JP4957165B2 - 複合機及び画像保存方法 - Google Patents

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本発明は、ファクシミリ受信したカラー画像の保存処理に関する。
従来、カラーデータをファクシミリで送受信でき、また、カラーでファクシミリ受信した画像データをカラー印刷できる複合機が知られている。また、受信したファクシミリ画像データを共有フォルダに保存したり、受信したファクシミリ画像データをファイル化しそのファイルを添付してメール送信する複合機も知られている(特許文献1)。
特開2005−184517号公報
ところで、上記従来の複合機では、ファクシミリでカラー画像を受信すると、そのままカラー印刷を行ったり、受信したカラー画像データをそのままファイル保存するのみであった。しかしながら、印刷と同時にファイル保存する場合やE−Mail転送を一緒に行う場合において、カラーデータとしてファイル保存することが必ずしも適切でない場合がある。
例えば、従来の複合機では、カラー画像はJPEG形式で保存し、モノクロ画像はTIFF形式で保存しているが、この場合、画像ファイルを保存するデータベースには複数の画像形式のファイルが混在することになるため、データベース管理上望ましいものとは言えない。特に、JPEGはページ管理機能を有さないシングルページの画像形式であり、TIFFはページ管理機能を有するマルチページの画像形式であるため、保存した画像データを統一的に扱うことが困難である。
また、カラー/モノクロ混在データで受信したファクシミリの場合、カラーのページはJPEG、モノクロページはTIFFといったように、一つの受信データから複数の画像形式のファイルを保存することになり、やはり、データベース管理上、望ましいものではない。
そこで、カラー画像とモノクロ画像をファクシミリ受信可能な複合機において、例えば、モノクロのマルチページTIFF形式のみで保存するというように、保存する画像ファイルの画像形式を統一するか、或いは、少なくともページ管理の仕方(シングルページ/マルチページ)を揃えて、画像ファイルを保存したデータベースを統一的に管理できるようにすることが求められている。
さらに、カラーファクシミリ受信可能の複合機でありながら、受信画像のファイル保存を優先させたいため、モノクロファクシミリ対応機として固定動作させたいという利用法も望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、カラー画像をファクシミリ受信したときに、印刷はカラーで行うとともに、ファイル保存は白黒で行うことのできる複合機を提供することを目的とする。
また、ファクシミリ受信後にカラー印刷するよう設定してある場合には、複合機をカラー受信可能の設定に固定し、一方、ファクシミリ受信後にカラー印刷を行わないように設定して有る場合には、複合機をカラー受信不可の設定に固定し、モノクロ受信専用機としても利用することのできる複合機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による複合機は、カラー画像をファクシミリ受信可能なファクシミリ受信手段と、ファクシミリ受信手段により受信したカラー画像データをモノクロ画像データに画像変換した後、当該モノクロ画像データを記憶装置に格納するモノクロ画像格納手段と、を備える。かかる発明によれば、カラー画像をファクシミリ受信したときに、ファイル保存を白黒で行うことが可能となる。これにより、カラー画像又はモノクロ画像のいずれをファクシミリ受信した場合であっても、モノクロ画像形式で統一的にファイル保存できるため、ファイル保存した画像データの管理を統一的に行えるようになる。
また、画像変換後のモノクロ画像データを記憶装置に格納するとき、画像変換前のカラー画像データに基づいてカラー印刷を行う印刷制御手段と、を備えることが望ましい。かかる発明によれば、カラー画像をファクシミリ受信したときに、印刷はカラーで行うとともに、ファイル保存は白黒で行うことが可能となるので、受信したカラー画像をそのままカラーで利用したいという要求に応えることができるようになる。
さらに、ファクシミリ受信手段により受信したカラー画像データを、受信したカラー画像データのまま、或いは、別のカラー画像データに画像変換した後に、記憶装置に格納するカラー画像格納手段と、ファクシミリ受信手段がカラー画像データを受信したときに、モノクロ画像格納手段又はカラー画像格納手段のいずれを動作させる処理モードとするかを選択するモード設定手段と、モード設定手段によりモノクロ画像格納手段を動作させる処理モードが選択されている場合には、ファクシミリ受信手段がカラー画像データを受信したときに、モノクロ画像格納手段が動作するよう制御し、一方、モード設定手段によりカラー画像格納手段を動作させる処理モードが選択されている場合には、ファクシミリ受信手段がカラー画像データを受信したときに、カラー画像格納手段が動作するよう制御する格納制御手段と、を備えることが好ましい。かかる発明によれば、複数の処理モードの中から所望の処理モードを選択可能にすることによって、利用者のニーズに適合する使い方で複合機を使用することが可能になり、利用者の使い勝手が向上する。
さらに好適には、モード設定手段により設定可能な処理モードとして、さらに、ファクシミリ受信手段によるカラー画像データの受信を禁止させ、モノクロ画像データのみ受信可能な処理モード、を備える。かかる発明によれば、ファクシミリ受信後にカラー印刷するよう設定してある場合には、複合機をカラー受信可能の設定に固定し、一方、ファクシミリ受信後にカラー印刷を行わないように設定して有る場合には、複合機をカラー受信不可の設定に固定し、モノクロ受信専用機としても利用することができるようになる。自機がカラー受信可能機であっても自機をモノクロ機として強制動作させることにより、受信した画像データをマルチページTIFF形式という同一形式ファイルとして保存することができ、データベース構築上管理が容易となる。
また、本発明による画像保存方法は、カラー画像をファクシミリ受信可能なファクシミリ装置を備える複合機において、ファクシミリ装置で受信した画像を保存する方法である。このとき、複合機の制御手段は、ファクシミリ装置を用いて、カラー画像をファクシミリ受信するステップと、ファクシミリ受信したカラー画像データをモノクロ画像データに画像変換するステップと、画像変換されたモノクロ画像データを記憶装置に格納するステップと、を備える。
本発明のプログラムは、本発明の画像保存方法の各処理ステップを、複合機を制御するコンピュータに実行させることを特徴とする。本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
なお、本明細書等において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本情報処理システムは、ファクシミリ送受信機能を有する複合機10を備え、これがネットワーク20及び公衆回線網30に接続されることにより構成される。また、ネットワーク20には、記憶装置22が接続され、共有フォルダとして利用される。また、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)24やメールサーバ26がネットワーク20に接続される。
複合機10は、典型的には、画像形成装置にスキャナやストレージ、ファクシミリ等の機能を統合した装置であるが、本発明においては、複合機10の動作を制御するための本体部11と、公衆回線網30を介してデータをファクシミリ送信又は受信する機能を有するファクシミリ装置(ファクシミリ受信手段)12と、画像を印刷するプリンタ(画像形成装置)13とを、少なくとも備えている。
また、本体部11は、CPU14と、ROM15と、RAM16と、入力部17と、表示部18と、通信インタフェース19とを備えている。CPU14は、制御部及び演算装置として機能し、複合機10の各装置・回路を統括制御する。ROM15には、プログラム等が記憶される。RAM16は、データの一時記憶やCPU14によるプログラム実行時の作業用領域として利用される。
入力部17は、利用者からの指示を入力するためのものであり、例えば、入力キー等である。表示部18は、複合機10からのメッセージ等が表示出力されるものであり、例えば、液晶の表示パネル等である。なお、液晶表示のタッチパネルにより、入力部17及び表示部18を構成してもよい。通信インタフェース19は、ネットワーク20に接続されてデータの送受信を制御する。
ネットワーク20は、例えば、LAN、企業内ネットワーク、専用線、インターネット、パケット通信網、電話回線、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
記憶装置22はネットワーク20に接続されていて、共有フォルダとして利用されるものである。本実施形態においては、ファクシミリ装置12が受信したファクシミリ画像データ又は受信したファクシミリ画像データを加工・変換した変換後のデータを、この記憶装置22に保存する。
公衆回線網30は、ファクシミリの送受信を行うことのできる回線網であり、例えば、電話回線、インターネット、LAN、専用線、パケット通信網、電話回線、企業内ネットワーク、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
図2は、本実施形態に係るCPU14において実装される機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、CPU14は、モード設定手段41、モノクロ画像格納手段42、カラー画像格納手段43、印刷制御手段44、及び格納制御手段45を備えるよう機能する。なお、本実施形態において、複合機10は、CPU14が、ROM15に記憶された所定のプログラムを実行することにより、上記各機能手段を実装するよう機能する。
モード設定手段41は、複合機10の処理モードを設定する機能を有するものであり、出力先設定や受信設定等の設定状態に基づいて、ファクシミリ装置12がカラー画像データを受信したときに、モノクロ画像格納手段42又はカラー画像格納手段43のいずれを動作させる処理モードとするかを選択する。なお、複合機10の設定及び処理モードの詳細は後述する。
モノクロ画像格納手段42は、ファクシミリ装置12により受信した画像データをモノクロ(白黒)画像形式で記憶装置22の共有フォルダに格納し、保存する機能を有する。ここで、ファクシミリ装置12がカラー画像データを受信した場合には、当該受信したカラー画像データをモノクロ画像データに画像変換した後、当該モノクロ画像データを共有フォルダに格納する。また、ファクシミリ装置12がモノクロ画像データを受信した場合には、ファクシミリ受信したモノクロ画像データのまま、或いは、別のモノクロ画像データに画像変換した後に、共有フォルダに格納する。なお、共有フォルダには任意の画像形式のモノクロ画像データを保存可能であるが、特に、白黒TIFF(中間調処理/MMR圧縮)形式で保存することが、画像圧縮率や画像の扱い易さの観点から好ましい。
カラー画像格納手段43は、ファクシミリ装置12がカラー画像データを受信したときに、受信したカラー画像データをそのまま、或いは、別のカラー画像データに画像変換した後に、記憶装置22の共有フォルダに格納し、保存する機能を有する。なお、共有フォルダには任意の画像形式のカラー画像データを保存可能であるが、特に、カラーのJPEG形式で保存することが好ましい。
印刷制御手段44は、ファクシミリ装置12で受信した画像データに基づいて、プリンタ13で印刷を行う機能を有する。なお、モード設定手段41により設定された処理モードに応じて、カラーで印刷を行うか白黒で印刷を行うかを制御する。
格納制御手段45は、ファクシミリ装置12がカラー画像データを受信したときにモノクロ画像データを共有フォルダに保存する処理モードが選択されている場合には、モノクロ画像格納手段42が動作するよう制御し、一方、カラー画像データを共有フォルダに保存する処理モードが選択されている場合には、カラー画像格納手段43が動作するよう制御する機能を有する。
図3は、本実施形態に係る複合機10の出力先設定や受信設定等の設定を行うメニューの階層構造の一例である。同図に示すとおり、複合機10は、種々の設定を行うことができるようになっており、「受信設定」の階層51において、ファクシミリ装置12によるファクシミリ受信の設定を、また、「出力先設定」の階層52において、ファクシミリ受信した画像データの出力先に関する設定を行うことができるようになっている。
特に、「受信設定」階層51の「カラー受信」に関する設定項目53において、ファクシミリ受信の際に、常時カラー受信対応機として動作するモード(On)と、常時モノクロ専用機として動作するモード(Off)と、「印刷する」が設定された場合のみカラー受信対応機として動作するモード(印刷時のみ)とを選択できるようになっている。
また、「出力先設定」階層52の「印刷」に関する設定項目54において、ファクシミリ装置12で画像データを受信したときに、当該画像データをプリンタ13により印刷するか(On)、或いは、印刷しないか(Off)を選択できるようになっている。
さらに、「出力先設定」階層52の「ファイル保存」に関する設定項目55において、ファクシミリ受信した画像データ又は当該受信した画像データに所定の画像変換を行った変換後の画像データを記憶装置22の共用フォルダに保存するか(On)、或いは、保存しないか(Off)を選択できるようになっている。
なお、本実施形態においては、複合機10の表示パネル18又はPC24のディスプレイ等の表示手段に、図3に示す階層構造を有するメニュー画面が表示され、利用者はこのメニュー画面を操作して出力先設定や受信設定等を行う。
図4は、本実施形態における複合機10の各種設定とファクシミリ受信時の動作との関係を示す図である。同図に示すように、本実施形態における複合機10は、「カラー受信」に関する設定項目53、「印刷」に関する設定項目54、及び「ファイル保存」に関する設定項目55における設定内容に従って処理モードが定まり、各処理モード毎に、ファクシミリ受信時における動作が、カラー画像データ受信時とモノクロ画像データ受信時とに分けて、それぞれ「カラーデータ受信時の動作」フィールド66と「モノクロデータ受信時の動作」フィールド67に定められている。
図4(A)は、「カラー受信」に関する設定項目53において、常時カラー受信対応機として動作するモードが選択された場合の動作を示すテーブルであり、同図(B)は、「印刷する」が設定された場合のみカラー受信対応機として動作するモードが選択された場合の動作を示すテーブルであり、同図(C)は、常時モノクロ専用機として動作するモードが選択された場合の動作を示すテーブルである。また、図4の「印刷」フィールド64は、「印刷」に関する設定項目54において、ファクシミリ受信データを印刷するよう設定されているか(「○」)否か(「×」)を示している。さらに、「ファイル保存」フィールド65は、「ファイル保存」に関する設定項目55において、ファクシミリ受信データをファイル保存するよう設定されているか(「○」)否か(「×」)を示している。
そして、図4の一つ一つのレコード71〜79、各処理モードの動作をそれぞれ示している。「カラーデータ受信時の動作」フィールド66において、「カラー受信」とは、ファクシミリ装置12でカラー画像データを受信することを示している。「カラーで印刷」とは、ファクシミリ装置12で受信したカラー画像データに基づいて、プリンタ13でカラー印刷を行うことを示している。「カラーJPEGで保存」とは、ファクシミリ装置12で受信したカラー画像データに基づいてカラーJPEG形式の画像ファイルを作成し、当該カラーJPEG画像ファイルを記憶装置22の共用フォルダに保存することを示している。「白黒TIFFで保存」とは、ファクシミリ装置12で受信したカラー画像データを画像変換して白黒TIFF(MMR圧縮)形式の画像ファイルを作成し、当該白黒TIFF画像ファイルを記憶装置22の共用フォルダに保存することを示している。「(不可)」とは、何も処理がなされないことを示している。
また、「モノクロデータ受信時の動作」フィールド67において、「白黒で受信」とは、ファクシミリ受信した画像データをモノクロ画像データとして受信することを示している。なお、ITU−T T.30の勧告に従い、ファクシミリ送信元に対して複合機10側からカラー受信が可能かどうかを示す識別情報群をDIS送出時に行う。複合機10がカラー受信する設定である場合にはカラー受信可能な旨を、モノクロ専用機として動作させたい時はその旨を、そのシーケンスに従って送信元に知らせる。「白黒で印刷」とは、ファクシミリ受信したモノクロ画像データに基づいて、プリンタ13でモノクロ印刷を行うことを示している。「白黒TIFFで保存」とは、ファクシミリ装置12で受信したモノクロ画像データに基づいて白黒TIFF(MMR圧縮)形式の画像ファイルを作成し、当該白黒TIFF画像ファイルを記憶装置22の共用フォルダに保存することを示している。
本実施形態においては、「カラー受信」に関する設定項目53において、「印刷する」が設定された場合のみカラー受信対応機として動作するモードを備える点に特徴があり、その中でも特に、レコード75に示す、出力先として印刷出力及びファイル保存を選択した場合の処理モード時の動作に特徴を有する。この処理モードにおいては、ファクシミリ装置12でカラー画像データを受信後に、プリンタ13でカラー印刷を行うとともに、受信したカラー画像データを白黒TIFF形式に画像変換し、この変換により作成された白黒TIFF画像データを共用フォルダに保存する。すなわち、カラー画像をファクシミリ受信したときに、印刷はカラーで行い、一方、画像の保存は白黒TIFFで行う。これにより、ファクシミリ受信した画像データを電子データとして保存する際に、カラー画像を受信した場合も、モノクロ画像を受信した場合も、全てモノクロTIFFで保存することになるため、データベース管理やログ管理等の統一的な画像形式で行えるようになる。また、紙媒体にカラーで印刷出力して閲覧・保存できるため、ファクシミリ受信したカラー画像をカラーのまま利用したいというニーズに応えることもできる。
また、ファクシミリ受信後にカラー印刷しない設定である場合(レコード76)は、複合機10をカラー受信不可の設定に固定し、ファクシミリ装置12によるカラー画像データの受信を禁止させ、モノクロ画像データのみ受信可能な処理モードを備えるようにしてもよい。これにより、自機がカラー受信可能機であっても自機をモノクロ機として強制動作させることにより、受信した画像データをマルチページTIFF形式という同一形式ファイルとして保存することができ、データベース構築上管理が容易となる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
例えば、本実施形態においては、カラー画像でファクシミリ受信した場合に、印刷をカラーで行い、ファイル保存をモノクロで行う例を示したが、さらに、受信したカラー画像をモノクロ画像に変換後、当該モノクロ画像をメールに添付して送信するようにしてもよい。また、モノクロ画像は、二値画像でも中間調画像でもよいことはいうまでもない。
情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。 CPU14において実装される機能構成を示すブロック図である。 複合機10の受信設定等の設定を行うメニューの階層構造の一例である。 複合機10の各種設定とファクシミリ受信時の動作との関係を示す図である。
符号の説明
10 複合機、11 本体部、12 ファクシミリ装置、13 プリンタ、14 CPU、15 ROM、16 RAM、17 入力部、18 表示部、19 通信インタフェース、20 ネットワーク、22 記憶装置、24 PC、26 メールサーバ、30 公衆回線網、41 モード設定手段、42 モノクロ画像格納手段、43 カラー画像格納手段、44 印刷制御手段、45 格納制御手段

Claims (6)

  1. カラー画像をファクシミリ受信可能なファクシミリ受信手段と、
    前記ファクシミリ受信手段によりカラー画像データを受信した場合に、前記受信したカラー画像データをモノクロ画像データに画像変換した後、当該モノクロ画像データを記憶装置に格納するモノクロ画像格納手段と、
    前記ファクシミリ受信手段によりカラー画像データを受信した場合に、前記画像変換後のモノクロ画像データを前記記憶装置に格納するのと並行して、前記受信したカラー画像データに基づいてカラー印刷を行う印刷制御手段と、
    を備え、
    前記画像変換後のモノクロ画像データは、前記ファクシミリ受信手段がモノクロ画像を受信したときに前記記憶装置に格納されるモノクロ画像データと同一形式のファイルで保存することによって画像データベースを統一的に管理することを特徴とする複合機。
  2. 前記画像変換後のモノクロ画像データを前記記憶装置に格納するとき、前記画像変換前のカラー画像データに基づいてカラー印刷を行う印刷制御手段と、
    を備える請求項1記載の複合機。
  3. 前記ファクシミリ受信手段により受信したカラー画像データを、受信したカラー画像データのまま、或いは、別のカラー画像データに画像変換した後に、前記記憶装置に格納するカラー画像格納手段と、
    前記ファクシミリ受信手段がカラー画像データを受信したときに、前記モノクロ画像格納手段又は前記カラー画像格納手段のいずれを動作させる処理モードとするかを選択するモード設定手段と、
    前記モード設定手段により前記モノクロ画像格納手段を動作させる処理モードが選択されている場合には、前記ファクシミリ受信手段がカラー画像データを受信したときに、前記モノクロ画像格納手段が動作するよう制御し、一方、前記モード設定手段により前記カラー画像格納手段を動作させる処理モードが選択されている場合には、前記ファクシミリ受信手段がカラー画像データを受信したときに、前記カラー画像格納手段が動作するよう制御する格納制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の複合機。
  4. 前記モード設定手段により設定可能な処理モードとして、さらに、
    前記ファクシミリ受信手段によるカラー画像データの受信を禁止させ、モノクロ画像データのみ受信可能な処理モード、
    を備えることを特徴とする請求項3記載の複合機。
  5. カラー画像をファクシミリ受信可能なファクシミリ装置を備える複合機において、前記ファクシミリ装置で受信した画像を保存する方法であって、
    前記複合機の制御手段は、
    前記ファクシミリ装置を用いて、カラー画像をファクシミリ受信するステップと、
    前記ファクシミリ受信ステップにおいてカラー画像データを受信した場合に、前記受信したカラー画像データをモノクロ画像データに画像変換するステップと、
    前記画像変換されたモノクロ画像データを記憶装置に格納するステップと、
    前記画像変換後のモノクロ画像データを前記記憶装置に格納するのと並行して、前記受信したカラー画像データに基づいてカラー印刷を行うステップと、
    を備え、
    前記画像変換後のモノクロ画像データは、前記ファクシミリ装置がモノクロ画像を受信したときに前記記憶装置に格納されるモノクロ画像データと同一形式のファイルで保存することによって画像データベースを統一的に管理することを特徴とする画像保存方法。
  6. 請求項5に記載の画像保存方法を、複合機を制御するコンピュータに実行させるためのプログラム。
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