JP6125818B2 - 液体口腔用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、液体口腔用組成物に関する。
口腔内の汚れは、その多くが口内細菌やタンパク質に因るものであり、これらが十分に除去しきれずに口腔内に残存していると、ネバツキや口臭のほか、虫歯等の原因ともなり、また不快感が増大するおそれもある。これら口腔内の汚れは、加齢とともに増大する傾向にあり、より簡便で効率的に除去することが望まれている。
こうしたなか、口腔用組成物には、種々の用途に応じた性能を付与するため、多種多様の成分が含有されており、トリクロサンやイソプロピルメチルフェノール、トコフェロール等の非イオン性の油溶性成分も広く用いられ、かかる油溶性成分と種々の界面活性剤を併用した組成物も知られている。例えば、特許文献1には、イソプロピルメチルフェノール等のフェノール系殺菌剤に、アニオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤を特定の量比で併用する口腔用組成物が開示されており、かかる殺菌剤の溶解性や安定性の向上を図っている。また、特許文献2には、殺菌剤と、カチオン性界面活性剤及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を特定の量比で併用した歯磨剤組成物が開示されており、容器への殺菌剤の吸着を抑制して高い殺菌力を保持し得ることが記載されている。
一方、特許文献3には、非水溶性殺菌剤を含み得る油溶性成分と、ポリグリセリン脂肪酸エステルやショ糖脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤と、微量の陰イオン界面活性剤を含有する液状口腔用組成物が開示されており、低温保存下における安定性や低刺激性の実現を図っている。
特開平11−322554号公報 特開2005−179266号公報 特開2001−72559号公報
しかしながら、いずれの文献に記載の組成物であっても、非イオン性の油溶性成分の安定化を図ることは可能であるものの、タンパク質汚れに対する高い洗浄性能を発揮するには、依然として改善の余地があり、口内細菌やタンパク質に因る口腔内の汚れを十分に除去するまでには至らない。なかでも、液状口腔用組成物において非イオン性の油溶性成分を用いる場合、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を併用すると、かかる非イオン性油溶性成分の安定性を確保する上では有効である一方、洗浄性能の低下を招く可能性もあり、タンパク質汚れに対する洗浄力の向上を図るには未だ不十分である。
したがって、本発明は、非イオン性油溶性成分の安定性を確保しつつ、タンパク質汚れに対する洗浄性能を高めることができる液体口腔用組成物に関する。
そこで本発明者は、非イオン性の油溶性成分と、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含む3種の非イオン性界面活性剤を特定の含有量として水とともに併用しつつ、これら非イオン性界面活性剤が特定の質量比となるようにすることで、非イオン性油溶性成分の保存安定性を高めることができるとともにタンパク質汚れに対する洗浄性能の向上を図ることができる液体口腔用組成物が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(E):
(A)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量%以上1.2質量%以下
(B)ショ糖脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルから選ばれる非イオン性界面活性剤 0.01質量%以上0.2質量%以下
(C)ポリグリセリン脂肪酸エステル 0.01質量%以上0.5質量%以下
(D)非イオン性油溶性成分
(E)水
を含有し、かつ成分(B)と成分(C)の含有量の合計に対する成分(A)の含有量の質量比(A/(B+C))が0.2以上40以下である液体口腔用組成物に関する。
本発明の液体口腔用組成物によれば、非イオン性油溶性成分の保存安定性を高めることができるので、かかる非イオン性油溶性成分の経時的な残存量の低下を効果的に抑制することができるとともに、タンパク質汚れを十分に除去し得る高い洗浄力を発揮することもできるので、口内細菌やタンパク質に因る口腔内の汚れや粘つき、口臭等を簡便で効率的に取り除くことが可能である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の液体口腔用組成物は、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(A)を0.1質量%以上1.2質量%以下含有する。かかる成分(A)を上記範囲の量で含有し、かつ後述するように成分(B)及び成分(C)との間で特定の質量比を有することにより、成分(B)及び成分(C)によるタンパク質汚れに対する洗浄性能の低下を防止しつつ、後述する成分(D)の非イオン性油溶性成分の保存安定性を有効に高めることができる。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油におけるエチレンオキシ基の平均付加モル数は、成分(D)の保存安定性を高める観点から、好ましくは20〜100モルであり、より好ましくは40〜80モルである。
成分(A)の含有量は、成分(D)の保存安定性及び分散性の観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、0.1質量%以上であって、好ましくは0.2質量%以上であり、より好ましくは0.3質量%以上である。成分(A)の含有量は、タンパク質汚れに対する高い洗浄力を良好に確保する観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、1.2質量%以下であって、好ましくは1質量%以下であり、より好ましくは0.8質量%以下である。また、成分(A)の含有量は、本発明の液体口腔用組成物中に、0.1〜1.2質量%であって、好ましくは0.2〜1質量%であり、より好ましくは0.3〜0.8質量%である。成分(A)の含有量は、洗浄性と低温保存安定性と味のバランスの観点からは、好ましくは0.5〜1.2質量%であり、より好ましくは0.5〜1.0質量%であり、さらに好ましくは0.5〜0.8質量%である。一方、刺激を低減しつつ洗浄性能をさらに向上する観点からは、成分(A)の含有量は好ましくは0.1質量%以上0.5質量%未満であり、より好ましくは0.2〜0.45質量%であり、さらに異味を低減する観点からは、好ましくは0.3〜0.45質量%である。
本発明の液体口腔用組成物は、ショ糖脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルから選ばれる非イオン性界面活性剤(B)を0.01質量%以上0.2質量%以下含有する。かかる成分(B)を上記範囲の量で含有し、かつ後述するように上記成分(A)及び成分(C)との間で特定の質量比を有することにより、これら成分(A)及び成分(C)と相まって、成分(D)の非イオン性油溶性成分の安定性を良好にしつつ、タンパク質汚れに対する洗浄性能を効果的に向上させることができる。
ショ糖脂肪酸エステルとしては、炭素数6〜20の脂肪酸由来のものが挙げられ、タンパク質汚れに対する洗浄性能の観点から、炭素数10〜18の脂肪酸由来のものが好ましく、炭素数12〜14の脂肪酸由来のものがより好ましい。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、炭素数6〜22の脂肪酸由来のものが挙げられ、タンパク質汚れに対する洗浄性能の観点から、炭素数12〜20の脂肪酸由来のものが好ましい。また、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルにおけるエチレンオキシ基の平均付加モル数は、同様の観点から、好ましくは5〜40モルであり、より好ましくは5〜20モルである。
成分(B)としては、これらショ糖脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。成分(B)は、タンパク質汚れに対する洗浄性能をさらに高める観点から、ショ糖脂肪酸エステルを用いることが好ましく、風味の観点から、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを用いることが好ましい。
成分(B)の含有量は、タンパク質汚れに対する洗浄力を高める観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、0.01質量%以上であって、好ましくは0.02質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上である。成分(B)の含有量は、タンパク質汚れに対する高い洗浄力を保持しつつ良好な風味を付与する観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、0.2質量%以下であって、好ましくは0.15質量%以下であり、より好ましくは0.1質量%以下である。また、成分(B)の含有量は、本発明の液体口腔用組成物中に、0.01〜0.2質量%であって、好ましくは0.02〜0.15質量%であり、より好ましくは0.05〜0.1質量%である。
本発明の液体口腔用組成物は、ポリグリセリン脂肪酸エステル(C)を0.01質量%以上0.5質量%以下含有する。かかる成分(C)を上記範囲の量で含有し、かつ後述するように上記成分(A)及び成分(B)との間で特定の質量比を有することにより、これら成分(A)及び成分(B)と相まって、成分(D)の非イオン性油溶性成分の保存安定性を良好に保持しつつ、洗浄性能を十分に補強して、タンパク質汚れに対する洗浄性能を効果的に向上させることができる。
ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、グリセリンが2〜20個縮合したポリグリセリンに、炭素数8〜24の脂肪酸が1〜4個エステル結合したものが挙げられ、製造性とタンパク質汚れに対する洗浄性能の観点から、炭素数12〜20の脂肪酸由来のものが好ましく、炭素数12〜18の脂肪酸由来のものがより好ましく、炭素数12〜14の脂肪酸由来のものがさらに好ましく、モノエステルが好ましい。また、ポリグリセリン脂肪酸エステルにおけるグリセリンの平均縮合度は、同様の観点から、好ましくは2〜20であり、より好ましくは5〜12である。
成分(C)の含有量は、タンパク質汚れに対する洗浄力を高める観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、0.01質量%以上であって、好ましくは0.02質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上であり、さらに好ましくは0.08質量%以上である。成分(C)の含有量は、タンパク質汚れに対する高い洗浄力を保持しつつ良好な風味を確保する観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、0.5質量%以下であって、好ましくは0.3質量%以下であり、より好ましくは0.2質量%以下である。成分(C)の含有量は、本発明の液体口腔用組成物中に、0.01〜0.5質量%であって、好ましくは0.02〜0.3質量%であり、より好ましくは0.05〜0.2質量%である。
本発明の液体口腔用組成物において、成分(B)と成分(C)の含有量の合計に対する成分(A)の含有量の質量比(A/(B+C))は、0.2以上40以下である。これら成分(A)、成分(B)及び成分(C)の3種の非イオン性界面活性剤が上記特定の量比を有することにより、後述する成分(D)の非イオン性油溶性成分の保存安定性を高めつつ、成分(B)と成分(C)による洗浄性能を発揮し、タンパク質汚れに対する高い洗浄力を発揮することができる。成分(B)と成分(C)の含有量の合計に対する成分(A)の含有量の質量比(A/(B+C))は、成分(D)の保存安定性を確保しつつ、洗浄性能を十分に発揮し、タンパク質汚れに対する高い洗浄力を発揮する観点から、0.2以上であって、風味の点から、好ましくは0.5以上であり、より好ましくは1以上である。成分(B)と成分(C)の含有量の合計に対する成分(A)の含有量の質量比(A/(B+C))は、タンパク質汚れに対する洗浄力を向上する観点から、40以下であって、好ましくは10以下であり、より好ましくは8以下であり、さらに好ましくは5以下である。また、成分(B)と成分(C)の含有量の合計に対する成分(A)の含有量の質量比(A/(B+C))は、0.2〜40であって、好ましくは0.5〜10であり、より好ましくは1〜8である。
成分(B)と成分(C)の含有量の合計は、成分(A)による成分(D)の保存安定性を確保しつつ、洗浄性能を十分に発揮し、タンパク質汚れに対する洗浄力を高める観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、好ましくは0.02質量%以上であり、より好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.12質量%以上であり、さらに好ましくは0.15質量%以上である。成分(B)と成分(C)の含有量の合計は、良好な風味の観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、好ましくは0.6質量%以下であり、より好ましくは0.3質量%以下であり、さらに好ましくは0.25質量%以下である。また、成分(B)と成分(C)の含有量の合計は、好ましくは0.1〜0.6質量%であり、より好ましくは0.12〜0.3質量%であり、さらに好ましくは0.15〜0.25質量%である。
成分(C)と成分(B)の含有量の質量比(C/B)は、タンパク質汚れに対する洗浄性能を十分に発揮しつつ、風味を良好にする観点から、好ましくは0.1〜10であり、より好ましくは0.5〜5であり、さらに好ましくは1〜3である。
成分(A)、成分(B)及び成分(C)の含有量の合計は、成分(D)の高い保存安定性とタンパク質汚れに対する優れた洗浄性能を良好に兼ね備える観点から、好ましくは1.5質量%以下であり、より好ましくは1.2質量%以下であり、さらに好ましくは1質量%以下である。成分(A)、成分(B)及び成分(C)の含有量の合計は、同様の観点から、好ましくは0.2質量%以上であり、より好ましくは0.4質量%以上である。また、成分(A)、成分(B)及び成分(C)の含有量の合計は、好ましくは0.2〜1.5質量%であり、より好ましくは0.4〜1.2質量%であり、さらに好ましくは0.4〜1質量%である。
本発明の液体口腔用組成物は、非イオン性油溶性成分(D)を含有する。かかる成分(D)は、保存後の含有量が減少する保存安定性に課題がある成分であり、かつ、油溶性であるため界面活性剤により水分中に分散させる必要がある。非イオン性油溶性成分(D)としては、非イオン性殺菌剤、並びにトコフェロール及びその誘導体から選ばれる1種又は2種以上を用いることが好ましい。
非イオン性殺菌剤は、殺菌作用を有効に発揮して口腔内の汚れの原因である口内細菌を低減することができる。非イオン性殺菌剤としては、フェノール、クレゾール、トリクロサン(5-chloro-2-[2,4-dichlorophenoxyl]phenol)、イソプロピルメチルフェノール(3-Methyl-4-isopropylphenol)、チモール(2-Isopropyl-5-Methylphenol)等のフェノール系殺菌剤;β−ツヤブリシン(ヒノキチオール)、β−ドラブリン、γ−ツヤブリシン、α−ツヤブリシン、4−アセチルトロポロン等のトロポロン系殺菌剤;トリクロロカルバニリド(3,4,4'-Trichlorocarbanilide)等のハロゲン化カルバニリド系殺菌剤が挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。なかでも、成分(A)〜(C)との併用により高い保存安定性と殺菌効果を発揮する観点から、フェノール系殺菌剤が好ましく、トリクロサン及びイソプロピルメチルフェノールから選ばれる1種又は2種がより好ましい。
トコフェロール及びその誘導体としては、酢酸トコフェロール、コハク酸トコフェロール及びニコチン酸トコフェロール等が挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。トコフェロール及びその誘導体としては、酢酸トコフェロールが好ましく、酢酸-DL-α-トコフェロールがより好ましい。
成分(D)の含有量は、殺菌作用の観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、好ましくは0.005質量%以上であり、より好ましくは0.01質量%以上である。成分(D)の含有量は、良好な保存安定性の確保や良好な味の観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、好ましくは0.5質量%以下であり、より好ましくは0.3質量%以下であり、さらに好ましくは0.1質量%以下である。なお、成分(D)の保存安定性や組成物中における分散性を向上する観点から、成分(D)と成分(A)の含有量の質量比(A/D)は、2〜100が好ましく、3〜80がより好ましく、5〜50がさらに好ましい。
本発明の液体口腔用組成物は、水(E)を含有する。かかる成分(E)を含有することにより、口腔内で組成物の分散性に優れる良好な使用感が得られるとともに、上記各成分を良好に分散又は溶解させ、成分(D)の優れた保存安定性を確保することができる。成分(E)の含有量は、口腔内での組成物の分散性に優れ、良好な使用感を確保する観点等から、本発明の液体口腔用組成物中に、好ましくは60質量%以上であり、より好ましくは65質量%以上であり、さらに好ましくは70質量%以上である。成分(E)の含有量は、良好な風味等の観点から、本発明の液体口腔用組成物中に、好ましくは95質量%以下であり、より好ましくは90質量%以下である。また、成分(E)の含有量は、好ましくは60〜95質量%であり、より好ましくは65〜90質量%であり、さらに好ましくは70〜90質量%である。
本発明の液体口腔用組成物は、防腐性能や清涼感や風味を向上するため、エタノールを含有することができる。エタノールの含有量は、タンパク質汚れに対する高い洗浄力を確保する観点、及び苦味や刺激を抑制して良好な風味や使用感をもたらす観点等から、エタノールを20質量%以下含有することが好ましく、15質量%以下含有することがより好ましく、10質量%以下含有することがさらに好ましく、4質量%以上含有することが好ましく、5質量%より多く含有することがより好ましい。成分(B)と成分(C)によるタンパク質汚れに対する洗浄力を向上する観点からは、エタノールの含有量は5質量%以下であることが好ましく、4質量%未満であることがより好ましく、1質量%以下であることがさらに好ましく、0.1質量%以下であることがさらに好ましく、或いは不可避的に混入する場合を除き、エタノールを含有しないことが好ましい。
本発明の液体口腔用組成物は、成分(D)の分散又は溶解性の観点からアニオン性界面活性剤を含有することができるが、風味や刺激を低減する点、成分(D)の薬効を十分に発揮させる観点から、アニオン性界面活性剤の含有量は、成分(A)に対して1質量%未満であることが好ましく、0.5質量%以下であることがより好ましく、アニオン性界面活性剤の含有量は、本発明の液体口腔用組成物中に0.01質量%以下であることが好ましく、0.005質量%以下であることがより好ましく、或いは不可避的に混入する場合を除き、アニオン性界面活性剤を含有しないことが好ましい。
かかるアニオン性界面活性剤としては、アルキルリン酸エステル、ポリオキシアルキレン化アルキルリン酸エステル、アルキル硫酸エステル、ポリオキシアルキレン化アルキル硫酸エステル、アシルアミノ酸、ポリオキシアルキレン化アシルアミノ酸、及びこれらの塩である、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、アルギニン、リジン、ヒスチジン等の塩基性アミノ酸塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩等が挙げられる。
本発明の液体口腔用組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲で、上記成分以外に、糖アルコール、多価アルコール、甘味剤、湿潤剤、保存料、フッ化物、酵素、色素等を含有させることができる。
本発明の液体口腔用組成物の形態としては、口中に適用できるものであれば特に制限されず、洗口剤、液状歯磨剤、ゲル状歯磨剤、マウススプレー、うがい薬等の形態が挙げられる。なかでも、簡便な適用方法により本発明の口腔用組成物を口腔内で十分に行き渡らせて、成分(D)の殺菌作用や薬効作用を及ぼしつつ、タンパク質汚れへ有効に作用させることができる観点から、洗口剤及び液状歯磨剤から選ばれる液体口腔用組成物が好ましい。
本発明の液体口腔用組成物は、口腔内に含み、適用時間後に口から出して用いることができる。液体口腔用組成物の口腔内への適用量は、好ましくは10〜100mLであり、より好ましくは10〜50mLであり、さらに好ましくは10〜30mLであり、適用時間は3秒〜3分が好ましく、より好ましくは5秒〜1分であり、さらに好ましくは10秒〜30秒である。本発明の液体口腔用組成物は、口腔内のタンパク汚れ除去剤として用いたり、口腔内の粘り除去剤として用いたりすることができる。また、本発明の液体口腔用組成物は、歯ブラシによるブラッシングを伴う歯磨き後に使用することが好ましい。
上述した実施態様に関し、本発明はさらに以下の液体口腔用組成物を開示する。
[1]次の成分(A)〜(E):
(A)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量%以上1.2質量%以下
(B)ショ糖脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルから選ばれる非イオン性界面活性剤 0.01質量%以上0.2質量%以下
(C)ポリグリセリン脂肪酸エステル 0.01質量%以上0.5質量%以下
(D)非イオン性油溶性成分
(E)水
を含有し、かつ成分(B)と成分(C)の含有量の合計に対する成分(A)の含有量の質量比(A/(B+C))が0.2以上40以下である液体口腔用組成物。
[2]成分(A)におけるエチレンオキシ基の平均付加モル数は、好ましくは20〜100モルであって、より好ましくは40〜60モルである上記[1]の液体口腔用組成物。
[3]成分(A)の含有量は、好ましくは0.2質量%以上であって、より好ましくは0.3質量%以上であり、好ましくは1質量%以下であって、より好ましくは0.8質量%以下である上記[1]又は[2]の液体口腔用組成物。
[4]成分(A)の含有量は、好ましくは0.5〜1.2質量%以上であって、より好ましくは0.5〜1.0質量%以上であり、さらに好ましくは0.5〜0.8質量%以下である上記[1]又は[2]の液体口腔用組成物。
[5]成分(A)の含有量は、好ましくは0.1質量%以上0.5質量%未満であり、より好ましくは0.2〜0.45質量%であり、さらに好ましくは0.3〜0.45質量%である[1]又は[2]の液体口腔用組成物。
[6]成分(B)のショ糖脂肪酸エステルは、好ましくは炭素数6〜20の脂肪酸由来のものであって、より好ましくは炭素数10〜18の脂肪酸由来のものであり、さらに好ましくは炭素12〜14の脂肪酸由来のものである上記[1]〜[5]いずれか1の液体口腔用組成物。
[7]成分(B)のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、好ましくは炭素数6〜22の脂肪酸由来のものであって、より好ましくは炭素12〜20の脂肪酸由来のものである上記[1]〜[6]いずれか1の液体口腔用組成物。
[8]成分(B)は、好ましくはショ糖脂肪酸エステルである上記[1]〜[7]いずれか1の液体口腔用組成物。
[9]成分(B)は、好ましくはポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルである上記[1]〜[8]いずれか1の液体口腔用組成物。
[10]成分(B)の含有量は、好ましくは0.02質量%以上であって、より好ましくは0.05質量%以上であり、好ましくは0.15質量%以下であって、より好ましくは0.1質量%以下である上記[1]〜[9]いずれか1の液体口腔用組成物。
[11]成分(C)は、好ましくは炭素数12〜20の脂肪酸由来のものであって、より好ましくは炭素12〜18の脂肪酸由来のものであり、さらに好ましくは炭素12〜14の脂肪酸由来のものであり、成分(C)におけるグリセリンの平均縮合度は、好ましくは2〜20であって、より好ましくは5〜12である上記[1]〜[10]いずれか1の液体口腔用組成物。
[12]成分(C)の含有量は、好ましくは0.02質量%以上であって、より好ましくは0.05質量%以上であり、さらに好ましくは0.08質量%以上であり、好ましくは0.3質量%以下であって、より好ましくは0.2質量%以下である上記[1]〜[11]いずれか1の液体口腔用組成物。
[13]成分(B)と成分(C)の含有量の合計に対する成分(A)の含有量の質量比(A/(B+C))は、好ましくは0.5以上であって、より好ましくは1以上であり、好ましくは10以下であって、より好ましくは8以下である、さらに好ましくは5以下である上記[1]〜[12]いずれか1の液体口腔用組成物。
[14]成分(B)と成分(C)の含有量の合計は、好ましくは0.02質量%以上であって、より好ましくは0.1質量%以上であり、さらに好ましくは0.12質量%以上であり、よりさらに好ましくは0.15質量%以上であり、好ましくは0.6質量%以下であって、より好ましくは0.3質量%以下であり、さらに好ましくは0.25質量%以下である上記[1]〜[13]いずれか1の液体口腔用組成物。
[15]成分(B)と成分(C)の含有量の質量比(C/B)は、好ましくは0.1〜10であり、より好ましくは0.5〜5であり、さらに好ましくは1〜3である上記[1]〜[14]いずれか1の液体口腔用組成物。
[16]成分(A)、成分(B)及び成分(C)の含有量の合計は、好ましくは1.5質量%以下であって、より好ましくは1.2質量%以下であり、さらに好ましくは1質量%以下であり、好ましくは0.2質量%以上であって、より好ましくは0.4質量%以上である上記[1]〜[15]いずれか1の液体口腔用組成物。
[17]成分(D)は、好ましくは非イオン性殺菌剤並びにトコフェロール及びその誘導体から選ばれる1種又は2種以上である上記[1]〜[16]いずれか1の液体口腔用組成物。
[18]成分(D)は、好ましくはフェノール、クレゾール、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール及びチモールから選ばれる1種又は2種以上のフェノール系殺菌剤であり、より好ましくはトリクロサン及びイソプロピルメチルフェノールから選ばれる1種又は2種である上記[1]〜[17]いずれか1の液体口腔用組成物。
[19]成分(D)は、好ましくは酢酸トコフェロール、コハク酸トコフェロール及びニコチン酸トコフェロールから選ばれる1種又は2種以上のトコフェロール及びトコフェロール誘導体であって、より好ましくは酢酸トコフェロールである上記[1]〜[18]いずれか1の液体口腔用組成物。
[20]成分(D)の含有量は、好ましくは0.005質量%以上であって、より好ましくは0.01質量%以上であり、好ましくは0.5質量%以下であって、より好ましくは0.3質量%以下であり、さらに好ましくは0.1質量%以下である上記[1]〜[19]いずれか1の液体口腔用組成物。
[21]成分(D)と成分(A)の含有量の質量比(A/D)は、好ましくは2〜100であって、より好ましくは3〜80であり、さらに好ましくは5〜50である上記[1]〜[20]いずれか1の液体口腔用組成物。
[22]成分(E)の含有量は、好ましくは60質量%以上であって、より好ましくは65質量%以上であり、さらに好ましくは70質量%以上であり、好ましくは95質量%以下であって、より好ましくは90質量%以下である上記[1]〜[21]いずれか1の液体口腔用組成物。
[23]さらに、好ましくはエタノールを20質量%以下含有し、或いは好ましくはエタノールを含有しない上記[1]〜[22]いずれか1の液体口腔用組成物。
[24]さらに、好ましくはエタノールを20質量%以下含有し、より好ましくはエタノールを15質量%以下含有し、さらに好ましくはエタノールを10質量%以下含有し、好ましくはエタノールを4質量%以上含有し、より好ましくは5質量%より多く含有する上記[1]〜[22]いずれか1の液体口腔用組成物。
[25]エタノールの含有量が、好ましくは5質量%以下であり、より好ましくは4質量%未満であり、さらに好ましくは1質量%以下であり、さらに好ましくは0.1質量%以下であり、或いは不可避的に混入する場合を除き、エタノールを含有しないことが好ましい上記[1]〜[22]いずれか1の液体口腔用組成物。
[26]アニオン性界面活性剤の含有量は、好ましくは成分(A)に対して1質量%未満であって、0.5質量%未満であることがより好ましく、本発明の液体口腔用組成物中に好ましくは0.01質量%であって、より好ましくは0.005質量%以下であり、或いは不可避的に混入する場合を除き、アニオン性界面活性剤を含有しないことが好ましい。上記[1]〜[25]いずれか1の液体口腔用組成物。
[27]タンパク質汚れの除去のための使用、又は口腔内の粘り除去のための上記[1]〜[26]いずれか1の液体口腔用組成物の使用。
[28]タンパク質汚れ除去剤又は口腔内の粘り除去剤の製造のための上記[1]〜[26]いずれか1の液体口腔用組成物の使用。
[29]上記[1]〜[26]いずれか1の液体口腔用組成物を口腔内に含み、3秒〜3分の適用時間後に口から吐出するタンパク質汚れを除去する方法又は口腔内の粘りを除去する方法。
以下、本発明について、実施例に基づき具体的に説明する。なお、表中に特に示さない限り、各成分の含有量は質量%を示す。
[実施例1〜13、比較例1〜5]
表1〜2に示す組成の液体口腔用組成物を調製し、下記に示す方法にしたがって各評価を行った。
結果を表1〜2に示す。
《洗浄効果の評価(タンパク質残存量の測定)》
歯牙モデルとして、エナメル質の主成分であるハイドロキシアパタイト(HAP)粉末(HAP−200、太平化学産業(株)製)を用いた。唾液タンパク質汚れのモデルとして、牛血清アルブミン(BSA、和光純薬工業(株)製)を用いた。HAP粉末15mg、BSA 50mg、水5mLを90分間ミキサー(Cute mixr(CM-1000) EYELA製)で室温にて混合し、HAP粉末にBSAを吸着させた。その後、遠心機(日立工機(株)製 小型冷却遠心機 CF7D2)を用いて3000rpm、5分、25℃の条件で、遠心操作による洗浄を行い、上澄みを除去した。さらに蒸留水を加えて遠心操作による洗浄を2回行うことで、HAP粉末に吸着しなかったBSAを洗浄した。次に、上澄みを除去した残りのBSA吸着HAP懸濁液から75μLをとり、各液体口腔用組成物1mLを加え、ミキサーで30秒間混合した。次いで、前述と同じ条件下にて遠心操作による洗浄を3回繰り返し、上澄みを除去した残りのBSA吸着HAP懸濁液に0.2N HCl(和光純薬工業(株)製)100μLを添加することでHAP粉末を溶解し、さらにリン酸緩衝食塩水(PBS、pH8.4)1mLを加えたHAP溶解液を得た。
得られたHAP溶解液から400μLを容器にとり、蛍光色素(フルオレスカミン、和光純薬工業(株)製)0.03w/v%アセトン溶液150μLを添加し、容器をアルミ箔で覆って30分間静置した。その後、蛍光測定装置(Microplate Reader、Molecular devices社製、測定条件:励起波長=390nm、蛍光波長=475nm)によりHAP溶解液中のBSAの蛍光を測定し、BSA標準液によりHAP粉末に残存しているBSA量(μg/mL)を定量した。
なお、液体口腔用組成物1mLを加えた後のミキサーによる混合は、口腔内に液体口腔用組成物を含み含嗽する場合を想定しており、適用時間も含嗽時間を想定したものである。
《非イオン性殺菌剤の安定性評価(非イオン性殺菌剤残存量の測定)》
得られた各液体口腔用組成物をポリエチレンテレフタレート容器に充填して密封し、50℃で1か月間保存した後、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を下記条件下にて用い、保存後に残存する非イオン性殺菌剤の定量を行った。次いで、保存後の非イオン性殺菌剤の残存量について、調製直後の液体口腔用組成物中における非イオン性殺菌剤の含有量を基準とする百分率(%)で表した。
<HPLC測定条件>
装置:日立高速液体クロマトグラム La chromElite
カラム:L−culumn (メーカ:Merck KGaA製)
カラム温度:40℃
移動相:0.1w/v%リン酸含有メタノール(メタノール:水=8:2)
流量:1.0mL/Min
サンプル注入量:10μL
測定波長:280nm
《風味評価》
得られた各液体口腔用組成物を50℃で1か月間保存した後、保存後の液体口腔用組成物10mLを30秒間含嗽して吐き出した際における風味について、下記基準にしたがって官能評価した。なお、風味については、3名で評価し、協議による結果を表1及び2に示す。
なお、下記の基準における異味とは、石鹸臭をただよわせる風味に近似しており、液体口腔用組成物として使用するにあたり問題は生じないものの多少の違和感があり、個人差はあるが油っぽい印象を受ける場合もある。
1:異味がない又は殆ど異味がない
2:わずかに異味あり
3:異味を感じる
Figure 0006125818
Figure 0006125818
表1〜2の結果によれば、非イオン性界面活性剤として成分(A)のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のみを含有する比較例1、及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含む2種の非イオン性界面活性剤を併用するに留まる比較例2〜4は、非イオン性油溶性成分の保存安定性は良好であるものの、タンパク質汚れに対する洗浄性能が不十分であることがわかる。また、比較例5に示すように、非イオン性界面活性剤として成分(A)のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のみを含有する場合であっても、その含有量が少ないと、タンパク質汚れに対する洗浄性能は向上するものの、非イオン性油溶性成分の保存安定性が著しく低下してしまうことがわかる。
これら比較例に比して、非イオン性油溶性成分と、特定量の3種の非イオン性界面活性剤を特定の質量比となるように含有する実施例1〜13の液体口腔用組成物は、非イオン性油溶性成分の保存安定性が高く、しかもタンパク質汚れに対して優れた洗浄力を発揮できることがわかる。

Claims (4)

  1. 次の成分(A)〜(E):
    (A)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量%以上1.2質量%以下
    (B)ショ糖脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルから選ばれる非イオン性界面活性剤 0.01質量%以上0.15質量%以下
    (C)ポリグリセリン脂肪酸エステル 0.01質量%以上0.5質量%以下
    (D)非イオン性殺菌剤 0.01質量%以上0.5質量%以下
    (E)水
    を含有し、成分(A)、成分(B)及び成分(C)の含有量の合計が1.5質量%以下であり、かつ成分(B)と成分(C)の含有量の合計に対する成分(A)の含有量の質量比(A/(B+C))が0.2以上40以下である液体口腔用組成物。
  2. 成分(B)と成分(C)の含有量の合計が、0.1質量%以上である請求項1に記載の液体口腔用組成物。
  3. エタノールを20質量%以下含有するか、或いはエタノールを含有しない請求項1又は2に記載の液体口腔用組成物。
  4. アニオン性界面活性剤を0.01質量%含有するか、或いはアニオン性界面活性剤を含有しない請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体口腔用組成物。
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