JP4934309B2 - 液体口腔用組成物 - Google Patents

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本発明は、殺菌剤の歯や口腔粘膜への吸着性に優れ、異味が少なく、安定性の良好な液体口腔用組成物に関する。
塩化ベンゼトニウムや塩化セチルピリジニウム等のカチオン性殺菌剤は、口腔細菌に対する殺菌活性が高く、かつ歯牙や口腔粘膜などの口腔組織表面へ吸着しやすい性質を有し、歯垢や舌苔などのバイオフィルムの形成を防ぐことから、多くの口腔用組成物に配合されている。
一方、カチオン性殺菌剤は一般的に苦味等の異味が強いことから、これをマスキングし使用感を高めるために油溶性香料が併用されている。油溶性香料を配合する場合には、可溶化剤としてアニオン系やノニオン系界面活性剤が必須成分として配合されているが、界面活性剤や油溶性香料はカチオン性殺菌剤の殺菌活性や歯牙や口腔粘膜などの口腔組織表面へ吸着性を低下させることが多い。そこで、このような不都合を解消する方法として油溶性香料や界面活性剤を配合しない技術(特許文献1)の報告があるが、この技術は、香料として水溶性香料を使用するため清涼感に欠けるとともに、香味タイプの自由度が少ないなどの問題点があった。また、油溶性香料を少量の界面活性剤で可溶化する技術(特許文献2)が提案されているが、この場合ポリオキシエチレン付加ノニオン系界面活性剤を使用しているため、カチオン性殺菌剤の歯牙や口腔粘膜などの口腔組織表面へ吸着は必ずしも充分とはいえない。さらに、ノニオン界面活性剤であるポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを配合することで殺菌剤の効果を発揮させるための技術(特許文献3)が提案されているが、当該界面活性剤の可溶化力の問題から、透明でかつ安定な液体組成物を得るために必要な界面活性剤の含有量では、油溶性香料の清涼感を損ねるという問題点があった。
特開平7−101842号公報 特開2001−302478号公報 特開平4−202121号公報
本発明の目的は、カチオン性殺菌剤を含有し、当該殺菌剤の歯牙や口腔粘膜などの口腔組織表面への吸着性に優れ、かつ長期間の安定性の良好な液体口腔用組成物を提供することにある。
そこで本発明者は、カチオン性殺菌剤の異味をマスキングすべく油溶性香料を配合した口腔用組成物において、当該組成物を用いた場合のカチオン性殺菌剤の歯牙等への吸着性について種々検討した結果、通常ノニオン界面活性剤は殺菌剤の吸着性を低下させると考えられていたにもかかわらず、糖脂肪酸エステルとポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びソルビタン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる1種又は2種以上とを組み合せて配合すれば、カチオン性殺菌剤の歯牙等への吸着性が飛躍的に向上し、苦味等が少なく、かつ安定性の良好な液体口腔用組成物が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D)、
(A)油溶性香料
(B)カチオン性殺菌剤
(C)糖脂肪酸エステル
(D)ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びソルビタン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる1種又は2種以上
を含有する液体口腔用組成物を提供するものである。
本発明の液体口腔用組成物を用いれば、カチオン性殺菌剤が歯牙や口腔粘膜等の口腔組織表面に多量に吸着するため強い殺菌力が得られることから、歯垢や舌苔などのバイオフィルムの形成を強く抑制でき、結果的にむし歯、歯周病、口臭などの口腔トラブル予防効果に優れている。また、苦味などの異味が少ないので継続使用でき、さらに長期安定性も良好である。
本発明の液体口腔用組成物に用いられる(A)油溶性香料は、カチオン性殺菌剤の苦味などの異味をマスキングするものであり、ClogPが−0.5〜6の香料、好ましくはClogPが0.2〜5の香料である。ClogP値とは、有機化合物の水と1-オクタノールに対する親和性を示す係数であり、1-オクタノール/水の分配係数Pは、1-オクタノールと水の2液相の溶媒に微量の化合物が溶質として溶け込んだときの分配平衡で、それぞれの溶媒中における化合物の平衡濃度の比であり、底10に対するそれらの対数logPの形で示すのが一般的である。多くの化合物のlogP値が報告されており、Daylight Chemical Information Systems, Inc.(Daylight CIS)などから入手しうるプログラム“CLOGP”で計算できる。またDaylight CISのデータベースには多くの値が掲載されている。
“CLOGP”は、Hansch Leoのフラグメントアプローチにより算出される計算logP(ClogP)の値を使用したものである。ここでフラグメントアプローチは、化合物の化学構造に基づいており、原子の数及び化学結合のタイプを考慮している(cf. A. Leo Comprehensive Medicinal Chemistry, Vol.4C. Hansch, P. G. Sammens, J. B Taylor and C. A. Ramsden, Eds., P.295, Pergamon Press, 1990)。
このClogP値は現在最も汎用的で信頼できる推定値であるので、化合物の選択に際して実測のlogP値の代わりに用いることができる。本発明では、logPの実測値があればそれを、無い場合にはプログラムCLOGP v4.01により計算したClogP値を用いる。
当該成分(A)としては、メントール、カルボン、アネトール、オイゲノール、シネオール、チモール、サリチル酸メチル、プレゴン、メントン、ピネン、リモネン、メンチルアセテート等の合成香料の他に、ペパーミント油、スペアミント油、ハッカ油等のミント油、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライムなどの柑橘油、ユーカリ、セージ、ローズマリー、タイム、ローレル、バジル、シソ、ベイ、エストラゴン、パセリ、セロリ、コリアンダー等のハーブ油、シナモン、ペッパー、ナツメグ、メース、クローブ、ジンジャー、カルダモン、アニスなどのスパイス油などのような天然精油、アップル、バナナ、メロン、グレープ、ピーチ、ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックカラント、ライチ、スターフルーツ、パッションフルーツ、プラム、パイナップル、マスカットなどのフルーツフレーバーなどを用いることができる。これら油溶性香料の中でも、口腔内へ清涼感やさわやかさを付与するという点からメントール、カルボン、ペパーミント油、スペアミント油、ハッカ油、サリチル酸メチル、シネオール、リモネン、ピネンが特に好ましい。これらの油溶性香料は1種又は2種以上を組み合せて用いられる。
成分(A)は、カチオン性殺菌剤の異味のマスキング効果を得る点から、本発明液体口腔用組成物中に0.1〜2質量%、さらに0.2〜1質量%、特に0.3〜0.7質量%含有するのが好ましい。
(B)カチオン性殺菌剤は、口腔組織表面、例えば歯牙表面、口腔粘膜(歯ぐきを含む)等に吸着し、むし歯、歯周病、口臭等の原因となる菌に対して殺菌作用を有するものであり、第四級アンモニウム化合物、ビグアニド系化合物等が挙げられる。第四級アンモニウム化合物に属する殺菌剤としては、例えば塩化セチルピリジニウム、塩化デカリニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化アルキルジメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化メチルベンゼトニウム、塩化ラウロイルコラミノホルミルメチルピリジニウム等が挙げられる。また、ビグアニド系化合物に属する殺菌剤としては、例えばクロルヘキシジンおよびその塩を挙げることができ、好ましくはグルコン酸クロルヘキシジンおよび塩酸クロルヘキシジンである。成分(B)として、上記殺菌剤を1種又は2種以上組み合わせて用いることができるが、殺菌作用及び味の点から、本発明液体口腔用組成物中に0.001〜0.5質量%、さらに0.005〜0.2質量%含有するのが好ましい。
(C)糖脂肪酸エステルとは、糖の炭素数が6〜18の糖脂肪酸エステル、好ましくは糖の炭素数が10〜14の糖脂肪酸エステル、さらに好ましくは糖の炭素数が12の糖脂肪酸エステルであり、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステル等を挙げることができる。これらの糖脂肪酸エステルは、カチオン性殺菌剤の歯牙等への吸着量を飛躍的に向上させる作用を有する。当該糖脂肪酸エステルの脂肪酸部分としては、炭素数6〜24の飽和又は不飽和脂肪酸が挙げられ、具体的にはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸等が挙げられる。成分(C)は、前記吸着力向上効果、安定性及び味の点から、本発明液体口腔用組成物中に0.01〜2質量%、さらに0.05〜1質量%、特に0.1〜0.8質量%含有するのが好ましい。
前記成分(C)と組み合せて使用したときに、(D)ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及び/又はソルビタン脂肪酸エステルは味及び安定性を向上させる作用を有する。特にポリグリセリン脂肪酸エステルは、カチオン性殺菌剤の歯牙等への吸着量向上の点から好ましい。ここで、ポリグリセリン脂肪酸エステルのグリセリンの縮合度は2〜20、さらに5〜12が好ましい。また、脂肪酸部分としては、炭素数6〜24の飽和又は不飽和脂肪酸が挙げられ、安定性の点からラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸の脂肪酸が好ましい。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のポリオキシエチレンの重合度は、5〜120、さらに10〜100が好ましい。ソルビタン脂肪酸エステルの脂肪酸部分としては、炭素数6〜24の飽和又は不飽和脂肪酸が挙げられ、安定性の点からラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸の脂肪酸が好ましい。これらのポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ソルビタン脂肪酸エステルは単独で配合してもよいし、併用して配合してもよい。成分(D)は、味及び安定性、特に安定性の点から本発明液体口腔用組成物中に0.001〜2質量%、さらに0.005〜1質量%、特に0.01〜0.8質量%含有するのが好ましい。安定性、カチオン性殺菌剤の歯牙等への吸着量向上の点から成分(C)と成分(D)の含有量は、質量比で30:1〜1:10、さらには10:1〜1:5であることが好ましい。
本発明の液体口腔用組成物には、さらに殺菌効果、清涼感を向上させる点から、エタノールを配合するのが好ましい。エタノールの含有量は、液体口腔用組成物中に0.5〜30質量%、さらに1〜20質量%、特に4〜15質量%が好ましい。
さらに本発明の液体口腔用組成物中は、アニオン界面活性剤、成分(C)及び(D)以外のノニオン界面活性剤、糖アルコール、粘結剤、多価アルコール、緩衝剤、その他の薬効剤、甘味剤、水等を含有することができる。
アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル塩;ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルアミノ酸塩;ラウロイルメチルタウリンナトリウム等のアシルタウリン塩;ヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム塩等の脂肪酸エステルスルホン酸塩等が挙げられる。
これらのアニオン界面活性剤の含有量は、刺激及びカチオン性殺菌剤の歯牙等への吸着の点から、液体口腔用組成物中に0.01質量%以下(0〜0.01質量%)が好ましい。
本発明に用いられる糖アルコールとしては、エリスリトール、キシリトール、リビトール、アラビトール、ガラクチトール、ソルビトール、マンニトール、マルチトール、パラチニット、ラクチトール、マルトトリイトール、イソマルトトリイトール、マルトテトライトール、イソマルトテトライトール、還元水あめ類等が挙げられるが、このうちバイオフィルム形成抑制の点でエリスリトール、キシリトール、パラチニットが好ましい。糖アルコール中のエリスリトール、キシリトール及びパラチニットの含有量の合計(質量比)は、1/2以上となることが好ましく、さらに好ましくは2/3以上である。
これらの糖アルコールは、良好な清涼感、異味・異臭防止作用を得る点から、本発明液体口腔用組成物中に4〜50質量%、さらに5〜35質量%、特に6〜20質量%含有するのが好ましい。
粘結剤としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール等のアルギン酸誘導体、カラギーナン、キサンタンガム、ジュランガム、トラガントガム、カラヤガム等のガム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー等の合成粘結剤、シリカゲル、ビーガム、ラポナイト等の無機粘結剤、デキストリン、還元デキストリン等の澱粉分解物等が挙げられる。これらは1種又は2種以上を混合して用いることができる。
多価アルコールとしては、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール等が挙げられる。緩衝剤としては、クエン酸及びその塩、リンゴ酸及びその塩、リン酸及びその塩等が挙げられる。甘味剤としては、サッカリンナトリウム、アセスルファームカリウム、ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリラルチン、ソウマチン、アスパラチルフェニルアラニルメチルエステル、スクラロース等が挙げられる。その他の薬効剤としてはトラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸等の抗プラスミン剤、アスコルビン酸、トコフェロールエステル等のビタミン類、グリチルリチン塩類、アラントイン類、オウバク、オウゴン、カミツレ、ラタニア、ミルラ等の植物抽出物、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、塩化リゾチーム等の酵素、モノフルオロリン酸ナトリウム等のアルカリ金属モノフルオロフォスフェート、フッ化ナトリウム、フッ化第1錫等のフッ化物、塩化ナトリウム、硝酸カリウム、炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩等の塩類、銅クロロフィリンナトリウム、グルコン酸銅、塩化亜鉛、ゼオライト、水溶性無機リン酸化合物、乳酸アルミニウム等の1種又は2種以上が挙げられる。
本発明の液体口腔用組成物は、液体歯磨、水歯磨、洗口液、マウススプレー、うがい薬等として適用できる。
表1および表2に示す洗口液を調製し、下記の方法で安定性試験、香味試験および殺菌剤の歯牙への吸着試験を行った。なお、いずれの洗口液もメントール等の香料を界面活性剤を含有する水に溶解した後、エリスリトール水溶液と混合して製造した。
表2中の実施例1及び実施例5は参考例であって、特許請求の範囲に包含されるものではない。
[安定性試験]
洗口液を調整後、50℃にて2週間放置したときの、液の性状を下記に示す判定基準にて評価した。
判定基準
◎:透明
○:やや透明
△:透明ではないが分離なし
×:分離
[苦味試験]
洗口液10mLで30秒間含嗽し吐き出したときに口の中に残る苦味を下記に示す判定基準にて判定した。
判定基準
◎:苦くない
○:わずかに苦い
△:やや苦い
×:かなり苦い
[殺菌剤の吸着試験]
歯牙のモデルとしてエナメル質の主成分であるハイドロキシアパタイト(HA)粉末(太平化学産業;以下、HAと略す)を用いた。10mgのHAを表1および表2に示す各洗口液1mLに30秒間浸漬後、イオン交換水2mLにて洗浄し、HAに吸着した殺菌剤を65%アセトニトリル溶液で抽出したものを高速液体クロマトグラフィ(ODSカラム:Superspher100(関東化学製)、流速:1mL/min、測定波長:210nm)にて定量し、吸着量を算出した。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油:ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油
糖脂肪酸エステル:ショ糖ミリスチン酸エステル
ポリグリセリン脂肪酸エステル:ポリグリセリンミリスチン酸エステル(縮合度10)
ソルビタン脂肪酸エステル:ソルビタンステアリン酸エステル
香料:メントール+シネオール+スパイス油
表1及び表2の結果より、カチオン性殺菌剤と油溶性香料を含有した系に、糖脂肪酸エステルを配合すると、殺菌剤の吸着性が飛躍的に向上することがわかる。このような吸着性向上効果は、糖脂肪酸エステルに特異的である。そして、その系にポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油又はソルビタン脂肪酸エステルを配合すると殺菌剤の吸着性、組成物の味、安定性に優れた洗口液を得ることができる。

Claims (5)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D)、
    (A)油溶性香料 0.1〜2質量%
    (B)カチオン性殺菌剤 0.001〜0.5質量%
    (C)糖脂肪酸エステル 0.01〜1質量%
    (D)ポリグリセリン脂肪酸エステル 0.001〜1質量%
    を含有する液体口腔用組成物(ただし、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する場合を除く)
  2. さらにエリスリトールを含有する請求項1に記載の液体口腔用組成物。
  3. アニオン界面活性剤が口腔用組成物中に0.01質量%以下である請求項1又は2に記載の液体口腔用組成物。
  4. さらにエタノールを含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体口腔用組成物。
  5. 成分(C)と成分(D)の含有量の質量比が30:1〜1:10である請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体口腔用組成物。
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