JP6008350B2 - 解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置 - Google Patents

解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置 Download PDF

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本発明は、解体機のクランプアーム開閉に用いられる油圧シリンダに添設される配管装置に係わり、特にその作業対象物等による配管の損傷を防止する構造に関する。
自動車や各種廃棄物等の解体や分別を行なう解体機として、自走式車両の下部走行体のトラックフレームに、上下揺動フレームを介して一対のクランプアームを油圧シリンダにより左右に開閉可能に取付け、上部旋回体に破砕具を有する多関節構造の作業装置を取付けて構成したものがある(特許文献1参照)。この解体機は、被解体物をクランプアーム間に把持するかあるいはクランプアームにより被解体物を地面に押圧して固定しておき、多関節構造の作業用アームおよびその先端の破砕具を作動させて被解体物を切断あるいは裂断して解体や分別作業を行なうものである。
図8はこのような従来の解体機におけるクランプアームの取付け構造を示す平面図であり、15は下部走行体のトラックフレーム(図示せず)に上下揺動可能に取付けられた上下揺動フレーム、13はこの上下揺動フレーム15にピン20を中心に開閉可能に取付けられるクランプアームである。21は各クランプアーム13を開閉する油圧シリンダである。
各油圧シリンダ21は、そのチューブ(ボトム側)を上下揺動フレーム15にピン22により連結し、ピストンロッド21bを、クランプアーム13に設けたブラケット13aにピン23により連結して取付けられる。27はピストンロッド21bを保護するため、クランプアーム13の外面に取付けられたカバーである。30Xは油圧シリンダ21のロッド室に接続されるロッド室側配管であり、このロッド室側配管30Xは、この配管30Xを含めた油圧シリンダ21の構成をコンパクト化してピストンロッド21bのカバー27を小型化するため、油圧シリンダ21のクランプアーム13に対面する側に配置されている。
特開2008−173609号公報
このような解体機においては、作業中、作業装置の破砕具(図示せず)により破砕される被解体物の破片等がクランプアーム13上やその周辺部に落下することがある。一方、クランプアーム13はこれを開閉する際、図8の上段側に示すように、クランプアーム13が開いた状態ではカバー27によって油圧シリンダ21と共にロッド室側配管30Xが覆われるので、油圧シリンダ21やロッド室側配管30Xとクランプアーム13との間への被解体物の破片等の侵入が防止される。
しかしながら、図8の下段側に示すように、油圧シリンダ21が伸長した状態では、油圧シリンダ21のチューブ21aやロッド室側配管30Xは露出する。このため、被解体物の破片等がロッド室側配管30Xに落下すると、このロッド室側配管30Xやそのチューブ21aへの溶接による固定部が損傷するおそれがあった。
また、隙間31に被解体物の破片等が挟まると、油圧シリンダ21の伸縮に伴い、その破片等がロッド室側配管30Xとクランプアーム13との間、または上下揺動フレーム15との間で挟持され、ロッド室側配管30Xが押圧されてロッド室側配管30Xやその固定部が損傷するおそれがあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、解体機の処理対象物によるロッド室側配管やそのチューブへの固定部の損傷が回避できる構成の解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置を提供することを目的とする。
請求項1の解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置は、
解体機の下部走行体のトラックフレームに上下揺動フレームが取付けられ、
この上下揺動フレームに左右に開閉可能な一対のクランプアームが取付けられ、
各クランプアームの外側における各クランプアームと前記上下揺動フレームとの間にクランプアーム開閉用の油圧シリンダがそれぞれ取付けられて被解体物の把持装置が構成され、
前記各クランプアームの外側に、前記油圧シリンダのピストンロッドを覆うカバーが取付けられた解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置において、
前記油圧シリンダのロッド室側配管の両端のチューブへの固定部が、前記クランプアームに対面する油圧シリンダの側面に配置されると共に、前記両端の固定部間の直線部が、平面視において、前記チューブの上方に重ならせて配置されており、かつ前記固定部と前記直線部との間に、前記チューブの外周に沿うように曲成された曲成部が設けられていることを特徴とする。
請求項解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置は、請求項に記載の解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置において、
前記ロッド室側配管の両端、前記油圧シリンダのチューブに着脱可能に取付けられることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、油圧シリンダのチューブに添設されるロッド室側配管を、その配管の両端のシリンダへの固定部より、両端固定部間の直線部がチューブの上側に寄るように曲成したので、作業機の作業対象物がロッド室側配管に衝突したとしても、衝突によってロッド室側配管に作用する力が、ロッド室側配管が曲成されていることによって分散され、ロッド室側配管やその油圧シリンダへの固定部が損傷することが回避される。
また、作業対象物がロッド室側配管と解体機のクランプアームや上下揺動フレームとの間に挟まれたとしても、ロッド室側配管が曲成されているので、挟持によってロッド室側配管に作用する曲げ力が緩和され、ロッド室側配管の変形、損傷、および配管変形に伴う配管の固定部の損傷が回避される。
また、ロッド室側配管を、両端のチューブへの固定部と、中間の直線部と、この中間の直線部と前記固定部との間にあって、チューブ外周面に沿うように曲成された曲成部とにより構成したので、ロッド室側配管の曲成部が、チューブの軸心方向に対して直交する場合に比較して長くなり、作業対象物等の落下物がロッド伸縮用配管に衝突した際の衝撃の緩和作用がより良好に発揮され、ロッド室側配管やそのチューブへの固定部の損傷がより良好に回避される。
また、ロッド室側配管の両端の固定部を、油圧シリンダの側面に配置すると共に、ロッド室側配管の両端固定部間の部分の直線部を、平面視において、チューブの上方に重ならせて配置したので、上方からの落下物がロッド室側配管に衝突した場合に、その衝撃をロッド室側配管より強度の大きなチューブで間接的に受けることができ、ロッド室側配管の損傷をより良く回避することができる。
また、前記ロッド室側配管の両端の油圧シリンダへの固定部を前記クランプアームの外側の面に対面する箇所に配置したので、ロッド室側配管を含めた油圧シリンダの占有スペースを外側に張り出させることなく、省スペースで構成することができ、油圧シリンダのピストンロッドのカバーを設ける場合も、カバーを大型化することなく、コンパクトに構成することができる。
また、平面視においてロッド室側配管の直線部がチューブの上方に重なる構成を採用するので、落下物による衝撃に対して損傷しにくい構成が実現できるのみならず、油圧シリンダとクランプアーム間に挟まる落下物等が油圧配管とクランプアームとの間に挟まる頻度が減少し、ロッド室側配管の損傷をより良く回避することができる。
請求項の発明によれば、ロッド室側配管が損傷した際に、配管のみを交換することができるので、油圧シリンダを廉価に修理することができる。
本発明を適用する作業機の一例である解体機を示す側面図である。 図1の解体機の被解体物把持装置を示す側面図である。 本発明の油圧シリンダの配管装置の一実施の形態を、図1の解体機における被解体物把持装置について示す平面図である。 図3の要部拡大平面図である。 (A)は本実施の形態の油圧シリンダを示す平面図、(B)は(A)のE矢視図である。 (A)は図5(A)のF拡大矢視図、(B)はその変形例を示す(A)相当図である。 本実施の形態のロッド室側配管のロッド側固定部の構造を示す一部断面平面図である。 従来の油圧シリンダの配管装置を示す図4相当平面図である。
図1は本発明の油圧シリンダの配管装置を適用する作業機の一例である解体機を示す側面図である。この解体機は、下部走行体1上に旋回装置2を介して旋回フレーム3を設置し、この旋回フレーム3にパワーユニット4や運転室5を搭載して上部旋回体を構成する。この旋回フレーム3に解体用の作業装置6を取付ける。
この解体用の作業装置6は、旋回フレーム3にブームシリンダ8aにより起伏可能に取付けられたブーム8と、このブーム8の先端にアームシリンダ9aにより回動可能に取付けられたアーム9と、このアーム9の先端に作業具シリンダ10およびリンク機構11により回動可能に取付けられた解体用破砕装置12とを備える。この破砕装置12はアーム9に回動可能に取付けられたブラケット12aに旋回装置12bを介して旋回フレーム12cを取付け、この旋回フレーム12cに、一対の破砕爪12d,12eを、内蔵する油圧シリンダ(図示せず)により開閉可能に取付けたものである。
13は下部走行体1のトラックフレーム1aに取付けられたクランプアームである。図2はこの解体機の被解体物把持装置を構成するクランプアーム13の取付け構造を示す側面図、図3はその平面図、図4は図3の部分拡大平面図である。図2において、14はトラックフレーム1aに固定して取付けられた支持フレーム、15はクランプアーム13を取付ける上下揺動フレームであり、この上下揺動フレーム15は支持フレーム14にピン17を中心として油圧シリンダ18により上下揺動可能に取付けられる。
図3、図4に示すように、対をなすクランプアーム13,13は、上下揺動フレーム15にピン20,20を中心として左右に開閉可能に取付けられる。21は各クランプアーム13を開閉するための油圧シリンダであり、この油圧シリンダ21は、そのチューブ21aのボトムをピン22により上下揺動フレーム15に連結し、ピストンロッド21bを、クランプアーム13の外面に設けたブラケット13aにピン23により連結して取付けられる。
24はクランプアーム13の対向面に設けた被解体物把持用カップであり、油圧シリンダ21の伸長により、左右のカップ24,24間でエンジンや各種廃棄物等の被解体物を把持するものである。25はクランプアーム13,13間で被解体物を割るための先端を先鋭にした割り具26を取付けるための取付け座である。
27は油圧シリンダ21のピストンロッド21bを保護するカバーであり、このカバーはピストンロッド21bを覆うコ字形の断面形状を有し、図4に示すように、このカバー27は、クランプアーム13の外面に設けたブラケット28にボルト29によって取付けられる。30は油圧シリンダ21のクランプアーム13側の面に添設されたロッド室側配管であり、油圧シリンダ21のロッド室に接続されるものである。ピストンロッド21bのカバー27は、油圧シリンダ21の伸長の度合に係わらず、ピストンロッド21bを覆うが、油圧シリンダ21が伸長した状態ではチューブ21aが露出する。したがって図4の下段側に示すように、油圧シリンダ21が伸長した状態では油圧シリンダ21に添設されるロッド室側配管30も露出する。
このように、ロッド室側配管30が露出した状態では、チューブ21aとクランプアーム13および上下揺動フレーム15との間に隙間31が生じる。このため、この隙間31に被解体物の破片等が落下すると、油圧シリンダ21の伸縮に伴い、油圧シリンダ21とクランプアーム13および上下揺動フレーム15との間で挟持されることがある。
そこで本実施の形態においては、図4に示すようにロッド室側配管30を曲成された構造に構成する。図5(A)は油圧シリンダ21の平面図、図5(B)はそのE矢視図、図6(A)は図5(A)のF拡大矢視図、図7はロッド室側配管30のロッド側固定部33を示す一部断面平面図である。図5(A)、(B)において、21cは油圧シリンダ21のボトム部側ボス、21dはピストンロッド21b側ボス,21eはチューブ21aのボトム室に接続される油圧配管41(図4参照)の接続口である。図4において、42はロッド室側配管30に接続される油圧配管である。
図5(A)、(B)に示すように、ロッド室側配管30は、ボトム側の固定部32と、ロッド側の固定部33とにより、チューブ21aに固定される。これらの固定部32,33は、チューブ21aの内側の面、すなわちクランプアーム13の外面側に対面する。この実施の形態のロッド伸縮用配管30は、固定部32,33近傍の直線部30a,30bと、中間の直線部30cと、この中間の直線部30cと両端の直線部30a,30bとの間の曲成部30d,30eとからなる。曲成部30d,30eは、図6(A)に示すように、チューブ21aの軸心方向に見てチューブ21a側に寄るように上方に曲成、固定部32,33の直線部30a,30bと位置を異ならせている。
図5(A),(B)に示すように、平面視および側面視において、曲成部30d,30eは、チューブ21aの軸心方向に対して傾斜して配置される。α,βはそれぞれ平面視、側面視におけるチューブ21aに対する曲成部30d,30eの傾斜角である。
本実施の形態においては、チューブ21aの軸心方向に見て曲成部30d,30eがチューブ21aの外周面に沿うように形成する。この、外周面に沿う態様としては、図6(A)に示すロッド室側配管30は、曲成部30d(30eも同様)が、チューブ21aの軸心方向に見て、チューブ21aの外周の弧状面の接線方向となるように、直線状に形成する態様以外に、図6(B)に示すように、この曲成部30d,30eを、チューブ21aの軸心方向に見て、チューブ21aの外周の弧状面と同様に弧状に曲成する態様がある。
ボトム側固定部32は、図5(A)、図6(A)、(B)に示すように、チューブ21aに溶接したクランプ受け座34とこの受け座34とロッド室側配管30の直線部30aを挟む配管固定用クランプ35と、クランプ35のボルト挿通孔35aに挿通して受け座34のねじ孔34aに螺合し締結するボルト36とからなり、ボルト36を外すことにより、ロッド室側配管30をクランプ35と共に受け座34から外すことができる。
ロッド側固定部33は、図7に示すように、内部に油路37aを有し、チューブ21aのロッド側端部に溶接された配管接続用のブロック37と、このブロック37に設けられたねじ孔37bに一方の雄ねじ部38aを螺合し締結して固定された接続管38と、ロッド室側配管30の直線部30bの端部に取付けられた接続管39と、この接続管
39に回動可能に、かつ接続管39に抜け出し不能に嵌合されると共に、固定側の接続管38の雄ねじ38bに螺合されるナット40とからなる。この固定部33は、ナット40を締め方向、緩め方向に回すことによって、接続管39と共にロッド室側配管30をブロック37に接続したり、このブロック37から外すことができる。
本実施の形態においては、図5(A)、(B)、図6(A)、(B)に示すように、油圧シリンダ21のチューブ21aに添設されるロッド室側配管30を、その配管の両端のシリンダへの固定部より、両端固定部間の部分がチューブ21aの軸心方向に見てチューブ21aの外周に沿うように曲成したので、被解体物の破片等がロッド室側配管30に衝突したとしても、衝突によって配管に作用する力が、ロッド室側配管が曲成部30d,30eで曲成されていることによって分散され、ロッド室側配管30やその油圧シリンダ21への固定部32,33に作用する力が低減され、固定部32,33が損傷することを回避することが可能となる。
また、被解体物の破片等がロッド室側配管30とクランプアーム13や上下揺動フレーム15との間に挟まれたとしても、ロッド室側配管30が曲成されているので、挟持によってロッド室側配管30に作用する曲げ力が緩和され、ロッド室側配管30の変形、損傷が回避されると共に、固定部32,33の損傷が回避される。
また、本発明を実施する場合、曲成部30d,30eはチューブ21aの軸心方向に対して直交する方向に設けてもよいが、図5(A)、(B)に示すように、曲成部30d,30eを、チューブ21aの軸心方向に対して傾斜させて形成したことにより、曲成部30d,30eの長さが長くなり、破片等の落下物の衝突による衝撃の緩和作用がより良好に発揮され、ロッド室側配管30の損傷や固定部32,33の損傷がより良好に回避される。
また本実施の形態においては、ロッド室側配管30の両端の固定部32,33を、油圧シリンダ21の側面に配置すると共に、図5(A)の平面図に示すような平面視において、ロッド室側配管30の固定部32,33の間の部分を、チューブ21aの上方に一部重ならせて配置したので、上方からの落下物がロッド室側配管30に衝突した場合に、その衝撃をロッド室側配管30より強度の大きなチューブ21aで間接的に受けることができ、ロッド室側配管30の損傷をより良く回避することができる。
また、本実施の形態においては、解体機のクランプアーム13の開閉用油圧シリンダ21に採用し、ロッド室側配管30の両端の油圧シリンダ21への固定部32.33をクランプアーム13の外側の面に対面する箇所に配置すると共に、直線部30cや曲成部30d,30eをチューブ21aの上面側に配置したので、ロッド室側配管30を含めた油圧シリンダの占有スペースを外側に張り出させることなく、省スペースで構成することができる。油圧シリンダ21のカバー27を設ける場合も、カバー27を大型化することなく、すなわち従来のものより把持装置の幅を拡げることなくコンパクトに構成することができる。
また、ロッド室側配管30の固定部32,33の間の部分が、チューブ21aの上方に位置するので、前述のように被解体物等の落下物による衝撃に対して損傷しにくい構成が実現できるのみならず、油圧シリンダ21とクランプアーム13間に挟まる落下物等がロッド室側配管30とクランプアーム13との間に挟まる頻度が減少し、ロッド室側配管30の損傷をより良く回避することができる。
また、本実施の形態においては、固定部32,33において、ロッド室側配管30を着脱可能に構成したので、ロッド室側配管30が損傷した際に、配管30のみを交換することにより、油圧シリンダ21を廉価に修理することができる。
以上本発明を実施の形態により説明したが、本発明は、解体機におけるクランプアーム開閉用の油圧シリンダ以外の他の作業機の油圧シリンダにも適用できる。本発明の油圧シリンダの配管装置は、特にロッド室側配管と他の構成部品または障害物との間に落下物等が挟持される可能性があるものに適用する場合に有効な効果を発揮するものである。また本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、付加を行なうことができる。
1:下部走行体、1a:トラックフレーム、2:旋回装置、3:旋回フレーム、4:パワーユニット、5:運転室、6:作業装置、13:クランプアーム、14:支持フレーム、15:上下揺動フレーム、17:ピン、18:油圧シリンダ、20:ピン、21:油圧シリンダ、21a:チューブ、21b:ピストンロッド、22,23:ピン、24:被解体物把持用カップ、25:割り具取付け座、27:ピストンロッド保護カバー、30:ロッド室側配管、30a,30b,30c:直線部、30d,30e:曲成部、31:隙間、32,33:固定部、34:クランプ受け座、35:配管固定用クランプ、36:ボルト、37:ブロック、38,39:接続管、40:ナット

Claims (2)

  1. 解体機の下部走行体のトラックフレームに上下揺動フレームが取付けられ、
    この上下揺動フレームに左右に開閉可能な一対のクランプアームが取付けられ、
    各クランプアームの外側における各クランプアームと前記上下揺動フレームとの間にクランプアーム開閉用の油圧シリンダがそれぞれ取付けられて被解体物の把持装置が構成され、
    前記各クランプアームの外側に、前記油圧シリンダのピストンロッドを覆うカバーが取付けられた解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置において、
    前記油圧シリンダのロッド室側配管の両端のチューブへの固定部が、前記クランプアームに対面する油圧シリンダの側面に配置されると共に、前記両端の固定部間の直線部が、平面視において、前記チューブの上方に重ならせて配置されており、かつ前記固定部と前記直線部との間に、前記チューブの外周に沿うように曲成された曲成部が設けられていることを特徴とする解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置。
  2. 請求項に記載の解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置において、
    前記ロッド室側配管の両端、前記油圧シリンダのチューブに着脱可能に取付けられることを特徴とする解体機のクランプアーム開閉用の油圧シリンダの配管装置。
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