JP4936913B2 - 解体機の把持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば解体対象物としての自動車等の車両からエンジンを取外す等の解体作業を行なう場合に好適な解体機において、解体対象物を把持する装置に関する。
廃車対象となる自動車等は、スクラップ工場で解体される。この場合、自動車は異なる種々の材料から構成されていることから、それぞれ原材料として再生するため、例えば主に鋼材を使用しシャーシ、ボンネット、フェンダ、ドア等のボディと、アルミニウム合金を使用したエンジン、トランスミッション等とを分けるように解体作業が行なわれる。
このような解体作業を行なう解体機として、自走式車両の走行体フレームの前部に揺動用油圧シリンダにより上下方向に揺動可能に取付けられた揺動フレームと、この揺動フレームに開閉用油圧シリンダにより開閉可能に取付けられた左右の開閉アームと、これらの開閉アームの対向面にそれぞれ取付けられクランプとを備え、更に、前記車両上に搭載した旋回体に作業用アームを取付け、この作業用アームの先端に解体対象物を掴んだり切断したりする解体作業具を取付けてなるものがある。
このような解体機により自動車の解体を行なう場合は、前記開閉アームにより自動車のボディを押さえたり、対をなすクランプ間でエンジンを把持したりして、前記解体用作業具によって部品を掴んで取外したり切断したりして解体作業を行なう。従来の解体機においては、開閉アームの先端に設けるクランプは、例えば特許文献1に記載のように開閉アームに溶接により取付けられるか、または特許文献2に記載のように、クランプをボルトにより着脱可能に取付けている。
実開平7−21129号公報 特開2006−150319号公報
自動車等を解体する解体機においては、ボディからエンジン等を取外す作業、エンジンの周囲に設けられた発電機、圧縮機等の付属機器を取外す作業を行なうが、この作業においては、ボディを強く押さえたり、エンジンを強く挟むことから、開閉アームに取付けるクランプには大きな荷重が作用する。このため、クランプは摩耗が生じ易く、交換や補修を行なう必要がある。
しかしながら特許文献1に記載のようにクランプを開閉アームに溶接した解体機においては、クランプを交換する場合には、クランプを開閉アームから溶断して取外し、溶断部分を補修した後に新しいクランプを溶接しなければならない。この溶断、溶接作業には多大の時間と労力を必要とする上、溶断、溶接時の熱により開閉アームが劣化して損傷しやすくなるおそれがある。
一方、特許文献2に記載のように、クランプを開閉アームにボルトによって着脱可能に取付ける構造のものでは、溶断、溶接は不要となる。しかしながら、通常、クランプ先端の解体対象物との当接面には摩耗しにくい鋼材が溶接されるため、クランプの材質としてはこの当接面に使用する鋼材に溶接しやすい材質のものを選択せざるを得ず、このため、クランプの価格が高価となったり、加工が容易ではないものとなる等の問題があった。また、クランプの摩耗が進んだ場合、クランプ全体を交換する必要があり、不経済であるという問題点もあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、クランプの摩耗が進んで交換する場合の交換作業が容易になると共に、交換部分が少なく、経済化が達成できる解体機の把持装置を提供することを目的とする。
請求項1の解体機の把持装置は、自走式車両の走行体フレームの前部に揺動用油圧シリンダにより上下方向に揺動可能に取付けられた揺動フレームと、この揺動フレームに開閉用油圧シリンダにより開閉可能に取付けられた左右の開閉アームと、これらの開閉アームの対向面にそれぞれ取付けられクランプとを備えた解体機の把持装置において、
前記クランプを、前記開閉アームに取付けられるクランプ本体と、解体対象物への当接面を構成する当接部材とに分割すると共に、
前記クランプ本体の外周面に、前記クランプ本体の前端側が基端側より大径となる段部を設け、
この段部から前記クランプ本体の先端面にわたり貫通するボルト挿通孔を設け、
このボルト挿通孔に前記ボルトを挿通して前記当接部材に設けたねじ孔に螺合することにより、前記当接部材を前記クランプ本体に固定したことを特徴とする。
請求項の解体機の把持装置は、請求項に記載の解体機の把持装置において、
前記当接部材を交換すべき摩耗限界位置を、前記ねじ孔の底部またはボルトの先端の位置に一致させたことを特徴とする。
請求項の解体機の把持装置は、請求項に記載の解体機の把持装置において、
前記当接部材の外周面に、前記当接部材の摩耗限界位置を表示する溝または凹部を設けたことを特徴とする。
請求項の解体機の把持装置は、請求項またはに記載の解体機の把持装置において、
前記開閉用油圧シリンダが最大に伸長したストロークエンドの直前で前記当接部材同士が当接する前記当接部材の当接面の位置を前記摩耗限界位置に設定したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、前記クランプをクランプ本体と当接部材との分割構造にしてボルトにより固定する構造としたので、クランプ本体の材質は解体対象物に当接する当接部材に対して溶接しにくいかあるいは溶接できない材質のものであってよく、クランプ本体の材質の選択の自由度があがり、安価な材料や加工が容易な材質を選択することができる。また、当接部材が摩耗した場合には、当接部材のみ、すなわちクランプの一部を交換すればよいため、前記クランプ本体に安価な材質のものを使用できることと相俟って、経済化が達成できる。
また、クランプ本体に段部を設け、その段部から先端側に向けてボルト挿通孔を設ける構造としたので、一般的に使用されるクランプの椀形のクランプに比較して、切削具によりボルト挿通孔を加工する際の加工が容易となり、本願発明のクランプの製造が容易となる。
請求項の発明によれば、当接部材を交換すべき摩耗限界位置を、前記ねじ孔の底部またはボルトの先端の位置に一致させたので、作業員は当接部材の摩耗によりねじ孔が当接部材の外面(当接面)に露出したことで当接部材の摩耗限界を知ることができ、交換時期を知ることができる。また、この構造では摩耗限界を作業員に知らせるための特殊な加工やマークを施す必要がないという利点がある。
請求項の発明によれば、当接部材の外周面に、当接部材の摩耗限界位置を表示する凹部または溝を設けたので、作業員は当接部材の摩耗により当接面が外周面の溝または凹部の位置に至ったことで当接部材の摩耗限界を知ることができ、交換時期を知ることができる。また、この構造では当接面が凹部または溝にどの程度近接したかの度合を知ることができ、交換すべき時期が近づいたことを作業員に知らせることができるという利点がある。
請求項の発明によれば、開閉用油圧シリンダのストロークエンドに近い摩耗度合を当接部材の摩耗限界を設定したので、ストロークエンドまで開閉用油圧シリンダを作動させることを防止することができ、開閉用油圧シリンダがストロークエンドまで作動することに伴う開閉用油圧シリンダの損傷を防止することができる。
図1は本発明の把持装置を備えた解体機の一実施の形態を示す斜視図である。この解体機は、自走式車両1と、解体対象物の把持装置2と、解体用作業具3を取付けた作業用アーム4とからなる。この実施の形態の自走式車両1は、走行体5として、走行体フレーム5aの左右のサイドフレーム5bの一端に不図示の油圧モータにより駆動される駆動輪5cを取付け、他端に従動輪5dを取付け、これらに履帯5eを掛け回した履帯式走行体を備える。また、走行体フレーム5a上に不図示の旋回装置を介して旋回体6が設置され、旋回体6には油圧パワーユニット7、運転室8およびカウンタウエイト9等を搭載してなる。
作業用アーム4は、旋回体6にブームシリンダ10により起伏可能に取付けたブーム11と、ブーム11にアームシリンダ12により回動可能に取付けたアーム13と、解体作業具3を回動させるためにアーム13に取付けられた油圧シリンダ14とを備える。
把持装置2は、走行体フレーム5aに固定して取付けた支持フレーム15と、この支持フレーム15に設けた不図示の横ピンを中心に上下方向に揺動可能に取付けられた揺動フレーム16と、この揺動フレーム16を揺動させるため、支持フレーム15上に設けたブラケット17と揺動フレーム16に設けたブラケット18との間に両端をピン付けして設けた揺動用油圧シリンダ19と、揺動フレーム16にピン20を中心に左右方向に開閉可能に取付けた一対の開閉アーム21と、この開閉アーム21を開閉させるため、揺動フレーム16と開閉アーム21の各側面にそれぞれ設けたブラケット22、23にそれぞれ両端をピン付けして取付けた開閉用油圧シリンダ24と、開閉アーム21の対向面に設けた取付け座25にそれぞれ取付けたクランプ26とからなる。
この解体機は、揺動用油圧シリンダ19を伸縮させて開閉アーム21により自動車のボディを押さえたり、対をなすクランプ26、26間でエンジンを把持したりして、解体用作業具3によって部品を掴んで取外したり切断したりして解体作業を行なう。この解体用作業具3は掴むだけの機能を持つ場合もある。
図2はクランプ26の半断面平面図である。図2に示すように、この実施の形態においては、クランプ26は、開閉アーム21に溶接した取付け座25に溶接されるクランプ本体27と、このクランプ本体27にボルト29によりクランプ本体27の先端部に固定される当接部材30とからなる。
図3は当接部材30をクランプ本体27側から見た図、図4はその部分断面図、図5はクランプ本体27を当接部材30側から見た図、図6はその部分断面図、図7は両者の組み合わせ状態を示す断面図である。図2〜図7に示すように、クランプ本体27の環状をなす先端部の内側には凹部31を設け、環状をなす当接部材30の内部には前記凹部31に嵌合する凸部32を設けている。なお、クランプ本体27の先端部の外側に凹部を設け、当接部材30の外側に凸部を設けて両凹凸部を嵌合するようにしてもよい。
当接部材30にはクランプ本体27側からめくらのねじ孔33を設けている。クランプ本体27は先端側に半球状の凹部34を有する。また、クランプ本体27の外周面に、クランプ本体27の前端側が基端側(開閉アーム21側)より大径となる段部35を設け、この段部35からクランプ本体27の先端面にわたり貫通するボルト挿通孔36を設け、このボルト挿通孔36にボルト29を挿通して当接部材30に設けたねじ孔33に螺合することにより、当接部材30をクランプ本体27に固定する。
このクランプ26は、クランプ本体27の凹部31に当接部材30の凸部32を嵌合して組み合わせる。これらの凹部31と凸部32との嵌合により、当接部材30に作用する半径方向の外力がクランプ本体27で受けられるように構成される。そして、ボルト29をねじ挿通孔36より挿通して当接部材30のねじ孔33に螺合して締結することにより、当接部材30をクランプ本体27に固定する。
この実施の形態においては、クランプ26をクランプ本体27と当接部材30との分割構造にしてボルト29により固定する構造としたので、クランプ本体27の材質は解体対象物に当接する当接部材30に対して溶接しにくいかあるいは溶接できない材質のものであってよく、クランプ本体27の材質の選択の自由度があがり、安価な材料や加工が容易な材質を選択することができる。また、当接部材30が摩耗した場合には、当接部材30のみ、すなわちクランプの一部を交換すればよいため、前記クランプ本体27に安価な材質のものを使用できることと相俟って、経済化が達成できる。
また、本実施の形態においては、図4に示すように、ねじ孔33の深さHを、その底部33aが、当接部材30の解体対象物への当接面30aから使用時間の経過により摩耗が進行した摩耗限界位置37に一致させている。このため、当接部材30の当接面30aにねじ孔33が露出した場合に作業員がこれを目視することにより、当接部材30が摩耗限界に達したことを知ることができる。
この当接部材30の摩耗限界を、開閉用油圧シリンダ24の伸長の限界、すなわち油圧シリンダ24の内部のピストンがロッド側の端板の内壁に接触するストロークエンドに達する直前の状態で左右の当接部材30、30が当接する程摩耗した状態に設定することにより、開閉用油圧シリンダ24がストロークエンドまで伸長することによって生じる油圧シリンダの破損を防止することができる。なお、この摩耗限界を表示する手段としては、ねじ孔33をめくら孔とせず、貫通した孔として、ボルト29の先端が当接面30aに露出した状態を摩耗限界とするものであってもよい。
このようなねじ孔33またはボルト29の長さを摩耗限界の表示手段として用いれば、摩耗限界を作業員に知らせるための特殊な加工やマークを施す必要がないという利点がある。
また、本発明を実施する場合、ボルト挿通孔36を挿通するための凹部を、一般的に使用されるクランプの椀形のクランプの外周面にボルト挿通孔36ごとに設けてもよいが、ボルト29の頭部を形成するための凹部を椀状の外周面にバイトにより切削加工する場合、曲面に対してバイトが斜めとなる姿勢で切削を行なうこととなり、バイトが曲面上で滑りやすくなるため、切削が困難となる。一方、この実施の形態のように、予め段部35を設けておけば、前記のボルト頭部収容のための凹部を曲面に設ける必要がなく、この段部35に対してドリルを垂直に当ててボルト挿通孔36を設けることができるため、ボルト挿通孔36の加工が容易となる。
図8は本発明の他の実施の形態であり、この実施の形態においては、当接部材30の外周面に摩耗限界を表示する溝39を設けたものである。この溝39の代わりに凹部を摩耗限界を表示するマークとして設けてもよい。
このような溝39や凹部を当接部材30の外周面に設ける構造とすれば、作業員は当接面が凹部または溝にどの程度近接したかの度合を目視により知ることができ、交換すべき時期が近づいたことを作業員に知らせることができるという利点がある。
また、この実施の形態においては、クランプ本体27の基端側中央にねじ孔40を設ける一方、開閉アーム21およびこの開閉アーム21の内面に設けたクランプ取付け座25にそれぞれボルト挿通孔41、42を設け、これらのボルト挿通孔41、42に挿通するボルト43をクランプ本体27のねじ孔40に螺合し締結することにより、クランプ26を開閉アーム21に着脱可能に取付けたものである。
この実施の形態においては、クランプ本体27も交換する必要が生じた場合に、このクランプ本体27も溶断や溶接を要することなく交換できるという利点がある。なお、このクランプ本体27の交換も可能とする構造は、クランプ本体27にフランジを設け、そのフランジと開閉アーム21に設けたボルト挿通孔にボルトを挿通してナットに螺合することにより、クランプ本体27を開閉アーム21に着脱可能に取付ける構造としてもよい。また、クランプ本体27の中心、クランプ取付け座25および開閉アーム21にボルト挿通孔を設け、これらのボルト挿通孔に挿通するボルトとこのボルトに螺合するナットにより、クランプ26を開閉アーム21に着脱するようにしてもよい。
本発明による把持装置の一実施の形態を示す解体機の斜視図である。 本実施の形態の把持装置のクランプを示す半断面平面図である。 本実施の形態の把持装置の当接部材をクランプ本体側から見た図である。 本実施の形態の当接部材の部分断面図である。 本実施の形態のクランプ本体を当接部材側から見た図である。 本実施の形態のクランプ本体の部分断面図である。 本実施の形態のクランプ本体と当接部材との組み合わせ状態を示す部分断面図である 本発明の他の実施の形態の把持装置のクランプを示す半断面平面図である。
1:自走式車両、2:把持装置、3:解体用作業具、4:作業用アーム、5:走行体、5a:走行体フレーム、5b:サイドフレーム、5c:駆動輪、5d:従動輪、5e:履帯、6:旋回体、7:油圧パワーユニット、8:運転室、9:カウンタウエイト、10:ブームシリンダ、11:ブーム、12:アームシリンダ、13:アーム、14:油圧シリンダ、15:支持フレーム、16:揺動フレーム、19:揺動用油圧シリンダ、21:開閉アーム、21:開閉アーム、24:開閉用油圧シリンダ、25:取付け座、26:クランプ、27:クランプ本体、29:ボルト、30:当接部材、31:凹部、32:凸部、33:ねじ孔、34:凹部、35:段部、36:ボルト挿通孔、37:摩耗限界位置、39:溝、40:ねじ孔、41、42:ボルト挿通孔、43:ボルト

Claims (4)

  1. 自走式車両の走行体フレームの前部に揺動用油圧シリンダにより上下方向に揺動可能に取付けられた揺動フレームと、この揺動フレームに開閉用油圧シリンダにより開閉可能に取付けられた左右の開閉アームと、これらの開閉アームの対向面にそれぞれ取付けられクランプとを備えた解体機の把持装置において、
    前記クランプを、前記開閉アームに取付けられるクランプ本体と、解体対象物への当接面を構成する当接部材とに分割すると共に、
    前記クランプ本体の外周面に、前記クランプ本体の前端側が基端側より大径となる段部を設け、
    この段部から前記クランプ本体の先端面にわたり貫通するボルト挿通孔を設け、
    このボルト挿通孔に前記ボルトを挿通して前記当接部材に設けたねじ孔に螺合することにより、前記当接部材を前記クランプ本体に固定したことを特徴とする解体機の把持装置。
  2. 請求項に記載の解体機の把持装置において、
    前記当接部材の摩耗限界位置を、前記ねじ孔の底部またはボルトの先端の位置に一致させたことを特徴とする解体機の把持装置。
  3. 請求項に記載の解体機の把持装置において、
    前記当接部材の外周面に、前記当接部材の摩耗限界位置を表示する溝または凹部を設けたことを特徴とする解体機の把持装置。
  4. 請求項またはに記載の解体機の把持装置において、
    前記開閉用油圧シリンダが最大に伸長したストロークエンドの直前で前記当接部材同士が当接する前記当接部材の当接面の位置を前記摩耗限界位置に設定したことを特徴とする解体機の把持装置。
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