JP4942465B2 - 通信媒体およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は通信媒体、特に非接触通信媒体または非接触通信媒体用アンテナに関し、さらに詳しくは、通信媒体用アンテナを金属層の転写により形成する非接触通信媒体の製造方法および該製造方法によって製造された通信媒体に関する。
近年、車載用アンテナなど、薄膜フィルムにパターンを組み込んだ通信媒体が盛んに開発、使用されている。また、様々な情報を書き込んだ超小型のICチップを組み込んだいわゆるICタグやICカードは、商品管理や流通管理、また各種証明書などの幅広い分野での応用が期待されている。これらICタグ、ICカード等は、一般に小さな送受信用の無線アンテナが取り付けられており、ICタグやICカードに接触せずに専用の読みとり装置と通信できる機能を有するため、非接触通信媒体(カード化やタグ化していないインレットの状態も含む)と呼ばれている。
かかる通信媒体、特に非接触通信媒体に用いられているアンテナの製造方法としては、従来、1)エッチングによる方法、2)スクリーン印刷による方法等が用いられていた。これらのうちエッチングによる方法については、感光性樹脂被膜形成用の塗布装置や露光装置、現像乾燥装置等の高価な設備が必要であり、少量生産の場合には非常に製造コストが高いものとなる。また、その製造工程で使用する各種中間材料もまた高価であり、しかも塗布した材料はエッチングにより除去される部分がアンテナとして有効に残る部分よりも圧倒的に多いため非常に製造コストの高いものとなっていた。
また、スクリーン印刷による方法では、スクリーン版を変更することによりパターンを自由に変更できるという利点は有するものの、アンテナ形成用材料である導電性ペースト自体が高価である。また、スクリーン版を作成するのに長時間を要し、さらにペーストを塗布した後の硬化に長時間に亘る熱処理が必要となるため、大量生産に用いないかぎり結果的にコスト高となる。
ところで、近年、例えば特許文献1〜特許文献4に開示されるように熱転写技術を利用したアンテナの製造方法が提案されている。
特開2001−160123号公報 特開2000−268149号公報 特開2003− 30619号公報 特開2003−243918号公報
これらのうち特許文献1には、予め金属箔を支持基材に貼り合わせてベースシートを形成し、この金属箔にアンテナのパターンの金型を用いて、金属箔が完全に打ち抜かれる深さまで切込みを入れ、切込みを入れた金属箔のアンテナとして残すべき領域の表面にスクリーン印刷により接着剤を選択的に塗布し、通信媒体用基材にローラで加熱、圧着する非接触通信媒体の製造方法が開示されている。
しかし、かかる方法にあっては、接着剤を金属箔のアンテナとして残すべき領域の表面にスクリーン印刷により選択的に塗布するのにスクリーン版を製作することが必要となるため、(i)多品種、少量生産に柔軟に対応することが困難である、(ii)オンデマンド性に欠け、商品開発に長期間を要する等の問題があった。また、接着剤を金属箔の所定の領域にのみスクリーン印刷で塗布しようとする場合、濡れ性の高い接着剤を使用すると接着剤が流れて所定領域以外の領域にも付着し、ローラで加熱、圧着した後、ピーリングする際に金属箔の不要な領域まで転写してしまうおそれがある。また、濡れ性の低い接着剤を用いるとその表面張力のために基材に接触する接着剤の領域の周辺部のエッジが忠実に形成されず、加熱、圧着後、ピーリングした場合、必要な領域を正確に転写できないおそれがあった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、通信媒体用基材の表面に所定パターンのアンテナを高いパターン精度で、容易に、かつ低コストで形成し得る通信媒体の製造方法ならびに該製造方法によって製造された通信媒体を実現することを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために、少なくとも通信媒体用基材とアンテナとを有する通信媒体の製造方法において、支持体の一方の面に金属層、さらにその上に接着剤層を有してなる金属層転写部材の該金属層および接着剤層を該アンテナと同一のパターンに打ち抜く工程、通信媒体用基材の表面に接着剤を該アンテナと同一のパターンに熱転写して接着パターン層を形成する工程、および該接着パターン層上に該金属層のアンテナと同一のパターンに打ち抜かれた部分を転写してアンテナを形成する工程を行うようにしたものである。
さらに、本発明は、少なくとも通信媒体用基材とアンテナとを有する通信媒体において、該アンテナを、支持体の一方の面に金属層を、さらにその上に接着剤層を有してなる金属層転写部材の該金属層および接着剤層を該アンテナと同一のパターンに打ち抜き、通信媒体用基材に接着剤を該アンテナと同一のパターンに熱転写して接着パターン層を形成し、さらに該接着パターン層上に該金属層のアンテナと同一のパターンに打ち抜かれた部分を転写することにより形成するようにしたものである。
本発明において、前記通信媒体は、非接触通信媒体用基材、送受信アンテナ、およびICチップを有する非接触通信媒体であることが好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図1に基づいて説明する。尚、図1は説明の便宜上、実際のものとは寸法、縮尺等を変えて表してある。
本発明の製造方法においては、最初に図1(a)に示すように、支持体1の一方の表面上に金属層2を有し、該金属層2の表面上にさらに接着剤層3を有する金属層転写部材4を用意する。
次いで、図1(b)に示すように、金属層転写部材4の金属層2および接着剤層3を、形成すべきアンテナと同一のパターン様に打ち抜くことにより、金属層2および接着剤層3を、それぞれアンテナと同一のパターンを有する部分21、31とそれ以外の部分とに切り分ける。
一方、図1(c)〜(d)に示すように、別に用意した例えばアンテナ基材のような通信媒体用基材8の表面に、基材シート5の一方の面に接着剤層6を設けてなる接着剤層転写部材7を用いて、接着剤層6のうちアンテナと同一のパターンを有する部分(以下、接着パターン層という)61のみを熱転写する。
次いで、図1(e)に示すように、表面にアンテナパターン様に接着パターン層61が形成された通信媒体用基材8に、金属層転写部材4を、パターン化接着剤層31と接着パターン層61とが対向するように、かつ接着パターン層61のアンテナパターンとパターン化金属層21、パターン化接着剤層31のアンテナパターンとがそれらの輪郭同士が合致するように位置合わせして重ね合わせた後、加熱、加圧等を行ってパターン化金属層21を通信媒体用基材8上に転写する。
最後に、図1(f)に示すように、金属層転写部材4を通信媒体用基材8から剥離して所定パターンの金属層21からなるアンテナを通信媒体用基材8上に形成する。
金属層転写部材4の支持体1としては、たとえば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスルホン等からなるプラスチックフィルム、合成紙、パルプ紙等を使用することができる。中でも、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートが、熱に対する高い寸法安定性、高い機械的強度を有することから好ましい。支持体の厚さは、2.0〜10.0μmであることが好ましい。また、支持体の長手方向のヤング率は2〜12GPaが好ましく、幅方向のヤング率は2.5〜16GPaであることが好ましい。さらに、支持体の長手方向のF−5値は49〜490MPaであることが好ましく、幅方向のF−5値は29〜300MPaであることが好ましい。また、支持体の長手方向及び幅方向の100℃×30分での熱収縮率は3.0%以下であることが好ましく、2.0%以下であることがより好ましい。さらに、支持体の長手方向及び幅方向の破断強度は98〜980MPaであることが好ましい。
上記の支持体1の表面上に設けられる金属層2は、銅またはアルミニウムからなるものが好ましい。支持体1上への金属層2の形成方法としては、蒸着、電解メッキ、貼合せ等特に制限はされないが、充分な金属層の厚さを得るためには、銅張り板等の予め貼合せにより形成されたものが市場での入手容易性も含めて好ましい。
金属層2の厚さは特に制限されないが、例えば非接触通信媒体の送受信アンテナとしての所望の体積固有抵抗率を得るためには、1μm以上の厚さであることが好ましく、10μm以上の厚さであることがより好ましい。但し、後の転写工程で転写可能な厚さである必要があることから、その上限は好ましくは40μm、さらに好ましくは35μm、最も好ましくは20μmである。
上記の金属層2の表面に形成される接着剤層3に使用する接着剤は特に制限されないが、金属/樹脂用の接着剤であることが好ましく、例えばポリエステル系、塩化ビニル−酢酸ビニル系、エポキシ系の各種接着剤が好適に用いられる。接着剤層の形成方法には特に制限はないが、各種コーター、例えばバーコーター、グラビアコーター等により形成することができる。また、接着剤層の厚さは特に制限されないが、好ましくは0.1〜5μm、より好ましくは1〜3μmである。
金属層2および接着剤層3を、形成すべきアンテナと同一のパターン様に打ち抜く方法としては、例えばアンテナと同一パターンの金型を予め作製しておき、該金型を用いて打ち抜く方法や、カッティングプロッターで打ち抜く方法等が挙げられるが、オンデマンド性を考慮するとカッティングプロッターで打ち抜くことが好ましい。
また、通信媒体用基材8としては、特に制限はないが、例えば非接触通信媒体の基材として用いられている例として、ポリエチレンテレフタレートフィルム、カード、ポリプロピレン合成紙等が挙げられる。
上記の通信媒体用基材8にアンテナパターン様の接着パターン層61を熱転写により形成するための接着剤層転写部材7の例としては以下のものを挙げることができる。
基材シート5としては、通常の熱転写媒体の基材として広く用いられている、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスルホンなどからなる高分子フィルムを使用することができる。なかでも、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートが、熱に対する高い寸法安定性、高い機械的強度を有することからとりわけ好ましい。
基材シート5の厚さは、2.0〜10.0μmであることが好ましい。また、基材シートの長手方向のヤング率は2〜12GPaであることが好ましく、幅方向のヤング率は2.5〜16GPaであることが好ましい。さらに、基材シートの長手方向のF−5値は49〜490MPaであることが好ましく、幅方向のF−5値は29〜300MPaであることが好ましい。また、基材シートの長手方向及び幅方向の100℃×30分での熱収縮率は好ましくは3.0%以下、より好ましくは2.0%以下である。さらに、基材シートの長手方向及び幅方向の破断強度は98〜980MPaであることが好ましい。
上記の基材シート5の一方の面に形成される接着剤層6の材料としては、特に制限はないが、例えば金属/樹脂用の接着剤が好ましく、例えばポリエステル系、塩化ビニル−酢酸ビニル系、エポキシ系の各種接着剤が好適に用いられる。また、接着剤層6の形成方法は特に制限されず、各種コーター、例えばバーコーター、グラビアコーター等により形成することができる。さらに、接着剤層の厚さに特に制限はないが、好ましくは0.1〜5μm、より好ましくは1〜3μmである。 特に、上述した金属層2の表面に形成された接着剤層3と同系統、とりわけ同種の接着剤であることが好ましい。
上記基材シート5と接着剤層6との間には離型処理を施し、あるいは離型層を形成することが好ましく、例えば、基材シート5としてシリコーン離型処理が施されたポリエチレンテレフタレートフィルムを用いたり、基材シート5としてのポリエチレンテレフタレートフィルムと接着剤層6との間にセルロース系、メラミン系の離型剤を塗工したりすることが好ましい。
尚、上記の金属層転写部材4と接着剤層転写部材7とはそれぞれ別々の部材として用意してもよいが、例えば金属層転写部分と接着剤層転写部分を同一の基体上に面順次に形成することで一部材として用意することも可能である。
さらに、金属層21を通信媒体用基材8に転写する方法としては、熱ロールによる加熱、加圧転写、熱転写プリンターを用いたパターン状加熱による転写等が挙げられる。
本発明をさらに詳細に説明するために以下に実施例を示すが、本発明は下記の各実施例によって何ら限定されるものではない。なお、以下、非接触通信媒体を例にとって本発明を説明するが、本発明は非接触通信媒体に限定されるものではなく、それ以外の種々の通信媒体にも適用し得ることは上記の説明から明らかである。また、以下の各実施例中の成分量「部」は重量部を意味している。
(実施例1)
<金属層転写部材の作製>
支持体1としての厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの表面に接着層(図示せず)を介して、金属層2としての厚さ20μmの銅板を貼り合わせた。次いで、銅板の表面に下記組成を有する接着剤層塗工液1をバーコーターにより厚さ1μmに塗工し、乾燥して接着剤層3を形成することによって金属層転写部材4を作製した(図1(a)参照)。
(接着剤層塗工液1)
ポリエステル樹脂(バイロン200(商品名);東洋紡(株)製) 75部
ポリエステル樹脂(バイロン300(商品名);東洋紡(株)製) 25部
イソシアネート(クロスネートD70(商品名);大日精化(株)製 ) 1部
トルエン/MEK(1:1) 900部
次いで、得られた金属層転写部材4の金属層2を、接着剤層3側から金属層2の支持体1との界面まで、カッティングプロッターを用いて所定のアンテナのパターンにカットして非接触通信媒体の送受信用アンテナパターン21を形成した(図1(b)参照)。
<接着剤層転写部材の作製>
基材シート5としての、一方の面が離型処理された厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの離型処理面に下記組成を有する接着剤層塗工液2をバーコーターにより厚さ1μmに塗工し、乾燥して接着剤層6を形成することにより接着剤層転写部材7を作製した(図1(c)上部参照)。
(接着剤層塗工液2)
ポリエステル樹脂(バイロン200(商品名);東洋紡(株)製) 75部
ポリエステル樹脂(バイロン300(商品名);東洋紡(株)製) 25部
イソシアネート(クロスネートD70(商品名);大日精化(株)製 ) 1部
トルエン/MEK(1:1) 900部
次いで、得られた接着剤層転写部材7を熱転写プリンター((株)山櫻製;CARD MATE Digica(商品名))にセットし、厚さ1μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからなる非接触通信媒体用基材8の表面上に、接着剤層6の一部を、上記の金属層2に形成したアンテナパターン21と同じパターンに熱転写することにより接着パターン層61を形成した(図1(c)および(d)参照)。
次いで、金属層転写部材4を通信媒体用基材8の上に、上記接着パターン層61とパターン化金属層21の両パターンの輪郭同士が合致するように位置合わせしつつ重ね合わせ、熱ローラにて加熱、圧着した(図1(e)参照)。
その後、金属層転写部材4を通信媒体用基材8から、パターン化金属層21を残してピーリングすることによって所定のアンテナパターンを有する金属層21を非接触通信媒体用基材8の表面に転写した(図1(f)参照)。
得られた金属層21からなるアンテナパターンを観察したところ、抜けや欠け、余分な金属層の付着等もなく、カティングプロッターで形成したパターンが忠実に再現された送受信用アンテナパターンを形成することができた。
(実施例2)
実施例1と同様の手順に従い、非接触通信媒体用基材8の表面に接着パターン層61を20mm×20mmの正方形パターンにベタで熱転写し、次いで支持体1上にカッティングプロッターにより金属層2が接着パターン層61と同一パターンに形成された金属層転写部材4のパターン部分21と接着パターン層61とを重ね合わせて、加熱ローラにより加熱、圧着したのち、ピーリングして体積抵抗率の測定サンプルを作製した。得られたサンプルの転写金属層21の体積抵抗率をデジタルマルチメータAD−5523(商品名;エーアンドアイ(株)製)を用いて測定した。測定結果は体積固有抵抗が3×10−6Ω・cmであり、非接触通信媒体の送受信アンテナとして用いた場合、感度が非常に良好であることが確認できた。
(実施例3)
金属層2として厚さ2μmの銅箔を貼り合わせたものを用いた以外は実施例1と同様にして、金属層転写部材4を得た。得られた金属層転写部材を用いて実施例1と同様にしてアンテナパターンを非接触通信媒体用基材8上に形成し、アンテナパターンを観察したところ、抜けや欠け、余分な金属層の付着等もなく、カッティングプロッターで形成したパターンが忠実に再現された送受信用アンテナパターンを形成することができた。 また、本実施例で得られた金属層転写部材4を用いて、実施例2と同様にして体積抵抗率の測定サンプルを作製し、実施例2と同様の方法で体積抵抗率を測定したところ、8×10−6Ω・cmであり、非接触通信媒体の送受信アンテナとして用いた場合、感度が良好であることが確認できた。
本発明の実施の形態に係る非接触通信媒体の製造工程を説明する模式的断面図である。
符号の説明
1 支持体
2 金属層
3 接着剤層
4 金属層転写部材
5 基材シート
6 接着剤層
7 接着剤層転写部材
8 通信媒体用基材
21 金属層のアンテナと同一のパターンを有する部分
31 接着剤層のアンテナと同一のパターンを有する部分
61 接着パターン層

Claims (4)

  1. 少なくとも通信媒体用基材とアンテナとを有する通信媒体の製造方法であって、支持体の一方の面に金属層、さらにその上に接着剤層を有してなる金属層転写部材の該金属層および接着剤層を該アンテナと同一のパターンに打ち抜く工程、通信媒体用基材の表面に接着剤を該アンテナと同一のパターンに熱転写して接着パターン層を形成する工程、および該接着パターン層上に該金属層のアンテナと同一のパターンに打ち抜かれた部分を転写してアンテナを形成する工程を有することを特徴とする通信媒体の製造方法。
  2. 前記通信媒体が、非接触通信媒体用基材、送受信アンテナ、およびICチップを有する非接触通信媒体である請求項1記載の通信媒体の製造方法。
  3. 少なくとも通信媒体用基材とアンテナとを有する通信媒体であって、該アンテナが、支持体の一方の面に金属層を、さらにその上に接着剤層を有してなる金属層転写部材の該金属層および接着剤層を該アンテナと同一のパターンに打ち抜き、通信媒体用基材に接着剤を該アンテナと同一のパターンに熱転写して接着パターン層を形成し、さらに該接着パターン層上に該金属層のアンテナと同一のパターンに打ち抜かれた部分を転写することにより形成されていることを特徴とする通信媒体。
  4. 非接触通信媒体用基材、送受信アンテナ、およびICチップを有する非接触通信媒体である請求項3記載の通信媒体。
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