤差等を考慮してヒステリシスを用いる必要がある。
図8に、トルク制御発生器25による振動抑制制御であるトルク制御の場合と、周期Id*発生器10と周期Iq*発生器11による電流変動補償制御(IqACR+IdACR)の場合の入力電流の比較を示す。図からわかるように、IqACR+IdACRの場合は、モータ電流波形を揃えることができ、トルク制御の場合の入力100%に対して、入力を約1.2%の98.8%に低減することができた。
上述したように、本実施形態の周期Id*発生器10と周期Iq*発生器11による補償制御は、モータ電流の波高値を揃えることを直接狙ったものであり、従来技術のようにリミッタ調整の必要がないため、容易に入力電流の低減を行うことができる。すなわち、圧縮機の負荷トルクの変動パターンは、圧縮機の種類、運転圧力条件等によりそれぞれ異なることから、モータ電流の波高値を揃えるための補正量が変化してしまうため、予め補正量を設定する従来技術では、対応することができない。この点、本実施形態によれば、モータ電流の検出値に相関するd、q軸電流成分Idc,Iqcの変動分を求め、その変動分を低減するようにd、q軸電流指令Id*,Iq*を補正するようにしているから、リミッタ調整をすることなく、入力電流の低減を行うことができる。
また、本実施形態によれば、周期的なトルク外乱を抑制できることに加え、入力電流を低減できることから、振動、騒音を抑制でき、かつインバータの損失を低減して、高効率な圧縮機の運転を可能にした空気調和機を実現できる。また、振動、騒音により低回転で運転できなかった圧縮機を用いた空気調和機に対しても、低回転で高効率な運転ができる。これにより、低速高効率モータを使用でき大幅な省エネルギを期待できる。
また、上記実施形態において、具体的な数値を用いて説明したが、これら数値は一例であり、本発明の制御思想に合致すれば、他の数値であっても差し支えないのはいうまでもない。
また、図7で説明したように、平均負荷トルクと負荷回転数に従って、トルク制御発生器25による制御と、周期Iq*発生器11による制御とを切り替える例を示したが、本発明はこれに限らず、負荷条件により領域選択のパラメータを増やしたり、直流電流I0に代えて、モータ巻き線の各相に流れる電流をそれぞれシャント抵抗や直接ホールCTにより検出したり、交流電源41とダイオードブリッジ42の間にトランス等を用いた電流検出手段により検出した電流を用いても同様の効果が得られることはいうまでもない。
また、図1において、周期Iq*発生器11とトルク制御発生器25の内部構成が同じであることを利用して、図9の様に入力される情報がΔTmかΔIqcかを、切り替え器12を用いて切り替える事により1つの処理で行う事ができる。これにより、プログラム容量を低減でき、トルク制御と入力低減制御の切り替え時において、既に蓄積されている積分項がそのまま使用する事ができる為、安定に制御可能である。
本発明の一実施形態の電動機制御装置のブロック構成図である。 PMモータと制御器内のdq軸座標の関係を説明する図である。 軸誤差(Δθ)推定器の一実施形態のブロック構成図である。 トルク脈動分(ΔTm)推定器によりトルク脈動分を求める演算式を説明する図である。 ΔTm推定器の一実施形態のブロック構成図である。 トルク制御発生器と、周期Id*発生器と、周期Iq*発生器の一実施形態のブロック構成図である。 切り替え器によりトルク制御発生器と周期Iq*発生器とを切り替えて制御する方式を説明する図である。 トルク制御発生器と周期Iq*発生器による入力電流の低減効果を比較する説明図である。 トルク制御発生器と周期Iq*発生器を1つの処理で行う為の一実施形態のブロック構成図である。
符号の説明
1 直流電源
2 インバータ
3 制御器
4 回転数指令発生器
5 PMモータ
6 圧縮機
7 電流検出器
8 電流再現器
9 dq座標変換器
10 周期Id*発生器
11 周期Iq*発生器
12 切り替え器
13 Iq*発生器
14 Id*発生器
15 電圧指令演算器
16 dq逆変換器
17 PWMパルス発生器
18 Δθ推定器
21 比例補償器
22 変換ゲイン
23 積分器
24 ΔTm推定器
25 トルク制御発生器
26 トルク制御/周期Iq発生器

Claims (2)

  1. 負荷に連結された電動機をパルス幅変調制御により駆動するインバータと、前記電動機に流れるモータ電流の再現値に基づいてd軸電流成分とq軸電流成分を推定することで前記モータ電流を前記電動機の磁束軸の回転座標系に対応するd軸電流成分とq軸電流成分に変換するdq座標変換手段と、d軸電流指令を発生するd軸電流指令発生手段と、前記q軸電流成分に基づいてq軸電流指令を生成するq軸電流指令発生手段と、前記d軸電流指令と前記q軸電流指令と前記電動機の角周波数指令とに基づいてd軸電圧指令とq軸電圧指令を生成する電圧指令演算手段と、前記d軸電圧指令と前記q軸電圧指令を交流電圧指令に変換する逆変換手段と、前記交流電圧指令に基づいてパルス幅変調信号を生成して前記インバータを駆動するPWM信号発生手段とを備えた電動機制御装置において、
    前記dq座標変換手段により変換された前記d軸電流成分に基づいて、該d軸電流成分に含まれるモータ電流の実効値と波高値のいずれか一方の電流変動分に対応するd軸電流変動分を検出し、該d軸電流変動分を抑制するd軸電流補正指令を生成して、前記d軸電流指令を補正するd軸電流補正指令発生手段と、
    前記dq座標変換手段により変換された前記q軸電流成分に基づいて、該q軸電流成分に含まれるモータ電流の実効値と波高値のいずれか一方の電流変動分に対応するq軸電流変動分を検出し、該q軸電流変動分を抑制するq軸電流補正指令を生成して、前記q軸電流指令を補正するq軸電流補正指令発生手段とを備えてなることを特徴とする電動機制御装置。
  2. 請求項1に記載の電動機制御装置において、
    前記電動機の磁石磁束位置と該制御器内で求めた磁石磁束位置推定値との差である軸誤差推定値の変動分の内の前記電動機の平均機械角速度と同一の周波数成分を負荷トルク変動分として求めるトルク変動分演算手段と、前記負荷トルク変動分を抑制するq軸電流補正指令を生成して、前記q軸電流指令を補正する振動抑制手段と、前記q軸電流補正指令発生手段と前記振動抑制手段のq軸電流補正指令を切り替えて前記q軸電流指令を補正する切り替え手段とを備えてなることを特徴とする電動機制御装置。
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