JP5448531B2 - 多価金属化合物含有口腔用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は口腔用組成物に関し、より詳細には多価金属化合物を含有する口腔用組成物に関する。
亜鉛、銅、アルミニウム、鉄、スズ等の多価金属のイオンを放出する化合物を歯磨剤等の口腔用組成物に配合することが従来より行われている。このような多価金属イオンには、口臭抑制効果、歯垢抑制効果、虫歯予防効果等があることが知られており、これらの効果の付与を目的として配合されたものである。
しかしながら、多価金属イオンは、それぞれに特有の金属味(えぐみ、渋み、苦み等)が存在し、これらを配合した口腔用組成物も非常に味の悪いものとなるため、多価金属イオンの味をマスクすることが求められている。
例えば、特許文献1には、特定の香料を配合して金属イオンの味を改善することが開示されている。また、特許文献2には、ヒアルロン酸及び特定の多価アルコールを配合して亜鉛化合物の渋み、金属味を抑制することが開示されている。
しかし、多価金属イオンの味の改善については依然として検討の余地があり、さらに使用感の良好な口腔用組成物の開発が望まれている。
特開2003−137755号公報 特開2002−29950号公報
本発明は、多価金属イオンの金属味を経時的に安定にマスキングし、さらに使用感に優れる、多価金属化合物を含有する口腔用組成物を提供することを課題とする。
本発明者らは、前記課題に基づき、多価金属イオンの味のマスキング、特に経時的に安定したマスキングにおいて所望の効果を得るために、口腔用組成物の多価金属化合物と香料成分に着眼し、鋭意検討した結果、口腔用組成物を区分し、多価金属化合物を含有した部分にはスパイス系及び/又はハーブ系香料を配合し、一方、多価金属化合物を含有しない部分にはシトラス系香料、フルーツ系香料、ミント系香料、及びフローラル系香料からなる群より選択される少なくとも1種の香料を配合し、これらを使用時に併せて口腔内に適用することで、従来と比較して格別に高い多価金属イオンの金属味のマスキング効果が得られ、さらに使用感に優れる口腔用組成物を提供できることを見出し本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は例えば以下の項1〜9の口腔用組成物に係るものである。
項1.
香料を含有する口腔用組成物であって、
互いに異なる香調を有する第一香料含有部分と第二香料含有部分を有し、
前記第一香料含有部分は、スパイス系香料及び/又はハーブ系香料、並びに多価金属化合物を含有し、
前記第二香料含有部分は、シトラス系香料、フルーツ系香料、ミント系香料、及びフローラル系香料からなる群より選択される少なくとも1種の香料を含有する、
口腔用組成物。
項2.
前記多価金属化合物が、亜鉛化合物である、項1に記載の口腔用組成物。
項3.
アネトール、オイゲノール、シンナミックアルデヒド、バニリン、エストラゴール、ペリラアルデヒド、及びティーフレーバーからなる群より選択される少なくとも1種の香料が、前記第一香料含有部分に含有される、項1又は2に記載の口腔用組成物。
項4.
ペパーミント、スペアミント、シトラール、リモネン、ヌートカトン、ベンズアルデヒド、エチルブチレート及びフェニルエチルアルコールからなる群より選択される少なくとも1種の香料が、前記第二香料含有部分に含有される、項1〜3のいずれかに記載の口腔用組成物。
項5.
前記第一香料含有部分が芯部であり、前記第二香料含有部分が鞘部である芯鞘構造を有する項1〜4のいずれかに記載の口腔用組成物。
項6.
前記第一香料含有部分に含有される香料が、アネトール、オイゲノール、バニリン、シンナミックアルデヒド、エストラゴール、ペリラアルデヒド及びティーフレーバーからなる群より選択される少なくとも1種である、項1〜5のいずれかに記載の口腔用組成物。
項7.
さらに、前記第一香料含有部分にメントール及び/又はシネオールが含有される、項6に記載の口腔用組成物。
項8.
前記第二香料含有部分に含有される香料が、ペパーミント、スペアミント、リモネン、シトラール、ヌートカトン、ベンズアルデヒド、エチルブチレート及びフェニルエチルアルコールからなる群より選択される少なくとも1種である、項1〜7のいずれかに記載の口腔用組成物。
項9.
さらに、前記第二香料含有部分にメントール及び/又はシネオールが含有される、項8に記載の口腔用組成物。
本発明の口腔用組成物は、組成物中に含有する多価金属化合物由来の多価金属イオンの金属味を経時的に安定してマスキングすることができ、さらに良好な使用感、嗜好性を使用者に与えることができる。
同心円芯鞘構造を持つ練歯磨剤の模式図を示す。 芯部を2有する芯鞘構造を持つ練歯磨剤の断面模式図を示す。 芯部を4有する芯鞘構造を持つ練歯磨剤の断面模式図を示す。
以下、本発明について、さらに詳細に説明する。なお、以下香料について化合物名を挙げた場合において異性体が存在するときは、特に断らない限り香料として最も一般に用いられるものを指す(例えば、「メントール」は「l−メントール」を指す)。
本発明は、香料を含有する口腔用組成物であって、互いに異なる香調を有する第一香料含有部分と第二香料含有部分を有し、前記第一香料含有部分は、スパイス系香料及び/又はハーブ系香料、並びに多価金属化合物を含有し、前記第二香料含有部分は、シトラス系香料、フルーツ系香料、ミント系香料、及びフローラル系香料からなる群より選択される少なくとも1種の香料を含有する、口腔用組成物に係るものである。
本発明の口腔用組成物が有する第一香料含有部分と第二香料含有部分は、それぞれ異なった香調を有する組成物からなる。本発明の口腔用組成物において、第一香料含有部分と第二香料含有部分は、少なくともそれぞれの一部が互いに接して存在する。一方の香料含有部分がもう一方の香料含有部分によって区画されていてもよい。また、区画されることにより、口腔用組成物中に一方の香料含有部分が独立して複数存在してもよい。例えば、第一香料含有部分が第二香料含有部分によって区画され、口腔用組成物中に第一香料含有部分が独立して複数存在してもよいし、逆に第二香料含有部分が第一香料含有部分によって区画され、口腔用組成物中に第二香料含有部分が独立して複数存在してもよい。さらに、各香料含有部分が互いに区画しあい、それぞれが独立して複数存在してもよい。
本発明の口腔用組成物は、その形状は特に制限されないが、例えば、各香料含有部分がペースト状又はゲル状の組成物であるものが好ましい。このような口腔用組成物は、例えば練歯磨剤、ジェル剤、軟膏状製剤、パスタ剤、ガム剤等として利用できる。
また、例えば、液状口腔用組成物である場合は、エマルションのように各成分の混合が容易には起こらないような構造を有するものが好ましい。W/O/Wエマルションであれば、例えば内水相を第一香料含有部分、外水相を第二香料含有部分とすることができる。
特に、ペースト状又はゲル状の口腔用組成物である場合は、本発明の口腔用組成物は、例えば、2分割のみならず、3分割や4分割、あるいはそれ以上に分割された構造をとることができる。この場合は分割されたうちの少なくとも一部分を第一香料含有部分として、それ以外の他の少なくとも一部分を第二香料含有部分とすることができる。
第一香料含有部分は、スパイス系香料及び/又はハーブ系香料、並びに多価金属化合物を含有する。
多価金属化合物としては、その金属イオンが口臭抑制効果、歯垢抑制効果、虫歯予防効果等、口腔用組成物に望ましい効果を有するものが好ましく、例えば亜鉛、鉄、銅、スズ、アルミニウム等を含んでなる化合物を挙げることができる。例えば、亜鉛化合物としては酸化亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、クエン酸亜鉛、酒石酸亜鉛、乳酸亜鉛、酪酸亜鉛、プロピオン酸亜鉛、リンゴ酸亜鉛、シュウ酸亜鉛、水酸化亜鉛、酢酸亜鉛、サリチル酸亜鉛、硫酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛等、鉄化合物としては塩化鉄、酸化鉄、臭化鉄、硝酸鉄、水酸化鉄、硫化鉄、硫酸鉄、クエン酸鉄、乳酸鉄、酒石酸鉄、リンゴ酸鉄、酢酸鉄等、銅化合物としては塩化銅、硝酸銅、酸化銅、クエン酸銅、酒石酸銅、乳酸銅、酪酸銅、プロピオン酸銅、リンゴ酸銅、シュウ酸銅、水酸化銅、銅クロロフィル等、スズ化合物としてはフッ化スズ、塩化スズ、酢酸スズ、酸化スズ等、アルミニウム化合物としては乳酸アルミニウム、塩化アルミニウム、酢酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、シュウ酸アルミニウム、リン酸アルミニウム、酸化アルミニウム、硫酸アルミニウム等を例示できる。
特に、亜鉛イオンは歯石形成を抑制しう蝕防止に寄与するだけでなく、口臭の防止にも効果があることから、亜鉛化合物が好ましい。また、亜鉛化合物の中でも、酸化亜鉛が特に好ましい。
なお、これら多価金属化合物は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
多価金属化合物の第一香料含有部分への配合量としては、多価金属原子含有量が第一香料含有部分に対して0.1〜10質量%となるよう含まれることが好ましく、1〜5質量%となるように含まれることがより好ましい。
第一香料含有部分には、多価金属化合物と併せて、これ由来の多価金属イオンの金属味(えぐみ、渋み、苦み等)をマスキングするための香料が配合される。このための香料としては、香りが強いもの(ストロング)が好適であり、例えばスパイス系香料やハーブ系香料が挙げられる。また、さらに例えばミント系香料(ペパーミント等)を適宜配合してもよい。これら以外にも、マスキング効果を損なわない範囲で他の香料が配合されてもよい。
なお、各香料は、自然物からの抽出物あるいは合成等によって得ることができ、また、各香料会社から購入して用いてもよい。また、各香料は1種又は2種以上を組み合わせて配合することができる。
例えば、スパイス系香料としては、キャラウェイ、カルダモン、カシア、シナモン、クローブ、コリアンダー、クミン、ディル、ガーリック、ジンジャー、ペパー、ナツメグ、ピメンタ、タイム、バニラ、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、メチルオイゲノール、リナロール、クミンアルデヒド、ピペリン、チモール、バニリン、エチルバニリン等が例示でき、ハーブ系香料としては、アンジェリカ、アルモゼア、バジル、ベイ、カンファー、セロリ、カモミール、シトロネラ、ダバナ、エストラゴン、ユーカリ、フェンネル、ジュニパーベリー、ローレル、ラバンジン、ラベンダー、レモングラス、キュベバ、ロベージ、マジョラム、ミル、パセリ、パルマローザ、ぺリラ、ローズマリー、セージ、クラリーセージ、ウインターグリーン、ティー(ティーフレーバー)、アンジェリカラクトン、メチルチャビコール、カンファー、ビサボロール、シトロネロール、アネトール、エストラゴール、メチルオイゲノール、リナリルアセテート、ゲラニオール、ペリラアルデヒド、ツヨン、メチルサリシレート、リナロール等が例示できる。
特に、多価金属化合物として亜鉛化合物を用いる場合は、アネトール、オイゲノール、シンナミックアルデヒド、バニリン、エストラゴール、ぺリラアルデヒド、ティーフレーバーを1種又は2種以上組み合わせて用いることで、亜鉛イオンの金属味(苦み等)をより効果的にマスキングすることができる。
また、第一香料含有部分に配合される香料には、上述のものに、さらにメントールを含むことが好ましく、その配合量は第一香料含有部分に配合される香料全量において70質量%以下であり、さらに好ましくは25〜60質量%であるが、これに限定されない。メントールを配合することで、上述の第一香料含有部分に用いられる香料のマスキング効果を増強することができる。
またさらに、シネオールを第一香料含有部分に配合してもよい。シネオールを配合することで、第一香料含有部分に用いられる香料のマスキング効果を増強することができる。なお、メントール及びシネオールを配合することで、当該効果は一層増強される。
第二香料含有部分には、口腔用組成物の全体的な香味を構成するため、多価金属イオンの金属味が感じられるよりも早く香り立ち、口腔用組成物の全体的な香味が良好であることを感じさせる香料を配合する。このために、第二香料含有部分に配合される香料は、特に香り立ちが早く、軽くてさわやかな感じを与える香料が好ましい。すなわち、さわやかなファーストインパクトを使用者に与え得る香料であることが好ましい。
このような香料としては、シトラス系香料、フルーツ系香料、ミント系香料、フローラル系香料が挙げられる。なお、各香料は、自然物からの抽出物あるいは合成等によって得ることができ、また、各香料会社から購入して用いてもよい。また、各香料は1種又は2種以上を組み合わせて配合することができる。
シトラス系香料としては、例えば、レモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリン、タンジェリン、柚子、リモネン、シトラール、γ−ターピネン、ヌートカトン、リナリルアセテート、メチルアンソラニレート等が例示でき、シトラール、リモネン、γ−ターピネン、ヌートカトンが特に好ましい。
フルーツ系香料成分としてはイチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、ピーチ、アプリコット、パイナップル、りんご、メロン、スイカ、バナナ、マンゴー、エチルアセテート、エチルプロピオネート、エチル2−メチルプロピオネート、エチルブチレート、エチル2−メチルブチレート、エチルバレレート、エチルイソバレレート、エチルヘキサノエート、エチルレブリネート、プロピルアセテート、プロピルプロピオネート、プロピルバレレート、ブチルアセテート、ブチルブチレート、イソブチルアセテート、アミルアセテート、イソアミルアセテート、へキシルアセテート、cis−3−へキセニルアセテート、cis−3−へキセニルブチレート、trans−2−へキセニルアセテート、メチルアンソラニレート、アリルヘキサノエート、メチルサリシレート、アセトアルデヒド、ヘキサナール、trans−2−へキセナール、cis−6−ノネナール、2,6−ノナジエナール、ベンズアルデヒド、ヘリオナール、メロナール、ヘキサノール、リナロール、オイゲノール、γ−デカラクトン、γ−ウンデカラクトン、フラネオール、マルトール、エチルマルトール、ダマセノン、ダマスコン、イオノン、ラズベリーケトン、アセティックアシッド、プロピオニックアシッド、ブチリックアシッド、2−メチルブチリックアシッド、ヘキサノイックアシッド、メチオナール、ジメチルスルファイド、メチルチオプロピオン酸メチル等が例示でき、エチルアセテート、エチルプロピオネート、エチルブチレート、エチルカプロレート、プロピルアセテート、ブチルアセテート、イソアミルアセテート、ベンズアルデヒドが特に好ましい。
また、ミント系香料成分としては、ペパーミント、スペアミント、ハッカ油、カルボン、メントン等が例示できる。
また、フローラル系香料成分としては、ローズ、ジャスミン、すずらん、オレンジフラワー、ライラック、カーネーション、チュベローズ、ミモザ、バイオレット、ガーデニア、フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、ベンジルアセテート、リナロール、ターピネオール、オイゲノール、メチルサリシレート、リナリルアセテート、メチル−β−ナフチルケトン、γ−ウンデカラクトン、γ−デカラクトン、イオノン、アニスアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、シンナミックアルコール等が例示でき、フェニルエチルアルコール、ベンジルアセテートが特に好ましい。
また、これら以外にも素早い香り立ちで、軽くてさわやかな感じを損なわない範囲で、他の香料成分を配合しても良い。
上で例示した第二香料含有部分に配合される香料のなかでも、口腔用組成物の全体的な香味が良好であることを感じさせる香料として、特にペパーミント、スペアミント、シトラール、リモネン、ヌートカトン、ベンズアルデヒド、エチルブチレート、フェニルエチルアルコールを1種又は2種以上を組み合わせて用いるのが好ましい。また、これらに加えてさらにメントール及び/又はシネオールを含むことがより好ましい。メントール及び/又はシネオールを加えることで、口腔用組成物の全体的な香味がより良好になる。メントールを配合する場合、特に制限されるものではないが、第二香料含有部分に配合される香料全量中、メントールが40質量%以上、特に50〜80質量%、なかでも55〜75質量%であることが好ましい。
なお、第二香料含有部分には、実質的に多価金属化合物は含まれない。
本発明の口腔用組成物が有する第一香料含有部分と第二香料含有部分は、それぞれ異なった香調を有する組成物からなるが、香調の違いは、それぞれの部分に配合される香料が異なる点に起因する。よって、本発明の口腔用組成物において、第一香料含有部分と第二香料含有部分に配合される香料の種類及び量が同一であることはない。
本発明の口腔用組成物は、常法に従って例えば練歯磨剤、ジェル剤、軟膏状製剤、パスタ剤、ガム剤等の通常の剤形にすることができる。なかでも、練歯磨剤、ジェル剤であることが好ましく、練歯磨剤が最も好ましい。
本発明の口腔用組成物は、第一香料含有部分と第二香料含有部分を有するものであるが、各香料含有部分は各種口腔用組成物が通常製造される時に用いられる基材をベースに作ることができる。
例えば、本発明の口腔用組成物が練歯磨剤である場合は、各香料含有部分は研磨剤、湿潤剤、活性剤、甘味剤、防腐剤、着色剤、pH調整剤、安定化剤、矯味剤、収れん剤、増粘剤、他の薬効成分等を適宜配合して製造することができる。
研磨剤としては、第2リン酸カルシウム・2水和物及び無水和物、リン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、無水ケイ酸、シリカゲル、ケイ酸アルミニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、第3リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ポリメタクリル酸メチル、ベントナイト、ケイ酸ジルコニウム、ハイドロキシアパタイト、合成樹脂等を用いることができる。これらの研磨剤は単独で用いても、2種以上を併用してもよい。研磨剤の通常配合量は5〜70質量%であり、10〜60質量%配合することが好ましい。
界面活性剤としては、アミノ酸系界面活性剤、アミドベタイン、アルキルグリコシド等が好適に用い得るが、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸ナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステル等の糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、脂肪酸アルカノールアミド類、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジエチルグリシン等のN−アルキルジアミノエチルグリシン、N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の界面活性剤も、本発明の効果を損なわない程度であれば配合してもよい。なお、これらの界面活性剤は、単独又は2種以上を組み合わせて配合でき、その配合量は、好ましくは0.1〜15質量%であり、さらに好ましくは1〜10質量%である。
湿潤剤としては、エタノール、グリセリン、ソルビット、エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、還元パラチノース等を配合することができる。これらの湿潤剤は、単独又は2種以上を組み合わせて配合することができ、その配合量は5〜80質量%であり、さらに好ましくは10〜70質量%である。
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、アセスルファムカリウム、ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリラルチン、ソーマチン、アスパラチルフェニルアラニルメチルエステル、α−メトキシシンナミックアルデヒド、スクラロース、キシリトール、パラチノース、還元パラチノース、エリスリトール、マルチトール、ステビアフィン等を配合することができる。これらの甘味剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。甘味剤の通常配合量は0.005〜5質量%、好ましくは0.01〜1質量%である。
防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラベン類、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等が挙げられる。
着色剤としては、青色1号、黄色4号、赤色202号、緑色3号等の法定色素、群青、強化群青、紺青等の鉱物系色素、酸化チタン等が挙げられる。
pH調整剤としては、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、ピロリン酸、乳酸、酒石酸、グリセロリン酸、酢酸、硝酸、またはこれらの化学的に可能な塩や水酸化ナトリウム等が挙げられ、これらは、組成物のpHが5〜7の範囲となるよう、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。pH調整剤の通常配合量は0.01〜2質量%である。
安定化剤としては、エデト酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、乳酸カルシウム、ラノリン、トリアセチン、ヒマシ油、硫酸マグネシウム等が挙げられる。
矯味剤としては、チャエキス、チャ乾留液、プロポリスエキス、グルタミン酸ナトリウム等が挙げられる。
収れん剤としては、重曹、乳酸アルミニウム等が挙げられる。
増粘剤として、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシメチルエチルセルロース等のセルロース類、キサンタンガム、ローカストビンガム、カラギーナン、トラガカントガム、カラヤガム、アラビアガム、ジェランガム等のガム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン等の合成粘結剤、増粘性シリカ、アルミニウムシリカゲル、ビーガム等の無機粘結剤、アルギン酸ナトリウム、ペクチン、寒天、ゼラチン、大豆多糖類、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム等を添加することも可能である。これらの増粘剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。増粘剤の通常配合量は0.01〜20質量%であり、好ましくは0.1〜15質量%。
他の薬効成分としては、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、溶菌酵素(リテックエンザイム)等の酵素;トラネキサム酸、ε−アミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、アラントイン、ジヒドロコレステロール、グリチルリチン酸類、グリチルレチン酸、ビサボロール、イソプロピルメチルフェノール、グリセロリン酸、クロロフィル、グルコン酸銅、塩化ナトリウム、水溶性無機リン酸化合物、クロルヘキシジン塩類、トリクロサン、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム;酢酸−dl−α−トコフェロール、酢酸ピリドキシン、アスコルビン酸またはその塩等のビタミン類;アロエ、イチョウ葉、アガリクス、ウーロン茶、カミツレ、カリン、ギムネマ、クマザサ、甜茶、杜仲葉、ドクダミ、ハトムギ、メグスリノキ、ヨモギ、緑茶、ルイボス、レモンバーム、ローズマリー、クラブミン、ラカンカ、シソ、クランベリー、ノコギリソウ、エルダー、リコリス、ハッカ、ユーカリ、ガラナ、カンゾウ、ボダイジュ、ホップ、カカオ、クワ葉、タイム、オウゴン等の植物抽出物等が挙げられる。これらの薬効成分は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
また、その他の基剤として、アルコール類、シリコーン、アパタイト、白色ワセリン、パラフィン、流動パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、スクワラン等を添加することも可能である。
なお、これら成分の配合量は、本発明の効果を妨げない程度で、通常の口腔用組成物に配合されている程度の量とすればよい。
本発明の口腔用組成物における、第一香料含有部分と第二香料含有部分の質量部比は、第一香料含有部分に配合される多価金属化合物由来の金属味をマスキングし得るのであれば、特に制限されるものではないが、第一香料含有部分を1質量部としたとき、第二香料含有部分は1〜20質量部であることが好ましく、2〜9質量部であることがより好ましい。
また、ペースト状又はゲル状の口腔用組成物の場合は、通常チューブ等の容器から使用分だけ出して使用するが、単一容器から出した使用分の口腔用組成物が、使用時に第一香料含有部分と第二香料含有部分とを有していることが好ましい。
さらに、ペースト状又はゲル状の口腔用組成物の場合、別々の容器から別々に出した組成物を一緒に口腔に適用する等して、結果として口腔に適用する際に、第一香料含有部分と第二香料含有部分を有する組成物となっている場合も、本願発明に係る口腔用組成物に含まれる。すなわち、口腔適用時に第一香料含有部分と第二香料含有部分を有する組成物は、本発明に含まれる。
また、本発明の口腔用組成物は、ペースト状又はゲル状の口腔用組成物の場合、口腔適用時に、第二香料含有部分が当該口腔用組成物の外側に存在するものが好ましい。特に、本発明の口腔用組成物は、第一香料含有部分が第二香料含有部分によって覆われているものが好ましい。
なお、ここでの「第一香料含有部分が第二香料含有部分によって覆われている」とは、必ずしも第一香料含有部分が第二香料含有部分によって完全に被覆されることをいうものではなく、例えば第一香料含有部分と第二香料含有部分からなる口腔用組成物である場合、当該口腔用組成物の表面積の50〜100%、好ましくは70〜100%が第二香料含有部分であるような場合を含む。
本発明の口腔用組成物において、第一香料含有部分と第二香料含有部分は接して存在し、通常、使用時には容易にこれらの香料含有部分は混合され得るにもかかわらず、このような位置関係を有するものの方が、より第一香料含有部分に配合される多価金属イオンの金属味をマスキングする効果が高い。限定的な解釈を望むものではないが、第二香料含有部分に香り立ちが早く、軽くてさわやかな感じを与える香料が配合されているため、口腔適用時に最初に口腔内に触れる部分が第二香料含有部分であると、第一香料含有部分由来の金属味が感じられるより早く、第二香料含有部分に配合された香料が香り立ち、さわやかな感じを与え得るものと考えられる。
例えば、当該口腔用組成物が練歯磨剤である場合は、通常、当該組成物を容器から出して歯ブラシ上にのせて使用する。よって、当該練歯磨剤が第一香料含有部分と第二香料含有部分が層状に重なった層構造を有するものである場合は、第一香料含有部分がブラシ側、第二香料含有部分が外側に存在するようにブラシ上にのせ、使用することが好ましい
また、当該口腔用組成物が芯鞘構造を有する場合は、鞘部を第一香料含有部分として芯部を第二香料含有部分とすることもできるが、芯部が第一香料含有部分、鞘部が第二香料含有部分であることが好ましい。当該口腔用組成物が練歯磨剤の場合、容器から出す際にどのように歯ブラシにのせても、口腔に適用される際には常に第二香料含有部分がより早く口腔内に適用されることになるため特に好適である。
また、多価金属化合物として亜鉛化合物を用い、その中でも酸化亜鉛を使用して練歯磨剤を調製した場合には、その性質により練歯磨剤は白変することになる。このとき、鞘部となる第二香料含有部分を透明な組成物とした場合には、チューブ容器から取り出した口腔用組成物の芯鞘構造が外観上も容易に認識することができ、意匠性(特に審美性)の観点からも好ましい態様となる。
なお、芯鞘構造を有する口腔用組成物の模式図の1例を図1に示す。
例えば図1に示されるように、チューブ容器から出された際の芯鞘構造を有する口腔用組成物の断面形状は、直径の異なる同心円が重なる構造を取り、内層に当たる直径の小さい円が芯部となり、外層に当たる当該芯部を覆う輪が鞘部となる。ただしこれらの形状は、図1に示すような円形に限らず、三角形や四角形等の多角形や星形等、種々の形状を取ることができ、図1に示すような同心円芯鞘構造が特に好ましい。また、芯部となる内層を2以上有するような形状を取ることもできる。芯部となる内層を2有するものの断面模式図の1例を図2に、4有するものの断面模式図の1例を図3に例示する。
以下、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の例に限定されるものではない。
製造例1:香料の調製
表1に記載の各種香料を混合し、香料A、B、C、D、E及びFを調製した。なお、表1の数値は、いずれも質量部比を示す(例えば、混合香料Aはメントール30質量部及びアネトール50質量部を混合したものである)。
Figure 0005448531
製造例2:口腔用組成物(練歯磨剤)の調製
第一香料含有部分、第二香料含有部分を調製し、これらを組み合わせて、各例の練歯磨剤(実施例1〜10及び比較例1〜3)を調製した。
具体的には、まず、常法により製造した練歯磨剤に酸化亜鉛を配合し、その後製造例1で調製した混合香料(香料A、B、C、D、E、F、G又はH)を配合し、第一香料含有部分とした。また、常法により製造した練歯磨剤に製造例1で調製した混合香料(香料H、I、J、K又はA)を配合し、第二香料含有部分とした。
ここで、混合香料A〜Gは、その調製に用いた香料が主にスパイス系香料及びハーブ系香料であり、第一香料含有部分に配合するのに適しており、また、混合香料H〜Kは、その調製に用いた香料が主にシトラス系香料、フルーツ系香料、ミント系香料、及びフローラル系香料であり、第二香料含有部分に配合するのに適している。
なお、酸化亜鉛は、第一香料含有部分に対して3質量%配合した。
そして、芯鞘構造を有する練歯磨剤を得るため、内部にプラスチック製の中空円筒を有する練歯磨剤用チューブを用い、前記中空円筒内に第一香料含有部分を充填し、チューブ内の前記中空円筒以外の部分に第二香料含有部分に係る練歯磨剤を充填した。前記チューブから充填した練歯磨剤を搾り出して、芯部が第一香料含有部分であって鞘部が第二香料含有部分である芯鞘構造を有する練歯磨剤を得た(図1に示す模式図参照)。当該芯鞘構造を有するそれぞれの練歯磨剤を各実施例および比較例として官能評価に用いた。なお、当該練歯磨剤において、(第一香料含有部分:第二香料含有部分)の質量比は(2:8)であった。
表2に、各実施例及び比較例において、「第一香料含有部分」に配合した混合香料、及び「第二香料含有部分」に配合した混合香料の組み合わせ、並びに当該混合香料の配合量を示す。なお、表2に記載される配合量の数値は、「第一香料含有部分配合香料」欄に記載されているものは第一香料含有部分に対する各混合香料の質量%を示し、「第二香料含有部分配合香料」欄に記載されているものは第二香料含有部分に対する各混合香料の質量%を示す。
官能評価
3人のモニターに、製造例2において調製した芯鞘構造を有する各例の歯磨剤組成物を各1gずつ歯ブラシにのせ、歯を磨いてもらった。そして、嗜好性及び味(マスキング)について、以下の評価基準により5段階で評価してもらった。
<評価基準>
5:非常によい
4:よい
3:普通
2:悪い
1:非常に悪い
評価値を集計し、平均値を算出した。それぞれの項目の平均値を表2の「嗜好性」及び「マスキング」欄に示す。
Figure 0005448531
香料A〜Gを第一香料含有部分に、香料H〜Kを第二香料含有部分にそれぞれ配合した練歯磨剤は、嗜好性が良好でかつ亜鉛イオンの金属味がマスキングされ味も良好であることが確認できた。なお、ここでの「良好」とは平均値>3であることをいう。
1:芯部(第一香料含有部分)
2:鞘部(第二香料含有部分)

Claims (7)

  1. 香料を含有する口腔用組成物であって、
    互いに異なる香調を有する第一香料含有部分と第二香料含有部分を有し、
    第一香料含有部分が第二香料含有部分によって覆われており、
    前記第一香料含有部分は、アネトール、オイゲノール、シンナミックアルデヒド、バニリン、エストラゴール、及びペリラアルデヒドからなる群より選択される少なくとも1種の香料、並びに多価金属化合物を含有し、
    前記第二香料含有部分は、ペパーミント、スペアミント、シトラール、リモネン、ヌートカトン、ベンズアルデヒド、エチルブチレート及びフェニルエチルアルコールからなる群より選択される少なくとも1種の香料を含有し、多価金属化合物を含有しない、
    口腔用組成物。
  2. 前記多価金属化合物が、亜鉛化合物、鉄化合物、銅化合物、スズ化合物、及びアルミニウム化合物からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の口腔用組成物。
  3. 第一香料含有部分1質量部に対して第二香料含有部分を1〜20質量部含有する、請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
  4. 表面積の50〜100%が第二香料含有部分である、請求項1〜3のいずれかに記載の口腔用組成物。
  5. 前記第一香料含有部分が芯部であり、前記第二香料含有部分が鞘部である芯鞘構造を有する請求項1〜4のいずれかに記載の口腔用組成物。
  6. 第一香料含有部分に、さらにメントール及びシネオールからなる群より選択される少なくとも1種を含有し、
    及び/又は、
    第二香料含有部分に、さらにメントール及びシネオールからなる群より選択される少なくとも1種を含有する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の口腔用組成物。
  7. 容器入り口腔用組成物であって、
    該容器から該口腔用組成物を出したときに、請求項1〜6のいずれかに記載の口腔用組成物が得られる、容器入り口腔用組成物。
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