JP2005033605A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データをカラー処理するカラーモードと画像データをモノクロ処理するモノクロモードのいずれかのモードで画像を処理する画像処理装置において、ユーザによるカラーモードとモノクロモードの切替操作の手間を低減させることができる画像処理装置を提供すること。
【解決手段】画像データに対しカラー画像として処理するカラー処理又はモノクロ画像として処理するモノクロ処理を行う機能を備える画像処理装置であって、前記カラー処理を行った回数と前記モノクロ処理を行った回数を個別に積算する積算手段と、該積算手段の積算結果に基づいて、デフォルトモードをカラーモード又はモノクロモードに切替える切替手段と、を備える画像処理装置。
【選択図】図1


































Description

本発明は、画像処理装置に関し、詳しくは画像データをカラー画像として処理するカラー処理とモノクロ画像として処理するモノクロ処理を行うことが可能な画像処理装置に関する。
コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能を備える複合機において、カラー画像を読み取る機能を備えた原稿読取部で原稿の画像を読取った後、原稿のカラー画像を用紙に記録する場合には読取った原稿の画像データにカラー処理を行い、原稿の画像がモノクロ画像である場合や原稿のカラー画像をモノクロ画像として用紙に記録する場合には読取った画像データにモノクロ処理を行うことが要求される。例えば、電子写真方式により画像データの画像を用紙に記録する複合機においては、カラー処理の場合は読取った原稿の画像データからCMYKの画像信号を生成してその画像信号に基づいて画像を用紙に記録するが、モノクロ処理の場合には、Kのみの画像信号を生成してその画像信号に基づいて画像を用紙に記録する。このような複合機において、デフォルトモードがカラー処理を行うカラーモードに設定されている場合には、ユーザはスタートキーを押下するだけで、読取った原稿の画像データにカラー処理を行わせて、そのカラー画像を用紙に記録させることができる。なお、ファクシミリ機能、スキャナ機能についても同様であり、読取ったカラー原稿をファクシミリ送信させたり、読取った原稿のカラー画像データをLAN等を介してPC等に出力させることが可能である。
また、ユーザによってカラー/モノクロ切替キーのキー操作や原稿の読取条件の設定が行われる前に、原稿の画像をカラー画像として読取ってそのカラー画像データを画像メモリに一旦格納し、ユーザによってモノクロ切替キーのキー操作がなされた場合には、画像メモリに格納されているカラー画像データをモノクロ画像データに変換してその画像を用紙に記録し、切替操作がなされなかった場合には、画像メモリに格納されているカラー画像データのカラー画像を用紙に記録する画像読取装置が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−324275号公報
しかしながら、上記のようにデフォルトモードがカラーモードに設定されている場合、モノクロコピーやモノクロ原稿のファクシミリ送信等を行う際には、ユーザはモノクロモードへの切替操作を行わなければならず、モノクロモードを使用する頻度が多くなると、ユーザにとってこの切替操作は面倒である。なお、デフォルトモードをモノクロモードに予め設定しておくことにより、この切替操作を行う回数を減らすことができるが、逆にカラーモードを使用する頻度が多くなった場合には、カラーモードへの切替操作を頻繁に行わなければならない。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、画像データをカラー処理するカラーモードと画像データをモノクロ処理するモノクロモードのいずれかのモードで画像を処理する画像処理装置において、ユーザによるカラーモードとモノクロモードの切替操作の手間を低減させることができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像処理装置は、画像データに対しカラー画像として処理するカラー処理又はモノクロ画像として処理するモノクロ処理を行う機能を備える画像処理装置であって、前記カラー処理を行った回数と前記モノクロ処理を行った回数を個別に積算する積算手段と、該積算手段の積算結果に基づいて、デフォルトモードをカラーモード又はモノクロモードに切替える切替手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記カラー処理又は前記モノクロ処理を行う機能を複数備え、前記積算手段は、カラー処理を行った回数とモノクロ処理を行った回数を各機能毎に積算し、前記切替手段は、前記積算手段の積算結果に基づいて、各機能毎に前記デフォルトモードを切替えることを特徴としている。
請求項3記載の画像処理装置は、請求項1又は2に記載の画像処理装置において、前記切替手段は、予め登録された所定期間における前記積算手段の積算結果、又は予め登録された所定回数における前記積算手段の積算結果に基づいて、前記デフォルトモードを切替えることを特徴としている。
請求項4記載の画像処理装置は、請求項1乃至3のいずれか1に記載の画像処理装置においいて、前記積算手段は、前記カラー処理又は前記モノクロ処理が行われた回数をジョブ単位で積算することを特徴としている。
請求項1記載の画像処理装置によれば、ユーザの使用状況に応じて、デフォルトモードがカラーモード又はモノクロモードに自動的に切替えられるので、ユーザのモードの切替操作の手間を低減することができる。
請求項2記載の画像処理装置によれば、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能といった複数の機能毎にカラー処理が行われた回数とモノクロ処理が行われた回数を積算してデフォルトモードの切替えが行われるので、複数の機能の使用状況を適切に反映してそれぞれのデフォルトモードを切替えることができる。
請求項3記載の画像処理装置によれば、短い所定期間を登録するか、又は少ない所定回数を登録することにより、より最近の使用状況を反映したデフォルトモードの切替えを行うことができる。
請求項4記載の画像処理装置によれば、積算手段によるカラー処理の回数とモノクロ処理の回数の積算処理は、例えばコピー機能等で使用された用紙の枚数ではなく、ジョブ単位で行われるので、使用状況をより適切に反映させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態に係る画像処理装置について図面に基づいて説明する。図1は、本発明を実施するための最良の形態に係る画像処理装置1の構成を示すブロック図である。この画像処理装置1は、画像データに対しカラー処理又はモノクロ処理を行う複数の機能を備えている。ここで、複数の機能はコピー機能、ファクシミリ機能、及びスキャナ機能である。すなわち、原稿読取部3で読取った原稿のカラー画像又はモノクロ画像を用紙に記録し、原稿読取部3で読取った原稿のカラー画像データ又はモノクロ画像データをファクシミリ送信し、原稿読取部3で読取った原稿のカラー画像データ又はモノクロ画像データをLAN(Local Area Network)22を介してクライアントPC23等に出力することが可能である。
画像処理装置1は、制御部(MPU:Microprocessing Unit)2、原稿読取部3、画像処理部4、画像メモリ5、コーデック(CODEC:Coder and Decoder)6、ROM(Read Only Memory)7、記録部8、通信部9、RAM(Random Access Memory)12、操作部13、表示部14、及びLAN I/F15を備えたものであって、各部2乃至15は、バス16によって通信可能に接続されている。
制御部2は、画像処理装置1の各部の動作制御を行う部分である。原稿読取部3は、コピー、ファクシミリ送信、又はクライアントPC23用の画像データの読取りを行うために、原稿の画像を走査して画像データとして読み取るための部分であり、カラーの原稿の画像を読み取ることができる機構を備えたものである。この原稿読取部3は、図2に示すように、自動原稿給送部(ADF:Automatic Document Feeder)19、フラットベッド読取部(FBS:Flat Bed Scanner)20を備えており、カラーCCD(Charge Coupled Device)により原稿の画像を読取り、読取った画像データを所定の出力先に出力する。
画像処理部4は、原稿読取部3から出力された画像データに対し、カラー処理又はモノクロ処理を行うものである。ここで、カラー処理は、原稿読取部3で読取られた原稿の画像データを、コピー機能によりカラー画像として用紙に記録したり、ファクシミリ機能によりカラー原稿としてファクシミリ送信したり、スキャナ機能によりカラー画像データとしてクライアントPC23等に出力したりするために画像データに対して行われる画像処理である。具体的には、原稿読取部3で読み取られた原稿のRGB表色系(RGB color system)の画像データに対し、シューディング補正、ずれ/ライン補正の入力補正を行った後、L*a*b*表色系の画像データへと変換し、明るさや色相の微調整等の色調整を行い、L*a*b*表色系の画像データをC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の出力表色系の各画像データへと変換し、誤差拡散処理等を施して二値化する処理である。なお、RGB表色系の画像データから直接CMYKの画像データへと変換したり、上記の画像処理において、L*a*b*表色系の代わりにYCrCb表色系の画像データへと変換した後、CMYKの出力表色系の画像データへと変換するようにしてもよい。
一方、モノクロ処理は、原稿読取部3で読取られた原稿の画像データを、コピー機能によりモノクロ画像として用紙に記録したり、ファクシミリ機能によりモノクロ原稿としてファクシミリ送信したり、スキャナ機能によりモノクロ画像データとしてクライアントPC23等に出力したりするために画像データに対して行われる画像処理である。このモノクロ処理では、上記の画像処理のL*a*b*表色系の画像データをCMYKの出力表色系の各画像データへと変換する処理において、K色の画像データのみを生成する処理が行われる。なお、RGB表色系の画像データのうち、例えばG成分のみを用いてK色の画像データを生成するようにしてもよい。
画像メモリ5は、画像処理部4においてカラー処理又はモノクロ処理が行われた画像データや、ファクシミリ送受信した画像データ等を一時的に格納する。コーデック6は、画像データを所定のプロトコルに対応して符号化(エンコード)・復号(デコード)するものである。すなわち、画像データを送信などのためにMH(Modified Huffman)、MR(Modified Read)、MMR(Modified Modified Read)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等により符号化し、受信した画像データ等を復号する。
ROM7は、制御部2によりこの画像処理装置1の各部の動作が制御されるための各種プログラムを記憶している。ROM7に記憶されているプログラムは、具体的には、原稿読取部3で読取られた原稿の画像データにカラー処理又はモノクロ処理を行うための画像処理プログラムや、デフォルトモード12bをカラーモード又はモノクロモードのいずれかに切替えるためのモード切替処理プログラム等である。
記録部8は、画像メモリ5から読み出された画像データの画像を所定の用紙に記録する部分であって、画像データの画像をカラー及びモノクロの双方により用紙に記録することができるものである。この記録部8における記録方式は、例えば電子写真方式であり、CMYKの4色のトナーにより画像データの画像を用紙に記録する。
通信部9は、モデム10及びNCU(Network Control Unit)11を備えている。モデム10は、例えばITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行うものである。NCU11は、電話回線を制御して電話をかけたり、切ったりする回線網制御装置であり、PSTN(Public Switched Telephone Network)17に接続されている。
RAM12は、画像処理装置1の動作処理に用いる設定情報や動作情報等の各種データを読出し及び書込み可能な状態で格納している。本実施の形態においては、RAM12には積算情報格納テーブル12aが設けられている。この積算情報格納テーブル12aは、操作部13から予め登録された所定期間内に画像処理部4において画像データに対しカラー処理が行われた回数の積算値(以下「カラー積算値」という。)と、モノクロ処理が行われた回数の積算値(以下「モノクロ積算値」という。)をそれぞれ格納するためのテーブル形式の記憶領域である。ここでは、図3に示すように、カラー積算値と、モノクロ積算値とが、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能の各機能毎に個別に格納されている。したがって、この積算情報格納テーブル12aを参照することにより、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能の各機能について、カラー処理とモノクロ処理のどちらの処理がより多く行われているかを容易に判断することができる。
制御部2は、画像処理部4においてカラー処理が行われた回数と、モノクロ処理が行われた回数を各機能毎に積算する積算手段として機能する。具体的には、コピーのために画像処理部4においてカラー処理が行われた場合、積算情報格納テーブル12aのコピー機能に対するカラー積算値を1増加させ、ファクシミリ送信のために画像処理部4においてモノクロ処理が行われた場合には、ファクシミリ機能に対するモノクロ積算値を1増加させる。このようにして、所定期間の間、制御部2は画像処理部4で行われた処理に基づいてカラー積算値又はモノクロ積算値を増加させる処理を行う。なお、所定期間が経過した後は、各機能のカラー積算値及びモノクロ積算値はゼロへと戻され、再度制御部2による積算処理が行われる。なお、この積算処理は、ジョブ単位で行われるものである。具体的には、画像処理部4において、原稿読取部3で5ページの原稿が読取られてその画像データにカラー処理が行われた場合も、原稿読取部3で1ページの原稿が読取られてその画像データにカラー処理が行われた場合も、いずれも1回のカラー処理が行われたものと判断される。
また、RAM12には、画像処理装置1のデフォルトモード12bが記憶されている。ここで、デフォルトモード12bは、ユーザによってモードの切替操作が行われていない状態では、制御部2によって設定されるモードであり、カラーモード又はモノクロモードが記憶されるようになっている。なお、カラーモードは、原稿読取部3で読取られた原稿の画像データに対し前記カラー処理を行うモードであり、モノクロモードは、原稿読取部3で読取られた原稿の画像データに対し前記モノクロ処理を行うモードである。例えば、コピー機能に対してデフォルトモード12bがカラーモードに設定されている場合、読取られた原稿の画像データに対しカラー処理が行われ、そのカラー画像が用紙に記録される。一方、モノクロモードに設定されている場合には、読取られた原稿の画像データに対しモノクロ処理が行われ、そのモノクロ画像が用紙に記録される。
制御部2は、積算情報格納テーブル12aを参照して、各機能毎にカラー積算値とモノクロ積算値とを比較し、各機能毎にデフォルトモード12bを更新する。例えば、コピー機能に対し、カラー積算値がモノクロ積算値よりも大きいと判断した場合には、コピー機能のデフォルトモード12bをカラーモードに更新する。逆に、コピー機能に対し、モノクロ積算値がカラー積算値よりも大きいと判断した場合には、デフォルトモード12bをモノクロモードに更新する。本実施の形態において、デフォルトモードを切替える処理は、各機能毎にカラー積算値とモノクロ積算値とを比較してデフォルトモード12bをカラーモード又はモノクロモードに更新する処理であり、積算情報格納テーブル12aを参照してこの処理を行う制御部2が切替手段として機能する。なお、このデフォルトモード12bは、操作部13からの所定の切替操作によって切替えられるものである。
また、デフォルトモード12bを更新する処理は、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能の各機能毎に行われる。図3に示すように各機能毎のカラー積算値とモノクロ積算値が格納されている場合、コピー機能に関しては、デフォルトモード12bはカラーモードに更新され、ファクシミリ機能に関しては、デフォルトモード12bはモノクロモードに更新され、スキャナ機能に関しては、デフォルトモード12bはモノクロモードに更新されている。
操作部13は、図2に示すように原稿読取部3のADF19の原稿台上又はFBS20の透明な原稿載置板上に載置された原稿の読取開始を指示するためのスタートキー25、コピー部数やファクシミリ番号等を入力するためのテンキー26、コピー機能を選択するためのコピー選択キー27、ファクシミリ機能を選択するためのファクシミリ選択キー28、スキャナ機能を選択するためのスキャナ選択キー29など、表示部14と連動した各種操作キーを備えている。また、本発明を実施するための最良の形態における所定期間又は所定回数は、この操作部13から予め登録することができる。表示部14は、各種の設定状態や装置1の動作状態などを文字や図形などで表示する液晶表示装置14aや、点灯又は消灯で表示するLEDランプ14bなどを備えている。
図4は、液晶表示装置14aに表示されるコピー画面の一例を示したものである。このコピー画面は、コピー機能が選択されている場合に表示されるもので、他の機能の画面が表示されている場合にはコピー選択キー27を押下することにより表示させることができる。図示するように、コピーを行うことが可能であることを示すメッセージ31、読取った原稿の画像データの画像を記録する用紙のサイズ32、原稿の画像を拡大又は縮小する際の倍率33、読取った画像データを記録する用紙の部数34等のほかに、モード情報35が表示される。
このモード情報35は、現在のモードを示すものであり、カラーモードである旨の情報を報知するための「カラー」の文字、或いはモノクロモードである旨の情報を報知するための「モノクロ」の文字が表示されるようになっている。また、モード情報35は、ユーザによりモードを切替えるための所定の切替操作が行われていない場合には、RAM12のデフォルトモード12bを示す情報が表示されるようになっている。例えば、コピー機能のデフォルトモード12bが制御部2によってカラーモードに更新されている場合には、「カラー」の文字によるモード情報35が表示される。そして、ユーザによってカラーモードからモノクロモードに切替えるための所定の切替操作が行われると、カラーモードからモノクロモードへと切替えられ、「モノクロ」の文字のモード情報35が表示されるようになっている。
なお、このコピー画面において、「カラー」の文字のモード情報35が表示されている状態でスタートキー25が押下されると、読取られた原稿の画像データはカラー処理され、そのカラー画像が用紙に記録される。一方、「モノクロ」の文字のモード情報35が表示されている状態でスタートキー25が押下されると、読取られた原稿の画像データはモノクロ処理され、そのモノクロ画像が用紙に記録される。また、このモード情報35は、ファクシミリ画面、スキャナ画面においても同様に表示され、モード情報35に基づいてファクシミリ機能、スキャナ機能に対しても、画像データに対しカラー処理又はモノクロ処理が行われる。
LAN I/F15は、LAN22とのインターフェイスを備えており、この画像処理装置1と同じくLAN22に接続されたクライアントPC23との通信が可能である。
複合機として上記の構成を備えた画像処理装置1によれば、コピー機能によって原稿読取部3で読取った原稿のカラー画像データ又はモノクロ画像データの画像を用紙に記録することができるほか、ファクシミリ機能によって他のG3ファクシミリ装置(不図示)とカラー原稿又はモノクロ原稿をファクシミリ送受信し、スキャナ機能によって原稿読取部3で読取られた原稿のカラー画像データ又はモノクロ画像データをクライアントPC23等に出力することができるようになっている。
以下、原稿読取部3に載置された原稿の画像をコピー、ファクシミリ送信、又はクライアントPC23に出力するために読取る場合に、画像処理装置1において行われる処理動作について、図5及び図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御部2は、操作部13から原稿の読取条件等を設定するためのキー操作がなされたか否かを判断する(S1)。ここで判断するキー操作は、原稿の読取条件を設定するためのキー操作だけでなく、コピー選択キー27、ファクシミリ選択キー28、スキャナ選択キー29のキー操作のキー操作も含まれている。制御部2は、操作部13のキー操作がなされたと判断した場合(S1:YES)、選択されている機能を判断し、その機能のデフォルトモード12bをRAM12から読み出す(S2)。例えば、コピー機能が選択され液晶表示装置14aにコピー画面が表示されている場合にはコピー機能のデフォルトモード12bをRAM12から読み出す。そして、制御部2は、読み出したデフォルトモード12bがカラーモードであるか否かを判断し(S3)、デフォルトモード12bがカラーモードであると判断した場合には(S3:YES)、図4に示したように、例えば「カラー」等のモード情報35を液晶表示画面14aに表示させることにより、デフォルトモード12bがカラーモードに更新されている旨の情報を報知する(S4)。そして、制御部2は、操作部13からカラーモードをモノクロモードに切替えるための所定の切替操作がなされたか否かを判断する(S5)。この切替操作がなされることなく(S5:NO)、スタートキー25の押下により原稿の読取開始の指示があった場合(S6:YES)、原稿の読取りを開始し、読取った原稿の画像データにカラー処理を行った後、画像メモリ5に一時的に格納する(S7)。
そして、制御部2は、カラー処理回数を積算する(S8)。すなわち、積算情報格納テーブル12aのカラー積算値を1増加させる。なお、このカラー処理回数を積算する処理は、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能の各機能毎に行われるものであり、S7において、コピー機能のためにカラー処理が行われた場合にはコピー機能に対するカラー積算値が1増加され、ファクシミリ送信のためにカラー処理が行われた場合にはファクシミリ機能に対するカラー積算値が1増加され、スキャナ機能のためにカラー処理が行われた場合には、スキャナ機能に対するカラー積算値が1増加される。そして、選択されている機能に応じて、画像メモリ5に格納されているカラー画像データを所定の出力先に出力する(S9)。例えば、コピー機能の場合には、画像メモリ5に格納されているカラー画像データを読出し、記録部8においてそのカラー画像を用紙に記録する。
次に、制御部2は、積算情報格納テーブル12aを参照し、前記S8の処理を行った機能に対するカラー積算値がモノクロ積算値よりも大きい否かを判断する(S10)。カラー積算値がモノクロ積算値よりも大きいと判断した場合には(S10:YES)、RAM12のデフォルトモード12bをカラーモードに更新する(S11)。一方、カラー積算値がモノクロ積算値よりも大きくはないと判断した場合には(S10:NO)、RAM12のデフォルトモード12bをモノクロモードに更新する(S12)。
制御部2は、前記S3において、デフォルトモード12bはカラーモードではない、すなわち、モノクロモードであると判断した場合(S3:NO)、例えば「モノクロ」等のモード情報35を液晶表示画面14aに表示させることにより、デフォルトモード12bがモノクロモードに更新されている旨の情報を報知する(S13)。そして、操作部13からモノクロモードをカラーモードに切替えるための所定の切替操作がなされたか否かを判断する(S14)。ここで、切替操作がなされたと判断した場合には(S14:YES)、前記S4以降の処理動作を行う。
一方、操作部13からモノクロモードをカラーモードに切替えるための切替操作が行われることなく(S14:NO)、スタートキー25の押下により原稿の読取開始の指示があった場合(S15:YES)、原稿の読取りを開始し、読取った原稿の画像データにモノクロ処理を行った後、画像メモリ5に一時的に格納する(S16)。そして、制御部2は、モノクロ処理回数を積算する(S17)。すなわち、積算情報格納テーブル12aのモノクロ積算値を1増加させる。なお、このモノクロ処理回数を積算する処理は、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能の各機能毎に行われるものであり、S16において、コピー機能のためにモノクロ処理が行われた場合にはコピー機能に対するモノクロ積算値が1増加され、ファクシミリ送信のためにモノクロ処理が行われた場合にはファクシミリ機能に対するモノクロ積算値が1増加され、スキャナ機能のためにモノクロ処理が行われた場合には、スキャナ機能に対するモノクロ積算値が1増加される。
そして、選択されている機能に応じて、モノクロ画像データを所定の出力先に出力する(S18)。例えば、コピー機能が選択されている場合には、画像メモリ5に格納されているモノクロ画像データを読出し、記録部8においてそのモノクロ画像を用紙に記録する。そして、前記S10以降の処理を行ってデフォルトモード12bの切替えを行う。なお、S11又はS12の処理は、S7のカラー処理又はS16のモノクロ処理がなされた機能に対して行われる。具体的には、ファクシミリ送信のために、S16においてモノクロ処理が行われた場合には、S11又はS12の処理によりファクシミリ機能に対するデフォルトモード12bの切替えが行われ、クライアントPC23に画像データを出力するためにS7においてカラー処理が行われた場合には、S11又はS12の処理により、スキャナ機能に対するデフォルトモード12bの切替えが行われる。
以上説明したように、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能の各機能に対してカラー処理が行われた回数とモノクロ処理が行われた回数を比較して、各機能に対するデフォルトモード12bをカラーモード又はモノクロモードに切替える処理が自動的に行われる。すなわち、ユーザが使用する頻度の高いモードがデフォルトモード12bとして設定されるので、ユーザのモード切替操作の手間を低減することができる。
なお、図3に示した積算情報格納テーブル12aは、所定期間内にコピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能の各機能に対し、画像データのカラー処理又はモノクロ処理が行われた回数の積算値を格納したものであるが、操作部13から予め所定回数を登録しておき、その所定回数の積算結果に基づいてコピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能の各機能のデフォルトモード12bを切替えるようにしてもよい。
具体的には、コピー機能に対する所定回数が5回に設定されている場合、コピー機能に対して行われた最近5回の処理について、カラー処理が行われた回数とモノクロ処理が行われた回数を比較してデフォルトモード12bを更新する。すなわち、図7(a)に示すように最近5回のコピージョブに対してカラー処理が3回、モノクロ処理が2回行われた場合には、制御部2はデフォルトモード12bをカラーモードに更新する。そして、同図(b)に示すように、新たな6回目のコピージョブに対してモノクロ処理が行われた場合、N=2からN=6の5回の処理において、カラー処理が2回、モノクロ処理が3回行われているので、制御部2はデフォルトモード12bをモノクロモードに更新する。このようにして、最近行われた所定回数の積算結果に基づいてデフォルトモード12bの切替えを行うことで、ユーザによる使用状況が変化した場合でも適切に使用状況を反映してデフォルトモード12bの切替えを行うことができ、ユーザによるモードの切替操作の手間を低減させることができる。
また、本実施の形態において、RAM12のデフォルトモード12bは、カラーモード又はモノクロモードに切替えられるものであるが、切替対象となるモードはこの2つに限定されるものではなく、例えばグレースケールモード、2色カラーモード、3色カラーモード等、他のモードによる処理を行うことが可能な場合には、これらの各モードにより処理が行われた回数をそれぞれ積算してデフォルトモード12bを更新するようにしてもよい。
ユーザの使用状況に応じてデフォルトモードがカラーモード又はモノクロモードに自動的に切替えられるものであり、ユーザのモード切替操作に基づいて画像処理を行うことが可能な種々の画像処理装置に適用できる。
本発明を実施するための最良の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 原稿読取部、操作部、及び表示部を示した斜視図である。 積算情報格納テーブルを示した図である。 液晶表示装置に表示されたコピー画面を示した図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る画像処理装置において、原稿読取部において原稿の画像を読取る場合に画像処理装置において行われる処理動作を示したフローチャートである。 本発明を実施するための最良の形態に係る画像処理装置において、原稿読取部において原稿の画像を読取る場合に画像処理装置において行われる処理動作を示したフローチャートである。 所定回数におけるカラー処理が行われた回数とモノクロ処理が行われた回数を比較するための図である。
符号の説明
1 画像処理装置
2 制御部(MPU)
3 原稿読取部
4 画像処理部
5 画像メモリ
6 コーデック
7 ROM
8 記録部
9 通信部
10 モデム
11 NCU
12 RAM
12a 積算情報格納テーブル
12b デフォルトモード
14a 液晶表示装置
15 LAN I/F
17 PSTN

Claims (4)

  1. 画像データに対しカラー画像として処理するカラー処理又はモノクロ画像として処理するモノクロ処理を行う機能を備える画像処理装置であって、
    前記カラー処理を行った回数と前記モノクロ処理を行った回数を個別に積算する積算手段と、該積算手段の積算結果に基づいて、デフォルトモードをカラーモード又はモノクロモードに切替える切替手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記カラー処理又は前記モノクロ処理を行う機能を複数備え、前記積算手段は、カラー処理を行った回数とモノクロ処理を行った回数を各機能毎に積算し、前記切替手段は、前記積算手段の積算結果に基づいて、各機能毎に前記デフォルトモードを切替えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記切替手段は、予め登録された所定期間における前記積算手段の積算結果、又は予め登録された所定回数における前記積算手段の積算結果に基づいて、前記デフォルトモードを切替えることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記積算手段は、前記カラー処理又は前記モノクロ処理が行われた回数をジョブ単位で積算することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の画像処理装置。






















JP2003271789A 2003-07-08 2003-07-08 画像処理装置 Withdrawn JP2005033605A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012223891A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体

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