JP2001223904A - 多機能周辺装置 - Google Patents

多機能周辺装置

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JP2001223904A
JP2001223904A JP2000028635A JP2000028635A JP2001223904A JP 2001223904 A JP2001223904 A JP 2001223904A JP 2000028635 A JP2000028635 A JP 2000028635A JP 2000028635 A JP2000028635 A JP 2000028635A JP 2001223904 A JP2001223904 A JP 2001223904A
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Yoshiya Okamoto
禎也 岡本
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー印刷に支障を来している場合に、カラ
ーで受信した画像データをモノクロの画像データに変換
して記憶することができる多機能周辺装置を提供するこ
と。 【解決手段】 カラー印刷に支障を来している場合に
は、2値変換によってRAMに記憶されているカラーの
画像データがモノクロの画像データに変換される。よっ
て、カラーの画像データをそのままRAMへ記憶する場
合に比べ、受信した画像データの印刷を保証しつつ、R
AMのメモリ使用量を大幅に抑えることができる。従っ
て、より多くの画像データをRAMに記憶できると共
に、RAMがメモリフルになり、新規に受信した画像デ
ータが消失することを防止できる。さらに、RAMのメ
モリ使用量を抑えることにより、大きな作業領域を確保
できるので、ファクシミリ装置の動作効率の低下を防止
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ機能
やコピー機能などの多くの機能を備えた多機能周辺装置
に関し、特に、カラー印刷に支障を来している場合に、
カラーで受信した画像データをモノクロの画像データに
変換して記憶することができる多機能周辺装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年のファクシミリ装置においては、モ
ノクロの画像データ以外にカラーの画像データを受信し
てカラーで印刷することが可能なカラー対応ファクシミ
リ装置が普及しつつある。このようなカラー対応ファク
シミリ装置は、従来のモノクロ専用ファクシミリ装置の
場合と同様に、受信したカラーの画像データを一旦メモ
リへ記憶し、その画像データの印刷が完了したら、メモ
リからその画像データを消去する。ここで、カラーイン
クがエンプティになるなどの理由により、カラー印刷が
不可能になった場合、受信したカラーの画像データをメ
モリへ記憶し続け、カラー印刷の復旧を待つことにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファク
シミリ装置に設けられるメモリの容量には限度がある。
通常、カラーの画像データはモノクロの画像データに比
べてデータサイズが非常に大きく(略3倍)、ファクシ
ミリ装置のメモリを大量に使用する。そのため、カラー
の画像データをメモリへ記憶するとメモリ中に割り当て
られる作業領域が狭くなり、通常の通信動作の作業効率
を大幅に低下させるという問題点がある。特に、メモリ
送信の場合には、送信原稿を全てメモリに読み込んだ後
に送信を開始するので、メモリにおける作業領域が狭く
なると全ての送信原稿を読み込むことができず、原稿を
送信できないことになる。また、長時間にわたってカラ
ー印刷が不可能になった場合、その間に新規のカラーの
画像データが多量に受信されるとメモリが一杯になり、
新規に受信したカラーの画像データが記憶不能になって
受信した画像データが消失してしまうという問題点があ
る。この場合、受信した画像データの記録(印刷)は全
く保証されないので、ファクシミリ装置としての機能を
果たしたことにはならない。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、カラー印刷に支障を来している
場合に、カラーで受信した画像データをモノクロの画像
データに変換して記憶することができる多機能周辺装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の多機能周辺装置は、相手側装置から
送られてきたカラーまたはモノクロの画像データを受信
する受信手段と、その受信手段により受信された画像デ
ータを記憶する記憶手段と、その記憶手段により記憶さ
れた画像データを印刷する印刷手段とを備えており、前
記印刷手段がカラー印刷に支障を来しているかを判定す
るカラー印刷支障判定手段と、そのカラー印刷支障判定
手段により前記印刷手段がカラー印刷に支障を来してい
ると判定された場合に、前記記憶手段に記憶されている
カラーの画像データをモノクロの画像データに変換する
2値変換手段とを備えている。
【0006】この請求項1記載の多機能周辺装置によれ
ば、相手側装置から送られてきたカラーまたはモノクロ
の画像データは受信手段によって受信され、記憶手段に
記憶された後に、印刷手段によって印刷される。ここ
で、カラー印刷支障判定手段によって印刷手段がカラー
印刷に支障を来していると判定された場合には、2値変
換手段によって記憶手段に記憶されているカラーの画像
データがモノクロの画像データに変換される。
【0007】請求項2記載の多機能周辺装置は、請求項
1記載の多機能周辺装置において、前記カラー印刷支障
判定手段により前記印刷手段がカラー印刷に支障を来し
ていると判定された場合であっても、前記受信手段によ
り受信されたカラーの画像データを前記記憶手段に記憶
した後のその記憶手段の空き容量が所定値以上である場
合には、前記2値変換手段の実行を禁止してその画像デ
ータをカラーのまま前記記憶手段に記憶させる2値変換
禁止手段を備えている。
【0008】請求項3記載の多機能周辺装置は、請求項
1または2に記載の多機能周辺装置において、前記カラ
ー印刷支障判定手段により前記印刷手段がカラー印刷に
支障を来していると判定された場合であって、前記受信
手段により受信されたカラーの画像データを前記記憶手
段に記憶した後のその記憶手段の空き容量が所定値未満
になった場合に、その記憶手段に新たに記憶されたカラ
ーの画像データを前記2値変換手段によってモノクロの
画像データに変換させる第1変換実行手段を備えてい
る。
【0009】請求項4記載の多機能周辺装置は、請求項
1から3のいずれかに記載の多機能周辺装置において、
前記カラー印刷支障判定手段により前記印刷手段がカラ
ー印刷に支障を来していると判定された場合であって、
前記受信手段により受信されたカラーの画像データを前
記記憶手段に記憶した後のその記憶手段の空き容量が所
定値未満になった場合に、その記憶手段に記憶されるす
べてのカラーの画像データを前記2値変換手段によって
モノクロの画像データに変換させる第2変換実行手段を
備えている。
【0010】請求項5記載の多機能周辺装置は、請求項
1から4のいずれかに記載の多機能周辺装置において、
前記カラー印刷支障判定手段は、カラーインクの残量を
判定するカラーインク判定手段と、印刷用紙の有無を判
定する用紙判定手段と、用紙ジャムの発生を判定するジ
ャム判定手段とのいずれかを備えている。
【0011】請求項6記載の多機能周辺装置は、請求項
5記載の多機能周辺装置において、前記カラーインク判
定手段は、前記カラーインクの発射回数を各色毎にカウ
ントするカウント手段と、その各色のカウント手段のい
ずれかが所定カウント以上になった場合にカラー印刷に
支障を来すと判定するカウント判定手段とを備えてい
る。
【0012】この請求項6記載の多機能周辺装置によれ
ば、請求項5記載の多機能周辺装置と同様に作用する
上、カラーインク判定手段に備えられたカウント手段に
よってカラーインクの発射回数が各色毎にカウントさ
れ、その各色のカウント手段のいずれかが所定カウント
以上になった場合には、同じくカラーインク判定手段に
備えられたカウント判定手段によってカラー印刷に支障
を来すと判定される。
【0013】請求項7記載の多機能周辺装置は、請求項
1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置において、
前記カラー印刷支障判定手段によって前記印刷手段がカ
ラー印刷に支障を来していると判定された場合に、その
支障の内容を表示する支障表示手段を備えている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明
の多機能周辺装置の一実施例であるファクシミリ装置1
の外観斜視図である。このファクシミリ装置1は、ファ
クシミリ機能、スキャナ機能、コピー機能などの各種の
機能を備えた多機能周辺装置である。
【0015】図1に示すように、ファクシミリ装置1の
本体2の側部には、受話器3が取り付けられている。受
話器3は非通話時には本体2に設けられた図示しないフ
ック上に置かれ、通話時にはフックから取り上げられて
使用される。前者をオンフック状態、後者をオフフック
状態と称している。本体2の上面前部には複数のボタン
4aを備えた操作パネル4が設けられ、その操作パネル
4の左端部には、上から順にモノクロ印刷設定キー4d
と、未印刷データ印刷キー4eと、インク交換完了キー
4fとが設けられている。
【0016】モノクロ印刷設定キー4dは、受信したカ
ラーの画像データをモノクロで印刷する設定を行うため
のものであり、受信したカラーの画像データに対して、
このモノクロ印刷設定キー4dによってユーザーがカラ
ーまたはモノクロの印刷を自由に選択することができ
る。
【0017】未印刷データ印刷キー4eは、何らかの理
由で印刷に支障を来したために、完全に印刷されること
なく、後述するカラー画像メモリ14aまたはモノクロ
画像メモリ14bに保存されてしまった画像データを、
印刷の支障が排除された後に印刷するためのものであ
る。後述する未印刷データ印刷処理(図5)は、この未
印刷データ印刷キー4eを押下することにより開始され
る。
【0018】インク交換完了キー4fは、インクタンク
(図示せず)を交換した場合にユーザーによって押下さ
れるものであり、このインク交換完了キー4fの押下に
よって、後述するそれぞれのインク発射カウンタ14d
〜14gの値がリセットされる。
【0019】操作パネル4の左端部のキー4d,4e,
4fの右横には、送信先である相手側装置の電話番号を
入力するためのテンキー4bが配設されている。また、
操作パネル4の右下端部には、送信先である相手側装置
へ画像データの送信予約をするためのスタートキー4c
が設けられており、更に、操作パネル4の左後部には、
液晶表示器(LCD)5が設けられている。ファクシミ
リ装置1は、この操作パネル4上に設けられた複数のボ
タン4aが押下されて操作されると共に、その操作状態
や操作手順、またはエラーメッセージや未印刷データの
有無などがLCD5へ表示される。
【0020】操作パネル4およびLCD5の後部には、
原稿挿入口6が設けられている。ファクシミリ機能時に
相手側装置へ送信される原稿やコピー機能時に複写され
るコピー原稿は、この原稿挿入口6に原稿面を下向きに
して挿入されるのである。この挿入された原稿は、スキ
ャナ19(図2参照)から画像データとして読み取られ
た後に、本体2の前面であって操作パネル4の下方に設
けられた原稿排出口7から排出される。
【0021】原稿挿入口6の後部には記録紙ホルダ装着
部9が設けられており、この記録紙ホルダ装着部9に
は、複数枚の記録紙(印刷用紙)を積層収納可能な記録
紙ホルダ10が着脱可能に取り付けられている。記録紙
ホルダ10から供給され、プリンタ22(図2参照)に
よって印刷に使用された記録紙は、原稿排出口7の下方
に設けられた記録紙排出口8から排出される。
【0022】図2は、本ファクシミリ装置1の電気的構
成を示したブロック図である。ファクシミリ装置1に
は、CPU11、ROM12、EEPROM13、RA
M14、音声LSI15、ネットワーク・コントロール
・ユニット(以下「NCU」と称す)16、モデム1
7、バッファ18、スキャナ19、符号化部20、復号
化部21、プリンタ22、操作パネル4、アンプ23、
スピーカ24が備えられ、これらはバスライン26を介
して互いに接続されている。
【0023】NCU16は回線制御を行うためのもので
あり、ファクシミリ装置1はこのNCU16を介して電
話回線27に接続されている。NCU16は、交換機2
5から送信される呼出信号や相手側装置(発信者)の電
話番号(発信者番号)等を受信すると共に、操作パネル
4上に設けられているボタン4aの操作に応じた発信時
のダイヤル信号を交換機25へ送信したり、更には通話
時におけるアナログ音声信号の送受信を行うものであ
る。
【0024】CPU11は、NCU16を介して送受信
される各種信号に従って、バスライン26により接続さ
れた各部を制御してファクシミリ動作や電話動作、即
ち、データ通信を実行するものである。ROM12は、
このファクシミリ装置1で実行される制御プログラムな
どを格納した書換不能なメモリであり、図4および図5
のフローチャートに示すプログラムは、このROM12
内に格納されている。
【0025】EEPROM13は、書換可能な不揮発性
のメモリであり、EEPROM13へ記憶されたデータ
は、ファクシミリ装置1の電源オフ後も保持される。こ
のEEPROM13は、モノクロフラグ13aを備えて
いる。このモノクロフラグ13aの内容は、ユーザーに
よるモノクロ印刷設定キー4dの押下によってオフから
オン、または、オンからオフへ切り替えられる。モノク
ロフラグ13aは、初期設定ではオフされている。
【0026】モノクロフラグ13aは、受信した画像デ
ータの印刷方式の設定がモノクロ印刷であるか否かを示
すフラグである。印刷方式の設定がモノクロ印刷であれ
ば、ユーザーによるモノクロ印刷設定キー4dの押下に
よって、モノクロフラグ13aはオンされる。一方、印
刷方式の設定がカラー印刷であれば、ユーザーによるモ
ノクロ印刷設定キー4dの再押下によって、モノクロフ
ラグ13aはオフされる。つまり、モノクロフラグ13
aがオンであれば、カラーで受信された画像データもモ
ノクロで印刷されるのである。
【0027】例えば、カラーインクがエンプティになる
と共にカラーインクの買い置きが無く、しばらくの期間
カラー印刷ができない場合などは、ユーザーがモノクロ
印刷設定キー4dを押下することにより、このモノクロ
フラグ13aをオンしておけば、受信した画像データを
即時にモノクロで印刷して受信結果を確認することがで
きる。また、このモノクロフラグ13aによれば、ユー
ザー自身がカラーまたはモノクロの印刷を自由に選択す
ることができる。
【0028】このように、印刷方式の設定をカラーから
モノクロへ切り替えるためのモノクロフラグ13aは、
書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM13内に
設けられている。このEEPROM13内へ記憶された
データは、ファクシミリ装置1の電源オフ後も保持され
るので、ユーザーは、電源の再投入時においても、かか
る印刷方式を再設定する必要がなく、ファクシミリ装置
1の操作性を向上させることができる。なお、本実施例
においては、かかる印刷方式を設定するモノクロフラグ
13aはEEPROM13内に設けられているが、不揮
発性のメモリであれば、例えば、フラッシュメモリなど
に設けるようにしても良い。
【0029】RAM14は、ファクシミリ装置1の各動
作の実行時に各種のデータを一時的に記憶するためのメ
モリであり、カラー画像メモリ14aと、モノクロ画像
メモリ14bと、音声メモリ14cと、Cインク発射カ
ウンタ14dと、Mインク発射カウンタ14eと、Yイ
ンク発射カウンタ14fと、Bインク発射カウンタ14
gとを備えている。なお、カラー画像メモリ14a、モ
ノクロ画像メモリ14bおよび音声メモリ14cは、記
憶するデータの量によりRAM14内においてサイズを
可変にその都度確保されるものであっても良いし、ま
た、固定的に所定サイズずつあらかじめ確保されるもの
であっても良い。
【0030】カラー画像メモリ14aおよびモノクロ画
像メモリ14bは、通信履歴、画像データ及び印刷のた
めのビットイメージを記憶するためのメモリであり、安
価な大容量メモリであるダイナミックRAM(DRA
M)によりそれぞれ構成されている。カラーの画像デー
タはカラー画像メモリ14aに記憶され、モノクロの画
像データはモノクロ画像メモリ14bに記憶される。
【0031】相手側装置(ファクシミリ装置)から受信
した画像データは、一旦カラー画像メモリ14aまたは
モノクロ画像メモリ14bに記憶され、プリンタ22に
よって記録紙に印刷された後に、カラー画像メモリ14
aまたはモノクロ画像メモリ14bからそれぞれ消去さ
れる。
【0032】一方、全ての送信原稿を画像データとして
読み取って記憶した後に、送信先である相手側装置へそ
の記憶された画像データを送信する「メモリ送信」によ
って送信される画像データも、スキャナ19で読み取ら
れた後、カラー画像メモリ14aまたはモノクロ画像メ
モリ14bに一旦記憶され、送信先の相手側装置へ送信
されると、カラー画像メモリ14aまたはモノクロ画像
メモリ14bからそれぞれ消去される。一般に、画像デ
ータは大容量であるが、画像データが印刷されることを
条件にその画像データを消去しているので、カラー画像
メモリ14aおよびモノクロ画像メモリ14bを、即
ち、RAM14全体を有効に使用することができる。
【0033】音声メモリ14cは、相手側装置へ送出さ
れる応答メッセージや、相手側装置から送られてきた入
来メッセージを記憶するメモリである。カラー画像メモ
リ14aおよびモノクロ画像メモリ14bと同様に、安
価な大容量メモリであるダイナミックRAM(DRA
M)により構成されている。音声メモリ14cに記憶さ
れた入来メッセージは、操作パネル4を介して消去操作
がなされることにより、或いは、電話回線に接続された
他の装置から送られる消去コマンドによって、消去され
る。
【0034】Cインク発射カウンタ14d、Mインク発
射カウンタ14e、Yインク発射カウンタ14f、およ
び、Bインク発射カウンタ14gは、インクジェット方
式で印刷を行う本ファクシミリ装置1のシアン(C)イ
ンク、マゼンダ(M)インク、イエロー(Y)インク、
ブラック(B)インクのそれぞれの発射回数をカウント
するためのカウンタであり、それぞれのインク発射カウ
ンタ14d〜14gの初期値は0回に設定されている。
各色のインクが発射される毎に、その発射回数がそれぞ
れのインク発射カウンタ14d〜14gの値に加算され
ていくので、これらのインク発射カウンタ14d〜14
gの値によって、各色のインクの有無を判定することが
できる。つまり、それぞれのインク発射カウンタ14d
〜14gの値が所定値に達した場合には、その色のイン
クは残量が無くなったエンプティの状態にあると判定す
ることができるのである。
【0035】ここで、本実施例のファクシミリ装置1で
は、Cインク発射カウンタ14d、Mインク発射カウン
タ14e、Yインク発射カウンタ14f、Bインク発射
カウンタ14gのいずれかの値が所定値に達した場合に
は、カラー印刷に支障を来す「カラーインクエンプテ
ィ」の状態にあると判定する。
【0036】このように、インクの残量はインク発射カ
ウンタ14d〜14gの値によってソフト的に検出さ
れ、カラー印刷に支障を来すか否かが判定されるので、
光センサなどを用いたハード的なインクの残量検出機構
が不要となる。よって、ファクシミリ装置1の部品コス
トおよび製造コストを低減させることができる。なお、
本実施例のファクシミリ装置1では、Bインク発射カウ
ンタ14gの値だけが所定値に達した場合には、モノク
ロ印刷に支障を来した「黒インクエンプティ」の状態に
あると判定する。
【0037】いずれかの色のインクがエンプティの状態
になった場合、まず、その色のインク(インクタンク)
(図示せず)を新規のインク(インクタンク)に交換す
る。インクの交換が完了したら、ユーザーが前述したイ
ンク交換完了キー4fを押下した後に、シアン(C)イ
ンクを交換した場合にはテンキー4bの「1」、マゼン
ダ(M)インクを交換した場合にはテンキー4bの
「2」、イエロー(Y)インクを交換した場合にはテン
キー4bの「3」、ブラック(B)インクを交換した場
合にはテンキー4bの「4」をユーザーが押下すること
によって、対応するインク発射カウンタ14d〜14g
の値が0にリセットされる。
【0038】なお、かかる構成に代えて、新規のインク
(インクタンク)に交換した場合、その交換された新規
のインクタンクによってファクシミリ装置1の本体側に
配設されたスイッチが押下されて、対応するインク発射
カウンタ14d〜14gの値が自動的に0にリセットさ
れるように構成しても良い。かかる構成によれば、イン
ク交換完了キー4fおよびテンキー4bの押し忘れを防
止することができるので、各インク発射カウンタ14d
〜14gの値を確実に0にリセットすることができる。
【0039】ここで、RAM14のメモリ構成、特に、
カラー画像メモリ14aおよびモノクロ画像メモリ14
bのメモリ構成について説明する。図3は、かかるメモ
リ構成の変化を模式的に示した図である。本実施例にお
いては、画像データの未受信時には、RAM14の該領
域は全て作業領域とされている。一方、例えばカラーの
画像データを受信すると、カラー画像メモリ14aのエ
リアが確保されてカラーの画像データがカラー画像メモ
リ14aへ保存され、残りのエリアが作業領域とされ
る。
【0040】ここで、多量のカラーの画像データがカラ
ー画像メモリ14aへ保存され続けると、カラー画像メ
モリ14aのエリアが拡大し、作業領域のエリアが狭く
なるため、ファクシミリ装置1の動作効率を低下させる
危険性がある。そこで、カラー画像メモリ14aへ保存
されているカラーの画像データをモノクロ(2値)化し
て、モノクロの画像データとしてRAM14へ保存し、
元のカラーの画像データをカラー画像メモリ14aから
削除する。その結果、カラー画像メモリ14aのエリア
はRAM14から消失する。
【0041】モノクロ(2値)化後のモノクロの画像デ
ータは、RAM14中に新たに確保されたモノクロ画像
メモリ14bのエリアへ保存される。すると、モノクロ
の画像データはカラーの画像データよりもデータ量が格
段小さいので(略1/4のデータ量なので)、画像メモ
リ全体を小さなメモリ使用量で済ませることができる。
よって、作業領域のエリアを拡大させることができる。
なお、モノクロ(2値)化後に、新たにカラーの画像デ
ータを受信した場合は、RAM14中に再びカラー画像
メモリ14aのエリアを確保して、カラーの画像データ
をカラー画像メモリ14aへ保存することも可能であ
る。
【0042】かかる構成によれば、RAM14を各種デ
ータでフレキシブルに使い分けることができるので、限
られたメモリを効率良く使用することができる。なお、
カラー画像メモリ14aとモノクロ画像メモリ14bと
を1つの画像メモリとして構成し、その画像メモリへ画
像データと共に、カラーまたはモノクロの属性を示すデ
ータを併せて記憶するようにしても良い。
【0043】図2に戻って説明する。音声LSI15
は、NCU16によって受信されたアナログ音声信号を
デジタル音声信号に変換する音声認識処理と、ファクシ
ミリ装置1の内部で生成されたデジタル音声信号をアナ
ログ音声信号に変換して、NCU16やスピーカ24
(アンプ23)へ出力する音声合成処理とを行うための
ものである。
【0044】モデム17は、画情報を変調及び復調して
伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号を送受信する
ためのものであり、バッファ18は、相手側装置(通信
先のファクシミリ装置)との間で送受信される符号化さ
れた画情報を含むデータを一時的に格納するためのもの
である。スキャナ19は、原稿挿入口6に挿入された原
稿を画像データとして読み取るためのものである。
【0045】符号化部20は、スキャナ19により読み
取られた画像データの符号化を行うものである。復号化
部21は、バッファ18、カラー画像メモリ14aまた
はモノクロ画像メモリ14bに記憶された画像データを
読み出して、これを復号化するものであり、復号化され
たデータはプリンタ22により記録紙に印刷される。
【0046】操作パネル4は、ユーザーがこのファクシ
ミリ装置1の設定等を行う場合に各種の操作を行うため
のものであり、アンプ23は、そのアンプ23に接続さ
れたスピーカ24を鳴動して、呼出音や音声を出力する
ためのものである。
【0047】このように構成されたファクシミリ装置1
は、NCU16を介して、電話回線27に接続されてい
る。この電話回線27は、本ファクシミリ装置1の交換
機25に接続され、この交換機25は電話回線28を介
して、他の交換機に接続されている。なお、他の交換機
は、更に、電話回線を介して相手側装置などの他の装置
に接続されている。
【0048】次に、図4及び図5のフローチャートを参
照して、上記のように構成されたファクシミリ装置1の
動作について説明する。図4は、ファクシミリ装置1が
画像データを受信した場合の処理を示したフローチャー
トである。図4に示すように、ファクシミリ装置1が画
像データの受信を開始すると、受信した画像データがカ
ラーの画像データであるか否かを判断する(S1)。判
断の結果、受信した画像データがモノクロの画像データ
であれば(S1:No)、そのモノクロの画像データを
RAM14におけるモノクロ画像メモリ14bに保存し
(S3)、その保存された画像データをプリンタ22に
よってモノクロで印刷する(S21)。
【0049】一方、受信した画像データがカラーの画像
データであれば(S1:Yes)、そのカラーの画像デ
ータをRAM14におけるカラー画像メモリ14aに保
存し(S2)、印刷方式がモノクロに設定されているか
カラーに設定されているかを確認する(S4)。確認の
結果、モノクロフラグ13aがオンであれば(S4:Y
es)、印刷方式はモノクロに設定されているので、カ
ラー画像メモリ14aに保存されている受信済みのカラ
ーの画像データをモノクロの画像データに2値変換し、
モノクロ画像メモリ14bに保存する(S18)。
【0050】一方、モノクロフラグ13aがオフであれ
ば(S4:No)、印刷方式はカラーに設定されている
ので、受信済みのカラーの画像データを1ライン、カラ
ーで印刷する(S5)。ここで、カラーの画像データを
1ラインずつ印刷する毎に、シアン、マゼンダ、イエロ
ー、ブラックのいずれかの色のインク発射カウンタ14
d〜14gの値が所定値に達してカラー印刷に支障を来
すカラーインクエンプティの状態になっていないか(S
6)、印刷用紙がエンプティの状態になっていないか
(S7)、用紙ジャムが発生していないか(S8)をそ
れぞれ判断する。
【0051】具体的には、印刷用紙のエンプティ状態
は、ファクシミリ装置1の本体に配設された反射式のセ
ンサ(図示せず)によって検出される。ファクシミリ装
置1の本体に配設された用紙トレイ(図示せず)におけ
る反射式のセンサの正面には、黒色のマークが貼付され
ており、印刷用紙が供給されている状態ではその黒色の
マークは印刷用紙によって隠されている。よって、印刷
用紙が供給されている状態では反射式のセンサは印刷用
紙の白色を検知し、印刷用紙が供給されていない状態で
は用紙トレイに貼付されたマークの黒色を検知する。こ
のようにして印刷用紙の有無を検出するのである。
【0052】また、用紙ジャムは、印刷用紙(記録紙)
を記録紙排出口8方向へ搬送する搬送モータ(図示せ
ず)が所定量回転しても、記録紙排出口8の近傍に配設
されたセンサ(図示せず)が印刷用紙(記録紙)を検出
しなかった場合に発生しているものと判断するのであ
る。なお、カラーインクエンプティの状態の詳細につい
ては前述したので、ここでの説明は省略する。
【0053】このように、S6によってカラーインクの
残量が判断され、S7によって印刷用紙の有無が判断さ
れ、S8によって用紙ジャムの発生が判断されるので、
ファクシミリ装置1がカラー印刷に支障を来しているこ
とを確実に判断することができる。
【0054】判断の結果、カラーインクエンプティ(S
6)、印刷用紙エンプティ(S7)、用紙ジャムの発生
(S8)が全て問題なければ(S6:No,S7:N
o,S8:No)、カラー印刷に支障を来していないの
で、印刷が終了するまでカラーの画像データを1ライン
ずつカラーで印刷しながらS5〜S8の処理を繰り返す
(S9:No)。この画像データの印刷が全て終了した
ら(S9:Yes)、その印刷した画像データをRAM
14におけるカラー画像メモリ14aから消去し(S1
0)、この画像データを受信した場合の処理を終了す
る。
【0055】一方、カラーインクエンプティ(S6)、
印刷用紙エンプティ(S7)、用紙ジャムの発生(S
8)のいずれかにおいて問題が発生した場合には(S
6:Yes、または、S7:Yes、または、S8:Y
es)、カラー印刷に支障を来しているので、カラー印
刷を一時中断し、まず、RAM14の空き容量を確認す
る(S11)。
【0056】確認の結果、RAM14の空き容量が1M
バイト以上あれば(S11:No)、RAM14の空き
容量に余裕があり、作業領域が十分に確保されているの
で、ファクシミリ装置1の動作効率に悪影響を及ぼさな
い。よって、受信したカラーの画像データをそのままカ
ラー画像メモリ14aに保存し続ける。そして、未印刷
のカラー画像データがカラー画像メモリ14aに存在す
ることをLCD5へ表示した後に(S24)、この画像
データを受信した場合の処理を終了する。
【0057】このように、カラー印刷に支障を来してい
ると判断された場合であっても、受信されたカラーの画
像データをRAM14におけるカラー画像メモリ14a
に記憶した後のそのRAM14の空き容量が所定値以上
である場合には、後述する2値変換によってカラーの画
像データをモノクロの画像データに変換せずに、その画
像データはカラーのままカラー画像メモリ14aに保存
し続ける。よって、RAM14の空き容量に余裕がある
場合には、カラーの画像データがカラー画像メモリ14
aに保存されたままなので、カラー印刷の支障が排除さ
れれば、受信した画像データをモノクロではなく、通常
の受信時と同様に、カラーで印刷することができるので
ある。
【0058】一方、RAM14の空き容量が1Mバイト
未満であれば(S11:Yes)、RAM14の空き容
量に余裕が無く、作業領域のエリアが狭くなってファク
シミリ装置1の動作効率に悪影響を及ぼす可能性があ
る。さらに、受信したカラーの画像データをそのままカ
ラー画像メモリ14aに保存し続けると、RAM14が
メモリフルになる危険性がある。そこで、まずエラーブ
ザーを鳴動し(S12)、LCD5へ「カラーインクエ
ンプティ」、「印刷用紙エンプティ」、「用紙ジャムの
発生」などといったエラー内容の表示を行うことにより
(S13)、ユーザーにカラー印刷が支障を来し、且つ
RAM14の空き容量が残り少なくなっていることを報
知する。そして、ユーザーによるエラー(支障)排除を
待機する時間を計測するために、タイマーをスタートさ
せる(S14)。
【0059】このように、カラー印刷に支障を来してい
ると判断され、且つRAM14の空き容量が残り少ない
場合には、そのエラー(支障)の内容がLCD5へ表示
されるので、ユーザーにカラー印刷が支障を来している
ことを報知することができると共に、そのエラーの内容
を認識させることができる。よって、ユーザーが迅速に
カラーインクを補充したり、印刷用紙を補充したり、用
紙ジャムに対処するなどしてカラー印刷の支障を排除す
ることができるので、カラー印刷の支障が発生した後
に、RAM14(カラー画像メモリ14a)が受信した
画像データでメモリフルになるのを極力防止することが
できる。
【0060】タイマースタート後、エラーが修復される
まで3分間待機する(S15:No,S16:No)。
3分以内にエラーが修復されたら(S15:Yes)、
LCD5へ表示されていたエラー内容の表示を消去して
(S17)、処理をS5へ移行し、中断されていたカラ
ー印刷を続行する。
【0061】一方、エラーが修復されないまま(S1
5:No)、3分経過した場合は(S16:Yes)、
ファクシミリ装置1の近くにユーザーがいないか、ある
いはカラーインクまたは印刷用紙が何らかの理由により
即時に補充できない可能性が高いので、当分の間はエラ
ーが修復されないと予想される。そこで、RAM14
(カラー画像メモリ14a)が、受信した画像データで
メモリフルになるのを防止するために、カラー画像メモ
リ14aに保存されている受信済みのカラーの画像デー
タをモノクロの画像データに2値変換し、モノクロ画像
メモリ14bに保存する(S18)。そして、モノクロ
の画像データに変換したカラーの受信データをカラー画
像メモリ14aから消去する(S19)。このS18お
よびS19の処理を、カラー画像メモリ14aに保存さ
れている受信済みのカラーの画像データが無くなるまで
繰り返す(S20:Yes)。
【0062】このように、カラー印刷に支障を来してい
ると判断された場合であって、受信されたカラーの画像
データをRAM14のカラー画像メモリ14aに記憶し
た後のそのRAM14の空き容量が所定値未満になり、
且つエラーが所定時間内に修復されなかった場合には、
RAM14のカラー画像メモリ14aに記憶されている
全てのカラーの画像データに対して2値変換が実行さ
れ、その全てのカラーの画像データがモノクロの画像デ
ータに変換される。
【0063】よって、カラーの画像データをモノクロの
画像データとしてRAM14に記憶することにより、カ
ラーの画像データをそのまま記憶する場合に比べ、受信
した画像データの記録(印刷)を保証しつつ、RAM1
4のメモリ使用量を大幅に抑制して空き容量を増加させ
ることができる。従って、カラー印刷に支障を来した場
合にも、より多くの画像データをRAM14に記憶して
おくことができると共に、RAM14がメモリフルにな
ることにより新規に受信した画像データが記憶不能にな
って消失してしまうことを防止することができる。さら
に、RAM14のメモリ使用量を抑えることにより、R
AM14中に大きな作業領域を確保することができるの
で、ファクシミリ装置1における通常の動作効率の低下
を防止することができる。
【0064】かかる方式によれば、RAM14の空き容
量に余裕がある場合には画像データをカラーのまま記憶
しているので、カラー印刷の支障が排除された場合には
その画像データをカラーで印刷することができ、逆に、
RAM14の空き容量が少なくなった場合には、全ての
カラーの画像データをモノクロの画像データに2値変換
するので、より多くの画像データをRAM14に記憶さ
せることができるのである。
【0065】カラー画像メモリ14aに保存されている
受信済みのカラーの画像データが全て無くなったら(S
20:No)、モノクロ画像メモリ14bに保存されて
いるモノクロの画像データをプリンタ22によってモノ
クロで印刷する(S21)。そして、モノクロ印刷が正
常に終了したか否かを確認する(S22)。確認の結
果、モノクロ印刷が正常に終了していたら(S22:Y
es)、モノクロ印刷したモノクロの画像データをモノ
クロ画像メモリ14bから消去する(S23)。
【0066】一方、モノクロ印刷がインクエンプティ、
印刷用紙エンプティ、用紙ジャムの発生などの理由によ
り正常に終了していなかったら(S22:No)、モノ
クロの画像データをそのままモノクロ画像メモリ14b
に保存し続け、未印刷のモノクロ画像データがモノクロ
画像メモリ14bに存在することをLCD5へ表示した
後に(S24)、この画像データを受信した場合の処理
を終了する。
【0067】図5を参照して、カラー画像メモリ14a
またはモノクロ画像メモリ14bに印刷されないまま残
っている画像データを印刷する場合の動作について説明
する。図5は、未印刷データ印刷処理を示したフローチ
ャートである。図4で説明したように、カラー画像メモ
リ14aまたはモノクロ画像メモリ14bに未印刷の画
像データが残っている場合には、未印刷の画像データが
存在することがLCD5へ表示されているので、この表
示によってユーザーは未印刷画像データの存在を確認す
ることができる。
【0068】未印刷画像データの存在を確認したユーザ
ーにより未印刷データ印刷キー4eが押下されることに
よって、未印刷データ印刷処理を開始する。まず、カラ
ー画像メモリ14aに未印刷の画像データが存在するか
否かを確認する(S31)。確認の結果、カラー画像メ
モリ14aに未印刷の画像データが存在したら(S3
1:Yes)、カラー画像メモリ14aに保存されてい
る未印刷のカラーの画像データを読み出して1ライン、
カラーで印刷する(S32)。
【0069】ここで、カラーの画像データを1ラインず
つ印刷する毎に、いずれかの色のインク発射カウンタ1
4d〜14gの値が所定値に達してカラー印刷に支障を
来すカラーインクエンプティの状態になっていないか
(S33)、印刷用紙がエンプティの状態になっていな
いか(S34)、用紙ジャムが発生していないか(S3
5)をそれぞれ判断する。
【0070】判断の結果、カラーインクエンプティ(S
33)、印刷用紙エンプティ(S34)、用紙ジャムの
発生(S35)が全て問題なければ(S33:No,S
34:No,S35:No)、カラー印刷に支障を来し
ていないので、印刷が終了するまで、カラーの画像デー
タを1ラインずつカラーで印刷しながらS32〜S35
の処理を繰り返す(S36:No)。この未印刷のカラ
ー画像データの印刷が終了したら(S36:Yes)、
その印刷した画像データをカラー画像メモリ14aから
消去し(S37)、まだカラー画像メモリ14aに他の
未印刷画像データが存在するか否かを確認する(S3
1)。
【0071】一方、カラーインクエンプティ(S3
3)、印刷用紙エンプティ(S34)、用紙ジャムの発
生(S35)のいずれかにおいて問題が発生した場合
(S33:Yes、または、S34:Yes、または、
S35:Yes)、カラー印刷に支障を来しているの
で、カラー印刷を一時中断すると共に、エラーブザーを
鳴動し、LCD5へ「カラーインクエンプティ」、「印
刷用紙エンプティ」、「用紙ジャムの発生」などといっ
たエラー内容の表示を行う(S38)。
【0072】ここで、この未印刷データ印刷処理では、
図4で説明した画像データを受信した場合の処理とは異
なり、エラーブザーを鳴動した後、ユーザーによってエ
ラーが修復されるまでLCD5へエラー内容の表示を行
ったまま待機する(S39:No)。ファクシミリ装置
1が画像データを受信する場合は、ユーザーがファクシ
ミリ装置1の近傍にいるとは限らないが、この未印刷デ
ータ印刷処理では、ユーザーが未印刷データ印刷キー4
eを押下することによって処理が開始されるため、ユー
ザーがファクシミリ装置1の近傍にいるという前提にあ
るからである。
【0073】ユーザーによってエラーが修復されたら
(S39:Yes)、LCD5へ表示されていたエラー
内容の表示を消去して(S40)、処理をS32へ移行
し、中断されていたカラー印刷を続行する。
【0074】一方、カラー画像メモリ14aに未印刷の
画像データが存在しなかったら(S31:No)、次は
モノクロ画像メモリ14bに未印刷の画像データが存在
するか否かを確認する(S41)。確認の結果、モノク
ロ画像メモリ14bに未印刷の画像データが存在したら
(S41:Yes)、モノクロ画像メモリ14bに保存
されている未印刷のモノクロの画像データを読み出して
1ライン、モノクロで印刷する(S42)。
【0075】ここで、モノクロの画像データを1ライン
ずつ印刷する毎に、ブラックインクの残量を検出するB
インク発射カウンタ14gの値が所定値に達してモノク
ロ印刷に支障を来す黒インクエンプティの状態になって
いないか(S43)、印刷用紙がエンプティの状態にな
っていないか(S44)、用紙ジャムが発生していない
か(S45)をそれぞれ判断する。
【0076】判断の結果、黒インクエンプティ(S4
3)、印刷用紙エンプティ(S44)、用紙ジャムの発
生(S45)が全て問題なければ(S43:No,S4
4:No,S45:No)、モノクロ印刷に支障を来し
ていないので、印刷が終了するまでモノクロの画像デー
タを1ラインずつモノクロで印刷しながらS42〜S4
5の処理を繰り返す(S46:No)。この未印刷のモ
ノクロ画像データの印刷が終了したら(S46:Ye
s)、その印刷した画像データをモノクロ画像メモリ1
4bから消去し(S47)、まだモノクロ画像メモリ1
4bに他の未印刷画像データが存在するか否かを確認す
る(S41)。
【0077】一方、黒インクエンプティ(S43)、印
刷用紙エンプティ(S44)、用紙ジャムの発生(S4
5)のいずれかにおいて問題が発生した場合(S43:
Yes、または、S44:Yes、または、S45:Y
es)、モノクロ印刷に支障を来しているので、モノク
ロ印刷を一時中断すると共に、エラーブザーを鳴動し、
LCD5へ「黒インクエンプティ」、「印刷用紙エンプ
ティ」、「用紙ジャムの発生」などといったエラー内容
の表示を行う(S48)。
【0078】そして、エラーブザーを鳴動した後、ユー
ザーによってエラーが修復されるまでLCD5へエラー
内容の表示を行ったまま待機する(S49:No)。ユ
ーザーによってエラーが修復されたら(S49:Ye
s)、LCD5へ表示されていたエラー内容の表示を消
去して(S50)、処理をS42へ移行し、中断されて
いたモノクロ印刷を続行する。
【0079】一方、モノクロ画像メモリ14bに未印刷
の画像データが存在しなかったら(S41:No)、L
CD5の未印刷データ存在表示を消去し(S51)、未
印刷データ印刷処理を終了する。
【0080】以上説明したように、本実施例のファクシ
ミリ装置1は、カラー印刷に支障を来していると判断さ
れた場合には、2値変換によってRAM14のカラー画
像メモリ14aに記憶されているカラーの画像データが
モノクロの画像データに変換される。よって、カラーの
画像データをモノクロの画像データとしてRAM14の
カラー画像メモリ14aに記憶することにより、カラー
の画像データをそのまま記憶する場合に比べ、受信した
画像データの記録(印刷)を保証しつつ、RAM14の
使用量を大幅に抑えることができる。従って、カラー印
刷に支障を来した場合にも、より多くの画像データをR
AM14に記憶しておくことができると共に、RAM1
4がメモリフルになることにより新規に受信した画像デ
ータが記憶不能になって消失してしまうことを防止する
ことができる。さらに、RAM14のメモリ使用量を抑
えることにより、大きな作業領域を確保することができ
るので、ファクシミリ装置1の動作効率の低下を防止す
ることができる。
【0081】なお、本実施例において、請求項1記載の
カラー印刷支障判定手段としてはS6〜S8の処理が、
請求項1記載の2値変換手段としてはS18の処理が、
請求項2記載の2値変換禁止手段としてはS11の処理
が、請求項3記載の第1変換実行手段および請求項4記
載の第2変換実行手段としてはS18の処理が、請求項
7記載の支障表示手段としてはS12およびS13の処
理が、それぞれ該当する。また、記憶手段とは、RAM
14やバッファ18など記憶可能な媒体が全て該当す
る。
【0082】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0083】例えば、本実施例では、一通信の画像デー
タを完全にRAM14に記憶し終わってから印刷を開始
する「メモリ受信」の場合について説明したが、画像デ
ータを受信しつつ順次データ展開して印刷していく「通
常受信」において、カラー印刷に支障を来した場合にモ
ノクロ(2値)変換する構成としても良い。
【0084】かかる「通常受信」において、具体的に
は、カラーの画像データの受信中にカラー印刷に支障を
来した場合には、カラー印刷に支障を来した後に受信さ
れるカラーの画像データをモノクロ(2値)変換した上
で、モノクロで印刷(記録)するか、メモリに記憶すれ
ばよい。
【0085】また、「メモリ受信」の場合について説明
した上記実施例では、カラー印刷に支障を来していて、
且つRAM14の空き容量が残り少ない場合には、エラ
ーが発生していることを表示し(S12,S13)、そ
のエラーが修復されるまで3分間待機する処理となって
いる(S15,S16)。しかし、画像データを受信し
つつ順次データ展開して印刷していく「通常受信」にお
いては、画像データの受信中(回線閉結中)において3
分間待機するのは困難であるため、カラー印刷に支障を
来した時点で直ちにカラーの画像データをモノクロ(2
値)変換した上で、モノクロで印刷するか、メモリに記
憶すればよい。また、その際、1ページの印刷の途中で
カラー印刷に支障を来すようなケースも考えられるた
め、その場合は、1ページの完全な印刷を保証するため
に、そのページの先頭から画像データをモノクロ(2
値)変換して再度印刷(記録)するか、メモリに記憶す
ることが望ましい。
【0086】上記実施例では、RAM14の空き容量に
応じて、画像データをカラーのままRAM14へ保存し
続けるか、モノクロ(2値)変換してモノクロの画像デ
ータとしてRAM14へ保存するかを決定したが、RA
M14の空き容量に関係なく強制的にモノクロ(2値)
変換して、受信した画像データをモノクロ画像メモリ1
4bへ記憶するように構成しても良い。かかる構成によ
れば、RAM14のメモリ使用量を常時節約することが
できる。
【0087】特に、先の画像データの受信の際に、カラ
ー印刷に支障を来し、エラーが修復されずにモノクロ印
刷を行ったり、メモリにモノクロデータの記憶を行った
場合には、エラーが修復されるまでカラー印刷が行えな
いことをフラグ等により記憶しておき、次のカラー画像
データの受信があった場合には、このフラグを参照する
ことにより、直ちにモノクロに変換してモノクロ画像メ
モリ14bに保存するように構成しても良い。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の多機能周辺装置によれ
ば、カラー印刷支障判定手段によって印刷手段がカラー
印刷に支障を来していると判定された場合には、2値変
換手段によって記憶手段に記憶されているカラーの画像
データがモノクロの画像データに変換される。よって、
カラーの画像データをモノクロの画像データとして記憶
手段に記憶することにより、カラーの画像データをその
まま記憶する場合に比べ、受信した画像データの記録
(印刷)を保証しつつ、記憶手段の使用量を大幅に抑え
ることができる。従って、カラー印刷に支障を来した場
合にも、より多くの画像データを記憶手段に記憶してお
くことができると共に、記憶手段がメモリフルになるこ
とにより新規に受信した画像データが記憶不能になって
消失してしまうことを防止することができるという効果
がある。さらに、記憶手段の使用量を抑えることによ
り、大きな作業領域を確保することができるので、多機
能周辺装置の動作効率の低下を防止することができる。
【0089】請求項2記載の多機能周辺装置によれば、
請求項1記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、更
に、カラー印刷支障判定手段により印刷手段がカラー印
刷に支障を来していると判定された場合であっても、受
信手段により受信されたカラーの画像データを記憶手段
に記憶した後のその記憶手段の空き容量が所定値以上で
ある場合には、2値変換禁止手段によって2値変換手段
の実行が禁止されてその画像データはカラーのまま記憶
手段に記憶される。よって、記憶手段の空き容量に余裕
がある場合には、カラーの画像データが記憶手段に記憶
されたままなので、カラー印刷の支障が排除されれば、
受信した画像データをモノクロではなく、通常の受信時
と同様に、カラーで印刷することができるという効果が
ある。
【0090】請求項3記載の多機能周辺装置によれば、
請求項1または2に記載の多機能周辺装置の奏する効果
に加え、更に、カラー印刷支障判定手段により印刷手段
がカラー印刷に支障を来していると判定された場合であ
って、受信手段により受信されたカラーの画像データを
記憶手段に記憶した後のその記憶手段の空き容量が所定
値未満になった場合には、第1変換実行手段によって記
憶手段に新たに記憶されたカラーの画像データに対して
2値変換手段が実行され、そのカラーの画像データがモ
ノクロの画像データに変換される。よって、記憶手段の
空き容量が少なくなった場合には、新たに受信した画像
データを記憶手段の空き容量を節約して記憶することが
できるという効果がある。
【0091】請求項4記載の多機能周辺装置によれば、
請求項1から3のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏
する効果に加え、更に、カラー印刷支障判定手段により
印刷手段がカラー印刷に支障を来していると判定された
場合であって、受信手段により受信されたカラーの画像
データを記憶手段に記憶した後のその記憶手段の空き容
量が所定値未満になった場合には、第2変換実行手段に
よって記憶手段に記憶されている全てのカラーの画像デ
ータに対して2値変換手段が実行され、全てのカラーの
画像データがモノクロの画像データに変換される。つま
り、記憶手段の空き容量が少なくなった場合には、新た
に受信したカラーの画像データ以外に、既に記憶手段に
記憶されているカラーの画像データもモノクロの画像デ
ータに変換されるので、記憶手段の使用量を大幅に抑制
して空き容量を増加させることができる。よって、記憶
手段の空き容量に余裕がある場合には画像データをカラ
ーのまま記憶しているので、カラー印刷の支障が排除さ
れた場合にはその画像データをカラーで印刷することが
でき、逆に、記憶手段の空き容量が少なくなった場合に
は、全てのカラーの画像データをモノクロの画像データ
に変換するので、より多くの画像データを記憶手段に記
憶させることができるという効果がある。
【0092】請求項5記載の多機能周辺装置によれば、
請求項1から4のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏
する効果に加え、更に、カラー印刷支障判定手段は、カ
ラーインク判定手段と用紙判定手段とジャム判定手段と
のいずれかを備えており、カラーインク判定手段によっ
てカラーインクの残量が判定され、用紙判定手段によっ
て印刷用紙の有無が判定され、ジャム判定手段によって
用紙ジャムの発生が判定される。よって、カラー印刷支
障判定手段により、カラー印刷に支障を来していること
を確実に判定することができるという効果がある。
【0093】請求項6記載の多機能周辺装置によれば、
請求項5記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、更
に、カラーインクの残量は、カウント手段およびカウン
ト判定手段によってソフト的に検出され、カラー印刷に
支障を来すか否かが判定されるので、光センサなどを用
いたハード的なカラーインクの残量検出機構が不要とな
る。よって、多機能周辺装置の部品コストおよび製造コ
ストを低減させることができるという効果がある。
【0094】請求項7記載の多機能周辺装置によれば、
請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏
する効果に加え、更に、カラー印刷支障判定手段によっ
て印刷手段がカラー印刷に支障を来していると判定され
た場合には、支障表示手段によってその支障の内容が表
示される。よって、ユーザーにカラー印刷が支障を来し
ていることを報知することができると共に、その支障の
内容を認識させることができる。従って、ユーザーが迅
速にカラー印刷の支障を排除することができるので、カ
ラー印刷の支障が発生した後に、記憶手段が受信した画
像データでメモリフルになるのを極力防止することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多機能周辺装置の一実施例であるフ
ァクシミリ装置の外観斜視図である。
【図2】 ファクシミリ装置の電気的構成を示したブロ
ック図である。
【図3】 RAMのメモリ構成の変化を模式的に示した
図である。
【図4】 ファクシミリ装置が画像データを受信した場
合の処理を示したフローチャートである。
【図5】 未印刷データ印刷処理を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置(多機能周辺装
置) 5 液晶表示器(LCD)(支障表示手
段) 14 RAM(記憶手段) 14a カラー画像メモリ(記憶手段の一
部) 14b モノクロ画像メモリ(記憶手段の一
部) 14d Cインク発射カウンタ(カウント手
段) 14e Mインク発射カウンタ(カウント手
段) 14f Yインク発射カウンタ(カウント手
段) 14g Bインク発射カウンタ(カウント手
段) 16 ネットワークコントロールユニット
(NCU)(受信手段) 17 モデム(受信手段) 18 バッファ(記憶手段) 22 プリンタ(印刷手段) 24 スピーカ(支障表示手段) 25 交換機(受信手段) 27,28 電話回線(受信手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側装置から送られてきたカラーまた
    はモノクロの画像データを受信する受信手段と、その受
    信手段により受信された画像データを記憶する記憶手段
    と、その記憶手段により記憶された画像データを印刷す
    る印刷手段とを備えた多機能周辺装置において、 前記印刷手段がカラー印刷に支障を来しているかを判定
    するカラー印刷支障判定手段と、 そのカラー印刷支障判定手段により前記印刷手段がカラ
    ー印刷に支障を来していると判定された場合に、前記記
    憶手段に記憶されているカラーの画像データをモノクロ
    の画像データに変換する2値変換手段とを備えているこ
    とを特徴とする多機能周辺装置。
  2. 【請求項2】 前記カラー印刷支障判定手段により前記
    印刷手段がカラー印刷に支障を来していると判定された
    場合であっても、前記受信手段により受信されたカラー
    の画像データを前記記憶手段に記憶した後のその記憶手
    段の空き容量が所定値以上である場合には、前記2値変
    換手段の実行を禁止してその画像データをカラーのまま
    前記記憶手段に記憶させる2値変換禁止手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の多機能周辺装置。
  3. 【請求項3】 前記カラー印刷支障判定手段により前記
    印刷手段がカラー印刷に支障を来していると判定された
    場合であって、前記受信手段により受信されたカラーの
    画像データを前記記憶手段に記憶した後のその記憶手段
    の空き容量が所定値未満になった場合に、その記憶手段
    に新たに記憶されたカラーの画像データを前記2値変換
    手段によってモノクロの画像データに変換させる第1変
    換実行手段を備えていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の多機能周辺装置。
  4. 【請求項4】 前記カラー印刷支障判定手段により前記
    印刷手段がカラー印刷に支障を来していると判定された
    場合であって、前記受信手段により受信されたカラーの
    画像データを前記記憶手段に記憶した後のその記憶手段
    の空き容量が所定値未満になった場合に、その記憶手段
    に記憶されるすべてのカラーの画像データを前記2値変
    換手段によってモノクロの画像データに変換させる第2
    変換実行手段を備えていることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載の多機能周辺装置。
  5. 【請求項5】 前記カラー印刷支障判定手段は、カラー
    インクの残量を判定するカラーインク判定手段と、印刷
    用紙の有無を判定する用紙判定手段と、用紙ジャムの発
    生を判定するジャム判定手段とのいずれかを備えている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の多
    機能周辺装置。
  6. 【請求項6】 前記カラーインク判定手段は、前記カラ
    ーインクの発射回数を各色毎にカウントするカウント手
    段と、その各色のカウント手段のいずれかが所定カウン
    ト以上になった場合にカラー印刷に支障を来すと判定す
    るカウント判定手段とを備えていることを特徴とする請
    求項5記載の多機能周辺装置。
  7. 【請求項7】 前記カラー印刷支障判定手段によって前
    記印刷手段がカラー印刷に支障を来していると判定され
    た場合に、その支障の内容を表示する支障表示手段を備
    えていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに
    記載の多機能周辺装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008098977A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Seiko Epson Corp 複合機及び画像保存方法
US7532341B2 (en) 2002-06-27 2009-05-12 Ricoh Company, Ltd. Facsimile apparatus, program, and storage medium

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JP2008098977A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Seiko Epson Corp 複合機及び画像保存方法

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