JP4945641B2 - プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル(PDP)等の表示デバイスに関し、特に、PDPにおける放電を安定化するための粉体材料(プライミング粒子(電子)放出粉体など)に関する。
交流型PDP及びその表示装置にとって、放電(放電空間及び表示セルでの放電)の安定化は重要な技術である。その放電の安定化のためには、より低電圧で放電を開始し、放電空間に対し豊富なプライミング粒子(電子)を供給する、PDP構造及び材料が必要である。
そのためのPDP構造及び材料として、従来、放電(放電空間)に接する(露出する)表面には、酸化マグネシウム(MgO)の膜(層)が使用されている。
例えば、PDPの前面基板構造体における誘電体層上に、MgOによる保護層(放電保護層)を設けた構造がある。また更に、その保護層上に、MgO結晶体粉体などによるプライミング粒子放出粉体(層)を設けた構造がある。
上記MgO膜は、十分に実用に耐え効果がある材料であるが、PDPの表示特性の更なる向上のためには、MgO(それによる放電電圧低下等の効果)を凌ぐ材料が必要とされている。
上記更なる向上のための材料として、酸化ストロンチウム(SrO)、酸化カルシウム(CaO)等が、放電電圧を低下させる材料として既に見出されている。しかしながら、これらの材料による膜(低電圧放電膜)は、大気中で不安定であり、そのままでは製造工程上うまく使いこなすことができない。
上記SrO,CaO等の材料の膜を製造工程上うまく使いこなすために、特許第3073451号公報(特許文献1)に示されるように、成膜後のこれらの材料の膜の表面を、不活性な膜(大気保護層(一時保護膜))で覆うことで大気中での反応(水分や炭酸ガス等との反応)を抑制(防止)し、パネル組み立て後に、この不活性な膜を除去する、といった手法が提案されている。
また、上記放電安定化(放電遅れ改善)について補足すると以下である。PDPの高精細化に伴い、アドレス動作期間の短縮のためには、印加電圧パルスの幅を小さくすることが有効になる。しかしながら、電圧(例えばアドレス電圧)を印加してから放電(例えばアドレス放電)が発生するまでの時間(放電遅れ)には、ばらつきがある。そのため、印加電圧パルスの幅が小さい場合、当該パルスを印加しても放電が発生しないことがあり得る。その場合、当該表示セルで正しく点灯されないので、画質劣化を招く。上記放電遅れを改善する手段として、前面基板構造体において放電空間に露出するように、プライミング粒子放出粉体(層)として、MgO結晶体(層)を設ける技術がある。このような技術については、例えば特開2006−59786号公報(特許文献2)に記載されている。
特許第3073451号公報 特開2006−59786号公報
前述の低電圧放電膜は、放電電圧が低いものの、プライミング粒子(電子)の供給が不足して高速で安定な放電が起こりにくい、という問題がある。換言すれば、例えば前記SrO,CaOによる放電保護層を設けた構造は、放電電圧低下効果はあるものの、例えばMgOによる放電保護層上にプライミング粒子放出粉体(層)を設けた構造よりも、放電安定化(放電遅れ改善)効果はあまり無い、という問題がある。
本発明は以上のような問題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、PDP等において、放電電圧の低下または一定化と、放電安定化(放電遅れ改善)との両方を実現でき、従来よりも更に表示特性を高めることができる技術を提供することである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。前記目的を達成するために、代表的な実施の形態は、PDP等の表示デバイスにおいて、前述の放電電圧低下と放電安定化との両方を実現する構成として、電極群及び誘電体層等が形成される基板構造体に対し、放電保護層(区別のために第1層と称する)、放電安定化粉体(区別のために第3層と称する)等を設ける技術であって、以下のような構成を有することを特徴とする。
本形態は、低電圧放電保護膜(放電保護層(第1層))の表面に大気保護層(第2層)を形成した構造と、放電空間に露出する放電安定化粉体(第3層)を設ける構造と、を組み合わせた構成である。本形態では、PDPの製造工程(大気に露出しない真空環境)において、基板構造体における誘電体層上の放電保護層(第1層)上に、前述の大気保護層(区別のために第2層と称する)が形成され、更にこの第2層上に放電安定化粉体(第3層)が形成される。この粉体(第3層)は、プライミング粒子の供給の能力の高い、結晶状の材料(結晶性の高い材料)を用いる。
そして、PDP製造工程において、パネル組み立て、排気及び放電ガス封入等の後、初期放電(エージング放電)により、第2層(大部分)を除去する。これにより、第1層表面及び第3層(粉体)が放電空間(放電ガス)に露出する。これによりパネル製品状態となる。
本形態のPDPでは、例えば、第1層としては、SrOまたはCaOまたはそれらの混合物などを用いる。第2層としては、MgOを用いる。第3層(粉体)としては、MgO結晶体粉体を用いる。
上記構成(3つの種類の層の組み合わせ)により、基本的に、第1層による放電電圧低下、第2層による第1層の大気反応抑制、及び第3層による放電安定化(プライミング粒子の供給の利用)が実現される。
また他の形態のPDPでは、更に、第3層(放電安定化粉体)に対し、当該粉体の各々の表面に、第2層と同様の機能または材料による大気保護層を表面膜として形成した構成とする。これにより第3層(粉体)の大気反応抑制も実現される。
本形態のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、例えば、基板構造体(前面基板構造体)における放電ガスが封入される放電空間(放電面)に露出する側の構造として、大気に露出しない真空製造時に、誘電体層上に放電保護機能を持つ第1層を形成する工程と、第1層上に、大気への露出に対して第1層を保護するための第2層を形成する工程と、第2層上に、放電空間に露出するように、放電安定化のための粉体による第3層を形成する工程と、を有する。そして本製造方法は、放電空間でのエージング放電により、第2層の少なくとも一部が除去されることにより、第1層の表面の少なくとも一部が前記除去後の第2層の部分から放電空間に露出する構造にする工程を有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。代表的な実施の形態によれば、PDP等において、第1層と第3層(及び第2層)を含む組み合わせの構成により、放電電圧の低下または一定化と、放電安定化(放電遅れ改善)との両方の効果が得られ、従来よりも更に表示特性を高めることができる。
本発明の一実施の形態であるPDPにおいて、基本的な構造例を、要部(画素)を拡大して分解斜視で示す図である。 本発明の一実施の形態のPDPの製造方法において、基本的な製造フローの概略を示す図である。 本発明の実施の形態1のPDPにおいて、真空製造時における、第1層、第2層及び第3層を含む前面基板構造体における、放電セル部分の断面(y−z)及び放電空間に露出する表面の構成を、斜視で概念的に示す図である。 本発明の実施の形態1のPDPにおいて、第2層(大部分)を除去した状態(パネル製品時)の前面基板構造体における、放電セル部分の断面(y−z)及び放電空間に露出する表面の構成を、斜視で概念的に示す図である。 本発明の実施の形態2のPDPにおいて、第3層を構成する放電安定化粉体における、表面膜(大気保護層)を有する場合における断面構成を概念的に示す図であり、(a)は、元の粉体の状態を、(b)は、粉体に表面膜を形成した状態を、(c)は、第2層上に粉体を付着した状態を、(d)は、粉体の表面膜を除去した状態を、それぞれ示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<概要>
本実施の形態のPDP及びその製造方法等の概要は以下である(なお符号は後述の実施の形態の符号と対応している)。本PDP10の製造時において、前面基板構造体11における、ガラス基板1上の表示電極2群を被覆する誘電体層3上に、下記のように、第1層(放電保護層4)、第2層(大気保護層5)、及び第3層(放電安定化粉体6、換言すればプライミング粒子放出粉体(層))、が順に積層される構成である。前面基板構造体11と背面基板構造体12とを組み合わせてパネル(PDP10)が組み立てられ、そのパネルの内部空間に対し、真空排気及び放電ガス封入等により放電空間30が構成され、一旦、第2層を含む構造のパネルが作製される。その後、当該パネルの放電空間30でのエージング放電(初期放電)の工程により、第2層(大部分)が除去され、第1層表面及び第3層の粉体が放電空間30に露出する構造となる。これにより所望のPDP10製品が完成する。
第1層(放電保護層4)の材料は、アルカリ土類金属系(Be,Mgを含む)の酸化物である、BeO,MgO,CaO(酸化カルシウム),SrO(酸化ストロンチウム),BaOのうちの1種類以上、または、アルカリ金属の酸化物である、LiO,NaO,KO,RbO,CsOのうちの1種類以上、を含んで成る。
第2層(大気保護層5)の材料は、前記特許文献1に記載の材料を同様に使用できる。即ち、第2層の材料は、SiN,SiO,Al,MgO,TiO,MgF,CaF等のうちの1種類以上を含んでなる。
第3層(放電安定化粉体6)の材料は、アルカリ土類金属系(Be,Mgを含む)の酸化物である、BeO,MgO,CaO,SrO,BaOのうちの1種類以上、または、アルカリ金属の酸化物である、LiO,NaO,KO,RbO,CsOのうちの1種類以上、の結晶粉体(粉末)を含んで成る。
本実施の形態では、各層の材料として、特に下記を使用する。第1層としては、MgOよりも放電電圧低下効果が高い材料として、SrOとCaOの混合物を使用して成膜する。その上の第2層としては、MgO層を成膜する。その上の第3層(粉体6)としては、MgO単結晶粉体を付着する。
第1層の形成方法としては、蒸着法などを用いることができる。第2層の形成方法としては、第1層上に連続的に蒸着する方法等を用いることができる。第3層(粉体6)の形成方法としては、例えば、当該粉体6を含有する材料を第2層上に散布(噴霧)または塗布する方法等を用いることができる。
本構成により、放電電圧(放電空間30(表示セル)での放電のために印加する電圧)が、従来構成との比較で−30V程度に低下され、それとともに、放電遅れも改善される。
<PDP基本構造>
図1において、本実施の形態のPDP(パネル)10の基本構造の一例を示している。画素に対応する各色の表示セル(単位領域90)のセットの部分を示している。なお、説明のために、x方向(横方向)、y方向(縦方向)、z方向(パネル面垂直方向)を有する。
本PDP10は、前面基板構造体11と背面基板構造体12を組み合わせて成り、その間の内部空間に、放電ガスが気密に封入されることで、放電空間30(図1中では放電保護層4と誘電体層23との間における隔壁24間の溝の領域)が構成される。
前面基板構造体11において、ガラス基板1上に、x方向に伸びて、y方向に繰り返し、表示電極2(2X,2Y)群が配置されている。表示電極2は、維持動作用の維持電極2Xと、維持動作及び走査動作用(兼用)の走査電極2Yと、を有する。表示電極2は、隣接する維持電極2Xと走査電極2Yの対により表示ラインを構成する。電極配列構成としては、ノーマル構成(非放電領域(逆スリット)となる表示電極2対を設ける構成)や、所謂ALIS構成(隣接するすべての表示電極2対により表示ラインを構成する構成)が可能である。
ガラス基板1上、表示電極2群は、誘電体層3により覆われている。誘電体層3上に、更に、放電保護層4が形成されている。誘電体層3及び放電保護層4は、PDP10の表示領域(画面)に対応した全面に形成されている。
背面基板構造体12において、ガラス基板21上に、表示電極2と交差するy方向に伸びて、アドレス電極22群が配置されている。維持電極2X、走査電極2Y、及びアドレス電極22の交差部分に対応して表示セルが構成される。アドレス電極22群は、誘電体層23により覆われている。誘電体層23上、アドレス電極22間の位置に、例えばy方向に伸びるストライプ状に、隔壁24が形成されている。なお隔壁24は、x方向及びy方向の隔壁部を持つボックス形状なども可能である。隔壁24は、単位領域90(表示セル)に対応して放電空間30を区画する。アドレス電極22の上方、隔壁24で区画された領域には、R(赤),G(緑),B(青)の各色の蛍光体25が、表示列毎に順に色分けして形成されている。
PDP10の駆動(サブフィールド法及びアドレス表示分離方式)において、アドレス動作期間では、選択する表示セルで、アドレス電極22と走査電極2Yとの間に電圧印加により放電(アドレス放電)を発生させる。また、サステイン動作期間では、表示電極2の対(2X,2Y)の間に電圧印加により、選択された表示セルで放電(維持放電など)を発生させる。これらにより、サブフィールドの所望の表示セルにおける発光(点灯)が行われる。また、フィールド中での点灯するサブフィールドを選択することで、画素(表示セル)の輝度が表現される。
<PDP製造方法>
図2において、本実施の形態のPDP10の製造方法(実施の形態1,2で共通)の概略について示している(Sは工程を示す)。前面基板構造体11の作製の工程(S1〜S6)、背面基板構造体12の作製の工程(S11)、パネルの組み立てから完成までの工程(S7〜S9)、を有する。
まず、前面基板構造体11の作製において、S1で、ガラス基板1を準備する。ガラス基板1は、ガラス等の透明材料を使用できる。S2で、ガラス基板1上に、表示電極2(2X,2Y)群を、スクリーン印刷法や、フォトリソ+エッチング法などを用いて形成する。
S3で、ガラス基板1上、表示電極2群を被覆して誘電体層3を形成する。誘電体層3は、例えば、低融点ガラスペーストをスクリーン印刷法などにより塗布し焼成することにより形成される。
S4で、誘電体層3上に、放電保護層4(第1層)を、例えば蒸着法(あるいはスパッタ法や塗布方法なども可能)により形成する。
S5で、放電保護層4(第1層)上に、大気保護層5(第2層)を、例えば第1層に連続して蒸着法により形成する。
S6で、大気保護層5(第2層)上に、放電安定化粉体6(第3層)を、例えばスラリー(粉体含有材料)の散布及び乾燥の方法により形成する。
なお、後述の実施の形態2の場合には、S21で、放電安定化粉体6(第3層)の表面膜(大気保護層62)を形成しておき、S6でその粉体6を用いる。
なお、S4〜S6は、大気に露出しない真空(真空槽)での製造工程である。
一方、S11では、背面基板構造体12を、公知技術を用いて例えば以下のように作製する。ガラス基板21、アドレス電極22、誘電体層23等は、前面側同様に作製できる。隔壁24は、例えば、低融点ガラスペースト等の材料による層を形成し、これをサンドブラスト等の方法により、パターニングし、焼成することで形成する。蛍光体25は、R,G,B毎に、例えば、隔壁25間の領域に、蛍光体ペーストを、スクリーン印刷法、ディスペンサ等の方法により塗布し、焼成することで形成する。
次に、S7で、上記作製した前面基板構造体11と背面基板構造体12とを対向して組み合わせ、パネル(PDP10)を組み立てる。即ち、前面基板構造体11と背面基板構造体12との間、外周部を封着材(低融点ガラス等)により貼り合わせて熱処理により封着する。
S8で、パネルの内部空間に対し、外部接続されるチップ管を通じて、真空排気し、放電ガスを封入し、チップ管を封じ切ること等により、放電空間30を構成する。これにより、一旦、第2層を含む構造のパネルの状態となる。
S9で、パネルの電極(2X,2Y,22)への電圧印加による放電空間30でのエージング放電(初期放電)により、第2層(及び実施の形態2の場合は第3層の表面膜)の大部分を除去する。これにより、第1層表面及び第3層の粉体6が放電空間30に露出する状態となり、パネル製品として完成する。
(実施の形態1)
以上を踏まえ、図1〜図3等を用いて、より詳細な形態である、実施の形態1のPDP10等(放電安定化粉体6等)及びその製造方法について説明する。
図3において、真空製造時、前面基板構造体11における放電セル(単位領域90)部分の断面(y−z)及び放電空間30に露出する表面(放電面)の構成を概念的に示している。以下、前面基板構造体11の構造を製造工程(図2)の順に説明する(但し実施の形態1ではS21は不要)。
ガラス基板1上に、表示電極2(2X,2Y)が形成される(S1,S2)。表示電極2(2X,2Y)は、例えば、ITO等による幅が広く放電ギャップを形成する透明電極2aと、例えばCr/Cu/Crの三層構造による、幅が狭く電極抵抗を下げるバス電極2bと、から構成する。なお、図3は電極配列がノーマル構成の場合である。
その後、ガラス基板1上の表示電極2を被覆するように誘電体層3が形成される(S3)。誘電体層3としては、例えば、低融点ガラスによる層が、20μmの厚さで形成される。
誘電体層3上に、第1層(放電保護層4)が形成される(S4)。第1層としては、SrOとCaOの共晶(混晶)((Sr,Ca)Oと表す)による層が成膜される。この(Sr,Ca)O層は、真空蒸着法(真空槽で行う)により、1μmの厚さで形成される。Sr(SrO)とCa(CaO)の配分は、例えば50%ずつである。放電保護層4は、誘電体層3の保護(スパッタ耐性)や、2次電子放出等の機能を持つ。
第1層の形成に連続して、第1層の表面上に第2層(大気保護層5)が形成される(S5)。第2層としては、MgO層が、同様の蒸着法により、0.1μmの厚さで形成される。第2層(MgO層)は、大気中で安定な性質を持つ材料であり、第1層を、一時的、即ち大気露出(暴露)時に保護(大気反応抑制)する層である。
真空槽から基板(前面基板構造体11)を取り出した後、第2層の表面上に、第3層(放電安定化粉体6)が形成される(S6)。第3層(粉体6)は、換言すれば、プライミング粒子放出粉体(層)である。第3層の放電安定化材料として、特に、MgO単結晶粉体(粉末)を用いる。なお、単結晶体に限らず使用可能である(多結晶、凝集物など)。
粉体6(MgO結晶体)により、放電空間30にプライミング粒子(電子)を放出(供給)する機能による放電遅れ改善効果などが得られる。なお、この機能の詳細は必ずしも明らかではないが、例えば、放電に伴い、粉体6(MgO結晶体)から放電空間30にプライミング粒子(電子)が放出(供給)され、放電空間30の粒子と反応することによるものと推測されている。
当該粉体6は、対象面(第2層表面)上に、散布により付着される。例えば、当該粉体6(MgO単結晶粉体)を粉末状で溶剤(IPA等)に混合、分散してなるスラリー(放電安定化粉体含有材料)を用意する。そして、このスラリーを、対象面に、塗装用スプレーガン等により散布することで面及び膜状に配置(付着)する。そして、この膜部(スラリー)を、加温により乾燥等することで溶剤成分を除去し、粉体6成分を対象面上に固着させる。上記スラリー散布方法以外にも、ペースト塗布方法などが使用可能である。以上により、前面基板構造体11ができる。
なお、第3層(粉体6)では、対象面(第2層表面)に対し、当該粉体6(結晶体)(立方体で示す)が、疎あるいは密に分布する。本例では、当該粉体6が疎に分布する場合を概略的に示している。なお、疎に分布する場合も層(膜)と称する。
その後、前面基板構造体11と背面基板構造体12とを組み合わせ、外周部を封着することで、パネルが組み立てられる(S7)。そして、パネルの内部空間を、真空排気後に、昇温脱ガス処理を行い、放電ガス(例えばXe10%,Ne90%)を、450Torrの圧力で封入する(S8)。
その後、エージング放電により第2層の大部分を除去する(S9)。本工程では、表示電極2対に交流電圧を印加して、放電空間30での放電を発生させる。この放電により、第2層(MgO層)の表面をスパッタエッチング(プラズマエッチング)することにより、当該MgOを除去する。除去されたか否かの確認は、放電電圧の減少量をモニタすることで判断できる。
上記エージング放電の工程(S9)により、前面基板構造体11は、図4の状態(パネル製品時)になる。第2層では、一部、即ち粉体6が付着している部分(粉体6の下側及びその周辺)は、スパッタエッチングにより除去されずに残存する(機能上は問題無い)。そして、それ以外の大部分が除去され、第1層表面が露出する。即ち、第1層、及び第3層の粉体6の両方が放電空間30に露出する状態となることで、所定の機能層となる。
以上のようにして作製された実施の形態1のPDP10は、従来のパネルにおけるMgO単体による放電保護層を有する場合と比較して、放電電圧が、−20V低い(−30V程度になる)。また、放電安定化の特性(効果)を表す放電遅れ時間についても、0.5μ秒以下になり、十分に早いパネルが実現されている。なお、第3層の存在による、放電安定化の特性(効果)を表す放電遅れ時間については、公知技術同様に試験用の電圧波形を電極に印加すること等により測定、診断することができる。
(実施の形態2)
図5を用いて、実施の形態2のPDP10等及びその製造方法について説明する。実施の形態2の実施の形態1と異なる部分の構成は以下である。放電安定化粉体6(第3層)として、実施の形態1ではMgO単結晶を用いる場合を示したが、これ以外にも、SrO単結晶やCaO単結晶なども当該材料として機能する(なお単結晶に限らず使用可能である)。これらの粉体は、放電保護層4(第1層)の材料として用いる場合(実施の形態1)と同様に、大気中の水分(HO)や二酸化炭素(CO)と反応しやすく、当該反応により、当該粉体の結晶の表面に、水酸化物や炭酸化物の膜(反応層)を形成してしまう。
実施の形態2では、第3層を構成する上記放電安定化粉体6の結晶(SrO単結晶,CaO単結晶など)についても、その結晶表面を、大気中で安定な性質を持つ材料、即ち前記第2層同様の材料により、被覆する構造とする。これにより、第3層の粉体6と大気との反応を抑制し、上記反応層の形成を防止できる。
粉体6の表面膜(大気保護層)62の材料としては、マグネシウム(Mg),シリコン(Si),アルミ(Al),チタン(Ti),イットリウム(Y),ジルコニウム(Zr),タンタル(Ta),亜鉛(Zn),コバルト(Co),マンガン(Mn),ランタン(La)から選択できる。
図5(a)〜(d)に示す放電安定化粉体6の断面構造において、核となる粉体61部分と、その表面膜(大気保護層)62部分とを有する。図5(a)は、元(加工前)の放電安定化粉体6であり、例えば上記SrO単結晶やCaO単結晶である。図5(b)は、加工後の放電安定化粉体6であり、核となる粉体61の周りに表面膜(大気保護層)62が形成されている二重構造である。表面膜(大気保護層)62としては、特に、MgOまたはSiOなどを用いる。表面膜62の形成方法としては、例えば、粉体6(61)の表面に、CVD法(化学気相成長法)により、表面膜62を成長して付着させる。なお、表面膜62の形成方法及び粉体6の構造としては、粉体6(61)の表面上に表面膜62を積層させる構成と捉えてもよいし、粉体6(61)の表面部分を表面膜62に変化させる構成と捉えてもよい。
図5(c)は、上記により作製された表面膜62付きの粉体6を、第2層上に付着して第3層としたものである。そして、図5(d)に示すように、これらの大気保護層、即ち第2層(大気保護層5)、及び第3層の粉体6の表面膜62は、エージング放電(S9)でのスパッタエッチングにより除去することができる。この除去により、パネル製品状態では、第3層の粉体6(61)の表面を、清浄な結晶面として露出させることができる。
以上のようにして作製された実施の形態2のPDP10によれば、実施の形態1同様の効果に加え、放電安定化粉体6(プライミング粒子放出粉体(層))に関しても大気反応抑制効果が得られる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、PDP等の表示デバイスに利用可能である。

Claims (4)

  1. 基板構造体における放電ガスが封入される放電空間に露出する側の構造として、
    真空製造時に、誘電体層上に形成される、放電保護機能を持ちCaOとSrOの少なくとも何れか1つを含む金属酸化物から成る第1層と、
    前記第1層上に形成される、大気への露出に対して前記第1層を保護するための第2層と、
    前記第2層上に前記放電空間に露出するように形成される、放電安定化のための粉体による第3層と、を有し、
    真空製造時において、前記第3層の粉体は、核となる粉体と、当該粉体の表面を被覆するように形成される、大気中の成分との反応性が低い材料による被覆層と、を有する構造であり、
    前記核となる粉体は、CaOとSrOの少なくとも何れか1つの結晶粉体を含み、
    前記放電空間でのエージング放電により、前記第2層の少なくとも一部、及び前記粉体の表面の層の少なくとも一部が除去されることにより、前記第1層の表面の少なくとも一部、及び前記核となる粉体の少なくとも一部が前記放電空間に露出する構造であること、を特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 請求項1記載のプラズマディスプレイパネルおいて、
    前記第2層、及び前記粉体の表面の層の材料は、Mg,Si,Al,Ti,Y,Zr,Ta,Zn,Co,Mn,Laから選択される少なくとも1つを含む金属酸化物であること、を特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  3. 基板構造体における放電ガスが封入される放電空間に露出する側の構造を形成する工程として、
    真空製造時に、誘電体層上に、放電保護機能を持ちCaOとSrOの少なくとも何れか1つを含む金属酸化物から成る第1層を形成する工程と、
    前記第1層上に、大気への露出に対して前記第1層を保護するための第2層を形成する工程と、
    前記第2層上に、前記放電空間に露出するように、放電安定化のための粉体による第3層を形成する工程と、
    その後、前記放電空間でのエージング放電により、前記第2層の少なくとも一部が除去されることにより、前記第1層の表面の少なくとも一部が前記除去後の第2層の部分から前記放電空間に露出する構造にする工程と、を有し、
    前記第3層の粉体は、核となる粉体と、当該粉体の表面を被覆するように形成される、大気との反応性が低い材料による層と、を有する構造であり、
    前記核となる粉体は、CaO,SrOから選択される少なくとも1つの結晶粉体を含み、
    前記エージング放電の工程により前記第2層に加えて前記第3層の粉体の表面の層の少なくとも一部が除去され前記放電空間に露出する構造となること、を特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 請求項3記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法おいて、
    前記第2層、及び前記粉体の表面の層の材料は、Mg,Si,Al,Ti,Y,Zr,Ta,Zn,Co,Mn,Laから選択される少なくとも1つを含む金属酸化物であること、を特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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