JP2001309138A - 画像処理装置並びに画像処理装置の制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置並びに画像処理装置の制御方法および記憶媒体

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JP2001309138A
JP2001309138A JP2000119165A JP2000119165A JP2001309138A JP 2001309138 A JP2001309138 A JP 2001309138A JP 2000119165 A JP2000119165 A JP 2000119165A JP 2000119165 A JP2000119165 A JP 2000119165A JP 2001309138 A JP2001309138 A JP 2001309138A
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JP2000119165A
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Nobuaki Miyahara
宣明 宮原
Koichi Ishimoto
高一 石本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ量の大きいカラー画像においてもカラ
ーで保存しておく必要のない画像を白黒に変換して保存
することでデータ量を小さくし、ハードディスク等の記
憶手段の圧迫を防止すること。 【解決手段】 ハードディスク162に記憶された画像
データがカラー画像データを含む場合、前記画像データ
を画像処理部135内の画像変換部が白黒画像データに
変換してハードディスク162に再度記憶するように、
CPU112が制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを入力
する画像入力手段と、前記画像入力手段により順次入力
された複数の画像データを順次記憶する画像記憶手段
と、前記画像記憶手段に記憶された画像データを読み出
してプリント出力可能な画像出力手段とを有する画像処
理装置並びに画像処理装置の制御方法および記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナから読み取った画像デー
タや、ホストコンピュータからネットワークを介して送
られたPDLデータをビットマップに展開した画像デー
タをハードディスクなどのメモリに一旦記憶し、そのメ
モリから任意の原稿の画像データを繰り返し読み出して
プリントアウトする機能を備えたデジタル複写機等の画
像処理装置が知られている。
【0003】また、このハードディスク等のメモリをプ
リント出力用のテンポラリ画像メモリとして使用するだ
けでなく、ユーザ毎、部署毎等、論理的にパーティショ
ンを切ることで、そこに機密文書やよく使用する文書を
入れておき、必要なときに複写機の操作パネルからユー
ザパスワードを入力して出力したり、ネットワークに接
続された別の複写機にボックス内の文書を転送したりす
ることができるボックス機能が実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハード
ディスクが大容量になっても、カラー画像はデータ量が
多く、大量部、大量ジョブをハードディスクにスプール
するとハードディスクを圧迫してしまう。また、ボック
ス機能はハードディスクに画像を保存しておく機能であ
るため、プリントが終了しても消さない場合があり、ほ
とんど使用していない画像がハードディスクを圧迫し、
すぐにハードディスクフルが起こってしまうという問題
点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第10の発
明の目的は、ハードディスク等に記憶された画像データ
がカラー画像データを含む場合、前記画像データを白黒
画像データに変換してハードディスクに再度記憶するこ
とにより、データ量の大きいカラー画像においてもカラ
ーで保存しておく必要のない画像を白黒に変換して保存
することでデータ量を小さくし、ハードディスクの圧迫
を防止することができる画像処理装置並びに画像処理装
置の制御方法および記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、画像データを入力する画像入力手段(図1に示すリ
ーダ装置200,図3に示すNetwork Cont
roller121,コネクタ122)と、前記画像入
力手段により順次入力された複数の画像データを順次記
憶する画像記憶手段(図3に示すハードディスク16
2)と、前記画像記憶手段に記憶された画像データを読
み出してプリント出力可能な画像出力手段(図1に示す
プリンタ装置300)とを有する画像処理装置におい
て、前記画像記憶手段に記憶された各画像データのカラ
ー情報を表示する表示手段(図12に示す表示120
1)と、カラー画像データを白黒画像データに変換する
変換手段(図4に示す色空間変換部403)と、前記画
像記憶手段に記憶された画像データがカラー画像データ
を含む場合、前記変換手段により前記画像データを白黒
画像データに変換して前記画像記憶手段に再度記憶する
制御手段(図3に示すCPU112)とを有するもので
ある。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記記憶手段
に記憶されたいずれかの画像データを選択し、前記変換
手段による変換処理の実行をユーザが明示的に指示する
指示手段(図12に示す白黒変換キー1202)を設け
たものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記画像記憶手段に記憶されたカラー画像データを
含む画像データが所定期間(図14に示す自動白黒変換
時間設定1403)出力されない場合に、該画像データ
を前記変換手段により白黒変換して前記画像記憶手段に
再度記憶するように制御するものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
は、前記画像記憶手段に記憶された白黒画像データが所
定期間(図14に示す自動消去時間設定1401)出力
されない場合に、該画像データを消去するものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、前記制御手段
は、前記画像記憶手段に記憶されたカラー画像データを
含む画像データが入力後所定期間(図14に示す自動白
黒変換時間設定1403)経過した場合に、該画像デー
タを前記変換手段により白黒変換して前記画像記憶手段
に再度記憶するように制御するものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
は、前記画像記憶手段に記憶された白黒画像データが入
力後所定期間(図14に示す自動消去時間設定140
1)経過した場合に、該画像データを消去するものであ
る。
【0012】本発明に係る第7の発明は、前記制御手段
は、前記記憶手段の使用率に基づいて、前記画像データ
に対する処理の実行を制御するものである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、画像データを
二値化処理する二値化手段(図4に示す画像二値化部4
05)を設け、前記制御手段は、前記画像記憶手段に記
憶された画像データがカラー画像データを含む場合、前
記変換手段により前記画像データを白黒画像データに変
換するとともに前記二値化手段により2値化して前記画
像記憶手段に再度記憶するものである。
【0014】本発明に係る第9の発明は、画像データを
入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により順次
入力された複数の画像データを順次記憶する画像記憶手
段と、前記画像記憶手段に記憶された画像データを読み
出してプリント出力可能な画像出力手段とを有する画像
処理装置の制御方法において、前記画像記憶手段に記憶
された画像データがカラー画像データを含む場合、該画
像データを白黒画像データに変換する変換工程(図13
のステップS1303,図15のステップS1505)
と、該白黒変換された画像データを前記画像記憶手段に
上書き保存する上書き保存工程(図13のステップS1
304,図15のステップS1505)とを有するもの
である。
【0015】本発明に係る第10の発明は、画像データ
を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により順
次入力された複数の画像データを順次記憶する画像記憶
手段と、前記画像記憶手段に記憶された画像データを読
み出してプリント出力可能な画像出力手段とを有する画
像処理装置に、前記画像記憶手段に記憶された画像デー
タがカラー画像データを含む場合、該画像データを白黒
画像データに変換する変換工程(図13のステップS1
303,図15のステップS1505)と、該白黒変換
された画像データを前記画像記憶手段に上書き保存する
上書き保存工程(図13のステップS1304,図15
のステップS1505)とを実行させるためのプログラ
ムを記憶媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させ
たものである。
【0016】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像入
出力システムの全体構成を説明するブロック図である。
【0017】図において、100は画像入出力システム
で、リーダ部200とプリンタ部300と制御装置11
0と操作部150とで構成される。
【0018】リーダ部(リーダ装置,画像入力装置)2
00は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変
換する。リーダ部200は、原稿を読取るための機能を
持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するた
めの機能を持つ原稿給紙ユニット250とで構成され
る。
【0019】プリンタ部(プリンタ装置,画像出力装
置)300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを
可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部
300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニッ
ト360と、画像データを記録紙に転写、定着させる機
能を持つマーキングユニット310と、印字された記録
紙をソート、ステイプルして機外へ出力する機能を持つ
排紙ユニット370とで構成される。
【0020】制御装置110は、リーダ部200、プリ
ンタ部300と電気的に接続され、さらに例えばEth
ernet(登録商標)等のネットワーク(LAN)4
00を介して、ホストコンピュニタ(PC)170,1
80と接続されている。
【0021】制御装置110は、リーダ部200を制御
して原稿の画像データを読込み、プリンタ部300を制
御して画像データを記録用紙に出力するコピー機能を提
供する。
【0022】また、リーダ部200から読み取った画像
データを、コードデータに変換し、ネットワーク400
を介してホストコンピュータ170,180ヘ送信する
スキャナ機能、ホストコンピュータ170,180から
ネットワーク400を介して受信したコードデータを画
像データに変換し、プリンタ部300に出力するプリン
タ機能等も提供する。
【0023】操作部150は、制御装置110に接続さ
れ、液晶タッチパネルで構成され、画像入出力システム
を操作するためのユーザインタフェース(I/F)を提
供する。160はCD−ROMドライブで、挿入される
CD−ROMよりデータやプログラムを読み出して制御
装置110に転送する。
【0024】図2は、図1に示したリーダ部200及び
プリンタ部300の構成を説明する断面図であり、図1
と同一のものには同一の符号を付してある。
【0025】以下、構成及び動作について説明する。
【0026】図において、250は原稿給送ユニット
で、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ
給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス2
11上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガ
ラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、
そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を
露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー2
14,215,216及びレンズ217によってCCD
イメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれ
る。このように、走査された原稿の画像はCCD218
によって読み取られる。CCD218から出力される画
像データは所定の処理が施された後、制御装置110へ
転送される。
【0027】222はリーダ画像処理回路部で、CCD
218から出力される画像データに所定の処理を施し、
後述する図3に示すスキャナI/F140を介して制御
装置110へと出力するものである。
【0028】317はレーザドライバで、レーザ発光部
313,314,315,316を駆動するものであ
り、制御装置110から出力された画像データに応じた
レーザ光をレーザ発光部313,314,315,31
6を発光させる。このレーザ光はミラー340、34
1、342、343、344、345、346、34
7、348、349、350、351によって感光ドラ
ム325、326、327、328に照射され、感光ド
ラム325、326、327、328にはレーザ光に応
じた潜像が形成される。321、322、323、32
4はそれぞれブラック(Bk)、イエロー(Y)、シア
ン(C)、マゼンダ(M)の現像器で、ブラック(B
k)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)
のトナーによって、潜像を現像するためのものであり、
現像された各色のトナーは、用紙に転写されフルカラー
のプリントアウトがなされる。
【0029】用紙カセット360、361及び手差しト
レイ362のいずれかより給紙された用紙は、レジスト
ローラ333を経て、転写ベルト334上に吸着され、
搬送される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、用紙カセット360、361及び手差しト
レイ362のいずれかから記録紙を給紙して転写ベルト
へ搬送し、感光ドラム325、326、327、328
に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗っ
た記録紙は定着部335に搬送され、定着部335の熱
と圧力により現像剤は記像紙に定着される。定着部33
5を通過した記録紙は排出ローラ336によって排出さ
れ、排紙ユニット370は排出された記録紙を束ねて記
録紙の仕分けや、仕分けされた記録紙のステイプルを行
う。
【0030】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ336のところまで記録紙を搬送した後、排
出ローラ336の回転方向を逆転させ、フラッパ337
によって再給紙搬送路338へ導く。再給紙搬送路33
8へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写ベルト
334ヘ給紙される。
【0031】<制御装置の説明>図3は、図1に示した
制御装置110の構成を説明するブロック図である。
【0032】図において、111はメインコントローラ
で、主にCPU112とバスコントローラ113、図示
しない各種I/Fコントローラ回路とから構成され、C
PU112とバスコントローラ113は、制御装置11
0全体の動作を制御するものであり、CPU112は、
ROM114からROMI/F115を経由して読込ん
だプログラムに基づいて動作する。
【0033】また、ホストコンピュータから受信したP
DL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスタ
イメージデータに展開する動作も、このプログラムに記
述されており、ソフトウェアによって処理される。バス
コントローラ113は各I/Fから入出力されるデータ
転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMA
データ転送の制御を行う。
【0034】116はDRAMで、DRAMI/F11
7によってメインコントローラ111と接続されてお
り、CPU112が動作するためのワークエリアや、画
像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
【0035】118はCodecで、DRAM116に
蓄積されたラスタイメージデータをMH/MR7MMR
/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮
され蓄積されたコードデータをラスタイメージデータに
伸長する。119はSRAMで、Codec118の一
時的なワーク領域として使用される。また、Codec
118は、I/F120を介してメインコントローラ1
11と接続され、DRAM116との間のデータの転送
は、バスコントローラ113によって制御されDMA転
送される。
【0036】135は画像処理部で、DRAM116に
蓄積されたラスタイメージデータに対して、画像回転、
画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞれ行う。
136はSRAMで、画像処理部135の一時的なワー
ク領域として使用される。画像処理部135は、I/F
137を介してメインコントローラ111と接続され、
DRAM116との間のデータの転送は、バスコントロ
ーラ113によって制御されDMA転送される。
【0037】121はネットワークコントローラ(Ne
twork Contorller)で、I/F123
によってメインコントローラ111と接続され、コネク
タ122によって外部ネットワークと接続される。ネッ
トワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)
(Ethernet)があげられるがこれに限られるも
のではない。125は汎用高速バスで、拡張ボードを接
続するための拡張コネクタ124とI/O制御部126
とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPC
Iバスがあげられる。
【0038】I/O制御部126は、リーダ部200、
プリンタ部300の各CPUと制御コマンドを送受信す
るための調歩同期シリアル通信コントローラ127が2
チャンネル装備されており、I/Oバス128によって
外部I/F回路であるスキャナI/F140,プリンタ
I/F145に接続されている。
【0039】132はパネルインタフェース(I/F)
で、LCDコントローラ131に接続され、操作部15
0上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキ
ーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/
F130とから構成される。
【0040】操作部150は、液晶表示部と液晶表示部
上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個の
ハードキーを有し、タッチパネルまたはハードキーによ
り入力された信号は、前述したパネルI/F132を介
してCPU112に伝えられ、液晶表示部はパネルI/
F132から送られてきた画像データを表示するもので
ある。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における
機能表示や画像データ等を表示する。
【0041】133はリアルタイムクロックモジュール
で、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するため
のもので、バックアップ用電池134によってバックア
ップされている。
【0042】161はE−IDEコネクタ(インタフェ
ース)で、外部記憶装置を接続するためのものである。
本実施形態においては、このI/Fを介してハードディ
スクドライブ160を接続し、ハードディスク(HD)
162へ画像データを記憶させたり、ハードディスク1
62から画像データを読み込む動作を行う。コネクタ1
42,147は、それぞれリーダ部200とプリンタ部
300とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(14
3,148)とビデオI/F(144,149)とから
構成される。
【0043】140はスキャナI/Fで、コネクタ14
2を介してリーダ部200と接続され、また、スキャナ
バス141によってメインコントローラ111と接続さ
れており、リーダ部200から受け取った画像に対して
所定の処理を施す機能を有し、さらに、リーダ部200
から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号
を、スキャナバス141に出力する機能も有する。
【0044】スキャナバス141からDRAM116へ
のデータ転送は、バスコントローラ113によって制御
される。
【0045】145はプリンタI/Fで、コネクタ14
7を介してプリンタ部300と接続され、またプリンタ
バス146によってメインコントローラ111と接続さ
れており、メインコントローラ111から出力された画
像データに所定の処理を施して、プリンタ部300へ出
力する機能を有し、さらに、プリンタ部300から送ら
れたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリ
ンタバス146に出力する機能も有する。
【0046】DRAM116上に展開されたラスタイメ
ージデータのプリンタ部への転送は、バスコントローラ
113によって制御され、プリンタバス146、ビデオ
I/F149を経由して、プリンタ部300へDMA転
送される。
【0047】<画像処理部の説明>以下、図3に示した
画像処理部135についての詳細な説明を行う。
【0048】図4は、図3に示した画像処理部135の
構成を示すブロック図である。
【0049】図に示すように、画像処理部135は、画
像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞ
れ行うモジュール(画像回転部401、画像変倍部40
2、色空間変換部403、ルック・アップ・テーブル
(LUT)404、画像二値化部405)を有する。
【0050】SRAM136は、画像処理部135の各
々のモジュールの一時的なワーク領域として使用され
る。各々のモジュールが用いるSRAM136のワーク
領域が競合しないよう、あらかじめ各々のモジュールご
とにワーク領域が静的に割り当てられているものとす
る。
【0051】画像処理部135は、I/F137を介し
てメインコントローラ111と接続され、DRAM11
6との間のデータの転送は、バスコントローラ113に
よって制御されDMA転送される。
【0052】バスコントローラ113は、画像処理部1
35の各々のモジュールにモード等を設定する制御及
び、各々のモジュールに画像データを転送するためのタ
イミング制御を行う。
【0053】<画像回転部の説明>以下、図4に示した
画像回転部401における処理手順を説明する。
【0054】まず、I/F137を介して、CPU11
2からバスコントローラ113に画像回転制御のための
設定を行う。この設定によりバスコントローラ113は
画像回転部401に対して画像回転に必要な設定(たと
えば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設
定を行った後に、再度CPU112からバスコントロー
ラ113に対して画像データ転送の許可を行う。
【0055】この許可に従い、バスコントローラ113
は、DRAM116もしくは各I/Fを介して接続され
ているデバイスから画像データの転送を開始する。
【0056】<画像変倍部の説明>以下、図4に示した
画像変倍部402における処理手順を示す。
【0057】I/F137を介して、CPU112から
バスコントローラ113に画像変倍制御のための設定を
行う。この設定によりバスコントローラ113は画像変
倍部402に対して画像変倍に必要な設定(主走査方向
の変倍率、副走査方向の変倍率、変倍後の画像サイズ
等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU11
2からバスコントローラ113に対して画像データ転送
の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ11
3はDRAM116もしくは各I/Fを介して接続され
ているデバイスから画像データの転送を開始する。
【0058】画像変倍部402は、受け取った画像デー
タを一時SRAM136に格納し、これを入力バッフア
として用いて、格納したデータに対して主走査、副走査
の変倍率に応じて必要な画素数、ライン数の分の補間処
理を行って変倍処理とする。変倍後のデータは再度SR
AM136へ書き戻し、これを出力バッファとして画像
変倍部402はSRAM136から画像データを読み出
し、バスコントローラ113に転送する。
【0059】変倍処理された画像データを受け取ったバ
スコントローラ113は、DRAM116もしくはI/
F上の各デバイスにデータを転送する。
【0060】<色空間変換部の説明>以下、図4に示し
た色空間変換部403における処理手順を示す。
【0061】I/F137を介して、CPU112から
バスコントローラ113に色空間変換制御のための設定
を行う。この設定によりバスコントローラ113は色空
間変換部403およびLUT(ルック・アップ・テーブ
ル)404に対して色空間変換処理に必要な設定(後述
のマトリックス演算の係数、LUT404のテーブル値
等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU11
2からバスコントローラ113に対して画像データ転送
の許可を行う。この許可に従い、バスコントローラ11
3はDRAM116もしくは各I/Fを介して接続され
ているデバイスから画像データの転送を開始する。
【0062】色空間変換部403は、受け取った画像デ
ータ1画素ごとに対して、まず下記の式で表される3×
3のマトリックス演算を施す。
【0063】
【数1】 上式において、R、G、Bが入力、X、Y、Zが出力、
a11、a12、a13、a21、a22、a23、a
31、a32、a33、b1、b2、b3、c1、c
2、c3がそれぞれ係数である。
【0064】上式の演算によって、例えばRGB色空間
からYuv色空間への変換など、各種の色空間変換を行
うことができる。また、係数を変えることで白黒変換を
行うことができる。例えば一般的な(R+2G+B)/
4といった式になるよう係数を変えることで白黒変換を
行う(例えば、32ビット又は24ビットのカラー画像
を8ビットのグレースケールで表現される白黒画像に変
換を行う)。
【0065】次に、マトリックス演算後のデータに対し
て、LUT404による変換を行う。これによって、非
線形の変換をも行うことができる。当然、スルーのテー
ブルを設定することにより、実質的にLUT変換を行わ
ないこともできる。
【0066】その後、色空間変換部403は色空間変換
処理された画像データをバスコントローラ113に転送
する。
【0067】色空間変換処理された画像データを受け取
ったバスコントローラ113は、DRAM116もしく
はI/F上の各デバイスにデータを転送する。
【0068】<画像二値化部の説明>以下、図4に示し
た画像二値化部405における処理手順を示す。
【0069】I/F137を介して、CPU112から
バスコントローラ113に二値化制御のための設定を行
う。この設定によりバスコントローラ113は画像二値
化部405に対して二値化処理に必要な設定(変換方法
に応じた各種パラメータ等)を行う。必要な設定を行っ
た後に、再度CPU112からバスコントローラ113
に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従
い、バスコントローラ113はDRAM116もしくは
各I/Fを介して接続されているデバイスから画像デー
タの転送を開始する。
【0070】画像二値化部405は、受け取った画像デ
ータに対して二値化処理を施す。本実施形態では、二値
化の手法としては、画像データを所定の閾値と比較して
単純に二値化するものとする。もちろん、ディザ法、誤
差拡散法、誤差拡散法を改良したものなど、いずれの手
法によってもかまわない。
【0071】その後、画像二値化部405は二値化処理
された画像データをバスコントローラ113に転送す
る。
【0072】二値化処理された画像データを受け取った
バスコントローラ113は、DRAM116もしくはI
/F上の各デバイスにデータを転送する。 <操作部の説明>図5は、図1に示した操作部150の
キー配列を示す平面図である。
【0073】図において、501は電源スイッチで、本
体ヘの通電を制御する。502は、予熱キーで、予熱モ
ードのON/OFFに使用する。503はコピーAモー
ドキーで、複数の機能の中からコピーAモードを選択す
るときに使用する。
【0074】504はコピーBモードキーで、複数の機
能の中からコピーBモードを選択するときに使用する。
コピーAモード及びコピーBモードとは、各々同じコピ
ー機能であるが、片方のコピーのスキャナ読み込みが終
了している場合は次のコピーの入力ができるため、敢え
てユーザに分かりやすくするために二つのコピーに分け
ている。
【0075】505はボックスキーで、複数の機能の中
からボックスモードを選択するときに使用する。ボック
ス機能とは、ユーザ個人や部署毎に複写機内のメモリに
記憶領域を持ち、そこにPDLやスキャン画像を入れて
おき、好きなときに出力する機能である。506は拡張
キーで、PDLに対する操作を行うときに使用する。こ
れらの各キー503〜506は後述するLCDタッチパ
ネル516の各々の機能画面を呼び出すときにも使用さ
れ、LCDタッチパネル516の表示により各々のジョ
ブの状況を見ることができる。
【0076】507はコピースタートキーで、コピーの
開始を指示するときに用いるキーである。508はスト
ップキーで、コピーを中断したり、中止したりするとき
に用いるキーである。509はリセットキーで、スタン
バイ中は標準モードに復帰させるキーとして動作する。
【0077】510はガイドキーで、各機能を知りたい
ときに使用するキーである。511はユーザモードキー
で、ユーザがシステムの基本設定を変更するときに使用
する。512は割り込みキーで、コピー中に割り込みし
てコピーしたいときに用いる。513はテンキーで、数
値の入力を行うときに使用する。
【0078】514はクリアキーで、数値をクリアする
ときに用いる。515はIDキーで、複写機を使用する
場合にIDの入カモードに移行するときに使用する。5
16はLCDタッチパネルで、液晶画面とタッチセンサ
の組合せからなり、各モード毎に個別の設定画面が表示
され、さらに描画されたキーに触れることで、各種の詳
細な設定を行うことが可能である。また、LCDタッチ
パネル516は、各々のジョブの動作状況表示なども行
う。
【0079】517はネットワークの通信状態を示すタ
リーランプで、通常緑色で、通信しているときは緑色で
点滅し、ネットワークエラーの場合には赤色になる。5
18はACS(オートカラーセレクト)キーで、コピー
原稿がカラーか白黒かを自動的に判別し、カラーならば
カラーで、白黒ならば黒単色でスキャンするモードを設
定する場合に使用する。
【0080】519はフルカラーモードキーで、コピー
原稿に関わらずフルカラーでスキャンするモードを設定
する場合に使用する。520はブラックモードキーで、
コピー原稿に関わらず黒単色でスキャンするモードを設
定する場合に使用する。これらの各キー518〜520
はトグル動作し、必ずどれか一つが選択されており、選
択されているキーが点灯している。
【0081】図6は、本実施形態における操作パネル
(LCDタッチパネル516)上のコピー標準画面を示
した図であり、図5に示したLCDタッチパネル516
に表示されるものである。
【0082】本実施形態の画像処理装置は、電源投入時
にデフォルトとしてコピー標準画面で起動するようにな
っている。
【0083】図において、601はメッセージライン
で、コピージョブの状態をメッセージで表示する。60
2は倍率表示で、設定された倍率やコピーモードによっ
て自動的に決められる倍率をパーセントで表示する。6
03は用紙サイズ表示で、選択された出力用紙を表示
し、自動用紙選択が設定されている場合にはオート用紙
というメッセージを表示する。604は置数表示で、何
枚コピーするかを示す。
【0084】605は縮小キーで、縮小コピーを行いた
い場合に使用する。606は等倍キーで、縮小や拡大が
設定されている場合に等倍に戻したいときに使用する。
607は拡大キーで、拡大コピーを行いたい場合に使用
する。608はズームキーで、細かい単位で倍率を設定
して縮小コピーや拡大コピーを行いたい場合に使用す
る。
【0085】609は用紙選択キーで、出力用紙を指定
する場合に使用する。610はフィニッシャキーで、ノ
ートやステイプルのモードを設定する場合に使用する。
611は両面キーで、両面モードを設定する場合に使用
する。612は濃度表示で、現在の濃度が分かるように
なっており、左側が濃度が薄く、右側が濃度が濃いこと
を示す。
【0086】また、濃度表示612は、うすくキー61
3、こくキー615と連動して表示が変化するようにな
っている。うすくキー613は、濃度を薄くしたい場合
に使用する。614は自動キーで、自動的に濃度を決定
するモードを使用する場合に使用する。こくキー615
は、濃度を濃くしたい場合に使用する。616は文字キ
ーで、文字原稿をコピーするのに適した濃度に自動的に
設定する文字モードを設定する場合に使用する。
【0087】617は、文字/写真キーで、写真が混在
した原稿をコピーするのに適した濃度に自動的に設定す
る文字/写真モードを設定する場合に使用する。618
は応用モ―ドキーで、コピー標準画面で設定できない様
々なコピーモードを設定する場合に使用する。619は
システム状況キーで、現在この画像入出カシステム10
0で行われているプリントやスキャンの状況を見たい場
合に使用する。
【0088】システム状況キー619は、コピー標準画
面だけではなく、常にこの位置に現れており、いつでも
このキーを押すことによりシステムの状況を見ることが
できるようになっている。この図では図示していない
が、620の領域はメッセージライン601で表示する
必要のない優先度の低いアラームや、他の機能の実行状
態などをメッセージ表示するステータスラインである。
【0089】図7は、図3に示したハードディスク16
2の論理的な使用方法を示した図である。
【0090】本実施形態においては使用用途に応じてハ
ードディスクの記憶領域をテンポラリ領域701とボッ
クス領域702に論理的に分ける。
【0091】テンポラリ領域701は、画像データの出
力順序を変えたり、複数部出力においても一回のスキャ
ンで出力ができるようにするために、PDLの展開デー
タやスキャナからの画像データを一時的に記憶する記憶
領域である。
【0092】ボックス領域702はボックス機能を使用
するための記憶領域であり、703〜707のように登
録された数の小さな記憶領域に分割されている。
【0093】ボックス領域703〜707は、パーソナ
ルボックス領域として各ユーザや会社などの部署毎に割
り当てられ、各ボックスにはボックス名とパスワードを
付けることができる。ユーザはボックスを指定すること
でPDLジョブやスキャンジョブを各ボックス入力する
ことができ、パスワードを入力することで実際にボック
スの中を見たり、設定変更やプリント出力を行う。
【0094】以下、図8のフローチャートを参照して、
本実施形態におけるボックス登録の手順ついて説明す
る。
【0095】図8は、本発明の画像処理装置を適用可能
な画像入出力装置の第1の制御処理手順を示すフローチ
ャートである。なお、ボックスヘの登録は、ホストコン
ピュータ170,180からのPDL画像と、スキャナ
からのスキャン画像の登録があり、(a)はホストコン
ピュータ170,180からのPDL画像の登録手順に
対応し、(b)はスキャナからのスキャン画像の登録手
順に対応する。また、S801〜S809は各ステップ
を示す。
【0096】まず、PDL画像を登録する場合、(a)
に示すように、ステップS801において、PC17
0,180上でユーザがプリント設定を行い、ステップ
S802に進む。プリント設定内容は、部数、用紙サイ
ズ、拡大縮小率、片面/両面、ページ出力順序、ノート
出力、ステイプル止めの有無等である。
【0097】次に、ステップS802において、PC1
70,180上でボックス番号を設定することで、ハー
ドディスク162のボックス領域702内の領域が指定
され、ステップS803に進む。例えば、ボックス番号
が1と指定されると、ボックス領域702内のパーソナ
ルボックス領域703が指定されることなる。
【0098】次にステップS803において、PC17
0,180上で印刷指示を与え、それと共にPC17
0,180上にインストールされているドライバソフト
ウェアが印刷対象となるコードデータをいわゆるPDL
データに変換して、ステップS801で設定したプリン
ト設定パラメータとともに、画像入出力装置の制御装置
110にPDLデータを転送し、ステップS804に進
む。
【0099】次に、ステップS804において、転送さ
れたPDLデータを画像データに展開(ラスタライズ)
する。画像データの展開が完了するとステップS805
に進む。
【0100】次に、ステップS805において、展開さ
れた画像データがハードディスク162のボックス領域
702に順次記録され、処理を終了する。例えばボック
ス番号が1のときは、ボックス領域703内に記憶さ
れ、ステップS801で設定したプリント設定パラメー
タもボックス領域703に記録される。ボックス番号が
2,3のときはそれぞれボックス領域704,領域70
5に記憶される。
【0101】次に、スキャン画像を登録する場合は、
(b)に示すように、まずステップS806において、
画像を入力するボックス番号を指定し、ステップS80
7に進む。
【0102】次にステップS807において、画像処理
等のスキャン設定を指定し、ステップS808に進む。
ステップS808において、スキャンスタートの指示を
出すことで、リーダ部200で原稿を読み取り、ステッ
プS809に進む。
【0103】次にステップS809において、ステップ
S808で読み取った画像をステップS806で指定し
たボックス領域に格納し、処理を終了する。
【0104】図9は、本実施形態における操作パネル
(LCDタッチパネル516)上のボックス選択画面を
示した模式図であり、図5に示したボックスキー505
を押下した場合にLCDタッチパネル516に表示され
るものである。
【0105】図において、901にはそのボックス番
号,ボックス名,ハードディスク162のボックス領域
702に対してそのボックスがどれだけ容量をとってい
るかの情報が表示される。ボックス番号を押下すると、
後述する図10に示すパスワード入力画面に遷移する。
902と903はそれぞれ上下スクロールキーで、90
1の表示を越える数のボックスが登録されているとき
に、画面をスクロールする場合に使用する。
【0106】図10は、本実施形態における操作パネル
(LCDタッチパネル516)上のパスワード入力画面
を示した模式図であり、図9に示したボックス選択画面
上のボックス番号を押下した場合にLCDタッチパネル
516に表示されるものである。
【0107】この画面から各ボックスに設定されている
パスワードを入力することで後述する図11に示すボッ
クス内画面に遷移し、各ボックスにアクセスできるよう
になる。
【0108】パスワードが違う場合には、図示していな
い警告画面に選移し、ボックスにはアクセスできない。
【0109】1001は取消キーであり、図9の画面に
戻る。1002はOKキーで、このキーを押下すること
で入力したパスワードの確定となり、パスワードの検証
が行われる。
【0110】図11は、本実施形態における操作パネル
(LCDタッチパネル516)上のボックス内画面を示
した模式図であり、図10に示したパスワード入力画面
から各ボックスに設定されているパスワードを入力する
ことでLCDタッチパネル516に表示されるものであ
る。図において、1101はボックス内のファイルリス
トで、各ファイルの登録日時、ファイル名がリスト表示
される。ファイルを選択するにはファイル名を押下し、
現在選択されているファイルは反転表示される。
【0111】1102はスキャンキーで、現在開いてい
るボックスにスキャナから画像を入力する場合に使用
し、図示していないスキャン設定画面に選移する。11
03はプリントキーで、ファイルリスト1101で選択
しているファイルをプリントする場合に使用する。
【0112】1104は色変換キーで、カラー画像を含
むファイルを白黒変換したい場合に使用し、後述する図
12に示す白黒変換画面に遷移する。1105は消去キ
ーで、ファイルリスト1101で選択しているファイル
を消去する場合に使用する。1106と1107はそれ
ぞれ上下スクロールキーで、ファイルリスト1101の
表示を超える数のファイルが登録されているときに、画
面をスクロールする場合に使用する。1108は閉じる
キーであり、図9に示したボックス選択画面に戻るとき
に使用する。
【0113】図12は、本実施形態における操作パネル
(LCDタッチパネル516)上の白黒変換画面を示し
た模式図であり、図11に示したボックス内画面の色変
換キー1104を押下することでLCDタッチパネル5
16に表示されるものである。
【0114】図において、1201は選択されているフ
ァイルが、カラー,白黒,カラーと白黒混在のいずれか
であることを示す表示である。この例ではカラーと白黒
のページが混在していることを示している。1202は
白黒変換キーで、選択されているファイル1201がカ
ラーもしくは混在である場合にのみ表示され、このキー
を押下して色空間変換を行うことで、カラーのペ―ジを
白黒で保存し直すことができる。
【0115】白黒変換キー1202はトグル表示され、
反転しているときは白黒変換が有効になっていることを
示す。1203はOKキーで、実際に白黒変換のトリガ
をかけるために使用する。変換できない場合は変換でき
ないことを表示して図11に示したボックス内画面に戻
る。1204は取消キーであり、押下することで色空間
変換することなく図11に示したボックス内画面に戻る
ことができる。
【0116】以下、図13のフローチャートを参照し
て、本実施形態における白黒変換の手順ついて説明す
る。
【0117】図13は、本発明の画像処理装置を適用可
能な画像入出力装置の第2の制御処理手順を示すフロー
チャートであり、白黒変換の手順に対応する。なお、S
1301〜S1305は各ステップを示す。
【0118】まず、ステップS1301において、ハー
ドディスク162から指定ファイルの1ページを読み出
し、ステップS1302に進む。
【0119】次に、ステップS1302において、読み
出したページがカラーページかどうかを判断し、カラー
ページでないと判断された場合は、そのままステップS
1305に進む。
【0120】一方、ステップS1302で、読み出した
ページがカラーページであると判断された場合は、ステ
ップS1303において、読み出したページを図4に示
した色空間変換部403を使用して白黒画像に変換し、
ステップS1304に進む。
【0121】次に、ステップS1304において、白黒
変換したページデータをハードディスク162に保存
(白黒変換することでデータ量は減少するため、既に白
黒変換が完了したディスクエリアに上書き保存)し、ス
テップS1305に進む。
【0122】ステップS1305において、読み出した
ページが最終ページ(複数部の場合は、最終部の最終ペ
ージ)であるかどうかを判断し、最終ページであると判
断された場合は、そのまま処理を終了し、最終ページで
ないと判断された場合は、ステップS1301に戻る。
【0123】以上の処理により、データ量の大きいカラ
ー画像においてもカラーで保存しておく必要のない画像
を白黒に変換して保存することでデータ量を小さくし、
ハードディスクを圧迫しないカラーデジタル複写機等の
画像処理装置を提供することができる。
【0124】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
ユーザが手動で白黒変換を行って、カラー画像を白黒に
変換して保存する構成について説明したが、カラー画像
のボックス登録時に、あらかじめ自動消去時間、自動白
黒変換時間、二値化等のボックスに設定をしておき、ボ
ックス毎に自動的にそれらの処理を行うように構成して
もよい。以下、その実施形態について説明する。
【0125】図14は、本実施形態における操作パネル
(LCDタッチパネル516)上のボックスの自動時間
設定画面を示した模式図であり、図示してはいないが、
この画面はユーザモードキー511を押下したユーザモ
ード内部のボックス設定時の画面の一部である。
【0126】図において、1401は自動消去時間設定
で、登録されてからどれだけ時間が経過したらファイル
を消去するかを設定できる。上下スクロールキー140
2により1時間単位、1日単位の設定が可能で、設定し
ないことも可能である。設定しない場合は、「設定な
し」と表示され、ファイルは自動消去されない。
【0127】1403は自動白黒変換時間設定で、登録
されてからどれだけ時間が経過したらカラー及びカラー
混在ファイルを白黒変換するかを設定できる。上下スク
ロールキー1404により1時間単位、1日単位の設定
が可能で、設定しないことも可能である。設定しない場
合は、「設定なし」と表示され、白黒変換されない。自
動消去時間設定1401が設定されていて自動白黒変換
時間設定1403が設定されていない場合には、カラー
のファイルも自動消去される設定となる。
【0128】1405は二値化設定で、白黒変換する場
合に二値化を行うかどうかの設定をすることができる。
値は設定すると設定しないの二通りで、上下スクロール
キー1406により設定する。二値化設定1405の設
定値は、自動白黒変換時間設定1403の設定が設定な
し以外の時に有効である。
【0129】1407はOKキーで、自動消去時間設定
1401、自動白黒変換時間設定1403、二値化設定
1405の設定値をボックスの属性として登録する場合
に押下する。1408は取消キーで、自動消去時間設定
1401、自動白黒変換時間設定1403、二値化設定
1405の設定値をボックスの属性として登録せずにユ
ーザモードを終了する。
【0130】なお、自動消去時間設定1401、自動白
黒変換時間設定1403に関しては、本実施形態ではフ
ァイルの登録からの時間としているが、最後にそのファ
イルが出力されてからの時間としてもよい。
【0131】以下、図15のフローチャートを参照し
て、本実施形態における自動変換手順ついて説明する。
【0132】図15は、本発明の画像処理装置を適用可
能な画像入出力装置の第3の制御処理手順を示すフロー
チャートであり、自動変換手順に対応する。なおS15
01〜S1507は各ステップを示す。
【0133】また、このフローは定期的に全てのボック
スとファイルに対して行われ、ファイルの属性によっ
て、自動変換、自動消去を行うものとする。
【0134】まず、ステップS1501において、ボッ
クスとファイルの属性データをハードディスク162か
らロードし、ステップS1502に進む。ここでいうボ
ックスの属性データとは、ボックス毎の自動白黒変換時
間や、自動消去時間、二値化設定であり、ファイルの属
性データとは、カラー画像を含む(カラー(混在含
む))かどうかのデータ及び、ファイル登録日時であ
る。
【0135】次にステップS1502において、ファイ
ルがカラーページを含むかどうかを判断し、ファイルが
カラーページを含むと判断された場合は、ステップS1
503において、ボックスの設定が自動白黒変換する設
定になっているかどうかを判断し、自動白黒変換する設
定になっていると判断された場合は、ステップS150
4に進む。
【0136】ステップS1504において、ボックスの
自動白黒変換時間設定とファイルの登録日時から、自動
白黒変換時間が経過しているかを判断し、経過しいない
と判断された場合は、そのまま処理を終了する。
【0137】一方、ステップS1504において、自動
白黒変換時間が経過していると判断された場合は、ステ
ップS1505において、実際にファイルを白黒変換す
る。実際の処理は図13に示した処理を行い、ボックス
の属性で二値化処理を行う設定の場合はステップS13
03の後に二値化処理を行うものとする。
【0138】一方、ステップS1502でファイルがカ
ラーページを含まないと判断された場合、又はステップ
S1503でボックスの設定が自動白黒変換する設定で
ないと判断された場合は、ステップS1506に進む。
【0139】ステップS1506において、ボックスの
自動消去時間設定とファイルの登録日時から、自動消去
時間が経過しているかを判断し、経過していないと判断
された場合は、そのまま処理を終了する。
【0140】一方、ステップS1506でボックスの自
動消去時間設定とファイルの登録日時から自動消去時間
が経過していると判断された場合は、ステップS150
7において、指定ファイルを消去し、処理を終了する。
【0141】以上の処理により、データ量の大きいカラ
ー画像においてもカラーで保存しておく必要のない画像
を白黒に変換して保存し、さらに二値化等を行うことで
データ量を小さくし、また、必要のない白黒画像を消去
して、ハードディスクを圧迫しないカラーデジタル複写
機等の画像処理装置を提供することができる。
【0142】また、ハードディスク162の使用率が所
定の値を超えたボックスの画像データに関してのみ、図
15のフローチャートで示した処理を開始するようにC
PU112が制御するように構成してもよい。これによ
り、一人の使用者のみによりハードディスクが圧迫され
てしまうことを防止することができる。
【0143】さらに、CPU112がハードディスク1
62の全体の使用率を監視し、該使用率が所定の値を超
えた場合、図15のフローチャートで示した処理を開始
するようにCPU112が制御するように構成してもよ
い。
【0144】また、上記実施形態では、カラー画像を白
黒画像に変換して保存する場合について説明したが、白
黒以外でも単色画像なら何色に色変換する構成であって
もよい。
【0145】さらに、上記実施形態では、色空間変換部
403がカラー画像を白黒画像に変換して保存する場合
について説明したが、例えば1画素あたり24又は32
ビットで表現されているカラー画像を1画素あたり8ビ
ットのカラーテーブル(例えば、Median Cut
法によるカラーパレットや均等パレット等)を用いて表
現するように色変換する構成であってもよい。
【0146】また、JPEG、フォトYCC、フラクタ
ル圧縮、ベクトル量子化、サブバンド符号化、ウェーブ
レット変換符号化等により可逆圧縮又は非可逆圧縮する
ように構成してもよい。
【0147】さらに、HD162の空容量に基づいて圧
縮方法を自動選択するように構成してもよい。
【0148】また、解像度の高い画像を間引いて解像度
の低い画像に解像度変換して再保存するように構成して
もよい。
【0149】さらに、本発明を適用可能な画像処理装置
は、電子写真方式でも、インクジェット方式、昇華方式
でもその他の方式でもよい。
【0150】以上より、ハードディスクに入力したカラ
ー画像をユーザが手動で、もしくはユーザの設定タイミ
ングで白黒画像にすることによりデータ量を減らし、ハ
ードディスクフルが発生しにくいカラーデジタル複合機
等の画像処理装置を提供することができる。
【0151】以下、図16に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0152】図16は、本発明に係る画像処理装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0153】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0154】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0155】本実施形態における図8,図13,図15
に示す機能が外部からインストールされるプログラムに
よって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよ
い。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモ
リやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを
介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を
出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるもの
である。
【0156】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0157】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0158】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0159】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0160】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0161】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0162】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0163】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜7,9,10の発明によれば、画像記憶手段に記憶さ
れた画像データがカラー画像データを含む場合、前記画
像データを白黒画像データに変換して前記画像記憶手段
に再度記憶するので、データ量の大きいカラー画像にお
いてもカラーで保存しておく必要のない画像を白黒に変
換して保存することでデータ量を小さくし、ハードディ
スク等の記憶手段の圧迫を防止することができる。
【0164】第8の発明によれば、画像データを二値化
処理する二値化手段を設け、前記制御手段は、前記画像
記憶手段に記憶された画像データがカラー画像データを
含む場合、前記変換手段により前記画像データを白黒画
像データに変換するとともに前記二値化手段によりニ値
化して前記画像記憶手段に再度記憶するので、データ量
の大きいカラー画像においてもカラーで保存しておく必
要のない画像を白黒に変換して保存し、さらに二値化等
を行うことでデータ量を小さくし、ハードディスク等の
記憶手段の圧迫を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置を適
用可能な画像入出力システムの全体構成を説明するブロ
ック図である。
【図2】図1に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を
説明する断面図である。
【図3】図1に示した制御装置の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図4】図3に示した画像処理部の構成を示すブロック
図である。
【図5】図1に示した操作部のキー配列を示す平面図で
ある。
【図6】本実施形態における操作パネル(LCDタッチ
パネル)のコピー標準画面を示す図である。
【図7】図3に示したハードディスクの論理的な使用方
法を示す図である。
【図8】本発明の画像処理装置を適用可能な画像入出力
システムの第1の制御処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図9】本実施形態における操作パネル(LCDタッチ
パネル)上のボックス選択画面を示した模式図である。
【図10】本実施形態における操作パネル(LCDタッ
チパネル)上のパスワード入力画面を示した模式図であ
る。
【図11】本実施形態における操作パネル(LCDタッ
チパネル)上のボックス内画面を示した模式図である。
【図12】本実施形態における操作パネル(LCDタッ
チパネル)上の白黒変換画面を示した模式図である。
【図13】本発明の画像処理装置を適用可能な画像入出
力システムの第2の制御処理手順を示すフローチャート
である。
【図14】本実施形態における操作パネル(LCDタッ
チパネル)上のボックスの自動時間設定画面を示した模
式図である。
【図15】本発明の画像処理装置を適用可能な画像入出
力システムの第3の制御処理手順を示すフローチャート
である。
【図16】本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【符号の説明】
110 制御装置 112 CPU 135 画像処理部 162 ハードディスク 200 リーダ装置 300 プリンタ装置 403 色空間変換部 405 画像ニ値化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 H04N 1/00 E 5C073 9A001 Fターム(参考) 2C087 AA09 AA15 AB01 AB05 AC05 AC07 AC08 BA01 BA03 BB03 BB10 BC04 BC14 BD06 BD14 BD22 BD24 BD31 BD40 BD41 CB12 5B021 AA19 CC08 LG07 QQ04 5B050 BA10 BA16 EA09 FA03 FA05 GA08 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB02 CB06 CB12 CB16 CC01 CE12 CE16 5C062 AA05 AB02 AB11 AB17 AB22 AC23 AE03 5C073 AA06 AB07 BB02 BC04 BD03 CE06 9A001 BB03 BB04 EE02 HH31 JJ07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段により順次入力された複数の画像デー
    タを順次記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に
    記憶された画像データを読み出してプリント出力可能な
    画像出力手段とを有する画像処理装置において、 前記画像記憶手段に記憶された各画像データのカラー情
    報を表示する表示手段と、 カラー画像データを白黒画像データに変換する変換手段
    と、 前記画像記憶手段に記憶された画像データがカラー画像
    データを含む場合、前記変換手段により前記画像データ
    を白黒画像データに変換して前記画像記憶手段に再度記
    憶する制御手段と、を有することを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されたいずれかの画
    像データを選択し、前記変換手段による変換処理の実行
    をユーザが明示的に指示する指示手段を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記画像記憶手段に記
    憶されたカラー画像データを含む画像データが所定期間
    出力されない場合に、該画像データを前記変換手段によ
    り白黒変換して前記画像記憶手段に再度記憶するように
    制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記画像記憶手段に記
    憶された白黒画像データが所定期間出力されない場合
    に、該画像データを消去することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記画像記憶手段に記
    憶されたカラー画像データを含む画像データが入力後所
    定期間経過した場合に、該画像データを前記変換手段に
    より白黒変換して前記画像記憶手段に再度記憶するよう
    に制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記画像記憶手段に記
    憶された白黒画像データが入力後所定期間経過した場合
    に、該画像データを消去することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記記憶手段の使用率
    に基づいて、前記画像データに対する処理の実行を制御
    することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像データを二値化処理する2値化手段
    を設け、 前記制御手段は、前記画像記憶手段に記憶された画像デ
    ータがカラー画像データを含む場合、前記変換手段によ
    り前記画像データを白黒画像データに変換するとともに
    前記二値化手段により二値化して前記画像記憶手段に再
    度記憶することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段により順次入力された複数の画像デー
    タを順次記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に
    記憶された画像データを読み出してプリント出力可能な
    画像出力手段とを有する画像処理装置の制御方法におい
    て、 前記画像記憶手段に記憶された画像データがカラー画像
    データを含む場合、該画像データを白黒画像データに変
    換する変換工程と、 該白黒変換された画像データを前記画像記憶手段に上書
    き保存する上書き保存工程と、を有することを特徴とす
    る画像処理装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 画像データを入力する画像入力手段
    と、前記画像入力手段により順次入力された複数の画像
    データを順次記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手
    段に記憶された画像データを読み出してプリント出力可
    能な画像出力手段とを有する画像処理装置に、 前記画像記憶手段に記憶された画像データがカラー画像
    データを含む場合、該画像データを白黒画像データに変
    換する変換工程と、 該白黒変換された画像データを前記画像記憶手段に上書
    き保存する上書き保存工程と、を実行させるためのプロ
    グラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒
    体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003285477A (ja) * 2002-03-28 2003-10-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7315651B2 (en) 2002-07-23 2008-01-01 Ricoh Company, Ltd. Image recording apparatus and image data selection method
JP2008098977A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Seiko Epson Corp 複合機及び画像保存方法

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