JP2002016812A - 画像通信装置および画像通信方法 - Google Patents

画像通信装置および画像通信方法

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JP2002016812A
JP2002016812A JP2000197411A JP2000197411A JP2002016812A JP 2002016812 A JP2002016812 A JP 2002016812A JP 2000197411 A JP2000197411 A JP 2000197411A JP 2000197411 A JP2000197411 A JP 2000197411A JP 2002016812 A JP2002016812 A JP 2002016812A
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JP2000197411A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Motoaki Yoshino
元章 吉野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないメモリ容量でも、受信したカラーファ
クシミリ画像が印刷された後、上記印刷されたカラーフ
ァクシミリ画像と同じ画像を、再度必要部数分印刷する
ことができる画像通信装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 カラーファクシミリ通信可能な画像通信
装置において、新しく受信したカラーファクシミリ画像
を格納し、この格納されているカラーファクシミリ画像
を印刷する部数を入力し、上記格納されているカラーフ
ァクシミリ画像を、上記入力した印刷部数分印刷する画
像通信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像通信装置に係
り、特に、カラーファクシミリ通信可能な画像通信装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーファクシミリ通信可能なフ
ァクシミリ装置は、カラーファクシミリ受信した場合、
この受信した画像を一旦メモリに格納した後、この格納
した画像をただちに印刷している。そして、上記印刷し
た後、上記メモリに格納してある画像のうちで、印刷し
たカラーファクシミリ画像をメモリから消去する。
【0003】また、メモリ受信等、ファクシミリ受信し
た画像をただちには印刷しない場合、上記ファクシミリ
受信した画像が印刷された後に、上記画像をメモリから
消去する。
【0004】ここで、ファクシミリ受信し、印刷された
画像を、メモリから消去する理由は、受信した画像をメ
モリから消去することによって、次回受信する画像を格
納するための空きスペースを確保するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラーファ
クシミリ受信した画像が、例えば、家族、友人同志の写
真等である場合、この受信したカラーファクシミリ画像
を複数印刷し、何人かの人に配布したいという要請があ
る。しかしながら、従来のカラーファクシミリ装置で
は、1部印刷されると、カラーファクシミリ受信した画
像が、ファクシミリ装置に設けられているメモリから消
去されるので、受信したカラーファクシミリ画像を複数
印刷し、配布することができないという問題がある。
【0006】また、印刷されたカラー情報を複数部コピ
ーすることも考えられるが、カラー情報は再コピーする
と白黒画像に比べ画質が著しく劣化するため好ましくな
い。
【0007】また、仮に、受信したファクシミリ画像を
複数印刷すべきことを、印刷前に予め設定できたとして
も、複数部数印刷する必要がないカラーファクシミリ画
像や白黒ファクシミリ画像まで、上記設定した部数分印
刷することになり、無駄に複数部数印刷することにな
る。つまり、受信したカラーファクシミリ画像を印刷
し、視認した後に、画像に応じて、必要な部数の印刷を
することができないという問題がある。
【0008】一方、受信したファクシミリ画像を全て保
存しておくメモリを、ファクシミリ装置に増設すれば、
上記問題は解消するが、このようにすると、ファクシミ
リ装置のコストアップになるという問題がある。
【0009】また、上記問題は、カラーファクシミリ通
信することができ、しかもカラーファクシミリ受信した
画像をカラー印刷することができる画像通信装置(例え
ば、印刷機能付きテレビ電話、印刷機能付きパソコン)
においても発生する問題である。
【0010】本発明は、画像通信装置において、少ない
メモリ容量でも、受信したカラーファクシミリ画像が印
刷された後、上記印刷されたカラーファクシミリ画像と
同じ画像を、再度必要部数分印刷することができる画像
通信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、カラーファク
シミリ通信可能な画像通信装置において、新しく受信し
たカラーファクシミリ画像を格納し、この格納されてい
るカラーファクシミリ画像を印刷する部数を入力し、上
記格納されているカラーファクシミリ画像を、上記入力
した印刷部数分印刷する画像通信装置である。
【0012】また、本発明は、カラーファクシミリ通信
可能な画像通信装置において、受信したカラーファクシ
ミリ画像を印刷し、上記画像通信装置に設けられている
メモリであって、受信したカラーファクシミリ画像を印
刷後も保持しておくために割り当てられているメモリ
に、新しく受信したカラーファクシミリ画像を次々に格
納し、上記格納されている印刷済みの複数のカラーファ
クシミリ画像のうちで再印刷すべき画像を選択し、上記
メモリに格納されている印刷済みの複数のカラーファク
シミリ画像についての情報量の合計が所定の値を超えた
場合、上記メモリに格納されている印刷済みの複数のカ
ラーファクシミリ画像についての情報量の合計が上記所
定の値以下になるまで、最も古いカラーファクシミリ画
像から順に消去する画像通信装置である。
【0013】また、本発明は、カラーファクシミリ通信
可能な画像通信装置において、受信したカラーファクシ
ミリ画像の画像サイズを検出し、上記検出した画像サイ
ズと、上記受信したカラーファクシミリ画像を印刷する
記録用紙のサイズとに応じて、同一の上記受信したカラ
ーファクシミリ画像を、1枚の上記記録用紙に複数個印
刷させるように印刷装置へ画像を出力する画像通信装置
である。
【0014】また、本発明は、カラーファクシミリ通信
可能な画像通信装置のための画像通信方法において、新
しく受信したカラーファクシミリ画像を格納し、この格
納されているカラーファクシミリ画像を印刷する部数を
入力し、上記格納されているカラーファクシミリ画像
を、上記入力した印刷部数分印刷する画像通信方法であ
る。
【0015】また、本発明は、カラーファクシミリ通信
可能な画像通信装置のための画像通信方法において、受
信したカラーファクシミリ画像を印刷し、上記画像通信
装置に設けられているメモリであって、受信したカラー
ファクシミリ画像を印刷後も保持しておくために割り当
てられているメモリに、新しく受信したカラーファクシ
ミリ画像を次々に格納し、上記格納されている印刷済み
の複数のカラーファクシミリ画像のうちで再印刷すべき
画像を選択し、上記メモリに格納されている印刷済みの
複数のカラーファクシミリ画像についての情報量の合計
が所定の値を超えた場合、上記メモリに格納されている
印刷済みの複数のカラーファクシミリ画像についての情
報量の合計が上記所定の値以下になるまで、最も古いカ
ラーファクシミリ画像から順に消去する画像通信方法で
ある。
【0016】また、本発明は、カラーファクシミリ通信
可能な画像通信装置のための画像通信方法において、受
信したカラーファクシミリ画像の画像サイズを検出し、
上記検出した画像サイズと、上記受信したカラーファク
シミリ画像を印刷する記録用紙のサイズとに応じて、同
一の上記受信したカラーファクシミリ画像を、1枚の上
記記録用紙に複数個印刷させるように印刷装置へ画像を
出力する画像通信方法である。
【0017】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明の第1の実施例であるファクシミリ装置F
S10の構成を示すブロック図である。
【0018】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために設けられているものであり、
電話網の回線の端末に接続され、電話交換網の接続制御
を行い、データ通信路の切り換えを行い、ループの保持
を行うものである。また、NCU2は、バス26からの
制御によって、電話回線2aを電話機4側に接続(CM
Lオフ)し、または電話回線2aをファクシミリ装置F
S10側に接続(CMLオン)するものである。なお、
通常状態では、電話回線2aが電話機4側に接続されて
いる。
【0019】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由で変復調
器8に送るものである。
【0020】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および、復調を行う変復調器であ
り、バス26の制御によって、各伝送モードが指定され
る。また、変復調器8は、バス26からの送信信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データをバス2
6に出力するものである。
【0021】発呼回路10は、バス26からの信号によ
って、電話番号情報を入力し、信号線10aにDTMF
の選択信号を出力するものであり、加算回路12は、信
号線8aの情報と信号線10aの情報とを入力し、加算
した結果を信号線12aに出力するものである。
【0022】読取回路14は、カラー画像の読み取りが
可能な読取回路であって、読み取ったデータをバス26
に出力するようになっている。また、記録回路16は、
カラー画像の記録が可能な記録回路であって、バス26
に出力されている情報を順次1ライン毎に記録するよう
になっている。
【0023】メモリ18は、ワーク用のメモリ(RA
M)であり、読み取ったデータの生情報、あるいは、符
号化した情報を格納し、また、受信情報、あるいは、復
号化した情報等を、バス26を介して、格納するために
使用するメモリである。
【0024】なお、メモリ18は、受信したカラーファ
クシミリ画像を格納するために割り当てられたメモリ領
域(図示せず)を具備している。
【0025】操作部20は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキー、
ストップキー、セットキー、その他のファンクションキ
ーを具備し、押下されたキー情報がバス26に出力され
るようになっている。
【0026】また、操作部20は、表示部を具備し、バ
ス26に出力されている情報を入力し、この表示部に表
示するようになっている。
【0027】CPU(中央処理装置)22は、ファクシ
ミリ装置FS10全体の制御をし、ファクシミリ伝送制
御手順を実行するものである。そして、CPU22を制
御するプログラムがROM24に格納されている。
【0028】ROM24は、カラーファクシミリ通信可
能なファクシミリ装置FS10において、新しく受信し
たカラーファクシミリ画像をメモリ回路18に格納し、
このメモリ18に格納されているカラーファクシミリ画
像を印刷する部数を、操作部20から入力し、上記メモ
リ18に格納されているカラーファクシミリ画像を、上
記操作部20から入力した印刷部数分、記録回路16が
印刷するようにCPU22を動作させるプログラムを格
納しているメモリである。なお、新しくカラーファクシ
ミリ画像を受信した場合、この新しく受信したカラーフ
ァクシミリ画像の前に受信したカラーファクシミリ画像
を上記メモリ18から消去して、上記新しく受信したカ
ラーファクシミリ画像のみを、上記メモリ18に格納す
るようにしてもよい。
【0029】次に、ファクシミリ装置FS10の動作に
ついて説明する。
【0030】図2〜図4は、ファクシミリ装置FS10
の動作を示す流れ図である。
【0031】まず、ファクシミリ装置FS10に設けら
れているCPU22が、バス26を介して、メモリ18
をイニシャライズし(S2)、バス26を介して、操作
部20に設けられている表示部をクリアし(S4)、バ
ス26を介して、NCU2のCMLをオフする(S
6)。
【0032】続いて、ファクシミリ受信があったか否か
を判断し(S8)、ファクシミリ受信が選択されない
と、バス26を介して、操作部20の情報を入力し、最
後に受信したカラーファクシミリ画像を印刷することが
選択されたか否かを判断する(S10)。ここで、「最
後に受信したカラーファクシミリ画像」と、「新しく受
信したカラーファクシミリ画像」との関係を説明する。
新しくカラーファクシミリ画像を受信した場合、この新
しく受信したカラーファクシミリ画像が、最後に受信し
たカラーファクシミリ画像になる。そして、新しくカラ
ーファクシミリ画像を受信する度に、この新しく受信し
たカラーファクシミリ画像によって、最後に受信したカ
ラーファクシミリ画像が更新される。
【0033】一方、ファクシミリ受信が選択されると
(S8)、バス26を介して、NCU2のCMLをオン
し(S14)、前手順を実行する(S16)。なお、こ
の前手順の実行によって、ファクシミリ装置FS10が
カラーファクシミリ受信機能を具備することを、ファク
シミリ画像を送信する送信元ファクシミリ装置に通知す
る。
【0034】次に、上記送信元ファクシミリ装置が、カ
ラーファクシミリ送信を指定したか否かを判断し(S1
8)、カラーファクシミリ送信が指定されない場合、残
りの前手順を実行する(S20)。
【0035】一方、カラーファクシミリ送信が指定され
た場合(S18)、残りの前手順を実行し(S26)、
受信したカラーファクシミリ画像をメモリ18に格納
し、このメモリ18に格納したカラーファクシミリ画像
を印刷する(S28)。この印刷終了後、メモリ18に
格納している上記カラーファクシミリ画像を消去せずに
記憶しておく。なお、この記憶しているカラーファクシ
ミリ画像を、次の新しいカラーファクシミリ画像を受信
するときに消去するようにしてもよい。
【0036】続いて、後手順を実行し(S30)、次の
ファクシミリ受信に備える。
【0037】ステップS18において、送信元ファクシ
ミリ装置が、カラーファクシミリ送信を指定しない場
合、残りの前手順を実行し(S20)、受信した白黒フ
ァクシミリ画像をメモリ18に格納し、このメモリ18
に格納している白黒ファクシミリ画像を印刷する(S2
2)。印刷された白黒画像はコピーしても画質劣化が少
ないので、この印刷終了後、上記メモリ18に格納され
ている白黒ファクシミリ画像を消去する。
【0038】続いて、後手順を実行し(S24)、次の
ファクシミリ受信に備える。
【0039】ステップS8において、ファクシミリ受信
が選択されないと、バス26を介して、操作部20の情
報を入力し、最後に受信したカラーファクシミリ画像を
印刷することが選択されたか否かを判断する(S1
0)。そして、上記最後に受信したカラーファクシミリ
画像を印刷することが選択されない場合、その他の処理
をし(S12)、次のファクシミリ受信に備える。
【0040】一方、上記最後に受信したカラーファクシ
ミリ画像を印刷することが選択された場合(S10)、
ファクシミリ装置FS10の使用者によって、操作部2
0から入力された上記最後に受信したカラーファクシミ
リ画像の印刷部数を検知し(S32)、この検知した印
刷部数分、上記最後に受信したカラーファクシミリ画像
を印刷する(S34)。
【0041】上記実施例によれば、新しく受信したカラ
ーファクシミリ画像を、次の新しいカラーファクシミリ
画像を受信するまで記憶し、この記憶しているカラーフ
ァクシミリ画像が、次の新しいカラーファクシミリ画像
を受信するときに消去されるので、受信したカラーファ
クシミリ画像を格納しておくメモリ18の容量が少なく
ても、受信したカラーファクシミリ画像が一旦印刷され
た後、上記印刷されたカラーファクシミリ画像と同じ画
像を、再度必要部数分印刷することができる。したがっ
て、例えば、家族、友人同志の写真をカラーファクシミ
リ受信し、この受信した画像を1部印刷し、内容を確認
し、いわゆる焼き増しに値する画像であると判断した場
合、カラーファクシミリ画像を欲する人数分、このカラ
ーファクシミリ画像を印刷することができる。
【0042】[第2の実施例]図5は、本発明の第2の
実施例であるファクシミリ装置FS20の構成を示すブ
ロック図である。
【0043】第2の実施例は、第1の実施例において、
受信したカラーファクシミリ画像を格納するメモリ領域
を所定容量アサインして(割り当てて)、この割り当て
られたメモリ領域に、新しく受信したカラーファクシミ
リ画像を次々に格納し、上記メモリ領域に格納されてい
る複数のカラーファクシミリ画像についての情報量の合
計が所定の値を超えた場合、上記メモリ領域に格納され
ている複数のカラーファクシミリ画像についての情報量
の合計が上記所定の値以下になるまで、上記メモリ領域
に格納されている複数のカラーファクシミリ画像のなか
から、1つまたは2つ以上のカラーファクシミリ画像を
消去し、しかもこの消去をするときに、最も古いカラー
ファクシミリ画像から順に消去し、また、上記メモリ領
域に格納されている複数のカラーファクシミリ画像のう
ちで印刷する画像を、ファクシミリ装置FS20の使用
者が選択し、また、この選択された画像の印刷部数を、
ファクシミリ装置FS20の使用者が指定した場合、上
記選択された画像を上記指定された部数分印刷するファ
クシミリ装置の例である。
【0044】ファクシミリ装置FS20の基本的な構成
は、ファクシミリ装置FS10と同じであり、CPU2
2とROM24との代わりに、CPU22AとROM2
4Aとが設けられている点が、ファクシミリ装置FS1
0と異なる。
【0045】CPU22Aは、ファクシミリ装置FS2
0全体の制御をし、ファクシミリ伝送制御手順を実行す
るものである。そして、CPU22Aを制御するプログ
ラムがROM24Aに格納されている。
【0046】ROM24Aは、カラーファクシミリ通信
可能なファクシミリ装置FS20において、ファクシミ
リ装置FS20が具備するメモリ18に設けられている
メモリ領域(受信したカラーファクシミリ画像を格納す
るために割り当てられたメモリ領域)に、新しく受信し
たカラーファクシミリ画像を次々に格納し、上記メモリ
領域に格納されている複数のカラーファクシミリ画像に
ついての情報量の合計が所定の値を超えた場合、上記メ
モリ領域に格納されている複数のカラーファクシミリ画
像についての情報量の合計が上記所定の値以下になるま
で、上記メモリ領域に格納されている複数のカラーファ
クシミリ画像のなかから、1つまたは2つ以上のカラー
ファクシミリ画像を消去し、しかもこの消去をするとき
に、最も古いカラーファクシミリ画像から順に消去し、
また、上記メモリ領域に格納されている複数のカラーフ
ァクシミリ画像のうちで印刷すべき画像を、操作部20
から入力した情報によって選択し、この選択した画像を
印刷する部数を、操作部20から入力し、上記選択した
カラーファクシミリ画像を、上記入力した印刷部数分、
記録回路16が印刷するようにCPU22Aを動作させ
るプログラムを格納しているメモリである。
【0047】図6〜図7は、第2の実施例であるファク
シミリ装置FS20の動作を示す流れ図である。
【0048】なお、図6〜図7は、図2〜図3の流れ図
において、異なる部分のみを示している。
【0049】送信元ファクシミリ装置が、カラーファク
シミリ送信を指定し(S18)、残りの前手順を実行し
た(S26)後、新しく受信したカラーファクシミリ画
像をメモリ18に設けられているメモリ領域に格納し、
このメモリ18に格納されているカラーファクシミリ画
像を印刷する(S42)。ここで、メモリ領域に格納さ
れているいくつかの印刷済みのカラーファクシミリ画像
についての情報量の合計が所定の値(例えば、メモリ領
域の全記憶容量の80%)を超えている場合、次に新し
く受信したカラーファクシミリ画像を格納することがで
きなくなるおそれが高いので、上記情報量の合計が上記
所定の値以下になるまで、上記メモリ領域に格納されて
いるいくつかのカラーファクシミリ画像のなかから、1
つまたは2つ以上のカラーファクシミリ画像を消去す
る。なお、この消去をするときには、最も古い時刻に格
納されたカラーファクシミリ画像から順に消去する。こ
の消去によって、メモリ領域の空きを確保する。
【0050】続いて、後手順を実行し(S44)、次の
ファクシミリ受信に備える。
【0051】ファクシミリ受信が選択されないと(S
8)、バス26を介して、操作部20の情報を入力し、
カラーファクシミリ受信した画像であって、メモリ18
に格納されている画像を印刷することが選択されたか否
かを判断し(S50)、印刷することが選択されない
と、その他の処理をし(S12)、次のファクシミリ受
信に備える。
【0052】一方、カラーファクシミリ受信した画像で
あって、メモリ18に格納されている画像を印刷するこ
とが選択されると(S50)、バス26を介して、操作
部20から、メモリ18に格納されている画像であっ
て、ファクシミリ装置FS20の使用者が印刷しようと
するカラーファクシミリ受信画像の番号を入力し(S5
4)、さらに、バス26を介して、操作部20から、上
記入力した番号に該当する画像の印刷部数を入力し(S
56)、上記番号に該当する画像を上記指定された部数
印刷する(S58)。続いて、CMLをオフし(S
6)、次のファクシミリ受信に備える。
【0053】ファクシミリ装置FS20によれば、受信
したカラーファクシミリ画像を格納するために割り当て
られたメモリ領域に、新しく受信したカラーファクシミ
リ画像だけでなく、この新しく受信したファクシミリ画
像よりも前に受信したいくつかのカラーファクシミリ画
像を格納しているので、上記新しく受信したカラーファ
クシミリ画像のみならず、上記新しく受信したカラーフ
ァクシミリ画像を含め直近に受信したいくつかのカラー
ファクシミリ画像も、再度必要部数印刷することがで
き、ファクシミリ装置の使用者の画像印刷に関する要求
に柔軟に対応することができる。
【0054】なお、上記各実施例は、ファクシミリ装置
を例に掲げ説明しているが、ファクシミリ装置以外の画
像通信装置であって、カラーファクシミリ通信をするこ
とができ、しかも、カラーファクシミリ受信した画像を
カラー印刷することができる画像通信装置(例えば、印
刷機能付きテレビ電話、印刷機能付きパソコン)に上記
実施例を適用することができる。
【0055】ところで、従来のカラーファクシミリ通信
可能なファクシミリ装置は、1つのカラーファクシミリ
画像を受信した場合、この受信した1つのカラーファク
シミリ画像を、1枚の記録用紙に記録する。
【0056】また、カラーファクシミリ画像の画像サイ
ズは、A4サイズよりも、写真サイズ(具体的には、A
6サイズ)、で送信されるケースが多いことが予想され
る。この場合、A4サイズの記録用紙1枚にA6サイズ
の画像を1つ記録するのでは、記録用紙の余白部分が多
く、記録用紙に無駄が多いという問題がある。
【0057】特に、カラーで送られてくる1つの画像
が、例えば、友人同志の写真であると、この受信した1
つの画像を複数印刷し、何人かの人に配布したいという
要請がある。この場合、上記友人同志の写真を1枚の記
録用紙に記録すると、A4サイズの記録用紙1枚にA6
サイズの画像を1つ記録することになって、記録用紙の
余白部分が多く、記録用紙に無駄が多いという問題があ
る。
【0058】なお、上記問題は、ファクシミリ装置以外
の画像通信装置であって、カラーファクシミリ通信可能
であり、しかも受信したカラーファクシミリ画像を記録
することができる画像通信装置(例えば、テレビ電話、
パソコン)においても、生じる問題である。
【0059】[第3の実施例]図8は、本発明の第3の
実施例であるファクシミリ装置FS30の構成を示すブ
ロック図である。
【0060】図9は、ワンタッチダイヤル番号と送信先
ファクシミリ装置の電話番号とを対応させて登録してい
る状態等を示す図である。
【0061】NCU(網制御装置)102は、電話網を
データ通信等に使用するために、電話網の回線の端末に
接続され、電話交換網の接続制御を行い、データ通信路
の切り換えを行い、ループの保持を行うものである。ま
た、NCU102は、バス126からの制御によって、
電話回線102aを電話機104側に接続(CMLオ
フ)し、電話回線102aをファクシミリ装置FS30
側に接続(CMLオン)するものである。なお、通常状
態では、電話回線102aが電話機104側に接続され
ている。
【0062】ハイブリッド回路106は、送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路112からの送信
信号をNCU102経由で電話回線102aに送出し、
相手側ファクシミリ装置から送信されてきた信号をNC
U102経由で受け取り、この受け取った信号を、信号
線106a経由で、変復調器108に送るものである。
【0063】変復調器108は、ITU−T勧告V.
8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、
V.34に基づいた変調、および、復調を行う変復調器
であり、バス126の制御によって、各伝送モードが指
定される。また、変復調器108は、バス126からの
送信信号を入力し、変調データを信号線108aに出力
し、信号線106aに出力されている受信信号を入力
し、復調データをバス126に出力するものである。
【0064】発呼回路110は、バス126からの信号
によって、電話番号情報を入力し、信号線110aにD
TMFの選択信号を出力する回路である。
【0065】加算回路112は、信号線108aの情報
と信号線110aの情報とを入力し、加算した結果を信
号線112aに出力する回路である。
【0066】読取回路114は、読み取った画像データ
をバス126に出力する回路であり、記録回路116
は、バス126に出力されている情報を順次1ライン毎
に記録する回路である。
【0067】メモリ118は、ワーク用のメモリ(RA
M)、さらに、読み取りデータの生情報、あるいは、符
号化した情報を格納し、また、受信画像、あるいは、復
号化した情報等を、バス126を介して、格納するため
に使用するメモリである。
【0068】また、メモリ118は、図9(2)に示す
ように、ワンタッチダイヤル番号と、ファクシミリ情報
の送信先である送信先ファクシミリ装置の電話番号と対
応させて登録しているメモリである。
【0069】また、メモリ118は、図9(1)に示す
ように、上記ワンタッチダイヤル番号に登録されたいく
つかの送信先ファクシミリ装置のうちで、受信したカラ
ーファクシミリ画像情報を1枚の記録用紙に複数個印刷
する送信先ファクシミリ装置を登録しているメモリであ
る。
【0070】操作部120は、ワンタッチダイヤル、短
縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキ
ー、ストップキー、セットキー、メモリ118への登録
キー、その他のファンクションキー具備し、押下された
キー情報が、バス126に出力されるようになってい
る。また、操作部120は、表示部を具備し、この表示
部は、バス126に出力されている情報を入力し表示す
るようになっている。
【0071】CPU(中央処理装置)122は、ファク
シミリ装置FS30全体の制御をし、また、ファクシミ
リ伝送制御手順を実行するものであり、この制御プログ
ラムがROM124に格納されている。
【0072】ROM124は、カラーファクシミリ通信
可能なファクシミリ装置FS30において、受信したカ
ラーファクシミリ画像の画像サイズを検出し、この検出
した画像サイズと、上記受信したカラーファクシミリ画
像を印刷する記録用紙のサイズとに応じて、上記受信し
たカラーファクシミリ画像を、1枚の上記記録用紙に複
数個、記録回路116を用いて印刷するように、CPU
122を動作させるプログラムを格納しているメモリで
ある。なお、上記受信したカラーファクシミリ画像を、
1枚の上記記録用紙に複数個印刷する場合、上記印刷さ
れる複数個のカラーファクシミリ画像が互いに重ならな
いように、印刷することが望ましい。
【0073】ここで、「受信したカラーファクシミリ画
像を、1枚の記録用紙に複数個印刷する」処理の一例を
次に掲げる。
【0074】A6サイズのカラーファクシミリ画像を1
回の通信で2ページ受信し、この受信したカラーファク
シミリ画像を印刷する記録用紙のサイズがA4サイズで
ある場合、1枚目の記録用紙に、受信した1ページ目の
カラーファクシミリ画像を3個印刷し、2枚目の記録用
紙に、受信した2ページ目のカラーファクシミリ画像を
3個印刷する。
【0075】また、ROM124は、受信したカラーフ
ァクシミリ画像を、1枚の上記記録用紙に複数個印刷す
る旨の情報を、操作部120に設けられている表示部に
表示するようにCPU122を動作させるプログラムを
格納しているメモリである。
【0076】また、ROM124は、受信したカラーフ
ァクシミリ画像を、1枚の上記記録用紙に複数個印刷す
る場合、上記印刷するカラーファクシミリ画像の境目に
切り取り線を、記録回路16を用いて、印刷するように
CPU122を動作させるプログラムを格納しているメ
モリである。
【0077】さらに、ROM124は、受信したファク
シミリ画像が、グレースケールで表されるファクシミリ
画像であることを検知した場合、上記受信したグレース
ケールで表されるファクシミリ画像を、1枚の上記記録
用紙に、記録回路116が印刷するようにCPU122
を動作させるプログラムを格納しているメモリである。
なお、グレースケールとは、白色と黒色に加えて、中間
調(灰色)を用いて画像を表現する画像の表現方式であ
る。
【0078】ここで、「受信したグレースケールで表さ
れるファクシミリ画像を、1枚の記録用紙に印刷する」
処理の一例を次に掲げる。
【0079】A6サイズのグレースケールで表されるフ
ァクシミリ画像を1回の通信で2ページ受信し、この受
信した画像を印刷する記録用紙のサイズがA4サイズで
ある場合、1枚目の記録用紙に、受信した1ページ目の
グレースケールファクシミリ画像を1個印刷し、2枚目
の記録用紙に、受信した2ページ目のグレースケールフ
ァクシミリ画像を1個印刷する。
【0080】なお、ファクシミリ装置FS40は、ファ
クシミリ装置FS30にカラーファクシミリ画像を送信
する送信元ファクシミリ装置であり、ファクシミリ装置
FS30と同様の構成を有する。
【0081】次に、ファクシミリ装置FS30の動作に
ついて説明する。
【0082】図10〜図13は、ファクシミリ装置FS
30の動作を示す流れ図である。
【0083】図14は、1枚の記録用紙に、受信したカ
ラーファクシミリ画像を4つ印刷した状態を示す図であ
る。
【0084】図15は、1枚の記録用紙に、受信したカ
ラーファクシミリ画像を2つ印刷した状態を示す図であ
る。
【0085】ファクシミリ装置FS30に設けられてい
るCPU122は、バス126を介して、メモリ118
をイニシャライズし(S102)、続いて、バス126
を介して、操作部120設けられている表示部をクリア
し(S104)、バス126を介して、NCU102の
CMLをオフする(S106)。
【0086】次に、バス126を介して、操作部120
の情報を入力し、ワンタッチダイヤルの登録が選択され
たか否かを判断し(S108)、ファクシミリ装置FS
30の使用者によって登録が選択されると、バス126
を介して、ワンタッチダイヤルに対応する送信先ファク
シミリ装置の電話番号を、メモリ回路118に、図9
(2)に示すように登録する(S110)。なお、図9
(2)では、例えば、ワンタッチダイヤルの番号「0
1」に対応する送信先ファクシミリ装置の電話番号とし
て「03−3111−1111」が登録されている。
【0087】ワンタッチダイヤルの登録が選択されない
場合(S108)、または、ワンタッチダイヤルの登録
が選択され(S108)、登録が終了した場合(S11
0)、続いて、バス126を介して、上記ワンタッチダ
イヤル番号に対応して登録されたいくつかの送信先ファ
クシミリ装置のうち、ファクシミリ装置FS30が送信
したカラーファクシミリ画像を複数個1枚の記録用紙に
印刷する送信先ファクシミリ装置を登録することが選択
されたか否かを判断する(S112)。
【0088】そして、ファクシミリ装置FS30が送信
したカラーファクシミリ画像を複数個1枚の記録用紙に
印刷する送信先ファクシミリ装置を登録することが選択
された場合(S112)、この送信先ファクシミリ装置
を、図9(1)に示すように登録する(S144)。な
お、図9(1)では、ファクシミリ装置FS30が送信
したカラーファクシミリ画像を複数個1枚の記録用紙に
印刷する送信先ファクシミリ装置として、ワンタッチダ
イヤルの番号「01」と「03」に対応する送信先ファ
クシリ装置が登録されている。
【0089】続いて、ファクシミリ装置FS30が送信
したカラーファクシミリ画像を複数個1枚の記録用紙に
印刷する送信先ファクシミリ装置を登録することが選択
されない場合(S112)、または、ファクシミリ装置
FS30が送信したカラーファクシミリ画像を複数個1
枚の記録用紙に印刷する送信先ファクシミリ装置を登録
することが終了した場合(S114)、続いて、ファク
シミリ受信が選択されたか否かを判断し(S116)、
ファクシミリ受信が選択されないと、その他の処理をし
(S118)、次のファクシミリ受信に備える。
【0090】一方、ファクシミリ受信が選択された場合
(S116)、交換機から出力される発信人電話番号
(送信元ファクシミリ装置FS40の電話番号)を検出
し(S120)、バス126を介して、NCU102の
CMLをオンし(S122)、前手順を実行する(S1
24)。この前手順において、ファクシミリ装置FS3
0が、JPEGの受信機能を有し、フルカラー受信機能
を有し、画像サイズがA4サイズまで受信することがで
きる旨の情報を、送信元ファクシミリ装置FS40に通
知する。
【0091】次に、送信元ファクシミリ装置FS40
が、JPEG送信をするか否かを判断し(S126)、
JPEG送信をしない場合、ファクシミリ画像を受信し
印刷する(S128)。ここで、記録用紙のサイズと上
記受信したファクシミリ画像の画像サイズとが一致せ
ず、上記記録用紙のサイズよりも、上記受信したファク
シミリ画像の画像サイズが小さい場合でも、1枚の上記
記録用紙に、1つの上記受信したファクシミリ画像を記
録する。続いて、後手順を実行し(S130)、次のフ
ァクシミリ受信に備える。
【0092】一方、送信元ファクシミリ装置FS40
が、JPEG送信をする場合(S126)、送信元ファ
クシミリ装置FS40が、フルカラー送信をするか否か
を判断する(S132)。送信元ファクシミリ装置FS
40が、フルカラー送信をしない場合(S132)、送
信元ファクシミリ装置FS40から送られてくるJPE
GファイルのSOF0(Start Of Frame
0;「0」は基本方式によるDCTを示す。)マーカ
が示すX方向(水平方向)のピクセル数と、Y方向(垂
直方向)のピクセル数とに関係なく、1枚の記録用紙
に、1つの受信画像を1個記録する(S134)。例え
ば、送信元ファクシミリ装置FS40から、A4サイズ
のファクシミリ画像を1つ受信した場合、この受信した
ファクシミリ画像を、1枚の記録用紙(A4サイズの記
録用紙)に1個記録し、または、送信元ファクシミリ装
置FS40から、A6サイズのファクシミリ画像を1つ
受信した場合、この受信したファクシミリ画像を、1枚
の記録用紙(A4サイズの記録用紙)に1個記録する。
続いて、後手順を実行し(S136)、次のファクシミ
リ受信に備える。
【0093】なお、JPEG送信であって、かつフルカ
ラーでない送信によって送られるファクシミリ画像と
は、グレースケールで表されるファクシミリ画像を指
す。
【0094】送信元ファクシミリ装置FS40が、フル
カラー送信をする場合(S132)、続いて、送信元フ
ァクシミリ装置FS40から送られてくるJPEGファ
イルのSOF0マーカが示すX方向(水平方向)のピク
セル数と、Y方向(垂直方向)のピクセル数とによっ
て、受信したカラーファクシミリ画像の画像サイズがA
4サイズか否かを判断する(S138)。
【0095】上記受信したカラーファクシミリ画像の画
像サイズが、A4サイズの場合(S138)、上記受信
したカラーファクシミリ画像を受信し、この受信したカ
ラーファクシミリ画像を、A4サイズの記録用紙に1個
印刷する(S140)。ここで、1枚の記録用紙に、上
記受信したカラーファクシミリ画像が1つ記録される。
続いて、後手順を実行し(S142)、次のファクシミ
リ受信に備える。
【0096】上記受信したカラーファクシミリ画像の画
像サイズが、A4サイズではない場合(S138)、続
いて、上記受信したカラーファクシミリ画像の画像サイ
ズが、A6サイズであるか否かを、上記SOFマーカに
よって判断する(S144)。そして、上記受信したカ
ラーファクシミリ画像の画像サイズがA6サイズである
場合、この受信したカラーファクシミリ画像を印刷する
(S148)。
【0097】ここで、上記受信したカラーファクシミリ
画像は、図14に示す画像Aように、A4サイズの記録
用紙1枚に4個印刷される。即ち、CPUは主走査方向に
同じA6幅の画像データを繰り返し記録回路へ出力する。
そして、2つ分の画像を発生した後、同じ動作を繰り返
すことにより同一のA6サイズの画像を4つ出力すること
ができる。なお、受信したカラーファクシミリ画像(A
6サイズの画像)が2つ存在するときは、1枚目の記録
用紙に1つ目の画像を4個印刷し、2枚目の記録記録用
紙に2つ目の画像を4個印刷する。受信したカラーファ
クシミリ画像(A6サイズの画像)が3つ以上存在とき
も同様の処理をする。また、A4サイズの記録用紙1枚
に同一画像を4個印刷する代わりに、2個または3個印
刷するようにしてもよい。さらに、印刷された4個のカ
ラーファクシミリ画像Aの境目に、切取線CLを印刷し
てもよい。切取線CLを印刷することによって、画像の
境界がはっきりし、上記印刷されたカラー画像Aを切り
離す場合、切り離しやすい。
【0098】続いて、後手順を実行し(S150)、次
のファクシミリ受信に備える。
【0099】受信したカラーファクシミリ画像の画像サ
イズがA6サイズでない場合(S144)、続いて、上
記受信したカラーファクシミリ画像の画像サイズがA5
サイズであるか否かを、上記SOFマーカによって判断
する(S146)、そして、上記受信したカラーファク
シミリ画像の画像サイズが、A5サイズである場合、こ
の受信したカラーファクシミリ画像を印刷する(S15
2)。
【0100】ここで、上記受信したカラーファクシミリ
画像は、図15に示す画像Cように、A4の記録用紙1
枚に2個印刷される。この印刷された2個の画像Cは、
同一の画像である。なお、受信したカラーファクシミリ
画像(A5サイズの画像)が2つ存在するときは、1枚
目の記録用紙に1つ目の画像を2個印刷し、2枚目の記
録記録用紙に2つ目の画像を2個印刷する。即ち、CPU
が同一のA5サイズの画像を2つ続けて記録回路へ出力
し、これを2度繰り返す。受信したカラーファクシミリ
画像(A5サイズの画像)が3つ以上存在ときも同様の
処理をする。さらに、出力する画像の境目に表わす画像
をROMから記録回路へ出力し、印刷された2つのカラー
ファクシミリ画像Cの境目に、切取線CLを印刷しても
よい。切取線CLを印刷することによって、画像の境界
がはっきりし、上記印刷されたカラーファクシミリ画像
Cを切り離す場合、切り離しやすい。
【0101】なお、画像A、画像Cを、図14、図15
に示すように、1枚の記録用紙に複数個印刷する旨の情
報を、上記ファクシミリ受信したから印刷を開始する
前、上記印刷をしている間、上記印刷が終了した後の少
なくとも1つのタイミングで、操作部120に設けられ
ている表示部に表示するようにしてもよい。
【0102】続いて、後手順を実行し(S154)、次
のファクシミリ受信に備える。
【0103】上記受信したカラーファクシミリ画像の画
像サイズがA5サイズでない場合(S146)、続い
て、この受信したカラーファクシミリ画像を、A4サイ
ズの記録用紙に印刷をする(S140)。ここで、1枚
の記録用紙に受信した画像が1つ印刷される。続いて、
後手順を実行し(S142)、次のファクシミリ受信に
備える。
【0104】上記第3の実施例によれば、受信したカラ
ーファクシミリ画像を複数個1枚の記録用紙に印刷する
ので、記録用紙の余白部分が減少し、記録用紙の無駄を
極力排除することができる。
【0105】また、上記第3の実施例によれば、受信し
たカラーファクシミリ画像を複数個1枚の記録用紙に印
刷する旨が、操作部120に設けられている表示部に表
示され、この旨の情報をファクシミリ装置FS30の使
用者が知ることができる。また、受信したカラーファク
シミリ画像を複数個印刷することが終了した場合、同一
の画像が複数個印刷されたことを、ファクシミリ装置F
S30の使用者が確実に知ることができる。
【0106】また、上記第3の実施例によれば、2値、
あるいは、グイレースケールで表されるファクシミリ画
像を受信した場合、配布する必要性が少ない2値、ある
いは、グイレースケールで表されるファクシミリ画像が
1個しか印刷されないので、印刷に要するインクの無駄
を排除することができる。
【0107】なお、上記第3の実施例では、図14、図
15に示すように、カラーファクシミリ受信した1つの
画像を1枚の記録用紙に印刷しているが、1回の通信で
受信したカラーファクシミリ画像が2つ以上に亘る場
合、1枚目の記録用紙に1つ目に受信した画像を複数記
録し、2枚目の記録用紙に2つ目に受信した画像を複数
記録し、以下同様に順次記録するようにしてもよい。
【0108】また、図14、図15では、余白が生じな
いように、1枚の記録用紙に受信した画像が印刷されて
いるが、余白が生ずる場合(例えば記録用紙のサイズが
A4であって、受信した画像のサイズがB6である場
合)であっても、上記第3の実施例を適用することがで
きる。
【0109】さらに、上記第3の実施例では、受信した
画像を、隙間なく並べて印刷しているが、記録用紙の縁
の近傍に所定の幅の余白を設け、また、画像と画像との
間に所定の幅隙間を設けて印刷してもよい。これによっ
て、印刷された画像を切り離す際、余白や隙間が設けら
れているので、切り離し位置の位置精度が若干悪くて
も、きれいに切り離しをすることができる。特に、複数
枚重ねて切り離しをする場合でも、きれいに切り離しを
することができる [第4の実施例]図16は、第4の実施例であるファク
シミリ装置FS50の構成を示すブロック図である。
【0110】第4の実施例は、第3の実施例において、
受信したカラーファクシミリ画像を、複数個1枚の記録
用紙に印刷することを、上記カラーファクシミリ画像の
送信元である送信元ファクシミリ装置FS60から指示
された場合のみ、この指示に基づいて印刷するファクシ
ミリ装置の例である。
【0111】ファクシミリ装置FS50の基本的な構成
は、ファクシミリ装置FS30と同じであり、CPU1
22とROM124との代わりにCPU122AとRO
M124Aとを設けた点が、ファクシミリ装置FS30
と異なる。また、ファクシミリ画像を送信する送信元フ
ァクシミリ装置FS60も、ファクシミリ装置FS50
と同様の構成を有する。
【0112】CPU122Aは、ファクシミリ装置FS
50全体の制御をし、ファクシミリ伝送制御手順を実行
するものである。そして、CPU122Aを制御するプ
ログラムがROM124Aに格納されている。
【0113】ROM124Aは、受信したカラーファク
シミリ画像のうちで、上記カラーファクシミリ画像の送
信元である送信元ファクシミリ装置FS60からの指示
があった画像のみ、1枚の上記記録用紙に複数個、記録
回路116を用いて印刷するように、CPU122を動
作させるプログラムを格納しているメモリである。
【0114】図17は、第2の実施例であるファクシミ
リ装置FS50の動作を示す流れ図である。
【0115】なお、図17は、図10〜図13の流れ図
において、異なる部分のみを示している。
【0116】送信元ファクシミリ装置FS60から、フ
ルカラーでファクシミリ画像が送信されてくる場合(S
132)、ファクシミリ装置FS50が、送信元ファク
シミリ装置FS60から受信したカラーファクシミリ画
像を複数個1枚の記録用紙に印刷するファクシミリ装置
であることが、送信元ファクシミリ装置FS60に登録
されており、この登録されている旨の情報をファクシミ
リ装置FS50が受信したか否かを判断する(S16
2)。
【0117】そして、上記登録されている旨の情報を受
信した場合(S162)、送信元ファクシミリ装置FS
60から受信したカラーファクシミリ画像の画像のサイ
ズがA4サイズか否かを判断する(S138)。
【0118】一方、上記登録されている旨の情報を受信
しない場合(S162)、送信元ファクシミリ装置FS
60から送信されてくるカラーファクシミリ画像を受信
し、この受信したカラーファクシミリ画像を、A4サイ
ズの記録用紙に印刷する(S140)。ここで、1枚の
記録用紙に、受信した画像を1つ記録する。
【0119】ファクシミリ装置50によれば、送信元の
ファクシリミリ装置FS60から指示された場合にの
み、受信したカラーファクシミリ画像を複数個1枚の記
録用紙に印刷し、指示されない場合は、受信した画像を
1枚の記録用紙に1つ印刷するので、印刷に要するイン
ク等の無駄を排除することができる。
【0120】また、送信元ファクシミリ装置FS60
に、ファクシミリ装置FS50が予め登録されている場
合、受信した画像を複数個印刷することを、送信元のフ
ァクシミリ装置FS60から、ファクシミリ装置50へ
指示するようになっているが、この指示内容を、送信元
ファクシミリ装置60の使用者が、ファクシミリ送信す
るときに、所定のボタンを押し下げること等によって、
指示するようにしてもよい。このようにすることによっ
ても、画像の内容に応じて、複数個印刷することを必要
とする画像のみを、受信側ファクシミリ装置FS50が
複数個印刷するように指示することができるので、印刷
に要するインク等の無駄を排除することができる。
【0121】また、送信元ファクシミリ装置FS60の
電話番号をメモリ18に登録し、送信元ファクシミリ装
置からカラーファクシミリ画像が送信されてきた場合、
この送信元ファクシミリ装置の電話番号を検出し、この
検出した電話番号が、上記登録されている送信元ファク
シミリ装置の電話番号と一致した場合、上記受信したカ
ラーファクシミリ画像を、1枚の記録用紙に複数個印刷
するようにしてもよい。なお、上記電話番号に代えて、
送信元ファクシミリ装置を識別できる番号(例えばイン
ターネットアドレス)を採用してもよい。
【0122】上述した実施例では記録回路を含んだファ
クシミリ装置を例にあげて説明しているが、記録装置が
外部プリンタであっても良い。
【0123】また、ファクシミリ装置を例に掲げ説明し
ているが、ファクシミリ装置以外の画像通信装置であっ
て、カラーファクシミリ通信をすることができ、しかも
受信した画像を印刷することができる画像通信装置(例
えば、テレビ電話、パソコン)に上記実施例を適用する
ことができる。
【0124】
【発明の効果】請求項1〜請求項5および請求項13〜
請求項17に記載した発明によれば、画像通信装置にお
いて、少ないメモリ容量でも、受信したカラーファクシ
ミリ画像が印刷された後、上記印刷されたカラーファク
シミリ画像と同じ画像を、再度必要部数分印刷すること
ができるという効果を奏する。
【0125】また、請求項6〜請求項12および請求項
18〜請求項24に記載した発明によれば、受信したカ
ラーファクシミリ画像を記録する場合、記録用紙の無駄
を極力排除することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるファクシミリ装置
FS10の構成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置FS10の動作を示す流れ図
である。
【図3】ファクシミリ装置FS10の動作を示す流れ図
である。
【図4】ファクシミリ装置FS10の動作を示す流れ図
である。
【図5】第2の実施例であるファクシミリ装置FS20
の構成を示すブロック図である。
【図6】ファクシミリ装置FS20の動作を示す流れ図
である。
【図7】ファクシミリ装置FS20の動作を示す流れ図
である。
【図8】第3の実施例であるファクシミリ装置FS30
の構成を示すブロック図である。
【図9】ワンタッチダイヤル番号と送信先ファクシミリ
装置の電話番号とを対応させて登録している状態等を示
す図である。
【図10】ファクシミリ装置FS30の動作を示す流れ
図である。
【図11】ファクシミリ装置FS30の動作を示す流れ
図である。
【図12】ファクシミリ装置FS30の動作を示す流れ
図である。
【図13】ファクシミリ装置FS30の動作を示す流れ
図である。
【図14】1枚の記録用紙に、受信したカラーファクシ
ミリ画像を4つ印刷した状態を示す図である。
【図15】1枚の記録用紙に、受信したカラーファクシ
ミリ画像を2つ印刷した状態を示す図である。
【図16】第4の実施例であるファクシミリ装置FS5
0の構成を示すブロック図である。
【図17】ファクシミリ装置FS50の動作を示す流れ
図である。
【符号の説明】
FS10、FS20、FS30、FS50…ファクシミ
リ装置、 16、116…記録回路、 18、118…RAM、 20、120…操作部、 22、22A、122、122A…CPU、 24、24A、124、124A…ROM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 CB22 CB25 EA01 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE08 CH11 CH20 DB02 DB06 DB09 DC25 5C073 AA06 BC04 BD03 CC02 CE04 5C076 AA03 AA14 AA19 BA02 BA06 5C079 HA01 KA01 KA06 LA01 LA03 LA05 LA31 LA39 MA02 MA17 NA10 NA25 PA01

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーファクシミリ通信可能な画像通信
    装置において、 新しく受信したカラーファクシミリ画像を格納する格納
    手段と;上記格納手段に格納されているカラーファクシ
    ミリ画像を印刷する部数を入力する印刷部数入力手段
    と;上記格納手段に格納されているカラーファクシミリ
    画像を、上記印刷部数入力手段が入力した印刷部数分印
    刷する印刷手段と;を有することを特徴とする画像通信
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記格納手段は、新しくカラーファクシミリ画像を受信
    すると前に格納したカラーファクシミリ画像を削除する
    ことを特徴とする画像通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記格納手段は、新しく受信したファクシミリ画像がカ
    ラーでない場合は格納しないことを特徴とする画像通信
    装置。
  4. 【請求項4】 カラーファクシミリ通信可能な画像通信
    装置において、 受信したカラーファクシミリ画像を印刷する印刷手段
    と;上記画像通信装置に設けられているメモリであっ
    て、受信したカラーファクシミリ画像を印刷後も保持し
    ておくために割り当てられているメモリに、新しく受信
    したカラーファクシミリ画像を次々に格納する格納手段
    と;上記格納手段に格納されている印刷済みの複数のカ
    ラーファクシミリ画像のうちで再印刷すべき画像を選択
    する画像選択手段と;上記格納手段によって上記メモリ
    に格納されている印刷済みの複数のカラーファクシミリ
    画像についての情報量の合計が所定の値を超えた場合、
    上記メモリに格納されている印刷済みの複数のカラーフ
    ァクシミリ画像についての情報量の合計が上記所定の値
    以下になるまで、最も古いカラーファクシミリ画像から
    順に消去する画像消去手段と;を有することを特徴とす
    る画像通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 カラーでないファクシミリ画像を受信した場合、上記格
    納手段は印刷後その画像を保持しないことを特徴とする
    画像通信装置。
  6. 【請求項6】 カラーファクシミリ通信可能な画像通信
    装置において、 受信したカラーファクシミリ画像の画像サイズを検出す
    る画像サイズ検出手段と;上記画像サイズ検出手段が検
    出した画像サイズと、上記受信したカラーファクシミリ
    画像を印刷する記録用紙のサイズとに応じて、同一の上
    記受信したカラーファクシミリ画像を、1枚の上記記録
    用紙に複数個印刷させるように印刷装置へ画像を出力す
    る出力手段と;を有することを特徴とする画像通信装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記出力手段は、上記カラーファクシミリ画像の送信元
    である送信元画像通信装置から指示のあった画像のみ、
    1枚の上記記録用紙に複数個印刷させるよう画像を出力
    することを特徴とする画像通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 所定の送信元画像通信装置の番号を登録する番号登録手
    段と;カラーファクシミリ画像を受信した場合、この受
    信したカラーファクシミリ画像の送信元である送信元画
    像通信装置の番号を検出する番号検出手段と;上記番号
    検出手段が検出した番号が、上記番号登録手段に登録さ
    れている番号と一致した場合、上記出力手段は、上記受
    信したカラーファクシミリ画像を、1枚の上記記録用紙
    に複数個印刷させるよう画像を出力することを特徴とす
    る画像通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項6〜請求項8のいずれか1項にお
    いて、 上記受信したカラーファクシミリ画像を、1枚の上記記
    録用紙に複数個印刷する旨を表示する表示手段を有する
    ことを特徴とする画像通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項6〜請求項9のいずれか1項に
    おいて、 上記出力手段は、上記受信したカラーファクシミリ画像
    を、1枚の上記記録用紙に複数個印刷させる場合、上記
    受信したカラーファクシミリ画像が互いに重ならないよ
    うに画像を出力することを特徴とする画像通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項6〜請求項10のいずれか1項
    において、 上記出力手段は、上記受信したカラーファクシミリ画像
    を、1枚の上記記録用紙に複数個印刷させる場合、上記
    印刷する複数のカラーファクシミリ画像の境目に、切り
    取り線を印刷させる様切り取り線をあらわすデータを出
    力することを特徴とする画像通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項6〜請求項11のいずれか1項
    において、 受信したファクシミリ画像が、カラーで表されるファク
    シミリ画像か否かを検知する検知手段と;上記検知手段
    が、上記受信したファクシミリ画像がカラーでないファ
    クシミリ画像であることを検知した場合、上記出力手段
    は、上記受信したカラーでないファクシミリ画像を、1
    枚の上記記録用紙に印刷させることを特徴とする画像通
    信装置。
  13. 【請求項13】 カラーファクシミリ通信可能な画像通
    信装置のための画像通信方法において、 新しく受信したカラーファクシミリ画像を格納する格納
    段階と;上記格納段階で格納されているカラーファクシ
    ミリ画像を印刷する部数を入力する印刷部数入力段階
    と;上記格納段階で格納されているカラーファクシミリ
    画像を、上記印刷部数入力段階で入力した印刷部数分印
    刷する印刷段階と;を有することを特徴とする画像通信
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 新しくカラーファクシミリ画像を受信すると、上記格納
    段階で前に格納したカラーファクシミリ画像を削除する
    削除段階を有することを特徴とする画像通信方法。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 上記格納段階は、新しく受信したファクシミリ画像がカ
    ラーでない場合は格納しないことを特徴とする画像通信
    方法。
  16. 【請求項16】 カラーファクシミリ通信可能な画像通
    信装置のための画像通信方法において、 受信したカラーファクシミリ画像を印刷する印刷段階
    と;上記画像通信装置に設けられているメモリであっ
    て、受信したカラーファクシミリ画像を印刷後も保持し
    ておくために割り当てられているメモリに、新しく受信
    したカラーファクシミリ画像を次々に格納する格納段階
    と;上記格納段階で格納されている印刷済みの複数のカ
    ラーファクシミリ画像のうちで再印刷すべき画像を選択
    する画像選択段階と;上記格納段階によって上記メモリ
    に格納されている印刷済みの複数のカラーファクシミリ
    画像についての情報量の合計が所定の値を超えた場合、
    上記メモリに格納されている印刷済みの複数のカラーフ
    ァクシミリ画像についての情報量の合計が上記所定の値
    以下になるまで、最も古いカラーファクシミリ画像から
    順に消去する画像消去段階と;を有することを特徴とす
    る画像通信方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 カラーでないファクシミリ画像を受信した場合、上記格
    納段階は印刷後その画像を保持しないことを特徴とする
    画像通信方法。
  18. 【請求項18】 カラーファクシミリ通信可能な画像通
    信装置のための画像通信方法において、 受信したカラーファクシミリ画像の画像サイズを検出す
    る画像サイズ検出段階と;上記画像サイズ検出段階で検
    出した画像サイズと、上記受信したカラーファクシミリ
    画像を印刷する記録用紙のサイズとに応じて、同一の上
    記受信したカラーファクシミリ画像を、1枚の上記記録
    用紙に複数個印刷させるように印刷装置へ画像を出力す
    る出力段階と;を有することを特徴とする画像通信方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 上記出力段階は、上記カラーファクシミリ画像の送信元
    である送信元画像通信装置から指示のあった画像のみ、
    1枚の上記記録用紙に複数個印刷させるよう画像を出力
    することを特徴とする画像通信方法。
  20. 【請求項20】 請求項18において、 所定の送信元画像通信装置の番号を登録する番号登録段
    階と;カラーファクシミリ画像を受信した場合、この受
    信したカラーファクシミリ画像の送信元である送信元画
    像通信装置の番号を検出する番号検出段階と;上記番号
    検出段階で検出した番号が、上記番号登録段階で登録さ
    れている番号と一致した場合、上記出力段階は、上記受
    信したカラーファクシミリ画像を、1枚の上記記録用紙
    に複数個印刷させるよう画像を出力することを特徴とす
    る画像通信方法。
  21. 【請求項21】 請求項18〜請求項20のいずれか1
    項において、 上記受信したカラーファクシミリ画像を、1枚の上記記
    録用紙に複数個印刷する旨を表示する表示段階を有する
    ことを特徴とする画像通信方法。
  22. 【請求項22】 請求項18〜請求項21のいずれか1
    項において、 上記出力段階は、上記受信したカラーファクシミリ画像
    を、1枚の上記記録用紙に複数個印刷させる場合、上記
    受信したカラーファクシミリ画像が互いに重ならないよ
    うに画像を出力することを特徴とする画像通信方法。
  23. 【請求項23】 請求項18〜請求項22のいずれか1
    項において、 上記出力段階は、上記受信したカラーファクシミリ画像
    を、1枚の上記記録用紙に複数個印刷させる場合、上記
    印刷する複数のカラーファクシミリ画像の境目に、切り
    取り線を印刷させる様切り取り線をあらわすデータを出
    力することを特徴とする画像通信方法。
  24. 【請求項24】 請求項18〜請求項23のいずれか1
    項において、 受信したファクシミリ画像が、カラーで表されるファク
    シミリ画像か否かを検知する検知段階と;上記検知段階
    で、上記受信したファクシミリ画像がカラーでないファ
    クシミリ画像であることを検知した場合、上記出力段階
    は、上記受信したカラーでないファクシミリ画像を、1
    枚の上記記録用紙に印刷させることを特徴とする画像通
    信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098977A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Seiko Epson Corp 複合機及び画像保存方法
JP2014064245A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Sharp Corp 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム

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